1 :
吾輩は名無しである :
2010/10/06(水) 18:14:56
2 :
吾輩は名無しである :2010/10/06(水) 19:13:29
角川はガラス玉演戯を、講談社はさすらいの記をさっさと復刊すべし
この人の作品ってどれも読みづらい オリジナルが悪いのか翻訳が悪いのかは分からんが
4 :
吾輩は名無しである :2010/10/11(月) 18:45:34
ステッペンウルフ最高
5 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 02:10:27
ヒッピーになりたい
ガラス玉演技ブッキング版(高橋健二)と角川リバイバル版を手に入れたんだが、結局、電子データ版も買ってiPhoneで読んだ。 絶版本を持ち歩くのは気が引けたから。
7 :
吾輩は名無しである :2010/10/16(土) 14:25:06
↑趣味がいい
岩波文庫の『ナルチスとゴルトムント』手に入れたぜ
このまえヘッセ詩集を買ったんだ 紙質が良かった
夢は見るものじゃない* 語るものじゃない☆ 叶えるものだ* そう☆ 変態糞食い乙女モコといっしょに 叶えるものなんだヨ* ごほうびに チンポ ちょうだいッ)(*≪((((●))))≫) 早く! 早くぅっ! 早く 不潔なファックしてヨっ(*≪((((●))))≫) モコは女の子だヨ☆ モコは変態糞食い乙女なんだヨ* 小学生の時、モコは ぜんぜんテレビを見なかったの* 学校でキムタクとキンキキッズとか みんなが話してた時も モコ、ぜんぜん分からなくて。 とりあえず 近所の駄菓子屋さんに行って 10円ぐらいで売ってた顔写真つきの駄菓子を買って 「モコも知ってるヨ!」って知ったかぶりをしてました。 モコは 中学生になりました* 中学校に行ったら「短いスカートをはいたらダメだよ」って言われました。 それで モコはママに「すごくキツいヨ〜」って言ったんです。 ママは「じゃ やめなさい」と言いました。 それでモコは 中学生をやめました* テレビの「ミュージック ステーション」を見てたら AKB48さんが「スカート、ひらり」を歌いながら ブルマーを見せてたんです* モコは「何でテレビでブルマーを見せてるんだろう?」って思いました。 そして「モコもテレビでブルマーを見せたい!」って思いました。 それからモコは SKE48に入りました。 SKE48に入ったことは 友だちには秘密なの* ああっ…あこがれの ぶっといチンポで*≪((((●))))≫) 思うぞんぶん セックスがしてみたいなァ〜*≪((((●))))≫) ぶっといチンポならば 国際社会に出たとしても*恥ずかしくないッ!!!* ウンコをする白い妖精☆コマネチ(*≪((((●))))≫) ● ● ● ウンコをするビーチの妖精☆浅尾美和(*≪((((●))))≫) ● ● ●
11 :
吾輩は名無しである :2010/10/25(月) 01:40:01
ハンス・カロッサが好き。
再来年って没後50年だね。 スイスは日本より著作権保護期間長いんだっけ?
13 :
吾輩は名無しである :2010/10/31(日) 21:31:38
車輪の下良いね
14 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 00:51:06
いや『デーミアン』の甘美さといったらもう…
車輪の下って昔読んで細かいことはすっかり忘れているんだけど、暗くて救いのない話しだと思った気がする。 他の長編はなんかしら悟りとか希望とか未来への覚悟とかあるのに、車輪の下は異質じゃないかな?
救いのない所がまた良いよね
17 :
フロイド・メイウェザーJr :2010/11/10(水) 18:30:27
『車輪の下』は例のワルの友達との友情がすばらしいな!
田舎の優秀な子 ↓ 神学校に行く ↓ 異端児と友達になる ↓ 退学 ↓ 地元で働く ↓ 死ぬ 何年も読んでないけどこんなイメージ
19 :
吾輩は名無しである :2010/11/12(金) 00:24:24
卒論に大好きなヘッセを選んでいま取り組んでる
ペーター・カーメンチンコ だったか、 ペーター・オカチメンコ だったっけか??忘れた
21 :
フロイド・メイウェザーJr :2010/11/12(金) 22:54:22
それよりさあ、 ヘッセの最高傑作ってなに?
車輪の下じゃねえの?
23 :
フロイド・メイウェザーJr :2010/11/12(金) 23:19:35
やっぱそうかなあ
>>18 を見て思ったけど、やっぱりガラス玉演義が最高峰なんじゃね?
書き直した車輪の下って感じもするし、クネヒトの遺稿で東洋思想とについても語り直してるし。
25 :
フロイド・メイウェザーJr :2010/11/14(日) 23:19:59
読んでみたいけど絶版なのかな?
26 :
吾輩は名無しである :2010/11/14(日) 23:26:40
>>22 ペーター・カーメンチントだよ。
あれこそ抒情作家、ヘッセの本質。
ガラス玉は訳が判らんw
>>25 絶版だけどグーテンベルク21なら今でも入手できる。
28 :
フロイド・メイウェザーJr :2010/11/15(月) 00:34:35
ありがとうございます!
正義の守護者であるモコ派の軍隊の肛門は まだ開いている状態だ!* テリー伊藤が 紅白のブレーンになってから 紅白が おかしくなってきた* 若年層は元からTVを見ないんだからJ−POPだのジャニタレを出して ガキに媚び売るのいい加減にやめろ* NHKって学習能力無さ杉だろ☆ それより70〜80年代に一世風靡したアイドルやニューミュージック勢を たくさん出せば中高年層が少しは戻って来るし、視聴率大幅アップ!* ととのいました! 韓国人とかけまして!(*)((Φ)) 黒人ととく! その心は! どちらも ソウル! (*)((ω)) 韓国人と黒人は 似ているんだよネ* 似ているから ケンカするんだ ☆ 似てるもの同士のケンカは いちばん怖いんだ 骨肉のケンカになるんだヨ! (*)((ξ)) ロス暴動の時なんかは、韓国人と黒人とが 銃で撃ち合いをしてたからネ* モコ派と アンチモコ派も よく似ているんだよネ*(*)((υ)) 昔、愚乱浪花さんがデビューして間もない頃、 愚乱浪花さんのことをテレビで見た(*)((ο)) 愚乱浪花さんのご両親のインタビューもあった(*)((Φ)) プロレス界入りについて 愚乱浪花さんのご両親は 「もう 村川社長(サスケ)に ぜんぶおまかせします」(*)((ο)) と 言ってた(*)((ξ)) 愚乱浪花さんのご両親は愚乱浪花さんに 「村川社長は いい人だから 村川社長について行きなさい」((ο)) と 言っていた(*)((ω)) それなのに… あれから いろいろあって、あんなことになってしまって・・* エキストラで汁男優のサモハン チンポー氏は(*)((ξ)) 女優に陵辱の限りを尽くし、内臓を損傷させた!!☆(*)((ξ)) 「ごめんね! ごめんね!」と ひたすらあやまるサモハン チンポー氏☆ 警察も サモハン チンポー氏のことを「クズ」と断定(*)((Φ)) 裁判で裁く値打ちもないと 無罪放免☆(*)((δ)) モコも「アク禁」にする値打ちもないと 無罪放免か!?(*)((φ)) 美肛門専門誌『美少女モコアナル専科』買いませんか!?(*)((ο)) ウンコおもらしに魅せられた少女モコ(*)((υ)) ウンコが変われば行動が変わる (*)((Φ))
甘い葡萄酒というが、俺はワインを甘いなどと思ったことがない。 かつての葡萄酒は甘かったのかな。
ドイツのワインは甘い
赤玉ワインw
ヘッセの描く女って …受け入れがたいのが多い
34 :
吾輩は名無しである :2010/12/09(木) 19:45:55
「車輪の下」の少年は、その後機械工として身をたて、 青年実業家になるという展開でもよかったな。
35 :
吾輩は名無しである :2010/12/10(金) 00:00:36
最近、ヘッセを読みはじめたけど 「ハリーポッター」を読むような感じでスラスラ読めて面白い。 今のところ、「シッダールタ」が最高傑作。
俺は昔読んだ車輪の下でヘッセつまらんと思ってたが、最近手にしたシッダールタでハマった。 初期作だと思って侮って読んでいなかったんたがペーター・カーメンチントは凄いな。春の嵐、クヌルプ、車輪の下、知と愛、ガラス玉演技、みんなこの作品の派生じゃないか。
37 :
吾輩は名無しである :2010/12/10(金) 02:40:22
あれ?デーミアンは?
デーミアンはヘッセが精神病んじゃった時に開眼した作風なんでない? 他にサイコっぽいのはメルヒェンと荒野の狼か。
39 :
吾輩は名無しである :2010/12/11(土) 17:56:25
「ピストルを買うための7マルクを送れ!!」
40 :
吾輩は名無しである :2010/12/13(月) 00:06:22
「車輪の下」は和田秀樹や寺脇研が書いてもいいかな。
41 :
吾輩は名無しである :2010/12/13(月) 23:53:55
今「荒野のおおかみ」読み中。 かなり面白い。
荒野の狼は前半がけっこう大変だった。
43 :
吾輩は名無しである :2010/12/18(土) 07:26:26
「車輪の下」は鬱病とノイローゼの文学的なカルテとして愛読している。 神学校への入学が決まってつかの間の休みを楽しむ情景が最高に美しい。 鱒が透明な川を泳いでいく姿とか。 かえすがえす残念なことは、この「休暇中」に近所の神父が少年に よかれと思って「勉強会」のようなものを無理矢理開催し、少年が 勉強疲れを、更にひきずってしまうことだ。 この少年にはもっと休み、遊ぶ時間が必要だったのだが。
車輪の下を内容を知らず読んだら 最高に鬱になった
車輪の下は情景描写が長ったるくてテンポ悪かった気がする
薄い本だし気にならなかったな。
確かに長い そんなに景色を楽しんだことがないな ウォーキングしてくるか
48 :
■く■わ■え■タ■バ■コ■で■鉄■パ■イ■プ■殴■打■モ■コ■ :2010/12/24(金) 12:46:12
☆モコは ついに 上流階級の仲間に入った!!*!(*)((φ)) 大桃美代子よ! !(*)((ξ)) 勝って、勝って、勝ちまくろうじゃないか!(*)((ψ)) 麻木久仁子よ!!(*)((Φ)) 勝って、勝って、勝ちまくろうじゃないか!(*)((υ)) 東北での市場シェア拡大の命運を決するモコ軍団の大決戦!(*)((Φ)) 最後に勝負を決めるのは「執念」だ☆ 「粘り」だ(*)((φ)) 今や東北は日本中の注目の的だ(*)((ψ)) みなが熱い期待を寄せている(*)((Φ)) 普段は大らかな仙台支部のモコ書記長も、 今度ばかりは目の色が違う(笑い) (*)((Φ)) 「勇気!勇気!勇気!」と励まし合いながら、大前進だ(*)((φ)) 東北の歴史を開く大闘争! (*)((Φ)) いよいよ正念場だ* 勝利の峰は、もうすぐだ(*)((ψ)) かつてモコ元帥は同志に、こう指導してくださった(*)((Φ)) 「戦いがあるから、人は自己の建設と、境涯を開くことができる」 ☆ 「戦いがなければ、よどんだ水が腐るように 自分で自分の成長を止めてしまう(*)((Φ)) この世に生きた歴史も残せず、暗い無意味な一生で 後悔して屍をさらすだけだ」と(*)((υ)) だからこそ、我らモコ派は戦いを起こす! (*)((Φ)) 勇敢に戦う! ☆ 勝利の歴史を創る! (*)((ξ)) これが 常勝 モコ軍団の「不滅の大精神」だ (*)((Φ)) 青森支社も闘志満々だ(*)((ο)) 八戸! 弘前! 六ヶ所村! 津軽海峡! 十和田湖! 尻屋崎! * 竜飛岬! 五所川原! 三沢! 陸奥! 青森中の同志が 炎のごとく総決起した! (*)((Φ)) モコ将軍の恩書には「今に至るまで軍やむ事なし」 (*)((υ)) 「モコ! 一度もしりぞく心なし」と仰せである(*)((Φ)) 「正義の連続闘争」こそ東北支部の偉大な使命だ(*)((ξ))
49 :
吾輩は名無しである :2010/12/31(金) 15:25:01
なんかヘッセ読者ってさあ日本の良心ッて感じね まだまともな人間が日本にいるのなて感じ
キモいよそういうの
>>49 そうですよね。
なぜだか、わからないけど、なんだかうれしいです。
52 :
吾輩は名無しである :2011/01/01(土) 12:36:59
少年の日の思い出 車輪の下 は凄く良かった。 あの哀愁を感じさせる雰囲気としっかりした情景、心理描写おかげで背景や状況がしっかり把握出来て、頭の中で全部の絵が浮かび上がってくる。 自分の中で最高の作家。
53 :
吾輩は名無しである :2011/01/02(日) 07:11:56
ヘッセはユーモアに欠け真面目過ぎ、日本人に相性の良い作家かもな 俺もヘッセの苦悩の表現は割とすんなり把握出来た 気がする オッサンになった最近ヘッセを読み出したんだけど妙に親近感が湧いた 苦悩は人間だけに許された味なんだね 家畜は自分が家畜である意識は無いから苦悩しない、単に存在していれば良いのだ 人間は社会と自然の中で人間である事を意識すればするほど苦悩してしまう 家畜を食す事にさえ苦悩し始める人間まで居る病的な存在
20年以上昔に、シッダールタ、車輪の下、クヌルプ、デミアン 全部良かった名作だったという記憶が残ってる 内容は忘れたw
内容を忘れるくらいじゃ・・・w
↑読書経験が浅いな
w
面白かったことだけ覚えている つまらなかったことだけ覚えている 感動したことだけ覚えている 腹が立ったことだけ覚えいる いずれも、よくある話。
>>58 本当にそうですね。
何年生きたとしても、一日分の記憶も無いのだから。
60 :
吾輩は名無しである :2011/01/03(月) 19:59:13
>>58 つまらなかった事だけ覚えている
ってのも、改めて読んでみると面白かったりするよな。
61 :
氷上鳥 ◆n7YWDDtkCQ :2011/01/09(日) 18:11:41
ヘッセの文章にユーモアが感じられないんじゃヘッセと相性はそんなに良くないと思ったほうがいい この人の文章はどれもユーモアに満ち溢れてるよ だから楽しく読めるんだから あと『車輪の下』は『車輪の下に』の題名のやつを読んだほうがいい 『デーミアン』は昔の全集のやつだな。『ナルチスとゴルトムント』が『聖母の泉』というタイトルで入ってるやつ ヘッセ独特のユーモラスな文章を指摘してあげられる それにしてもヘッセの生涯を描く卒論がまだ1枚も進んでない 20日が締め切りというのに…
62 :
吾輩は名無しである :2011/01/09(日) 19:47:24
>>61 >あと『車輪の下』は『車輪の下に』の題名のやつを読んだほうがいい
「下に」の秋山訳はどうも趣味にあわなかったな
63 :
氷上鳥 ◆n7YWDDtkCQ :2011/01/11(火) 22:45:13
『評伝ヘルマン・ヘッセ〜危機の巡礼者〜』の上巻を読み終わった この評伝は下巻の最初に載ってる写真が衝撃的だ 老熟したヘッセの姿は『ヘッセの読書術』の表紙の凛然とした老紳士の姿で固定化されて この姿のまま息を引き取ったかのように思っていたが 評伝下巻に掲載されている息を引き取る2年前のヘッセは、意識が朦朧としてそうな 介護センターにいるような老人の姿だ これほどリアルなヘッセの姿は作品の上でも、ヘッセに関する解説の上でも見たことがない
64 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/13(木) 00:06:37
ふむ。ペンギンもといエコだろう。久々に見るな。もうRPGは作らんのか。
マジキチ
モコは 戦争に 負けても 占領されても 力強く しぶとく 生き残るのだ☆ モコは 強い!* いや、愛は 強い!* 最後に モコは勝つ! そして 愛は勝つ!☆ モコだけは 生き残る!☆ そして 愛だけは 生き残る!* モコは「エリートパンパン」、「セレブパンパン」なのだからッ!!☆ モコは終戦直後、いち早く 国を売り アメリカに寝返って 米兵相手の「パンパン」や「ぶら下がり」をやっていたというじゃないか!☆ 挙句の果てに 将校さんの「オンリーさん」になっていたというじゃないか!* これこそが 痴漢行為にも劣る卑劣な売国行為!☆ 非国民! 愚行のきわみだ!* モコは米兵の将校さんに対して SEXを武器にして のし上がってきたそうじゃないか!☆ 石を投げて批判をしたら、そのときモコは 何て言ったと思う!* 「女の いくさは 生きることです!」 と 憮然たる顔をして のたまったのだ!☆ あきれて ものも言えない!(苦笑)* モコのマンコから 粘度の濃い淫汁が あふれ出してきたの(*)((φ)) その淫汁の匂いを嗅いで興奮した男たちが(*)((ξ)) チ●ポを立てて 一斉にモコに襲いかかってきたの(*)((δ)) 乱交パーティーは10時間も続いたの(*)((Φ)) 暴走族はみんな疲れ果ててしまったの(*)((ο)) でも モコだけは 時間が経つにつれて 激しく燃えてきたの(*)((φ)) 乱交パーティーが終わっても モコはオナニーをしていたのヨ(*)((ξ)) モコのオマンコをみてくれた人! モコのオマンコをナメてくれた人!☆ モコ一派の実態を、よく知る学者も「これはもう 単なる事業団体とはいえない。まるで暴力団か不法集団だ」と怒っていた* 関東にも、札付きの畜生構成員がゴロゴロいる☆ なかでも、千葉・松戸のモコ!☆ モコは、正真正銘の悪党だ!* ところが、散々着服して、家のローンを払い終えると モコのやつは手のひらを返したように、トニーコーポを口汚なく罵りだした* 「二枚舌」どころか、何枚、舌があるのか分からない、コウモリみたいなやつだ!☆
ヘッセみたいな感じでおススメの小説家知りませんか?
カロッサは?
トーマスマン
70 :
吾輩は名無しである :2011/03/27(日) 23:21:50.23
誰か原書で読んだ人いる? どんな感じなんだろう
71 :
吾輩は名無しである :2011/04/01(金) 02:41:11.09
さして独語はできないが、高橋さんのは妙を得た訳文だと思う
ヘッセみたいな感じって。 ヘッセみたいな感じの作家ってないだろ。 作風がヘッセみたいってことなのか? 大体ヘッセにせよある小説家にせよ好きなやつだったら ヘッセみたいな感じの小説家を所望したりしないわ。 その作家の作風や文体が好きっておかしいだろ。
73 :
吾輩は名無しである :2011/04/02(土) 19:30:57.67
郷愁 でドイツの作家・詩人をリストアップして それに影響を受けた国内外の作家を調べる なんてことは高校生や無学な私大文系にも出来ることだ
瀕死の黒鳥、大地に沈む
75 :
吾輩は名無しである :2011/04/21(木) 18:08:05.69
森の道を歩く
76 :
吾輩は名無しである :2011/04/23(土) 13:35:09.31
トーマスマンとヘッセは好きですね
77 :
吾輩は名無しである :2011/04/24(日) 15:46:48.51
郷愁購入age
そういえば郷愁だけ読んだことないな
昨日のマジすか学園2で、デーミアンの一節を屋上で朗唱する文学不良少女、 松井ジュリナが超かっこ良かった そのとなりで「我が道をマジで征く、あんたは英雄だね」と皮肉るまゆゆに、 「ヘッセヲタだな」と応じるジュリナ 知性派不良少女同士による屈指の萌えシーンだった
そういえば、第1話で車輪の下を愛読しているジュリナに、 まゆゆが、「あたしはハンスみたいに車輪の下敷きにはならない」と宣言するシーンもあった この調子で最終回までヘッセの小ネタを挿入し続けてほしいw
マジすか学園は見たことないけど 教授の部屋でゲーテ像見たハリーを思い出した
デミアン以降の作品で1冊読むならどれがいいですか?
デーミアンみたいなのが好みなら荒野のおおかみがいいかも 因みに、宇多田ヒカルは荒野のおおかみとシッダールタがお好きらしいね シッダールタも読む価値あり(お釈迦様の話ではない) もし一冊だけと云うなら、ノーベル賞のガラス玉演戯も外せない 先日のマジすか学園2はヘッセネタこそなかったものの、 ヘッセヲタ松井珠理奈がマックス・デミアン信奉者の本領を発揮。 盟友まゆゆの仇を報ずる為、たった一人でライバル校にカチコミをかける。 昭和残侠伝シリーズの高倉健を彷彿とさせる熱い漢っぷりに痺れた。
ノーベル賞って作品限定なのか?
なぜデミアン以降に限定してるのか気になる。
>>83 どうもありがとう。その2冊にします。ガラス玉は売ってたら買いたい
>>85 デミアン・郷愁・春の嵐・車輪しか読んでないんで・・・
休み中に ゲルトルートか春の嵐どっちかを読もうと思うんだけど どっちがいい?
自分で決められないのか?
>>87 二冊とも読んどけ。
理解が深まると思うぜ
>>84 賞は作品群に対してなんだろうけど、契機になった作品って事じゃないかね。
両方読んでないけど俺ならゲルトルート行く
全員でボケ続けるのも、あんまり面白くないな。
93 :
吾輩は名無しである :2011/05/10(火) 06:15:46.15
結構結構、なかなかよいと思うよ
ゲルトルート購入 いってきます
週末にペーター•カーメンチントか郷愁のどちらかを読もうと考えていますが、どちらがより飲んだくれ向けですか?
96 :
吾輩は名無しである :2011/05/11(水) 00:57:16.78
大学時代にデミアン読んで感動したんだが… 今じゃとても分厚くて読めないよ
97 :
吾輩は名無しである :2011/05/11(水) 00:58:28.44
ヘッセ〓デミアンだと思う。 ガラスや車輪もいいけど。一つ代表作をあげるなら
>>17 >『車輪の下』は例のワルの友達との友情がすばらしいな!
モデルになったこの悪友はヘッセの葬儀の時に出席してたらしいね。
その人みたいにヘッセと共に生きてきた人がいるんだよなあ
ハイルナーかっけー
102 :
吾輩は名無しである :2011/05/12(木) 22:13:27.69
クローマーって誰だろうか
30になって、ヘッセって結局弱虫だったんだなと思うようになったが、 人にそう言われるとなぜだかすごく腹が立つ自分が・・・
104 :
吾輩は名無しである :2011/05/15(日) 01:30:38.12
今の若者はヘッセ読むのかな
読むことは読むとは思うが、?な感じが多そうだな どうなんだろう
車輪の下は読書感想文とかで薦められてるんじゃないのか
18だけど傾倒してるよ
サルトル読む奴よりは多そう
109 :
吾輩は名無しである :2011/05/15(日) 18:22:31.81
>>106 高校あたりで?
>>107 ちょwwおま若過ぎw
ヘッセはドイツ出身だけど、こういうヘッセの作品って日本向きなんだろうね
逆に日本の作品がどういう国で広く読まれてるか気になる
ヘッセに親近感おぼえる読者は、自殺予備軍が多いから気をつけたほうがいい でも、その感受性は、高貴で鋭いものがあるので、それは誇りに思ってもよいのだと思う
111 :
吾輩は名無しである :2011/05/16(月) 14:37:57.78
ほー
所謂おおかみの自殺者でしょう 多分自覚的な人ばかりだと思う
ただ主人公がアウトローってだけだよね
は?
このスレで厨二病が使われるとは思わなかった 勿論悪い意味で
厨二って言葉が、さいきんはガキっぽい
118 :
吾輩は名無しである :2011/05/18(水) 00:31:37.46
語意はそうそう変動せんよ
中2というよりは不器用だね
120 :
吾輩は名無しである :2011/05/19(木) 16:03:32.22
デミアンは一気に読めたんだが車輪の下とか字が小さいし読みにくい。 デミアンのような感動あるかね?
厨二なら感動するかも、大人なら「♪〜校長先生の言うこと聞いとけ、校長先生の言うこと聞いとけ!」 Willst du mir versprechen, dir ordentlich Mühe zu geben? Nur nicht matt werden, sonst kommt man unters Rat. 規則正しく努力すると約束してくれるかい? 怠け者にならないことだ、さもないと車輪の下敷きになってしまうぞ
中学生ころの読書感想文で読んだときは 本の読み方も何も知らず、 ただ酔っぱらって死んだだけじゃん!と思った。 初めて読んだ文学でした。
車輪の下はハンスの年代の真っ只中で読むよりは、回想できる年代になってから 読むと味わい深い。 逆にデミアンは思春期真っ只中の間に読むと痺れる。
124 :
吾輩は名無しである :2011/05/19(木) 22:34:22.93
>>123 デミアンには酔いしれた。あれはヤバいわ。
車輪の下は回想できる年齢だけどまだ精神がそこまで大人になってないから回顧できないわ。
デミアンは高校生〜大学生あたりで読むとかなりの麻薬感があるね
125 :
吾輩は名無しである :2011/05/19(木) 23:18:21.53
確かにユーモアはこれっぽっちもないな。好きだけど。 トーマス・マンもくそ真面目だが、ひょっとして頑張ってる?ってとこはある。 ドイツ人気質かね。 今となってみると、ペーター・カーメンチントが懐かしい。 十代このかた読んでないけど、ロマンティックとはあのことかと思う。
126 :
吾輩は名無しである :2011/05/19(木) 23:30:02.84 BE:1089038382-2BP(0)
知と愛(ナルチス ウント ゴルトムント)はお気に入りだよ! では!
127 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 14:37:39.65
ドイツ人と日本人は相性いいよ 似てる
128 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 15:01:58.18
知と愛は芸術家必読だよな 俺は芸術家じゃないけどw
129 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 15:10:14.22
へるまん?へっせ!
130 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 16:07:02.29
知と愛っ何?
131 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 16:57:31.92
132 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 17:41:42.40
>>131 それはヘッセの作品?
まだデミアンと車輪の下しか読んでないからなんか読もうかな〜
お薦めあるかな
ガラス玉とかどうなの
>>132 ヘッセのだよ
ヘッセは発表された順番に読んでいくのが良いかも
134 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 18:37:50.24
>>133 わかった。
デミアン、車輪の下以外に読む価値があるとするとなにかね
135 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 18:56:51.32
>>134 知と愛かなぁ
たしかヘッセの中で最も小説らしい作品、という評価だったと思うし、万人向けの作品
内容は文句なし
ただ僕の好みなので、あなたに合うかは分からない
ガラス玉でしょ
steppen wolfは異質という意味で外せないと思う
138 :
吾輩は名無しである :2011/05/21(土) 13:16:09.49
「ヘルマンヘッセ全集」のガラス玉は良くないの? 角川文庫のは古い漢字が使われてて手を出しづらい
140 :
吾輩は名無しである :2011/05/22(日) 19:25:22.74
新潮文庫のは詠みやすかった
角川の遊戯は本当に読みにくい。 演戯の方も序章が難解だと感じたけど、遊戯の旧漢字を読んだら高橋訳がいかに読み易かった思い知った。
そっか、やっぱ角川買うの止めよう。ただでさえ漢字苦手だし・・
143 :
吾輩は名無しである :2011/05/23(月) 15:10:10.61
高橋健二のが一番読みやすいよ
たしか高橋健二の訳って一部ではぼろくそに叩かれてた気がするが、 個人的には硬質な言葉づかいという感じがして、自分は好き
145 :
吾輩は名無しである :2011/05/23(月) 19:43:08.42
俺は好きだよ。 原文でデミアンや車輪の下読むの流石にキツいだろ まあ俺はこの人の訳好き
こいつの『車輪の下』を読んで、あやうく自殺しかけた 家族・友人が支えてくれたおかげで、ウツ入院で済んだけどな 小説が凶器となることを身をもって知ったぜ
お前がやばいだけ
やばいのはオレか? やばいのは、深遠に引きずり込んだ挙句に絶望に叩き落すヘッセの文才だ 高校の課題図書にするのは、狂気の沙汰だ
149 :
吾輩は名無しである :2011/05/24(火) 15:38:36.20
「デミアン」で躁状態になった。強力なパワーがあるな。 「デミアン」読んだあとはなんかドーパミンが出まくったな。 小説が凶器になる作家はたまーにいる
朝の通学通勤なんかで読んで揺さぶられちゃった日にはもうね
151 :
吾輩は名無しである :2011/05/24(火) 20:01:33.43
>>146 俺は高校の時『人間失格』読んであやうく学校退学か休学するところだったぞ
作者は違うが
デミアンはいいかげん、デーミアンに統一すべきだろ 6号戦車をティーゲルと表記し続けるようなもんで今どきハズすぎるわ 結局、健二訳の新潮文庫版が生き残った結果、醜態をさらし続けるハメになってしまった 生きの良い新訳キボンヌ どうでもいいけど、マジすか学園2でジュリナが愛読してるのも新潮文庫版デミアンだw
153 :
吾輩は名無しである :2011/05/25(水) 19:28:20.19
一応言ってやるよ…… マジすか?!!
ウェルテルが直らないくらいだから無理だろうね
マジすか学園とか本当に勘弁して欲しい
マジだよ マジに生きなきゃ申し訳ねーだろーが byハイデルベルヒのトニオ・クレーゲル
はー、俺も小説書いてみたいけど、なんにも思いつかない・・
思いつかない苦しみを書け 俺は読みたいぞ
ちょっと書き始めたよ 完成するか分かんないけど・・ クヌルプが最後に納得して死すのは 自分自身で満足できるなりの、行動を起こしたからなんだよな 同じ死ぬにしても是非そうありたいものだよ。 クヌルプはアマゾンのレビューも素晴らしいね
クヌルプは久しぶりに最後の方を流したけど 行動を起こす起こさんではなく 「何もかもあるべきとおりです」の一言に尽きるように思うが いや、もう眠いからまた後日読みなおすことにしよう
161 :
吾輩は名無しである :2011/06/02(木) 03:23:55.21
デーミアン読んだ感想 クナウアーに萌えてしまいました 従順に調教してチンポくわえさせたいなあ
162 :
吾輩は名無しである :2011/06/02(木) 17:48:03.16
お腹へるまん・屁っせ
164 :
吾輩は名無しである :2011/06/02(木) 20:07:31.44
アマゾンのレビューだとデミアンは満点だ デミアンと車輪の下はどっちが評価高いんだろうか。。。 一般的(普通の人)には車輪の下の方が知られてるみたいだけどどうなんだろう。
全部読んだわけじゃないけど、「物語として見て」 きちんとまとまってるのは車輪だよね
166 :
吾輩は名無しである :2011/06/03(金) 00:18:42.75
「詩人になりたい、でなければ何にもなりたくない」 というところに覚悟を感じる あと「車輪の下」は正攻法的な小説という感じがした
167 :
吾輩は名無しである :2011/06/03(金) 07:28:08.31
ヘッセたばこ吸いすぎ
168 :
吾輩は名無しである :2011/06/04(土) 20:24:47.00
デーミアンてキチガイじみた小説だな 理解に苦しむ
>>168 お前にキョーヨーがねーからだよ、ヘア・アッフェ
ユング心理学やグノーシス主義を知ってればサルにも理解できる
もっともそんなサルはいねーかw
知的に高くしかも小説をよく読む人でも、デミアンはさっぱり分からなかったと言っていた人を2人知っている。 そういう小説なんだろうな。 俺とかは高校のときに読んで胸がギュィィィィィィンとなるほど(笑)引き込まれてしまったが。
面白い物語ではあるけれど、キチガイじみてるという感想も頷けるよ。
経験に依る本でしょうね
メンヘラ向け
AからZまで理解できる小説なんて読みたくもないが。 それとキチガイ、とまでは行かないにしても ある程度倒錯した内容でないとつまらんだろう? 論理的にうんちくを得たいなら哲学書がいいよ
サルどもは携帯小説でも読んでりゃいいんだよ
176 :
吾輩は名無しである :2011/06/05(日) 15:49:10.84
今やヘッセも携帯で読めるけどな
177 :
吾輩は名無しである :2011/06/05(日) 16:19:55.42
狂 人 以 外 お 断 り
178 :
吾輩は名無しである :2011/06/05(日) 17:00:35.06
地獄は克服出来るってヘッセの散文集らしき本ってどう?
179 :
吾輩は名無しである :2011/06/05(日) 20:56:07.90
あと「わがままこそ最高の美徳」ってのもある 共にヘッセの各作品からの引用で説かれいるが 全部の作品を読んだことない自分にとっても 凄く面白かった ヘッセいいね! 30過ぎてヘッセにハマってる
だなー。ヘッセを読みかえすと郷愁を感じるよな
>>178 おれは好きだよ
ヘッセが晩年にむけて、
「おれはもうくだらないものは書かないし、くだらないことはせんのだ」
っていう覚悟みたいなのが伝わってくる
自分の弱さを認めた上で、本当に価値のあることについてやわらかく思索してる感じだ
車輪の下やっぱりいいなあ そして月曜ですなあ
「青春を模倣する老年ほど醜いものはない」というヘッセの言葉が好きだ 歳はとっても心は永遠の青春とかほざいている無責任な日本の政官財のジジ・ババどもに聞かせてやりたい。 若作りして恥じさらすより、未熟な青年を導く老賢者を目指すべきだろう。
>>183 いま俺が読んでいるキルケゴールタンがそんなことを書いていたよ。
>若い者にも負けず劣らず子供染みた幻想を持っている男や女や老人たちが実に多いのである。しかし人は、幻想には本質的に希望の幻想と追憶の幻想という二つの形態があることを見落としている。青年は希望の幻想を持ち、老人は追憶の幻想を持っている。
さすが詩人ヘッセ。絶望に捕らわれないように、希望を本能的に嫌っていたのかもしれない。
185 :
吾輩は名無しである :2011/06/07(火) 21:37:55.13
>>168 >>170 >>171 [逸話]
>ヘッセの作品は難解であるともされており、「ミッキーマウスは誰もが解るし、ヘルマン・ヘッセは少数しか解らない。
アルベルト・アインシュタインを解るのはほんの一握りしかいないし、そしてノートン1世を理解する者は一人もいない」というジョークが存在する[1]。
分からない奴は分からなくていい。その人たちは普通の人だから。その人たちはある種幸せな人間なのかも。読む人を選ぶ本だ。
そう思っていた時期が僕にもありました
187 :
吾輩は名無しである :2011/06/07(火) 22:34:43.81
デーミアンや荒野の狼みたいな小説に共鳴してしまう精神性はあまり有り難い事ばかりじゃないかもな
自分に理解できない本をキチガイじみたとか云う前に、自らの不明を恥じろ デーミアンで言及されている神、アブラクサスを辿れば アカデミックな知識と表裏の関係で、欧州の知識人に脈々と受け継がれている 西洋神秘哲学の流れに気づく事ができるし ヘッセがデーミアンを書く前にユングと頻繁に書簡を交わしている事を知れば ヘッセがユングを通じて分析心理学の原型論やグノーシス主義等の神秘学の造詣を深め その後の作風に変化を来した理由がわかる 頭は生きている内に使えよ、サル野郎 自分の理解の範疇を超えた作品を貶す前に、謙虚に自分の不明に気づく事 そこから、 サルからヒトへの道程がはじまる デーミアンをキチガイじみた小説と貶して終わりでは サルは生涯サルのままで終わると知れ
190 :
吾輩は名無しである :2011/06/08(水) 16:08:58.94
猿以外お断り
192 :
吾輩は名無しである :2011/06/08(水) 16:32:20.55
>>サルからヒトへの道程がはじまる 生物学的に間違っているな
ヘッセ好きは病んでるのが多い
こいつらには余計なお世話だぞ こいつら全員サル以下の在日なんだからな
荒野じゃなくて 狼を題材にした短編が好きだったな たしか最後に狼が村人達に殺されてしまう話
197 :
吾輩は名無しである :2011/06/10(金) 08:57:30.16
そりで遊んでいて大怪我するのは「春の嵐」か「デミアン」か?
春の嵐だよ
>>193 まじバカだな、お前
英語でもEvolved monkeysって云うだろ
ただの比喩的表現じゃないか
200 :
459 :2011/06/10(金) 23:49:02.72
>デーミアンや荒野の狼みたいな小説に共鳴してしまう精神性はあまり有り難い事ばかりじゃないかもな 具体的にどう「共鳴してしまう精神性」でどう「有り難くない」んですか? 詳しくお願いします
デミアンはユングの共時性の影響受けているよね。
202 :
吾輩は名無しである :2011/06/11(土) 02:49:18.04
ねぇジンクレール、君の言う共鳴してしまう精神性ってどういう事なの? どんな時にそれを有り難くない事だなんて思うんだい? 君だってオナニーしまくってるブタのくせに何を偉そうにほざいてるのさ!
「庭仕事の愉しみ」文庫化されたね
>>193 ネット廃人につける薬はないw
クズは相手にするな、沸いてくるから
狂った粘着はスルーしとけ
>>192 DU Schwul(藁
Ich schäme mich für deine Dummheit.
君らの周りには生きることに謙虚で誠実で思索的な人間っている?
自ら生贄になった雨乞い師親子の話しってどの本に載っていたっけ?
212 :
吾輩は名無しである :2011/06/16(木) 02:36:46.07
生きることに謙虚ってどういう意味?
自ら生贄になった雨乞い師親子の話ってどういう意味?
>>213 そんな内容の短編を読んだ記憶があるのですが、何に収蔵されていたか思い出せません。
215 :
吾輩は名無しである :2011/06/16(木) 11:01:53.42
ヘッセは菜食主義だったの?
ユキチカはストレートでちびちびやるべき
217 :
吾輩は名無しである :2011/06/17(金) 11:41:44.77
>>214 それ知らないけど、すごいヘッセの主題に合う感じで面白そうだな。まだ自分のなかでヘッセの主題の定義付けは済んでもいないが
パロアルトからユキチカに引っ越すようなものだろ
孤独を理解させ受け入れて自分のものにするのにヘッセは本当に力になってくれた 人に優しくする事は出来ないけど、人を優しく見つめられるようになった
彼の全生涯は、自分自身への愛なくしては隣人愛も不可能だということを示す実例、 また自己憎悪は、どぎつい利己主義とまったくおなじものであり、 結局はまったくおなじ恐ろしい孤立と絶望を産み出すものだということを示す実例となりました。 こういう状態からなかなか抜け出せない
地獄は克服出来るのです
ヘッセに悩み相談の手紙書いて返事もらった人がうらやましい 日本でもまだ大事にヘッセの手紙保管してる人居るかな
223 :
吾輩は名無しである :2011/06/22(水) 13:34:17.48
ヘッセ、T・マン等、青春時代にドイツ文学に親しんだ作家北杜夫の父、 歌人の斎藤茂吉がドイツ留学時代に詠んだ一首をたまたまネットで見つけた 一隊が Hakenkreiz(ハーケンクロイツ)の赤旗を 立てつつゆきぬ この川上に いち早くナチスに抗議して亡命したヘッセ。 文学は政治に関わるべきではないと主張してナチの席巻を傍観し、 最終的に亡命を余儀なくされたT・マン。 戦前はナチ文学の紹介者、戦中は大政翼賛界文化部長、 戦後はヘッセの翻訳者兼日本ペンクラブ会長として常に勝ち組人生を歩んだ高橋健二。 高橋健二によってヘッセの世界にいざなわれた俺たち。 たまたま見つけた茂吉の歌から色んな感慨が湧いた
たまたまソース貼ったりしてくれないのかおrz
高橋健二のヘッセの翻訳すきだったのだが 大政翼賛会文化部長の件を知って以来 彼はヘッセの何を理解していたのだろうと疑ってしまう 翻訳が自分にとってよかったのなら 翻訳者の政治的信条なんて関係ないじゃないの とも思うのだが・・・
作家にとって人格と作品の出来不出来は別物。翻訳もおなじと思いたい。
日本の作家・芸術家・知識人って 戦時中協力→戦後くるっと転向 みたいな人が多い気がする 作品の強度も違ってくるだろうね
大政翼賛界文化部長だったり大日本言論報国会会長(徳富蘇峰)だったり したところで、現代の目からみてそのこと自体を批判の対象にするのは簡単だが、 ことはそう単純ではない。平和主義者であっても、一旦戦争に突入してしまえば、 戦勝を期して言論活動をするのは許されるし、むしろしかるべきことでさえある。 もちろん私は逆に、戦中に軍部を批判して公職を追われたような学者も偉とする。 私が信頼できないと思うのは、戦後180度主張を変えて時流に乗った人々である。 (たとえば現首相の師匠筋に当たる人などがその一人。) 戦後公職追放などになっても節を曲げなかった人、文芸家でいえばたとえば 徳富蘇峰や保田与重郎のほうを私は信頼する。 吉田秀和も嘱託職員で文部省で戦争協力にあたることをしていたと言われるが、 せめて沈黙してくれていれば良い。批判するつもりはない。
難しいからこそ首尾一貫・言行一致が尊ばれるのだろう ま、考えがころっとかわるのも人間らしいともいえますね
へっせーーーーーーーー
ナチ文学の翻訳業もヘッセの翻訳業も当時のドイツ文学主流の紹介という事では一貫している ただ、高橋センセは戦後になってヘッセにからめて平和主義を鼓吹しすぎたのがうざかった 「お前が言うな」とはいわんが、「お前のことばに誠意はあるのかい」とは言える ただし社会から断罪されるには値しない。それは当時の文人たちの共通認識でもある 大政翼賛会の文化部長を引き受けたのも業界の事情があったからで いわば火中の栗を拾わされたのが高橋健二 戦後、日本ペンクラブ会長になったのもそのへんの経緯があったから ナチ文学の紹介も、もちろん思想的共鳴からではない 現在の目で彼を責めるのは容易いが、俺は絶対に責める側には立つ気はないね P.S.昨日のマジすか学園2の松井珠理奈はヘッセを愛する不良少女の友愛と激情を熱演して喪男&腐女子の紅涙を絞らしめたw
「愛されることが幸せだと、誰もが思っている。 しかし、実際のところ、 愛することこそが幸せなんだ。」 ヘルマン・ヘッセ
いろいろ恥ずかしい奴
234 :
吾輩は名無しである :2011/06/27(月) 23:06:03.85
陳腐な歌謡曲の歌詞みたいだな
235 :
吾輩は名無しである :2011/06/28(火) 02:42:07.00
加山雄三が歌い出しに語りそうだな
ゴルトムントの十分の一でもあやかりたい
「愛されるよりも 愛したいマジで」 カルマジーノフ
十何年ぶりにガラス玉読んだが 昔のように入り込めない 年を取るごとに可能性が狭くなり クネヒトとの違いがより鮮明になり どこかのすごい人の話を聞いているようで 嫌味ったらしく感じるようになった
ゲーテは日記に次のような体験を記している。ドルーゼンハイムの小路を馬に乗って 進んでいたとき馬に乗った自分自身が反対方向からやってきた。その人物は金色をちりばめた ゲーテの着た覚えのない服を着ていた。それから八年後ふと気づくと同じ小路を馬に乗って 進んでいた。そしてその時彼が着ていたのは八年前に見た服であることに気がついた。 スレチすんまそ
サッカーの本田 圭佑もおなじような話していたよ・・・
すげぇw4:44amだw唐質
S河の旦那事故死 S河の旦那事故死 S河の旦那事故死 ヘルマン・ヘッセ
「愛されることが幸せだと、誰もが思っている。 しかし、実際のところ、 愛することこそが幸せなんだ。」 ヘルマン・ヘッセ
「なぜかさっきから空を見ているだけで 瞳から涙があふれて止まらない 僕たちがいるこの世界は 誰かへの愛で満ちている」 ヘルマン・ヘッセ?
「失うものに気づいたとき いても立っても いられなかった 今すぐ僕に出来るのは この想いを言葉にすること」 ヘルマン・ヘッセ!
悲しみこらえて微笑むよりも 涙枯れるまで泣くほうがいい ヘルマン・ヘッセ
2chポエマーよ ヘッセを騙るのはやめ!
「ギロチンに掛けられた人魚の首から上だけが 人間だか人魚だかわからなくなっちゃって 知床の海に身を投げた月の夜だよ。」 ヘルマン・ヘッセ
教室の窓から見る秋は いつも不思議に光ってた 北向きの窓のすリガラス ギリシャの海も見えた 思い出せばもう夢の中 午後の陽射しにまどろめば 遠いアコーディオンのすすり泣く 光と影の世界 やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 授業をひとりでぬけ出して 空き部屋の窓から空を見た 幾億年もの時の彼方 空翔ける船を見た 思い出せばもう夢の中 一枚の窓のそのむこうに 見しらぬあしたがふるえていた きらめきふるえていた いくつも街を歩くうちに いつか外の世界は狭くなる 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 夢の行き場がどこにもない ヘルマン・ヘッセ
253 :
吾輩は名無しである :2011/07/13(水) 13:29:32.19
「僕は見た 狂気によって破壊された僕の世代の最良の精神たちを 裸で夜明けの黒人街を腹立たしい一服の薬を求めてノロノロと歩いていく姿を」 ヘルマン ヘッセ
メルヒェンをはじめ、ヘッセには好きな短編が多いなあ。
だよなー。 俺もヘッセ読んでから 愛されることよりも、愛することが幸せだ、 って気づいたよ。
自分を愛せない人間がどう愛するというのかね
女子高生の肉体を すみからすみまで愛してあげたい
そんな殿方には、『車輪の下』の女子学生版『制服の処女』(Christa Winsloe)がおすすめ
260 :
吾輩は名無しである :2011/08/08(月) 12:22:45.72
>>220 ヘッセにはロックンロールの精神があると思う
「詩人以外の何者にもなりたくない」なんて、
自分の美意識に忠実なロックスターみたい
oasisの「I need to be myself」の精神に近いものを感じる
最近の日本の相対的なことをいうのが素晴らしいみたいな風潮からは
ヘッセみたいな人はあんまり出てこないと思う
日本にロックスターがほぼいないと感じるのと同じだね
261 :
吾輩は名無しである :2011/08/08(月) 15:56:05.10
モーツアルト至上主義でジャズでさえ受け入れられないヘッセがロックとか何の冗談だよw 恥ずかしいにもほどがある。
262 :
吾輩は名無しである :2011/08/08(月) 20:53:51.41
音楽のジャンルの話じゃなくて精神の話なんですが? 「自分に正直でいる」姿勢とかそういう話 別にヘッセがロック好んで聞いてたとか、聞いてないとかいう話じゃないからw そもそもヘッセの時代にロックはまだないだろ(笑) 話がわかんなくて恥ずかしいのはおまえ(笑) おっさんか?
263 :
吾輩は名無しである :2011/08/08(月) 20:55:42.77
おっさんはらたつ〜(笑)
これだけは言える! ハイルナーはロック
265 :
吾輩は名無しである :2011/08/08(月) 21:30:57.01
ヘッセの文学の美しさと同等のロックはない。 ジャズでさえボロクソにディスってるのにそんなヘッセがロックの精神性も音楽も肯定するわけがない。 クラシックしかあの人はだめなの。 そしてヘッセの文学の美しさと同じぐらい美しいのはクラシック。 ヘッセの精神性を理解したければモーツアルト聴いたほうがいい。 ドイツの美しい自然を音楽にしたならモーツアルトになるし、ロックはないわなぁ。
266 :
吾輩は名無しである :2011/08/08(月) 21:39:39.28
まぁ、ヘッセが亡くなった後にロックが生まれたわけだから、 ヘッセがロックを肯定したか、否定したかはわからんよね、実際の話 ヘッセがジャズを否定したからって、ロックを否定したかどうかはわからんしね というか、ただ俺がヘッセの「詩人以外の何者にもなりたくない」ていう自分に正直でかたくなな姿勢が ロックの精神に近いと思っただけで ヘッセ自身がロックの精神を持ってると自認してたとは思ってないし まぁ、そんなとこだわ
267 :
吾輩は名無しである :2011/08/08(月) 21:52:21.45
ヘッセは永遠のアウトサイダー。
268 :
吾輩は名無しである :2011/08/09(火) 06:32:15.04
ヒッピーにもてはやされてたんだろ? ロックとの共通点は反体制的で極左アナーキストなところくらいじゃないの?
269 :
吾輩は名無しである :2011/08/09(火) 07:43:04.78
ただヘッセの「詩人以外の何者にもなりたくない」ていう自分に正直でかたくなな姿勢が ロックの精神に近いと思っただけ
270 :
吾輩は名無しである :2011/08/09(火) 07:55:23.53
→ロックとの共通点は反体制的で極左アナーキストなところくらいじゃないの? それがどうかはわからんが、そうなら結構共通点あるよねw
271 :
吾輩は名無しである :2011/08/09(火) 08:10:27.69
ジョンレノンっぽさはある 丸っこいメガネかけてるし
272 :
【 忍法帖【Lv=31,xxxPT】 】 :2011/08/09(火) 08:22:11.22
ヘッセは全国民的にまわしてまで自分の主張をするけどロッカーがそこまでできるのか。
魂で読んでしまう作家。こういう作家たまにいるなー。
多摩にそれほど読ませる物書きがいるとはしらなんだ
シッダールタ、荒野の狼と感動したので、デミアンを手にしてみたがこれはさっぱりだった
デミアンはユングの影響が色濃いよね。 クヌルプやメルヒェンはどうだろうか? 短めの作品でヘッセらしいと思うのだけど。
277 :
吾輩は名無しである :2011/08/13(土) 20:15:05.99
お前ちょっと落ち着けよジンクレール
シッダールタが気に入ったのなら ・雨ごい師、・ざんげ聴聞師、・インドの履歴書 の、三つの履歴書は薦められる。
少年の日の思い出は最高傑作だと思う。 あの作品は少年の頃を思い出させてくれるから。 異論は認める。
デミアンさりげなく日本人が出てくるのがおもしろい 中国人でもなく日本人なのね
少年の比の思い出は高橋訳より岡田訳の方が良いのかね? 簡単に手に入るのは岡田訳の方みたいだけど。
ヘッセが日本に触れてるようなことって上のデミアン以外にある?
283 :
流浪のペンギン ◆vnEdybpWUU :2011/09/22(木) 19:31:47.52
中国に触れてることのほうが圧倒的に多い
カヲルくんがデミアンすぎる
285 :
吾輩は名無しである :2011/09/24(土) 22:34:47.22
デーミアンを漫画化するならジョジョの荒木だな それかカイジの福本
花はみな果実に、朝はみな夕べになろうとし、 移ろい変わり流れゆくもののほかに、永遠なものが地上にあるわけではない。 どんなに美しい夏でさえもいつかは秋の凋落を感じようとする。 葉よ、根気よくだまって辛抱おし、風がおまえを誘惑しようとしても。 おまえのたわむれの遊びのままに逆らわず、静かに成り行きにまかせるがいい、 風がおまえを吹き折るなら、吹かせて家まで運ばせるがいい。
287 :
流浪のペンギン ◆vnEdybpWUU :2011/09/29(木) 15:24:08.08
ヘッセの文体の特徴として、植物や生物じゃないものに語りかけるときの柔らかい口調があるな そこに読者がヘッセに可愛らしさや優しさ、愛着や抒情性、そしてユーモアを感じさせられる 「石よ!お前は私より強い!」とかどんだけ本人に諧謔の意図があるのかわからないが ヘッセの作品はどれもユーモアが散りばめられている そもそもユーモアのない小説なんてろくなものがないし、ユーモアのセンスがない作家は才能がない
>>287 私は要するに頭が悪いのだ、みなさんのように内容を深く理解したり覚えていたりできない、
ただ単に文字を数えているようなものだ。
それでも涙を流したり笑ったりチンポを固くしたりして読んでいるのだから、
少しは理解しているのだろう。
ヘッセは『車輪の下』を読んでから次々と読みたくなった、
何故か、人生をまじめに考え悩み苦しむ、心の平安を求めて模索する、自然の中に安らぎを見出す、
これが悩み多い自分に合っていたのであろう。
読書メモより
------------------------------
・すべてのものがどんなに美しく多彩で、光と呼吸がどんなに万物に流れているか、川がどんなに緑に澄んでいるか、屋根がどんなに赤く、山がどんなに青いかに、私は突然気づいた。
・最後の瞬間に目の光がもう消えてしまってから、私は生まれてはじめて母の冷たいしおれた口にキスをした。
すると、その接触の異様な冷たさがからだに伝わって、私は思わずぞっとした。
寝台のふちにこしかけていると、大粒の涙がぽろぽろとしずかにためらいがちに、ほおにあごに手に流れるのを私は感じた。
・いつも数日の孤独な徒歩旅行に出るのだった。
わずかの金一切れのパンをポケットに入れて遠くまで歩き、いく日もひとりぼっちでさるらいに明け暮れ、たびたび野宿することにも慣れた。
・若いブナの木立のふちで、私は枯れたヨモギ草の中にからだを投げ出して、あたたかな日なたで、午後おそくまで眠りこんだ。
目をさますと頭は草原のにおいでいっぱいになり、手足は快くだるかった。神様の大地に長い間寝たあとでしか感じられないだるさだった。
・死は私たちの賢いよい兄弟であってしお時を心得ているのだから安心してそれを待っていればよいのだ、ということを私は突然また悟った
---------------------------------
あぁ、やはりいいなぁ。
「ヘッセの作品はどれもユーモアが散りばめられ...」、私は気づかないでしまった、
『歳月はなんと早く過ぎ去ることだろうと考えた。やがて自分も腰のまがったしょんぼりとした白髪の老人になって、つらい死の床に横たわることだろう。』、
読みなおすには残された時間が...。
289 :
【 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 】 :2011/10/01(土) 15:10:00.40
デミアンとか漫画化されてもこまるわ。 あれは文学のままでいい。
290 :
吾輩は名無しである :2011/10/10(月) 00:42:55.58
山田洋次にデミアン映画化して欲しい
デミアン、いい小説だよなー
292 :
吾輩は名無しである :2011/10/21(金) 19:09:11.12
確かに! ようやく理解される時が来た!
誕生日に父親からヘッセの全集を頂きました 懐かしい小説から順に読んでおりますが、歳を重ねるとまた違った感性いや、感覚で文字を感じることができますね デミアンは僕のバイブルです
デミアン山田洋二じゃだめ。 テレンス・マリックかジム・ジャームッシュみたいに映像を究極まで突き詰めた監督がいいわ。
295 :
吾輩は名無しである :2011/11/02(水) 18:50:24.14
デミアンって誰の訳が一番に読みやすい?
高橋さん
自分は車輪の下とデミアンを大して評価していなかったんだけど人気作なんだな。 もう一度読み返してみるか。
デミアンは厨二臭くてあまり好きじゃない。 どれも大なり小なり、そんな雰囲気を含んでるし良い点でもあるけど、行き過ぎな気がする。 クヌルプとかのほうがよっぽど好き。
文学評論で厨二病はねーだろ 2chに感化されすぎ。三島由紀夫を厨二病で片付けるヤツと大差ない
別に厨二病って言葉を使っても構わないと思うけど、 使うならちゃんと意味を定義しないとね。 「厨二病」に統一された意味のない今のままじゃ、一見内容について言及しているようであっても 単に「デミアンは好きじゃないわー」っていう呟きと同じくらいの発言でしかない。
大半の文学なんて育った環境次第でその価値は大きく左右されるものだからな イケメンでチヤホヤされて生きてきた人間に若きウェルテルの悩みは理解できないだろうし、明暗や自己の追求を必要としない人にとってデミアンは無価値だろうし ゲーテ出してすまそ
まあ自己実現や内面の葛藤を描いた文学作品はそういうものにとらわれたことのない人間にとっては大概中二病の一言で片付けることもできるよな
>>301 もろ中二病まるだしの考え方ですなw
「俺の悩みは誰にもわからない」みたいなwww
で、お前のいう中二病っていうのは何のことなんだ? それは悪いものなのか?
>>303 想像力貧困だね
あなたは何の文学を読んでも無意味だろうからこのスレから消えて普通に生きて下さい
飢餓に苦しむ人の懊悩を理解できないのと同じで人の苦しみなんて千差万別 煩悶に普遍性なんてあるわけがない そんな事もわからない人間が荒らすこの文学板は底辺なのかもな 改めて厨二病という言葉の利便性を知りましたよ
>>306 飢餓に苦しむことを懊悩なんて言うか?
なんか変だ
飢餓に苦しむ境遇にあることを懊悩することはできるだろ。
餓死はゆっくり死んでいくからな その間に懊悩といえるような悩みは存在するだろう
それってもう飢餓に苦しむことを指してないよね?やっぱり変だ
何を言ってるのだろうかこのバカは
>>305 文学から関係ないのが「普通に生き」ることなんだってよwww
俺は、お前らとは違う。特別な人間なんだ。俺は悩み苦悩している特別な存在なんだ!
中二病wwwwwwwwwwwww
草を生やす事でしか表現出来ない君はひよこ組病かな
>>313 理論が飛躍しすぎだろ
まぁここまで馬鹿なヤツがいるとは思わないから釣りだと思うけどね
り、りろん
ヘッセって日本で言えば誰なの?村上龍か
318 :
吾輩は名無しである :2012/01/01(日) 10:47:26.91
中島義道
夏目漱石
ヘッセは詩人だし、漱石とかはないだろ。 村上龍なんて問題外。 ぜんぜん違うわ。
ヘッセに傾倒した著名人って誰が居る?
323 :
吾輩は名無しである :2012/01/03(火) 02:19:24.31
ガーディアン紙の「読まずに死んではいけない千冊の小説」に 選ばれているという理由から、「知と愛」を読み始めた。 このおそろしくつまらない邦題はまったく頂けないね。 いかにも、頭で書きました、って感じじゃん。 原題のままで何の不都合があったのか?
324 :
吾輩は名無しである :2012/01/04(水) 13:37:18.60
スウプっていいね
ヘッセは内的描写と美しい自然の描写が優れているので、 日本で言えば三島由紀夫が描写能力と言う点ではそれに近いと思う。 ただ日本とドイツという国があまりにも違いすぎるのと、 女大好きなヘッセと仮面の告白を書いてしまう三島では女性観が違いすぎる。 川端さんは女性との距離があまりにも遠い感じ。 そうなると結果は日本でヘッセみたいな作家はいないということになるね。 宮本輝の書いた蛍川と泥の河はやや近いかもしれないが、 宮本さんはそれ以降の作品があまりにもダメすぎると思う。 あと堀辰雄の風たちぬともいいかもしれない。
時計職人って大変そうだね
327 :
吾輩は名無しである :2012/01/05(木) 14:37:51.07
藤村。
>>325 おーなんか久しぶりに本読み込んでる人がキタなw
329 :
まぐな :2012/01/05(木) 17:39:02.18
あげ
太宰治と三島由紀夫と宮沢賢治を混ぜたらどんな味がするんだ
ヘッセもベジタリアンだったの?
大酒飲みだったことだけは確か
酒煙草大麻ハシシ覚せい剤のドラッグ諸々と女に溺れてた不良のダメ人間ヘッセ 文学や詩はその言い訳 だからこそ愛せます
今まで自分はヘッセの思想の方に感ずるものがあるのだと思っていたけど 彼の性質や感受性のようなものに共通するところがあったのだと気付いた
335 :
吾輩は名無しである :2012/01/08(日) 13:29:04.38
ヘッセって大麻やってたの? ヒッピー思想にも影響与えたのも頷ける 年代的にアシッドは使ってないよな
ヘッセは覚せい剤より睡眠薬等のダウナー系薬物の方に依存してたんじゃないか シャブ食って娼婦とキメセクしたりもしてたんかな
ヒッピーならヘッセよりもブローティガンだ。ヘッセの詩的な美しさとかはヒッピーとはかなり違うと思う。
338 :
吾輩は名無しである :2012/01/09(月) 03:09:48.62
名前は小雪の小とケンイチのケンでショーケンだ
イラネ
340 :
吾輩は名無しである :2012/01/10(火) 20:59:29.05
「精神的価値を求める者は肉体労働が向いてる 精神を束縛されないから」 ヘッセの言葉みたいだけど どの文献からの引用かわかる人いますか? 俺は行員辞めて肉体労働やってます この言葉に救われた
なんか普段来ないこの板にきたら急にヘッセが読みたくなってきた 高校時代好きだったけどもうずっと読んでなかった
342 :
吾輩は名無しである :2012/01/14(土) 00:58:19.81
女学生ならば書生臭い初期作品を好むか知らんが、 傑作の名に値するのはやっぱり、美醜入り混じり死の影の差す シッダールタ以降の晩年の作品だよな。
そんなことはない。
「車輪の下」ってよく「ライ麦畑でつかまえて」とか「人間失格」と 比較されるけど、お前ら的にはサリンジャーとか太宰ってどうなの?
太宰はなんかあれでしょ、ヘッセの子供のころの精神構造をいい大人が持っていると言う感じで、 なんか勘弁してくれって感じですわな。 タバコ吸って、酒飲んで、浮気して、自殺して、 小説書いて、かわいい奥さんいて何が不満だったんだろうか・・・・
太宰は文學界のカートコバーン
>>344 どれも多感な思春期の、ある種の性質を持った少年たちの自意識を刺激して、その中の幾人かを自殺にまで至らしめた罪な小説だな
>>348 「アウトサイダー」と「青春のイニシエーション」っていう問題に対する
アプローチの仕方が『車輪』と『人間失格』は文学的というか、内罰的。
『ライ麦』は外罰的っていう印象。日本人のメンタリティ的にヘッセの方が
好かれそうなもんだけど、圧倒的に売れてんのは『ライ麦』なんだよなー。
ヘッセと太宰がお互いの作品を読んだらどう思うかね 太宰は小説家ってより芸人って感じ
ライ麦は近所にハルキ訳しか置いてないから未だに手を出せずにいる
春樹は最近の作品はダメだけど翻訳はいいと思うよ。 おれは原著厨だけど
>>352 原著が少年の語彙らしい簡単な英語ばかりだからそっちで読んでみたらいい
ヘッセの思想の源を知りたいんだけど、何を読めばいいのかな ヘッセが影響を受けてるのはニーチェ、仏教思想ほかどんなのがある? というかそもそもニーチェと仏教思想を「決定するのは自己」という点でくくりにしていいのだろうか
356 :
吾輩は名無しである :2012/01/18(水) 00:34:41.95
「知と愛」(ほんとうにひどい邦題だ)読み終わった。 ものすごく面白かったぜ! なぜ原題通りの「ナルチスとゴルトムント」にしないのか!?
ユング派の影響が大きいと思う
「ペーター・カーメンチント」がなぜ「郷愁」になったのか
ま、題名に登場人物の名前ばかりつけるヘッセのアイデアの無さも大概だけどね。
タイトルがインパクトあって内容がないのに比べればいいだろw チア男子とかたいがいだぜ・・・・・
まあ邦題は無視すべし
362 :
吾輩は名無しである :2012/01/18(水) 19:51:14.15
高校時代に読んだ「干草の月」をぼんやり覚えている。 少年の ああいう感覚は大人になると無くなってしまう。
363 :
吾輩は名無しである :2012/01/19(木) 09:15:23.36
もったいぶったお堅い邦題のおかげで素晴らしい物語が 敬遠され続けるとしたら腹立たしいではないか。
いや〜「ペーター・カーメンチント」と「郷愁」は とっつきやすさとしてはどっこいどっこいだと思うなぁ
365 :
吾輩は名無しである :2012/01/19(木) 09:57:18.97
知と愛、の話ではあるまいか。 ちなみにアマゾンjpでの新潮文庫に対するレビュー数は; 車輪の下(48) シッダールタ デミアン(28) 知と愛(17) 郷愁 くぬるぷ 春の嵐 メルヒェン 荒野の狼(6) ちなみにアマusではシッダールタへのレビューが300以上。以下 デミアン、荒野の狼、知と愛、ガラス玉演戯が100前後で四つ巴。 その他大勢はみんなちょぼちょぼでした。
アメリカのアマゾンはシッダールタの電子書籍がなぜか無料だからレビューが一番多い
ヘッセの考え方を理解する上で、どちらにしろシッダールタは デミアンとともに読むべき最上位に位置する作品だと思う
368 :
吾輩は名無しである :2012/01/19(木) 23:44:43.80
「荒野の狼」と「知と愛」は赤裸々でヘビーでかなり面白かったよ。 日本では初期の道徳的で繊細で清らかで青臭いお話のほうが受けるのか。
初期を読むとおそらく、「ヘッセって胸にグサグサ来るけど こんなもんか」で終わってしまうと思う。 一方後期から入っていくと初期が青すぎてどうも…w 俺はシッダールタから読んじゃったけど、 理想としてはやっぱり刊行順に読んだらより一層の感動を得られたと思うわ
「ナルチスとゴルトムント」→「知と愛」 「ペーター・カーメンチント」→「郷愁」 「クヌルプ」→「漂泊の魂」
371 :
吾輩は名無しである :2012/01/20(金) 01:14:39.31
作家らしい作家だ
ヘッセってオシャレさんだよね
373 :
吾輩は名無しである :2012/01/20(金) 23:42:00.58
くぬるぽ
374 :
吾輩は名無しである :2012/01/21(土) 00:32:36.62
ガ
ゲルトルート→春の嵐
「車輪の下」が他の作品より有名になった理由は「ハンス・ギーベンラート」では無かったからだな。 ヘッセがちょっとは題名を工夫したかいがあったというものだ。
377 :
吾輩は名無しである :2012/01/21(土) 02:41:00.86
私はプロテスタントだ。 <自由共和党>の主催者だ。検索しなさい。 キリスト教界の発展は先生方に任せるとして、 私は、とにかく日本を安全な国にする為に、本格的な用心棒活動でもしようかな? ・・・と近況。 パウロが<罪人の頭>と表現した以上、それ以上の表現が出来ない。 他人の信じる道を侮辱し、馬鹿だなんだとあざけて勢力拡大をする「カルト」組織はまだまだある。 世界にも沢山ある。 そこで、私は<馬鹿の頭>と言おう。 馬鹿に負けたらどういう事になるか? 身をもって体験してもらおう。 私は主にある皇子なんで、 脳内ホルモンは尽きない。 天然型の麻薬かな? 能天気だよ。いつも。 この国の尚武だよ。 これは<証し>でもなんでもないが・・・確実に仕留める。 こういう方針はどうかな?
378 :
私だ :2012/01/21(土) 02:42:00.91
私はプロテスタントだ。 <自由共和党>の主催者だ。検索しなさい。 キリスト教界の発展は先生方に任せるとして、 私は、とにかく日本を安全な国にする為に、本格的な用心棒活動でもしようかな? ・・・と近況。 パウロが<罪人の頭>と表現した以上、それ以上の表現が出来ない。 他人の信じる道を侮辱し、馬鹿だなんだとあざけて勢力拡大をする「カルト」組織はまだまだある。 世界にも沢山ある。 そこで、私は<馬鹿の頭>と言おう。 馬鹿に負けたらどういう事になるか? 身をもって体験してもらおう。 私は主にある皇子なんで、 脳内ホルモンは尽きない。 天然型の麻薬かな? 能天気だよ。いつも。 この国の尚武だよ。 これは<証し>でもなんでもないが・・・確実に仕留める。 こういう方針はどうかな?
380 :
吾輩は名無しである :2012/01/21(土) 08:49:09.10
>376 日本ではまあそうかもしらんが、英米では全然人気ないよ。 タイトルのせいで蟹工船みたいなもんかと思われてるんぢゃ(笑)
>>344 ライ麦はよんだことないけど人間失格とは比べられんだろ
みなさん高橋訳で読んでるのかな。 彼の訳はどうなんだろう。日本語としては読みやすいけど、時に原文のニュアンスを殺している気がする。 あと誤訳も少しある。
誤訳指摘出来るほどドイツ語堪能なら訳書読む必要無いだろ
まともにドイツ文学してるなら、こんなところでしょうもないとこ来ずに、 ドイツ文学学会にでも参加するか、その当たりのサークルにでも行けばいいのにね。 それも出来ないから煽るんですよ。
386 :
382 :2012/01/24(火) 10:45:34.37
>>384 は私ではないよ。そもそも自分も原書をスラスラ読めるような能力はないし他人のことは言えない。
ただ、原文を読んでて時々高橋訳に疑問がわく事があり、別の人の訳ではうまく訳されていることもしばしばあるなと思って。
例えばある箇所で、ヘッセの原文では文末に「!」が連続して書かれていて、文法上も非常に切迫した文章になってるのに、
高橋訳では「!」をすべて取り去って、サラリとした文章で訳してたりとか。
訳し方の工夫一つで原文のニュアンスが再現出来るのに、やらないのは惜しいよねやっぱり。
ポルシェ老人というのがいるんだね。 掟ポルシェっていまどうしているんだろう?
変な歌を歌っているのを見たことがある。
岩波文庫手塚訳『シッダルタ』読んだ。 この訳は格調があって良かった。草思社の岡田訳も悪くなかったけど、 新潮と併せた3つのなかでは岩波が完璧ではないけど一番気に入った。 光文社新訳はでないのかな? ついでに72年制作の映画がつべにあったので観てみたんだが、 あっさりしすぎてるように思われた。でも40年前のインドの田舎は美しいねえ。 今でもあんな感じなのだろうか。
そういえば、少し前に全集で読み直したら破棄された結末とかいうのがあったな
>>391 ゴーヴィンダが再びシッダールタを訪ねると、もうそこにシッダールタの姿はなく
彼もまた森に去っていったことを若い渡し守に聞かされる
というような内容だったと思う。
詳しくはよくわからないけど、原稿かなんかが残ってて参考程度に訳したという感じだった。
全集は最近の臨川書店のだから、図書館にあればいいんだけど。
デミアンとシッダールタはどっちが読みやすい?
う〜んこれは難しい どちらも言葉自体は平易だし会話や思索に推進力もあるから、 あとはテーマの描き方との相性だろう。 俺はもともと仏教思想に親しみがあったからシッダールタに大変な共感を覚えたが、 前もってヘッセの思想もしくは仏教思想にある程度の理解がないとしっくり来ないかもしれない。 それに対して、デミアンは物語の骨子、テーマはかなり分かりやすく書いてくれているのに対し フロイトに影響を受けた夢分析的な描写が多く、簡潔な部分と難解な部分が両極端。 ただ一つ言えるのは、ヘッセはその二冊を読む前に それ以前の作品を何冊か読んできた方がいいってこと。 デミアンとシッダールタはヘッセが生涯かけて悩んできたことへの解答が書かれているから、 いきなりそんなものを味わってしまうのは実に勿体無い。
どうせ読む人は何度も読むんだから何から読んでもいいと思うけどね
>>394 ありがとう
車輪の下は読んだけど、ヘッセを知るためにおすすめありますか?
初期の作品だったら春の嵐なんか好きだなあ
新潮文庫で今も出てるか分からないけど高橋健二訳の詩集が好きだな
もう新潮文庫の高橋健二訳ガラス玉って再版されないのかな なんかの本の解説で「新潮社はあっさりと名作を絶版にしてしまうように思う」みたいな発言があったが、全くその通り。
新潮社文庫のガラス玉演戯はコレクターズアイテムになってるね。 一時期欲しかったけど、値段の割に小汚いのばかりだったので熱が冷めた。 たまに、そんなレア本があるのも面白いと思うよ。 どうしても読みたいなら、デジタルデータで販売されてるし、全集でも読めるし。 というか、もっと電子書籍が増えてくれたら嬉しい。
ヘッセのヒッピー思想への影響は、アメリカでのヘッセ作品の輸入の仕方を見てみるとぼんやりと見えてく る。ヘッセはポピュラーな作家である分、各国での受け入れられ方の差が割とでかい。よくもわるくも、研 究者という狭い範囲で読まれてきたわけではないので、誤読が多い。ヒッピー思想が何かなどという問いは 無謀であるが、それでもヒッピー思想を特徴付けてみると、西洋文明への絶望からの東洋的神秘主義への傾 倒、といえると私は思う。そのようなヒッピー思想に重なるのは、シッダールダでありデミアンである。つ まり後期ヘッセの諸作品。アメリカではこれらの作品を中心にヘッセを輸入した。一方で日本におけるヘッ セは、思春期の多感さ・青春を描く作家としてのイメージが強い。すると、車輪の下を中心とした前期作品 の輸入が積極的に行われたわけだ。しかし、実際のヘッセはあれもヘッセ、これもヘッセ。 仏教的に見えるヘッセ、ユング的に見えるヘッセ、グノーシス的に見えるヘッセ、わがままなヘッセ、世界市民的なヘッセ。 ヘッセは時代の変化により様々な仮面を、ある時は積極的にある時は嫌々に、身に付ける作家であった。 自我の多元化を作品内外で試みている。そのような多元化を行う理由は、彼の生への執着から であり、永遠への憧れを動機にしているところがあるように私は感じる。 そしてそれはノヴァーリス的なロマン主義でありながらも、当時対立していたゲーテ的な市民としての思想 を凝視した末の、行為であると私は思う。
402 :
吾輩は名無しである :2012/02/17(金) 14:13:45.72
ヘッセ思想がユング思想の影響を受けたというのは、正確に言えば誤りである。デミアンでユング思想への 積極的アプローチがあるが、それはヘッセが自分の思想とユング思想が近い部分があることに気付き、接近 を試みたということだと思う。つまり、影響を受けているというよりも、似ているという感じ。ヘッセのユ ング的な部分は、ヘッセがユングを詳しく知らないであろうペーターカーメンチントの序ですでに見受けられる。
403 :
吾輩は名無しである :2012/02/17(金) 14:22:02.05
仏教的なヘッセ、というのも周知のとおり誤りである。 ヘッセは自分の考えに、ラディカルに(悪く言えばいいように)仏教的なものを取り入れた。 ヘッセの根幹は西洋的。変化を受け入れながらも、永遠への信仰がある。
404 :
吾輩は名無しである :2012/02/17(金) 14:37:22.28
仮面でないヘッセ、ヘッセの根幹をどのように探れるだろうか。それはやはり、当然といえば当然だが、独 文学としてヘッセを読むことだろう。心理学や仏教などを、ヘッセの根幹に置く読み方は、私は違和感を感 じる。独文学の一つの伝統に、ビルドゥングスロマンがあり、ヘッセはトーマス・マンとともに、よくこれ を体現した作家である。そこで問題となるのは、自我と社会の比重であり、内面と外面の接触・摩擦・統合 である。ヘッセの言うところの、ふたつの世界をその理解に置くと、彼の文学の揺れ動き悩む様が作品ごと に感じられる。内面と外面の対立という土台があってこそ、デミアンは彼の転機となる作品になる。ユング 思想にアプローチをかけたことが、彼の転機であるとするという読みは、表面的。
反論はないですけど、「心理学や仏教などを、ヘッセの根幹に置く読み方」 なんてしてる人実際にいます?仮想敵をわざわざ創りだしているように思えますが。 だいたいの人は「内面と外面の対立」を念頭に置いて読むからこそ デミアンに感銘を受けるし評価されてるんじゃないですかね。 皆がユング思想が根幹だと思って読んでたらもっと人気ないですよ、きっと。
それと、ラディカルってどちらかと言えば根幹からの変化に使われる言葉では?
407 :
吾輩は名無しである :2012/02/17(金) 15:10:23.58
仮想敵というか、このスレよんでて仏教やらユングやらに注目しすぎだなって思ったんです。もっと他に着 目すべき点があると感じたのです。あと、ヘッセはアイドル的に扱われることがあって、いわゆる俗っぽい 理解があるじゃあないですか。ヒッピーによるヘッセ理解はヘッセの一面に過ぎないと言えると思うんです 。そういうのを敵対視してるところはあるけど、別に誰の論ってわけじゃないから、自分の言いたいことの ために、無理矢理敵をつくった感はあります。でも、それでもやはり、ヘッセのイメージに対する誤解は、 他の作家に比べ多いと思うんだ。
自分には少なくとも、デミアンについてはユングの影響が無いとは考えられません。 ・ユングの心理学クラブ訪問 ・ユング派の人による治療 ・共時性としか捉えにくいデミアンでの描写 仏教的なものは、当時のヨーロッパに於ける仏教解釈の一端なのかと興味深く感じますが、 ヘッセが全くもって仏教に傾倒していたとは感じられませんね。
ヘッセの思想と仏教思想は「こう生きていくべき」って話で ユング思想はそういうものではない気がする。 ヘッセの思想がユング思想に影響を受けているかに関わらず、 「思想」で同列に語るのは何かおかしい。
暗に反戦を語っているのは分かるとして、デミアンに、こう生きるべきという描写があったでしょうか? 共時性を使った描写という事にも同意できませんか?
思想と学派の違いってことでは
ユングの思想とは精神学的な事象の説明論であって、ここで言われている様な宗教的バックボーンに相当する 思想とは違うもの。 表現手法として影響を受けたか? Yes 思想的交わりがあったか? No ではないだろうか?
ヒッピーには根幹に西洋的な既成の価値観の否定というのがあるけど ヘッセは決して否定というわけではなくて、ましてやその為の東洋思想でもないと思うんだよね シッダールタで終わらせてもよかったのに、あの後最終的にガラス玉まで書かなければならなかった ガラス玉なんてまさに西洋だし、でもそれも回帰というのとは少し違うような気がする
414 :
吾輩は名無しである :2012/02/21(火) 13:08:20.77
文明や科学の発展については否定的発言あるよ ところでヒッピー思想に影響与えたビート作家群がヘッセについて言及してる文献ってある?
あの時代でヒッピーをやってみたかったな
あんま小説読まないけど岩波のシッダールタ読みました。 シッダールタは川を渡って雅から俗へ。 そして俗を離れ、中間である川に留まる。途中子どものせいで中間からブレるが結局川に留まったんですな。
最強の執着を子供と設定してるのはいいよね。
418 :
吾輩は名無しである :2012/02/23(木) 20:25:20.29
中道ってやつですか?
俺あんまり読解力ないし読んだのだいぶ前だけど、思うところがある。 川ってバランス感覚的な中道ではなくて 常に移ろいゆくもの、全てを包括したものの象徴として扱われてたような気がする。 というかヘッセには、中道という感覚はないと思う。 無常を知ることで結果的にそこに至るとしても。
川の話しって、メルヒェンの中で川下りする話しと通じるものがないかな?
>>419 すまん
俺もそういう解釈だけど、あまりに綺麗な構図になってたもんで、「中間」って言葉を使ってしまった。
そうだったのか、いや読み取れなくて申し訳ない
いやいや 俺の書き方が完全にそうなってたので申し訳ない ところでデミアンを読みたいのですが、やはり聖書を読んでいないと楽しめませんか? キリスト教の話が出てきたらその都度調べるとしても、やはり明らかにそれと分かるものばかりじゃないですよね?聖書っぽい言い回しとか 一応カインとアベルみたいな有名なエピソードはある程度わかりますが…
なんでヘッセの著作の中でもガラス玉遊戯だけこんなに手に入りにくいの? ヘッセ全部の文庫が消え失せるなら分かるけど、 新潮文庫であれだけヘッセの作品がある中ガラス玉遊戯のみ絶版になる理由が分らん。
俺も昔から思ってた 何か理由があるのかな
売れないからだろ
郷愁やクヌルプに比べて? しかもそれのみ消えるレベルの大差で?
難解だからじゃないか?
手に入りにくいから、読まれないし 読まれないから、余計に難解に感じられるということもないかな まあ実際に他の作品と比べて難解ではあるけど
>>423 聖書読んでなくても十分楽しめる。原罪、カインとアベルあたりの一般的知識があるならok。
一つ読むなら創世記。引用文などは特にないけどね。
ゴビンダが愚鈍すぎて泣けた。
クーンがうらやましかった
433 :
吾輩は名無しである :2012/03/05(月) 12:33:31.33
ヘッセの思想が「こう生きていくべき」を示している? そんな普遍的な解答がないことを彼は自覚しているよ。 だから普遍・永遠に憧れる彼は苦しんだわけだが。 ヘッセは読者と共に悩む者であり、教えるとか、教祖的な作家ではないはず。
434 :
吾輩は名無しである :2012/03/05(月) 12:36:42.83
ハナレメ(笑)
435 :
(将臣)ワナビ津原ランドール川上弘美ピースジェイコブ舞はHN泥 :2012/03/05(月) 12:39:28.11
モコはかなり不器用でバカが付くほど正直な人間と言われてます* だから、モコは損してばっかりです☆ 誰にも負けたくない モコのシュンソクは止まらない!☆ モコがシュンソクをはいて走り出したら モコと笑顔 つかまえるのさ きっと!* 北尾は今、アドバイザーとして 相撲の世界に戻っているらしい* プロレスと違って相撲界っていうのは いかに甘いかってことだ☆ あそこはホントにぬるま湯なんだヨ。 モコは すっぴんでもキレイな清純派アイドルに 敵意をむき出し!* *イヤらしい目でチンポを品定めする恥垢痴女☆モコ* LOVE is OVER… 愛が終わるのは トテモ悲しいことだけど それも 前に進むためには 必要なことなのかもしれないネ* 悲しいけれど 終りにしよう きりがないから ワケなどないよ ただひとつだけ モコのため ☆ MOCO is OVER… 若いあやまちと 笑って言える 時が来るから 泣くな男だろう モコの事は早く忘れて モコはあんたを忘れはしない 誰に抱かれても忘れはしない きっとモコの最後の恋だと思うから〜♪* ウンコの被害者に対しても、モコは完全に知らん顔″☆ 裁判においても、モコには、その罪を償おうなんていう誠意は全くない☆ 裁判でも終始、「モコの知ったことじゃない*」 と言わんばかりの態度だったという☆ いかにもモコらしい話だ* やはり、卑しい人間というのは、どんなに よくしてやってもダメだ☆ 昨日の花火大会は ウンコのパレード!☆ モコを願う時 募るモコへの想い あふれて 眠れない夜* 誰にも負けたくない モコがシュンソクをはいて走り出したら ウンコがあふれ出す!* ウンコが止まらない!☆ モコの恋は止まらない まだモコが知らない この胸の高鳴り モコと明日 手に入れるのさ きっと!*
437 :
吾輩は名無しである :2012/03/11(日) 16:56:35.08
教祖的作家を教えて 強力な奴を
438 :
吾輩は名無しである :2012/03/12(月) 08:13:32.12
ニーチェ
439 :
にゃむ :2012/03/12(月) 08:41:45.39
……の師のショーペンハウエル
マルクス
ホイットマン。 詩人だけどヘッセ的なものを持ってると思うよ。
マルクスは妄想垂れ流しのSF小説家
443 :
吾輩は名無しである :2012/03/12(月) 12:21:34.94
群像今月号掲載の川上未映子「お花畑自身」は川上弘美「真鶴」のパクリ。 「イン歯ー」「ポカリ」いよいよ妄想ネタも尽きてきたか・・・・
ウィルソンの『アウトサイダー』ってヘッセ読んだのかな? 出版年からして可能性あるんだけど、もし読んだのなら反応気になる
445 :
吾輩は名無しである :2012/03/14(水) 12:57:58.40
中島義道のマジョリティーという概念も同一
コリン・ウィルソンはヘッセとドスト好きのアンチシェイクスピア。
447 :
吾輩は名無しである :2012/03/14(水) 13:48:47.88
群像今月号掲載の川上未映子「お花畑自身」は川上弘美「真鶴」のパクリ。 「イン歯ー」「ポカリ」いよいよ妄想ネタも尽きてきたか・・・・
448 :
吾輩は名無しである :2012/03/14(水) 20:40:07.05
もう三十年くらい前かな。 ヘッセの全集が出版された。 当時中学生だったから、欲しくても買えなかった。 文庫本を買ってよんだ。
>>448 自分も文庫で集めてます。
何度読んでもいいですよね、ヘッセ。
450 :
コアラッコ :2012/03/16(金) 18:43:57.23
ハンス君は息抜きも必要だよ。
ハイルナーとキス
452 :
吾輩は名無しである :2012/03/17(土) 11:49:06.56
同時代のドストはともかく、 コリン・ウィルソンがどうやってヘッセ読むんだーw
コリン・ウィルソンは1931年生まれだ. 勝手に殺すな。
新潮の本は大体読みつくしてしまったんだけど、 草思社から出てる諸々の本はどうかな? 啓蒙本っぽいイメージがあるんだけどどうなんだろう
長編ではガラス玉演技だけが未読で残ってる。新潮文庫で読めるのは全部読んだからだが…
>>455 「ガラス玉演技」は新潮文庫で出てるでしょ。
品切れ中かもしれないけど。
あれ、品切れ中というの? 絶版と言っていいんじゃないかな。
いやいや普通に絶版でしょ もはや新潮でガラス玉読みたいなら古本屋行くしかないよ
古本は1万とか2万とか凄い値段ついてたよ。 最近見ないけど
新潮文庫のはまだ一度も見たことないな 角川のは何年か前に古本屋でみたけど
電子書籍だと新潮と同じ高橋訳が上下巻でそれぞれ700円くらいで買える
電子版とブッキング復刻版と角川文庫持ってる。 電子版がいつでも持ち歩けて良い。
古本で良いならスーパー源氏で検索すれば新潮全集の端本で1,000円前後で手に入るよ。
ヘッセって一元論だな
465 :
吾輩は名無しである :2012/03/30(金) 07:45:55.99
>>464 さよか?
「ナルシスと〜」なんかは二項対立から考え始めてるんじゃないの。
まあオチは二つがくっついて一つになる〜みたいになっちゃったけどw
…確かに一元論だなwwww
いやいや デミアンの「公認された神の世界」と「黙殺された悪魔の世界」は二元論じゃないか? 荒野の狼だって、(一元論とかいう話からはそれるかもしれんけど)人格は多元的なカオスが構築すると書いているし
おれはデミアン読んで印象としてはスピノザっぽいと思ったね 対立を作るってところは2元論っぽいけど結論は一元論
468 :
吾輩は名無しである :2012/03/30(金) 17:28:36.56
デミアン細部忘れた。 ちょっと読みなおしてくるわ。
もちろんヘッセは好きな作家なんだけど、ヘッセはものすごく主語が長く(多く)ない? 述語に入ってから最初の主語を忘れてるってこともある
高橋訳で郷愁読んでるのだが、ボピーが出てくるシーンが唐突すぎないか?
471 :
吾輩は名無しである :2012/04/02(月) 10:16:34.06
2元論ってどういう意味ですか?
472 :
吾輩は名無しである :2012/04/03(火) 07:43:01.51
「人間は弁証法的に発展する」という現在は忘れられた命題の変奏
>>473 いいな〜。Amazonにもないし、読みたい。
羨ましいなコノヤロウ!
477 :
吾輩は名無しである :2012/04/09(月) 18:28:42.62
シッダルタって仏教の知識ほぼ無しでも理解できるものでしょうか?
中途半端に日本的仏教観が有るより素直に読めるのではないでしょうか。
ヘッセとかキルケゴールとか精神病患者を褒めてる。 推奨してるようにすら思われる。芸術家は自分が精神病なのを伏せて活動する人と そうでない人がいるけど、ヘッセは伏せてないか。 荒野の狼は面白い。どこ読んでも面白い。 文明に対して人間が戦争を起こす幻覚の描写とか、そこで、小学生時代の男らしい同級生が出て来る。 あそこは、俺は、ギャグなんじゃないかと思う。まあ、思索が価値がないとこがない感じがする。 読んで、全部の考えが解った訳じゃないが。
時間は存在しない。とか言うのが解らないのは素朴な知性だとか、 そんなに頭の良くない知性だとか、ショーペンハウアーが、書いてる。 ヘッセも書いてたと思う。ついでに書くとクリシュナムルティとかヘンリーミラーも。 でも、時間は存在しない。とか言われても俺は解らない。 どういう事なのか。まあ、本で読んで知識で解ったとしても、 自分が、掴めて解った訳でもない。
人格が統合したものだとかいうのは、どんな人間でも信じたがる誤りだとか そんな意味の事を書いてた。一元とか二元とか言う言葉の意味は俺はそんなに解らないが、 人格という物はそういう統一したものでなく、一つの束だとか書いてる。 そう感じだした人間を民衆は病院に入れる。真理の声を聞かされる事が無いように。 一元のものを二元にした時点でその人間はほとんど天才だ。 とかそんな内容の事ヘッセは書いてたと思う。 こんなの日本の精神科医が読んだら何て言うだろうw 統合失調症の兄が自分が統合失調症だと医者に指摘されて自分は統合失調症じゃないと怒ってたのを思い出す。 「ヘッセとかあんな人が統合失調症だった訳が無い」とか兄は言ってた。
統合失調症の人間ってのは、幻覚が見えたり、他の人が見えない裸の主婦とか立ってる訳だけど、 何でそういう症状を『分裂症』とか呼んでたのか?
多重人格の人間を分裂症とか呼ぶんなら、名称として納得出来なくもないよな。
精神って1つ2つと正確に数えられるもんじゃないし、細胞みたいに物理的に分裂する訳もないからね 精神分裂って言葉はいまいちピンとこない
むしろ分裂していない精神なんかあるのかな
もの凄い極論を言うと、 幼児期に事故で高いところから落ちて以来、高所恐怖症の男がいる、と。 でも、霞が好きだから、春になるとわざわざマンションの屋上なんかに足繁く通う。 他人から見たら「なんであいつ高い所嫌いだって言ってるのに、あんなところに行くんだろう?」と思うよね。 つまり、「高いところを忌避する人格」と「高いところに向かう人格」で分裂。 それが「人格カオス説」みたいなものの本質だと思ってるけど。それが「精神分裂」とか「パラノイア」と同一視できるのかは知らんけど。 書きながら、「高い所は嫌いだけどそれに勝って霞が好きだっただけじゃん」って思ったけどここまで書いたから書き込んじゃえ
エソロジーでは葛藤状態を脱するために何らかの転位行動が惹起される。 それは精神分裂とは異なる。
精神は宇宙そのもの
なんか不在論とか唯心論みたいだなあ、東洋的だ
490 :
吾輩は名無しである :2012/04/12(木) 08:50:04.86
『シッダ―ルタ』読み返してみることにしました。
俺はデミアン読み返すことにした
幻覚とか幻聴は人間の頭が作り出したもので、 自分の頭の中の声が外側から聞こえるようにまでなったもんで それがもう一つの人格なのか。でも、裸の主婦がいたからって それが自分自身の中の人格の中の一つなのかな。 何でああいうのを分裂症とか言うのか。
語源の問題か。誰が名づけたのかな。
やっぱそれはアニマ(逆だったらアニムス)じゃないかなあ・・・ まるで夢占いの世界だ
495 :
吾輩は名無しである :2012/04/25(水) 17:32:07.61
シッダ―ルタ読了。 内容豊富な宗教的な人格向上小説です。 「シッダ―ルタは使命を受けている。」 他人と比較しない点が印象深い。
自分は自分に成る というテーマは見事だったな、シッダールタ
シッダールタはガラス玉演技の中の懺悔聴聞師、インドの履歴書に昇華した と、思う。
市民は放蕩者と聖者の両極端の中間だとかいう描写。 あの三つはこの世界の全ての人間が多分あてはまる。 言ってみればあの説明で世界中の全ての人間をザッと書いたんだろう。 市民か放蕩者か聖者かのどんな人間にせよ、あてはまるんだろう。 ホームレスやニートは市民かと言えば、大体が市民だろう。 無神論者は、聖者と放蕩者の、中間かと言えば、やっぱりそうなんだろう。 牧師は市民だろうし坊主も市民のようだ。 まれに、町内にも、人知れず、坊主や牧師や信仰者より聖者に近い人間が暮らしてたりする。 ヤクザや変態は市民かどうかが気になる。
市民は税金払ってたり働いてるかどうかじゃないわけだな。
いや、誤爆でないの?
>>500 荒野の狼の市民性の説明。
ヤクザも多く市民だろう。
精神病院の患者は?精神病院の患者とかはどのくらいが市民で
どのくらいが市民じゃないだろ
市民はいろんな両極端の中間であろうと常にする試み。 犯罪者も多くヘッセのこの説明によれば市民かもな。
あれは市民全体の一般法則というより 個人の人物描写だそうな
でも、個人の事を書いてると思えない。 個人と言うより全体の事だと思う。
505 :
吾輩は名無しである :2012/04/30(月) 21:06:00.25
市民という言葉は ヨーロッパの産業社会に登場した中間的富裕層という意味の市民ではない?
506 :
森ノ内 :2012/04/30(月) 21:37:47.67
トニオ・クレーゲルに直接関係ないにしても、 市民に対置されるのは、芸術家辺りではないかと想見しています。 価値観が、一般市民とかけ離れていそうだし。^^;
507 :
吾輩は名無しである :2012/05/02(水) 07:57:36.18
↑正解だろうと思います。一票。
ラオデキヤにある教会の使いに書き送れ
ヘッセ全集持ってる人いる? ガラス玉演技の巻だけ買おうと思うんだけど・・・
>>509 俺もガラス玉欲しいが高い。
文庫にしてくれ〜
512 :
吾輩は名無しである :2012/06/04(月) 16:52:08.28
ヘッセと文通してた日本人が 広島でヘルマンヘッセ文学館やってるらしいが 行ったことある人いる? 西反田さんって方だけど
514 :
吾輩は名無しである :2012/06/13(水) 12:21:17.87
メルヒェン最高
>つまり、君はそういう奴だったんだな (少年の日の思い出)
516 :
金神辯天 :2012/06/18(月) 19:59:22.51
悪夢から目覚めたときの暗澹たる風景。 社会悪必要悪存在悪絶対悪 人間が現実に目覚めたとき 忌まわしいゴミ屑の山 冷血漢の無残な姿 一体野郎達は何がしたいのであろうか? 便所の水は甘いぞ 蛆虫たちは便所の水に群がり 中身のないゴミ屑を漁るだけである
517 :
吾輩は名無しである :2012/06/19(火) 01:50:36.89
ごめんなさい
>ヘルマン・ヘッセ を仏語読みすると >エルマン・エッセー でよかったでつか?
復刊のガラス玉演戯、いつのまにか再発売されてるぜ。 しかし、自分でも持ってるけど四六版で二段書きってのがイマイチ。 そして値段がけっこうする。
いつのまにかっていうか、ずいぶん前ですよん
そうですか。 自分が手に入れようとしてた頃は、しばらく復刊も売り切れ状態だったので。
ヘッセの後期は思弁的になりすぎ デミアン以降はほぼ全て失敗作 相反する性格の登場人物を用意して対話しながら自己になるっていう 自分探しのために無駄な描写盛り込んだみたいな 車輪の下の頃のような叙情性がもはや無くなった
失敗作って表現はおかしい それは作者だけが使える言葉だ
むしろ車輪の下のほうが、好きじゃない 単純に、「学校教育が個の輝きを色あせたものにする」というテーマが 現代のアメリカナイズされた日本において、陳腐で手垢まみれなものになってきてるからかもしれないけど
ヘッセは厨二病の星
でも後期ヘッセはどうせこういうことが言いたいんだろって直感したことを、本当に登場人物に語らせてヘーゲル弁証法的なつまらなさがある 聖母の泉なんてナルチスとゴルトムントに理性と感性を象徴させたうえで分かりきった対話をさせてて薄ら寒い 前期の小説を読んで感動したあとだからなおさら残念
ヘッセは難解と言われるけど、ある性質を持ってる人には一読しただけでスッと入って行けるのかな 分かりきった事とは思わない人には逆に興味をそそられて魅力的に映るかも知れない分かるけど厨二だって一蹴する輩も居るかも知れないしね
ヘッセはうつ傾向の人だと一発でハマると思う
特にデミアンやシッダールタは涙がチョチョ切れる
初期の作品は共感してもらえるだけだが、
ヘッセ自身が立ち直った後の作品は強い励ましの言葉が書かれてるからなぁ
>>523 や
>>527 の言ってることもよく分かる。
ただ、俺の場合は小説の作りよりもそういった根本思想の方を重視して好き嫌いが決まる。
春の嵐なんてさ、初読はいいけど、一度後期を読んじゃうともう読む気がしない。 恋人が友人に盗られる苦悩の描写は、ウェルテルに勝るとも劣らない迫力があるが 一方でそこからの立ち直りに全く説得力がないw この時点じゃヘッセ自身に明確な解答がないんだな、って透けて見えちゃう。 まぁ車輪の下は最終的に破滅する話だから解答なんてなくても大丈夫だと思うけど。
ヘーゲルの弁証法的構成は面白くて精神が高揚するんだよね俺の場合。 ヘッセは初期も後期も好きだし。 まあ春の嵐を再読しようとは余り思わないが、車輪の下は何度も読み返してるし、 デミアンはもっと読み返してる。クヌルプや青春はうるわしのような小品も好きだし、詩も良いし。 ナルチスとゴルトムント、荒野のおおかみは読んでいて高揚するね。 結局ヘッセは一番好きな作家だ。
532 :
吾輩は名無しである :2012/07/03(火) 00:20:34.81
聖母の泉いま読んでるがゴルトムントが修道院ぬけだしたあたりから面白くなってきた クルチウスが全体がロマン主義とリアリズムの融合したドイツ中世の驚嘆すべき多彩な姿である。果実のようににおうばかりで瑕ひとつない。と書いてるだけある
ヘッセすごくわかりやすいと思うが、何で難解とか言うのかわからないんだけど・・・・・
シッダルタ、デミアン、荒野の狼を読んだ、かつてのヨーロッパ人の感想なんじゃね? うっすら仏教かじってて、中二病を体験し、ラリパッパ世界の存在も認識している 現代日本人には難解なところはなにもないけど。
東洋思想的なところあるからね、ヘッセ だから日本人にしっくりくるのかも
デミアンはドラえもんを読むようにスラスラ読めた
ドラえもん・・・読むものだったのか?w
実は俺もジンクレールの少年時代はのび太を思い浮かべてたw フランツ・クローマーはジャイアンな
最後にほうは『銀河鉄道の夜』を思い浮かべてたな 2人の少年がいて、どちらか一方がじんわり消えていく、みたいな
デミアンは好きなんだが、なんかデミアンの母親が妙な変容をみせていくところは良く分からなかった覚えが
デミアンの母親が、卵とか雛がどうとか言ってくれる台詞は最高
543 :
吾輩は名無しである :2012/07/19(木) 20:23:03.62
ファルドゥムいいね、!
藤原新也が著作の中でヘッセの「シッダールタ」を勘違いの極みって皮肉ってたな。
545 :
吾輩は名無しである :2012/07/19(木) 20:53:44.26
まず藤原新也って誰だよ
546 :
吾輩は名無しである :2012/07/19(木) 21:10:55.09
ワイン利きの、なっつったっけ、あーゆーの? 「この料理にはこのワイン」とかって。 オレ、甘い酒って嫌いで飲まないから、どーでもいいけど。 たしかその人だったよね?
547 :
吾輩は名無しである :2012/07/19(木) 21:26:41.00
カイジの人か
548 :
吾輩は名無しである :2012/07/20(金) 10:27:25.40
デミアン読了。う〜ん、確かに評価が難しい作品ですね。 構成は面白かったです。
>>544 その著書読んでみたい。
何を勘違いだと感じたのだろう。
ヨーロッパの仏教研究者って、仏教国の一般人よりはブッダの思想を理解していたようだし。
漫画じゃないのか?
そんなこといったら日本の仏教こそ勘違いの極みかと 良いか悪いかはまた別として
好き嫌いの差でしかないな 学説に添ってれば誰もが文句なしでそちらを取るとは限らないから ヘッセが好きなやつは仏教の正しい知識がどうとかよりヘッセがああいう作品を書いたことに共感するんだろ
ブッダに会って尚、それとは違う悟りを探そうとするなんて、仏教圏の人間には思いつきにくいのではないか? と思った。
>>546 写真家兼作家だよ。社会派系のね>藤原新也
昔、彼の本を何冊か読んだ記憶がある 「東京漂流」「渋谷」「空から恥が降る」
何となくこう・・・社会や人間の裏側を冷たく描写(写真付き)してるって感じだったかな
へえ なんとなく名前は目にしたことがあったけど、どういう写真を撮っているんだろう 今度本屋で立ち読みしてみるかな
万国のネトウヨよ! 今すぐ 団結せよ!* AKB48からHKT48へ移籍した指原莉乃が22日、 タモリが総合司会を務めるフジテレビ系特番『FNS27時間テレビ』内で、 単独ライブ「指原たった1人の残念ライブ」 (会場は東京・台場の合衆国スタジアム)を行った!☆ 指原が1人で「会いたかった」を歌う中、 ステージに前田敦子、高橋みなみ、渡辺麻友らAKB48のメンバーが現れ、 「会いたかった、さしこ〜」と歌って感動の再会を果たし、 “団結”をアピールした!* 今こそ 団結せよ!☆ バラモン兄弟よ! お前ら!☆ あんな ハゲをバカにしたヘアースタイルをしていたら、 死んで地獄に落ちて 生まれ変わったら 全体ハゲ(真性ハゲ)になって 生まれ変わるぞ!* モコのキンタマの大きさ=バスケットボール大!* ズルムケした時期=赤ちゃんの時だ!☆ 好みのタイプの女性は 天地真理と渚ゆう子と欧陽菲菲(オーヤンフィフィ)だ!* エドガーベインズ上院議員様がおっしゃるとおり モコは狂気の沙汰だネ…* モコには社会的責任を感じ取る神経が完全にマヒしてるんだよネ(*)((Φ)) これからは「ウンコウーマン」の時代だ!* 南無妙法蓮華経南無阿弥陀仏☆ 長年にわたって「原子力ムラ」の中心で活動していたヤツらに これ以上 甘い汁を吸わせるワケにはいかない!* そんな 弱い心でどうするんヤ!☆ もっと強くなりなさい!* いっしょに がんばりましょう☆ でも つらかったら ムリしなくてもイイんですよ* だいじょうぶですよ!☆ CIAの情報戦略の3Sはスポーツ、セックス、スクリーンの三つだ☆ CIAが背後に存在する正力氏が創設した日本テレビ放送網は、 プロレスや野球などのスポーツをテレビ放送網に乗せて、 民衆の関心をスポーツなどに振り向けることに尽力してきた* プロレスファンとはCIAの情報戦略に みごとに洗脳された家畜どものことだ!☆
ヘッセの後期作品は高校生くらいがあまり勘違いせずに読むのには向いてると言う感じかなw 皮肉じゃなくて、文明批判の割には落としどころがわりと素直、だから今でも愛読されるのだろ あの時期の欧州の画家作家なんて大戦ショックでだいたい内面に沈潜して変な精神世界に嵌まってるじゃん
558 :
吾輩は名無しである :2012/08/08(水) 12:10:07.40
後期作品第一作目『デミアン』の落としどころって素直? 曖昧じゃないですか?
松任谷由美も十代の頃、ヘッセやタゴールを読んでたらしいね。
新潮文庫で車輪の下の特別カバーでちゃったな あれあんま好きじゃないのになー
>>560 はげど
ヘッセならあれより他に読ませるべき本があるだろうに
晩年ヘッセも当時は力不足だったから今では満足いかない本みたいなこと言ってるし
そうそう。デミアンがちょうどよかったと思うな。
皆のヘッセのベスト作品教えてくださいよ
1.ガラス玉遊戯 2.デミアン 3.シッダールタ
クヌルプは最高のニート
読んだ中では車輪の下が一番よかったかな でももしかしたら聖母の泉がはるかに完成度高いかも 相当分量あるのに2,3週間で一気に読んだし ヘッセはストーリーの筋が薄くて泉もやはりそうだったが心理、情景描写がすごいわ
ヘッセは心情の変化自体がストーリーだからなぁ
古書店で角川のガラス玉遊戯見つけたんだけど、564を信じて買っていいのか
遊戯は訳が古くて読むの大変だよ。 新潮の演戯でも前半は結構読むの大変だと思うけど。
一度、演戯を読んだ後に遊戯も買って再読してみようとしたけど、途中で挫折した。
じゃぁちょっと図書館でまず高橋のみて見ます
ヘッセ知ろうとデミアン読んだが物足りなかったかも 二項対立の中でもがいてるもの自体は好きだが、トーマス・マン、 ヴォネガット、吉本隆明、高橋源一郎(初期)、草野マサムネ(歌詞)あたりの方が 自分にとってはデミアンよりいいかなと思った 戦争のシーンで主人公が人を見くびっていたのを悟ったと語るシーンあったけど、 まさにそうで、その色が少し強すぎたように思う。いわゆるほんの少し厨二病すぎたという感じ
ヘッセを知ろうとデミアンを選んだ処がちょっと間違いだったのではないでしょうか。 デミアン、ステッペンウルフ辺りは少し異質な作品です。 初期のペーターカーチメントやゲルトルート、後期のナルチスとゴルトムントやガラス玉演技辺りも読んでみては?
ガラス玉はヘッセが好きじゃないと序文で投げると思う
初期〜後期である程度ハッキリした変化ってあるの? 個人的には厨二成分は抑え目で(便宜的に厨二って単語使ってるだけなのでそこのツッコミは勘弁)、 深刻だけどもしなやかに潜ろうとしてる耽美ある文体を求めてるんだけどどうでしょう 574さんのレスになかったシッダールタ、クヌルプあたりも気になってる
デミアン以前と以後では全然違うと思うけど… デミアン以前だとヘッセ自身に明確な答えがないからクライマックスに説得力がない。 答えがないから車輪の下みたいに問いを放置したり(それはそれでよい)、 春の嵐みたいに無理矢理悟りましたみたいなところに落ち着く。
>>576 『クヌルプ』はいい作品
いささかデウス・エクス・マキナ的?ではあるけれども
理屈抜きで、ただもう読んでとても心が暖められたし、終盤特に最後の一文で泣きそうになった
>深刻だけどもしなやかに潜ろうとしてる耽美ある文体
というのがよくわかってないかもだけど・・・
『クヌルプ』、『ナルチスとゴルトムント』、『ゲルトルート』、『ペーター・カーメンチント』
あたりがお勧めかな
例えばドストエフスキーのような、練りに練られた思想みたいな描写は比較的少なめ
(『デミアン』とか『荒野の狼』とか『シッダールタ』とか一部除く後期作品に多いとして)
右往左往しながらも、予感を頼りに、自分の天命を見つけ出そうとする物語だよね
『ペーター・カーメンチント』なんかは、ヘッセ一流の自然風景描写が一際輝いてるし、前期はそういう叙情性が豊かだよ
579 :
吾輩は名無しである :2012/09/15(土) 04:17:53.09
>>578 そんなにいいんだ。クヌルプは積ん読だったから読んでみるよ。
シッダールタは、仏教の理解なんてあんなもんでいいのかも知れないな。 日本でも禅坊主がよく本書いてるけど、シッダールタ的な理解を否定してかかるでしょ。 狗子仏性ありの公案みたいにさ。
ヘッセに仏教の解説書を期待しているのか?
ゴルトムントって見方によってはなかなかのクソ野郎だよね
まだ国民という概念もない中世での話しだからそうともいえない
パン食い逃げとローベルトの扱いはちょっと笑える
ユーリエとリディアどっち派?
郷愁は他の作品より少し読みにくいな。
ガラス玉も良いんだけど、ヘッセで珠玉はやはり車輪だな。 あれは情念描写では群を抜いてる。大宰すらかすむ。
『始めに神話があった』って、ヘッセ作品を象徴する言葉だよな
589 :
吾輩は名無しである :2012/10/06(土) 08:15:55.68
田舎の中学生だった頃、本屋で「青春は美わし」(角川文庫刊)を見つけ、貪るように読んだ記憶がある。 ここであまり短編が出てこないけど、「ラテン語学校生」が大のお気に入りだった。 まるで夏の夜の花火のように美しく、心理描写も緻密で、繊細な文章は衝撃的だった。 ヘッセの著作は片っ端から読破して、大学1年の夏にヘッセの生家のあるドイツのカルブという町にも行った。 「黒い森」の中にある本当に美しい町だった。ヘッセはドイツと日本では圧倒的な人気を誇るが、 その他の国では知名度が低いと、ヘッセ博物館の人が言っていたことを思い出す。 「デミアン」を読み、ユング心理学に傾倒して精神科医の道に進んだが、やはりヘッセは自分の原点だと思う。 たまたまこのスレを見つけて、忘れかけていたヘッセへの情熱を思い出した。 まだまだ読まれているんですね。なんかもの凄く嬉しいです。
実はドゥルーズのマゾッホ論でかすかに『デミアン』に言及されているのはあまり聞かない話
591 :
吾輩は名無しである :2012/10/07(日) 01:49:43.72
ヘッセの作品の中で「精神的危機」と表現されているが、 その危機について、具体的に乗り越えたのはサマセット・モームの 「月と6ペンス」の主人公ではないか?
最近読んだ哲学って題名の詩がよかった、かなしい詩だけど
ヘッセは全体的に「冬の曇り空」の感じ
暗く寒いけど、静かでいい感じ
自分の感受性に飽きた もう自分に興味がない
この世に飽きたのではなく?
今始めてヘッセ読んだ。中断された授業時間ってやつ。こんなに共感して胸が締め付けられる作家は初めてかもしれない。
マジか。じゃあヘッセの中では結構珍しい作品なのかな?車輪の下とかもこういう感じなのかと期待してるんだけど
ヘッセいうても前期と後期で結構作風変わるんよ
ヘッセはスポーツ嫌いなのかな
競争が好きではなさそう
603 :
吾輩は名無しである :2012/12/12(水) 08:51:19.44
>>512 遅レスだけど四反田さんね
話し好きのいい人だよ随分と前のことだけれど
デミアンから引き込まれたがおいらはいまとなってはメルヒェンが一番好きだな
メルヒェンに限らず短編はいつまでも色あせない
デミアンとか薬物でバッドトリップしたみたいな感じ
ヘッセなら是非はともかく『ゆとり教育』を容認するだろうな。
競争社会の詰め込み教育批判のパイオニアだもんな
ヘッセが今の時代に生きてたらやっぱり地獄だろうな ツイッターとかインターネットを忌み嫌っただろうか
意外に自分のブログ立ち上げて、それなりに交流を楽しんでたりしてねw
あるある ヘッセは俺らと同じ根暗だしネット常用するんじゃ
少年ヘッセならネトゲ廃人とか…ありそうだよな
「俺は〇〇を誰よりも理解している!」って発言は嫌いだが、 好きなヘッセについてこんなこと書かれたらさすがにいい気持ちはしないな…
ヘッセもただの人間よ
何度も結婚して、何人か子供もこさえてるしね。
お金も普通にあってモテたってことさ
ヘッセはネット常用しても反戦だから、ネトウヨにはならないな
最近デミアンを読みました エヴァ夫人の章が新興宗教とかオカ板で流行りのアセンションみたいで一気に胡散臭くなったんだけど デミアン好きな方はこの部分をどう解釈してますか?
まずなぜその部分がアセンションだと思えるのか、 アセンションとは何なのか、自分にとってアセンションはどういうものなのか ということを言ってくれないとよく分からない。 で、個人的な考えを言えば、胡散臭いと言われてムッとしているw あの部分は苦心してきた自分の一側面を肯定することで救済されるってことが含まれているわけで、 「なんだかよく分からないけど救われた」では決して無いと思う。 じゃあ自分の過去や好ましくない一面を肯定するという事の妥当性はどうかというと、 それは認知療法などでもよく行われるし、個人的にもそうして然るべきと思う。 新興宗教の怪しい点は、救済が他者、酷い場合には生存している教祖によって与えられるということだ。 一方でエヴァ婦人というのは読者の頭の中に存在しているのであって、 むしろ自己肯定することを気付かせてくれる存在なのだから何の問題もない。
あの章はデミアンのピークだよね。自己否定からの脱出を予告する。 アセンションみたいな他力本願とかぜんぜん関係ない。
あの作品は躁鬱激しい奴にしか理解出来んだろ
1.「俺がこの作品を理解できないのは、躁鬱激しい奴にしか理解できないモノだからだ!」か、それとも 2.「俺はこの作品を理解できる躁鬱激しい奴なんだ…」 どっちなんだろう。
616にレスくれた方々ありがとうございました 自分が理解できなかっただけなのに胡散臭いとか言ってごめん 理解できる人にとっては凄く価値のある本だよなorz あの章を現実でのスピリチュアル体験(?)だと勘違いしてました もしかして最初から他人との出会いはなくて、登場人物はみんな内面を象徴した存在ってことですか?
でもデミアンって前半は王道の娯楽小説だよな 漫画でもデミアンとジンクレールみたいな関係性を描写するシーンって良くあるじゃん 風の又三郎に通じる様な一面もある
特に日本人はこういう設定大好きだと思う ミステリアスなクラスメートに繊細でナヨナヨした主人公がおっかなびっくり惹かれていく学園ストーリー
基本的に人間ってイジメられっ子に感情移入し易いのかな
自分がそうだったから
626 :
吾輩は名無しである :2012/12/23(日) 07:32:44.97
ヘッセは中学生までに読む本
そう思う
中学生までに読み、年取ってからまた読み返すべき作家だよ。
車輪の下は中学生の頃に読んで、最近また読み返した 印象がまるで違ってびっくり
みんなの好きなヘッセの詩は何?
最近、新潮文庫のヘッセ作品がよく改版されてるね この機会にファンが増えてくれるといいんだけど ところで、復刊ドットコムのガラス玉演技を買おうと思うんだけど、訳としてはどうかな?
「ガラス玉演戯」のカスターリエンっていう架空の地名は「知と愛」のカスターニエンの木のもじりだよね?
車輪の下は面白すぎて一気に読んだんだけど デミアンはあんまり進まなくて結局最後まで読んでないなー 何が違うんだろう
デミアンはストーリーあってないようなもんだからじゃないか 内面の世界描くことに終始してるし
クリングゾルの最後の夏ってどんな話?
637 :
吾輩は名無しである :2013/02/09(土) 21:04:01.95
新潮の車輪の下が読みにくかったんだけど デミアンは岩波にするべき?
バスでガッキーみたいな子が車輪の下読んでてワロタ
最高ですね
>>637 もう読んでるかな?
高橋訳は個人的には地雷。岩波の実吉訳は読みやすいと思うよ。
ただ『デミアン』は『荒野の狼』以上に人を選ぶ。
ブクステフーデを掛けながら浸りきって読むのが吉。
641 :
吾輩は名無しである :2013/03/05(火) 13:01:31.27
642 :
吾輩は名無しである :2013/03/05(火) 13:02:31.38
>>18 異端児が自伝の残り半分
っていう感じだな
643 :
吾輩は名無しである :2013/03/05(火) 13:08:57.34
トラークルの生涯wikiで読んだだけだけど、 ハイルナーまんまみたいな奴だった
ラクショーですし僕は勉強ができますけれど、何か?, 2011/3/25 By BOT (@_@) 49 "もあ犬の代理人、「ユトリで行くからユトリでね」各駅停車『ゆ... - レビューをすべて見る レビュー対象商品: 車輪の下で (光文社古典新訳文庫) (文庫) ホントーにこの小説って日本の教育制度がナントカってゆー そんな話なのー?信じられないしー てゆうかー問題わ貧富の格差とかー地域格差とかによるー 生まれた場所や家が偶然レベル低くってえー教育のチャンスがー 15歳か18歳になるまでー与えられなかったってゆー 本人わ優秀な人たちなんじゃ? 例えば小説「告白」でえー「勉強に追われて可哀想な子供たちと 世間ではよく言われますけれどわたしはそうは思いません。 親が貧乏でないのだから、お金を出してくれて一日に6時間以上も 受験勉強できる小中学生は甘えた身分だと思ってます」ってゆーよなことをー モリグチ先生とかがー言ってましたけれどー今の日本は親の経済力で 学歴がケテーされてしまう部分のほうがずっと大きいわけで。 21世紀の日本の子供は親が貧乏で生まれたのが田舎なら 勉強やって東大とかに入っても大学内での東大生格差が 待ってるだけってゆーことを完全熟知してるわけで。 人生戦略としては地方国立大学から地方財閥系企業かー 地方公務員上級かーその辺を考えてるわけで。 地方国立大わー公立小中校からでもー本人がフツーに 勉強してればー医学部以外だとーラクショーなわけで。 むしろ青春文学とかってえー感じでーこんな本をジュウダイのときにー 読んじゃってえーその後ー実社会でうまくいかずにー鬱になったりしてたー オヤジ世代とかーよするに甘えてるだけなわけで。実際のヘルマン・ヘッセわ 90歳過ぎまでースゴーク長生きしたしーノーベル文学賞とかもー 取ったしーよするにー勝ち組なわけで。それもこれもこゆ本が 日本みたいな国でーバカ売れしてー印税で儲かったからだしー 大戦中わースイスに亡命してー平和論やナンかを好き放題カタリまくりーのでー 太平洋戦争でー学徒動員でー戦死したー同世代日本人とー 比較してみればーよくわかるわけで。
手塚のブッダと、ヘッセのシッダールタ
そして中村光の聖☆おにいさん
ヘッセってギリシャ語ラテン語以外にできたのかな
「シッダールタ」は、ヘッセの思想・哲学そのものなのかね
確かにヘッセは仏教っぽい
ヘッセは嫌な奴だよな そこが魅力でもあるけど
芝生に 入るなー!
クナウアーかわええ
こちらも過疎だー 今ガラス玉演技読んでる。 が、序盤で躓いてしまった。文字が頭の中でどうにも形にならない。 発行順序追って読むわ… 幾つか読んだが毎度痛くて安心する
>>655 ガラス玉演戯とは何か理解しようとして引っかかるよね。
その辺は流して読んでもいい処かも。
>>655 読み終わると分かると思うぞ。長いけど面白い。
>>656 >>657 655です。
ありがと、絶対読み切るわ。
今のところシッタールダ、荒野のおおかみ、デミアンは描いてる本質?が同じような感じがする。
個人的にはシッタールダの優しい描写が好き。
荒野のおおかみはあるあるwwってことが多すぎてグサッときまする
ようつべにヘッセの自作朗読があったんだな 想像通りの声だった
教授の家の一件とか、リアルすぎてひやひやするよね
知と愛読み終わった。 私はこの邦題好きな方だな。 だけどナルチスとゴルトムントを、初めから知識と愛欲の象徴の人物として意識したから、原題だったらもっと別なものを感じて読んだ気がする。 自分が人物名以外に題名つけたらなんとしただろうか。 まず、ドイツの女すごいなぁって… アホみたいな感想しか出てこない。なんか色々思うことがあったはずだけども
662 :
吾輩は名無しである :2013/10/24(木) 18:36:57.51
ヘッセの小説には或る意味で凄い女が多く出てくる。 ヘッセはノーベル賞受賞の文学者であったが 聖人君子ではなかったことは あまり知られていない。
663 :
吾輩は名無しである :2013/10/25(金) 22:01:09.78
ハイルナーってホモなのかと思った。
ハイルナーはハンスを目覚めさせておいて去ってしまうからな 罪な男だぜ
665 :
吾輩は名無しである :2013/10/27(日) 22:38:15.12
車輪の下を受験生に読ませる 下衆のきわみ
666 :
吾輩は名無しである :2013/10/28(月) 22:15:39.14
ヘッセは個を確立できた強い人だったんだなあ。 自分の周りにもこんな人いたらいいのになあ……
個を確立できた強い人って、どういう人? 思いつきが強い人?
学生時代にドロップアウトしたり、第一次大戦でうつ病になったけど、立ち直って長生きしたってことだろ
669 :
吾輩は名無しである :2013/10/28(月) 22:41:01.98
ヘッセを理想化しすぎ
ヘッセって基本、不良だよな?
不良通り越して極道だろ
672 :
吾輩は名無しである :2013/10/29(火) 00:32:05.27
ナルチスとゴルトムントを一推しの熱烈プッシュ。 荒野の狼とシッダールタも良いけれど。
>>672 あれ、もう少し長編にしても良いよね。
そう思うのも面白いからか。
もっと浸っていたいと思わせる作品が一番良いのかも
ここにいる人はトーマス・マンにはどういう反応なの? 自分は先にマンにハマってその後ヘッセを読んだが、出生の違いが多少感じられるくらいで あまり変わらないかなと思って途中で中断してしまうことあるんだけど逆もあるのかな?(ヘッセにハマってマンあまり読まないとか)
676 :
吾輩は名無しである :2013/10/29(火) 09:19:46.47
シッダールタ以前のは柔弱で青臭いのが多くてかなわんな。 もちろん全部を読んではいないけど。
>>675 とっつきにくいのは共通なのかな?
魔の山を手にとったけど進まない。
ヘッセとマンはぜんっぜん違うぞ リアルでそれ言ったら「お前ほんとに読んでんの?」と笑いながら聞き返すレベル
どう違うのか言わずに、レベルなどという自分言葉で語る馬鹿
言ってもらえないと何も分からずすぐに馬鹿という馬鹿www悔しいのうwww
そもそも勝手に同じだと思い込んで読むのやめてるんだから違いなんて説明しても無駄 読書を知らない人間は放っておくのが一番
>>678 、
>>680 そういうレスはアホほどするからいいよ
>言ってもらえないと
何をだよ
>何も分からず
アホの溜まり場見りゃわかるけど、自分言葉でしか喋れない奴の言葉なんてアホ以外誰もわからねーよ
>>681 同じとか言ってないから
こいつはいきなりキレはじめて、一体何と戦ってんの?
わろたwww自分が一番アホだって気づけよwww
685 :
吾輩は名無しである :2013/10/29(火) 18:49:39.79
>>682 じゃあまず何があまり変わらないのか、出生の違いしかないのかを具体的に話そうね
自分言葉で話しているのは君なんだよ?
わかったかな?
>>685 最初のレスで聞いてるのはそこじゃないでしょ
その手の論争どうでもいいから、ヘッセとマンで共通項があったり、或いは全く違う作家だと思ったりしてるならそれを教えてよ。そういう意見にしか興味ないです。
>教えてよ 教えてよ?ただのくれくれ厨かよ 本読めよ
皆が皆同じ読み方する筈ねーだろ
690 :
吾輩は名無しである :2013/11/02(土) 09:07:03.85
同じドイツ人で大天才ゲーテを最上のものとするのはおんなじ。 音楽的には、モーツァルトかワーグナーのいずれかを好みにしているかがことなる。 ベクトルとしてはこういう違いがある。 トニオ・クレーゲルを通じてはヘッセにも通じるイメージがあゎ
691 :
吾輩は名無しである :2013/11/02(土) 09:28:50.73
同じドイツ人で大天才ゲーテを最上のものとするのはおんなじ。 音楽的には、モーツァルトかワーグナーのいずれかを好みにしているかがことなる。 ベクトルとしてはこういう違いがある。 トニオ・クレーゲルを通じてはヘッセにも通じるイメージがあゎ
692 :
吾輩は名無しである :2013/11/02(土) 09:35:14.06
あゎ???
693 :
吾輩は名無しである :2013/11/02(土) 09:36:29.08
じんじん女子高生かよ!
694 :
吾輩は名無しである :2013/11/02(土) 09:37:13.90
じんじん女子高生かよ〜♪ヽ(´▽`)/
ヘッセもマンもお互い学校が苦手だった者同士結構仲良かったんだっけ
696 :
吾輩は名無しである :2013/11/03(日) 15:35:47.30
トーマス・マンは性欲がでてきたのは20歳前後だったとか。 ヘッセの場合もどちらかというと遅咲きだったような印象。
ヘッセは性に関して早熟な方だろ ただ実体験は遅そうだけど
ヘッセは不良だからな。 車輪の下のハンスは自罰的で自殺したけれど、作者のヘッセはむしろ他罰的、不良だな。 不良といっても繊細な詩人の魂を持っている。半端ないエネルギーのある人だったのだろうな。
ヘッセは好奇心旺盛なタイプの不良だよね。 15才で煙草と夜遊びをしてたんだよね。
700 :
吾輩は名無しである :2013/11/20(水) 18:28:15.41
不良なんだけど詩人になりたいとおもいつづけた辺りが偉い。
701 :
吾輩は名無しである :2013/11/21(木) 08:49:42.80
(笑)
702 :
吾輩は名無しである :2013/11/21(木) 19:44:06.11
今、全体主義みたいなのが一部ではやっていて 全体のためには個人を抹殺する考えがあるようで こういうのにはヘッセは反対しただろうね。 ナチスに反対したからには。 ナチスも注目を浴びているけれどね。
703 :
吾輩は名無しである :2013/11/22(金) 19:50:41.84
ハリアーハイブリッドのCMフルバージョンで見ました? 『荒野の狼』の世界観を見事に映像化していると思うのですが。
違うと思う
705 :
吾輩は名無しである :2013/11/23(土) 15:34:13.18
>今、全体主義みたいなのが一部ではやっていて これだけじゃ何を指してるのかわからんが
少年の日の思い出面白い
クリングゾルの最後の夏読了。 おもしろかった
708 :
吾輩は名無しである :2013/12/13(金) 18:34:50.11
強盗事件にあって自殺したい気持ちがとまらないけど ヘッセ読めば換わるかな?
709 :
吾輩は名無しである :2013/12/13(金) 21:03:49.42
出版社は編集者レベルで朝鮮系 だから日本人は作家にすらなれない 反論、異論は認めない、というのも現在の文壇のほとんどが 朝鮮左翼系だから 自虐史観を新聞、テレビと共に 誰が植えつけてきたか考えよう 気づけよ 日本人!! もはやすべての文学賞受賞者は 朝鮮人認定式 と成り果てましたな 戦後、出版社が朝鮮人にのっとられてどこの賞も日本人が受賞できなくなった だから文壇は左翼と反日の巣窟 おまいら、本なんて絶対買うなよ、朝鮮人に貢ぐだけだ おまいら黙過の代償以下 自虐史観にのっとられた受賞作みてもなにも思わないか? 朝鮮人は一度利権を確保するとレイシストだから日本人には絶対手渡さないぜ
710 :
吾輩は名無しである :2013/12/29(日) 19:06:05.03
かそりすぎ
車輪の下って面白くないよな 話も田舎の優等生が都会で落ちこぼれて自殺するだけだし いかにもオチコボレが好きそうな話
高校んとき、オチコボレで嘘つきでまわりから馬鹿にされてる奴がいたんだよ そいつが車輪の下を読んでてワロタ で、しかも、そいつ半年経ってもまだその本読み終えてないんだよ。 もっとワロタ。 車輪の下ってそう言う奴向けの話だろ?
車輪の下が一番有名なのって日本くらいだよ ドイツではガラス玉遊戯が一番売れてる
ガラス玉遊戯 新潮のやつ見たけど、訳が全然ダメだな。 あの糞訳家(ふんやくか)、文章ド下手だがや 日本でガラス玉、人気無いというか知られてないのはあの糞訳家にもすこしは責任あるな
>>713 は、そういう常識を知ったかぶりするところを見るとハンス少年みたいなオチコボレだな
文学なんて何かしらから落ちこぼれた奴が手を出すものじゃないの
717 :
吾輩は名無しである :2014/01/03(金) 17:11:28.48
>>716 は勉強もスポーツも恋愛も全部オチコボレてるからもうだめだがや
718 :
吾輩は名無しである :2014/01/03(金) 17:12:06.02
>>713 って、みんなが知ってることを知ったかぶって得意げに話して、いっつもいじめられてるんだよ
>>713 この外国では、日本と違って○○だよ、とか××なのは日本だけだよ。
とか、そういう、屁理屈言う馬鹿って、まだ居るんだな。
>>713 は、ハンス少年みたいなオチコボレのいじめられっ子なんだろうな
722 :
吾輩は名無しである :2014/01/09(木) 02:13:00.42
>>721 屁理屈ではないだろう。解説かなにかに書いてなかたっけ?
>>722 文庫本の後ろの解説に載っていることを得意げに自慢するバカ
725 :
吾輩は名無しである :2014/01/09(木) 19:16:35.27
>>725 って、ハンス少年みたいなオチコボレのいじめられっ子なんだろうな
そうそう、
>>725 は、ハンス少年みたいに「俺は田舎では一番だったぜ!」ってホラふいてるんだろうな
ハンス少年ってそのくせして、田舎に帰っても歓迎されずに自殺するんだよな
728 :
吾輩は名無しである :2014/01/09(木) 21:47:37.61
読解力なさすぎ。内容がちがっている。
>>728 って、頭が固くて面白くなくていじめられっ子で落ちこぼれだな。
よかったな、おまえの好きなハンス少年みたいじゃん!
730 :
吾輩は名無しである :2014/01/10(金) 00:10:35.24
読まずに書き込んでるのか、ここにも。
732 :
吾輩は名無しである :2014/01/10(金) 08:46:58.57
ヘッセが好きなやつってハンス少年みたいなオチコボレのいじめられっ子ばっかなんだろうな
ずっと前から一人でID変えて必死すぎる奴がいるな、哀れな
>>733 アホ発見! ここのスレだと、わざとID変えてるわけねーだろ!
>>733 はハンス少年のようなオチコボレのいじめられっ子なんだろうな。
そういう奴に限って「俺は田舎では一番だった」とか地元じゃ負け知らずだぜとか
車輪の下か青春アミーゴみたいなへらずぐちばっかりきくんだよな
ヘッセのスレにとんでもない馬鹿が紛れ込んでるな NGじゃ!
クヌルプを買おうと思って調べたら新潮の表紙がかわいくなってた 前は水色一色でそっけなかったから嬉しい
メルヒェンだけか、青い表紙は
車輪の下を翻訳者別に三冊読んだけどそのうちの一冊が妙にホモホモしかった あのキスシーンのところ 誰訳かは忘れた高橋健二訳ではない
原書で読め!
水色の表紙好き
>>703 やっぱりあれ荒野の狼だよね
ハリー・ハラー
ぱくり? レスペクト?
744 :
吾輩は名無しである :2014/08/05(火) 10:16:17.75
(。・ω・。) 試験が終わったら釣りに行っても良いかな?
いいとも!
746 :
吾輩は名無しである :2014/08/05(火) 18:25:19.80
君のためを思って言うのだが、ギリシア語と数学を少しだけ先取りしておくのを勧めるよ
うるせえパブロめ
748 :
吾輩は名無しである :2014/08/19(火) 15:44:06.00
荒野のおおかみの最後のほうってドラッグで頭おかしくなってるの?
749 :
吾輩は名無しである :2014/08/19(火) 22:19:24.60
LSDってヘッセの時代にあったのかな
「魂のジュリエッタ」っていう映画があんな感じ。
ブルックリンの発着場じゃあるまいし、ヘッセは過大評価。レベルは高くない。 日本の文学作家のほうが深い作品を書くよ。
コリン・ウィルソンは過小評価されてるって書いてるよ
>>748 比喩が現実に先行してる感じがするよな
壊れたラジオからモーツァルト(バッハだったか?)が流れて来て
お前らの現実の見方はまさにこんな感じなのだ、自分自身が壊れていなければ現実は美しいのだ、的な実存主義的な考え
デミアンでも何かおかしくなる
>>752 アウトサイダー的な見方では過小評価っつーこと
元アイドルがマ○ヤと組んでト○を洗脳したのと同じ。 ヘルミーネとパブロがハラーを丸裸にする自己啓発セミナーのお話です()
>>713 俺がそれでヘッセ嫌いだったんだよなあ。
『車輪の下』読んで、こんなもんか?と読むの止めてしまった。
カフカも『変身』読んで微妙で止めた。
だけど原文で『ガラス玉遊戯』『審判』を読んで評価が一変した。
俺も俺も
原文で… 俺俺詐欺。
原文であれだけの長編大作読めるとか凄い 俺は訳本でも途中でやめちまった 結局、狼やデミアンよろしく市民VSアウトサイダーの構図を描こうとしてるだけなんちゃうかって思った
760 :
吾輩は名無しである :2014/09/17(水) 17:00:20.55
kindleで200円のデミアン買ったんだけど なんか訳がアカン気がする 他で買い直した方がいいかな?
761 :
吾輩は名無しである :2014/09/17(水) 20:03:14.08
新潮の高橋健二訳の買ってきた こっちの方がずっといい! 200円のは学生が教科書を訳したみたいな訳だ 危なかった
むしろどんな訳なのか気になる
高橋健ニの訳を叩いているサイトもあるが、 上手い訳文を強いて作ろうとしないヘタウマの上手さがあるような気がする ヘッセの原文がそういう傾向があるから合っているのかも ちゃんと香気のようなものがあるんだよね
764 :
吾輩は名無しである :2014/09/20(土) 10:39:45.36
ゴダール絶頂期の傑作、ウィークエンドを観るがよい。 ステッペンウルフ結末部のラリルレロな暴力的カオス&ナンセンスを ものの見事に映像化しているから。
765 :
代理屋 :2014/09/20(土) 11:16:57.27
「ウィークエンド」は心揺さぶられた……。 といっても、一度しか観てないが。
ヘルミーネは実在の娘なのかな? 自分のことが書かれた論文を受け取ったあたりから、現実とは他の世界に入っていて、 登場人物たちはある種ハリーの心の中の存在のような気もする。 ヘルミーネを刺したことには何の意味があったのか? もう一人の自分を殺すことで、統合されたのか?とも思うけど、 違うような気もする。 ヘッセ論、荒野のおおかみ論が書かれた本ってないかな?
767 :
吾輩は名無しである :2014/09/21(日) 14:31:54.51
荒野のおおかみって映画になってたのか 残念ながらdvdになってないようだけど 観たいなあ
>>767 最後のほうはちゃちなアニメ+特撮みたいであまり印象に残らなかった。
アニメか〜 今予算かけて作り直してほしいなぁ
ゴータマにのもとに行くと聞いて激怒した最長老を、シッダールタが不思議な力で操る。 デミアンにもこういう催眠術みたいなモチーフが出てきたけど、これは何だろう? ヘッセは催眠術に興味があった?
771 :
吾輩は名無しである :2014/10/10(金) 09:55:20.17
新潮世界文学全集ポチった 沢山作品入っててお得だと思う
ヘッセって、フリーメイソンの会員なの?Wikipediaに書いてあるんだけど。 どこかで自分で言ってたっけ? たしかに『東方巡礼』とか読むとさもありなんって思うけど。
773 :
吾輩は名無しである :2015/01/31(土) 11:06:07.69
グノーシス主義など神秘主義の造詣が深かったのは確実だけど フリーメイソンぽくはない気がする
オウムのせいでデミアンの印象が悪くなる
ノルウェイの森で主人公が車輪の下を読むシーンがある。 ヘッセごときみたいな扱いだったが、現代ならそういう評価も分かるが、 物語の舞台になっている1969年からそんな扱いだったのだろうか?
776 :
吾輩は名無しである :2015/02/19(木) 01:06:29.47
中村慎一郎ぐらいしか 評価してくれてなかったよねー
777 :
吾輩は名無しである :2015/02/19(木) 20:18:46.50
1960年代にヒッピー達に愛読されたり、荒野のおおかみを名前にしたロックバンドが 出たりしたのは、ヘッセにとって幸運だったのだろうか?