1 :
吾輩は名無しである:
第一章
到着
ひとりの単純な青年が、夏の盛りに、故郷ハムブルクをたってグラウビュンデン州
ダヴォス・プラッツへ向った。三週間の予定で人を訪ねようというのである。
2 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 08:48:44
おいおい、そのペースだと読了まで一万レスは必要だぞw
やっとマンスレが立ったと思ったらお前は何を(ry
4 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 10:29:36
集英社版の圓子修平訳より
「ハンブルクからこの高地までといえば、やはり大旅行である。
実際、たった三週間の滞在とすれば、遠すぎる旅である。」
5 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 11:18:48
岩波版の関泰祐・望月市恵訳
第一章
到着
単純な一青年が、夏のさかりに、生まれ故郷のハンブルクからグラウビュンデン州のダヴォ
ス・プラッツにむかって旅だった。ある人を訪ねて三週間の予定の旅であった。
6 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 13:29:58
ハムブルクからダヴォスまでといえば、それははるかな遠い旅である。だいたい三週
間などという短い滞在期間のわりにしては遠すぎる。いくつかの国々を通り、山をのぼ
りくだりして、南ドイツの高原からボーデン湖の岸へおりる。そうして湖の躍る波を越
えて、その昔底なしといわれた淵を船で渡っていくのである。
7 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 16:54:52
圓子訳の圧勝だろう。
圓子訳は江戸っ子訳
文庫本で全1冊の魔の山とか欲しいな
セテムブリーニが登場するたびにニヤニヤしてしまう
11 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 19:55:39
それまでは大まかに、
12 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 20:16:56
一直線に進んできた旅は、ここからはこみいってくる。
なんども待たされたり、面倒なことが重なったりする。
出てくる食い物がみんな旨そうだな
最後は惨めに終わります
従兄弟が死んでから悲惨だよね。
最後は没落ロシア人グループに入れられて、戦争行って、(´Д⊂ヽ。
後半は読みたくない。
16 :
吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 11:18:56
きちがい病院へ行けば
17 :
吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 16:13:10
マーン
18 :
吾輩は名無しである:2010/10/10(日) 23:33:23
なんだ、ちょうど俺も10月から読み始めたところなんだよ。
なんか交霊術とか出てきたあたりから
話として破綻してる。
いつのまにやらスレ立った
>>9 どんだけ分厚くなるのですか
>>20 厚さだけなら完全に辞書だなw
昔ちくま学芸で『言海』を文庫化した事あるけどあれと同じくらいか
持ち歩けない...
なにやら陰惨な最期みたいですね
<時間とは何か。これは一個の謎である—実態がなく、しかも全能である。>
自分は下巻の出だしのこの文章を読んで、買う気になり実際買いました、浅はかでしたか?
俺も一人の単純な人間なので。
24 :
23:2010/10/11(月) 07:25:54
自分はドスト、トルストイも好きですが、魔の山とか城とか失われた時を求めてのような
文体の文学小説が最も好みで意識が浮遊してるような感覚があるからですかね?
ベルクソンは全く違いますね
27 :
1:2010/10/11(月) 08:36:47
この作品は、面白いとか面白くなとかではなく
一文一文に重みが有り、凄い作品です。
入りがまだるっこしい気がする
下巻の出だしは嫌いじゃない
ナフタとか言う奴が登場してから、つまらなくなる。
後半は、続けるためだけに書かれている。
そんなことないです。
前半と後半ではなんか、書き手のモチベーションが違うよね
32 :
吾輩は名無しである:2010/10/19(火) 02:07:01
全体的な構成がおかしいのかな
33 :
吾輩は名無しである:2010/10/19(火) 23:06:47
>単純な青年
しかし、カストルプが単純なのかは…
最初の計画では、もっと短いはずだったんでしょ
ブッデンブローク家の人びとも確か最初は短い予定だったのにどんどん長くなっていったんだよな
北杜夫や辻邦生も指摘してたが、マンには創作の際に緻密なところとおおらかなところが両方出てくるんだな
魔の山を初めて読み終えたんだけど、もの凄く難しいね
学生の頃ならともかく、面倒臭いことばっかり考えさせられるから疲れたわ
ドストと違った意味で冗長過ぎですね
セテムブリーニ氏に萌えればおk
てか色々笑える小説だと思うけどなあ
なんだかんだで、セテムブリーニは生き残る
モコは「正義の言論」を貫いてきたからこそ、未曾有の大発展を遂げた*
愚劣な矢野の中傷も、一つ残らず打ち砕いてきた。
反対に、モコの前進を妬み、妨害しようとデマに狂った週刊新潮!☆
みなが みな、大失敗に終わった。
モコ中傷のデマが、いかに荒唐無稽な「作り話」だったか。
全部、明瞭、明確じゃないか*
あのウンコブーブー♂]々のデマも、そうだ。
モコがウンコブーブーをパンクさせたという話も 当然、真っ赤な大ウソだ*
鋭く追及されると、週刊新潮は「完全な誤り」と認めた。
「訂正とお詫び」を掲載して「勉強になりました」とハッキリと非を認めたんだ☆
だいたい、ちょっとでも自分の眼で確かめたら、
すぐに「作り話」だと分かるはずだ*
週刊新潮の作り話で具体的な事実が出てきたためしなんか、
ただの一度もないじゃないか(大笑い)☆
モコは もう 53才☆中年処女*羊水は 腐っていまァ〜す(*)((Ο))
長い髪をなびかせる長州のプロレスは(*)((●))
30年間 変わってなくて 女の子みたいで(*)((Φ))
基本的に中身も無いから 見る気を無くすよネ(*)((ξ))
昼間にプロレスを熱く語るなんて なにごとかヨ!?☆
いったい、どうなってんの? けしからんヨ!(*)((●))
けしからん っていうか…(*)((◎))
情けないよ(*)怒りを通り超えて くやしいヨ(*)((Θ))
う〜ん…(*)中年処女のモコとしては(*)((Φ))
今!(*)カトゥーンのウンコ! 食べたいよネ!(*)((●))
もしもネ…カトゥーンのウンコが満載されてる車両が あったとしてネ…☆
その車両から モワーンって ウンコの湯気が立ってたとしたら …*
モコは 迷わず その車両に向かって(*)((●))
全力ダッシュで かけ出して 飛び乗っちゃうヨ☆(*)((Φ))
そんでもって カトゥーンのウンコを 奪取するヨ(*)((◎))
40 :
吾輩は名無しである:2010/11/01(月) 14:06:24
こういう一種日常的な時間の流れから隔絶された状況におかれると、
人間は思索的になるか狂うかしかないのかね
41 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 00:46:21
最高の翻訳はどれ?
43 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 14:50:10
44 :
吾輩は名無しである:2010/11/03(水) 16:28:38
最初の数十ページから既に陰鬱な気分を予感させる話というのも
45 :
吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 14:36:57
高橋義孝はくそ真面目じゃないか。ユーモアが乏しい。
46 :
吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 19:12:14
スレタテ人ですが結局、時間とは何かと言う事がテーマなんですかね?
非常に興味深い作品であることには違いないです。
『失われた時を求めて』もですが
「トーマス・マンが書いた通り、刺激の多い時間は速く経つが、思い出すときには長く感じる。退屈する時は時間をのろく感じるが、思い出すときは数分に縮む。」
ドナルド・キーン
48 :
吾輩は名無しである:2010/11/07(日) 02:02:00
>>46 『失われた時を求めて』なかなか全巻集まらないので
代わりに『存在と時間』を読むことにしました
49 :
吾輩は名無しである:2010/11/07(日) 03:07:23
望月訳だっけ?
51 :
吾輩は名無しである:2010/11/07(日) 11:32:56
たぶんそうだったかと
一つ一つの言葉はおかしくないのに文章全体のリズムが悪くて堅苦しいんだよ
岩波にありがちなパターン
52 :
吾輩は名無しである:2010/11/15(月) 00:59:09
そこへいくと圓子修平訳はリズミカルで優雅で言うことなし。
望月訳よかったよ
おすすめしとく
54 :
吾輩は名無しである:2010/11/28(日) 01:58:19
そろそろ古典新訳で出してくれねーかなぁ
ラノベでないと読めません、という人だな
映画版のクラウディア・ショーシャがハナクソブスでがっかり
だけど原作に忠実に顔作るとあんな感じなのかなぁ・・・
トーマス・マンの『幻滅』、実感こもってます。
20代でこれを書いたマンには、脱帽です。
モコは若いころは学生運動に夢中になっていたの(*)((δ))
「アンチモコ派 反対!」「アンチモコ派 撲滅!」「アンチモコ派 殲滅!」
と書かれたプラカードをもってデモ行進をしていたのヨ(*)((Φ))
でも モコはアンチモコ派のアントニオに恋をしてしまったの(*)((ψ))
そして モコはアントニオと結婚したの(*)((ξ))
でも アントニオの汚いやり方に嫌気が差してきたの(*)((φ))
それで モコはアントニオが主催したセレブパーティーの会場を
突然 抜け出して 「アンチモコ派 反対!」「アンチモコ派 撲滅!」
と書かれたプラカードをもって 走り出したのヨ(*)((ο))
雪のふりしきる街路樹をモコは「アンチモコ派 反対!」(*)((δ))
と 叫んで ビラまきを始めたのヨ(*)((Φ))
そんなモコの顔は 輝いていた!(*)((ψ))
モコは中卒だけどキチガイオナニーチャンピオンになったのヨ!(*)
でも、キチガイオナニーチャンピオンを目指す人は 一人もいないのヨ*
モコ、くやしいの…((φ)) モコ、泣いていたのヨ(*)((ξ))
テカテカと妖しく光るオマ●コを 男たちに チラチラ見せるモコ…*
モコ くやしい・・くやし過ぎるヨ!!(*)((δ))
ところで話は変わるが、最近、めっきり影が薄くなったアンチモコ一派(笑い)*
構成員の不満が爆発寸前のようだな(*)((δ))
先日のアンチモコ一派全国大会では、(*)((φ))
モコが推し進めているモコスレ乱立計画についても、苦情が続出*
キニョネスさんが殺害された(*)((ο))
殺害されたのはキニョネスさんです(*)((Φ))
月曜日の朝7時30分頃 キニョネスさんは(*)((ξ))
職場に向かうために自家用車に乗って自宅を出ています(*)((Ο))
そしてその5分後に2人の武装した殺し屋に行く手をさえぎられ*
車からひきづり出されて少なくとも3発の銃弾を浴びて死亡しています☆
この間 2分間だったと目撃者は証言しています(*)((ξ))
モコは今朝 スーパー銭湯で ブッ!と屁をこいたら(*)((ψ))
小さなウンコがポン!と出たの(*)((ξ))
銭湯で良かったぁ(*)((φ))
もし、パンツの中にウンコをしてたら 大変なことになっていたわ(*)
59 :
吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 16:56:29
結局岩波と新潮どちらがいいんだ
高橋義孝は嫌いじゃないんだが
この作品の訳に限っては
カタカナがなあ・・・
61 :
吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 00:54:56
圓子修平訳を読め。
62 :
吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 22:55:23
望月訳のカタカナ見たときの感想教えて
カタカナで外国語表すのはどう思う?
63 :
吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 13:26:59
爆笑できる小説というとクルルしかないのかな?
64 :
蝙蝠ちゃん出没中 ◆MINORKEYcM :2010/12/30(木) 15:26:29
戦争終結から一年後、ダヴォスの小売り商店の屋根裏部屋に一通の手紙が届いた。
大戦を何とか生き延び、今は造船所のエンジニアとして働いているという差出人は
煙草の香りの染み付いた便箋に、ごく素朴な言葉で自らの近況を書き連ねていた。
その修辞の乏しさに対してうるわしい言葉で悪態をつきながらも
受け取り手のイタリア人は口元に繊細な微笑みを浮かべた。
もう長らく水平状態から脱することができなくなっていた人文主義者は
ベッド脇の円卓に手紙を置き、明るい光の射す天窓へと顔を向けると、静かに目を閉じた。
セテムブリーニの最期はこんなであってほしい
ハンスはどうでもええ
静謐なタッチで サナトリウムでの出来事を書いてたのに
急にフランス語になって ガラッと雰囲気が変わった☆
カタカナでフランス語を表していたのは
エロくて イヤらしくて 大人びた感じがした*
フランス書院?
ワタシ、ナースさんと ニートさんのこと、オーエンしますね☆
ワタシ、ペドロさんには トテモお世話 なってマス。
ペドロさんには 恩義 アリマス。
そのペドロさんが トニー社長の趣味の映画の撮影中に
アクシデントで ビルの7階から飛び降りて 重症になたと聞きました。
でも 元気そうなので 少し安心しました。オッス!
ワタシ、伝説の格闘家 赤い怪鳥 ペニーユキーデの息子あるネ*
ワタシ、これからも、ペドロさんのために 尽くすあるネ☆
トニーコーポ、さからう、良くないこと、ワタシ 知ったアル*
ワタシ、赤い怪鳥でなくて、赤い亀頭ネ☆
ワタシのチンポの先っちょ、快調 あるネ!*
悪口を言えば 最低のクズどもと 同じレベルになってしまう☆
これまで さんざん ひどいことをしてきた*
オレたちは せめて そのことをモコさんに対して 正式に謝罪し
罪を つぐなうべきなんだヨ☆
オレたちは「仮想の敵」を作ることで これまで一致団結していたんだよ*
もしも モコさんがいなかったら、オレたちの結束なんて 弱いものなんだヨ☆
そのことに 早く気づいておくれ* 分かったかい?☆
取れるだけ取ろうという魂胆だった☆
それで貯め込めるだけ貯め込んだところで、トニーコーポに牙をむく*
全部、計算づく、ソロバンづくだったんだ。
ツトムは モコと同じだ。 とにかく金。寝ても覚めても金☆
それがツトムだ。 上が上なら、下も下。
今も「食法餓鬼」のツトムに騙されているプヲタが本当に哀れだ*
ツトム! 忘恩の畜生社員は、絶対に許さない☆
いよいよ悪の本性を暴き、責め立てていく*
ツトムが新年早々、モコにうつつをぬかしている☆
そもそも、ツトムもモコ同様、学歴も無く、
ろくに住む家も無く町でチンピラ同然だったところを
トニー社長に拾ってもらった男だ。 恩を忘れて平然と裏切る*
モコ一派にふさわしい(笑い) *
実はツトムはトニーコーポの金を着服していたのが発覚した☆
69 :
紺瞳夢:2011/02/20(日) 04:15:28.30
魔の山か・・・サナトリウム文学て言うんだっけ?
70 :
吾輩は名無しである:2011/02/25(金) 06:33:18.48
高地という場所が青年特有の生活から遊離した思想アソビを揶揄していると思ったのは俺だけでいい。
読んでないなら書き込むな
72 :
吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 20:30:59.32
永遠に続いていくような感じがしていた時間が、
唐突に終る
魔の山のラストのあの感覚を今味わってるよ。
働けよ
74 :
吾輩は名無しである:2011/04/08(金) 22:10:29.76
1さんは飽きたのか
ユダヤ人主導で進められたコスモポリタニズムが破綻したという点では
当時も今も変わりませんね
そして「夢遊の人々」につながるのです
マリア・マンツィーニ!!
どうも文体がジトジトしていて読みづらい
カイザースアシェルンってどこのラントにあんの
80 :
吾輩は名無しである:2011/11/17(木) 11:43:05.30
ヽ. `ヽ.
, '⌒Y / 、ヽ ヽ ヽ.
/ / i /l/|_ハ li l i li ハ
. // 〃 /l i|j_,.//‐'/ lTト l、l j N i |
{イ l / l li //___ リ_lノ lル' lハ. ソ
i| /レ/l l l v'´ ̄ , ´ ̄`イ !| ll,ハ
ハ| ll∧ハヽ ト、 '''' r==┐ '''' /l jハ| ll ll
〃 ‖ レ'¨´ヽiへ. _ 、__,ノ ,.イ/|/ ノ ll l||
ll ll { ⌒ヽ_/ } ー‐<.__ ′ l| ‖
‖ ‖ ヽ, /、 〈 |:::::::| `ヽ ‖
‖ {. ハ ヽ Y`‐┴、::::v l ‖
‖ |iヽ{ ヽ_ゾノ‐一’::::ヽ. | ‖
‖ |i:::::`¨´-- :::......:...:.:.::.}| ‖
面白いわよ・・
81 :
吾輩は名無しである:2011/11/17(木) 22:32:44.61
魔の山なげええええええええ
読みやすいはずなのに進まねぇぇぇぇ
利口マン
利口パン
84 :
吾輩は名無しである:2012/02/23(木) 21:37:14.91
中国語訳持ってるけど、漢字ばっかりの魔の山も結構楽しいよ。
これロシアへの偏見むき出しだよね。ざけんなっつーの
ドイツでのロシア人って、乞食みたいなのばかりだから
87 :
吾輩は名無しである:2012/04/07(土) 17:44:01.36
第一次世界大戦の影響ですね
88 :
吾輩は名無しである:2012/04/08(日) 20:53:09.43
まだ四章の途中だけど、ハンスってホモ野郎なん?
89 :
吾輩は名無しである:2012/04/09(月) 08:44:55.62
上巻500pくらい。
このイタリア人のおしゃべりは永遠に続くのか?
90 :
吾輩は名無しである:2012/05/01(火) 11:07:31.87
つまらん
91 :
吾輩は名無しである:2012/05/16(水) 23:26:50.21
ワルプルギスの夜
なんて章があった
やっぱゲーテを母体にしているんだろうな
文章の構成なんてヴィルヘルム・マイスターそのもの
92 :
吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 23:00:49.58
あげだべぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
93 :
吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 23:31:16.61
そうだよ
「魔の山」は「ヴィルヘルム・マイスター」を母体にしているよ
「魔の山」「ワイマールのロッテ」「ファウスト博士」を岩波で読んだ
新潮社の全集で残りを読んだ
「ヨゼフとその兄弟」はちくまの古本を買った
後期マンはダメ
ファウストゥス博士とか小説っていうかどうでもいい「ブンガク」になってる
フェリクスクルル読むとマンが作家としてどんどん落ちていくのがよく分かる。若い頃書いた途中まで面白いのに、後半が退屈すぎる。
95 :
吾輩は名無しである:2013/06/17(月) 20:53:44.74
「ブンガク」ってどういうこと?
物語性に乏しい形式的な小説ということ
なるへそ
個人的にはブンガクのが好きかもと思ったけどなんとなくわかります
ヴォルフガンク・サヴァリッシュが逝去、90歳、
>>56 原作に忠実なイメージで作るとしたらシャーロット・ランプリング。
マリー・フランソワーズ・ピジェは太っていて結核って感じじゃないし、
眼も丸くて、原作のショーシャ夫人のイメージじゃない。
あ、御免なさい。これ TV ドラマの方のだった。
映画のなんてあったっけ?
>>93 だから「魔の山」を教養小説としているケースが多いみたい。
自分は教養小説だとは思わない。
>>94 そう思う。「魔の山」あたりで自分の持っている課題を吐き出してしまい、
後はただ言葉を並べてるだけという印象がある。
「魔の山」は、ずいぶん前に読んだときは、
「トニオ・クレーゲル」のハンス・ハンセンに対する思慕がそのままインゲボルク・ホルムに移行していたように
ヒッペに対する思いがそのままショーシャ夫人に移行したイメージがあった。
再読するとそうでもない。ハンス・カストルプはかなりみっともないことしてる。
読み終わるのに10年かかった。
104 :
吾輩は名無しである:2014/08/26(火) 22:14:19.06
魔の山は降霊術の章さえなければ本当の傑作
何で?
何だ答えられないのか