シモーヌ・ヴェイユのwikiから引用します。
>真に美しいものとはそれがそのままであってほしいものである。
>それに何かを付け加えたり減らしたいとは思わない完全性、
>それが「なぜ」そのようにあるのかという説明を要せず、
>それがそのままで目的としてあるもの。
トルストイの小説はそれとして美しいものです。
同時にキチガイによる作劇です。キチガイにはキチガイの論理がある。
で、あるならば挟まれた一節に意味を看取る事が出来る筈。
その意識が僕に
>>128を書かせました。
所詮翻訳ものですが、どうか注意力を以て一言一句その一節に必然性を感じてください。
この文章を読んだあなたが、僕に何がしかの傲慢を認めるかもしれない。
「謙虚さを持て」という批難に驕りを感じるかもしれない。
その侮辱に似た感情はアンナがカレーニンに抱くそれに等しく、
僕の抱いたトルストイ像が、一種神憑った真理であるかのような神聖視と
カレーニンの抱く神や真理への確信は同じくして、それは理性の賜物なのです。
それでは。