オノレ・ド・バルザック Honore´ de Balzac 3

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1やれやれ、僕は名を失った
いえーい
2ゴリオ:2010/09/12(日) 20:23:16
ひゃっほーい
3やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 05:45:24
砂漠の情熱らぶ。
4やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 23:32:13
みなさんは人間喜劇セレクションとか怪奇小説選集は買いましたか?
5やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 23:36:30
三島由紀夫が好きだった気がする
6やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 23:48:32
そんな事を言うと三島コピペが大量投下される恐れが
7やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 02:35:45
『捨てられた女』はげしく好き。
極上の短篇だな。
ボーセアン夫人の揩スけた女っぷり!
8やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 12:40:01
トロワイヤのバルザック伝はどうよ?
9やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 22:22:40
ツヴァイクのバルザック伝はいいよ。
10やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 02:17:44
バルザックの人間喜劇全作品読んだ人はいるだろうか?
11やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 09:18:06
>>10
はい
12やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 09:31:46
ということはフランス語で?
大学院で研究しているの?
13やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 10:08:30
>>12
> ということはフランス語で?
はい。ご存じかかもしれませんが、コナール版で読み、気に入ったのは
また読み返しております、現在は Les illusions perdues。
> 大学院で研究しているの?
いいえ、大学院卒からずいぶんと時間がたちます。
14やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 10:26:13
それはいいですね。
ちなみに、ゾラやプルーストも読みますか?
15やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 12:00:53
東京創元社からバルザック全集がでてますが、訳が少し古いめのようなので、読めるかどうか心配なんですが、読んだことのある方、どうでしたか?
ちなみに私は1989年生まれです。
16やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 12:47:50
訳は確かに古めですが、さほど古臭い言い回しはなく、読みやすい
と思います。せいぜい「くだんの」といった程度。
この全集でしか日本語で読めない作品がいろいろあります。
絶版になったら、古書価がかなり上がると思われるので、
今のうちに買っておくことを勧めます。
17やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 13:00:34
特に『ベアトリックス』と『村の司祭』は素晴らしい。
18やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 13:26:48
>>14
ゾラも全集で所有しており、読みますが、少々作りすぎている感じがし、
人物が傀儡と思えるときも時にはあり、
バルザックの方を遙かに好みます。バルザックは本当にこういうのを
物語の醍醐味というのでしょうかね。
プルーストは20世紀の最大の文学等の評価があったので、
購入したのはいいのですが、20世紀の文学なので、フランス語は難しいはずはないのですが、
内容の難解さとあいまって、やたらと文章が長くて辟易し、途中でやめました。
それ以降、書棚につんどくになっております。
19やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 13:42:38
その通りで、ゾラは人物造形がうまくありませんね。
バルザックは人間の内面を精緻に捉えつつ、社会の動きも
俯瞰する眼を持った無敵の小説家だと思います。
それにあのプロットの巧みさ。本当に読書の喜び
を味わえます。
20やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 14:09:04
ゾラもプルーストも人間喜劇を目指してルーゴン=マッカールや
失われた時を書いた。書かれた時代や作家の個性でこれだけ
違うという文学の面白さ。やめられない。
21やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 22:42:50
>>16
わかりました。ありがとうございます。
22やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 23:54:30

あなたはどの作品を読みたいのですか?
23やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 07:24:37
ツヴァイク好きの俺は暗黒事件だけ読んだ。暗い作品はとことん暗いね(というより重い)
しかしバルザックのコントドロラティックなんかほとんどが性的なネタばっかりなんだな。飽きてくる。
俺はフローベールのほうが好き
2423:2010/09/19(日) 07:37:38
>>18
ゾラ、モーパッサンらいわゆる自然主義派は人物描写が空虚なのは確か。
私も>>23でフローベールを好むといったが自然主義の嚆矢とされるボヴァリー夫人は嫌いだった。
プルーストに関しても同じような意見を持ってます
25やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 10:03:24
もういいからバルザック以外の作者批判をここでやるのはやめてくれ
2623:2010/09/19(日) 10:15:37
>>25
自分がバルザック以外のフランス文学を読んだことないからってそうやってひがむのはやめてください。
みっともないですよ
27やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 11:54:37
通常写実主義に含まれるフローベールまで自然主義に含めるのなら
バルザックどころかスタンダールあたりまでその範疇に入ってしまう気がするんだが
実際ゾラもスタンダールが自然主義の祖だと言ってるし
28やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 20:22:26
しかしまあ、食い過ぎで腹膜炎起こして死んだこの御仁にラヴクラフトが入れ込んでいたとはな。
不思議な文人だ
29やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 21:11:44
暗黒事件は新潮文庫の小西茂也訳が評判いいんだよな
復刊してくれないかなあ、新訳でもいいけど
30やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 21:36:29
>>29

確かにあれはいい。
31やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 21:38:13
旧漢字でも苦もなく読めればな。
32やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 23:57:15
アマゾンやヤフオクで買えるだろ。
33やれやれ、僕は名を失った:2010/09/20(月) 13:25:13
村の司祭は最高。
34やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 00:33:52
どこが最高なの?
35やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 01:38:50
オーザック最高!
36やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 20:24:31
バルザックを初めて読んでみようとと思っています。

最初の作品は、誰訳の何がよいでしょうか?
37やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 21:21:39
検察特捜部の証拠捏造とバルザックの暗黒事件を重ね合わせる今日この頃
38やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 22:54:59
違いすぎ
39やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 23:02:04
原書で読めない低能は去れ
40やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 23:04:51
39さん、それをフランス語で書いてくれ
41やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 23:11:19
>>36
高山鉄男訳、ゴリオ爺さん、岩波文庫
4236:2010/09/21(火) 23:28:14
>41
ありがとう。逝ってみる。
43やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 00:27:57
39のような奴にはホント来てほしくない。うんざりする。性悪院生ども!
44やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 00:34:39
院生でなくとも海外文学は原書で読むだろww
確かに翻訳はまがいものだから原書で読まないとその作品を読んだことにはならないってことは真理だと思う
45やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 01:41:10
だから翻訳がまがいものという見方が幼稚なの。
翻訳も文学なんだ。原書バカ!
46やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 02:16:19
原書で読んだって
どうせ当時の文化なんてわかんない。
なんで嫁に大金の持参金がいるのか?
サロンに集まるのにどういう意味があるのか?
オペラの桟敷を持つのにどういう意味があるのか?
こういうの原書読んだだけじゃわかりようがないでしょ。
47やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 02:33:23
バルザックの小説だけ読むと思ってるんだなw
アホすぎるわ
48やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 02:53:05
そんなこと言ってないよ。
この辺はフランス文学に頻出の事項だから
例として思いついたのあげただけ。
49やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 08:59:35
39は高齢の・・・もとい恒例の荒らしだから相手しなさんな
50やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 11:46:22
フランス文学やってて学者になれなかった奴とかだったら笑う
51やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 14:04:50
学者・・・
52やれやれ、僕は名を失った:2010/09/23(木) 00:21:11
そういう奴は今大勢いる。就職もできず、売れない塾講師になるしかない
高学歴ワーキングプアだ。自尊心だけで生きているさみしい連中さ。
53やれやれ、僕は名を失った:2010/09/23(木) 03:22:46
塾講師になれたらいいじゃん
とりあえず飯食える
54吾輩は名無しである:2010/09/23(木) 22:56:00
やっと『ラブイユーズ』読んだけど、面白すぎるな、コレ。
本当にDQNと痛い奴描かせると最高。
55吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 01:47:48
『ベアトリックス』恋愛心理が絡み合う、このすごみ!
56吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 14:48:42
バルザックはどれを読んでも面白い。
人生退屈しなくて済む。
57吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 15:21:41
しかしバルザックのどの作品をとっても
ゾラのルゴーンマッカーレの偉大さには叶わないね。
58吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 15:29:16
お前本気で言ってるのか?だとしたら、全くの文学音痴だな。
これにはつける薬はない。笑うしかない。
59吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 16:01:42
>>57
意外にかかるんですね、このスポット。
餌がよかったのかな?
60吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 16:13:36
ああ、恥ずかしい釣り宣言。
61吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 16:15:30
>>59
まだまだですよ。
62吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 21:12:19
会社の帰りに丸善丸の内本店に寄って、
久しぶりにバルザックの本を買おうと思ったんだけど、
なんと一冊もないんでやんの。

しゃーないのでnicole de buronって未知の作家のおかしそうな小説3冊ほど
買ってきた。なんじゃこありやー。って失敗したみたい。
63吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 21:37:38
きみとバルザックの運命はクロスしてないようだ。
64吾輩は名無しである:2010/09/25(土) 18:01:37
バルザックみたいにタフな生きかたがしたい。
65吾輩は名無しである:2010/09/25(土) 18:05:44
早死にするぞ
66( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/09/25(土) 18:54:44
>>62
ニコル・ド・ビュロンは翻訳も出ておりますよ(笑)おやはや(笑)
67吾輩は名無しである:2010/09/25(土) 21:51:11
>>62
 丸善丸の内にバルザックがない? 2階の海外文学コーナーに少し
あるし壁側の全集コーナーに選集が並んでる。
68吾輩は名無しである:2010/09/25(土) 21:57:08
バルザックに限らんが作家は全集を把握して読んでいくのがいい。そのほうが作家の全体像をとらえられる。
地元の図書館にはバルザック全集全26巻があるからありがたい
69吾輩は名無しである:2010/09/25(土) 22:26:22
>>67
検索マシンも使えないバカはほっとこうぜ
70吾輩は名無しである:2010/09/25(土) 23:42:31
>>67=>>69

日本語訳やペンギン版の英訳は丸善なら当然あるでしょ。
71吾輩は名無しである:2010/09/25(土) 23:50:58
>>66
またトンチンカン爺がナマコ踏んづけてるなw
おめえは、ただその名前しってるよって言いたいだけで、
de buronがどんな小説書いてるのか、中身は皆目知らねえんだろう。
かわいそうでこっちの気分まで沈んじまうぜ。
72吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 00:54:41
>>68
例えば君がみそ汁を作るとしよう。
みそ汁の出来具合の味見をする時
鍋の中身全部飲まなきゃ判断できないのかね?
73吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 01:00:35
全部飲むというのは全部読むということだろう?飲めば無くなってしまうんだから
おおよそ把握すればいいといってるのに何言ってるんだろう、この人>>72
しかも作るって何?例え下手が無理するな
74吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 01:18:16
小林秀雄「患者の身体を全部診ないとわからないのはヤブ医者
       名医は顔色みて、脈を見ればわかるんです」
75吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 02:35:23
バルザック面白いのに文庫で全然出て無いなあ…
ウジェニー・グランデは名作として名高いらしいし
岩波文庫から復刊してほしい
76吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 03:06:29
きみ、学生なの?だったら、文庫を要求するのも仕方ないが、社会人なら
全集買いなさい。それくらいの給料もらってるだろ?
77吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 03:13:50
>>74
君は>>72の人?小林の言葉は知ってるよ。郡司勝義の回想にも載ってたから。
まさか小林を気取って言い換えた訳じゃないだろうね。味噌汁がどうたらとか。
小林の例えとまるで違ったものになってるのが分からないのかな。
78吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 09:17:07
要はあなたが要領の悪い人間だって言いたいって事ですよ。
部分から全体像を捉えられないのは。
79吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 13:08:48
オノレ ド バルザック のオノレって姓ですか? またオノレ ド バルザック の名前に何か意味はありますか?
80( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/09/26(日) 14:34:37
>>71
実に愚か(笑)私は翻訳が出ておる、それゆえ全く未知の作家ではない、といっただけでしてねぇ(笑)
読んでおるとは言っていない(笑)唾はつけさせてもらいましたが(笑)おやはや(笑)
81吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 14:51:11
>>80
おめえは・・・落語にでてくる与太郎そのものだなw
82吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 21:01:56
オノレはファーストネーム。日本語に無理に訳すと『誉』(ほまれ)とでも
なるかな。
83吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 21:07:27
他人が呼んでるのならともかく
自分でつけちゃうのはどうかなって思うが。
84吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 21:40:05
そういう奴だから
85吾輩は名無しである:2010/09/27(月) 00:20:15
『ふくろう党』いいよね。
映画「悪人」のラスト、『ふくろう党』のラストを思い出した。
86吾輩は名無しである:2010/09/27(月) 09:34:35
ファーストネームを自分でつけるかw
オノレは聖人(サントノレ)の名前だから
それにちなんだ、ごく普通のファーストネーム。
ポールだのジャンだのとおんなじですよ。
『谷間のユリ』と『ゴリオ爺さん』が良かった!*
88吾輩は名無しである:2010/09/28(火) 15:27:07
オンドレ・バルザックなら、河内で大受けしそうだなw
オノレも関西受けするがw
89吾輩は名無しである:2010/09/28(火) 17:05:49
貴族被れで日本語的には結果的に良くなったな
おのれ、バルザック!
90吾輩は名無しである:2010/09/29(水) 01:19:10
新潮文庫よ、もっとバルザック出せよ。
『田舎医者』とか『現代史の裏面』を出したら
拍手喝采してやるよ。
91吾輩は名無しである:2010/09/29(水) 02:59:09
拍手もらっても銭にならんがな
92吾輩は名無しである:2010/09/29(水) 09:20:58
>>91
拍手もらわんと、銭だけとろちゅうのはおまえだけや。
93吾輩は名無しである:2010/09/29(水) 12:09:15
なにその反論
94吾輩は名無しである:2010/09/30(木) 00:24:54
ソレルスが「小説はおよそ現代史の裏面として書かれるべきだ」と言ったな。
95吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 01:07:26
結局、文学はバルザックとプルーストにつきる。
エンタメ好きでも最後はそうなります。
96吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 01:27:53
「日本語の」バルザックとプルーストな
翻訳万歳!
97吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 02:08:06
原書で読めない低能は去れ
98吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 05:45:45
翻訳で読む能力の無いやつは去れ
99吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 13:16:10
バルザックの小説は話が面白いだけで
思想性が薄いね。
ないとは言わないけど。
100吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 13:24:17
思想性(笑)
101吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 14:39:33
>>98
日本語オンリー馬鹿乙w
102吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 14:51:32
フランス語を読めても文学を読めるとは限らない。
103吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 14:56:05
>>97
去る必要はないだろう
低能を自覚しているならば
104吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 15:18:55
低能(笑)
105吾輩は名無しである:2010/10/01(金) 23:51:55
日本にも翻訳でドストエフスキーを理解したつもりの小林秀雄や埴谷雄高、仏訳でヘンリー・ジェイムズを理解したつもりの中村真一郎とか、いるからな
106吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:06:25
文学音痴が原書で読むのと、読み巧者が翻訳で読むのとで、
果たしてどちらが理解が深いかな?
107吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:12:52
文学オンチとか書いて生きていられる鈍感さ! お門違いも甚だしい。
108吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:19:26
107よ、お前のことさ、文学音痴は。
109吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:23:56
>>108あらゆる人から性格悪いって言われて育ったからいまだにそうなんだろうけど、遺伝だよ。
110吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:26:33
自分の読解力が職業批評家や作家並みと思い込んでる間抜け面
滑稽ですな
111吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:28:51
>>110批判と悪口の違いが分からなかったから未だに真の友情を知らない。死ぬまでそうだろう。
112吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:30:29
滑稽ですな〜
113吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:47:45
原書こそ真理!翻訳主義者は恥を知りなさい
114吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:48:58
くだらね。
115吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:49:01
>>113原理主義者乙→イラク聖戦へ
116吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:53:47
遺伝だの友情だの、いきなり何言い出すんだろう。糖質っぽくて怖いわ。
117吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 02:57:51
時間をかけてでも原書で読む努力はしたほうがいいよ
翻訳物ばかり読んでても語学力は磨けないし作品の良し悪しすら分からなくなる恐れがある
118吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:02:07
そりゃ日本語読んでフランス語が上達するわけないわな
119吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:02:09
語学力(笑)
120吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:05:53
ノーベル文学賞ですら多くの言語の文学は翻訳で審査しているというのに
121吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:08:42
語学力を磨くのと文学を読みこむのは全く別だ。
それは分けて考えたほうがいい。
122吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:11:19
全く別なわけないじゃん
ひとつも外国語ができないとそう思うのかもしれないね
123吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:11:59
翻訳だと文学を読みこむことができるのかw
ノーベル文学賞云々は関係ないよ、ただのお飾りなんだもの
124吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:13:29
わたしは英語とフランス語は原書で読むが、それ以外のスペイン語やロシア語
は読めないので翻訳に頼ることになる。翻訳を敵視する必要はないと思う。
125吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:13:40
ノーベル文学賞とか、極端な話だよね
126吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:15:10
英語とフランス語で、最近何を読んだの?
127吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:19:09
小林秀雄はドストエフスキーを岩波文庫で読んでいた。
128吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:24:29
作家や批評家も翻訳を親しんでたことを持ち出して特権化する輩がいるけど恥ずかしくないのか
129吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:25:41
なぜ恥ずかしいんだ?
130吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 03:28:00
バルザックは翻訳でも文体のクセが如実に出るし
ストーリーのダイナミズムで魅せるタイプなんだから別に翻訳でもいいじゃん
フローベールとかになるとまた別だけど
131吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 05:38:16
バルザックみたいに思想性の薄い作品は
わざわざ原書で読む必要はなし
132吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 05:52:25
急に伸びててワロタ
133吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 06:26:28
翻訳で読む能力の無いやつは去れ
134吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 06:37:37
>>130-131
小説を読む能力の無いやつは去れ
135吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 08:00:18
そんなに去ってもらっては困る。
136吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 11:02:39
バルザックの人柄ってどんなだったの?
いろんなエピソード教えてください。
137吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 11:06:39
伝記読めよ。
138吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 12:44:00
バルザックの小説に思想を求めるなよ。
大衆娯楽小説なんだから。
でも面白いんだから別にいいだろ。
139吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 13:16:11
まーた原書厨が暴れてたのか
これから原書厨はフランス語でレスしろ
140吾輩は名無しである:2010/10/03(日) 18:59:42
>>110
>自分の読解力が職業批評家や作家並みと思い込んでる間抜け面
>滑稽ですな

職業批評家や作家の「読解力」(というのも変だけど)がかならずしも君より上というわけじゃない。
もし文学ってのがそういうものなら、読む意味なんてないじゃないか。
水野さんには水野さんの、君には君のバルザックだから面白いんだろ。
141(─┬─ o ─┬─)鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/10/03(日) 19:01:39
>>140大江が書いた文を大江以外の人がヒヒョウするのも同じ。

要は、馬鹿は死なないと直らない。問題は読解力が勉強というか学習に大幅に依存すること。
先がない人を追い詰めるべきではないのだ。
142吾輩は名無しである:2010/10/03(日) 19:02:38
思想性あるだろ?
『暗黒事件』とか。
143吾輩は名無しである:2010/10/03(日) 19:26:40
>>141
意味がわかりにくいな。
144(─┬─ o ─┬─)鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/10/03(日) 19:33:33
>>143バルザックに暗喩はない?
145吾輩は名無しである:2010/10/03(日) 23:55:27
141は悪文の典型。大江を批判する資格なし。
146吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 00:08:07
思想がないとは言わないよ。
ただ低いと言ってるだけで。
ドストエフスキーやトルストイあたりとは
比べ物にならない。
フランスで言うとプルーストとか。
同じ時代で言うとユゴーと比べてもね。
147吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 01:12:02
バルザックに限らないけど、写実主義的な小説は
その時代を小説として描くことそれ自体が目的であり思想という場合が多い
148マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/10/04(月) 02:47:16
日本でバルザックに決定的な影響を受けた、とか言うような作家はいないよな。
ディケンズもそうだ。自然主義好きの連中にもまるで相手にされず、その後の文学にはかえって古臭い、ということで相手にされず。
福田恒存ではないがいまだに日本文学に与える影響はドイツ・フランスの文学は少し衰えたながらまだ残っていて、そこにアメリカ文学が入り後はロシア文学が少々、といった感じだな。
文学が終わったムードを出している奴がいるが、まだまだ日本文学は小さいといわねばならない。
149吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 11:00:46
>>148
ちょうなの?よかったわねえw

>>146
バルザックは思想が「低い」の?
で、ドストエフスキ、トルストイは思想が「高い」の?

はあ?プルースト?ユゴー(笑)?
こんな顔ぶれで並べられると何のこと言ってるのか検討もつかないねw
わるいけど、>>148>>146はともども・・・
150吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 13:02:22
日本でバルザックに一番近いのは獅子文六
151吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 13:03:23
>バルザックは思想が「低い」の?
>で、ドストエフスキ、トルストイは思想が「高い」の?

そうだよ。その通りだよ。

>バルザックに限らないけど、写実主義的な小説は
>その時代を小説として描くことそれ自体が目的であり思想という場合が多い

これは・・・その通りだね。
でも逆に言えば時代の表層しか追ってないトレンディードラマと同レベルって事だけど。
だからバルザックは現代に生まれて脚本家になってたら大成していただろう。
152吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 13:47:38

こういう気味悪ネタ受けないから。
153マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/10/04(月) 15:32:33
獅子文六は忘れ去られているからなw
154吾輩は名無しである:2010/10/04(月) 20:53:20
岩田豊男はぜんぜん忘れられていない。
155吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 00:13:59
山崎豊子だろう。
156吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 00:31:29
現代の作家のバルザックは誰かな
桐野夏生とかかな
157吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 06:30:43
ネタじゃなく>>151みたいに考えてる人って多いかもね
158吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 08:34:57
レディジョーカーの頃の高村薫かな
作中人物もしきりにバルザック読んでいたし

金丸不起訴をモデルにした小説でも
金丸にあたる人物がバルザックを絶賛したいたのは違和感を感じたが
読まぬだろう
159吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 11:51:09
読んでるからこそ金丸のような人間になるのだろう
160吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 12:28:52
翻訳でしか読まないからバルザックの思想性を見逃すことになるんだよね。
プルーストのバルザック諭は明快だよ。偉大な、思想ある作家としての
バルザックを顕揚した。バルトはこのバルザック評を受けて、プルーストこそ
バルザックの後継であり、19世紀フランス文学の集大成といった。
でもバルザックが好きで趣味として読んでる人は、思想がとうとか堅苦しいことは
気にしないで、好きに読むよね。無理してドストと比べても意味ないよ。
161吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 12:39:18
野崎歓が「バルザックは自分が何もかも知っているつもりで書いているのがつまらない」と言っていた
162吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 12:42:47
ドストは自分はフローベールに敵わないと言っていて
フローベールはバルザックが最高の作家だと言っているな
163吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 12:51:56
しかし日本人のドストエフスキー好きは異常だな。
小林秀雄の影響なのか。
ま、文学史からみればユゴーとバルザックだとバルザックの勝ちだろう。
ユゴーの文学的子孫は絶滅してるからな。
164吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 13:19:15
19世紀ロシア文学は後進国の文学だから日本人にはぐっと来るんでしょ。
イギリスもフランスも先進国だからね。
165吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 13:51:52
>しかし日本人のドストエフスキー好きは異常だな。

ドストエフスキの読者の多さは別に日本が突出してるわけじゃないです。
日本に劣らず欧米でもかなり読まれていますから。

国による読者の多寡という構図を作りたいなら、ユゴーはよい例になります。
日本ではレミゼラブルを除き読まれないが、欧米とりわけ本国での愛読のされかたは格別。
166吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 13:56:04
バルザックって現代フランス語の辞書で読めるの?
167吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 14:08:20
ふつうに読めるよ。
ちょっと語彙が面倒だけど現代語辞書でOK.
文法は、カミュ以降の小説よりは、やはりちょっと面倒。
168吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 17:27:32
むしろ語彙を除けば20世紀小説より圧倒的に楽なような
169吾輩は名無しである:2010/10/05(火) 21:54:25
日本でも小説好きでバルザック嫌いは少ないよ。
バルザック嫌いなのはインテリ系(評論家や思想家)じゃないか。
170吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 00:07:42
嫌いというより読んでない。
ドストやプルーストは読んでいるのに。
ディケンズも読まれない。
171吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 00:21:09
バルザックはだらだら書きすぎだろw
とても、字数稼ぎとしか思えない描写もいっぱい。
“この作品に何の関係が?”と思われる、作者にしか関係のない、
楽屋オチ的な記述とか。

評論家系の人は、短い作品でも作品中に情報が効率よく
集約されて著されているものを好むのではなかろうか
172吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 09:10:02
>>169
逆。バルザックの読者はむしろ玄人筋。
ミーハーは近付きにくいでしょう。
評論家思想家でもバルザックをやってるのはコワモテが系多い。

>>170
読んでないのはおまえ。自分が読んでないからといって、
人も同じと思ってはいけないよ、わかった?

>>171
効率よく集約されてるのが好きなのは君自身だろ。
それなら集約版読んでればいいじゃないの、おばかさん。
173吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 10:20:28
>172
自分がいちばん賢いとうぬぼれている究極のアホ!
174吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 11:53:07
>>173
いちばんとは思わないさ。
おまえよりは格段に上だが・・・
175吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 12:38:07
低レベル同士の競り合いは他所でやりなさい
176吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 13:11:47
他でというとどこでやればいいんでしょうか?
また、あなたは自分の目の触れないところでは何があってもよい、
よくないものは自分の目に触れないところに追いやればよい、
という思想をお持ちですね。

それは、よい思想だと思います。健闘を祈ります。
177吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 17:31:27
なんの健闘なんだよ
178吾輩は名無しである:2010/10/07(木) 00:44:58
>174 おまえより格段に上だが…
相手がどんな人間か全く知りもしないのにこんなこと書くのは
自分がいちばんと思いこんでいる証拠だ。
始末に負えない下等な人種だ。
179吾輩は名無しである:2010/10/07(木) 04:37:47
おのれ
180吾輩は名無しである:2010/10/07(木) 06:51:31
世是素death我五面臭
181吾輩は名無しである:2010/10/07(木) 10:12:10
>>178
人を下等な人種だと決め付けるのは
自分が上等な人種に属すると思い込んでいる翔子だ。
始末に負えない上等な人ですね。
182吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 01:36:07
悔しかったら、お前よりは上と考えた理由を述べてみろ。
それで下等か判断してやる。
183吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 04:38:17
俺は他人と自分を天秤にかけて優劣を計ったりしないという点では
おまえよりも上等な人間だよ
184吾輩は名無しである:2010/10/08(金) 09:02:57
>それで下等か判断してやる。

このように天秤にかけて優劣を計ろうとしていらっしゃるではありませんか。

>おまえよりも上等な人間だよ

そして結論もお出しになっていらっしゃる。

めでたしめでたし
185吾輩は名無しである:2010/10/09(土) 04:57:17
バルザックの作品に思想が薄いのは当然。
当時の小説は女子供の読む大衆娯楽作品だったのだから。
今でいう漫画と同じようなもの。
この辺はスタンダールの赤と黒のフランスの出版社のあとがきを
参考にされるといい。
当時のフランスの小説がどんな立ち位置だったのかわかる。
186吾輩は名無しである:2010/10/09(土) 20:37:13
バルザックは写実的な小説を完成させた作家だ。
18世紀までは小説はファンタジーや思想を盛る器だった。
館の描写を延々とやるのも、当時最先端の小説の手法だ。
小説は常に新しい手法を見出そうとする文学なのだ。
187吾輩は名無しである:2010/10/09(土) 22:22:19
>>185
>この辺はスタンダールの赤と黒のフランスの出版社のあとがきを

どこの版のこと?「あとがき」ってwなんだそりゃ。
てきとうなデタラメ言っちゃだ〜めw
188吾輩は名無しである:2010/10/10(日) 00:17:07
新潮社で出てる翻訳の最後の方に載ってる。
訳者解説の前に。
他の出版社のは知らん。
189吾輩は名無しである:2010/10/11(月) 22:43:40
水声社以外に『ユルシュール・ミルエ』を出している出版社ってある?
190吾輩は名無しである:2010/10/12(火) 00:03:23
俺が持っているのは昭和16年出版河出書房のバルザック全集で、
『ユルシュール・ミルエ』が収録されている。
191吾輩は名無しである:2010/10/13(水) 01:14:58
おこちゃまのとき『谷間のゆり』にはまったな。
今考えたら、意味わからずはまってた。
でも、よかった。
192吾輩は名無しである:2010/10/13(水) 08:42:31
子供のくせにハマッて、よかったのか?
早熟だなw
193ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/10/15(金) 01:46:49
谷間の百合は寸止めエロ満載だからなあ。
194吾輩は名無しである:2010/10/16(土) 11:01:19
『プチ・ブルジョワ』持っている。
195吾輩は名無しである:2010/10/17(日) 14:45:59
おすすめの短編ある?
196吾輩は名無しである:2010/10/17(日) 20:23:59
村上春樹
バルザックのような世俗そのものを書いた小説が好きで、この時代の世相全体を立体的に描く僕なりの「総合小説」を書きたかった。
純文学というジャンルを超えて、様々なアプローチをとり、たくさん引き出しを確保して、今ある時代の空気の中に、人間の生命を埋め込めればと思った。

197吾輩は名無しである:2010/10/17(日) 23:26:12
「捨てられた女」がお勧めの短編。傑作だね。
198吾輩は名無しである:2010/10/18(月) 06:43:15
「不老長寿の霊薬」
親不孝なドン・ジュアンが大活躍
199吾輩は名無しである:2010/10/24(日) 00:09:53
バルザックって普通に面白い感じがするね
200吾輩は名無しである:2010/10/24(日) 00:41:31
何を読んだのさ?
201吾輩は名無しである:2010/10/27(水) 14:01:58
最近ゴリオ爺さんを読んでバルザックにはまったんですが
ウージェーヌ・ド・ラスティニャックのその後が出てくる作品のタイトルは何ですか?

おしえてえらいひと
202吾輩は名無しである:2010/10/27(水) 18:38:04
俺はエロい人だから、教えられん
203吾輩は名無しである:2010/10/27(水) 20:24:23
エロい人でもいいから教えて
204吾輩は名無しである:2010/10/27(水) 21:27:30
205吾輩は名無しである:2010/10/28(木) 01:16:29
その後のラスティニャックはすべて脇役だから追いかけてもつまらん。
206吾輩は名無しである:2010/10/28(木) 03:45:46
デルフィーヌは最後どうなるの?
207吾輩は名無しである:2010/10/28(木) 06:04:04
男に捨てられて都落ちして暮らす
208吾輩は名無しである:2010/10/28(木) 12:23:05
そっか
父にした仕打ちを思うとざまーみろだな
209吾輩は名無しである:2010/10/31(日) 11:01:33
 デルフィーヌは『娼婦の栄光と悲惨』以降出てくるのか? ドイツ訛りの
怪物銀行家と愛のない金満生活をまっとうしたのだろう。
210吾輩は名無しである:2010/10/31(日) 21:39:54
>>200
幻滅とか(読んでる途中だけど)
211吾輩は名無しである:2010/11/04(木) 18:28:51
ロダンの彫刻が江川達也に似てる
212吾輩は名無しである:2010/11/04(木) 20:06:52
ロダンの作品の相当数がカミーユ・クローデルによって
制作されていたことは事実なんだろうな。
213吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 13:28:51
バルザックは非常に性格のよい人物だったらしいな。
214吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 15:28:04
>>212
完璧にスレチですね。すごいなあ。

>>213
それは、だれか同時代人の証言ですか?
215吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 15:33:11
寺田透が書いとった。
216吾輩は名無しである:2010/11/07(日) 15:52:03
テラーダはバルザックと会ったことないぜw
なのになんでわかるんだい?
217吾輩は名無しである:2010/11/08(月) 02:14:13
当時のいろんな文献を読んだのさ。
218フロイド・メイウェザーJr:2010/11/12(金) 22:47:34
「天才には不幸は踏み台でしかない」
みたいな言葉が印象的だったぜ!
219吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 11:52:16
「男にとって女はいつも損害だ」
220吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 15:36:57
>>148
歴史小説家の隆慶敬一郎はバルザックに影響されているよ。
221吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 15:43:29
>>220
おやミスが。訂正。
隆慶敬一郎→隆慶一郎
222吾輩は名無しである:2010/11/14(日) 03:09:26
とりあえず1冊読んどけとなったらどれがいいですか?
1冊無理なら3冊でもいいです。
223吾輩は名無しである:2010/11/14(日) 05:48:00
ゴリオシ爺さん
従妹のベッド
ユリの谷間(笑)
224フロイド・メイウェザーJr:2010/11/17(水) 00:24:01
人間喜劇なげー
225吾輩は名無しである:2010/11/17(水) 13:17:18
そういうの、長いとは言わない。
226吾輩は名無しである:2010/11/17(水) 22:41:15
メイウェザーのボクシングはバルザックの文体から会得したものだったのね
227フロイド・メイウェザーJr:2010/11/17(水) 22:50:02
いや、違いますよ
228ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/17(水) 22:50:39
なんで敬語になってるのw
229吾輩は名無しである:2010/11/18(木) 22:50:10
村上龍が好きなんで、龍さんとどっちが上ですか?
あとお勧めあったら教えてください。
ドラクエ4の4章のボスもバルザックだけどどんな関係?
230ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/18(木) 23:13:04
上とか下とかはないんですけど、バルザックは文豪ですからねえ。龍先生は文豪ではないでしょう。
231吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 01:19:02
お勧めは風流滑稽譚
232鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/19(金) 02:03:43
悪人は同情されない。
233吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 14:16:19
>210
『幻滅』か。バルザックの傑作群にあっては、中くらいの面白さだな。
『ベアトリックス』を読めば、『谷間の百合』の恋愛劇がいかに
若者向けか分かるだろう。大人の恋愛心理を読みたい人にお勧め。
234吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 23:14:38
ふくろう党って面白い?
235フロイド・メイウェザーJr:2010/11/20(土) 00:56:50
幻滅ですら中くらいとは!
セザールビロトーは評価されてるの?
236吾輩は名無しである:2010/11/20(土) 21:02:49
『セザール・ビロトー』より『ふくろう党』の方がいい。
237吾輩は名無しである:2010/11/20(土) 21:08:25
バルザック長編わがベスト5
@従妹ベット
A暗黒事件
B村の司祭
Cベアトリックス
Dふくろう党
238吾輩は名無しである:2010/11/21(日) 04:11:24
-=≡ ● ≡=-   -=≡ ● ≡=-  またカンサイジンがわるさを働いているな
239吾輩は名無しである:2010/11/21(日) 14:02:11
神秘主義者だったよね
240吾輩は名無しである:2010/11/22(月) 15:46:42
某サイトで人間喜劇の最高峰はルイ・ランベールだって人がいるね
241吾輩は名無しである:2010/11/23(火) 18:50:44
セラフィタが最高さ。
242吾輩は名無しである:2010/11/24(水) 01:50:03
どんだけコーヒー飲んでんだよ。
243吾輩は名無しである:2010/11/24(水) 09:47:07
1日50杯かな?
244吾輩は名無しである:2010/11/24(水) 10:01:35
どんだけ牡蛎も喰ってんだよ。
245吾輩は名無しである:2010/11/24(水) 12:21:01
1日150個かな?
246吾輩は名無しである:2010/11/24(水) 19:45:38
牡蛎亜鉛いっぱいエロイ
247吾輩は名無しである:2010/11/28(日) 22:38:06
久々きました。
もうずっと読んでないけど、衝撃と感動だけは残ってる。
コーヒー摂取量はバルザック読んでない人にも名を残すくらい有名だよね
無理したから若死になんだろう。
でも、納得の死に様だ。
248吾輩は名無しである:2010/11/29(月) 00:06:17
上野の美術館で、会ってきたよ
249吾輩は名無しである:2010/11/29(月) 02:17:44
村上龍さんとどっちが上ですか?
250吾輩は名無しである:2010/11/29(月) 21:27:30
>>249

普通に龍が上、そう思ってるんだろ?
251フロイド・メイウェザーJr:2010/12/03(金) 20:19:56
『ファチーノ・カーネ』は豪快に財宝を盗む話だったので
面白かった
252吾輩は名無しである:2010/12/12(日) 02:40:14
よく知らないので教えていただきたいのですけど、
藤原書店の人間喜劇コレクションって人間喜劇全部を網羅してるの?
それともそれ以外のすべての作品をも含んだのが「人間喜劇」なの?
253吾輩は名無しである:2010/12/12(日) 03:20:31
人間喜劇は約90作に及ぶ長短編の総称だが、バルザックの全作を指す
わけではない。たとえば、『風流滑稽譚』は人間喜劇に含まれない。
人間喜劇はまだ全作邦訳されきれておらず、『アルシの代議士』など
いまだ未訳である。東京創元社のバルザック全集も文字通りの
全集とはいえない。まして藤原書店版ではなおさら、だ。
254フロイド・メイウェザーJr:2010/12/12(日) 21:36:25
多作家なんだねえ
255吾輩は名無しである:2010/12/13(月) 01:50:41
>>253
ありがとう。なるほどー、評判の割に少ないなあと思ってたけど、やっぱりそうなのか。
とりあえず一巻から入門してみようかなあ。
256吾輩は名無しである:2010/12/13(月) 01:55:09
でも人間喜劇は藤原書店で出てるタイトル
以外ほとんど駄作だよ。
強いて言えば谷間の百合がそれ以外でも
名作ってぐらい
257吾輩は名無しである:2010/12/13(月) 02:23:00
>256
人間喜劇に駄作なしというのが文学史上の定説なのに、お前は読みもせず
何という無知をさらすのか。『村の司祭』『暗黒事件』『ベアトリックス』
を読め。己が不明を恥じるだろう。
258吾輩は名無しである:2010/12/13(月) 12:23:42
そんな定説初めてきいたぞ
259吾輩は名無しである:2010/12/14(火) 00:06:37
それはお前が無知だという証拠さ。
もっと勉強してからおいで。
260吾輩は名無しである:2010/12/14(火) 06:41:58
事実をデッチ上げて
ソース出してってお願いしたら
こっちの不勉強で却下ですかそうですか。
261添削:2010/12/14(火) 10:52:29
でも人間喜劇は藤原書店で出てるタイトル以外はほとんど駄作だよ。
それと、人間喜劇に含まれないものの中では、強いて言えば
谷間の百合が名作ってぐらい。
262吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 00:30:34

間違っている。『谷間の百合』は人間喜劇に含まれる。こいつも無知だ。
263吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 00:56:49
書いた後に、人間喜劇指定されたやつとか、あるんでしょ
264吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 02:51:49
しかし、読みもしないで、どうしたら駄作呼ばわりできるのか、
そのいい加減さが信じられない。
265吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 04:48:25
ウージェニーグランテとか
ゴリオジジィ以前の作品を後付けで人間喜劇に入れちゃうのはどうかって思うな。
266吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 08:42:12
本人が入れるって言うんならあなたが反対するいわれはないんじゃないかしら?
267吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 19:31:16
村上春樹さんとどっちが上ですか?
268吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 19:58:34
短編とか読むと実際駄作ばっかだし
269吾輩は名無しである:2010/12/16(木) 00:16:59
お前の感性が駄作だな。
270吾輩は名無しである:2010/12/16(木) 21:14:54
俺の知り合いが
東京芸大にいたんだけど
そこの准教授がバルザックの「絶対の探求」は絶対に読んどけって
ウザいくらいしつこいから嫌々読んでみたら
最悪らしくてバルザックは芸術のげの字もわかってないって
非難してた。
271:2010/12/16(木) 21:17:39
ごめんそれ「知られざる傑作」の方だったわ・・・
272吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 00:43:15
准教授は正しい。知り合いは文学をまともに読めないアホ。
273吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 11:03:09
ロクでもない知り合いとは絶交したんだろうな。
274吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 16:00:28
死後150年以上経っても本が世界中で出版されている作家が
一般的にどう評価されているか分かりそうなものだがな。
まあ、文学音痴はどこにでもいるがな。そんな奴が
どう思おうが、大勢に影響はない。
275吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 18:24:17
といってもバルザックって全然評価されてなくて人気もないよね。
トルストイやドストエフスキーは長編がいくつも文庫本化されて売れてるのに
バルザックってゴリオ爺さんと谷間の百合ぐらいしかないでしょ?
幻滅とか従姉妹ベットとかだってかつては文庫本で売ってたけど
全然売れずに今じゃ絶版(笑)
人間喜劇の全体なんてこんなものだよ。
276吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 18:27:14
西村京太郎>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>バルザック
277吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 18:55:48
オレも長いこと、食わず嫌いだったからなあ
278吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 21:08:57
現在の一過性的な大衆的人気と文学それ自体のアカデミックな評価は別だ。
特に日本でのバルザックの一般的人気のなさは異常だね。
まあ、知る人ぞ知る作家という感じで、こっそり愉しんでいる
雰囲気は我ながら嫌いじゃないけれども。
279吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 21:23:26
人間喜劇はなあ、やっぱ全体で評価されるべきだと思うんだな
実際そういう視点で見て面白いものだと思う。
そうなるとこういう巨大パワフルなのは日本人にゃ受けんよ
280吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 22:18:25
日本人は小説から教訓を読もうとするのが好きなんだが、
バルザックに教訓はない。教訓に還元されない人生の機微が、
誰にも真似できないエネルギーに充ちた語り口で、鮮やかに
描かれる。こんなにうまい小説家は他にいないのに、
読まないのは本当にもったいない。
281吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 23:04:59
日本人は忙しいからだめだよ。余裕や鷹揚さががない人にバルザックはあわん。
人間喜劇に比べればカラマーゾフでさえパンフレットみたいなもんだからな。
282吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 23:13:33
バルザックだけじゃないでしょ。
スタンダールだって、フローベールだって、
ゾラだって、プルーストだってあんまり人気ない。

日本で人気があるのはドストエフスキーとか
トルストイとかロシアの作家だけ。つかこの二人が
別格的存在なんだろうな。
283吾輩は名無しである:2010/12/17(金) 23:17:58
そこら19世紀のフランスのはさあ、あまりに西欧、西欧しすぎてんだよ。
連中、そのとき一番フランスは欧州の中心だと思ってたときだと思うんだよ
で、実際そうであって、それが文学にも出てて風俗なんかでも
バタくさい、チーズくさい。日本人にあわん。
ロシアのほうはまだ非西欧臭、西欧への憧憬があるという日本との共通点がある。
284吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 00:04:03
海外古典文学が現代日本人には読まれなくなっている。
読まれているのは、現代日本の通俗小説ばかりだからな。
285吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 00:55:01
日本人だけつうたらまた疑問だろう。
通俗小説が一番読まれるのは昔もどこも同じだし。
むしろテレビやらネットやら他のメディアが出てきたので、
それの影響で、本も受身で軽く読めるもの、脳みそに負担の少ないものが
よく読まれるようになったのはあるだろうね。
286吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 01:04:27
しかしここはプルーストスレよりずっと感じいいな。
プルーストファンはもう読破したかしないかで差別され、
今光文社と岩波と両方から出始めているから訳の正確度のために
フランス語が分からなければ差別されだからな。
ま、プルーストの場合、作品自体がお高く止まったところあるけど。
287吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 01:28:46
歴史好きじゃないと海外の古典文学は読み通すのつらいだろうな。
時代背景にロマンやダイナミズムを感じたり、各時代の生き方に一定の普遍的人間性や共通性を見出そうとする感受性がない人間が読んでも、退屈にしか思わないんじゃないか。
288吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 01:43:05
俺は歴史にはとんと興味がないが、海外古典文学が好きでたまらない。
現代日本の小説は数人の作家以外読まないのに。
想像のなかで自分が住む世界とは異なる時空間を体験できるのが
面白いからだろう。
289吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 08:44:24
世界文学の作品の方が日本のものより2ランクぐらい上だよ。
こんなこと言うと外国コンプレックスだとたたかれそうだけど・・・
おそらく日本の作品でタイプが近いのは井原西鶴あたりだけど
バルサックには遠く及ばないでしょう。
290吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 11:24:54
てかさ、文学ってのは自分にとって新しい面開拓、発見するために
読むって面大きいから、同国人より外国人のもののほうがその目的に
かなっている。
291吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 12:14:47
確かオクタビオ・パスが来日した時、文学を読む効用は寛容を養う点にあると
言っていた。世界はこんなにも変化に富んでおり、人間はこんなにも多様である。
それを受け入れる感受性を自己教育するには文学が最良の手段だ、と。
292吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 12:21:52
ああ、おれもベニスに死す読んで少年愛に理解ができたぜ
293吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 13:00:08
そいつは良かったねえ。世界が広がったじゃない。
294マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/18(土) 16:25:00
おいおい、そういう耳心地の良い世界文学論を奉じていちゃ駄目だろw
自分と他者は絶海の孤独を間に挟んでいる。自分と自分の間だってそうだろう。海外であればなおさらそうだ。
そういう絶望から二十世紀文学は生まれてきたのではなかったか? あのモームですら、それは分かっていたというのに。
もう海外VS日本といったような二項対立を廃棄せよ。少し知識のある奴からすると生温く思えて仕方がないぞ。
パスを我田引水する馬鹿もいるしなw
295吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 17:32:52
じゃあ、お前は絶海の孤島にひとり侘しく佇んでいろ、一生な。
296吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 17:34:38
まだ日本からは日本人論などで言われる特殊性が抜けきってないつうのに、
いきなり日本も世界もイーブンに考えろなんて政治の瞞着的プロパガンダか
青臭い「俺だけなんとか上から目線に」立ちたいガキの優越論にしか思えんw
297吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 17:37:02
てかはっきり個性的な主張を持ってない奴がコテ名乗ると2chじゃ恥かくだけだぞ。
298マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/18(土) 17:39:22
くだらぬ。「日本人論」とかいうくくり自体が昔のものになっているというのに、何をほざくw
299吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 17:49:02
バルザックはスタンダールの「パルムの僧院」のこと褒めてたけど。
スタンダールはバルザックの作品のことどう思ってたのかな。
褒められたお礼の返事の下書きではバルザックのこと「小説の王」って
呼んでるんだけど。
300吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 17:51:00
マグナって、バカだな。
301(∩_∩;)P 白旗〜!すずき ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/18(土) 18:05:40
ところがどっこい、>>298ちゃっかり韓国では生きのこっているらしい。

あの怒涛の朝鮮日報の「偏見倭奴観」をみなされ。
隣国は知るべし。但し染まるべからず。

マグナってばかだな。ほざくwほざくw
302マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/18(土) 18:12:37
ふむ。自分が日本人である前に人であるという肝心なことを忘れているようなんだよな。
303(∩_∩;)P 白旗〜!すずき ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/18(土) 18:13:54
あとふつうに欧米に日本学ありますよ。オリエンタリズムとしてみられてる、って意味ですが。
にほんじんが日本論したらただのナショナリズムだし、「日本論」は海外限定では?

>>294の大学者おじんマグナは、たぶん翻訳抜きで言ってるのでは? つまり土着した文学(翻訳されない)の間は日本論が通る。
そういう意味では時間、というか差延の中にあるものでしょうね、日本は。完全に平らになれば日本も米もない。
304吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 19:29:45
他者に対する寛容だよ。日本人と外国人だなんて限定しとらんだろ。
よく読めよ。頭悪いな。
305吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 19:42:47
マジ、コテハンて、ちょっとレスが続いたスレ目ざとく見つけてやってきやがるからウザイな。
306吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 19:53:08
>>302 そういえば保田は、われわれは人間である前に日本人だ、といって
たな。




307マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/18(土) 19:53:56
養えないと思うが。考えても見るがいい。例えば翻訳を経て読むとするとすでにそこに一つの日本語化がある。
そしてそれを日本人と語る、日本人流の解釈をすることによって二重に日本語化される。
あくまで日本人が読む海外の文学ということに変わりはない。これは外国語ができれば軽減されるが、やはり日本人が読む海外の書物ということに変わりはない。
それから実際問題として聞くが、日本語で海外文学を読む連中が寛容の精神を養えているか? そんな訳ないだろ。何も読まない奴よりも馬鹿げたことをいう奴もいる。
寛容の精神というのは極言してみれば海外文学を読むこととはあまり関係がない。
読んだことでなおいっそう、ドグマティックな小説論を振り翳し、日本文学を排斥するようになれば同じようなものだ。
時として人間はこの世の豊穣性に触れて絶望するよりも、ごく自分の周りだけで満足していればいい。
だが自分の周りにもそれに満足できない奴がいて、そういう奴のための文学だ。いわゆるこういう風に最終的に決め込んだの日本文学であって、
それを否定するには海外文学は凄いと叫ぶだけでは肯定にはならない、到底なw
308マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/18(土) 19:58:57
ついでに言っておくが、日本文学という意識が生まれたときから、日本人は海外文学好きなんだがな。そういう肝心な歴史を振り返りもしない馬鹿がいるから困る。
お前らのような海外文学フリークが日本近代文学を作り上げたという面があるのだ。誇ってもよろしい。
なに、一面的? それはお前らだって似たようなもんだろう。何を言うかw
309オフィーリア ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/18(土) 20:21:33
マグナさまはお気が狂われてしまいました! ああなんということでしょう

ドラクエでいう名もないか、名前欄が*の雑魚きわまる村土民などにお気をとられて…
ああわけのわからない近代文学論を唱えられています! 近代文学をお自らの手であれほど…
310吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 20:31:43
どうして寛容の精神を備えていないと言い切れるのかね。
そんなこと実証不可能だろう。おれはパスの考えに賛成だね。
文学には確かにそういう効用はある。弱者救済のね。
311オフィーリア ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/18(土) 20:35:43
>>310
>>294のマグナ様はみみざわりの良い言葉を憎んでおいでなのです! なんということ!
ああこれですべてが終りね…この世では、何事も過ぎ去るのみ

リベラリズムの洪水の前では資本の大きいお国にどんな意見も、感情もながされてゆく!
わたしのことばをあのハムレット様にお伝えください! わたしはここで、あなたをお待ちしますと…
312吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 20:50:37
日本と外国を区別して考えるななんて古い
なんて意見のほうがよっぽど耳障りのよさを意識した偽善めいた言葉に思うが
313吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 00:52:54
バルザックから遠く離れて
314吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 01:20:36
コテが悪いんだよ
315吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 01:39:35
>>314名無しに極悪人がいたらどうする?
316吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 02:04:45
>281
でもね、プルーストに比べれば、バルザックのほうがパワフルだから、
余裕がなくても読めると思うね。ドストエフスキーは雑な作品が多いね。
トルストイは二大長編はよくまとまっていると思う。
317吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 02:06:46
ヌーヴォーロマンに影響を与えたバルザック、という視点で論じた研究書とかってありますか?
318吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 02:14:09
クロード・シモンは自宅にバルザック全集を揃えていて、
よく読んでいたらしいね。
アラン・ロブ=グリエもバルザックは19世紀前半の
ヌーヴォー・ロマンなんだと絶賛し、小説はすべからく
「現代史の裏面」として書かれるべきだと言った。
319吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 02:20:54
そう聞いたんですが、
そのあたりのことについて論じた研究書や評論がもしあれば読んでみたいなあと。
320吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 07:17:37
ドストエフスキーが雑だと?
バルザックの方がよほど雑じゃねえか。
筆にまかせ間違っておぼえてる事まで
スラスラと書いてるし
321吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 09:26:58
両方雑だよw
322吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 13:22:17
バルザックファンのドストエフスキーはその雑なところも受け継いだな。
323吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 14:09:08
ウェジニー・グランデだっけ。ドストが訳したの。
なんかほとんど新しい創作になってたというぞw
324吾輩は名無しである:2010/12/20(月) 12:55:09
>>312
×耳障りのよさ
こんな表現が可能かどうか考えれば分かりそうなもんだが。
まことに莫迦の可能性は無限でござるなあ。

>>323
×たというぞw
おいおい、いい加減な話を無責任に振るんじゃない。
莫迦にも最低の矜持は持ってもらいたい、って無理か?
325吾輩は名無しである:2010/12/20(月) 13:56:15
>>323
おいおい本に書いてあったことで、俺が確かめたことじゃないから
「たというぞ」って書いたのに。おまえただ欲求不満だけじゃねえの?w
326吾輩は名無しである:2010/12/21(火) 02:46:54
おお、バルザックよ、そなたは世界でもっとも耳障りのいい名前じゃ。
327吾輩は名無しである:2010/12/21(火) 11:21:17
バルザックはザックバラン
328吾輩は名無しである:2010/12/24(金) 08:33:15
バルザックvsガンキャノン
329吾輩は名無しである:2010/12/24(金) 10:57:56
「現代史の裏面」はバルザック全集に入っているけれど、面白いの?
330吾輩は名無しである:2010/12/24(金) 13:26:40
>>329
おもろい、おもろいよ。時間を忘れて読んだのを思い出す。
静かだった外が牛乳配達のおっちゃんの音で朝になったのに気がついたほど。
331吾輩は名無しである:2010/12/24(金) 17:03:14
『ふくろう党』の後日譚でね、一種のボランティア小説なんだ。
血生臭さと清廉と。
332吾輩は名無しである:2010/12/24(金) 20:50:49
>牛乳配達のおっちゃんの音で朝になったのに気がついた

昭和30年代の回想?面白いといわれても世代の問題もあるしねえ〜
333マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/24(金) 21:26:51
文学を読むことが寛容に繋がる。果たしてそうであろうか? 仮にそれが確かとしても、絶望的な寛容にしか到らないのではないだろうか。
文学を読む奴が寛容か、というと俺はそれは違うと思う。むしろ、文学を読みすぎると傲慢に、無知を罵倒するようになるというのが一つのかたちとしてはありそうだ。
それからその驕りにすら絶望してしまうと、絶望のあまり人を許すようになる。結果としてそれが残るとしても仕方ないだろう。
もしかすると世界には驚くべき賢人がいるのかもしれないが、日本国内に限ると外国、国内を問わずとして文学を読む人、というのはどこか自閉的なところが付きまとうのではないかと思う。
無理に知識をつけると他人の知識のなさを見つけ、罵倒するようになる。あるいは芸術至上主義、これもありがちな陥穽だ。
俺が今までみた文学読みは大概そんな奴ばっかりだった。まぁ素人ならまだしも、プロでも寛容さを持ち合わせるものは少数だ。
334吾輩は名無しである:2010/12/24(金) 21:35:53

ばか?酔っ払い?クリスマスイブの一人酒盛り・・・きも〜
335吾輩は名無しである:2010/12/24(金) 21:43:44
>>332
わたしの住む村では牛乳屋のおっちゃんが健在です。
336吾輩は名無しである:2010/12/24(金) 22:29:51
蒸し返すなよ、タコ!
337吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 10:05:25
たこは明石のたこが最高!真っ赤に蒸し返されている。
338吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 11:57:00
たこフェリーがなくなって残念である。
339吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 12:10:14
マグナって、寛容から程遠い偏狭で頑迷な奴だな。
340吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 13:57:08
大学や大学院で文学やってる奴はそりゃゴーマンでやな奴が多いさ。
でもね、一般人で文学を愛好している人、サークルで集まって
文学談義をしている人には他者への思いやりにみちた善人が結構いる。
文学研究者よりそういう人たちにこそ文学は必要だと思うな。
341マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/25(土) 14:13:30
>>339
俺の発言には大文字で文学をやっている奴に対する嫌悪と絶望があふれているのだ。それを読み取ってくれw
>>340
確かに大方に関してそれはいえる。「学問」になってしまったら、傲岸不遜になるんだよな。
342吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 14:31:55
おたくは大学の教授か准教授なの?
343吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 15:03:41
俺は中学、高校時代から文学好きではあったが、思う所あって
大学は文学部にしなかった。今でも正解だったと思っている。
344吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 22:14:23
あまり好きではない三島由紀夫が対談のなかで次のようにいっていた。「文学」より「文芸」という言
葉のほうが好きだ、と。めづらしくいいことを言うなあ、と思ったが昔から私も「文学」という言葉が
好きではなく、例えば「音学」とは言わず「音楽」というのにどうして「文学」と言わずに「文楽」と
いわないのか?と不思議であった。まあ「人形浄瑠璃」のことを「文楽」というので混乱をまねくのか
もしれないが。だから「文学者」とか「文学作品」と書く人とは話が合わない(笑)。バルザックの凄
さははかりしれないのであるがそれがいかにも「文学」といったものとは違いちょっと肩の力をぬいた
感じで読めるところが魅力なのでそこがいわゆるドストエフスキー好きな人達にはわからないんじゃな
いか?あと三島由紀夫好きな人達も(笑)。バルザックにはいい意味での軽やかさがあると思う。

345吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 22:43:45
でも三島はすげえバルザックをリスペクトしてるぜ
ドスト以上にしてるんじゃね?
トルストイはついに一度も言及すらしてなかったと思うがw
346吾輩は名無しである:2010/12/25(土) 23:47:26
三島は特に好きな作家を聞かれ、トーマス・マンを挙げていた。
347吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 00:10:28
マンを好きってことはバルザックは好きでないってことになるのか?
348吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 01:33:54
三島はラディゲやダンヌンツィオにも心酔してると思う
349吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 01:50:24
三島はバルザックのことを悪文かつ立派な文体の持ち主、
ゲーテ、ドストエフスキーと並んで長編向きの文体の持ち主つうてるね
350吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 04:39:34
三島さんはロシア語ドイツ語フランス語を原語で読めたの?
351吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 08:08:22
ダンヌンツィオの翻訳もやっているんだが
352吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 09:01:25
たしかに三島由起夫は小林秀雄との対談のなかでバルザックが好きだといっているが、私がいいたいの
はドストエフスキー本人といわゆるドストエフスキー好きの人達は区別しておくべき、同様に三島由紀
夫といわゆる三島由紀夫好きの人達は区別しておくべき、ということだ。例えば「カラマーゾフ」とは
「黒くぬられた」という意味で半分ジョークのような兄弟の名前であるというし、「罪と罰」の酒に飲
まれた人生に甘く弱い男マルメラードフはマーマレード男という意味であるという。他にもロシア語で
読むと半分笑かす名前や文章の中にだじゃれが使われており思わず吹き出してしまうという。しかし、
いわゆるドストエフスキー好きの人達は(例外もいるが)ユーモアのセンスなんてなく糞真面目に「
文学」を語りはじめる。三島由紀夫については別スレッド「三島由紀夫は読みづらくないか?」で感想
を書き込むやいなやおよそ「文学」好きとは思われないような文章と言葉づかいで批判を受けて閉口し
た(笑)。
353v(o^〜^o) ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/26(日) 10:16:37
v(o^u^o){そーせきのこと
354吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 12:06:25
>>350
ドイツ語はすらすらではないだろうけど読めたんじゃね
大学ではドイツ語とってたらしいし
英語はぺらぺら
355(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/26(日) 13:26:14
352
ドストのユーモアは高度なブラックユーモアです殻ねぇ〜(笑) 文学好きカス(カス平野(笑) スリ中村(笑) 盗作未央子(笑) ニート田中(笑) )らには読み取れないで症ね〜(笑)
356吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 14:04:43
三島さんは文体を云々できるほど、ロシア語ドイツ語をスラスラ読めたの?
357352:2010/12/26(日) 14:58:08
すべて美しいものは軽やかであるとニーチェは言ったが、その意味で彼らは醜い(笑)。
358吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 19:39:48
三島は「文体」と「文章」って言葉は分けて使ってる。
保坂によれば文体は翻訳でも分かるものらしく、多分、
このふたりの「文体」という言葉の解釈は似ているので、
多分、三島さんにも翻訳か原文かでは関係なかったんじゃないか。
俺もそう思う。翻訳ごときで変質するようなちっぽけなものでないと思う
文体ってのは。
359吾輩は名無しである:2010/12/26(日) 22:20:36
原卓也も江川卓も米川正夫も工藤精一郎も小笠原豊樹も千種堅も木村浩も小沼文彦も井上満も亀山郁夫も、ドストエフスキーを翻訳する時は、みんな同じ文体になるってことなの?
360吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 00:12:29
そういうことになるね どの訳もあくまでドストエフスキーの文体
訳者がいじれるものではないってことになる
少なくとも「デスマス調」と「デアル調」の違いが文体の違いであるとは
考えてないみたいね三島とか保坂はね
361吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 01:14:52
ドストエフスキーがロシア語訳したウジェニー・グランデを亀山郁夫が日本語訳し、それを橋本治が桃尻語訳した場合、誰の文体になりますか?
また、あきらかな誤訳があるのに、それがバルザック本来の文体だと勘違いしてしまうのは悲しくないですか?
362吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 01:21:31
そんな下らない質問をする自分を悲しみなさい
363吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 01:41:16
その桃尻語訳を村上春樹が英訳し、それをル・クレジオが再びフランス語訳する。それを読んだバルザック「こんな小説書いた覚えないぞ。そもそも文体が私のとは、まるっきり違う」
364吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 01:50:15
くだらんな。面白がってんじゃねえよ。
365吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 02:44:18
ようはキャラクターとか会話劇が多いだとかいう作家の癖を
文学的に言ってるだけじゃないのか?
例えば、日本だと野坂とかああいう文章なんて海外で同じようになるとは思えない
366マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/27(月) 02:53:17
加藤周一もシェイクスピアやドストは日本人が読んでも面白いフォースターは面白く感じないとか言っていたしな。
いや、フォースターならば日本語でもある程度は面白さが伝わるが、人気ではない作家なのは間違いない。
367吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 03:24:09
バルザックの面白さにこそ日本人は気づくべき。
368吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 10:40:43
正直、文体ってのが何かを軽視する奴は文学読むのに向いてない気がする
虚栄心で読んでるんじゃないのか?
369(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/27(月) 12:18:35
藁貸し増すねぇ〜(笑)この↓痴害が解らぬ者は文章と文体の痴害も解らぬのでは〜(笑)

@明日は晴れるかなぁ、と僕は言った。

Aあすは晴れるかしら、と私は言った。
370吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 12:41:54
三島の文体の解釈ってのは、言語による世界解釈の方法みたいな意味だったと思うが
371吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 14:09:19
>>368
文体を軽視してはいないよ
でも外国文学で作家の細かい癖なんかが本当に出るのかと思うだけ
訳者が苦心惨憺して捻り出してるのが偉いだけでは?
詩なんて翻訳じゃ中身しか分かんないしな
>>370
三浦雅士の「メランコリー」みたいなもん?
それならわかる
372吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 15:04:32
>>370
そんな誰もが指摘することをわざわざ・・
373吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 15:13:17
たれか三島さんの文体の定義をはっきり簡潔に述べて下さいませんか?
多分こういうことじゃねえ?とか、自分は一応こう理解してるけど大体合ってる気がする、ではなく、一般的な定義とは、これこれこう違うとはっきりと。
374吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 15:25:09
自分で読め、カス。エッセイ「私の小説の方法」ってのでかなり
文体というものについては言及してる。新潮文庫の「小説家の休暇」のなかにある。
その本にあるあとのエッセイも全部読めば、おまえなりに三島の文体の定義はつかめるよ。
375(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/27(月) 19:20:59
藁貸し増すねぇ〜(笑)三島の文章読本にも369に憑いての記述が或るのですけれども〜(笑)
376吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 19:48:15
三島の文章読本なんて誰でも読んでるわ
377吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 20:15:51
甲「別役実によると、人類は鮪から進化した」
乙「え?猿じゃないの?」甲「違うね。これがあるのは人間と鮪だけ。蛇や雀にはあれしかないし、蛙にはそれが物足りない」 乙「あれやらこれやら、よく分からないよ」
甲「ち、面倒な奴。いっぺん自分で別役先生の『魚づくし』読んでみ。目から鱗が落ちるから」 丙「そうか!人間にも鱗があったんだ!」
378352:2010/12/27(月) 20:41:20
昔中国の北京大学図書館に行って驚いた。そのころカフカをよく読んでいたからカフカの中国語に翻訳
された作品を見てみようとさがしてみた。すると同じ作品でも日本語で翻訳されたものと比べて厚さが
半分ぐらいしかない(笑)。中国語に翻訳すると短くなるらしい。このことから察するに『従姉ベット』
(藤原書店上下巻で出版)なんて一冊で読めてしまう(笑)。三島のくどい文体もすっきりして良くな
なるかもしれない(笑)。



379吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 20:47:57
中国語は表意文字を使っているのだから短くなってあたりまえ。
I hit you
我打汝
わたしはあなたをなぐる

まあ日本語の場合、場合によっては「なぐるぞ」ですむけど
380352:2010/12/27(月) 20:52:13
私は翻訳によって文体は変わるんじゃないか、ということをいっているのだ。
381吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 22:44:33
だからそれは結局「文体」というのをどう考えているかで変わるだろ
382吾輩は名無しである:2010/12/27(月) 23:51:56
>>366
単に敷居の低さの問題ではなかろうか
383吾輩は名無しである:2010/12/28(火) 01:17:08
バルザックを論じようぜ。
384吾輩は名無しである:2010/12/28(火) 01:20:21
ゴリオ爺さんの下宿がめぞん一刻に見えてしかたがない
385吾輩は名無しである:2010/12/28(火) 02:46:52
そりゃあ別に構わんさ。
真綿荘の住人たち
386352:2010/12/28(火) 20:38:54
私ははなから三島由紀夫のいう「文体」など信じてはいないので私のいう文体は国語辞典にあるとおり
である(笑)。だから「翻訳ごときで変質するようなちっぽけなものでない」という気持ちはわからな
くもないが事実は違うといいたい。西欧の言語を括弧にいれてみよう。先に、中国語に翻訳すると半分
くらいの量になるといったが、これは質に影響をおよぼさざるをえないことである。スワヒリ語に翻訳
するともっと短くなるかもしれない。ロシア語で笑えたものが翻訳で笑えないという事実もある。「文
体」の定義が違うという人もいるかもしれない。しかしそのようなものは例えは悪いが「自衛隊は軍隊
ではない」というようなものだ。そのような論理は島国しか通用しない。諸外国からみれば軍隊(文体)
にしか見えない。批評家の柄谷行人が村上春樹について彼の小説は構造だけがある、といっている。だ
から翻訳されても変質しないし読者を取り巻く状況が全く違っても理解できることになる、事実彼の小
説は世界中に翻訳されている。もっとも柄谷行人がいいたいのは構造だけがあって中身がないという
ことなのであるが(笑)。
387吾輩は名無しである:2010/12/29(水) 00:28:28
中国語で書いてくれたら読んでやってもいいぜ
388吾輩は名無しである:2010/12/29(水) 10:07:14
以下原文で読んだ方々がバルザックを論じますので耳を傾けてみましょう
389吾輩は名無しである:2010/12/29(水) 21:22:04
おのれ!怒!バルザック
390吾輩は名無しである:2011/01/01(土) 00:16:38
今年は『田舎医者』を読もうと思っている。
391吾輩は名無しである:2011/01/01(土) 00:46:48
今年は『田舎医者』になろうと思っている。

392吾輩は名無しである:2011/01/01(土) 09:07:16
頑張れ!
393吾輩は名無しである:2011/01/07(金) 22:09:49
昔スレを見たとき。藤原書店の訳は駄目だみたいな感じだったんだけど
結局どうなの
394吾輩は名無しである:2011/01/09(日) 10:54:12
初めてバルザックの本を読んだ
おもしろいですな
ゴリオ爺さんを読んだんだけど二日で二周してしまった
次は谷間の百合だ
395吾輩は名無しである:2011/01/09(日) 12:32:53
>>394
ほかの方がいいと思う。
396吾輩は名無しである:2011/01/09(日) 13:21:32
新潮文庫の2冊だけ読んで、バルザックはつまらないという偏見を持ち、
以後読まなくなる人が多いよね。本当にもったいないことだ。
せめて『暗黒事件』だけでも文庫に残しておいてほしいものだ。
どうせ『ゴリオ』や『百合』も売れてやしないのだから。
397吾輩は名無しである:2011/01/09(日) 19:57:27
従妹ベットはなんか今どきの漫画臭くてオモロイよ
398吾輩は名無しである:2011/01/09(日) 21:32:57
そう、あれこそがバルザックの最高傑作だ。
あまり吹聴したくないがね。
399フロイド・メイウェザーJr:2011/01/14(金) 01:11:22
バルザックの作品がスゴイと言われている理由はなに?
400吾輩は名無しである:2011/01/14(金) 03:13:22
読めばわかる。
401吾輩は名無しである:2011/01/14(金) 05:51:08
150年前の『渡る世間は鬼ばかり』
402吾輩は名無しである:2011/01/14(金) 05:59:12
403吾輩は名無しである:2011/01/14(金) 16:22:11
ゴリオ爺さんを読んでるけど、筆力が半端ないな。
これなら何を取り上げて書いても面白いだろうなw
大した行動も起こさない普通の人の心境を大げさにユーモアラスに
書くのはディケンズやゴーゴリみたいでこういうの好みだわ。
機敏な心の移り変わりを、さらっと描写なんかされると快感を覚える。
ヴォートランの話なんか現代でもほとんど当てはまるのが凄い。
404フロイド・メイウェザーJr:2011/01/14(金) 21:14:12
よし、読んでみよー
405吾輩は名無しである:2011/01/14(金) 22:33:50
君! ゴリオさんと呼んで欲しかったですね!
406吾輩は名無しである:2011/01/17(月) 01:01:07
ゴリオさん読んだんで谷間の百合を買ったよ

とりあえずラスティニャックのその後の話がめっちゃ読みたい
407吾輩は名無しである:2011/01/17(月) 09:19:53
>>406
ラスティニャックのその後を主人公にした本はないよ。
ちらちら顔を出す程度。
408吾輩は名無しである:2011/01/17(月) 16:32:28
ズ、ズコー
解説読む限りではすごい活躍するような感じだったのに・・・
409吾輩は名無しである:2011/01/20(木) 23:23:33
質問です!
村上龍とどっちが文学者として上ですか?
410吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 12:00:00
村上龍じゃないかな
411吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 13:29:13
あ、やっぱり
おれも村上のほうが上だと思っていた
ここで大多数の意見きけてよかった
412吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 13:36:18
? あなたと村上龍とどっちが上かって質問でしょう?
413吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 01:41:26
龍さんのほうがやっぱり上ですよね!
皆さんはコインロッカーベイビーズ読んだ事あります?
ハシが声を良くする為に舌の先端を焼いたハサミで自ら切り落とすという、想像を絶する行為の、圧倒的な描写力。
バルザックに望むのは酷でしょうか?
414吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 11:52:44
そうだね
世間ではバルザック(笑)
大衆作家なんてゴミ屑って感じだから
龍のああいうビシッときまった描写力じゃないとね

スマートじゃないんだよバルザックって
泥臭い田舎もんぽいから(笑)
415吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 19:37:56
バルザックって体臭すごそうだよね。見るからに。
416吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 22:49:05
まあ、フライドポテトの揚げ油みたいな体臭だったろうな
417吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 23:37:53
しかし実際は上等のコーヒーの香りが!
418吾輩は名無しである:2011/01/23(日) 04:45:52
谷間のゆりイマイチじゃね?
一人称だとバルザックの魅力が損なわれるような
419吾輩は名無しである:2011/01/23(日) 08:25:30
書簡体小説は21世紀には受けない
420吾輩は名無しである:2011/01/29(土) 21:10:06
しかしあれはほぼ全体が一通の手紙という建前なので、読んでいる最中は
手紙であることはほとんど意識しない。
ラクロの『危険な関係』あれこそ書簡体小説の典型といえる。
421吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 03:04:23
「捨てられた女」すごい傑作。
文庫短編集に何故入れないのだろう。
422吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 05:12:35
藤原書店のを少しずつ買ってるんですけど、
ウジェニー・グランデと暗黒時代は収録されてないの?
前に「世界の文学」だかで読んだら、かなり面白かったんだが
423吾輩は名無しである:2011/02/02(水) 01:42:38
暗黒時代じゃない。暗黒事件。
まあ、藤原のは編者の好みで選んでいるから。
424粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/02(水) 02:47:46
バルザック全集が新編されないだろうか。私市や加藤が中心になってでいいな。
425吾輩は名無しである:2011/02/02(水) 04:47:00
>>423
やっぱ無いんですか・・・
まあ藤原のも面白いからいいけど。
バルザック手に入れるのは大変だ
426吾輩は名無しである:2011/02/02(水) 06:51:39
暗黒事件はちょっと前に復刊された岩波文庫版を今でも時々書店で見かけられるだけマシ
ウジェニーグランデとか著名作の一つなのに扱い悪すぎだろ
427吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 00:46:04
アマゾンで創元の全集の古本を集めればいいんじゃね。
『村の司祭』とか『ベアトリックス』とか
藤原に入ってない傑作がいろいろあるぞ。
428 [―{}@{}@{}-] 吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 03:30:41
最初にゴリオ爺さんを読みたいのですが、どの訳がいいですか?
429吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 04:56:13
一番手に入りやすい平岡訳で問題無い
430吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 05:02:51
新潮のは名訳だと思うが、
最近出ている新版は文字が大きくなりすぎたため
逆に読みづらい。
字が大きくなって一行に表示される文字数が少なくなり
少し読んでは下から上へ何度も繰り返し目を動かさなければいけないので
ぜんぜん頭に入らない。
マジで。
431吾輩は名無しである:2011/02/05(土) 14:00:55
最近水声社から何冊かバルザック選集が新訳で出ているが、すでに旧訳を
持っているものばかりで買う気にならないんだよなあ。
「平役人」「アルシの代議士」「ヴァンデッタ」「無神論者のミサ」
「贋の愛人」「マラナ一族」「二重家庭」あたりを訳出してほしいな。
432吾輩は名無しである:2011/02/07(月) 16:11:02
バルザック「人間喜劇」セレクション
ってやつは?
433吾輩は名無しである:2011/02/07(月) 16:25:59
で、あなたが挙げている7作品は邦訳は存在しないのかね?
おしえてくだされ・
434吾輩は名無しである:2011/02/08(火) 00:07:40
「アルシの代議士」のみ未訳。他は既に訳があるが、すべて50年以上前の
ものなので、今ではほとんど手に入らない。
435吾輩は名無しである:2011/02/08(火) 19:40:27
十三人組物語って全然13人出てこないじゃないですかっ
436吾輩は名無しである:2011/02/08(火) 21:17:54
バルザックの時代の写真って、5分間くらいじっとしていないと、撮影できないんだよね。
5分間、この表情をしていたんですよ!!
http://133.12.17.160/~balzac/images/photoBalzac.jpg
437吾輩は名無しである:2011/02/09(水) 15:55:46
>>435
バルザックらしいなw
438吾輩は名無しである:2011/02/11(金) 01:53:40
バルザックの人間喜劇中小説は長短編合わせて88作ある。
そのうち未訳は2作。俺はフランス語が読めないので、
翻訳を集めているが、これまでに74作手に入れた。
439吾輩は名無しである:2011/02/11(金) 08:52:32
バルザックのフランス語って難しい?
何か短編に挑戦してみようかと思ってるんだが
440吾輩は名無しである:2011/02/11(金) 09:11:50
>>439
モーパッサンやフロベールよりも難しい。
でも、気に入っている本を翻訳本を横に置いて読んでみたら?
441吾輩は名無しである:2011/02/11(金) 09:29:56
>>440
ありがとう
とりあえずグーテンベルク覗いてみるよ
442吾輩は名無しである:2011/02/12(土) 08:22:55
|∧∧
|・ω・) ダレモイナイ...
|⊂  バルタン スルナラ
|   イマノウチ...

フォッフォッフォッ
(V) ∧∧(V)
 ヽ(・ω・)ノ
  / /
 ノ ̄ゝ

フォッフォッフォッフォッフォッ
   (V) ∧∧(V)
    ヽ(  )ノ
     / /
 .....ノ ̄ゝ
443吾輩は名無しである:2011/02/18(金) 23:37:31
444吾輩は名無しである:2011/02/20(日) 14:19:47.63
新潮の石井晴一訳の谷間の百合を読んでいるのだが、直訳気味なうえに、ひらがなが多いし、文字が大きすぎて読みづらい。
岩波の宮崎嶺雄訳のほうがよかったのだろうか?
宮崎嶺雄訳のカミュのペストはすらすら読めたので、岩波にしておけばよかったのかなぁ。
445吾輩は名無しである:2011/02/20(日) 16:19:50.34
>文字が大きすぎて読みづらい。

だろ?一文読むのに何行もかかるし
常に目を上下に移動させなくちゃいけないからまともに読めたもんじゃないよ
446吾輩は名無しである:2011/02/20(日) 16:49:18.21
あまり読書しない人や年寄りならばともかく、読書慣れした人間には大きすぎだな。
http://www.1101.com/shincho/05-07-05.html
このサイトを見る限り、8.5でいいと思う。
447吾輩は名無しである:2011/02/20(日) 18:48:37.31
ページ数が増えた代わりに、紙が薄くなってるんだよな
448吾輩は名無しである:2011/02/22(火) 17:17:25.65
>まことというよりもっぱらきめこまやかたらんとした
こういった表現が沢山あるが、読みにくくてたまらん。
449吾輩は名無しである:2011/02/22(火) 20:48:30.70
まともにレスアンカー付けられないほうが、読みにくい
450フロイド・メイウェザーJr:2011/02/27(日) 01:00:30.15
フェラギュス良い
451吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 23:55:23.14
谷間のゆりを読了。
すべてはあのオチのためだったのかw
452フロイド・メイウェザーJr:2011/02/28(月) 00:32:09.75
全集って読みやすいの?
453吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 00:46:59.39
バルザックとゾラ、毎年一作ずつ交互に読んでいるなあ。
454吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 04:27:59.13
1冊なら1週間で読めるじゃん
455吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 10:45:33.21
年間50作古今東西のいろんな作家、詩人を読んでいるから、
この2人ばかり読んでられないのだよ。
積読状態の本が1000冊以上あるしね。
456吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 23:06:24.66
チラシの裏にでも書いてろ
457吾輩は名無しである:2011/03/02(水) 02:26:26.62
風流滑稽譚
誰も読んでないよね?
458吾輩は名無しである:2011/03/02(水) 06:07:19.20
>>457
新潮文庫の三冊を三年かけてそれぞれ百円で買い、チビチビ読みましたよ。
新潮文庫の小西茂也訳 >>>>>> 国書刊行会の神西清訳
ですね。
459吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 03:23:30.22
俺は同じ小西訳でバルザック全集25巻を持ってるヨ。
これ、分厚いよねえ。まだ読んでないww
460吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 04:48:23.44
全集って旧仮名遣い?
461吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 01:15:05.50
新仮名。
462吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 14:24:05.41
『ふくろう党』読みました。素晴らしいですね。
他にお勧めは何ですか?
463吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 21:38:51.27
『現代史の裏面』かなあ。
464吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 22:41:15.03
暗黒事件かな。
465吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 00:07:32.66
なぜか小西訳を褒める人が多いんだよな。
あんなえらく読みにくい文章のどこがいいんだか、まったく不思議だ。
466吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 10:38:56.88
原文で読めば先生、スタジオ入り遅れています
葛西ICで事故渋滞だそうです!
467吾輩は名無しである:2011/03/09(水) 02:19:04.05

お前さあ、なにを言いたい?
どうでもいいレスするな!
468吾輩は名無しである:2011/03/09(水) 13:50:53.19
‘The BlacK Sheep’のペーパーバックを見つけて買ってきた。
ガーディアン紙HPの古今東西傑作小説100選に
バルザックの代表作として挙げられていたから。

「黒い羊」では何もヒットしなかったけど、翻訳はあるの?
469吾輩は名無しである:2011/03/10(木) 00:05:53.99
そんなタイトルの作品はオノレ・ド・バルザックにはない。
470吾輩は名無しである:2011/03/10(木) 10:52:29.53
Honore de Balzac
'The Black Sheep'
(La Rabouilleuse)
471吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 01:00:20.96
『ラブイユーズ』かァ…
なぜわざわざ英訳を買うのかね?
邦訳買えばいいのに。いやらしい。
472吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 08:36:03.90
無知が賢ぶってるだけだろ
473吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 09:33:49.45
読みたいと思っていた本がたまたま300円で売られていた。
仏語はまったくだめだが英語にはさほど不自由がない。
オースティンもディケンズも英語で読む。
本一冊に何千円も使いたくない。

なにか不自然か?
474吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 09:44:18.74
ラ・ラブイユーズだろ
ならフラ語を勉強して、原語で読んだほうがいい
翻訳なら英訳でも日本語訳でも大差ない
475吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 10:28:54.09
なぜタイトルと内容すら分かってないのに「読みたい」と思っていたのか
476吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 11:52:15.14
バルザック読んだことないんだろうねえ。
『ラブイユーズ』面白いけど、代表作ではないな。
477吾輩は名無しである:2011/03/11(金) 11:56:02.88
実は俺、「ラブイユーズ」が初バルザックだった
面白いけど前半がちょっと読むのがたるかった気が
478吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 01:42:33.33
だから、ガーディアンのベスト小説100選(一作家一作品)に選ばれていたから。
「谷間の百合」と岩波文庫の短編集は読んだ。
「砂漠の情熱」に惚れた。
これも最初は英語のアンソロジーで知ったのだけどね。

で、原題の意味は?
固有名詞か・・

http://www.guardian.co.uk/books/2003/oct/12/features.fiction
479吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 02:25:12.37
>>478
ヒロインのあだ名
480吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 11:38:15.79
かいどり女と訳される。
波乱万丈の物語だなあ。
例によって、遺産をめぐる男女関係の話。
481吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 13:41:50.08
かつては角川文庫からも上下巻で出ていて、その時のタイトルは「川揉み女」
482吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 14:00:16.32
いま翻訳は売ってないが、『三十女』という作品も波乱万丈の話だ。
483吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 14:35:12.11
「アラサー女」というタイトルで新訳を出せ
484吾輩は名無しである:2011/03/13(日) 00:39:01.27
「かいどり女」とは海女か船頭か?「川揉み女」は洗濯女?
邦訳タイトルでも意味が分らんとは(苦)
485吾輩は名無しである:2011/03/13(日) 00:47:08.16
rabouilleur(se) [rabujoer,-φz] n. 《古/方言》
水を濁らせて魚やざりがにを釣る人.
486吾輩は名無しである:2011/03/14(月) 22:12:57.91
小西訳は、読みにくいとは思わないが、やっぱりもはや古いな。
使ってる単語がやたらと難しいし、旧字だったりするし。
487吾輩は名無しである:2011/03/14(月) 22:22:20.20
バルザックの『シャベール大佐』って映画化されてたよな。
もう15年くらい前の話だけどw
ジェラール・ドパルデュー、ファニー・アルダン主演で。
タイトルが『愛の報酬 シャベール大佐の帰還』。
488吾輩は名無しである:2011/03/15(火) 02:14:46.19
だからなんだよ。映画なんてどうでもいいだろ。
バルザックはあまり映画に縁はない。
せいぜい『美しき諍い女』くらいか。
489吾輩は名無しである:2011/03/15(火) 07:40:22.35
>>488
そんなことはない。バルザック原作を元にして映画はたくさん
作られている。
上のrabouilleuseも作られているし、
ゴリオ、ウジェーヌグランデ、谷間の百合、ゴブセック等々
490吾輩は名無しである:2011/03/17(木) 00:18:09.48
映画が傑作になりにくいという意味で縁がない。
そこがゾラと違う。文学として完結している。
491吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 01:55:42.70
この前「ランジェ公爵夫人」映画見たが、たいしたことなかったぞ。
492吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 12:31:20.65
そうだね。
493フロイド・メイウェザーJr:2011/03/26(土) 00:08:14.73
バルザック
494吾輩は名無しである:2011/03/26(土) 09:06:20.18
流石バルザックだ、なんともないぜ
495吾輩は名無しである:2011/03/26(土) 09:06:48.47
バカですんません
496吾輩は名無しである:2011/03/26(土) 23:57:32.06
『ベアトリックス』最高だった。みんなも読んでみな。
497吾輩は名無しである:2011/03/27(日) 01:21:36.50
>>496
全集にしか入ってないのかな?
498吾輩は名無しである:2011/03/28(月) 01:01:12.88
全集買うべし。
499吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 01:10:35.86
「現代史の裏面」よかったなあ。
500吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 01:14:22.06
500ゲット
501吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 20:08:12.72
バルザック6冊くらい読んで分かったのは
バルザックを読むコツは、社交界の女と付き合うための講義が始まったら
飛ばし読みすることだな
502吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 21:45:06.39
また無知蒙昧の中卒の湧いてきた、春なんだなぁ…。
503吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 01:52:01.98
何が春だ。お前、あちこちのスレで同じ書き込みしているな。消えてくれ。
504吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 09:26:25.30
「現代史の裏面」読んでみましたが、
裁判記録が出てくるあたり(一部の終わりくらい)で
よくわからなくなり、結局断念してしまいました。
結局どんな話なのでしょう?
「暗黒事件」みたいな物語なのでしょうか?

ちなみにバルザックは有名どころ十冊くらい挑戦しましたが、
「暗黒事件」「絶対の探求」は面白かったものの途中断念が多いです・・・。
505吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 01:12:10.37
えっ、バルザック読めないんじゃ、プルーストやフォークナーはなおさら
読めないねえ。文学向いてないんじゃない?
『現代史の裏面』は『ふくろう党』の後日譚で、ある夫人が無実の罪で投獄され、
出獄後余生を慈善活動に身を捧げていたところ、自分を論告求刑した検事が
今は零落して悲惨な生活を送っていた。彼を夫人が助け、彼が過去について許しを
乞うという話。なお、この作品では、バルザックの誤りで、一部と二部で
ジョゼフとニコラが入れ替わってしまっている。
506吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 15:56:21.61
>>505
ありがとうございます。
たしかに普段読むのは評論などノンフィクションばかりで、
文学向いてないのかもしれません・・・。

デュマの「モンテクリスト伯」「ダルタニャン物語」が面白かったので、
同時期のフランス文学に興味を持ち、バルザックに挑戦してみたのですが、
説明や描写が明晰でないように感じられ、挫折を繰り返してます。
507吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 19:18:30.13
スタンダールの赤と黒あたり読んでみたら?
格段に読みやすくて面白いと思うよ
(スタンダールのほうがバルザックより面白い、という意味ではないけど)
508吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 22:09:21.34
デュマは通俗小説、バルザックは高級小説。読みにくさを通り越して読み終えると、
読後数十年経ってもその読書体験が脳裏に残り続ける。本物の文学。
509吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 22:47:34.99
>>507
「赤と黒」は以前読みました。そこそこ面白かったです。
バルザックを読み出したのは、ナポレオンやフーシェに興味があったので、
「暗黒事件」が気になっていたからです。
「暗黒〜」は期待通り面白かったものの(やや読みにくかったですが)、
「幻滅」「従兄ポンス」「ウジェニー〜」「ゴリオ」は
全て途中で断念しました。
読解力ないのかもしれません…。

今まで読んだ数少ないフランス文学の中では、
「モンテクリスト」が飛びぬけて面白かったです。
510吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 23:18:28.42
ナポレオンに興味あるならスタンダールの「パルムの僧院」でも読んでみたら?
511吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 00:16:45.69
パルムの方が赤黒より面白い気がする
512吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 00:23:05.00
ディケンズの二都物語がいいんじゃない。
フランス革命といっても歴史を重視して無い上、
そもそも英文学だけど面白いからな
513吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 10:06:33.22
>>510
ありがとうございます。当方政治好きなので、
政治がテーマのひとつである(?)「パルム」気になっていました。
近々読んでみます。
>>512
「二都物語」は題名しか知らなかったので、参照してみます。

ちなみに今サルトルの「自由への道」を読んでいますが、
これはスラスラ読めています(本当に理解しているかどうかは別にしてw)。
514吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 19:51:15.11
『自由への道』は通俗的に書かれているから読みやすい。
『嘔吐』も新訳出たから読んでみればいい。こちらは読みごたえあるぞ。
515吾輩は名無しである:2011/04/04(月) 22:00:32.78
>>514
ありがとうございます。
「嘔吐」も昨秋読み断念しました…。
海外モノを断念しがちなのは、翻訳のせいかもと思っていましたが、
ここにおられる方々の意見を伺ってると読解力ないだけかもしれません…。
516吾輩は名無しである:2011/04/05(火) 00:39:49.10
あなた、謙虚な人だね。無知なくせにプライドだけは高い奴が多い文学板では珍しい。
517吾輩は名無しである:2011/04/05(火) 15:43:14.70
いや、俺も謙虚だぜ?
お前はどうなんだ? ああん?
518吾輩は名無しである:2011/04/05(火) 19:11:01.64
>>516
いえ、実際、海外文学は4、50冊しか読んでませんが、
半分くらい途中で断念してますので…。
以前ドストエフスキーにも挑戦しましたが、
「罪と罰」「悪霊」は読めたものの、「カラマーゾフ」は断念しました。
「悪霊」も何となく筋を追ってただけで、面白いとは思えませんでした。
519吾輩は名無しである:2011/04/06(水) 11:58:31.28
ところでこの板の連中は
小難しい海外古典をホントに面白いと思っているのか?
つまんないと思いながら
ハク付けのため読んでるだけではないか?
無名の作家が同じこと書いたらつまんないって言うんじゃないか?
日本でも漱石や鴎外より
三島村上のが面白いしわかりやすいじゃないか?
520吾輩は名無しである:2011/04/06(水) 13:18:13.20
華麗にスルー
521吾輩は名無しである:2011/04/07(木) 00:37:48.68
ほんとにつまらなけりゃ読まんよ。箔付け?そんな閑人じゃない。
マジに面白いから読んでるだけ。
こういう人間は日本では2千〜3千人しかいないといわれている。
522吾輩は名無しである:2011/04/07(木) 11:25:44.40
>>519は有名なコピペ
523吾輩は名無しである:2011/04/09(土) 02:13:13.43
『田舎医者』読み始めた。
やはりバルザックらしい一流の文体に冒頭から唸ってしまう。
新潮文庫『谷間の百合』の訳者石井リ一は『谷間の百合』『村の司祭』『田舎医者』
の3作について「田園的環境の力が主人公を蘇生させる」と評している。
524吾輩は名無しである:2011/04/13(水) 11:37:34.15
貧乏学生は文庫化されてる作品しか読めないよ
娼婦の栄光と悲惨、幻滅を買うために貯めた金も本屋の途中のおっぱいパブで使っちまったし
525吾輩は名無しである:2011/04/14(木) 00:16:30.10
図書館を利用せよ。
526吾輩は名無しである:2011/04/14(木) 05:48:36.05
貧乏なときほど、本が買いたくなる
527吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 06:44:28.25
失礼します
『従妹ベット』のなかでラスティニャックくんはどのあたりで出てきますでしょうか
もしよろしければ教えてくださいませ…
お願い致します
528吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 17:09:27.37
社交界の中でチラッと出てくるだけだった気がする
529吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 19:26:03.34
貧乏学生がおっぱいパブとは何事だ。
バイトと勉強と読書だけしておればよい。
酒を飲みたけりゃ自宅で飲め。
女が欲しけりゃマスかけ。
530吾輩は名無しである:2011/04/19(火) 19:54:37.81
幻滅に出てくるラスティニャック君に幻滅した
531吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 18:46:02.93
セザール・ビロトー
ラブイユーズ
金融小説集
ポンス
↑この中で一つ買うならどれが良い?
532吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 20:57:36.37
>>531
ラブイユーズ
533吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 23:07:49.95
ポンス。でも他のどれも最高。
534吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 09:40:41.85
野崎歓が
「バルザックは自分が何もかも知っているつもりで小説を書いている。
現代に生きる私たちからするとそこがつまらない」
みたいなことを言っていて、
なんとなくそれを影響されて気持ちバカにしてたんだけど、
気づいたらバルザックセレクション全部読んでた。
こんな俺はバルザック好きの仲間なのだろうか。
535吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 11:28:05.58
バルザックを読むと、実に深遠な人生考察が窺えて、そこが面白い。
底の浅い現代小説にはない深々とした感銘を味わえる。
536吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 12:27:49.92
> 「バルザックは自分が何もかも知っているつもりで小説を書いている。

そこが面白いんじゃないのかな〜
文章の端々ににじみ出ている「俺は分かっているぞ」感が。
537吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 14:24:03.39
野崎ごときが言うことなんかどうだっていい
538吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 15:40:27.12
野崎よりバルザックの方が遥かに偉大だ。
539吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 16:14:51.37
>>538
そんな比較すんなよ。
バルザックのあの広大な世界で野崎がおぼれかかっているのがよく見えるじゃないか。
540吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 16:53:41.97
野崎歓は赤と黒の訳でだいぶ評判を落としたな
541吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 17:57:48.76
野崎が「洋書で読まないとダメ」って言うと「そりゃあんたの日本語じゃあなw」ってなるけど
平岡の場合「あなたの日本語だから読みたい部分もあるんです」ってなる
原書と並べて読むと楽しめるし
542吾輩は名無しである:2011/04/23(土) 04:21:42.09
こんな話なかったっけか?



絵のモデル女性を探し続けて10年、見つからず絵と結婚
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1303470105/
543吾輩は名無しである:2011/04/23(土) 20:58:38.37
ないね。
544吾輩は名無しである:2011/04/24(日) 20:49:12.24
>>510、511
パルムの僧院挑戦しましたが、またまた途中で断念しました…。
中公世界の文学版(大岡訳)を100円で見つけ読み始めましたが、
150頁くらい読んだところでわけがわからなくなり、断念です。

読解力がないうえ、やや斜め読み的にスラスラ読もうとするのがいけないのでしょうか。

どちらにしろ海外文学はしばらく離れ、
すんなり読める日本の小説やノンフィクションに戻ろうと思います。
545吾輩は名無しである:2011/04/25(月) 01:52:37.25
>>544
お前真面目だな
実は俺も同じだ
赤と黒(新潮文庫の小林訳)は面白くて一気に読んだのに、
パルム(大岡訳)は何度挑戦してもその辺でつまづく
頭が悪いのか、なんなのか・・・
546吾輩は名無しである:2011/04/25(月) 06:30:15.74
パルムは最初の戦争のシーンが全然面白くないんだよな
547吾輩は名無しである:2011/04/25(月) 20:58:38.99
 パルムの僧院はおれも一度挫折した。初めの100ページぐらいで。
が、二回目では何とか読めた。というかその初めの方さえ我慢すれば
結構楽しめる、はずだ。そうだといいですな。おれは後半にかけてか
なり楽しめた。

>>544 正直だ・・・。無理しなくてよいと思うがな。おれもいつも
バルザックだのスタンダールを読んでるわけじゃない。
548吾輩は名無しである:2011/04/25(月) 23:44:03.40
>>545、547
主人公が留学?から戻ってきたあたりでわからなくなりました。
海外古典半分以上は途中断念です。
悔しいですが読解力ないと認めざるを得ません。

小説は松本清張や司馬遼太郎など、読みやすい大衆小説ばかり読んできましたから、
ここにいる方々のように咀嚼力が身についてないのしょう。

ちなみに日本の文学なら三島の「金閣寺」、大江の「セブンティーン」が面白かったです。
どちらも読みやすいので…。
549吾輩は名無しである:2011/04/26(火) 03:56:19.64
>>545

主人公はクラリスともサンセベリナとも全然絡まないから確かに面白くない

女傑サンセベリナのただの伝記みたいな感じ

ルイーズとジュリアン(とマチルダ)は
丁々発止なのに
550吾輩は名無しである:2011/04/26(火) 17:35:34.04
古典小説は訳されたのが古いのも多いから、読みづらいのも多くて困る。
551吾輩は名無しである:2011/04/26(火) 20:39:45.82
>>548

金閣寺よりはパルムの文章は読みやすいはずだが・・・。
552吾輩は名無しである:2011/04/26(火) 21:00:42.68
いや、読みにくいよ
なんたってフランス語だもの・・・
553吾輩は名無しである:2011/04/26(火) 23:50:02.61
>>551
いや、私にとって金閣寺は非常に読みやすく感じました。
日本の小説で途中断念というのはほとんどありません。

しかし、パルムや他の海外古典は、
読んでるうちに描写や人物像が明解でないように思われてきて、
何がなんだかわからなくなってきてしまいます…。

ここにおられる方々のように、バルザックやスタンダール、ドストエフスキーなどを
楽しめるようになりたいものです。
554吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 05:16:32.11
俺もパルム挫折組
そうなんだよな
もっとスラスラ読めるようになりたい
慣れなのか? もっと歴史の知識が必要なのか?

例えばカラマーゾフの兄弟は亀山郁夫の新訳ではスラスラ読めたから、訳の問題かもしれん
でも大岡昇平の訳は読みやすいと言われてるから、そこまで分かりにくいこともないはずなのだが・・・
なのに読めないのは悔しいね

我ながら低レベルな書き込みでスマソ
555吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 05:20:50.17
と、このスレを読み返してたら、おそらく>>553さんが、>>518でカラマーゾフが読めなかった、と書いてあるね
これは亀山郁夫訳ならきっと読破できると思うよ
村上春樹も「亀山訳は読みやすいですねえ」とお墨付き
これは人名を全編にわたって統一してある(ロシア文学は呼び名が発話者によってよく変わるのが分かりにくい)のが大きい
556吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 09:03:34.96
亀山訳は誤訳が多いと聞いてなんかためらってしまう。
赤と黒の件もあって、光文社というのが何だか胡散臭く思えてしまう。
557吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 09:42:09.78
バルザックスレでわざわざ言う必要ないことかもしれないが、
19世紀のフランス文学は、
歴史的な知識(と言っても高校の世界史程度でいいのだが)がないと、
その世界に入って行きずらい。
バルザックの諸作品や『赤と黒』と比較しても、
『パルムの僧院』は知識がないと退屈と感じざるをえない部分が多いと思うので、
今では読み手を選ぶ作品になっているとは思う。
558吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 10:49:25.87
>>556
ずいぶん直したらしいから最新の版を買えばおk
559吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 13:51:55.36
まあパル僧も全体として見たときの人間喜劇も書いてないところでなにかが起こってる、
ってのが近代文学からはみ出て現代文学に通じてるところじゃないか
知識が必要っつってもドゥルーズじゃあるまいしwikiればいいレベルじゃないか
560吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 22:34:14.32
>>555
ありがとうございます。
ところが、その亀山訳で断念したので、自らの読解力に失望しているのです…。

わけがわからなくなったというのではありませんが、
兄の話(よく覚えてませんが)が延々と続くのに飽きてしまい、
一巻の150頁くらいで、止めてしまいました。

>>557
世界史に関しては、詳しいとはいえませんが、高校程度の知識はあると思います。
だからこそ、読解力の問題だと思わざるを得ないのです。

バルザックらの本当の面白さがわかる皆さんがうらやましいです…。
561吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 23:27:26.34
>>560
2巻に入ると楽になるよ
つらいのは最初だけ
562吾輩は名無しである:2011/04/28(木) 23:25:21.05
ただ、バルザックはわりと歴史的な知識なくても入っていける方ではあると思う。
比較的ではあるが。
というのは、バルザック自体、当時の読者相手に、
当時のパリの全貌を読者に伝えようとして書いているので、
19世紀のパリを知りたいならまず読む作家でもある。
だから、ある意味丁寧さはある。執拗さとも換言できるw
563吾輩は名無しである:2011/04/29(金) 14:42:52.74
バルザック大好きだな。
でも今は一切よまない。
また頭を支配されそうで怖い
564吾輩は名無しである:2011/04/30(土) 01:30:10.30
バルザック好きな20代の美女と付き合いたいな。
誰か立候補しないかな。
565吾輩は名無しである:2011/04/30(土) 04:41:50.90
いかにも2ch見てる奴の書き込みそうなことで結構
566吾輩は名無しである:2011/04/30(土) 17:44:45.70
フロベール好きの100倍付き合いにくそうだが
567吾輩は名無しである:2011/04/30(土) 23:23:28.87
>>566
それが面白いんじゃね。しかしバルザックみんな知らないなあ。
バルザック?誰それ?ってなもんだからな。
どこかにいないかね。バルザックを読んでいる美女。
568吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 07:49:51.00
>>567
お呼びになりました?
”女性秘書求む”では応募しない私も
”美人女性秘書求む”なら即応募しますもの、オホホ。
ゴリオじいさんでは何度も涙し、従姉妹ベットではマルネフ夫人の
最後の言葉に感心したり(”あの世に言って神様をたらし込まなくっちゃ”
っていう感じだったかな?)、
ともあれバルザック好きの”美女”はいますよ。ただし、醜男には
目もくれませんが、悪しからず。
569吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 08:41:30.79
570吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 08:45:37.12
>>568が美人だと仮定して、こういう人っているとこにはいるんだよね
まあみんながんばれ
571吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 09:56:30.17
>>568
もし本当に美女だとしても、こういうキツイこと言う女は苦手。
当方別にブサメンではないが、身近のブサメンに態度悪い女には
自分に態度良くても、印象度悪い。
572568:2011/05/01(日) 10:02:01.59
>>569
どきっ!
573吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 13:03:16.64
>>571
心のブサイクな男の相手はしないってことだよ言わせんな恥ずかしい///
574吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 15:11:17.84
バルザックは心がぶさいくだったかどうかは知らんが、あんなタイプの
男とはつきあいたくないもんだ。
しかし、後生の我々としたら、彼の残してくれた人間喜劇は宝物。
どの作品が最も優れているというよりも、人劇喜劇を
構成している諸作品が一つとなって、人類のるつぼとなって、
あっちを向けば、こんな人たちが、また別の方を見れば、
別のタイプの人たちがいるといった具合で、その世界の広野の
広さに何度読んでも読み飽きることはない(その鳥瞰図は、意味合いは違うが
ミケランジェリの最後の審判並に大きい)。
日本語全集はすべて読んだので、ただいま、フランス語で読破中。ああ、おもろい!
1914年頃から発行されたconard版を持っており、そこにあるそれぞれの登場人物の
イラストがすばらしく(全部で1200枚ほどのイラストがある模様)、
イラストだけでももっと見たいと思い、1867年に刊行されたLevy版も注文した。
こっちの方はイラスト数は600枚程度だと思うが(それでも多い!)、本自体が大きい
(31cm×22cm)ので、見栄えのする挿絵だろうと思い、今から楽しみ!

以上、美女と自称したら案外反応があり、ちょっと驚いているバルザックの大好きな568のおっさんでやんす。
575吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 16:08:11.45
>>574
だいたい女がオホホとか書くかっつうの
センス悪っ
576吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 16:13:31.69
>>575
そう書いたところに書いたものの意図があったんだが。
ま、お互いゴールデンウィーク期間中、暇でんな・・・
577吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 17:34:30.85
人間喜劇を一人称でやるとプルーストになるわけだが、あっちはお金の話はあんまり出てこないね

ベルエポックは平和だったというべきか
時間や関係性が客観かできないものとして個人のものとして描かれる『失われた時』には金銭が尺度として働きにくかったというべきか
578吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 17:52:11.85
>>577
バルザックの時代からかな、銀行が力を持ち始めるのは。
それにプルーストはカペー四重奏団を自宅に呼んで、演奏させて
いたというから金持ちだったんだろう。
ロメオとジュリエットで、ロメオがお金の話を始めると、
ジュリエットがそれを遮って、お金の話をするのは貧乏人だけですわ
と言っていたと記憶するが。
579吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 20:31:40.54
プルーストも株やってたらしいね
580吾輩は名無しである:2011/05/02(月) 01:13:18.64
バルザックの方が好き。
581吾輩は名無しである:2011/05/03(火) 10:21:24.31
ゴリオジジイの下の娘のダンナの銀行家って
ロスチャイルドがモデル?
582吾輩は名無しである:2011/05/14(土) 03:08:49.24
昔、なんかの雑誌でみうらじゅんが
タイトルに惹かれてゴリオ爺さん読んだって話を書いてた。
(チボー家の人々とか蟹工船とか、タイトルがおもしろい文学に関する
くだらないコラムだったw)
それにつられてゴリオ爺さん読んだんだが、
当時文学を読んでは、短編以外は途中で挫折してた
おれにしては完読した。
…ゴリ夫さんのいい人っぷりに感動した
583吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 11:20:42.94
バルザックの描く善人には魅力がないようなことを言う人がいるけど、
「セナークル」の面々とか美しいよな。
584吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 12:39:43.09
>>583
> バルザックの描く善人には魅力がないようなことを言う人がいる
だれが?
585吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 13:23:02.20
バルザックの小説って割と経済、出世、恋愛を中心にえげつない人間が策をあれこれ弄することが多いから
善良な人間はそれの被害にあう点で初見だと類型化してるように見えちゃうのかもね
心が折れて発狂するか、しなくても寿命を削る精神力とか宗教の力でっていうパターンはあるし
ただ個人的にはそういう側の方がバルザックは気をつけて描き分けてる気がするんだけどね
586吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 13:27:43.78
>>584
例えば山田昌男と山口登紀子が『幻滅』の巻末対談でそんなようなことを言っている。
その辺ふたりとも疑う余地のない共通認識みたいだな。
587吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 18:31:57.59
ちょとお聞きしますけど・・・
フローベルが書いた自筆の手紙は、いまオークションでどのくらいしますかね?
A4版ぐらいの紙に書かれていて、内容は、あまり文学と関係のない、まぁ
日常的な事柄です。
1980年代に日本で20万円で買ったそうです。 今でも、そのくらいで
売れるのか?、もっと価値が下がっているのか?
588吾輩は名無しである:2011/05/16(月) 22:52:02.29
>>587
1000円なら俺が買ってやるよ
589吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 01:49:19.50
なんでも鑑定団にききゃいいだろ
590吾輩は名無しである:2011/05/17(火) 20:45:15.45
>>588
冗談だろ。 文豪フローベルなら、1枚で10万はする。
591吾輩は名無しである:2011/05/18(水) 10:05:26.38
バルザックは安いがフローベルは高い。
592吾輩は名無しである:2011/05/18(水) 18:26:20.70
フロベールは贋作が多そう。
593吾輩は名無しである:2011/05/21(土) 10:57:03.28
ウチの教授も 仏の古書店で高いけど買った本にルソーの自筆の手紙が
ってコピーしたものを見せてたけど・・・胡散臭ぇ
594吾輩は名無しである:2011/05/21(土) 12:21:55.85
だいたいそんなもん個人で所有してもなんにもならんだろ
眺めてハァハァするのか?
しかるべきところに寄付しろ、キモヲタ
595吾輩は名無しである:2011/05/21(土) 20:24:46.35
>眺めてハァハァするのか?

そういう人が沢山いるから高値がつくわけで
596吾輩は名無しである:2011/05/23(月) 19:31:26.19
20万あったら女子中学生とハァハァしたいわ
597吾輩は名無しである:2011/05/25(水) 00:58:27.35
話が戻るけど、
ラブイユーズの英題Black Sheepは‘一族の面汚し’という意味です。
598吾輩は名無しである:2011/05/27(金) 04:04:06.57
>>596
中学生? ガキなんかとやりたくねえよ。
20代後半の女ざかりがいいな。
599吾輩は名無しである:2011/05/27(金) 18:19:33.48
ロリコンはロシア文学
熟女好きはフランス文学
600吾輩は名無しである:2011/05/27(金) 21:08:23.65
>>598
今日吉原で20代半ばの美女を抱いてきたぜ。
スレチすまん。
601吾輩は名無しである:2011/05/27(金) 22:15:16.13
>>600
あの金払いの悪い醜男はあんただったの?
602吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 01:43:33.34
>>601
金なくて吉原に行ったこともないくせに。
603吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 08:25:37.64
>>602
彼女なくて吉原に行かざるを得なくなった君へ
604吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 09:56:09.18
風俗かァ・・・
気持ちの伴わないセックスはどうも・・・
まあ相手のいない人にはいいんじゃない
性犯罪の抑止にもなるしね
605吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 13:34:36.55
>>603
彼女はいる。でも一人だけでは飽き足りない。結婚しているイケメン俳優2人が来店したと嬢から聞いた。
>>604
風俗が性犯罪の抑止になっていることは間違いない。
606吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 15:43:50.75
どこの店がおすすめなんだ?
607吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 16:32:11.57
>>606
ソープ板で探すことを勧めるが、将軍あたりがいいんじゃないか。
608吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 17:00:58.62
どんな話題でも微妙にスレ違いじゃないんじゃないか、と思わせるところもバルザックっぽさだな
まあ風俗は大学でる前に行っとけ行っとけ
社会人になってから行くとかマジアホらしくなるから
おっさんたちは知らんけど
609吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 23:51:08.58
バルザックの『娼婦の栄光と悲惨』のヒロイン、エステルの例を引くまでもなく、
これまでヨーロッパでも日本でも風俗における男と女は数知れず文学で描かれてきた。
文学に携わるなら、今の風俗の現場くらい見てこいよ。
最近では、村上龍の『心はあなたのもとに』のヒロインがデリヘル嬢だった。
610吾輩は名無しである:2011/05/29(日) 07:57:46.76
風俗嬢に説教垂れてこそ地下室の住人
611吾輩は名無しである:2011/05/29(日) 09:45:36.79
説教臭い奴は嫌われるけどな。
612吾輩は名無しである:2011/05/29(日) 14:04:36.91
バルザックはドストみたいな自閉症気味の人物は書かないな、そういや
どんだけ絶望しても他人の話はいちおう聞くよなw
613吾輩は名無しである:2011/05/29(日) 15:37:45.70
本人は浪費しまくって借金まみれだったしな。
開き直って生きていたのだろう。
614吾輩は名無しである:2011/06/06(月) 19:31:19.94
ブックオフに新潮版の暗黒事件と従妹ベット(下)があったので買ってきた
どっかに上巻売ってねーかな
615吾輩は名無しである:2011/06/07(火) 10:04:37.84
テキストだけならネット上にタダで転がってる
616吾輩は名無しである:2011/06/07(火) 23:47:39.80
 ベットの新潮下巻あまり見かけないな。かえって文学全集で一巻に収まっ
ているものの方がよく見る。大抵100円だ。
 新潮の暗黒事件は最近読んだ。それ漢和辞典必須だ。面白いけどな。
617吾輩は名無しである:2011/06/09(木) 23:00:30.04
田舎医者読書中
618吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 01:10:37.91
ここも過疎ってるな。
619ゴリ男ジジイ:2011/07/03(日) 16:48:50.78
ゴリライモといえば、ど根性ガエルである。
620吾輩は名無しである:2011/07/04(月) 22:46:59.10
バルザックはブラックコーヒーの飲みすぎで糖尿病になったらしいな
彼をモチーフにした喫茶店もあるみたいだし
621吾輩は名無しである:2011/07/16(土) 02:22:50.19
> 週刊漫画サンデー2011年7月26日号
>  
> [巨弾新連載!! 巻頭カラー]
> 『江戸バルザック』(かわすみひろし)

> 人間の性(さが)が織りなすリーガル・ロマン!!

読むよろし
622吾輩は名無しである:2011/07/17(日) 01:23:31.16
ここの住人みんな正直者で面白いw
ゴリオ爺さんしか読んでないけど、おかげで他にももっと読みたくなったw
623吾輩は名無しである:2011/07/17(日) 12:54:43.36
次は谷間の百合だ
624吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 09:03:58.92
従妹ベットが抜群に面白いぞ。
625吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 14:01:06.93
そうそう
626吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 17:44:48.25
従妹ベットもいいが、暗黒事件もいい。
627吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 18:10:36.00
>>626
おもしろくないのを探す方がむつかしい。
全集を読みつつ、読み進むほど、悲しい気分になったのを思い出す。
読めば読むほど、読む本が減っていくのが悲しかったな。
それほど、バルザック、おもしろい!物語の醍醐味っていうのはこういうことなんだろう。
ただそんな中で唯一、有名なのにもかかわらず、今ひとつだなと思ったのが、
谷間の百合。
628吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 18:38:47.76
人間喜劇の作品群のなかで、ある小説では主人公だった人物を
別の小説では脇役で登場させたりして読めば読むほどのめり込む
629吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 19:12:45.60
>>627
全部読んでしまったら、もう一回回せばいい。
アランはバルザックとディケンズだけをしじゅう読んでいたらしい。
630吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 20:22:33.61
俺はバドワイザー片手にオーザックをつまみながらバルザックを読む傾奇者
631吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 20:26:56.29
俺は毎晩ワイン片手にカマンベールチーズをつまみながらバルザックを愛読する独身貴族
632吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 20:42:42.36
バルザックの写真を見て、彼が借金まみれだったと想像できる人間が何人いるのだ。
633吾輩は名無しである:2011/07/23(土) 22:05:56.17
>>629
今はフランス語で読みかえしてます
634吾輩は名無しである:2011/07/27(水) 00:18:19.29
バルザックは駄作と雖も面白い。天才だ。

635吾輩は名無しである:2011/07/29(金) 18:43:52.30
村の司祭が面白い。
636吾輩は名無しである:2011/07/29(金) 19:07:57.48
ほうほう
637吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 17:45:47.72
平岡訳以外は古めかしくて挫折してしまう
638吾輩は名無しである:2011/08/01(月) 08:08:01.08
へえ、ゆとり世代かな?
639吾輩は名無しである:2011/08/01(月) 10:41:58.10
で、おまえはおとりか・・・
640吾輩は名無しである:2011/08/02(火) 01:17:53.94
おっとり
641吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 17:40:12.03
>>638
小5の女です
642吾輩は名無しである:2011/08/06(土) 15:39:19.45
女の子だな。
643吾輩は名無しである:2011/08/06(土) 18:36:17.07
女の読者が少ないバルザック。
644吾輩は名無しである:2011/08/25(木) 23:51:54.42
おのれ!
645吾輩は名無しである:2011/08/26(金) 10:19:14.56
バルザック好きの女性ってどんな人だろう
やっぱリュシアン萌えみたいな人多いんだろうかw
646吾輩は名無しである:2011/08/28(日) 00:18:47.42
バルザック、スタンダールと何故同じ時期に天才がふたりも現れたのか
そのせいで20世紀のフランス作家が小粒にみえてしまう
647吾輩は名無しである:2011/08/29(月) 16:42:31.68
バルザックはいいんだけどスタンダールは過大評価じゃないのかといつも思う
648吾輩は名無しである:2011/08/29(月) 18:11:01.77
赤と黒以外パッとしないよね。
パルムの僧院くらいか。
649吾輩は名無しである:2011/08/31(水) 22:12:53.99
バルザックはなんか、下品だなあ。
好きと公言するのは、少し抵抗がある。
650吾輩は名無しである:2011/09/01(木) 15:36:33.65
バルザックも有名なのはゴリオくらいじゃん
651吾輩は名無しである:2011/09/01(木) 15:48:12.00
>>650
自らの無知を世間に公表しなくてもよろしい
652吾輩は名無しである:2011/09/03(土) 19:33:09.31
面白さはおいといて、知名度だけでいったらゴリオと谷間くらいだよ
絶版されずに文庫化され続けてるのもこの2冊

従妹ベットも最近売ってんの見なくなったしなあ
653吾輩は名無しである:2011/09/05(月) 01:10:07.92
>>652
その2冊はさして面白くない。
もっと面白い作品いっぱいある。
654吾輩は名無しである:2011/09/05(月) 05:57:19.64
>>652
かつて、バルザックといえば『従姉妹ベット』だった。
水野亮が死んでから随分たつなあ。
655吾輩は名無しである:2011/09/06(火) 00:43:16.79
バルザック
スタンダール
フロベール
モーパッサン
ゾラ
ラディゲ
プルースト
ジッド
ブルトン

人気順に並べると?
656吾輩は名無しである:2011/09/09(金) 18:33:24.00
誰の人気だよ?
657吾輩は名無しである:2011/09/13(火) 01:27:57.00
田舎医者、読みにくい。
658吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 01:16:32.01
>>655
バルザックは前口上が長すぎるので、ゾラかな。

でも「二重家庭」(世界文庫)は手に入れたい。
659吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 02:01:13.99
>>658
「二重家庭」は俺も持ってないなあ。
「贋の愛人」や「家庭の平和」も欲しい。
660吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 07:06:39.98
ゴダールにしてもトリュフォーにしても、なぜヌーベルバーグの連中はバルザックが好きなのだろうか?
661吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 11:41:15.74
シャブロルの「いとこ同志」でバルザックの『幻滅』の話題が出たと記憶する。
662吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 21:01:01.39
大昔に翻訳が出たきりで絶版になったままの短編を集めて新訳出版してほしい。
663吾輩は名無しである:2011/09/24(土) 21:49:11.83
>>662みたいなこと書いてるヤツって、藤原書店のシリーズとかちゃんと金出して買ってるのかね
販売実績がないと新訳も出せないだろ
664吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 00:37:24.21
>>663
創元社の全集を揃えている。
藤原のはゾラなら何冊も買ったぞ。
金は惜しまない。分かった?
665吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 01:20:52.07
>>664
それならまぁいい
だけどバルザックの新訳が(新刊本で)売れないと、別の作品の新訳も難しいんじゃないかな
666吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 03:52:39.22
水声社のもあるな
667吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 13:23:56.14
そうそう
ああいうのを買わないと始まらないよ
あるいは自分で訳して、出版社に持ち込むとか
668吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 18:54:05.61
俺は高卒ひきニートだし金も学もないよ…
669吾輩は名無しである:2011/09/26(月) 04:55:53.07
図書館になければリクエストしてみるとかは?
670吾輩は名無しである:2011/09/27(火) 10:01:43.05
>>669
ちゃんと自腹切って買えよ、貧乏人。
671吾輩は名無しである:2011/09/27(火) 12:51:37.43
>>670は話の流れが読めない文盲w
もしくは>>669>>668宛だと理解ではない能無しw
672吾輩は名無しである:2011/09/27(火) 17:11:59.85
バルザックデビューしました。30代女です。
ゴリオ爺さんをチビチビ読んでたけど、昨夜残り半分を5時間かけて読んでしまった・・
673吾輩は名無しである:2011/09/27(火) 17:35:49.97
>>672
バルザックのはほんとあれが物語の醍醐味っていうのか、
おもろくてやめられんようになる。夜読み始めたら、空が明るくなり始めていた
なんてよくあるね。
次は”従姉妹ベット”かな?
674v(・x・)v鈴木雄介 ◆JSPf4VvHXo :2011/09/27(火) 17:43:27.58
バルザック!バルザック!
675吾輩は名無しである:2011/09/28(水) 01:13:23.92
>>671
貧乏人め!
676吾輩は名無しである:2011/09/28(水) 18:22:33.39
>>673

次は「幻滅」を読みたいです。
「従姉妹ベット」は、悪党ヴォートランの後に取っときます。

藤原書店で全部揃えられたら・・高いですけど。

次が気になってしょうがないです。
まるで中毒のようです、バルザックの毒にやられてしまって。
677吾輩は名無しである:2011/09/28(水) 23:08:35.04
>>672
ちなみに誰の訳で読んだの?
678吾輩は名無しである:2011/09/29(木) 00:52:55.11
>>677
平岡訳
679吾輩は名無しである:2011/09/29(木) 09:10:53.16
>>676
幻滅にはヴォートランがでてこなかったかな?
出てくるのはその続編に位置する”浮かれ女・・・”。
こちらには全面的に出てくる。
しかし、流れとしたら、幻滅→浮かれ女・・だな。
ま、どれ読んでもおもしろい。
でも、いいな。私などは1冊読むごとに悲しくなったもんな:
”だんだんとこんなおもしろいバルザックの未読本が少なくなっていき、もう読めなくなる・・・”
68030女:2011/09/29(木) 17:27:39.03
>>677
鹿島茂氏の訳です。

意訳なんだろうな・・と思われる箇所がたくさんある上、誤植が少々ありましたが、初心者には読みやすかったです。

>>679
幻滅にはヴォートラン出てこないのですか。
どの登場人物もおもしろいのですが、ヴォートランは特別でした。
神の視点ですね・・いや、悪の・・でしょうか?

>>私などは1冊読むごとに悲しくなったもんな

まだ、ゴリオ爺さんしか読んでませんが、お気持ちよくわります。
悲しいを通りこして、呆然・・あんぐりです。
ゴリオ爺さんの最後の2,3ページに渡る断末魔は、怖いものみたさのような好奇心で読んでました。
(あんまり長くて、爺さんが哀れすぎて、ちょっと笑ってしまった自分が恐ろしいです)

最後、ラスティニャックは懲りて社交界から足を洗うと思いきや・・
ますます闘志を燃やしてるのが印象的でした。




681吾輩は名無しである:2011/09/29(木) 21:01:47.02
「幻滅」はお勧めだよ。特に第二部。
主人公リュシアンは人間喜劇中、一二を争うほどの美貌と
そこそこの才能を与えられているのに、半端じゃないダメ男。

優しくしてくれる人を片っ端から不幸にしていく疫病神。
「ダメなところが可愛い、愛らしい」とか通り越して、
心底ムカつき、あきれる。

でもしばらくすると、自分の映し身のように思えてくるかも…!?
682吾輩は名無しである:2011/10/01(土) 00:00:37.58
『幻滅』にヴォートランは出てくるよ。さほど多くはないが。
この男こそバルザックの化身だろう。
683吾輩は名無しである:2011/10/05(水) 17:40:48.59
図書館でゴリオ爺さんの複数の訳を、序盤だけだが読み比べてみた。
人間喜劇セレクションのが一番読みやすかった。
昔の東京創元社のバルザック全集は読みにくすぎる。
684吾輩は名無しである:2011/10/06(木) 16:56:30.26
次に読みやすいのは?
岩波の高山訳は読みやすい気がするけど
685吾輩は名無しである:2011/10/06(木) 17:43:20.34
おっしゃるとおり、次は岩波です。
ついで、新潮、筑摩という感じかな。
とにかく、全集の訳がぶっちぎりで読みにくいと感じたね。
坂崎登訳もあるらしいが、見つからなかったのでこれに関しては何とも言えん。
個人的な感想なので、気になるかたは自分で読み比べてください。

どの翻訳にも言えるけど、読みやすさという観点からすれば、新訳のほうが圧倒的に読みやすいかと。
昔の訳は一文が異様に長くなったりと、日本語としてみると違和感が目立つ。
686吾輩は名無しである:2011/10/06(木) 20:51:22.49
セラフィタ 国書刊行会版を読む
一番感動的なところのパクリが注釈で暴露されてて面白かった。
説教部分も引き写しだし、せっかく感動的な構成なのに台無しじゃないか。
687吾輩は名無しである:2011/10/06(木) 23:48:35.34
新潮社の平岡篤頼訳を読んでいるが、人物の名前の読み方がコロコロ変わって読みづらいぜ
688吾輩は名無しである:2011/10/08(土) 16:55:47.45
公爵夫人 伯爵夫人 子爵夫人 男爵夫人
あたまがこんがらがるぜ
689吾輩は名無しである:2011/10/11(火) 21:04:58.19
>>そのぐらい大したことじゃない。
690吾輩は名無しである:2011/10/13(木) 23:11:05.28
艶笑滑稽譚おもしろいけど、ちょっと変だった。バルザックは引出の多いやつだ・・・・。
691吾輩は名無しである:2011/10/14(金) 15:50:45.87
怪物
692吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 01:30:27.09
従妹ベットが一番面白い
693吾輩は名無しである:2011/10/19(水) 00:56:07.72
バルザックは駄作と雖も面白い。
694吾輩は名無しである:2011/10/21(金) 14:32:55.95
あげとく
695吾輩は名無しである:2011/10/29(土) 20:18:19.12
ゴリオ爺さんって、子供にとっては理想の父親だよね!
696吾輩は名無しである:2011/10/31(月) 03:02:47.42
いやあ、うざそうだ
697吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 12:36:21.39
635 :吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 02:05:33.85
関西男キモイ

698吾輩は名無しである:2011/11/21(月) 16:49:42.59
グランド・ブルテーシュ奇譚 (光文社古典新訳文庫) [文庫]

これは買い?光文社っていい評判聞かないけど
699吾輩は名無しである:2011/11/21(月) 23:35:53.14
高々数百円なんだから買えばいいのに
700吾輩は名無しである:2011/11/22(火) 05:53:55.74
そんな事言ってると、すぐ数万円になるからな
701v(・x・)v鈴木雄介 ◆JSPf4VvHXo :2011/11/22(火) 13:07:32.85
シャブなんてグラム五万円なんだから安いもんじゃんか
702吾輩は名無しである:2011/11/26(土) 13:08:21.75
ゴリオ爺さん面白かった。
703吾輩は名無しである:2011/12/13(火) 14:13:00.62
袖ストライプチェックワンピース
704吾輩は名無しである:2011/12/15(木) 02:11:20.45
村の司祭、サイコー
705吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 09:47:54.72
人間喜劇って人間を描いてるわけでしょ
どちらかというと性悪説だよね
野望に燃える男とか主人公な作品ある?
706吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 10:38:00.99
>>705
ゴリオ爺さんのラスティニャックや幻滅のリュシアンなんかそうだな。
707吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 11:04:57.62
>>706
昨日からいろいろ調べてるんだけどなんかゴリオ爺さんって名作らしいね
今日さっそく買いに行ってくるわ
田舎だから置いてるかわからんけどw
恋愛とか空想ものよりやはり実際のドロドロした人間に焦点をあてたものは面白いよね
708吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 11:05:15.04
性悪説でもないと思うな。
フローベールやモーパッサンやゾラといったその後の作家の一群に比べると、
だいぶ温かみがあると思うな。
709吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 11:20:36.96
モーパッサンが人間つまんねーって描くと本当にそうなるけど
バルザックが書くとそうでもなくなるって鹿島茂が言ってたね
710吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 13:35:09.09
とにかく人間のエネルギーをここまで描き切った作家はいない。
『従妹ベット』の爺さんの並はずれた好色のエネルギーとか、
『従兄ポンス』の爺さんの骨とう品収集のエネルギーとか、
その他、金や出世や恋愛など、対象はさまざまなれど、
バルザックは人間の情熱を尊いものとみなして描いている。
711吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 13:49:59.45
バルザック本屋においてないわ…
せっかく買いに行ったのにorz
712吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 14:05:38.46
>>711
アマゾンで注文すればいい。
713吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 14:52:50.73
>>710
無気力主人公の話は無いの?
714吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 17:41:14.08
>>713
さあね。そういうのはバルザック以外で探せばいい。
ドイツだが、アイヒェンドルフ『のらくら者』とか。
715吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 21:18:22.11
>>713

『娼婦の栄光と悲惨』のリュシアン。前作の『幻滅』ではそうでもないが『娼婦ー』
では操り人形に。無気力とは違うかな。
716吾輩は名無しである:2012/01/08(日) 11:41:22.60
最初から読みたくて創元社版全集買ってきた
けど、ふくろう党からだった
できれば二十代の鳴かず飛ばずの作品から読みたかった
717吾輩は名無しである:2012/01/08(日) 23:04:14.98
20代の作は駄作のオンパレードというのが定評。
「ふくろう党」から突如傑作を書き始めた。
きっと何かが取りついたんだね。
そして晩年の最後は憑きものが落ちたかのように
何も書かずに憔悴していたらしい。
718まぐな:2012/01/08(日) 23:27:59.00
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
719吾輩は名無しである:2012/01/09(月) 09:11:47.75
フローベール全集は未だに新品で手に入るんだからバルザックも復刊しろ
720吾輩は名無しである:2012/01/09(月) 10:15:37.10
バルザック全集も新本手に入るよ。店頭に置いてないだけ。
721吾輩は名無しである:2012/01/09(月) 12:56:49.83
本待つ店頭
722吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 00:42:29.41
『暗黒事件』素晴らしいな。こんな面白い小説を読まずにどうでもいい
現代小説を読むなんて時間の無駄としか思えないな。
723吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 14:51:31.89
暗黒事件は大変良いのだけれど、新訳があればもっとよいね。

水声社あたりで、バルザックの新しい叢書出してくれないかな。
724吾輩は名無しである:2012/01/29(日) 03:41:16.57
>>681
リュシアンはプルーストが心底愛したという登場人物だよ
浮かれ女のラストで絶望したらしい

>>698
わりと良かった。買い
女性研究ってタイトルをうまく読みたくなるように変えたなあ
725吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 12:41:58.34
>>723
藤原書店のシリーズはパリ物に片寄ってるよな。
地方を舞台にしても、『暗黒事件』『村の司祭』『ふくろう党』など
傑作がたくさんあるのに、新訳出さないのはもったいない。
726吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 13:22:00.01
>>725

藤原のセレクションは編者の好みで、編経済モノや悪漢ものが中心だな。
地方ものも確かによいね。
727吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 16:49:55.27
岩波の村の司祭を買おうとしたら旧かな遣いで断念した
728吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 17:01:42.00
>>727
それはちょっと情けない。
活字も大きいのだから、挑戦してみれば?
729吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 17:36:41.93
>>727
岩波から『村の司祭』出たことないよ。
『暗黒事件』じゃないの?
730吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 18:10:18.61
ツールの司祭?
731吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 18:16:26.95
>>730
それなら出たね。確か「赤い宿屋」も入っていた。
732吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 19:09:14.47
>>730-731
ごめん、それだわ。
暗黒事件くらいの旧仮名なら読めたんだけど。
733吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 21:33:44.14
>>732

新潮のは漢和辞典なくして読めないが、岩波のは読めるか。
734吾輩は名無しである:2012/02/10(金) 15:14:04.24
ヤフオクでアラームに指定しておいた商品のメールが文字化けする。
なんで?
735吾輩は名無しである:2012/02/10(金) 17:15:40.74
書き込むところ間違えた・・・
736吾輩は名無しである:2012/02/11(土) 10:37:29.59
アラームじゃなくてアラートだろw
737吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 21:34:27.27
>>736
alerte, alarme, ま、同じようなもんだ。
738v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/02/13(月) 21:52:10.59
最後のeはいらないのでは?フランス語?
739吾輩は名無しである:2012/02/14(火) 09:01:45.62
>>738
いるよ。そう、フランス語です。
740v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/02/14(火) 15:02:54.83
気取ってんじゃねえやい!
741吾輩は名無しである:2012/02/14(火) 15:13:32.96
>>740
ミーはおフランス帰りのお乞食さんざんす
742v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/02/14(火) 15:39:45.96
グギギ…
743吾輩は名無しである:2012/02/17(金) 23:52:01.84
同じ水野訳でも、ツールの司祭と違って絶対の探求は仮名遣い修正されてるんですね
744吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 12:16:00.49
旧仮名くらい読めるようにしろ。
745吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 20:21:30.09
>>744
ハーイ。
新仮名から始めまーす
746吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 20:32:46.45
旧仮名読むくらいなら別の本を読みます
747吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 23:57:15.32
旧仮名も読めないとかw
748吾輩は名無しである:2012/02/19(日) 09:06:33.36
旧仮名言うな。
真仮名と言え。
749吾輩は名無しである:2012/02/19(日) 10:31:09.11
正字・正仮名とは言うけど真仮名なんで言わねーよ
750吾輩は名無しである:2012/02/19(日) 12:48:42.73
全集だとそこんとこどうなのよ?
751吾輩は名無しである:2012/02/19(日) 17:57:27.48
東京創元のは問題なし。字の方は、な。
752吾輩は名無しである:2012/02/22(水) 10:07:16.49
従妹ベット読んでるけどヴァレリーに苛々して読むのが辛い
753吾輩は名無しである:2012/02/22(水) 12:57:43.72
>>752
マルネフ夫人の死ぬ間際の名台詞を楽しみに読み続ける。
バルザックの数多い著作の中でも、これほどの名セリフはあまりない。
754吾輩は名無しである:2012/02/25(土) 07:10:25.33
旧字の本なんて三冊読めば慣れる。
755吾輩は名無しである:2012/02/25(土) 08:48:31.60
旧字だと、変と恋を見間違える。
画と昼も間違えるが、こちらはそれほど混乱しない。
756吾輩は名無しである:2012/02/25(土) 17:02:58.83
人気がないからしょうがない
757吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 00:46:25.45
荒川ってのを手に入れたんだが、面白いのけ?
758吾輩は名無しである:2012/04/20(金) 17:24:12.58
人間喜劇のなかの哲学的小説ね
バルザックの小説はたいがい面白い
作家生活20数年で100巻を超える著作を書いて初期以外はほぼ傑作っていう大天才それがバルザック
759吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 01:17:40.39
小説の王様と呼んでいる。
760v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/04/23(月) 12:10:23.98
デュマみたいに家内制手工業みたいに書いてたんじゃなくて全部自分で書いたの?
761吾輩は名無しである:2012/04/23(月) 19:31:23.61
タバコとコーヒーの力を借りて書きました。
762v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/04/23(月) 23:00:11.04
コカインは?
763吾輩は名無しである:2012/04/30(月) 06:17:16.80
764吾輩は名無しである:2012/05/03(木) 16:04:20.54
バルザックのふくろう党以前の作品読んだことある人いる?
失敗作という評判だけど普通の作家レベルではあったんだろうか?
765吾輩は名無しである:2012/05/04(金) 12:55:32.27
>>764
最近翻訳出たから読めばいい。
766吾輩は名無しである:2012/05/09(水) 18:29:59.97
Les Sud-Coréens vivant au Japon sont bien vulgaire.
Ils ont parlé d'une voix forte, la personnalité n'est pas délicat.
Et ce qu'ils ont, que la prise de conscience de la victime.
Ils sont garantis les droits divers par la loi.
Ils ont reçu beaucoup de retombées économiques de la société japonaise.
767v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/05/09(水) 20:49:03.92
俺の親の悪口を言うな!
768吾輩は名無しである:2012/05/16(水) 23:19:04.76
古本屋でバルザック全集というのがあったことを知った
こういうのが文庫になってくれるといいなあ
769v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/05/17(木) 21:51:20.30
俺も。
770吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 13:59:34.19
何でもかんでも文庫になるわけないだろ。
古本でもいいからハードカバー買いなさいよ。
貧乏くさいのって、嫌いだね。
771吾輩は名無しである:2012/05/19(土) 14:03:38.45
ピースは読みもしないのに文庫化を願うパターン
多分1冊もバルザックを読み通してないと思われ
772v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/05/19(土) 17:55:39.93
バレた?
773吾輩は名無しである:2012/05/20(日) 12:55:59.90
ハードカバーだと、家に収納する空間がないんだよ。だから文庫で全集を
だしてほしいんだよ。
774v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/05/20(日) 16:09:32.10
そうだそうだ!
775吾輩は名無しである:2012/05/20(日) 23:28:19.65
>>773
お金稼いで収納たっぷりある家を買いなさいよ。
貧乏人はイヤね。
776v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/05/21(月) 22:20:16.70
家なんて買うか!トランクルームすら借りれないわ!
777吾輩は名無しである:2012/05/21(月) 22:35:50.51
家の広さというのは難しいもので、100万円あったら100万円だけ広くなるかというと、そういうものではない。
土地や家の売買、引越しの手間、大仕事なのだ。
金があるからといって、そうそう買えるものではない。
778吾輩は名無しである:2012/05/22(火) 00:14:44.00
俺は収納たっぷりの新築マンションを6年前に買った。
書斎に置く本棚も特注して設置した。
本棚に入れる本は文庫よりハードカバーの方が似合う。
779吾輩は名無しである:2012/05/22(火) 21:22:03.13
家を広くといっても、自分の読書量ではバルザックだけというわけには
いかない。それこそスタンダールもディケンズも買いたいから、空間は
いくらあっても足りない。
大学並みの図書館が必用になってくる。
780吾輩は名無しである:2012/05/22(火) 21:57:01.74
考えれば考えるほどバルザックやヘンリー・ジェイムズやトーマス・マンの怪物性が恐ろしく思えてくる
なんであんな傑作を次次量産できたんだ
781吾輩は名無しである:2012/05/22(火) 23:28:33.59
でも、トーマス・マンという人は、長編でいえば「ワイマールのロッテ」、
「魔の山」「ヨセフとその兄弟」「ブッデンブローグ」「ファウスト博士」
程度だから、文章の量からいったら、バルザックじゃないかな。
でも、マンを侮ることはできないけどね。
782吾輩は名無しである:2012/05/22(火) 23:45:44.68
バルザックは文章を水増ししているから好きじゃない。
どうでもいいことをネタに無駄に文章を長く伸ばそうとしている箇所が目に付く。

その点で言うと、マンも冗長な箇所が多いが、文章のスタイリッシュさで言えばマンの勝ちだと思う。
783吾輩は名無しである:2012/05/24(木) 00:27:49.64
説明や考察で確かに退屈な箇所はあるけれど、
「無駄に文章を長く伸ばそうとしている」とは思わん。

余すところなく伝えようとして書いているふうに感じられるんだけど。
その努力が成功しているか否かは別として。


784吾輩は名無しである:2012/05/25(金) 16:59:07.90
19世紀と20世紀の作家を比べても仕方がない。
小説という言語芸術は先行作品を受け継ぎながら時間軸に沿って発展してきている。
バルザックの時代、小説はリアリズムがまだしっかりと根付いていなかった。
そこで、バルザックは風土や建物などの描写を延々とやって、新しいスタイルを創出した。
マンは19世紀のリアリズムをもとにより人間の内面性を鋭くえぐる作風を打ち出した。
どちらもそれぞれの時代を代表するすぐれた作家だ。
785吾輩は名無しである:2012/05/25(金) 23:00:52.79
違う。当時も出版社の事情で割り増ししたり削ったり、一番儲かるように要請されて
いたんだよ。

すべてが作家の自発性から書かれてているわけじゃない。
786吾輩は名無しである:2012/05/25(金) 23:08:04.07
借金があったから、バルザックは書くことが出来た
787v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/05/26(土) 10:32:40.62
俺も出版社から前借りしたい!
788吾輩は名無しである:2012/05/29(火) 21:48:46.11
『ルペールゴリオ』『ルクサンポンス』『ラクジーヌベット』3冊読み進んでる。
今ゴリオは、レストー夫人やニュシンゲン夫人がヴォケール館を出入りするのを館の住人がゴリオを冷やかすのに対しあれは自分の娘だ
と説明しても誰も使用しない段階、やがてラステニャックがニュシンゲン夫人に近づくのに成功するはず。
ポンスは今、シボ夫人の説明。のちにポンスの御宝の相続をめぐってカミュゾ家と取り合いになるはずで楽しみ。ポンスは夕食をねだり
に親戚・知人を渡り歩いている、がカミュゾドマルヴィル夫人がそれを嫌っている。
ベットは、今リスベットがシタインボックのことをユロ家の人々に説明しても、作り話として信じないところ、後にユロの娘がシタイン
ボックは実在していると思うようになって彫刻作りを通じてベットから取り上げてしまうようになる筈である。
789吾輩は名無しである:2012/06/04(月) 10:03:02.09
> ルペールゴリオ』『ルクサンポンス』『ラクジーヌベット
フランス語にするか日本語にせよ
790吾輩は名無しである:2012/06/16(土) 07:51:45.07
ふくろう党読み終わりました
結婚のなんとか読み終えたらまた来ます
791吾輩は名無しである:2012/06/16(土) 09:50:19.36
>>789
同感だなあ。
おまけに「クサン」なんてボロをだしながらじゃカッコわるいよね(笑
そんなに好きならフランス語初歩だけでも勉強すればいいのに。
792吾輩は名無しである:2012/06/17(日) 04:10:02.15
793吾輩は名無しである:2012/06/18(月) 10:53:41.68
くっそー
794 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2012/06/21(木) 08:32:00.74
>>784
たしかにそうだが、バルザックは伝統的なフランスの
心理小説からはちょっと外れてるんだよね。スタンダールが
直系なんだよな。
795吾輩は名無しである:2012/06/21(木) 19:31:48.47
篠沢フランス文学講義によると、フランスの心理小説の系譜とは
「クレーヴの奥方」−「マリアンヌの生涯」−「危険な関係」−「赤と黒」

もう一、二冊あったような気もしたが、忘れた。
796 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2012/06/23(土) 08:46:20.34
篠沢さんも昔は元気だったのに。
今は……なんかプルースト的になってしまうw
「時の破壊作用」は容赦ないな。
797吾輩は名無しである:2012/06/23(土) 22:26:51.75
>>794
『ベアトリックス』読んでる?
心理小説の傑作だがね。
798吾輩は名無しである:2012/07/14(土) 16:33:25.45
田舎医者は退屈。なかなか読み進められん。
799吾輩は名無しである:2012/07/16(月) 09:03:14.76
いまゴリオ読んでる
800吾輩は名無しである:2012/07/17(火) 02:00:38.08
平凡だな
801吾輩は名無しである:2012/07/17(火) 12:46:34.51
明星のほうをおれはすすめる。
802吾輩は名無しである:2012/07/28(土) 23:13:36.33
年が分かるな。
803吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 22:41:35.47
岩波文庫から新刊でるよね
それは嬉しいけど、たまには長編も出してほしいよ。
804吾輩は名無しである:2012/08/12(日) 22:25:57.90
放蕩親爺、これおもしろいの?
ゴリオおやじとは別作品のようだけど・・
805吾輩は名無しである:2012/08/12(日) 23:23:37.27
>>804
ググってみたら「従妹ベット」のことみたい。
「従妹ベット」は面白かった。好色な人たちの話。
ぎとぎと、ぎらぎらした(中年)男女の性欲、金欲。
806吾輩は名無しである:2012/08/13(月) 17:32:35.29
>>805
なんと!そうだったのか。
おかげで無駄金をはたかずに済んだ。ありがとうございますm(__)m

807吾輩は名無しである:2012/09/10(月) 15:26:25.04
ヴェジニー・グランデはもっと評価されていい
808吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 11:07:03.37
>>807
たいしたことない。
809吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 12:49:18.98
11月 岩波文庫 『艶笑滑稽譚』 石井 晴一 訳
810吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 14:21:50.90
>>809
全集の『風流滑稽譚』持ってるけど、まだ読んでなかった。
811吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 19:51:35.92
300円で揃えた新潮文庫の『艶笑滑稽譚』。また積読でした。
812吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 21:13:08.83
いとこベッドってのが面白いと聞いたのだけど、文庫中々出ないね。あまり名作じゃないん?
813吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 21:41:57.18
新潮文庫の『従姉妹ベット』は百均の華
814吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 22:22:11.65
バルザック30作以上読んでいる俺に言わせると、『従妹ベット』は
『暗黒事件』と双璧の最高作だ。あんなにエネルギッシュで、
重層的な構成をもつ小説を書ける作家は他にいない。
815吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 22:32:49.21
バルザックの人間喜劇は何作あんの
80作くらいだっけ?それでも構想の25パーセントくらいだったんだよね
それと人間喜劇以外の小説もあるの?評論とか時評みたいなのは書いた?
816吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 23:21:30.17
「なんたらの生理学」みたいなのが二冊くらい、その昔、ちくま文庫で出ていなかったか
817吾輩は名無しである:2012/09/18(火) 01:31:07.41
人間喜劇は90作ある。それには「結婚の生理学」のような評論も入っている。
「風流滑稽譚」や20代に書いた小説は人間喜劇に含まれない。
818吾輩は名無しである:2012/09/18(火) 10:08:50.86
ふ〜ん。
で、90作のうちのたった30作しか読んでないでもデカイ面していいの?
819吾輩は名無しである:2012/09/18(火) 12:47:46.82
短編が多いからね。長編だけだと40作程度だ。今、翻訳が手に入らない作品も
結構あるから、30作以上読んでいたら、多いほうではないかな。
820吾輩は名無しである:2012/09/18(火) 18:54:02.45
>>816
役人の生理学、でしょ。

短編と言えば、今月岩波文庫からサラジヌが出たけど、読んだ人いる?
821吾輩は名無しである:2012/09/20(木) 00:08:14.15
暗黒事件ってそんなにいいのか?

ベットは方々で評判を聞くが
822吾輩は名無しである:2012/09/20(木) 16:58:16.04
バルザック、面白さはともかく、どっちかって言うと読みにくい方なのかな?
823吾輩は名無しである:2012/09/22(土) 09:06:50.49
>821

暗黒事件は良いよ。新潮の小西訳がいいけど漢和辞典が必要かも。
新訳があればもっと有名になってもおかしくない。
824吾輩は名無しである:2012/09/22(土) 10:43:05.97
山崎豊子の『女の勲章』はバルザックの小説のようだった。
825吾輩は名無しである:2012/09/22(土) 20:49:52.37
ガルシアマルケスの『エレンディラ』に出て来るばあさんがバルザックがいかにも描きそうな人物だと思った。
826吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 00:29:05.04
山崎豊子はまさにバルザック的だろ。
827吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 12:25:13.27
訳者の水野は、

ウジェニ
ゴリヨ
ポン酢
ベット

を入門にあげているが、なるほどと思う
828吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 20:02:19.01
藤原書店の人間喜劇セレクションの評判どうなんだい!
829吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 21:28:09.51
>>824
「女の勲章」は京マチ子主演で映画化されています。
八代銀四郎を演じる田宮二郎はまさにヴォートランです。
830吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 23:17:19.27
>>828
創元社の全集を図書館で読めばおk。
831吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 23:20:58.14
>>826
て、よく言われるけどどのへんが似てるの?
832吾輩は名無しである:2012/09/24(月) 00:26:02.08
福田和也が作家の値打ちでバルザック的だとか言ってるからじゃね?
読んだことないんでわからんが
833吾輩は名無しである:2012/09/24(月) 00:36:37.31
ところで、いま、暗黒読んでいるんだが、おもろいな、これ。
姫にも萌えるし。
834吾輩は名無しである:2012/09/24(月) 02:21:42.74
>>833
ローランス、いいよな。
でも、好きな男と結婚できず、好きでもない男と結婚して、余生を過ごすんだよな。
いい女の人生が無残に打ち砕かれる。だから、暗黒事件なんだ。
835吾輩は名無しである:2012/09/24(月) 19:16:41.22
>>831
いろんな人間それぞれの欲望の追求がオーケストラの交響曲のように絡み合っていくところ。
836吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 01:35:14.46
盲目的な欲望や情熱に駆られる人間の群像劇という点では
梶山季之のほうがバルザックに近いと思います。
837吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 01:36:07.89
暗黒事件は傑作だが、最高傑作かというと違うと思える
おもしろさは随一だけど

最高傑作はやはり幻滅に思う
838吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 03:41:37.40
俺は『幻滅』秀作とは思うが、パワーが弱いと思うな。
『従妹ベット』『暗黒事件』がやはり双璧。
839吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 07:09:49.16
>>835>>836
なるほどな、よく分かりました。
840吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 10:06:56.80
ゴリオを最高傑作と言う人は、ゴリオしか読んでいない法則
841吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 14:24:17.42
いや読んでるけどそれでもゴリオが一番なんじゃないのとは思うけどw
842吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 14:55:24.69
ゴリオを認めるのは、玄人か素人か、どっちかだと思う
このスレの人は玄人

一般にバルザックはゴリオと、せいぜい谷間くらいか読まれていなくて、
谷間の挫折をもって、バルザックは凄いかもしれないが退屈だと認定されている
843吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 15:43:35.05
『村の司祭』『ベアトリックス』もすごい傑作。
バルザックはやはり天才だ。
844吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 17:38:05.85
川揉み女、も面白い。
845吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 20:11:23.24
『ラブイユーズ』か。
846吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 21:09:26.23
あらかわは?
847吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 01:07:01.17
あらかわは、俺はかなりの傑作じゃないかと思ってる
中盤だるいけど
848吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 06:30:52.56
一番笑い要素が多い小説はどれ?
バルザックのユーモアは最高に合うんで教えて
849吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 12:01:24.71
>ゴリオを認めるのは、玄人か素人か、どっちかだと思う

おまえの意見は正しいか間違ってるか、どっちかだと思うぞ
850吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 12:42:40.24
ゴリオはたしかに過大評価されてきたところはある
851吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 14:53:34.16
村の司祭は最高傑作級
異論は認める
852吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 21:42:06.28
藤原書店のラブイユーズの翻訳どう?
853吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 23:49:06.24
>>852

読むのに不自由は感じなかった。
854吾輩は名無しである:2012/09/29(土) 00:23:22.37
あらかわ、良いよ。おもしろい。

tころで岩波の短編、誰も読んでないのか。。。。
855吾輩は名無しである:2012/09/29(土) 02:18:17.85
>>853
なるほど
特別に下手とかじゃなけりゃいい
856吾輩は名無しである:2012/10/05(金) 22:33:25.31
岩波文庫『艶笑滑稽譚』は全三冊
857吾輩は名無しである:2012/10/05(金) 22:35:12.33
滑稽たん、ゾラが絶賛してるな
文体が完成されているらしい

バルザックは上手に書こうと思えば書けたんだな
858吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 00:04:02.14
コブセックってどう?

岩波の買ってあるが、読んでない
859吾輩は名無しである:2012/10/06(土) 00:41:01.18
読めよw
860吾輩は名無しである:2012/10/07(日) 02:18:22.60
岩波文庫『サラジーヌ』買った。「ボエームの王」が入ってるのが嬉しい。
なかなか日本語で読めなかった短編だったから。
861吾輩は名無しである:2012/10/07(日) 11:33:53.74
ボエーム、重要作らしいな。
研究書のなかで、言及されていた。

やっぱりよいものなのかな?
862吾輩は名無しである:2012/10/07(日) 12:42:32.14
セレクションの、セザーヌ・ビロトーの翻訳どう?
よくなければ、全集のほうで見ようと思うが
863吾輩は名無しである:2012/10/09(火) 08:50:45.55
ラブイユーズ、読んだ
すごい傑作だった
864吾輩は名無しである:2012/10/09(火) 18:51:34.45
河出書房のエーブの娘読んでるんだけど、ド・マルセイが誤植でド・マルセイユになってた
865吾輩は名無しである:2012/11/18(日) 02:35:38.38
岩波文庫『艶笑滑稽譚』ってもしかして、旧仮名使い?
866吾輩は名無しである:2012/11/18(日) 08:38:31.73
だったら嬉しいが
867吾輩は名無しである:2012/11/24(土) 23:18:18.01
12000円もした『艶笑滑稽譚』が三巻3000円で買えるんだから貧乏人には有難い。
868吾輩は名無しである:2012/11/25(日) 00:26:39.92
ベットって、どこから出ている訳が一番いい?
869吾輩は名無しである:2012/11/26(月) 00:01:56.33
関西人はいかに安く入手できたかを自慢します。
小生は、1500円ほどで新潮文庫版を入手しました。滑稽譚。
870吾輩は名無しである:2012/11/26(月) 00:27:39.44
岩波から出る『艶笑滑稽譚』って、かつて新潮文庫で出ていた『風流滑稽譚』(小西訳)のことなの?
Les Contes Drolatiques?
871吾輩は名無しである:2012/11/26(月) 21:24:25.81
Oui
単行本の表紙にちゃんと書いてあるから自分で確認しろ
872吾輩は名無しである:2012/11/26(月) 22:52:06.20
確か神西清が、文語っぽい日本語で、訳していましたよね。
抄訳だと思うけど。
873吾輩は名無しである:2012/11/26(月) 23:21:43.06
>>872
『おどけ草紙―こんと・どろらていく抄』とは面白い邦題だね。
「Drolatiques」には「滑稽」という意味のほかに「卑猥」という
まったく別な意味もあるから「艶笑」という訳はうまいとは思うが、
「Contes」を「滑稽譚」と訳して、このふたつをくっつけるのは
日本語としては重複していて、くどくどしい奇妙な感じがするな。
874吾輩は名無しである:2012/11/28(水) 10:43:05.16
藤原のセレクションって、色々な人が訳してるけど、
一部、かなり???な訳があると耳にしたけど、どうでせうか?
高価なんで、事前に調べてからじやないと、全巻入手はちよつと、と
875吾輩は名無しである:2012/11/29(木) 09:52:09.04
全集はたしか8ポ、二段組みで、読みにくいって聴いたけど?
876吾輩は名無しである:2012/12/01(土) 11:21:12.51
>>874
鹿島茂が訳したペール・ゴリオは、ちょっと訳語に首をかしげたくなるところがあった。
877吾輩は名無しである:2012/12/04(火) 17:38:16.40
>>876
そうですか
参考にします。
878吾輩は名無しである:2012/12/04(火) 17:41:30.42
「谷間の百合」最高。
879吾輩は名無しである:2012/12/04(火) 23:20:14.27
誰の訳?
して、どの辺りが最高?
880吾輩は名無しである:2012/12/04(火) 23:27:49.79
「谷間の百合」は講談社文庫がいい。
訳者は高山、という人だったか。
881吾輩は名無しである:2012/12/04(火) 23:28:24.13
ありがとう
882吾輩は名無しである:2012/12/05(水) 04:32:38.92
谷間の百合のHenrietteが良いんだよねえ。
あの「偉大な思考の母」は熟女好きにはたまらん。
883吾輩は名無しである:2012/12/05(水) 09:44:53.78
それは面白い視点だ
884吾輩は名無しである:2013/01/04(金) 02:58:25.98
従妹ベット、暗黒事件、村の司祭、ベアトリックス。

以上バルザック4大傑作。異論は認める。
885吾輩は名無しである:2013/01/05(土) 17:17:02.60
>>884
『村の司祭』、『ベアトリックス』を選ぶとは、なかなかお目が高い。
『ゴリオ爺さん』が無いのは考えがお有りのことと思うが、これはやはり外せない。
『幻滅』はヴォートランに魅了された読者が、過度な期待を持って読むと、幻滅してしまうかもしれない。
『ウジェニー・グランデ 』、『従兄ポンス』、『あら皮』、『絶対の探求』、『セラフィタ』も加えていただきたい。
中短編では『赤い宿屋』、『知られざる傑作』、『海辺の悲劇』が素晴らしい。水野亮の名訳で読むべし。
886吾輩は名無しである:2013/01/05(土) 23:19:38.97
短編なら断然「捨てられた女」だね。一読を勧める。すごい傑作。
887吾輩は名無しである:2013/01/11(金) 00:32:23.54
「谷間の百合」と「絶対の探求」が好き
とくに「絶対の探求」の研究好きの親父が面白い
888吾輩は名無しである:2013/01/16(水) 22:07:17.71
ゴリオ爺さん、ウジェニー・グランデ、従兄ポンス、セラフィタはさほど面白くなかった。
谷間の百合、幻滅、娼婦の栄光と悲惨、ふくろう党、現代史の裏面、ユルシュール・ミルエ、
セザール・ビロトーの栄枯物語、アルベール・サヴァリュスは秀作だと思う。
889吾輩は名無しである:2013/01/18(金) 19:10:56.99
現代人はバルザックをあんまり読まないのかな?
読みづらい部分が多いからかな。
890吾輩は名無しである:2013/01/21(月) 20:19:55.83
なにしろ代表作であるゴリオ爺さんで4回挫折させられたからな。
挫折した理由は思い出せない。内容は面白いのだが。
訳が悪いというほどでもなかったような。ちなみに3つトライした。
小西訳、鹿島訳、平岡訳。結局平岡訳で読み終えた。
891吾輩は名無しである:2013/01/21(月) 21:38:40.82
ゴリオ爺さんを最初に読んで、すごく面白かったんだけど、
なぜか次に何か読もうって気になるまで3年くらいかかった
892吾輩は名無しである:2013/01/21(月) 22:59:59.07
バルザックの小説の可読性は、あまり良いとは言えません。
文章自体の読みづらさもあるが、構造上読みづらくなっている部分がある。

具体的には、登場人物の呼び方が不安定すぎること。
例えば、山田太郎弁護士という人物ががいたとする。
バルザックは山田とか、太郎とか、弁護士とか、相手とか、彼とか、呼び方があまりにも変転しすぎている。

もう一つが、一度に大量の登場人物を出し過ぎている。
山田太郎弁護士とか、鈴木次郎代理士とか、遠藤三郎代理人とか、数人がいっぺんに出てくる。
そして、複数人で会話することが多いため、誰がどの台詞を発言したかが分りづらくなっている。

現代の小説技法では、これらは極力避けるべきと言われている。
現代の日本でこれらをやると、確実に編集側から推敲を求められる。
だがバルザックは、これら全てをやってしまっているため、読む方が疲れてしまう。
893吾輩は名無しである:2013/01/22(火) 01:10:21.33
>>892
相当数のバルザックを読んでいるが、そんなことは思ったことないな。
894マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/01/24(木) 01:21:42.86
>>892
それは西洋小説の特徴だ。バルザックだけじゃなくどんな小説だってそうだぞ。
895マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/01/24(木) 01:23:11.79
>>892
それは西洋小説の特徴だ。バルザックだけじゃなくどんな小説だってそうだぞ。

まあお前らど素人は、おとなしく私小説でも読んでなさいってこった。
896吾輩は名無しである:2013/01/24(木) 09:13:20.83
モームは読書案内で、バルザックのことを悪文だと評しているな
897吾輩は名無しである:2013/01/24(木) 10:01:57.22
フローベールが美文だとすれば、バルザックは悪文だな。
しかし、パワフルだし、人間洞察がすごい。
美文は衰弱した印象を受ける。美文の作家は量産できない。
898吾輩は名無しである:2013/01/29(火) 15:27:58.99
バルザックに関する評論で面白いもの、読んでおくべきもの、推薦するもの等あったら教えて下さい
899吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 00:53:15.72
アランのもの
900吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 01:02:56.59
ロラン・バルト S/Z
トルストイのバルザック論
ステファン・ツヴァイク バルザック
901吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 06:42:20.12
クルツィウスのもの、ベガンのもの。
902吾輩は名無しである:2013/02/04(月) 16:29:40.59
「フランス文学を語るスレ」にバルザックがユゴーの後輩だとか言ってるユトリがいる。
まじにそう思ってるらしいのは笑うに笑えないよな。
903吾輩は名無しである:2013/02/07(木) 11:49:58.85
創元社の全集とうとう絶版か。長く刊行してくれたけど。
904吾輩は名無しである:2013/02/07(木) 18:00:01.12
新訳の全集が出たからね。
まあ、旧訳はさすがに古すぎるね。
905吾輩は名無しである:2013/02/07(木) 19:41:45.51
新訳のは作品が少ないよ。
『村の司祭』『ベアトリックス』『田舎医者』『暗黒事件』『ふくろう党』
などは旧全集でないと読めない。アマゾンでの古書価もじわじわと上昇しているね。
906吾輩は名無しである:2013/02/08(金) 00:44:41.29
藤原書店のセレクションは有名どころを並べただけだからね。
東京創元社の全集にないのは「ニュシンゲン銀行」だけ。
後出しのくせに訳の質が悪かったり、碌でもない副題を付けたり
何よりフォントが糞で、文学作品を味わうための版面作りがまるで出来てない。
買うなら東京創元社版一択でしょ。

水声社の「幻想・怪奇小説選集」と「芸術/狂気小説選集」の二つのシリーズは
初訳が多く、全集を補完してくれているのが有り難い。
907吾輩は名無しである:2013/02/08(金) 15:23:43.53
藤原版は鹿島の好みで作品を選んでる。新訳必ずしも良訳ではない。
創元版で読みづらい訳はなかったな。
908吾輩は名無しである:2013/02/08(金) 23:12:45.48
古本なら東京創元社版は26巻揃いで2万円程度で入手できるよ。
全集が売れない時代なんだろうか。一昔前の相場が4〜5万円だから半額以下だわ。

「人間喜劇」長短篇併せて48作品収録(他に『風流滑稽譚』と『書簡』)、
全体の半分ほどが読める。
因みに藤原書店版は14作品だから数の上では比較にならない。
909吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 14:10:28.31
まあ、1冊5000円もする創元版をほいほい買える人はこのデフレ時代に滅多にいないだろう。
最近、バルザックの文庫が増えてきたのはいい傾向だ。長編も出せばいい。
『平役人』『アルシの代議士』出ないかな。
910吾輩は名無しである:2013/02/14(木) 12:49:22.36
>>909
たった5000円の本を高いと思う感覚ってなんなの?
まともな本ってみんなそれくらいかそれ以上してるじゃん。

それと、デフレってのは「一般的な物価水準の持続的下落」のことだけど、
言葉の意味わかんないで使ってるよね。

ああ、感じ悪い。←じぶんのことを言っている(笑
911吾輩は名無しである:2013/02/14(木) 13:28:00.23
>>910
お前は書き込まなくていいよ(笑)
912吾輩は名無しである:2013/02/18(月) 17:06:03.65
神田の古書店でバルザック全集を購入。
19000円ほどだった。
「ふくろう党」から読み始めているが、
これが面白い。
913吾輩は名無しである:2013/02/18(月) 22:28:22.69
>>912
あ〜、Kの店内の真ん中に積んであった奴?
筺は劣化していたようだが、ハトロン紙の外装はもとのまま
月報揃いであの値段はたぶん最安値でしょう。いい買い物しましたね。
914吾輩は名無しである:2013/02/27(水) 08:00:20.18
「ふくろう党」と「Z・マルカス」が入った全集第1巻を読み終えた。

バルザック読むのは2006年ごろに「ゴリオ爺さん」「ウジェニー・グランデ」「幻滅」を

読んで以来。細かい描写が目を疲れさせるが、情熱と波乱万丈なプロットで

バルザックは読み手を引きつける。

細かい描写が嫌な人は、女にふられたとか親父と喧嘩したとかいった

些事を世界の終りみたいに描いた私小説でも読んでいればいい。

それでセンズリでもしてりゃいい。
915吾輩は名無しである:2013/02/27(水) 10:39:57.47
どうしてハナシがそっちへ行くのか?
ご本人がじつは2007年から今日まで私小説に夢中だったてことか。
女にふられたとか親父と喧嘩したとかいった些事を世界の終りみたいに描いた私小説
に没頭してたってことか。
916吾輩は名無しである:2013/02/27(水) 12:17:15.39
>>915
全然違うと思う。
917吾輩は名無しである:2013/03/05(火) 02:56:28.90
『ふくろう党』はいいよなあ。
明日をも知れぬ恋に命をかける男女。
918吾輩は名無しである:2013/03/15(金) 22:09:05.21
ブリドー兄の最期、
アルジェリアでアラブ人に殺されるんだが、
ちゃんと頭をはねられていることに、改めてびっくりした。

フランスでは植民地のこともあって、
当時からイスラムの首切りは有名だったのかな。
919吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 10:36:36.42
創元社の全集を文庫化か電子化してくんねぇかなぁ
以前バルザック選集とかいってシャベール大佐が一冊だけ文庫で出てたよね
920吾輩は名無しである:2013/04/17(水) 08:10:57.72
>創元の全集
あれは装幀がカッコイイから本棚にあるとオシャレ、インテリアとしても使える

いま「結婚の生理学」を読んでるけど面白いな、この人こんなもん書いてたんだ
童貞だけどタメになります
921吾輩は名無しである:2013/04/17(水) 09:32:50.63
筺の背文字が大き過ぎてちょいレトロなのを除けば同意。

好きな作家はやはり全集を手許に置きたいね。いつでも気楽に手に取れるのが好い。
ここ2年ほど暇を見ては蔵書のPDF化を進めてるが、揃いで持ってる全集だけは自炊する気にならない。
922吾輩は名無しである:2013/04/27(土) 22:40:35.99
グーテンベルク21に頑張ってもらいたいな
ヴォートラン三部作を電子化してるところが良いわ
出来ればKindleでもやってくれ
923吾輩は名無しである:2013/04/28(日) 05:10:09.92
本国のバルザック全集(習作や戯曲や評論や手紙も含めた)が何冊あるか知ってる人教えてください
924吾輩は名無しである:2013/04/28(日) 15:13:26.59
Pleiade版なら <<La Comedie humaine>>12巻、<<Correspondance>>2巻、<<Oeuvres diverses>>2巻で計16巻。
各巻53〜70ユーロ。
925吾輩は名無しである:2013/05/04(土) 17:39:41.35
あら皮をやっと読了。バルザックとドストエフスキーってどっちが
読みづらいのだろう?バルザックは大部読んだが、ドストは
中学3年の時に背伸びして「貧しき人々」「二重人格」を読んでから
ほとんど読んでない。
926吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 02:06:33.98
バルザックって読みにくいとは思わないけどなぁ
927sage:2013/05/07(火) 13:51:12.22
水声社のレーモン・クノー・コレクション、全巻購入おまけの『100兆の詩篇』、7月に市販するってほんと!? 女性担当さんが公言してたらしい。全巻そろえたのに!!!
928吾輩は名無しである:2013/05/28(火) 00:33:42.03
バルザック 前置きが長いイメージがある
それにいらいらする奴が多いんじゃないか?
俺はその部分こそがバルザックを読むことの
数多くある至福の1つだと思ってるんだが
929吾輩は名無しである:2013/05/29(水) 21:58:22.09
「ふくろう党」と「Zザルカス」を読んだ。
図書館で借りた。東京創元社の全集だった。
トルストイとドストエフスキーは8割がた読んだが、バルザックのほうが
ボリュームありそうだ。
930吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 12:06:36.55
>>929
未発表原稿が発見されたのか?
931吾輩は名無しである:2013/06/07(金) 02:40:37.21
古本屋でフィルムカバー(でいいの?)時代の岩波の従兄ポンスをハケーン

上下合わせて約200円だったんで即買してやったぜ(*´∀`*)
932吾輩は名無しである:2013/06/08(土) 10:47:45.39
パラフィン紙。

ポンスなら新潮世界文学のが良かった。

暗黒事件の新訳水声社あたりで新訳出さないかなあ。
933吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 04:20:26.39
パラフィン紙か お恥ずかしい 
教えてくれて ありがとう

岩波でポンスを訳した水野亮の翻訳って いいという人もいれば
良くないっていう人もいるよね

水野の訳の『絶対の探求』は良かったと思った
934吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 14:53:36.96
ふくろう党読んだ
時代背景っていうのは、戦乱か何かのようだ。
人間喜劇に入っているけど、どちらかというと悲劇ではないのか。
935吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 23:23:00.15
>>930
未発表原稿の有無は知らない

バルザックはドストエフスキーよりも読みやすい
936吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 23:34:51.31
訳が悪いのかな
俺も創元の全集を読んでるんだろうが、書簡のラブレターとか何言ってるのかさっぱりわからん
あれは俺がもらっても混乱するだけだと思う

「結婚の生理学」も読んでるけど
理屈のもっていき方が飛躍というか理論的じゃないので非常にわかりずらい
この人は理系のセンスはない作家だと思う
937吾輩は名無しである:2013/06/17(月) 00:25:03.83
>>935
あのね、930は「Zザルカス」なんて作品はないといっているの。
「Z・マルカス」だろう?
938吾輩は名無しである:2013/06/18(火) 21:42:34.14
多少の間違いくらいいいだろう
939吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 09:26:51.25
フローベールのボヴァリー夫人をやっと読み終えてバルザック読むかと思っても腰があがらない
フローベール以上に長編だからだ
940吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 22:21:40.88
小説が娯楽やメディアの中心だった時代の作家だからな
週刊マンガ誌の読者が昔の月刊マンガ誌読むと
ストーリーやテンポに違和感を抱くのと同様、だるく感じるかもな
941吾輩は名無しである:2013/06/24(月) 18:43:15.27
バルザックを読んだ後、フロベールを読むのがつらい、というのなら解るが・・・・
942吾輩は名無しである:2013/06/25(火) 14:19:23.87
リチャードソン読んでる俺はどうなる
943吾輩は名無しである:2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN
リチャードソンって『パミラ』でも『パメラ』でもどっちでもいいんだろうけれど
個人的に『パメラ』って響きがゴメラとかそんなの思い出していまいちだから
ずっと,『パミラ』って呼んでる
944吾輩は名無しである:2013/08/25(日) NY:AN:NY.AN
バルザックの幻想・怪奇小説集とかに「本邦初訳」とかかいてあるんだけど
全集が出てるのに、本邦初訳がたくさんあるって意味不明すぎる。
それとも全集には原文で載ってるとか?
945吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 14:13:52.62
日本のバルザック全集はじつは選集にすぎない。
いまだ未訳の作品もある。『アルシの代議士』とか。
946吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 10:09:32.43
みんな読んでないの?
947吾輩は名無しである:2013/10/05(土) 15:07:11.48
11月 岩波文庫 「従兄ポンス」 復刊
948吾輩は名無しである:2013/10/05(土) 16:29:15.08
>>947
買う
949吾輩は名無しである:2013/10/05(土) 23:00:59.55
十年ほど前に一度読んだきりだけど、
女占い師のおばさんと、鶏とヒキガエルのことは覚えている。
名前はクレオパトラとアシュタロトだったかな?
950吾輩は名無しである:2013/10/06(日) 08:21:13.58
「従兄ポンス」の前半は楽しい。
食べることと骨董品の収集を楽しみにしている、独身爺さんのきままな暮らし。
後半は悲惨。爺さんが集めた骨董品の価値を知って、騙し取ろうとするやつらが大活躍。
951吾輩は名無しである:2013/10/06(日) 10:53:49.68
フランスの小説って、飲み食いしているシーンが多いね。
952吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 00:34:47.61
神保町すずらん通りのブックフェス
東京創元社のブースでバルザック全集 在庫各巻1,000円 にてバラ売り。
以前傷めた巻があって再購入したが
極めて美品で満足。月曜まで。
953吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 00:56:17.53
>>952
今年もやってたんだ 毎年やってるよ
954吾輩は名無しである:2013/11/09(土) 20:52:51.22
バルザック全集を持っている男にはなにかがある

村上春樹も
「彼は家にサイズ3のスーツ5着とバルザックの全集を持っていた」
みたいな描写を2、3回してた
955吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 17:27:54.42
役人の生理学
著者: オノレ・ド・バルザック
翻訳者: 鹿島茂
大文豪の観察眼が冴えわたる抱腹絶倒のスーパー・エッセイ!

講談社学術文庫 発行年月日:2013/11/11
956吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 01:04:23.02
「平役人」新訳ほしい。
957吾輩は名無しである:2014/01/02(木) 10:59:27.80
>>909
日本は本が高いからね。
仏語版は安いと思うよ。
プレイヤッドだと装丁も立派だからそれなりに高いかも知れないが、
フランスのペーパーバックは良い紙を使ってある。
(ずっと前のガリマールのはひどい安物の紙だったが。)
958吾輩は名無しである:2014/01/06(月) 19:29:17.53
暗黒事件 訳が古くて読みにくい 光文社に新訳出して欲しい
959吾輩は名無しである:2014/01/06(月) 21:26:00.60
それいいな。出してくれ。あれは訳で損してるから。
960吾輩は名無しである:2014/01/06(月) 21:52:41.33
新潮? 岩波?
961吾輩は名無しである:2014/01/07(火) 00:13:39.82
十代後半よみふけったけど、
いまは生活に追われ、読むのに苦労するw
贅沢な時間だったな。
このスレ続いてるのは嬉しい。
962吾輩は名無しである:2014/01/07(火) 10:30:15.93
確かに20代30代とフリーターやっていた当時、文学はよく読めた。
定職に就いた40代以降は休みの日でもあまり読む気にならなくなった。
精神的に余裕がないと純文学は読めない。
963吾輩は名無しである:2014/01/07(火) 11:50:23.21
≫962
これは非常に面白い
フリーター→精神的余裕あり→純文を堪能
定職→精神的余裕なし→純文を読めず

フリーター的人生がもっとも豊かに生きることになるのか
人生は一度きり
考えさせられる
964吾輩は名無しである:2014/01/09(木) 00:24:45.43
初カキコ…ども…

俺みたいな中3でバルザック読んでるおフランス野郎、他に、いますかっていねーか、はは

今日の国語の授業
わたしを束ねないで とか  凧になったお母さんとか
ま、それが普通ですわな

かたや俺は暗黒事件を読んで、呟くんすわ
c'est un roman vrai.狂ってる?それ、誉め言葉ね。

好きな音楽 メンデルスゾーン
尊敬する小説家 オノレ・ド・バルザック(コーヒーがぶ飲みはNO)

なんつってる間に読了っすよ(笑) あ〜あ、傑作揃いのバルザックファンの辛いとこね、これ
965名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/09(木) 00:34:17.01
絶対の探求読み終わった
966吾輩は名無しである:2014/01/13(月) 01:49:34.93
どうだった?
967吾輩は名無しである:2014/01/15(水) 20:29:27.91
965じゃないが、絶対って真理のことじゃなく
錬金術のことなんだよな。
19世紀だから仕方ないけど
中身はまあバルザック的な経済論と恋愛論と家族論、
ちょっと残念だった記憶がある。
968吾輩は名無しである:2014/01/16(木) 00:36:59.30
コーヒーかなり好き、ベートーベンもコーヒー好きだったのだね。
969吾輩は名無しである:2014/01/16(木) 11:14:47.61
コーヒーは結構体にいいんだぞ。
970吾輩は名無しである:2014/01/23(木) 11:04:15.89
『田舎医者』は予想外につまらんな。医者と軍人が延々と話してるだけなんて。
971吾輩は名無しである:2014/02/10(月) 17:43:52.37
バルザックのゴリオ爺さん(新潮)、谷間のゆり(岩波)、絶対の探求(岩波)を買ってきたのですが、ゴリオから読むのが入りやすいでしょうか?
初バルザックです。
972吾輩は名無しである:2014/02/10(月) 18:10:06.93
ゴリオからでいいよ
973吾輩は名無しである:2014/02/10(月) 20:15:12.25
ゴリオは岩波のほうがよかった。
974吾輩は名無しである:2014/02/10(月) 20:26:37.14
>>972,973
ありがとうございます。参考になります。
975吾輩は名無しである:2014/02/10(月) 23:41:36.46
財布を気にしないのならば、ペール・ゴリオが良いと思うけどなあ。
976吾輩は名無しである:2014/02/11(火) 08:54:20.42
>>975
藤原書店の、鹿島茂訳ですね
977吾輩は名無しである:2014/02/11(火) 23:10:25.35
岩波の訳がいいよ。>>975も鹿島訳を勧めたわけではあるまい。
978吾輩は名無しである:2014/03/17(月) 17:43:35.04
ふくろう党だろJK
979吾輩は名無しである:2014/03/17(月) 19:32:13.81
>>971は読み終えたのか
980吾輩は名無しである:2014/04/13(日) 21:44:58.77
オノレ・ド・バルザック Honore´ de Balzac 4
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1397393038/
981吾輩は名無しである
村の司祭とベアトリックスも素晴らしいから是非とも読んでほしい。