クロード・シモン 2

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1 ◆IH9QhoIQXk

□前スレ
【訃報】クロード・シモン死去
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/book/1120915399/
2やれやれ、僕は名を失った:2010/09/11(土) 17:11:11
シモンと較べたらガルシア=マルケスなんてうんこ。
間違いなく、プルーストとセリーヌ以降のフランス文学最大の作家にして20世紀後半の
最も偉大な作家の一人。
3やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 12:44:32
シモンの女性形はシモネッタ。

ところで>>2君。

a)なぜガルシア=マルケスがシモンと較べてうんこなのか。
b)どういう点でシモンを20世紀後半の最も偉大な作家の一人と考えるのか。

さあ、君の意見を聞こうではないか。>>2君!
4やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 14:41:15
>>3
a)ガルシア=マルケスはフォークナーの手法をラテン・アメリカに敷衍させただけで
際立ってフォークナーの先の地平を切り開かなかった。フォークナーの圏内に留まった
作家と云えよう。
b)シモンはフォークナーから出発してさらにその先、新たなエクリチュールの地平を
切り開いた。フォークナーの影響を脱し新たな文学的形式、エクリチュールを創造した
その達成は見事である。
5訂正:2010/09/13(月) 14:42:46
>>3
a)ガルシア=マルケスはフォークナーの手法をラテン・アメリカに敷衍させただけで
際立ってフォークナーの先の地平を切り開かなかった。フォークナーの圏内に留まった
作家と云えよう。
b)シモンはフォークナーから出発してさらにその先、新たなエクリチュールの地平を
切り開いた。フォークナーの影響を脱し新たな文学的形式、エクリチュールの形式を
創造した。その達成は見事である。
6やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 15:13:02
回答にな
7やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 15:24:23
ずいぶん痩せた答えだなあ、
一見なにか言ってるようで、じつは中身がないじゃん。
なにが見事なんだかわからないよ。
8訂正:2010/09/13(月) 17:02:28
ガルシア=マルケスとシモン両方読んだことある人なら大体は分かる筈。
云うならばシモンの方がラディカルで前衛的でしかも達成物が見事な作品と成っているんですよ。
マルケスは数段通俗的と云わざるを得ないでしょう。
「シモンよりも遙かに通俗的である」という注釈附きでなら良い作家でしょうがね。
9やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 17:04:46
名前欄消し忘れた。

マルケスの名前を出すのはこれ以上はやめておきます。
流石にシモンを読むような人が開くスレだけに変なのに絡まれなかったのには安心しました。
10やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 17:50:56
駄目になっていくのがよく分かる
11やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 20:16:48
シモンの読者ってレベル低いことがよくわかりました。

>流石にシモンを読むような人が開くスレだけに
12やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 20:58:59
レヴェル(笑)
13やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 00:47:32
おまえら見下しあってんじゃねえよ。
14やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 08:48:14
>>13
議論に参加できんバカのおまいが見下されてれよw
15やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 08:53:09
レヴェル(笑) ヴィデオ(笑)ヴォランティア(笑)
16やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 10:46:22
議論にもなってねえくせに。
17やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 12:59:37
テレヴィ、コンヴィニ、グラヴィア・アイドル。
18やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 13:56:12
ヴァザァールデゴザァール
19やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 02:07:06
シモンの『歴史』を読んでいる。
『フランドルへの道』『三枚つづきの絵』には感銘を受けたが、
さすがに今度ばかりは訳が分からん。嫌いじゃないが。
20やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 10:10:45
『歴史』は上級者向けかな
21やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 12:50:25
昔読んだ
アカシアに感動した
手に入る本は全て買った
でも読むことはないだろう
体力がなくなったからだ
22やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 13:12:36
なんか
ひどく
さびしい

うそでしょ?
23やれやれ、僕は名を失った:2010/09/16(木) 11:14:58
『アカシア』はもっとも読みやすいね。
これが絶版のままなのは不思議だ。
24やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 12:48:02
『草』はあまり読まれてないかな?
25やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 14:20:06
草(雑魚作家シモン)

農耕詩(大作家シモン)
みたいに思われてんじゃね?
タイトルもパワーアップしてるし
26やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 22:56:02
『農耕詩』まだ翻訳出てないじゃないか。
君の見解は成り立たない。
27やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 03:36:02
『路面電車』ってどうなの?
28やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 09:33:02
さらりと短い作品。
29やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:07:23
路面電車読みやすいね
30やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 00:04:31
そういやシモンって一冊も文庫になってないね。
ロブ=グリエは何冊も文庫化しているのに。
ほとんど白水社だからねえ。
31やれやれ、僕は名を失った:2010/09/20(月) 08:53:51
出ても人気でない
32やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 00:20:44
現代フランス文学13人集の『迷路のなかで』が講談社文芸文庫に入ったから『草』も文庫化てもいいのに
シモン
『草』1958年
『フランドルへの道』1959年
『ル・パラス』1962年
『歴史』1967年
『ファルサロスの戦い』1969年
『盲いたるオリオン』1970年
『三枚つづきの絵』1973年
『アカシア』1989年
『路面電車』2001年
大江
『芽むしり仔撃ち』1958年
『われらの時代』1959年
『個人的な体験』1964年
『万延元年のフットボール』1967年
『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』1969年
『みずから我が涙をぬぐいたまう日』1972年
『洪水はわが魂に及び』1973年
『懐かしい年への手紙』1987年
『取り替え子(チェンジリング)』2000年
マルケス
『落葉』1955年
『大佐に手紙は来ない』1961年
『ママ・グランデの葬儀』1962年
『百年の孤独』1967年
『族長の秋』1975年
『エレンディラ』1978年
『予告された殺人の記録』1981年
『コレラの時代の愛』1985年
『わが悲しき娼婦たちの思い出』2004年
33やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 00:59:09
なにこのリスト?全作入ってないが。
34やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 02:53:22
シモンの翻訳では『ペテン師』『風』が抜けている。
他の二人もかなり抜けているが、スレ違いだから挙げずにおく。
35やれやれ、僕は名を失った:2010/09/21(火) 16:48:54
他の二人?
36やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 01:48:32
人気なんて世界的にないよ。ノーベル賞とっても、世界中で
売り上げ増えなかったって、本人が嘆いていたくらいだもの。
37やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 04:06:46
映画や芸能人じゃないんだから人気とか関係ない。
芸術的価値があるかどうか。
そういう意味でならシモンは最強。
38やれやれ、僕は名を失った:2010/09/23(木) 14:33:22
シモンを論じたもので、面白い批評って何かある?
リカルドゥーの「崩壊における秩序」(『言葉と小説』所収)は
なかなか面白かったけれど。
39やれやれ、僕は名を失った:2010/09/23(木) 14:39:45
『現代思想 2008年12月臨時増刊号』
総特集 メルロ=ポンティ 身体論の深化と拡張

に、メルロ=ポンティのシモンを論じた短文が載っている
40やれやれ、僕は名を失った:2010/09/23(木) 15:52:38
>>39
さっそくありがとう。
今度図書館でバックナンバー探してみるね。
41吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 23:35:26
素人・苦悶
42吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 11:40:05
 
43吾輩は名無しである:2010/10/15(金) 17:46:57
 
44吾輩は名無しである:2010/10/15(金) 19:32:44
『歴史』なかなか読み終わらない。
45吾輩は名無しである:2010/10/15(金) 21:58:22
どうしても最後は読み終えるのが目的になってしまうな
46吾輩は名無しである:2010/10/16(土) 00:37:56
平岡篤頼Tシャツ \3500+tax
http://teeparty.jp/products/detail.php?product_id=3938
http://teeparty.jp/products/detail.php?product_id=3939
日本の仏文学者、文芸評論家、作家、早稲田文学名誉教授である、平岡篤頼(1929-2005年)がTシャツになりました。
47吾輩は名無しである:2010/10/20(水) 18:56:36
 
48吾輩は名無しである:2010/10/21(木) 10:14:41
渡部直巳が「フランドルへの道」を世界文学史上最も複雑とか紹介してたけど
どう考えても「歴史」の方が難解じゃないか。フランドルはむしろ簡単なほう
49吾輩は名無しである:2010/10/26(火) 20:00:01
オリオンは個人的に読みやすかったし、短い。
邦訳の定価が高いんで古書のプレミアもそれなりに。
インタビュー、評論の類も明晰に思える。
フランドルはこれからだが時間かかりそうだな。
みなさま* いつも ほんとうに、ありがとうございます。
心のそこから感謝します。
これからも よろしくお願いします!*
アルミ伯爵は 紳士です☆
モコは若いころは 紳士が好きでした*
でも 熟女になってからは 泥臭い男が好きになったてきのヨ☆
土方とか 建設現場で働いてるような
チンポの臭そうな男に 惹かれるようになったてきのヨ☆
河野真幸(30歳) 193cm/110kg ☆ 
河野が まさかのヒール転向!*
そして 河野が「KONO」に改名しました☆
人間って たったの1日で あそこまで変われるものなんですか!?
河野は モヒカンKONO!* モコは モコカンMOKO!☆
モコーノ!* MOKONO!* コーノ、このヤロー!☆
もう、このヤロー!* モコのヤロー!☆ なぁ〜んちゃって*
真田聖也は 22歳! そして183cm!* 真田聖也は 若くて大きい!*
真田聖也は あと20年 プロレスをやったって 今のムトウよりも 若いのです!☆
レズレスラーこそ! 最高の美! レズレスラーの世界は 男には 届かぬ聖域! *
*けじめ〜ケツ毛の無いモコ〜☆ケジメつけなさい!*
なんたって 愛が いちばん! ☆ *((*))(((φ)))
愛は 地球を 救う! (*)愛すれば こそ! (*)((((ξ))))
ネーム オブ ラブ! (*)((((φ)))) 愛の名において… (*)
モコは 誓う! (*)とわに!! ☆ *だから☆ *((*))(((ξ)))
モコを ひとりぼっちにしないでヨ☆ *((*))(((φ)))
お願い! モコを ひとりに しないで!!☆ *((*))(((●)))
51吾輩は名無しである:2010/10/28(木) 01:47:31
てst
52吾輩は名無しである:2010/10/29(金) 14:55:02
平岡篤頼はシモンの作品のうち難解なものの翻訳を断っていたのでは。
『歴史』『ファルサロスの戦い』『農耕詩』あたり。
53吾輩は名無しである:2010/10/29(金) 15:00:56
『農耕詩』早く出ないかなー。
『アカシア』も早く復刊して欲しい。
54無料添削サービス:2010/10/29(金) 15:29:04
>>49

×オリオンは個人的に読みやすかったし、短い。

○オリオンは短いし、私にとっては読みやすかった。
55吾輩は名無しである:2010/10/29(金) 18:51:55
シモンの小説も添削してみてくれ
56吾輩は名無しである:2010/10/29(金) 23:57:06
めんどくさ
57吾輩は名無しである:2010/10/30(土) 16:12:51
58吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 06:53:51
 
59吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 12:35:33
『風』を読もうかな。
60吾輩は名無しである:2010/11/06(土) 11:55:01
読めば。
61吾輩は名無しである:2010/11/14(日) 07:40:05
 
62吾輩は名無しである:2010/11/20(土) 14:19:41
 
63吾輩は名無しである:2010/11/20(土) 15:02:55
なんでコメントがないんだ?
64吾輩は名無しである:2010/11/29(月) 19:19:28
 
65吾輩は名無しである:2010/11/29(月) 21:22:46


66吾輩は名無しである:2010/11/30(火) 16:40:17

67吾輩は名無しである:2010/12/01(水) 07:50:12
書き込みの間隔からみて保守の意図があるのかもしれんが
空白レスはイラっと来るからやめてくれ
68吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 09:25:47
 
69吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 09:56:17
.
70吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 13:06:26






.


71吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 14:17:50

72吾輩は名無しである:2010/12/15(水) 16:04:07
nn?どうした?
73吾輩は名無しである:2010/12/16(木) 20:27:49


















74吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 01:20:21
歴史読んでいる
75吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 04:00:31
数年かかりそうだ。
76吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 11:20:10
俺の人生はシモンの一頁にも若かない
77吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 13:18:45
どうした?失業でもしたのか?
>>4の戦士さま(*)((υ)) よし! その話に乗った!*(*)((ο))
一緒に共闘しようじゃないか!☆(*)((ξ))
>>5さま* (*)((δ)) これからは 命がけの戦いになるぞ!*
全身全霊で 勝利をもぎ取ってみせようではないか!☆
>>6さま☆(*)((φ)) MOC48の研究生になってみないか!?*
キミなら できる!(*)((υ)) 可能性に挑戦しようじゃないか!(*)
>>7さま クリスマスは おちんちんパーティーで盛り上がろうネ!*
大東北の新時代の幕開けは、目前だ! (*)((Φ))
いよいよ「ここ一番」の難所に差し掛かった! (*)((ξ))
今こそ一瀉千里で攻めのぼる時だ(*)((φ))
まなじりを裂いて戦い抜く「執念」と「勢い」だ(*)((Φ))
最後の険難の峰を越えてこそ、栄光の勝利の頂点に到達できる☆
「歴史的大闘争に馳せ参じる喜び! (*)((δ))
 この口で、この足で、全身全霊で、断じて勝利をもぎ取ってみせる!」
モコは まったく同じ心意気だ* 勝つ以外ない!☆
勝って、万代にわたる東北市場シェア獲得の大道を開こうじゃないか!*
歴史的大闘争に馳せ参じる喜びを モコと ともに! ☆
モコは 今度ばかりは目の色が違う(笑い) (*)((Φ))
「勇気!勇気!勇気!」と励まし合いながら、大前進だ(*)((φ))
いよいよ正念場だ* 勝利の峰は、もうすぐだ(*)((ψ))
「戦いがあるから、人は自己の建設と、境涯を開くことができる」 ☆
「戦いがなければ、よどんだ水が腐るように
 自分で自分の成長を止めてしまう(*)((Φ))
 この世に生きた歴史も残せず、暗い無意味な一生で
 後悔して屍をさらすだけだ」と(*)((υ))
これが 常勝 モコ軍団の「不滅の大精神」だ (*)((Φ))
青森支社も闘志満々だ(*)((ο)) 炎のごとく総決起した! (*)((Φ))
モコ将軍の恩書には「今に至るまで軍やむ事なし」 (*)((υ))
「モコ! 一度もしりぞく心なし」と仰せである(*)((Φ))
「正義の連続闘争」こそ東北支部の偉大な使命だ(*)((ξ))
79吾輩は名無しである:2011/01/04(火) 18:24:13
 
80吾輩は名無しである:2011/01/04(火) 20:21:55


81吾輩は名無しである:2011/01/04(火) 22:40:45

82吾輩は名無しである:2011/01/05(水) 21:14:40
『歴史』は難解というより出来が悪いと思うな
83吾輩は名無しである:2011/01/05(水) 21:46:08
84吾輩は名無しである:2011/01/17(月) 05:46:01
 
85吾輩は名無しである:2011/01/17(月) 15:52:25
86ヘ(^p^)ヘ ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/17(月) 16:08:45
 
87吾輩は名無しである:2011/01/30(日) 16:11:40
今年も引き続き『歴史』を読むぞ。
88吾輩は名無しである:2011/02/16(水) 12:36:15
頑張れよ。
89吾輩は名無しである:2011/02/16(水) 20:39:25



90吾輩は名無しである:2011/02/18(金) 23:30:27
91吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 07:32:50.53
 
92吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 16:22:44.93
空白死ね
93吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 01:54:37.97
読んでる奴いないんだな。
俺だけか。
94吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 13:05:02.02
農耕詩待ってるよ。
95吾輩は名無しである:2011/03/09(水) 13:18:09.47
 
96吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 21:37:13.08
『農耕詩』の全訳難渋してるんだろうな。
97吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 16:15:37.79
ペテン師


フランドルへの道
ル・パラス
歴史
ファルサロスの戦い
三枚つづきの絵
アカシア
路面電車

を買い揃えて、最初にフランドルを読み終えたのだが、次何を読めばいい?
98吾輩は名無しである:2011/04/08(金) 00:35:54.50
2011年 04月 07日
クロード・シモン
疲れたし頭動かないから小説でも読むかと思って間違えて
Claude Simon, Le ventを開けてしまい、冒頭はセリフで
「案外普通じゃない…」と思ったものの、その後始まった
地の文は延々続いていて、「一文読んだらやっぱりやめよう」
と思ったものの結局句点は2頁後に登場。その頃には何が書い
てあったのか忘れているので結局何を読んだのかさっぱりわか
らなかった。失敗した。頭を空にするには良い。
99吾輩は名無しである:2011/04/09(土) 11:54:04.63
原書持ってるくせにシモン読めないとはwww
100吾輩は名無しである:2011/04/09(土) 11:56:38.71
>>97
そうだな。次に『草』、そして『ペテン師』がいい。
101吾輩は名無しである:2011/04/11(月) 13:31:24.28
 
102吾輩は名無しである:2011/05/02(月) 06:23:50.35
 
103吾輩は名無しである:2011/05/12(木) 17:06:11.28
直接関係ないかもしれないけど江中直紀が死んだんだってね
ロベール・パンジェの翻訳中だったらしいから非常に残念
104吾輩は名無しである:2011/05/12(木) 17:56:34.54
『農耕詩』の刊行と『アカシア』の復刊が待たれる。
105吾輩は名無しである:2011/05/30(月) 10:15:42.57
age
106吾輩は名無しである:2011/05/30(月) 12:47:05.59
>>103
直接関係ねえっし
107吾輩は名無しである:2011/06/07(火) 08:49:05.23
 
108吾輩は名無しである:2011/06/07(火) 09:34:28.93
シモンの女版はシモーヌ
そのかわいいやつはシモーネッタ
ああ、シモーヌ、そなたの下の毛は・・・
といえば、これはシモーネタならんや。
109吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 18:55:39.31
イグレジアって死んだの?
110アセンション ◆DHEKuXMiDGdO :2011/06/22(水) 23:49:04.55
>>108
おおっ愛しのシモーネッタ!

やっぱ「アカシア」より「フランドル」だなあ。
111吾輩は名無しである:2011/07/06(水) 12:31:43.60
 
112吾輩は名無しである:2011/07/06(水) 12:39:41.47
「北朝鮮拉致問題対策本部の本部長」の菅直人が

「日本人拉致事件の容疑者の長男が所属する政治団体」

に計6250万円の政治献金て最低だな。ありえない
113アセンション ◆DHEKuXMiDGdO :2011/07/06(水) 20:51:11.14
「アカシア」はプルーストの影が濃すぎじゃね?
114吾輩は名無しである:2011/07/19(火) 18:52:12.84
115吾輩は名無しである:2011/08/16(火) 15:33:34.74
 
116アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/08/16(火) 22:29:53.55
定期的に保守されてるねw
シモンもっと読みたいんだけど、
1ページ目を開くには気構えがいるなあ。
117吾輩は名無しである:2011/09/02(金) 08:07:07.39
 
118吾輩は名無しである:2011/09/22(木) 07:54:21.01
 
119吾輩は名無しである:2011/10/06(木) 04:13:31.23
気になってるのでさっさと文庫化しやがれます
120吾輩は名無しである:2011/10/15(土) 14:38:04.71
87の続き
『歴史』まだ読み終わらない。他に10冊ほど併行して読んでいるのだが、
読み始めても、何が書いてあるのか、よく分からなくて、2ページで投げ出してしまう。
こんなことは『フランドルへの道』『ル・パラス』『草』『三枚つづきの絵』『アカシア』ではなかった。
121吾輩は名無しである:2011/10/17(月) 05:07:00.37
現在35票です。
投票お願いします。

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122吾輩は名無しである:2011/10/18(火) 01:24:48.20
もう投票済みだよ
123吾輩は名無しである:2011/10/23(日) 12:08:56.49
124アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/10/24(月) 20:47:11.25
120と同じで歴史はうまくはいりこめなかった
125アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/10/25(火) 19:56:20.32
芳川泰久訳「農耕詩」が以前に早稲田文学に載ってたけど、
どんな進行具合なんだろうか。
126アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/01(火) 22:53:40.32
127吾輩は名無しである:2011/11/02(水) 00:17:04.05
気になってるので早く文庫化しやがれください(再)
128アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/02(水) 19:41:32.72
白水社のは難しそうだけど、
ペテン師、風、草、ル・パラスあたりが文庫になるといいよねえ。
129田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/04(金) 08:34:19.27
『アカシア』復刊してくれませんかねー。
130吾輩は名無しである:2011/11/04(金) 23:42:36.91
平岡篤頼って、シモンの難解な作品の翻訳は避けていたな。
『歴史』『ファルサロスの戦い』『農耕詩』あたり。

『アカシア』は分かりやすいよな。復刊? 出た時、買っとけっつーの。
131吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 01:26:45.14
出たときシモン知らなかったり興味なかったり小学生だったりする奴はどうなるんだよw
132吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 08:07:48.36
>>131
まあ縁がなかったということだな。
133吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 12:07:19.20
>>128
こんな売れない作家の本が文庫になるわけないだろ。
134アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/06(日) 13:12:53.62
>>130
なら「フランドル」も「三枚つづき」もやらなかっただろうにw

>>131
内容的、分量的には「路面電車」あたりが本当は文庫化されるといいんだけどねえ。

>>133
岩波文庫あたりは時々血迷うこともあるからなあw
135田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/06(日) 15:10:41.99
ロブ=グリエスレないからここに書きますけど、新潮社は『嫉妬』をいつまで封印しておくのか。
薄い本だからとっとと新潮文庫にするか、岩波書店さんに権利を買い取って貰って岩波文庫で
出すべき。
岩波文庫もそろそろヌーヴォー・ロマンをリストに加えてもいい頃かと。
136アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/06(日) 16:19:11.03
ビュトールは岩波文庫にあるよ
137田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/06(日) 17:16:44.23
や、そうでした。
138吾輩は名無しである:2011/11/06(日) 23:03:33.44
>>134
『フランドルへの道』『三枚つづきの絵』はシモンの作品中ではさして難物ではない。
139アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/06(日) 23:55:08.71
>>138
その意見は私見? それとも誰かの意見を敷衍して?
個人的にはそうは思わないんだけどなあ。
140吾輩は名無しである:2011/11/07(月) 00:00:13.92
>>139
あれらが難解なら、シモンはすべて難解になるぞ。
『歴史』読んだか? わけ分からんぞ。
『フランドル』とは比較にならない。
141アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/07(月) 00:16:04.22
>>140
一般の小説に比べればシモンの小説はどれも難解だろうねえ。
たしかに「歴史」「ファルサロス」は理解し辛いけれど、
「フランドル」「三枚つづき」が比較的読みやすさは
平岡の訳業だからという可能性は?
142アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/07(月) 00:23:23.78
やばいなー、俺の文章が酔っ払ってるw
143吾輩は名無しである:2011/11/07(月) 01:26:59.73
平岡は自分が訳せそうな作品を出版社に売り込んだか引き受けた。
そうでないものは断ったので、出版社は他の訳者を探さざるをえなかった。
144田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/07(月) 11:19:31.01
『農耕詩』もそうですけど『植物園』の飜訳も何とかお願いします。
あとスレ違いですが『La dissémination』と『Glas』の飜訳が出る前には死ねません。
145アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/07(月) 21:08:54.06
>>143
という推測をしてるの?

>>144
植物園も読みたいよねえ。でも死ぬ時は選べないからなあ(自殺以外は)。
146田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/18(金) 11:01:32.76
これだけ難解な作家なのに少しずつレスが附くのはそれだけ好きな人がいるんだろうなあ。
日本では例の件で反日みたいなイメージが附いちゃって避けてる人もいそうだけど読まない──読まれない──のは
勿体ない。
147吾輩は名無しである:2011/11/18(金) 20:49:45.04
えー何の件?
148吾輩は名無しである:2011/11/18(金) 21:32:43.11
大江の件かな?
149田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/20(日) 15:31:53.26
そうです。
150吾輩は名無しである:2011/11/22(火) 03:02:33.83
大江がフランスに招かれたのに、フランスの核実験に抗議して渡仏を取りやめた。
シモンがそれに抗議して、大江と論争になったという件だね。
151吾輩は名無しである:2011/11/22(火) 04:08:46.85
中国人がフランスに招かれたのに、フランスの核実験に抗議して渡仏を取りやめた。
シモンがそれに抗議して、中国人と論争になったという件だね。
152田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/22(火) 11:50:20.70
>>150
シモンは日本は侵略戦争の責任も取ってないのにフランスのエネルギー政策を批判するとは何事か、みたいな
論評を新聞に出してたらしいですね。
日本ではあまり伝えられてませんが。
WWIIに従軍してますし、反日は反日だったのかも知れません。
153田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/22(火) 11:53:11.84
まあ大江も──特にw──そうですが、作家の政治的、論議的センスと作品は切り離して考えるべきでしょう。
154吾輩は名無しである:2011/11/22(火) 13:06:18.17
反日って、自分の気に食わないことを主張する奴らって意味だろ?
155田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/22(火) 14:04:06.01
まあシモンスレの様な場所で遣う価値のない詰まらぬ言葉ですね。
出して申し訳ありませんでした。
156吾輩は名無しである:2011/11/22(火) 19:26:17.34
大江は個人の資格でフランスの核実験に反対してるのに、シモンはアプリオリに大江に日本を代表者させようとしてるから批判としては的外れと言わざるを得ないね。
大江はアメリカの核の傘だって否定してるのだから。
まして、「侵略戦争」云々に関しては、フランスがどこで核実験を行なったかを考えれば、もう空いた口が塞がらない。
157田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/11/23(水) 10:40:41.54
まあシモンが“ア・プリオリ”に偉大な作家である事には変わりはないですよ。
158吾輩は名無しである:2011/11/23(水) 16:38:22.48
侵略戦争じゃないとでも?
明らかに侵略です。チャンネル桜のみすぎでしょ
159吾輩は名無しである:2011/11/25(金) 14:44:33.45
160吾輩は名無しである:2011/11/25(金) 18:12:04.52
チャンネル桜はフランスのアジア侵略まで肯定してるのか。
161吾輩は名無しである:2011/11/27(日) 02:33:14.44
>>121 持ってるからなあ
162アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/11/28(月) 21:06:41.35
熊野鉄兵という人の「ベレニスの髪」論
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/7862/2/ff033009.pdf#search='クロード・シモン論'
163吾輩は名無しである:2011/12/01(木) 12:14:24.88
164吾輩は名無しである:2011/12/01(木) 14:12:12.43
やっぱりお高い
買うけどさ
165田中淳 ◆EOw07fHsNM :2011/12/01(木) 17:46:51.12
>>163
やったー。
166アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/12/01(木) 17:46:57.24
そろそろと思ってたけど予想より早かった!
刊行までにウェルギリウスを少しかじっておこうかな。

再び熊野鉄兵の「農耕詩」論
「歴史」と二重のエクリチュール : Cl.シモン『農耕詩』第IV章をめぐって
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/24416/1/ff03407.pdf
167アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/12/01(木) 20:42:20.97
オーウェルの「カタロニア讃歌」も読んでおいたほうがいいのかな。
168吾輩は名無しである:2011/12/02(金) 10:23:33.06
スレ違いだけどオーウェルはパリ・ロンドン放浪記が無茶苦茶面白かった
169吾輩は名無しである:2011/12/03(土) 12:29:22.53
白水社さまぁ〜
『アカシア』の復刊も何卒よろしくお願いいたします。
170アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/12/04(日) 15:34:41.86
「パリ・ロンドン放浪記」も読んでみたいなー
「農耕詩」発刊と併せて「アカシア」あたりの復刊も可能性はあるね
171吾輩は名無しである:2011/12/04(日) 16:12:28.42
調子に乗ってw『Le Jardin des Plantes(植物園)』も出来るだけ早くよろしくお願いします白水社さんw
172まぐな:2011/12/04(日) 16:17:51.12
ウェルギリウスは向こうでは読んでて当然だからな。
というかラテン文学の素養が乏しいと恥じ入る気持ちになることが多い、西洋の古典を読んでると。
オウィディウスとペトロニウスぐらいだ読んでるのは。
173アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2011/12/04(日) 18:29:40.97
西洋の古典や聖書についての素養は向こうと決定的な差があるからなあ。
174吾輩は名無しである:2011/12/06(火) 20:03:34.33
白水社さん、ロブ=グリエもよろしくお願いしますよ。
「反復」で人を焚きつけておいて、後は出さないとか、ひどいですよ。
175田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/11(日) 16:30:57.11
ロブ=グリエは代表作はほぼ全部飜訳されてるんじゃないですか。
ただ『嫉妬』や『ニューヨーク革命計画』が手に入らない状況は何とかならないかなあ。
光文社古典新訳文庫に期待しますか。
176田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/11(日) 16:34:20.90
『嫉妬』と『ニューヨーク革命計画』は新潮社から岩波文庫か講談社文芸文庫が買い取って出してくれないかしら。
177田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/11(日) 16:38:44.62
平岡篤頼氏が亡くなったのはやはり日本のヌーヴォー・ロマン受容において打撃ですよ。
自身で訳さないまでも、空気が違った筈。
178174:2011/12/12(月) 01:06:29.73
白水社さん、ロブ=グリエもよろしくお願いしますよ。
「反復」で人を焚きつけておいて、後は
Un Roman Sentimental とか、
Le voyageur, essais et entretiens とか、
Souvenirs du Triangle d'Or とか、
Le Miroir qui revient とか、
Angelique ou l'enchantement とか、
Les derniers jours de Corinthe とか、出さないとか、ひどいですよ。
179吾輩は名無しである:2011/12/12(月) 01:10:29.84
保守上げ
180田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/12(月) 04:47:13.42
ロブ=グリエはシモンと較べたら何段か格が落ちる作家なのでそんなに訳さなくてもいいでしょ。
それよりシモンの『Le Jardin des Plantes』を早急に頼みます。
181吾輩は名無しである:2011/12/12(月) 09:44:08.01
田中さんはあまり賢くない感じ
182田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/12(月) 11:54:47.30
菅野昭正さんは存命なんですよね。
『感情教育』のいい飜訳がないので何とか菅野さんやってくれないかなあ。
私は『ボヴァリー夫人』の訳は菅野さんのが一番いいと想ってるんですよ。
183吾輩は名無しである:2011/12/12(月) 14:46:02.98
山田爵のはダメなの?
184田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/12(月) 15:05:40.47
さあ。

今日はフローベールの誕生日ですね。
185吾輩は名無しである:2011/12/19(月) 01:49:04.05
Paul Celan
   パウル・ツェラン全詩集 [改訂新版] 全3巻
    中村朝子 個人完訳
体裁 : 四六判上製 貼り函入り 口絵一丁付き  装幀 : 中島かほる
定価 : 第T巻/第U巻 7,140円(税込)  第V巻 5,040円(税込)
各詩篇には、詳細な訳注を付す 2012年2月 全3巻 同時刊行
186田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/19(月) 16:18:20.52
むう。
欲しいけどお金がないから買わないなー。
というよりもツェランの全詩集は飯吉光夫先生の個人全訳で出してくれないかな。
それなら内臓売ってでも買うんだけど。
187吾輩は名無しである:2011/12/20(火) 01:11:25.71
ロブ=グリエの典雅さとシモンの野蛮さをともに称揚できるのが文学通。
『嫉妬』『ニューヨーク革命計画』持ってるから出版しなくていいよ。
188田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 09:42:16.80
私ロブ=グリエも好きですよ。
偉大な作家です。
ただシモンはちょっと桁が違うんだなー。
189田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 09:44:05.83
日本でヌーヴォー・ロマンは小説の袋小路だとか云っても批判した連中は全員死刑にすべき。
丸谷才一とか。
190吾輩は名無しである:2011/12/20(火) 12:25:53.10
カポーティも言ってた
191田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 13:40:15.65
カポーティはモダニストではないのでね。
旧い時代のスタイルの作家です。
ちょうど村上春樹が好みそうな。
192田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 13:47:07.12
村上春樹はアメリカ文学が好きといってもモダーンな物からポスト・モダーンまで全然受け附けないでしょ。
フォークナーやピンチョンは全然駄目。
ヴォネガットが好きといってもあれはモダーンでもポスト・モダーンでもなくファンタジーでしょ。
旧態依然とした抒情的作品しか受け入れられないんですよ。
193田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 13:49:48.62
ヴォネガットがファンタジーというのは、形式としては全然モダーンでもポスト・モダーンでもないんですよ。
194田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 13:52:18.78
モダニストである筈の丸谷がヌーヴォー・ロマンを否定したというのは、要するに彼はモダニストでも何でも
全然ないという事です。
只の莫迦なんですよ。
195吾輩は名無しである:2011/12/20(火) 14:35:14.61
篠沢秀夫はヌーヴォーロマンなんて下らないと言っていたそうな

ソースは小谷野敦のブログ
196田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 17:34:18.94
あのおっさんが下らないでしょ。
まだ生きてるの?
197吾輩は名無しである:2011/12/20(火) 19:51:25.50
ボルヘスも割りと芳しくないことを言っていたような…
198田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 19:56:51.46
それは一聴する価値がありますが、まあ彼はモダニストですが古典主義的ですね。
ヌーヴォー・ロマンはボルヘスより先に進んでるんですよ。
先に進み過ぎて袋小路だというのも一方の事実なんですよね。
あんなものはシモンやロブ=グリエやビュトールやソレルスくらい才能がないと書けないし書く気にならない。
199田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/20(火) 20:01:13.94
だってフローベールやプルーストやジョイスやフォークナーやセリーヌやミラーやジュネだって袋小路じゃ
ないですか。
ナボコフやボルヘスやベケットだってそうです。
極限まで行った作家の真似は誰にも出来ないんですよ。
200吾輩は名無しである:2011/12/20(火) 20:29:54.94
ごめん、記憶に自信がなくなった上にソースも消えてるのでボルヘスは取り消しておきます
201吾輩は名無しである:2011/12/21(水) 00:52:39.12
>>187
完全に同意。
「格」(笑)とか言ってる馬鹿の戯言はどうでもいい。
ただ、未邦訳のは一度は邦訳を試みて欲しいけどね。
202田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/21(水) 06:54:24.70
>>199
日本で云えば谷崎がそうかも。
大江と古井がそれに次ぐ。
203田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2011/12/21(水) 07:49:40.44
私コテやめます。
2ちゃんは余りにもレヴェルが低過ぎる。
204吾輩は名無しである:2011/12/21(水) 11:00:10.90
>>200
お見事。すばらしい釣りでした。
205吾輩は名無しである:2011/12/21(水) 19:14:05.49
>>203
なら2ちゃんを止めるべきでは?
206田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2012/01/02(月) 09:12:03.38
山田ジャク訳フローベール『感情教育』(河出文庫)読み始めました。
岩波文庫の生島遼一訳よりいいですね。
207吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 15:14:39.19
農耕詩まだ?
208アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/07(土) 20:42:14.61
『農耕詩』の予約はアマゾンほかでやってるね。
209吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 21:27:58.40
農耕とか興味ないよ
210アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/07(土) 21:28:51.12
ウェルギリウスねw
211アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/07(土) 21:33:37.42
でも文化(カルチャー)の語源は耕す(カルティベイト)から来てるらしい。
212アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/07(土) 21:36:38.19
C・シモンの著書名には「草(ハーブ)」「植物園」「アカシア」があるから、
基本的に植物的なもの、園芸的なものが好きなのかもしれないね。
213吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 21:43:27.39
発売日は1/27か!
214吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 21:45:56.88
シモン自体農民
215吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 21:59:02.55
みんな買っとけよ。『アカシア』みたいにすぐ絶版になるぞ。
216吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:15:43.45
農民つか、シャトーの領主だよ
217吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:22:37.47
「ピレネ地方在住の葡萄栽培者にノーベル文学賞!」という言葉で彼の受賞を伝えた全国紙があったように、クロード・シモンは、 国際的な高い評価にもかかわらず、フランス本国では必ずしもポピュラーな作家ではない。

 だが、農園主でもある彼の文章のほんの数行を読んだだけで、言葉をめぐる
感性と知性とが異様なまでに研ぎ澄まされていることに誰もが驚き、 その作
家の同時代人たりえたことに、言葉にはつくしがたい至福感を覚えずにはいら
れないはずだ。


218吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:35:24.47
・シモンが亡くなったとき、蓮実重彦が朝日新聞に寄せた追悼文(前半部)。



 九一歳のクロード・シモンが静かに息を引きとったと聞いて、ほっとしてい
る。多くの優れた作家がそうであるように、彼もまた書くことであらかじめ死
を受け入れていた存在であり、その身に訪れたごく最近の死が、彼の作品を、
文学にふさわしい生きた時間へとようやく解き放ってくれたように思えたからだ。

 言語という高度に抽象的な形式によって世界を記述する文学は、死の死とも
いうべき矛盾を解してしか世界と触れあうことはないのだが、どうやら人類は、
その矛盾になお鈍感なままである。

219吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:36:08.36
近代とは、この鈍感さの共有によってかろうじて維持される何とも脆い
社会にほかならず、優れた作家は否応なしにその現実を直視する。ノー
ベル文学賞受賞者、ヌーヴォー・ロマンの旗手、ジョイスやプルースト
の後継者、等々、この作家をめぐって口に出される言葉のほとんどは、
社会がみずからの脆さを視界から遠ざけて発信する生存本能の記号化さ
れたものでしかない。 そんな言葉がシモンの作品を視界に浮上させる
はずもないが、それとて近代の小説が感受すべき宿命にほかならず、
とりわけ目新しい事態ではない。
220吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:40:34.56
『歴史』読み始めて1年半経つが、今日現在まだ214ページまでしか読めていない。
あと100ページもあるよ。いつ読み終わるかなあ。
221吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:49:27.34
ハスミは嫌いだがこの追悼文はいいなあ
222吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:51:01.55
上滑ってるよw
223吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:53:35.19
上滑ってる?
224吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:56:48.75
では、1989年に読売新聞に載ったシモンへのインタビュー記事から抜粋しよう。
「この小説に登場するのはすべて現実にあったことであり、何ひとつフィクション
の要素は入っていない。(中略)人が何かを書く時、その時点で起こりつつある
ことを書くわけだが、人間の知覚能力というものはまことに不完全である。
そこでは、まず記憶が出来事をデフォルメし、次いで書くことがさらに
デフォルメする。だから、これは自伝というより、生きたことをもとにして
書かれた本だ、とだけ言いたい。」新作『アカシア』について
225吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 22:57:34.35
自身、エッセーにて、平岡篤頼がクロード・シモン『三枚つづきの絵』を解説
した評論「フランス小説の現在」(『早稲田文学』1984年9月号)に影響され
たと語るとおり、ヌーヴォー・ロマン以降の文学的遺産をよく吸収し、独自に
換骨奪胎した作風で、同世代の作家が持ち得ない鮮烈さとポップ感覚を作品内
に共存させている。しかしながら、商業主義や制度としての批評に対して安易
におもねることのない真摯な書き手としても知られる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%91%E4%BA%95%E8%B1%8A%E6%98%AD
226アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/07(土) 23:49:25.11
クロード・シモンによってかろうじて文学の命運が保たれているという
陳腐ともいえる言説もまた鈍感でナイーブな幻想にほかならず
クロード・シモンの作品から遠く離れた楽観的でなものでしかなく
その作品を文学空間の中において見出せるはずもないが…
…と219を読んでパスティーシュしたくなったw

向井の小説とヌーヴォー・ロマンは結びつきにくいなあ。
227吾輩は名無しである:2012/01/08(日) 23:41:08.81
『農耕詩』装丁どんなのか気になるなあ。
228まぐな:2012/01/09(月) 00:46:43.23
農耕詩はまず原典を読まないとという気もしている。
229アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/09(月) 22:29:09.12
230吾輩は名無しである:2012/01/09(月) 23:07:47.57
>>223
紋切り型のような惹句に余程辟易したのは分かるけど、「言葉にはつくしがたい至福感」も無いんじゃないの、と
だけれど、問題はそんなことじゃない
231アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/12(木) 20:55:26.10
この機会に「アエネーイス」もちょっとめくってみるか。
でブロッホ「ウェルギリウスの死」も今年読むと。
232吾輩は名無しである:2012/01/16(月) 15:37:58.93
http://www.hakusuisha.co.jp/images/product/08190l.jpg
ヌーヴォー・ロマンの最高傑作
 フランス革命、第二次世界大戦、スペイン市民戦争―三つの戦争をめぐる〈彼〉
らが、二百年にわたり培われてゆく長篇小説! シモンのノーベル文学賞受賞を
決定づけた、ヌーヴォー・ロマンの最高傑作。
 全体は五部構成になっているが、おもに三つの話題が取り上げられている。ま
ずは、シモンの母方の先祖で、ナポレオン麾下において中将まで出世した将軍を
モデルとした話。次に、シモンと思しき人物が第二次世界大戦時に体験した話。
そして、ジョージ・オーウェルを彷彿させる人物が登場するスペイン内戦の話。
 それぞれの話の主要人物は〈彼〉と指呼され、前後の描写や事柄からそのう
ちの誰であるかが、おおよそわかるように書かれているが、同じ場所や類似し
た箇所では、その三つの〈彼〉が渾然一体となるよう描写されており、〈彼〉
の総体が圧倒的臨場感とともに差し出されている。まさに、至高の「三人称小
説」。
 わけても基点となるのは、老いた将軍が隠棲するスペイン国境寄りのフラン
ス南西部にあるらしい城館。そこはウェルギリウスの『農耕詩』を想起させる
広大な畑地や森や庭が広がり、軍事と農事をめぐる魅惑のエクリチュールへと
読者を誘う―極上の推理小説さながら。
 金井美恵子氏推薦、待望の完訳!
233吾輩は名無しである:2012/01/16(月) 15:52:26.85
中原昌也の来世を地獄に引きずり堕とすまで何があっても許さぬ
234吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 00:01:25.26
今頃、渡部直己はわくわくして寝れないくらいだろうな
235negaD:2012/01/17(火) 20:45:12.40
わくわくだよねえ
ああ、今月も出費がかさむにゃあ
236吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 20:58:50.39
渡部直己は「現代文学の読み方・書かれ方―まともに小説を読みたい・書き
たいあなたに 渡部 直己 (単行本 - 1998/3) 」の奥泉との対談の前日に
シモン「アカシア」読んで、あまりに興奮して、奥泉と日本の小説について
対談するはずだったのに、そのほとんどがもうどうでもいいや、とか思った
とかいって興奮してた。
237吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 21:00:06.25
シモンの新刊って何部ぐらい刷るのかな
実売5000部ぐらい行くのかな
238吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 21:02:20.09
>>236 当然批評も出すんだろ
何をどう書いてやろうかと武者震いしてるんじゃ
239アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/17(火) 21:53:28.89
>>232
書影来たんだね〜
ちょっと「耕」の文字の崩し方がちょっと気になるなあ… 
で、帯は金井美恵子かー。蓮實かも、と思っていたのだけれど。
240吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 22:18:12.23
金井美恵子は少し残念よね。
241吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 22:43:59.27
おれもそう思ってたw
言うと荒れると思うから言わなかったが
242吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 22:51:48.04
芥川賞受賞・田中慎弥「とっとと会見終わりましょうよ」 喜びの声なく終始憮然
http://news.nicovideo.jp/watch/nw179911
芥川賞 田中慎弥 記者会見
http://www.youtube.com/watch?v=Gs4MVCa5Ql4
243アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/18(水) 22:04:25.00
訳者の芳川泰久は去年金井美恵子についての本を出してたから
そういう絡みもあるかもしれないね。
244吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 22:57:29.57
芳川センセが敬愛する金井大先生に推薦をお願いしたのでわ
245吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 02:05:23.31
◆第37回 新潮新人賞発表
【小説部門受賞作】冷たい水の羊……………田中慎弥
冒頭部分立ち読み
【受賞インタビュー】死ぬよりも生きる方に
【選評】浅田 彰、阿部和重、小川洋子、福田和也、町田 康
246吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 21:22:31.15
野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行
http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo&feature=youtu.be

今と間逆でマジ腹かかえて笑えるww youtubeって大事だねw 必見
247吾輩は名無しである:2012/01/24(火) 00:53:34.49
シモンは大学は行かなかったらしいが頭はよかったんだろうか
248吾輩は名無しである:2012/01/24(火) 02:35:50.85
クロード・シモンによって、小説を読むということが(あるいは書くというこ
とが)真の戦慄的体験であることを、私たちは皮膚の内側に接触する言葉で知
ることになる。果汁色の光線の中で空気をふるわせる小さなスズメたちのはば
たきも、オペラ劇場のざわめきも、戦場の軍馬の腹から立ちのぼる湯気も、バ
ルセロナの土も、詩も、錯綜して幾重にも重なる時間と映像の、おののきとよ
ろこびに満ちた読むことの快楽へと開かれつづけるのだ。…………金井美恵子

249吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 00:45:54.96
「アカシア」の帯の文も金井美恵子だったな。
白水社よ、他にいないのか?
250吾輩は名無しである:2012/01/26(木) 19:06:04.93
明日はついに新刊の発売日ですね!
フランドル〜がまだ途中だけど買っておくつもり。期待。
251田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2012/01/27(金) 06:20:00.21
『アカシア』の復刊もよろしくお願いします白水社さん。
252吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 11:32:37.34
『農耕詩』アマゾンでいきなり品切れかよ。
253吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 11:53:51.36
>>252
俺は24日に予約できた
まだ来ないが
254吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 15:32:53.31
>>237
そんなに売れるわけないだろ。
1000部売れればいい方だ。
255吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 17:24:57.20
本屋行ったら置いてなくてワロタ
256吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 18:02:14.64
俺も喜んで買うけどほんとに1000部くらいだろうね
4千円以上するしなあ
まあ、何か文庫化されても5000は売れないだろうなあ
257吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 18:11:22.13
>>256
もう買ったの?(´・ω・`)
258吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 18:15:08.75
29日発売というのも見るね。どっちでもいいけど。
どうせ売り切れにはならないし、近いうち買うから。
まあ、買っても、読むのは数年後だな。
その頃には絶版になっていて、読みたい奴が251のように
復刊してくれ〜と2ちゃんに書き込むんだろうな(笑)
259吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 18:21:33.65
ちなみに、『アカシア』は1995年発売直後に購入し、
実際読んだのは2000年だった。
そして今、難解な『歴史』を2010年春からゆっくり読み続けている。
1週間に数ページという牛歩のペースで。これもまた愉しい。
260アセンション ◆a3h3sB7BfF9b :2012/01/27(金) 23:16:57.14
渋谷の書店には今日並んでいたねえ。
261吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 23:30:28.21
>>260
マジかよ
アマゾンみたら、日〜火曜の到着予定だ
昨日なら渋谷いたのにな
どうせ読むのは10年後とかだから、いつ来るのかあまり関係ないが、
手元にないと不安なんだよな
262吾輩は名無しである:2012/01/27(金) 23:54:23.17
まだ『ファルサロスの戦い』『風』『路面電車』が未読のまま、
手許にある。いつ読めるかなあ。
263吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 00:31:07.34
明日吉原で遊んだ帰りに書店に寄って買おうっと。
264吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 03:24:36.54
ゲス
265吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 09:24:11.50
お子ちゃま
266吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 17:53:52.82
高田馬場で『農耕詩』購入した。2冊しかなかったぜ。
とりあえずこれで一安心だ。
267吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 19:24:20.08
僕もさっき買った。こんな分厚い小説読むの久しぶりだわ〜(ドヤァ
268吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 19:33:09.52
訳者のあとがきが面白い。市川真人にはめられて訳す羽目になった
みたいなエピソードが書かれている。そうでもしないと未だに
この小説は翻訳されていなかったことになるから、そういう策略も
必要なんだね。ロベール・パンジェなんか誰も訳さないのかな。
269吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 20:04:46.39
予約した俺はまだ到着しないというのに…
全部でなんページ?
1ページあたりの文字数も知りたい

教えて下さい
このスレ一気に活性化したなw
270吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 20:31:13.75
>>269
あとがき入れて430ページ。
本文は9ページから420ページまで。
1ページあたり900字。
271吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 21:17:26.84
>>270
ありがとう。アカシアより少し長いくらいかな?
2月10日くらいに読み終えれば、日本で10番以内になれそうだな
自己満のために時間とって読むわ
272アセンション携帯:2012/01/28(土) 21:19:15.76
アカシアが約400ページでそれを上回る厚さだね。
でも表紙の紙質のためか意外に重くない。
273吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 21:40:30.27
『アカシア』が本文が9ページから372ページまでで、1ページ748字。原稿用紙約680枚。
『農耕詩』は原稿用紙約920枚。約1.3倍長い。
274吾輩は名無しである:2012/01/28(土) 21:47:30.77
ちなみに、定価は『アカシア』3200円、『農耕詩』4200円で、
約1.3倍と、その長さに比例している。

もっとも、『アカシア』の現在の古書価はアマゾンだと8000円もする。
275吾輩は名無しである:2012/01/29(日) 07:25:39.21
渡部はもう読了してるだろうな
みるぷらとー徹夜でよんじゃったらしいし
276アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/29(日) 18:05:47.29
この機会に他のも復刊すればいいのにねえ
277アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/29(日) 18:06:18.49
この機会に他のも復刊すればいいのにねえ
278吾輩は名無しである:2012/01/29(日) 19:12:06.09
ようやくアマゾンから発送メール来た。
明日中には付きそうだわ
279アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/29(日) 20:27:46.23
amazonは在庫をあまり持たないから一時的な品切れ状態になってるんだろうね。
280吾輩は名無しである:2012/01/29(日) 23:04:11.68
次は『導体』か『植物園』の翻訳を頼みます。芳川さん。
281アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/30(月) 00:01:56.34
植物園はレイアウトに出版社は苦労しそう。
原著で384ページとあったからアカシアと同じボリュームだね。
それから今年フランスで何やら新刊が出る様子。
4つの会議とかいう題みたいだ。
282吾輩は名無しである:2012/01/30(月) 02:22:11.25
『農耕詩』もう品切れ、再版しないみたいだぞ。
283吾輩は名無しである:2012/01/30(月) 10:51:56.36

間違えた。品切れは2003年頃復刊した『三枚つづきの絵』『歴史』
『ファルサロスの戦い』『フランドルへの道』だった。
284吾輩は名無しである:2012/01/30(月) 16:10:53.68
無事ゲット
思ってたより分厚かった
カバー外した時の装丁がしっかりしてて良かった
一週間で読むわ
285吾輩は名無しである:2012/01/30(月) 19:01:59.84
>>284
製本はいいんだけどさ、カバーの紙質しょぼすぎない?(´・ω・`)
もっとしっかりしたカバーにして欲しかったな
286アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/01/30(月) 23:11:51.26
一週間で読むって速いなあ。
確定申告が終わらないとゆっくり読めないや。
287吾輩は名無しである:2012/01/31(火) 00:35:21.64
>>275
渡部って、早稲田の仏文出ていながら原書で読めないのか?
288吾輩は名無しである:2012/01/31(火) 08:31:15.34
アカシアって結構貴重だったんだ。前にブックオフで105円で買えたのはラッキーだったんだな。まだ読んでないけどw
明日辺り農耕詩届く
289吾輩は名無しである:2012/02/01(水) 01:50:49.80
農耕詩見かけない
290アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/02(木) 00:02:02.26
前に書いた四つの会議がフランスで出た模様
ストックホルム講演などと合わせてノンフィクションも邦訳されるといいな。
291吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 00:56:13.16
俺は小説しか興味がないなあ。
292吾輩は名無しである:2012/02/02(木) 09:50:04.90
ワセブンのヌーヴォーロマン特集でシモンのインタビューあったな
293アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/02(木) 22:50:26.53
インタビュー読んでみたいな。何号掲載だろう。
294アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/02(木) 22:56:14.08
〉291
サロートは不信の時代、ビュトールは即興演奏ほか、ロブグリエはヌーヴォーロマンのためにがあるから
シモンも文学評論的なものが訳されないとさびしいなあと。
盲いたるオリオンなんかは岩波文庫に入らないかなw
295まぐな:2012/02/02(木) 23:18:51.51
いい加減、サロートやロブ=グリエを一気に復刊や文庫ぐらいして欲しい。
296吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 08:16:11.81
【就職】応募条件「コネのある人!」  岩波書店が縁故採用を公式宣言
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1328191018/


応募資格は“コネ”のある人―。老舗出版社の岩波書店(東京)が、
2013年度定期採用で、応募条件として「岩波書店(から出版した)著者の
紹介状あるいは社員の紹介があること」を掲げ、事実上、縁故採用に限る方針を
示したことが2日分かった。
297吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 09:27:50.96
2003年3月号

こちらの商品は在庫切れです

◆何度でも、ヌーヴォー・ロマンのために◆
◇小説 「息子」ロベール・パンジェ  
◇ラジオドラマ 「嘘」ナタリー・サロート
◇講演
散文と予言 フロランス・ドゥレ ×蓮實重彦
聖書翻訳と自作を語る ジャン・エシュノーズ ×谷昌親
◇シンポジウム
回帰不能点への道
岩崎力 菅野昭正 清水徹 平岡篤頼
 
●追悼 保昌正夫
栗坪良樹 紅野敏郎 曾根博義 藤田三男

●評論
石原慎太郎と「見るなの禁止」 大塚英志

●小説
ヤパーペジ・チセパーペコペ・イタヤバイ 向井豊昭

●連載
○冷戦文化論(4) 回帰するアジア、余白のアジア 丸川哲史
○上野昂志の木刀両断!(6)
--------------------------------------------------------------------------------
在庫数:0
価格:720 円
298吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 09:29:49.79
2002年7月号
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◆いま一度、ヌーヴォー・ロマンのために◆
◇小説
反復 アラン・ロブ=グリエ
路面電車 クロード・シモン
ジェローム・ランドン ジャン・エシュノーズ  
◇インタビュー アラン・ロブ=グリエ クロード・シモン
◇講演 時間イメージとロブ=グリエ ジル・ドゥルーズ 
◇断章 手書き本 ミシェル・ビュトール 
◇対談 壮麗なる廃墟のなかで 浅田彰×野崎歓
◇評論
アラン・ロブ=グリエとヌーヴォー・ロマンの諸問題 片岡大右
ミニュイ社の六十年に見るジェローム・ランドンの功績  昼間賢
◇コラム
こうしてすべては言わずに見られる 横田創
迷路のなかで 福永信
数えきれない蝶…… 丹生谷貴志
ヌーヴォー・ロマンという名の地下水脈 谷昌親
ヌーヴォー・ロマンあるいは子供の頃の読書 石橋正孝
むかしむかしNRが… 芳川泰久
あの彼らの声が…… 堀江敏幸
●連載完結
革命的な、あまりに革命的な 一九七〇・七・七という「戦争」 スガ秀実
●連載
○上野昂志の木刀両断!(3)
○文芸(時)評ストレッチ(8) 『「帝国」の文学』およびスガ秀実の現在について 渡部直己
○エロちゃんのアート・レポート(4) 向井豊昭
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在庫数:0
価格:720 円
299吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 12:46:48.98
『農耕詩』読み終えた。充実した読書だった。
300吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 14:33:40.73
早くない?
301吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 15:31:20.45
感想を一言おねがいします
302吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 16:14:42.90
すごい
303アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/03(金) 19:05:56.32
>>297ー298
ありがとう!

もう讀んだ人いるのかあ。
まだウェルギリウスをかじってる途中だよorz
304吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 00:03:40.02
◇インタビュー アラン・ロブ=グリエ クロード・シモン
◇講演 時間イメージとロブ=グリエ ジル・ドゥルーズ 
◇断章 手書き本 ミシェル・ビュトール 
◇対談 壮麗なる廃墟のなかで 浅田彰×野崎歓

この辺が一番読みたいね。
復刊してくれ。
305吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 13:01:03.98
>>295
売れないから復刊はない。
古本探すんだね。
306吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 16:01:48.08
浅田彰×野崎歓これよんだなあ。
浅田曰く、ロブグリエが偽者中の偽者でシモンが本物中の本物。シモンは
本物だから研究の対象として安全パイ。て感じでちゃかしてた。

スガもシモン「アカシア」が出たとき、このような読書体験こそラカンのいう
享楽に値するなんちゃらって感じで褒めてたけど、最後の文章ひいて批判もしてた。
スガはシモンとるなら間違いなくベケットの方にいくはずだし。ドゥルーズも
シモンよりべケットだろうな。
307吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 21:39:58.38
言葉で書かれたものでシモン以上のものなし。
ベケットは悪趣味。ドゥルーズは悪趣味専門。
308アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/04(土) 21:47:48.45
ドゥルーズがシモンをどう見ていたのかは知らないけれど、
プルースト論を書いたドゥルーズを思えば、
またプルーストとシモンの親近性を考慮すれば
「クロード・シモンとシーニュ」をドゥルーズが書いてもおかしくない、
そう思うなあ。
309吾輩は名無しである:2012/02/05(日) 01:22:10.34
ドゥルーズは19〜20世紀前半の変な作家が大好き。
一応、差異と反復で、新ロマンと同じ流れの中にある、みたいなことは書いてますけどね。
本気なのかな?(シモンのスレでドゥルーズ話題ごめんなさい、もちろん、私の中ではシモン>>ドゥルーズ)
310吾輩は名無しである:2012/02/06(月) 01:53:38.74
またつまらん評論家の話題か。飽きた。シモンに戻れよ。
311negaD:2012/02/06(月) 21:14:19.03
農耕詩、注文したのが書店に届いた
が買えるのは月末orz
312吾輩は名無しである:2012/02/06(月) 21:33:39.71
書店員A「店長、この注文の本、入荷の連絡入れたんですけど取りに来ませんね」
店長「一週間経っても取りに来なかったら返本して」
313吾輩は名無しである:2012/02/07(火) 11:53:07.04
>>312
店長「あ、顧客のブラックリストに追加ね」
314吾輩は名無しである:2012/02/08(水) 02:27:34.03
たった4千円ぽっちで。
315吾輩は名無しである:2012/02/09(木) 02:01:13.82
100冊買ったろうか。
316吾輩は名無しである:2012/02/10(金) 00:33:05.07
317アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/10(金) 02:50:23.83
>>309
序章の部分? 現代小説と同じ空気の中にある、みたいな表現だったかな。

そろそろ『農耕詩』の書評とか出てたりするかな?
318吾輩は名無しである:2012/02/10(金) 13:53:30.31
書評は1ヵ月かかる。
319吾輩は名無しである:2012/02/11(土) 01:19:22.90
新宿ジュンク行ったが、帯なし1冊しかなかったわ。
はや、絶版やなw
320吾輩は名無しである:2012/02/11(土) 10:17:45.64
木曜日にジュンク向かいの新宿紀伊国屋に行ったら、帯付2冊あった。部数少ないな。
321吾輩は名無しである:2012/02/11(土) 15:18:30.61
そのジュンクも3月閉店か。
322アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/12(日) 11:28:21.64
すぐに版元品切れにはならないだろうけどw
各書店での配本部数は少ないだろうねえ。
323吾輩は名無しである:2012/02/12(日) 21:24:31.72
都内の大型書店、見た限りではどこも発売直後から平積みの山が低かった。
平台で『農耕詩』のところだけが窪んでいる感じ。
売れ行き早いな〜と思っていたが、どうも各書店ごとの入荷数が少なかったみたいね。
324吾輩は名無しである:2012/02/12(日) 22:12:08.79
やっぱり、白水社も在庫残したくないから、シビアに見積もってるんだろ。
シモンはマイナー作家だから、この程度の規模の部数の方が、ファンとしては
正直安心するところがあるのだが・・・
今の変なピンチョン人気よりかいいだろ。
325吾輩は名無しである:2012/02/12(日) 23:09:20.32
799 :積 緋露雪:2012/02/12(日) 03:32:29.77
>>798さんへ

御免なさい。私はデリダはまだ読んでゐないのでわかりませんが、
何か欠落してゐるものがありさうだとは思ってゐます。


800 :積 緋露雪:2012/02/12(日) 03:45:08.73
ただ、デリダにはどうやら身体性に関してはすっぽりと抜け落ちてゐる事は
解説文を読んだだけですが、間違ひないやうです。
326吾輩は名無しである:2012/02/14(火) 23:35:37.94
堀江敏幸・評 『農耕詩』=クロード・シモン著
http://mainichi.jp/enta/book/hondana/news/20120212ddm015070025000c.html
327吾輩は名無しである:2012/02/15(水) 03:15:48.30
>>326
早いね。
328吾輩は名無しである:2012/02/17(金) 12:55:28.98
>>326
破綻のない書評だが、あまり面白くもない。
その本を何としても読みたい気にはさせない。
329吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 14:19:44.45
そう言えば、ロブ=グリエが生前自作の日本語訳が軒並み絶版なのを
とても残念がっていたな。韓国では出版されているのにって。
330アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/19(日) 23:33:15.37
堀江敏幸評かあ。確かに328の言う通り農耕/濃厚さがちょっと足りないなあ。
331吾輩は名無しである:2012/02/20(月) 12:24:24.43
あなたは堕落しました(キリッ
332negaD:2012/02/22(水) 18:42:00.33
農耕詩ようやく入手した
レアに まで読んだ
333吾輩は名無しである:2012/02/24(金) 21:45:29.73
『歴史』読了まであと60ページだ。
334吾輩は名無しである:2012/02/26(日) 22:09:28.21
買い残していた『ファルサロスの戦い』、本屋で発見、即購入。
335吾輩は名無しである:2012/03/04(日) 02:20:42.04
山形浩生 の「経済のトリセツ」
2012-02-23 農耕詩の堀江書評
■[書評]シモン『農耕詩』の堀江敏幸書評は見事

農耕詩

作者: クロードシモン,芳川泰久
出版社/メーカー: 白水社
発売日: 2012/01/27
メディア: 単行本
購入: 1人 クリック: 60回
この商品を含むブログ (5件) を見る
フランスの作家ってなぜか概してあまり好きじゃないが、クロード・シモンは
例外的に結構好きで、この農耕詩も朝日でだれも書評しないならやろうかとも
思っていたが、堀江敏幸のこの書評を見て、これ以上のものが書ける気がしな
かった。書評の内容だけでなく、シモンの逡巡するような文章をそのまま表現
したような書き方がとてもいい。まあ1400字ももらえているから、というのは
あるんだが。一方で、なんかもっと思い切りよく一言で語ってしまうような書
評を書ける余地もあるような気もするし……

フエンテスがもうすぐだから、そっちでがんばってみようか。

336吾輩は名無しである:2012/03/04(日) 16:51:15.89
>>332

ワロス
337吾輩は名無しである:2012/03/04(日) 16:51:30.73
>>332

ワロス
338吾輩は名無しである:2012/03/11(日) 16:47:38.42
今のところというか結局、『農耕詩』の書評を出したのは毎日新聞だけなの?
週刊誌とか総合月刊誌はともかく、文芸誌(「新潮」「群像」「文學界」「すばる」)や
書評紙(「図書新聞」「週刊読書人」)の編集部の人たちは一体何を考えているの
だろう?
339吾輩は名無しである:2012/03/11(日) 16:49:13.02
なんんもかんがえてねーだろ

はな
(− f− ぽじらふぉっくす
340吾輩は名無しである:2012/03/18(日) 00:45:50.07
歴史まだ終わらん
341吾輩は名無しである:2012/04/04(水) 21:36:15.42
野崎歓(「東京新聞」4月1日)
http://www.tokyo-np.co.jp/book/shohyo/shohyo2012040102.html

谷昌親(「週刊読書人」3月30日)
342吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 01:21:39.65
歴史読み終わった。2年かかった。
343吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 21:23:51.67
シモンのすごいところって何
路面電車読んだけど意味わからんかったぞ
344吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 21:51:20.70
人間の連続した意識の流れをその混濁のまま稠密に執拗に描き込んでいる
ところがすごい。フォークナーの手法をさらに先鋭化したといえる。
345吾輩は名無しである:2012/04/21(土) 23:06:14.09
ヌーバレバレ笑
346吾輩は名無しである:2012/06/08(金) 15:16:29.23
さて、農耕詩、読むかな。
347吾輩は名無しである:2012/08/20(月) 20:44:57.32
じつはまだ農耕詩読んでない。
348田中淳 ◆dTmHIlylnQ/Q :2012/09/12(水) 09:26:32.85
『植物園(Le Jardin des Plantes)』(1997)の飜訳まだですか。
349吾輩は名無しである:2012/11/06(火) 17:59:35.78
君は読まなくていいからw
350吾輩は名無しである:2013/01/08(火) 04:23:52.59
保守age
351吾輩は名無しである:2013/01/09(水) 20:34:00.89
あまりにマイナーなのに閉口。
日本を代表する某有名私立大学の図書館にアカシアの訳本がない。
路面電車もない、
352吾輩は名無しである:2013/01/10(木) 13:12:44.78
>>351
購入したけど学生が盗んだんだろ。
『農耕詩』の訳者が働く大学? そうならわが母校だ。
353吾輩は名無しである:2013/01/26(土) 15:30:41.25
農耕詩読了したやつ日本にいるのか?
354吾輩は名無しである:2013/01/31(木) 20:06:27.91
その前に「フランドルへの道」とか「歴史」とか
難物が控えている。あれらも読解不可能。
355吾輩は名無しである:2013/02/07(木) 01:29:33.44
確かに「歴史」は難物だな。「フランドル」はそうでもない。
356吾輩は名無しである:2013/02/14(木) 23:43:49.92
みんな『農耕詩』買ったか?
357negaD:2013/02/19(火) 01:30:42.07
買ったけども……
358吾輩は名無しである:2013/02/21(木) 01:46:07.95
読んでないと。
359negaD:2013/02/21(木) 02:49:02.40
360吾輩は名無しである:2013/04/11(木) 14:13:45.52
 
361吾輩は名無しである:2013/04/19(金) 19:59:24.46
今日から農耕詩読み始めました。
ひさびさに気合い入れた読書だ。
362吾輩は名無しである:2013/05/18(土) 10:14:55.54
アカシア復刊してくれ
363吾輩は名無しである:2013/06/17(月) 02:26:33.15
農耕詩読み終わったやつは日本に一人もいないよ

アカシアは一番好きな小説だ
364宇賀神彬 ◆TEXTE/3EHE :2013/07/29(月) NY:AN:NY.AN
復刊ドットコムで投票して『アカシア』を復刊させましょう。

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=6491
365吾輩は名無しである:2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN
ヌーヴォー・ロマンのスレがないのでここに貼っておこう。

光文社古典新訳文庫 続刊のお知らせ
http://www.kotensinyaku.jp/nextnumber/index.html

『消しゴム』(ロブ・グリエ/中条省平・訳)《8月刊》
奇妙な「殺人事件」の真相を探るべく馴染みのない街にやってきた捜査官ヴァラス。
人々のあやふやな記憶や証言に翻弄されるうち、事件は驚くべき結末を迎える……。
20世紀後半の文学界に衝撃を与えたヌーヴォー・ロマンの代表作。
366宇賀神彬 ◆TEXTE/3EHE :2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN
>>365

アラン・ロブ=グリエ3
http://toro.2ch.net/test/read
.cgi/book/1365703830/
367宇賀神彬 ◆TEXTE/3EHE :2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN
間違えた。

アラン・ロブ=グリエ3
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1365703830/
368宇賀神彬 ◆TEXTE/3EHE :2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN
私はシモン『植物園』とデリダ『弔鐘』の翻訳が出るまで死ねないと思ってるんですよ。
この2冊を読み終えたら、私にとって根源的に読むべき本はなくなるし、死んでもいいかなと。
369宇賀神彬 ◆TEXTE/3EHE :2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN
ですからどなたか『植物園』頼みます。
370吾輩は名無しである:2013/08/23(金) NY:AN:NY.AN
『アカシア』読み終えた。
訳がかっこよすぎる。
『農耕詩』はほったらかしてるが、訳に色気がないと思うんだ。
371吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 15:06:19.33
>>370
『農耕詩』読んだのか、読んでないのか、どっちだ?
372吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 23:01:05.54
パラパラ流し読みしたんだろ
373吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 03:01:39.99
 
374吾輩は名無しである:2013/10/11(金) 14:57:57.36
読んでない
375吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 08:52:08.18
>>370
平岡篤頼はすごいよな
残念だが弟子の芳川泰久は師匠の域には達してない
376吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 05:16:17.66
Shigeo Hayashi ‏@HAYASHI_twit 9月26日
クロード・シモン、フランスでは生誕100周年を記念した複数のコロック開催、
プレイアッド版全集刊行、そして『クロード・シモン辞典』(RT)も刊行とは。
白水社さん @hakusuisha でも記念復刊等やらないのだろうか…
cf)
377吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 05:17:26.77
フランス図書 ‏@frbooks1 9月26日
クロード・シモン辞典、11月刊行予定。
Dictionnaire Claude Simon / dir. Michel Bertrand [Champion], 2 vol. CHF225.00
378C浦惟顯 ◆QJRYVGlbvc :2013/10/16(水) 14:05:22.97
是非ともこの機に『アカシア』を復刊して戴きたい。
379吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 17:16:07.41
OK
380吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 17:59:25.35
『アカシア』は持っているから、復刊はしなくていいよ。
381吾輩は名無しである:2013/10/17(木) 02:57:36.26
復刊してほすい
382C浦惟顯 ◆QJRYVGlbvc :2013/10/20(日) 16:19:34.51
海外文学作品の“飜訳”というよりも言文一致──周知の様に吾が邦(くに)の小説散文の刷新はまず
飜訳から始まった──以来の“日本語の”散文表現=エクリテュールの一つの到達点と評価されるべき
平岡氏の代表作『アカシア』は是非とも復刊されるべきですね。
仮に日本文学がまだ延命しているとしたら本邦の作家達はまだまだこの氏の偉業から学ぶべきものがあるでしょう。
383吾輩は名無しである:2013/10/23(水) 22:29:56.55
遅ればせながら、古本で『農耕詩』買った
『路面電車』を苦労しながら読んだゆえ
こっちは相当難儀しそうだが
ゆっくりと少しずつ読んでみようと思う
384吾輩は名無しである:2013/10/24(木) 05:45:34.09
俺の一番好きな小説がアカシアだよ
まだ二回しか読んでないけど
誕生日に彼女が8400円で買ってくれたんだ
385吾輩は名無しである:2013/10/24(木) 05:48:22.36
シモンの全集とか読破するのは世界に5人居なそうだなw
多く見積もっても地球上で15人くらいだろ
386吾輩は名無しである:2013/10/25(金) 21:31:06.93
邦訳された小説ぜんぶ読んだって人なら
このスレにけっこういそうだね

著作少ないけど
1冊読むのもなかなか大変だよな

もちろん面白いんだけど
高山を登るようなもので苦労も多い
387383:2013/10/26(土) 00:12:45.90
『農耕詩』読み始めたけど、これは大変そうだなあ
『フランドルへの道』の文章が読みやすく感じられるくらいだわ
388吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 04:06:09.65
>>387
『路面電車』はやっぱり訳がいい
同一訳者によるほぼ同時に刊行されたロブ・グリエの『反復』は、文章になってないところが
幾つかあった

平岡さんも気合いの入りかたが違ったのかなと

『農耕詩』は俺は挫折したよ
生きてる間に読めればいいかな位だわ
389吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 19:01:27.99
>>388
ありがとう
『反復』はけっこう好きで2回読んだと思う

『農耕詩』は100頁ちょっとまで進んだ
だんだん1文が長くなって、句点が1ページに一つ
2ページに一つといった感じになってきたw
390吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 20:51:25.59
『農耕詩』、やっとX部まできた
毎日むりせず読んでいくと楽しんで読めるようだ
391吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 00:23:51.30
『農耕詩』読了。
茫洋としていた人物像やその関係性が
読み進めるうちに次第にはっきりしてくるさまが興味深かった

息の長い文章も
読んでるうちに読むのが楽しくなってくるのが不思議だ

買ったまま放置してるのが何冊もあるので
続けてシモンの著作を読もうと思うが
調子に乗って『歴史』に挑むか『三枚続きの絵』で一息入れようか・・・
392吾輩は名無しである:2013/12/24(火) 06:52:00.09
 
393吾輩は名無しである:2014/01/11(土) 17:01:15.67
 
394ソルダード:2014/02/09(日) 11:10:02.39
「三枚つづきの絵」に高値がついてますね。

ここでの評価が高かったので「アカシア」を購入してみました。確かにこれはよさそうです。
395吾輩は名無しである:2014/03/09(日) 13:36:45.00
age
396吾輩は名無しである:2014/03/09(日) 15:32:33.42
シモンは難しい
397オマンコばんざい:2014/03/15(土) 04:05:44.26
初めて『三枚つづきの絵』読んだけどやっぱ導入部に難儀した。解説の
助け舟借りて最初丁寧に読んだらあとはシモン・ワールドだった。再読
、再々読した。
398吾輩は名無しである:2014/03/15(土) 14:04:09.01
一読者 ‏@ichidokusha 2012年2月10日
プレイヤードのクロード・シモンの巻には『農耕詩』が入っていない。
著者自選とのことだが、不思議な気がする。ちなみに、入っている作
品(長編)をあげると、『風』『フランドルへの道』『ル・パラス』
『ファルサロスの戦い』『三枚つづきの絵』『植物園』。
399吾輩は名無しである:2014/03/15(土) 14:04:57.90
atikimm ‏@atikimm 2012年2月7日
クロ−ド・シモン『農耕詩』 訳者・芳川泰久のあとがきを読めば、
買おうという気にならぬでもないが…読めねえだろうな〜? シモ
ンの『三枚つづきの絵』。これこそ、小説である。当方含めた通俗
読者からすれば“革命的”な言語芸術であり続ける。だから売れない!! 売れるのがイイモノなのか???
400吾輩は名無しである:2014/03/15(土) 14:06:35.88
あわゆき ‏@sweetsnow 2010年9月9日
@fee1109 クロード・シモンは初期より晩期のほうが読みやすいと思い
ます。『三枚つづきの絵』の完成度の美しさ(あえてこのような表現に
しますが)はフランス文学史に残るものかと。私は『フランドルへの道』も嫌いではないのですが、相当に辛い読書だったのは覚えておりますね。
401吾輩は名無しである:2014/03/15(土) 14:12:11.03
シモンにしようかマルケスにしようか迷うね
402オマンコばんざい:2014/03/16(日) 04:34:56.68
>>401
お願いシモンにして。いいからホントに。
403吾輩は名無しである:2014/03/16(日) 08:26:30.43
フランドルへの道とアカシアは3日かけて読んだんですが歴史や農耕詩は読むのに1年かかるんですか
404吾輩は名無しである:2014/03/16(日) 09:22:47.42
そうですかシモンにしますか
まずはフランドルへの道
405ソルダード:2014/03/16(日) 11:13:52.88
自分の場合、「農耕詩」は挫折しましたが、「歴史」は3週間で読み終えることができましたよ。
話者がぼくの点が読み易く、眩暈を覚えながらもなんとか読了したという感じでした。
406吾輩は名無しである:2014/03/16(日) 13:01:39.52
復刊ドットコムの『アカシア』投票ページです。
現在38票です。

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=6491
407吾輩は名無しである:2014/03/16(日) 21:49:00.75
ずんずん読むと興奮するわフランドルへの道
408オマンコばんざい:2014/03/17(月) 01:41:04.53
>>407
わかります。冒頭って断片を畳みかけてくるんだけど段々かたちを成して
いってでも各エピソードはどっか互いに不干渉なんだよね。「総合」では
なくてなんかやっぱ抽象絵画っぽいのかな。
409オマンコばんざい:2014/03/17(月) 01:55:30.24
『三枚つづきの絵』から『フランドルへの道』、『路面電車』の順で
読みました。『歴史』で挫折してしまいました。なら『ファルサロス
の戦い』と思ったのですが力不足でした。『歴史』でどこかポイント
を置く場所知ってるかた甘えですが教えてください。それより他のも
のがよいのでしょうか。『アカシア』と『農耕詩』も手元にあります。
410吾輩は名無しである:2014/03/17(月) 10:56:11.52
シモンの古本は高価だよね
411吾輩は名無しである:2014/03/17(月) 11:26:50.59
なんだか戯曲のトがきを延々とやってるような印象だね
412吾輩は名無しである:2014/03/17(月) 13:13:13.35
実体の影をより具体的な描写で照らす手法
413吾輩は名無しである:2014/03/17(月) 14:56:29.01
拷問のような読書
414吾輩は名無しである:2014/03/17(月) 15:42:03.86
読む価値あるのかな
415吾輩は名無しである:2014/03/17(月) 23:37:40.57
高山を登るようなもので
大変なんだけど、読みがいもある小説だと思うよ
416吾輩は名無しである:2014/03/19(水) 14:42:40.17
ようやく2/3
417吾輩は名無しである:2014/03/19(水) 16:24:37.99
日本では流行らないよねアンチロマン
418吾輩は名無しである:2014/03/19(水) 20:48:15.87
輸入された時に当時の大御所・新進作家に自分たちには書けないスタイルだから総スカン喰らった
日本では真似しやすいラテン・アメリカ文学が持て囃された
まあこれは日本だけでなく世界的に同じ
ヌーヴォー・ロマンはロブ=グリエ、ビュトール、シモンら数人しか書けなかった
419吾輩は名無しである:2014/03/19(水) 23:30:51.08
筒井康隆とか青木淳吾はそれっぽいことやってるけど、やっぱり本場の作家には敵わないよね(´・ω・`)
420吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 00:54:02.45
青木の『わたしのいない高校』とかいうような小説は
すこしロブ=グリエっぽいような感じがしたけど
あまり面白くなかった
失敗してるように感じたなあ
421吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 08:52:16.80
佐々木敦 ‏@sasakiatsushi 3月9日
デイヴィッド・ペロス著『ジョルジュ・ペレック伝ー言葉に明け暮れた生涯』。書いたのも訳したのも出したのも偉業。読むのは苦行かもだけど笑。でもムチャクチャ面白そう。
422吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 12:25:55.54
翻訳で読む意味あるのかね
作者はなんでこんなの書いてるんだろ
423吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 13:37:10.58
意味はあるでしょう
書きたいから書いているんでしょう
424吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 13:46:34.04
とにかく興奮させられるのは確かだ
425吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 15:41:22.71
すんげぇはやくちことばだからついつられるのさ
426吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 16:09:39.25
  ★★★熱帯魚は何故、あんなに美しいのか★★★
  http://jbbs.livedoor.jp/study/3729/storage/1162001315.html#125

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  この掲示板に優秀な書き込みをして、総額100万円の賞金をゲットしよう!(*^^)v
427吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 16:17:29.23
阿部和重の「公爵夫人邸の午後のパーティー」はちょっとだけヌーヴォーロマンっぽい
こういう路線はこれっきりでやめてしまってライトノベルみたいな読みやすい作風に変えて売れたけど
428吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 18:12:05.89
ようやく読み終わるけど最悪だな
429吾輩は名無しである:2014/03/20(木) 20:48:04.20
非常にマニアックで小難しいけど
読み終えてほっとした
フランドルへの道だけでおなかいっばいだ
430吾輩は名無しである:2014/03/21(金) 02:08:41.06
やめとけ。こんなものを読むとキチガイになるぞ。
431吾輩は名無しである:2014/03/21(金) 09:51:47.60
同感です
さて蝿の王を読むことにしよう
432吾輩は名無しである:2014/04/02(水) 05:24:20.66
岡和田晃『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』 ‏@orionaveugle 3月30日
@orionaveugle もう少しテクスト内在的な読解については、どこかで書けれ
ばいいなぁ。仙田学には「零年代のレミー・コーション」「平均的駅員」「
きみの中指の深爪の」といった、ミニマリズムとフェティシズムを極めたよ
うな作品がすでにあるので、これらも単行本で読みたいものです。
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岡和田晃『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』 ‏@orionaveugle 3月30日
@orionaveugle 「零年代のレミー・コーション」からもわかるとおり、ゴダ
ールの映画、バルト、リシャール、リカルドゥー、蓮實重彦、渡部直己(受
賞時の選考委員でもあった)らの批評に関心のある向きは、『盗まれた遺書
』をチェックしなければ、モグリと言われても仕方ない(笑)。
返信 リツイート お気に入りに登録 その他 開く
岡和田晃『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』 ‏@orionaveugle 3月30日
@orionaveugle 大事なことなのでハッキリ言います。『盗まれた遺書』のよ
うな小説は――ここ15年くらい(?)の文学をめぐる環境においては特に―
―本になったことが奇蹟的と思われるような、その重要性が見落とされてき
たタイプの作品です。そのココロは、エクリチュールの復権。
433吾輩は名無しである:2014/05/02(金) 14:31:58.00
植物園だれか訳してくれ
434吾輩は名無しである:2014/05/09(金) 09:34:52.11
nibuya ‏@cbfn 5月7日
ついでにロベール・パンジェの中編『マフー』。これは江中さんの好きだっ
た?小説。発表当時ベケットやロブ=グリエが賞賛している
(彼が裏表紙解説)。モロイを愛らしくしたような小説。もっとも、端的には藤枝静男、島尾敏雄といった人より柄が小さい感じがしますがね・・・。
435吾輩は名無しである:2014/05/09(金) 16:01:46.13
どうしても我慢できずにツイッターをコピペしてしまう気の利かない能無しフォロワーっているよね〜
436吾輩は名無しである:2014/05/09(金) 17:47:15.84
クロード・シモン(Claude Simon, 1913年10月10日 - 2005年7月6日)
桑原 甲子雄(くわばら きねお、1913年12月9日 - 2007年12月10日)
437吾輩は名無しである:2014/05/12(月) 16:01:02.23
パンジェって一冊も邦訳ないよね。それだけ惚れこんだ日本人がいないということだね。
438吾輩は名無しである:2014/06/08(日) 11:03:37.34
『アカシア』読んでみたいけど図書館に所蔵してない。
『フランドルへの道』か『路面電車』はあるんだけど、このへんのほうが読みやすいのかな?
439吾輩は名無しである:2014/06/08(日) 11:12:30.61
フランドルへの道
440吾輩は名無しである:2014/06/08(日) 11:26:50.33
ありがとう
フランドルから逝ってみる
441吾輩は名無しである:2014/06/11(水) 01:27:21.61
『アカシア』いいぞ。美しい私小説だ。
442吾輩は名無しである:2014/06/12(木) 13:07:54.65
アカシア復刊してくれい
443吾輩は名無しである:2014/06/12(木) 23:31:10.73
『農耕詩』みんな買ったよな? あとで絶版になってから買っとけばよかったと言うなよ。
444吾輩は名無しである:2014/06/14(土) 10:51:59.77
『アカシア』は翻訳の発売時にすぐ買ったが、それ以来愛読している。
シモン自身の体験を掘り起こしつつ、独特の文体を紡いでいく手腕が鮮やか。
445吾輩は名無しである:2014/06/18(水) 03:06:16.71
「庭に生えている大きなアカシアの木の枝の一本がほとんど壁に触れていて、
電燈に照らしだされたいちばん近くの梢が彼にも見え、ペン先に似たかたちの葉が
闇を背景にかすかにひくつき…」
まあ、全編こんな調子で、シモン節が炸裂するんですわ。
446吾輩は名無しである:2014/06/18(水) 10:58:56.55
せっかく引用するならネット上に無い部分を引用してよ
447吾輩は名無しである:2014/06/18(水) 11:19:55.98
ネット掲載の文章とは知らなかった。では、他の文章を。
「庭園の木蔭にはおなじ涼しさがあり、どこにいてもおなじ小川のせせらぎが聞こえ、
午後になると日によっておなじ八月の夕立雲がはるかかなたの峰々のまわりにかたまり、
砕け、落ちつきはらって堂々とした雷のこだまが轟き、…」
この文章はこのあと延々と2ページ続く。
448吾輩は名無しである:2014/06/23(月) 17:30:11.69
449吾輩は名無しである:2014/06/25(水) 19:47:35.82
わがシモンベスト3は、『フランドルへの道』『三枚つづきの絵』『アカシア』だな。
450吾輩は名無しである:2014/06/25(水) 20:05:01.59
20世紀後半最大の作家はシモン?ピンチョン?
451吾輩は名無しである:2014/06/25(水) 20:10:27.13
>>450
ナボコフかガルシア=マルケスというのが一般的だろう。
452吾輩は名無しである:2014/06/26(木) 02:47:17.47
>>451
ナボコフは処女作マーシェンカが1926年、初期代表作賜物が1938年で後半でもない感じ
ガルシア=マルケスはナボコフ、シモン、ピンチョンよりだいぶ落ちる
453吾輩は名無しである:2014/06/26(木) 03:06:30.21
ナボコフは代表作『ロリータ』『青白い炎』『アーダ』が後半に発表されているから資格十分だ。
ガルシア=マルケスがだいぶ落ちるというのは一般的ではない。>>452の意見にすぎない。
「考える人」のアンケートでは『百年の孤独』が海外長編1位になっている。
454吾輩は名無しである:2014/06/26(木) 04:54:11.84
考える人って何?
大江はガルシア=マルケスは初期以外は下らない、百年の孤独もつまらないと云ってるけども
実際エクリチュールの水準では何も見るべき処がない作品だ
世界的にウケたのは物語性すなわち通俗性の部分
455吾輩は名無しである:2014/06/26(木) 04:59:58.45
26年デビューってのはアルトーの『神経の秤』が25年、フォークナーの『響きと怒り』29年、セリーヌの『夜の果てへの旅』が32年、
ミラーの『北回帰線』が34年だから二十世紀後半の作家に分類するのは抵抗を感じる
456吾輩は名無しである:2014/06/26(木) 05:01:17.32
一般論なんて下らない
自分の考えを書けよ
457吾輩は名無しである:2014/06/26(木) 12:37:32.09
もういいよ。シモンについて語るべきだ。『農耕詩』どうよ?
458吾輩は名無しである:2014/06/28(土) 06:04:24.63
軍記ものの要素もあるからなのか、変な言い方ですが『農耕詩』はシモンぽくない気がしました…
459吾輩は名無しである:2014/07/06(日) 00:29:47.50
『フランドルへの道』『ファルサロスの戦い』ともに戦場を舞台にしているがね。
シモンの実体験を土台にしているから当然そうなる。前衛的な私小説だな。
460吾輩は名無しである:2014/07/06(日) 16:54:54.77
今月号の文学界に載っている青来有一氏の作品、フランドルへの道にインスパイアされてるらしいですね
皆さんチェックしてみては
461吾輩は名無しである:2014/07/06(日) 22:47:57.19
シモン以外の作家がどんなもの書こうが興味ないよ。
462吾輩は名無しである:2014/07/07(月) 06:03:07.75
植物園早よ
463吾輩は名無しである:2014/07/08(火) 10:58:37.45
>>448
復刊ドットコムの投票でジュネの『恋する虜』が復刊になった事があるからみんなで
『アカシア』に投票しよう
464吾輩は名無しである:2014/07/08(火) 11:16:00.64
問題なのは復刊されようとおまえらはまず買わないだろうということだ
465吾輩は名無しである:2014/07/08(火) 11:42:59.71
買うけど
466吾輩は名無しである:2014/07/08(火) 14:23:02.97
前は3200円だったけど、高いというんだろ?
467吾輩は名無しである:2014/07/08(火) 15:46:24.14
7千円でも安い
蓮實のボヴァリー論に7千円出すより百倍納得の買い物
468吾輩は名無しである:2014/07/09(水) 02:18:20.43
だったらアマゾンで古本4500円で売ってるから買えばいいだろ。
469吾輩は名無しである:2014/07/17(木) 16:39:19.79
1冊くらい文庫になってもいいな。ロブ=グリエもなってるし。
470吾輩は名無しである:2014/07/17(木) 17:07:36.21
古本を探す楽しみがなくなる
471吾輩は名無しである:2014/07/17(木) 18:36:13.58
シモンを安売りして欲しくないな
これからも限られた知的エリートの専有物であって欲しい
472吾輩は名無しである:2014/07/17(木) 19:45:57.83
そのとおり
473吾輩は名無しである:2014/07/17(木) 20:43:27.08
知的エリートw
474吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 03:00:20.01
岸辺には緑濃い影水面には切り落とされてまったく無表情のまま浮いている少年の首
ちょうど顎のあたりまで泥水につかりカメラマンをじっと見つめている一方そのすこし先には胸のあたりですっぱり切断された女の胴体が浮かんでいるのだが
二つならんだ半球が逆むきにうつった反映で補われて一見完全な球体をなしており
上からも下からも照らされているほかマドラス織りの布を頭にかぶって微笑を浮かべている女の顔
475吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 03:14:28.33
あほかw
476吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 05:48:56.98
図書館で立ち読みした日本文学辞典に古井を「知的エリートのための作家」とあった
『槿』も出てない頃の古い本だったがそんな表現があって驚いた
477吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 08:20:42.21
知的エリートのための作家w
478吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 10:04:55.67
自分を知的エリートと認識してる奴って鼻持ちならないだろうな。近づきになりたくない。
479吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 10:43:52.48
白水社だけというのがなあ・・・
経験上、白水社はあまり相性が良くないんだよねえ
480吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 15:30:36.12
白水社は昔からいい仕事していましたね
戯曲なんかはこの社にかぎる感があった
481吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 17:59:14.80
アカシアほしいな
482吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 21:25:23.18
難しいよね
483吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 21:36:41.29
小林裕貴(城西川越高校、群馬大学)は童貞でエイズ。親がエイズなのにやっちゃったんだってさ(笑)。こいつには近づかないほうが良い。エイズは近づいただけでもうつるから(笑)
484吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 21:40:18.48
フランドルなんか難儀しました
難解とはこのことでしょう
難解といわれる大江さんより格段に難解
485吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 23:18:48.36
翻訳全盛期に新潮とか岩波が触れていないというのは意外な気がする
486吾輩は名無しである:2014/07/18(金) 23:23:52.27
日本てフランス文学弱いなそういえば・・・
できる人は原語で読んじゃって、訳す気のある人はあまりいなかったのかな
487吾輩は名無しである:2014/07/19(土) 00:17:58.40
確か『草』と『盲いたるオリオン』が新潮社だ。
あと『ペテン師』『風』『ル・パラス』が集英社。
それ以外白水社。
488吾輩は名無しである:2014/07/19(土) 14:04:05.78
シモンのような小説家に憧れるね
489吾輩は名無しである:2014/07/19(土) 17:11:31.37
誰もシモンのようには書けないよ
490吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 07:47:46.48
知的エリートてのは何だろな…
難解なのはストーリーを追うからで、シモンには物語など求めずパッチワーク・キルトを眺めるみたいに愉しめば、それで十分だろ
491吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 08:56:43.03
>>487
白水以外の方が好みではある
しかし、創作物で儲ける権利のある人はもっぱら執筆者や作者当人だけだと思っているので、
彼らが亡くなっているのに4000円だの7000円だの馬鹿みたいな価格で転売や復刊をしても買う気は起こらない
492吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 10:57:54.18
>>491
高くてもほしければ買う人はいる。需要と供給の関係はどんな商品にも当てはまる。
『アカシア』はシモンの作品ではかなり読みやすいね。『歴史』には難渋した。
私のベストは『フランドルへの道』だ。やはり白水社のものがよい。
493吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 11:10:21.53
というか知的エリートでもなければシモンなど読まないでしょう
494吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 11:41:12.20
知的エリートなんてとっくの昔に壊滅している
いたとしても今やむしろ貧乏でしょう
495吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 12:06:28.91
いいからとっとと『アカシア』復刊しろ!!!!!!!
496吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 12:16:48.88
アカシアアマゾンで買った4500円
497吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 12:18:16.61
ステマばっかりだな
498吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 12:54:07.37
復刊は無理でしょう
知的エリートというよりマニアだろうな
たぶん
499吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 12:55:29.66
誰も読まないようなものをこっそり読む
特権といってもいい
500吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 15:18:59.94
特権だね
そういう意味ではシモンは読まれてはいない
ごく少数だろう読んでいるのは
501吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 17:24:12.59
たぶんね
502吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 18:20:28.60
シモンみたいにセンテンスの長い文章は苦手だな
503吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 21:12:16.35
アカシア届いた
早いね
504吾輩は名無しである:2014/07/20(日) 21:42:58.53
いいよな
505吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 00:15:22.09
>エリートというよりはマニア
確かに・・・
506吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 01:41:34.98
「絵葉書に写っているのはあまりにも青い空の下のあまりにも青い海に沿って
棕櫚の並木が一列に植えられた広場である。」
507吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 14:49:52.49
>>506
同じ言葉の繰り返しを嫌うんだとかいう説も聞いたことがあるけど、そうでもない様だの
508吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 15:09:08.10
 「存在することをやめ、あとはただそれだけ。存在することをやめ、存在することをやめ、存在することをやめて。
クランク装置の軸が日の終りのしじまの中に規則正しくきしむ。大木の緑の葉むらが白い道の上にせりだし、低い陽にきらめいている。
夕陽はその葉むらのほとんど水平な円蓋の下に射しこんでいた。」

『ペテン師』
509吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 15:36:56.07
シモンは難解な詩人ですよ
510吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 16:17:55.24
シモンは詩人ではない
詩人は描写しない
シモンは散文で書いた作家〈エクリヴァン〉なのだ
511吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 16:25:54.35
詩人は描写するだろ
ヒーニーなんかいい例だ
512吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 16:43:24.73
シモンは詩人ではない
あくまでも散文家だ
いかにその散文が美しくとも安易に「詩的」という形容を散文家に対して用いたくない
513吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 19:02:01.48
>>512
お前が偏った読み方をしているだけだろw
「存在することをやめ、あとはただそれだけ。存在することをやめ、存在することをやめ、存在することをやめて。」
これは描写ではない。
514吾輩は名無しである:2014/07/21(月) 23:01:19.03
>>508
ごめん、ちょっと何言ってるのかわからないw

・・・とか言われそうな文だな
515吾輩は名無しである:2014/07/22(火) 09:38:51.16
散文詩という言葉があるぐらいだから、当然詩的と捉える人も多いでしょうね
516吾輩は名無しである:2014/07/22(火) 10:07:14.14
シモンが書いたのは「詩」ではない
「小説」だ
シモンのエクリテュールの克明性、執拗性、持続性、反復性は「詩」のそれではない
517吾輩は名無しである:2014/07/22(火) 15:12:31.40
シモンを安易に詩的などと形容するのは文学に対しての思索が足りないと思わざるを得ない
518吾輩は名無しである:2014/07/22(火) 16:36:26.33
シモンは比喩・隠喩・暗喩を用いない
執拗かつ克明な描写の積み重ねの持続によって文を紡ぐ紛れもない散文家であり小説家である
519吾輩は名無しである:2014/07/22(火) 16:39:52.61
わかったよ
520吾輩は名無しである:2014/07/22(火) 17:16:37.82
ノーベル賞の受賞の理由として詩人の創造性と画家の創造性を深められた時間意識に結びつけとあるから
まんざら詩的であることも妥当なのかなと
521吾輩は名無しである:2014/07/22(火) 21:27:15.82
スウェーデンなんちゅう文学後進国のアカデミーの連中に何がわかるのか
522吾輩は名無しである:2014/07/22(火) 21:32:35.48
たいした自信だね
523吾輩は名無しである:2014/07/23(水) 00:44:59.79
ジュネの小説は詩的だと思う。シモンは違う。
524吾輩は名無しである:2014/07/23(水) 12:30:06.23
「そのひとつはほとんど家に触れんばかりで夏など開け放した窓のまえに腰かけて
夜おそく勉強しているとぼくにはそれが見えるのだった。」
これは『歴史』の冒頭だが、のちの『アカシア』の冒頭と末尾に出てくるアカシアの木
が描かれている。シモンもロブ=グリエも一種の私小説だけを書いたといえる。
525吾輩は名無しである:2014/08/02(土) 11:22:29.28
ヤフオクで盲たるオリオン1620円で出てたのか…
526吾輩は名無しである:2014/08/13(水) 21:43:37.41
夏になると、シモン『草』の生い茂る草の描写を想起する。
527吾輩は名無しである:2014/08/14(木) 01:22:00.37
遥かな尾瀬
水芭蕉♪
528吾輩は名無しである:2014/08/17(日) 20:07:16.65
古本屋で買って数年読まずにいた『アカシア』を読み始めた
『農耕詩』より読みやすく感じる
ゆっくり読んでいこう
529吾輩は名無しである:2014/08/18(月) 17:23:00.39
「アカシア」は読みやすい。これが読めないと、シモンは全滅だ。
530吾輩は名無しである:2014/08/18(月) 17:40:33.40
興味あるんだがナボコフとどっちが面白い?
531吾輩は名無しである:2014/08/18(月) 18:18:48.57
ナボコフはシモン嫌いそうだな 何となく
532吾輩は名無しである:2014/08/18(月) 18:32:12.99
ナボコフもシモンも俺にはどちらも面白い。読む人の感性次第だろう。
ナボコフは作家の好き嫌いがはっきりしているが、俺は彼の好みに左右されることはないな。
確か、ロブ=グリエは好きで、フォークナーが嫌いだったはず。
シモンに関しての言及は目にしたことがない。
533吾輩は名無しである:2014/08/18(月) 22:37:31.04
ファン層が被ってる気がしたから気になってるけど
フォークナー臭がどうもね…
短めだし読んでみるかな
534吾輩は名無しである:2014/08/19(火) 16:26:07.72
現代日本においてシモンを読む人間はそれだけで百点満点だ。
535吾輩は名無しである:2014/08/22(金) 16:02:44.77
来たーーー!!!

ed. azert
@editions_azert

クロード・シモン『アカシア』が新装復刊。平岡篤頼訳、白水社、2014年9月予定。
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=08403
536吾輩は名無しである:2014/08/22(金) 19:04:10.58
>>535
ちょうど読みかけだが、喜ばしいニュースだな
1日30ページ程度のペースで読んで
200ページまで来た
537吾輩は名無しである:2014/08/22(金) 23:51:41.21
4000円近い定価だが、お前たち、今度こそ買い惜しみせず、発売直後に買えよ。
そして、すぐには読まず、店頭から消えた頃、おもむろに書棚から本を取り出すのだ。
再度の品切れに新たな若いシモンの愛読者が復刊を願うのを横目にしながら、読む。
「彼女たちは村から村へと、それぞれの村…」そこでは至福の時間が流れるだろう。
538吾輩は名無しである:2014/08/23(土) 00:58:03.83
ふざけんなww
2週間前に5000円出して買ったばっかだわwww
でもまぁよろこばしいこっちゃ
539吾輩は名無しである:2014/08/23(土) 01:24:54.65
デリダの『プシシェ I』を10K出して買った俺は「4Kか、安いな」と思ってしまった
感覚が麻痺しとる
540吾輩は名無しである:2014/08/23(土) 19:06:37.73
>>538
それは気の毒だったね
間が悪いというか

しかし、白水社は版切れ、復刊を繰り返してるから
待っていればいずれは買えると思ってもいいね

俺は『フランドル』や『3枚続き』など
前回の復刊のときにすぐ買ったよ
541吾輩は名無しである:2014/08/25(月) 19:15:11.61
『アカシア』読了
精密な描写であるがゆえに、当初は判別しがたい個々の状況が
読み進めるにつれて明確になってゆくさまがおもしろい
この読み心地はシモンに独特で
読みにくさを超えてやみつきになる

調子に乗って以前挫折した『三枚つづきの絵』を読み始めたが
なかなか読みづらい
冒頭を読む限りひとつひとつのセンテンスは
『アカシア』のものよりはるかに短いが
即物的な描写の連続で、慣れるのに苦労しそうだ
542吾輩は名無しである:2014/08/30(土) 21:03:59.12
『三枚つづきの絵』読了
250ページ程度だが、読むのに苦労した
(苦労のしがいはあったけれども)

『歴史』『ファルサロスの戦い』など
買ったものの未読だったシモンの小説を一気に読むつもりだったが
休憩しないと読めそうもない
しばらく他の作家を読んで、一息つくつもりだ
543吾輩は名無しである:2014/08/31(日) 10:39:46.51
シモンでは『歴史』『ファルサロスの戦い』『農耕詩』が難物。
544吾輩は名無しである:2014/09/05(金) 05:26:59.71
解説を読む限りでは『歴史』は五十歳ぐらいの男の1日のできごとを描いて…
いるらしいのだが…
それだけでも読んで理解できたひといる?
545吾輩は名無しである:2014/09/11(木) 12:24:11.63
シモンのような作家が出てくることは未来永劫ありえないですね
真似たり似せたりすらできない
日本で例えるなら大友克洋
546吾輩は名無しである:2014/09/11(木) 12:26:51.30
大友克洋はめちゃくちゃ影響力大きいだろ
547吾輩は名無しである:2014/09/11(木) 13:17:47.23
>>544
無理。何が書いてあるのかすらよく分からんのだから。
「あるいはむしろめまいをおぼえたときとか飲みすぎたときつまり目にみえる世界がいつものあの身近な安心させる
(というのは実は人がそれを見ることはないからだが)相貌を失っていればあなたがたから離れてしまい、なんとなく
こわいようなそれまで見たこともなおような外観を突然呈するときのようで、…」
こういう文章を延々と書き続ける精神力は並大抵のものではないことは確かだ。
548吾輩は名無しである:2014/09/11(木) 13:20:27.00
>>547
一部訂正
見たこともなおような外観→見たこともないような外観
549吾輩は名無しである:2014/09/13(土) 15:32:06.11
農耕詩買った
550吾輩は名無しである:2014/09/14(日) 21:01:08.96
シモンのものは揃えることにした
551吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 00:39:14.13
>>550
刷ってない作品が多いから収集たいへんそうですね
ガンバレ♪
552吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 07:06:36.54
既刊のものはだけです
553吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 07:14:29.43
既刊のものだけです 訂正
554吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 15:04:56.68
既刊の翻訳本でも五六冊あるだろう
そんだけ読めば十分だよ
555吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 15:37:03.94
10冊ある。
556吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 16:55:08.92
八冊かな
あとは作品集
557吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 17:03:48.48
フランドルへの道
歴史
ファイサロスの戦い
三枚続きの絵
ルパラス/ペテン師/風
農耕詩
路面電車
アカシア
558吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 17:05:22.76
それだけ読むのにも大変だよ
なんせシモンだからね
559吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 17:48:09.66
おれはフランドルへの道しか読んでないけど
揃えることにしたよ
近年こんな小説は読んだことがなかったので
身震いした
560吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 21:57:45.97
>>557
新潮社の2冊が抜けている。「草」と「盲いたるオリオン」
561吾輩は名無しである:2014/09/15(月) 22:11:13.56
草なんてどこでも売ってませんね
562吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 00:11:41.64
『草』は現代フランス文学13人集の第4巻所収。
『盲いたるオリオン』はちょっと大きな画集のような版型だった。
後者が稀少で、自分は10冊中これだけ所有していない。
563吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 01:11:45.31
既刊されてるものだけといっても、結局フランドルや三枚つづきやル・パラスやファルサロスは古本で集めなくちゃいけないから大変でしょう
ってそういう話
564吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 01:19:02.40
今は古書もネットで買える便利な時代になったが、1990年前後にシモンを集めた時は
古書店巡りを繰り返さないといけなかったから、大変だったな。
565吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 01:21:56.31
ああ後歴史もあった
566吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 05:49:59.35
567吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 16:39:56.12
植物園誰か訳してくれないかな
568吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 18:15:37.66
朝吹推薦か
結構読書家なんだな
569吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 18:23:45.56
味噌の訓練にはいいよねシモンは
570吾輩は名無しである:2014/09/16(火) 18:58:36.93
金井美恵子にしろ、朝吹にしろ
帯文いらないと思うけどなあ
しかし、金井の方がまだなしだったな
571吾輩は名無しである:2014/09/17(水) 12:01:14.90
過去白水社が7冊も翻訳を出しているんだな。
この出版社がなかったら、シモンを楽しむことができなかったわけだ。
572吾輩は名無しである:2014/09/17(水) 17:40:21.67
現代フランス文学13人集4ゲット
これで十冊揃えたことになるねヤホー
573吾輩は名無しである:2014/09/17(水) 18:46:17.72
>>572
揃えるだけで満足せず、ちゃんと読もうね。
574吾輩は名無しである:2014/09/17(水) 19:27:33.25
そうですね
575吾輩は名無しである:2014/09/18(木) 07:43:45.73
『ベレニスの髪』"La Chevelure de Bérénice", 1984年
松浦寿輝訳 「新潮」1988年四月号 新潮社、1988
576吾輩は名無しである:2014/09/18(木) 10:12:43.53
>>575
単行本化されてないね。
577吾輩は名無しである:2014/09/18(木) 19:20:36.01
たしかすごく短いやつでしょ
それだけだと本にできないくらいの長さだったと思う
578吾輩は名無しである:2014/09/19(金) 18:04:07.80
フランドルへの道を読んでシモンが好きになった
しかし古本がない
いつも遅れている
579吾輩は名無しである:2014/09/21(日) 01:35:48.28
出てるやつから好きな作家見つければええやん
そうすればもう遅れなくてすむ
580吾輩は名無しである:2014/09/21(日) 09:43:32.23
アカシア復刊の表紙かっこいい
581吾輩は名無しである:2014/09/21(日) 13:53:21.23
残り13人集だけだ
582吾輩は名無しである:2014/09/21(日) 14:51:18.35
ま、いいか
583吾輩は名無しである:2014/09/21(日) 20:23:25.92
シモンはセックスなんかも明示的に描写してるよね
584吾輩は名無しである:2014/09/21(日) 21:35:56.53
結構露骨に
585吾輩は名無しである:2014/09/21(日) 21:47:13.84
そこがシモンのいいところさ
586吾輩は名無しである:2014/09/22(月) 09:52:53.23
シモンはバックがお好き
587吾輩は名無しである:2014/09/22(月) 10:05:33.78
『植物園』の翻訳出して下さい
588吾輩は名無しである:2014/09/22(月) 15:25:37.15
それにしても古本屋から連絡来ないな
やってないのかな
589吾輩は名無しである:2014/09/22(月) 16:23:50.82
植物園読みたいですね
590吾輩は名無しである:2014/09/24(水) 02:10:39.61
処女作『ペテン師』の後、『風』の前の数作が未訳だよね。
591吾輩は名無しである:2014/09/25(木) 10:15:28.57
『アカシア』発売日あげ
592吾輩は名無しである:2014/09/25(木) 10:47:51.53
もう古本で手に入れました
593吾輩は名無しである:2014/09/26(金) 10:23:05.43
『ペテン師』と『風』と『ル・パラス』収録の『集英社版 世界の文学 23 シモン』
『草』収録の『現代フランス文学13人集 4 ビュトール ■ ブランショ ■ シモン』

ゲット
594吾輩は名無しである:2014/09/28(日) 11:30:54.05
>>590
シモンの作風が確立したのは『風』(57)からだからいらないんじゃない
595吾輩は名無しである:2014/09/28(日) 23:34:03.59
『導体』も未訳だな。
596吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 00:54:12.38
L'ACACIA
なのか
L'ACASIA
なのかどっちなんだ
597吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 06:16:19.90
>>566
あーあ白水社やっちまったな
598吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 08:54:51.03
>>596
わろた
ふらんすとか出してる出版社でしょーに
599吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 09:45:40.88
L'ACACIA です
600吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 14:48:41.87
まぁ発売時にはデザイン直ってる(あるいはカバーだけ差し替え)ということもあるから(震え
601吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 16:53:51.54
間違いバージョンにはプレミアがつくかも
602吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 18:40:04.59
白水社なのに、なのか
白水社だから、なのか
603吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 19:15:24.10
装丁者のミスでしょ
編集者のチェック洩れミスもあるけど
604吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 20:23:54.71
もうこの装丁で本屋に並んでたけど…
605吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 21:27:01.17
すでに発売されているのなら
装丁者のせいではなく編集者の責任だろうな
606吾輩は名無しである:2014/09/29(月) 23:55:26.30
旧版の表紙カバーにでかでかと原題書いておきながらこれかよwww
607吾輩は名無しである:2014/09/30(火) 18:58:52.93
これはひどいな
俺が責任者だったら、気づいた瞬間、目の前が真っ暗になると思うな
血の気が引いてしまう
608吾輩は名無しである:2014/09/30(火) 19:56:59.26
新橋古本まつり
期間2014/09/29〜2014/10/04
場所新橋駅前SL広場

今日↑行ってきたら「盲いたるオリオン」2500円であったよ
ほしい人いってくれば。
609吾輩は名無しである:2014/09/30(火) 23:16:27.46
いつまでも引っ張るのは悪い気もするが、
表紙の原題の綴りが間違っている本は家に置きたくないな
手に取る度に少し恥ずかしくなりそう

まさかカバーを外したら、
中心にL'ACASIAと青い文字かなんかで入っていたりしないだろうね
610吾輩は名無しである:2014/09/30(火) 23:19:38.67
>>609
カバーを外すと、アカシアの木の絵があって、小さめにL'ACASIAと書いてある
扉のページにもL'ACASIA だ
611吾輩は名無しである:2014/10/01(水) 01:13:51.64
>>610
すげーな
ロッテじゃなくてロッチみたいな
ばったもんですやん

作者名はちゃんとシモソじゃなくてシモンになっているか
612吾輩は名無しである:2014/10/01(水) 05:40:33.50
旧版もってるから新装版かうつもりはないんだが
表紙の絵ってシモン自身の絵だよね?

旧版の訳者解説部分にもシモンの絵が掲載されてたが
シモンの絵を表紙にもってきたのなら
その点は良いアイデアだと思うんだよな
若い頃、画家を目指してただけあって、いい絵だしね

ただ、原題まちがえたのは致命的なミスだったな
613吾輩は名無しである:2014/10/02(木) 16:27:00.71
フランス語のできない編集者だったんだね。
614吾輩は名無しである:2014/10/02(木) 16:58:47.71
叱られているでしょうね
615吾輩は名無しである:2014/10/02(木) 20:08:08.98
新版は全国の仏文学者の元にも贈呈されていることだろうな
平岡氏がいた早稲田なんかでは噴飯ものじゃないの

まあとっとと回収して改訂版を出してくれりゃいいんだけど
もう進んでいるのかな
616吾輩は名無しである:2014/10/02(木) 20:32:32.88
白水社は誤植で有名でしょ
617吾輩は名無しである:2014/10/02(木) 21:03:24.08
>>608
行こっかな。他に良さそうなのあった?
618吾輩は名無しである:2014/10/03(金) 16:29:49.62
あの絵はシモンの絵なんだ
書店で手に取ってしばらく眺めていたよ
619吾輩は名無しである:2014/10/03(金) 18:20:14.43
日本でシモンの絵画展なんかやってほしいね
高行健のも
620吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 06:33:54.95
『アカシア』買ったどーーー
誤植なんて気にしない
621吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 11:20:26.14
挫折しないでね
今日も本屋いってシモンの絵をみてきた
いいね
622吾輩は名無しである:2014/10/04(土) 20:11:27.28
装画は漆原冬児ってカバーに書いてあるけど?
623吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 19:39:54.38
624吾輩は名無しである:2014/10/06(月) 19:57:05.43
!どころじゃないw

「高いけどシモンの復刊本買っちゃった!挿画も本人!最高だぜ!」

「え…L'ACASIAって間違いなの…シモンが描いた絵でもないの…(表紙を破く)ああっ、本体にもL'ACASIAが!シモンじゃない人の絵が!」

※個人的には漆原さんの挿画で良いと思います。
625吾輩は名無しである:2014/10/07(火) 13:47:06.10
俺も装画好きやで
わざわざ見に行く気持ちもわかる
626吾輩は名無しである:2014/10/07(火) 17:58:23.70
フランドルへの道を読む限り描写の鬼だねシモンは
627吾輩は名無しである:2014/10/11(土) 07:42:03.79
ヲカザキ! @suguyokoninaru · 21時間 21時間前
すでに評価の定まった作家の名前を挙げればそれが文学を語ることになる、と
思っている人間を批判する資格が自分にあるのかどうかわからないけど

ヲカザキ! @suguyokoninaru · 21時間 21時間前
数年前、とある一箱古本市に出店した際、並べてある他の本にはいっさい目
もくれずに『三枚つづきの絵』とか『アカシア』だけをスッスッと抽きとり、
クロード・シモンは素晴らしい作家だね、などと言いながら買っていった中
年男がいたのは心底呆れ、こいつは本当の馬鹿だな、と思った。
628吾輩は名無しである:2014/10/11(土) 13:20:23.48
すでに評価の定まった作家の名前を挙げればそれが文学を語ることになる、と思っている人間を批判するのと
すでに評価の定まった作家を批判するのは違うからな
この人はシモンを批判してるんだかシモンファンを批判してるんだか判らん
629吾輩は名無しである:2014/10/11(土) 14:07:03.93
シモン好きとか言ってる気取りきったクソみたいなスノッブ野郎はぶん殴りたい!と言えばいいのに回りくどいんだよ
630吾輩は名無しである:2014/10/11(土) 14:14:53.97
シモンの本を買う際にシモンが素晴らしいと言うとこんなこと思われるとか古本市怖すぎ
631吾輩は名無しである:2014/10/11(土) 14:42:33.80
たまたまシモンが好きで客として買ったらこんな悪し様に言われるなんて可哀想だな
文句つけるなら出品しなければいいのに
そもそもシモンの本を売っ払うなんてもったいない
632吾輩は名無しである:2014/10/11(土) 16:36:12.20
草は買おうか迷っている
6331989年10月:2014/10/11(土) 20:29:30.05
若き日、東京で行われたクロード・シモン氏の講演会に行きました。

『言葉に働きかける者は言葉から働きかけられる。』

氏の語りかけた一節を思い出します。
634吾輩は名無しである:2014/10/12(日) 01:47:52.31
自己顕示欲のためにバカッターで本当の馬鹿とやらを晒すことに利用されるシモンが可哀想
635吾輩は名無しである:2014/10/12(日) 13:48:36.19
まあ「すでに評価の定まった作家の名前を挙げればそれが文学を語ることになる」と思ってる人間がいるのと同程度に
「すでに評価の定まった作家の名前を槍玉に挙げればそれが文学を語ることになる」と思ってる人間も往々にしているよね
636吾輩は名無しである:2014/10/13(月) 17:30:22.70
アカシアってフランドルより読みやすい?
637吾輩は名無しである:2014/10/13(月) 20:37:51.08
読みやすい。
638吾輩は名無しである:2014/10/13(月) 23:26:03.86
ありがとう
読んでみる
639吾輩は名無しである:2014/10/22(水) 14:22:21.67
シモンの執拗な描写に慣れてくると、バルザックの描写なんてどうってことないね。
640吾輩は名無しである:2014/10/22(水) 15:56:35.11
面白いのはバルザック
641吾輩は名無しである:2014/10/23(木) 13:19:59.72
『農耕詩』と『アカシア』が売れないと白水社が『植物園』の翻訳出してくれないよ
みんな買おう
そして読もう
642吾輩は名無しである:2014/10/23(木) 17:42:13.18
蓮實重彦曰く「シモンはプルーストとジョイスの後継者」
643吾輩は名無しである:2014/10/24(金) 13:42:30.43
シモンを読破すれば大抵の小説は面白く読めるようになる
644吾輩は名無しである:2014/10/24(金) 14:34:04.60
シモンは難しい
645吾輩は名無しである:2014/10/24(金) 17:48:10.48
ヌーボーロマンて結局行き詰まったんだね
646吾輩は名無しである:2014/10/25(土) 06:46:07.22
書ける才能がある人がいないからな
ピンチョンみたいなのは真似し易いけどヌーヴォー・ロマンは真似すら出来ない
647吾輩は名無しである:2014/10/25(土) 09:58:08.59
>>645
別に行き詰ってはいないさ。作家たちが年老いただけ。
残した作品は立派ななものだ。
648吾輩は名無しである:2014/10/25(土) 16:06:27.11
ラテンアメリカのマジックリアリズムは現在に至るまで多くの模倣者を生んだ
ヌーヴォーロマンはその模倣不可能性によって途絶えた
649吾輩は名無しである:2014/10/27(月) 00:56:14.00
ヌーヴォー・ロマンは純文学の行き着いた果てで、これより先鋭的な文学流派は望めない。
だから、物語性が復権してきたわけだ。
650吾輩は名無しである:2014/10/27(月) 22:19:47.69
ヌーヴォーロマンも素敵だけどラテアメは今読んでも面白いからあれで正解だったんだな
651吾輩は名無しである:2014/11/01(土) 11:05:32.30
ホンゴウ ヒトシ
本郷 均 工学部 人間科学系列(工学部) 教授
■ 標題
メルロ=ポンティ「クロード・シモンに関するノート」(翻訳)
■ 概要

単著 『現代思想 臨時増刊 メルロ=ポンティ』 青土社 2008/12
652吾輩は名無しである:2014/11/01(土) 11:30:26.23
メルロ=ポンティからクロード・シモンへの手紙
Lettre de Merleau-Ponty à Claude Simon, 23 mars 1961
http://fabienrothey.hautetfort.com/archive/2013/02/18/lettre-merleau-ponty-claude-simon.html
653吾輩は名無しである:2014/11/01(土) 11:32:25.90
岡和田晃@神保町東京堂書店でフェア開催中 ‏@orionaveugle 2012年2月11日
クロード・シモンの『農耕詩』を入手。何年待っただろうか!シモンは
わが最愛の作家の一人であり、目の前に現実を構成している多層的な要
素を「意識のスクリーン」(メルロ=ポンティ)として、記憶を積み重
ねて執拗に描写していくことで、神話的な深層を鋭く抉り取る。
654吾輩は名無しである:2014/11/01(土) 22:49:23.34
佐々木 敦 (批評家、早稲田大学学術院教授)
渡部 直己 (文芸評論家、早稲田大学学術院教授) 
読むことのはじまりに向かって?
http://www.youtube.com/watch?v=TQgzTlZGJIY&list=UUwApDIyzjPb16_y2dsxKnXQ
655吾輩は名無しである:2014/11/07(金) 00:43:21.54
sato @SatoYuichiro · 30分 30分前
クロード・シモン『風』はドストエフスキー『白痴』のパロディで主要な物語
はアントワーヌ・モンテスという「白痴」を中心に展開。その点は明快だが主
筋とは一見無関係な描写が随所に過剰に盛り込まれる。後年のシモン作品では
視覚的な描写の量が物語的な叙述を凌駕するがそういう作者の姿勢が既に明瞭
656吾輩は名無しである:2014/11/10(月) 11:41:39.13
俺は発表後三十年を経ていないテクストは原則として手に取らない主義
そういう本しか俺は信用しない
現代文学を信用しないという訳じゃないよ
俺は時の洗礼を受けてないものを読んで貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ
人生は短い
657吾輩は名無しである:2014/11/10(月) 17:59:03.44
永沢さん乙
658吾輩は名無しである:2014/11/10(月) 19:41:26.97
永沢は死後三十年だからちょっと違う
659吾輩は名無しである:2014/11/10(月) 19:44:41.57
『アカシア』は2019年にならないと読めないのか
660吾輩は名無しである:2014/11/11(火) 19:18:03.29
ナメクジでも飲んでろ
661吾輩は名無しである:2014/11/14(金) 10:33:05.01
シモン好きの黒髪美少女が欲しい。
662吾輩は名無しである:2014/11/17(月) 17:04:44.66
663吾輩は名無しである:2014/11/24(月) 11:24:18.04
ヌーヴォー・ロマン、その中でもなかんずくシモンは純文学の到達点
664吾輩は名無しである:2014/12/03(水) 05:49:37.09
岡和田晃@「すばる」12月号に批評新作 @orionaveugle · 11月29日
月末に出る「季報 唯物論研究」第129号の映画特集に、
「アラン・ロブ=グリエ『グラディーヴァ マラケシュの裸婦』――夢からさえも拒絶され」
http://kiho-yuiken.jimdo.com/ )を寄稿いたしました。象牙の塔にこもらない硬質の思想誌です。ぜひサイトからご購読の申し込みを。
665吾輩は名無しである:2014/12/03(水) 09:05:52.88
>>659
なんで?「アカシア」もってるよ、読んだからあげようか?
666吾輩は名無しである:2014/12/21(日) 13:12:47.82
age
667吾輩は名無しである:2015/02/12(木) 06:58:59.73
ファルサロス読んでる
668吾輩は名無しである
アカシアを読んでの感想期待してたけど、誰も書かんね…