2 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/12(日) 19:25:07
2ゲト
3 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 02:00:32
『夜の果てへの旅』『なしくずしの死』は読んだ。特に後者にはしびれた。
亡命三部作も持っているが、なかなか読むチャンスがない。
・・・!好きにはたまらないがね>亡命三部作
セリーヌ評価してるやつとか馬鹿でしょ。
この人の読者ってブコウスキーをパンク(笑)とか言ってるのと同レベルの屑だと思う。
亡命三部作も文庫化してほしいね。
8 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 00:50:04
何でも文庫化すりゃいいってもんじゃない。
んなこといったって国書の全集高過ぎぜよ。
あと手触り気持ち悪いぜよ。
10 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 00:58:38
セリーヌらしいじゃないか。
11 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 01:06:04
筑摩大系からもかつて亡命三部作出たけど、あれも確か1万くらいしたな。
12 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 01:18:56
語ろうにもネタがないな。
実はセリーヌとプルーストってよく似てるんだと思うんだが。
13 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/22(水) 01:23:33
どこが?フランス語で書いたところじゃないよな?
セリーヌと反ユダヤ主義について議論して
中公文庫の夜の果て
臭くないか?
凄く臭いがきついんだが
俺も全く同じ事思いながら読んでた
17 :
吾輩は名無しである:2010/09/23(木) 18:19:02
リゴドン♪
18 :
吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 01:12:14
りごどんどん、りごどんどん、りごどんどんどん♪
(木村カエラ風にw)
19 :
吾輩は名無しである:2010/09/24(金) 02:09:05
北だろ、やっぱり。
20 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 11:40:39
21 :
吾輩は名無しである:2010/10/06(水) 22:44:28
出て行け! この悪党めが! 貴様も莫迦な、嫉妬深い、猥褻な、図々しい、
うぬ惚れきつた、残酷な、虫の善い動物なんだらう。出て行け! この悪党めが!
22 :
吾輩は名無しである:2010/10/09(土) 21:54:21
亡命三部作国書版持っている人は手を挙げて。
24 :
吾輩は名無しである:2010/10/09(土) 23:54:50
この本、読むのに疲れない?
なにか読みづらいんだ。
なんだかとっても眠いんだ……
>>24 そりゃこの立ち飲み屋でとなりから聞こえてくるエリート崩れ
のおやじの繰言みたいな文体が延々続くからな。
後活字が(今どきととしては)小さいし。
(成立背景が暗すぎることは別にして)
27 :
吾輩は名無しである:2010/10/10(日) 01:36:41
どこの飲み屋だって?
28 :
吾輩は名無しである:2010/10/18(月) 11:18:27
29 :
吾輩は名無しである:2010/10/24(日) 18:21:21
30 :
吾輩は名無しである:2010/10/24(日) 23:10:58
『北』読みたいなあ。
公式の、栄光の、麗しい文学を捻り潰せ。憎悪と憤怒
を理論と解釈に閉じ込める、消毒業者と検閲官、学者、
政治屋どもを捻り潰せ。人類の輝かしい未来と、世界の
理想、美しき理念の尻の穴を、安全靴で蹴り潰せ。退屈
と道徳の染み込んだ奴らの屍の上に、反吐を吐き汚辱と
歓喜のリズムで踊れ。
「筑摩世界文學大系 80 セリーヌ」復刊してくれ。
『城から城』、『北』、『リゴドン』の「亡命三部作」が一冊に収まってるんだよな。
33 :
吾輩は名無しである:2010/10/31(日) 23:32:59
あれ出た時、高かったぞ。それでも買う?
以前古本で7千円で売ってたんだよなー。
買っておくべきだった。
国書版で揃えれば古本で1万位で揃うんじゃないか。
三段組はよみづらい
いっそ文庫で出してほしい
36 :
吾輩は名無しである:2010/11/01(月) 00:13:48
俺は国書版を古本で揃えた。全部で確か7〜8千円くらいだった。
俺は図書館で借りたな
38 :
吾輩は名無しである:2010/11/01(月) 01:49:47
俺は友達から借りたな。わりい、まだ返してなかったわ。
で、亡命三部作って面白いの?
40 :
吾輩は名無しである:2010/11/01(月) 23:54:50
もう、めちゃくちゃな
41 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 01:43:02
これは文庫にせず、ハードカバーだけにしてもらいたい。
42 :
吾輩は名無しである:2010/11/04(木) 01:29:55
筑摩版三部作、今アマで3万で売ってるぞ。
高坂訳以外の選択肢がほしい。
自分で翻訳すれば?
45 :
吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 11:59:01
『なしくずしの死』の滝田文彦訳はよかった。
高坂和彦訳って、どうなの?
46 :
吾輩は名無しである:2010/11/06(土) 12:10:59
セリーヌも最近読んでないなあ。
読みたいけど、他に読む本がいっぱいあるし。
人生の残り時間が短いから、読みきれない。
働かなくて済むなら、もっと読めるんだが。
47 :
吾輩は名無しである:2010/11/08(月) 02:15:51
初めてセリーヌ読みましたが、素晴らしいですね、とても読みやすいし。
どんなひねくれた人間像を描くのかと読む前は思ったが、主人公(バルダミュ)は非常に控えめな人物だったので意外でした。
ロバンソンの死体を運ぶくだりでゴーリキーの「読者」と同じ思想が語られていて自分もゴーリキー好きなので嬉しかった。
48 :
吾輩は名無しである:2010/11/09(火) 00:53:03
貧乏人の味方で、心根の優しい偽悪家です。…を多用した文体から醇乎一徹な
ポエジーをにじませるのは余人の追随を許さぬ芸術家の業です。
金持ちのユダヤ人…
50 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 12:38:21
ゴダールの「気狂いピエロ」を見ていたら、セリーヌの名前が出てきて驚いた。
51 :
吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 01:30:04
移ろいゆく魂よ!
52 :
吾輩は名無しである:2010/11/17(水) 01:44:14
セリーヌのバッグが欲しい。
53 :
吾輩は名無しである:2010/11/17(水) 02:55:11
「筑摩世界文學大系 80 セリーヌ 新訳」『城から城』、『北』、『リゴドン』
ピンクのカバーのしてある本を持っているんだが売ったら高く売れるのかな?
箱も本体もほとんど手付かずの状態でかなり綺麗なんだが・・・
54 :
吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 00:35:11
オークションにかければ。
55 :
吾輩は名無しである:2010/11/27(土) 09:51:02
56 :
吾輩は名無しである:2010/12/09(木) 06:19:30
眶を
58 :
吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 09:21:23
59 :
吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 13:36:05
亡命三部作欲しいー
60 :
吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 23:17:45
>>53 売れるわけないじゃん
お前その本高い金出してまで欲しいと思うか?
背鳥のプレ値に騙されてんじゃねえよカス
61 :
吾輩は名無しである:2010/12/19(日) 23:46:01
また荒らしが湧いた
タダでも要らないなあ
「筑摩世界文學大系」はたまに増刷するから筑摩のホムペを時どきチェックしておくがよろし。
64 :
吾輩は名無しである:2010/12/21(火) 01:09:52
タダでもいらないって、あんたセリーヌファンじゃないだろ?
2冊も要らないなあ
2冊持ってたら1冊売れるじゃないか
売った金で3冊目が買えるならそうするけどなあ
68 :
吾輩は名無しである:2010/12/29(水) 18:28:42
おモロイ
70 :
吾輩は名無しである:2011/01/17(月) 05:45:14
71 :
吾輩は名無しである:2011/01/31(月) 01:48:37
ギニョルズバンドU最高
ここまで誰も語らないんだから、全集が文庫化されないのも納得だな・・・。
祝文庫化
75 :
吾輩は名無しである:2011/02/02(水) 02:01:40
光文社文庫のトロツキー人物論集にセリーヌ入れてほしかったな
76 :
吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 00:57:06
文庫化反対。
全集買っちまってるよ。
オーウェルとセリーヌって、思想的には正反対だが、「夜の果てへの旅」の
文学的価値はオーウェルも認めてたね。 エズラ・パウンドについても
「パウンドをアメリカ政府が銃殺したら、彼の文学の価値は永遠のものと
なるだろう」といっていたが、同じセリフをたぶんセリーヌにたいしても
吐くんではないか、オーウェルは。
78 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/03(木) 01:42:06
ふむ。パウンドについてNはどういう評価を下している? 英詩は苦手なのでな。
パウンドはエリオットと同じくらい重要という評価があることはしってる。
エリオットって重要だから、それと同じくらいなら、つまりパウンドも重要
ということになるだろう。
80 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/03(木) 01:49:06
ではエリオットはどうだ?w
荒地は原文読んだことはあるが、難解ではないが分かりにくい部分は多いんだよな。
Here the impossible union
Of spheres of existence is actual,
Here the past and future
Are conquered, and reconciled,
Where action were otherwise movement
Of that which is only moved
And has in it no source of movement?
83 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 20:07:07
84 :
吾輩は名無しである:2011/02/10(木) 00:34:27
セリーヌてゴーゴリの直系だよな
85 :
吾輩は名無しである:2011/02/11(金) 16:44:39
え?まさか。
ゾラの直系だよ。
ぞらそーだ。
87 :
吾輩は名無しである:2011/02/19(土) 23:06:16.14
全集、亡命三部作以外でおすすめありますか?
88 :
吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 07:33:23.58
旅の「踊りながらあの世へ退場」ていう一文が、人生の指針になっている。ええじゃないか、にも繋がる狂喜。
こういうやつとは関わりたくないな。
91 :
吾輩は名無しである:2011/03/09(水) 13:18:23.14
『なしくずしの死』が良かった。
『ブリキの太鼓』が紛い物に見えるレベル。
そりゃあ、ものが違うよ。
94 :
吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 20:00:55.49
>>92 2か月前になしくずしの死読んで、今ブリキの太鼓読んでるんだが…呼んだ?w
95 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/03/31(木) 20:36:45.74
ふむ。
96 :
吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 00:12:47.00
文学のくくりでこういうやつとかドストとか読んじゃうと 日本の文学について語ることなんか何も無い気がしちゃうね 同じジャンルにいれていいのかな。例えるなら、音楽とJ-POP。
二十世紀のフランス文学はプルーストとセリーヌしか残らないだろうとフランスでも云われてる
らしいですね。
ジュネとベケット(はフランス文学なのか?)シモンも残ると想うというか残って欲しいですが。
ジュネとベケット(はフランス文学なのか?)とシモンも
です。
セリーヌはすごい。俺が言うんだから間違いない。
ユダヤ人をくそみそにけなしつつ、金のない貧乏人はただで治療する医者。
101 :
吾輩は名無しである:2011/04/28(木) 05:20:54.73
102 :
吾輩は名無しである:2011/05/07(土) 16:19:09.63
セリーヌは破滅的な人間の英雄
もっと文庫化しろよ
死体派が読みたい
当分無理。
死体派なら古本で安く買えるからそっちにしな。
全集、完成するまで凄く長くかかったよ
神田のゾッキ本屋で安くバラ売りされてたの買い集めたけど
政治パンフとかは全然面白くなかった
105 :
吾輩は名無しである:2011/05/23(月) 14:13:33.42
106 :
吾輩は名無しである:2011/06/04(土) 02:53:52.31
セリーヌage
今年から日本が破滅の年に向かうから
非常時にこそ亡命三部作は読むべき。読んでもいいことはないけど。
108 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 19:24:41.98
109 :
吾輩は名無しである:2011/07/02(土) 15:47:57.90
唐揚げするくらいなら何か書けばいいのに。
111 :
吾輩は名無しである:2011/08/13(土) 07:33:39.92
ソレルスの『セリーヌ』の翻訳出たね
面白いし出してくれる分には有難いんだが、ソレルスは小説の訳を出して欲しい。
エスプリの度合いが評論だと物足りない。
ソレルスとセリーヌのダブルネームでやっと採算取れると踏んだのでは?
ソレルスだけ、セリーヌだけ、の書籍なんて1万部はけるのにどれぐらいかかるんだか
>>114 どれだけかかっても1万部は行かないだろ
採算性…「超訳セリーヌ」…「もしも高校野球の女子マネージャーがソレルスの遊び人の肖像を読んだら」…本という物はあんな風にしないと採算が取れないわけではないんだろうけど、やっぱり、そういう理由なんだろうかね?
関係無いんじゃない?
今回はセリーヌ没後50年だから出たわけだし、ソレルスの批評なのは、名前の通りと質の良さなんだろうから。
117 :
吾輩は名無しである:2011/09/06(火) 13:54:06.90
からあげクン
119 :
吾輩は名無しである:2011/09/22(木) 07:54:38.89
ベケット
・・・が好き
122 :
吾輩は名無しである:2011/12/20(火) 12:08:09.95
ゼンメルワイス
「なしくずしの死」上下巻買いました。働くと金はあるけど時間と余力はなくなって積ん読がたまっていく。
125 :
吾輩は名無しである:2012/04/15(日) 01:35:20.90
場末で開業医、戦犯容疑で死後も出版禁止w
どこまで格好いいんだよw
若い頃は苦労したみたい家が貧しかったから
バイトの合間に勉強して医者になって無償で施してたらしい
フランス国外退去になってからも反骨心は失われてない
インタビューでカミュは好きかと聞かれたら冗談じゃないと嫌な顔をしたらしい
世の果ての旅は2ちゃんみたいな世界観が唾を吐き散らするように散りばめられてるな
いつのまに「夜の果ての旅」が「夜の果てへの旅」になったのですか
知らねえよバカしねクソ
131 :
吾輩は名無しである:2012/04/16(月) 20:28:52.29
Voyage Au Bout De LA Nuit
Journey to the End of the Night
「夜の果てへの旅」こっちのが正確だね
なるほどねえ。
ジムモリスンの例の曲はひょっとしてこの小説を意識してるかね?
詩人だったし彼
134 :
吾輩は名無しである:2012/05/18(金) 19:18:38.80
N・S「人間はせこい。底無しのせこさを抱えて生きている。」
起きてカフェに行こうぜフェルディナン!
>>135 おめぇが出てくるといきなり下世話になるな
誰かトロツキーの評論「セリーヌとポアンカレ」読んだ人いたら内容教えてくれませんか。
(°o°:)
>>126 「カミュだって!」私に向かって手近の花瓶をたたきつけんばかりの剣幕で、
「カミュだって!」呆れたような口調で繰り返し、
「奴はクズだ......お説教屋だ......年がら年じゅう民衆に向かって何はいい、
何はいかん----何をしろ、何をするなと言いつけてばかりおる......
結婚しろ、結婚するな......そんなことは教会のやることさ......奴はクズだ!」
セリーヌ会見記 ロバート・ストロンバーグ
セリーヌたん…
異邦人のラストなんかはセリーヌには我慢ならないのかねw
教誨師相手にまくしたてる場面。俺は好きなんだが。
142 :
吾輩は名無しである:2012/09/08(土) 01:16:26.44
死ぬと云うことは偉大なことなので
ベルンハルトも「カミュはお説教屋のクズ野郎だ」って言ってたらしいね。
144 :
吾輩は名無しである:2012/11/01(木) 13:45:03.07
保守。
「嘔吐」の冒頭にはセリーヌが引用されてなかったっけ?
『嘔吐』の冒頭は「教会」
聞いた事ありません…
おれもジークマリンゲン城にこもりたい。
夜の果てへの旅はだんだん幻想小説を読んでる気分になってくる
150 :
吾輩は名無しである:2013/01/06(日) 18:17:47.41
『なしくずしの死』を読みました
すごく面白くて、作者に興味を持ちました
『セリーヌ伝』フレデリック・ヴィトゥーを買うか、ちょっと高いし迷ってます
買った方がいいでしょうか?
151 :
吾輩は名無しである:2013/01/07(月) 15:24:25.18
>>150 人に依存せずに買いたきゃ買えばいいだろ。
152 :
吾輩は名無しである:2013/01/08(火) 01:11:59.19
夜の果てへの旅は戦争のところとニューヨークへ行くところと医者のエピソード以外面白くなかった
>>152 人に依存せずに買いたきゃ買えばいいだろ。
「ユリイカ」誌でセリーヌ特集やってくれないかな。
最近のユリイカの特集は
蜷川実花とか貴志祐介とか角田光代とか
やくしまるえつことか、そんなんだぞ
日本の社会全体が劣化してるからな
団塊が社会とを主導した90年代以降特に目に見えて酷い
まだあったのか
何年か前にジュネ特集やったよね
売れるためならなんでも企画する
エヴァですら特集していたくらいだから、推して知るべし
伊達得夫も草葉の陰で泣いてるなあ。
保守。
セリーヌもマレ地区とかで「ユダヤ人を燃やせ!」とか在特会みたいにデモしてたのかな
セリーヌはユダヤ人の大金持ちが嫌いだっただけなんでないの?
特定の階層だけじゃなくてユダヤ民族全体を憎悪、攻撃した故にあれだけ糾弾されたのかと思った
政治パンプレのたぐいは読んだことないから実のところはよく分からないけど
ユダヤ人批判自体がご法度だからねえ。パレスチナ問題とか明らかにユダヤ人が間違ってるのに
マスコミでは「パレスチナ過激派」の「テロ」と戦う「正義のイスラエル」って文脈じゃないとダメ
実の所はイスラエル軍による虐殺なわけでしょ。
ムードンに移るとわたしはすぐに家でクラシック・ダンスと民俗舞踊の教室を開きました。
自分のメトードを伝えたかったのよ。そうしたら口伝えに聞き知ってすぐに生徒が来始めた。
最初がロジェ・ニミエで、彼がお客を紹介してくれた。たとえば当時の『フィガロ』の社長の奥さんとか。
続いてすぐに女優や、作家や作家の奥さんたち。
フランソワ・クリストフ、ジュディット・マーグルとその妹さん、マルセル・エメの娘さん、
レイモン・クノーの奥さん、フランソワーズ・ファビアン、とてもきれいな人だったけどこの人は
習いもしないでスペイン舞踊をしたがるの。
クリスティーヌ・アルティノー。シモーヌ・ガリマール。もう忘れてしまったけどほかにもたくさんの人が通って来たわ。
アルベール・カミュもよく来たわ。彼は生徒の一人、女優のジュディット・マーグルの妹と恋をしてた。
わたしたちはお嬢ちゃん(シフォン)と呼んでたけど。ある日わたしが彼をセリーヌに引き合わせようとしたの。
そうしたら《無駄ですよ。彼がわたしのことをどう思ってるかよく知ってますからね》だって。その通りだったわ。
ロラン・バルトとか、フーコーとか、デリダとか、構造主義とか。
こういう感性の鈍い、頭の悪い手合いにかぎって、内容空疎なくせに、やたらと難解めかした文章を書きたがる。
それを頭の悪いフランス語教師連がわかったような深刻づらして有難がっているんだから、どうしようもない光景ですね。
国書刊行会の「セリーヌの作品」ですか?
第四回配本以降はとうとう監修者としてのぼくの名前をはずさせました。
ぼくが良心的見地からこれは駄目だと判定した訳文は本にしないという最初の約束だったんです。
第一回配本「なしくずしの死」からクレームをつけつづけてきたんですが、なかなか要求どおり聞き入れない。
「死体派」の訳文にいたっては、とうてい活字にできるようなしろものじゃない。
それを版元は、営業ベースでどうしても刊行するといって聞かない。
もう勝手にしやがれです……男子一生の仕事が泣きますよ。
知らんが生田耕作?
この人もフランス語できなかったという噂だが…
セリーヌとジュネって似てるってよく言われるから泥棒日記を読んでみたけど、
そこまで似てなくねって思った。
セリーヌに似てると聞くのは、ヘンリー・ミラー
セリーヌは暗い、ヘンリー・ミラーは明るい、らしい
海外でセリーヌが好きだと言うと、反ユダヤ主義を肯定していると誤解されるのかどうか知りたいのだが……
河出のなしくずしの背表紙ズレ過ぎ
175 :
吾輩は名無しである:2013/09/16(月) 00:49:30.61
ジークマリンゲン城
現代に当てはめるとどこが相応しいのだろう
ホワイトハウス?
北京中華政府?
>>174 運が悪かっただけやろ
俺のはちゃんとしてるで
>>176 いや、いま並んでるやつはどの書店で見ても下巻は背表紙がズレてるよ。
最も新しく刷られた版は紙質を改善?したためこれまでの版より厚みが出たのに対して、カバーはこれまで通りのものを使用しているため背表紙がズレてしまったものと思われる。
>>177 いや単にハズレ引いただけだと思うけど
俺の持ってるのは初版だからよく分からんけど
ついでに他の河出文庫も見たけど、例えば『さかしま』(第9刷)とかもズレてないぞ
『なしくずしの死』の飜訳は河出文庫の高坂和彦訳より『集英社ギャラリー [世界の文学] 9 フランスIV』収録の
滝田文彦訳のほうがいいですよ。
>>178 いや最新のなしくずしの死の下巻だけはほんとにズレてるんすよ 信じてくださいよ
機会があったら書店で是非見てくだされ
>>180 疑ってすまんw
とりま本屋行ったときは注意してみてみるよ
>>181 見たら報告してくれると嬉しいです よろ
国書さん、はよ電子書籍リリースしてくれや
2002年の初版本はズレてなかった
俺の近所の本屋に置いてるやつもそれはもうズレまくってる
ってかよく売れてるんだな
結構大きい本屋に行かないとないよな
『夜の果てへの旅』にしてもそうだけど
>>179 あの滝田訳はいいね。あの訳で読んだからこそ感動できたといえる。
189 :
吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 03:02:17.45
190 :
吾輩は名無しである:2013/11/10(日) 01:53:39.25
ギニョルズ・バンドage
持ってるが読んでないんだよなあ。
最近ね、僕ね、持ってるなら読もうよ、ってね、思えるようになったんだ
193 :
吾輩は名無しである:2013/12/24(火) 06:55:13.39
194 :
吾輩は名無しである:2013/12/28(土) 11:38:32.50
全集?の外見がすこぶる格好いい
いいインテリアになる
なぜファシズムに惹かれていったのか
196 :
吾輩は名無しである:2013/12/28(土) 14:52:56.34
あらゆるものにのんを突き付けていたらユダヤが引っ掛かったんじゃないかな
センソウ嫌ってたみたいだし
ファシズムっていうより反ユダヤだからねっ
この人とハムスンは
破天荒な生き方を誇りにしてたら
とんでもないものに引っかかってしまったってという感じでとても惜しい
エリートでありながら常に貧困者の目線で世界を見てたから資本を牛耳るユダヤを憎んだのでしょう
でもいまでも貧民のユダヤ人の方が多いよ
おまけに差別されてるし
どんな作家でも時代からは逃れられないからな・・・と思ったが
反ユダヤではない作家も大勢いたので擁護にならなかった
似ているといわれるジュネは『シャティーラの四時間』で明かなとおり、反ユダヤではなくパレスチナ擁護派だったね
セリーヌはいずれ世界は黒人のものになると預言しています。
セリーヌもあと10年ほど生きていればブランキに行きついたのかね?
何年長く生きようがあんなふうには活躍できないだろ
つか、セリーヌとブランキは別人だから
セリーヌなりの10年後に行きついただろ
何百年長生きしようとブランキには行きつかない
ジークマリンゲン城でリゴドン踊りしたい
ところで、ギニョールズバンドって、どんな腰巻?それともバンド?
フランス語の「バンド」は、英語でいう「ボンド」だな
つまり接着剤ってこと
少しは勉強しろ
ふーん、じゃあ、ギニョールズってなに?
ギニョールズ接着剤?
210 :
吾輩は名無しである:2014/03/09(日) 08:42:42.22
age
なしくずしの死のクルシアルの人物像系面白い。
212 :
吾輩は名無しである:2014/04/11(金) 09:37:01.36
Guignol's band
グラン・ギニョール(Grand Guignol)とは、フランス、パリに19世紀末から
20世紀半ばまで存在した大衆芝居・見世物小屋のグラン・ギニョール劇場
(Le Théâtre du Grand-Guignol)のこと。またそこから転じて、同座や類似
の劇場で演じられた「荒唐無稽な」、「血なまぐさい」、あるいは「こけお
どしめいた」芝居のことをいう。フランス語では"grand-guignolesque"(「
グラン・ギニョール的な」)という形容詞は上記のような意味合いで今日でもしばしば用いられる。
ギニョール【(フランス)guignol】とは。意味や解説。《「ギニョル」とも》操り人形で、人形の胴体の中に手を入れて指で操るもの。また、それによる人形劇。
>>212 勉強になりましたm(__)m
それにしても、ちなまぐさい、こけおどしめいた、とは多義的ですね
あやつり人形ですか・・・ビィシー政権を指しているのか、ユダヤ人のことを暗示しているのか…
214 :
吾輩は名無しである:2014/05/10(土) 01:44:16.67
Rigodon, Gallimard, Paris, 1969.
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栗原裕一郎「AKBこそ文学!ぼくちゃんのドルヲタ勃起を見るがよいぞ!」
最高傑作は、「北」でしょ?
『城から城』『北』『リゴドン』が一冊に収まった『筑摩世界文學大系 80 セリーヌ』(筑摩書房)復刊してくれ
218 :
吾輩は名無しである:2014/08/04(月) 17:44:13.19
同意
『筑摩世界文学大系68』に収録されてるフラン・オブライエン「第三の警官」 は
白水Uブックスから復刊されたな
国書の夜の果てへが欲しい(´・ω・`)
装丁かっこよすぎ
版画みたいなイラストは収録されてる?
勘弁マスターは国書の全集もちくまの三部作合本も持ってたなぁ・・・
国書の『ギニョルズ・バンド』と『ギニョルズ・バンドII』と『戦争・教会 他』復刊してくれ
絶版なの?
うむ
>>217 その筑摩版が出版された時、俺は国書版でその3作を揃えたところだったので、買わなかったな。
翻訳はどっちがいいんだろうか?
227 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2014/12/14(日) 06:19:34.85
両方持ってて両方読んだが
どっちもどっち
どちらかひとつっていうなら見た目重視で国書でいいんじゃないの
夜の果てへの旅に出てくる卵うどんってなに?
カルボナーラ?