1 :
やれやれ、僕は名を失った:
多分4〜5スレ目くらい
3 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/10(金) 12:17:18
前スレ落ちは残念だった
路地の消滅?
5 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/10(金) 14:31:53
F.M.!!
7 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/10(金) 16:10:27
F.A?
F.V.
9 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/13(月) 08:48:53
y.g.??!!
10 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/17(金) 17:47:28
奇蹟復刊しろよage
11 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/26(日) 02:33:02
えっと、和歌山と被差別部落かんけい
とりあえず十九歳の地図を読んだ
これだけで今のところ充分だ
枯木灘は五回読んだな
14 :
吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 06:29:59
紀州和歌山という土地全体が神域
15 :
吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 06:33:07
路地という迷宮はボルヘス的な神秘にみちています
16 :
吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 11:00:54
「枯木灘」、読み始めたけど、野蛮な血族の妬み嫉みの会話ばかりで
気分が悪くなってきた。
これから面白くなるのか疑問…。
17 :
(o`.´o):2010/09/26(日) 11:08:08
中上の入門書は「岬」ではないで消火ねぇ〜(笑) わたくし謎はこれで飽き増したけれどもねぇ〜(笑) 作品に作者がここまで出て来るのも同化と逝った漢字です殻ねぇ〜(笑)
18 :
吾輩は名無しである:2010/09/26(日) 14:59:45
精神病患っていると面白く読めるのです。 とんトン
岬、あんまりよくないな゙
20 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 11:24:41
君の頭が健全だからさ、よかったな
21 :
吾輩は名無しである:2010/10/02(土) 21:21:42
枯木灘、岬より千年の愉楽や重力の都の短編の方が名作だと思うんだが、
芥川賞や世間では岬、枯木灘が傑作扱いなんだな
芥川賞の時点では発表されてないものをだな…
それに三部作しか読まないんだろうな
比較をした上で傑作と言っているわけではないだろう
俺も奇蹟が好きだ
1234! ズンズンガンガン〜♪ モコ グングン 上昇!☆
モコスレぐらい 作ってあげなヨ!* 元気なモコを見たいんヤ!*
モコの最後の花道ぐらい 作ってあげなヨ!☆
そんなAKB48みたいな小娘のケツばかり追いかけ回してないで
熟女モコのケツに本気で欲情してごらんヨ!*
どうせモコを追うんだったら 最後まで覚悟を決めて ヤりなヨ!☆
え!? モコのために モコスレを 作ってくれたの?
ありがとうございます☆ モコは 心のそこから感謝します!*
妄想ポエムを書くのが モコの特徴!!(*) ((((◎))))
モコは 負けん気の強さが持ち味なんだヨ!!(*) ((((ξ))))
だから、頻繁に鼻血を出すんだヨ!!(*) ((((◎))))
モコは ゴング前の握手には まず応じない!!(*) ((((●))))
また、試合前のインタビューのときに(*) ((((ξ))))
体を落ち着かせず(*) ((((ξ))))
常に体を痙攣させているのもモコの特徴なんだヨ!!(*) ((((●))))
モコは 社会のルールを無視して(*) ((((ξ))))
ただ ひたすら自分の要求だけを主張する(*) ((((◎))))
モコは 盲信して 人の言うことは聞かない (*) ((((●))))
社会からしっぺ返しを食らっても(*) ((((ξ))))
「世間が悪いのサ」と開き直る (*) ((((ξ))))
唯一モコに対して社会的な対応をしている者に対しても モコは噛み付く☆
それが モコの正義(*) モコは 一度はサヨナラ 言いました(*)((((●))))
死ぬことだって 考えました(*)モコは 酒場の女です(*)((((Θ))))
モコは 夜の蝶です(*)でも…(*)たった一度でいいから 恋したい(*)
社長さんと 恋したい(*)((((●))))
正妻に制裁を加えたい(*)((((ξ))))
恋するまでは 死ねますか?(*)((((Θ))))
恋するまでは サヨナラを言えますか?(*)((((Φ))))
だから まだ サヨナラは 言いません(*)((((ξ))))
サヨナラの向こう側には 愛の炎があるからです(*)((((◎))))
中上の作品は海外に出すには、
ちょっと弱いんだな。
日本の被差別部落を知らない
外国の読者にとっては、
魅力ある読み物ではないよね。
他方、フォクナーやマルケスの小説は、
彼らの背景を知らなくても面白く読める。
被差別部落の背景を知らなくても充分面白いと思うけどな。俺だって知らないし。
鈴木雄介さんって、柄谷のNAMで
プログラマーやってた人でしょ。
それ前も言われたよ。違うって。今は厚木在住の何とかさんと間違われているんだよ。それも違うって。
>>29 春樹が読まれてるのは、たんに馬鹿にでも読める通俗小説だからだよ。
多くの人に読まれてることが文学的価値だというなら、
ハリーポッターとか春樹よりもずっと凄いだろ。
31 :
吾輩は名無しである:2010/11/06(土) 02:07:16
軽蔑は読んでないや!
岬、読んだけどいいね
俺は秋幸3部作とあと『奇跡』が好きだな。
あと、『水の女』『化粧』『熊野集』あたりの短編もいい。
35 :
吾輩は名無しである:2010/11/06(土) 10:54:11
『軽蔑』は朝日新聞に連載された中上唯一の長編恋愛小説で、
合田佐和子の挿絵が毎回眼しか描かれなかったのが印象に残っている。
小説の出来はあまり良くない。
中上健次はB地区土方キャラで労働がどうとか言ってるが
実際は24まで大学に行かずに親と姉から今でいったら毎月100万近い仕送りを受けてた
子供ができてから就職。しかしさぼりまくって読書三昧
>>36 義理のお父さんが、田中角栄の列島改造計画に乗って土建屋で一儲けして、
中上は中学以降はおぼっちゃんだったことは有名な話だろ。
高校のときはコーラス部だし。
中上が被差別部落出身者なのは事実だけど、
一時肉体労働に従事してたものの土方なんてしたことないし、
中上が土方してたと信じてた人がいるとすれば、
それは中上のイメージ戦略に騙されてるただのナイーブくん。
わたしは数年前まで建築現場労働者で
したけど、地面を掘り起こしたりしながら
風景に塗れていく描写とかはよく書けてたと思うよ。
肉体労働賛歌を実体験抜きにやれてしまっ
たならそれは才能なんじゃないかな。
39 :
吾輩は名無しである:2010/11/09(火) 00:39:22
>>37 そうなんだ、なんか、がっかりしてしまったオレがいる。
俺は小説しか読んでなかったから。
鈴木杏はイメージ違うなあ。黒谷ともかとか。
41 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 14:08:29
肉体労働を描いた部分の文体のリズムこそ中上の真骨頂だろう。
私小説として読んではいけない。浜村龍造は虚構の人物で、かなり
スケールの大きな人間像になっているが、モデルはチンケな人だった
と中上本人が吐露している。
42 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 14:42:51
中上は肉体労働を外から観察、分析したんだろうな。
西洋の文学にダンスの躍動の名残りが残っているのに対して、
中上のには、肉体労働の、地面との一体感が表現されているというかw
さらに言えば、「躍動」の拒絶の上に成り立った文体の
リズムなんだなw
どうだマグナ、お前にこんな鋭いことが言えるか?w
43 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 16:13:46
「躍動」の拒絶ってどういうことですか?
44 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 17:16:58
うーむ、鋭いw
45 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 18:20:15
西洋の文学って言い方も大雑把過ぎるよ
46 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 18:49:14
生まれ・肉体労働・暴力
中上
47 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 18:50:09
中上はエッセイで、肉体労働していたと語ってるけどな
48 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 18:51:17
加害者側からの戦争なんてのは
彼だからこそ書けた
49 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 20:02:00
馬鹿死ね
肉体労働してないとは言ってない。
羽田の倉庫かなにかで働いてたのは知ってる。
年表見ればだれでも分かることだ。
ただ、実家が土建屋だったのも有名だが、
ただ中上自身が土方をしたとは聞いたことない。
51 :
吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 19:57:45
>>50 実家が土建なら、中学生ぐらいになれば、手伝うこともあったろう。
4〜50年前の炭坑なら小学生でも手伝ってたらしいぞ。
酒も小学6年で1升飲むとかw
幼い時から肉体労働をやってれば、肩なんかの骨の太さも桁外れだがな。
52 :
吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 20:59:30
こいつはO型というだけで残念ながらゴミなんだな
ただO型がセックスのことしか頭にないクズだと暴露した功績は認めてやってもいい
優等生面して裏でやることやってるクッサイO型のなんと多いことか
ソープ街をあるけば色白のいかにもO型面したキモイ連中がゾンビみたいに徘徊してるのを目にすることができるよ
53 :
吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 21:05:53
斬新な支店・本日開店
俺もO型なんだけど…
>>37 「田中角栄の列島改造計画」は70年代初めで、
その頃中上は20代後半だから、
もっと前から中上家は素封だったんじゃないのかね?
そうじゃなかったら、健次一人を連れて中上家に
行った母親が、あれほどまでに批判されることは
なかったはずだよ。
56 :
吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 14:34:28
『枯木灘』はリズミカルな文体で、バランスのとれた秀作。
あえて読みにくい緻密な文体で王の死を描いた『地の果て 至上の時』
をどう評価するか?中上の評価の試金石だ。
57 :
吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 15:24:39
馬鹿死ねよ
讃歌か異族の映画化希望。どっちも難しいだろうが。
59 :
吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 20:24:46
ここにも汚い関西人が涌いてる。なぜそんなに血がけがれているんだ。最悪の人種にしかみえない。
血が穢れているとかさ、中上スレへの冒涜だろ。
61 :
吾輩は名無しである:2010/11/19(金) 23:02:22
賛辞だろ
そういう観念を否定的な文脈で持ち出す時点で終わってるよ。
話は変わるけどさ、村上龍の対談集の「存在の耐えがたきサルサ」っていうの読んでるんだけど、
この時点で中上健次は相当弱ってるね。この対談が1990年で中上健次は二年後に死ぬわけだけど。
体調でしょうね。メンタルと体調は連動してるから。
コテハンを使うくらいの人なら、
普通はどこを読んで「弱ってる」と思ったのかを
書くもんだけどな。
NAM関係者なら、なおさらね。
村上龍なんかを全肯定したりするところがさ。それまでの中上健次の姿勢からして考えられないでしょ。あと俺はNAMとは関係ない。
洋風なんだよね? な〜む〜
69 :
吾輩は名無しである:2010/11/21(日) 10:54:30
人形劇の脚本の出っ歯メガネもいただろ
>66 :ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/20(土) 20:11:37
>村上龍なんかを全肯定したりするところがさ。それまでの中上健次の姿勢からして考えられないでしょ。あと俺はNAMとは関係ない。
>
>67 :吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 05:19:53
>洋風なんだよね? な〜む〜
>
>68 :吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 05:27:43
>これおもろかった
>
http://www.amazon.co.jp/dp/4087494942 >
>…って、まあな、ブンガクシャっつったって、
>他にはひさしと島尾と阿佐田くらいで、あとはショーケンとか
>ミスターとか大竹しのぶとかwwww
>
>69 :吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 10:54:30
>人形劇の脚本の出っ歯メガネもいただろ
>
>70 :ヒ(^p^)ヒ鈴木健 ◆mアyンyqc543 :2010/11/21(日) 23:33:12
>まあ中上は見城徹との対談でも龍をほめているけどね。
中上は気づかいの人ですよ。
>>70 >中上は気づかいの人ですよ。
それは柄谷行人の評でしょう。
日本のフォークナーを目指してたらしいけど、大江や小川とくらべてどうなの?
土地の背景が南部に似てたアドバンテージはかなりあったと思うけど
聖書の影響の点で薄い気がするがそこは神話で代補できてんのかな
同名のライターがこのスレにもいるのでややこしいのだが、
あえて書くと、評論家の鈴木雄介氏によると、
トンカツ王子は、中上こそが満腹ガキと言い、
スガちゃんは、路地はフェイクと言い、
キツネ目は、同郷人にとっては不快と言っているらしいが、
それら諸短評は、中上作品の価値とは無関係ではないのか?
路地はフェイクって何だそりゃ?って思いますけどね。神町サーガはフェイクとか言うようなもんだ。
76 :
吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 23:46:51
>>75 その通りだ
馬鹿め
中上も阿部もテカテカのフェイクフェザーだ
本物の「サーガ」が読みたければフォークナーを読めよ。
トンカツが輝に聞いたそうだが、
三島賞の選考会で、兄やんは大江に罵声を
浴びせていたらしいね。
谷崎賞を落とされ続けたから?
あの話は石原慎太郎が得するだけだからやめましょう。
西村賢太は第二の中上健次だ!*
朝吹真理子を最初に誉めたのは モコだ!☆
朝吹真理子は吹石一恵に似ている美人だ!*
朝吹真理子の才能を見抜いたのは モコだ!*
MARICO!☆ 葉山の別荘の青い海と真理子*
MARICO!☆ ヨットから飛び込むのは真理子*
MARICO!☆ 水しぶきを浴びる真理子*
MARICO!☆ 文壇の新時代と 道なき道を切り開く真理子*
MARICO!☆ 陽射しにキラメク長い真理子の黒髪*
MARICO!☆ 熱い口づけに知らんぷりで横を向く真理子*
MARICO!☆ 人魚のマネして 身をかわす真理子*
MOCO!☆ モコは あやふやな顔で謎かけ遊びサ*
MOCO!☆ ジリジリ焼け付く熱い砂がモコの股間に!*
MOCO!☆ ブルーになッちまうヨ!モコの態度が決まらなくて*
MOCO!☆ モコの海に 沈んでしまうヨ*
MOCO!☆ モコの波に おぼれちまうヨ☆
朝吹真理子先生は うまい料理さえあれば 夢や文学のことは忘れてしまうんだヨ!*
『きことわ』の最後にも そう書いてあったじゃないか!
西村賢太先生は いい風俗に出会えれば 野心や理想や文学のことは忘れてしまうんだヨ!☆
貧乏人は 安いものをガツガツ食って 太るんだヨ*
金持ちは うまいものを食って 葉山の別荘でマリンスポーツをして 太らない☆
『きことわ』の終盤でも 食べ物のことを書いていたネ*
彼女は「グルメ番組」のレギュラーの座を狙っているのかな?☆
だけど 今のテレビ界は「グルメ芸人」ばかりだ*
かわいそうだけど もう 入り込む余地は無いヨ☆
温室育ちの家柄のいいお嬢様に書けることといったら
食べ物のことしかないんだろうね。
世の中のことや社会情勢について書けといっても無理だよ。
食べ物についてはアホな芸人でも書ける。
こんな人に芥川賞をあげてしまったら
文壇はますます閉鎖的な社会、象牙の塔にこもってしまうだろうね*
だから 庶民的な西村賢太先生とのダブル受賞にしたんだ!☆
81 :
吾輩は名無しである:2011/02/08(火) 01:55:35
中上健次の後期作品は中上以降の文学者にとって一種の「踏み絵」じみた意味合いをもってきたが、
それらの作品のもっているどうしようもない退屈さを指摘したひとはいただろうか? ここでおれが
いっている退屈さとは、たとえば「奇蹟」におけるタイチの任侠メロドラマであり、「異族」の全体
にただよっているダラダラ感だ。この退屈さを肯定的に捉えることは容易だろう。たとえば中上が
物語の力を神話的構造から引き出すことをやめたときに退屈さは帰結するが、その路線変更はたんなる
方法論的ないきづまりではなく、路地という前近代的な共同体にたいする、現代作家・中上のシビアな
自己認識から来ているのだと。あるいは、フォークナーの最晩年の著作がそうであるように、作家は
みずからつくりあげた閉鎖的な虚構から脱却しようとするその運動において多方向のベクトルを発揮する
のであり(しかも、それはしばしば「近代的原子論的自我の瓦解」のような思想的おしゃべりとパラレルに
説明される)、この運動は「枯木灘」の愛読者にとってはしばしば弛緩した印象を与えるのだ、と。
さてさて、みんなはこのたぐいのご説明に納得するだろうか?? おれはイマイチできないのだ。
神話的(この言葉にももちろん注意が必要だ)な構造を用いるのをやめたとき、現代作家にのこされている
のはメロドラマしかないのか?(もちろん、「奇蹟」はこのメロドラマをオジとオバの自在な形象と、語りが
枠として取り巻いているという点で文字通り「奇蹟」的な美を得たようにも思われるが、これはすでに
「日輪の翼」と「賛歌」を経由したのちの中上からすれば、一種の方法論的な後退のようにも思われる)
だらだらとまのびしたメロドラマのなかに、ときおりわきあがる路地の記憶、そのいじましい記憶のモンタージュは
それなりに面白いけれど、これが本当に中上の到達点なのだろうか。この点についてよーく晩年の作品を
読み直していると、異族の路線よりは、むしろ並行して書かれていたいくつかの作品(たとえば高校教師との
ゲイもの)に中上の悪戦苦闘ぶりがあらわれていると思う。ツマランものはツマランといってやって(「賛歌」は
とくに救いがたい)、この苦闘を引き継いでやると考えたほうが、おれなどはよほどやる気(読むにせよ、書くにせよ)が出るのだ。
82 :
吾輩は名無しである:2011/02/08(火) 02:49:22
『讃歌』だよ。
>>81 お前の文章の持っている間延びしたダラダラ感の方が酷いw
しかも内容もほとんどないし。
100パーセント、「チラシの裏に書いておけ」と罵られるレベル。
84 :
吾輩は名無しである:2011/02/11(金) 23:26:56
西村賢太と比べたら中上は本物だったなと思える
85 :
吾輩は名無しである:2011/02/24(木) 16:32:33.03
西村賢太と中上健次は顔が似てないかw
中上健次の方がブサイクだよ!!
88 :
吾輩は名無しである:2011/03/02(水) 22:26:02.37
佐藤友哉
北海道千歳市出身。北海道千歳北陽高等学校卒業後、フリーターを経て2001年『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』で第21回メフィスト賞を受賞。
千歳北陽高等学校 偏差値
偏差値38
>>50 倉庫で在庫品をIT管理するのとワケも時代も違うっしょ。
羽田空港で貨物の積み下ろし…肉体労働以外のなにものでもない。
フォークリフト運転できる作家て中上くらいで…
フォークリフトが動く現場見たことないか、肉体労働の職場でっせ。
作品からちゃんと汗が臭うわな
>>81 どうしようもない退屈さ、とはアンタの文章のようなのを云う、と指摘しておこう。
2行読んだら退屈で先を読む気がうせた。まじ。
>>72 フォークナーに憧れた、形跡は作品に濃厚だけども、
なんというか、桁がちがう。フォークナーは、桁が、はずれてんの。
『軽蔑』が映画になるらしいね。
三鷹駅構内の本屋の本棚に中上健次が置いてあって珍しいなと思ったよ。
その本屋は基本的に売れ筋本とかコミックとか雑誌が多くて、純文学なんてほとんど置いてないからさ。
手に取ってみるとカバーに「映画化決定」みたいに宣伝されてあった。
読みやすい文体で、買っちまった。
それ批評家連中が貶しまくってる小説だよね?読んだ事ないけど。
>>94 読んでみては。いまなら映画に関連して、中上健次の作品にしては珍しく一般的な書店にも置いてあると思うよ。
ちなみに具体的にはどの批評家?
「枯木灘」絶賛の柄谷ですら評価していないし
福田和也もインチキロマンポルノと言って貶している
「物語の系譜」で大江健三郎に反論していますが、
(「どういうわけでの方向転換なのか、小説の書き方を非難しはじめた。
批判に答えることができても、非難には笑っているしかない」講談社文芸文庫版334ページ)
大江になんと言われたのでしょうか。
「対談の際に、早く書く、読み返さない、と言ったところで、それをうのみにする事はない」
と書いてますが、それは中上の方が悪いだろう。
また、年譜を見ますと晩年の1989年8月、「読売ホールで開催された日本近代文学館主催
「夏の文学教室」において、大江健三郎の文学世界について講演」とありますけど、
ここではどんなことを言ったのでしょうか。
『軽蔑』中上の作品では不出来で、あまり思い入れはない。
今回の映画も主演コンビにまるっきり興味が湧かないので見ないだろう。
ただ、朝日新聞連載時に挿絵を合田佐和子が担当し、246回すべて
目だけを描くという画期的なものだったことが今でも印象に残っている。
99 :
吾輩は名無しである:2011/03/28(月) 00:59:01.66
あの挿絵どこかで見れないかな?
100 :
吾輩は名無しである:2011/03/28(月) 01:49:30.35
100ゲット
101 :
戸井克成:2011/03/28(月) 13:20:52.11
このヒトって本当にホモっ気あったの?
タチなの?ネコなの?
103 :
吾輩は名無しである:2011/03/28(月) 13:34:04.45
赤いパンタロンのオトコ戸井マサルならモチロン勃ち。
中上は好奇心があっただけで本気ではなかったんだろう。
104 :
吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 18:25:04.63
どうでもいいのしか映画化を認めなかったって中上本人が得意そうに語ってた。
おもろいなあ。でも鮭さんとか渡部さんとか掘られたんでしょ?儀式的なものだとしても…
106 :
吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 20:36:20.04
シャケってレッドウォーリアーズの?
それともスガの事?
スガさんですね。
108 :
吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 22:28:37.30
中上のはsmall penisだから、掘られてもno problemらしいw
(๑╹ω╹๑ )ㄘんㄘん
「紀州」にでてくる「キンジニヤニヤ 猫の声すればよー」ってどういう歌なのか、とても気になります。
どなたかyoutubeにアップしていただけませんか。
深沢はれっきとしたhomosexualだが
112 :
吾輩は名無しである:2011/04/08(金) 04:36:02.41
オリュウノオバの語りをたまに無性に聴きたくなるんだよね
読んでると涙出そうになる時があるね
角川春樹に映画化されなくてよかった
113 :
吾輩は名無しである:2011/04/08(金) 09:48:50.26
千年の愉楽の文章とかもっと云々されていいよね
ストーリーだけ追うのも詰まらないよ
「白痴の娘」とかそういうのもういいよって感じなので最近は婦人小説家の書いたし
115 :
吾輩は名無しである:2011/04/14(木) 01:48:51.76
10年ぶりに十九歳のジェイコブ読んだage
116 :
吾輩は名無しである:2011/05/03(火) 17:48:50.91
ジェイコブは最初の1ページで
言葉がぐいぐい突き刺さってくる。
/\ _ -‐‐-、/ヽ ,.へ
/ /ヽ___/ヽ `ー――' ヽ
/ | |____ ヽ. /
/ _|ヽ⌒>‐<⌒/| > > /
/ /7 / \` ´/ ./ / /
/ /_/ / _>-‐<. / / / |ヽ
/ / / // / \⌒\ | . { __/ \
/ / /_ -‐⌒|0| / ○ |\ \ ヽ、 ` ̄ / /
/ / <_( _ -‐|/ ̄ \_ /. \_(⌒)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ
(ヽ_/ -‐ ⌒)_> ̄/⌒、__─< . / /――――― - '
(二) ⌒)_ -‐7 / ○ |─/ /
/(// / /_/ ○(二)\_/ これは
>>1乙、じゃなくて
/ / / |「」ヽ\__/ (二)_丿 オシャレユニットよ
大江健三郎の初期の「××××××」を(やっと)読んだのだがすげーなー、中上が霞んで見える
もういわゆる名作だけ読むどきゃいいかなって感じ
119 :
吾輩は名無しである:2011/05/27(金) 06:22:58.25
宮林功治、PAL双書
軽蔑やっと読み終わった。
118にもあるけど、大江健三郎の、初期だけじゃなく同時代ゲームあたりまでの小説はすごいよなぁ。
あんな日本語や表現を触れたことなかった。
中上健次のオバの語りとかも新しい言葉だと思ったけど、軽蔑には出てこないね。
天皇のコトノハを飛び越えた言葉をつくりたい!とか言っていてすごいなぁと思ったんだけどね。
夏芙蓉の香りをかぎたくなる季節
123 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 15:18:46.86
夏が来たからまた中上健次を読むかな。
124 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 15:19:31.69
中上のように、志が高くてエネルギッシュ、才能に溢れて頭も良い、
っていうタイプの作家は今の日本にはいなくなったね。
どれか一つなら持ってるって人はいるが。
125 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 15:43:32.52
大江=志が高い、才能がある
古井=才能がある
村上龍=エネルギッシュ、(かつて)才能があった
村上春樹=志が高いふり、才能があるふり
阿部和重=志が高い、才能があるふり
126 :
吾輩は名無しである:2011/07/15(金) 22:40:04.10
吉本の評価で終わってるだろ、中上は。
中上はユニークな位置に留まった
ハルキの方が上、最高傑作は「枯木灘」。
そして中上論の最高傑作は四方田犬彦。
柄谷の中上論はゴミ。
やっぱ「枯木灘」だよなあ
中上って、ゴールデン街の無頼派伝説とマメな読書家の両面があって
一番印象が近いのは、ダントツで麻原ショウコウだね。
声も風貌も双子じゃないかと思うぐらい似てたよ。
夏芙蓉の香りって書いてあるけどさ、どんな香りなの?
そもそも、そんな香りが強い芙蓉ってあるの?
芙蓉はあるけど、夏芙蓉ってのは無いな。
また、芙蓉には特徴的な匂いもない、
全て中上の創作。
あんまりセンスがいいとは思えないけどね。
久々にオリュウノオバの語りが聞きとうなったわ
いいねえ
朗読してほしい
夏芙蓉ってどんな香りなんだろうね。
むせかえるような精液っぽい感じも勝手に脳内に作られてるw
そりゃ栗の花やね
中上って美的センスゼロだよ。
枯木灘をやおい本にする同人誌とかないのかな?
枯木灘はゼミの先生に薦められて読んだ
今まで読んだ本とは違う味がしたのを思い出す
くせになるよね。
140 :
吾輩は名無しである:2011/08/06(土) 19:17:43.48
>>133 葉をこすると青くさい匂い。
いかにも緑の葉っぱという感じ
花は匂いがない
>>140 なるほど。芙蓉は夏(〜秋)に花を咲かせると思うけど
夏芙蓉という言い方はほとんどしないとか。
中上が作った架空の花木だという説もあるね。
>>141 中上自身が架空の植物だって名言してるよ。
>>143 同じ和歌山県人なので墓参り行けるんですが
きっと人が多いですよね?
というかこの時期熊野大学なのかな?
>>145 対談かインタビューか公演か、そのどれかですね。ソースなくてすいません。
>>146 新宮市の近く? セミナーはもう終わってるだろうね。
一度南谷霊園に行きたいな。
>>147 OK。またわかったら教えて〜
>>149 新宮は車で二時間ぐらいかかるよ
中辺路通って本宮出て新宮かな(枯木灘で秋幸が本宮出て田辺までと言ってた逆コース)
距離はそう遠くないけど、なにせ高速ないからね
地の果て読むとすぐにでも高速紀伊半島一周しそうだけど2011年現在田辺までだから
三重方面は尾鷲までだったかな?
新宮勝浦間だけ高速道路ができてる
無料化区間だったんだけど今はどうなんだろ?
車で2時間なら結構あるね。
8月に生まれて8月に死んで、やっぱ夏男だな〜。
確か「中上健次全発言」という本のどれかだと思う
おうよ。さんきゅ。
命日
そうだったのか…RIP中上健次
もし、存命だったら今の世の中みてなんていうかなあ〜。
157 :
吾輩は名無しである:2011/08/16(火) 17:15:34.30
158 :
吾輩は名無しである:2011/09/07(水) 09:15:18.17
おい
日輪ってどんな評価なの?
161 :
吾輩は名無しである:2011/09/12(月) 21:07:04.78
部落か
今年春に出てた「柄谷中上全対話」の文庫を買った。
今年の大河ドラマは吐き気を催しながら見るのを止めたけど
一度、中上健次に骨太の大河ドラマを書いてもらいたかった。
いいなあ。全対話。
165 :
吾輩は名無しである:2011/09/13(火) 21:15:36.71
無理だわ、部落にw
166 :
吾輩は名無しである:2011/09/14(水) 15:55:51.27
『岬』読んだけど、あんまり印象に残らない作品だな。
これ芥川賞なんだよね。
多くの人間がドロドロに錯綜している所が評価されたのか??
だけど、土方仕事の描写だけは物凄く良かった。土のエネルギーを感じた。
芥川賞だから、、、
十分すぎる
168 :
吾輩は名無しである:2011/09/14(水) 18:27:56.20
『岬』について
確かにネガティブモード炸裂だ。
だけど、あれだけ多くの親類をどろどろと複雑奇怪に絡ませたら独特の芸術が成立する。
自殺、殺人、精神病、ピンサロ、といろいろあったけど。
マイナス×マイナス=プラスなんじゃね。
ピンサロ?
170 :
吾輩は名無しである:2011/09/15(木) 21:03:47.72
ブラク!
濁点引っ越してフラグ!
173 :
吾輩は名無しである:2011/09/23(金) 06:19:14.11
「岬」よりも「十九歳の地図」読んだ方が得した気分になる。
174 :
もっけ:2011/09/24(土) 15:06:10.37
「枯木灘」、高校生の私でも読める??というか理解できる?
みんなが勧めるんだったら尼でポチろうかな。
読め
>>174 三回読めばわかりますよ。また、三回読んで損のない作品です。
最初は登場人物が混み入りすぎてて戸惑うと思うけど、巻末の家系図を頼りに読み進めるうちになんとなくわかります。
177 :
吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 02:14:26.76
中上健次原作、たなか亜希夫画の北回帰線ってマンガ
前から探しまくってて、やっと見つけて全巻読んだら糞過ぎワロタ
学生だったら金ないだろ
文庫も出てるし図書館行って借りて読めばいい
また読みたいと思ったら買えばいいで、その金は友達とパーッと使うのが健康
買い始めるとコレクション情や所蔵願望が出てきて本に束縛される
いや、読まなくてもいいから買って欲しいよ。
買わなくてもいいから読むべきだ
そんな事はないw
買うだけで読まねえ方がねえよw
183 :
もっけ:2011/09/26(月) 18:30:56.40
>>178 小遣いで買うものって本とフィギュアぐらいしかないんだよな。
女だけどフィギュア集めてるわ(笑)
友達と遊びに行くときは親に小遣いもらってる。
だから小遣いの半分ぐらいは本に行っちゃってるかも。
できれば限られたお金で面白い本を買おうと思ってるから
また来月ぐらいに枯木灘買おう。
184 :
吾輩は名無しである:2011/09/28(水) 23:32:49.04
いきなりカレキナダとか辛気臭い秋幸3部作とかじゃなくて
エッセイ読んどけエッセイ
「犯罪者永山則夫からの報告」とか十代で読まないと意味がない
講談社のボッタクリ文庫で出てる
それ買って読め
おk?
185 :
吾輩は名無しである:2011/09/29(木) 00:09:09.25
10代で読むのなら
「灰色のコカコーラ」「黄金比の朝」「十九歳の地図」
だいたい、この辺りからでしょう。
千年の愉楽と奇蹟からだ
今時の子供が読んだらどういう感想くるんかね?w
188 :
吾輩は名無しである:2011/09/29(木) 18:33:58.80
本人が生きていたら、中上紀の素人より劣るような作品を
大手出版社が中上健次の娘だからという理由のみで
出版し続けている現状をどう思うかな。身内だから読めないカス本でも喜ぶのか。
身内だからな
同時期にジャズビレに出入りしてた北野武と同様に…かな?
氏は韓国にご執心でしたが、現在の状況をみてなんというか…
191 :
吾輩は名無しである:2011/09/29(木) 23:52:54.28
中上はあまり人を見る目はないような……
192 :
吾輩は名無しである:2011/09/30(金) 00:12:57.24
基本的に本好きのおぼっちゃんだから
193 :
吾輩は名無しである:2011/10/02(日) 20:26:59.22
単なる土木屋じゃん」
せめてドカタっていいなよ…
195 :
もっけ:2011/10/03(月) 16:51:01.28
尼でポチった枯木灘届いたお!
とりあえず積む。読むのはしばらく先になりそうだな。
今何を読んでるのですか?
197 :
もっけ:2011/10/04(火) 16:31:31.02
>>196 山本弘「地球移動作戦」(上巻)
ティム・オブライエン「世界のすべての7月」
だお!でももうすぐテストだからあんま読書の時間は取れないおw
鈴木君は何を読んでるのー?
198 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/10/04(火) 17:01:42.02
もっけはSF好きか。
>>197 そうですか。僕は枯木灘と和子の部屋とフォークナー短編集を読んでます。
200 :
もっけ:2011/10/05(水) 15:51:21.86
>>198 SF好きだよ。
活字中毒になる前に2chで名前挙がった本を片っ端からメモして
片っ端から読んでるからジャンルは特に問わないけど。
「近代文学からラノベまで幅広く」をモットーにしてるお!
ハヤカワ文庫高いしSF用語難しいけど、面白いから好き^^
偉いなあ
中上が生きていたら、震災と原発についてどういう発言してただろうか?
203 :
もっけ:2011/10/05(水) 17:12:55.44
いやー、でもグロ小説とかも好んで読むけどね。
でも本読んで国語力が上がるってわけでもないよねw
まあ趣味の一環ですよ^^
みんな本ってどのくらい積んでる??
204 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/10/05(水) 17:34:51.05
>>200 よく読んでるんだなあ
早川文庫から出てる「料理人」ってどうよ。
205 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/10/05(水) 17:35:11.38
206 :
吾輩は名無しである:2011/10/05(水) 18:11:47.22
207 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/10/05(水) 18:30:59.12
本はそうだなあ100冊以上は積んでる。300ぐらいか。
208 :
もっけ:2011/10/05(水) 21:13:58.33
>>204 チェックしてみる。
>>205 数か月前に読んだよ。
ネタバレだけど、最後にメグが死んだのがかわいそうだった。
それを黙ってみてるしかない男の子がいることも辛い。
メグへのルースの虐待の理由もやっぱひどい。
でも、読後感は意外とすっきりした。なんか儚さを感じたお!
そういう仮定はありえないね。
211 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/10/05(水) 22:08:15.22
>>208 やっぱり読んでたか。あれは読後感がなぜかスッキリなのは謎だ。
もっと後味悪い小説は多いな。
212 :
もっけ:2011/10/06(木) 17:16:52.91
「黒い家」は結構衝撃受けたかも。
緻密な構成と怒涛の展開がすごかった。同作者の「天使の囀り」も
じわじわくる・・・・・・
あとは平山夢明なんかもいいね^^
平山夢明すごいよね。鬼畜系。
214 :
もっけ:2011/10/06(木) 18:11:15.46
「今、殺りにゆきます」ってのが衝撃。
出てくる女性が拷問と暴行を繰り返されながらもぎりぎり死なずに
生きてるってのが痛々しい。
筒井康隆もぶっ飛んでるのたまにあるよね。
>>214 あ、「2」は持ってる。最近文庫になった「他人事」ってのが凄かった。これも滅茶苦茶エグい拷問でいつもオチる短編集。
俺この人の長篇って読んだことないんだけど、もっけさんは読んだ事あります?
216 :
もっけ:2011/10/06(木) 18:50:18.71
「他人事」も読んだ。なかなか良かったよねあれ^^
長編は「ダイナー」ってのを読んだよ。
学校の図書館で希望図書として購入申し込んで、そんで借りたお!
グロ描写は少なかったけどハードボイルドっぽくて楽しめたおw
今度は「メルキオールの惨劇」あたりを読んでみようと思ってまふ・ω・
なんか賞を取ったやつあるじゃない?長いタイトルのやつ…後で調べてみます。
218 :
もっけ:2011/10/06(木) 21:13:51.41
>>217 独白するユニバーサル横メルカトル じゃない?あれも読んだよ^^
面白かった?
220 :
もっけ:2011/10/07(金) 14:38:14.99
まあいつもの平山さんって感じ。相変わらずぶっ飛んでるよ。
あと「ミサイルマン」もおんなじような感じ。あの人は短編多いねw
グロいの好きな人は楽しめるはず。てか中上スレじゃねえwwwww
そうなんだ〜読みたいなあ。平山さんのトーク聞いた事ある?ヤバイよ。
222 :
もっけ:2011/10/07(金) 16:25:51.67
>>221 ないんだな、それが。京極さんとの対談本は出てるみたいだけど。
どんな感じ??やっぱエグい??
いい感じに狂ってるよ。トークは面白いですね。ゴミ鍋行ってみたいなー。
225 :
吾輩は名無しである:2011/10/07(金) 22:18:09.25
>>220 いきなりおまえみたいな糞ゆとりがカレキナダ読んでも意味わからんっていってんだろ
ヒトの話ちゃんと聞けコラ
いいから中上がヒッピー崩れやってた頃のエッセイか
>>185がいってる作品読め
そっからだっつんてろクズ
そもそも岬とばしてカレキナダとかなめてんのかコラ
枯木灘は三回読めば凄さはわかるよ。
岬読まなきゃダメって事もないな。単体で完結してる作品だと思う。だから凄いんじゃん。
路地で路地のことをよんだときは、不思議な感覚だった。
229 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/10/08(土) 12:02:51.53
>>212 黒い家と天使の囀りは読んだ。人間トルソはぐろかったなあ。
平山はメルキオールの惨劇と托卵という小説は読んだ。
230 :
吾輩は名無しである:2011/10/16(日) 22:27:27.03
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【映画】山本太郎と高岡蒼甫が映画でガチンコ共演!若松孝二監督新作、中上健次原作の「千年の愉楽」
1 :禿の月φ ★:2011/10/26(水) 23:05:33.73 ID:???P
若松孝二監督の新作映画『千年の愉楽』に主演の高良健吾を筆頭に、
共にツイッターでの発言がきっかけで所属事務所を辞める騒動へと発展した高岡蒼甫と山本太郎、
そしてベネチア国際映画祭で新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞した染谷将太と
何かと話題の面々が勢ぞろいすることがわかった。
同作品は中上健次の同名小説が原作で、和歌山のとある路地に生を受けた
“高貴なけがれた血を持つ”中本一統の血を受け継ぐ男たちの生と死を描くもの。
女が放おっておかない美青年の半蔵役に高良、半蔵の叔父にあたり不良少年団の親玉分・三好役に高岡、
美男ながら顔に大きな傷を持つ新一郎役を染谷が演じる。そのほか、ARATAや寺島しのぶなど
若松作品常連の俳優たちが脇を固める。高良にとっては、映画『軽蔑』に続く中上作品への挑戦だ。
中でも注目は、脱原発発言が発端となって今年5月に所属事務所離れた山本と、
フジテレビの韓流偏重報道を批判して7月に所属事務所を辞め、10月に新事務所に所属したばかりの高岡の起用だ。
2人の言動は物議を醸したが体制に対して異議を唱えた2人を評価するあたりはさすが、
アナーキストとして知られる若松監督らしい。
ただし、山本とはなかなか連絡がつかず、出演が決定したのはクランクン半月前。
そのため最後の方に数シーンだけ出演するという。若松監督は「悪いなと思ったんだけど、やってくれると言うから。
これだけの皆さんに出演していただいて、僕は幸せ者ですよ」と喜びを噛み締めていた。
撮影は11月4日にクランクイン。中上の故郷である和歌山県を中心にロケが行われる。(中山治美)
232 :
吾輩は名無しである:2011/10/27(木) 00:02:59.49
この人、神格化されすぎ。
234 :
吾輩は名無しである:2011/10/27(木) 00:04:57.29
もう報告来てたか
一番映画化厳しい作品と思うけどな
角川春樹の魔の手から逃げ切ったと思ったら遂に手を出されてしまったか・・
寺島しのぶが出るらしいが、リュウノオバなの?w
オリュウはもっとおばあちゃんだろ たまに少女みたいな顔するおばあちゃん探せ
おばあちゃんといえば、トラックで婆ちゃん積んで色んなところ行く話が好きだったよ
また中上読もう〜
238 :
吾輩は名無しである:2011/10/27(木) 02:51:20.20
中上健二の千年の愉楽、買おうと思っても
なかなか本屋に置いてなかったから丁度よかった
軽蔑映画化といい、なぜ今、中上なんだ?
240 :
吾輩は名無しである:2011/10/27(木) 20:16:24.69
映画化自体が蛇足に感じます
むしろ今まで中上健次に光が当たらなすぎたのでは?
242 :
吾輩は名無しである:2011/10/27(木) 20:44:10.43
>>242 このmy日本ってチラシがうちのポストにも入ってた。見たらブログの紹介が書いてあってマジで気持ち悪かった。
あー、いいなぁ
うちのポストにも入ってないかな怪文書
なんかカラー印刷でクソ長いブログのアドレスが四つくらい書いてあって超インパクトあったよ。狂ってるなあと思った。
246 :
吾輩は名無しである:2011/10/28(金) 18:59:54.70
またクランクアップか試写会などのお披露目の場所には
文才皆無の海苔が娘特権でニラニラしながら登場か。
紀たんは業界で愛されてるの?
248 :
吾輩は名無しである:2011/10/30(日) 16:33:53.70
山本太郎は秋幸役やればハマると思う
なんで山本太郎?
秋幸合うかもなw
そうなんですか…
253 :
吾輩は名無しである:2011/11/01(火) 22:05:14.56
秋幸役は朝青龍で
>>251 半蔵は主役じゃない
記事では寺島が主演となっているから
今わかってるのは
オリュウノオバ…寺島しのぶ
半蔵…高良健吾
三好…高岡蒼甫
達男…染谷将太
そのほかの出演者は
山本太郎、佐野史郎、満島真之介、ARATA ほか
武に『奇蹟』辺りを撮ってもらいたいなぁ
今回は新宮ロケはないのかね?
北野武いいねえ!撮ったら初日に行くわ。
257 :
吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 22:04:22.99
たけしより山本政志のが中上の世界に合うんじゃないか
その人なら絶対行かないわw
>>255 三重の尾鷲で撮る
新宮は紀南一の都市だから(と言っても田舎町だけど)
若松監督の路地のイメージに合う場所が見つからなかったんだろう
>>259 自分は新宮人なんだけど、生まれた時にはもう路地は解体してた
「中上健次の残したフィルム」だっけ?あれ見ても全然ピンとこない
尾鷲でもどこでもいいから、路地を再現してくれたら嬉しいな
撮影したら殺されそうな空気があったのかなあ?西成とかそうでしょ。
>>261 新宮にはもう「撮影したら殺されそうな空気」の場所は残ってないと思う、よくも悪くも。
『軽蔑』は部落や路地絡みの話じゃないから撮影できたのかも。
今は元路地の人、一般の人共に「寝た子を起こすな」状態だし。
西成はそんなに怖くないでしょ。
汚いオッサンが多いだけ。
浪速区の方が怖い。
>>261 あるわけないw
全国のどこにも、そんな路地なんて今時ないわ
滅んだからこそ中上の描く路地が文学性を増すってのもあるし
でも地元の人と回った時に「カメラ出したら殺されるよ」って言われたな釜ヶ崎。大袈裟に言ってムードを高めたのかな?
今日は須賀利ってところで撮影したらしいよ
尾鷲市須賀利区で20日までロケだよ〜
枯木灘読んだ。すごいね。すごいわ。すごい。
もう一回読み返す。
素晴らしいよね。地の果て至上の時は読まないの?
>>268 地の果て至上の時の単行本は絶版なのでしょうか?
読んでみたいです。
全集も検討しています。全集は3、4を持っています。
次買うとしたら、何巻がいいでしょうか?
すみません僕も全集は持ってないので…中上健次は対談も面白いので全発言の2を持ってます。
講談社文芸文庫で「中上健次柄谷行人全対話」って本が出てたのでそれも欲しいなあ。
「地の果て」は絶版みたいですね。Amazonのマーケットプレイスで1000円くらいですか。
271 :
吾輩は名無しである:2011/11/20(日) 03:41:12.09
秋幸役は室伏しかいないと思ってる
正直被差別部落の人間の考えることとは肌があわん
出身じゃない作家でも合わない人なんて他にも居るでしょ
室伏いいねえ。室伏が「男が女にエラなくてどないすんじゃ」とか言うの面白そう。
秋幸て中本の一統ちがうよね?
額のせまい、釣りあがった目のブ男じゃなかった?あ、でもやたら女性にはもててたか。
『千年の愉楽』開かれた撮影だったみたいで
役者の人たちも地域の人からのサインや写真の要望に気軽に応じてたらしく
ネットに落ちてるの何枚か見たけど
高良くんも高岡君も中本の一統だった。
要するに二人ともとても美形だった。
特に高岡くんは匂うような色気と脆そうな雰囲気が三好だった。
染谷君のは落ちてなくて見られなかったけど
若松監督がどこまで中上の世界を再現できてるか
映像を見るのがすごく楽しみになったよ。
尾鷲須賀利のロケ見に行ったよ
自分の中では路地はもっと密集した濃密な匂いを持つ土地だけど、
まぁ、そんな場所今時無いわな
懐かしい感じの小さな集落だった
昭和の家が残ってて、山際にへばりついたような家並
セット撮影は全然無くて、全部本物の家屋で撮ったみたい
狭い石段登った所にオリュウノオバの家
ちょっとドキドキした
登場人物は減らされてるけど、中本の男たちは皆別撮りだったし
達男との情事シーンもあったみたいだし、ストーリーは
あんまり改変されてないのかな
278 :
吾輩は名無しである:2011/11/24(木) 20:57:57.80
オリュウノオバってもっとヨボヨボのおばーちゃんなのかと思ってた・・・
時間が行き来してる
ヨボヨボのおばーちゃんが昔を思い出してる
れいじょさんは誰なんだろう?
佐野史郎
>>281 ありがとうございます。
なんかいいかも!
この人の音楽に関するエッセイ読んだけど
ジャズ以外の音楽の聴き方は中村とうようの影響受けてない?
ムカデ ムチムチ
紀州サーガは「岬」から読めばいいの?
うん
岬→枯木灘→地の果て
で、千年の愉楽
と俺は読んできたんだけど
次に読むべきなのは何か誰かおせーて
>>286 ありがとう
中上の著作って最近の書店ではなかなか無いね
映画化で話題なのか、「千年の愉楽」、書店の在庫が何処もないみたいで
慌てて重刷って河出書房がツイってた
>>286 次は奇蹟かな
そして路地三部作の番外編として
日輪の翼→讃歌、とか鳳仙花とか?
短編集はどれもいいよ
鳳仙花好きだー
自分も鳳仙花が一番好き
初めて読んだ中上が鳳仙花だった
鳳仙花好きの人がいてうれしい!
何度も読み返してる
鳳仙花持ってる!淫売のお母さんの一人称の美しい小説ってのがヤバいよね。
鳳仙花の実を潰してマニキュアみたいに爪に塗ってもらう、とか
顔に似合わず繊細だよね、中上は
視点が女性的だと思う
路地の若衆を見る目も女目線に感じる
中上の登場人物は女より男の方が色気あるし
ところで、イクオのモデルである中上の兄やんは美男だったのかね?
中上が今生きていたら橋下を熱烈に応援しているんだろうな。
密林マーケットから岬が届いた
紀州サーガ読むぞー
紀伊物語も(・∀・)イイ!!
あれ?
299 :
吾輩は名無しである:2011/12/11(日) 04:10:29.48
まあ真に叩いているとも思えんが
口先では悪口いいそうだけど、実際はそれも賛美に聞こえるともう
週刊誌が出自バッシングするのを見たら中上としては橋下を応援するしかないだろう。
勝手に中本の一統に加えて小説でむごい殺し方するかもしれないが。
出自バッシングあれ部落問題なの!?よくやるなあ。つーか解同は黙ってるの?
302 :
吾輩は名無しである:2011/12/11(日) 17:35:04.03
チョンだまれ
文春と新潮が同時にバッシング始めた時点で「センスねえな」と思った。
片方バッシング、もう片方が(本気じゃない)擁護記事とかやらなきゃ大阪民はしらけちゃうよ。
結局二誌は隠れて援護射撃したわけだ。
どっかから金が出てたんじゃないの?
えっ?なんで??
>>300 中本の一党入りするなら女がほっとかない程の美男でないと・・・
橋下は子沢山なのが、オリュウノオバの生めよ増やせよ哲学にかなっているな。
「ハシシタ」→「ハシモト」という名前の変え方が「ナカウエ」→「ナカガミ」と似てもいる。
でも、匂い立つようないい男やないな
誰が?
橋下の事では?
週刊文春の記事によると
「橋下の家は男はみんな男前で、女はみんなベッピンさんや。
之峯も役者みたいな男前やった」
とあるから、少なくとも橋下の父親は男前だったみたいだ。
やっぱり橋下は中本の一統だったりして。
橋下はぶさいくやん
精力絶倫だよね
引きこもりだけど精力ありあまって妹とやっちゃうみたいな
軽蔑よりは、良さげ?
高良ファンのスイーツに理解させるのは、
酷なような。
さすがに高良健吾が体じゅうの血が抜けて
体が半分になったとかは無いだろうなぁ
知り合いの親が怪我で凄い内出血してそれを抜いたら
体重が10キロ近く減って劇痩せしたって言ってた
そんな事って本当にあるんだな
「地の果て至上の時」を初めて読んで、読みにくさのために読了まで1年程かかった。読みたくなる気になるまでが大変だったから。
でも一度読み終えてからは、何度読んでも読むに耐え得るものになった。作品が悪いんじゃなく自分がやっと従いて行けた感じ。
枯木灘やその他の作品が読み易く整ったものに比べ、地の果て、は荒々しく絶えず変化するカオスと言うに相応しい混沌としたものに思えた。
そしてその混沌がウネリとなってエネルギーを生み出していると思う。それは何となくバッハのシャコンヌみたいに、伝え手のみならず受け手によって目まぐるしくその姿を変えるようで、中上がブランデンブルクを聞きながら書いた事が何か関係してるのかもしれない。
三島が完成した美しい日本語で豪華絢爛に作品を飾ったとしたら、中上は日本語の持つ力でその飾りをブチもじって荒々しくその可能性を示したと思う。
>>177 漫画はあんまりだったけど、これが「奇蹟」と共通するものなんだと思うと感慨深い。
安吾先生なんかもつまらないものもたくさん書いたけど、そのなかに散在する輝く断片が後に活きて一つになってたりしるからね。
>>24 一番のネックは文体だと思う。彼自身言っていたような気がするけど、重きを置くべきは恐らくプロットであって文体では無い。しかし彼の真骨頂はその文体かと。
特に翻訳時には、中上独特の文章の雰囲気や力がごっそり抜け落ちる、というか訳せないんじゃないかな。
322 :
吾輩は名無しである:2012/02/09(木) 02:52:08.73
半蔵が男の尻掘るシーンとか三好が女に向かって放尿するシーンまで再現すんのかな
あと弦の手がどんなんなってんのか見てみたい
まんま寄生獣で噴きそうな気がするが
映画の話なら、弦は出て来ないんじゃないかな
半蔵、三好、達男に絞ってるっぽい
フォークナーパクった「噂」があって、
特に後期に興味の出ていたアジアってこと考えると
近代以降の中国を舞台に噂と伝説にまみれた物語を書いてくれると
スケールデカイの書いたんじゃないかなーとか思うんだけど
毛沢東伝説とかすごいじゃん。
325 :
吾輩は名無しである:2012/04/16(月) 22:26:06.65
『地の果て』は今では肯定的に評価しようとする論評が多いけれど、小説技法の
点でシンプルに失敗している。血縁関係以上の世界の広がりに踏みこもうとして、
『岬』と『枯木灘』で取られていた情念の反響に代わる方法を見つけ出せず、
知的ではあるけれども小賢しい小説構造上の工夫ばかりが目立つ。このとっちらかった
作品はしばしば小説というジャンルの必然的にたどりつく「カオス」などとして理解
されるけれども、それはむしろ『賛歌』や『異族』のような作品にあてはまるのではないか。
『地の果て』では路地の外部が作品世界に入ってくる点で作家の意気込みを感じさせる。
だがそうした外部の混入も登場人物の批評的な感慨や、ハリボテのような宗教家、革命家の
造形として描かれれば興も冷めてしまう。そして中上がつねに得意としていた技法、静物から
人物や歴史を攪乱させる力を引き出してくる描写の力も、この作品では弱い。
むしろ『地の果て』は『日輪の翼』のような世界に到達するための踏み台のように思える。
利口パン
327 :
吾輩は名無しである:2012/07/06(金) 01:28:20.54
対談などを読んで、
すごい繊細な人なんだと痛感した。
でもめちゃくちゃな事も言ってますよねw
六さんてのは、車で二時間かかる山の中から、
秋幸に一言礼を言うためだけに有馬の小屋まで歩いてきたのはびっくりでした。
「地の果て」で一番驚いたシーンです。
生きてたらノーベル賞、とか評価があるから、岬読んで、枯木灘を半分くらい読んだ
正直、退屈で眠くなる
構成とか構造とか考えてんのかなぁ
漫然とつまんないエピソードが細切れに延々続いて、
大した盛り上がりも含蓄ある表現もなくダラダラ書いてるように見えるのだが…
芸術ってこういうものなのか
枯木灘は本気で凄いと思ったけど、いろんな意見の人がいるんだね。
330だけど、読み方がわかんないだけかもしれん
大江とかドスト、ヘッセなんかも割と面白く読んでたんで
自分では純文学オンチというわけではないと思うのだが…
漏れは読者の気を引くような書きかたしないで
延々と同じような調子で進んでいく感じが逆に新鮮だったな
初読じゃ登場人物の関係性とかわかんないでしょ。俺は三回目でやっとわかりました。
系図頻繁に見てゆっくり読んでるから、関係はかろうじてわかるんだけど、
種違いの叔父の息子とかに対して、どういう感情を持つのか、
自分には同じ位置づけの人がいないからよーわからん
たとえば洋一とか徹とかね
ハトコすら顔わかんねーし、どんな感じなんだろうな
離婚したお袋の今の旦那の連れ子、とかは実際にいるのでわかるのだが…
その旦那の弟とかさらにその子、とかになるともう完全に他人なんで、想像つかんわ
感情はちゃんと表現されてるよ
自分の経験値からわかるわからないとかあんま考えないな・・
ある程度はしょうがないし、必然でもあるだろうし、似たような経験値から
自分の感情にリンクさせれば、より気持ちは揺さぶられる事もあるだろうけど
それはその作品が持つ文学性とは別の事のような気がするし
335だす
枯木灘読み切ったす
流石には弟殺すシーンの熱とか迫力は凄かった
登場人物の語る物語のぶつかり合い、みたいな構図があるんだね
地の果て、の方に進みます
ネタバレしちゃダメだよ…
茨の龍さんが自分のポッケの中にあれしたのは、
あれはやっぱ、撹乱目的ですかね?
342 :
v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/07/27(金) 10:01:04.25
343 :
吾輩は名無しである:2012/07/27(金) 20:57:22.00
たけしばかり言われてるけど、これもヴェネチア行くね
つべに予告上がってるけど、やっぱり小奇麗な路地はしょうがないかな
中上の時代でさえ中上が描いた路地はもう失われていたんだから
>>341 おりゅうのオバ、若すぎかと思うけど、
良さげ。
高良くんは半蔵のイメージピッタリ
345 :
吾輩は名無しである:2012/08/03(金) 11:43:30.96
熊野大学行ってくるぜ。
346 :
吾輩は名無しである:2012/08/03(金) 22:01:34.33
別冊太陽から中上健次の特集本みたいなものが出たが、読んだ人いる?
歌舞伎町を中心に新大久保手前から代々木手前までが中上ゾーンを言われている。超えるとヤバイ。
そこはダブルムラカミゾーンと言われている。
ムラカミドラゴンには血なまぐさい路地の死。そのイメージはない。退廃的でソフィスティケイトな死といえよう。
だがしかし。血なまぐさいとも言えなくもない。ドラゴンが一頃凝っていたのがチェインソウで四肢を
切断するというハードSMの世界である。フェスティバルまたカタルシス。前言撤回しよう。
いずれにしろ待ち受けるのは超えると死だ。敗者に優しいのは中上ゾーンゴールデン街か。七十年代は優しいのである。
350 :
吾輩は名無しである:2012/08/03(金) 22:55:11.95
どういうこと?
352 :
吾輩は名無しである:2012/08/04(土) 22:40:39.45
夏休みだから読もうとおもいます。ナニかお勧めありますか?
353 :
吾輩は名無しである:2012/08/04(土) 23:01:48.20
>>346 今日買って読んだ。
結構内容濃くておすすめ。読み応えある。
新宮の写真(新旧問わず)もいっぱいで、
作品を読むにあたってイメージしやすくなるかも。
>>351 無料のセミナーしか行ってないんだ、ごめん。
でもすごい良かったよ。
中上作品の中ではイマイチ評価の『軽蔑』についての談義があったけど、
当ってるかどうかは別として、そういう解釈の仕方があるのか、って感じで
もう一回読み返したくなった。
マチコが秋幸でカズさんが龍造でなんたらかんたら〜、って感じ。
355 :
吾輩は名無しである:2012/08/07(火) 20:18:22.65
>>354 十九歳の地図→灰色のコカコーラの路線じゃ駄目なの?
十九歳の地図は枯木灘の後でもいいのでは?
皆さんは、地の果て至上の時はどう思われますか?
途中までしか読んでない…
359 :
吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 08:06:28.18
地の果ては、モンばあさんが事あるごとに水をのむ話だよね。
360 :
吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 11:58:34.90
最近になって復刊が増えているね。
361 :
吾輩は名無しである:2012/08/10(金) 21:14:13.61
おかゆさん
おかいさん
363 :
吾輩は名無しである:2012/08/13(月) 11:17:49.69
現代小説の方法買った。
364 :
吾輩は名無しである:2012/08/13(月) 12:09:29.64
せいぜい都会の小説でも書いてりゃええものを、やれ部落だやれ熊野の土地だと
バカなこと言ってby吉本
俺が中上健次だ
やはり牛だったかよ
別冊太陽、たっかー
でも欲しいわ。
六さんのモデルのおっちゃんが乗ってた
369 :
吾輩は名無しである:2012/08/14(火) 11:55:09.51
>>368 欲しいけど高いよね。
原稿の写真載ってたから興味深いのだけど。。
なんか可愛い丸文字なんじゃなかった?
>>370 豪快な丸文字でワロタ
晩年、痩せた、ダイエット効果っていってはったな。
あと、息子さんがそっくりだった。
息子さんが火遊びして自筆原稿とかノートとかみんな燃やしちゃったんですよね。
373 :
吾輩は名無しである:2012/08/14(火) 19:30:28.61
火遊びで不消の息子だなw
娘さんの小説はどうなのですか?
迂闊にディスれないでしよう。
なるほど。
ピースさんと会話してる感じだ
いやいや、ディスったとしても「お前それ、中上健次が生きてても同じように言えるんだろうな?」って雰囲気があるじゃない。
息子さんは、瓜二つだったけど、
お嬢さんも似てるのかしら?
379 :
吾輩は名無しである:2012/08/23(木) 08:04:30.89
田中さんもジュースって何だよあれ・・・唐突で可笑しかったょ
380 :
吾輩は名無しである:2012/08/23(木) 10:01:52.75
381 :
吾輩は名無しである:2012/08/23(木) 11:26:46.72
西村賢太が「苦役…」でブレークした時、
絶対に“第二の中上健次”と云われると思ったけど、別段何事もなかったな。
饒舌すぎるかもしれないね。
384 :
379:2012/08/23(木) 20:55:55.44
>>380 そうそうw
急になんだよこの展開は、ってw
385 :
吾輩は名無しである:2012/08/24(金) 03:12:24.69
386 :
吾輩は名無しである:2012/08/24(金) 03:13:35.94
>>384 イーブの役を若くてかっこよかった竹野内豊にしてほしかったな
388 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 09:51:18.13
俺10年前くらいに岬とか枯木灘なんかの路地もの読んだけど
なんか途中で物語が破綻してる所があった気がしたけど俺の勘違いだったのかな!?
なんか話しのつじつまが合わないとこあったんだよね
389 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 11:49:43.47
中上と西村を大きく分かつのは眉間の瘤の有無だな。
390 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 11:58:45.74
392 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 16:46:22.42
地の果て至上の時、が講談社文芸文庫に入ったね
1900円もした
ふざけてんの?
ちなみにぼきゅは単行本を100円で買うた。全種の6巻もすでに持ってたんだけどね。
解説だけでも立ち読みで済ませばよかったなって、そんなモラルはざーどなことを考えていたのでした。
でも1900円で売りつける方もどうかとおもーうよ。
それだけ儲からないんですよw
394 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 17:20:27.57
>>392 そういうのをボキュッタクリって言うんだぞw
中上が死んだ時の遺産総額は3千万円程度であったそうである
396 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 17:43:19.50
100億稼いだって、200億使えば、100億の借金持ちだからな。
大体、中上って生涯でどのくらい稼いだんだ?
397 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 17:47:40.00
>>392 箱入りハードカバーの定価も同じだった。
三億弱ぐらいだろ。
中上は高橋ゲンイチロウとかイトイと野球チームを組んでたなあ。
399 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 17:57:37.69
>>398 生涯で三億弱なら普通のサラリーマンと変わらないな。
国家公務員のキャリアで八億だから。
>>399 長生きしてくれれば良かったのになあ。
もっといろんな作品を読ませてほしかった。
401 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 18:10:41.77
>>400 君みたいなファンもいるんだな。
中上ももっと摂生すれば良かったw
三億も稼いでないでしょうw
遺産は三千万円。その後全集の出版やら何やらで少し稼いだでしょうが
もちろん中上の生活だから借金に返すほうが多かった。
中上健次ぐらいの「文豪」扱いになっても
ちょっと頑張ってるサラリーマンの年収三年分ぐらいしか
純文学では儲からない、ということが列記とした事実でしょうねえ。。。
更に言えば、中上よりも今の川上未映子や阿部和重のほうが、
金額的にはずっと多く稼いでますよ。
>>400 私もそう思います。
枯れた中上さんとかどんなだったでしょうね
405 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 19:58:00.30
その昔、ゴールデン街の飲み屋で三田誠広をぶん殴った事もあったな。
でも、何が原因で三田誠広を殴ったんだろう。
三田が弱そうだったから
407 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 20:44:55.35
俺が殴られたら、たとえ目上であっても殴り返す。
三田って『僕って何』で芥川賞を取ったけど、彼の著作はつまらない(個人的には)。
私は何かの会合で、「もうすぐ中上さんがこられます」と聞いて靴を持ってきて、いつでも逃げられるようにしていた宮本輝さんの話かすき。細かいニュアンスは違うかもだけど。
410 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 21:36:23.12
自分から殴ることは無いが殴られたら殴り返さないわけにはゆかないよなあ。
ただそん時でも怪我だけはさせないように殴らなきゃならんから、そこらへんでなあ。
再攻撃をあきらめさせるダメージを怪我させないでどう与えるか?は、難しいからなあ。
ま、そーゆーやつとは酒を飲まない、しか、やはりないなあ。w
411 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 21:56:10.39
中上の小説より、最近読み出した石田衣良の方が好きだ。
特に池袋を舞台にしたIWGPシリーズ。
だから中上の喧嘩虚勢を真に受けてる奴がここにいたら本当にアホだぞw
あれは文学という元々ひ弱者の集まった世界にやって来て
別の普通の世界では強くもなんともなく
どちらかといえばイジメられていたような田舎者がやって来て
俺は強いんだという虚勢を張ってやったら、情けない文壇周辺の人間達は
見事に騙されて恐れてくれたというだけの、最初から最後までただの茶番劇だぞ
413 :
吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 22:52:16.29
埴谷雄高は中上に怒鳴り返したな。
新宮では間違いなく中上健次はイジメられていた。
(斎藤環の指摘もある)
上京してきてたまたま他に仕事が無いので肉体労働にしかつくことができなかった。
中上が筋肉的なものに執着を覚えたのはそれが最初である。
新宮の高校では間違いなく彼は文弱の部類にいるキャラだった。
しかし東京へやってきたら文学とかの周辺に屯してる人間は、
本当に虚弱体質の弱虫ばかりだったから。
これなら俺でも勝てると、中上の二次的な自我が発生した。
こういう自我の虚構性は、三島と同じともいえる。
中上には学歴コンプレックスってのはあったのかな…
あれはすべてにおいて、コンプレックスの塊(欠如)文学でしょうw
学歴ない、顔悪い、運動神経ない、田舎者、デブ、嘘付き、・・・
彼にはすべてが揃っていた。
業が深いなw
と云うか、業の浅い人間の書いた物なんて魅力ないのかもね。
>>413 島尾敏雄もだ。
そんで時系列的にはそのあと対談してるはずw
417の中上評は松本清張にも当てはまる様な気がしたw
421 :
吾輩は名無しである:2012/08/27(月) 12:42:02.59
田舎者、デブ、嘘つきか・・・ぐふう
終生いっぱい食べたんだろうなあ。
小説の食事描写は意外とそっけないけど。
おばちゃんらのチャットスレ増えすぎw
田舎田舎言うなやw
新宮って確かに田舎都市だけど、昔っから熊野詣でのメッカで
文化の香り高い町だぞ
そもそも西日本の人間なんて図々しいもんで田舎もんのコンプレックスなんぞ
最初から持ち合わせてない
そのへんを文学にするような奴は大嘘つきw
新宮行ったときそんな田舎とも思わなかった。まあ、オークワとイオンのおかげやけど。
チラシの裏ないのかなw
秋幸って男前の設定?
体大きいと言うのと同時に兄さんそっくりと言われるシーンあるけど
自伝的としたら、人が振り向くほどの男前の兄さんの事だよね?
中上は案外自分のこと不細工だとは思ってなかったんじゃ
理想自我です
男が女にエラくなくてどうするんじゃ
やっぱここは田舎者スレですねw
秋幸もてるもんね。
こんな話しができる友達がリアルにいないのでここ面白い。
永久に光の当たらない土地だということがわかりました。
秋幸かっこいいもんね
433 :
吾輩は名無しである:2012/08/28(火) 20:33:50.88
田舎者レベルの話でねw
まあそうやって三田誠広レベルの因縁をつけてればいいよw
三田誠広でも新宮よりいい生活してるよ (^@^v
436 :
吾輩は名無しである:2012/08/28(火) 21:41:01.23
たぶん殴られたとき三田誠広からは因縁つけてないな
中上が勝手に因縁つけてきて逆切れした疑いは強い
違うよ。三田誠広は週刊誌で中上の事を「田舎者」って書いて、中上は三田を殴ったんだよな。
三田って同時代の人にだけじゃね
評価されてるのって
凄いつまらんかった
まー一種の家庭内暴力ですねそれはw
440 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 00:17:11.28
中上は文学選民意識の塊だったと思うよ。
世間並の人が言うような劣等感なんて皆無だろう。
たしかに、ある種の尺度の照らせば、そこそこは選民の部類だからな。
柄谷なんかは似たような尺度の持ち主だから、
平凡人である自分と中上を比較して、ときに気圧されることがあったんじゃないの。
まあ小型ジュネと小型サルトルみたいなものかね。
中上みたく“路地”で生まれ育った文学者って他にいたかな?
>>440 だからそういう「選民意識」というのがすべて強烈に刻み込まれている劣等感の裏返しだ
という構造に気が付かない人は読解力がないね。
中上の才能というのは、あくまでも後天的な獲得物であって
あれは努力した結果としてある文学作品なんだということに。
中上が必死に東京で、文学的才能を奪い取っていく、まさに泥棒日記的な有様において
そこに必死の形相のスリリングな魂の系譜を読み取って、やっと中上健次がわかる
ということになる。
私が面白いと思ったのは、小説家になった息子をちささん(だっけ?お母さん)は、誇りに思っておられるのかと思ったら、真逆で
男は、額に汗して働いて妻子を養うもんだと言ってはったということ。
中上は、最初から利用する目的だったのかもしれないが、文学者の嫁さんもらったのも良かったな。
劣等感を本当に持っていて文学にぶつけたのか
文学をやる上で劣等感と言うものを持っている振りしてたのか
よくわからない
路地にしてもそう
自分が路地出身である事で文学をやる資格があるんだと
主張してるようにも感じる事がある
まあ、○○である自分と言うものを虚構化する必要がないなら
そもそも文学なんていらないだろうけど
食って寝て子供生んで育てて死ぬ
それだけで事足りる
この人の創作のベースにあるのは「蝸牛」に窺える母子密着症や
その投影として把握される「一番はじめの出来事」の兄の自殺でしょう。
要するにお母さんを愛してやまない少年による失恋の心情を縷説しただけの様な気がします。
だから自身の母子相姦と自殺を回避するために、
兄妹の近親相姦や近親殺人そしてその原基としての“父”なるものを捏造して
その状況説明のために「路地」なるものを設定した。
まあ、そうしなければ生きていけなかったような気もしますが、そういう意味では気の毒な人ですよ。
彼の死に際して「日本と言う重力のない国に唯一重力を齎した作家だった」とコメントした外国人記者の指摘は
非常に的を射ていますね。
安岡章太郎は母性の否定が身を滅ぼしたと総括していますがそれはちょっと間違っていて
母からの逃避とその方途としての父の捏造がポイントであり、
ある意味20世紀初頭の東方ユダヤ社会のありようにも似ています。
447 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 11:27:29.95
>だからそういう「選民意識」というのがすべて強烈に刻み込まれている劣等感の裏返しだ
こういう都市よりじみた使い古しのことをいって「読解力」などというのがおどろきだが。
自分が平々凡々であるという劣等感の塊なのじゃないか。あなた何か特別な生まれ育ちだとか、
特別なことができるとか、あるんですか?
何千億か資産のある家の出だとか、ショパンコンクールで優勝できるくらいピアノ上手いとか、
とくに練習しないのにいつのまにかムーンサルトと出来るようになったとか、そういうこと持っている人なの?
せめて三か国語でエッセイくらいかけるとか?
能力なんてのは、いちおう努力をしないと、身につかないもんであって、
努力する意欲の出どころをを「劣等感」といったら、そりゃなんでもそうだわね。
448 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 11:39:47.74
中上作品というのが、ある種の型にはまっている、というのをそのとおりなのだが、
文学というのは「お約束事」ですからね。なんでも「型」にはまっていると思うのだな。
とはいえ、誰でも「型」にはまれるとはかぎらない。
貴族文学は貴族出しか書けないし、変態(クイア)文学は,変態しかかけない。
でないと世間では、偽物、ということにされる。
中上が、いちおう「型」にはまれたのは、「根拠」をでっちあげるだけのものがあったからで、
ところが大半の人は、「根拠」に仕立てうるものを、何も持っていないわけね。
だから、持っている人は、そりゃ「選民」ですよ。
尾崎豊に影響与えたのはすごいじゃん
>>447 あんたみたいなのが元の文
>>442を全く読めないでいることを指して「読解力ない」というのw
単に中上健次に見られた知識人としては特有あるいは平凡人としては凡庸な
自慢癖、自己特権化現象、端的にナルシズムといった現象について
あの「選民意識」は明らかにコンプレックスの裏返しだよ、と言ってる。
だからそれは一々中上持ちださなくてもその辺の小学生のクラスでも題材にして
簡単に語れるくらいの話だ。
中上のオカルト的な自己意識、もっとわかりやすく言えば、
ぼくは仮面ライダーでこの世を救う為に生まれてきたんだ型の小学生にもあるようなナルシズム
の現象が、何故この大人には、いい年なっても消えなかったのか?
というのが、辿れば生い立ちにある強烈な外傷的経験ゆえのことだろという話をしている。
中上健次レベルになると、小説家か芸術家になってなかったらただの精神異常者だったろう
というレベルであって、妄想的な優越感も現実的な劣等感も、一人の人物の中にあって
並外れたものである。しかしだからといってその構造は、至極単純なものであったことが
見透かされる、といったもの。
452 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 19:00:00.90
書店で新潮社の『別冊 太陽 中上健次』をパラパラと見たけど、
中学時代の詰襟姿の写真なぞ典型的な
“温和で太っちょのイジメられっ子的“風貌なのにはちょっと笑った。
ただ彼の兄弟姉妹は、目鼻立ちの整った風貌をしてるね。
>>452 ご兄弟の画像もでてたんだ。
美恵さんのモデルになったお姉さんに興味があるわ。
中上はおまえらが大嫌いな高橋源一郎と無茶苦茶仲が良かったぞw
455 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 19:18:31.98
中上程度の「自慢癖」なんて、まあアメリカのクリエイターなどなら
ありがちなもんだけどな。
451は新味もなにもない俗流心理分析なのだが、
本人は気の利いたことを言っているつもりらしいね。
これは、なにかのトラウマのなせる業か?
456 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 19:49:16.99
中上健次は、たんに身の丈よりも態度がでかかっただけなんじゃないの
成金とか芸能人に多いタイプ
> 中上程度の「自慢癖」なんて、まあアメリカのクリエイターなどなら
> ありがちなもんだけどな。
それは単にあなたが現実の中上健次を知らないだけだよw
まークリエイターという業種には馬鹿が多いことは確かだ。
それは認める。
というかそういう意味で「凡庸」だとは既に書いてある通りだ。
459 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 20:27:50.95
>それは単にあなたが現実の中上健次を知らないだけだよw
なんだこいつは、出版社の下働きかなんかか?
いかにも下層マスコミ人っぽい自慢癖だな
どんなトラウマのなせる業か
別冊太陽の何枚かの家族写真見てたら、
何だかんだ言って一番のコンプレックスは
容姿だっただろう、と言うかそれを認めたくなくて
他にコンプレックスを探したのかもね
と思ってしまう
中上自身もブサイクかも知れないが、家族が皆、
自殺した兄のみならず、血のつながらない父や兄までもが
男前で姉たちも美人
これはちょっと可哀そう
461 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 21:08:19.98
もしかして、出版社か編プロ勤務の人がこのスレにいる?
>>461 こういうこと言う人も、典型的にコンプレックスの塊であることは、自明ですねw
>>448 > 中上が、いちおう「型」にはまれたのは、「根拠」をでっちあげるだけのものがあったからで、
> ところが大半の人は、「根拠」に仕立てうるものを、何も持っていないわけね。
> だから、持っている人は、そりゃ「選民」ですよ。
だから問題とは、そんなものを「文学」として有難がっていて、本当にいいのか?
ということですよね。
464 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 22:17:20.86
思い入れの強すぎる、偏狭レス。
465 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 22:20:30.99
誰かありがたがっている人がこのスレにいるのか?
いないね。
467 :
吾輩は名無しである:2012/08/29(水) 23:41:52.75
おかいさんはヘルシーでいいね。
塩も入れないなんてな・・・
469 :
吾輩は名無しである:2012/08/30(木) 00:10:36.39
中上のカラオケでの十八番は『昭和枯れススキ』と『傷だらけの人生』だった。
470 :
吾輩は名無しである:2012/08/30(木) 04:28:54.57
中上のように、作家人生を通じて書き続けられるようなテーマを持った
作家が全くいなくなった?
自分独自の大きなテーマを持たない作家は何でも書けなきゃならない。
そのためにテクニックや新しい趣向を取り入れることしか
考えなくなる。今の芥川賞選考委員達もそういう人達ばかり。
だから、テクニックや趣向しか批評することが出来ない。
これは芥川賞そのものの堕落である。
芥川賞なんてそもそもの最初から存在しないw
小説は読んだことないが「アメリカアメリカ」面白かった
バブル全盛の日本経済という状況下で書かれているのが伝わるドキュメント
靴下が臭そうな人たちのスレw
口臭がきついと人に言われてますが、何か?
>>472 アメリカ・アメリカって82年に旅行して85年に出た本でしょ
バブル景気って86年〜91年だよ
別冊太陽、買いました
感想キボンヌ
479 :
吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 22:09:12.74
図書館で借りた分厚い対論集成は殆ど読み飛ばしました。
内容が難しかったので仕方なかったのです。
文学界紙上で中上氏とタッグを組んだ柄谷という人が、戦後文学のナニガシ氏と大喧嘩した特集だけ、
面白く読めました。
>>479 あれは面白いよねえ。柄谷行人の暴力が光ってるよな。
>>476 「戦後三十八年、日本の経済繁栄と文化水準はアメリカと同等か
幾つかの点で追い抜いているのである」(p.21より)
厳密にバブルかどうかはともかく、当時の中上自身の時代認識はかくの如し
無意味な仮定と笑ってくれていいが、今彼が生きていたら今の日本を見て何を書くか
そんなことを考えながらも同書を興味深く読んだんだ
482 :
477:2012/09/01(土) 00:11:56.88
まだざっと見ただけですが、前にどなたかも書いてらしたけど、お兄さんや、お姉さんたちが美形揃い!ご本人からして、まさかと思ってました。郁男のモデルのお兄さんは、本当に男前です。
一人だけブサイクなんだよね
血のつながった父親のせいだろう
もし男前に生まれていたら、父親への感情も違ってた気がする
一度新宮を訪れてみたいな(別段何もないところだろうが)。
10年ほど前新宮行ってみたが、路地の名残は全くなし
ただ、駄菓子屋の痕跡らしきものがあって、「ああ、ここが小説に出てきた辻なんだなと」
神倉神社も南谷墓地もひと気がなかった。中上感じるためには祭りの頃に行くしかないか
新宮高校のHPなんか中上の写真を載っけてるけどね。
文字通りただ載っけてるだけだけど、彼は地元では“オラが故郷の…”的な有名人なのかな。
そらそうよ
新宮はあと佐藤春夫かな
和歌山全体では南方熊楠と空海と溝端淳平と田中理恵
紀伊と言えば陸奥宗光なんだが古いのかな
>>488 全然馴染みない
地元ではおらが郷土のって全くそんな雰囲気ないよ
だったらまだ紀伊国屋文左衛門とかヤマサの濱口梧陵の方が
そういや紀ノ国屋書店て発祥が和歌山だったのか、
それとも創業者あたりが和歌山出身者だったのか、
もしかしたら別段深い意味はなく、適当に付けただけなのか…
491 :
吾輩は名無しである:2012/09/06(木) 13:01:23.20
紀伊國屋文左衛門にちなんだのでは?
枯木灘の家系図は実際の中上家にそってるの
徹のモデルにされた人は気の毒だね
493 :
477:2012/09/06(木) 20:11:30.14
徹て白痴の子にいたずらしてたやつだっけ?
>>493 そうそう
その子が赤ん坊産んで、新興宗教の教祖さまになるんじゃなかったっけ?
灰色のコカコーラって、どの本に所収されてるの?
アマゾンで見てもわからん。
僕も読んだことない。村上龍が褒めてるやつでしょ。
鳩どもの家
灰色のコカコーラって、タイトルがいいよね。
雑誌でタイトルを目にした時、いったいどんな話なんだ?って興味を惹かれたよ。
それから4年過ぎて、いまだに読んでないけど。
499 :
吾輩は名無しである:2012/09/15(土) 02:05:16.06
千年の愉楽って公開来年なのかぁ
500 :
吾輩は名無しである:2012/09/23(日) 00:02:27.25
ほしゅ
502 :
吾輩は名無しである:2012/10/01(月) 20:32:29.27
『紀州』を読んで、和歌山にあれほど被差別部落(中上の云う“路地”)が多いとは知らなかったよ。
京都に近いからね
ええええマジで?
アンゲロプロスのみならず若松もタクシーに轢かれて?なんてことだ・・・・
千年見たよ
中上とは飲み仲間で一本は撮っておかなきゃと思ってたらしいけど
実際にはそんなに中上の本は読まなかったって監督自身の談
だから、路地が綺麗過ぎたり、差別がどうのとおっしゃてた割に
あまり現実をわかってなかったり(今だに同和地区の人間は
まともな結婚も出来ないと時代錯誤な事言ったり)してたけど
でも、遺作に相応しい(と言っては語弊があるけど)あれはあれでアリな
作品だとは思った
中本の男たちのキャスティングも良いし
機会があったら見てみて下さい
>>507 もう試写会あったんですか?いいな。
絶対みます!
>>508 試写会じゃなくて由布院の映画祭
その後のシンポジウムが加熱気味で面白かった
いいなあ。俺もロードショーで観たい
予告だけ見た印象だと嫌な予感しかしない
なんかつまらない綺麗さ。綺麗とか、清潔とかと美しいってのは違うでしょ。
後はやっぱりオリュウノオバだよね・・・
原作好きで映像に満足することなんてあり得ないと思ってる
最高の映像は自分の中に既にあるのだから
別物として見るしかないんじゃないかなあ
もしくは見ない
513 :
吾輩は名無しである:2012/11/01(木) 14:34:54.60
寺島しのぶは良かったよ
キャスティングはみな良かった
ただ、路地が綺麗なんだよね
東北出身の若松孝二に路地のイメージがなかったか
あるいはもっと金の集められる監督なら路地も作れたんだろうが
そうなるとあのキャスティングは無かった気もするし(特に三好)
昔、坂本龍一音楽でベルトルッチ監督って企画もあったらしいけど
何かそれはもっと違うような気もする
若松が自分の死を予感してたように多作のうちの1本として
撮った作品になってしまったから色々文句もあるけど
一年1本ベースで撮った1本ならまた違ってたかも
中上がどこかの対談でオートマチズムについて語ってたよね?一分で何文字書けるとか。誰か内容覚えてませんか?
515 :
吾輩は名無しである:2012/11/04(日) 21:45:29.66
湯布院のシンポジウム、本編以上におもろかった
監督の発言者への強言
それを佐野のフォロー。
中上的論点も少しあり
まーあ、観客が立ち見まで出たのはスイーツ客、映画マニアのお陰?
(映画券 1,400円 シンポジウム参加料 300円)料金逆でいいと思
愉楽と路地を表現しょうとした事はおおいに評価するし、感謝する
合掌
高良健吾って美形ですね。
まさに半蔵って感じだ
ここ、まだいきてるかな?
千年って新宮でも先行上映するのな
映画では舞台を「東紀州のとある港町」に設定してあるけど
新宮の人が見るとどう思うのかなあ
まあ、あの路地を知ってる世代も観客の中には殆ど居ないだろうが
遺作にふさわしい出来?
520 :
吾輩は名無しである:2012/12/06(木) 01:40:21.10
最近、古書店で文庫版『重力の都』を見つけたので、数年ぶりに読み返した。
それがきっかけで、また中上健次の小説を読み返していこうと思っているのだが、近くの古書店には意外と置いてないという…。
ブックオフオンラインと言う
オフなんだかオンなんだかよくわからない便利なものを使うといいよ
ネットで探せば簡単便利なのは重々承知している。
これまでの経験から、可能なかぎり現物を見て入手したいし、あれもこれもと注文していくと送料も嵩む。
とりあえず、帰宅途中に寄り道しつつ、文庫版『千年の愉楽』を探しているところ。
そして、目当ての本が見つからなかったのに、なぜか店を出る時には他の本を買っているという…。
千年の愉楽は映画化が決まった時に瞬く間に在庫が切れて
増刷されたはず
自分も映画化で興味もって読んでみてはまった
若い頃は読んでも反発しか覚えなかったのにな
524 :
吾輩は名無しである:2012/12/15(土) 10:36:51.75
講談社文芸文庫 これはバカ高い文庫で1200エン「水の女」短編集
ものすごいエロ本だった。
中上健次全集買ってみようかと思うのだが。
15巻セットは見つかるが大抵別巻が欠けている・・・。
近所の古本屋で1冊千円で全集売ってた
全巻揃ってるわけじゃないが
今度出る選集はちょっと楽しみ
作品は全部読んでるけど新しく中上について書かれた文章を読みたい
全集は、本棚に並べてるぶんにはいいんだが、読むには大きいし重い
結局、読むには文庫が最適ってことになる
最近は電子書籍って手もあるが、自炊する気もないし、そもそも端末を持ってないという…
小学館文庫選集といい講談社文藝文庫といい、なんであんなに高いんだよ?
で、全集別巻って何が収録されてんの?
また選集出るのか?
エッセイはいいから小説集成にしてほすい。
エッセーは必要だ
中上ほど刺激的なエッセーを書いた作家はいない
そうかね?エッセイの面白い作家は信用出来るって意見はその通りだけど、
中上健次に限って言えば、エッセイより小説の方が断然面白いと思うけど。
小説の方が面白いのは言わずもがな
その上でエッセーもまた面白いと言っている
中上以降の作家で中上より刺激的なエッセーを書いた作家は皆無である
ベストのエッセイ集は?
エッセイ集のおすすめはなに?
物語の系譜読めよ
映画の千年の愉楽、わざわざ新宮で上映会するようだ
撮ったのは別の場所だけど
千年の愉楽はやっぱり言葉だからこその世界って感じがするな
映像化するなら奇蹟が見たかった
青山真治がアップをはじめました
別の人のが見たいなぁ
青山真治がスローモーションを始めました
また選集が出てるんだな
全集完結してるし、対談集完結してるし、文庫で選集出てるし
なしてハードカバー単行本で選集出すんかね?
各3部作とかの関連作をそれぞれ1冊にまとめてくれるとかならまだしも
そんな配慮もないみたいだし
もうわけわかんね
541 :
吾輩は名無しである:2013/02/04(月) 22:25:24.57
千年の愉楽読み終わりました
「豊饒の海」とよく似た主題と聞いて読んだんだけど
よりエンタメ性高めで
昭和のヤクザ映画モノっぽさもあって面白かった
542 :
吾輩は名無しである:2013/02/05(火) 17:45:34.84
543 :
吾輩は名無しである:2013/02/05(火) 17:46:49.07
>>540 どうせほとんど売れないのに
しつこく中上をプッシュしているやつが
いるからバカな出版社が本を出してるだけ。
損をするのはわかってる。
544 :
吾輩は名無しである:2013/02/11(月) 05:16:05.06
秋幸三部作と鳳仙花よみました。
次はなにがお勧めですか。
龍造が好きだから、あと龍造がでてくる作品ないですか。
545 :
吾輩は名無しである:2013/02/11(月) 13:15:01.95
546 :
吾輩は名無しである:2013/02/11(月) 15:04:20.50
奇跡って郁男の話が入ってる?
唯一真っ向から郁男を描いた話があって
奇跡に入ってるって聞いたような
547 :
吾輩は名無しである:2013/02/11(月) 22:54:33.16
覇王は短いから図書館でよんできた。
しかし龍造を主人公にした長編があってもよかったな。
548 :
吾輩は名無しである:2013/02/12(火) 15:57:44.10
中上の全集をそろいで1000円でも、高過ぎるw
今に1冊100円になるから待っとけw
坂口安吾全集が意外と高いのであと10年持っていようと思った
中上全集はどうしようかなー島尾としおへ進みたいのでスルーするかも
551 :
吾輩は名無しである:2013/02/13(水) 20:56:43.77
>>550 青空文庫に入ってないやつだけ買うんじゃダメなの?
553 :
550:2013/02/17(日) 02:12:45.97
既に全巻持ってる
554 :
550:2013/02/17(日) 02:15:06.44
高く売れるかもしれないと思うと却って売りたくなくなる
555 :
吾輩は名無しである:2013/02/18(月) 23:41:32.79
千年の愉楽の先行上映会行ってきた。
高良の半蔵も男前だし、高岡の三好もアリ。染谷の達男も良い。
寺島しのぶのオバも悪くなかったよ。
ただやっぱり低予算だから、突っ込みどころがたくさん。
路地も暗く貧しい雰囲気をあまり感じなく、現代風のものが写り込んでいる。
まあこれは良しとしても、「はぁ?」と失笑してしまう物や場面が…。
確かに綺麗すぎる感じがあるけど、概ね満足だった。
音楽もよかった。
もう一回見に行くつもりだよ。
あとは北野武で奇蹟を見たい。
556 :
吾輩は名無しである:2013/02/19(火) 10:56:47.21
居酒屋のシーンで壁に貼ってるメニューに「マッコリ」とか見えたよねw
おつまみ498円とか
ああ言うのは貼り換えても大した出費にはならないし、室外機だって
映さなくて済むと思うけど、そのへんはもう確信犯かなと
路地の綺麗さも中上ファンでない人には気にならないみたい
中上ファンだとそこにはこだわってくれと思うけど
まぁ原作ヲタが原作ではー原作ではーと言うのはウザいだけなので
そこは別ものとして見るのがいいと思った
映画楽しみです。
概ね良さげですね、
558 :
吾輩は名無しである:2013/02/19(火) 15:33:33.05
>>556 前作の三島はコンビニに看板が移り込んでいたから、それに比べたら室外機なんて可愛いもんだと思ったw
若松映画は突っ込みどころ満載だからなw
室外機以外にも、もっと吹き出しそうになった場面がいくつかあるw
原作ももちろん好きだけど、映画の路地もあれはあれでいいんじゃないかと思う。
最初のあの石段を駆け上がる足元とか後ろ姿(ミツの)のシーンでゾクゾクしたもん。
脳内で出来上がった路地や半蔵や三好や達男やオバとはまた別物として見ればいいよね。
でも役者勢もよかったよ。
559 :
吾輩は名無しである:2013/02/19(火) 21:33:37.84
やっぱり中上は駄目だ。
560 :
吾輩は名無しである:2013/02/19(火) 23:41:29.65
名前どおりで中の上、と言うことで。普通に言うと超2流。
今時の文学に1流があるの?はま、それは別論ですが。^^
561 :
吾輩は名無しである:2013/02/19(火) 23:43:35.43
ちなみに古井、オマエは超3流な。(笑
562 :
吾輩は名無しである:2013/02/20(水) 00:44:59.31
アマチュアは銅メダルでも「凄いっ!」だけど、プロは銀メダルが最低ね。
だから3流は、超3流だっつっても
「なんだそれ?そもそもで、そんなの存在して無いんだよ?持ち出して来るなよ」
なだけね。っつーことね。(笑笑笑
563 :
吾輩は名無しである:2013/02/20(水) 05:24:45.17
中上でひとつ残念なのは現代思想っぽい取り巻きに調子合わせているところだな。
根が勉強家だったんだろうな。そんなに切り捨てればよかったのにっておもう。
564 :
吾輩は名無しである:2013/02/20(水) 19:19:44.08
中上を救い取ることは誰にもできない。
中上は完全にあかん。
こんなのを誉めてる柄谷や浅田は、さらにあかんw
柄谷と浅田が俺に教えを請いに来れば,何故駄目なのか教えてやるがw
565 :
吾輩は名無しである:2013/02/20(水) 19:56:21.63
暴力とセックスが人間の文明の根拠だって思想で売るのは、どんな風俗文化の業界でもB級なだけ。
読んでないね
567 :
吾輩は名無しである:2013/02/23(土) 23:18:47.66
熊野集よんだらほんとこいつの親族ってカオスだな。
枯木灘の恵美の娘の美代子のチンピラ夫の五郎はのちに別れて、こんどは恵美の姉の芳子の娘を孕ませるんだそうだ。
中上ももう小説のネタはたくさんだって。
自分も路地者だけど
親の世代くらいまではそこそこ無頼な話も聞くけど
確かにここまでカオスなのは路地でも特別なんじゃないか
だからこそ誰かが文学やらなきゃやってられなかったのかも知れんが
柄谷や浅田やら渡邊やらのポストモダン批評家が
持ち上げていただけ。普通に読んだら、「性と暴力」全開の
自然主義文学に過ぎない。フォークナーとかマルケスとか
バカじゃないの? 田山花袋や徳田秋声から一歩も出ていない。
書く衝動がしっかりあって、文章に力がある
それだけで名文学だが、
>>570に同意するのは
時代に持ち上げられて、中上を利用した下衆な連中がいたということ
フォークナーとマルケスって同格じゃないだろ。
同じノーベル賞取ったら同格なのかよ?マルケスがフォークナーの影響受けてただけだろ。
>>553-554 他の全集も買うの?狂ってるなあ!
千年の愉楽は原作が書かれた頃に映画化して欲しかった
今より昭和の風景も残ってただろう
実際当時の路地はどんな感じだったんだろ
「この映画のこんな感じ・・・」ってわかる人いる?
(原作読みながら勝手に雨月物語みたいな絵で想像してたがこれは時代古すぎるな・・・)
>>574 鳳仙花や千年の愉楽の時代の路地(昭和初期〜昭和20年代)はどんな感じだったのか知りたいね
それっぽい映像が出てくるものがちょっと思い浮かばないが
最近の映画だと「血と骨」とかなのかねぇ
千年の愉楽のフォトブックがでてた
578 :
吾輩は名無しである:2013/03/22(金) 10:35:57.91
つべに中上自身が撮った路地の8ミリ映像があるよ
区画整備される直前の撮影だから秋幸の時代の路地
千年の頃の風景とも違うだろうけど
新宮の中上生誕の地も行った事があるけど狭いエリアだよね
路地と新地があんなに近いって言うのがびっくりだった
竹原の家からモンの店までも思った以上に近い
当時の面影は勿論殆ど残ってないけど、その距離感を知れただけでも
行って良かったと思う
駅中の観光協会で中上小説ゆかりの地を記した地図をくれるよ
579 :
吾輩は名無しである:2013/03/22(金) 16:15:20.79
今日の中上文学ツアーのバスガイドは柄谷行子さんですw
580 :
吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 01:38:38.29
★海部俊樹・元衆議院議員
★知能指数60
★イタイイタイ病
★屠殺の末裔
★統合失調症@大雄会
★支持団体は障害者団体、解同
★いつも一人ぼっちの学生時代に小説を執筆、挫折
★最終学歴は中卒
★学歴職歴を偽装
★司法試験(1次)を受験するも歯が立たず途中退席
★初当選後、支持団体から知能指数60の事実を告げられトチ狂う
★次男は愛知県コロニー
★妻は元ソープ嬢(名古屋ソープ「末広」勤務)
★名古屋風俗店顧問
★背が低いことがコンプレックス
以前YouTubeに中上本人が登場する動画があったなあ、なんで消してしもうたんじゃ。また観たいねえ中上
>>571 お前さんの言う下衆な連中とやらと
ブンガクごっこが大好きなのがナカガミもとい本名はナカウエ(笑)
発語感が雄々しくないからナカガミ(笑)にしたとかいう女々しいナカガミさんでしょ(笑)
>>583 「お前さん」(笑)という言い回しにお前のヘタレっぷりを感じる(笑)
585 :
吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 03:46:07.02
千年の愉楽よんだけど、これはマルケスもそうだけど、三島の豊饒の海も意識しているのかな。
まあおもしろくよんだけど、河出文庫の吉本とか江藤とかの辛気臭い解説がなくもがな。
なんかもろポストモダン()笑って感じで時代を感じる。
こういう評論家連中が中上作品と読者のあいだの壁になっている気がするな。
ふつうに面白いから読むでいい。
586 :
吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 09:52:13.14
そういえば、『千年の愉楽』の文庫ってカバー2種類あるよね
仏像みたいなのが描かれてるのと、映画の広告が印刷されてるのと
587 :
吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 23:59:13.91
二種類というか新しいのは二重になっている。
映画のやつが昔のカバーの上にさらにかぶせてある。
589 :
吾輩は名無しである:2013/04/28(日) 09:02:54.38
忘れられそう
三部作以降は凡作ばかりだし
早く死んだら負けだな。
村上春樹や村上龍だって死んだら何も残らんだろ。
592 :
吾輩は名無しである:2013/04/28(日) 15:05:09.11
日本人は45歳を超えていい小説書き続けるのはむずかしい。
593 :
吾輩は名無しである:2013/04/28(日) 16:42:05.41
Anne McKnightが、中上が被差別部落民であることをカミングアウトする
経緯について、色々と疑問を投げ掛けてるようだが。
594 :
吾輩は名無しである:2013/04/28(日) 17:15:16.45
千年の愉楽って評価高いようだが、おれはあまりかわないな。
路地を神話化しちゃうと小さくまとまってしまう。
地の果て至上の時のカオスがおれは好きだな。
595 :
吾輩は名無しである:2013/04/28(日) 18:33:23.25
596 :
吾輩は名無しである:2013/04/28(日) 20:40:04.71
>>593 ググってみたらNAKAGAMI JAPANというペーパーバックをハケーンしますた。読んでみたいなあ。
僕は一度だけ英語の本を買った事があってそれは学術関係の本だったんですけどANNEの本も同じ。
598 :
吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 23:01:28.64
猫飛ニャン助 @suga94491396 2時間
20歳の頃、中上健次は荒岱介にバシュラールを教わった。荒の筆名・日向翔
は『蠟燭の炎』から採られた。初期中上の水・火・大地・大気のバシュラール
的主題は、荒に対する応答であり批判であり、「テマティスムの廃墟」(ハスミ)
というべき試みだった。すでに別途別文脈で記したことだが。
599 :
吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 23:15:16.05
イシカワ @ishikawakz 21時間
みんなが期待するヒーローとか素敵な人も人間味のあるダメ人間も人間
くさい悪人もほとんど出てこない。ある意味見たことのない小説"@sayasaya333:
@ishikawakz @naoco_nomura へー。いしかわさん、さすが(~o~)"
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イシカワ @ishikawakz 21時間
村上春樹は、中途半端にモテたり勉強ができたりして、表面的には不幸
せには見えないが、意地が発達しすぎて致命的に空っぽさに苦しんでい
る人々を描いているので、
600 :
吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 23:16:34.21
イシカワ @ishikawakz 22時間
そういうかわいらしくない人々が空っぽの苦しみを味わうのがテーマだ
から。村上春樹は"@sayasaya333: @naoco_nomura まあそうですね(^。^;)
僕の魅力が全くわからん&出てくる女性も好きじゃない。てか作品に出て
くる人が、誰も好きじゃない( -_-)o"
601 :
吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 23:18:09.56
イシカワ @ishikawakz 22時間
古井由吉や中上健次より、日本文学の終わりに向き合っている感じが偉い
開く 返信 リツイート お気に入りに登録 その他
イシカワ @ishikawakz 22時間
まああんまりゆったらアンチの人に怒られる。
開く
イシカワ @ishikawakz 22時間
村上春樹は金があるしアメリカの空気を吸ってるから不条理に見えない
だけで基本は怪奇的というか。
開く
イシカワ @ishikawakz 22時間
村上春樹はブルジョワだから、不条理っぽく見えないんですけど、作品
の中におかしなものを埋め込んでわざとバランスを壊している。最近は
うまくできてないけど。
602 :
吾輩は名無しである:2013/05/08(水) 01:03:59.89
>>595>>597 俺もネットで、ちょっと読んだだけ。ジェンダーとかフェミニズムの
観点から中上を読むアメリカの女性研究家は結構いるね。
名前忘れたけどそういう観点から読んでなにか言おうと思っても結構手強いと外国の研究者が書いてたな
604 :
吾輩は名無しである:2013/05/08(水) 21:15:19.35
Nakagami, Japan: Buraku and the Writing of Ethnicity
ハBy Anne Mcknight
という本は2011年に出てる。
>>603 東西の壁はそれなりにあるから。
マクベスを柄谷が読めないのと同じ。
柄谷のマクベス論が誤読って定説なの?
誤読の前に正しい解釈があるんですか?
「誤読の前に正しい解釈があるんですか? 」
この発言をどのように解釈してもよろしい、という意味だと解釈してよろしいか?
いいえ。シェイクスピアの悲劇のように多義的な文学作品に関して、果たして正しい解釈などありうるのか?という問いです。
多義的な文学作品だと誰が決めたの?
シェイクスピア以上に多義的な文学って例えばなんですか?典型的な一例じゃない。
マクベスなんてまさにそうでしょう。冒頭の魔女?の台詞とかモロにそう言ってる。
多義的ったってあらゆる解釈が許されるわけではない以上、複数の正しい解釈があるというだけのことだな。
じゃあ、柄谷のマクベス論が誤読であるとされる理由を教えてよ。何をもって正しい解釈とされるのかという条件も。
まあ、柄谷自身が「正しい」読み方を目指してるわけじゃないだろうけどね。深読み出来る作品にしか興味がないって言ってるし。
でもそれが即ち柄谷の読みが間違ってるって事にはならないし、
>>604氏のご高説を賜りたいものですな。
柄谷行人スレって無いの?
そっちでやって欲しいんだけど
やだよ〜
618 :
弧高の鬼才@宇宙定数 ◆zD.tvziESg :2013/06/18(火) 22:06:01.12
あなたを愛撫するユビを販売中止にせよ、とか言ってた人か、中上健次
619 :
吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 17:30:26.83
スーパードライの人?はぇあ〜?
♪
長江健次(48)
621 :
吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 18:36:32.75
本名はなかうえ(笑)Death
ナカガミじゃありません
なぜか知らんが、随分長い間ちゅうじょうって読むんだと思ってた
なかうえだと何で(笑)なんだ?
わからん
熊野大学セミナーの今年のテーマは中上と韓国なのか
韓国も中上文学研究のテーマの一つになり得るとは思うが
あそこまで徹頭徹尾韓国だらけなのはちょっと引く
今年のテーマがだろ別にいいじゃん
何日か掛けてやるやつでしょ?
わざわざそんなとこまでやって来る連中相手なんだし
薄く広く総ざらいするよりいいんじゃないか
過去のテーマ見たらここまでたった一つのテーマに
固執してる年なんて無いぞ
今年は参加してみようかと思ってたけどやめた
まあ行きたい人が行くんだから別にいいけど
中上と韓国って言うより中上にかこつけたコリアがテーマだな
パッチギ撮ったって事だけで井筒が講師になっとる
田舎じゃまだ韓国ブームなんだろ
627 :
吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 05:16:49.85
後期はなんで固有名詞がカタカナになるんだ。
イクオとかアキユキとか。
より説教節のような音の世界を志向するため。漢字だと意味が生じる。幸徳秋水としての秋幸とか。
629 :
ソルダード:2013/08/25(日) 16:24:19.59
中上健次は初期の短編が好きです。
「黄金比の朝」とか「眠りの日々」とか。
630 :
吾輩は名無しである:2013/08/28(水) 19:02:40.61
熊野大学行った人います?
631 :
吾輩は名無しである:2013/08/28(水) 20:47:03.37
奇蹟読了。独特の饒舌な文体はくせになるな。
タイチが身を滅ぼすきっかけが、仲間うちの部落差別事件にガクッときたことだったんだな。
奇蹟 千年の愉楽 地の果て至上の時が好きなんだな 枯木灘の完成度は今となってはあんまり買わないかも戦後文学の傑作の一つには違いないけど
異族の後も書き続けてブレイクスルーするのが見たかった
ずっと枯木灘みたいなのを繰り返し書いて大家になってしまうより地の果て至上の時書きその後苦労した中上が好もしい
なにかひとつでも晩年の試行錯誤が実った作品を書けてればなぁと思う
異族はいかにも試行錯誤してる途中のものをそのまま出した感じよってになぁ
634 :
ソルダード:2013/08/29(木) 15:31:49.41
「十九歳のジェイコブ」は、文体、ストーリーともにすごく雑な印象を受けるのだが、あれはあれでいいのかな?
「地の果て至上の時」は確かに良かった。
635 :
吾輩は名無しである:2013/08/29(木) 22:27:16.77
地の果ていいよね。軽蔑、讃歌、異族あたりは読まなくていいのかな。失敗作っていう評しかきかない。日輪の翼はまあ読んでみよう。
上原善広の日本の路地を旅するから中上健次の枯木灘→岬→地の果て395ページと読み進めたけど、こんな短期間に本を立て続けに読んだのは初めてじゃわ
この人書けなくなったから自棄酒ガブ飲みして死んだんでしょ
実質自殺みたいなものじゃないですか
638 :
吾輩は名無しである:2013/09/01(日) 04:55:56.29
地の果てラスト、路地をガソリンで焼き払ったのは誰ですか?
軽蔑は話の進行はまさに退屈なメロドラマ
ただし登場人物が型どおりに進行していく事態にいらだちを覚えてたりする
讃歌は誰かが谷崎の偉大なる失敗作卍を思い出したとか書いてたな。俺は面白くなかった
異族はつらい。でもこれの次があればなぁとは思わずにはいられない
異族はいいとおもったけどなあ
どす黒いテーマよせあつめてかっこよkった 完結させてほしかったけどね
ソロで聴かせる作家はいるけど中上みたいにオーケストラで聴かせる作家は日本じゃなかなかいないよね
後期はまた別だけど
千年の愉楽の各章の書きだしはどれもいいなぁ
何回も読んでるうちに諳んじれる様にまでなってしまったわ
643 :
吾輩は名無しである:2013/09/14(土) 06:47:25.84
村上龍 中上健次 自分の作品を朗読したことない?
村上龍 ない。この前、集英社に頼まれてヘミングウェイのをやったけど。
中上 いや、人のじゃなくて自分のを。俺、いっぺんやったことあるんだ。音楽というか、すごく面白かった。朗読してすごく面白かったの。
ブラウンBという実験的なことをやるところで、セシル・テイラーという、昔のジャズピアニストの結構メジャーなやつと一緒にやったの。
村上 セシルテーラーとやったの?
中上 そう。ジャムセッションをやったんだ。
村上 知ってるよ。羨ましいな。 中上健次 俺はそのままいくと音楽家になったかもしれないね(笑)。
村上龍 ナム・ジュン・パイクになったかもしれないね(笑)。
中上 あのレベルだと思わないでくれよ(笑)。パイクよりもっといいぞ。
村上 グレン・グールドみたいになるかもしれないね。
中上 言わないでくれよ、もうそのことは(笑)。
中上健次と村上龍ーNAVERまとめ
より
644 :
ソルダード:2013/09/14(土) 07:29:34.19
オーケストラといえば、確かその村上×中上対談で、中上健次がブランデンブルク協奏曲みたいな小説を書きたいといっていたような・・・
645 :
吾輩は名無しである:2013/09/14(土) 07:51:06.64
中上が生きてたら、恥ずかしさにのたうち回るぞ。
村上がおだてるからいかんw
実際中上の文章は音はすごくいいよね
音の人・中上健次と誰かが評していたけど本当にそう思うよ
647 :
吾輩は名無しである:2013/09/14(土) 12:15:54.82
俺が中上健次論を書いたら、中上、柄谷、浅田、蓮實、大澤の全員が
沈むね。
648 :
吾輩は名無しである:2013/09/14(土) 15:54:30.48
>>647 kwsk
中上健次の作品に否定的ということ?
649 :
吾輩は名無しである:2013/09/14(土) 16:32:56.64
あえてランクつけると中上の才能って三島と同等くらいだよ
天才を自称してがんばっているところがいい 実際はそこそこ実力あるくらいだけど
大江には遠くおよばない 大江は日本文学史上まぎれもない天才だけどな
650 :
吾輩は名無しである:2013/09/14(土) 18:36:02.19
中上の作品では、被差別者達は全く救われないと思う。
中上の作品は差別者の側に組みしてしまってる疑いが濃厚なんだな。
それはいろんな点で明らかだろ。
無垢でお可哀想な被差別者を夢見る人が勝手に怒り狂うのはよく見る光景
652 :
吾輩は名無しである:2013/09/14(土) 18:43:45.48
大江(下級武士)>>>三島(武士+農民)=中上(被差別部落)
中上が東大閥の擁護が必要だった理由もわかるってもんよ
差別反対を声高に叫びながらその実差別という物語の永続性に積極的に加担する正義派の方々
彼等にとってはフォークナーも中上も許し難い者なのだろう
小学生のなりたい職業がナマポ受給者という時代です
655 :
吾輩は名無しである:2013/09/15(日) 07:35:23.87
>>653 そんな軽くてありきたりなことじゃない。
文学として、ずっと深刻な欠陥があるんだよ。
今のとこ、それは俺だけの秘密だが。
自分の事言われてるって分からないのかな
657 :
吾輩は名無しである:2013/09/15(日) 16:13:36.57
骨の随までありきたりなやつだなw
こんな奴には芸術などいらんw
執着する理由が分からない
自分だけ自分だけ
人とコミュニケーション取れないんでしょう
自分がどう見えるかという感覚がこれっぽっちもない
滑稽だよ
信用してもらえると思ってんのかね
誰も聞かないよそんな事
662 :
吾輩は名無しである:2013/09/15(日) 16:26:42.80
会話が成立しないよね
663 :
吾輩は名無しである:2013/09/16(月) 20:05:42.21
中上を潰すのは俺の使命だな。
664 :
吾輩は名無しである:2013/09/16(月) 20:24:40.45
関東連合とか広末とかだろうな。
665 :
吾輩は名無しである:2013/09/16(月) 20:25:48.18
ついでに芝とかAKBもな。
意味わかんねえよw
667 :
吾輩は名無しである:2013/09/26(木) 20:41:46.30
中上なめんなよ
関東連合とかワンパンだろ
668 :
吾輩は名無しである:2013/09/27(金) 03:43:02.39
猫飛ニャン助 @suga94491396 3時間
沼野充義、向井豊昭の遺作評して「十分な声望得られないまま亡くなった」と
(東京新聞)。白々しい。向井が「声望」望んでいたか疑問だし、そもそも
沼野のごとき御用評論家や文壇編集者が、向井のヤバさを忌避していただけだ
ろう。最近若い書き手の向井論複数読む。沼野より遥にマシ。
短編以外、枯木灘しか読んでいないのだけど、なんか構造が見えた。
たとえば古井の文学が女という他者を媒介にして実存的内向を果たしたのならば
中上のそれは熊野という隠国、路地リゾーム的胎存在(未生)を創出したものだろう。
外部に対してね、その内部に在って苦悶した秋幸も終盤にはあっさり隠されてしまう。
云わばその傲慢―
柄谷の批評的作意ってやつは、この構造を世界化したかったんだと思うよ。
西洋近代〜ネオリベ/グローバライゼイションなんかを究極の内向性として観ようとしたんだろうと思う。
現体制も、終焉しよう西洋近代の胎盤を取り留めようと必死だけれど
そういうのは、整形かなんかで大年増を誤魔化してしまうようなもんだ。
マスコミ然り、文物/Au・Viとしてそう見えるだけ、そういうマジック。
問題は有意な何を、そこに生みえたかと云うことでしょ。
671 :
吾輩は名無しである:2013/09/27(金) 19:04:13.12
80年代
673 :
吾輩は名無しである:2013/09/27(金) 19:08:29.92
一人カラオケで歌ってるようなもんだからそっとしておけばいいよ
人に聞かせる言葉じゃないから
批評とか抜きにして、いま中上を読もうとすると
「奇跡」とかのキャラクターが際立っているのがいいね。
読んでて惚れてくる。男性的な感性のなかにある女性的なところもいい。
675 :
吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 21:29:38.44
批評とか抜きで面白いですよ
蛇淫の破壊衝動、化粧のタナトス
なんだか知らないけどぐっと引き込まれる
作者が滅茶苦茶イカレタ人だから、
こういう面白い小説ができるんだなあと
批評的でないことを考えてます
>>672-673 それを云うなら、日本語でおKですよ。
工作はペアで掛かりますし。
80年代の議論すらご存じないとは恐れ入ります。
どうやら日本語らしいということ以外は皆目わからん
678 :
吾輩は名無しである:2013/09/29(日) 03:30:20.07
ひとりごとにしか見えなかった
80年代の議論とか言う以前
679 :
吾輩は名無しである:2013/09/29(日) 07:32:20.18
何も言ってないのと同じ
頭でっかちの学生が読み囓った本から抜き書きした言葉を並べてみただけという印象
構造はそりゃ見えるんだよな。だってバリバリの構造主義からポスト構造に移行していった作家だもの。
中上健次を語る文脈で〈構造〉と口にしたら、それはレヴィ=ストロースのような〈構造〉なはずなんだけど>672-673はそういう使い方してないね。
珍しい人だ。
孫一→龍造 龍造→秋幸 秋幸→紀子の子(ここが地の果ての部分)って感じで。
〈構造〉〈反復〉〈差異〉で語れちゃいそうな所が中上の怖い所。
一人カラオケが流行っているのかな
683 :
吾輩は名無しである:2013/09/29(日) 11:36:57.88
枯木灘は万延元年の脱構築
684 :
吾輩は名無しである:2013/10/01(火) 02:58:13.69
なんで中上っていえばこう訳わからん思想めいたこといいたがるかね。
ほんと気の毒なことだね。作家中上健次が。
日輪の翼で路地からトラックで来た婆さんたちが、伊勢神宮前のスーパーで万引きするところが笑えるけど、
80年代ではここでなんか高尚な議論するんかなw
伊勢神宮前のスーパーで万引きも
万延元年への批判的言及
どう批判しているのか説明できなさそうだな
一言で纏めるなら
中心と周縁から自己差延化構造へ
といったところかな
689 :
吾輩は名無しである:2013/10/02(水) 02:40:22.17
>>687 ねらいは80年代的ポストモダン言説のパロディーだろw。
690 :
吾輩は名無しである:2013/10/02(水) 02:48:12.01
脱構築批評ばっかりはやって、
本物の小説の読み手が育たなかった70年以降の日本の哀しさだな。
ジョージ・スタイナーが呆れて帰っていったそうだ。
日本のポモ批評家(山口昌男とかに代表される)の頭の軽さに。
クールジャパンっていってアニメを国がアピールする文化国家。
紀州という本は厄介だ
あっちゃこっちゃ雑然と話がとぶ
思い付きみたいなことが並べられ
もっと整然と脈絡がわかるように話せと言いたくなる
まあ、中上は理論家じゃないから。
谷崎を「物語のブタ」と批判していたが、結局展開しきれなかったよね。
693 :
吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 00:43:49.74
聞きかじり
694 :
吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 06:48:18.66
聖餐とか火まつりとか終わり方がかっちょえーな
枯木灘じゃ、チャップリンにビビっていたよ、これ迫真w
そこで物怖じしないW村上の乗り越えを許したのかもしれない。
限りなく透明に近いブルー・羊をめぐる冒険等は
だいぶ逞しかったけれども、結局それもマーケティングや
徹底してケア(工作)されるメディアに飲み込まれてしまった。
そうして悉くはキャピタル・コマーシャライズされ、飽和してしまった。
モダニズム=権力構造に、終止符を打ち続けるポストモダニズム。
それはそれでいいと思う、問題はそこに隠されてしまった権力構造だろう。
読めば1Q84・枯木灘の終部には、ほとんど同じ空気感が漂っている。
云わば韜晦され、逃避され、はぐらかされる終焉に漂う、白々しさ。
構造がハッキリしていれば、物事は季節のように美しく推移するが
しかし隠された権力構造が、現状に尚、曖昧と愚図を成す。
文学作品は、ただそれを仄めかすだけの技芸と成り果てた。
その内に何にビビって(警戒して)いたのかさえ、誰も分からなくなれば
また暴力支配の時代が始まるという構造は、確実にある。
一人カラオケがブームか・・・
698 :
吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 12:13:55.11
奇蹟がベストかな 特に泉でエスのポンプを使う場面は秀逸
699 :
吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 14:16:55.06
中上健次は生きていたらノーベル文学賞受賞していただろうか?
受賞してました。生存の作家は全て不確実ですが。
701 :
吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 17:27:48.28
短編はずっといいの書いてるが
長編は枯木灘、奇蹟の二発屋ではなかろうか?
御存命でしたら百発屋にもなれたかもしれません。実は3作ぐらいしか
読んでないんです。すごいなあと思った記憶が。キリ番取りたかったので。
703 :
吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 19:34:21.40
柄谷や浅田、蓮實の誤読で過大評価され過ぎだね。
もうすぐに消える人だね。
長編なら阿部和重の方が上な気がする
中上はユーモアのセンスがないのが残念
705 :
吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 03:11:15.96
706 :
吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 07:58:30.25
>>704 ちょっと甘い顔をしたら
調子に乗んじゃねーぞハゲ
以上、中上信者の底レベルさを知らしめるレスでした
春樹が漱石なら、阿部和重は谷崎潤一郎だよね
『蛇淫』どうすか。
712 :
吾輩は名無しである:2013/10/11(金) 03:48:16.57
中上はもうすこし作品世界を広げることができたらノーベルありだったな。
その前にしんだのが不幸だったのか幸だったのか。
なにも言ってないのと同じ
>>714 ありがと。「枯木灘」しか読んだことないので次はこれだ。
716 :
吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 00:09:16.46
やれやれ
717 :
ソルダード:2013/10/12(土) 06:42:46.71
「蛇淫」は筆致が粗い感じするから、合う合わないがあると思う。
短編集なら文春の「岬」か「十九歳の地図」がお勧めです、ってもう遅いか。
中上読まねばと思い(水の女) (化粧)を読んでみたけど
これが近代文学の最高峰作家なのか...
評価が定まった文豪に言いにくいが、どこが凄いのか分からん
エロが良いのか!?
719 :
吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 14:22:23.52
エロというよりナルシスティック、というか自分の肉感とか体感に淫してる感じ。
ちょっと鬱陶しいけど、大江健三郎みたいに不快感を押し付けてくるような感じはなくて妙に甘美。
化粧を読んで中上の衝迫にはっとさせられないなら
そいつとと中上は無縁だ
722 :
吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 20:09:00.13
そいつとと
異国の方かな
>>718 その二冊は中上愛好者が読んで面白いと思うもの。いきなりそれを分かれと言われても無理があると思う。
『水の女』は、対談で(存在の耐えがたきサルサ)村上龍が「中上さんの中で一番好きです」なんて言ってたけど
あくまで〈路地〉ものの外部ではって感じだよ。
初めて読むなら秋幸三部作か千年の愉楽→奇跡じゃないと。
ヘビーは嫌だ短篇集がいいというならそれこそ初期の作品か、谷崎へのオマージュである『重力の都』とかさ。
中上健次か。。。何かで「ドストエフスキー(『罪と罰』だったかも)なんて通俗小説じゃないか」みたいなことを言ったか書いたかしたのを読んで
その言葉に悔しさがにじんでてかわいい人だなーと笑った記憶。全部の作品読んではないけど「枯木灘」と「千年の愉楽」が好きだ。
こんなお話書ける人すごいと思う。同時代、リアルタイムでこの人の書くものを読めたことは幸せなことだったのだなと今にして思う。
とても良い読者だったとはいえないんですけどね。
久米正雄「『戦争と平和』も『罪と罰』も『ポヴアリイ夫人』も高級は高級だが要するに偉大な通俗小説だ」 (久米正雄『私小説と心境小説』1925年1月)
正確には「通俗小説の文章じゃないか」だな
でもそれ自体は当たってると思うよ
>>725 うーん、そういう教養っていうか本読みあさった知識じゃなくて
感覚。724に書いた中上健次はそんな感じでした。
>>726 「正確には」とはどういう意味ですか?
原文をご存知なんですか?
>>717 いや、遅くないよ、ありがとう
その二冊も参考にしてみます!
ぱあちゃん子なら日輪の翼もいいぞ、滅茶苦茶切なくなるけどな
731 :
ソルダード:2013/10/13(日) 08:46:59.02
やっとこさ「鳩どもの家」を手に入れ、読み終えたのは今年の初夏のことだった。
多くのパロディだかオマージュ作品を産んだとされる「灰色のコカコーラ」、期待した通り青春小説していてよかった。作中に「青春なんかないんだ」というセリフがでてくるけれども。
何故これで芥川賞獲れなかったのか、不思議。
やはり文学青年ケンジは愛しいw
みなさんよく読んでますね。勉強になります。
「重力の都」、チェックしました。
重力の都いいね
円熟の筆致
岬は表題作は素晴らしいけど他の収録作はカスだよね
火宅がマシかと思うぐらい
734 :
吾輩は名無しである:2013/10/13(日) 17:06:03.52
中上が単なる通俗作家の宮本輝を意識していたとは意外だった
大した作家じゃないのにな 宮本なんて
谷崎が大衆小説意識してたり
大菩薩峠から武州公秘話のインスピレーション得たり
どこから影響持ってくるかなんてわからんもんよ
736 :
吾輩は名無しである:2013/10/13(日) 18:54:41.69
宮本輝に純文学作品なんてあるのか
つまらないのが純文学で、おもろいのがエンタメと違うの?
宮本輝はつまらないから純文学だろ。
思いきって小並感書くとスッキリするわ〜
わけのわからん物を雰囲気でうまく誤魔化しているのが純文学で、わかりやすいのが大衆文学
それはさておき
集英社文庫版の紀伊物語か何かで文芸首都の同人の人間があとがき書いてて
中上家でのバーベキュー大会に北方謙三が来て中上が北方に「お前にとっての文学とはなんだ」と喧嘩寸前になったなんていうのを読んだな。
中上武勇伝を創作しただけかもしれんが。
北方謙三なんてとうの昔に文学捨ててエンタメ量産作家になってるのに、
中上が喧嘩売るってのは不思議な話だな。
時系列をだね
中上健次って今で言う人格障害の類でしょうか?
単なる酒乱の小心者をいちいち人格障害呼ばわりしてたらキリないわ
745 :
吾輩は名無しである:2013/10/14(月) 08:17:25.61
中上健次ってバイなのでしょうか?
746 :
吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 22:33:29.59
たまに村上春樹を読んでみると、中上本のお得感がよくわかるわ。
小説の密度が違うよね。村上はただでさえ内容薄いのに、上下巻にして部数稼いでいるし。
春樹と中上を文学の土俵で比べる事自体誤りでしょう。
春樹なんてアメリカ文学の単なるコスプレだからね。小説になってない。
文学なんて無視して軟派ハードボイルドに徹している片岡義男の方が上等なくらい。
まぁ春樹叩いて中上持ち上げると、蓮實や柄谷にかぶれてるみたいで恥ずかしいけど、
事実だからしょうがないね。
中上が、永山則夫や、W・フォークナーに会わなかったらどうだったろうね。
それが春樹だったら?
まあ比較するのは間違ってるね。できるとすれば同時代の空気を吸ってきた連中ということでしょ。ジャズ喫茶然り、学生運動然りでさ。
春樹叩いときゃ通ぶれるみたいな感覚は中二病だわな
中上なんて風化してるじゃん
しかしなんで中上は石原慎太郎なんぞと通じてたんだ
思想なんて真逆じゃん
対談やシンポジウムに石原を招いたりしてたよね
751 :
吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 23:31:17.16
でも実際にハルキをよんでみると、ほんとにあの2ちゃん的なパロディーのまんまなのね。
「僕は暗闇の中で溜め息をついた。
オーケー、これは現実だ。
間違いない。
繋がっている。」
こういうのをカッコイイって思えるのがハルキストになるんだろな。
べつに文学青年でもないけど、ハルキ節の軽薄さはたまらんわ。
春樹はドン・キホーテなんだよ。
大真面目であれをやってるのが面白いといえば面白い。
村上春樹は現代アメリカ文学が好きで好きでしょうがなくてアメリカ文学の登場人物になりきっちゃんだな
中上は春樹とも対談してるんだね。村上龍との対談は知ってたけど。
中上は村上龍のことを「あんなもん蝿だよ。ブンブンうるさい蝿」とかボロクソ言ってたくせに
仲良く対談してやがるwと思った記憶がある。
中上って芥川賞以降はめぼしい賞をとってないんだな
候補には何度もなってるけど
なんていうか死んだから過大評価されてる一人だな
枯木灘以降は駄目だし
柄谷なんかとつるんだりしてたから文壇ではデカイ面してたけど
福田和也や大江は中上を評価してないし
>>755 谷崎賞にえらいご執心でそれ以外は興味なしという感じだった。怨念じみてた。
谷崎の評論まで書いちゃうくらいだったし。
だから平林たい子賞が決まった時も、そんな賞はいらん谷崎賞を寄越せって感じで蹴った。
なお、村上龍は平林たい子賞受賞が決定した際、躊躇なく貰ってた。映画小説集とかそんなのだったかな。
中上は龍も春樹も批判したけど、対談もした
759 :
吾輩は名無しである:2013/10/21(月) 08:21:27.29
川上未映子>>>超えられない壁>>>中上健次(笑)
でも中上みたいな存在はユニークだった
他の作家を批判したり挑発したりさ
今、そういう作家いないじゃん
おべっかを交わしあう作家ばかりでつまんない
作家って外野から喧嘩売ったり批判はするけど
対談したりすると途端に仲良しモードになる
龍や春樹を批判してたくせに仲良し対談した中上..
石原慎太郎を辛辣に批判してたくせに選考会や対談では仲良しモードになる龍..
しょせん作家なんてそんなもん
762 :
吾輩は名無しである:2013/10/22(火) 18:17:18.90
龍も春樹も谷崎賞作家
それに引き換え高卒作家はw
763 :
吾輩は名無しである:2013/10/24(木) 04:52:50.10
ドラゴンも高卒だけどな
岬を再読したけど、中上健次の中で一番鬱になったのは岬の身寄りもないアル中の弦叔父の登場だな
こいつのせいで一週間鬱状態
中上の喋っている時の声はどんな感じ?
テレビとかに出たらしいけど見たことないんだよね
イメージ的に高見山みたいな声かなと思ってるんだけど
765 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 01:29:03.69
今更だけど今年の熊野大学行ってきたよ
質問ある?
766 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 01:49:01.48
764 新宮市立図書館の資料室で中上が死ぬちょっと前のビデオ画像(東京女子医大の病室)
見たけど、細くてよく通る声だった。外見から来るイメージとだいぶ違う
ついでに言うと訛りのまったくない話し方
>>766 なまりないんだー。
秋幸みたいに話してほしいわ
768 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 03:40:42.09
>>767 うん。
綺麗な癖のない話し方だった。訛りがないのは18歳で東京に出てきたからかな
そのビデオの中で漢詩(作者失念)を朗読してたけどそれがかなりうまかった。
自分の作品を朗読した画像か音声って残されてないかな
769 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 03:44:04.91
てかここにいる人っていくつ?
自分27だけど周囲に健次が好きな人いなくて話が出来ない
770 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 03:50:30.97
熊野大学って
771 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 03:51:46.55
27より年下で岬と枯木灘の秋幸の中間くらいの歳かな
772 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 04:01:03.66
>>771 769です
同世代、嬉しい
何がきっかけで健次知った?自分は19歳のとき19歳の地図のタイトルが気になってそれまでぜんぜん知らなかったけど読んでみては待った
773 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 04:10:50.38
>>772 被差別部落について調べてて上原善広の『日本の路地を旅する』で中上健次を知ったよ
あと中上健次の本はもっと若い頃20歳くらいに読むべきだったな、遅すぎた
20歳以下で中上健次の本に出会っていれば、それはもう体はガチムチで、しかもsex依存症、脳はインテリみたいなバケモノになってたと思うよ
俺は25だよ
>773
中上読んだからってそんな風に成れるわけじゃないw
健次君のように肉体で書く小説家は他に誰がいるだろう
中上みたいになりたいとは思わない
確かにインテリだしチンポデカイしガタイもイイし喧嘩も強かったけど
46才で死ぬのはごめんだお
肉体で書く、とよく言われてるのをよく目にするけどいまいちよく分からない。
感情の赴くままガツンと書くということ?
どの作品が肉体で書かれたんだろ?
あんなに太ってりゃティンポはめり込んでちっこいだろw
>>773 中上はセックス依存症だったの
奥さん以外に女遊びも激しかったのだろうか
そういう噂は聞いたことなかった
781 :
吾輩は名無しである:2013/10/26(土) 22:13:28.77
>>780 中上本人ではなくて小説の中に出てくる、例えば日輪の翼のツヨシとかに影響されてだな
?
肉体で書くってどういうこと?
80年代この人リアルタイムで読んでたけど当時
そんな言葉聞いたことがない。いまはそういうふうに
言われてるの? どういう意味なんだろう。
書く以上は誰であれ肉体で書くしかないと思うんだけど。
ずれてたらすまんが疑問を感じた。この人は言うまでもないけど
すごく繊細な人だよ。
783 :
吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 00:03:48.47
健次に似た作家はいない
784 :
吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 00:35:47.78
>>773 ありがとう
やっぱり部落差別の問題から興味持つ人が多いのか
日本の路地を旅する 知らなかった 読んで見よう
785 :
吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 01:10:29.14
中上が『奇蹟』や『日輪の翼』で描いている昭和末期〜平成初期の空気が好きでたまらん
786 :
吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 01:44:36.68
∧,,_∧ みなさん、あったかいお飲み物はいかがですか…
(´・ω・`) _。_
/ J つc(__アi!
しー-J 旦~
) ) ) ) ) ) )
( ( ( ( ( ( _(__
旦 旦 旦 旦 旦 旦 \_#/
緑茶 ほうじ茶 玄米茶 蕎麦茶 烏龍茶 柿の葉茶 お抹茶
) ) ) ) ) )
( ( ( ( ( (
c□ c□ c□ c□ c□ C|■|
 ̄
紅茶 ミルクティー コーヒー ココア ホットミルク ホットチョコレート
787 :
吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 04:30:55.45
788 :
吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 05:54:48.83
>>785 80年代気分を満喫したいなら野生の火炎樹だな
790 :
吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 09:57:17.92
野生の火炎樹
知らなかった
中本の一統のってこれと千年の愉楽と奇蹟だけ?
所で中本って言う名前ありそうでないよな
中上はいったいどういった由来でこの名前を創作したんだか
土方→工事→仲本工事
792 :
ソルダード:2013/10/27(日) 13:06:25.03
「肉体で書く」というのは端的にはわかりかねますが、福田和也は「筆圧の強い」といういい方で表現してましたね。
文章に強い調子を与える、つまり非散文的な強度を文に込めようとする、というようなことのようです。
793 :
吾輩は名無しである:2013/10/27(日) 17:10:18.00
岬や枯木灘って好きだけど重いから頻繁に読みたくなるものではない
一年に一度読む感じ
794 :
吾輩は名無しである:2013/10/28(月) 01:04:27.83
中上読むと一人で東京に家出したくなる
795 :
吾輩は名無しである:2013/10/28(月) 08:00:33.66
796 :
吾輩は名無しである:2013/10/28(月) 10:10:57.90
イーヴか真知子の様な美貌があれはすぐ実行するのに。
奇蹟の最後ってどうだったか忘れた
今日当たり地元のネットカフェにでも泊まって読み返すか
797 :
吾輩は名無しである:2013/10/28(月) 10:16:39.13
上の二人のような生き方が可能だったのはバブル期、あの時代だけか
>>796 奇蹟の最後はトモノオジが正気に返って
若い衆つれてタイチの復讐決意
隠してある武器もってこいと若い衆に指示
して終わる
奇蹟ビヨンドが読みたいぜ
最後ってそっちになるのか。確かにストーリーとしてはそっちか。
個人的に『奇跡』がベスト3に入るくらい好きだけど、その理由はストーリーより設定や文章だ。
トモノオジとオリュウノオバがタイチを食ったりする場面が最後って感じ。中上がどの程度、大鏡を読みこなしていたのか気になる。
トモノオジは一応正気になったことになってるんだけど
幻覚のうえの話だったはずのオリュウノオバの小魚が
足元の草むらに跳ねてるというのがいいね
801 :
吾輩は名無しである:2013/10/28(月) 22:56:51.51
アキユキより下の世代(賛歌、異族)の主人公は一人都会に出て、路地や血縁のしがらみはないけど
しがらみから自由でいる(軽蔑だけは違うが)
この世代が一番いい
千年の愉楽の若者たちは良くも悪くも時代に翻弄された
路地にこもっていられなかった。
イクオ、タイチらは戦後何もかも自由になったように見えた世の中
と旧社会の板ばさみで死んだ気がする。
路地の濃密な空気は壊されて以前のような生き方は出来なくなったけど外に出て行くには
偏見がまだまだ強いし、あまりにも自分たちが貧しすぎた
豊かで他者に無関心な社会に金と血だけを持って出て行った(日輪の翼)
世代からが黄金期だと思う。
路地、路地解体後の世代をつないでいるのが中本の一統じゃない
アキユキだと言う設定が天才的
802 :
吾輩は名無しである:2013/10/28(月) 23:03:58.45
中上がもっと長生きしてたら路地の外で生まれ(80年代)た世代も描いてほしかった
803 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 01:46:15.57
俺はここにはいない
804 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 01:48:05.26
中上読むと新聞配達したくなる
路地はどこにでもある
806 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 02:07:33.03
昔は24歳の3月3日に死にたかった
マル金霊園で働いて金貯めて熊野から出発して最後は新宿の日本一周したい
最後は46歳の夏に死にたい
807 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 02:08:36.10
オフ会しようず
808 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 02:14:51.06
>>805 そんな事言ったって、中上が書いた「路地」は紀州と東京だけだ
大都会でもなく、地方でもないニュータウンに生まれた人間はどうすればいいんだ
809 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 02:18:22.16
中上の息子の涼って今どうしてんの?
30代半ばぐらいなはず
路地を変換して受け止めてもいいと思う
たしかに路地=被差別部落だとすれば西高東低かもしれないが
全国津々浦々に存在し、または郊外化のうねりによって消滅しつつある
しかし中上は岬と枯木灘では路地を題材としているが部落差別的な問題について
具体的に描写していない。あくまでもその地域のその地区の家族間、家族内を題材としている
地の果て以降から具体的に部落差別的な描写が目立つようになるが、
つまり路地=近所付き合い、親戚付き合いの苦しさみたいな感じで脳内変換すればいい
811 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 05:03:33.50
812 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 05:55:20.30
中上に対抗して当時島田雅彦がニュータウン郊外を書いた
島田雅彦は滑稽ですらある
中上と三島の後釜ぶっているだけの小さい男だ
814 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 07:06:06.46
ニュータウン郊外てのがそもそも滑稽だから島田小さい男でちょうどいい
815 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 07:37:25.44
816 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 09:43:03.88
>>807 それじゃあ具体的に計画を立てよう
実はオフ会って幹事になったことも行った事も無いからどうする物なのか
知らない
817 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 09:57:43.23
中上に最も似た素質を持つ作家は李良枝だと思う。
この人も若くして死んでしまって惜しい
在日二世でそれが中上の被差別部落出身と同じ役割(こんな表現変だが)
をしてる。
刻なんかはよんでて著者の大衆で息が詰まる。
中上没後十年kawadeムックで知ったがこの人晩年中上の愛人だった。
梁石日の『終わりなき始まり』のヒロインのモデルでもあった。
818 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 10:04:59.86
816は807です
アンカミス
819 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 10:07:48.49
アンカミス、は余計でした。
いるのにいないとされた人たち
オフ会、2014/3/3朝8時 天地の辻に集合
参加できる人レスください
822 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 11:13:47.16
韓国美人ちゃんを捕まえて
キミも小説書かないか?キミは才能ある
とかなんとかいって口説いて
パックンチョしちゃうって健次君もエッチだね
リービ英雄にも鎌田東二にも松岡正剛にすらも逢えば小説書けって言ってたみたいだから誰にでもとにかく勧めてたんだろうな
824 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 11:39:10.93
オフ会では皆で茶粥食べましょうね
825 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 11:50:02.45
>>821 はい。参加します。
イクオノアニ、待ってろ。
てかその前に飲みたいから前日に新宿で集まろうよ
826 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 11:54:59.06
827 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 11:57:45.87
最近このスレ雰囲気おかしい
オフ会はマジで開催したいよ。熊野大学なんて行けないしさ
828 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 12:01:00.17
829 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 12:24:59.58
830 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 15:51:19.79
>829
糞
831 :
吾輩は名無しである:2013/10/29(火) 23:26:37.57
>>830 何でだ
あれに途中から出てくる白痴の女は中上作品の女性像の原型だと思う
個人的には初期の短編で好きなのはこれと『補陀落』と『隆夫と美津子』
だけだ。
はっきり言って19歳の地図のよさは全く分らん
832 :
吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 02:47:55.18
新潮文庫の重力の都の装丁美しすぎ
833 :
吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 04:05:27.43
村上龍と対談したり親交があったのは知ってるけど
龍の作品や才能については評価してたの?
>>834 くわしい人じゃないけど、なんせ「限りなく透明に近いブルー」ですから評価してたと思いますよ。
当然俺のも評価するよねと迫りつつ。
>>792 解説ありがとう。「体」じゃなくて「肉体」というのが味噌なのかな。福田和也の「筆圧」はうーんよくわからない。
ずいぶん読んでないから「枯木灘」また読み返してみる。ありがとう。
>>834 してない
アイツは馬鹿だ、面白くないと言っている
龍とはけっこう仲良かったろうけど
作品は評価してないだろうね
中上没後、柄谷が『シンポジウム』で
中上が春樹や龍をライバル視してたとは思えないって言ってたけど
そりゃそうだね
大江、古井、金井あたりはある程度意識したかもしれんが・・・
あと、なぜか宮本輝を注目の作家に挙げたこともあったなw
838 :
吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 22:44:59.59
谷崎賞賞レースで春樹は意識してたような
春樹:今書き下ろし書いてるんですよ
健次:なんていうタイトルなの?
春樹:恥ずかしいから言いたくない
健次:教えて欲しいなあ、みんな聞いたら吃驚するよ
みたいな対談があった
で、その書き下ろしが世界の終わりと〜で谷崎賞受賞
どこが意識してるように読めるんだろう
>834
限りなく〜はアメリカかぶれの代物と評価してなかったよん
あと村上龍は絵画的描写以外はなんもないみたいなこと言ってた
仲は良かったけど作家としては買ってないわな
山田エーミーや島田雅彦のことも辛辣に評価していたわな
生存作家の悪口を言うのに死人の口を使うな。生きてる自分の口で言え。
844 :
吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 00:28:09.50
〇〇乙w
846 :
吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 00:41:41.04
中上健次自分は大ファンだけど
はっきりいって良作の打率低いでしょ
さらに駄作は滅茶苦茶駄作でしょ
他の作家けなして回ることは到底できないのでは
島田雅彦ならいいだろうけどw
847 :
吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 00:45:08.22
生前柄谷とつるんで大江くさしたりしてたけど
今考えると笑止千万でしょ
島田雅彦は良き小説家だよ
なにこのバレバレのネガキャンは
850 :
吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 01:13:19.85
円城塔の問題で旗色が悪くなり逃げた村上龍
851 :
吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 04:17:53.13
768です
漢詩の作者、今思い出した
陶淵明だ
写真見るとブチャイクだけど、
この人、生前モテたの?
853 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 03:20:36.13
>>852 それを言えば母親のチサだって
鳳仙花では超美人設定、解説で中上紀は祖母は若いころかなりの美人だった、
とあるが実際写真を見ると健次そっくりだ
写真と現物はかなり違うのかも
854 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 04:33:05.02
>>852 若い頃は今でいうキモオタ的なレッテルが貼られる容貌だが口髭生やしてた中年期の写真を見ると魅力的でしかも貫禄のある容貌だと思うが
856 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 05:19:06.56
健次は母ちゃんそっくり。肥満体質も
父親の違う兄弟たちは美形で痩身
つまりは郁夫や姉の父親が美形遺伝子の持ち主
857 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 05:30:47.63
858 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 07:03:54.96
ああよ
にいやん、優しいな
859 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 07:48:25.00
健次の作品中の美女ってどんな顔か想像が出来ない。
860 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 13:40:04.35
>>854 同意
芥川賞とった時期の中上はデブでバカっぽい感じだけど
80年代の口髭生やして少し痩せた顔立ちは精悍で大物感がある
861 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 13:44:17.95
枯木灘に出てくる秋幸の彼女は平岩紙、岬の腹違いの女郎妹は若き佳那晃子をイメージして読んでたww
だからセックル場面も前者は興奮しなかったけど、後者は興奮しながら読んだww
862 :
861:2013/11/02(土) 13:53:58.92
おまんらも中上の書くセックル場面で興奮するやろ!?
貧しい出自で教養なくて淫乱な女とヤるなんて光景想像しただけでワクテカ
岬でいうなら女郎妹を佳那晃子で設定したからもうたまらんよ
バカで淫乱な妹を獣のように突きまくる
妹はあえぎながら苦しくなり涙を瞼に溜める
はっきりいって岬は冗長に感じて特に出来がイイと思わんけど
ラストの兄妹の合体を読む為にある小説といっても過言じゃないよ
863 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 17:29:43.83
姉のことを想像しながら妹とヤッタわけですが
姉は誰を想像します?
864 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 18:08:07.83
>>861 平岩紙のが遥かにエロいと思うが
しかし中上健次が好きなやつの女の好みは、一般世間とズレてるな。
昔、コアな中上ファンの男が「すっげい綺麗な女、や、綺麗なんても物じゃない、
『美しい』女発見した。」って興奮してから、その女と会わせてもらったら来たのは色白だけが取柄の、
大地喜和子と中島唱子を足して2で割って、100回殴った様な奴だった。
ズレてると思わない
佳那晃子の若い頃知らないのか
美人やぞ
秋幸の彼女は清楚だが不細工ぽい描写だったので平岩紙をイメージしたんだ
お世辞にも平岩は容姿は誉められんだろ
ブス専からは好まれるかもしれんけど
ちなみに秋幸の自殺した兄は今井雅之を若くした感じをイメージ
姉たちはイメージ出来なかったなあ。。
866 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 18:55:54.15
>>865 佳那晃子が美女だってのに異論は無い。
しかし性的に興奮するのは間違いなく平岩紙の方だろう。佳那晃子の方に興奮したってのが分らん。
アキユキは健次自身、郁夫は、三国連太郎、姉たちは川上康子と津島恵子と若尾文子をイメージした
867 :
吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 19:03:49.02
>>862 讃歌か軽蔑のように清潔で安全な都会で湯水のように金使いながらの
セックスの方が退廃的で興奮する
砂糖泰志は生きていたら中上以上の作家になっていたと思う
中上と違い駄作がなかった
賞運がなかったけど生きていたら賞もいくつか取ってたろう
龍蔵はもちろん田中角栄だよな
え?
871 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 09:14:39.18
村上龍よりは、才能あるけど中上を超える事は長生きしていたとしてもなかったと思う
確かに駄作はないけれども宝のような作品もない 佐藤康志。
いちばん痛いところを細く深く突っつかれるような感じは中上と似てる
龍より才能あるとか.....
つまらない冗談だなww
873 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 13:02:20.27
>>本気。
商人としての才能はすごいけど、あいつの小説なんて
初期はちょっと頭のいい男の自慢話最近のは分りやすいニュース解説だ
>>871 佐藤の、そこのみにて光輝く、きみの鳥は歌える、海炭市叙景を読んでことある?
それらを読んで宝だと感じないようじゃ。。
中上のように作品のムラもなく安定性もあり宝ばかり
それとも読まずに先入観と偏見で語っているのか?
賞に無縁だったし早逝したから長らく埋もれてたけど
近年再評価が進んでいるよ
875 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 13:06:26.87
千年の愉楽読んでると死への恐怖が吹き飛んで自殺願望が自分の丈を超える
>873
まー もうずっと村上龍の小説は情報を取り込んだ解説レベルなのは同意
文学的なものは全然ないよね
完全にエンタメ・大衆小説になってしまった
村上は文学者を目指すのではなく、売れて稼ぎたいタイプだろうし
商業主義者だろーな
877 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 13:11:50.00
>>874 読んだよ
才能が無いとは言ってない。
だげど中上を超えることは決してない
ここまで出版社の意のままな人間がいるんだなって感じ
そもそもここでやらずによそでやればいい
多少作品内容絡めた話ならともかくただの当たり屋じゃないか
個別スレ立てろ
三島賞の委員だった江藤淳は佐藤泰志の作品を推薦して候補に入れたんだな
だけど中上とか他の委員からは票が入らず落選
佐藤は中上と同時代で同年代
二人を類型と見なす向きもあったようで
中上にすれば、佐藤は自分のエピゴーネンと感じて評価しなかったのかねえ
880 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 13:19:57.63
佐藤泰志、生きてた時代が中上とほぼ重なってんな。
どこか、間接的にでも接点はなかったか
私生活だと子供3人なのも同じ
>>878 ごめん
出版社の意のままとはどういう意味?
佐藤泰志氏の本はひととおり読んでみたけど
海炭叙景だけが傑作だと思うのは私だけかな。
それ以前の作品は70年代〜80年代の妙に甘ったるい雰囲気で
中上健次や村上春樹を意識して書いた中途半端な代物にしか見えないんだけど。
883 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 13:27:24.90
879、880この2つのスレもほぼ
なんでここがターゲットになったのかもわからんけど
上だなんだと言いっぱなしにされても誰も何も言えんよね
一体どうしたいのか分からない
具体的な作品の比較とその意義を言えば耳を傾けてくれる人もいるんじゃない?
ただ言いっぱなしで終わるんだったらここじゃなくてスレ立てればいい
ここで駄々こねられてもという感じなんだけど
ただ上だ上だと言われてもそれ以外に何も言ってないからこっちとしてもどうしようもないんだけど
886 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 13:36:57.92
>>884 禿同 なんで中上のスレって三島村上をはじめ他の作家を持ち出して
落とそうとする向きがあるのかね
分かった 佐藤の方が上だ おめでとう
こう言えばいいのか?
しつこい割にはなーんにも具体的な素材を提供してくれないからこれくらいしか言えません
満足でしょうか?
だから出版社の意のままとはどういう意味?
それだけ教えてほしいな
889 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 13:52:15.47
ヒント
早逝したから長らく埋もれてたけど 近年再評価が進ん
帯に中上の名が挙がってたからここに来たって以上の事はないんじゃない?
比較する事でなにか面白い事が見えてくるなら歓迎もされるだろうけど何も言ってくれないし
言いっぱなしで耳目を集めたいだけなら同じように名前を並べられた村上春樹のスレでやったほうが効果的だよ
向うはいまだ流行作家だし噛みつくならそっちのほうがいい、注目してくれる人もいるかもしれない
中上でなければならない理由があるならぜひそれを言ってくれれば話に乗ってくれる人もいると思うけど
891 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 13:59:09.04
>>878 881じゃないげどお前も意地が悪いな
佐藤が気に入らないならそう言えよ
それを881が馬鹿だみたいな言い方して
ハア?
出版社が埋もれた佐藤泰志を復刊して、笛を吹いていて、それに読者は踊らされてると?
違うんじゃないかな
佐藤泰志の復刊を望む根強いファンの声が出版社を動かした
そして復刊された著作を、ファン以外の読者も読んで広まってきているんだと思うけど
いくら出版社やメディアが笛を吹いても、駄作なら踊りませんよ
893 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 14:04:41.57
熾烈な議論の隙間に取り残された875
大丈夫か 死んでないか
気にいる気にいらないじゃなくて
どうしたらいいのか分からないだろ
言いだしっぺが具体的な事は何も言ってくれないから
気にいらないからそう言われてると思うなら被害妄想だよ
895 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 14:07:21.12
891は庇ってんのかwwwwwww
話振った当人がどんどん作品内容の比較を展開していけばいいんじゃないかな
具体的な事は何も無しに佐藤の方が上だ、と一言だけ言って終わられても反応は期待できないだろ
佐藤の話がしたいだけなら個別スレ用意すればいいわけだし
中上と比較する意義があると思って来たわけでしょ?
だからどうぞやってください
897 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 14:27:20.33
:ハ_ハ:ハ_ハ:.
:(;゚∀゚)゚∀゚;): ヒィィィィ ──!!
:(´`つ⊂´):..
:と_ ))(_ つ:
898 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 14:28:57.14
まあ、でも佐藤のほうが上だよね中上なんかよりは
とりあえず中上よりは志の高い作品を書いてるな
文学史的な意義でも中上より重要なのは認めないといけないと思う
>>875 文学に被れて死の恐怖がどうたらこうたらて..
なんて薄っぺらいんだろう
901 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 14:35:50.62
佐藤泰志がこのスレに出てきてからの荒れっぷり&言いだしっぺのことば足らず、
弱弱しさが彼の不遇の生涯を象徴していると言うかなんと言うか
903 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 14:41:43.83
>>898 >>899 そうお思いなら是非佐藤の専用スレを御作りになってはいかがでしょうか
ご祝儀もって遊びに行ってやんよ
898、899、903
自演乙
905 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 14:44:49.11
>>901 不遇というより正当な評価だと思うよ
佐藤に劣るという事実にも誰もまともな反論が出来ないからね
中上なんて所詮その程度の作家なんだよ
それが分かってるからただ暴れる事しか出来ない
906 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 14:46:18.85
>>901 結局中上は良い作品をひとつも書けなかったという自覚があるんだろうね
だから具体的な反論も出来ずに発狂するしかない
>>901 文学愛好家が(言うか何と言うか)なんて言葉を書いちゃ不味いな。
中上が文章下手だったからファンもそんな文章しか書けないのかしら。
908 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 15:02:47.12
909 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 15:08:28.66
>>902 拝読させて頂きます。
良作を言うのに宝とか宝石としか言えないのか
871の表現パクってんじゃねえ
酷い自演ステマしてやがるな・・・・・・・
大体なんで902のような玉石混淆の本なんかステマしてんだよ
佐藤泰志は海炭市叙景だけ読めば十分だよ
文庫で出てるから安いしお薦め
911 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 15:29:43.28
短い人生ながらも確かな作品を遺した作家に対するコンプレックスだねこれだけ苛立つのは
中上はあれだけ書き散らしても本物はひとつも物に出来なかった
佐藤>>>>中上を自ら証明してるようなものだな
912 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 15:33:17.11
あのー皆様そろそろ本題に
佐藤の言いだしっぺ出てこいや
三島由紀夫賞選考で中上委員が佐藤を推さなかったのは
佐藤に対してジェラシーを持っていたからだろ。
佐藤が遙かに上って事で決着したな
>>913 普通なら佐藤を推すからな
明らかにおかしかった
完全に自分が負けていると認めた証拠
916 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 15:51:35.54
佐藤の言いだしっぺ出て来い
お前は何がしたかったんだ
優しくしてやるから な
917 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 15:54:16.24
死後二十年を経ても信者が集う中上 埋もれていた佐藤
両者の違いやいかに
普通の家庭で育った可もなく不可もない女
部落の貧困家庭で育った絶世の美女
二者択一ならどっちを抱く?
919 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 15:57:28.71
佐藤の方が上だという事実に何も具体的な反論が出来ないんだね
所詮その程度の作家
中上なんて過大評価だよ。
なんだよあの句読点の使い方。
下手だし文章にリズムが皆無。
柄谷が太鼓持ちしたもんだから、いつの間にか近代文学の最後の作家などといわれて
それを文学好きで権威に左右されやすい利口バカが信じてるだけ。
上で、出版社の意のままと書いてたバカがいたけど
中上ヲタの方が評論家やメディアの権威に意のままに操られてるだけww
921 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 16:19:35.04
918
迷うことなく後者
女は部落かそうでないかなんて事関係ない
只美しいかどうかだ
922 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 16:21:38.12
長編:枯木灘、奇蹟
短編集:化粧、千年の愉楽、熊野集、重力の都
ここらへんは紛れも無い傑作
蛇淫と岬入れてない時点でアウト
924 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 16:43:03.27
蛇淫と岬は玉石混交だからセーフ
925 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 16:51:44.42
佐藤の足元にも及ばないゴミ作家
そして何も反論できずに暴れまわるだけ
程度の低い作家にお似合いの振舞いだ
柄谷が褒めたってだけでその対象の価値は0になる。
柄谷ってのはそういう人間(あえて評論する人とは言わない)だよ。
927 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 17:53:52.51
結局佐藤よりも遥かに劣るという事実に何も反論はできないんだね
ここまで完膚なきまでに言い負かされても出来る事と言えばくだらない煽り、恫喝だけ
頭の悪い屑作家とその読者だね
伸びすぎだろ…
しかし気になったんで今から海炭市叙景買ってくるわ
気になったから読んでみたけど中上より断然上だわ
佐藤の短編一つのほうが中上の全作品より上
海岸叙景>>>中上全作品
931 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 19:01:01.44
枯木灘とか失笑ものだな
佐藤がそれほど力入れずに書いた短編一つの方が圧倒的に上という事実
中上ってあまりにも惨めだな
所詮まともな教育受けずに育った部落のゴミ
932 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 20:02:45.12
そう思うんだったら一人で勝手にやってろ
素直に聞くけどどうしてここに絡んだんだ?
佐藤の受賞を中上が妨害してその性で自殺したとか考えてんなら
逆恨みもいいとこだ
結局佐藤は中上に負けたんだ。才能も文壇での立ち回りも
それを佐藤もわかってるから自殺したんだと思うよ
死者への冒涜か
中上ヲタってほんと下劣だね
934 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 21:23:26.92
所詮部落だから仕方ない
その佐藤なんちゃらって奴の単独スレを立てればいいじゃん。
中上スレに急に喧嘩売りに来て一人でわーわーやってさ、不快というより当惑だよ。なんだそりゃて感じだぞ。
単独スレ立ててそこで思う存分やってくれ。
936 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 23:08:16.97
馬鹿作家の馬鹿読者だから論理的な反論が出来ないのは仕方ないか
佐藤に遙かに劣るのは確定だね
発端は
>>871-874か。
反論反論って何に対しどういった議論がされたのか全くわかりません。ざっと見ても
主観的解釈論でしかないのでログを読む気も起こらない。
単独スレを立てて、論点を整理し、箇条書きにでもして、朝生もどきでもやっていてください。
938 :
吾輩は名無しである:2013/11/03(日) 23:51:34.29
結局は中上は佐藤に遙かに劣るって事だな
はい、その通りでございます。それではさようなら。
そうです、まさにその通り
941 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 00:29:14.24
その通り 負け犬中上 部落のカス
わかったわかった。ほれ、よそ行け。
943 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 08:48:07.93
中上って惨めだね
944 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 09:54:30.44
返す言葉もございません
谷崎賞連戦連敗
ヤケ酒ばかりの日々
恥の多い人生でした
945 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 10:07:54.56
佐藤に謝罪しろよ部落のゴミが
中上をsageるために佐藤の名前を利用してる薄汚いおばはん、
見え見えなんで、そろそろ中上スレから失せてください。
佐藤の名前を利用して憂さ晴らししているだけのクズだろ
佐藤がかわいそうだわ
この一人で奮闘している佐藤ファンの人はさ
佐藤が中上より上だ、中上の方が下だ、としか主張してないのね。
肝心の佐藤の何がどう優れているかも書けてない。
んで、会話が成り立たず、勝利宣言を繰り返す。
コミュニケーションがとれないし、どちらが上かの根拠も示せない。
こりゃあ、自らが愛好する佐藤の小説さえまともに読めてないんじゃないの? もちろん攻撃対象の中上もちゃんと読めてないだろうし。
そうなるとこんな幼稚な奴に死後おもちゃにされて佐藤が気の毒になってくるね。
まあコミュ障相手はこれくらいにして。
ちなみに、ここの住人なら知ってるだろうけど、谷崎賞の攻防は選考委員の丸谷才一との攻防だよ。
中上が谷崎賞をとるには丸谷が選考委員を降りるまで生きなければいけなかった。
たぶん、候補に上がった回数は中上がダントツじゃないの。
谷崎賞をことごとく落とされたのは中上の文体・文章に問題があったからだろ
丸屋は日本語や文法をきっちり書くタイプで、そういう作品しか評価しない
中上の文章を引用して批判したこともあったし
河野多恵子からも批判されてたよ
そんな委員ばかりなんだから、谷崎賞が欲しければ中上ももうちょい考えて書かなきゃならなかった
柄谷と盟友で文壇に幅を利かせていた中上も丸屋とかの年寄りの厚い壁は破れなかったんだな
しかし丸屋も度胸があるというか
中上の素行は丸屋の耳にも入っていたろうし
何回も落とし続けて恨まれて、中上から罵倒されたり殴られたりするかもしれないという恐怖はなかったろうか
私なら恐ろしくてキリのいいところで受賞させちゃう
あんな力士みたいなヤツに絡まれたくないもの
951 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 15:20:58.28
所詮部落
952 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 15:33:45.72
>>951 そんなんで中上とその作品を貶められると考えているのならば大間違いだぞ
被差別部落をの恩寵のような文学的才能で路地と言う楽園に昇華した。
それが理解できないような奴は目をつぶり、耳をふさいで生きているのと同じだ
ガチ部落っていうのが中上の最高のステータスなのにな
在日ですら敵わないぞ
954 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 16:01:49.19
そして、突発的に、誰にも生涯忘れられないような事が起きる。
それは私の事だ。兄の子分のようになって家に出入りしていた
町の高校1年の男生徒が服毒自殺をした。
知らせが入り、遺書の中味を知り、中学1年生になったばかりの末の姉は、
狂気のように泣いた。姉がアレだから親に交際を反対され自殺したというのだ。
私は小学1年だった。私はアレが何を指すのか、姉がなぜ狂気のように泣くのか、
正確に分かっていた。芸術的感性が、そのような目にあう子らに育たぬ道理が
ないのである。 20世紀の思想のほとんどが、迫害され差別されてきたユダヤ人から生まれ、
古典音楽をのぞく音楽、ジャズ、ロック、タンゴ、ファド、フラメンコ、サンバ、サルサ、
レゲエと全て被差別部落と言ってよいところから生まれている事を知っているだろうか。
気のままの子ら/中上健次
955 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 16:13:43.54
佐藤泰志はいい作家だよ。イケメンだしさ
死に方だって悲惨だけど美しい
それでいいじゃねえか
誰彼より上だ下だなんて事はよ
956 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 16:29:28.85
でも中上よりは上だって声が圧倒的多数だね
読めば誰でも分かる程度には歴然とした差があるんだね
俳優とかミュージシャンが部落や在日だと滅法叩かれるのに
作家はあまり叩かれないしむしろ深く捉えられてるよね
958 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 16:57:25.57
>>956 てめえそこまで言うのなら証拠資料出してみろ
それが無いなら当のお前が正々堂々佐藤が中上よりも上だって言う証拠を
論理的に証明しろ
お前がいままで論破されなかったのは佐藤が上だかではない
お前の言うことが何もかも主観的、情緒的だからだ。
論理になってないオナニー野郎の寝言なんて論破のしようがねえだろ
こっちにはいつでも論破する準備は出来てる
ここで今まで見たいに中上の出自やなんかを持ち出して逃げ回るのなら今後手前の
レスは一切黙殺する
959 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 17:01:46.28
論理的に反論出来ないから恫喝するしかないってのがいかにも低能中上の読者らしいよね
>>958 キチガイを相手にして遊んじゃいけないよ
その人は触れてはいけない人
スルーでよろしく
基地外というより人格障害っぽいよね。構って構って〜という感じでさ。
自己愛性人格障害か境界性人格障害かな、と思う反面、いざ構ってみたら同じような台詞(>959)しか返せなかったり。
とすると自閉症スペクトラムの常同行動かもしれん。
構ってみても返しが創造的ではなく、中上スレらしく(w)〈反復〉しかしないから構いがいがないんだよね。
中上の娘さんが清水博子の追悼会の呼びかけをしたから、
父親の中上までも憎いんだよね、おばはん。
佐藤の本なんか読んじゃいねえくせにさ、おばはん。
963 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 17:53:24.75
まさかとは思うが中上は文学賞受賞者で佐藤は無冠だったから
という理由で中上>>佐藤と格付けしてるバカはいないよね?
964 :
吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 18:05:39.60
読めば誰でも佐藤>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>中上だと分かるよ
それがわかんねえから説明してくれませんかねぇ、いいかげん
中上が群像日本の作家にラインナップされたというのが個人的にはでかかったなあ
まあ村上龍や司馬遼太郎も入ってきたので微妙だけども
文豪扱いが公的になったという感じはした
1. 夏目漱石(1867年 - 1916年)
2. 森鴎外(1862年 - 1922年)
3. 樋口一葉(1872年 - 1896年)
4. 島崎藤村(1872年 - 1943年)
5. 泉鏡花(1873年 - 1939年)
6. 与謝野晶子(1878年 - 1942年)
7. 石川啄木(1886年 - 1912年)
8. 谷崎潤一郎(1886年 - 1965年)
9. 志賀直哉(1883年 - 1971年)
10. 萩原朔太郎(1886年 - 1942年)
11. 芥川龍之介(1892年 - 1927年)
12. 宮沢賢治(1896年 - 1933年)
13. 川端康成(1899年 - 1972年)
14. 小林秀雄(1902年 - 1983年)
15. 中原中也(1907年 - 1937年)
16. 井伏鱒二(1898年 - 1993年)
17. 太宰治(1909年 - 1948年)
18. 三島由紀夫(1925年 - 1970年)
19. 大岡昇平(1909年 - 1988年)
20. 井上靖(1907年 - 1991年)
21. 吉行淳之介(1924年 - 1994年)
22. 遠藤周作(1923年 - 1996年)
23. 大江健三郎(1935年 - )
24. 中上健次(1946年 - 1992年)
25. 丸谷才一(1925年 - 2012年)
26. 村上春樹(1949年 - )
27. 江藤淳(1932年 - 1999年)
28. 安岡章太郎(1920年 - 2013年)
29. 村上龍(1952年 - )
30. 司馬遼太郎(1923年 - 1996年)
968 :
吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 00:45:03.27
中上と心中したい
死に遅れてるグズグズしてるなサッサと死ね
970 :
吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 14:42:21.64
佐藤のたった一行でも中上の全作品より重要
>968
中上は故人だから一緒に心中をできない
裏返せば、死にたくないと言ってるわけだ
972 :
吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 15:41:38.88
死にたいよう
でも死ぬまでにイーヴ見たいな事してからにしたい
973 :
ムー大陸 ◆POG0Nh1MOnGz :2013/11/06(水) 00:30:41.50
横槍だが、佐藤って名前がまず弱い。
そこからして佐藤は中上に負けている。
っていうか佐藤って嫌なやつ率高くない?
974 :
ムー大陸 ◆POG0Nh1MOnGz :2013/11/06(水) 00:33:13.36
あと中上と佐藤がガチで喧嘩したら絶対佐藤が負ける。
名前からしてそう。
ていうか佐藤って誰?
975 :
ムー大陸 ◆POG0Nh1MOnGz :2013/11/06(水) 00:37:48.23
今自分の携帯の電話帳見たら佐藤が3人いるな。
どの佐藤も微妙な関係の佐藤だな。
976 :
ムー大陸 ◆POG0Nh1MOnGz :2013/11/06(水) 00:44:29.17
977 :
ムー大陸 ◆POG0Nh1MOnGz :2013/11/06(水) 00:55:13.14
そういえば中学の同級生だった佐藤はえらいビッチだった。
978 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 12:06:39.92
佐藤の足元にも及ばない事がバレてしまった糞作家中上
自分より遥かに上の作家がいる事に気付いて姑息な手段で封殺した部落の屑作家
佐藤にはずっと埋もれてて欲しかったんだろうがそうはいかなかったな
今や忘れられたのは中上
佐藤のたった一行ですら中上の全作品よりも遥かに素晴らしい事が知れ渡ってしまった
>>978 同じことばかり言ってないでもう少しアレンジしろよw
芸がない。
せっかくかまってやってるのに
しかしその佐藤某の実力は知らんけど、ちょっとかわいそうだなー。
>>978みたいな荒らしに持ち上げられたら草葉の陰でさぞかし迷惑してるだろー。
まあこんな奴にほめらるくらいだから大した才能はなかったのだろうが
いい加減鬱陶しいし、同じ言葉の繰り返しに終始するなら
コピペ荒らし扱いでアク禁にしてやるのもいいかもしれんな
>>981 いや、ちゃんと遊んでやらないとw
中上スレの住人たるもの、この程度の荒らしに真面目に怒ってたらいかんです。
理不尽な荒らしにはさらに理不尽に振る舞いましょう。
それが文学
灰皿投げて眉間にぶち当てるとか、熊野神社の鳥居に荒縄で縛り上げるとかまでは
しなくていいですが
インコみたいに同じセリフしか吐けないから遊びようがないじゃないっすかあ
怒涛の勢いで煽り倒しても同じことしか言えんと思うよ、この人
985 :
ソルダード:2013/11/06(水) 13:26:21.94
角田光代の話によれば、西荻窪でのトークイベント等がきっかけとなって、関口良雄や佐藤泰志がふたたび脚光を浴びるという現象が起きたそうな。
再評価の気運の高まりがあるのでしょう。
しかし、そのことと中上を貶めることに、果たして何の因果関係があるのでしょうか?
そっかインコかあ〜
じゃあしょうがないなあ〜
ウンコかと思ってたぜ〜
佐藤と中上が喧嘩したら佐藤が勝つ
佐藤は肉体労働していたし毎日ジョギングしていた
中上は似非肉体労働者で運動不足の単なる酒太り
いや喧嘩って単なる体力勝負ではないぜ。
駆け引きとハッタリが重要なんだせ。
だから中上の勝ちィィィ
989 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 14:32:09.44
作品も佐藤の圧勝
さすがに飽きてきたw
991 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 14:48:33.68
佐藤の勝ち
992 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 14:51:29.96
そろそろ次スレ立てないと
993 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 14:56:36.17
994 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 15:50:06.02
おtっておめえ何やってんだ
ふむ
こういうやり口は嫌いではないw
ようやく単独スレ立ててくれましたか。そこに永住して二度と出て来ないでください、私どもも立ち寄りませんので。
んで、過去ログが消滅しているから中上スレが通算何スレ目かわからんのよね。次でたぶん6スレ目くらいか。検索すると00年くらいからあるスレなので
997 :
吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 20:40:03.90
998 :
吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 00:19:34.77
997
スレ立て乙
感謝感謝
999 :
吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 04:14:03.62
やったぜスリーナイン
1000 :
吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 04:17:44.04
1000ゲット!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。