1 :
やれやれ、僕は名を失った:
向上心もないやつは馬鹿だ
向上心のないやつは馬鹿である
なしてスレ復活しないん?
毎度の糞運営だからだろ
納得しました。
6 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/09(木) 21:00:01
なんか、悲しいね。
8 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/09(木) 21:06:12
なにが悲しいねだ、えらそうに
>>8 川俣(=
>>7)って昔からこういうお調子者な奴だから、、、
ここひとつ俺に免じて勘弁したってや。
台ちゃんは相変わらず的外れだなあ
te
12 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/14(火) 12:00:37
名前の「やれやれ」は春樹ですか?
14 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 00:45:59
とりたてて何も事件らしいイベントが起きない小説を書かせたら、漱石か志賀直哉か太宰か、とにかく素晴らしい。
横光レベルどころではない純粋小説の書けるひと。
今のラノベとかミステリーとか一蹴できます。
たとえば「草枕」一作で。
15 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 05:40:50
>>14 草枕は傑作中の傑作でしょ。ラノベとかミステリと比べてほしくない。
典拠も凄いが、則天去私やサーンキャカーリカーをテーマに文だけで読ませる構成になっているのは凄すぎる。
オイラが知る限り似た構成を持つ長編は仏典ぐらい、しかも冗長性がないのはブッダチャリタぐらいかな。
16 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2010/09/15(水) 07:49:47
いわゆる純粋小説というのは横光利一の提唱した「純粋小説論」によるもの。
草枕はまったく純粋小説ではない。
近代文学史の重要タームくらいきっちりしてくださいな。おばかさん。
18 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 14:40:47
19 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 14:55:34
>>16 教養のないオイラに丁寧なご指摘ありがとうございます。
21 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/15(水) 20:28:08
へい、へい、へい。
立派じゃないか。屁理屈こねないとこが、偉い。2ちゃんでは希。
ヘッ、ヘッ、ヘッ
続明暗よみおわったよ。
門を読んだ、面白かった。
でも草枕は半分くらい分かんなかった。むずけえよあれ。
せっかくなら、ただ面白かったとかだけじゃなくて、これこれがこうでどう面白かったとか、
ここらへんがよくわからなかったとか書いてくれるとそれなりに話も広がるんだけどな
おっとそうか。
門はなんつーか、夫婦愛が奇麗だった。それから米さんが可愛かった。
罪悪感を抱えて世間の寒風に晒されて抱きしめ合い暖めあうようにして
いきる宗助とお米さんが健気だった。小六も悪気がある訳じゃないのが
また漱石らしくていいよね。
草枕はとにかく芸術論が分からない。筋は分かる。義理人情を超越したがる
主人公も分かる。風景はいちいち美しい。ヒロインの出戻りさんも可愛い。
けれども芸術論だけはさっぱり分からない。漱石を読んであそこまで判らない
というのは俺的に滅多にない。
カイロコウ? 並みに芸術論が分からなかった。
草枕の芸術論がわからないというと?
もう少し詳しくそのわからない所を説明してもらわないと何とも言えないけど、
大体のところは草枕の三行目以降に書いてあると思うよ
>住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束(つか)の間(ま)の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降(くだ)る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故(ゆえ)に尊(たっ)とい。
住みにくき世から、住みにくき煩(わずら)いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画(え)である。あるは音楽と彫刻である。
こまかに云(い)えば写さないでもよい。ただまのあたりに見れば、そこに詩も生き、歌も湧(わ)く。着想を紙に落さぬとも鏘(きゅうそう)の音(おん)は胸裏(きょうり)に起(おこ)る。
丹青(たんせい)は画架(がか)に向って塗抹(とまつ)せんでも五彩(ごさい)の絢爛(けんらん)は自(おのず)から心眼(しんがん)に映る。
ただおのが住む世を、かく観(かん)じ得て、霊台方寸(れいだいほうすん)のカメラに澆季溷濁(ぎょうきこんだく)の俗界を清くうららかに収め得(う)れば足(た)る。
この故に無声(むせい)の詩人には一句なく、無色(むしょく)の画家には尺(せっけん)なきも、かく人世(じんせい)を観じ得るの点において、
かく煩悩(ぼんのう)を解脱(げだつ)するの点において、(略
それともただ単に漢語的なものの意味がわからないということなのかな
それは辞書なりで調べればすぐわかるさ
複雑な漢語の字体に惑わされてるだけで内容は決して難しくない
「それから」読んだ
ニートは明治の時代も居たとわかったよ
31 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 08:29:08
>>28 草枕は難しいよ。西洋、インド、シナ、日本に通じてないとなかなかきっちり理解できない。
ああ、よくそういうとんだ見当違いな解釈をする読者がいるけど、漱石はそんな野暮作家ではないよ
歴史の隠された部分の情報を握っている一部の政治家や一部の誰彼にしかわからないような話を
作品の裏にあえて潜める意味もないし、その情報の真偽すら定かでないのに、無責任にもそれを作品の中で国民に暗示するような真似はしない
それにその説を主張したいならば、まずはその西洋、インド、シナやらなんちゃらと草枕との関連性をキッチリ裏付けないとまったく話にならないよ
作中でちらっと戦争の話が出たから、とかまさかそんな理由からそう短絡的に連想したわけでもないんだろう?
34 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 10:29:32
>>32-33 おそらく最も権威ある校訂本である岩波の『漱石全集』1994版の註はそういう註を付けている。
まあ、その註に通じないで筋だけ読むこともできるけど、それでどれほど漱石が書こうとした内容を味わえるのか大変疑問だ。
そして岩波『漱石全集』の校訂者である今西順吉は、それを『漱石文学の思想』で論証している。
つまり、君の主張は岩波の『漱石全集』1994版『草枕』の校訂と、その背景となる『漱石文学の思想』の詳細緻密で非常に実証的な考証を否定していることになるのだが、それにはその考証を否定するだけの論理装置、反証が必要だろう。そんなことが君にできるのか?
特に『草枕』を読むだけではなく、その芸術論を知ろうとするなら、その背景となる知識は必要だろう。
正に君があげた
>>28が『金七十論』の翻案であることを知らずに、いろいろ妄想するなら、文を楽しむとは言えるかもしれないが、その芸術論を知るとはいえないだろう。
いや、だからそれ以前に、その草枕との関連性を草枕の文中から抜てきするなりしてその背景にあるとみられる歴史やら政治上の云々と照合して説明してくれないとまるで話にならんて
君は活字になってるのを無条件にそのまま鵜呑みにしてるだけで何らの裏付けもできていないぞ
順序としてまずはそこからだよ、君
まあ権威なぞを念頭において全解釈をそれに任せてる時点でまったくのお笑いだよ
翻案云々も、そんなのは草枕という作品自体を語るに何の役にも立たないぞ
まず君は自分自身の頭で考えることをしてごらん
38 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 11:46:26
>>35-36 テクスト内の論理とかコンテクストはもちろんだが、
その文中にある名詞などに込められた背景が分からないとどうしようもないだろう。
世の漱石論の殆どが、妄想の塊だからな、君もそういう流れなんだろ。
「自分自身の頭で考える」というのは妄想しろってことだろ、そんなことしても無駄。
最低、ここの名詞の対象がどのようなことか註以上に把握して、漱石が知っていたであろう西洋と東洋の芸術論に通じていることが条件となる。
その条件をクリアして始めて『草枕』で漱石が何を言いたいのか解釈可能な地平に立つことができるわけだ。
そこに立たずに考えるのは、妄想以外のなにものでもないだろう。
そら、味わうならそれでもいいよ。そういうエンタメのテクストだから。
しかし、その芸術論を知ろうというなら無理だ。
まあ、これ以上は無駄なようだ。
>>34 同意だね
自分の頭で考えろというのは単なる負け惜しみだよ
そう言う自分の考えとやらを書いてみろといっても何も書けずに屁理屈こねるだけだろうね
相手にすることはない
なにやらごちゃごちゃと言って誤魔化そうとしてるが、肝心の草枕との関連性は?
ちなみにその今西くんだっけ?もただの妄想と同じだよ
君の脳みそでは、大手出版の活字になれば、無条件にそれが真実になるのかい?
>>35 同意です。
まずは関連性を提示しない事には、この場合は何も談判出来ないと、自分も思います。
え、なんですか、
自演じゃありませんよ。
wwwwwwwww
43 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 12:05:11
関連性マダー???ちんちーん
44 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 12:15:48
ヘイ!プリーズギブミー ア カンレンセー!!ヨイショコラッ!!!
45 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 14:07:46
かんれんせ〜かんれんせ〜
草枕の中で暗示されている西洋とインドと中国と日本のアレは僕も勿論知っているけれど、おまえたちには絶対に教えないんだからね!
もういいだろ
それ以上やったら
ただのイジメ、荒らしだ
もう絶対にそれ以上やるなよ
いいか?わかったか?
解散っ
48 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 14:58:35
>>46 なりすましやめれ。つか、岩波版の註はもちろん、新潮文庫版の註にも指示されてるぞ。
そのぐらいみろよ。
49 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 14:59:36
>>47 いじめじゃなくて、悔し紛れに誤魔化してるだけだろ。
50 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:01:08
あ、帰ってきたwwwwww
さあプリーズギヴミーあカンレンセー!!
よっぽど悔しかったんだなコイツwwwwwwww
こんどは新潮ウンコを引き合いにだしてきたぞwwww
さあどうする!!
52 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:05:50
はいはい、くやしかった、くやしかった。じゃ、そういうことで
まあ落ち着けよ無駄にうるさいよおまえら
ともかくも、草枕との関連性の提示が順序であるから、今西くんはそこを一つちょちょいとやってくれたまえ
今西くん、そんなやつは一切気にすることないぞ
ほとんどそいつは荒らし、前からこのスレに住みついてるただの荒らしさ
草枕の関連性の件が今うまく纏めて提示するのが困難なら、いつでもいいから纏まったら書き込んでおいてよ
55 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:14:06
聞く態度が出来ないやつに説明しても無駄だよ。
例えば因縁つけようとしてるチンピラに話しかけるようなもんだ。
56 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:17:50
聞く態度だな!!!
よおし、おまえら全員直立不動!!!!
ハイ!サー、準備満タンでありまする!!イエッサー!!
さあ!ドーゾゴキョージュを!!サー!!
57 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:19:42
>>56 ほんと、ネラだな。プライド傷つけて悪かったな。
今西くん、一匹邪魔なのがいるから気が向いたらでいいから今度書いておいてね
じゃ、とりあえず落ち
屑どもが争ってるwww
お前ら蛆虫以下。仲良くやれよ
↑荒らしの正体はこいつ
61 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:29:12
舞踊のせいにしよーぜw
62 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:31:00
オウ、よくわからねーけどそれのせいにしよーぜ
63 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:33:14
これにて一件落着ぅ〜
64 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:33:30
しかしいい天気なんだなあ
オイだれか一句詠めよ
65 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:37:22
て言うと
すぐ消えて行く
秋の虫
66 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:38:28
秋ふかし
となりはナニを
コスる人
67 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:38:41
訂正
×て言うと
◎とか言うと
うーん、両方三点
69 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:40:59
66に八点
70 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:42:00
71 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:42:02
じゃあ65番には99点
72 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:42:50
73 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:43:11
ハゲ頭にきまっちょろうが
74 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:44:49
お○○ち○まんさん〜!
読む、という意味が彼我で異なるんだから仕方ない。
76 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:54:06
なにいってだこいつ
つか前スレは?他の前スレたちは?
何処ぞへ消えた???
77 :
お○んち○ま○:2010/09/18(土) 15:54:40
ナニ、という意味が彼我で異なるんだから仕方ない。
78 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:56:46
あ、まだその話してたのね
そんナニ拘泥するようなシロモノじゃあないヨ
79 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:59:02
あ、一応別人か
で、前スレ諸君は何処へ?
80 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:59:02
無惨やな
81 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 15:59:54
ナニが?
82 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:02:53
無惨な荒れ方
83 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:03:07
儚くも 衒いしふみの 巧み技 枯れて地に落つ 夏草なれや
今西庵 お粗末(^^)
確かにこれは酷い
85 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:06:38
ビチグソの びちりびちりと 地に落つや びちりびちびち びちびちびちびち
87 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:09:02
スズキが血眼になって見張ってるスレは必ずどこも低俗な荒れ方をする
89 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:11:29
確かに
だって低俗なほうが楽しいじゃん。むしろお前ら退屈すぎるよ。
91 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:15:38
どうでもいんじゃね
スズキのせいでつまんなくなったから落ちるわノシ
92 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:17:44
93 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:20:58
武陽は俺の女だ。ディスってんじゃねーぞ
そろそろ漱石の話しろよ阿呆ども
て一人しかいねーか
しかも無知無能一匹のみか
泣きたくなるぜ
97 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 16:27:36
イタ研のせいにしよーぜ
いまさあ、読むもんなくて仕方なく魔の山の続き読んでんだけど、まじすげえつまんねえなこれ。上巻三百六十ページ目にしていまだに面白くもなんともならねえ。ぐだぐだぐだぐだと同じようなことを繰り返してつまらねえ理屈をこねくりまわしてまじスカトロブだわ。
完全にスレチですね
トーマスのスレを立ててそっちで思う存分に憂さ晴らしをしてくださいね
ということなんで、誰かトーマス・マンのスレたててちょ。
でもやっぱいいや。もう言いたいことは全部言った気がするし。さようなら。。
102 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 17:00:06
読むものがない?
読みたいのがありすぎて、積読状態の本が
あふれている俺からすると、信じられないな。
今9冊併行して読んでいる。
でもトーマスマンて少し漱石に似てるよねなんとなく顔の面影が。
漱石の作品もいくつか読んでたらしい。
きかんしゃトーマスだって漱石に似てるだろうがぁ!
このまま漱石の話をしないで1000まで行ったらお塩無罪
うん、読みたいと思う作家はあまりいないかな。家にも多くても30人くらいの作家の本しかいない。そのうちの半分以上とは気が合いそうもないし、これ以上無理して仲良くなろうとも思わない。
かぜ〜に〜ふかれて〜あるき〜つづけて〜しんじて〜みつめた〜と〜おいそ〜ら〜おういえぇい
108 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 17:19:57
そうか…。情報をシャットアウトすれば、読みたいという欲望も
湧いてこなくなるね。しかし、今度は退屈という魔の時間と
向き合うことになる。
そういや漱石って樋口一葉とはどういう関係だったの。下界の噂だと一時は婚約関係にあったとかないとかいうけどどうなんだろうね。
いいや。一人の作家を知ろうとすることはそんなあちこち目移りするような生半可な好奇心ではとてもできないよ。ぼくは浅く広くよりも深く狭く追及したい。
それには自分の直感を信じて、犠牲にするものは犠牲にしていかないととてもやっていけないんだ。だから、つまりはそういうことなんだ。
だから、それに関しては退屈などというのはいまだかつて感じたこともない。
113 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 18:22:05
>>106 とりあえず、英語か漢文のどっちか読めるだけで世界は広がるよ。
広がりはしてもそれまでだよ。英語も漢語もそれなりには読めるけどそれ以上追及しようとは思わない。自分には他に自分の魂のためにやるべきことがたんとあるからいつでもそっちを優先する。
もしもいつか数十年後に時間が余るようなことがあったら本格的に英語圏や漢語にも力を入れるだろうね。
>>113はそれらから何を学んだ?またそれらを学んでどのように世界が広がった?またそれらは人生においてどのような影響を齎した?
他の世界より、まずは自分の足元だよな
自分の足元が覚束ないとて、そっぽを向いてたって結局自分の足元は自分の足元だ
漱石も少しそっぽを向いてすぐにはっと気がづいて足元を見直したから、ああいう小説が書けたんだろう
と、あまりにいつまでもスレチが甚だしいので強引にスレに沿うよう結びつけてみる
118 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 19:51:16
で、まじで前スレは??
自分が前スレに書きこんだ神秘的でユーモラスなレスの数々を読み返してうっとりしたいんだけど何処ぬも見当たらないよう;;
CIAによって強制的に完全削除されたらしい
ある極秘情報が漏れていてそれに対して中国政府がなんたらかんたらで
一部のサーバーにあれがこうしてはちゃめちゃになって結局消えたんだってさ
120 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/18(土) 21:07:57
>>115 サンスクリット、パーリ、チベット語、仏、独かな
特にチベット語は決定的な影響をもたらした。
121 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 07:48:26
トゥエンツィヤンナァクェサィアンフィレンシェィ?
122 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 07:54:39
リィヤンフェンチナ ティンチナクゥエンシェィ?スンヂァネェイツァンクゥウェィ?
わーん
漱石スレが雑魚のすくつになっちゃったよー泣
補助輪がないと本すら読めないようなやつしかいないんだもんな
わーん
漱石スレが絵本と文学の区別のつかないような雑魚のすくつになっちゃったよー泣
うんうんもうわかったからそろそろ漱石の話しようぜ
さて、何を話しませうか
明暗にする?こころにする?それとも草枕?
もしもし、あなた?聞こえてらっしゃらないの?
一体どの話がなさりたいのよ、はっきりおっしゃいな?
漱石のスイーツ趣味について語ろうぜ☆
漱石が原稿の脇に抜いた鼻毛をみっちり並べていたことについて語ろうぜ☆
あらいやだ、鼻毛だなんて。
わたくしは御遠慮させていただくことにして、あなたはお気になさらずにどうぞ好きなように語ってくださいな
あたくしは遠くのほうから見物していますから
高浜虚子が漱石から送られてきた原稿を手にとって、なかを検めて、
鼻毛がみっちりついていて、なんの意趣返しかなと首をひねったり、
おい君これはどういう謎かけだろうねと若い編集に尋ねたりする
ところを想像するとなんとなく面白い
133 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 16:10:03
ぱっけらまーおぱっけらまーおぱっぱっぱっぱっぱっけれまーおパッケラマーオパッケラマーオパパパノパ
134 :
やれやれ、僕は名を失った:2010/09/19(日) 17:34:10
漱石より野球しようぜ
一番ショート芥川
二番セカンド四迷
三番ファースト子規
四番DH漱石
五番サード虎彦
六番ライト三重吉
七番レフト草平
八番センター虚子
九番キャッチャー正雄
ピッチャー鏡子
補欠鷗外、鉄幹
監督ウィリアム兄弟
プレイボール!
相手チーム
一番ファーストチェーホフ
二番ショートフローベール
三番サードドストエフスキー
四番センターシェイクスピア
五番DHゲーテ
六番キャッチャートルストイ
七番レフトスタンダール
八番セカンドカミュ
九番
九番ライトカフカ
ピッチャーポー
補欠ヘミングウェイ、サルトル
プレイボール!
あ、監督キンキキッズ
なおカミュが試合前に腰を故障しDL入りしたので急遽ディケンズが来日
>>134 良い面子だけど、カミュは無いですね。
20世紀の文豪だとカミュよりもカフカ、プルースト、ジョイス、ガルシア・マルケスあたりが格上になるかと。
人によってはナボコフなども入るかな?
個人的には嫌いなんですが。
試合結果
T9ー0W
サーズデイズのエース 鏡子選手の多彩でキレのある 巧みな変化球を最後までとらえることの出来なかった世界選抜 まさかの完封負け
理系だけど、我輩は猫であるには癒される。
倫敦消息がやたらと面白かった
コレもらった正岡子規も力ぬけただろうな
最近、前期後期の三部作読み始めたけど、
女の身勝手な仕打ちが男を傷つけるのは明治の昔から変わらんのだな。
>>59 それ俺書いてないよ。おそらく
>>60と同一人物だと思われます。
川上未映子スレで恨みを買ってトリップ抜かれたんですけどね。
>>86-94 こいつも俺じゃない。いい加減にして欲しい。川上ファンはお下劣だなあ。
146 :
吾輩は名無しである:2010/10/03(日) 20:40:07
夢十夜が美し過ぎて泣きそうなんだけど
なにこれ
前期三部作を読み終えました。
色々考えたんだけど、美禰子は三四郎が好きだったのかどうかっていうのがどうしても悩んじゃうんですよね。
僕としては、美禰子がお金を返さなくて良いと言ったのはある種の三四郎と美禰子二人だけの秘密めいたものを持っていたかったからと思っています。
あと、美術館での野々宮君に対してとった三四郎へ耳元で呟くという行動も野々宮君への嫉妬を募らせる一方、
二人の仲をみせつけるためなのではと思っています。
でも、どうも色々腑に落ちないような感覚なのです。
できれば誰か意見をくれれば嬉しいです。
俺は千代子の市蔵への仕打ちのほうが気になる。
好きならなぜ他の男といちゃつくの見せ付けたり
あの男のほうがお前よりいい男だとか本人に言ったりするのか
やることが陰険な女だとしか思えんかった。でも現実の女もよく
こういう事するんだよなw
美禰子は三四郎に惚れてたと思う、少なくとも好意をもって特別視していた
が、ストレイシープ、自分は迷える子羊だと示唆しても強引に引っ張っていって
くれず、お金のこともそれを通して他人以上の関係になりたいと思っても
三四郎は生真面目だから通用しない、で嫁にいかざるを得なくなった
ようするに三四郎は恋愛をするほど成熟していなかった、
美禰子が嫁にいっちゃってもまだそのことに気付かなかった
二人はだからすれ違うしかなかった、そういう悲しい恋愛を描いた小説だと思う
知らんが
150 :
吾輩は名無しである:2010/10/19(火) 01:03:57
ケンカ売るつもりはないんですけど、正直なところ漱石って過大評価だと思うんですよね
むしろ現代作家の村上春樹さんや東野圭吾、宮部みゆきらの方が夏目より圧倒的に筆力があると感じます
うんそうだね
152 :
吾輩は名無しである:2010/10/19(火) 04:34:57
文学的人間の俺から言わせてもらうと、村上春樹、東野圭吾、宮部みゆきなどから
文学の香りはしない。
硝子戸の中読むとなんか落ち着く
死は生よりも尊い
って大胆なこと言ってるよね
そうせきとはるきって対比できにゃーよ はるきはかんさいくさい
158 :
吾輩は名無しである:2010/10/19(火) 23:28:53
文学の香り(笑)
すっごく主観的な意見でちゅね
159 :
吾輩は名無しである:2010/10/20(水) 03:07:32
漱石の描くテーマは古いよ
知名度だけでもってる作家だし
明治時代の作家のテーマを今更古いと言ってもなぁw
161 :
吾輩は名無しである:2010/10/20(水) 16:07:04
そういえば夏目漱石が死んだのは49歳の時なんだよな
漱石が東京帝大の英語講師の職を辞したのが40歳の時。
だから専業作家としてはわずか10年足らずしか活動していない。
今や60歳や70歳を越える作家が当たり前になった現代と比較すると
漱石を「文豪」と呼ぶにはキャリアが若すぎるような・・・w
162 :
吾輩は名無しである:2010/10/20(水) 19:40:21
あの時代模倣するものが国内にない時代
あれだけの散文はないだろう
漱石は模倣者だろうか
模倣者だとすれば英文学のどの作家か
163 :
吾輩は名無しである:2010/10/21(木) 14:01:18
ディケンズ?
164 :
吾輩は名無しである:2010/10/23(土) 20:18:26
漱石は我が国唯一の天才
その脳は灰にならずに保管されている
165 :
吾輩は名無しである:2010/10/23(土) 20:40:20
それにしても当時の解剖学者たちの行為は何を表象しているのでしょうか?
天才の標本への興味本位でしょうか?
その重量まで量っているいのです。
それとも偉大な天才に対する絶大なる尊敬でしょうか?
166 :
吾輩は名無しである:2010/10/23(土) 20:47:09
内田百間の贋作吾輩は猫であるを読み始めたが、どうも文体やリズムに違和感を感じる
劣化はパロディの宿命かもしれないが、やっぱり漱石は凄かったんだなと実感した
168 :
吾輩は名無しである:2010/10/23(土) 20:50:21
169 :
吾輩は名無しである:2010/10/23(土) 20:55:45
おいおい腹抱えて笑い転げているのはおれだけかよw
そもそも大江なんて漱石ほどの人気はないし天才でもないぞ。
あんまわらかすなwWWwWwwW
全然面白くもないけどな
つか漱石に限らず、著名人や偉人の脳はほとんどが計測されてる
それによって、脳の大小や重さが、頭脳の明瞭さや優劣には一切関係のないことがわかってきたんだよ
脳の病気の人の脳の標本の例の一つの保管のはずでないの
GGアリンの脳も保存されてるんでしょ。
漱石の脳よりむしろ俺のザーメン保存しろよ。
175 :
吾輩は名無しである:2010/10/26(火) 22:12:34
高校生の時だったと思う。芥川龍之介の随筆を読んでいたら、夏目漱石に紫檀の机を買ってもらった
ことが書いてあった。たしか岩波茂夫は夏目漱石の本を出版するのに漱石自身に印刷代まで出しても
らったと、どこかで読んだ。『道草』にも書かれているとおり、漱石は自分の家族と生みの親それか
ら育ての親にも送金していた。いくら朝日新聞社から高い給料をもらっていたとはいえ、差し引くと
そんなにお金は残らなかったはずだ。それなのにお金に困った人には貸してやった。神経質で癇癪持
ちだったと悪口をいう人もいるがやっぱりいい人だったんじゃないか、と思う。最近漱石が一生借家
住まいであったことを知った。あんな有名な作家が借家住まい?と思うと同時に微笑ましくなった。
私はそのような漱石が好きである。
だが孫は死ね
芥川の孫はナイキか何かの靴屋だったような
数年前テレビ出てたな
漱石ってホモでしょ?
漱石が虞美人草を書いた家に
半年後に移り住んだのは留学生時代の魯迅
そういえば漱石って一時期道民だったこともあったんだよな、兵役逃れで。
熊本とか松山での話はあるけど、何故か北海道在住時の話だけは一切書いてないね。
北海道にこれといった魅力がなかったのか、ただ単にそういう出来事がなかっただけなのか、はたまた、あえて避けたのか。
さあ どれでしょう
181 :
吾輩は名無しである:2010/10/28(木) 12:56:10
趣味の遺伝について今すぐ教えろコラァ!
まあでも確かに二百十日の伊賀の水月は
アッーな感じだな
だが、掘ったり掘られたりとか
決して、そーいうんじゃないぜ
ホモソーシャル
186 :
吾輩は名無しである:2010/10/30(土) 01:19:40
男2人と美女(多分)1人が座敷でとりとめもない話をして
終わる短編。なんだったかな。
『猫』で「図々しいぜ、おい」を「Do You See The Boy?」
とかなんとか、駄じゃれ会話をしてたのが、印象的だった。
先生と迷亭の会話?
上のほうのは一夜?とかじゃない?
どぅーゆぅーしーざぼーいのダジャレは知らん
つか漱石じゃないだろ
漱石だよ
猫にそんなやりとりあるか?
というか186が一体なにを聞きたいのかが不明
最近日本語があれな人がやたらと多いやね
191 :
吾輩は名無しである:2010/10/30(土) 16:12:08
『こころ』は密かにホモを扱った小説ではないか。
先生はKのことが好きだったが、Kはお嬢さんが好きになった。
嫉妬に狂った先生はKを出し抜いてお嬢さんとの婚約をまとめてしまう。
Kの自殺後の結婚生活は冷え冷えとしたものだった。
なぜなら、先生は女を愛することができない男だったからだ。
読みが浅すぎる
ネタとしてもつまらない
一体何のために書き込むのか
公に自分の無知無能を
わざわざ曝け出して
自虐的な快感でも
味わっているのだろうか
193 :
吾輩は名無しである:2010/10/30(土) 17:10:11
根性悪いな、お前
194 :
吾輩は名無しである:2010/10/30(土) 21:23:23
あ夏目漱石って胃潰瘍何度も患ったみたいね。
当時の医学じゃどうしようもなかったんかねぇ。切除とかしなかったのかな
胃潰瘍は漱石の死後まもなくしてから本格的に治せるようになったんだってさ
こころホモ説はまともな漱石ファンなら毛嫌いするから言わんほうがいい
先生やKの苦悩をバカにしてんのか、漱石をバカにしてんのかと思われるから
かく云う予もブチ切れそう
つかマジ煽るよ?
いや、全然頭にはこなくて
「さすが漱石」と思うだけ
見事に読者の性癖を反映し
露見させてるじゃないか
なかなかの技巧ですよこれは
こころとは 鏡のようなもの
鏡といえば
「明暗」の宿での あの鏡のシーン
すごい好きだわ
鏡にむかって櫛で髪をちょろっと撫でつけるあたりも
漱石ならではの可愛さがある
水がちょろちょろ流れてる音も
まるですぐそこに聞こえてくるようで
なんとも 心が静まる
齷齪した慌しい中から逃れてきた後だけに
なおさら引き立つ
200 :
吾輩は名無しである:2010/10/31(日) 02:37:20
オーソン・ウェルズはイアーゴーホモ説に立って『オセロー』を映画化した。
ホモソーシャルを知らんのか
>>186 迷亭と独仙の会話 (11章)
「ずうずうしいぜ、おい」
「Do you see the boy か。―なに君と僕の間柄じゃないか。そんな水臭い事を言わずに、引き揚げてくれたまえな。死ぬか生きるかと云う場合だ。しばらく、しばらくって 花道 から 馳け出してくるところだよ」
ああなんかあったなそんなの
で、それが何なの?
204 :
吾輩は名無しである:2010/10/31(日) 23:44:37
漱石ってホモでしょ?
205 :
吾輩は名無しである:2010/11/01(月) 01:10:16
そうだよ。それが何か?
でなきゃ、ああいうホモ小説書かんでしょ。
206 :
吾輩は名無しである:2010/11/01(月) 02:08:15
>>195 マジで?あんまりそういう話聞いたことないもんで
吾輩は猫であるは何文庫が一番いいの?
208 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 00:25:47
吾輩はホモである
いい加減にしとかねえと
てめえのかわいいケツアナ
かっ掘りにいくぞコラ
210 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 01:21:47
漱石を低劣なホモ扱いする奴はどいつだ
先生がホモだって?
そんなこというやつはリアルのホモがどんな人たちなのか知ってて言ってるのかよ?
211 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 01:30:21
なんでホモが低劣なんだよ。高貴じゃないか。
ホモにもいろいろいるんだ。
先生みたいな上品なホモもな。
213 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 09:22:15
だから先生はホモじゃないってば
江戸時代までホモ容認されてたじゃん
今も別に禁止されてないじゃんばかじゃんおまえ
女性観があれじゃホモ願望があって当然
てかホモソーシャルくらい知っとけ
なにいってだこいつ
ボーダーっぽい女の登場多いよなと思う
みねことかなみとか
ホモの話をしたいならホモ板行けよ
なんでここでホモの演説ぶってんだ
頭おかしいの?
てか同性愛者を差別するなって風潮に乗って
調子のりすぎじゃない?
嫌悪感を抱くひとも普通にいるんだから気つかえよ
てめえのゲスった嗜好を文学作品に投影するのは勝手だけど
ここに来てひとに押しつけんじゃねーよ変態野郎
ホモの方は三島スレへ行ってください
三島は西洋への憧れがぱねぇ
漱石はそんな気取ったところが殆どないからいいねぇ
てか漱石って私小説しか無い
223 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 19:58:57
そう思えちゃうのは
おまえが馬鹿だからだよ
それだけさ
224 :
(o`.´o)materialist:2010/11/02(火) 21:55:56
漱石は英悟を学び半分日本半分外国と逝っておったと記憶死増すけれどもねぇ〜(笑)
225 :
吾輩は名無しである:2010/11/02(火) 23:51:03
漱石=ホモな言説振りまいてる荒しが湧いてるな
226 :
吾輩は名無しである:2010/11/03(水) 01:02:08
ホモホモエブリバディ
227 :
吾輩は名無しである:2010/11/04(木) 02:20:14
ホモだって生きたい。
ババア、丸見えだぞ
虚弱体質の男はホモになりやすい
231 :
吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 22:30:34
隠れホモさ。
「こころ」がホモ小説だって、最初に誰が言い出したの?
このあいだ、市川崑監督の映画『こころ』を見ていたら、新珠美千代演ずる奥さんが、
「あなたと日置さんの間はどういう関係なんです?
梶との間にも、何か私に言えない関係があったでしょ」
(”日置”とは小説中の”私”のこと、”梶”とは”K"のこと)
と、先生を問い詰める場面があり、ホモ説を知っている者として、笑ってしまったのだけど。
一人の女性をめぐって二人の親しい人間が葛藤するのが三角関係の小説で、これは不倫小説とか浮気小説とはまるで違います。何が違うかというと、二人が親しいこと、
もしかしたら広い意味での同性愛に近いかたちで親愛感をもっていることが三角関係小説の大きな特徴です。これがなければ、単なる姦通小説で、
トルストイの『アンナ・カレーニナ』とかフローベールの『ボヴァリー夫人』みたいな小説になりますが、漱石が書くとそうはならないで三角関係小説になってしまいます。
つまり三者三様にギリギリに追い詰められて、『こころ』の場合では親友は自殺し、自分は下宿の娘さんと一緒になって暮らしますが、
やがて年を経て明治の終わりとともに先生も自殺して終わります。つまり、三者三様に自滅していくようにもっていく。大なり小なりそれが漱石の主題になってきます
234 :
吾輩は名無しである:2010/11/05(金) 23:18:51
そもそも先生がホモなら女に全く興味を持たんだろう
同性同士の親密な仲をみな「同性愛」で括っちまうのもどうかと思うけどな
妻子あるホモは珍しくない
ホモソーシャルの概念を提唱した、アメリカのジェンダー研究者のイヴ・セジウィックは、
「二人の男が同じ一人の女を愛している時、いつもその二人の男は、
自分たちの欲望の対象だと思っている当の女のことを気にかける以上に、
はるかに互いが互いを気にかけている」ことを指摘した。
いるよなーこういうやつ
「K」は、「先生」がお嬢さんに気があるって、知ってましたっけ?
そもそも、「K」から打ち明けられるまで、「先生」はお嬢さんに特別な感情を持っていた?
ずいぶん昔に読んだから、忘れてしまった。
>>238 >「K」は、「先生」がお嬢さんに気があるって、知ってましたっけ?
その辺はKの独白がないから定かではないと思う。
でも無意識では分かってたというか・・・
>そもそも、「K」から打ち明けられるまで、「先生」はお嬢さんに特別な感情を持っていた?
それは定か。Kとお嬢さんが一緒に居るのを察したり観たりして内心嫉妬してたから。
240 :
吾輩は名無しである:2010/11/06(土) 10:38:08
嫉妬の対象はお嬢さんではなく、Kだよ。
先生はKが他の人間と仲良くしているのが耐えられなかった。
お嬢さんのことは何とも思ってない。
結婚生活が愛に充ちたものにはなりようがない。
この時代の若くて肉体的な接触がない末の悲劇は何とも言えないわ
表面的には軽く振舞ってても、内面はすごく重苦しいと言うか。
どちらかというと前半の、先生と私の海水浴描写にホモっ気を感じるのだが
もしKとお嬢さんが一緒になってても、先生は苦悩しただろうか。
>>244 その苦悩に耐えらそうになく、かといって自殺する勇気も無かったから、ああした行動に出たのだろう。
246 :
吾輩は名無しである:2010/11/09(火) 01:41:48
『こころ』に比べると、同じ三角関係の『友情』には
ホモっ気はまるでなく健全そのものだ。
床に寝ている死の直前の漱石の写真の右隅に死神が映ってる
>>247 画像がありましたらUPしていだけると有難いです。
つ筑摩書房 夏目漱石集(ニ)の解説
画像はないからテキトーに自分で探してくれ
床で昏睡している漱石を、異様に真っ黒い影が
漱石の左の足元らへんから冷たく見下ろしてる
照明のあたり具合からしても人影ではなさそう
>>249 詳細を有難うございます。
すごく怖いですね…
漱石を読み始めたばかりなのですが、お勧めを教えていただきたい
こころ・坊ちゃん・三四郎・それから・門などは既に読みました
夢十夜は私には理解できなかったので、分かりやすい作品を希望します
全部面白い
どれもそんなに長くないんだから、全部読んでみたらいかが
中には繋がりのある作品とかもあるから、発表した順番に読んでいくと、なお面白く読める
夢十夜にしても、それだけを読んでもいまいちよくわからないだろうけど、全部読めば大体わかってくるかと
あと、歴史上の出来事とか絵画とか詩などの知識もある程度必要
まあ作品の筋だけでも十分面白いけどね
全部読む気ないなら、とりあえず虞美人草、草枕、永日小品あたりを勧める
でも、分かりやすくはないよ
分かりやすい作品ははっきりいって、ない
あるとすれば、坊ちゃんとかくらいかな
漱石は重い内容のものが多いよな。
登場人物が皆多かれ少なかれ苦悩と罪悪感に苛まれてるものが多い。どの小説にも言えることだけど。
漱石はドストエフスキー読んでたみたいだし、影響された部分があったんだろうね。
明暗では名前も出てるし。
登場人物の苦悩と罪悪感が昇華されないことばかりだし、だからと言ってヤケクソみたいにはなれないし。
「私の個人主義」は皆は読んだかな?これは漱石の講演が収録されたものだけど、
まだ未読なら読むことを薦めるよ。
「則天去私」は理想の境地だね…
256 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 14:24:47
則天去私=ホモ
257 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 15:45:37
>>255 「則天去私」ってどういうことなんですか?
258 :
吾輩は名無しである:2010/11/12(金) 19:30:16
259 :
吾輩は名無しである:2010/11/13(土) 20:25:54
>>254 へえ、昔、一気読みしたきりで記憶にないな。
260 :
吾輩は名無しである:2010/11/14(日) 23:32:48
ぼくらが「明暗」を読み進むうちに感じる快楽は、ナポレオンの
伝記を読み進む時の快楽に似ている。
江藤淳
ふっ
261 :
吾輩は名無しである:2010/11/14(日) 23:35:02
「ぼくら」、ふっ
262 :
吾輩は名無しである:2010/11/14(日) 23:40:40
俺は古文書を読むのが好きさ。失われて二度と戻って来ない世界の。
同時代性ってのは流行り物のこととは違う。
t
普遍的なものはいつの時代でも読めるね。
30過ぎにして初めて読んだけど
「それから」の主人公って
よく2chで貼られている
「働いたら負けかな・・」っていうニートそのものだよな
インテリニートというか・・・
これであってます?
漱石全集(岩波)
昭和51年(1976年)〜 全18巻 旧字、旧かな
昭和53年(1978年)〜 全35巻* 旧字、旧かな
昭和59年(1984年)〜 全19巻 旧字、旧かな
平成5年(1993年)〜 全29巻 新字、旧かな
(*) 新書版、小宮豊隆編、昭和31年(1956年)刊に新資料1冊を加えたもの
1978年と1993年の間がちょっと空きすぎているかな、と思うんだけど
ニートの最上級はニーチェ
41歳にして「吾輩は猫である」を読んでいるけど面白いな!
声出して笑ってしまうw
271 :
吾輩は名無しである:2010/11/28(日) 18:59:47
世界を言葉にする時にうまく原理にまとめるタイプとまとめることが苦手で微妙な差異をながながと話す
タイプとにわけることができるとすると、夏目漱石は後者に属すると思う。もちろん本当は二つにきっち
りわけることができるはずはなく、もっと複雑にからまっているはずだ。夏目漱石にかぎらず小説家はみ
んな後者ではないか?との意見もあると思うが森鴎外は前者的な特徴をそなえていると思う。「かの
ように」で主人公がドイツの分厚い哲学書をまとめているのを読むと森鴎外に教えてもらったほうが
よくわかるんじゃないか(笑)、と思うくらいだ。あたりまえだが「我輩は猫である」を読んでの面
白さというのは原理に収束されない記述にあるのであるが、会話も含めてその細やかさに小説家とし
ての資質の圧倒的な豊穣さを見せつける。これは頭がいいといった問題では絶対にない。
君のカキコにはまとまりがないな
猫はニヒルでおもしろいから好きだ
あの終わり方で許されるのは文豪だからか?
せめて、題名を「こころ」じゃなく「それから」にしろよw
こころって話の構成がうますぎると思う
まちゅめしょぉしぇき
277 :
吾輩は名無しである:2010/12/04(土) 12:37:09
「漱石 ドストエフスキー」で調べたら、幾らでもヒットする
もんだな。弟子の森田草平に薦められて全巻借りて読んだらしい。
最晩年になるまでは、余り評価してなかったと。
気に入らないなら全巻読むなよ(w
そこはやっぱり勤勉だから。
280 :
吾輩は名無しである:2010/12/05(日) 10:45:41
江藤が『夏目漱石』の「明暗」に関する章で、ドストエフスキーを
涙を流しながら語る「小林」について論じる箇所には、何か
アイロニカルな雰囲気がある。
小林は捻くれた不器用な奴さ。でも正直者
津田はプライド高い仮面の男。でも明暗の最後では自分を晒け出してたと思う。たぶん清子が目覚めさせてくれてただろうと…
漱石は神経衰弱や慢性胃病などの持病に苦しめれれ続けていたが、大正5年、胃潰瘍が悪化し衰弱し始めた。
苦しみながら胸を開いて「早くここへ水をぶっかけてくれ。死ぬと困るから・・・」と訴え、
看護師に水をかけてもらうと、「ありがとう」の言葉を発して意識を失い絶命したという。
道草の末尾辺りに、主人公の健康の次第に損なわれて行く
「不快な事実」に触れた一節はある。
漱石の心身の苦悩を想像しただけで何か泣けてくる
おまえ気持ち悪いな
吾輩はテスト前に読みだすと止まらなくなる、部屋の掃除をしたくなる感じで
日本に漱石程に真面目でユーモアのある小説家は居ないと思う…よ
漱石の初期によく見られるようなユーモアは、あくまで目的に達するための「手段として」なんだけどな
あんなものは、なにやら媚を売るようで、こそばゆくて、漱石もできることならば避けたかっただろう
できることなら避けたいってものじゃあないだろさすがにw
いや、でき得ることなら避けたかったよ、まじでさ
でも大衆って超ミラクル馬鹿だから、あれくらいねこぢゃねこぢゃしてやらないと、なかなか注目しないっしょ
だから、嫌々ながらも仕方なかったのさ
まず「つかみ」としてのユーモアだったのか。
でもその後の「苦悩」が満載された内容に大衆は付いて行けたのかな?
当時の漱石の連載や小説の評価ってどうだったのでしょうか。
初期のほうが人気はあったみたいね
門下の寺田やらはその短編の中で、漱石の晩年の三作を「あまり面白くない」などとほざいてるし
こういう馬鹿ものどもに囲まれていたらさすがにちょっと辛くもなるよな
信者コワス
ステレオ脳アホス
「面白くない」は阿呆の三重吉だったかな
寺田は「猫」の時みたいに自分のモデルが出てこなくなって
漱石にもほとんど構ってもらえなくなったから後期の作品は読んですらいないらしい
人との縁は出会いと別れの連続ですね
それでええんや
別れた数年後に再会したり、色々ですね。
先日約10年振りに再会した人が居ました。
今世で会う人は、来世でも会うのでしょうか。
坂の上の雲、だいぶ酷いな
演出がパターンなんだよな
おれが総指揮して撮り直してやりたいわ
299 :
吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 13:31:58
さよならだけが人生だ。
300 :
吾輩は名無しである:2010/12/18(土) 13:33:47
花に嵐のたとえもあるぞ…
アイラブユーを「月が綺麗ですね」に訳した漱石の芸術的感性ってどうなのよ
俺はあまりセンスを感じないなぁと思うが
文脈がわからんと何とも
漱石の小説は僕にはあんまり合わないみたいですわ
頭の良い人には好まれる文だと感じますがね
頭のいい人には好まれるねぇ・・
この一文でわかるように、君は文字通りただの馬鹿だな
合わないさそりゃ
信者怒るなよ
湧くなよ馬鹿
道草おもしろい
童貞なんでこういう恋愛が絡んでこない話しの方が好きだわ
抗夫と三四郎でも抗夫の方が遥かに面白かった
職場が底辺警備員なんで非常に身に覚えのある話しばかりだったぜ
三四郎も童貞だぞ
そりゃあ余程の変わり者だ
俺が読んだ中じゃ猫が一番面白かったな。まあ、これしか読んでないんだけど。
311 :
吾輩は名無しである:2010/12/21(火) 01:06:43
猫がもっともつまらん。明暗が最高。
修善寺の時に、夫人の懇意で祈祷を頼まれた拝み屋のところに、
我が輩みたいな猫がふらりと現れて漱石の身代わりみたいに血を
吐いて死んだって話が好きだね。
人生の因果みたいなものを深く感じ入らせる話だからね。
で、修善寺後第一作目の『彼岸過迄』には、漱石には珍しく
迷信じみた話題が織り込まれてる。
はぁ・・低レベルなレスしかつかないなぁ
学者バカや読解力ゼロの気取った自称読書家はあんまりネタに
しないことだからなwww
まず一匹
バカが向きになってやがりますwww
つるんとした顔の近代主義者諸君には苦手な話題なんだろwww
入れ食いだなぁ^^
世の中変わっとらん。
どいつもこいつも脳みそがとろけてしまって、近代自我の問題
なんぞ問題にもならん世の中になった。退化してると言っても
良い。
真剣に生きることは最早、不可能だ。
悩みがある? ヤクをぶち込め!
白痴みたいに幸せそうな面をしないと、
犯罪者予備軍だと思われる!
「自分以外はバカ」の時代
自分だけ天才の時代!
成功モデルでサクセース!
こころが生まれてこの方人生最大に好きな書なんですが、夏目先生の他の
本難しすぎたww夢十夜、文鳥、門途中までしか読めてないww
こころっぽい簡単な夏目先生の教えてくださひwww
夢十夜、文鳥、門なんかよりもこころのほうが"君には"難しい作品だと思うが・・・
しかし文鳥が難しいとなると、漱石の作品はちょっと読めないよ、君には。
まあダメもとで「三四郎」「それから」あたりを読んでみれば
でもこれも難しくなくはないよ
「二百十日」とか「坑夫」なんかもシンプルなわりに面白いよ
全然「こころ」っぽくはないけど
みんなありがとね、読むね。
こころは、当時、先生の底なしのネガティブ加減に
共感しすぎちゃってハマりこんじゃったww
夏目先生は心の内を表現するの上手いなと思った。
こころの後書きか解説にもあったけど、
漱石が「人間の心理を勉強する者にはこの書物を勧める」みたいなこと言ってたみたい。
そんなことを言った覚えはないよ
>>335 記憶が曖昧ですんません。でもどれかの解説であったはず。
そんなに曖昧な記憶なら、いちいち書かなくってもいいじゃないか
それにまるで吾輩が言ったかのように書いてあるじゃないか
一体それは誰の解説なんだね?
漱石解説と言えば柄谷
小宮豊隆だろ
ところで明暗って面白いですか?執筆途中で夏目先生が他界された
らしいんで、途中で終わってるからどうなのかな?
漱石には、途中から始まって途中で終わるみたいな小説が多いから、あまり気にならない
明暗はヒューマンドラマ
日本のマーク・トゥエインて認識で合ってる?
なめてんのか
『こころ』って一ヶ月前に読了したんだけど、今、内容を思い出しても
胸がキュンってなってしまう。
こんな印象に残っている小説は初めてです。
こころは心理的グロテスクな内容だと思うよ。読み方は人それぞれだけど。
結局三人共に不幸な結末になってますし。武者小路の「友情」は誰も死なないし希望があるけどね。
どうせ感想を書くなら内容に触れようよ
胸がきゅんとかグロテスクとかいう陳腐な
表現で終わらせないでさ
どういうところで胸がきゅんとしたのか
どういうところがグロテスクな心理描写だと思ったのか
せめてそれくらいは書こうぜ
こころの先生の暗さや繊細さは人間誰しもが持ってる部分だと思う
加えて先生は鬱病だったんだろうな
349 :
吾輩は名無しである:2010/12/28(火) 20:39:17
おれ敵にはさうせきのなにがおもしろひのかさっぱりわがんね。
新聞社のお雇い小説を書いた三文文士といふのがせいせい。
なにその駄レス
ただ相性が悪かっただけの話しだろう
中期小説は朝日新聞みたいに説教臭いところあるからね。
芥川が毎日で、白鳥が読売、白鳥は長居はしなかったようだけど。
老辣無双則天去私
年末からずっとインフルエンザで、汗べったべたの汚い状態で年明けを迎えてしまい、いまやっとおふろに入ってきた。
湯船に浸かった瞬間の快感ったらなかったのだけど、
このフロサイコー!!って感じ、漱石の小説で読んだことがある・・・!と脳裏に閃いた。
実際には温泉のシーンだったのだけれど、どの小説のどの部分だったか全然思い出せない。
とにかく湯に浸かる快感について描写してあったような気が。
心当たりあるかたおられます?
それ漱石か?
とりあえず温泉シーンがあるのは明暗と彼岸過ぎまでと草枕と二百十日くらいだと思うけど
そんな「最高!」ってシーンはないぞ
あ、彼岸過ぎまでは温泉じゃなくて銭湯か
>>355 ありがとう! 探していたのは草枕でした
もうずっと前に読んだきりで細かい部分はほぼ抜けていたんだけどこの温泉の章が大好きで。
おかげさまで該当部分を久々に読み返せました
白楽天の「温泉水滑洗凝油」とか、あたたかい湯に浮かんで世を生きる心構えについて語ってる所とか、
新年初入浴+病み上がりの気分にぴったりリンクして思い出せたんだとおもいます。
草枕ではフロサイコーってなってませんでしたね、草枕を読んだ私がフロサイコーって思ってただけだったみたい。
わかりにくくてすみませんでした。
358 :
吾輩は名無しである:2011/01/05(水) 19:21:55
虞美人草以降のさうせきは「おもしろくない」ことのみにより
今日のこの板の名声を誇っているのである。すなわち、entertainment
のなんたるかをしらぬ餓鬼の板なのであーる、エヘン。
明暗読んだ後でそう言えるか
>>345 俺も俺も
こころって本当印象に残るよね
多分自分の中でこれ以上の本に出会うことはないだろうなぁ
「こころ」は国木田独歩の「運命論者」に大きく影響を受けてるみたいね
「運命論者」に出てくる「信造」をモジッて、信造→心臓→こころと題名したという説もある
「こころ」に限らず漱石のいくつかの作品には独歩の作品に関係させてると思われる所が結構ある
意識的になのか無意識にそうなってしまったのかはよくわからないけど
ともかくも漱石が独歩の作品を絶賛してたのを見ても少なからず影響を受けてたことは間違いないだろう
独歩はロシアでいうゴーゴリ的存在
明治大正期の作家のほとんどが影響を受けている
あの若さであれだけ完成された作品を書けるものは世界を見渡してもほとんどいない
世界的にはあまり知られていない作家だけどその実績は漱石に劣らない
363 :
吾輩は名無しである:2011/01/08(土) 15:15:13
二葉亭を忘れていやしまへんか?
二葉亭はカラムジンだな
むろん、忘れちゃいないよ
独歩に影響を与えたその二葉亭も独歩の作品には影響を受けてる
独歩の作品をロシア語に翻訳して向こうに持っていったくらいだし
もちろん礎を築いた二葉亭の実績は大きいけど、作品そのものだけを見ると漱石や独歩には到底及ばない
366 :
吾輩は名無しである:2011/01/08(土) 20:38:29
じゃあ色々教えてよ有知さん。
時代によって生活で変わるのは衣食住くらいじゃよ
?
370 :
吾輩は名無しである:2011/01/08(土) 22:31:01
>>365その独歩の作品の四迷「ロシア語訳」の題名(ロシア語)は?
「向こう」とはロシアのことか?ロシアのどこで出版したのか?
出版社の名前、出版年は? おそえてけれ。
出版する前にくたばったんじゃなかったっけか
そのへんはよく知らんけど「牛肉と馬鈴薯」は翻訳してたみたいよ
372 :
吾輩は名無しである:2011/01/08(土) 22:54:28
>>371さんは相当独歩を研究しているとみた。「牛肉と馬鈴薯」の
ロシア語訳名は? カナでいいから教えてください。
いつ翻訳したのか根拠があるはず。文献に残っているのならばその文献を
教えてください。
おながいしまつ。
しるかぼけ
なんかで読んだことは記憶してるけど、ロシア語訳の題名までは覚えとらんわい
つか、有知ならてめえで探せやぼけ
甘ったれてんじゃねえよ
あ、翻訳したのは船で帰国途中にくたばるちょっと前くらいらしい
あとはてめえで調べろや
376 :
吾輩は名無しである:2011/01/08(土) 23:15:03
負けたわー完敗完敗ですわーいやあーまいったまいった
378 :
吾輩は名無しである:2011/01/09(日) 02:00:07
5 :見ろ! これが関西土民の本性だ:2010/12/30(木) 13:13:31
114 :ヘ(^p^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/29(水) 22:49:30
作家への利益率がいいなら積極的に買いますよ。
6 ::ヘ(^p^)ヘ村上春樹 ◆IHLbs/YhoA :2010/12/30(木) 15:30:20
おい!ソースのせろ!しょうゆじゃねーぞ!
7 :ヘ(^p^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/30(木) 15:31:36
ぐわっ!ぐわっ!
379 :
吾輩は名無しである:2011/01/09(日) 20:38:48
閑話休題(あだしごとはさておき)、で、さうせきくんの
偉大か否かはだうなったのかな?
熊本の漱石ん家ってかっこいいよなあ
一軒家建てるとしたらあんな風なのがいいな
てか家の中にある安っぽい漱石の置物とか吾輩は猫であるのフザケた音声とか必要ないだろっていう
あんな扱いにするなら5000万くらいでおれに売ってくれ
381 :
吾輩は名無しである:2011/01/11(火) 16:47:57
>>380漱石の家が気に入ったのはわがった。で、漱石その人に
ついてのいけーんきがせてけれ。
そんなのどうでもいいから5000万を何年間でどうやって稼いだのか教えてくれ!
自分で稼いだんじゃなくておやじの遺産だが
しかしそんなこと君に関係ないじゃないか
掲示板とはいえ、まったく失敬なやつだな
でも平屋のどっしりとした日本家屋って風情があってかっこいいよなあ
街中はダイワとかミサワの安っぽい家ばっかでほんとうんざりする
維持費等はそれなりにかかるだろうけどやっぱ日本家屋が超かっこいいよね
385 :
猫 ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/11(火) 17:34:06
>>383名前:ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ は、村上春樹だにゃー
110 名前:ヘ(^q^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/27(月) 09:32:44
厚顔無恥だから何も感じないんじゃない?こいつの存在自体が矛盾だもん。若い事の正しさを主張してきて今ジジイじゃん。
735 :ヘ(^q^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/19(日) 21:21:14
ノルウェイの森読めとのことです
885 名前:吾輩は名無しである :2010/12/28(火) 20:30:30
カンサイジンは真正の屑
571 :(@∀@) 【ehon:2253】 ◆ANOSADJXD6 :2010/11/12(金) 23:39:15 神 ?PLT(13333) 株主優待(kobun)
最悪なら平気です。
155 :ヘ(^q^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/10/23(土) 20:02:27
>>154 ブーメランだなあ〜
5 :見ろ! これが関西土民の本性だ:2010/12/30(木) 13:13:31
114 :ヘ(^p^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/29(水) 22:49:30
作家への利益率がいいなら積極的に買いますよ。
6 ::ヘ(^p^)ヘ村上春樹 ◆IHLbs/YhoA :2010/12/30(木) 15:30:20
おい!ソースのせろ!しょうゆじゃねーぞ!
7 :ヘ(^p^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/30(木) 15:31:36
ぐわっ!ぐわっ!
372 :ヘ(^q^)ヘ村上春樹 ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/23(木) 11:50:53
糞尿の事なら何でもおまかせください!
まあそこそこね
でもおまえには関係ないわな
もう話しかけんなよ
388 :
吾輩は名無しである:2011/01/11(火) 20:08:31
人の金の出所を詮議するよりも輿石、いや痩石、いや又違った、
雫石、ええい、変換機能がおかしくなった、、、、、、、石に
ついて語ろう。
389 :
吾輩は名無しである:2011/01/11(火) 20:29:11
kotowarutuukayohanasiteenaratemeekarawadaifuxtutemiroyakasusoregadekineenaradamaxtuteroyabokekora
金が欲しいなあ〜
働けばいいのよ
アッ!10円見っけ!
393 :
吾輩は名無しである:2011/01/11(火) 21:29:07
1日で1,700億円が消えてるって知ってました?1日ですよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
年金等の高齢者関係費が60兆を軽く超えました。
ttp://www.mhlw.go.jp/toukei/list/124-1a.html#gaiyo /"  ̄ ̄ ̄ "\
/ \
// ヽ\
/// /__ __\" ヾヽ おまえらは年寄りの奴隷なんだよ
i// /__""__\ ヾヾi
|/i / l i l \ ヾ| 1年で60兆円じゃタリナイ!
|/ _'"\__/"'_ ゞ|
rー、 《 ●> ハ <● 》 ,―、 老人の一律減税、一律年金増額
|/\ _/ \_ /ヽ| ありがとな。
.|| | /l_ _l\ | ||
お金持ちの高齢者が若者に投資するシステムとかあればいいのにな
ってここ漱石スレじゃん
それからと明暗と行人と坑夫だったら一番のおすすめは?
おすすめの意味がよくわからないけど、まあ面白いのは明暗だな
その他のもそれぞれの魅力があるからどれといわず片っ端から読むべし
行人」は思わずグッとくるとこがあるし、坑夫」は筋こそアラいが漱石の作品にはあまり見られないような展開があって
それはそれで面白い
それから」は凡作とまではいかないけど個人的にはあまり好きじゃないというかいまいち印象が薄い感じ
398 :
猫 ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/12(水) 01:07:58
私は『坑夫』→『それから』→『行人』→『明暗』ですね。一番のお薦めは坑夫。
それからは恋愛モノだからつまらない。明暗もそれに近い。が、重さからいえば
この順で読むのが最もスムースではないかな。自分だったらだけど。行人は重いから。
399 :
猫 ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/12(水) 01:16:24
明暗は文はうまいけど面白くはないですね、私は。退屈といえる。
単調で技巧的。その「型にはまった」部分が明暗の本質なんでしょうけどね。
柄谷氏の漱石論につけくわえれば、明暗ってのは近代小説の型を最終形態に極めて行ったものでしょう。
リアリズムを貫き、その構造だけをくりかえし検証している。心理と登場人物の交錯。これだけ。
だから一つの範ではあるでしょうが、特に一般読者にはきつい。意味がないといってもいい。
ただラストは一つのクライマックスですけど。漱石自身の人生の理由にとっても。
自分が思うに、あの女性像は漱石が学生時代にみた「気立てのいい女性」の面影でしょう。
その姿を最後に、部分的に再現して亡くなった。非常に長い旅の果てに。
恋愛、、まあ一般人には恋愛小説に見えるんだろうな
が、あれは歴史小説だぞ
清子はつまり清だよ
お延が朝鮮で吉川がイギリス、お秀はユダヤ(津田と兄弟なのは日本の神道は元々ユダヤ教の流れだから)
で、岡本がアメリカで・・もうあとはわかるよね
さてここで問題です、ロシアは一体誰でしょう
簡単すぎるか
402 :
吾輩は名無しである:2011/01/12(水) 12:58:10
暗いなあ、暗い漱石。 とくに、暗暗 うんにゃ 明暗 は
くらいなあ。 どうしようもない。
確かに暗闇の中の蝋燭みたいな小説が多いね
そして最後にはその灯も消えてしまうことが多いね
結局四つとも読むんですけどね。。。プラス猫を読めば
漱石はだいたい読了。猫にあわせて明暗は最後にするかな重そうだし。。。
いちばんプッシュされてないそれからから片付けてみますどうも。
405 :
吾輩は名無しである:2011/01/13(木) 19:12:52
誰やらが誰やらを訪ねてごちゃごちゃ会話。誰やらが誰やらを
どう思っているかくどくど。じめじめ。うんざりするな。
要するに新聞小説なのさ。穴埋めなのさ。日々の糧さえ入れば
いいのさ。厳しさが無いのさ。ぼっちゃん、猫につづくおふざけ
の連続なのさ。中身空っぽなのさ。インチキなのさ。
じゃあおまえはどういう作がいいと思うんだ?
誰かが誰かを訪ねてごちゃごちゃって、そんなにが嫌ならハナから小説なぞ読むなきゃいいだろうに
むしろおまえがなにをごちゃごちゃほざいてんだって話だな
×そんなにが
○そんなのが
×読むなきゃ
○読まなきゃ
w
明暗は去年購入してまだ読んでないんだが
何故かこの本に期待している。
いつでも読めるとなると置きっぱなしになっちゃうなぁ
図書館で借りたのとは違って
411 :
吾輩は名無しである:2011/01/13(木) 20:44:46
>>406から
>>408まあそんなに興奮すんなよー。人生で命
賭けるほど大変なことではないんだかーら。読まなきゃ
そのくだらなさがわかんねーだろが。いずれにせよ貴重な
生きる時間を無駄にしたってことさ。
北杜夫、遠藤周作を認めないのはおふざけが過ぎるからさ。
人生を斜に構えて過ごすのは勝手だけど、結果として金を払った
読者を失望させては、entertainerとはいえないだろうが。
興奮してたわけじゃなくてiPadから打ったから打ちにくかっただけなんじゃボケ
で、おまえはどういう作がいいと思うんだ?
413 :
吾輩は名無しである:2011/01/13(木) 21:21:00
言い訳見苦しいなあ。まあ人に質問するときは礼儀正しい言葉を使うのが常識だな。
おまえよばわりじゃあ、相手にできんは。もう一度人生やり直してから
謙虚に教えを請うことだな。正しい日本語を学んでからにしてくれ。
答えられないのか
わかりやすいな、お・ま・え
415 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/14(金) 00:26:30
糞スレだなw
糞コテだな
417 :
吾輩は名無しである:2011/01/14(金) 01:10:40
マグナはキチガイ。
418 :
吾輩は名無しである:2011/01/17(月) 18:54:37
五十歳やそこらでおっ死(ち)んだ餓鬼の書いたものなぞ
人生の指針にならんわ。
420 :
吾輩は名無しである:2011/01/18(火) 10:49:30
421 :
吾輩は名無しである:2011/01/24(月) 16:12:52
漱石先生を餓鬼などと言う おめー 頭おかしい
422 :
吾輩は名無しである:2011/01/25(火) 20:04:03
漱石を先生などとと言う おめー 頭おかしい
普通、教師してた人が作家になったらその体験を使って
宮沢賢治みたいに温かい視点で生徒を見守るような作品を書くが
この人逆に貶しまくってるよね
硝子戸の中くらいだろ学生を良く書いてるのって
則天去私って嘘だろ
神経性胃炎で死んで
425 :
よし幾三:2011/01/27(木) 22:44:58
そういうことは野分、永日小品あたりを読んでから言って貰いたいね
つか宮沢賢治のどこが暖かいんだ
あんなのはただの陰険うんこだ
ソウイウモノニワタシハナリタイ
ひとりでなれよバーカ、童話でもって思想教育して
ガキを道連れにしようとすんなハゲって感じ?
>>424 神経性胃炎で死んで「則天去私」を体現したんだよばか
えっ
428 :
吾輩は名無しである:2011/01/29(土) 18:54:52
>>426胃がんで死んだのでせう。則天去私は即転虚死の間違ひでせう。
これまでそれなりに小説読んで来たけどやっぱり「彼岸過迄」の須永が一番感情移入できたな
須永が鎌倉で高木に対して覚えた感情を自分はどれだけ学生生活で感じたことか・・・
随分ませた小学生だなぁ
三四郎の美禰子もこころのお嬢さんも彼岸過迄の千代子も、あの種類の女って何であんなに残酷な態度がとれるんだろうか。
子供染みてると言うか、少女でさえあんな態度は取らないと思う。谷崎が肉体的なら、漱石のは心理的な魔性の女だな。
動物的態度(本能)と言ってしまえばそれまでだけど、女の我執(エゴ)によって男もエゴに陥る悲劇だわ。
もちろん男のエゴによって女もエゴに陥ることもあるけど、彼岸過迄の須永みたいな誠実な男を苦しませる女の言動って…
上のレスでも言ったけど、武者小路の「友情」の杉子は正直で真摯な態度を取ってる。
あれは大人の女性だからかな。だから終わり方も希望がある。
坊ちゃん読むの5度目だけど
これはやっぱ余り好きになれんなぁ
他の作品は好きなんだけど・・・
433 :
よし幾三:2011/01/30(日) 20:29:37
俺に言わせりゃ、三四郎も須永もガキなんだよ
キスさせろと言われてもあたし断りませんと言わんばかりの女を、
しかも惚れてる女を生殺し、もうね、ユニコーンの服部を
プレゼントしたくなるね、じれったくてよ
まあそこがいいんだけど
須永のあれは惚れた腫れたの類と言っていいのか・・・?
435 :
よし幾三:2011/01/30(日) 20:49:00
いろいろ言ってるけれど中心になってるのはやっぱり
恋愛感情だと思うよ。須永は自分を守ろうとして、あるいは
生真面目な理詰めの性格のせいで千代子に対する恋愛感情を
認めることができなかったけれど、やっぱりどうみたって
惚れてるもん。
うむ、その通りだ。
千代子ってなんかかまってちゃんみたいだよな(主に須永に対して)
438 :
よし幾三:2011/01/30(日) 21:00:58
だが圧倒的なリアリティがある
女ならだれしもあるじゃん、愛情を試したいという無意識の衝動が
須永も必死だけど千代子も必死だったんだよ、だから可愛いんじゃねーか
>>433 何故にユニコーンの服部なんだ?
そのCD持ってるだけに理由が知りたいんだが
ジゴロの事言ってるのか?長いこと聴いてないから気になる
440 :
吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 18:23:49
結局、さうせきが文豪でなひことはたしかだが、明治の文豪は
誰?
夏目漱石さんだょ
好きとか嫌いとか
関係ないもんね。
442 :
吾輩は名無しである:2011/02/05(土) 09:30:04
鴎外はその語学力を駆使して原作より格調の高い翻訳をのこしました。
たとえば、ロシアの無名作家のドイツ語訳からも立派な日本語散文を「創作」
しています。Andersenについては言うまでもありません。
漱石は国費(税金!)「留学」中Londonで下宿にこもってなにをしていたので
しょうか?「英語」は通用したのでしょうか? もっとも後年「英語」教師
だったようですが。漱石が残した名訳があったら教えてください。
^^;
444 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/05(土) 17:43:04
「英語教師 夏目漱石」 (新潮選書) には漱石は居間の東大のトップの英語レベルは在ったとの検証がされており増すねぇ〜(笑) イギリス鉛の英語は聞き取り難く漱石の発音は綺麗な英語だったとか〜(笑)
445 :
吾輩は名無しである:2011/02/05(土) 18:06:05
はず音 ぎれいすぎて おら わがねっす と英人に英語で
いわれましたとさ。ほんどか?
446 :
吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 19:16:20
で漱石崇拝者はなんぞしてだんまりなんぞなもし。なんぞいうて
くれんさい。
漱石はむしろ、近代日本語をこそ「創作」した。
正真正銘のキチガイらしいよ漱石は
449 :
吾輩は名無しである:2011/02/07(月) 07:17:34
>>448 芸術家や作家はそういう人が多いよね。
やっぱり、どっかいっちゃっている所が無いと
創作活動は出来ないのかも。
だって漱石の次男が子供のとき神社の屋台で射的のピストルが打てなかったくらいで
その場で我が子をぶん殴りーの蹴り飛ばしーのステッキでビシバシひっぱ叩きーのするくらいの人だよ
ある時まだ言葉もあまりしゃべれないくらいの幼い長女を突然書斎に呼びつけていきなりドーン!と突き飛ばしたり
鏡子夫人もしょっちゅう顔に青タンをつくってたという本人や家族や親類の証言もあるし
芥川は木曜会のとき漱石にほとんど下僕、下男のように扱われていたと自分で証言してるし実際に頭をピシパシ叩かれたりしてたらしいし
当時の生徒たちの話だと、授業中に突然うにゅ〜て変な顔をしたり、頭をわしゃわしゃ掻きむしって
その指のニオイをくんくんしたり、突然一人で混乱して挙動不審になったり
まるでキチガイのようだったとの話もある
まあ頭の特別良い人ってのは決まって皆そういうキチガイだよね、ナゼか
>>450 『漱石の思ひ出』ですね。
しかしまあ、あの記述にはいくぶん論理的に整合性が取れない部分もあって
どこまでが真実で、どこからが誇張なのか分からない点もありますけどね・・・
> 当時の生徒たちの話だと、授業中に突然うにゅ〜て変な顔をしたり、頭をわしゃわしゃ掻きむしって
> その指のニオイをくんくんしたり、突然一人で混乱して挙動不審になったり
それは英国留学以降に進行していた胃潰瘍の症状(苦痛)によるものではないでしょうかw
それか、病気を抑えるために服用していた薬物の副作用という説もありますね。
鏡子夫人は「嫌いだからでなく、病気のせいで殴るのだから別れません」と言ったそうだ。
漱石馬鹿だろ
まあ「反動」ってやつさ
455 :
吾輩は名無しである:2011/02/07(月) 20:16:26
>>447 :吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 20:22:32
漱石はむしろ、近代日本語をこそ「創作」した。
ははは まあ、せいぜい 「五月蠅い」 ぐらいだろ。
朝日新聞と言うメディアを駆使して、新しい日本語を創造し、広めていった。
今日の全ての作家は日に三度彼に感謝すべき。それぞれのやり方で。
458 :
吾輩は名無しである:2011/02/08(火) 13:25:20
凄いなあ新しい日本語の創作、凄いなあすごいなあ
凄すぎるなあ凄すぎるなあ
うそっぽいなあうそっぽいなあ
大嘘大嘘大嘘真っ赤な嘘出鱈目!
『馬尻』(バケツ)は好きだなあ
どっかで使いたい
新聞で漢字にルビ振るのやめたのはいつ頃からだろう。
461 :
吾輩は名無しである:2011/02/09(水) 00:26:05
>>442 だから「あんなに勉強した時期は他にない」と漱石が言ってたと
夫人が言っとる。それなくして漱石の豆腐屋主義は不可能なのだ。
>>461 豆腐屋主義って漱石の「私の個人主義」の話ですか?
大衆的地平って点では同じだろう。
464 :
吾輩は名無しである:2011/02/09(水) 20:44:01
きんにょ、ていねーん退職。死ぬまでに明治の大文豪ただふたり
露伴、鴎外の全集を読破することにしますた。なぬ?漱石がいるとな?
だれだそれ?聞いたことがない。だれだ?落語家?
466 :
吾輩は名無しである:2011/02/09(水) 21:12:06
467 :
吾輩は名無しである:2011/02/09(水) 21:18:40
宮武外骨先生は刑務所でせんずりに専念しておりますた。
石先生は下宿でまんずりにまんねんしておりますた。
福沢諭吉は、
車屋は車を挽(ひ)き豆腐屋は豆腐を拵(こしら)へて書生は書を読むと云ふのは人間当前(あたりまえ)の
仕事をして居るのだ、其(その)仕事をして居るのを政府が誉(ほ)めると云ふなら、先(ま)ず隣の豆腐屋から誉めて貰(もら)はなければならぬ。
わたしは恥ずかしがりやさんもほめてあげたいです。
とてもとても大切なひとたちですお願いします。
なんだコイツ
>>466 西洋近代の思想全般は把握したんじゃないか?
(キリッ
473 :
吾輩は名無しである:2011/02/09(水) 22:28:37
南方熊楠あまりにも偉大です。
474 :
吾輩は名無しである:2011/02/09(水) 23:01:59
はやしやそうせき師匠偉大でげす。
475 :
吾輩は名無しである:2011/02/10(木) 01:48:39
新潮文庫の『道草』だけ絶版だぞ。
せっかく全巻買い直そうとしたのに・・・。
477 :
吾輩は名無しである:2011/02/10(木) 02:07:47
ざまぁ
いや、それで新潮のショップから来たメールが
字化けで読めぬのだ・・・。
Zamaxa
480 :
吾輩は名無しである:2011/02/14(月) 02:41:25
字化けメールっきり通知来ないぞ。
返信しようかな。
483 :
吾輩は名無しである:2011/02/15(火) 20:36:45
エー都都逸でげす
ぴぴんぴんぺこちんぽん
そろいもそろって
うまそにみえて
せけんあざむく
きざなやつ
新潮文庫の活字が文春文庫みたいな品のないデカい活字に
なってしまった…
アタマが悪そうな本に見えてしまう…
活字サイズがポスモダ化して行く…
487 :
吾輩は名無しである:2011/02/21(月) 19:39:46.67
漱石は偉大です。中にはへそ曲がりもいて、ひたすら玉
石混淆と貶める馬鹿も多数見受けるがなんと言ってもその
大半の作品は真の傑作というべき、まれに見る古今東西、
衆人の賞賛に値する、明治最高の、人類始まって以来の名
文章ばかりです。彼こそ、誰がなんと言っても真の文学博
士に値する日本人の誇りです。歴史上ただ一人の偉人です。
そんな時代のなか俺は50年くらい前の全集をヤフオクで買ってガリガリ読んでたら
「文學論」ですら、すらすら読めるようになっちゃった
489 :
吾輩は名無しである:2011/02/22(火) 00:46:38.15
文学論は普通に読めるな
面白かったかい
少なくとも序文はかなり好き
あれが漱石の小説家としての決意表明というか
デビュー作の後書きみたいなものだと思う
文学評論も序文は面白いんだけどねー
493 :
吾輩は名無しである:2011/02/24(木) 20:35:23.25
漱石は偉大です。中にはへそ曲がりもいて、ひたすら玉
石混淆と貶める馬鹿も多数見受けるがなんと言ってもその
三十年弱の一連の作品は真の傑作というべき、まれに見る古今東西の
文学者の賞賛に値する、明治最高の、いや、人類始まって以来の名
文章ばかりです。彼こそ、誰がなんと言っても真の大文学博
士に値する日本人の誇りです。歴史上ただ一人の偉人です
坑夫は期待外れだったな
実際に抗夫として働いて辛酸舐めるのかとおもったら、、
あくまでも小説だからな
それにそんなとこで感じる辛酸などには何の魅力もないし
労働作業自体はまったく小説にならない
作業だけじゃなく人間模様もあるだろ、、
それは安さんとかとの?
それをすべて事細かに文章に落としたら、暗い穴の中での唯一の灯火となっている安さんとの出会いもすべて地に落ちてしまうと思うが
話の筋自体のバランスをみてもあれくらいが程よいだろう
ならば、これの表題は抗夫にすべきじゃなかったな
すべきでなかったとは言いきれないだろう
自分には「坑夫」でもストーリーの題とするに何らの不足もないように思えるが
とりあえず君は何故それが相応しくないと思うのだかをまず書いてみたまえ
先生「今までの・・・私の葛藤が・・・母さんの掌の上・・・!?
なんですか・・・どういうことですか・・・どういうコトだと訊いているんです!!」
奥さん、病床で人差し指を立てながら
奥さん「声をそう声を荒げないでください。そんなに驚くことはないでしょう?
私はただ、あなたこそがこゝろの探求における最高の素材になる
そう確信してあなたの成長の手助けをしてきました。そう言っているだけです。
おかしいと思わなかったのですか?それまでの人生で叔父に欺され、二度と人間を信用しないと誓ったあなたが
静と出会ってすぐに恋に落ちたことを。日本橋へ買い物に行くのに、あなたを連れて三人で行ったことを。
私が、Kさんを連れて来るとあなたのために悪いから止せと苦笑したことを。
それまであなたと静を二人きりにして宅を空けたことの無かった私が、Kさんと静を二人きりにしたことを。
あなたをKさんと二人で房州へ行かせたことを。帰ってきた時の静の態度が少し変わっていたことを。
初冬の細道でKさんと静が連れ立って歩いていたことを。その時の静の束髪がいつもと違ってひさしが出ていなかったことを。
一度もおかしいとは思わなかったのですか?」
「三角関係は運命だと思ったのですか?」
先生「・・・待ってください・・・」
奥さん「静を手に入れたのはあなたの努力の結果だと思ったのですか?」
先生「待・・・・」
奥さん「Kさんの自害は必然だと思いましたか?」
先生、飛び出し殴りかかるが、スルリと避けられる。
奥さん「・・・落胆させないでください。こんなものじゃ無い筈です。今のあなたの力は。」
「信じられませんか、私の言葉が。」
先生「・・・当たり前です・・・!」
奥さん「宜(よ)ござんす。」
501 :
吾輩は名無しである:2011/02/25(金) 03:19:56.64
夏目漱石のこころについて質問です。なぜ先生は、わざとKの遺書をみんなの目のつくように机の上に置いたんですか?
みんなの目につくようにというか、先生が遺書に書かれていることを確認して、元の場所ーーすなわちKがそれを置いておいた場所ーーに戻した というだけ
なぜかといえば、あえて置き場所を変える必要もないし、先生がそのまま持って行って、わざわざ自ら事をややこしくしてしまう必要もないからだよ
503 :
吾輩は名無しである:2011/02/25(金) 08:41:48.85
ホモ
504 :
あ:2011/02/26(土) 08:01:03.36
http://dbs.library.tohoku.ac.jp/cgi-bin/djk2008/diary.cgi?no=78 漱石の「アイ・ラブ・ユー」
漱石に関する問い合わせの中でもまだ気になっているものがあります。
2007年3月18日(日)付けの『読売新聞』朝刊のエッセイ欄「よむサラダ」に
脳科学者・茂木健一郎氏の「赤シャツ」という文章が掲載されました。
このエッセイの中で茂木氏は、
「「アイ・ラブ・ユー」の訳は漱石によると「月がきれいですね」だったそうである」
と記しています。
残念ながら、漱石のこの発言について出典の記載はありませんでしたが、
確かに漱石だったらこのようなことは言いそうだなと思わせる、おもしろいエッセイ
でした。ただこの時は、茂木氏が引用した漱石の発言の典拠をさがそうとまでは
思いませんでした。
ところがしばらくして図書館に、漱石のこの発言の出典を知りたいという
問い合わせが寄せられ、やはり僕も、個人的にこのエピソードの初出はずっと
気にはなっていたので、改めて調べてみることにしました。
505 :
あ:2011/02/26(土) 08:04:36.73
この時は、発言者は漱石だし、それにとても興味深いエピソードなので、
その初出はおそらく比較的容易に見つかるだろうと見積もっていました。
漱石の教え子による回想録や、あるいは英語教師としての漱石について
論じた本、または翻訳論や英学史などの書物にあたってみれば良いだろうと。
ところがそのような書籍にいくつかあたってみたのですが、同様の記述には
なかなか巡り会いません。
「漱石文庫」に残された漱石のメモ書きの中に、ジョージ・メレディスという
イギリスの小説家の作品を取り上げて、
「"I love you, Signora Laura."―Vittoria p.113.此I love you ハ
日本ニナキformulaナリ。」
と記した一節がありましたが、もちろんこれは先ほどの茂木氏の
引用とは関連がないでしょう。
ただ、いろいろ調べている過程で、同様の挿話が
佐藤健志氏の評論、『未来喪失』(東洋経済新報社、2001年12月、p.168)や
2007年1月26日付けの『神戸新聞』の随想「正平調」の中でも
紹介されていることが分かりました。ただ、両者ともその典拠は
示されていませんでした。
506 :
あ:2011/02/26(土) 08:09:22.59
そこで、やむを得ず神戸新聞社さんに直接問い合わせたところ、
ご親切にも「正平調」では、
小田島雄志『珈琲店のシェイクスピア』(晶文社、1978年9月)
を参照したと教えていただきました。
より正確には、『珈琲店のシェイクスピア』に収録されている
小田島雄志氏とつかこうへい氏の対談「平戸間から見たシェイクスピア」の中で、
つかこうへい氏が、漱石は「アイ・ラブ・ユー」を「月がとっても青いから」と翻訳したと
発言しており、やはり対談という性格上、このエピソードの出典は明示されては
いません。
今のところ確認した中では、つかこうへい氏のこの発言が、
漱石の「アイ・ラブ・ユー」のエピソードを伝える、もっとも古いものでした。
漱石が「アイ・ラブ・ユー」を「月がきれいですね」と翻訳した−−
例えば僕が、授業などで、漱石論や、日本と西洋との比較文化論、
あるいは翻訳論や恋愛論(?)などをテーマにしたレポートや論文を
書くよう課せられたなら、思わず引用してみたくなるような、
とてもおもしろい挿話ですが、しかし、漱石のこの発言の真偽性を
まだ確認できてはいない以上、このままレポートや論文の中で
使用することはできないでしょう。
もちろん探し方が悪いため、漱石のこの発言を直接的に聞いた誰かの
書き残した文章を見つけ出し得ていない可能性は十分にありますが。
エッセイや随想などとは異なり、レポートや論文を書く際には、
できるだけ情報の源までさかのぼり、そして出典を明示することが大切−−
このことは、「大学生のための情報検索術」の授業の中でも繰り返し
指摘されることになるだろうと思います。(きどうら)
ついこないだTVでも爆笑の太田が漱石のアイラヴユーの翻訳について話してたな
太田の話聞いてて「ああ、なんかそんなんあったな」とどこかの記憶にピンときたから
自分も門下生の雑記かなんかで読んだんだろうけど、どうしても思い出せそうで思い出せん
508 :
吾輩は名無しである:2011/02/26(土) 18:18:48.79
つか、このごろの餓鬼はたて読みできんのかなあ?
二葉亭四迷は、
『I Love You』を『私、死んでもいいわ。』
くだらん。詩的センス無い奴が余計なことすんな。
511 :
吾輩は名無しである:2011/02/27(日) 19:34:35.51
秘田与四郎氏は映画の字幕、つまり、日本語への翻訳で
鳴らしたひとです。「黒騎士」の翻訳でElizabeth Taylor
の台詞:「I love you」を「お慕わしい」と訳しました。
これぞ、日本語の翻訳です。「私は貴方を愛します」じゃあね。
512 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 11:15:46.66
ロバートテイラーがアイヴァンホーそしてユダヤ娘がエリザベステイラー
でスコット原作のアイヴァンホーのハリウッド映画でした。ユダヤ娘
がトーナメントで負傷、気絶したアイヴァンホーを看護しているシーン。
513 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 11:40:11.52
>>510は、
『I Love You』を
『減るもんじゃねえ、やらせろ』
514 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 12:20:56.69
i love youは「はめたい」と訳す。
上品に言えば、「入れたい」だ。
515 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 15:50:51.45
主語を転換して、
「入れさせて」
とすれば、もっとpoliteな言い方でロマンの香りがでるんじゃないかな。
「一つになりたい」
こう言うのが詩であり浪漫。
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=66 怒る方おられるかもしれませんが、私が全然いいと思わない漱石がこんなに持ち上げられてるワケ、実は彼が朝日新聞にいたことが大きいのではないかと思ってます。
それと、前にNHKで夏目漱石の特集をやってた時、ゲストに唯一の知識人として漱石の大ファンとかで姜尚中が出てました。
私がいいと思わない漱石が世間で持ち上げられてるヒント、実はこの辺にあるのではないかと考えてますが・・・
当然いいと思えない人も中にはいるさ
今時の女なんかは特に漱石みたいのは好きじゃないだろうね
君は漱石のどういうとこがあまりいいと思えないんだい?
ただ単に「いいと思わない」では批評にも何にもならないから理由を簡単に書いてごらん
これだけの物を残してんだから世間に持ち上げられるのも自分には無理もないように思えるが
519 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 19:48:40.80
さうせきがえろいと言はれるのは、 新聞と 書店の
宣伝の御蔭。 さういへば 寒 も 新聞と 書店の御蔭
で飯食っているのではなひだらうか?。
520 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 19:56:00.16
むしろコンニチの朝日新聞が存在しているのは漱石様の御蔭やで
サンサンにしつこく口説かれて仕方なしに特別優遇で社員になってやったんや
まあキッパリ断られた讀賣は今でも立ち場がないよな
漱石の負の遺産は、岩波書店と朝日新聞。
523 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 22:35:21.84
中年になって漸く露鷗が理解できた。石はせいぜい
中学校の教科書ぐらいしか居場所がないと見た。
新聞連載小説の目を覆うばかりの駄作。 特に
「人行」はひどい。勿論、「暗明」、「草道」も
”劣らぬ”駄作。
駄レスよのう
理解できないからって
掲示板なんかに八つ当たりとは
愚物にも程があろうというものだ
行人も道草も明暗も人間同士の生々しさが書かれてる
夢十夜が一番好きです
夢十夜は無学な俺には難解すぎる
しかしまた学問だけ備わっていても理解はできない
やはり頭の融通が利かないとね
が、もちろん融通だけでも理解はできない
崖のシーンの豚群れや杖やホリショーのパナマ帽などの持つ意味合いも
ある程度の知識がないと何のことだか意味がよくわからないだろう
けど、さっぱりわからないままのほうが面白味があっていいとも思うけど
どんな書も猿が覗けば理解出来る訳無い
たいした人間様だ
531 :
吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 20:46:05.71
文學論ですら読めるようになっちゃった僕って偉い?
地縛霊が憑いちまったな
533 :
吾輩は名無しである:2011/03/01(火) 20:50:46.58
そりゃいかん!お祓いせねが
そんなことよりさ
愛の不可能性について
そろそろ議論しようよ
寧ろ憎の可能性について議論したい
漾虚集が読める俺は賢い
538 :
吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 21:00:06.84
腎虚集読めるおではもっと賢い
539 :
吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 21:21:11.06
540 :
吾輩は名無しである:2011/03/03(木) 21:59:32.98
日本漢詩和臭強
さし木つきたる月の朧夜
しかしさー
見れば見る程書けば書く程聞けば聞く程
全体のバランスが異様に悪いよな日本語って
どんなに巧みに書いても文字が一向に据わらない
というか常に一語一語が浮いてる感じ
英語とか仏蘭西語は発音にしても字体にしてもバランスにしても
ホントお見事としか言いようがない
543 :
吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 08:15:20.26
志賀直哉せんせーご降臨
俺ばハングルを初めて見たとき象形文字かと思った
文学評論の序言でも読んでこいよ
木下杢太郎「唐草表紙 序」なんかを読んでると
漱石の神経衰弱っぷりがよく伝わってくる
怖ろしいほど病的に用心深い
これじゃあ胃も参っちゃうわな
木下といえば、もし彼が作家だけに専念していたとしたらもう少し色々残せただろうか。
漱石は上記の批評を読んでも、やる気とそれに見合った実力が
その人に備わっていれば死ぬる覚悟でやれと言って
その命と引き換えに思いっきりやらせる人だが、
鴎外は相手を思う優しい気持ちと自らの経験から
その作家志望の相手を傷つけないように柔らかに遠回しに
「止めておけ」と諭す人だと思うんだけど
みんなはどっち派?
自分は勿論漱石派。
だからいつも人々に愛されるのは鴎外で、漱石はいつも憎まれ役。
が、自分は漱石のほうが、相手というか人間と、腹の底から真面目に、真剣に、向き合っていたと確信している。
漱石と鴎外の作品の決定的な差はそこにあったと思う。
でもやっぱその二人の対談は偶然を装ったヤラセでもいいから(遠藤周作とグレアム・グリーンの件のように)実現してほしかったよなぁ
一応会ってることは会ってるんだっけ?まともな話はしてないみたいだけど
いやー残念だよ
どちらかに破天荒な性質とかがあればよかったんだけど変な形で見合っちゃったからね
550 :
吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 08:00:19.93
>>548江戸の戯作の伝統を引き継いだふざけた作品が多いな。
おかげで今でも漱石は古くならない。
アンチ気取り君はまるで凡兆の晩年のやうだな
てのひらに しらみははする はなのかけ /せを
554 :
吾輩は名無しである:2011/03/05(土) 19:23:54.90
じめじめうだうだしこしこ誰と誰がどう話した。
誰を誰がどう思うか、くどくど。これがなんで面白い?
scaleが小さ過ぎる。五十に満たない人生で人生のなにがわかる?
たとえばVictor Hugo, Lev Tolstoiと比べてどっちゃがエロイ?
その中ならマジで漱石だぞ文盲
気休めに遊びで書いてた漢詩なんかでも杜甫には及ばずとも王維以上のものはいくつも書いている
王維とな、生齧りの知識で見当違いも甚だしいことを書きなさんな、恥ずかしいのう
今ググってきたおまえにだけは言われたくないけどな
ちゅかさ、キミは作品を挙げたりして批評しないのは何故?
できないの?
半可通が真っ赤になっとる、無恥よのう
せめて次からはそれくらいしてくんないとこっちとしても以降スルーしかないよね
以上
自転車日記は笑わしてもらった。
漱石も鴎外も好きだけど、鴎外が漱石に絶対に敵わない点がひとつだけある。
それは「笑い」だ。
まあでも漱石も鴎外も本当はお互いに文芸のことでも何でも話せるような友になりたいとは思っていただろう
けど、気張らなければこんな仕事はとてもできないから仕方がなかったのかもな
周りはどうにかして二人を近づけよう近づけようと色々苦心してたみたいだけどそういうのは逆効果になるだけだった
鴎外は御葬式で漱石の屍に別れる時、一体何を語りかけたろう
三四郎と青年を読み比べても、二人の違いが歴然と分かる。
俺は批評をやる漱石も好きだったりする。作家としてのプライドと自負、
それから可能な限り公正・誠実でありたいという姿勢、鋭い考察が混在して、
おもしろいったらありゃしないよ。「艇長の遺書と中佐の詩」とかたまらん。
まあ日露戦争からみの前提知識が必要だが。
566 :
吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 20:51:10.38
>>517 その人は、論理性ないね。何が言いたいか分からないし、文の繋がりが全くなく、思いつきで書いてるかんじ。
鴎外と漱石が持ち上げられてるのは、二人が文学者の中で圧倒的に教養が高かったからでしょ。
オイラは、鴎外の小説とか全く良さが理解できない。
舞姫とか、酷いだろ〜
鴎外は、研究はいいと思う。
小説的には漱石圧勝だと思うけどな〜
文がいいんだよ。
567 :
吾輩は名無しである:2011/03/06(日) 20:53:43.31
>>542 ほんとか?
オイラは思わないな〜。
フランス語は発音は綺麗だけど。
オイラが知ってる言語の中ではサンスクリットが最も美しい。
568 :
吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 18:10:54.56
大正三年の日記が面白い すごく
晩年の漱石は文壇のボスだよ。
朝日新聞に誰に書かせるか人事権を握って
若い作家にプレッシャーを与えていた。
漱石が死んで芥川とかほっとしただろう。
夏目漱石大好きです
これまで坊ちゃん、草枕、こころ、三四郎、それから、門を読みました
漱石のような作品を書けるような作家になりたいです
漱石好きな皆さんは好きな現代作家いる?
漱石っぽい現代作家いたら教えて
愚問
現代じゃないけど、魯迅が一番似てると思ったかな
一緒の家に住んだことがあるだけに
愚答
現代作家かー
全く思いつかないw
つか、俺としては小説の時代背景やら、習慣とかも魅力のひとつなんだよね
だから、現代作家でとか言われても答えられない
現代作家でなくていいなら、太宰とか、川端とか、梶井とか、武者小路とか、谷崎とか、あの辺から同じ匂いがする気がする
>>576 作家の目を通して見えてる世界感とそれに対する姿勢が似てた
どっちも厭世的で、それに打ちのめされながらも反撃してくところとか
あと、両人とも女にあんまり興味ないところ
578 :
571:2011/03/10(木) 02:30:53.07
皆ありがとう
やはり現代作家だといなそうですね
挙げていただいた方の作品漁ってみます
太宰にあまりにも嵌りすぎると破滅的な人生歩む事になるのでご注意を
こういうやつって本当に太宰読んでるのかな
感じ方は人それぞれだしな
そもそも小説読んで「こう読み取らないと駄目」なんていう方がおかしい
同一人物が同じ小説読んでも、その時々の心理状態で如何様にも読み取り方が変わる
例え書いた本人がこういう風に読み取って欲しいと言っても、一顧だにする必要はない
って、先生が言ってた
>>577 そうかあ、魯迅読んでみますよ
最近読んだ本に魯迅の「両地書」について書いてあって、
そのうち読もうかと思ってたんだ
魯迅も洋学隊の隊長を志していたような人だし、
そういう所も漱石と相通じるものはあるんだろうね
先生、原子炉爆発しましたぜ
ここにもくるってさ
ではみなさんさようなら
584 :
吾輩は名無しである:2011/03/17(木) 19:15:21.90
吾輩は死ぬ。死んでこの太平を得る。
太平は死ななければ得られぬ。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ありがたいありがたい。 終
吾輩は猫である、より
人間が可愛がるには猫は余りにも存在について達観していた。
死ハ太平ナリ
>太平は死ななければ得られぬ。
>南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ありがたいありがたい。
名のない猫にして光源氏に勝るとも劣らない達観ぶりですの。
焦げる、焦げる
つまるところ、そういうことなんだな
これは予言などではない
わかりきった結末だ
今回の件は最終警告だな
これで気づかなければ
次は必ず滅ぶ
俺は漱石の作品読んでると生きてる実感が沸いてくるな。
苦悩や苦痛の実感ですら生きてる証拠だ
595 :
吾輩は名無しである:2011/03/27(日) 15:21:07.97
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,イ // / //! / ./:,イ::::ヽイ::::::/:::::::::::::::/::::ヽ、 l::::::_::::::::
`´:::::、/ //::ー'、ノ_´_/::::://`:::/:::::::::::::::/::::/::::::\|:::::|ヽ::::
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,. ´ / l /
/ , l ,
f:::. l ' /
, 、 / /
l ヽ /
草枕か彼岸過迄か三四郎にそんな挿絵をつけたら絶対売れるよ。
597 :
吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 03:50:07.40
俺「人間関係は建設であるべきだー!」
俺「過去の清算から入るなんて論外だー!」
漱石「そーだ!そーだ!前後はを切断して一心不乱に現在に働けー!」
俺「えっ」
漱「えっ」
俺「苦しくないんですか?」
漱「だって人間最後までうんうん押して行くしかないじゃないですか」
俺「えっ」
漱「えっ」
俺「苦しみを排除してこその楽しい人生なんじゃないですか?」
漱「快楽は常に苦しみが伴っているじゃないですか?」
俺「何それ怖い」
漱「えっ」
俺「だって快楽の為の準備なんだから所詮快楽の一部でしょ」
漱「違います。快楽にくっ付いてくるのが苦しみなんです」
俺「えっ」
漱「えっ」
俺「じゃあこの世に快楽がなくなるじゃないですか」
漱「なにそれこわい」
俺「えっ」
漱「快楽は快楽でしょ」
俺「えっ」
漱「えっ」
俺と漱石先生はどこで擦違ったのか・・・
598 :
吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 07:01:48.19
>>597 なるほどなあ、俺の漱石読解の浅さを思い知らされたよ……。
センス0だな
600 :
吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 08:28:40.68
600
601 :
吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 08:35:39.95
夏目アナ、テレ朝でレギュラーだって
サンクスってネット用語だと思ってたが
昔から使われてたんだな
603 :
吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 02:45:49.09
>>598 レスありがとうございます。
それにしても僕は思わずあなたにショックを与えてしまった様だけれども
どういった経緯を辿って自分の漱石読解が浅いと思ったのか教えて下さい。もしかすると
あなたの勘違いかもしれないだから、私も判断できる位詳しく仰って下さい。
私もできるだけ詳しく説明するから礼儀としてきっと返信は貰います。
>>597には書いてないけれど、私と漱石の出発地点は嫌悪物に対する対処が
関係は過去を顧みないべきとの所でお互いに一致していて、過去に対する無視の仕方が違う為に
意見は相反しては遂に二つに割れたんです。
けっして理想を話して意見が割れた訳じゃありません。
その意見が割れた理由を説明すると、
私は未来に向かって伸びる私の人生から嫌なものを排除する事を選んで
漱石は前後の切断によって現在の眼中から嫌なものを除外する事を選んだのです。
>>597 に纏めると二人は同じ穴から入って違う出口から出た事に戸惑っている様に見えるけれど
実際はお互い違う穴から入って掘り進んで行ったら向こうの顔が見えたから挨拶している程度です。
そもそも性質の違う二人はこの後に違う運命が待ち構えているのだから挨拶もそこそこにまた穴を
掘り進めなくちゃいけないんです。つまり私は別に漱石の読解をしたつもりがないんです。
ただこちらから意見が発展していって漱石の所で反響した部分を
>>597 に纏めただけです。
「なるほどなあ、俺の漱石読解の浅さを思い知らされたよ……。」
当たり前です。それは僕の意見だから漱石の述懐は通用しません。
また凄いのがきたなww
家出る前電車で彼岸過迄読もうと思ってカバーまでつけたのに忘れた。約一時間の楽しみがーorz
そりゃ、に^ちぇ だかのこの世には互いの主観のみがソンザイしていて
そちらのお顔が見えたかどうかもお互いの主観に過ぎず
どちらが客観か、述懐かといわれましても
もともとそのような概念すら、確かめようもない話でございます
余談ですが
英文でいう処の 「taht----」を多様して過去形に和訳しますと
そんな口調に、成りはシマセンカ
恐縮ながら
「えっ」ていう陳述は国際語にあたいするが如く堪能いたしさうろう
607 :
吾輩は名無しである:2011/04/01(金) 18:44:21.32
池沼
608 :
吾輩は名無しである:2011/04/02(土) 21:49:55.89
>そちらのお顔が見えたかどうかもお互いの主観に過ぎず
こう比喩表現の所を全力で打っ叩いるあたり幻想打破の方面に注意が向いていない人なんですなって感じ
多分、反論じゃなくて
「・・・過ぎず」って見方を最近知りましたが、どうですかってレベルで
多用してるのは自分の4行に対してで
ウケねらいの変な語尾ならべて感想しようと
「おもしろかった デス」って言ったら
「デス」ってバカにしてのかと取られたという感じした
610 :
吾輩は名無しである:2011/04/05(火) 00:17:27.02
岩波文庫の『行人』を読んだ。
おもしろかった。次は何を読もうかな。
久し振りに『こころ』を読み返しました。
この作品には特別な思い入れがあります。
身内に裏切られた経験がある自分にとっては。
21才で先生の様に厭世的な性格になってしまいました。人って残酷な物です。
612 :
吾輩は名無しである:2011/04/05(火) 20:15:04.04
厭世的になったというから裏切られた事によって実際に悪い影響が自身に降りかかったんでしょうな。
可哀想に。
でも世の中なんてたいていそんな物です。理不尽でない処を見つける方が難しい。
他人を簡単に信用しちゃいけません
文学愛好家のみなさん、最近、浄土真宗親鸞会というカルト宗教団体が高齢者をターゲットにし始めたようです。
目的は多額のお布施ねらい。
浄土真宗講座を公営施設でやったり、月刊誌の見本誌をプレゼントなるチラシを朝刊にいれて、財産をもつ老人を狙っています。
多少とも痴呆の気があったり、気弱な老人だと、ごり押ししたり、長時間説得したりで、
実際老人に全財産を教団に寄進させてしまうこともあります。
善意のある皆様、
知り合いご老人およびそのご家族などに注意を喚起し、
おかしな勧誘があれば警察・役所の福祉課などに相談などよろしくお願いいたします。
下記のような相談窓口もあります。
http://homepage2.nifty.com/nonsect/consultation/channel.html など
【実例】
容態が急変してもおかしくない高齢の患者(会員)さんの病院に押しかける自己中心的で非常識極まりない親鸞会講師。
この会員さんが在籍された約6年間で財施された金額の合計は、確認が取れたものだけでも、1億4790万円!!
しかも「親鸞会は、本人が亡くなった事を知るや、一切の連絡はおろか線香の一つもあげに来ません」(お子さんAさん談)
結局、布教は建前だけで、完全に金をむしりとることだけが目当てです。 (詳細は下記のURLにて)
↓
http://homepage2.nifty.com/nonsect/shinrankai/donation2.html
615 :
吾輩は名無しである:2011/04/10(日) 21:53:18.36
『こころ』といえば河合隼雄の解釈がおもしろかった
実篤の『友情』にしても、深すぎる友情ってのは破滅してしまうものよ
>>615 河合隼雄の解釈ってどんなの?
実篤の友情は野島君がお子ちゃまって印象しかないな。
あれは然るべき結果だと思う。杉子も一貫して矛盾してない態度とってるし。
こころのお嬢さんは、先生とかKとか真面目な男たちからしたらただの悪女でしかないよ。
身体の接触は無いけど、男たちを精神的に混乱させる感じ。
617 :
吾輩は名無しである:2011/04/11(月) 01:35:51.45
>>616 同一視(フロイトが提唱した防衛機制のひとつ)がキーワード
『こころ』と『友情』
どちらの話にも共通するのは、でこぼこカップル的な友人関係だということ
こういう場合は相互補完的に同一視が働きすぎて(例えば野島は大宮を理想化していた)、
お互いの境界があいまいになる(例えばKは無意識的に先生の真似をするあまり、お嬢さんを好きになってしまった)
ものすごく噛み砕くと、仲良くなりすぎたわけだな
ひどいなこりゃ
>>617 何となく的を射た心理学的解釈だとは思えないんだが。
そもそもそこって解釈を試みるような箇所か
友情の大宮程にいい男って現実に存在しない
>>619 たしかに古典的な方法だからさっぱりし過ぎな感じはあるが
>>620 そもそも友情論としての解釈だから(河合隼雄『大人の友情』)
623 :
吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 19:08:44.20
漱石先生の書いたもの読んでると段々と浮世が嫌になるなぁ・・・
624 :
吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 23:09:11.39
「こころ」は唯一完読した作品だが
新珠が出演してる映画のDVDはちょっと暗い感じがする
正直、夏目作品でDVDは坊ちゃんか三四郎がいい
625 :
吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 09:44:22.94
漱石の文章って一見して分かり易くはないけど
その回りくどいような、或いは懇切丁寧な言い回しで
ある状況というか感覚?みたいなものを説明している。
それが、あー分かる分かると感じた時(そういうのが随所にあるが)
非常に気持ちがいい。
必ずしもスマートとは言えないし、センスがあるとも思えない文章
だけど、逆にそこから感覚的なものを或いは映像的なものを一瞬
捉える、それが漱石を読む時の楽しさ。
こういうのを非人情な読み方って言うんだろうか・・
626 :
吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 14:26:54.94
小さい文庫本だと伝わりにくいものが
大きい絵付きの本だとおもしろさがわかりやすい
えっ
628 :
吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 15:37:13.51
坊ちゃんや我輩は猫であるなんか絵付きが読みやすい
えっ
630 :
吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 17:46:12.82
漱石ファンには既製の話かもですが。漱石の墓は雑司ヶ谷霊園にあります。また、小説「こころ」
の有名な人物‐Kの眠る墓があり、先生がそこを欠かさず訪れる場所、でもあります。
先日、そこの外周を歩いていたら、まあ、普通の町並みなんだけど、某アパートの壁に、そこの名
前が書いてあるんですが、何とそれ、「Legend of K」だったんです。つまり、「Kの伝説」。これ、間
違いなく漱石の愛読者が付けたアパート名だと気付き、びっくりしました。それは4F建ての普通
のアパートで、側面に「Legend of K」の名前が貼ってあります。因みに雑司ヶ谷霊園の外周で、
住所は「豊島区南池袋4丁目10-22」です。それにしても、雑司ヶ谷霊園の外に建つアパートの名前
がそれだとは、ニクいね(笑)
えっ
和む話っすね
633 :
吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 20:02:26.42
夏目漱石なんて青春時代の失恋引きずったまま倫敦留学して発狂しちゃったメンヘラちゃんだろ。
あの同じ所をグジグジこじくりまわす文章が如実に未練たらたらな漱石の心的状態を表してる。
万年失恋状態で余裕派とか(笑)
えっ
むしろ兄嫁萌えの人といううべき
636 :
吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 21:36:43.75
えっとかいうやつ何?
陰気な男だよ
キチガイみたいに陰気で
そしてほんとのキチガイでもあったんだ漱石は
同時に誰より常識的でありそうなのがぞっとさせるよね
↑
これは勿論パクリです
こんな言い回しは2ちゃんねらには無理
小林秀雄もビビッてた元共産党員の天才作家の漱石評
前段は
オマエラみたいな
気取ったおめでたい奴等に漱石なんて読めやしねぇ
漱石ってのはな
で637に続くわけです
しかし、このスレのレスのお粗末さ見たら氏も
こんな事言う気にもならないでしょうね
読みかじり聞きかじりの片々たる知識の羅列
こんな気持悪い言い回しする作家がいたのか
中身もただの凡コメントだろ
小林秀雄(笑)
なんだかよくわかりませんがムイシュキン公爵みたいな人ですか
猫って笑えるよな
こころで室と言う言葉がよく出てきますが、これは、しつと読むのか、へやと読むのかどちらが適当でしょうか?
当方15歳の5日JKです
なんだババアか
筑摩全集は「へや」でふりがなふってある
「むろ」
649 :
吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 20:37:22.36
漱石は何時もイライラしてた。なぜなら漱石の持つ常人の1.2倍の脳味噌から作り上げられた
理想の世界以上の存在が現実世界に存在しなかった為だ。普通、人間は外部から自分の想像以上に良く出来た現実世界を
眺めて暮らす事ができる。しかし漱石位の脳味噌と教養を身に付けると脳内の世界の方が
現実世界を上回ってしまって外部から良好な刺激を受けられなくなるのだ。だから漱石はきっと
この世を恨んでいた。向上すればする程現実世界が卑小になっていくからだ。だから漱石は小説という手段で
現実世界から逃亡することでのみ生き延びることが出来た。
650 :
吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 20:54:11.91
「行人」の手紙の部分を読んでいると恐ろしくなるよ。
漱石にとって書くことは気晴らしみたいなもんだったのかねー。
書くことで辛うじて人と繋がることが出来る・・
652 :
吾輩は名無しである:2011/04/21(木) 21:28:37.90
結局則天去私って何だったんや?誰か教えてけろ
ただ単に人よりも真面目だったからだよ
この塵世にも稀に美しいものがあるということを知っていたから見放すことができなかった
この美しいもののため
美しいものが美しいままでいられるような世界に
しかしその美しいものは自分の内にしかないものだと気づいた
そこに、苦悩が生まれた
>>649 寧ろ漱石の小説って地に足を着けて現実を直視し、光よりも闇を多く展開する小説多くないかなぁ…初期以外は。
作中の人物が自殺したり悲劇もあるし、何だか希望の見えない終わり方も多い。
だから理想を説くニーチェのツァラトゥストラやトマス・モアのユートピアなどとは違うと思う。
>>650 行人は少ししか読んだことないけど、内容もそうだけど行人書いてた当時の漱石って強烈なノイローゼ状態だったらしいね。
書くことによって苦悩から楽になってたんだろうか。
656 :
吾輩は名無しである:2011/04/22(金) 21:20:22.69
芥川は創作上の人物への変身みたいな心があったけど
漱石は別に現実世界から逃げてないような気がする。
なんていうかこの世の全てを食い尽くそうとして食い損なった復讐みたいな
意味不明
漱石は殆ど私小説だよ
一概に「私小説」では括れないぞ
私小説という私小説は皆無だし
道草とか行人にしてもただの私小説ではないよな
永日小品や硝子戸の中などももちろんただの随筆ではない
661 :
吾輩は名無しである:2011/04/26(火) 21:36:50.74
主観的に死はなし。故に生存賛歌はエゴイズム。
662 :
吾輩は名無しである:2011/04/27(水) 15:59:12.66
ドナルドキーンさん、この震災を機に
日本に帰化するつもりだってよ。
663 :
吾輩は名無しである:2011/04/30(土) 13:40:13.58
文学を読み始めて4〜5年目ぐらいで、今はじめて漱石作品を読んだわけなんだけど
漱石の「文鳥」を読んでその筆力とストーリーの作りこまれ具合に脱帽してしまったな
文鳥を飼って死なせてしまう話をこれまでのものにしてしまうのは本当にすごい
自分のもの作りの才能を疑ってしまうわ
664 :
吾輩は名無しである:2011/05/01(日) 09:42:47.12
行人を読み終えて、体がじーーんと熱くなってきて、文庫を抱きしめた
その後長い躁が続いたよ
665 :
三浦 ◆aKZjWmIOl2 :2011/05/01(日) 13:11:32.88
夏目漱石の小説は、プロットや細かい内容より読後感の印象が強いよなあ。
具体的にこれって言えないんだけどさ、漱石の小説のそれが本当の小説の読後感なのかもしれないって思ってしまう。
長野一郎ってキモすぎるだろ
行人読むと三ツ矢サイダーが飲みたくなってくる
坑夫を読むと南京米を食べたくなってくる。
三日前の揚げ饅頭じゃなくて?
やるね
夏目漱石って恋愛に関して何であんなふかーくふかーく考え込むことができるんだろうか。
別に深くはないような
673 :
吾輩は名無しである:2011/05/04(水) 18:38:44.85
物語の中で恋愛が考えられるのであって恋愛そのものはあまり考察もされてないようなされているような
恋愛の△関係から生じる事象を鋭く書いてる
気の強い女と気の弱い男の関係。自分の経験を基にして書いてるんだと思うよ
19世紀で売れ残り
20世紀で店晒し
『それから』の嫂と大助ってどちらが立場が上なんだろう。敬語使ったり使わなかったりしてよくわからん。
677 :
吾輩は名無しである:2011/05/09(月) 22:47:11.69
嫂の方では代助に見下されてると思ってたけど代助は特にそれを否定しなかったよね
上下とかじゃなく。そういう関係。
678 :
吾輩は名無しである:2011/05/09(月) 23:02:48.85
漱石の小説の中で糞なのは恋愛小説だな
それほとんどじゃんwwwwwwwwwwww
漱石の小説って殆どってか全て男女の関係性からくる現象よね
こころのKと自分を比較して人生どうしたいか書く問題出た!
どうしよう
KはKだし自分は自分、比較なんてできない
これでいけ
683 :
吾輩は名無しである:2011/05/19(木) 23:24:50.12
漱石にハマルと(つっても、ほとんど他に本を読んじゃいないんだけど)
ストーリーで読ませる小説に興味がいかなくなる。
コマゴマとした枝葉から枝葉へ分かれていくような文章に
ある種の感覚を刺激されて、立ち止まっては夢想に耽れるような
時々の気分で自由につきあえる漱石の小説は
ストーリーの動きに縛られる通常の小説とは違う次元の面白さがある。
「それから」の代助の変化があるような、ないような思考や行動様式に
特にそう感じる。
ただの描写にも、それなりに中身があるんだろうね
道草なんて当たり前のことを淡々と書いてるだけだけど
あんまり飽きずに読んでいける
文学論で(F+f)とか書いてたから中身すっからかんにならないように
文章に面白さを含めることに意識的だったんだろ
ただどっちかって言うと
自分は猫や坊ちゃんのように、ストーリが面白い方が好きだな
685 :
吾輩は名無しである:2011/05/23(月) 20:39:49.64
我輩は犬である
>>682 ありがとうテスト90点とれた
おまえのおかげ
二百十日読んでるんだけど二人の会話の掛け合い面白いな。お風呂にはいる時にお湯がせり上がる表現を「槽の底から大恐慌
を持ち上げる」もユーモアな言葉だな
海外でも人気なのが頷ける。
門 ですが、御米が安井の妻であった、という描写はどこにあるのでしょうか?
私はてっきり婚前に姦通したことが罪になったと思ってそのまま読み終えてしまいました
ざーっと目を通しなおしたのですが見当たらなくて。。。
689 :
吾輩は名無しである:2011/05/28(土) 03:39:30.17
それ俺も聞きたい
安井は妹としか説明してないよな
そのあといきなり破滅が起きたとか言われて意味分からんかった
「それから」のその後的なものって説明ないと分からんぞ
690 :
吾輩は名無しである:2011/05/29(日) 00:42:52.62
御米は安井の妹という風に紹介されてるけど
でもそこらへんは本当のとこは分かってるんだろうね。
非常にミステリアスだね、安井という男は・・
3人の関係は「こころ」にも通じるんだろうね。
結局宗助と御米が出来ちゃって安井を裏切ったってことだろう。
その罪の意識をずっと背負ってあの崖の下の家で二人
細々と暮らしてる・・
で、その崖の上の隣家に安井とおぼしき人物が来るとか来ないとか・・
それに怯えきってる宗助・・
このへんはサスペンスだな。
691 :
吾輩は名無しである:2011/05/29(日) 00:56:30.26
恋愛模様でいうと「彼岸過迄」の須永と千代子の関係が好きだ。
で、なぜかこの純粋で高潔な千代子に小林麻央がかぶるw
そんなに似てないのに・・
最近は一部田中みな実にもなってきたw
692 :
吾輩は名無しである:2011/06/03(金) 17:45:26.04
尼で買った岩波文庫の『吾輩は猫である』乱丁本だった。
岩波文庫って乱丁本交換してくれるの?
693 :
吾輩は名無しである:2011/06/03(金) 18:32:43.13
漱石って明治時代の尾木ママでしょ
694 :
吾輩は名無しである:2011/06/03(金) 18:55:08.99
明治っていう時代が好き
昭和こそ至高
696 :
吾輩は名無しである:2011/06/04(土) 21:12:40.77
えっ尾木ママなの?
彼岸過迄はよかったわ
冒頭、漱石が長い間休んでだからいいものを書かないと読者に済まないと
と言ってて、読み終わってそれ思い出してじーんとなった
単純だな
「こころ」みたいな一人称が好きなんだけど、「坊ちゃん」はいまいち好きじゃない
700 :
吾輩は名無しである:2011/06/08(水) 05:50:42.65
>エピソード
>鏡子が数度目の妊娠で腹が大きくなっていた時、漱石は来訪した友人に向かって
>「本当に女は妊娠ばかりしやがって、どうしようもない」と愚痴をこぼした。
>すると友人は真顔で「そりゃ奥さんも悪いかもしれないが、妊娠させる君も悪い」と言った。
ちょw
漱石先生酷すwww
>>697 彼岸は尾行シーンが面白かったな
漱石もこういうサスペンス書いてたんだって
20代前半の頃、漱石を一気読みしてかなり精神的に落ち込んだときがあった。
約10年後の今、再読していったい何がそんなに凹むのかさっぱり分からない。
ほのぼのする時もあるくらいだ。
704 :
吾輩は名無しである:2011/06/11(土) 00:52:57.88
漱石は、でも あんまり深入りすると
精神的に危うい状況になりかねない・・
いや、もうそれが分かってる時点で・・
今、漱石先生の文面論集読んでる。面白い。
学生の時にこれをネタに作文書けば良かった。
漱石に限らず、文学作品って自分の立ち位置が変わると印象がガラッと変わるよね。
昔は三四郎が好きだったけど、今は門が好き。
707 :
吾輩は名無しである:2011/06/11(土) 02:03:23.62
門は途中から何かおかしい。
読者アンケートのふるわないジャンプの漫画みたいな終わり方。
他人本位ではなく自己本位であれ
自己本位とは我が儘でも独りよがりでもなく、自分の価値観を持って主体的に生きることだ
自身は何をすればいいのか、何を成そうとしてるのか迷う時期もあるでしょう、様々なものに挑戦し突き詰めて
自身の成すべき何かを見つけなさい、そのときあなたは些細なものに流されない大きな力を得るでしょう
自分はあの終わり方が好きなんだけど。
色々考え、寺に行き、結局は冬が来る。
自然は全てを凌駕するんだなぁって。
生きてることはちっぽけだって思えて笑えてくる。
710 :
吾輩は名無しである:2011/06/11(土) 16:18:40.35
この世に自分1人、 誰も理解しない
絶対孤独の世界
見知らぬ平凡な誰かに救いを求めたくなるような
死ぬか 気が違うか 宗教に入るか・・ 「行人」の・・
漱石の文体に触れると、親しめば親しむほど
その世界に近づける・・
気がふれる一歩手前にw
厨二病
高校生の頃に三四郎を読んだが、美禰子よりよし子の方が何だか愛しくて好きだった。
余裕があって人を食ったような印象のある美禰子より弱々しくてたまに我が儘なよし子の
方が高校生の俺には好みだったのだろうな。何故三四郎はよし子を選ばんのかとすら思った。
「三四郎」自体リア充すぎて駄目だった俺は断然「抗夫」派
派遣社員には身に覚えがありすぎる
確かに三四郎はリア充だね。
田舎から東大で未亡人?に誘惑され、変なおっさんとおしゃべりし、
いい友達ができ、女性とも交流して。
学業も遊びもそこそこで田舎に自分を想う女もいるしね。
うらやましい奴だ。
実は漱石の作品ではかなりまともな人物かな?
随分くだらない視点で読んでるんだな近頃のガキは
まあまあ。2ちゃんねるは研究室じゃないんだからいいじゃない。
明治と現代を比較すると面白いよ。
読んだ本について周りと気軽に意見交換できたらもっと楽しいだろうになぁっていつも思う。
三四郎ってよく考えたら自分から何もしてないな。
そうそう。中々身近な人では漱石とか読んでる人いないし、
文学系の友人とだとマニアックすぎることが多いし。
猫はかなり面白いとか代助がニートだとか軽い話ししたいよね。
なんつーか・・殺風景な野郎だなおまえ
もしそんな話ふられたら目が点になっちゃうけどな
文学は語るものにあらず
遠くにて、思うものなり
だからそんな話できないからしたいんだって。
どうしたらリアルでそんな話にいくのよ。
まわりは世間話であふれてる。
そんな話をしたいと思うこと自体が・・
「猫面白いよね〜モチに噛みついて耳動かしたり尻尾回したり笑っちゃったよ〜」
とか話して面白いの?
ほんとに面白いならもう何も言わんけどw
確かにそう言われると面白くもなんとも無い。
っていうか723さんと話してて面白いんだが。
725 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 18:37:10.01
こうめえたって人間だい
726 :
吾輩は名無しである:2011/06/18(土) 20:36:52.54
岩波文庫の『漱石文明論集』と、講談社学術文庫の『私の個人主義』は内容的には同じですか?
727 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 01:35:35.86
うん
全集買っちゃえばいいじゃん
表紙が御経みたいなやつ
729 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 03:38:13.40
>>727 ありがとう。じゃ重複するから買わなくて良いか。
>>728 あの装丁好き。漱石自身がデザインしたって本当?
今は全集と同じ装丁の岩波文庫で揃えてる途中。
いつかハードカバーの全集も欲しいなぁ。
あれ、いくらするの?やっぱこのスレ住人は皆持ってたりするの?
以前、図書館で岩波の夏目漱石全集を手に取ってみたけど、旧仮名遣い、旧漢字だった。
今出版されてる全集も旧仮名、旧漢字?
(文庫の方は現代語に直してあるよね)
730 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 03:42:19.51
>>729 数が出回ってるからヤフオクで5000円前後で買える
ソフトカバーのが小さくて場所を取らないけど、注釈や解説が短い
解説はどうでもいいけど注釈は文学論は英訳まるまるカットで話しにならない
>>730 立ち読みしたけど自分も読めなかったな
紙が古いのもあるが、漱石が字が汚い
732 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 04:01:33.79
>>731 >漱石が字が汚い
俄然興味が湧いてきたw
733 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 14:27:38.10
>英訳まるまるカット
英訳?
例文の和訳ってことですかね。あると便利でしょうね。全集にはどんな感じで
入れられてるのかしら。
漱石本人の和訳した文ではないですよね?
735 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 16:01:31.94
ああ、そういう意味か。
例文の和訳ってのは、ちょっと扱いが難しそうだよね。
訳注者がどういう人であれ、小手先でやっていいものじゃないし。
漱石が和訳を付しているのなら、まさかカットしないでしょう。
明治高等遊民とやらの暮らしぶりはよくわかった。
だがな、当時の日本はそんなもんばかりでもなかったはずだ。
漱石は、人物描写に長けていると言われるが、どれもこれも抽象的で良く解らん人物像ばかりじゃないか。
自分の言葉に酔ってるだけだよこの作家は。
737 :
吾輩は名無しである:2011/06/20(月) 18:14:37.12
漱石の字汚いよな
字もよく間違えてるし
意外性があって面白い
ノート、日記にも英語つかってるよ
英語できない人はカワイソウね
鴎外全集のドイツ語よりは。。。
英語ドイツ語より、漢詩のほうがわからない
確かに「思い出すことなど」は困ったな
あれ当時の読者も?だったろ
草枕の最初の方、
「人情の電気がむやみに双方で起こらないようにする」
ってどういう意味ですか?
>>740 医学論文だっけ
わざわざ読む人いるのかな
以前あった全集スレでは漱石が一番人気があったな
鴎外はそれほどでもなかった
俺も漱石は持ってるけど鴎外は図書館で借りてる
746 :
吾輩は名無しである:2011/06/21(火) 23:13:05.76
>>743 非人情だよ、 非人情
煩わしい関係にならないように てことだろう?
「草枕」はいいよねー。
オレはこの非人情なやり方にいたく共感できる。
映画でも何でも、そんな見方は役に立つ。
先日、古本屋のワゴンセールで近代文学館名著復刻シリーズの「こころ」が100円で売ってたんだが
今日見に行ったらワゴン自体が変わってて児童書セールになってた(´・ω・`)
欲しいのは他の漱石作品なんだけど・・・なんだか悲しいお(´・ω・`)
748 :
吾輩は名無しである:2011/06/23(木) 17:18:11.66
青空文庫があるよ
ダイソーの百円のこころが最初だったが
あれって章の最初にあらすじ書いて思い切りネタバレしてるんだよね
何なんだろ、あれ
750 :
吾輩は名無しである:2011/06/25(土) 11:12:02.02
>>746 レスありがとう。
『草枕』は漢字とか言葉が難しくて、自分で黙読してると引っ掛かって引っ掛かっていけないので
朗読テープを図書館から借りてきて今、読んでる。
が、読むスピードはあまり変わらなかったw
結局、途中で辞書引いたり、注釈読んだりしなきゃならないから。
751 :
吾輩は名無しである:2011/06/25(土) 11:26:00.66
>>728 全集ヤフオクで検索してみたけど、昔、県立図書館で見たお経みたいな立派な装丁のやつは
初版セットで¥350,000下りませんでした。どうもありが(ry
ちくまとか他の出版社の全集もあるみたいですが、やっぱあの岩波のお経装丁が良いので買えない。
最近、別の県下の市立の図書館で検索かけてみたら、お経全集は全巻書架にあって手に取れなかった。残念。
司書さんに頼めば良いんだけど、なんか申し訳ないし不精な性分なのでやめた。
あの立派な装丁の全集には手が出せないので、あれに近い装丁の岩波文庫で揃える事にします。
>>751 それh初版でしょ?
何版か知らないけど全巻セットで今2100円とかあるよ
>>739 私の事か。
しかし昨今はネット辞書があるから便利だなぁ。
英語よりも寧ろ日本語読むのに難儀するんだけど。
漢文なんて元より諦めてるから何れし解説本を買うにして
『漱石日記』を読んでいて、大正天皇の詔勅とそれへの各大臣の奉答とかもうね。
語彙が高尚過ぎる、難しくて難しくてヤフー辞書にも載って無いという有様。
結局、重たい広辞苑を書架から引っ張りだして来て調べるハメになる。
広辞苑収録した電子辞書が欲しいわ。
>>752 mjdk?
どこのページですか?見つけられない。
>>754 漱石 全集
で検索したらうじゃyうじゃ出てくるけど
いっとくけど、オレンジ色の御経の表紙だけどみんな箱に入ってるからね
背表紙がオレンジ色のやつはそう
756 :
吾輩は名無しである:2011/06/25(土) 11:48:22.82
漱石全集の新版出ないかなぁ
没後100年の5年後まで無理かなぁ
岩波は正字正かなに戻していただきたい。
なにこいつ
>>753 電子辞書で広辞苑と漢語林使ってるけど凄く良い。
>>758 そこで名著復刻ですよ。ブコフでたまに100円で美本がでる。装幀も良い。
確かこころはルビふってたから苦手な人でも読めるよ。猫とかは忘れた。
761 :
吾輩は名無しである:2011/06/26(日) 03:19:39.06
>>750 朗読テープって読んでくれるんじゃないの?w
オレも漱石のは分からない言葉が多いから注釈を見るが
あとはフィーリングだな。
でも面白いのは、ある意味合いのことをクドクドと味のある表現で
説明というか思索というか、その回路を巡ってると意味してることが
感覚的に分かる・・
この瞬間がオレにとって漱石を読むある種醍醐味・・
これをアハ効果と言うのか言わないのか知らないがw
「草枕」の中で、那美に非人情な本の読み方とか
説明してるところがあるが目からウロコ・・
新潮文庫の「三四郎」の解説で、ストーリーを読むというより
俳味、禅味を在らしめる瞬間という件があるが(写生文の説明)
これは漱石本を読む時の自分の態度というか感じ方でもある。
762 :
吾輩は名無しである:2011/06/26(日) 05:18:02.75
>>761 読んでくれるけど、プロの人はゆっくり読むから一頁通すのにもけっこう時間かかる。
そして辞書and注釈で更に時間がかかる。
763 :
吾輩は名無しである:2011/06/28(火) 16:46:46.88
岩波の『漱石日記』とか『漱石書簡集』とかの本文中にある「原」っていうルビは
一体どういう意味なの?
764 :
吾輩は名無しである:2011/06/28(火) 18:17:33.66
教えねーよ
おならぷっぷー
いまでいう(怒)みたいなもんだよ
766 :
吾輩は名無しである:2011/06/28(火) 21:14:58.20
>>765 本当?
最後の注釈の頁に何か書いてあるかと思ったら何も書いて無いし。
767 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/06/28(火) 22:30:55.04
さて、誤字謎を訂正せずに原文の「ママ」の意味で消化ねぇ〜(笑)
↑
ウンコ
769 :
763:2011/06/29(水) 01:39:57.11
なんだよ、皆結局、知らないんじゃないの〜?誰か教えてよ。
>>767 最初そういう意味だと思った。
770 :
吾輩は名無しである:2011/06/29(水) 08:49:38.18
771 :
吾輩は名無しである:2011/06/29(水) 17:41:40.54
「原書房版」ってどういう意味ですか?
原文ママだろ
767に書いてあるじゃねえか
大体まず凡例を見ろよアホ
773 :
吾輩は名無しである:2011/06/29(水) 18:37:34.99
>>772 だから巻末の凡例に載ってないって最初に断ってるじゃん。
774 :
吾輩は名無しである:2011/06/29(水) 18:41:00.57
775 :
まいなー ◆gIWqNaC.qY :2011/06/29(水) 19:40:14.44
ドナルドキーンが日本国籍をとるらしい。
どうでもいいけど。
漱石と結婚したい
様々な言い回しで私の欠点をくどくどねちねちしてほしい
777 :
吾輩は名無しである:2011/06/30(木) 03:07:28.97
漱石先生モテモテ。
(芸能ニュース板の反応)
528 :名無しさん@恐縮です :2011/06/10(金) 04:00:54.67 ID:TkatBn4VO
>>515 夏目漱石渋すぎる。
ポール・ニューマンみたい。
こういうのが男の格好良さだよな。
546 :名無しさん@恐縮です :2011/06/10(金) 09:53:34.64 ID:vcTe7dMjO
>>528 私、待受画像は漱石先生w
549 :名無しさん@恐縮です :2011/06/10(金) 10:09:18.97 ID:UouZJhvZO
>>515 みんなかっこよすぎる
551 :名無しさん@恐縮です :2011/06/10(金) 10:17:16.22 ID:1gCG5sQNO
>>515 夏目漱石ってイケメンだったのか!
若い頃俳優みたい
お札で見すぎて麻痺してたわ
778 :
吾輩は名無しである:2011/06/30(木) 03:08:21.89
(喪女板の反応)
144 彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ 2011/06/11(土) 01:52:41.24 ID:rIWVo61C
>>132 夏目漱石の一枚目イケメンすぎワロタ
145 彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ sage 2011/06/11(土) 01:58:24.56 ID:joP3MUCN
日本男児ぱねええええ
146 彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ 2011/06/11(土) 02:05:24.83 ID:6TyEn6hb
夏目漱石とか俳優やモデル並にイケメンだよね…
177 彼氏いない歴774年LR変更議論中@自治スレ sage 2011/06/15(水) 02:11:09.55 ID:UlOXKs2G
>>132 1枚目の漱石先生玉木宏じゃまいか
NHKあたりで玉木に演じて欲しいわw
軒並みケータイやな
780 :
吾輩は名無しである:2011/06/30(木) 03:09:39.07
漱石も自分で白状してるけど詐欺写真だよ
この頃の写真は白黒な上に加工も施してある(加工屋というのもあった)からほとんどが実物とはかけ離れてる
学生の頃の写真もお見合いの写真も加工だし晩年のニヤけてる写真も加工
輪郭ごと加工しちゃってるのもあればシワやシミなどを白く塗り潰してる程度のもある
漱石のは後者
三四郎とか硝子戸の中とかで軽く触れてる
その技術で、梶井基次郎のゴリラ顔ももう少しなんとかしてやったらよかったのに
784 :
吾輩は名無しである:2011/06/30(木) 15:05:21.01
漱石先生の痘痕が写ってる画像UPしてくれや
マジレスしかない
終わってるな
786 :
吾輩は名無しである:2011/06/30(木) 18:49:34.43
非人情 て何?
優しき冷淡さ
788 :
吾輩は名無しである:2011/06/30(木) 23:06:40.73
「草枕」の 非人情って何?
789 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/30(木) 23:16:17.68
あ
不人情じゃありません、非人情ですってな言い方は禅問答では
お馴染みだがな。
792 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 00:13:23.22
>>777-778 こういうログってさ、保存してるのそれとも漁ってくるの?
しかも連番じゃないし、わざわざこんなの貼る目的も知りたいな〜
793 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 00:29:51.75
岩波の漱石全集の重版の予定ないですか?
前回から10年経ってそろそろあってもよさそうですが
93年マスター準拠の文庫が揃う方が早いような気がします。
わたくしの行く図書館にはないのですが、評判はどうなのでしょうね。
新かな表記には違和感があってつい探さずに十数年経ってしまいました。
未読ですが、文庫の「往復書簡」て企画はいい感じですよね。
いろんな作家でどんどん出たらおもしろいと思います。
全集本の日記、書簡をなん人分も畳の上に並べてはいずり回りながら
読むのも楽しいけど、あれは連休でないとできない芸当です。
家族に嫌がられるし。
795 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 02:03:32.29
ここは漱石の何のスレ?
倫敦消息は子規に宛てた原文(ホトトギス)と単行本収録版(色鳥)があるけど
どうして漱石は加筆修正というか、ここまで大幅に書き改めたのかな?
元々子規という友人個人に宛てたものだからそれをそのまま人に公開するのは憚られると思ったのか
でも子規に宛てた手紙自体ほぼそのままの形でホトトギスに既に載っちゃってるんだよね、しかも子規の手で
だとしたら単純に自分で本として出すにあたって文章をもっと推敲したかったってことなのかな?
背景とか気になって調べても文献も少ないしネット上でも中々知りたい内容引っ掛からないから漱石フリークの皆様にお聞きしたい
>>778 モデル並ってのは見合いで使った写真?
痘痕も隠れていい感じとかいうあれかな
全集の各巻の扉に写真があるけど、同じ年代でも顔がかなり違うんだよねえ
痘痕ってブラマヨの吉田みたいなブツブツだよね?
症状が軽かったのか漱石の写真にそれらしきものは見えない
799 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 02:49:34.47
そうそう見合いの席の話ね
当時は痘痕も今よりは珍しくないといっても、漱石のは結構目立ったらしいからなあ
しかし自分でも当然気にしていただろうけど陰気な感じがしないのがいいよ
猫で書いてるみたいに茶化したり、平凸凹とかいうのも面白い
白粉でも塗ろうか、とも書いてたな
鏡子夫人の女物の綺麗な着物を打ち掛けては家中歩き回っていた、とかも書いてある。
写真で見てもそうだけど、あの時代にあって、夏の暑い時にフロック・コートを着込んだり、
高襟にネクタイだったり、ウイングカラーにネクタイだったり、お洒落さんだよね。
生徒に黒板に似顔絵を書かれて冷やかされたと、ある。
外見には気を使ってたんじゃないかな。
なにこいつ
バカじゃねえの
804 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 09:13:50.07
>そのころの夏目はいわゆるハイカラで、尖(さき)の細い沓(くつ)をはいて、
>爪先ですっすっと廊下を気取って歩いていたものだとかいうことです。
>かまいつけない半面には、そういうお洒落のところもあったのです。
夏目鏡子懐述『漱石の思い出』より
「漱石の思い出」ってどうなの
読むのオススメ?
806 :
吾輩は名無しである:2011/07/01(金) 19:11:26.24
>>805 『道草』と対で読むと良いらしいよ。
私は『道草』はまだ未読。今『漱石の思い出』読んでるところなんだけど、
これを読むなら『漱石書簡集』『漱石日記』『硝子戸の中』『思い出す事など』はあった方が良い。繋がるから。
また漱石の漢詩や俳句集と合わせると尚goodだと思う。
(私はまだ漢詩や俳句には手を出してないけど)
『漱石書簡集』は面白ろかった。思わず声を出して笑ってしまったりしたよ。
手紙って良いよね。
>>806 そうなんだ
とりあえず図書館で借りてみる
夢十夜をフロイトに基づいて研究した本があれば教えてください
>>796 あんたの書いてる理由でそのままじゃない
デビュー前の手紙だし単行本化までかなり時間が空いてるから
小説家漱石として、もうちょっと読みやすいようにキレイにしたいと思ったのが主じゃないのか
「稲妻の起こる宵あらん」は、予言通り福をもたらした黒猫に、
どこか人智を越えた眼差しを漱石が感じてたからだと思うが。
修善寺の大患の頃に続いたあれこれの出来事で、漱石は自身の
人生の宿命の主調低音を見つけたのではないか。
で、その自己発見の過程が修善寺後第一作になる『彼岸過迄』で
読めるのだと。「何か面白いものを書きたい」と言って始めた
この作品は原点回帰みたいな側面はあるかもな。
814 :
吾輩は名無しである:2011/07/02(土) 21:54:41.64
今『文学論』読んでるんだけど、初っ端から訳ワカメなんだが、どうしよう。
文学論は漱石も序文で書いてるけど、まとめ方が不完全で第3編くらいからマシになってくる
この本は要は
人が文章という情報(F)を読むとそれで心がどう反応するか(f)、をひたすら分析していったもの
だから物書き志望でもないなら無理して読まなくてもいいよ
でも序文は漱石の創作に対する本音がかなり含まれてるから、読んだ方がいい
後期の漱石の代表作を『こころ』だとするのはドストエフスキーの
代表作が『罪と罰』って言うくらいな話かもな。
それくらいの読まれ方しかしてない。
>>814 判らないまま読んでも仕方がない
数年経てば読めるようになっているかも知れん
818 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 01:10:09.77
>>815 >人が文章という情報(F)を読むと
>それで心がどう反応するか(f)、
ありがとう!それを年頭に置いて読むとだいぶ読の中がスッキリしてきた。
全集の旧仮名旧漢字版ルビ無しで読んでるから、短い序を読むのにも一苦労だわ。
>>817 やだ、今読みたい。
819 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 01:47:00.10
訂正
〇だいぶ頭の中がスッキリしてきた。
〇全集の旧仮名旧漢字ルビ無し版
820 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 01:50:12.90
あ、年頭じゃなくて○念頭
序文の
「青年の學生につぐ。春秋に富めるうちは自己が專門の學業に於て何者をか貢獻せんとする前、
先づ全般に通ずるの必要ありとし、古今上下數千年の書籍を讀破せんと企つる事あり、かくの如くせば白頭に至るも遂に全般に通ずる期はあるべからず」
とか
「余は下宿に立て籠りたり。一切の文學書を行李の底に収めたり。文學書を讀んで文學の如何なるものなるかを知らんとするは血を以て血を洗ふが如き手段たるを信じたればなり」
とか
良いね。
読み方、よかったら参考にして下さい
是(これ) 夫(それ) 其(その) 此(この)
然(しかし) 凡(およそ) 迄(〜まで) 於(おいて)
餘(あまり) 暫(しばらく) 漸(ようやく)
斯(こ)うして 依(よ)って 嘗(かつ)て
力(つと)めて 頗(すこぶ)る 雖(いえど)も
恰(あたか)も 忽(たちまち)ち 悉(ことごと)く
虞(おそれ) 何(いずれ)も 苟(いやしくも)も
殆(ほと)んど 而(しか)して 就(つ)ける
ゆとり臭くなったな
823 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/03(日) 08:47:14.47
現代かなで吾輩をわがはいと去れるのも失笑者ですけれどもねぇ〜(笑) 痴波にわたくし謎は大正六年版の漱石全集を愛読死ており増すけれどもねぇ〜(笑)
新潮文庫の『吾輩』は白いペルシャ猫である。
825 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 13:39:21.52
イースト・プレスの吾輩は猫であるのマンガよくできてて読んだのだが
こじまたかえとかいうチンカス以下のバカに
なんだマンガかなどと心理学的にも最高峰のバカ 学習法のバカ 知能のバカ 発言をされた
それが不意にフラッシュバックした頭にきた
オナニーしてる女なんかにそんなこと言われたくないよ、アホ!
826 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 18:52:11.55
>>921 ありがとう。いやぁ序文読むのも大変だった。
遑(いとま)or(ひま)
與(あたえ)る
況(いや)んや
苟(いや)しくも
缺(か)ける
岐(わ)かるゝ
已(やむ)を得(え)ざる
博洽=洽博(これは特にネット辞書に載ってなかったから大変だった)
頽廃(退廃)
浄冩(浄写)
豫算(予算)
擔任(担任)
證明(証明)
驅る(駆る)
物數奇(ものずき)
相應(相応)
依嘱と委嘱の違い
依托と委託の違い
とか。広辞苑はともかく漢和辞典ひくの大変。
漢文の二重否定とかも分からなかった。
827 :
吾輩は名無しである:2011/07/03(日) 18:54:31.95
おっと失礼。
○況(いわ)んや
>>824 随分お上品だよねw
モデルは黒猫だっけ、三毛だったか?
書簡集に死亡通知が載ってたのは覚えてる
先週NHKで漱石と猫についての番組やってたよ。
爪まで真っ黒な猫って言ってたけどそれが本当かは微妙…?
大黒様信仰ってのがあるからな。
大黒=マハー・カーラ
カーラは時間という意味もある。「カラマーゾフ 黒」で検索すると、
「カラ」がユーラシア大陸の広範囲で黒を指す旨の解説が読める。
江川卓が『謎解きカラマーゾフ』で言ってたんでなかったかな。
>>830 『漱石の思い出』でもおなじように書いてあった
>>833 そうなんだ、ありがとう。
爪まで真っ黒なんて珍しい。
そのNHKの番組ではちょっと脚色もありと言ってたので
どこまで本当かちょっとわからなかったんだわ。
835 :
吾輩は名無しである:2011/07/04(月) 23:46:31.52
『こゝろ』の第三章の十八の二行目
「男はこんな風にして、女から気を引いて見られるのかと思いました」
ってどういう意味ですか?
今いちピンとこない。
この場合は「ウチの娘なんかとカップルに見られて迷惑だったでしょ」という問いかけで
先生にお嬢さんのことをどう思ってるのか遠回しに尋ねてるんじゃないかと
尋ねるまではいかなくとも、反応を見てるんだと
837 :
吾輩は名無しである:2011/07/05(火) 16:56:39.86
>爪まで真っ黒なんて珍しい。
そんなに珍しいかい?きみはそんなにネコに詳しいのか?
838 :
834:2011/07/06(水) 08:39:54.36
いや、そんなに猫に詳しいかと言われたらそうでもないけど。
番組中で珍しいと言ってたし、私も見たこと無いからただ珍しいと思っただけ。
爪まで黒い猫ってざらにいるもの?
839 :
吾輩は名無しである:2011/07/06(水) 13:16:40.11
「北朝鮮拉致問題対策本部の本部長」の菅直人が
「日本人拉致事件の容疑者の長男が所属する政治団体」
に計6250万円の政治献金。
最低だな。ありえない
840 :
吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 00:48:06.49
「それから」は終盤、劇的に展開していくが
書斎で鉢に水差して寝そべってたり
あれやこれやクドクド考えてたり
そんな代助の日々が好きだったりする・・
夏目漱石って鉄道が好きなの?
842 :
お金:2011/07/09(土) 18:03:10.69
「坊ちゃん」と「三四郎」の二つの小説で、お金の貸し借りに関する漱石の主張がある。
何か当ててみな。
843 :
お金:2011/07/09(土) 18:09:16.53
清は坊ちゃんに3円貸した(あげた)。
美禰子は三四郎に30円貸した。
この二つのお金の貸し借りは何を意味するか。
漱石は何を言おうと(主張)したか。
近頃なにかいい書物はありますかと聞かれた和尚が
「最近の名文と言ったらこれでしょう」といって借金の嘆願書をだしたところと
姉に少ない給料から小遣いをあげているのに、当の姉の夫から
「自分の退職金から、いくらか安い利子で借りないか」と持ちかけられ、その謎に苦しむところ
845 :
お金:2011/07/09(土) 18:12:19.97
「我輩は猫である」には、確かお金の貸し借りの場面(記述)はないね。
846 :
お金:2011/07/09(土) 18:21:30.28
「こころ」には、叔父の横領はあるけれどお金の貸し借りの話しはない。
「道草」には有ったような気もするが、うろ覚えで不確か。
しかし「坊ちゃん」や「三四郎」のように印象的ではない気がする。
847 :
お金:2011/07/09(土) 18:25:51.26
お金に限らず物の貸し借りに関して記述した漱石の作品でもよいのです。
印象に残る場面は全ての漱石の作品で思い出せない。
多分ないのでしょう。
848 :
お金:2011/07/09(土) 18:29:05.06
「それから」には、細君の貸し借りが有った気がする。
お金の貸し借りとは趣が違うが、漱石の主張はこの場合は何だろう。
849 :
吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 18:29:12.56
え? 道草って借金、質入れ、こづかい、一番いろいろあると思うが
850 :
吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 18:39:37.06
骨の代、職の代、名の代と来て明治以降は「金の代」というのは、あの時代のひとつの共通認識としてあったみたいだね
お金=半可通。ろくろく読んでないと判明
金を色分けしろって話しだろ、知ってるよ
「こころ」にも「明暗」にも金の貸し借りはふつうにあるよ
「こころ」では"私"が休みに国へ帰るときに先生から借りてるし
「明暗」でも津田がお秀に借りてる形
ちなみに漱石は金の貸し借り自体には全然重きを置いてない
ストーリーの中で筋を面白くする手段として、あるいは因果付けなどのためによく使ってる
855 :
お金:2011/07/10(日) 04:32:43.21
漱石の作品に金の貸し借りが色々ありそうだが、
先に書いた「坊ちゃん」と「三四郎」の例のように二人の間の貸し借りを
明確に表現した箇所が他の作品にあるかなぁ。
>>853「明暗」でも津田がお秀に借りてる形
明暗の場合、金額や返済の具体的な顛末があったっけ。
3円借りて返さない、30円借りて返した、のような顛末。
856 :
お金:2011/07/10(日) 04:35:25.79
読みが浅いんだね。
漱石は金の貸し借りに或る思想を込めているよ。
少なくとも読者はそう判断できる内容だ。
857 :
お金:2011/07/10(日) 04:39:56.73
「道草」には確かに漱石の自叙伝的で借金等の記述は色々あった気がする。
しかし、お金でも物でも良いが、貸し借りの顛末の具体例はないでしょう。
印象的な登場人物間の記述に記憶がないね。
最近読んでないのでうろ覚えですが。
ないと言い切ってたよね
金の貸し借りに思想だとさw
素人はこれだからな
「或る」とか無駄に勿体つけてないでその「或る」をはやく述べてたらいいだろw
あるとしたら、漱石が思想を込めたんではなくて君の思想が勝手に反映しただけ
つか随分くだらないとこに目をつけるんだな最近の若者は
「明暗」では小林にも30円貸してる
あの場面は小林が津田に読ませた手紙が不気味に気になるよね
>>861 こういう下らないことを言い出すのは年寄りだろ
865 :
吾輩は名無しである:2011/07/10(日) 09:56:26.98
でもここは
下らないことの方がレスがたくさん付く・・
そりゃくだらないことをくだらないことと自覚してもらわないとうっとうしいからな
くだらなくない書き込みなんてあったか?
或いはあったかもな
まあくだらないからもうよそうよ
読みが浅いんだね。
漱石は金の貸し借りに或る思想を込めているよ。
少なくとも読者はそう判断できる内容だ。
↑
漱石のお友達かなんかですか?
870 :
お金:2011/07/10(日) 18:48:29.26
ブツブツ書かないで「坊っちゃん」を精読しな。
「或る」の答えが書いてあるよ。
年若が無知で年寄が有知がこの世の中さ。
871 :
お金:2011/07/10(日) 18:53:29.88
此処で説明すれば簡単だがね、少しは考えな。
年若=無知 じゃあ日本は滅びるよ。
一人で読んでなw
得意気乙
なんだただのガキンチョの虚言か
相手して損した
お金
隠居乙
何で自分の見解書くだけでそんなに偉そうなんだろうか…。
若い人を見下してる時点であまり大人になりきれてない気がする。
年寄りは痴呆に注意な
今日、ブックオフに母親と来てた中学生くらいの女の子が
105円コーナーで「こころ」の文庫本を選んでて和んだ
いいね、そういう後継
タイプミス、光景ね
879 :
吾輩は名無しである:2011/07/11(月) 11:44:04.30
岩波文庫取りよせたらは全集の旧版なのか
注も全集に比べて弱いし
利点は持ち運びの便だけ
早く全集刷ってくれー
こころって厭世になる内容じゃん
坊ちゃんとかなら和むけどさぁ…
私も家に岩波の全集があるけど旧かななのでめんどくさくて読んでません。
882 :
お金:2011/07/11(月) 15:20:34.21
真面目な話しは出来ない。
「坊っちゃん」と「三四郎」にはお金の貸し借りで対照的な人間関係の結末を示しているんだね。
この事実は評論家(自称も含む)筋の常識のようだ。
所詮2チャンネルだから論議の中までは入れない。
はぁ。で?
もう相手すんなって
いいね、御隠居にはヒマな時間が沢山有って
猫での寒月のヴァイオリンのくだりと言い
こころ三章のてがみといい、クドクドちんたらやってる様がたまにイライラする事がある
そのくせKは自殺した とかイキナリ核心に斬り込む事もあるしまったくなんなんだい
草枕の那美さんを芸能人で想像するなら誰になる?
俺は文学作品呼んでて想像する時女優で想像するけどなんとなく菅野美穂だった
読んだ作品はごくわずかだが男だと豊川悦司になる
ま、どうでもいいレスかもしれないがw
漱石は中高生の読書入門に最適だね
そうだな、できれば旧字旧仮名で読ませたい
せめて教科書では元のままの文章で読ませるべき、などと思ったが
今の教科書には漱石は載ってなかったか・・・
それと岩波文庫などは原文から漢字を減らすことまでしているが、あれも如何なものかね
漢字と仮名の配置や字面の印象などにも作家は配慮しているのだし、文章の味でもあると思うのだが
今の時代にいきなり漱石は酷だと思う
春樹とか緩いのからでもいいと思うよ
長編も多いし難しいんでしょうね
今の教科書には漱石のってないの?俺の時は「こころ」があったけど・・・時代は変わったのかorz
確かに、猫のヴァイオリンの箇所だけはだるいな
何も感も軽い時代になったもんだ!
中高生のときよんで、大人になってまた読むべき
>>892 「こころ」は高校の教科書にあったね
>>890 俺は小説みたいなのはほとんど読んでないけど読むなら昔の作家っていう感じだな
ひねくれてるというかどうせ読むなら昔の作家だろって感じで現代作家とか興味なしになるw
小学校の国語の教科書は坊ちゃんだったな
大人は漱石読まないおね
は?
中高生だろ普通
不毛な議論はやめとけ
ですよね
読みたい時に読めばいいのさ
903 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/07/13(水) 20:40:01.46
a
904 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/13(水) 20:57:01.81
カルトクイズです〜(笑)
漱石の号「破障子」の由来は? 藁貸し増すねぇ〜(笑)
>>904 胃弱ですげえ屁こいてたからだろ。wikipediaにも載ってるぞ
結膜炎にもかかったことがあるとか?
907 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 23:04:02.11
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908 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 23:06:34.78
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909 :
吾輩は名無しである:2011/07/14(木) 01:15:54.22
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910 :
吾輩は名無しである:2011/07/14(木) 01:19:21.68
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やめてくれるかな?
912 :
吾輩は名無しである:2011/07/14(木) 01:22:11.77
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カミキリムシだあああ
わおー気持ち悪い
915 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/14(木) 22:21:51.56
905
906
ハズレですねぇ〜(笑) 多しかにwikipediaには「胃弱が原因で頻繁に放屁をしたが、その音が破れ障子に風が吹き付ける音にそっくりだったことから、破障子なる落款を作り、使用していたことがある。」と
在り増すけれどもこれも神格化の一変なので消化ねぇ〜(笑)
「明暗」は心理小説と言ってもいいと思う。
漱石の心理分析と観察がよく表現されている
未完で終わってるのが残念だ。
917 :
吾輩は名無しである:2011/07/18(月) 21:25:59.94
南無阿弥陀仏々々々々々々々
918 :
吾輩は名無しである:2011/07/19(火) 00:33:33.02
「明暗」は珍しく会話の部分が多いよねー。
たかだか3週間ぐらいの出来事を時々刻々細かく書いてる。
単に心理的なモノと言うより、半ばイライラするような物事の進みよう
このテンポに不思議な魅力を感じる・・
その異様さは探求したくなる・・
漱石読んでて思う。
いつもあんなに日常の会話で考え込んでたらおかしくなるだろうな、と。
で、英語圏の人たちの会話の裏の無さにギャップを感じまくってしまったんじゃないか。
自分的な推測だけど…。
その通り
921 :
吾輩は名無しである:2011/07/24(日) 12:54:53.51
漱石先生の痘痕面の古写真をだれか晒してくれやあああ
文春文庫でそれからと門を一冊にした本が出てるな
いっそ三四郎も入れて「漱石前期三部作」として出せば良かったのに
まじか!買おう
でも中古二冊のがやすいな
文春で漱石作品なんか読みたくもないね。
高2でこころやりますよ
こころはガチ厭世
こころが好きなんか言ってる人はちゃんと読んでないか、先生と同じ様な経験したこと無いからだろうな。
先生の遺書なんかは「私(読者)」に悲劇のシミュレートを提供してそれを避けろってことだし。
こころは面白い
自分とあまりにもかけ離れているから
「こころ」は失敗作品
漱石の傑作は「明暗」のみ
未完の傑作か
「こころ」、海外のゲイには三島作品以上に評価されてるぞ 。
「吾輩は猫である」から順番に、漱石作品を読み進めていたのだが、
「三四郎」の途中でつまってしまった。
読んでて、赤面して、変な汗をかいて、読み進めるのがつらくてたまんない気持ちになってくる。
「草枕」も「坑夫」も面白く読めたし、「虞美人草」とかも全然平気だったのに、なんだこの気持!?
>>932 マジか。ハッテンなんか皆無なのに。
>>933 鏡を観るようにリアルだからかな?
三四郎って俺じゃん!って。
海外のゲイ(笑)
そんな輩に日本の衆道が理解出来るかよ。
マイノリティ差別よくない。
それに海外から見た日本という視点があっていいと思う。
ネットwatch板=層化集団ストーカーのたまり場
『ストーカー』を『ヲチ』という言葉に置き換えることで罪悪感を無くし
何ら恥じることなく集団ストーカー行為をするヲチ民は
自分たちが変質者で集団ストーカーだということにも気づいていない
これは『殺人』を『ポア』と言い換えたオウム真理教と同じ
コピペしても構いませんのでこの情報を多くの人に知らせてください
1人でも多くの人がこんな場所を利用しなくなるように、ご協力お願いします
938 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 00:17:53.26
俺思うんだが・・・
「こころ」って俺の世代では高校生の読書感想文の代表的な課題作だ。
でも高校生なんかに明治のインテリの自我なんて理解出来るのか?
明治のインテリって今じゃ想像もつかんようなハンパないエリートだぞ?
そんなスゲー人間の心中なんて年端もいかん子供に本当に読み取れるか?
こんな本40過ぎた今の俺が読んでも消化しきれんのに。
前提として高等遊民とかいう存在自体、実感として
感じ取ることができない
今の時代働いていないと世間の風当たりが異常に強いが
夏目の時代だとむしろ尊敬される立場にあるんでしょうかね
働きたくなくても生活するために働いて勉強してる人らからしたら
ちゃんちゃら馬鹿げていて読書する以前に共感が持てず
ふつふつと怒りの念のようなものが心の底から
湧き上がってきたりもするんではないでしょうか!
話はそれましたが文学史の本でも読まないとだめでしょうね
うーん…
>>939 その鬱屈した感情を、文学で表現してみたらいんじゃない?
942 :
吾輩は名無しである:2011/08/06(土) 00:17:10.86
明暗の、紅野敏郎とかいう者の注解は酷いね。
登場人物の挙動等に含む意味を、ことあるごとに説明しにくるんだがら。注解の閾をはみ出しとる。
その大半が、何故、わざわざ註を入れるのか理解に苦しむものだし、その上ややネタバレ気味なものさえある。
こいつのなかでの読者はいったいどれだけリテラシーがないのだろうか。
作中人物よりこいつに虚栄を嗅ぎ取ったぐらいだ。
943 :
吾輩は名無しである:2011/08/15(月) 15:20:43.93
あげ
>>938 牛鍋屋行って出てきた肉を壁に投げつけて
貼りつけば牛肉、落ちれば豚肉なんて事をやってる連中がエリートか?
それより日本の教科書が、国旗掲揚が、在日教師が、
マスゴミが、カルト創価学会が、公明党が、創価の集団ストーカー犯罪が、
電通が、民団が、総連が、ソフトバンクが、NHKが、諸々が、
日本国を内側から腐敗させてることが問題なんだ、 、、
この日本の危機を海外通信に伝えるべき、、、
だって明治だし。牛肉なんてまだあんまり食べなれてないだろうし。
漱石の小説読んでるとたまにおいおいって思うことがある。
三四郎が汽車から弁当のごみ捨てたりしてさ、あれ多分普通のことなんでしょ?
だから今では理解不能なことが明治では普通だったと思うんだけど。
例えエリートだったとしても。
我輩は珍島猫ニダ。
>>947 実際どうなの?
俺はにわか読者だからよく分からない
「三四郎」「こころ」「それから」について
テーマを決めてレポートを書くんだが・・・(中学の課題)
なんでもいいから、テーマとかどんなふうに書くか
教えてくださいOTZ
旦←お礼のお茶です
ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) n
 ̄ \ ( E) お断りします
フ /ヽ ヽ_//
>>950 全部恋愛絡みの話だから、それを掘り下げればいい。女に振り回される男の図。
まあ、振り回されると言うか振り回ると言うか。関係性から生じる構図だからな。
今時の中学生がマセテルとは言え、彼らの肉欲を離れた真摯でイノセントな心理が理解出来ると言うか体験したことがあるのか不明。
三四郎は失恋、こころの先生とそれからの代助は成就したが悲劇的になっちまう。
親譲りの総書記で子供の時から拉致ばかりしている。
ムスダンリに居る時分テポドンを発射して一年ほど経済制裁された事がある。
なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。
核開発をしていたら、日本人の一人が冗談に、
いくら威張っても、アメリカにはケンカを売れまい。弱虫やーい。と囃したからである。
国連で怒られて帰って来た時、
おやじが大きな眼をして太平洋にミサイルを撃つやつがあるかと云ったから、
この次はアメリカ本土まで飛ばせて見せますと答えた。
だから成恵琳の墓はモスクワのトロイェクブスコイェ共同墓地にある。
優柔不断な秀才で感性の高い人が書くと
夏目先生みたいな小説が書けるだろうか
書けない。才能とか、学問とか、幕末の志士のような覚悟とか、幼少期の不幸とか、いろんな要素が必要
ノイローゼになることも必要だな
胃潰瘍忘れてね
虞美人草って評価低いの?
いつだかNHKで偉大なる失敗作って言われてました。
個人的には好きですが。
何だか2時間ドラマにしたら面白そう。
「こころ」ってゆとり世代のガキには受けないんだろうな
って思いながら読んでた。
実際俺のクラスでは意味分からなかったって意見多かったし。
と、ここまで読んで俺の年齢は?と思ったあなたは御明察。
要するに、中学生でも理解できる人間はいるってことで。
↑数年後のあなたにみせたいねw
初カキコ…ども…
俺みたいな中3でグロ見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは
今日のクラスの会話
あの流行りの曲かっこいい とか あの服ほしい とか
ま、それが普通ですわな
かたや俺は電子の砂漠で死体を見て、呟くんすわ
it’a true wolrd.狂ってる?それ、誉め言葉ね。
好きな音楽 eminem
尊敬する人間 アドルフ・ヒトラー(虐殺行為はNO)
なんつってる間に5時っすよ(笑) あ〜あ、義務教育の辛いとこね、これ
その真理から出立して、都会的生活を送る凡ての男女は、
両性間の引力(アツトラクシヨン)に於て、悉く随縁臨機(ずいえんりんき)に、
測りがたき変化を受(う)けつゝあるとの結論に到着した。
それを引き延(の)ばすと、既婚(きこん)の一対(いつつい)は、
双方ともに、流俗に所謂(いはゆる)不義(インフイデリチ)の念に
冒(おか)されて、過去から生じた不幸を、始終嘗(な)めなければならない事になつた。
↑これどういう意味か全くわからないんだけど
何が言いたいんでしょうか
都会は男女がふしだらだから良くない!
いっときの感情に身を任せると不幸になるよ、ってこと?
前後、読んだけど
「都会では、気分で動けるのが特権みたいに
ぶっちゃけ自由気ままに男女がついたり離れたりたりしたくなるモノだから
結婚なんかするとお互い不自由な気持ちになって偽善の罪に苦しめられることになる
―――と結論づけた。」
みたいなニュアンスかな…
ええ、自分は国語苦手で読書もほとんどしません。
969 :
吾輩は名無しである:2011/09/19(月) 20:09:13.30
こころのKが何故自殺したかと言うと信じられるものと言うか、拠り所となるものが
現実生活において全くなくなり、書物の中の故人しか信じられなくなり、この世に未練が
無くなったからではないか?
漱石さんは、晩年仏教に強い関心が有ったのでしょう。
Kさんは、浄土真宗というより禅系だと思います。
もう100回くらい読み直したまえ
そりゃ人によって考える理由は違うんじゃないかね。
自分は未だにKの自殺理由がまとまらない。
972 :
吾輩は名無しである:2011/09/20(火) 21:30:58.34
ぶっちゃけ、先生はKは、女にモテないし惚れたりしないと思っていたのだろう。
973 :
吾輩は名無しである:2011/09/21(水) 01:38:33.78
漱石といえば草枕だな
100通りの解釈ができる。天才だ
死こそ永遠っていう、、、いわゆる三島以前の?先生・・・。
あるいは、例の人でなしの国へ逝ってしまわれたりは
>>970 本なんて忙しくて二回三回も読んでられないし
また読むべきような作品もほとんどないって、本人が言ってたぞ
もしかして漱石の脳みそとおまえの脳みそを同列に考えてんの?w
漱石の100分の1の脳みそもないおまえは100回読まないと漱石の1回に届かないんだぞ
「現代読書法」って当時の青年に向かって書かれてることだけど
英語ができて漢文も達者、かつノイローゼの人にしか漱石の文学は理解できんだろ。
当時の青年といってもそれは将来性のある、有望な文学青年達に、ということ
もう、わかるよな?w
解釈を拒絶して動じないものだけが美しいんじゃないのかい