1 :
吾輩は名無しである:
シリン・ネザマフィだね
おちんちん
初の外国人受賞者か?(ヒトモドキを除く)
W杯開催中ということで、サッカーにちなんで予想してみます。
候補に入る=ペナルティエリア内にボールが入れられる、と想定。
シュートが決まる確率が低い順から。
広小路尚祈「うちに帰ろう」
何かの手違いでセンタリングされたが肝心のゴール前でふわっと浮いてしまいそのままゴールラインを越えてゴールキックに。
終盤、肩透かしを食らった感じでした。
柴崎友香「ハルツームにわたしはいない」
柴崎さんの保坂和志さん的な時空間の捉え方が大好きなのですが、すこし「短い」か。
選手の位置取りによって決まる可能性もあるでしょう。
穂田川洋山「自由高さH」
柿渋でコーティング加工された鋭いボールが伸びやかな軌道を描いて頭に触れる瞬間、次のような感想がふと過ぎるかもしれません
――古井先生の「白湯」を読んだときのように、この作品を読むとなんだか柿渋を塗りたくなるし、登場人物たちの距離感も面白いし、
文章も癖になる固さがあるけれども、たしかに全体として面白く読んだけれども…。で?…
ちなみに別の選手はヘディングを遠慮したが曰く「今回は様子見ということで。あと1本待ちたい」とのことです。
横っ飛びのGKに弾かれてコーナーキックを得る。
\(∵)/ ピッピー ハーフタイムですよ。
シリン・ネザマフィ「拍動」
センタリングされた瞬間に決まるかもと予感させてくれるボールがあります。
このシリンボールがまさにそれでした。
「うちに帰ろう」とは対照的に最後まで緊張感がありましたし、以前指摘された日本語の拙さも特に感じませんでした。
長さ、角度、速度、どれもが芥川賞というゴールに収まるためによくよく吟味された印象です。
頭に合わせやすいし、芥川賞というゴールにしっくり来るのでしょう。
題名は「優しい言葉」とかのほうが良かったような気もします。
こういうイラン人みたいな色物は色物枠を設けたほうがいいよ
一緒に論じると話のレベルが下がるし不毛
赤染晶子「乙女の密告」
この掲示板にも赤染サポーターが何人かいたはずですが、私も思わず新聞で候補一覧を見てガッツポーズしました。
創作合評によればいくつか問題点もあるとのことですが、とにかく読んでいるときにいちばん面白かったのはこの作品でした。
問題点のひとつやふたつあったっていいじゃない。
「拍動」のようにスマートな小説じゃないけれど、私は好きですね。
短文を連ねる個性的な文体がまず良い。真面目さと不真面目さのバランスが絶妙。京都の薄暗い感じ、乙女たちの不穏な集団意識、スピーチの緊張感、歴史とのダブらせ方。
何より面白いのが、いつもこの人の作品を読んでいると時代がわからなくなるのですが、「乙女の密告」は紛れもない2010年のお話なのです。
参考文献からもわかるとおり、相当気合が入っています。全作読んでいるわけではないけれど、たぶん赤染文学の最高傑作ではないですかね。
やっと通ったこのボールを大切に決めてほしいと思います。
サムライブルーからオトメレッドへ。日本を染め直せるか?
鹿島田真希「その暁のぬるさ」
未読なので軌道が読めません。
前回無得点に終わったので今回は2点入るかもしれませんね。
「拍動」と…「乙女の密告」の健闘を祈る!
9 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 00:49:44
小泉八雲賞とか英利世夫賞とか適当に作って宛がえばよかろ
>>7 今回は日本語に不自然なところはありませんでした、とかそんなレベルで論じられてもな。。
どこまで文学のレベル落とすねんて
日本語学校の授業じゃねえんだから
11 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 02:57:12
ファースト・インプレッション予想(読まずに予想)は、直木賞が中島
京子「小さいおうち」、芥川賞が赤染晶子「乙女の密告」。全部読んでからのメッタ斬り!
予想対談(with トヨザキ社長)は、7/10のラジカントロプス2.0でオンエアします。
約7時間前 TweetDeckから
nzm
大森望 Ohmori Nozomi
赤染か鹿島田で決まりと言いたいが、今のとこ2回連続文藝、文學界以外が受賞してるから無理だろう
というわけで文學界3作のどれかなら広小路だけど、シリンが受賞すんだろうなファック
とりあえず「乙女の密告」は受賞できなかった傑作の仲間入りだな
13 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 05:34:33
お尻ん目覚ましマンコ
赤マンコ
2作受賞で決まりか。チンコどもは何やってるんだ!
14 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 05:56:38
いずれにしても「根暗・陰気・陰湿」を基調にした作品ばかり。
芥川賞は本嫌いを大量生産するキチガイ文学賞。
15 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 10:56:31
16 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 12:47:53
17 :
吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 17:36:15
なんにしても磯崎のは酷かった。保坂とのペテンコンビ。
脳に蛆虫が湧いている奴ら。恥知らず。
磯崎は「肝心の子供」で判断すればいい。これ読んで駄目ならどれ読んでも無理。
19 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 01:25:04
保坂は評論はいいけど、
それ読んで勉強したとおぼしき奴らが、
ことごとく小さくまとまっちまうという罠。
20 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 01:53:01
磯崎の芥川賞受賞作は評判散々。
「なんだあの筋書きは?」と馬鹿にされるだけの素人文章。
21 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 03:54:54
保坂は日本文学史上、稀代のペテン師。
自演するならもう少しうまくやれよ
上の人たち(?)は普通に誹謗中傷してるんで、そういうのは特に「自演」じゃないと思うが。
24 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 12:18:36
絶対、芥川賞受賞作は駄作揃いだと思う。
25 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 15:04:20
陰気で根暗、皮肉で皮相な考え方をする登場人物しか登場しない小説が多いね。
なにか、真面目で保守的で陽気でひたむきな登場人物がいると純文学ではないと考えているよう。
結果、芥川賞受賞と祭り上げられても、読者の反応は薄く、受賞後第一作は、すぐに誰にも相手にされなくなる。
無限ループみたいに起きている現象だ。
26 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 17:00:04
高橋三千綱以来みてないなそんな作品
豊崎
翻訳家の大森さん、教えてください。
なんでこのひとは日本語で書いたの? 日本の文学界をなめてるの?
そもそもなんで文學界新人賞に応募したの?
わたしはイランではデビューできないけど、日本でならできる、
イランでは文学賞はとれないけども、日本でならとれる、そういう目論見?
28 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 17:27:49
くやしかったらイランでペルシャ語で書いてデビューしてみたら?
日本ではバカにされるけど
イランなら一流評論家になれる!
えーと、ちょっと状況を説明しますがイランでは最近
女流作家が一種のブームなんですよ。もちろんペルシャ語ですが。
アバンギャルドな存在でちょっとした流行なんです。
http://www.nytimes.com/2005/06/29/books/29wome.html もともとイランには女性の作家や詩人は大勢いますし、
欧米社会にもいる。ペルシャ語と英語で書いてます。
今回の話題のシリンさんがイランの状況を意識していないとは思えないけど、
彼女の祖国や中東地域あるいはアメリカで認められるようなったら
確かに本物だとは思うけどね。まずはペルシャ語で書かないと。
31 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 19:14:36
まだパナソニック勤めてるの?
お尻は大きいのかなこの人
ハァハァ
32 :
吾輩は名無しである:2010/07/04(日) 19:20:32
別に何語で書いたっていいじゃん
33 :
吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 15:41:34
お尻ちゃんが受賞で間違いない。
文藝春秋が刊行できるものを受賞させる。
そのためにいるのが選考委員の馬鹿どもなんだから。
あの人は書かないのかな?イラン人のレポーターの女性。壮絶な人生を送ってるらしいで。
電通が好きそうなのが受賞するよ。話題性があって付加価値がつけられそうな奴。
付加価値ってのは受賞者自身に商品価値があるかどうか。映画にしたりさ。
でも、イランが貧しくて虐げられてるなんてのは大嘘だからなw
テヘランの街中はパラボラアンテナだらけで一般庶民が世界中の娯楽にアクセスしてるよ。
日本の地方の方がよほどひなびてる。女性の作家も400人はいるってさ。
シリンさんの経歴は詳しくないけど、いわゆるイランの金持ち層の娘が留学してきたんじゃないのかな。
イラクと戦ってたクルドが実は金持ちだらけで欧米に子どもたちを留学させていたのと同じで、
事実は小説より奇なり。あんまりイメージで誤解しないことだ。
へえ〜 クルド人とか毒ガスで皆殺しってイメージだったぞ
37 :
吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 12:12:58
赤染のって大したことない。
メッタ斬りが絶賛する流れですから。
39 :
吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 13:06:51
メッタ斬りは前回も敵前逃亡したし、もうやらないんでしょ?
メクラ斬りでしかないんだから。
40 :
吾輩は名無しである:2010/07/06(火) 18:19:31
影響力は
電通>>文藝春秋>>>>芥川賞選考委員
これは小説を読む力に等しい力関係ですね、分かります。
豊崎「赤染さんは素晴らしい」
大森「ぼくはよく理解できないけど、これから活躍するのは
間違いないでしょうね」
豊崎「まあシリンが受賞するんでしょうけどw」
大森「それはね(笑)」
なんで「僕」って言うの?
43 :
吾輩は名無しである:2010/07/07(水) 22:08:48
というわけで143回直木賞の大森予想◎は姫野カオルコ『リアル・シンデレラ』でした。
対抗は中島京子『小さなおうち』。大穴は万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』。
#143N #1134golden 7分前 TweetDeckから
nzm
大森望 Ohmori Nozomi
45 :
吾輩は名無しである:2010/07/09(金) 03:39:01
芥川賞はいつものこと、今回は直木賞もパッとせずか…。
46 :
吾輩は名無しである:2010/07/09(金) 18:41:02
話題作なし。
話題は電子書籍ばかり。
そしてネザマフィさんは本当に芥川賞を受賞し、大森望さんがかねてから主張している
ように、ネザマフィ(目覚まし)テレビに出演するのだろうか。 #143A
12:18 AM Jul 8th webから
toyozakishatyou
豊崎由美
48 :
吾輩は名無しである:2010/07/10(土) 02:21:12
糞駄洒落(笑)
49 :
吾輩は名無しである:2010/07/12(月) 07:06:54
で、何が取りそうなの?
50 :
吾輩は名無しである:2010/07/12(月) 11:51:45
「知りん」ません。
メッタ斬りは新潮と三島賞のやらせになにも言わなかったチキン
権威を持つと他の権威とくっつきたがって、ずぶずぶになるからな
めった斬りの存在意義は終わった
53 :
吾輩は名無しである:2010/07/12(月) 20:55:50
今回は友香が芥川賞だな
54 :
吾輩は名無しである:2010/07/12(月) 21:01:40
>>51 大森さんは新潮社の元社員だから無理です…
55 :
吾輩は名無しである:2010/07/14(水) 00:45:52
シリンの「拍動」を読んだけど芥川賞受賞しても文句は出ない作品だったぞ。
アラン先生が事故をお越し、イランから家族が来たあとで、主人公は通訳を始める。
「脳死」だったことを通訳と家族がしばらくしてから、病院や大学側から知らされて、大ショック!
義理の弟が強硬派で、主人公や日本人の無表情さ、薄情さ、差別を激しく攻め立てる。
その後アラン先生は死ぬ。最後まで残った母親は感謝の念を持って帰国する。
ラスト前の一段落が効いている。
主人公は山本先生らの心の暖かさ、それを自分がしていた意識に目覚め、義理の弟の激しい日本批判が
「耳の中で色褪せ」て、より深い異文化理解をする事が出来るようになる。
この最後から3番目の段落が、この作品の価値をグンと押し上げている。
56 :
吾輩は名無しである:2010/07/14(水) 00:51:21
眠いがちょっとだけ訂正。
アラン先生が事故を起こし、イランから家族が来たあとで、主人公は通訳を始める。
「脳死」だったことを通訳と家族がしばらくしてから、病院や大学側から知らされて、大ショック!
義理の弟が強硬派で、日本人の無表情さ、薄情さ、差別心、それに追従する主人公を激しく攻め立てる。
その後アラン先生は死ぬ。最後まで残った母親は感謝の念を持って帰国する。
ラスト前の一段落が効いている。
主人公は山本先生らの心の暖かさ、アラン先生の危篤から死までをイラン人にも負けないくらいに
悲しみ、心痛していた事実に気づく。それを前から分かっていた事実にあらためて目覚め、
義理の弟の激しい日本批判が「耳の中で色褪せ」て、より深い異文化理解をする事が出来るようになる。
ちょっぴり最後に日本におべっかしているようでもあるが心地よいものがあった。
この最後から3番目の段落が、この作品の価値をグンと押し上げている。
あのさあ、シリンの「拍動」を読んだけど芥川賞受賞しても文句は出ない作品だったぞ。
アラン先生が事故をお越し、イランから家族が来たあとで、主人公は通訳を始める。
「脳死」だったことを通訳と家族がしばらくしてから、病院や大学側から知らされて、大ショック!
義理の弟が強硬派で、主人公や日本人の無表情さ、薄情さ、差別を激しく攻め立てる。
その後アラン先生は死ぬ。最後まで残った母親は感謝の念を持って帰国する。
ラスト前の一段落が効いている。
主人公は山本先生らの心の暖かさ、それを自分がしていた意識に目覚め、義理の弟の激しい日本批判が
「耳の中で色褪せ」て、より深い異文化理解をする事が出来るようになる。
この最後から3番目の段落が、この作品の価値をグンと押し上げている。
58 :
吾輩は名無しである:2010/07/14(水) 12:10:50
シリンの立場から考えれば、日本で生まれた訳でも、幼少から日本で
生活した訳でもない外国人が日本語で小説の賞を取ろうというのは相当
野心的なことで、日本人でそんなことやって成功した奴など皆無だから
な。イシグロは英国育ちだし。
ナボコフでさえ、アメリカに渡って、最初に英語で小説を書いた時の
苦労が如何に辛いものだったかを親しい人に告白してるから。そして
彼の代表作の「ロリータ」は英語で発表されたんだよな?
日本人もどんどんやりゃあ良いんだよ。
イラン人はもっと価格破壊をして欲しい。
60 :
吾輩は名無しである:2010/07/14(水) 16:50:27
切っても切り離せないよ。だって東京じゃ中東系だって理由でガンガン職質されるんだから。
今後シリンさんが在日イラン人について書くなら単なるセルアウターじゃないと認めますよ。
嘘嘘。芥川賞取っても真面目に書き続けるだけでいいです。
綿矢りさみたいに芥川賞ミリオンセラー一丁上がり、みたいなの最低だよな。
綿矢の新作はいいよ
ここの予想はシリンさんの「拍動」ですか。
評論家は
>>41の、「赤染がよかったけど結局受賞はシリンだろう」←私も概ね同じ。
上でも書きましたがその他の作品は難しそうですね。
◆
「乙女の…」が受賞してほしいし、受賞してしかるべき快作だと思うのですが、
魅力的な荒削り作品よりも、まとまりのある佳品が受賞しやすいので、
結論として「拍動」が最有力候補ですかね?
注目は、前回受賞者なしだったので、W受賞があるかないか…ですね。
あとは鹿島田さんの「その暁のぬるさ」ですが、読んだ人いますか?
でもやっぱりここは「乙女の密告」単独受賞\(∵)/
と書いておきます。言霊o(^-^o)
>>64 「乙女の密告」、どのへんが魅力的だった?
小さくまとまった、胸くその悪くなる作品だなあ、と思ったので、教えてほしい。
いやあ、シリンネザマフィ最高ですよね!間違いなく芥川賞だと思います!
68 :
吾輩は名無しである:2010/07/15(木) 02:55:55
何はともあれ今日だね。お尻が取れるか。俺は取ってほしいよ。
磯崎のキチガイ小説より百万倍いいよ。
「イラン人はイランで書け」
あ、これ、2ちゃんねるの落書きじゃなくて、
プロの物書きが書いたことですから。
誰が書いたの?
71 :
吾輩は名無しである:2010/07/15(木) 19:19:00
冲方丁の電話が鳴った! いっせいにカメラのフラッシュが。 「ダメでしたあああ!」
1分前 TweetDeckから
nzm
大森望 Ohmori Nozomi
72 :
吾輩は名無しである:2010/07/15(木) 19:23:46
赤染さんと中島さん。ファーストインプレッションどおり。やはり読まないほうがあたるなw
#143N #143A 1分前 TweetDeckから
nzm
大森望 Ohmori Nozomi
てめえらシリンっていってただろうがwww
なんだよチンポマンwwww
すみませんでしたお詫びいたします。
76 :
吾輩は名無しである:2010/07/15(木) 19:53:58
朝鮮人の自作自演だからな
赤染晶子氏の『乙女の密告』は、1回目の投票から票の過半数を獲得。投票は3回続いたが評価は変わらず受賞に至った。
芥川賞選考委員の小川洋子氏は「最終的には鹿島田真希さんと赤染さんが残り、2作受賞になるかどうかという点でもっとも長い時間をかけた」と選考の過程を語り、
最終的に「“アンネ・フランクを密告したのは誰か”という歴史的・社会的なものを題材にもってきつつ、“自分は誰か?”という文学的なテーマに
落とし込んでいる」(小川氏)という赤染氏の作品のみが3回の投票すべてで過半数の票を集めていたことを理由に、1作品のみの受賞となった
>鹿島田真希さんと赤染さんが残り
鹿島田のは面白いけど芥川賞で受けるタイプじゃないと思ったんだが
誰が推したんだ?
言霊(言球)\(∵)/
「乙女の密告」単独受賞おめでとうございます!
やっぱり書いてみるものですね。
いつもなんとなく当てたり外したりしているけれど
今回はピンポイントなので嬉しさ倍増です。
これから腰を落ち着けて長いものも書いてほしいですね。
>>66 >>8で少し書きましたが…まぁ人の好みはそれぞれということでしょうか。
>>77 鹿島田作品とのW受賞が争点になっていたとは、(読んでないにせよ)、意外でしたね。
「拍動」は評価が低かったのでしょうか。決して面白くない作品ではありませんでしたが。
>>81 う〜ん・・・要は面白いからいいって感じかな? まぁそれなりに最後までは読めたけど。。。
まあほんと文学作品って絶対的な評価が不可能だからねぇ
個人的には、久々に「なんでこんなのが?」感のある芥川賞の結果でした
83 :
@(´ёωё`)@ :2010/07/15(木) 23:31:51
尻ンの芥川笑落選 藁貸し増すねぇ〜(笑)仕掛け人の歯軋りが聞超えて奇想ですけれどもねぇ〜(笑) わたくしは前回の芥川笑該当者梨を的中させ(笑)今回の尻ンの芥川笑を予想(笑)外れた訳ですけれども〜(笑)
底で痔回の予想を死て身魔性〜(笑)痔回の芥川笑では二人が選ばれる琴で性根〜(笑) 誰かはいずれその時に的中させて身せ魔性〜(笑)本命とサクラ(笑)ゆえオナコーラにも充分のチャンスがある琴で笑止〜(笑)
84 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 06:22:23
新聞で赤染晶子の受賞作の粗筋を読んだけど、明らかにベルンハルト・
シュリンクの『朗読者』にヒントを得て書かれたものとすぐに分かる代
物だな。
そのような作品に芥川賞を与えた選考委員達の良識を疑う。
85 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 07:13:40
しかも、赤染の作品もベルンハルト・シュリンクの『朗読者』も新潮社から
出てるんだよな。
これは新潮社のとんでもない大失態だろうw
というか、こういう人の作品のふんどしで書かれた作品って多いのでは
朗読者の100分の一程度の出来栄えだが
シュリンクは積んだまま読んでないわ
春秋に載ったら同時に読んでみよう
88 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 10:01:47
そんなこと言いだしたら
シェークスピアなんてほとんど元ネタからの換骨奪胎じゃんw
ああ、人のふんどしってのは、「乙女の密告」が「アンネの日記」という人のふんどしを借りてるって意味ね
愛染恭子のふんどしも借りてる
91 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 12:38:08
審査員達はシュリンクの『朗読者』を読んでいて、なお赤染の
「乙女の密告」のオリジナリティを絶対的に認めるというなら、
能力的に審査員失格だ。
審査員達が『朗読者』を読んでない場合は、編集者が読むように
助言するとかの手段があったはず。この場合は審査員、編集部の
両方が審査組織としてのモラル失格。
だが、新潮社というところは、こういう似た作品を二つ噛み合わせて、
世間からの盗作疑惑を掻き立て、両方の作品を売り込むという
営業戦略を取ってる節もあるんだな。それが、平野啓一郎と佐藤亜紀の
件だろう。疑惑の盗作問題の両作品ともに同じ、新潮社。
こんな商売のやり方は文明国じゃ絶対に通用しないし、やった出版社は
潰れるのが当然なんだが。新潮社は文明国の会社じゃないからそうは思
わないんだろうなw
>>84 ヒントを得て書くくらいは問題ないんじやないの?
盗作は丸写しに近い場合だろ?
93 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 13:14:10
>>92 >>ヒントを得て書くくらいは問題ないんじやないの?
俺の言い方が微温的表現に過ぎたようだな。
実は盗作に近いと、言っておこう。
wikiで『朗読者』の粗筋を読めば分かる。
94 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 13:18:41
インスパイアーなら良いんじゃない
個人的には、なんかコバルト文庫あたりの少女小説みたいなタイトルだなと最初思ったが
真面目な作品のようでよかったと思うが
妙なイロモノ系とか生活記録みたいな小説が続いたからな
>>83 シリンの芥川賞を予想した同士、腹を切りませんか?
96 :
@(´ёωё`)@ :2010/07/16(金) 18:14:48
95
藁貸し増すねぇ〜(笑)お一人で腹を切られては胴です(笑)介錯くらいは憑き愛増すよ(笑)なにせ、わたくしは前回の該当者梨予想を的中して増す(笑)股、痔回の二人受賞を予想死て増す殻ねぇ〜(笑)
97 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 18:40:38
おやおや。直木賞作家は純文を敵視している、という対図をとらないと
商売上がったりなんですよねえ、3流作家は黙っていてもらいませんか。
大森望
99 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 19:12:38
100 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 20:51:17
ラノベみたいな小説書いてる万城目のコメントなんてどうでもいい。
これコピペしてるのって、見事に落とされたシリン気違いの仕業だろ
101 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 20:51:51
一番売れてる作家だからでしょ
イラン人をディスる奴は許さない
103 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 21:11:54
シリンの拍動は、デキとしては普通だよ。
言葉が通じずに騒ぎ立てる兄貴や母親が、必ずしも外国人である必要性が書かれていない。
最近のバカ親に置き換えても成り立ちそうなストーリーだし。
それに、「手術はできません」って医者が言うけど、普通ならなんでできないか丹念に説明するでしょ。
いくら患者の家族が怒鳴ろうとさ。
あと、死について書いているけど掘り下げ方が甘い。
日本人が死について鈍感なのは、毎年三万人以上という多数の自殺者が出ているからじゃないかとか、
義理の弟に言わせてるけど、それに対する別の意見がないし。
イランではどうなのか、日本では戦後教育に於ける死の扱い方がまるで蓋をするようなものだったからとか、
マスコミやテレビの風潮のせいとか、いくらでもかけるのに。
シリン自身の死についての哲学が感じられないな。
辛い言葉を訳さねばならない心情は上手く書けているけど、どうにも描写が長ったらしくて洗練されていない。
説明や言葉を書きすぎているから、読み手が入る混む余地がないし、
あえて書かないことで、いっそう作者の書きたいことが読者にも判る、っていうようなものもないし。
そう言った点で、悪くはないけど普通の小説だと思う。
104 :
@(´ёωё`)@ :2010/07/16(金) 21:29:09
菊池先生曰く、文章には欲書かれた文章だけれども読者に皹家内文章と拙い文章だけれども読者に皹く文章が或るとのことです〜(笑)尻ンの文章は前者で蟻、日本読者には皹か無いだけの離しなので笑止〜(笑)
尻ンさん(笑)「イラン人のチンポは日本人よりデカイけれども、日本人のチンポはイラン人より硬い、私は堅実な日本人のチンポが大好き」と書くだけで日本読者の反応は痴がって来ます殻ねぇ〜(笑)
刺すれば石原珍太郎が一押しで芥川笑を暮れることで性根〜(笑)溜め死て見ることです〜(笑)
105 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 21:40:39
>>104 いつも思うんだけど、はやくIMEを入れ直しなよ。
それかatokをお薦めするよ。
106 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 21:44:34
万城目に対する林のコメントは酷いと思ったな
直木賞を万城目にやれないのなら直木賞のほうがいらない子になると思う。
107 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 21:49:15
108 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 21:58:33
>>104 お〜〜ま〜〜え〜〜は〜〜あ〜〜ほ〜〜か〜〜w
109 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 22:00:52
110 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 22:02:35
@(´ёωё`)@ や佃煮よりはるかに頭良い俺の発言を妨害するなw
@(´ёωё`)@は、
リアルで、ひとに害を与えるだけの類の「きちがい」だし「知能が低い」、
判り難い漢字を使っているがセンス劣悪、内容は支離滅裂だし空疎な揚げ足取りしているに過ぎない。
不細工で不潔な無職の年寄りとみなしている。まじで、この世から去れ! くたばれ!! 死ね!!!
112 :
吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 15:28:20
>>106 >直木賞を万城目にやれないのなら直木賞のほうがいらない子になると思う
なんで?
彼の作品に於ける具体的な良さと、それがどう直木賞にとってプラスなのか、
あるいは相応しいのか書いて。
113 :
吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 19:20:28
文春で「プリンセス・トヨトミ」で売れて
映画化まで決まったんだから
文春としては押さなきゃ
114 :
吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 21:12:16
売れて映画化したんじゃなくて、始めから映画化ありきで書いてるんだと思うよ。
エンタメ系に良くあるけど、ドラマシナリオや映画シナリオみたいなのを書く人が最近増えてるし。
そんなのは、やっぱり選考委員の先生方は御見通しだから、直木賞に相応する作品じゃあないって言うんだと思う。
メディアミックスの名の下に濫造して売りまくるのは、ラノベだけでいいよ。
それか伊坂とか東野系だけで。
でないと、必ずや下火になるから。
115 :
吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 08:01:19
>>112 万城目は単なるエンタメではなく文学に吹き込んだ新しい風
であると同時に江戸時代の黄表紙等の洒落本の伝統を受けついている
ただおもしろおかしく書いているだけではなく根っこがある
片や直木賞は日本の大衆文学に対して与えられるもので
明治に移植した文学というものに大衆の根っこがついているはずのもの
だったがココ数十年は根っこのないものになりそれが文学が大衆から
支持されなくなった原因のひとつになっている
116 :
実際あった、怖い話:2010/07/18(日) 08:36:46
五年ぐらい前に巨大SNSでどういった経緯か忘れたが、おれに興味を持ったやつが自分も文学の
新人賞に応募しているから友達に登録させてくれと言ってきた。
こちらは関心はなかったが、なし崩し的にその男はおれにメールを頻繁に寄越すようになった。
というのもそいつの日記が編集者に知り合いも大勢いるとか理解不能な傲慢な書き込みが多かったからだ。
だが気になったのは捏造としか言いようのない韓国人特有の反日思想に毒された内容だったからだ。チョッパリは反省が足りないだのとうるさかった。
そしておれのことを勝手に朝鮮系?だと思い込んでおかしな怨の思想のメッセージを送るようになった。そして
そいつはある日このようなメッセージを送ってきた、
「新人賞なんてどこも純粋な日本人は駄目だろw なのに必死に新人賞に応募しやがって、笑える(笑
おれらしか受賞の可能性なんてないのにな、バカだよな」
冷静になってからメッセージで、おれは日本人だと送り返した。
直後にその男はそのSNSを脱会した。
果たして男の話は本当なのだろうか?
117 :
吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 08:49:13
江戸時代の黄表紙みたいな間延びしたものが現代で受けてるのかよw
118 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/07/18(日) 11:59:18
乙女の密告が朗読者のパクリと言っていた奴、もう少し詳しく教えて欲しいところだな。
119 :
吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 14:04:21
奴呼ばわりされて教えなきゃならんのかw
文学以前の話だろw
白石昇君ほど、優しい人ばかりじゃないんだ、世間というものはw
120 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/07/18(日) 14:16:15
言いだしっぺの法則
121 :
吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 14:26:46
>>115 >万城目は単なるエンタメではなく文学に吹き込んだ新しい風
わるいんだけど、ホルモー読んだ限りではそんなこと思えなかったな。
むしろ、文字で表現する必要性が微塵も感じられなかった。
式神という妖怪を使って戦わせるだけだし、女は後方支援とか、片思いの子には振られるとかなんて、在り来たりに過ぎる。
エンタメなのに、この考えはすげえな!とか思える要素がない。
文学としても目新しい表現もないし、そう言った文学的な香りさえしない。
京都の歴史や陰陽師という古い歴史を安易に使っただけで、神社で裸踊りするという不謹慎さもあるし。
単に漫画チックで読みやすく、まるでラノベっぽいところが受けただけだと思ったね。
>>116 いや、実は
>>116は朝鮮系なんだよ。でもそれが認識できずに未だに日本人だっていってるところが、「怖い話」ってことだろ?
122 :
吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 15:44:16
>>118 wikiの『朗読者』と共同通信の芥川賞受賞記事での『乙女の密告』の
粗筋紹介しか俺は読んでない。その上で酷似していると判断した。
123 :
吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 16:36:06
>>121 漫画チックと言う部分にこの国の江戸時代からの伝統があらわれている
軽佻浮薄でありゃなんだと最初は思われながらしみこんでいくものだと思う
こういうものが最初は認められないというのはよくあること
それでも少数のマニアに支持され化ける可能性が大きい
化けたら日本の大衆文学の新しい境地となる
片思いの子にふられるのは古来からのお約束の展開(笑)
モテモテなら女人島まで行かないとおさまらないだろう(笑)
124 :
吾輩は名無しである:2010/07/19(月) 07:28:16
漫画チックというものの性格が日本の伝統的漫画チックだから121は
物足りないんだろう。
浅田彰が悪口たれるぞ。『癒しグッズ』だってw
作者で言うとピエール・ロチとか、雑誌パンチなど、西洋のを漫画と
いうのは間違いなんだな。漫画は漫然としたものであり、元来が
『癒しグッズ』なんだな。
だが、それだけじゃ物足りない日本人が増えてるのはしょうがないこと
なんだな。
「朗読者」ってこないだ映画になったばっかの作品を知らないわけないだろ
大体、芥川に話の筋なんて二の次でいい、と芥川自身が言っている(本人も古典から換骨奪胎してるし)
と、当たり前のことをかいてみる
126 :
吾輩は名無しである:2010/07/19(月) 09:34:19
>>124 >それだけじゃ物足りない日本人が増えてるのはしょうがないこと
それは日本人なのかな?
直木賞に 万城目をノミネートしながら門前払いみたいなコメントをつける
直木賞選考委員にも言えることだが、日本人としての感覚を忘れているという
より最初っからそういう感覚を持ち合わせてないように思えるんだが。
127 :
吾輩は名無しである:2010/07/19(月) 11:45:25
>>126 >>直木賞に 万城目をノミネートしながら門前払いみたいなコメントをつける
直木賞選考委員にも言えることだが、日本人としての感覚を忘れているという
より最初っからそういう感覚を持ち合わせてないように思えるんだが。
日本人としての感覚は完全に相対化されたとはとても言い難いが、
進歩的インテリの中には嫌う人が多いよね。
仮に日本人としての伝統的感性を承認するとしても、黄表紙的世界を
軽佻浮薄に面白がってるだけでは駄目で、山本周五郎的wな情感が
全体に流れてなければ、大衆小説として成立しない訳だろうw
128 :
吾輩は名無しである:2010/07/19(月) 13:41:31
ノミネートしてるのは各版元であって、選考委員は関与してないよ。
だから「なぜこれが候補に挙がったのか」って声はよく聞かれてる。
それに漫画的感覚=日本の伝統ってのはおかしい。
茶器だって紹鴎などの唐物崇拝から、利休の侘茶もあるし、それでいて織部の天衣無縫な遊びのものあるし。
かりに軽佻浮薄なものでも、かつては芯が通ってた。
でも万城目にはそれがないと思う。人間が書かれていないし、奇想天外なストーリーもないし。
漫画チックと言うよりは、漫画からネタをもってきて真似ただけの、「漫画擬き」なのが正解だと思う。
それが漫画にもないような斬新なアイデアで愉しめたなら、或いは直木賞も取れてたかもね。
でもまあ森見もそうだったように、ただのファンタジーっぽいのじゃ無理かも。
129 :
吾輩は名無しである:2010/07/19(月) 16:51:06
>>126 >>直木賞選考委員にも言えることだが、日本人としての感覚を忘れているという
より最初っからそういう感覚を持ち合わせてないように思えるんだが。
三島ですら、そういうところがあるからね。中村光夫との対談で、安岡章太郎の
ユーモアについて批判した箇所を見る限り、そういう感が否めないんだな。そうと
すれば、三島の中での大きな矛盾になるんだな。おそらくは三島自身は意識して
なかったと思うんだな。
芥川賞なんて朝鮮人 認定式ぐらいのかちしかない
大体、 北野 なんて苗字に東西南北の漢字が入っているのは帰化した朝鮮系の人間だよ
たけしも朝鮮人業界のテレビで異様に持ち上げられたのは朝鮮人だから
日本人だったらテレビの世界では生きていけないし、逆差別で参入できない
あと赤とか白とかの色の漢字が入っているのも朝鮮系
なにをいまさら
誰か要約してくんない?
乙女の世界とユダヤ人の深刻な問題を同列で語って良いのか
いや違うだろ。
ユダヤ人に関する謎の部分を、日本人の作家がユダヤ人の登場人物を設定して
その人物の口を借りて、作家の見解をそれが正解だと言わしめるのはおかしいということだ。
ユダヤ人の問題について、何故日本人の作家が正しい答えを言えるのか
言えるはずがないということだ。
>>136 何、バカなこといってんだ。
その謎の部分を想像して書くのが作家の仕事だろ。
正しいかどうかなんて二の次なんだよ。
それから、粘着している「わらかしますね〜」のクズは
いつになったら作家デビューできるんだ?
お前のようなゴミ人間はずっと他人の批評だけ
やってろ、このクンニカスゴリラめ!
>>137 何、バカなこといってんだ。
136は133で村上龍が言ってることを、134が要約してくんない?
というのに答えてるだけだろが。
よく読んでから書き込め。
まったく、こんなバカがこの板にいるというのは嘆かわしいな。
139 :
吾輩は名無しである:2010/07/28(水) 19:02:24
>>137 >正しいかどうかなんて二の次なんだよ。
あんたの言うとおりだ。
文学版以外の板に書き込むと、どうも調子が狂う。
みんな「正しさ」を求めているからだと思う。
不正義が好きです。でも正義はもっと好きです。
いや、小説に「正しさ」を求めてるのは赤染だろ?
村上龍は、そういうのに回答(「正しさ」)を用意するのはおかしいと言っているんだろ。
>>137はどうも勘違いしてるような。。。
受賞作への擁護派の意見は
>>8だけど、これを読んでもどこがいいのかさっぱり理解できん。
面白ければ何書いてもいいのか?
普天間問題をテーマにして、イランあたりの若い女の作家が、
作中の沖縄県民の年寄りの口を借りて、「基地があるのは仕方ない事なんじゃ」
とか結論付けたら、疑問を持たざるを得ないだろ。
赤染のやったのはそういうデリカシーのない事。
144 :
吾輩は名無しである:2010/07/29(木) 11:02:29
日本の女子大?にくる爺のいい加減さと
女子大生の学識を揶揄してるんだよ
乙女なんて題名に使う時点で皮肉に決まっとるがな
皮肉にユダヤ人とアンネの日記を使ったらダメだろ
まともな頭があれば
146 :
吾輩は名無しである:2010/07/31(土) 11:45:38
ていうか、
みなさんはこの作品のラストに
納得できましたか?
アンネはバラではない、
バラはバラでアンネはアンネ。
それが真実だったはずなのに、
主人公は最後、なぜか『密告者はわたしだ』
という結論にいたってしまう……
バラはバラだという認識によって
真実を語ろうとするなら、
主人公は「わたしはみか子」としか
言えないはずではないのか……
他にも欠点が山のようにある作品で、
私には面白いとは思えなかった。
なぜこのように完成度の低い作品が
芥川賞を受賞したのだろう……。
選評が気になる。
147 :
吾輩は名無しである:2010/08/02(月) 11:14:42
2ちゃんねるにまともなレスをしても無駄。
148 :
吾輩は名無しである:2010/08/02(月) 11:34:47
>>146 同意する。
一番大切な言葉を暗誦中に忘れるとか、アホ。
教授のおしゃべりの相手が人形だと誰も思わないとか、アホ。
つうか教授キモすぎ。
そのほか矛盾点たくさん。
ウジ虫のように酷い駄作。
メッタ斬りがA評価したんだから黙って名作と崇めるべき
150 :
146:2010/08/02(月) 12:03:15
A評価だったっけ?
ラジカンでの大森の予想は本命が洋山じゃなかった?
>>148 途中までは、それなりに面白い展開になるんじゃないか
と期待してたんだけど、後半が酷かったよね。
そもそもこの作者、日本語が危うい。
最初の場面ですでにおかしいもん。
『日本人の教授は怒った』という文章の
2〜3ページ後に、
『とうとう、日本人の教授が怒る』
なんて文章があるくらいだし。
151 :
吾輩は名無しである:2010/08/03(火) 00:54:08
シリン・ネザマフィの「拍動」は案外よかったのだが。
「1Q84」で50億円入って作家に沢山おこずかいあげてる新潮社と、
嫌われ者のフナヤマが文学界の編集長をしている文芸春秋の差が出たんだよね。はっきり言うと。
152 :
吾輩は名無しである:2010/08/03(火) 01:11:38
>>150 自分も途中までは面白かったです。
でも後半は筋を探しながら書いている感じさえしてしまった。
gdgdってやつですか?
日本語も冴えは無いですよね。おっしゃるとおり。
153 :
吾輩は名無しである:2010/08/04(水) 18:07:41
まあ、プロ作家としての工夫がないとは言わないけど、
芥川賞受賞作品のレベルとは思えないね。
おれは過去に「夏の約束」が受賞したくらいだから
「コレもアリかも…」と自分を納得させている。
ただし、金を払ってまで読む気はないけどね(立ち読み推奨)。
155 :
吾輩は名無しである:2010/08/05(木) 01:59:39
低レベル受賞作。
>>150 大盛は純文学は読めないので、「一番面白いと言ったらこれかな」と言っただけだと思うよ
豊崎はいちおう読めるから「アンネの受けた密告と重ね合わせるのは無理あるだろ」と言ってたが
157 :
吾輩は名無しである:2010/08/05(木) 17:32:15
ユダヤ人をだしているが赤染が主張したかったのは
コリアンの主張だったように思う。都合のいいところだけを抜粋している。
>>156 純文学って何?って大森にいわれておしまいだよ
そんな区別を認めないのが本当の知性
分かったような振りをするのは馬鹿
160 :
吾輩は名無しである:2010/08/06(金) 07:24:18
来週には選評が読めるが、
高樹たそ、石原ちゃん、宮本ちゃんだけは、貶してほしい。
屑受賞作を。
この三人だけが俺的には選考委員だから。
161 :
吾輩は名無しである:2010/08/06(金) 11:43:48
>>159 純文学どうこうの区別を認めないのが
本当の知性だってことを、くわしく
説明してくれよ。
説明できなきゃ、『分かったような振りを』
しているのはあんただってことになるぞ。
>>159 作家には区別はなくていいが
評者には明確に必要
>>159 明確な違いがあるだろw
お前は馬鹿だからその区別がついてないだけ
「本当の知性」なんてフレーズを書く奴に頭のいいのはいないww
おれはあるかもw まー実際、そんなにはアタマの良いほうでもないんだが。
165 :
吾輩は名無しである:2010/08/07(土) 07:03:02
>>160 俺も、慎ちゃんの選評に多少は期待してる。
たしかに、ときおり時代錯誤なこととか
言っちゃうけど、豊崎さんよりマシだと思う。
読書の守備範囲が広すぎる豊崎さんの意見は、
純文学系の作品しか面白いと感じられない
俺にはあまり納得がいかない。
前回の『老人賭博』にたいする豊崎さんの
感想も、俺にはちょっと……。
とりあえず月曜が楽しみだね。
166 :
吾輩は名無しである:2010/08/08(日) 00:30:14
結局もう駄目なんじゃないの文芸春秋
新潮社は1キュー84で30億円以上もうけた。
「本の新潮社、雑誌の文芸春秋」の勝者は新潮社。
「文芸春秋」にしても廃太子論とかで読者の信頼丸つぶしの糞左翼になりはてた。
数年前の好調時からは部数半減さえ見えてきた低調。
広告収入も大幅ダウン。
倒産も視野、文芸春秋。
やっぱりマンガ本を中心にやってないと
経営的には厳しくなっちゃうってことなのかな。
168 :
吾輩は名無しである:2010/08/08(日) 08:28:28
話題作でも何でもないが、俺は電子ブック配信サイトのwookに公開されている
鮎川ちさとの「禁じられた遊び」に芥川賞をあげたい。sidzという読者がかなり
専門的な書評を書いているが、あれは夏樹静子じゃないかな?素人に書ける書評
じゃない。鮎川ちさとの「命あるかぎり」も芥川級の名作だ。
いや、(芥川+直樹÷2)のような作風かな…
169 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/08/08(日) 12:28:50
朝吹の新作が試し読みできるがこれがどうにも、一昔前の批評用語を使えば「作り物臭い」、だ。
永遠子という名前は実際にも存在しているので、この際リアルじゃないといいたいわけではない。
実際人間が二十五年前の記憶を特定して思い出されることは稀で、人間の記憶の発想は、
「あれは大体高校二年のことだったな」そこから思い出してあれは「大体昭和○○年ぐらいのことだったな」
と言う風に思い出す物だろう。西暦1984年にしたのは何か意味合いを持たせるためかは知らんが、
この作者は人間の記憶の作用というのをよく分かっていないのではないか。
170 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/08/08(日) 12:36:12
人間は正しく年号で時間を把握できるのは本当の一部分のみであり、本当はそれにまつわる感覚などで把握している。
だから後で歴史的に編纂された年号を見ても、かなり違った印象を覚えてしまうことが多い。
例えばオウム事件でもあれをリアルで見ていたときに感じた独特の恐怖感は、今ウィキペディアで整備されたものを見ていても感じることはできない。
そういうものなのだw人間の記憶は。
171 :
吾輩は名無しである:2010/08/09(月) 00:59:11
結局もう駄目なんじゃないの文芸春秋
新潮社は1キュー84で30億円以上もうけた。
「本の新潮社、雑誌の文芸春秋」の勝者は新潮社。
本誌と呼ばれる月刊「文芸春秋」にしても廃太子論とかで読者の信頼丸つぶしの糞左翼になりはてた。
数年前の好調時からは部数半減さえ見えてきた低調。
広告収入も大幅ダウン。
倒産も視野、文芸春秋。身売り視野、文芸春秋。あの印刷会社がまた狙ってる。
172 :
吾輩は名無しである:2010/08/09(月) 10:57:06
大日本印刷ですか、
あそこは心底怖い会社です。
ブルブルッ!
今また寒気がしちゃった。
さようなら…。
173 :
吾輩は名無しである:2010/08/09(月) 14:11:48
赤染の受賞作ってアマゾンのレビューとかにも
書いている人がいるけど「へ〜そ〜」みたいな
筋書きのムリムリがあるよね。
馬鹿すぎる作品だ。
>>170 過去というものは現在の状況から再構成されます。
記憶とはその為のツールに過ぎないのです。
ただ、人間が主体的に自己を確保しようとするのなら
記憶無しに構成する事は不可能なのです。
だから人間は“思い出”や“物語”にこだわるわけです。
その際に真実などどうでも良いわけです。
175 :
吾輩は名無しである:2010/08/10(火) 14:47:36
ふーーんだ
176 :
吾輩は名無しである:2010/08/10(火) 18:57:05
「文芸春秋」増刷とか言って売れてるって吹かしちゃってる?
内容が伴ってないんだよ、なんにしても。バーカ。
177 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 00:03:20
選考委員の評文はどんな漢字?
178 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 02:07:56
このところNHKの気象図が変わった。
沖縄近辺に台風があるときは、
沖縄、台風、韓国の位置が真ん中。
日本列島は右半分。
左半分に中国大陸。
いかにも「それで当然でしょ?」という顔で韓国が真ん中にある見苦しく不自然な画像を多用するようになった。
台風でなく低気圧でも同じ。
179 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 12:09:57
小川とか池澤、いまだかつて見たこともない長さの選評だな。
あいつら、キチガイだよ。
180 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 13:05:37
選評が長いとキチガイなのか?
181 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 13:26:21
赤染晶子「乙女の密告」は、少女マンガでやったほうが
迫真力を持てる話だった。
小説にするなら、中高生向けの形態にするとか。
そうなると芥川賞の候補にはなれないがね。
182 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 13:41:27
×そうなると芥川賞の候補にはなれないがね。
○そうなると芥川賞の対象からははずれるがね。
○そうしていたら芥川賞はとれなかったがね。
183 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 14:09:29
>>180 お前もキチガイだな、そんなことも分からないのはキチガイだよ
184 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 14:14:30
↑
もう少し、もう少しでいいから
気の利いたレスがつけられないかな?
185 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 15:08:44
受賞作に対する各選考委員の読解に
幅がありすぎ。本当に議論したのかって
いう疑問までわいてくるほどだよ。
輝ちゃんにいたっては、
『アンネの居場所を密告したのが、
ほかならぬアンネ自身であったという小説』
というふうに作品を理解しちゃってる。
どう読めばそういう読解ができるの?
その読解は選考委員として妥当なの?
しかも池澤なっちゃんは、
『ドイツ語完璧の貴代』とか
『アンネ・フランクを(中略)
自立した本来の身分に』だとか……。
貴代はドイツ語完璧じゃないし、
亡くなった年齢を考えれば、アンネを
自立した若い女性だなんて言えない。
彼らは本当に『乙女の密告』を読んだのか?
186 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 15:40:46
>>184 お前って何一つ反論に理論が伴ってないよね。可哀想なくらいに頭弱いね。高校中退?
187 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 15:43:32
小川とか池澤、いまだかつて見たこともない長さの選評だな。
あいつら、キチガイだよ。
188 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 15:49:28
>小川とか池澤、いまだかつて見たこともない長さの選評だな。
>あいつら、キチガイだよ。
う〜む、理論に裏打ちされた立派なコメントですね。かないません。
小川と石原は価値観がおかしいな。
選考委員辞めさせたほうがいい。
190 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 18:11:18
石原慎太郎が、自分にはとても共感できない男が主人公になってるんだけど
いまの世相を考えればこれはよく書けてるんじゃないかと
自分が推した作品について語ってたよね。
石原のこういう面がまったく無視されてしまうのはくやしいよ。
「乙女の密告」は、「乙女」の話だから、男選考者が女選考者に押し切られた
そんな気配を感じたな。
私はおばさんだが、村上龍が覚えた違和に共感した。
>>190 どう読んでも、オヤジの書き込みだなw
バレバレw
192 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 19:30:11
石原を支持したいが二次オタ的には複雑
じゃあ、とりあえず殺してからそれを愛でればいいよ。
赤染晶子の誕生日を教えてください。
こんなことやってきた人類の敵石原が人種問題を語れない
低脳石原慎太郎の犯罪
筆洗
2010年4月20日
若手の論客として知られた新井将敬という政治家がいた。東大卒、旧大蔵省のキャリア
官僚出身のエリートだったが、株取引での利益供与を要求した証券取引法違反容疑が
浮上し、衆院が逮捕許諾の議決をする直前に自らの命を絶った▼在日韓国人として
生まれ、十六歳の時に日本国籍を取得した新井氏は一九八三年に旧衆院東京2区から
初出馬、落選した際に悪質な選挙妨害を受けた。選挙ポスターに「元北朝鮮人」などと
書いた黒いシールを大量に張られたのだ▼それを思い出したのは、永住外国人への
地方参政権付与に反対する集会で、石原慎太郎東京都知事が「(帰化した人や子孫が)
国会はずいぶん多い」などと発言したからだ▼選挙区内の新井氏のポスターにせっせと
シールを張って歩いたのは、同じ選挙区の現職だった石原知事の公設第一秘書らだった。
「それ(帰化)で決して差別はしませんよ」と集会で知事は語ったが、彼の取り巻きが
過去にしでかしたことを思い起こせば、そんな発言を誰が信じよう▼与党幹部には帰化
した子孫が多いという発言の根拠はインターネットだという。そりゃあ、石原さん、いくらなん
でもちょっと無責任すぎるよと言いたくなる▼あからさまな差別的発言を大きく報道した
メディアは本紙だけだった。「またいつもの放言だ」と取材側がまひしているならかなり
深刻だ。
197 :
吾輩は名無しである:2010/08/15(日) 00:33:09
わりとどうでもいい!
199 :
@(´ё藁ё`)@ :2010/08/15(日) 08:19:10
「アン寝が密告死た」謎とは宮元照るは間抜けの阿呆なのでは無いので消火ねぇ〜(笑) 欲こんな嫁無い(笑)間抜けの阿呆が選考死て折るものですねぇ〜(笑)
200 :
@(´ё藁ё`)@ :2010/08/15(日) 08:23:45
呼んで無い(笑)石原朕太郎が文学界候補二作を推して折るのも中々臭いですけれどもねぇ〜(笑)
201 :
まぐな(代行):2010/08/18(水) 19:09:36
>>174 ふむ。なるほど、確かにそういう見方があるのは否めない。
だがそう簡単に記憶を単なるツールと言い切っていい物だろうか。
まず「ツール」というような言い方はあまり好きではないが、実際にはそれが目的となってしまうことも多いだろ。
記憶なしに過去を構成することは不可能だが、人間はそのときに「ツール」を果たして使っているのだろうか。
人間が“思い出”や“物語”に拘るのは目的に到達するためではなく、過程の一部分を切り出して飾って愉しんでいるに過ぎないのではないだろうか。
つまりひとえに人間はずっと過程の中にいるのだから、記憶は「ツール」とは言い切れぬものがある。記憶にはさまざまな作用が存在する。
作家は書くことで記憶を構成していく。その上書き終えてもなお達成できていない。
>>185 作品の書き方が不正確に書いてあるのでどうとでもとれる。
おそらく作者もわざと不正確に書いて密告者がだれかということから逃げている
というか不正確に書くことで逆に密告者がだれかはわからないということを
表している。最後の数ページで謎解きのような形になるのだが、わたし、わたしの
連続でそれが主人公なのかアンネなのかそれとも知らない誰かなのかわからない
ように不正確に書いてある。結局密告ということは主題ではない。主題もこの
作者は不正確に書いてあって何が本当にいいたいのか逃げまくっている。
けれども「アンネフランクはオランダ人になりたかった」このことへのこだわり
だけは隠すことができない。そして不正確に書いて逃げまくっているけれど
それを打ち消そうとしている。ユダヤ人はーーと書きながら、この作者の提示する
価値観は民族の誇り>>>個人の尊厳のように見える。そんなに民族の誇りが
個人の命よりも大切か?アンネフランクがオランダ人になりたいといったことに
こだわるのか?どうしてもアンネフランクに民族の誇りを見たいのか?と
違和感を覚える。どうしてアンネフランクがオランダ人になりたいということを
覆い隠そうとするのか?それこそがゆるいナチズムのようなものだと思う。