1 :
吾輩は名無しである:
ろくな小説も書かずに口は達者な二人
どちらがイタイ人物か皆様のご意見をお伺いしたい
2 :
吾輩は名無しである:2010/01/10(日) 05:32:41
お前が見るに耐えないほどイタイ
3 :
吾輩は名無しである:2010/01/10(日) 05:47:50
無視しろよ、こんな二人。
いずれにせよ両方とも左翼だからな。
源一はまだイタイ人でもいい、なんでもどうでもいいという感じだから許せる。
何作か傑作もあるし。
島田はすべて中途半端で
6 :
吾輩は名無しである:2010/01/10(日) 09:49:08
高橋はアカ作家で島田はバカ作家ってわけか
7 :
吾輩は名無しである:2010/01/10(日) 11:06:47
どちらも大層に文学を語ってるよな
8 :
吾輩は名無しである:2010/01/10(日) 11:16:01
>>5 >源一はまだイタイ人でもいい、なんでもどうでもいいという感じだから許せる。
なんだかんだ言いながら高橋源一郎に一目置かざるを得ないのはまさにそれが理由だ。
平野啓一郎は恥ずかしい作家だ。人間平野ではなく、彼が抱える問題意識がそうだ。
もっと切実な立場・時代で煩悶した作家ならいくらでもいるわけで、「文学のカリカチュア」
はそうした彼に対する淡とした印象である。平野君の繰り出すエクスクラメーションは、
よしもとばななが連発する「すごい」と同等の価値しかないのだ。
作家としては高橋の方が実績がある。
ただ、センスの悪さでも年を食ってる分高橋の方が上なのである。
11 :
吾輩は名無しである:2010/01/10(日) 12:21:00
>>10 あの、高橋センセイでいらっしゃいますか?
>>4 島田って右翼に転向してなかったっけ?また戻ったの?
13 :
吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 15:28:00
才能が枯れ果てた二人
そういや小林恭二や大岡玲はなにしてるんだ?
この二人に比べて久間や奥泉の方が残ってるって意外
15 :
吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 17:24:02
そいつら元々本業があるからね
小説ダメでも別にいいんだよ
雅彦のほうがダメでしょ
>>14 久間以外はみんな大学教授におさまってるね。
文学賞を取って、文壇活動で大学への伝手を確保して、
地位と名誉とお金(給与)を確保する。
小説や読者はその踏み台。
そういう流れが出来つつあるね。
高橋さんは極たまに見所がある。島田さんは今のところそれが無い。
そのくせメディアへの露出が多いから変に目立ってしまう。だから叩かれる。
しかも本人がそれを含め楽しんでいる様子だから余計に性質が悪い。
生粋の目立ちたがり屋さんのかもしれないね。
19 :
吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 10:38:53
>>17 何を読んでもすべて寝言みたいだ。
こんなもので新規の読者が開拓できるか。
島田は紙幣か、紙の本か、どちらが先に消えるかなんてやってるが、
いちばん危ないのはアンタだと思う。
20 :
吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 10:41:06
他人をナルシストと攻撃できるナルシストってのは救いがないからな。
それでいけば平野なんかとつるんでるのは、まさに類は友を呼ぶだ。
同じ種類の人間同士、引き合うものがあるんだろう。
高橋と島田のツイッターを読むと両者の違いがよくわかる
22 :
吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 19:15:02
島田雅彦が面白かったのはいつごろ?
23 :
吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 19:19:18
ずっとつまんない。
読者をして「次に期待しよう」でずっと来てるから。
島田とは実は食わせ者だったのでは…という思いが
無限カノン3部作で決定的になっちゃったんだよね。
25 :
吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 20:22:18
>無限カノン3部作
その筋からの抗議で家族に影響が及んだから大人しくなったらしい。
しょせんは日和見主義だから、命をかけて信念を貫くつもりもない。
こんなものまじめに読んでるのはバカ読者と担当編集くらいなもの。
>>25 いや、信念というか、集中力がないから。
いつも後半で作品が崩れるんだよ。
無限カノンは1巻の後半でもう駄目だったもんな。
27 :
吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 00:00:37
まあ、あんなもんよく読んでること。
28 :
吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 00:04:27
↑
悔し紛れの本人出演、乙。
>>27 そりゃあ、あれだけ三島を持ち上げてきた人間が
「豊饒の海」の向こうを張って皇室をネタに小説を書いたんだから、
あのナマケモノもついに本腰を上げたか?と思ってさ。
30 :
吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 01:55:22
おれは『彼岸先生』で見切りをつけた。
31 :
吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 02:05:31
しょせん「シンサヨク」が恥ずかしくなかった時代の作家だ。
32 :
吾輩は名無しである:2010/01/19(火) 20:11:41
「グレート・セレクション・アゲ」って、どうやるんだ?
今島田を持ち上げてるやつってメッタ斬りの二人以外にいるの?
島田は
「とりあえず仮想敵は村上春樹あたりですかね」
とか、発言していたのを思い出した。
浅田章と対談本出してた辺りが、注目度のピークだな。
源一郎は、サブカルチャーと文学の間で何がしかの仕事
が出来そうな、あるいは昭和初期に戻って私小説とか、
まだ期待がもてる。
島田はイタイというより恥ずかしいよ。
35 :
吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 20:21:55
>「とりあえず仮想敵は村上春樹あたりですかね」
そんなマヌケな発言していたんだ。
まあ仮想で敵にするのは自由だけどね。
アイドルをオカズにするようなものだw
ところで春樹は島田のことをどう思ってるのかね。
あまり他の日本人作家について発言しているのは知らないけど。
田中康夫や中上健次についてはちょっと目にしたけども。
36 :
吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 22:59:17
中上健次は、自分より下だと思っていたから、春樹のことは
余裕で褒め称えていたよ。
「こういうスタイルの小説もあっていい」とね。
龍は舎弟扱いだったし。そのさらに下の下男扱いだったのが島田だ。
しかし、島田も小才ながら若手のホープなのだと舞い上がっていた。
ニューアカにも乗り遅れたが、自分の派閥を作ろうと海燕新人賞
一派を傘下に収めようと画策に動いた。
しかし、山田詠美にガキ扱いされて、すっかり消沈してしまった。
そのとき島田の舎弟になったのが小林恭二ひとりというのが泣ける。
又、小川洋子とか同世代の中から、明らかに自分より才能のある新人
も出始め、マスコミの関心も薄れていった。
頼みの綱は、蓮見重彦の気まぐれな評価が自分に向けられることが
たまにあったのと、福田和也がにじり寄ってくれたことだろうか。
37 :
吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 23:06:47
島田だろ
山田詠美と一緒に引退して欲しい
38 :
吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 23:19:29
島田はさ、源一郎が室井と離婚騒動でモメてるとき、
無頼派のマネして私生活をワザと荒んだものにしようとしてる。
と高橋の行動を、変に二重化した視線で捉えた批判をしていたな。
おれが、高橋だったら、島田を殴るね。
退屈な小説をたまにだして、教職やエッセイや寝言で稼いでる人は誰ですか
40 :
吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 00:59:20
>>38
それは島田に限らず、みんな高橋のことをそう思っているだろうよ。
高橋のは半分お芝居だぞ、あれ。絶対にそうだ。嘘くさいんだよね。
人間がずるいというより、何に対しても熱くなれないヒトなんだろう。
高橋にとって競馬とは何だ?
41 :
吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 01:07:13
高橋はその上ユーモアがないんだから痛々しいよ
佐藤亜紀「AVやポルノを書けば新しいと未だに思ってるジジイ」
43 :
吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 01:11:28
さらにいえば、痛くて寒いんだ。痛寒い。
メジャー誌に乗ってるユーモア小説で笑えるの、マジでひとつもないね。
その部分で文学界は、かなりハードルが低いよ。
44 :
吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 01:16:36
底が割れた時代にあって、恋愛と女の身体こそ最後の未知だ。
とかってか? バカバカしいんだよね。そんなものは個人的な願望でしょう。
学生。人から教えてもらうばかりでなく、自分の頭で考えろ。
こうしてみると、高橋、島田を勘違いさせた張本人は
中上健次じゃないか?
吉本も高橋を押した責任は多少あるだろうけど、
筒井も両方褒めてる
47 :
吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 01:28:10
中上を反面教師としたのが高橋で、
そんな高橋を反面教師とするのが俺だ。
だから俺は、文学の「先祖帰り」なんだ。
中上はともかく、野坂昭如、五木寛之、石原慎太郎。
その存在に影響を受けた人はみんな70代だ。
筒井は柄谷の尻馬に乗ってただけじゃない?
何せ、筒井自身、アカデミックコンプレックスの塊のような人間だったから。
あの当時、中上・柄谷コンビが文壇の思想的ドミナントだったから・・・悲しいけど
49 :
吾輩は名無しである:2010/02/03(水) 18:06:02
>>47はどうでもいいとして。
>>45の意見は考察するべきかも。
自分としてはそんなに中上が絡んだ印象はないんだな。
たぶん自分が知らないだけだろうけど。
よければそのあたりのことを教えてください。
50 :
吾輩は名無しである:2010/02/03(水) 19:00:54
俺も知りたいな。
何でお前らそんなにまでこの2人を嫌うの?
52 :
吾輩は名無しである:2010/02/04(木) 02:43:28
高橋源一郎が死んだ夜に、赤飯炊く予定です。
54 :
吾輩は名無しである:2010/02/04(木) 03:12:54
高橋の新作なんか読みたくもない。
中上が生きてたら、いまという時代にどんなコメントをするのか、それだけ興味がある。
中上は、生前の狼藉が伝説化して、おかしな信者がけっこういるけど、
ビートタケシと同程度の凡才だね。
それと、目立ちたがり屋でアカデミックコンプレックス。
吉本も結局、中上の生前、春樹に軍配を上げてた。
江藤も評価してたのは「千年の愉楽」までで、吉本と同意見だったろう。
柄谷、浅田、スガ、蓮実ら、同伴者たちは「枯木灘」が最高傑作という
吉本の評価を結局覆すことが出来ず仕舞いだったね。
そして、中上の作品論は、上記の連中でなく四方田の作が一番だ。
ようするに、中上は生前に評価が固まったまま評価の更新がない。
その吉本だってたけしを批判したり持ち上げたり、ずいぶん忙しいようだったが、時代についていくのに大変だったのだろう。
たけしに限らず、芸人はみんな同じ感覚を持っている。難しい顔でお笑いを語る学者さんほど笑えるものもない。
文壇の政治権力ってのは、ひらたく言えば
誰を認め誰を認めないかのジャッジメントだ。
全く影響力の無い人間が「オレはあいつを認めない」と宣言しても、
何の実効効果を生まないが、影響力のある人物なら、相手をバッサリと切って
しまえる。また、才脳豊かな寵児として持ち上げることも可能だ。
田中康夫に対しての江藤淳、高橋源一郎に対しての吉本、バッサリ切られた例
では、庄司薫に対しての江藤淳、水上勉に対しての小林秀雄など。
作家同士でも、こうした権力闘争は日常茶飯事。
丸谷才一は中上を全く認めなかったし、その中上は、龍以外の同世代作家を
ゴミ(三田、立松、三千綱)扱いだった、その反動で全共闘世代コンプレックス
丸出しの島田が、出来が悪いが子分にしやすかったのだろう。
その島田は、結局、芥川賞を取れなかったが、ポスト全共闘世代という中では
一番の先輩格ということで、同世代に対するジャッジが時々文壇で話題になる。
辻仁成を貶して、町田庚を褒めるとか・・・
本人が望んでか、そうでないかは別にして、文壇における人事係長補佐ぐらいに
はなったと思われ・・
58 :
吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 19:45:15
はやいはなし高橋、島田も権威なんだろ?
関係なさそうでいて影響力を行使したがる人間って、
最悪だと思わんか?
丸谷と吉行、開高という人事部が猛威をふるっていたときも凄かったぞ。
今の方がマシだとは言わないが、昔の方が良かったとも言えない。
コビトがコビトを貶めたり、褒めそやしたりというのが今の文壇だが、
出版不況20年目の現在に似合ってるともいえる。
谷崎と太宰の対立で沸きあがったような世代論争は、もう起きないよ。
60 :
吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 20:01:44
文壇が霧消しても派閥だけ残ってる。
不健全だ。
そんなものとは関係ないところで創作できないものか。
とにかく雑誌がおもしろくない。企画もおかしいし。
ハードオフで買った文庫本読んでるほうがためになる。
>>60 全く正しい。
しかし、それは文壇が存在した当初から言われてたこと、
大西巨人のエセー読んでみ、戦前からそうだったんだから。
日本の文壇ってのは、戦前から女子中学生の仲違いのような
妬み、そねみ、で成り立ってる社会だよ。
>58-61
kindleに期待していいんだろうか・・・
63 :
吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 20:47:42
あり方としては娯楽系のほうが分かりやすい。
裏方が賞を与えてハクをつけても読者評価だけが絶対の世界だ。
そこでは書き手と読み手が直結するスガスガしさがある。
純文学は汚らしいな。座談会なんかクダらないし。
あんなんで金とっていいんだろうか。
>>62
そんな程度のことならPCでできるじゃん。
どうやってハードを普及させるんだ?
65 :
吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 20:56:00
太宰がいつ谷崎とと対立したんだ馬鹿か
谷崎とカワバタの間違いね
ゲンちゃんの一番良い仕事って
「ブライトライツビックシティ」
の翻訳じゃまいか?
春樹の仕事で最もすぐれた仕事が翻訳であるのと同じで、
島田は、そういう意味では翻訳も芝居も全部ダメだな。
よくに芝居は「前衛やりたいんだもん」という幼児的な欲望しか感じない・・
源ちゃんは小熊の1968をレコメンドしてる時点でもうダメだろう。もう何度目の
ダメなのかは知らないが。
上の方で出てた
立松和平、三田マサヒロ、高橋三千綱もかなりイタイが、
島田、高橋との違いは、やっぱり中上との関係ということになるな。
70 :
まったりプラネタリウム:2010/02/06(土) 16:49:04
中上が死んだあと急に元気になって勝手なことをやりだしたゲス野郎だろ、高橋は。
『@SdaMhiko 「昔、日本はアメリカと戦争したんだぜ」と小学生にいうと、
「すげえ。で、勝ったの?」と聞くので、「負けたけど、その後、少し勝って、
今また負けてる」と答えた。』
もっとすげえのは朝鮮半島と中国だ。
まだ終わってないんだから。
島田はスティーブ・エリクソンのルビコンビーチで犯罪的な翻訳を披露してくれたので
退場を願います。版元はとっとと柴田元幸に翻訳者を変えて再版してください。
『@SdaMhiko 二十代の頃、「ガッチャマン」の敵キャラ、
ベルクカッツェに似ているといわれたが、その素顔を見たことがない。』
若くてやせてた頃だな。
いまの島田はカリオストロ侯爵ってところか。
あの悪いオヤジだ。
そして、「カストリ侯爵」とふざける権利を与える。
74 :
吾輩は名無しである:2010/02/07(日) 19:20:00
>>69>>70 三田が中上にボコられたのは有名だね
あばら骨折させることもなかろうにw
立松と高橋は中上と仲良かったんじゃね?
高橋に対しては中上も一歩引いていたように思うが?
中上は高橋を殆ど評価していないね。
ダ・カーポでの書評でも「国文学」で行われた村上春樹との討論でも
高橋については苦言を呈している。
まあ、柄谷や吉本の後ろ盾があるから
そんなに高橋を全面的批判することは無かっただろう。
三田は…、あまり他の作家を批判しない高橋ですら敵意を露わにするような奴だからね…
そりゃあ、三田のような奴を認めたら高橋も中上も自分の存在意義が問われるからね。
立松なんかは団塊=全共闘世代の罪悪感というか挫折感を引き摺ってるだけ
許せるわけよ。
三田は著作権関連で害悪振り撒きまくりだから誰か何とかしてよ、ホントに。
あの人ほんとに学生運動してた人だったの?信じられん。
『@SdaMhiko 自信と自由を奪えば、猿は服従する。これは猿回しの鉄則だが、
資本家は労働者に、国家は国民に、教師は生徒にこれを適用する。
淘汰を免れるのは自信と自由を取り戻した者だけだ。』
島田雅彦がいいこと言った。
全狂頭世代作家、仕分けスレに名前替えた方がよくなってきたな。
全狂頭世代・横綱格作家は
村上春、中上として
大関は?
79 :
吾輩は名無しである:2010/02/08(月) 21:09:12
全共闘時代の作家なんて、だれがいるんだ?
すぐに出てこないね。村上龍と高橋源一郎か。
でも高橋はだめだ。あれは挫折したんだから。
挫折したということは、マジでやってたんだからね。
笑いで昇華できる龍のかろやかなステップとは大違いだ。
どうも高橋はあか抜けないな。
80 :
ザ・スミス:2010/02/08(月) 21:13:01
悪い太郎は中上の話ばっかじゃん
81 :
吾輩は名無しである:2010/02/09(火) 09:19:05
『@takagengen また間違えました。「ツイッター」じゃなく「ツイート」でした。
それにしても、「ツイート」って、引用しにくかったです。通常の文章と、
時間の方向(というか流れ)が逆なんだなあとしみじみ思いました。』
仕掛けがみえみえで、やすっぽくて薄っぺらだよなぁ。
こういう文学って、ホントいやだネ。呆れるくらいに。
読んで喜んでる連中も、もっと進歩したほうがいいぞ。
人間はね、ケータイを首からぶら下げて歩くようになってから
二つの時間を生きることが常態となったの。だからそんなものは
面白くもなんともないの。アーユースタン?
82 :
吾輩は名無しである:2010/02/09(火) 09:34:15
>人間はね、ケータイを首からぶら下げて生きるようになってから
二つの時間を生きることが常態となった。
ケータイが嫌いだという人はそのせいだろうか。
つまり、そんなものを面白いと考えるタカゲンゲンの発想は旧時代だと。
>>80 しゃーねーじゃん、二人とも、春樹の人気と、中上の権威の影で戯れること意外のこと
やってねーんだもん。
全狂頭世代って、女だと津島祐子とか、マシなのいるよ。
金井は、クソしょーもない作文ばっかりだけど。
あと批評家がいないんだよ、スガ、渡辺、川村、この辺は吉本、江藤の影響下から
ついに一歩も出られなかった。
その下の世代、つまり島田と同世代の方が批評家はマシ。浅田、福田、宮台など
84 :
吾輩は名無しである:2010/02/09(火) 16:03:42
立松っちゃん亡くなったじゃねぇかよ
ああ、あの栃木なまりは、もう聞けない・・・
「性」を主題に小説を書きたかったのだろうが、
彼が、書くと、どんなに文学的な言葉を凝らしても、
とっちゃんとカアちゃんのハメッコになっちまうのが
なんとも言えず、笑えた。
もう、あの天然のボケには出会えない・・・
合掌
86 :
吾輩は名無しである:2010/02/09(火) 19:00:09
>>84
アンタが殺したも同然だな。
悪し様に罵った翌日に死ぬってのも後味が悪いな。
タカゲンゲンもいつどうなるかわかりゃしねぇんだから、
少し手加減しておくか。
87 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/02/10(水) 01:05:44
川西蘭(と言っても知らん奴が多いか)のサイトだが痛いな。売れない作家はみんなこうなってしまうと言う典型のように思われた。
立松は“性愛”や“集団”(学生運動とか)“自然”とか
いろいろ手を出したんだけど、ぜんぶ中途半端なんだよね。
団塊の世代として経験した戦後大衆社会の成立を小説として
まとめ上げようとしたんだけどテーマが巨大すぎたね。
どれか一本に絞って中央突破を狙うか(それでも難しいけど)
こういったテーマを感じ取った自意識(問題意識)を対象とすべきだったんだよ。
まあ、前者はヘーゲルやドストイエフスキーを読めばいいだけなんで、
作家としては後者の意識を対象とすべきだ。
セックスや集団への帰属、自然との繋がりで生の充足を得られない、
というのは今日では分かり切ったことなんで、
そんなに現代人の自意識は甘くないよ。
>>87 知ってるよ、川西も田中康夫と同じに江藤の文壇に対する
戦略的評価(吉行、丸谷に対するアテツケ)でデビューだったな。
じゃあ、盛田隆二知ってるかい?
>セックスや集団への帰属、自然との繋がりで生の充足を得られない、
>というのは今日では分かり切ったことなんで、
>そんなに現代人の自意識は甘くないよ。
自意識ってのは、欠落から発生するもんですからね。
自意識のない存在になればハッピーなんだけど、アホに
なるのは難しい・・
宗教か麻薬の力を借りるかぁ
>>90 自意識の無い存在?
いるよ。
宮本輝ってのがそうだ。
作家的自意識の希薄さでは文壇ナンバー1だね、
さすが信濃町系の後光に守られた奴は、すげえぞ。
そういう意味では身の丈に合わない、大きめの自意識を背負わされたのが島田と源一郎だな。
こういう「不幸な存在」は私小説以外、生きる道ないのに、ね。
92 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/02/10(水) 12:59:26
>>89 知っているな。奴も小説じゃ食えないから素人相手の小説講座審査員等をやっているだけの作家だろう。
93 :
吾輩は名無しである:2010/02/10(水) 13:34:06
しかし小説で食っていける作家って全体のどれだけいるんだ?
特に純文学。
いまだに別名でポルノや推理小説書いてる人もいるのか?
94 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/02/10(水) 13:49:03
確かにそれは否定できないな。まぁ盛田があれなのは確かだが。
村上春樹は相当特異な位置にいることになるw
>>92 じゃあ、さらに、兵頭正敏なんてどうだ?
こういうのを、純粋オタク文学というんじゃないだろうか。
96 :
吾輩は名無しである:2010/02/10(水) 14:02:37
悪いマグナ太郎は小説書いたのか?
97 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/02/10(水) 14:12:49
>>95 それは知らんな。かなりマイナーなようだが。
99 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/02/10(水) 14:23:57
作家と言うのは死ねばほとんど忘れ去られてしまうからな。純文学の作家とて例外ではない。
芥川太宰三島の三傑は例外としても、たとえば戦後派作家などはほとんど読まれないのではなかろうか。
兵頭正俊だったごめん、グぐれば仄聞程度は見つかると思うが、
簡単に説明すると、吉本の雑誌「試行」でデビューの作家だ。
全共闘記三部作が、ある世代、あるセクトの間で結構読まれた。
文章はヒロマツワタルと吉本とハニヤを足して三で割ったような、
はっきりいって、難解さを地でいく酷い文章。
そんでもって、その文体で、新左翼運動内部の凄惨なセクショナリズムを
ジクジク書いていくもんだから、途中で破り捨てたくなる。
ま、読まないのがリコウ。
101 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/02/10(水) 14:41:26
>>100 やはり吉本の持ち上げでデビューしたのか。
純文学は随分と政治的な持ち上げられ方、評価のされ方をした連中が多いようだな。
純文学は所詮芸風だとか言っていた奴がいたがやはりそうなのか?w
吉本は、かなり戦術的、戦略的に評価をしていたと思う。(江藤もそうだが)
とくに全共闘世代に対する評価は格別だった。
丸山、中上、龍、春樹、源一郎、坂本龍一、ビートタケシ、荒川
まるで、自分の子供のように贔屓していたな。
ほんとうは、小島、島尾、古井らの方が評価は上だったろうが、
文壇に対する戦略として全共闘世代を持ち上げたんだと思われ
103 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/02/10(水) 15:05:24
>>102 そういう戦略的な持ち上げ方をする奴は好きではないな。花田批判のこともあるが。
まぁ花田にも問題が無いわけではない。文化大革命を支持したのは愚考のひとつではあろうな。
104 :
東方ちんちん:2010/02/10(水) 18:24:40
>>96 >悪いマグナ太郎は小説書いたのか?
いつもかいてるよ。
105 :
吾輩は名無しである:2010/02/10(水) 18:45:03
しかし、そもそも作家ってイタイ存在だろ?
存在自体がイタイから作家なんじゃん。
私小説という方法だって、思いっきりイタイじゃん。
作家にとってイタイは褒め言葉だろ。
貶すんなら、単にヘタクソでいいじゃん。
106 :
東方ちんちん:2010/02/10(水) 18:50:32
私小説でも何でもいいんだ。
みんなが同じことをやっても面白くないだろ。
いろんな奴がいたほうがいいんだ。
そのほうが雑誌だって売れるだろう。
107 :
吾輩は名無しである:2010/02/10(水) 20:17:16
高橋源一郎のメタというか戯れっぽい姿勢は80年代的の果実だけど、
湾岸戦争のときに結局真面目なベタ作家だということがわかってしまった。
島田何とか?は知らん。食べれるの?
108 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/02/10(水) 20:19:49
>>105 その作家は必ずしもイタくなければならない、と言うのが日本文学を衰退させていった一因でもあるのだがな。
だが、太宰や三島とイタさと川西や盛田その他のイタさとでは全く別だ。
109 :
東方ちんちん:2010/02/10(水) 20:42:32
110 :
寅年チーター:2010/02/10(水) 20:48:01
111 :
寅年チーター:2010/02/10(水) 21:00:10
いまさら舞城に賞を出したって仕方ねぇジャン。
高橋がいつまでも高橋なように、舞城はいつまでたっても舞城のままだろう。
112 :
寅年チーター:2010/02/10(水) 21:06:08
あらためて考えると、芥川賞なんて別にどうということもないな。
受賞後の作家活動とも何の関係もないし。
作家を識別するための指標としてまるで役に立ってない。
池澤ねえ!
おおー忘れていた!
池澤は、すばらしいフットワークの持ち主だ。
スタイリッシュな行動の軌跡、その文壇におけるポジション取りの旨さは
ナンバーワンだな。すばらしい政治感覚だと思うよ。
また、自分の横顔を、恐ろしく内面豊かで、陰影くっきりに見せるテクニック
は、全共闘世代中、ピカ一だな。
その自己韜晦の演出の見事さは、日野啓三の比ではないよ。吉岡実も超えている
と思う。
高橋のように軽くなく、
村上(龍・春樹)のように馬鹿ではないから。
程よく知的で、センスが良い(と見える)から
床の間に据えて置くにはちょうど良いわけ。
華道や茶道みたいなもんだよ。
しかしまあ、池澤はみすず書房に寄生して帯書きをやったり、
今は無きLITERALLY SWITCHにエッセイを連載したり、
アンゲロプロスの字幕を翻訳したり、
基地問題に揺れる時期に沖縄に移住したり、
河出書房新社の『世界文学全集』全24巻の個人編集をしたり、
若い頃には埼玉大学理工学部物理学科に入学して退学したり、と
純文学作家の王道を行くような漂泊の生涯だ。
血筋も福永武彦の忘れ形見(ここがポイント)というも見逃せない。
ある意味、現代に蘇えった西行法師のようなものでね、
池澤を読む(理解出来る)自分は知的で誠実でセンスがいい!
と読者はもちろん、その周囲の人間も納得させる経歴と作風の持ち主なわけだ。
ある意味、現代日本唯一の“文化貴族”(笑)かもしれないね
評論家だけで選考したらいいじゃん。
舞城、中原、円城、すぐに受賞だよ。
ほらこれで文学活性、おめでとう!!!
117 :
寅年チーター:2010/02/10(水) 23:17:28
北海道新聞に連載小説書いてるよ。
新聞小説のひとつのあり方として、参考にしている。
みんなが読むものでウンチク垂れても仕方ないんだよな。
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) <真実に勝る嘘はなし
| /
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U .U
118 :
吾輩は名無しである:2010/02/10(水) 23:18:50
誰が受賞したって構わぬが、読者込みでお願いしたい。
>>117 「氷山の南」の事だろ?
今日泊亜蘭かと思うような話の運び方だ。
たぶん、池澤は今日泊のことが好きな筈だよ。
ちょっぴりSF的で、男女の淡い恋物語を伴奏曲として
世界の危機と人類の団結、そして未来への希望を描いていくわけだ。
黄金期東宝特撮や初期のS・スピルバーグのSF映画を彷彿させるような心憎い演出だよ。
しかし、いい年した大人がこんなのを成人読者向けに書いて良いものかね?
120 :
トリニダード・カリプソ:2010/02/11(木) 00:57:17
成人ではない。
新聞は、いかに若年読者を開拓するかに工夫を凝らしている。
それは道新に限った事ではあるまい。
色んな女の子からチョコもらったとちょっとアピール
池澤の他、もう一人忘れていた、
新井満、はどうだ?
>>115 >ある意味、現代に蘇えった西行法師のようなものでね
いくら幻想でも、西行は、ちょっと・・・上に引っ張り過ぎだろう?
124 :
千昌夫の風になって:2010/02/11(木) 08:24:31
だれそれ?
125 :
千昌夫の風になって:2010/02/11(木) 08:54:59
この時間はいつも空白の時間となるようだ。書き込むものが私しかいない。
他の千の風にのった人たちの生活リズムとお里が知れる。
しかし、まあ、全共闘世代で、中上、村上以外のポジション取り
に成功したのって、池澤ぐらいだな。あと青野とか・・
社会に対してフルコミットメントで描く方法があると信じてる辺見
は、どうだろうねえ?だめっぽいな。
関係ないけど、デビュー当時の高木のぶ子のポートレートは好きだ。
美人に生まれても書けるのか心配だったけど、どうやら・・・ひひ
127 :
上半身箱男:2010/02/11(木) 09:30:41
____ 僕は?
/ / /|
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 ̄ ̄ |し |  ̄ ̄
し⌒J
島田のディレッタントなんて高校生並みじゃん、安部だ三島だ
ザミャーチンだって、馬鹿かおめえは。
駄洒落で登場人物の名前付ける意外おまえの才能はないのか。
小説書きたくて作家になったんじゃねえもんな。
作家になりたくて小説書いてるだけだもん。
でも、もうすぐ50だよ。
>>122 電通か博報堂の人だったかな?
尾辻、新井、辻原、辺見、こういった
昭和末期から平成初期にかけて登場した兼業作家達は
辻原を除いてはみんな寡作だから、パッとせんよ。
しかし、新井による長野オリンピックの演出はしょぼすぎたな。
あれだけでも才能がないのはすぐ分かる。
130 :
上半身箱男:2010/02/12(金) 00:45:04
それで随筆書いたことあるよ。
あの、鳩の風船の醜さ。
鳩どもは作りの関係でみんな頭を下げてうなだれたまま、しょぼんとしてユラユラ漂って、
気流の飲まれて上昇してゆくんだ。てんでバラバラに。
それを計算してやってるなら浅利ケイタ凄いぞ! って思ったが、
……違うんだな。ああいう風にしかならなかったんだ。
浅利の演出なんかクソだ。
俺は予想外のアクシデント、ハプニングに感動したんだ。
長野。
痛いって言うなら作品作ってみてよ
132 :
上半身箱男:2010/02/12(金) 09:06:16
高橋源一郎のイタさなら、本人が毎日更新してるけどね。
____
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 ̄ ̄ |し |  ̄ ̄
し⌒J
133 :
84:2010/02/13(土) 22:31:29
>>86 >アンタが殺したも同然だな。
これはちょっと聞き捨てならない書き込みやな。
おい
>>86オマエどういう根拠でそんなことぬかしとるねん。
場合によってはただでは済まさんぞコラ。
出てきて釈明せいや。
134 :
吾輩は名無しである:2010/02/13(土) 22:55:27
135 :
上半身箱男:2010/02/13(土) 22:58:49
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 ̄ ̄ |し |  ̄ ̄
し⌒J
>>69だ。
>>103 スレ違いだが花田が文化大革命を支持したって何がソースなのか教えてくれんか?
著作集つらつら読んでるが全然ぶち当たらない。文物以外の発言か何かが元なんだろうか
乱世とか転形期とかを過剰評価してるようなキャラだからそんな発言しているのは間違いないだろうがただ前後の文脈が知りたい
137 :
吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 01:35:47
>>78 青野聰とか丸山健二とか宮内勝典とか佐藤泰志と佐藤洋二郎に桐山襲あたりはどうだい
ポスト全共闘世代の番付けはどうだ?
島田、松浦、山田、小川、大岡、小林、佐伯、奥泉、笙野、ばなな、町田、京極、辻・・・
と書いてて、一作家一冊読むのがやっとの、つまらない作家しか並ばず、
ウンザリだな
十杷ひとからげでいいや、その更に下の世代は・・・
平野、柳、安部、金原・・・
うーむ、やっぱり少子高齢化の影響って、あらゆる分野に出てるなあ・・・
>>137 桐山、ひえーーーっ
兵頭正俊とゲバ棒で乱闘やったら面白かったな
源一郎もそうだ、あいつも中核だったし・・・
早稲田で中核ってところがゲンちゃんの屈折の始まりなんだろうねえ。
ところで、カクマル出身の作家っていないなあ・・
>>139 横国だろ
早稲田に中核の居場所なんて無かったし
ただねえ、どんなにみんなが貶しても、村上春樹は、日本のミニマリスト
として国際的評価が固まりつつあるよ。
大江より、遥かに訴えるものがあるともいえる。
中上は遅れてきたマルケスとしては空振りだったし・・・
却ってバナナの方が、現代日本への評価基準として時代性を持ってるよ。
おそらく、日本人の批評家はみんな失敗したと思う。その失敗を自覚
してたのは吉本と江藤で、蓮見、カラ谷は失敗の自覚無いままだろう。
143 :
上半身箱男:2010/02/15(月) 22:22:47
>却ってバナナの方が、現代日本への評価基準として時代性を持ってるよ。
そんなものは認められんな。
>>143 残念ながら、海外ではそうだ。
小沢セイジが、日本の現在として紹介しようとしてる人物は春樹と宮崎駿・・・
二人ともサブカルチャーっぽくて嫌だろ?
厳格な遠近法の近代絵画に対する浮世絵。自然主義文学運動に対しての私小説。
みんな日本の様式は、マガイモノっぽくて、卑小化されてて、又その伝統が
更新されそうでたまらんだろ?
大江、コーボーアベとかで、日本を評価して欲しいだろ?
残念ながら、永遠に日本はチャイルディッシュのまま、そのことによってしか
評価されないのだよ。何でだろうねえ?
145 :
上半身箱男:2010/02/15(月) 22:48:41
宮崎駿も吉本ばななも、決定的な敗戦で骨抜きとなった国家の形骸だ。
『崖の上のポニョ』という映画では、家族が下の名前で呼び合っている。
現在、そうした家庭がどれほどあるか。あれらは宮崎監督の願望なんだな。
146 :
上半身箱男:2010/02/15(月) 22:52:42
すべては日教組が悪いのだ。
検察は別件をでっちあげてでも組事務所にガサ入れを開始せよ。
一族郎党みな検挙し、七代末まで呪うくらいでなきゃ、お釣りが出ないな。
今晩は、悪い太郎です。コンドルのジョーと呼んでください。
147 :
吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 23:44:10
高橋源一郎と日教組をつぶすのだ。
>>142 それが妥当な線だろうね。
80年代以降の日本人や日本社会を色濃く反映しているのは
春樹やばななだという事は間違いない。
これに純文学からは外れるが赤川次郎や山田太一辺りも加わるだろう。
大江や安部を選ばない所は却って見識が高いよ。
彼らはラテンアメリカ文学のようなもので
西欧文学の現地翻訳のようなものだからね。
さすがに外人さんはああいった賢しらな前衛性には引っかからない。
しかしまあ、ヨーロッパでも一般人レベルでは
ダン・ブラウンの新作がバカ売れ状態だから
別に春樹やばななが売れたって恥ずべきことじゃないよ。
しょせん大衆相手の小説なんだからさ。
大江健三郎と阿部公房、これに三島由紀夫を足すと戦後文学
の黄金律になる訳だが、今からみると三島が一番スキだなあ。
といっても、仮面の告白〜豊穣までのハードな文体で書いたやつ
じゃなくて婦人公論とかに書いてた中間小説群の三島。
大江は、書いた作品の中から作り出されるイメージと、生身の
大江の間に深いギャップがあって、その生身の大江の行動は
どうしてもスキになれない。というより、ノーベル賞受賞公演
なんて、「西洋文化を一生懸命勉強しました、私は優秀です」
という以外メッセージあんの?
安部は、高校生で卒業しちゃったし、その後、読み返したいと
思えるものは何もないな・・・
しかし
小島信夫、島尾、古井、アウトサイダーの森敦、深沢七郎・・
「食卓の無い家庭」の円地、黒い本の埴谷、飄々とした田村隆一・・
こういう、本当にスキな作家と比べると、大江、安部、三島って
落ちるなあ・・・
151 :
上半身箱男:2010/02/16(火) 20:48:52
高橋源一郎が「一家で病院に行ってきます。」とツイートしている。
これは芥川賞級のつぶやきだ。本人は気付いていないだろうが。
152 :
吾輩は名無しである:2010/02/17(水) 20:18:29
そういうところで才能発揮するなよ、高橋w
153 :
上半身箱男:2010/02/17(水) 21:40:23
一家で病院に行くという行為。
病院の待合室は人間ドラマの縮図だ。
涙、喜び、悲しみ、怒り、そこには濃密な時間が流れている。
人間同士が結びつく最小単位としての「家族」の主治医が皆同じという滑稽劇。
人生の悲喜こもごもは、ぜひ笑いで締めくくりたいものだ。
154 :
上半身箱男:2010/02/20(土) 09:02:52
155 :
吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 09:47:37
「ウルトラマンヒカリ」か。何を言ってるのか、だんだんわからなくなってきた。
ウルトラマンは2,3年でモデルチェンジするようだが、怪獣だけ昔からいたのを使いまわすのはなぜか。
着ぐるみを作る予算がないわけでもないだろうが、「スター怪獣」を定着させるのが難しからか。
だがその苦労は新型マンだって同じはずだ。それとも善玉ってことで子供たちのシンパシーを得やすいのだろうか。
世のなかで「正義の味方」を気取るものには2種類しかない。
アメリカのように自分を曲げない偏屈な変わり者か、天から啓示を受けちゃった者だけだ。
倒されるためだけに登場する怪獣たちが生まれの不幸を呪ったとき、
狩る側のウルトラマンだって自分の戦いの意味を自問しながら光線の腕をクロスさせるのだろう。
いずれにせよ警察官とウルトラ警備隊が若く見えるのは、自分が歳をとった証拠だという。
つばめ飛ぶ 餌を取りては 子のもとへ
ウルトラヒーローショーの感想(東武動物公園)
http://tosa-toad.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/index.html
156 :
吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 11:49:07
ここのスレ主の悪い太郎=上半身箱男さんは働いてないのですか?
157 :
吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 12:27:18
土日祝祭日は休日に設定してるんだ。
158 :
吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 17:09:23
159 :
吾輩は名無しである:2010/02/23(火) 15:40:14
島田先生のフォローされている数が「6,666」だ……
意外と人気あるんだね。
他の作家より多いほうでしょ。
161 :
吾輩は名無しである:2010/02/25(木) 23:47:27
別にハーレー自体には罪はないんだよ。
機械だからね。
その機械に、魂が篭もってると思い込んでる奴が乗るから問題なんだよ。
あくまでも問題は乗り手だろ?
162 :
吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 05:33:43
BS漫画夜話のしりあがり寿の回に高橋が出演しているんだけど
(単行本にも収録されている)
ぶっちゃけててなんか面白かった
自作が失敗したとか、その理由とか
細かいところでいしかわじゅんと話が噛み合ってたのは世代が近いからなのか
164 :
吾輩は名無しである:2010/04/17(土) 13:19:30
ナルシストが自分をナルシストだと認めてナルシストな発言で満足している。
165 :
吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 09:20:24
>>103>>136 花田清輝が文化大革命を支持?
ありえないことでしょう。彼は60年安保以降は特に非暴力主義を掲げていたわけだからな
こういうガセを流す親父チャネラーにも困ったもんだ
スレ違いですが
>>165 知ったかを発見したぜw花田清輝は、確かに平和主義を標榜していたかもしれないが、結局は日本国内にとどまったままであり、文革の実情を知らなかった。
花田・野間・針生といった連中が三島をはじめとする作家たちが出した文革反対声明文を叩いたのは、
http://uraaozora.jpn.org/abe.html 当時としてはむしろ支持するのが当然だった。文化大革命は素晴らしい物だ、と日本国内では思われていたからな。
この事情に関しては鈴木邦男がサイトに書いている。つまり結局花田は時勢に乗せられて文化大革命を擁護した訳だな。
今なら文化大革命即暴力となってもおかしくはないが、当時はそれで世の中が進展すると考えられていたのだから恐ろしく、おかしい物だw
もちろん今の世の中でも正しい、素晴らしいと考えられている物が失墜する可能性はあるがなw
168 :
吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 15:15:48
>>166 文革非難声明を批判することが、文革擁護なの?
1950年代初期にスターリン体制を批判していた花田が、
スターリンを支持していたと言うことと同じ短絡だろう。
ところで、今の中国では、文革否定派もいるが、文革支持の新左派が体制内にはいるんだよ。
169 :
吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 20:11:49
石川淳はどうなんだ?
革命政権が路線確立の為に異分子排除に乗り出すのは
フランス革命はもちろんロシア革命、そして明治維新でも行われたことだ。
当然のことながら政権内部での権力闘争でもある。
ただし、文革や上記の革命政権が行う粛清劇が正当化されるのは
特定精神実現のための必要悪と見なされるからだ。
日常的にこういった精神を標榜したり、その恩恵を受けている輩が
自らの文化の来し方を忘却して、強権政治をその強権性ゆえに非難するのは滑稽ですらある。
ま、だからといって積極的に肯定するのは批判能力の欠如でもあるわけだが…。
魯迅が林語堂との論争において、なぜ「フェアプレイにはまだ早い」といったのか?
これを痛切に感じた文学者は日本には殆どいないだろう。
その程度の知的風土であり、文学だ。
小林恭二先生も忘れないであげて下さい
昔は高橋島田と並んで「ポストモダンの旗手」だったんだから
いつまでたってもポップでエロでポストモダンw
173 :
吾輩は名無しである:2010/07/25(日) 16:13:09
高橋は、なんだっけ、ペンギン村小説とかいって馬鹿だろうありゃ
ペンギン村の中のいつか同時代カンガルーになる日までがなんか好きだった