1 :
吾輩は名無しである:
紫式部も真っ青wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
2 :
ザ・スミス:2009/06/05(金) 22:08:25
紫式部? ディープ・パープルじゃなくて?
うp&リンクよろ
なぜ文学板で立てたの?
5 :
ザ・スミス:2009/06/06(土) 21:49:14
6 :
高橋源一郎:2009/06/06(土) 21:52:47
俺も書いたよ。
7 :
名無し募集中。。。:2009/06/06(土) 22:47:08
青い星の物語とか言うタイトルだろ?どうせ
8 :
ザ・スミス:2009/06/06(土) 22:47:26
まあ源氏は古代だし源氏はとっくに超えられている。
古代の数学が現代の算数なのと同じ
池沼の練習問題としては、源氏超えはちょうどいいのでは。
おちんちん
11 :
ザ・スミス:2009/06/07(日) 12:38:38
>>5 >>8 お前ら勝手に人のコテ名乗ってんじゃねえよ!!!!
おちんちん
13 :
吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 15:23:11
無駄なスレだな
15 :
ザ・スミス:2009/06/07(日) 22:24:24
お断りだ!
17 :
ザ・スミス:2009/06/09(火) 22:34:58
森ッC。
19 :
ザ・スミス:2009/06/09(火) 23:39:38
>>18 あのなあ モリッシーをテキトーにネタにすんなよ!?
20 :
ザ・スミス:2009/06/10(水) 00:29:30
21 :
ザ・スミス:2009/06/10(水) 01:02:54
おまんこ
23 :
ザ・スミス:2009/06/10(水) 01:05:50
24 :
ザ・スミス:2009/06/10(水) 01:10:58
>>22 ごめん言い忘れてた。
ジョニー・マーもテキトーにネタにすんな!
新連載
新感覚剽窃小説 1Q1Q
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」
わたしはまず頭の中で、自分が女子高生であると想像してみました(気持ち悪い・・・)。
それから書いてみました。
「チンコ出して読書すれば理解が深まる。そう思いませんか?」
僕が大学生のころ偶然に知り合ったある作家は僕に向かってそう逝った。僕がその意味を理解できたのはずっと後のことだったが、
少なくともそれをある種の慰めとしてとることも可能であった。
ここはめったに人の来ない汚らしい場所だ。ドックとか波止場なんかにありそうな建物や道路がたくさんあって、あたりの通りは何の
面白味もない非住宅区域、全階の窓に電気が煌々と付き、中に積み上げられたダンボール箱が見える。そういう建物のあいだに奇妙な
古い煉瓦の建物だの、ペンキを何度も塗り重ねた間口の狭い工場や、昼間は作業場に使われている年代もののコテージが挟まっている。
長い硝子扉の側面につづく翼屋のようになった二階の窓に灯がついた。ラリーク式の窓の大きな部屋で、赤味がかった、カーテンの裾の
あたりに淡い光が滲んでいる。
「ワタシなんて平日の昼間からチンコ丸出しです」
僕は了解した。涙が滲んで来た。
何をこのとき僕は理解し、あるいは理解をを迫られたのか?「罪に先立つ悔恨」という後年の主題が、ここでその端緒を暗示してみせ
たのか?それとも愛の目のなかに置かれたときにいかほど孤独がぶざまに見えるかという教訓を、 そこから受けとり、同時にまた、僕
自身の愛の拒み方をその裏側から学び取ったのか?完璧な文章など存在しない、と。
しかし、それでもやはり何かを書くという段になると、いつも絶望的な気分に襲われることになった。僕はぐらぐら目まいしながら、
これもまた人間の姿だ、おどろくことは無い、ああ僕は慌てているな、落着け、落着け、頭を戸棚にぶつけたり机につまずいたり、その
ために僕は暫時の間一切の動きと思念を中絶させて精神統一を図ろうとするが、身体自体が本能的に慌てだして滑り動いて行くのである。
スカラカ、チャカポコ。スカラカ、チャカポコ。スカラカ、チャカポコ・・・。あーァ。有難がるのは素人ばっかり。僕に書くことのでき
る領域はあまりにも限られたものだったからだ。恥の多い幾日かがあり、幾夜かがあった。僕を取り巻く山と野には絶えず砲声が響き、
頭上には敵機があったが、或る屋台のお鮨やで、少しもおいしくない鮨を食べながら、月明かりで新たに植つけられたラヴェンダーの畑を
眺めた。
8年間、僕はそうしたジレンマを抱き続けた。___8年間。長い歳月だ。
「わたしは才能を売ることはしたくない」ということばこそ、独善とごう慢の見本である。ただちょっと頭を下げさえすればものを書く
ことでなんとか生活していけるのに、若い作家たちは才能を売りたくないばかりに、秘書、セールスマン、下水道工事人、ドーナツ
スタンドのウェイターなどの職業を選ぶ。もちろん、あらゆるものから何かを学び取ろうとする姿勢を持ち続ける限り、年老いること
はそれほどの苦痛ではない。これは一般論だ。しかし更に一歩進んで次のようにいうとすれば?
31 :
ザ・スミス:2009/06/14(日) 00:43:15
8年・・・それはワールドカップ2発分である
20歳を少し過ぎたばかりの頃からずっと、僕はそういった生き方を取ろうと努めてきた。おかげで他人から何度となく手痛い打撃を
受け、欺かれ、誤解され、また同時に多くの不思議な体験もした。警察に知らせようかという衝動も湧いたが、それも次第に遠のいて
いった。警察にはきっと行かないことになると思う、行ったところでなんの役に立つというのだろう。
(上のレスは訂正しておこう。少し早まってしまった↓が
>>31の続きだ)
そうだ、たかだかワールドカップ2発分ではないか。僕は曇った声で呟いたあと、細まきの葉巻をくわえたが、とても吸う気分にはなれ
ないのか、それを静かに灰皿の上に置いた。
20歳を少し過ぎたばかりの頃からずっと、僕はそういった生き方を取ろうと努めてきた。おかげで他人から何度となく手痛い打撃を
受け、欺かれ、誤解され、また同時に多くの不思議な体験もした。警察に知らせようかという衝動も湧いたが、それも次第に遠のいて
いった。警察にはきっと行かないことになると思う、行ったところでなんの役に立つというのだろう。
ハリウッドにも行ったし、レッドウッドにも行った。黄金の心を求めて、海を渡ったこともある。
自分の内面を探ったこともあるけど、まさに紙一重の状況での選択が僕に黄金の心を探し続けさせてるんだ。
そして僕は年を取っていく。僕は黄金の心を探し続け、そして年を取っていく。ひと晩じゅうパソコンのモニタに向かい、リアルタイムの
株価ボードと株価チャートを食い入るように見つめ、夜が明ける頃に一時間ほど仮眠を取って会社に出かける。そんな風にして僕は20代
最後の年を迎えた。
今、僕は騙ろうと思う。
僕の得意技は放屁だった。これが、音も凄いが、臭いも強烈なやつである。我慢できなくなると、僕はよく叔父を長椅子に押し倒し、
大きな尻を叔父の顔にあてがって音高らかに発射すると、いとも愉快げに「パウ!」と叫んだ。叔父は三年後に腸の癌を患い、体中を
ずたずたに切り裂かれ、体の入口と出口にプラスチックのパイプを詰め込まれたまま苦しみぬいて死んだ。最後に会った時、彼はまるで
キューリのようにクールになっていた。
☆
僕には全部で三人の叔父がいたが、一人は七十歳で政界を去り、八十九歳で逝くまでの十九年間を、郷里の松島町で過ごした。ただ一人
生き残った三人目の叔父はニューメキシコの乾燥地帯に土地を探している。
☆
ケストナーが良い文章についてこんな風に書いている。
「浮かびかかった思いつきや記憶は、ぶたれた犬のようなものだからです。あんまり急に動いたり、何か話しかけたり、あるいはさすって
やろうとしたりすると___すっと逃げてしまうものです!」(「エーミールと探偵たち」1929年)
「この思いつきや記憶」は小説であり、また同時に、小説のたましい、のようなものでもある。では、どこでその経験を得るか?
ふたつだけ方法がある。1)書く前のイメージやアイデアは”湯水の如く捨てる。2)頭を小説モードにしない。
取りかかった作品は、完成するまでペースを落とさずに書き続ける。毎日きちんと書かないと、頭の中で人物が張りをなくす。生きた
人間ではなく、切り絵のようなただの登場人物になってしまうのである。
☆
もう一度文章について書く。これで最後だ。
僕にとって文章を書くのはひどく苦痛な作業である。物を書く動機なり、姿勢なりは、人さまざまだろう。焦燥、歓喜、夢。あるいは、
この胸の裡はとうてい筆舌には尽くせない、と思う気持ちそれ自体が人を促すこともあり得よう。握りこぶしを固め、目を剥いて、
しゃにむに人を引きずり下ろす気で筆を起こしてもよし、結婚したい相手がいるか、世界を変えたいと思うかして書く気になるのもいい。
動機は何でも構わないが、ただ軽い気持ちで書くことだけはやめてもらいたい。繰り返す。軽い気持ちでまっさらのタイプ用紙に向かって
はならない。
☆
ハーバード大学出身の僕は、アメリカの「国家安全保障局」(NSA)で暗号の作成・解読に携わっていた。この種の官僚機構の内部が
まともであったためしはないが、世界最大の諜報機関も例外ではなく、僕は過労とストレスから大量の吐血をし、病院に担ぎこもれて輸血
を受けた。しかし僕のように、過ちばかり犯している人間にとって、それは別に珍しいことではなく、そのまま仕事を続けるほかなかった。それは僕の才能に少しも適していなくて、僕が望んだ生活とは正反対の性質のものだった。
僕はそういう生活のために、父の忠告を無視して家出し、しかも僕は今ちょうど父が僕に勧めたような中間の身分、あるいは下層階級の
生活の上部に置かれることになり、それでいいのならば、何も苦労してここまで出て来ないで、家でくらしていればよかったのだった。
僕は、その容貌からみてだれでも見当がつくような、極端に空想的な精神の持主だった。淋しい場所に好んでおもむき、しばしば心なら
ずも涙を流した。この涙というやつはまだよく研究されていないが、何らかの予感によって溢れ出るもののように思われる。僕は幻滅して
職を辞した。
転職先はウォール街、これも世界最大の金融サービス会社・メリルリンチの総本山。そこは<金融界のハリウッドだ。金、名声、権力、
腐敗を生む虚構の地だ。けれども、大金をせしめて勝利の美酒に酔うことができるところだ>と僕は考えた。
腐敗はしかし、僕の想像を絶していた。あの街に人間の尊厳も倫理もない。その後僕は口を開いておのれの日を呪った。
滅びよ、僕が生まれた日、 男(お)の子がはらまれたと言ったその夜。
その日には__暗闇あれよ、 上なる神その日を忘れ 光その上に照るな。
2
僕がはじめて鼠と会ったとき、彼は<ジェイズ・バー>のテラスの前の黒塗りのフィアット600のなかで酔いつぶれていた。
駐車場から車を出してきた駐車係は、鼠が左を自分のものではないといったように車の外にぶらぶらさせているので、ドアを閉めることが
できなかった。顔は若々しく見えたが、髪はまっ白だった。眼つきで泥酔していることがわかるが、酒を飲んでいるというだけで、ほかに
はとくに変わったところのないあたりまえの青年だった。金を使わせるために存在している店で金を使いすぎただけのことだった。
2
僕がはじめて鼠と会ったとき、彼は<ジェイズ・バー>のテラスの前の黒塗りのフィアット600のなかで酔いつぶれていた。
駐車場から車を出してきた駐車係は、鼠が左足を自分のものではないといったように車の外にぶらぶらさせているので、ドアを閉めることが
できなかった。顔は若々しく見えたが、髪はまっ白だった。眼つきで泥酔していることがわかるが、酒を飲んでいるというだけで、ほかに
はとくに変わったところのないあたりまえの青年だった。金を使わせるために存在している店で金を使いすぎただけのことだった。
「この地球上の上に、自分の小さな土地を持ちたい」
鼠は僕に向かって憂鬱そうにそうどなった。
「この業つく張りめ」
僕はじりじりして、そう言って罵った。
「・・・・・・・・」
鼠は言いよどんだ。
「僕とお前はこれから先も友達みたいに暮らそうじゃないか、いつまでも立っても。___」
「ぼくは病んだ人間だ・・・ぼくは意地の悪い人間だ。およそ人好きのしない男だ。
ぼくの考えでは、これは肝臓が悪いのだと思う。」
「イギリス人にはアフリカ好きがいる。脳のつくりが、一部、砂漠そっくりなんだな。だから外国にいるような気がせんのだろう」
僕がぽつりと言う。
「いまのは、愚問です。ばかにしていやがる。」
「だって、あなただって苦しんでるじゃありませんか」
「まあそんなこといわないで一緒に食べよう、待っている。」
49 :
吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 23:13:18
ビュルガーのほら吹き男爵の冒険のほうが2倍面白い
50 :
吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 23:52:06
うそつきノンタンの方が15倍おもしろい
鼠はおそろしく本を読まない。彼が「ビュルガーのほら吹き男爵」と「うそつきノンタン」以外の活字を読んでいるところにお目にかか
ったことはない。
52 :
吾輩は名無しである:2009/07/13(月) 01:05:04
ごめん実は全然読んでない
「だが、君は二三日前の新聞に出ていた小牧家の破産の記事をお読みになりましたでしょうね、」
「拝見した。」
鼠はどういう訳か小腰を屈めた。
その時、廊下にあわただしい足音がしたと思うと、女中が襖をあけて二通の電報をおいて行った。手近にいた僕がそれを受け取って、
僕に宛てたのと鼠に宛てたのをわけた。二人はほとんど同時にその封を切った。
チャールズ
この便箋が一箱、引き出しの奥にあるのを見つけて、君に手紙を書かずにいられなくなった。ぼくは自分の息絶えた無垢な心のために、
喪に服しているところだから。もっとも、以前にもそれが生きていたとは思えない。医者たちは初めから匙を投げていたのだ。
ぼくはまもなくヴェニスに向けて発ち、罪の館にいる父の許にいく。君もこられればいいのだが。君がここにいてくれたらと思う。
ぼくは片時も一人にしておいてはもらえない。たえず家族の誰かが荷物をとりに出たり入ったりしているが、それでも白い木苺は赤く
なって、機は熟した。
アロイシアスをヴェニスに連れていくのは勘弁してやるつもりだ。イタリアの変な熊に遭って悪いことを覚えたりしては困るからね。
ではまた。 S
ウィルトシャー州ブライヅヘッド城
今日の日付はわからない。
56 :
吾輩は名無しである:2009/08/13(木) 23:10:21
パクリやろう
「何故?」
もう真夜中に近かったが、鼠の上機嫌は、みずからひとつあらたな異端の考えを
出すたびにいやました。まるで陽気なサンタクロースが、プレゼントといっしょに
扇動的パンフレットを配っているみたいだ、と僕は思った。
「絶望が深まらないか?」
59 :
吾輩は名無しである:2010/01/30(土) 09:07:02
ガンガレ
「どうもいろいろお世話になります」
僕はこう言った。
どさしゃばさばどばしゃばどさどすどす。眼鏡がとびイヤホンが潰れ悲鳴が中断し指先がマムシになり靴が床をすべった。そしてまた
昏睡状態に陥った。僕は、自分の軀を見まわしてみた。酸素吸入のゴム管が、片方の奥深く押し込んである。
枕辺を取り巻いている人は無言のまま、しばらく僕の様子を見つめていた。やがてそのうちの一人が立って次の間へ出た。すると貸し
ボート屋の親爺がライオンの檻にとびこみ、夫婦のライオンに喰われていた。
これでもかとばかり、駄目押しの騒動が一週間を締めくくった。砂利を運んできたトラックが、荷を降ろす場所を選んでバックしたまでは
よかったが、私の見ている前で後輪がいきなりずぶりと地面に沈んだ。何かが壊れる音がして、トラックが後ろに傾いたと思うと間もなく、
粉うかたなき異臭があたりに満ち溢れた。何ごとかかとトラックを降りた運転手は、我知らずただ一言、この場に最もふさわしい悪態を吐
いた。
「糞!」トラックは下水の腐敗槽に嵌まり込んでいた。
「と、まあそんな具合でね」僕はパリから来た友人に話した。「終始、何やかやと持ち上がって、退屈している暇なんてありゃしないよ」
返事がなかった。僕は手を伸ばして彼のサングラスをはずした。太陽に顔を射られて彼は眼を覚ました。
「何か言ったかい?」