611 :
吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 23:54:42
2、300年も経てば山田風太郎や金庸がシェイクスピアより有名になってたりしてな
612 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 18:57:04
しかり、義太夫やひばりがベートーヴェンやビートルズより有名になっている可能性もまたじゅうぶんにある。
613 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 20:14:06
まあ否定は出来ないな
未来のことは誰にもわからん
過去の芸術や思想なんぞ一つ残らず無価値とされてるかもしれないしな
614 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 20:41:35
>>611-613 「あとはやっぱり、過去と現在との因果関係の牢獄にはまりこんでしまわないことです。
未来の方から現在を考えて、何をすべきかを考えるべきではないでしょうか。
何歳であっても、残りの人生をよくすることを一番に考えるべきです。」
平野啓一郎
若い身空で寂聴みたいなことをいうな。
616 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 22:25:31
>>614 ちょっと意味がわからない
ひょっとして、こいつは馬鹿なんじゃなかろうか
617 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 22:38:15
614のことじゃなくて、その平野とかいう(誰?)のことね
そんなわけわからんまどろっこしい文章じゃ本好きには嫌われるよ
「私は未来から現在を考えることが好きで、そのことは全く正しいと信じている」と、一行で済むじゃねーか
618 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 02:22:40
平野謙の親戚じゃないよな?
619 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 03:11:11
ヨーロッパ人にとっての「世界」とは欧州全土と近東、北米ぐらいで、
それに比べれば、日本人は世界を公平に眺めてる方だろうが。逆に言え
ば、日本人は焦点がぼやけ過ぎだと思う。傍目には欲張り過ぎとも見え
るのではないかな?
wikiなんか見てると、現代文学はともかく、ギリシャ、ローマの古典や
欧州の中世文学についての情報を欧米各国と共有するのは無理なことが
鮮明に出てるし。
620 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 17:28:57
俺ぐらいだろwwwwwww
621 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 18:38:12
英語で日本文学を語れる人材を増やしていけば日本の文豪は事後的に誕生するよ
今は発信力がまったく足りてない
あれで同じだと思えるんだからな
624 :
吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 18:43:23
>>616 おれもそう思った。ドラえもん好きな小学生が考えそうな内容だ。
626 :
吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 22:30:08
>>616 例えば自分が死ぬときのことを考えて現在を考える
627 :
吾輩は名無しである:2010/01/19(火) 21:12:43
>>477>>504は興味深いね。
日本と中国では、
杜甫103、李白77、司馬遷54、魯迅67
紫式部53、芭蕉73、川端53
というあたりで力負けしてるかな。日本はこの半世紀、経済大国として欧米から一目置かれているのに、
世界における文学の評価に関して中国の後塵を拝しているあたりで、日本人には文学の素質がないんだろうなと思う。
ちなみに俺も少し貢献しようか。
シラー 53
トーマス・マン 68
ウェルギリウス 62
キケロ 63
ドイツ語圏はゲーテ、マン、カフカ、ニーチェの破壊力がすさまじい。
ちなみに、現在生存している作家に関してはこの数字はあてにならないね。
ばななが鴎外より偉大だと思うやつはいないわけだしw
628 :
吾輩は名無しである:2010/01/19(火) 21:16:36
日本文学がなぜだめなのか。
その理由は、個人主義とか島国根性とかとは違う次元にあると思う。
日本人に欠けているのは、ことばへの誠意。
これが欠けている国民が優れた文学を生み出せるわけがない。
日本語は、ことばがあまりに軽い。
雰囲気だけ出せればそれで事足りると思っている作家が多い(ばななとか)。
言語でチャンバラやってる世界の文豪たちには到底太刀打ちできないだろうなと思うことが多いよ。
なんで日本ではことばが軽いのか、その考察はまた次回にでも。
629 :
吾輩は名無しである:2010/01/20(水) 15:44:05
>>614 よく考えてるな、平野は
アリとキリギリスの寓話くらい思い浮かばんのかね
630 :
吾輩は名無しである:2010/01/24(日) 19:57:27
トム・ジョビンが英語圏で生まれていたら、
ビートルズ(レノン/マッカートニー)よりも
ポップス界では、評価が上の筈。
そういうこと。
631 :
吾輩は名無しである:2010/01/24(日) 23:56:01
笹谷淳一
↑
ノーベル賞
例えば看護婦になるのであれば、患者は日本人なので、そのココロがわからなければいけませんから
、日本人が書いた小説はぜひ読むべきでしょう。
看護婦の目の前にはいろいろな患者が来るのですから、自分の実人生だけであらゆるタイプの人間を知るわけにはいかない以上、
さまざまな人を描いた小説は良い教材になるのです。
私が以前腐した金原ひとみのボロ小説でさえも、今の若い人の認識、あるいは在日の人の認識、
不登校になった少女の認識などを“知る”には恰好の教材足り得るでしょう。
しかし、金原ひとみのボロ小説を、「自分のココロを創るために」読みたいですか? 読むべきではないでしょう?
世界文学全集に入っているような小説は、変なものもあるかもしれませんが、
おおむね人類の認識なり文化なりを高める先進的な働きをした優れた作品なのです。
例えばバルザックの『谷間のゆり』などは、おそらく人類にとっての“恋愛”をワンランク高めたほどの意義ある作品でしょう。
これくらい読まなくては恋愛をしてはいけない、というほどのものでしょう。
日本の小説家にはなかなかそれだけの作品はありません。
古典にしてみても、それは昔の人の認識を知るためには面白いし、ためになるでしょうが、
自分の認識を高めるほどの作品となると、どれだけあるでしょうか。
『源氏物語』がいかに優れた作品であっても、あれで自分のココロは創れないでしょう。
せいぜい井原西鶴の『一代男』くらいでしょうが、あとの西鶴作というのは、全部ニセモノです(他の誰かが書いたもの)。
でもニセモノでも江戸の庶民の暮らしや認識を知るためには読んでもいいもの、だと思います。
633 :
吾輩は名無しである:2010/01/29(金) 22:18:11
>>628 おまえ、どれだけ外国語がわかってそんなこと言ってんだよ?
>>628 単純な話、日本の作家は書き過ぎなんだよ。
エッセイ・連載・短編を入れたら年間1〜2冊は本を出している事になる。
バルザックのような才人でも無いのにこんなに書き飛ばしていて
良いものが出来るわけが無い。
もっとも、その位書かないと生活できないという事情もあるんだろうけど。
漱石だって10年の作家生活であれだけ書き飛ばしたらボロボロになるに決まってる。
作家個人の資質と言うか芸術が育ちにくい環境なんだよ。
特権階級が無いし
特権階級に近い人間が文学に傾倒しないからじゃない?
文豪って言葉自体死語だよ。
テレビも映画もインターネットも無い19世紀の芸術革命は、
同じ形で21世紀には起こりません。
637 :
吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 13:15:28
文学に限らず、あらゆるジャンルの本を、日本の出版社主導でどんどん翻訳して
いったらいいとおもう。
あまり売れない商品でもどんどん翻訳してAmazonなどで売れば、ロングテール理論で
売れるんじゃないでしょうか。
極端な話、売れない商品は発行部数5冊とかでもいいからとにかく数をこなすべき。
研究者、評論家、マニアなど、翻訳さえすれば買いたいという人は少なからずいるはず。
638 :
吾輩は名無しである:2010/02/07(日) 15:40:16
>>633 日本の言葉が軽いかどうかはワカランけど、
不立文字などという言葉が代表するように、
本当に深い思想や考えみたいなもんは、言葉によっては示せない、
そんな発想や考えが割とすんなり受け入れられてる部分がある。
そういう意味では、まあ西洋基準の文学とか文豪ってのは出てきにくい面があるのかも、とも思う。
>>636 文豪という言葉が死後と分かった上で皆書いてるのでは…。
639 :
吾輩は名無しである:2010/02/08(月) 20:33:23
>>627 ただ、中国古典文学の場合は華僑が世界中に散らばってることも影響してそう。
杜甫がいくら偉大でも、世界的な知名度という点でゲーテやカフカを上回るとはちょっと信じにくい。
>>1 いるじゃん。
中原 ミエコ 舞城 円城 東 阿部
漱石の面白さは異常。
毛唐はレベルが低いから漱石の面白さが分からない。可哀想。
642 :
吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 02:58:38
てかほとんど海外の作家のパクリしかいないからな
言語じゃなくて宗教だろ
ロシアの文豪たちもその筆力で言語の壁を越えたとは思えないな
アジアから「世界的な文豪」は絶対出ない
まだイスラム世界のほうが出す可能性が高い
644 :
吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 06:30:16
世界的に見て日本の出版社は規模が零細。
日本でも作家が本を出す時に、ある程度以上の規模の出版社を選ば
なければ印税収入を確保できないように、日本の出版社から出す事
自体に情報発信力の点で限界があり過ぎなんだな。
日本の大手にしても資本金が異常に小さ過ぎだ。
先進国の中では特殊な事情にある。
世界的視野で活躍しようなんて考えてる作家なんて、一握りでしょう
世界規模で次世代文学を考えている書き手、
東と平野
647 :
吾輩は名無しである:2010/03/13(土) 22:48:26
世界的文豪は西洋に数人しかいない。
あれだけ歴史の長い中国に大文豪が存在せず世界的古典もないという
現実を見ると、そもそも文学はアジアには縁のない西洋特有のものだと
思われる。
648 :
吾輩は名無しである:2010/08/10(火) 19:05:05
西洋が世界を支配したから西洋の古典が世界共通の古典になったってだけでしょ
649 :
吾輩は名無しである:2010/08/10(火) 22:19:34
西洋の基準で優劣をつけたら西洋が勝つに決まっている。
そもそも、小説(それも長篇)が文学を代表するということが
絶対視してもな…
世界中の古典文学の3/4は
中国の文学なんだけどな
652 :
吾輩は名無しである:2010/08/17(火) 08:57:55
653 :
吾輩は名無しである:2010/08/17(火) 18:23:51
文学というくくりが既にヨーロッパ文学だという罠
論語や徒然草を評価する土壌が世界の文学界にはないよな
654 :
吾輩は名無しである:2010/08/17(火) 19:13:38
そうだね
ヨーロッパじゃみーんな聖書を読んでるが
論語なんかは限られた知識人しか読んでない印象
655 :
吾輩は名無しである:2010/08/18(水) 02:26:21
折角ハルキとかいい作家がいるのに日本人が叩く
文豪かどうか知らんが日本のアニメは世界一ですw
外国が実写でやる事をアニメでやってるだけ。
まあ、漫画は凄いと思うけどな。
658 :
吾輩は名無しである:2010/08/20(金) 09:50:06
日本アニメを総動員しても
ピクサー一社の影響力に遠く及ばないと思う
659 :
吾輩は名無しである:2010/08/27(金) 11:57:44
五・七・五を英語に翻訳された芭蕉が正当に評価されているとは思えないな
日本は世界一のラノベ大国でありBL小説大国であります