>>83 おまえ、チャンドラースレで、ヘミングウェイの講釈垂れたバカだろw
とりあえず新潮文庫の「日はまた昇る」買ってきました
サンキュです
>>81 印象的な作品ですね。
同じスペイン内戦を扱った「誰がために鐘は鳴る」が終始一貫して山奥の野戦場を舞台にしてるのに反して、
こちらはマドリード市街の酒場での銃撃戦を描いて臨場感が素晴らしい。
ヘミングウェイ自身が実際に体験した空気なんでしょうね。
支配人の台詞が胸に突き刺さります。
「彼の陽気さが、戦争の深刻さとぶつかったんです。さながら蝶々みたいに・・・」
マドリードで意気投合し、それぞれ「誰がために鐘は鳴る」「希望」を書くに至った、
ヘミングウェイとマルローのエピソードがあれば知りたいものです。
スレ違いだけど、小説家としてのマルローはほとんど忘れ去られたね。
政治家・文化大臣としての顔と、名門オーケストラ・パリ管弦楽団の創設者としての功績の方が大きいかと・・・
91 :
吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 01:20:41
老人と海読んで思ったことがあります。
生の魚をその場で食ってますが、寄生虫は大丈夫なんでしょうか。
92 :
吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 01:34:08
93 :
吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 09:12:54
>>91 宿主が生きている間は、寄生虫って内蔵内にいることが多いので、
新鮮なうちは内蔵捨てて身だけ食べれば大丈夫な事が多い。
一般に店舗に流通している魚は鮮度が落ちてくると、寄生虫が内臓から筋肉内に移行するので、
加熱して食べた方が無難。
刺身用の魚は、新鮮なものに限られてるのはこういう理由です。
キリマンジャロの雪の有名な一節「豹の死体」って、あれは元ネタはあるのかな?
96 :
吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 22:11:50
「武器よさらば」と「老人と海」は読んだことがあるのだが、
前者は、「え?もう終わっちゃうの?」という残尿感が極まり、
後者は、老人が遠くの沖まで行き大きな魚を釣り、
港に戻るまでその大きな魚が食べられちゃった話としか感想がない。
こんなひねくれた私に助言を。
97 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 11:41:55
きみは決してひねくれてないよ
むしろ素直すぎるから物事を表面でしか見れないんだ
生きるということをきみが前提とするならばそうあらねばならない
だからこれから先もずっと生きるつもりでいるきみはそのままでいい
そういう素直な子が変に洞察力を磨くと、この世界では決して生きていけないから
98 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 11:50:31
えらい魚に目をつけられたら
ショットガンで自分を打ち抜くしか
生きる道はなくなるのさ
99 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 12:06:53
tes
100 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 12:09:29
子供は沖へ出たらいけません。
ということ
>>96 素直に解説を読めばいいのさw
じつは偉い先生も、他人が書いた解説書を参考にして考えているんだから。
人の解説をいくつも集めて、人の解説に解説を加えるんだw
それは“文学研究”の基本だよw
あるいは、話の筋とは関係のない細部をうがってそこにかこつけて
無理な解釈で全体とこじつけるんだ。
それも出がらしの文学作品を研究する上では常套手段だねw
102 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 14:06:43
なんでこの人こんなムキになってんのかしら
103 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 14:42:13
ああ
そいつはただのかわいいトビウオさ
好きなだけハネさせてやれ
本当のことを言ったからって、そんな過剰反応をとらなくてもいいじゃないかw
105 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 15:57:42
相変わらずかわいいな
もっとハネておれを喜ばしてくれ
106 :
吾輩は名無しである:2009/09/19(土) 20:57:47
君に釣り上げる力はありますか
それともその綱を投げ出しますか
もしくは海の底までお伴しますか
選択肢はそれだけです
もう控え綱がないのは知っています
さあ!!
どうしますか?
(◕‿◕)<分かりません!
投げ出すのが賢明だな
どっかそのへんのせせらぎでアユ釣りでもしてなさい
きのうBS2で老人と海やってたけど、笑えないほど酷かったな
110 :
吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 03:59:51
「日はまた昇る」は傑作だな。
ここまで虚無的な作品も珍しいと思う。
80年も前に書かれたというのが驚きだ。
若い人たちにも読んでほしいが、どこまで共感されるだろうか?
111 :
にゃにゃにゃ:2009/11/12(木) 06:10:29
僕は、老人と海が好きです。英語のペーパーバックを
買って読みました。大学は熊本だったのですが、
熊本の本屋は、本が充実していて、良かったです。
112 :
にゃにゃにゃ:2009/11/12(木) 06:13:03
今は、仕事が忙しくなかなか読む暇がありません。(涙)
いまやamazonで洋書なんていくらでも買えるようになってしまった
いい時代だ
114 :
吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 14:10:23
ロバートコーンかわいそうだよな
仲良くしてるとおもってる友達にも内心ではひどい扱われようだし奥さんあんなだし
116 :
吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 22:35:06
移動祝祭日に出てくるパリが魅力的すぎて羨ましい・・・
最近ニュースでロストジェネレーションという単語をまた耳にして
ふと日はまた昇るを読みかえし。 学生の頃以来だけど感じ方がまた違うもんだね
118 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/12/18(金) 22:57:57
敢えて『ニック・アダムズ物語集』から読み始めてみる
『老人と海』は英語版があるが、後回し
「老人と海」は福田恆存訳の新潮文庫版がお薦め
巻末の訳者による解説文は必読ものだと思う
そもそも福田恆存訳以外の訳があるのかと
そういやそうだ
学校の課題図書で「誰がために鐘は鳴る」があったんで
この際と思って読んだ。
一番恋人達が救われている(?)作品ですね
悲痛な別れ方だけど、少なくとも「武器よさらば」の、沈み込むような
悲しみではない
124 :
腹詮索:2009/12/25(金) 18:08:59
>>119 確かに福田恒在の解説がすばらしい
はっきりいって本文よりも読み応えがある
解説というより批評だね。
126 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 01:44:41
邦訳されているフィッツジェラルドとヘミングウェイの往復書簡の原書の名前わかる方いませんか?
127 :
吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 02:31:40
貴様らは、死体弄りが好きだよな。
128 :
吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 01:41:04
3月12日刊
『ヘミングウェイ短篇集』
西崎憲編訳。
(ちくま文庫 予価924円)
129 :
吾輩は名無しである:2010/04/10(土) 00:38:46
暖かくなると読みたくなるよね
中盤のフィッツだか時流の作家の影響下の人間ドラマは何かぎこちなく感じる
「ふたつの心臓の大きな川」とか「老人と海」みたいな自然との対話に徹した小説のほうが生き生きとしている、と思う
やっぱり彼はスーツジャケットより釣竿とセーターだよ、とそういいたいわけですよ
131 :
吾輩は名無しである:2010/04/12(月) 15:01:51
「ヘミングウェイの流儀」買ったやついる?
132 :
吾輩は名無しである:2010/04/15(木) 01:21:18
「日はまた昇る」は傑作だよな。
フィッツジェラルドと共に、いま読み返したい作家がヘミングウェイだ。
高見浩訳の日はまた昇る、20代前半の頃に読んで夢中になったけど
30代前半になったいま読み返すとまた面白いね
当時とは恋愛も海外経験も仕事も含めて人生経験が多少増えたとは思うけど
ここまで登場人物に共感できる小説も珍しいかもしれない
ヘミングウェイの空気の描写、やっぱいちばん好きだ
釣り好きなので、自然描写も彼が見た世界が脳裏に浮かぶ
134 :
吾輩は名無しである:2010/07/20(火) 21:40:41
"No man is an island, entire of itself;
every man is a piece of the continent,
a part of the main.
If a clod be washed away by the sea,
Europe is the less, as well as if a promontory were,
as well as if a manor of thy friend's or of thine own were:
any man's death diminishes me,
because I am involved in mankind,
and therefore never send to know for whom the bell tolls;
it tolls for thee."
John Donne
誰がために鐘は鳴る
金がために誰は泣く