2 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 18:11:50
★長編小説
『春の奔流』"The Torrents of Spring", 1926年
『日はまた昇る』"The Sun Also Rises", 1926年
『武器よさらば』"A Farewell to Arms", 1929年
『持つと持たぬと』"To Have and Have Not", 1937年
『誰がために鐘は鳴る』"For Whom the Bell Tolls", 1940年
『河を渡って木立の中へ』"Across the River and into the Trees", 1950年
『老人と海』"The Old Man and the Sea", 1952年
『海流のなかの島々』"Islands in the Stream", 1970年
『エデンの園』"The Garden of Eden", 1986年
『ケニア』"True at First Light", 1999年
★短篇集
『三つの短編と十の詩』"Three Stories and Ten Poems", 1923年
『われらの時代』"In Our Time", 1924年
『男だけの世界』"Men Without Women", 1927年
『勝者に報酬はない』"Winner Take Nothing", 1933年
『第五列と最初の四九の短編』"The Fifth Column and the First Forty-Nine Stories", 1938年
『第五列とスペイン内戦に関する四つの短編』"The Fifth Column and Four Stories of the Spanish Civil War", 1969年
『ニック・アダムズ物語』"The Nick Adams Stories", 1972年
★その他
『午後の死』"Death in the Afternoon", 1932年
『アフリカの緑の丘』"Green Hills of Africa", 1935年
『スペインの大地』"The Spanish Earth", 1938年
『移動祝祭日』"A Moveable Feast", 1964年
『狩と旅と友人たち』"By-Line", 1967年
『危険な夏』"The Dangerous Summer", 1985年
3 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 18:14:24
死後に刊行された本もあるんだ…
4 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 18:15:34
初めて発表されたって意味
5 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 18:35:26
くじらの一種なの?
7 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 18:48:58
鯨じゃないと思われ。
マグロの類じゃないか?
8 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 19:06:12
9 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 19:15:18
ヘミングウェイ/著 高見浩/訳
1920年代、パリ。未来の文豪はささやかなアパートメントとカフェを
往き来し、執筆に励んでいた。創作の苦楽、副業との訣別、
“ロスト・ジェネレーション”と呼ばれる友人たちとの交遊と軋轢、
そして愛する妻の失態によって被った打撃。
30年余りを経て回想する青春の日々は、痛ましくも麗しい――。
死後に発表され、世界中で論議の渦を巻き起こした事実上の遺作、満を持して新訳で復活。
発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-210015-8
C-CODE : 0197
整理番号 : ヘ-2-15
発売日 : 2009/02/01
ttp://www.shinchosha.co.jp/book/210015/
10 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 19:18:42
蟹工船よりもロスジェネを取り上げるべきだと思うよ。
12 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 19:51:14
>>8 『老人と海』で老人が闘った魚= a giant marlin
同じか。
>>1 そのPHで魚の重さが想像できやすいかも。
He was happy feeling and gentle pulling and then he felt something hard
and unbelievably heavy. It was the weight of the fish. (The Old Man and The Sea )
かすかな手応えがかれを満足させる。が、つぎの瞬間、かれはなにか手ごわいものを感じた。
信じられぬほどの重みを。たしかに魚の重みだ。
14 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 20:10:01
>>8 「まかじき」「めかじき」の旬はちょうど今頃だよ。
秋から春先まで食える。刺身は柔らかくて美味。
まぐろのトロに似た口あたりだが
値段はトロよりはるかに安い。
16 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 20:38:45
40 :VON・トーマス・マン:04/06/05 22:25
今日は素晴らしい日だった。日差しも爽やかなだけではなかった。ヘミングウェイ
の洋書を古書で買うことができた日だったから、実に大きな収穫だったはずだ。
自宅にいるときはこれを声を出して読んでいこう。
以前ディケンズを海外で購入してからというもの、これを声にして朗読したら語学
の能力がかなり向上したことがあったから、このヘミングウェイこそは読書の味ば
かりでなく、近代英語のヒアリング、ライティングにも大きく貢献できるはずだ。
>>17-19 前スレからコピペした
昔って曜日が入ってなかったのか…ふーん 2チャンに歴史が?
21 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 02:27:58
お醤油を差し入れて、あげたかった…。
23 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 14:04:29
6:名無しは無慈悲な夜の仔猫 :04/01/25 19:16 [sage]
新潮の『我らの時代/男だけの世界』の翻訳、あれ何とかならんかなぁ。
古い方の短篇集の訳は絶版にしないで欲しい。
15:◆.EDMOUBKE2 :04/01/27 16:03 [age]
『我らの時代/男だけの世界』、誤訳多いと思うが、日本語で原書の
構成のまま読める利点はある。二重構成になってて、今ごろになって
気付くんだが「兵士の故郷」の冒頭の戦場の逸話、帰郷してからの
母親との信仰についての対話と考えあわせると、キリスト教について
のヘミングウェイの屈折した拘りが見える。
26 :
吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 18:11:38
662:吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 11:15:13
『移動祝祭日』の高見浩新訳(新潮文庫)今日発売日だけど買った人いる?
同時代ライブラリー版と訳文どの辺が違ってるか感想教えて
古本屋でうってたから全部買ったんだが
翻訳の評判悪いのか
海外名作新訳コレクション。痛ましくも麗しい遺作、満を持して新訳で復活。晩年の文豪がパリでの青春を回想する。
1920年代、パリ。未来の文豪はささやかなアパートメントとカフェを往き来し、執筆に励んでいた。創作の苦楽、副業との訣別、“ロスト・ジェネレーション”と呼ばれる友人たちとの交遊と軋轢、
そして愛する妻の失態によって被った打撃。30年余りを経て回想する青春の日々は、痛ましくも麗しい――。死後に発表され、世界中で論議の渦を巻き起こした事実上の遺作、満を持して新訳で復活。
>>19 >の洋書を古書で買うことができた日だったから、実に大きな収穫だったはずだ。
>自宅にいるときはこれを声を出して読んでいこう。
個人的に、高校時代を思い出して懐かしい感じがしますた。
洋書を買うのがドキドキするくらい嬉しかった頃…
>1
ヘミングウェイは漁師じゃねえしw
31 :
吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 22:47:26
あげとかないと落ちるぞ
32 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 16:14:47
age
日はまた昇るを読んだけど、他のヘミングウェイ長編とは違って、骨太な感じがしなかった。
どっちかっていうと、グレートギャッツビーに近いイメージだった。
34 :
吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 08:21:06
五万ドルよんでるけど、最初のほうでソールジャーが汽車で街をたつシーンで。
ジェリーがジャックのことで「ほんとはいいやつなんだよ、ソールジャー」っていうと
旧訳では「いいやつさ、まったくいいやつだよ」
新訳では「いいやつなもんか、やつがいいやつだったためしなんかねぇよ」
ってなってるな。旧だとこいつはどうしようもないなってニュアンスが伝わるが
新は切れられたことに怒りまくってるって伝わるけど原著ではどうなんかな。
35 :
吾輩は名無しである:2009/04/02(木) 02:03:56
一つ目の本は訳はほとんどついてないよ
ほとんど洋書みたいなもの
それの翻訳が出るってことかな
>>37 そうなんだ。ありがとう。文藝春秋の方買ってみる。
手に入ったら報告します。
「移動祝祭日」の中でも特に印象深いエピソードが多いフィッツジェラルドとの往復書簡集が出るなんてタイムリーだね。
ところで、ヘミングウェイもジェイムズ・ジョイスに対して並々ならぬ敬愛の思いを抱いていたことを「移動〜」で知ったんだが、
やっぱりジョイスも読まなきゃだめかなぁ。何だか物凄くめんどくさそうで今まで避けてたんだが、
ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、フォークナー、サリンジャーと誰を読んでも何らかの形でジョイスへの言及があった。
>>39 ダブリナーズくらいなら短編集だしすぐ読めるんじゃない。『我らの時代に』に影響与えたらしいし。
あと『若き芸術家の肖像』も結構おもしろいよ。どっちも『ユリシーズ』ほどめんどくさくない。
そういや高見浩の次の新訳ってやっぱ「誰がために鐘は鳴る」なのかな?
個人的には「持つと持たぬと」と「河を渡って木立の中へ」の初文庫化を期待してるのだけど
ヘミングウェイくらいの作家なら全作品文庫で読めてもいいよね
>>40 ご意見ありがとうございます。
両方とも新潮文庫から出てるんですね。
参考にさせていただきます。
>>41 「日はまた昇る」や「敗れざる者」で闘牛に興味を持ったので「午後の死」を希望します。
ヘミングウェイには図書館で三笠書房の全集探すしか読む手段がないって作品が多いな
原著なら状況は違うんだろうが
>>41 あのエセ農民語はなんとかしてもらいたいよ、まったく
あの翻訳は今読むにはきついよなあ
あのせいであんまり好きになれない作品だ
大久保康雄役の「誰がために鐘は鳴る」が不評なようですね。
私も集英社の世界文学全集で同訳書を持ってますが確かにちょっと読みづらい。
それだけでなくゲイリー・クーパー&イングリッド・バーグマン出演の映画が
有名すぎて何となく読んだ気になってしまうことと、いかにも映画化向けといった
通俗的なイメージが抵抗を覚えさせるのかも・・・。
(ちなみに映画版の主演二人はヘミングウェイ本人の希望によるキャスティング)
他の農民はなまっているのに、マリアはなまってなくない?
48 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 00:52:28
大久保の訳
俺は結構良いと思ったがなあ、訛りを除いては
ヘミングウェイは方言か何かで野蛮に表現したかったのだろうとおもうが
ありゃ間抜けてるな
49 :
黒いあいだみつお ◆yAYgDvSVX6 :2009/04/13(月) 01:04:19
生まれて始めて書いた短編を友人に読ませたときのことを思い出した。
『ギャンブラーと尼僧とラジオ』のパクリじゃないかと一蹴された。
「誰だい、そりゃ?」
屈辱だった。
50 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/04/13(月) 01:14:01
農民言葉は時代的(日本文学の)なもので仕方ない。
木下順二の『夕鶴』もそうだけど漠然としたイメージ的な田舎言葉が
一時期(けっこう長いかな)の日本文学にはあった。
だから試みに他の古い翻訳なりを当たれば
そんな嘘くさい農民言葉なんかに出くわすはずさ。
大久保のせいじゃない。
51 :
黒いあいだみつお ◆yAYgDvSVX6 :2009/04/13(月) 01:42:11
地元のFMのキャッチコピーが「オラが町のFM局」、だ。
自分を名乗るに際して「オラ」を使う。
この現象は、首都圏以外のすべての地域で視られるのではないか。
日本人の本質は「オラ」にあるのではないか。
ちなみにオラは、己のことを「オラ」と称する人物に一度もお目にかかったことがない。
まぁそういう決まりを抑えておけばなんても表現できる、という便利な代物ですからねぇ(笑)柳瀬尚紀は女性言葉を翻訳で使うのを否定しておりましたが、それは歴史を知らぬものの弁では(笑)おやはや(笑)
この板はめんどくせえ固定がいるんだな
54 :
吾輩は名無しである:2009/04/17(金) 01:30:33
「誰がために鐘は鳴る」は新品のきれいな本で読めるだけマシだよね。
同じスペイン内乱を扱ってほぼ同時期に発表されたマルローの「希望」は古本屋で探すしかない。
一度読み比べてみたいんだけど・・・。
河出のグリーン版に入ってるよ。つか持ってるし読んでないけどw
56 :
吾輩は名無しである:2009/04/17(金) 10:21:58
誰がために鐘はなる、好きな作品だけど
どうもロバートの長い自問自答のシーンはダメだ
この作品のテーマにとって大事なのは分かるけど
読んでるこっちが恥かしくなってくる
「誰がために鐘は鳴る」読み始めました。
マリアってまだ19歳なんだね。ジプシーと一緒にいるけど彼女はジプシーじゃないような?
元大学講師のロバートは30歳ぐらいかな?この組合せはちょっと萌えるわw
前半のピラールの回想で語られる、暴徒と化した民衆によるファシスト虐殺シーンが強烈。
ベルナルド・ベルトルッチの映画「1900年」で似たような流血シーン見たのを思い出した。
それにしてもヘミングウェイの描く食事をしたり酒を飲んだりするシーンはどうしてこう魅力的なのだろう。
読んでるとこっちも連られて飲み食いしたくなってしまう。
以前はワインなんか辛口の白ワインをたま〜に飲む程度だったのに、最近はすっかり赤ワイン党になってしまった。
60 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 00:37:58
今読むと普通の文章だけど、当時は革新的なハードボイルド文体と言われたわけだよね。
普通と言っても、たまに読み返すと新たな発見があって驚くことは多い
62 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 11:09:11
普通じゃないよ
小説っていうよりか新聞の記事みたいだ
英語で読んでみ
特に初期の短篇なんかを
63 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 13:11:40
まあ、事実を書き連ねるのがハードボイルドですし
ヘミングウェイの小説は、登場人物の自己の内面に向き合いながら、素朴に淡々と語ってる所がいいよね。
でも、今の若い人は物足りなさを感じるかな…
65 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 23:37:19
中学生の時に読んで、何処がいいのかさっぱり解らなかった。
研究者の解説書を読んでから、なるほどと思いました。
66 :
johnny:2009/04/25(土) 23:56:31
Hemingway was a journalist.
I like his novels.
I think he wrotes the best novel in the history of literature!!
helo,johnny. my name iz getting raccoon dog(laugh).
I speak english bery little(laugh). bat I am novelist ant critic(laugh).
my english iz bery poor(laugh).
because my educational background iz tremendous terrible(laugh).
of course dat iz high school graduate(laugh).
69 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 11:51:55
あたしの好きなヘミングウェイが本屋でたくさんキャンペーンはっとるわ
70 :
吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 09:31:22
「誰がために鐘は鳴る」でロバートが飲んでるアブサンて・・・
アブサン absinth
ニガヨモギ、アニスその他の芳香植物を含有する有毒な黄緑色の混成酒。
脳の中枢神経を壊すので、その製造は現在西洋諸国の大半で禁止されている。
(丸善エンサイクロペディアより)
何てものを飲んでるんだイギリスさん!(>_<)
アブサンやぺルノーはヘミングウェイでは頻出だった記憶があるな。
妊娠中の女性もガンガン飲んでる描写なかったっけ?
72 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 17:16:14
73 :
johnny:2009/05/10(日) 18:32:17
>>68 Your English is very well!!
You are probably high academic if you are Japanese.
Are you a novelist? Excellent!!!
74 :
johnny:2009/05/10(日) 18:55:20
Or Shakespeare?
「エデンの園」を読むべきかどうか迷う。
76 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 19:05:42
>誰がために鐘は鳴る
あのラストシーンの状況からロバートが生還する可能性は無いのだろうか・・・
例の有名な独白「この世界は美しいところであり、そのために戦うに値する〜」
どこかで聞いた覚えがあると思ったら映画「セブン」のモーガン・フリーマンだ。
他にもいろんなところで引用されているんだろうな。
しばらくミステリ小説でリラックスしてから「海流のなかの島々」へ読み進みますわ。
「河を渡って木立の中へ」も機会があったら読んでみたい。「フィッツジェラルド-ヘミングウェイ書簡集」も。
78 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 19:20:47
論理
フィッツジェラルドとの往復書簡集はなんであんな横書きの変な装丁なのかね
縦書きじゃにと読みにくくてさあ
80 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 18:56:38
81 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 21:35:07
マイナーなところで「蝶々と戦車」って作品を評価する人はいないのかな
初めての人にも読みやすいのを教えてください
酒好きというところに興味を持ちました
83 :
吾輩は名無しである:2009/07/08(水) 12:55:54
>>82 ずばり、「日はまた昇る」です。
登場人物のほとんど全員が呑んだくれで、酔っ払いの乱痴気騒ぎのうちにストーリィが進行します。
読んでるとつられて自分もお酒(とくにワイン)を飲まずにいられなくなります。
読後感はかなりビターですが一生こころに残る思い出となるでしょう。
>>83 ありがとう。
アマゾンで買おうかと思ったら
いろんな翻訳がありそうなので店頭でみてみます(>_<)
まあ無難に高見訳の新潮文庫でいいんじゃないの?
あとは短編集1「われらの時代・男だけの世界」が初期の定番じゃないかな
>>83 おまえ、チャンドラースレで、ヘミングウェイの講釈垂れたバカだろw
とりあえず新潮文庫の「日はまた昇る」買ってきました
サンキュです
>>81 印象的な作品ですね。
同じスペイン内戦を扱った「誰がために鐘は鳴る」が終始一貫して山奥の野戦場を舞台にしてるのに反して、
こちらはマドリード市街の酒場での銃撃戦を描いて臨場感が素晴らしい。
ヘミングウェイ自身が実際に体験した空気なんでしょうね。
支配人の台詞が胸に突き刺さります。
「彼の陽気さが、戦争の深刻さとぶつかったんです。さながら蝶々みたいに・・・」
マドリードで意気投合し、それぞれ「誰がために鐘は鳴る」「希望」を書くに至った、
ヘミングウェイとマルローのエピソードがあれば知りたいものです。
スレ違いだけど、小説家としてのマルローはほとんど忘れ去られたね。
政治家・文化大臣としての顔と、名門オーケストラ・パリ管弦楽団の創設者としての功績の方が大きいかと・・・
91 :
吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 01:20:41
老人と海読んで思ったことがあります。
生の魚をその場で食ってますが、寄生虫は大丈夫なんでしょうか。
92 :
吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 01:34:08
93 :
吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 09:12:54
>>91 宿主が生きている間は、寄生虫って内蔵内にいることが多いので、
新鮮なうちは内蔵捨てて身だけ食べれば大丈夫な事が多い。
一般に店舗に流通している魚は鮮度が落ちてくると、寄生虫が内臓から筋肉内に移行するので、
加熱して食べた方が無難。
刺身用の魚は、新鮮なものに限られてるのはこういう理由です。
キリマンジャロの雪の有名な一節「豹の死体」って、あれは元ネタはあるのかな?
96 :
吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 22:11:50
「武器よさらば」と「老人と海」は読んだことがあるのだが、
前者は、「え?もう終わっちゃうの?」という残尿感が極まり、
後者は、老人が遠くの沖まで行き大きな魚を釣り、
港に戻るまでその大きな魚が食べられちゃった話としか感想がない。
こんなひねくれた私に助言を。
97 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 11:41:55
きみは決してひねくれてないよ
むしろ素直すぎるから物事を表面でしか見れないんだ
生きるということをきみが前提とするならばそうあらねばならない
だからこれから先もずっと生きるつもりでいるきみはそのままでいい
そういう素直な子が変に洞察力を磨くと、この世界では決して生きていけないから
98 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 11:50:31
えらい魚に目をつけられたら
ショットガンで自分を打ち抜くしか
生きる道はなくなるのさ
99 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 12:06:53
tes
100 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 12:09:29
子供は沖へ出たらいけません。
ということ
>>96 素直に解説を読めばいいのさw
じつは偉い先生も、他人が書いた解説書を参考にして考えているんだから。
人の解説をいくつも集めて、人の解説に解説を加えるんだw
それは“文学研究”の基本だよw
あるいは、話の筋とは関係のない細部をうがってそこにかこつけて
無理な解釈で全体とこじつけるんだ。
それも出がらしの文学作品を研究する上では常套手段だねw
102 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 14:06:43
なんでこの人こんなムキになってんのかしら
103 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 14:42:13
ああ
そいつはただのかわいいトビウオさ
好きなだけハネさせてやれ
本当のことを言ったからって、そんな過剰反応をとらなくてもいいじゃないかw
105 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 15:57:42
相変わらずかわいいな
もっとハネておれを喜ばしてくれ
106 :
吾輩は名無しである:2009/09/19(土) 20:57:47
君に釣り上げる力はありますか
それともその綱を投げ出しますか
もしくは海の底までお伴しますか
選択肢はそれだけです
もう控え綱がないのは知っています
さあ!!
どうしますか?
(◕‿◕)<分かりません!
投げ出すのが賢明だな
どっかそのへんのせせらぎでアユ釣りでもしてなさい
きのうBS2で老人と海やってたけど、笑えないほど酷かったな
110 :
吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 03:59:51
「日はまた昇る」は傑作だな。
ここまで虚無的な作品も珍しいと思う。
80年も前に書かれたというのが驚きだ。
若い人たちにも読んでほしいが、どこまで共感されるだろうか?
111 :
にゃにゃにゃ:2009/11/12(木) 06:10:29
僕は、老人と海が好きです。英語のペーパーバックを
買って読みました。大学は熊本だったのですが、
熊本の本屋は、本が充実していて、良かったです。
112 :
にゃにゃにゃ:2009/11/12(木) 06:13:03
今は、仕事が忙しくなかなか読む暇がありません。(涙)
いまやamazonで洋書なんていくらでも買えるようになってしまった
いい時代だ
114 :
吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 14:10:23
ロバートコーンかわいそうだよな
仲良くしてるとおもってる友達にも内心ではひどい扱われようだし奥さんあんなだし
116 :
吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 22:35:06
移動祝祭日に出てくるパリが魅力的すぎて羨ましい・・・
最近ニュースでロストジェネレーションという単語をまた耳にして
ふと日はまた昇るを読みかえし。 学生の頃以来だけど感じ方がまた違うもんだね
118 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/12/18(金) 22:57:57
敢えて『ニック・アダムズ物語集』から読み始めてみる
『老人と海』は英語版があるが、後回し
「老人と海」は福田恆存訳の新潮文庫版がお薦め
巻末の訳者による解説文は必読ものだと思う
そもそも福田恆存訳以外の訳があるのかと
そういやそうだ
学校の課題図書で「誰がために鐘は鳴る」があったんで
この際と思って読んだ。
一番恋人達が救われている(?)作品ですね
悲痛な別れ方だけど、少なくとも「武器よさらば」の、沈み込むような
悲しみではない
124 :
腹詮索:2009/12/25(金) 18:08:59
>>119 確かに福田恒在の解説がすばらしい
はっきりいって本文よりも読み応えがある
解説というより批評だね。
126 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 01:44:41
邦訳されているフィッツジェラルドとヘミングウェイの往復書簡の原書の名前わかる方いませんか?
127 :
吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 02:31:40
貴様らは、死体弄りが好きだよな。
128 :
吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 01:41:04
3月12日刊
『ヘミングウェイ短篇集』
西崎憲編訳。
(ちくま文庫 予価924円)
129 :
吾輩は名無しである:2010/04/10(土) 00:38:46
暖かくなると読みたくなるよね
中盤のフィッツだか時流の作家の影響下の人間ドラマは何かぎこちなく感じる
「ふたつの心臓の大きな川」とか「老人と海」みたいな自然との対話に徹した小説のほうが生き生きとしている、と思う
やっぱり彼はスーツジャケットより釣竿とセーターだよ、とそういいたいわけですよ
131 :
吾輩は名無しである:2010/04/12(月) 15:01:51
「ヘミングウェイの流儀」買ったやついる?
132 :
吾輩は名無しである:2010/04/15(木) 01:21:18
「日はまた昇る」は傑作だよな。
フィッツジェラルドと共に、いま読み返したい作家がヘミングウェイだ。
高見浩訳の日はまた昇る、20代前半の頃に読んで夢中になったけど
30代前半になったいま読み返すとまた面白いね
当時とは恋愛も海外経験も仕事も含めて人生経験が多少増えたとは思うけど
ここまで登場人物に共感できる小説も珍しいかもしれない
ヘミングウェイの空気の描写、やっぱいちばん好きだ
釣り好きなので、自然描写も彼が見た世界が脳裏に浮かぶ
134 :
吾輩は名無しである:2010/07/20(火) 21:40:41
"No man is an island, entire of itself;
every man is a piece of the continent,
a part of the main.
If a clod be washed away by the sea,
Europe is the less, as well as if a promontory were,
as well as if a manor of thy friend's or of thine own were:
any man's death diminishes me,
because I am involved in mankind,
and therefore never send to know for whom the bell tolls;
it tolls for thee."
John Donne
誰がために鐘は鳴る
金がために誰は泣く