アーサー・C・クラークの「幼年期の終わりって読んだ方いますか? 三島が傑作だと書いてますが。
6 :
吾輩は名無しである :2008/12/24(水) 23:07:52
とにかく、映画化はもう少し賢い監督にやってほしい。 春の雪の監督のインタビューとかヤバいだろw
映画化でマシなのは「潮騒」くらい?
8 :
吾輩は名無しである :2008/12/25(木) 08:19:30
潮騒ってまた映画化するんだっけ?
>>8 聞いたことないけど、してもらいたい。
新治は福士誠治で。
じゃあ初江はガッキーで
ガッキーは聡子が合いそう。
予知能力があった三島。↓ 伊東静雄氏の御夢の御話、まことに御奇縁にて、光栄と存じましたが、それでは今後、もしお逢ひできる折ありとすれば、お逢ひするのが大へん憚られます。 こんな男かとお呆れあそばすのが屹度(きっと)落ちでございませうから。 平岡公威(三島由紀夫)17歳 清水文雄への書簡から
13 :
吾輩は名無しである :2008/12/26(金) 00:07:39
14 :
吾輩は名無しである :2008/12/26(金) 00:14:53
>>6 どういうインタヴュー内容なんだ。
お前ら、潮騒なんかより、天人午睡の「猫談義」なんてよっぽど名場面になると
思わないんだろうな?春雪の「意思の虚構性」議論でもいいけど。
美しい星の後半の地球人議論が1番好きです でも本当に1番好きなのはあんな話を大まじめに書いちゃう三島先生ですw
16 :
吾輩は名無しである :2008/12/26(金) 07:56:21
「只ほど高いものはない」なんて二時間ドラマに ぴったりだと思うが...
>>14 あの猫は「神」の暗喩なんだろうね。鼠は「人間」の暗喩だと思いました。
>>16 > 「只ほど高いものはない」なんて二時間ドラマに
> ぴったりだと思うが...
暴露本を書いた福島次郎が福次郎のモデルは俺だと言っているね。
あ、ゴメン福次郎は秘薬だった・ ・ ・ ・
>>18 福次郎って「禁色」に出てきた卑怯な奴だよ。
伊東氏からは御親切な葉書がまゐりました。 その内、「これからも沢山書いて、新しき星になつて下さい、それを信じて待ちます、」とある、「それを信じて待ちます」に深い感動をおぼえました。 かうした高貴な謐かな目がみまもつてゐて下さるといふことは、どんなに大きな強い慰さめになりますことか。 人様から頂いた、私の作品に対するお言葉のなかで、こんなに深い御愛情にみちたお言葉ははじめてで、私、洵に感激にあふれたものがございました。 平岡公威(三島由紀夫)17歳 清水文雄への書簡から
22 :
はるか高み :2008/12/26(金) 20:25:48
「新しき星」、w。
24 :
吾輩は名無しである :2008/12/27(土) 08:11:30
午後の曳航の要素があるよねぇ、天人。 なんか、あっちこっちに共通要素がある作品が多い気がする。
25 :
吾輩は名無しである :2008/12/27(土) 13:51:30
>18 当時三島と福島次郎は仲たがいをしていて、 三島さんは自分への怒りから憎まれ役に自分 と似た名前をあてがったのではないか、と 福島は推測してるよね。 でも「只ほど高いものはない」とそれがどういう 関係があるんだろう...
福次郎に囲われてた稔(だったかな?)が、健気で好き。
>>5 遅レスで申し訳ない。
「幼年期の終わり」は創元推理文庫で中学生の時読んだ。当時「SFマガジン」の読者でもあったおれは「SFマガジン」の書評欄で
沼正三の署名のコラムで三島由紀夫がクラークの「幼年期の終わり」を絶賛しているという消息記事を読んだ記憶がある。
この沼正三氏は「家畜人ヤプー」の沼氏である。同じころ三島由紀夫の対談集で寺山修二との会話で三島は沼の「家畜人ヤプー」を
「日本の観念小説の絶頂の作品」として絶賛している。この[SFマガジン」誌で三島の「幼年期の終わり」評について言及しているこの
沼氏が天野哲夫氏なのか倉田卓次氏なのかは不明である。
当時の日本のSFは非常に優れた作家を輩出しており、おれは中学生の時に石川喬司や山野浩一、半村良、筒井康隆を
「SFマガジン」誌で知ったのだった。おれが文字通り中二でSFに”厨二病”的に嵌っている最中、三島由紀夫は割腹自殺を
遂げたのだった。クラークの「幼年期の終わり」に関して三島は誤解している所があり、その点を「SFマガジン」誌上で沼正三が
指摘している。それはカレレンと言う異星人の外見が悪魔に瓜二つである事実についてである。クラークは未来の人類とカレレンの
邂逅から起想し、未来の邂逅の”記憶”が時間的に逆流し、人類の過去の記憶を形成したと言う構想を柱に作品を形成している。
しかし、三島はその事実を読み飛ばし、記憶の逆流=悪魔の外見への嫌悪と言う因果関係を見落としていたようなのである。
何にせよこの作品はSFの最高傑作である。おれは三島のクラーク作品の絶賛を沼正三氏のコラムで知った時、三島って見る目の
ある小説家なんだなあ、自殺とは惜しい事をしたものだとつくづく思った。おれの”SF厨二病”は高校入学と同時に終了し、爾来、
SFとは疎遠になってしまった。懐かしい思い出である。おれが通常の文学に耽溺するようになったのは高一から。ややオクテかも知れぬ。
長文の自分語り、まことに申し訳ない。1970年のSFを含めた読書界の資料として提供する。
28 :
吾輩は名無しである :2008/12/27(土) 16:17:02
三島は雑学的にも博識。たとえば背広スーツについて 背広は基本的に日本人に似合わないらしい。なぜなら背広がなぜ出来たか これは白人が着て似合うように作られている。ポイントはネクタイである。 白人に多い鳩胸が、ネクタイを背広の前に押し出し見栄えがするように 出来ているのである。だから日本人の体格体型では見栄えがしないのである。 着物は体格体型を強調しないのも道理だといえる。 てなことを書いてた気がする。このような話は他に聞いたことがない。
それの女性版であればでも結構ミミタコだけどな。
日本の女性は洋服を着こなしてるんじゃない? スリムな体型の方が洋服も野暮ったくならないから。
どっちもすきです。
>>27 なかなか面白そうなSFですね。家畜人ヤプーもまだ読んでないので、二作品とも買おうかな。
図書館で借りると、期限に追い立てられてゆっくり読めないし。
水を差すようでアレだが、御三家の中では一番淡泊な作家であるのは 間違いない >クラーク ちなみにじぶんの場合は読後しばらく、世界は云々なんて文脈で思考する 場合についついついで、「人類は」とやっちゃう癖がついてしまいコマッタw
34 :
吾輩は名無しである :2008/12/27(土) 22:00:17
日本人に背広は似合わない、なぜなら〜なんて そんなの当たり前のこと。 白人が着物似合わないのと同じ理由。 そんなの博識でもなんでもない、常識でしょ。
そんなことはない。 例えばの話、柔道着なんてのもある意味では和服の一種かと 思うがあれを、公の言葉として「日本人にしか似合わない」なんて 云った日にゃあちと、問題あるんではw
>>34 だからと言って、それを誰もが三島由紀夫のような文章と独特の比喩で解説できるわけじゃないんだから、コラムの才能が秀でているのは否めないんでしょうね。
37 :
吾輩は名無しである :2008/12/28(日) 00:00:41
なにいってんのさ、着物は短足、ずんどうという 日本人の体系的欠点を隠せるもの、そんなこと三島に 解説してもらわなくてもみんな知ってることだし、 西洋人はどんな美男美女でもやっぱり着物はムリがあるね、 なんて日常会話でもよく出てくることじゃん。 あなた方、姉妹、女友達、恋人でも奥さんでも聞いてごらんよ。 そして上記の三島のエッセイ読ませてごらん。 そんなこと知ってるわよ、と言うよ。
38 :
吾輩は名無しである :2008/12/28(日) 00:06:32
>>37 三島は背広のことをメインに言ってるの読めないの?
それと胴長短足なんか白人にも結構いますよ。
問題は体つきの立体的な違いを言ってるんだよ。
>>37 > 西洋人はどんな美男美女でもやっぱり着物はムリがあるね、
↑それは体型からくる理由よりも「顔」や「髪の色」「動作」が合わないからだよ。
日本人でも茶髪や金髪に染めた髪や、がさつな動作じゃ似合わないのは周知の事実でしょう。
41 :
吾輩は名無しである :2008/12/28(日) 10:58:18
三島は晩年、頭頂部が薄くなってる 週に3日は300g相当のステーキを食すると「わが食事」のなかで書いているが、 やっぱ欧米風の食習慣のせいだろーか?
牛肉の多食は万病の元だからね。
「ばけつの話」 僕はばけつである。 僕は大ていの日は坊ちやんやお嬢さんがきて遊ばして呉れるが、雨の日などは大へん苦しい。 ほら、この通り、大部分ははげてゐる。 又雪の日なんかは、ずいぶん気もちがいい。あのはふはふしたのが僕のあたまへのつかると何ともいへない。 それから僕が植木鉢のそばへおかれた時、あの時位いやな事はなかつた。 となりの植木鉢がやれお前はいやな形だの、又水をくむ外には何ににも使へないだの云つた。 あそこをどかされた時は、ほんとにホッとした。ではわたしの話はこれでをはりにする。 平岡公威(三島由紀夫)9歳の作文
44 :
吾輩は名無しである :2008/12/28(日) 14:15:07
>37だけど、三島の文章の内容にケチつけてるんじゃなくて それはごくごく常識的なこと、というより、そりゃそうですよ、 というほど当たり前のことを博識だと感心されていることに 対して、それはちがうんじゃないの、と言いたかっただけ。 同じエッセイでも西洋のパーティーの秘密性の話なんかは 三島ならではの機知に富んでいてなおかつ博識さを感じる。
45 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/28(日) 14:19:41
タオルで体を擦ると鬱が直るって本当ですか?
46 :
吾輩は名無しである :2008/12/28(日) 14:25:46
話の腰を折るようで申し訳ないんですが、どなたか「学生との対話」というCDを持っている方いらっしゃいますか?たった今書店で見つけて気になっています。
>>46 それは、ちくま文庫の文化防衛論に収録されてる、学生とのティーチ・イン「国家革新の原理」の音声版だと思う。
48 :
吾輩は名無しである :2008/12/28(日) 15:23:30
助かります。ありがとうございました
49 :
吾輩は名無しである :2008/12/28(日) 15:25:23
三島の評論だったらをはりの美学が笑えるし面白い
>>45 太陽が燦々とふりそそぐ南方の国には鬱がほとんどいないらしいからね。環境や運動の影響は少なくないと思う。
51 :
吾輩は名無しである :2008/12/28(日) 21:48:43
「学生との会話」カセットなら持ってます。 昭和43年、早稲田大学でのティーチ・イン。 頭の回転の早い人ですね。 石原慎太郎への嫌味なんかも面白かった。
52 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/28(日) 23:59:27
関係ないけど小林秀雄の講演を聞いてみたいんですけど、国会図書館にありますかね?
それって昭和の巨星 肉声の記録ってCDのヤツでしょうか
54 :
吾輩は名無しである :2008/12/29(月) 08:38:56
東大全共闘との討論のようすをむかしTBSが放映してたけど、DVDとか出てないのかな
55 :
吾輩は名無しである :2008/12/29(月) 09:27:36
>東大全共闘との討論のようす Youtubeで一部、見られます
からっ風野郎のDVD買って見ました。 思っていたより三島由紀夫の演技も熱演で(他の俳優に比べたら棒だけど)でいい味で良かった。 笑える演技もあったけど、不思議な存在感でチンピラの純情さと不器用さを表現してて面白かったです。 映画自体も変なバナナの歌(笑)や、トルコ風呂とか出てきて笑えました。
からっ風野郎のスチール写真に、電柱の前で憂愁をたたえた顔つきの三島が写っている のを見たことがあるが、電柱に「出前迅速 珍宝軒」という張り紙があって、 その対比に大いにワロタ。
若尾文子とのラブシーンを、もっと長く映してほしかったな。
59 :
吾輩は名無しである :2008/12/29(月) 21:44:05
三島ってただの変態じゃない??
何をいまさら
61 :
吾輩は名無しである :2008/12/30(火) 00:04:07
変態だけどマジで頭いいよ
>>59 青島幸男のようなくだらない昔の能無しサヨクには、そう見えてたようですよ。
63 :
吾輩は名無しである :2008/12/30(火) 01:47:07
>>43 なんだこりゃ!
この歳からユーモアがあったのか、、、
64 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/30(火) 03:12:29
青島幸男は最低だったね。それでも石原慎太郎よりはマシだけど。
青島に比べたら、石原慎太郎のがだいぶマシでしょう。好きじゃないけど。
映画の金閣寺『炎上』っておすすめ?
67 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/30(火) 12:08:32
慎太郎は悪行が目に余るんですよ。明らかにいらない条例作って、 色々なものを禁止して(禁止以前はマジックマッシュルーム400円) 特にクソなのが、健全な青少年の育成に関する条例。死んじまえ。
68 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/30(火) 18:11:08
>>65 青島のほうが借金残さないだけマシだよ。あの銀行は失策。
69 :
(o`.´o)materialist :2008/12/30(火) 21:07:52
>>68 青島なんか北朝鮮スパイの釈放の嘆願書名した売国奴だから論外でしょうね(笑)
ちなみに三島由紀夫は、石原慎太郎の初期作品のいくつかには光るものを見て褒めてたようです。
71 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/30(火) 22:26:54
>>70 ネット右翼的言説w
やっぱり2ちゃんだな
>>71 ふつうの見解が右翼的言説にみえるのは、あなたがスパイに危機感のない国際感覚のない人間だからでしょうね。
73 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/30(火) 23:11:34
>>72 「ふつうの国」とかいうキャッチフレーズ思い出したw
国際感覚ねwバカみたい
頭がそれしかないからネット右翼なんじゃん。まあいっか2ちゃんだし
>>73 ネット右翼なんて言葉で人にレッテルを貼るあなたのが、2ちゃんねらーでせう(笑)
おだひじに。よゐを年を。
75 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/30(火) 23:29:46
>>74 単純なネット右翼の方だからネット右翼といったまでで、レッテル貼り付けるのが順当だと思いますが。
レッテル貼りつけられる程度のありきたりの書き込みしかなされていないわけですし。
ちなみにあなたの愛読書(誌)は、小林よしのりのマンガ、嫌韓流や雑誌の諸君、正論、SAPIOとかに書いている論客たちの著作ではありませんか?
まあ当たってたらレッテル程度の方なんでしょう。
あの署名は確かにマズいですが、あれでもって都政全般の評価を決めるのはどうかしています。
まあいいですが、よいお年を。
76 :
(o`.´o)materialist :2008/12/30(火) 23:33:30
いやおや、阿呆舞踊もわたくし意外ですと元気がよろしい用ですけれども、相変わらずの阿呆はそのままとは(笑)
>>75 私はそこにあがった雑誌を一つも愛読してませんよ。残念でしたね(笑)
勝手にそう妄想するあなたがありきたりの考へしかないんでせう。
国益を損なうスパイに注意することなんか右翼も左翼も関係ないしね。おだひじに。
78 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/31(水) 00:03:58
>>77 話飛躍しすぎ。スパイ、スパイって、どこぞの全体主義国家の連中みたいw
青島も私も別にスパイでもなんでもないのに、リフレインしてばっかみたいw
ネット右翼じゃんやっぱり。世の中の問題はすべてそれに収斂するわけだw
>>78 誰もあなたや青島がスパイだなんて言ってないでせう。飛躍してるのはあなたでせう。
それからスパイ防止なんかどこの先進国でも厳しくやってるから。
おやすみ。
80 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/31(水) 00:34:25
>>79 スパイ防止について議論してたわけではないんだがw
自分で勝手に飛躍してバカみたい
スパイがどうとかそれだけが関心の狭い人みたいですね
ネット右翼じゃんやっぱり。まあいいや。お休み
「いま筋の通ったことをいえば、みんな右翼といわれる。 だいたい、“右”というのは、ヨーロッパのことばでは“正しい”という意味なんだから。(笑)」 三島由紀夫 鶴田浩二との対談「刺客と組長 男の盟約」より
83 :
吾輩は名無しである :2009/01/01(木) 10:43:55
その声をきくと同時に、意志の体がくずれ始め融け始める。 肉が腐れて落ち、見る見る骨が露になり、透明なしょう液が 流れ出てその骨さえ柔らかく融けはじめる。 「春の雪 第13章」 眠っている猫の上には、青空がひらけ、美しい雲が流れた。風が猫の香気を 世界に伝え、なまぐさい寝息が音楽のように瀰漫した・・・ 「天人五衰 第18章」 この台詞の状況描写がすごいいい。 こんなこと会話で言うやつがいないと言うことをわかっていながら、この誇大な 美しい表現を豊穣に使って陶酔感をかもし出す。
84 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/01(木) 11:18:33
>>81 スパイ、スパイと呪文のように唱えてるだけのバカなのに。
バカみたいw
>>83 あけましておめでたう。
お正月は特に三島文学が合ひますね。
確かに。三島作品は注連飾りなんかと通じる。 羽子板の押し絵とか。
そのころ火は火とお互いに親しかった。火はこのように細分され、おとしめられず、いつも火は別の火と手を結び、無数の火を糾合することができた。人間もおそらくそうであった。 火はどこにいても別の火を呼ぶことができ、その声はすぐに届いた。 三島由紀夫 「金閣寺」より
89 :
吾輩は名無しである :2009/01/01(木) 13:10:29
>>89 へ〜そんな筆力ある子供がいたら天才だな。
…夏の午睡の女の喜びは曇らなかった。 肌の上にあまねく細かい汗をにじませ、さまざな官能の記憶を蓄え、寝息につれてかすかにふくらむ腹は、肉のみごとな盈溢を孕んだ帆のようである。 その帆を内から引きしめる臍には、山桜の蕾のようなやや鄙びた赤らみが射して、汗の露の溜まった底に小さくひそかに籠り居をしている。 美しくはりつめた双の乳房は、その威丈高な姿に、却って肉のメランコリーが漂ってみえるのだが、はりつめて薄くなった肌が、内側の灯を透かしているかのように、照り映えている。 三島由紀夫 「奔馬」より
肌理のこまやかさが絶頂に達すると、環礁のまわりに寄せる波のように、けば立って来るのは乳暈のすぐかたわらだった。 乳暈は、静かな行き届いた悪意に充ちた蘭科植物の色、人々の口に含ませるための毒素の色で彩られていた。 その暗い紫から、乳頭はめずらかに、栗鼠のように小賢しく頭をもたげていた。それ自体が何か小さな悪戯のように。 …勲は射精して目をさました。 三島由紀夫 「奔馬」より
93 :
吾輩は名無しである :2009/01/01(木) 14:40:01
相変わらず文学版はレベル低いなあー 武陽も物好きだな
うひゃひゃひゃ。ほんと、バカの恨み節を気にして日に何度も 2chにチェックを入れるなんて暇人のバカしかやんないよな(=^▽^=) バーカバーカ
あいけない、文末にwを入れ忘れてしまったわオホホw
つか駄目だなぁこの自虐が読めないなんて。ばーかw
三島の歌とか映画とか朗読やらそう上手くないけどな。「空っ風野郎」というのを聴いた。映画とかは観てない。こういうことやる作家芸能人みたいなのはどう評価されていたんだろう?
99 :
吾輩は名無しである :2009/01/01(木) 19:37:12
フランスじゃなくて、三島が評価してる英文学作品ってなんかあったっけ?
100 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/01(木) 22:08:27
三島だって晩年には「石原慎太郎には失望した」って言ってただろ。 石原を褒めるような低能を人間扱いするのが間違っているんだよ。 全員収監しろ!!
>>98 映画の方は見てないなら、感想言う資格ないでしょう。
からっ風野郎の映画は面白いし、三島の演技もど素人にしては良い演技だったよ。
他人の評価で上手くないとか、初めから決めつけないで、自分の目で見てから語れば?
102 :
吾輩は名無しである :2009/01/01(木) 22:18:28
歌は下手だよね。 芝居も下手。 まあ素人のお遊びみたいなもんだから、周囲の評価も 作家先生の酔狂、みたいな感じだったんじゃないかな。 「午後の曳航」を観たことがある人、いる? これDVD販売してるんだね。
103 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/01(木) 22:25:10
多分女とのセックスも下手だったんだろうなあ。 別にバカにはしてないですよ。俺も下手だしさ。
>>102 そんなことないよ。三島をしごいた監督の言葉を読んだら、三島の頑張りを認めて評価してます。
普通の人なら投げ出してるくらいしごかれたのに、文句も言わずにやり抜いた三島由紀夫を、凄いと若尾文子も述べてますよ。
>>102 歌もCD持ってますが、プロの歌手じゃないわりには言われてるほど下手じゃなかったし、良い声だよ。
>>99 ジョイスやワイルドは三島由紀夫のお気に入りです。
107 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/01(木) 22:50:10
努力の人だよな。いい意味で。
演技慣れしたせいか、「人斬り」の演技はわりと評価されたらしいね。
109 :
吾輩は名無しである :2009/01/02(金) 00:59:11
三島幸夫と島田雅彦が躰のつきあいをしているのを想像して吐いた
三島さんと綺麗だった頃の美輪さんの絡みなら、うちのマザーも大喜びさ
流行りのSFの手法を興味本位で取り入れて火星人だの金星人だのやってみた幼稚な「美しい星」に対し、 その数年後に翻訳され、地球外生命体を「人間の理解の範疇を超えた存在」として描き世界的ベストセラーになった「ソラリスの陽の下に」 そそ、地球外生命体が人間を基準として心理描写できると思ってしまう三島がいかにも愚かしい。火星人だの何星人だのって、あんた地球人でしょって(笑)
112 :
吾輩は名無しである :2009/01/02(金) 08:03:49
その素朴さがほのぼの。
三島も「美星」は失敗作だったつうてる。
>>111 「美しい星」は火星人や金星人とかやってるけど、あくまで三島文学ですよ。
別にSFの手法を取り入れてるわけでもないし、SFと比べて語ること自体がナンセンスです。
115 :
吾輩は名無しである :2009/01/02(金) 22:13:44
あれは、「超人類」の代表としてどういう設定にしようかというところから でてきた発想なんじゃないかね。別に金星や火星に人が住める訳ないことは 当然のことで、まじめなニヒルのような意識じゃないの。
「地球外生命体」の話じゃないしね。
117 :
吾輩は名無しである :2009/01/02(金) 23:23:21
うん。ただ幻覚を見ただけのキチガイ一家と、よりキチガイな一派の話とも取れるw あれで三島が書きたかったのは家庭や家族なんじゃないかね。人類存続か滅亡とか、やたらスケールの大きい話に見えるけどw または観念論で言葉遊びしてるだけのインテリを皮肉って書いてるのかも。 まぁ色んな読み方ができる内容で、賛否が分かれる小説だけど、 三島が楽しみながら書いた小説って感じで個人的には大好きな作品ですw
118 :
吾輩は名無しである :2009/01/02(金) 23:24:16
三島が入っていたUFO研究会に星新一もいたらしいけど、個人的な交流はなかったのかな?そういう話が見当たらないところをみると。
120 :
吾輩は名無しである :2009/01/03(土) 01:06:43
>>111 お前、あほけ?
ちなみに
>地球外生命体を「人間の理解の範疇を超えた存在」
>地球外生命体が人間を基準として心理描写できると思ってしまう
この考えも、ただの流行ってことわかってんの?そこわすれんな。
もっとSFを勉強してから、意見言えよ。スタートレックばっかみてんじゃねーぞw
たしか星新一さんは太宰さんの小説を読んで 挫折して自分が普通の小説を書いてもダメだから ショートショートを書き始めたとか
122 :
吾輩は名無しである :2009/01/03(土) 06:42:53
Mishima: A Life In Four Chapters 自分は海外版DVDを手に入れてやっと観れたんですが、 どうしてこれだけの名作が、日本では公開中止になってしまったんですか? 真相を知っている方教えてください。
美しい星は、それまでの三島にないユーモアさがわずかにあって好きだよ
>>122 私はそこまで名作とは思わないけど。
金閣寺なんかあきらかに誤解釈してるし、三島に対する捉え方も、やっぱりどこか欧米人的で足りてない。
>>122 日本公開は三島夫人が許可しなかったようです。
その理由や経緯は詳しくは知らないけど、美輪明宏との関係を誤解されるようなエピソード場面が原因だったと、以前のスレでどなたかが言ってました。
>>122 日本で公開されなかったのは、上の人が言うように、未亡人の非許可。
ただ男との関係が描かれていたよりも死に方の件も含めて全体的に、
未亡人にしてみれば、良くないと思ったんじゃないかな。
ちなみにこれ、日本の映画館ではやらなかったけど
当時、レンタルビデオ屋では出てましたよ。自分はそれで見た。
確か撮影記録も本で出た。
思想の力は、現在あるものを、それが実生活であれ、理論であれ、ともかく現在在るものを超克し、これに離別しようとするところにある。 エンペドクレスは、永年の思索の結果、肉体は滅びても精神は滅びないといふ結論に到達し、噴火口に身を投じた。 狂人の愚行と笑へるほどしつかりした生き物は残念ながら僕等人類の仲間にはゐないのである。 小林秀雄 「文学者の思想と実生活」より
…例へば、右翼といふやうな党派性は、あの人(三島由紀夫)の精神には全く関係がないのに、事件がさういふ言葉を誘ふ。 事件が事故並みに物的に見られるから、これに冠せる言葉も物的に扱はれるわけでせう。事件を抽象的事件として感受し直知する事が易しくない事から来てゐる。 いろいろと事件の講釈をするが、実は皆知らず知らずのうちに事件を事故並みに物的に扱つてゐるといふ事があると思ふ。 事件が、わが国の歴史とか伝統とかいふ問題に深く関係してゐる事は言ふまでもないが、それにしたつて、この事件の象徴性とは、この文学者の自分だけが責任を背負ひ込んだ個性的な歴史経験の創り出したものだ。 さうでなければ、どうして確かに他人であり、孤独でもある私を動かす力が、それに備つてゐるだらうか。 小林秀雄 「感想」より
感想かかなきゃなんねーなー、でもねーなー、みたいな。
感心半分とあとは、自己嫌悪?w 小林読むと。政治に転化しやすいのは弱点。
132 :
吾輩は名無しである :2009/01/03(土) 14:39:47
天人の22章「火は好きですか」のとこと、27章の引導を渡す暖炉火傍ら慶子と リンクする気がするんだけど。 はじめは、焚き火横で放恣な姿の百子に引導を渡し、その報いが慶子によって なされたような構成じゃないの。
実生活を離れて思想はない。併し、実生活に要求しない様な思想は、動物の頭に宿つてゐるだけである。 小林秀雄 「文学者の思想と実生活」より
134 :
:2009/01/03(土) 14:46:56
腹切りは「実生活」じゃないな。
憲法改正は実生活です。
そんな理由で噴火口に身を投げるのは狂人の愚行だな。
>>131 小林秀雄のどこが政治に転化してんの?
あなたが三島のその部分を極端に否定したいからそう見えるだけでしょう。
政治で悪ければ、ないしは理解出来ないのなら、処世と。 自身のそれの。 馬鹿には判るまい判らないからつまりはオマエたちは、 馬鹿なんだよwwwてゆうスタンス?(笑 おなじみの。
>>139 不自由な日本語、お気の毒様。おだゐじに。
>>132 なる。今度そこらへんを吟味して読んでみます。
だからさ。 理解できないことには関わるな。 俺のは具体的に、あのひとこの彼その辺りってな風に、 アタリをつけて文章整えてんの。
>>138 知らんけど
>>128 はどう見ても、一生懸命、何も自分の意見として取られないように
でもそう分からないように、それだけに集中して書いた文だな。
かかわりたくなかったんじゃないの。
>>143 はあ?小林秀雄は憂国忌の発起人になってますよ。
他の江藤淳との対談でも、三島に理解を示してます。
145 :
吾輩は名無しである :2009/01/03(土) 19:08:06
三島由紀夫のようにチビで弱々しい軟弱男は、 右翼思想にすがり自分を強く見せたいもの。 それにしても、三島由紀夫の若いころの写真、 ほっそりしていて顔も女のように美しい。 実際、女以上に美しいと言われて、内心、喜び、自分自信を毛嫌いし、 青春期はかなり葛藤していたみたいだな。 現在も活躍するオカマの大御所にオカマになるよう勧められたこともあるようだ。
146 :
吾輩は名無しである :2009/01/03(土) 19:16:42
三島がオカマになっていたらかなり売れっ子になり、 今でも結構、奇麗だったのでは?
海と夕焼けが特に素晴らしいと俺は思う 状況描写が…もうなんとも…
夕焼はすっかり終わった。 で、涙ドバーツ
ニァアニャアと変な声を出してそこら中を歩き回るのはやめて下さい。じゃなきゃ明日から天井で運動会を開きますよ。 と言ったところでパクリと食べられてしまうがオチでしょう
明治以降の日本文学で作家を三人挙げろと言われたら、 夏目漱石・谷崎潤一郎・三島由紀夫 だね。 二人にしろと言われたら、 漱石と三島 だ。 一人にしろと言われたら、 三島 だね。
151 :
吾輩は名無しである :2009/01/03(土) 21:10:01
↑ 森鴎外は?
>>145 > 実際、女以上に美しいと言われて、内心、喜び、
↑そんな記述どこにもないよ。三島は色は白くて痩せてたけど毛深いからね。
> 現在も活躍するオカマの大御所にオカマになるよう勧められたこともあるようだ。
↑誰よそれ?そんな話聞いたことも読んだこともないけど。ガセネタご苦労様。
なんで三島を読みたくなるのか? それは自己愛性人格障害に対する処方箋を探す人間の 苦悩と挫折を生々しく体感できるからではないだろうか どうだろう
>>154 三島文学はあなたが考えているようなケチな文学じゃありませんよ。
この間徳川さんと志賀直哉氏の御宅にうかがひ、意外なサッパリしたよい方で、御作の印象と比べふしぎの感さへいたしました。 志賀氏はなにしろ大物にて、我々としても摂るべきところも多くあり、決して摂つてはならぬ所も多々あり、 こちらの気持がしつかりしてゐれバ、決して単なるわがままな白樺式自由主義者ではいらつしやらぬことを思ひました。 今の世の隠者の一模範とさへ思はれますが、仰言ることは半ばは耳傾けてうかがつて頗る有益なことであり、半ばは、我らの学ぶべき考へ方ではないといふことでございました。 平岡公房(三島由紀夫)18歳 清水文雄への書簡から
安部公房と勘違いしてないか?
三島由紀夫が現憲法の矛盾、改正を提起した「問題提起」という論文は、憲法第一条、第二条、第二十条、第九条の欺瞞と矛盾、改正の必要性を問題提起した憲法改正草案論文です。 『日本改正案―三島由紀夫と楯の会』(松藤竹二郎著)、または三島由紀夫全集36巻に記載されています。 憲法九条を改正するときは、第一章の天皇問題と、第二十条をセットで変えなければ、却ってアメリカの思う壷だとした、理路整然とした論文で、心ある日本人必読の論文です。
162 :
吾輩は名無しである :2009/01/05(月) 09:31:51
熟読しもしないで、ああだこうだと理屈をつけてる厨房はもうこのスレには要らない。
「農園」 今週の月曜でした。 唱歌がをはつておべん当をいただかうと思つて、教室にはひつて来ました。 すると、おけうだんの上に大きなかごがあつて、その中にはたくさんそら豆がはひつてゐました。 僕はうれしくて、うれしくて、「早くくださればいいなあ」とまつてゐたら、おべんたうがすんだら、皆のハンカチーフにたくさん入れて下さいました。 おうちへかへつて塩ゆでにしていただいたら、大変おいしうございました。 思へば、三年のニ学きでした。 おいしいみが、たくさんなるやうにとそらまめのたねを折つてまいたのでした。 果して、たねはめが出、はがでて、今ではおいしいみがたくさんなつて、僕たちがかうしていただくまでになつたのでした。 …又この間は五六年のうゑた、さつまいもの苗に水をかけました。秋になつたらこのおいもも僕達の口の中へはひる事でせう。 平岡公威(三島由紀夫)9歳の作文から
「我が国旗」 徳川時代の末、波静かなる瀬戸内海、或は江戸の隅田川など、あらゆる船の帆には白地に朱の円がゑがかれて居た。 朝日を背にすれば、いよよ美しく、夕日に照りはえ尊く見えた。 それは鹿児島の大大名、天下に聞えた島津斉彬が外国の国旗と間違へぬ様にと案出したもので、是が我が国旗、日の丸の始まりである。 模様は至極簡単であるが、非常な威厳と尊さがひらめいて居る。 之ぞ日出づる国の国旗にふさはしいではないか。 それから時代は変り、将軍は大政奉くわんして、明治の御代となつた。 明治三年、天皇は、この旗を国旗とお定めになつた。そして人々は、これを日の丸と呼んで居る。 からりと晴れた大空に、高くのぼつた太陽。それが日の丸である。 平岡公威(三島由紀夫)11歳の作文
つまらないことを書きますが、認識だけでは世界は変わらないのですか? 高尚な人間なら認識で世界を変えることはできそうな気がしますが、 私は(精神的に)低俗なので分りません。 もし認識だけで世界を変えることができる、という方がいましたら教えてください。
>>166 人間の認識は生きてる間はそうそう変わらないから、認識を変えること自体が困難では?
認識で世界から隠された事実を引き出すことは可能だろ。精神分析みたいに。 しかし、スレチじゃねえの?
精神分析(笑)
170 :
吾輩は名無しである :2009/01/05(月) 21:14:52
三島の事よく知らないんだが一言で表すとどんな人?
171 :
吾輩は名無しである :2009/01/05(月) 21:23:37
ホモ
右翼ではない。 右翼に担がれたりするのは彼にとっては不本意だと思う。
>>172 そもそも右翼っていうのは、GHQや共産党が保守系や皇道派をそう呼んで悪いイメージを植え付けて決めつけた言葉だから。
三島は皇道派です。
>>172 右翼に担がれるより、バカサヨクに自分の日本に遺した問題提起や考えが否定される方が迷惑だと思う。
一言で表せないからどうでもいいよ。
たくさんの言葉でも表せないのなら、一言でいい。 三島は…… 三島だ。
180 :
吾輩は名無しである :2009/01/05(月) 22:28:38
三島に関するオススメの評論ってありますか?
>>180 最近出た西尾幹二の本が思ったより良かったよ。
>>180 私がかなり参考になって納得したのは、徳岡孝夫、橋川文三、猪瀬直樹、富岡幸一郎、田坂昂、西尾幹二、などです。
>>180 短いが、岸田秀の三島論は異色で、かつうまいところをついている。
184 :
182 :2009/01/05(月) 23:00:45
>>180 あと、小室直樹も参考になりました。
評論でなく、身近な友人の三谷信や、父親、平岡梓の書いた本も参考になります。
185 :
182 :2009/01/05(月) 23:28:40
でも一番は三島由紀夫本人のエッセイや作品、論文を自分自身で読むことですね。 関連本や三島論には、緻密なものもある一方、ゴミみたいな駄評も沢山あるからね。
186 :
吾輩は名無しである :2009/01/06(火) 05:20:53
富岡さんの三島論みたいのはよかった。やっぱ一流の文芸評論家はすごいよね。福田和也(笑) あと、評論ではないが、美輪さんの話を聞くと三島さんの意外な面も見えて面白いかも 三島さんが20半ばを過ぎてから、ジーパンと革ジャンを着たいと美輪さんに相談して、わざわざアメ横まで付き添いしてもらったことや、 美輪さんに対して、三島さんのお母さんが快く思ってなかったから、三島さん宅(実家?)に美輪さん呼ぶときも、「今日はおふくろがいないから大丈夫だ」みたいな確認をしてたらしいw
・・・
おとといテレビで美輪が三島の話してたね。 美輪が、恋人の赤木圭一郎が死んで自殺したいと三島由紀夫に打ち明けたら、 「死ねばいい。ただし、愛の讃歌を歌いこなせるようになってからその後死ねばいい」と三島が言ったらしい。 ちょっと森山直太朗の歌を先取りしてたんだな、と思った。
自演切腹の写真を見たがただのオナヌーにしかみえん あの写真について詳しく教えてくれw
>>190 見たならそれでいいじゃないの。憂国のDVDも見れば?
>>191 あの写真はいつ何のために撮ったのかとか気になる!
憂国のDVDみたよ〜ニコニコだけどwwMISHIMAも
>>192 あの写真って言われても写真集持ってないから判らないよ。
細江英公や篠山紀信の写真集の写真なら、三島作品の繋がりの企画でしょう。
>>193 自演切腹のことです自分も写真集もってないから分かりませんw
企画だったのか
文明社会では、男でも女でも、この機能美と装飾美の価値が顛倒している。 男の裸がグロテスクなどという石原慎太郎の意見は、いかにも文明に毒された低級な俗見である。 三島由紀夫 「機能と美」より
196 :
吾輩は名無しである :2009/01/06(火) 21:21:52
三島の裸が、装飾美であることは明らかなのだが……
薔薇刑とか今すごく高いですよね? 写真集は文庫本で460円か… 見たいな…!
>>196 それならジムやら健康のために鍛えてる現代人は皆、装飾美だわ。
肉体労働で自然に筋肉のついた人以外は。
昔と違い、今の天国は老人でいっぱいだ みたいな事書いてある文章ってタイトルなんでしたっけ?
中身は覚えてるけど、どのエッセイか忘れた。
そのころの天国は美しい若者であふれていただろうに、 今の天国は醜いであろう、 つうような意味だったような。 「心中論」かと思ったら違ったな。
>>203 ギリシャ時代の平均寿命が短かった、とか出てこなかったですか?
確かそんな感じだった。
それはさうと、昨今の政治情勢は、小生がもし二十五歳であつて、政治的関心があつたら、気が狂ふだらう、と思はれます。 偽善、欺瞞の甚だしきもの。そしてこの見かけの平和の裡に、癌症状は着々進行し、失ったら二度と取り返しのつかぬ「日本」は、無視され軽んぜられ、蹂躙され、一日一日影が薄くなつてゆきます。 戦後の「日本」が、小生には、可哀想な若い未亡人のやうに思はれてゐました。 良人といふ権威に去られ、よるべなく身をひそめて生きてゐる未亡人のやうに。 三島由紀夫 清水文雄への書簡から
下品な比喩ですが、彼女はまだ若かつたから、日本の男が誰か一人立上れば、彼女をもう一度女にしてやることができたのでした。 しかし、口さきばかり巧い、彼女の財産を狙ふ男ばかり周囲にあらはれ、つひに誰一人、彼女を再び女にしてやる男が現はれることなく、彼女は年を取つてゆきます。 彼女が老いてゆく、衰へてゆく、皺だらけになつてゆく、私にはとてもそれが見てゐられません。 三島由紀夫 清水文雄への書簡から
このごろ外人に会ふたびに、すぐ「日本はどうなつて行くのだ?日本はなくなつてしまふではないか」と心配さうに訊かれます。 日本人から同じことを訊かれたことはたえてありません。「これでいいぢゃないか、結構ぢゃないか、角を立てずに、まあまあ」さういふのが利口な大人のやることで、日本中が利口な大人になつてしまひました。 スウェーデンはロシアに敗れて百五十年、つひに国民精神を回復することなく、いやらしい、富んだ、文化的創造力の皆無な、偽善の国になりました。 この間もベトナム残虐行為査問会(ストックホルム)で、繃帯をした汚ないベトナム農民が証言台に立ち、犬をつれた、いい洋服の中年のスウェーデン人たちがこれを傾聴してゐるのに、違和感を感じる、と書いてゐる人がゐましたが、 日本が歩みつつある道は、正に、「犬を連れた、いい洋服の中年男で、外国の反戦運動に手を貸す『良心的』な男」の道です。 三島由紀夫 清水文雄への書簡から
…いまは、ナショナリズムと安保を両手にかかえて、なんとかのんきに暮らしたいというのが大部分で、あいまいな状態が続いているんです。 だけれども、どっちかいまに捨てたくなりますね。きっとそうなるですよ。 そうなったときは、自民党は完全にメッキがはげますね。自民党のいっていたことは、必ずしも日本のためであるかどうか疑わしい。 もちろん社会党も、共産党のいっていることも疑わしい、公明党のいっていることも疑わしい、ということになりますね。 三島由紀夫 対談「剣か花か」より
209 :
黒蜥蜴 :2009/01/08(木) 14:35:17
若く美しい人たちを見るとあたくし寂しくなるの。 10年後、20年後にはこの人たちはどうなるんだろうって...
三島生誕100年には、今年の太宰のように主要作品が映画化されるのかな。
春の雪の映画化で、実写はやめて 日本が世界に誇るアニメ技術でアニメ映画化をして欲しいと願う。
蟲師のアニメ版のスタッフが結集して製作してほしい
若輩者ですが今春の雪を読み終わった。なんて美しい文章なんだろう。3駅も乗り過ごした …清顕(ノД`)・゚・。
216 :
吾輩は名無しである :2009/01/09(金) 20:11:12
質問ですが、三島がスポーツをやることについての効用を エッセイで書いていたようですが、 それはどういうタイトルで、どの本に載っていたでしょうか?
>>216 そんなもん、ありすぎる。
「裸体と衣装」の最後でも、ちょっと書いてる。
>>212 それは、一つの意見としてはあってもいいが、今となっては、三島の唯一の取り柄ともいえる描写を
アニメで表現できるか、それが疑問だ。実写の方が、春の雪の情緒を表現できそうな気がする。
219 :
吾輩は名無しである :2009/01/09(金) 21:30:12
>>212 ♪ぽーにょぽーにょぽにょ三島の子
自分が 大好き 男の子♪
>>216 「実感的スポーツ論」です。ちくま文庫の、私の遍歴時代にありますよ。
アニメ化するなら「潮騒」だろ。 確かもうしてたと思うけど。
イケメンキャラで仮面の告白
映画「MISHIMA」の中の少年時代をやった男の子は イケメンというのとは違うのかもしれないが美少年だったよ。
三島作品には、ジャニタレは避けてほしいね。
>>221 「潮騒」のたき火越えは実写の方がいいなぁ。
226 :
吾輩は名無しである :2009/01/10(土) 15:48:42
何度も言ってるがガッキーが腐らない内に初江をやらせるべきだよ!「目を開いちゃいかんぜ!」って言う台詞も似合いそうだし もしくは栗山千秋で黒蜥蜴w
>>226 ちゃんと山口百恵のように下着を脱ぐところまでやってほしいね。
どうせならおっぱいも見せて、三島文学の描写を再現してほしい。
新治役ももちろんフンドシで。
栗山千秋の黒蜥蜴もいいね。クレオパトラの髪で鞭でもふるったら男性客が動員できそう。
アニメ化なら美しい星もいいと思う
後半の討論はどうするんだw
口をひたすら動かすだけ。安く上がるぞ。
231 :
吾輩は名無しである :2009/01/11(日) 04:52:50
>>180 どんな目的で評論を探しているのか知らないが、、、
作品を読めば、そんなものはいらないと思うけど。
三島を、切腹だの右翼だの唯美などと評論してる奴って、作品を読まず他人の評論だけを読んで評論してる奴だと思うんだが。
232 :
吾輩は名無しである :2009/01/11(日) 07:45:19
アニメ化やら、映像化やら、三島作品を愚弄しないでやるには、台詞をそのまま 遵守してやんなきゃだめ。長いぞー。美しい星の討論なんて一話分で一人しゃべるくらいだろうな。 春の雪にしろ、哲学議論を抜きにしてアニメもクソもない。
>>231 馬鹿なアンチによくいるよね、そういう輩。
…タクシーに乗っていたとき、ラジオで無着成恭が子供の質問に答えていたんです。 子供が「先生、スサノオノミコトとか、アマテラスオオミカミの話は本当にあったんですか」ときくと、 その無着が「チミ、それね、ぼくこれからハナスしるけどね。あのスンワ(神話)というのは、ほんとうのハナスと違うの。 …アマテラスオオミカミ(天照大神)ツウ人がいだの。それがらスサノオノミコト、ツウ人がいだの。これが悪い人でね、何したがどいうど、 まんず、田んぼ荒らして米とれなぐしたの。…それがら機織りをこわして……」(笑) これじゃ、ぼくは子供が可哀想になっちゃった。(笑)唯物史観の、つまり、やり方を教えて、まず基本的な生産関係の生産手段の破壊とか、そういうところから教えていって、それがいかにいけないことかと。 そして神話的なことを全部リアリスティックに教えている。 三島由紀夫 対談「天に代わりて」より
子供の雑誌なんかをみていますと、手塚治虫などがやはり神話を書いている。 たとえば神武天皇など他民族を侵略した蛮族の酋長にしている。 日本に古代奴隷制なんてないんですが、奴隷たちが苦しめられて鞭で打たれて、そこで金の鳥が弓の上にとまったりして、それで人民を威嚇して……と、全部そういう話です。 …小学生や子供が読むのは、大学生が読むのとは違うでしょう。 これがなんでもないような女の子向きのマンガの中に、支配階級を倒せとか、資本主義はいかんとか、それがたくみにしみ込むように織りこんである。 大人が神経をつかっても、いつのまにか侵入してきているんですよ。 三島由紀夫 対談「天に代わりて」より
>>232 哲学議論で秀逸なのは、金閣寺の柏木と、美しい星かな。
天人五衰の、猫と鼠の話などの寓話も興味深くて面白いね。
237 :
吾輩は名無しである :2009/01/11(日) 22:58:06
春の雪の本多も健在。舌が回る回る。
戯曲のほうはもっとしゃべるのがいるぞ。
239 :
吾輩は名無しである :2009/01/12(月) 06:55:33
しかし美しい星1番の名シーンは妊娠検査だと思う。
そんなばかな
今から考えてみると、「豊饒の海」が最後に突入していったのは、物事のすべてが「存在の耐えられない軽さ」を生き、 ノスタルジア(懐旧)とパスティッシュ(模倣)の原理のもとに操作されてゆく、ポストモダンの薄明のことだったような気がしています。 わたしが大学生活を送った1970年代は、10年間を通して、あなたの名前(三島由紀夫)が忌避され、排除されてきた時代でした。 大学院の研究室でも、同級生どうしの会合でも、あなたの死のみならず、その作品について言及することは場違いであり、 できればあなたのような文学者が戦後日本に存在していなかったかのように振舞うのが、暗黙の了解であるような日々が続いていました。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
日本のポストモダン社会は、三島由紀夫の不在によって、安心して自己実現を達成したのです。 70年代と80年代を代表するイデオローグであった山口昌男と蓮見重彦を考えてみたとき、それは明らかとなるでしょう。 山口はあなた(三島)が悲劇的なもの、崇高なものに魅惑されていたのとは対照的に、それらから意図的に距離を置き、喜劇的なもの、道化的なものに焦点を当てました。 …一方の蓮見は、あなたと同じ学習院に学び、皇族と人脈的な関係をもつことにきわめて野心的な人物でしたが、一貫してあなたを嫌っていることを公言していました。 …あなたの全集が再び編集され、刊行されていなかった日記や書簡が公にされたり、…あなたの行動の全体が次の世代によって再検討の対象となるようになったのは、 2000年代に入り、先の二人の知的扇動家の影響が消え去ったことと、軌を一にしているのは、けっして偶然ではありません。 四方田犬彦 「時間に楔を打ち込んだ男」より
243 :
吾輩は名無しである :2009/01/12(月) 16:03:16
「禁色」の主人公の美青年のように、ミステリアスな雰囲気の男性が主人公の話、教えてください。
245 :
吾輩は名無しである :2009/01/12(月) 16:27:14
>>245 ないです。
同性愛の色彩のあるのは、仮面の告白です。
三島作品の中で、南悠一に一番似ているのは、「沈める滝」の城所昇じゃ ないか? しかし、三島って「ノボル」って名前が好きだね。午後の曳航も登だ。
「顕」という字の名前が多い気がします。
249 :
吾輩は名無しである :2009/01/13(火) 10:38:32
三島本人のように、ナルシスト、自己愛が強い主人公の男が出てくる話はありますか?
>>249 なんで人に訊ねるほど、作品をよく知らず読んでいないのに、三島由紀夫がナルシスト、自己愛が強いって解るんですか?
個人的なお知り合いだったんでしょうか。
「恋愛小説ベストスリー」三島由紀夫 日本文学… 曽根崎心中(巣林子) 男色大鑑(西鶴) 春琴抄(谷崎潤一郎) 外国文学… クレエヴの奥方(ラファイエット夫人) アルマンス(スタンダール) ドルヂェル伯の舞踏会(ラディゲ)
>>200 細江英公の他の著書のなかに、薔薇刑の一部が載ってるみたいですよ。
それは図書館のリストにもありました。
253 :
吾輩は名無しである :2009/01/13(火) 18:59:49
>250 芸術家ならナルシズム的要素があって当然じゃないか?
反貞女大学面白いw
当然じゃないだろうな。
いややっぱり当然だ。
257 :
吾輩は名無しである :2009/01/13(火) 19:13:21
てか
>>249 の質問は変。鎌かけてるんでしょう。腐女子が。
259 :
249 :2009/01/13(火) 22:51:25
腐女子は2chじゃ皆そういうんだ
>>254 あれは不道徳教育講座のようで面白いね。
262 :
249 :2009/01/13(火) 23:05:05
>>260 ガチオスでつよwww
腐ではないが、ガチホモではあるwww
263 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/13(火) 23:31:34
三島由紀夫はナルシストなのか?
264 :
249 :2009/01/13(火) 23:43:10
>>263 どう考えても、ナルシストです。
じゃなかったら、用もないのにいい歳して筋トレなんかしません。
自分の容姿に大きなコンプレックスを抱いたナルシストです。
265 :
(o`.´o)materialist :2009/01/13(火) 23:54:08
作家は皆自意識過剰のナルですよ(笑)
▲川端康成と三島由紀夫の関係の堤堯氏の指摘 堤堯氏は雑誌『WiLL』2007年1月号の「ある編集者のオデッセイ」で、三島、川端両氏の間にノーベル賞を巡ってすさまじい確執があったことを書き記しています。 「まあ、運がいいんでしょう。拾いものみたいなものですからね」との鼎談での川端の発言は受賞を謙遜していますが、 ノーベル賞獲得への猛烈な執念を押し隠したもので、その執念を知る三島はどんな気持ちで聞いていたことでしょう。 鼎談の二日前でノーベル賞を受賞する前日の昭和43年10月16日、川端は三島に次の手紙を出しています。 「拝啓 春の海(春の雪ではなく!)奔馬 過日無上の感動にてまことに至福に存じました・・・」 鼎談の時までに、三島がこの手紙に目通ししていたのであれば、川端の雑駁な誤記を胸に深く畳んで収録に臨んでいたのです。
受賞発表の17日候補者である三島は毎日新聞に待機して発表を待っていました。川端受賞の報を受けるとその場で祝辞の稿を書き上げます。 「川端康成氏の受賞は、日本の誇りであり、日本文学の名誉である。これにまさる慶びはない。 川端氏は日本文学のもっともあえかな、もっとも幽玄な伝統を受け継ぎつつ、一方つねにこの危うい近代化をいそいできた国の精神の危機の尖端を歩いて来られた。 その白刃渡りのような緊迫した精神史は、いつもなよやかな繊細な文体に包まれ、氏の近代の絶望は、かならず古典的な美の静謐に融かし込まれていた。 ノーベル文学賞が、氏の完璧な作品の制作と、その内面との、文学者としてのもっとも真摯な戦いに与えられたことの意義はまことに大きい。 それはひとり川端氏のみでなく、千数百年にわたる日本の文学伝統と、同時に、日本の近代文学者の苦闘に対して与えられたものと感じられるからである」 実に格調高く、日本人作家としてともに受賞をよろこんでいる気持ちが伝わってきます。 しかしタペストリーの表糸のような、明朗優美な表現とはトーンの異なる、陰影を帯びた鋭利な裏糸が縫い込まれた件りが次に現れます。
「人間に対する真の愛情とは? ここに氏の文学の、表面にあらわれぬ深い主題がある。 すなわち、古典的な優雅な文体の下に、氏の文学には、近代文学のもっとも先鋭な主題『そもそも人間が人間を愛することができるか?』という設問が隠れているからである」 『そもそも川端は人間を愛することができるのか?』 『常に師川端を立て、文学上はもちろん私生活の部分でも細やかな配慮の塊のような弟子三島を愛することができるのか?』と読み替えると、とても鋭利な川端への問いかけとなります。
更にこう続きます。 「スエーデンに紹介された氏の作品は『雪国』、『千羽鶴』、『古都』の三篇の由であるが、この中に氏の近年の傑作『眠れる美女』が含まれていないのは残念である」 『眠れる美女』(昭和36年)を、これほど熱意を入れて評価する文壇人、評論家は何人いたのでしょう。三島だけではなかったでしょうか。 翌日のテレビ収録でも「『眠れる美女』なんてのは傑作だと思うんですがね」と牽強付会的に、この作品名を挙げています。このしつこさは異常です。 毎日新聞の三島の祝辞を読んで川端は内心ビックリし、収録時も面を食らったことでしょう。 三島が川端への祝辞記事や鼎談での発言で、『眠れる美女』の作品名を執拗に挙げたのはなぜなのか、奇妙な観をぬぐえません。
▲『眠れる美女』に関して 元文芸春秋編集長の堤氏は『眠れる美女』の三島代作説を肯定しています。 もし「代作」なら作品はどのように完成されたのでしょう? 三島がモチーフを提供しただけなのか、下書き的な草稿を作成したのか、川端のモチーフを元に、あるいは川端が書きかけたものを三島が完成させたのか・・・。そういう共作的なものだったのか? 川端作品を三島が「代作」した証拠はありません。その必要も事情も見当たりません。しかしそれにも拘わらず、文壇・出版界に根強く代作説は流布しています。
271 :
249 :2009/01/14(水) 00:05:53
ナルシスト・自己愛じゃなかったら あの時代に、モデルでもない一端の小説家が、筋トレまでして ヘアヌードまで写った写真集なんて作らないでしょう。 あれを見てナルシストじゃないと証明するほうが難しい。
272 :
(o`.´o)materialist :2009/01/14(水) 00:19:08
川端の「代作」は有名ですよ(笑)菊池の愛人の佐藤が暴露して増すし、川端が生前に全集に入れなかった「東京の人」なぞは代作と云われて折り増す殻ねぇ〜(笑)
274 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/14(水) 00:50:08
ボディビルやったのはナルシシズムというより変身願望じゃないの?
275 :
249 :2009/01/14(水) 00:59:42
三島は ホモでナルでマゾなのは確実
>>272 へ〜、じゃあ三島の件も噂だけじゃなく、本当なのかな。
「眠れる美女」読むと三島作品と言われても違和感ない感じもするね。
涙目くん登場
279 :
249 :2009/01/14(水) 01:28:19
280 :
249 :2009/01/14(水) 01:30:05
映画「MISHIMA」と「憂国」を見れば一目瞭然 ホモナルマゾ
お誕生日おめでとうございます!
282 :
吾輩は名無しである :2009/01/14(水) 02:43:10
【追悼】小泉政権の犠牲となった英霊たち(‐人‐) この国の闇は深い。真相解明は、次の世代まで待たなければならないかもしれない。しかし、我々日本人は、彼らを決して忘れない。 ◎石井紘基(1940年11月6日〜2002年10月25日)民主党議員。政治家や官僚の腐敗を追及し、怖れられていた。 右翼を名乗る男に刺殺される。享年62。重要な情報を手に入れていたという噂があり、死亡直前に「これで与党がひっくり返る」などと発言していたという。 ◎平田聡(1965年?〜2003年4月24日)会計士。りそな銀行の監査責任者。マンションの12階から転落死。享年38。 ◎香田証生(1979年11月29日〜2004年10月29日?)イラクで自衛隊撤退を求める勢力の人質となる。小泉首相が「テロには屈しない!」のワンフレーズを繰り返す中、無残な斬首死体となって発見される。享年24。 ◎野口英昭(1968年?〜2006年1月18日)エイチ・エス証券副社長。ライブドア事件のキーマンの1人と言われる。沖縄のホテルで、フロントに助けを呼びつつ割腹自殺。享年38。 ◎山口剛彦(1941年12月30日〜2008年11月18日?)。厚生官僚。享年66。年金制度改正に携わり、小泉厚相の下、厚生事務次官を務める。 温厚な人柄で慕われていたが、退官後、自宅にて夫人とともに惨殺される。近く、野党が証人喚問を行う予定であったと言われる。 ※ 他 多 数
283 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/14(水) 08:44:10
ホモでマゾだったのはガチ。
コテにはろくなのがいないな
>>280 「MISHIMA」は他人が作った映画。
「薔薇刑」の基本的テーマは「生と死」「エロスとタナトス」であり、それは三島由紀夫を被写体とするところの私の主観的ドキュメンタリー作品である。 そこで理解してもらいことは、三島氏は自分を「被写体」と呼び、最初から最後まで完全に「被写体」に徹してくれた。 だからハリウッドの映画監督がつくった映画「MISHIMA」の中で私らしい写真家が登場するが、 そこで画面上のMISHIMAがカメラをかまえる写真家に向かってカメラの位置を変えるように手で指示するシーンがでてくるが、あんなことは絶対になかったし、ありえないことだ。 細江英公 「誠実なる警告」より
1月14日 三島由紀夫 生誕84年
>>283 マゾヒズムとナルシズムは心理的に二対一体のようなもの。
自己像に嫌悪している人間にマゾヒズムは皆無といっていい。
逆にサディズムの人間は、自己像に無関心な人間が大半。
誤解無きよう、ナルシズムは全てマゾという逆説は成り立たない件。
イケメンでちょっとナル入ってるマゾでホモの俺が言うので、コレ確定。
さまざまなサド・マゾとの接触、関連文献で得た結論也。
よって三島も ホモセクシャル・マゾヒズム→ナルシズム
の可能性がかなり濃厚也。
自身の肉体改造嗜好+ホモ+マゾ+家庭を省みない私生活
これだけで、ナルシズム(自己愛)の要素は必要十分条件を満たす。
>>289 マゾヒズムとサディズムは、そんなにはっきり区別できるものじゃないからね。
一人の人間のなかに両要素あることも珍しくないし。
あなたのその単細胞な馬鹿晒しで何にも解ってないのが露呈しました。
あなたのように中身も解らずにただ、印象で学問のように分類している低脳には、三島の文学は到底理解出来ないでしょう。
>>289 それから、家庭を省みない私生活って、なんで他人のあなたにそんなことが言えるんですか?
三島の知り合いだった人達の本をみても、ひとつもそんな証言内容ありませんけど。
>>289 それに、ナルとかマゾとか、そんな初歩的なつまんないこといつまでもこだわって騒いでるのはあなただけだから。
>>289 がたがたつまんない能書きたれたり、私がまだ見ていないヘアヌード写真集(?)とかまで探って見てる労や暇があるなら
>>249 でいちいち人に訊ねてないで、自分で三島作品を読み進めて探せばいいでしょう。
兎に角 ホモセクシャル マゾヒズム ナルシシズム は確定なんで、そこんとこよろチクBi
▲「川端康成氏を囲んで」の会話 川端 ― (私の作品を)面白がる人は非常に面白がる。思いも懸けない小説みたいなものを読んだ気がするんじゃないんでしょうか。 三島 ― 私がこれから楽しみにしておりますのはね、川端さんの御作が、これを機会に向こうでどんどん(翻訳されて)出ると思うんですね。 たとえば『眠れる美女』なんてのは傑作だと思うんですがね。 川端さんの作品で非常に構成的でしょう。
>>291 女房、子供もいる身で、男色にうつつをぬかしてる時点で
どう考えても家族想いとは思えませんが。
これ以上にあんたに何か反論できまつか?
出来るなら、あんたの常識という思考回路が壊れていまつ。
>>290 文学の問題と性指向の問題は切り離せよな
俺は何も三島文学の面では何も否定していませんが、何か?
文学の才能を持ち出してきて、性指向の話題を煙に巻こうとするおまいのほうが低脳なんで。そこんとこよろしく。
サドとマゾが表裏一体なんてこと、あんたに指摘されなくても知ってまつがwww
>>295 そんなことは人それぞれ作品を読んで判断することだから。
「確定」とか言ってる時点で恣意が入り、人の意見を拒絶してることで、あなたの低脳を晒してるだけでしょうね。
>>297 男色にうつつをぬかしてた、なんて噂さえありませんけどね。
福島の本でさえもそんなこと書いてませんが。
それに、あなたが家族思いに感じないことなんか関係ないでしょう。実際に三島の家族がそう言ってるわけじゃないんだから。
>>298 いや、あなたは私が指摘する前は、マゾとサドの人間をはっきり分類して語ってましたよ。誤魔化しても無駄だから。
そんな単純なあなたに三島文学は理解不能だと言っただけで、私は何も文学と嗜好を分けてませんから。
人の日本語読めないあなたには、ますます三島文学は読めないでしょうね。
第一、具体的に作品の中身に言及してないし、ナルシストの主人公はありますか、と人にいちいち訊ねてるほどだから読んでない証拠でしょう。
>>298 ちゃんと読んでて文学の面で否定してないなら、眠れる美女の三島作品説についてのあなたの意見を語ってください。
>>300 「確定」なんて言葉遊びにいちいち反応するな。めんどくさいw
あのね、「性指向」と「性嗜好」とは日本語が全く違いますので、あしからず。
そんな日本語も使い分けられない貴方には、ますます三島文学は語れないでしょうね。
人の揚げ足取る前に、自分の足元を見直してくらはいwwよろちくび
それと、誤魔化すも何も現役のホモマゾナルの俺にどんな説法を垂れても、釈迦に説法でつので。
受け売りの知識でノーガキ垂れるあんたとは格が違いまつので。
おまいにサド・マゾ講義をするために書いたのではありませんので、省略、極論化していることに気付け。
それと三島の家族、三島の家族ってうるさい。おまいは三島の親族か!?
何を頑なに守ろうとしてるのかが分からん。
おまいが三島の血族なら、俺はおまいの足の指でも舐めてやる。
>>302 はいはい、論破されて言葉遊びで誤魔化してナルシストだの騒いでるだけの低脳は、あなたでしょう。
だいたい、ホモやバイは、男の心理も女の心理もわかるってこと。
ナルシストは俳優などを見てもわかるように、芸術や作品思想のテーマを表現するのに、必要不可欠な存在や要素。
マゾヒストは、挺身、殉教者に不可欠な要素。
以上、何も問題でもなんでもないことを、いつまでも貶しネタだと思いこんで(笑)騒いでるあなたが間抜けでしょうね。
>>304 あの程度で、論破ってw
どんだけwww
論破と書けば、勝ったと思う単細胞乙
>>304 あと、ホモ=女の心理 ってのも、低脳・単細胞すぐる。
おでは、性同一性障害ではないのでつ。
マンコの気持ちは分かりません。
チンポをしゃぶってからホモを語れ、このノーガキ野郎。
>>306 だから、あなたと三島は違う人間だから。
三島個人がホモかどうかなんかどうでもいいの。作品やエッセイが面白いから。
>>308 アンチじゃないなら、作品や著書の中身のことに言及しなさいよ。
さて、くだらないバカに付き合ってると何もできなくなるから、さようなら。
>>309 じゃあ、(三島みたいなw)ナルシスが主人公の作品を教えてくれ。
自己を投影した(風味でも良い)様な作品。
本題はそれだけだ。
それにいちいち突っかかってくる、バカが居たから荒れただけだ。
荒らしたのは住人の責任。
312 :
吾輩は名無しである :2009/01/14(水) 14:30:20
どいつもコイツも大した事ねーな。
>>311 うるさいな。教えてやるよ、チンコかじり虫。
「鏡子の家」の収だよ。ただし主人公は複数いますからね。
▲最後の川端康成と三島由紀夫の手紙 昭和47年4月梓(三島の父親)は川端から、彼(川端)が自死する直前に長い手紙を受け取っています。 しかし 「その内容についてはもちろん絶対にノーコメントですが、川端さんのまったく意外な点が実によく表れていて興味をひかれました。 とまれ家宝にして永く大切に保存してゆきたいと思っています」 と封印され公になっていません。 これが「眠れる美女」の三島代作説や川端の三島への思いを明らかにしてくれる(カギとなる)可能性があります。 昭和45年7月8付で三島が富士の演習場から川端に投函した鉛筆書きの手紙がありました。 これは親族(川端の)により焼却されたそうです。
316 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 01:40:41
男色盗作家
松がえかざしに さしつれば はるのゆきこそ ふりかゝれ 平岡公威(三島由紀夫)高等科一年のメモ
318 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 11:38:51
マゾ作家
トリバレ=キチガイ荒し
320 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 11:57:46
ケツマンコユルユル作家
もうみんな一列になって三島さんにちんこビンタされちまえ
323 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 15:23:02
三島がちんこビンタ「されたい」という件
ツマンネ
325 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 17:05:00
>311 「スター」なんかナルシス全開の男が主人公だよ。 題名ちがうかもしれない。 三島が映画出演したときの経験を基に書いたという短編。
326 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 17:31:41
スタア
327 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 17:46:14
近代西欧文明がもたらした物質万能への傾倒が、いまや極点に達していることは言うまでもない。 人間としての存在が、どうあらねばならないのか。それを問う時はきている。 三島由紀夫は、究極のところ、そのことを人々に問いかけたのだ。 作品によって問いつづけ、さらには自決によって問うた。いや、問うたというよりも、死の世界に生きることを選び、この世への「見返し」を選んだ。 五年後、十年後、いや百年後のことかもしれない。だか、そのとき三島由紀夫は、復活などというアイマイなものでなく、さらに確実な形……存在として、この世に生きるであろう。 小室直樹 「三島由紀夫と『天皇』」より
唯識論入門として、(暁の寺は)これほど簡にして要を得たものを知らない。 難解なことで有名な仏教哲学の最高峰が、われわれの足下に横たわっているのだ。 仏教を研究しようとする学徒のあいだでは、よく、倶舎三年、唯識八年、といわれる。 『倶舎論』を理解するのには三年かかり、唯識論を理解するのには八年はたっぷりかかるというのだ。 それが僅か三島由紀夫の作品では十二頁にまとめられている。エッセンスはここにつきている。くりかえし精読する価値は十分にある。 小室直樹 「三島由紀夫と天皇」より
三島君の熱望は決して政治概念としての天皇の復活、したがって明治憲法復元論でもなく、ただ左右の全体主義(共産主義とファシズム)に対抗する唯一の理念としての「文化の全体性と統括者としての天皇」の復活と定立であった。 このような定立が、「古代の夢」は別として、日本の歴史において実現された実例があったかどうかは論争的として残るが、その試みが幾たびか行われて、多くの忠臣と志士がこの夢に命を捧げたことは事実である。 林房雄 「三島由紀夫が死んだ日」より
>>331 それにしても、林房雄の文章はひどいものだなw
『決して…、したがって…、』
↑
したがっての使い方が変だろう。論文では通用しない書き方だぜ。
バアサンは、林房雄を引用するときには注意した方がいいぞ。
バアサン自身が、馬鹿だと思われかねないからねwww
>>332 団塊ジジイかポストモダンジジイのあんたにバアサン呼ばわりされる筋合いないね。
別にその文も意味は通じるし、接続詞の使い方も間違ってるってほどじゃなく、流麗じゃないってだけでしょう。
小姑みたいにねちねち小うるさいジジイだね。ジジイになると女みたいにねちっこくなるのかな。
お気の毒様。
ある政治家が「狂気の沙汰」と呼び、これに迎合するかのようにある作家が「精神分裂症」と診断した。病理学的な狂気は三島由紀夫君にはなかった。 狂気とかたづけてしまえば、その時点で政治家も作家も、一切の思考を停止し、責任を回避することができる。 ソ連のような国では、多くの健康な作家が精神病院に入れられている。独裁者と怠惰な思考喪失者にとっては、人を狂人あつかいにすることほど簡易軽便な処理法はない。 林房雄 「三島由紀夫が死んだ日」より
三島由紀夫が自らの生命を賭けて反対した思想の重要な側面は、この、手続きさえ合っていれば、その政策や行動の内容は問わないという、敗戦後のわが国の文化風土だったのではないか。 彼の目に、それは思想的退廃としか映らなかったのである。 …しかし、多くのメディアや芸術家は、彼の行動の華々しさや烈しさに目を奪われて、それを右翼的な暴発としか見なかった。 辻井喬 「叙情と闘争」より
>>333 俺は、団塊でもポストモダンでもないんだが、この程度の指摘でキレルとはねwwwww
バアサンは、あまり高度な教育を受けていないようだな。
それでは、三島を論ずることなど、とてもできないと断言できる。ヒッコンデナ
337 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 22:00:32
>>334 狂人とは思わんが
ホモ・マゾヒスト・ナルシストが
根底に流れた上での精神構造なのはガチ。
>>337 そんな人世の中にザラでしょう。
あんた潔癖症なの?
>>336 今どき、高度な教育なんて言葉が出てくるとこに、ジジイが露呈してるから無駄だよ。
ナルシストだのマゾヒストだのとカビかはえたような言葉でまとめりゃあ、何か語ったつもりになってる勘違いしている低脳、お気の毒。
340 :
↑ :2009/01/15(木) 22:58:52
プププ、図星を指された、低学歴ババアが、顔を真っ赤にして必死になってしまったのであった。 お気の毒。
女を黙らせるなら、惚れさせて唇を奪っちまえ。 生意気な女に「あなたを愛してます」と言わせるのが漢だ! 最高にエロティックじゃないか。
>>340 なんでそんなに学歴にこだわるのか意味不明だわ。くだらない男。
低脳に関わると寝つきが悪くなるから、この辺で、なようなら(笑)
あばよ!(笑)
343 :
吾輩は名無しである :2009/01/15(木) 23:11:57
山ちゃんみたいなオヤジがいるw
いい歳コイテ2ちゃんやってるなよ、ジジババどもW
>>345 う…む。
そ、それを言われると恥ずかしくて顔から火が出ちゃうぜ…。
だがなぁ、
俺はまだ、《芯のあるしっかりとした勃起》をするんだ。
どうだ?若いだろう?
うっしっし。
347 :
吾輩は名無しである :2009/01/16(金) 08:18:08
うむ? 最終弁当て何?
349 :
吾輩は名無しである :2009/01/16(金) 11:02:44
最終答弁だろ ツマンネ
けふのおべんたうは、はんばあぐでせう。 いちろう
351 :
吾輩は名無しである :2009/01/16(金) 11:47:37
三島の思想・芸術に常に響きわたっている死の観念、もっと言えば処女小説などに 顕著な自責的・自己処罰的な死・自殺の観念、あるいはどうも彼がマゾヒストだったらしいこと、 またそうした「我が身の苦痛」を演劇的に弄ぶないしは放吟することなく突き詰められた 切実な個体の問題として取り沙汰していること、つまりどうやらあまり多くのことを この「我が身の苦痛」について語ってはいないらしいこと、むしろ象徴的な詩的な表現のうちにカモフラージュして 自分だけに分かるような暗号のように歌っていることなどに鑑みますと、こうした両親のいざこざが 少年三島に負わせた悲劇的な傷には計り知れないものがあると思われます。 川端康成談
352 :
吾輩は名無しである :2009/01/16(金) 12:14:34
>>351 引用するときは、出典を明らかにしてください。
それを読んだ感想では、川端は川端自身のことを語っているように思いました。
川端氏は僕の吹く勝手な熱をしじゆう喜んでニコニコしてきいてくれた。おしまひには僕が悲しくなつて了つた。 僕の生意気な友人たちだつたら、フフンと鼻の先であしらひさうなこんなつまらない笑ひ話や、ユーモアのない又聞き話が、どういふ経緯で川端氏の口に微笑を誘ふのだらう。 しかしかうして一人で喋つてゐるうちに、だんだん僕が感知しだしたのは僕の孤独ではなくて、むしろ川端氏の孤独なのだつた。 ひろい家の中には夕闇がよどんで来た。ひろい家のさみしさが身にしみる時刻だ。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和22年の会計日記から
川端氏とのさびしい夕食、川端氏のかへつてゆく一人の書斎、僕は僕の行方にあるものをまざまざと見る気がした。 名声とは何だらう。このひろい家によどんでくるどうにも逃げようもない夜のことなのか?否しかしなほ僕は名声を愛してゐる。 なぜなら名声でやつとたへられるものが僕の中にあるからだ。名声とは必要不可欠な人間にだけ来るものだ。 さうして名声があるために、ある人の慰めになる不幸があるものだ。こんな孤独の実質を名声は少しもかへえないが、名前と形容詞だけは支へてくれる。 文学の仕事、それが形容詞の創造であるとするなら、かうして形容詞の冷酷で花やかな報いをうけるのは当然だ。 三島由紀夫 昭和22年の会計日記から
356 :
吾輩は名無しである :2009/01/16(金) 15:09:20
>>355 とか何いっているのかまったく理解できない。
偶然邦子にめぐりあつた。試験がすんだので友達をたづね、留守だつたので、二時にかへるといふので、近くをぶらぶらあてどもなく歩いてゐた時、よびとめられた。 彼女は前より若く却つて娘らしくなつてゐた。口のはじにはおしろいでもかくれない薄いヒゲがやはりあつた。 …彼女は前のやうな重つくるしい丁寧すぎる言葉遣いはなくなつてゐた。 (中略) 「さよなら…お大事に」……云ひちがへて「お元気で」 「ええ」彼女は背を向けた。 …その日一日僕の胸はどこかで刺されつゞけてゐるやうだつた。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
前日まで何故といふことなく僕は、「ゲエテとの対話」のなかの、彼が恋人とめぐりあふ夜の町の件を何度もよんでゐたのだつた。それは予感だ。 世の中にはまだふしぎがある。 そしてこの偶然の出会は今度の小説を書けといふ暗示なのか?書くなといふ暗示なのか? 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
「仮面の告白」に書かれましたことは、モデルの修正、二人の人物の一人物への融合、などを除きましては、凡て私自身の体験から出た事実の縷述でございます。 …私は昨年初夏にエリスの性心理学のSexual inversion in ManやLove and Painを読みまして、 そこに掲載された事例が悉く知識階級のものである点で、(甚だ滑稽なことですが)、自尊心の満足と告白の勇気を得ました。 …御暇な折にでも御高覧たまはり、何か御研究上の御役にでも立つことがございましたら、望外の倖せでございます。 三島由紀夫 昭和24年、式場隆三郎への書簡から
私は無益で精巧な一個の逆説だ。 この小説はその生理学的証明である。私は詩人だと自分を考へるが、もしかすると私は詩そのものなのかもしれない。 詩そのものは人類の恥部に他ならないかもしれないから。 三島由紀夫 「仮面の告白ノート」より
この本は私が今までそこに住んでゐた死の領域へ遺さうとする遺書だ。 この本を書くことは私にとつての裏返しの自殺だ。 飛込自殺を映画にとつてフィルムを逆にまはすと、猛烈な速度で谷底から崖の上へ自殺者が飛び上つて生き返る。 この本を書くことによつて私が試みたのは、さういふ生の回復術である。 三島由紀夫 「仮面の告白ノート」より
僕は婚約した彼女を一度誘い出して話したいという計画を抱いてゐた。 ところが突然別の僕がそれを気狂い沙汰だと叫び出す。向ふの家の父は吃驚して怒り出すだらう。かりにも婚約した以上、ひとのものをと! ところが「冷静な」僕がじつくりと別の僕をなだめてかゝる。一度位ゐそれも昼内一緒に出かけたつて何の悪いことがあらう。 まして昔は仲の好すぎた友達だつたのだもの。向ふの家人も平気で彼女をだしてやるだらう。お前のやらうとしてゐることはひどく常識的なことにすぎないのだと。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
彼女はレインコートさへ脱ぎたがらなかつた。まるでそれが下着ででもあるかのやうに。だから僕の彼女の抱心地はゴワゴワした感触しか残らない。 それのみか彼女は、唇を吸ふにまかせて自ら吸おうとしなかった。 また抱かれるにまかせて抱かうとしなかつた。彼女はお人形のやうに強ばつてゐた。そして戦争中の人目のうるさゝから殆どお化粧をしてゐなかつた。 そしていさゝか子供つぽすぎる横顔をますます子供つぽく見せてゐた。 ――ところが彼女との間を第三者が隔てゝから彼女は急に美しくなり出した。 僕は彼女を真夏の薄着で、いささか厚化粧で抱きえなかつたことを後悔した。 彼女は今宵は頗る美しくみえた。彼女の白いレエスに包まれた胸のあたりに花房のやうに揺れるものを今日ほど烈しく僕は欲したことがなかつた。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
364 :
吾輩は名無しである :2009/01/18(日) 09:19:03
薔薇刑って高いよね。 欲しいんだけど、復刻版でも価値あるの? 数万くらいなら予算あるけど、10万越えるときつい。
>>364 価値がなくてもお金に余裕があったら欲しいお〜。
愛するといふことにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠の素人である。 …女性は先天的に愛の天才である。どんなに愚かな身勝手な愛し方をする女でも、そこには何か有無を言わせぬ力がある。 男の「有無を言わせぬ力」といふのは多くは暴力だが、女の場合は純粋な精神力である。 どんなに金目当ての、不純な愛し方をしてゐる女でも、愛するといふことだけに女の精神力がひらめき出る。 非常に美しい若い女が、大金持の老人の恋人になつてゐるとき、人は打算的な愛だと推測したがるが、それはまちがつてゐる。 打算をとほしてさへ、愛の専門家は愛を紡ぎ出すことができるのだ。 三島由紀夫 「愛するといふこと」より
「禁じられた色彩」(オマージュ三島) by 坂本龍一&デヴッド・シルビアン あなたが手にした傷は けっして癒えることはない 信じてさえいれば報われると 僕は思っていた あなたとの間には 越えられない 距たりがある 信ずるべきか 心の衝動に身を委ねるべきか あなたへの愛は 禁じられた色彩を装う 僕は あなたを選んでしまう 無意味な歳月があっという間に過ぎさり 誰もが喜んで あなたに命を捧げるのに それでも 何も残らないのか? 自分の中にわきおこる 心の衝動を抑えようと 僕は心の奥深くに 自分の気持ちを沈める あなたへの愛は 禁じられた色彩を装う けれども僕はまた あなたを選んでしまう 自分の拠り所すら たしかじゃないのに 一心不乱に 信じこもうとしながら 答えのない問いを 繰り返す自分がいる あなたとの間に 越えられない距たりを感じる 僕がいる 信ずるべきか 心変わりを待つべきか あなたへの愛は 禁じられた色彩を装う けれども僕は あなたを選んでしまう あなたへの愛は 禁じられた色彩を装う けれども僕はまた あなたを選んでしまう
「Forbidden Colours」 The wounds on your hands never seem to heal I thought all I needed was to believe Here am I, a life time away from you The blood of Christ, or the beat of my heart My love wears forbidden colours My life believes Senseless years thunder by Millions are willing to give their lives for you Does nothing live on? Learning to cope with feelings aroused in me My hands in the soil, buried inside of myself My love wears forbidden colors Mylife believes (in you once again) I'll go walking in circles While doubting the very around beneath me Trying to show unquestioning faith in everything Here am I, a life time away from you The blood of Christ or, a change of my heart My love wears forbidden colours My life believes (in you once again)
坂本龍一は父親経由での三島の影響ってあったのかな?? ちょっと気になるね
370 :
吾輩は名無しである :2009/01/18(日) 20:04:54
何の知識もなしに「卵」を読んで半ば混乱しかけたが 読み終わってから思想性がないことがわかったw 三島氏の後書きに「一人にもも認められたことがない」 とのことだが個人的には好きだけど、皆さんの評価って 如何なものなんでしょうか?
「卵」はナンセンス・ギャグで面白かったよ。
デヴィッド・シルビアンもそうだけど、 デヴィッド・ボーイ、イギー・ポップ、ミック・ジャガーも三島由紀夫の読者。 ビヨークは三島の初版本まで収集してるらしいね。
柴咲コウは「春の雪」を歌詞書く時に参考にしてるらしい レッド・ツェッペリンのロバート・プラントも三島を読んでた時期があった まぁ凄い作家だよね、三島って
三島は早い時期から死ぬ準備をしながら生きていたんだろうな。 なんとなくそんな気がするよ。 ずっと自分の中の何かを変えようと努力したけど…結局は過去に引きづられてしまったんだ、漕ぐ力が尽きて、失ってしまった過去へと押し流されたのだろう。 人々の未来を危惧しながらも、自らは過去に心を奪われていたんだ。 だが、この矛盾性こそが人の心を掴んで離さないのだろう…。
375 :
吾輩は名無しである :2009/01/19(月) 00:25:43
三島由紀夫は ホモ マゾヒズム ナルシシズム に苦しんで自殺した
それは違うと思うな。 それらはすべてフェイクだ。 三島は聡子を失って、生き続けた清顕だ。 …たぶん。
377 :
吾輩は名無しである :2009/01/19(月) 00:42:24
盗作と駄作(変態系)
378 :
吾輩は名無しである :2009/01/19(月) 00:43:59
三島の英語翻訳ってどんなんだろう… 春樹ならほとんどそのまんま翻訳できるかもしれないけど、三島は…? 春の雪の、清様が聡子の指でドビュッシーしちゃうとことか
379 :
吾輩は名無しである :2009/01/19(月) 00:52:21
>>365 横尾さんの三島の横たわった絵が好きなんです。それだけで欲しいんだけど。
聡子の指で射精なんてあったか?
381 :
吾輩は名無しである :2009/01/19(月) 09:24:49
陣風連史話を外国語で読むと面白いぞ!おれはフランス語で読んだけど なんかギクシャクしてな!
>>376 聡子のなかに、三島の初恋の人、邦子が少なからず入っているのは、やっぱり三島のなかで忘れられない人だったんでしょう。
「美徳のよろめき」の節子も彼女を想定しているのも解るし、最後の作品に再び彼女の幻影を入れたのは、邦子へのノスタルジアが死を前に蘇ったからじゃないかと思う。
「仮面の告白」はとかく前半の同性愛傾向の告白に注目されて、園子のことは見逃されがちだけど、彼女のことを考えない日はなかったというのも、正直な告白だと思います。
>>380 初めてのときの場面をよく読むと、一度うまくいかなくて、二回目で結ばれたように書いてあるよ。
このモチーフは、「美徳のよろめき」にも出てくるから、三島の実体験かもしれないのかな、と思ったりします。
385 :
↑ :2009/01/19(月) 12:32:19
モチーフの意味、分かってる?
>>385 知ってますよ。編み物でも使う言葉だから。
音楽でも、全体を構成する部分的な単位のフレーズの意味を指すしね。
そういうニュアンスで言いました。
――きけばきくほど、十八歳の、夢みがちな、しかもまだ自分の美しさをそれと知らない、指さきにまだ稚なさの残ったピアノの音である。 私はそのおさらいがいつまでもつづけられることをねがった。願事は叶えられた。私の心の中にこのピアノの音はそれから五年後の今日までつづいたのである。 何度私はそれを錯覚だと信じようとしたことか。何度私の理性がこの錯覚を嘲ったことか。何度私の弱さが私の自己欺瞞を笑ったことか。 それにもかかわらず、ピアノの音は私を支配し、もし宿命という言葉から厭味な持味が省かれうるとすれば、この音は正しく私にとって宿命的なものとなった。 三島由紀夫 「仮面の告白」より
>>363 の経験は、「夜の支度」に一番正確に反映されているね。
「ゴハゴハしたレインコート」という語句も出てくる。
ま、誰でもそうだが、初体験(抱擁であれ、キスであれ、性体験であれ)は
忘れ難く、大切なもの。三島も同じだったろう。
>>386 編み物w
小説では、違う概念だってことは、もちろん分かっているんだよねww
>>390 小説も、芸術だから同じでしょ。
辞書を見ると、モチーフとは、芸術表現の主題、芸術表現の動機となった思想、思い、きっかけ、ともありますよ。
異なる二作の初体験の芸術表現に同じ思い、動機(モチーフ)があるってことで、ちゃんと意味が通ってます。
392 :
↑ :2009/01/19(月) 22:38:32
いや、意味は通っていない。お前さんが勝手にフカシているだけだ。 まあ、編み物と小説を混同して考えるのは、脳タリンの低学歴ババアにふさわしいと言うべきであるww 死んでいいよ、マジで。
>>392 いや、編み物と混同してないから。
ちゃんとモチーフの意味を捉えて解ってないのは、あなたでしょう。
「小説全体」の主題って意味にしか捉えられないあなたが、紋切り型の間抜けでしょうね。
モチーフ…動機、きっかけ、理由、思い、主題、思想 「美徳のよろめき」「春の雪」に出てくる初体験の文章芸術表現に同じモチーフ(動機)がある。 何の問題もなし。
395 :
黒蜥蜴 :2009/01/19(月) 23:18:22
>392を私の私設美術館に展示してやるわ。
396 :
明智 :2009/01/19(月) 23:38:10
「獣の戯れ」は何気に名作ですね。
398 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 10:14:15
おりものの話はやめて下さい。
399 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 11:09:30
400 :
399 :2009/01/20(火) 11:11:13
さらに高解像度で見れる、、、アップした人に感謝したい。
伊藤整って司会者、三島由紀夫の名前を「ミウラさん、ミウラさん」って二回も間違えてボケ老人みたいだね。 三島も内心、ムカついたと思う。 レター教室のエッセイで、人の名前を間違えることほど相手の気分を悪くするものはない、みたいに書いてたからね。
402 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 11:31:09
>>401 細かいな、、、、w
それよりも川端康成の目つきと視線が、、、、うつろだ。
403 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 12:50:45
>>399 昭和43年10月18日の川端ノーベル賞受賞記念の鼎談。
伊藤整はこの一年後、胃癌で死去。
三島はこの二年後、割腹自殺。
川端はこの三年半後、ガス自殺。
非常に老成しているように見える川端も、当時はまだ七十前。
今こんな六十代のジジイはいない。
川端については代作疑惑があって、殊にここで三島が傑作と賞賛する
「眠れる美女」は、三島の代作ではないかと言われることがあるけれども、
この映像を見る限りではそれはないね。
もしここで代作問題について三島と川端の応酬が行われていたのだとしたら、
はっきり言って川端の勝利だと思う。
普通の神経だったら三島の顔なんか直視できないだろうし。
>>403 川端康成は人の顔を直視するが癖らしい。
ジーと、編集者の顔を見るだけでしゃべらず、その編集者が泣かしたことがあるらしいからね。
代作説は、作品の特徴から三島代筆説が根強いんだよ。
405 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 16:11:07
代作説、、、、初めて知りました。。。 ちょっと恐くなった。
406 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 16:15:10
>>399 貴重な映像d
ってか、三島由紀夫って細野豪志(モナ男)と声が同じだね。
407 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/20(火) 16:38:42
408 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 16:56:01
三島の何が凄いかって、全くよどまずに話ができることだろう。 冷静に聴くと案外浅い内容の話に終始していることもあるけれども、 あれだけ理路整然と喋れるというのは、頭の中の言葉の組立てが 非常にしっかりしていたということなんだろうね。 ああいう雰囲気を持って理路整然とよどみなく喋れる人ってのも 今なかなか見つからないね。 ちなみに当時から有名だった三島の哄笑、 映像で見る限り本当に心の底から笑っているようには見えない。 ずば抜けて冷静な人だったんだろうと思うよ。
409 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 17:12:56
映像で、川端が、怠けた結果もらった賞、、、代作?、、、
真実は何処へ、、、
>>408 同感。どのインタビューを見ても、何かを読んでるような口調。
三島由紀夫が生きていたら、英語で小説を書いて賞を取ったかもね。
410 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 17:35:51
いや、ある程度以上のレベルになるとその程度の人はふつうにいますよ。 ただあんまり世間の表には出てこないですけど。
411 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 17:48:17
412 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 18:43:22
午後の曳航って映画化もされてるんですね、初めて知りました。 海外でも評価が高いとか。
413 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 19:10:55
>>411 でも晩年は自作品には目もくれないような輩(森田必勝など)を寵愛しましたよ、三島は。
三島を語るにあたって、彼の作品を必ず読まなければ彼を批評してはならないとは俺は全く思わない。
ただ、その場合は誤解を多分に含んだ三島批評になりやすいだろうけどね。
>>399 いいもの見せてもらいました、ありがとう
あんな堂々とした態度で、理路整然とスケールの大きいよいしょされると、見ていてニヤニヤしちゃうねww
川端の、不安定な表情の合間にちらっと三島に向ける顔も良かった
>>411 「急激な右傾化」と言ってる時点で、その動画主が三島の戦前からの書簡を一つも読んでないのが解るね。
>>412 肉体の学校もフランスでブノワ・ジャコ監督で映画になってるらしいです。
417 :
黒蜥蜴 :2009/01/20(火) 21:11:44
>413 三島は文学青年が大嫌いだ、と常に公言していたし、 結婚の際も、自分の文学に興味を持つような女性だけはごめんだ、 と言っていたね。 男女ともに単純で小説なんか読んだことがないタイプが好きだったんだね。
418 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 22:09:05
>>413 >自作品には目もくれないような輩(森田必勝など)
なぜそう言えるのか?
森田も大したところではないが、一応は早稲田の教育学部出身だから、
三島の作品には目を通していただろう。
それなのに、三島の作品には目もくれない、と断言できる根拠を示せ。
>>417 美智子皇后は文学や詩がお好きでいらしたから、三島は花嫁に選ばなかったという説もあるんだよね。
パーティーで川端康成と美智子様が三島の作品のことも話してたとか、なにかに書いてあった。
>>399 たったいま見せてもらったけど、川端がああいう人だから、時折伊藤も三島も困ってるのが
ほほえましいというか面白いね。
現代じゃなかなかこういった雰囲気の鼎談はお目にかかれない気がするな。
421 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 23:32:16
>>418 森田必勝の遺稿集に目を通してから出直しな
422 :
吾輩は名無しである :2009/01/20(火) 23:56:05
>>415 そうです、そこが気になったのです。
>>417 半端な奴が嫌いだったのかも。どうだろう。
>>421 横レスですが、
森田必勝は三島文学に目もくれなかったというより、「読んでも先生の小説は僕にはわかりません」みたいな感じに書いてあった気がします。
楯の会の中には、三島文学をよく読んでいた人も少数だけどいたらしいですよ。
424 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 00:09:49
「目もくれない」を「目を通さない」と同じに読み込んでる時点でアウト
>>424 「目もくれない」ってのは全く興味も示さないってことだから、森田必勝の場合の、興味はあっても難しくて解らない、っていうのとは違うでしょう。
たぶん、英霊の声や奔馬は読めば共感したと思うし。
426 :
未知の生物 =ΦwΦ= 親子ドンブリ :2009/01/21(水) 00:27:46
なんども言うが、三島のあの死に方だけは絶対に納得できない。 「彼みたいな男が文壇で幅を利かすのは構わないが、 それが次代に繋がるかを考えたことがあるのか、甚だ疑問だ」 御大に新作など求めぬから、せめて新潮の元旦特別号程度に登場して 高橋源一郎らヘゲモニーの確立に血道をあげる小ねずみどもを八つ裂きにしてほしかった。 いまにして思えば、彼の「死」以降、日本の小説界がまったく別様のものになってしまったかのようだ。 石原慎太郎にしてもそうだ。若いもんが気張っているなら、その背後でにやにやしていて収まるところを まるで腑抜けになってしまったから老骨むち打って前線にでなければならないと言う、、、 この国には「お父さん」がいない。 ┣¨┣¨━ン!
>>426 高橋源一郎ってそんなに影響力ある人なの?
428 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 01:04:24
429 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 01:44:50
赤ネズミをぶちのめすためだ。 それと427の赤ネズミだが、 高橋に影響力なんかないね。 ただ、出版各社に散らばった高橋を支えるシンパサイザー によって生きながらえているのが赤ネズミ源一郎ってわけだ。 俺はコイツの小鼻の横に黒シールを貼ってやる予定は未定。
430 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 01:44:55
三島の文学好きな人間を嫌っていたか?好きだったかという事を語るのは、あくまで三島由紀夫自身だけが言える意見であって 第三者が文学者の三島を語る以上、作品を読んで語るのが一つのマナーだと思うんだが、、、 ここは文学板ですからね。
431 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 01:57:45
読まずとも語れちゃうのは赤ネズミの源一郎だけ、まで読んだ。
432 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 02:25:14
高橋源一郎が、昔、三島作品で印象深い作品は、「詩を読む少年」だと言ってたね。 俺もあれを読んでぞっとした。
433 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 02:26:58
■ おすすめ2ちゃんねる 開発中。。。 by FOX ★ このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20) 三島由紀夫VS太宰治 [30代] 耳鳴りで悩んでいる人・その20 [身体・健康] 耳鳴りの人はどいつだい?
434 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 09:33:33
>>432 オマエも読者からそういわれるオマエになってみなって。
ところでヘミングウェイスレで三国人がいじけたまねをしているが、
アイツはいつからああなのだい?
人々は又しても責めるだらう、僕の作品には時代の苛烈さがないと。 しかし評家はもう少し炯眼であるべきだ。全く平和な時代に仮託したこの物語で、僕はまざまざと戦争と乱世の心理をゑがくことに芸術的な喜びを感じてゐる。 戦争時と戦後の心理のそのすべての比喩をよむ人はこゝによむ筈だ。芸術とはさういふものだからだ。 ――昔ばく徒は外出するときは必ず新らしい褌をはいて出た。さういふ生き方は実に我々には親しいものになつてゐたのである。 それは近代文学特有の不安と衰弱の心理とは別の、もつと張のある活々した心理だつた。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
僕が心中物をデカダンスとしてでなく書かうとする気持にはこの根拠がある。 元禄期の近松西鶴の溌剌たる悲劇の精神(殊に前者の「堀河波鼓」後者の「好色一代女」の幻想)に僕は最も大きな共鳴を感じて書いた。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
我々がある思ひ出から遁れようとすると、その思ひ出自身が我々をはなれて激しく生きようと試み出すのを見ることがある。 このやうな時我々の生きる意味はいやでも思ひ出のそれと一致して了ふ。そして我々の死の意味も。 僕の作品は、それを成立せしめた凡ての条件への仮借なき復讐である。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
堀辰雄は僕にシンプルになれと云つた。 しかしシンプルにならうとしてそれに成功するなんて、さうおいそれと出来るものぢゃない。 第一氏が例に引いた立原道造も僕はあんまり尊敬してゐない、ましてや氏自身の素寒貧な小説――すぐ微熱が出たり、切なくなつたりする小説を書きたいと思はない。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
439 :
黒蜥蜴 :2009/01/21(水) 22:15:27
>422 >半端な奴が嫌いだったのかも。どうだろう。 一種の同族嫌悪、と思われる。 文学という毒にかぶれた青年には特徴らしきものがあってすぐわかる、 そうな。
440 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/21(水) 22:50:09
今月の歌舞伎座夜の部では、三島の『鰯恋売曳網』がかかってるんだが、誰一人話題にはしないんだな。 歌舞伎など観もしない連中なんだろうか?三島のナルシスティックな面しかみない連中だなw
はいはい、 三島と言えばナルシスト、と、無学の奴は考える と、短絡的に考える妄想自慰乙
と、ワナビバアサンは自慰をしながら携帯でカキコするのである。
443 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 23:24:32
ナルシスト マゾヒスト ホモセクシュアル 右翼 グランマコンプレックス 短髪・色黒・マッチョ好き 褌から漏れ出る股臭好き アナルガバガバ 自衛隊員に廻されたい願望
444 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/21(水) 23:36:06
>>441 三島がナルシストじゃなく、レスの住人が三島のナルシスト部分しか観てねえっていってるんだがな。
やっぱり芝居もろくすっぽみたことないようだw意味もわからないらしいw
自分の都合のいいように解釈して妄想開始のようで。 文面よく読めバーカw
446 :
吾輩は名無しである :2009/01/21(水) 23:47:14
武陽自慰さん、今夜もオナニー真っ最中!!
>>440 >>444 あなた自身が三島のナルシスティックな面しかみてないから、なんでも人の話がそう見えるだけでしょうね。
その歌舞伎がやってたら、人に強要しないであなたがその感想でも書けば?
オナニー中の武陽は、ナルシスズムの只中にあるから仕方ないんだよ。
すみません。教えて下さい。 三島の作品で、太陽の光があまりに強すぎて、光と陰のコントラストがなく、 それが暗闇に感じられる、といった表現がどこかにあったと思うのですが、 どうしても思い出せません。 どの作品のどのあたりでしたっけ? よろしくお願いします。
450 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 02:53:23
451 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 03:12:38
深夜にアガル怪奇スレ
454 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 11:46:23
ツマンネ
私は作家として三島由紀夫とは何んの接点もなかった。そう言っていいにちがいない。 彼がすぐれた文学者であったことは私にも判っている。なみなみならぬ、ケンランたる才能の持ち主であったことも心得ている。 たとえば、「自決」前年の「蘭陵王」――ああいう作品はなかなか書けるものではない。 しかし、人間には好みというものがある。文学の好みにおいて、私は彼と接点がなかった、そう言えばいいだろう。 (中略) とにかく好みというものがある。私には読んでいるとお尻の下がむずがゆくなって読み通せない作家がある。 いい作家かも知れないが、それを重々判っていても、駄目だ。三島由紀夫にはそんなことはなかった。けっこう読めた。 小田実 「三島由紀夫との接点」から
思想家としての接点はどうか。 …考えてみると、彼はあのころ大学の時計塔にたてこもった「過激派」の学生にいたく共感し、学生は学生で、彼が「自決」したとき、われわれは負けたと言ったものだ。 …そこでも私が彼と接点がなかったことは、彼の「自決」後、ある雑誌のインタビューで、私は彼の死についてしゃべった―― そのインタビュー記事の題名は、「私は畳の上で死にたい」。それがすべてを言いあらわしている。 小田実 「三島由紀夫との接点」から
しかし、接点がひとつあった。確実にあったと思う。 私はそのころベトナム反戦運動に精を出していた。 …私はこの「ただの市民」の運動を自分で考えてやり出し、自分でそれなりに力も時間も金も出してやった。そして、小説もとにかく書いていた。 三島も「楯の会」で同じことをしていた。彼は「楯の会」を自分で考えてやり出し、力と時間と金も出し、小説も書きながらやっていた。 それが二人の接点だった。そのころも私はそう思っていたし、今も思っている。 ついでにもうひとつ言っておけば、そうした意味での接点を私が感じとったのは、あとにも先にも、彼ひとりだ。 小田実 「三島由紀夫との接点」から
463 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 19:54:35
三島は小田実を毛嫌いしていたな
好きな奴、いるのかよ
>>463 それはそうだ。三島の言語感覚では、そんなものは接点でも何でもない。
小田実の甘ったれた幼稚な論理に嫌悪感を抱いたとすれば、それは三島らしいと思う。
無教養なワナビババアは、何も分からないから、なんだか小田実という人が、三島をほめているらしいから、
これはコピペしなければならないと、そう思ったんだろう。哀れなもんだ。
467 :
↑ :2009/01/22(木) 21:49:33
反発って、馬鹿をバカと言ってるだけだよ。 そもそも反発するに価するパワーは、ワナビオバサンにはない。 要するに、脳タリンのアホを叩いただけ。
馬鹿を馬鹿にするのもまた馬鹿 どうでもいいけど金閣寺って最高だと思う 感動age〜
うむ、要するにババアが馬鹿だということは間違いない真実だと、そういうことだな。
470 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 22:23:52
俺もおっぱいミルクティー飲みたい
472 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 22:25:09
三島の脳内 ナルシスト マゾヒスト ホモセクシュアル 右翼 グランマコンプレックス 短髪・色黒・マッチョ好き 褌から漏れ出る股臭好き アナルガバガバ 自衛隊員に廻され犯されたい願望
>>469 それを認めたらあなたも自ら馬鹿だと言うことでしょうね。
>>472 三島の脳内じゃなく、あなたの脳内三島像でしょ。三島嫌いのつまらないマンネリお疲れ様でした。
>>470 抹茶ミルクだよ。
もしかしてそのころ抹茶アイスクリームがなかったなら、あれがヒントになったのかな。
476 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 22:39:13
三島の脳内 ナルシスト マゾヒスト ホモセクシュアル 右翼 グランマコンプレックス 短髪・色黒・マッチョ好き 褌から漏れ出る股臭好き アナルガバガバ 自衛隊員に廻され犯されたい願望
477 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 22:46:50
誰だか忘れたが 「三島文学は世界の文学史でも重要なものだが、意外に継承する作家がいない。真似をする作家さえいない。」 って言ってたよね
>>471 モチーフを誤用して、それを指摘され、顔を真っ赤にして、泣きながら狂った抗弁をしていた奴だな。
三島は、オマエのような奴など、小田実同様に嫌うだろう。
それでも、しっかり生きろ。生きていれば、お前のような奴でも、いずれいいことがあるかもしれないwwwww
作中の架空の事実と作者とどちらが不確定か?俗人は前者がさうだと考える。 そして目の前にある確実な「架空」はぼつぽり出して、血眼で不確かな、不必要な作者自身を作中から探り出さうとする。 この眼差が一部の批評家にも具つてゐることは驚異に値する事実だ。 僕は詩人だ。一皮剥けば俗人だ。 もう一皮剥けば詩人だ。もう一皮剥けば俗人だ。 もう一皮剥けば詩人だ。ぼくはどこまで剥いても芯のない玉葱だ。 三島由紀夫 21歳のノートから
480 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 22:52:11
三島の脳内 ナルシスト マゾヒスト ホモセクシュアル 右翼 グランマコンプレックス 短髪・色黒・マッチョ好き 褌から漏れ出る股臭好き アナルガバガバ 自衛隊員に廻され犯されたい願望
私は一寸も苦心しないで文壇に出たとか、処女作を書いて忽ち認められたとか自慢げに書いてゐる作家をみると気の毒になる。 この低俗な日本の文壇が、いさゝかの抵抗も感ぜずに、みとめ且つとりあげる作品の価値など知れてゐるのだ。 こんなことをいふ作者に限つて真の独創性をこれつぽちも持つてゐない。 彼等は読者に抵抗しない。反抗しない。ジイドが十年間みとめられなかつた事実をもう少し考へてみる要はないか。 三島由紀夫 21歳のノートから
482 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/22(木) 22:56:37
でもいつも三島はすごいと思ってた。 なんたって20代で歌舞伎座にかけらちゃう狂言かけちゃうんだから。
484 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 23:01:46
小田実を現代の坂本龍馬と評した司馬遼太郎こそ大馬鹿です
>>482 歌舞伎も子供の頃から観ていて、役者の声色できるほどの歌舞伎オタクみたいな人だったようだからね。
486 :
吾輩は名無しである :2009/01/22(木) 23:05:00
>>478 落ち着けよwそんなファビョることでもないし
487 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/22(木) 23:09:26
>>483 違うよw
三島スレを芝居の話に持っていこうと思って。
なんかこのスレって田舎の人とか多いのか芝居観てない人ばっかでしょ。
お芝居はずして三島について語るなんて三島好きが聞いて呆れるw
ていうわけで三島の芝居関連レス時々しようかな
>>481 これ今の文壇にも言えるね
山田影美とか綿矢りさとかまさにそう
もう苦労せずに認められたことしか自慢に出来ないんだろう
一方大江とか春樹のような認められるまでにそれなりのプロセスがあった人達は底力が違う
文壇って今も昔も変わらないんだな
新聞記事で「火の会」発足の報をきく。 馬鹿なことだ。その無理論性の主張もフランスでこそ意味があつた。 そもそも日本に文学上の主張の化物、個性そのものが独創的な主義になつたやうな偉大な文学者が出たか? 骨の髄までのリアリスト、ロマンチスト、自然主義者が出たか?主義とドグマで天地を一色(そう色)にぬりつぶすやうな作品が出たか? さういふものゝ一流がはびこつて息が出来なくなつたフランスでこそ意味のあつた運動だ。 日本でこんなことをはじめるのは、風車の化物にとびかゝるドン・キホーテよりばからしい。 彼等は浮草中の浮草たらんことを企てるだらう。まことに結構な御志しだ。 しかしたゞフランス帰りが寄り集まつて「パリなつかし」の仁輪加芝居をはじめようとするなら御勝手だ。 彼等のことだから気の利いた芝居はみせるだらう。尤も代は見てのお戻りだ。 三島由紀夫 21歳のノートから
>>488 大江健三郎って認められるまでにプロセスないのかと思った。
>>487 どうぞ、田舎住まいなので、お芝居観覧のお話待ってまふ。
川端氏の文学は近代小説の烙印を押された宿命的な古典の書である。 川端康成論(試論第一) 一、川端氏は抒情や感覚といふ低次な概念で総括さるべき作家ならず。 一、分析力と綜合力との矛盾せる競合、対象への背反 対象の前に行はれる作者自身の旋回、小説の可能性を最も豊かに感じさせると共に、小説の末期感をつきつめた仕事。 最後の仕事、天地創造(トルストイ*)の深い疲労に溢れた安息日(康成) 日常性の求める永遠の日曜日 *悪夢のやうな近代文学 一、川端氏とその作品の基底たる日常性の問題(旅― 孤児―) 日常性の抑圧と揚棄 川端康成=『生への嫉妬』 三島由紀夫 昭和21年のノートから
正義と誠実によつて飾られる文人の一生と、背信行為によつて飾られる文人の一生がある。 川端氏は明らかに前者だが氏の正義的行為にはどこか不徳と背信の匂ひがしはすまいか。 川端氏のみる女は常に第三者に侵され第三者のために孕む。 これを孕ます人物に作者がかさなつてくると、作品の印象が単純化すると共に作者自身の男の影は稀薄になる。 (夕映少女の中年女) 三島由紀夫 昭和21年のノートから
私にとつて技法的に影響をうける作家は長つづきせぬ。 精神的に影響をうける作家は長つづきする。 川端さんとリラダンとが私にとつてそれだ。 しかもリラダンは殆んどよんでゐない。よんでなくともわかるからだ。川端さんのも沢山よまないやうに気をつけてゐる。「女の手」「過去」 人間愛がかういふ屈折をとらざるをえぬ文学。それは愛情のつきつめた一極点。 『愛情の北極』 ・神への不信と虚妄 三島由紀夫 昭和21年のノートから
・ある川端氏と近しい人が 「それは川端さんは気附かれなかつたらしい」といふのをきいた時、私はわが耳を疑つた。 私には川端氏が気がつかぬ事柄なんてこの世にあると思へなかつたのだ。 川端康成――(芸術的)個性と自我の完璧な分離 川端氏の作品に僕は小説の極めて豊かな眼界を感じる。 牧野信一、稲垣足穂の作品に僕は小説のきはめて窮屈な眼界を感じる。 川端氏の眼界の豊けさは、薄や虫類や小魚をよせあつめる波打際のゆたけさだ。 三島由紀夫 昭和21年のノートから
499 :
吾輩は名無しである :2009/01/23(金) 16:48:46
501 :
吾輩は名無しである :2009/01/23(金) 18:55:25
503 :
吾輩は名無しである :2009/01/23(金) 22:08:30
504 :
吾輩は名無しである :2009/01/23(金) 22:23:08
わしはアホと違う。
他所でやれ。
>>487 結構ですよ!
ご自由にお使いくださいませ。
皆さんお忙しい人ばかりなのでお構いできませんが、ご勝手に。
ウザいのが一人いるね
三島君はこの最初の長篇小説で、恋人が結婚のその日に心中するといふ心理に陥り、その作品を「盗賊」と名づけた。 自殺する二人が盗み去つたものはなんであるか。すべて架空であり、あるひはすべて真実であらう。 私は三島君の早成の才華が眩しくもあり、痛ましくもある。 三島君の新しさは容易には理解されない。三島君自身にも容易には理解しにくいのかもしれぬ。 三島君は自分の作品によつてなんの傷も負はないかのやうに見る人もあらう。 しかし三島君の数々の深い傷から作品が出てゐると見る人もあらう。 この冷たさうな毒は決して人に飲ませるものではないやうな強さもある。 この脆そうな造花は生花の髄を編み合せたやうな生々しさもある。 川端康成 「盗賊 序文」より
509 :
吾輩は名無しである :2009/01/24(土) 18:53:05
と言っても、買ったわけじゃ〜ないよ。 目隠し待機させた子が、たまたまボーイさんだったってこと。 今日は小雨も降ってたし寒かったからさ。 その子んちに着い時は冷え切っちゃってて、チンコ縮こまってたから即掘りは無理。 なので取り敢えずフェラさせる。 「顔も知らない親父のチンコよくしゃぶれるな?」 「チンコだったら誰のでもいいのか?あん?」 「そんなにチンコが好きか?うまいのか?」」 は、はい… 「こんの〜、ド変態が!!」 「よし、じゃ〜ぶち込んでやるから四つん這いになれや!」 ラブオを垂らして、指で掻き回す。 「ユルユルだな。どうなってんだ?これじゃ〜ラブオなんて必要ね〜じゃねーか!」 指を一本から、二本三本と増やしてグジュグシュにしても、痛がるどころかいい声で鳴いてやがる。 「おいおい、こんなユルいケツの穴、見たことね〜ぞ!腕を突っ込んだろうか、あん?」 いやだぁ…チンコがいい… 「フッ、しょ〜がね〜なー」 いい加減パックリ開いてる肛門へ、一気に突き挿す。 後背位で暫く突いて、ちょっとだけ正常位、そして上に乗せて腰を振らせる騎乗位。最後の締めに後背位と、散々玩具扱いしてやった。 そこそこ楽しかったかな。 終わった後は速攻シャワーを借りてチンコだけ洗い・・・ 「これから仕事だろ?俺は帰るよ。またな!」 自分本位にやるだけやって・・・まるで鬼だね、俺は。 それにしても、これからまた何人もの客に掘られんのか。 まるでセックス漬けじゃねーか。たく、ド淫乱野郎めが。 ま、人のこと言えないけど・・・。
512 :
吾輩は名無しである :2009/01/24(土) 21:58:25
わざわざスレ荒らすために、画像を血眼で必死に探したりくだらないコピペ探したり、暇人がいるもんだね。 トリバレご愁傷様。
日本はみかけの安定の下に、一日一日魂のとりかへしのつかぬ癌症状をあらはしてゐるのに、手をこまぬいてゐなければならなかつた。 もつともわれわれの行動が必要なときに、状況はわれわれに味方しなかつたのである。 (中略) 日本が堕落の淵に沈んでも、諸君こそは、武士の魂を学び、武士の錬成を受けた、最後の日本の若者である。 諸君が理想を放棄するとき、日本は滅びるのだ。 三島由紀夫 遺言状「楯の会会員たりし諸君へ」から
空文化されればされるほど政治的利用価値が生じてきた、といふところに、新憲法のふしぎな魔力があり、戦後の偽善はすべてここに発したといつても過言ではない。 完全に遵奉することの不可能な成文法の存在は、道義的退廃を惹き起こす。 それは戦後のヤミ食糧取締法と同じことである。 三島由紀夫 「『変革の思想』とは――道理の実現」より
かつてアメリカ占領軍は剣道を禁止し、竹刀競技の形で半ば復活したのちも、懸声をきびしく禁じた。 この着眼は卓抜なものである。あれはただの懸声ではなく、日本人の魂の叫びだつたからである。 彼らはこれらをおそれ、その叫びの伝播と、その叫びの触発するものをおそれた。 しかしこの叫びを忌避して、日本人にとつての真の変革の原理はありえない。 三島由紀夫 「『変革の思想』とは――道理の実現」より
あの遺稿集(きけわだつみのこえ)は、もちろんほんとに書かれた手記を編集したものでしょう。 だが、あの時代の青年がいちばん苦しんだのは、あの手記の内容が示しているようなものじゃなくて、ドイツ教養主義と日本との融合だったんですよね。 戦争末期の青年は、東洋と西洋といいますか、日本と西洋の両者の思想的なギャップに身もだえして悩んだものですよ。 そこを突っきって行ったやつは、単細胞だから突っきったわけじゃない。やっぱり人間の決断だと思います。 それを、あの手記を読むと、決断したやつがバカで、迷っていたやつだけが立派だと書いてある。 そういう考えは、ぼくは許せない。 三島由紀夫 古林尚との対談「最後の言葉」より
518 :
吾輩は名無しである :2009/01/24(土) 23:49:35
薔薇刑、30万〜50万円です。
豊穣海一巻でのドクロ水飲みの僧が四巻の透の最後に通じる気がする。
「春の雪」と「天人五衰」は読めば詠むほど味わい深いね。
523 :
吾輩は名無しである :2009/01/25(日) 15:22:46
美徳のよろめきはエンタメ小説みたいな見方が強いのかね?俺好きなんだが
524 :
吾輩は名無しである :2009/01/25(日) 17:27:18
なんで、「本多」って姓で出してんの? もう小説の主人公なんだから、「繁邦」にすべきなんじゃないの?
いや、本多はあくまでも傍観者として描かれているから、それでいいと思う。 全編を通しての豊饒の海の主人公は、あくまでも松枝清顕ということにならざるを得ない。 それは、本多の思想や行動の変遷を支配していたのが、清顕の存在と彼の夢日記だったことや、 本多に最終的な宣告をして、小説の結末をつけたのが、 清顕の子となる生命を体に留めたことがある、月照尼であることからも分かる。 まあ、蛇足だが、主人公が誰かという議論はさておき、作者が神というのが小説だから、 この小説は、三島が自分自身のために書いたと、そういうことじゃないかね。
>>523 比較的読みやすい作品だけど、節子の心理描写や、後半の老人の哲学語りは三島独特の世界でしょうね。
>>524 本多は老年まで生きて登場するから「繁邦」だと、いつまでも若者みたいで違和感があると思う。
528 :
吾輩は名無しである :2009/01/26(月) 08:34:30
>>528 女を名字で表記する小説は少なくとも三島の小説にはないよ。
やはり三巻からは、本多から繁邦にスイッチした方が自然な気がする。
>>530 本多のまま一貫してないとダレた印象になると思う。
清顕、勲、透に対して、認識者の立場だから「本多」のが合ってる。
532 :
吾輩は名無しである :2009/01/26(月) 17:19:31
透が家庭教師古沢と後楽園界隈を歩く場面の、後楽園球場のジャンボスタンドの描写が いやに郷愁をそそるな。
533 :
吾輩は名無しである :2009/01/26(月) 20:19:35
透とキヌエの間に生まれてくる子って....... 想像するだけで恐ろしいんだけど! 本多亡き後の透一家は怪奇家族。
>>533 その子は蓼科の生まれ変わりと予想してみる。
535 :
吾輩は名無しである :2009/01/26(月) 21:12:06
>>531 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
537 :
↑ :2009/01/26(月) 23:16:44
プププ
539 :
吾輩は名無しである :2009/01/26(月) 23:26:18
三島の脳内 ナルシスト マゾヒスト ホモセクシュアル 右翼 グランマコンプレックス 短髪・色黒・マッチョ好き 褌から漏れ出る股臭好き アナルガバガバ 自衛隊員に廻され犯されたい願望
>>539 ブサヨクのマンネリ劣化中傷、聞きあきた。
新聞や週刊誌の中には、しごく単純に三島を異常性格者ときめつけ、最初から彼が自分の文学の主要テーマとして選び貫いた同性愛をも風俗の眼で眺めたあげく、ホモだオカマだと立ち騒ぐ向きまであるのには一驚した。 死んだのは流行歌手でも映画スターでもない、戦後にもっとも豊かな、香り高い果実をもたらした作家である。 彼の内部に眼玉ばかり大きい腺病質の少年が棲み、あとからその従者として筋肉逞しい兵士が寄り添ったとしても、それをただ劣等感の裏返しぐらいのことで片づけてしまえる粗雑な神経と浅薄な思考が、こうも幅を利かす時代なのか。 中井英夫 当時の報道を批判して
アメリカ人が六代目の鏡獅子を本当に味解しようとする努力、 ――と云ふより大国民としての余裕を持つてゐたら戦争は起らなかつた。 文化への不遜な態度こそ、戦争の諸でありませう。 日本の高邁な文化を冒涜する国民は必ず神の怒りにふれるのです。 平岡公威(三島由紀夫) 20歳、三谷信への葉書から
543 :
吾輩は名無しである :2009/01/26(月) 23:48:54
>>541 理論武装乙www
何だかんだ言ってチンポ好きなんだろ?
けふで丸五日間、丸つきり空襲がありません。不気味な不安。そのなかにも駘蕩たる春の日は窓辺まで押しよせて来てゐます。 (中略) 僕はこれから「悲劇に耐へる」というより、「悲劇を支へる」精神を錬磨してゆかなければ、と思ひます。 平岡公威(三島由紀夫) 三谷信への葉書より 昭和20年3月3日
御葉書拝見。何はあれ、このやうな大変に際会して、しかも君とそれについて手紙のやりとりの出来るやうな事態を、誰が予想し得たでせう。 …これから勉強もし、文学もコツコツ落着いてやつて行きたいと思ひます。自分一個のうちにだけでも、最大の美しい秩序を築き上げたいと思ひます。 戦後の文学、芸術の復興と、その秩序づけに及ばず乍ら全力をつくして貢献したいと思ひます。 …すべては時代が、我々を我々の当面の責務に追ひやります。僕は少なくとも僕の廿代を、文化的再建の努力に捧げたいと思つています。 平岡公威(三島由紀夫) 三谷信への葉書より 昭和20年8月22日
546 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 07:54:35
横浜の勤労飛行機工場から東京の空襲を楽しんでいたと言うからな。
>>546 はあ?
戦争当時は日本国中、空襲の危険にさらされてますよ。
東京だけじゃないから。
現に三島が居た工場付近も空襲されて、三島は目の前で死んでゆく人を見てますから。
歴史音痴、ご愁傷様。
>>546 それと、三島が居たのは座間で横浜じゃないしね。
549 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 14:30:42
三島が徴兵されて戦争へ行ってたら後年「楯の会」なんて創ることはなかったろう、 と野坂昭如だっけ? 自分もそう思うな。 戦前の軍隊を経験してれば三島の人生観も違ってきたろうね。
>>549 関係ないと思う。
三島の憂国は軍隊賛美じゃないから。
戦時中の工場での生活でも、軍幹部のなかに気に入らない人達がいたようだし、ちゃんと三島は武士道とはかけ離れたような振る舞いをする人には嫌悪してます。
三島の日本への思いはもっと根源的なものだから。
>>549 それに、軍隊を経験した人でも、そのまま愛国の人なんか沢山いるでしょう。
>>549 野坂昭如は三島との対談で、三島に賛同的な意見を言ってるから、そんな発言をすると思えないけど、出典を明らかにしてくれますか?
553 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 16:32:16
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554 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 17:11:48
555 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 17:21:51
盗賊って面白いかな?
557 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 17:27:51
>>556 wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
558 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 18:00:32
懲役逃れをした三島由紀夫に天皇だの日本文化だのごちゃごちゃ言われたくありません。 懲役逃れをしたのみならず、それを糊塗歪曲して自己の汚点をねつ造して歴史化しようとさえ しています。
ニートにだけは言われたくないだろうな
560 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 21:41:38
>552 出典(笑ったw)といわれても記憶にないが確か野坂昭如だったよ。 それから野坂は(確か石原慎太郎との対談だったと思うけど、)楯の会や 三島が徴兵を逃れたことについても結構辛辣なこと言ってるでしょ。 三島の中には徴兵を逃れたことを恥じている気持ちが明らかにあったと思われる。 だからもし三島が戦争へ行って前線でドンパチやってたらーその後の人生は 微妙に違ったものになったんじゃないかと思うんだよ。
>>558 >>560 徴兵検査には合格しているから、徴兵逃れじゃないし。入営検査で結核と診断され不合格になっただけ。
その後、病院で再検査をして誤診とわかり、次に徴兵されることは決まっていたからね。
半可通がよく知りもしないで、勝手に捏造ご苦労様でした。
それから、石原慎太郎の言葉なんかを有り難がってる時点で間抜けでしょうね。
石原の書いた三島論本も、自分が三島に一目置かれてたように見せたいためか、ずいぶん嘘がありましたからね。
春の雪を駄作呼ばわりしてる低脳ですから、三島の文学のことも、考えの深いところも解らない可哀想な親父ですからね。
>>555 私は面白かったですよ。あまり論じられない作品だけど、三島が情熱を注いだのが感じられる力作でした。
>>560 ちなみに、石原慎太郎は三島の肉体鍛錬が人工だとか、豊饒の海が駄作だとか言ってるけど、徴兵のことにはあなたみたいにくどくど言及してないと思います。
三島は、石原慎太郎は日本の歴史も古典もわからない馬鹿だみたいなことを、村上一郎との対談で言ってます。
565 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 22:39:14
え、っつーか石原の年齢からして、三島の徴兵のことわからんっしょ。 でもね、憂国いうんなら、15歳からでも志願兵で行けたんだよ。 でも平岡は行かなかった。行くわけない。だって偽物の憂国者なんだから。 こともあろうに、父親の考え通りに、自分の肉体がひ弱に見えるため 兵庫県で検査受けてるね、三島は。 憂国してどうしても徴兵されたかったら、どうして父に背いて東京で受けなかったのかな? ほうらね、だんだん、三島の徴兵逃れの真相、その偽善性が明らかになっちゃったよね。
566 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 22:41:34
いたんだよ。15歳とかでも志願兵で兵役つく人。 そんなに国を憂いて、戦後にヤーヤーやかましく日本文化だ天皇だ言うくらいなら、 どうしてあなた15になった瞬間、志願しなかったのって どうしてあなた、父親の薦め通りに、自分がひ弱に見えて検査に引っ掛かりやすい兵庫県で検査うけたのって、話よ
>>565-566 したくてもできないでしょ。身体能力が伴わなかったら。
あんたバカじゃないの?
568 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 22:50:35
なんで兵庫県だとひ弱に見えるの?あんまり説得力ないよ。
569 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 22:54:30
田舎のほうが頑強な子供が多いからにきまってんやんw 三島が父の薦めで東京から逃れて検査受けたのなんて有名だよ。 そこまでもみ消そうとするなんて、三島信者の本性が明らかになったよ。
>>565-566 それに三島はなによりも軍国に、日本の文化や伝統が利用されるのを嫌ってたからね。
それでも戦わなければならなくなったから、徴兵検査したんだよ。
本当なら、優等生だから海軍の幹部候補で危険な戦闘地域に行かなくてすむのに、一兵で受けたのも知らないんだね。ご愁傷様。
571 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 22:59:37
仮面の告白でちゃんと書いてるじゃん。
572 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:02:59
>>569 そんな話、知ってるけど、その勘繰りは三島嫌いの決めつけでしょう。
実際、体力測定で不合格になったわけじゃないし、場所を変えたからって必ず不合格になるって決まってないでしょ。
>>572 そんなこと書いてないよ。その青年に惹かれて彼になりない、って意味だよ。
575 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:08:46
仮面の告白wあれは三島にとって都合よくねつ造されたフィクション。 小説だよ。 あんなもんを信じてるから駄目なんだ。 あんなフィクション信じて、映像化されてる三島の英雄気取りに対するバッシングの 映像を信じないことが理解できない。
576 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:10:43
>>574 そんなこと書いてないよ。ももひきの中の蒸れたチンポに顔を押し付けたいって意味だよ。
>>575 仮面の告白を一番、鵜呑みにして徴兵逃れとかホモとか言ってるのは、三島嫌いのあんたの方でしょ。
私は、小説じゃなくて三島の同級生の証言本にある事実で言ってるだけ。
三島が幹部候補になれたのは事実だから。
578 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:20:55
てか、今さら三島ホモ説を否定する奴ってなんなの?
579 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:22:29
三島はね、父親が官僚で地元で顔が利くから、軍医に頼んで 誤診させたんだよ。 な〜る。これで三島の父親が兵庫県で検査を受けさせたつじつまがあっちゃったよ。
>>575 バッシングって、ただの馬鹿な留守番兵のヤジだけでしょ。
自衛隊員でもまともな人達は、三島を悪く言ってないしね。
581 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:23:55
>>578 当時、三島に言い寄って寝られなかったおっさんの生の証言だよ。
582 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:24:56
それにね、誤診をその場で否定するこったってできたんや、 「それでも軍医が風邪の熱を肺浸潤と誤診してくれたため伜が兵隊にならずに済み、営門を出て来るなり父子が手を取り合って一目散に兵営から逃げたというから、実際には尋常の父子の情はあったらしい。」 倅・三島由紀夫
>>579 三島の父親は東京勤めだから関係ないでしょ。そこまで妄想するとは三島に対する凄い憎しみだね、可哀想に。頭お大事に。
>>582 その言葉は、誤診って判ってからの当時をふりかえった思い出話でしょ。
その場で、素人が誤診って判るわけないじゃん。あんたバカじゃないの?
585 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:35:04
はい、三島の祖父、平岡 定太郎が兵庫県加古川市出身ですね。 これはおかしいぞ?なんで東京じゃなくて生まれも育ちでもない 兵庫県で検査を受けたんだ? そうか!あらかじめ平岡家と軍医の間に密約があったんだ!
>>578 そんなのは人それぞれ違うと思う人もいるだろうし、決めつける方もおかしいでしょうね。
587 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:37:43
なるほど、兵役につきたくなかった三島は一兵卒として志願することにし、 顔の利く兵庫県加古川市で検査を受け、さらに入営通知が来てからわざわざ風邪をひき、あらかじめ軍医と交わしていた 密約によりうま〜く兵役をすり抜けたんだ!
588 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:40:59
ねーねー、なんで三島は兵庫県なんかで検査をうけたのかな〜? そりゃーきまってるさ!田舎の逞しい青年の間では三島はことさらひ弱にみえる。 それゆえに検査で落ちることをのぞんだのさ! これのどこが憂国だよアッハッハhッハhッハhッハhッ八は」
>>585 >>587 三島の本籍が兵庫だから、ちっともおかしくないでしょう。
勝手な妄想で密約とかバカみたい。まるでバカサヨクの恣意そのものだね。ご苦労様。
590 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:45:01
おかしいよおかしいさ。 だって東京の学生は東京で受けるのが当たり前だったんやもん。 いろ〜んな戦争経験者に聞いてみてごらんよ。 「ねーねー徴兵検査ってふつう本籍地でうけるの?」ってさw
>>588 あんた大丈夫?
九条の会か日教組の三島貶し必死にご愁傷様。
592 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:49:54
あれあれ〜? どうしたのそんなに焦っちゃってw そうだよね、だって三島が同世代の青年との体格差を利用して兵庫県で検査を受けて 徴兵を逃れようとした非国民だってことが明らかになっちゃってなっちゃってwwww こりゃー、ファンなら焦るわい!
>>590 どっちで受けても自由でしょう。くだらないことにネチネチ言うなら証拠を出しなさい。
捏造で中傷すると、訴えられるよ。
594 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:51:48
焦って焦ってしょーがねーてかw ああどうしよう、せっかく神格化した三島像がくずれてゆく〜みたいな〜
595 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:53:37
>>563 全部2ちゃん的ネタレスだ。一々マジになんな。シラケる。
>>592 明らかじゃなくて、想像でしょ。それに親なら息子のために普通それくらい考えるのは当然で、非国民でもなんでもないしね。
憂国とは別の問題でしょうし。
597 :
吾輩は名無しである :2009/01/27(火) 23:58:14
>>596 いちいち反応する奴も荒らしだから。お前も荒らし。
>>594 あんたが言ってることなんか、目新しいことでもないし知ってるから、別に崩れてませんよ。
残念でしたね(笑)
599 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 00:05:47
三島信者の息の根を止める切り札がこっちにはあるから。
600 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 00:08:58
いいんだよ! 逃れたなら逃れたで! だからこそ、当時勇気を持って国や愛する人、故郷を守ろうとして散っていった命を、簡単に否定したくなかったんだろ。 国全体としては間違っていただろう、だけどな、その時代の渦に巻き込まれた多くの善良な人達の、故郷や愛する人や未来を守ろうとした心はどうなるんだ。
>>599 はいはい、何の証拠もないことを、妄想で頑張ってくれ。
>>599 なんで息の根を止める必要があるんだか意味わからない。
人の趣味にとやかく言う酔狂な馬鹿か、天皇反対論の反日サヨクご苦労様(笑)
603 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 00:18:11
>>602 反日サヨクって…俺は三島ファンだけどお前みたいな低能と一緒にされたくないよ(笑)
>>560 それがどうした。仮定の話してもしょーがねえだろカス
>>603 三島ファンなら三島の本の話をしてください。
>>575 > 仮面の告白wあれは三島にとって都合よくねつ造されたフィクション。
> 小説だよ。
> あんなもんを信じてるから駄目なんだ。
> あんなフィクション信じて、映像化されてる三島の英雄気取りに対するバッシングの
> 映像を信じないことが理解できない。
>>575 仮面の告白は事実や真実もたくさんあるよ。
ファンならそれくらい知らないとね!
610 :
ミワ :2009/01/28(水) 06:34:04
こんな記事で国民や政府を煽ってた新聞社のが、よっぽど責任逃れの非国民。 ↓ ■開戦前の朝日新聞の一面トップ記事 「弱腰東條。勝てる戦をなぜやらぬ」 首相にして陸軍の大将が、戦争回避を目指す姿を、売国奴と罵ったのが、当時のマスコミです。
国家儀礼と申せば、この間新響へゆきましたら、ただ戦歿勇士に祈念といへばよいものを、ラウド・スピーカアが、 やれ「聖戦完遂の前に一億一心の誓を示して」どうのこうのと御託宣をならべるので、ヒヤリとしたところへ、「祈念」といふ号令、トタンにオーケストラが「海行かば」を演奏、 ――まるで浅草あたりの場末の芝居小屋の時局便乗劇そのままにて、冒涜も甚だしく、憤懣にたへませんでした。 国家儀礼の強要は、結局、儀式いや祭事といふものへの伝統的な日本固有の感覚をズタズタにふみにじり、本末を顛倒し、挙句の果ては国家精神を型式化する謀略としか思へません。 主旨がよい、となればテもなく是認されるこの頃のゆき方、これは芸術にとつてもつとも危険なことではありますまいか。 平岡公威(三島由紀夫) 18歳、徳川義恭への書簡から
今度の学制改革で来年か、さ来年、私も兵隊になるでせうが、それまで、日本の文学のために戦ひぬかねばならぬことが沢山あります。 去年の戦果に、国外国内もうこれで大丈夫と皆が思つてゐた時、学校へ講演に来られた保田與重郎氏は、これからが大事、これからが一番危険な時期だと云はれましたが、今にしてしみじみそれがわかります。 文学を護るとは、護国の大業です。文学者大会だなんだ、時局文学生産文学だ、と文学者がウロウロ・ソワソワ鼠のやうにうろついてゐる時ではありません。 平岡公威(三島由紀夫) 18歳、徳川義恭への書簡から
「西洋」へ、気持の惹かされることは、決して無理に否定さるべきものではないと思ひます。真の芸術は芸術家の「おのずからなる姿勢」のみから生まれるものでせう。 近頃近代の超克といい、東洋へかへれ、日本へかへれといわれる。その主唱者は立派な方々ですが、 なまじつかの便乗者や尻馬にのつた連中の、そこここにかもし出してゐる雰囲気の汚ならしさは、一寸想像のつかぬものがあると思ひます。 我々は日本人である。我々のなかに「日本」がすんでゐないはずがない。この信頼によつて「おのずから」なる姿勢をお互いに大事にしてまいらうではございませんか。 平岡公威(三島由紀夫) 18歳、東文彦への書簡から
615 :
560 :2009/01/28(水) 14:19:01
自分は三島があの当時のごく一般的な成年男子として戦争へ行かなかったことを やはり負い目に感じているであろう、と思っているし、それはごく自然な 感情であって三島を批判しているわけでもないのに、どうして「捏造」なんて 言葉を使われなきゃならないのかわからない。 兵役検査経緯のことは三島自身、その親父さん、文献その他でも読んでるから よく知ってるよ。 徴兵を逃れた、という表現が腹立つわけだね? では身体的理由によってやむを得ず兵役には就かなかった、ことはやはり 三島の中でひとつの負い目になっているんじゃないか、と。 殊に三島のような真面目な性格の男は。 だから楯の会については、肝心なときに義務を果たせずなにを今更、という 感想を持ってるね、自分は。 どんな感想を持とうが、それは自由だろう? どう反論されようがそれは変わらない。 ここはひたすら三島を肯定しなきゃならないスレなの? 三島を文学者として敬愛しているが、三島の行動すべてを肯定している わけではない、そういう人はたくさんいるだろうし、自分もその一人。
そもそも三島と兵役のことで一番大きな問題なのは兵庫での検査のことではなくて 幹部候補生の試験を受けなかったことなんだよ。 同級生はみんな受けていたのに平岡少年だけ受けなかった。 学習院首席卒なんだから間違いなく受かったわけなんだけどね。
>>615-616 身体的理由で兵役につけなかくて、義務を果たせなかった人が、戦後、国の未来を憂いちゃいけないんですか。何も行動を起こしちゃいけないんですか。
ずいぶんと偏屈な論理ですね。呆れた。
あんたとは、どこまで言っても噛み合わないわ。
かたや文学者として認めているといいながら、思想だけを否定するなんて私にはよく理解できないけどね。
一見なにげない作品のなかにも、そういう思想が入っているんだから。
それと三島が一兵で兵役につきたかった理由は、ラディゲに傾倒していて夭折を願っていたからでしょう。
花ざかりの森は遺書として書き残した作品ですよ。そんなことも知らないんじゃ話になりません。
三島は入営の前に、切り爪をして、本当の遺書も書いてます。
不合格になった後、家族に「特攻隊で死にたい」と言ったのは私は本心だと思いますよ。
>>615 それから、自分の考えを多数のなかの一人とかどうでもいいんだよ。それなら私の考えも多数のなかの一人だから。
いい加減、自分の意見を常識とか多数とか何かの傘にしたりするのやめたら?
あんたと私で意見してるんだから、卑怯なまねはやめてくれるかな、男なら。
>>619 の質問は撤回します。まさかこんなとこで油売ってるはずないだろうし。
>>616 > 同級生はみんな受けていたのに平岡少年だけ受けなかった。
↑同級生が全員受けたというソースを明示してください。
622 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 17:18:26
>>621 同級生は全員は受けていないというソースを明示してください。
>>615 それと、三島が楯の会を作ったのは、戦争賛美や軍国賛美じゃないからね。
それまで戦争をさんざん煽って源氏物語まで発禁したりしたくせに、朝日新聞やら政治家が戦争に負けて、コロッと変節していく様に我慢がならなかったんでしょ。
三島の著作もよく吟味してないくせに、楯の会の私兵ってだけで「今更」って言い草は的外れな頓珍漢そのものでしょう。
三島は未来の日本のあり方を探っていたんだからね。
>>622 あんたが先にはっきり「みんな」って言ったんだから責任持って明示すべきでしょ。
男なら捏造じゃなく、はっきりさせてみな。
>>615 本当に文学者として敬愛してるというわりに、あんた何か作品を語ったことあるの?
626 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 17:53:19
>>624 同級生は全員は受けていないというソースを明示してください。
>>626 なんだ結局、学習院の同級生は全員は受けているってソース出せないんだ。
適当に妄想で言ってることが判明したね。
受けてようが受けてなかろうが、 どちらともソース出せないんだ。 みっともない言い争いはやめとけ。
629 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 18:11:52
>>627 人のこと批判する前に
同級生は全員は受けていないというソースを明示してください。
630 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 18:12:24
>>616 そもそも、それが何故問題なのかも意味不明。
幹部候補生に受かるのが確実ならば、危険地域じゃないから死ぬこともほとんどないじゃん。
みんな幹部候補生で受けたじゃなく、正確には、学習院ならば
みんな幹部候補生で受けることができた、だろうな。
そして、三島は一兵卒で受けた。ヤケっぱちの気分もあったろうし、
悲劇的な死で自らを飾りたかったということもあろう。それでいながら、
誤診で即帰郷を言い渡されると、いそいそと、飛んで帰った。
この辺りの心理は「仮面の告白」に正直に書かれている。
ゴルゴ13じゃないんだから、人間誰しも二面性があるよ。
矛盾しているのは三島本人が一番分かっている。その二面の一方を
自らの意志で決然と選び取る、それが行動の美学であり、そこにこそ
人間の尊厳がある、これが三島の到達した思想。その結果が市ヶ谷
の事件だ。思想(言葉)と行動を一致させたのだ。誰がこのこと自体を
非難できようか。
そもそも戦後生まれの人間に、
>>558 みたいなことを言う資格はない。
こんなことを言えるのは、例えば大岡昇平のように正にその渦中に
あって苦闘した者だけだ。因みに、大岡は
>>558 みたいなことを言うはずもない。
633 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 21:03:19
>>627 この人はちょっと頭おかしいみたいですね。
要注意です。
634 :
632 :2009/01/28(水) 21:08:44
長文のレスをしたら、面白くなって続きを書きたくなった。ちと失礼仕るw 一連のレスで興味を引いたのは、誤診陰謀説だな。ま、医者とつるんだと いうことはなかろうが、医者が故意に誤診したのかもしれない。この説を 唱えた人はいないと思うから、きちんと調査すれば論文が一本書けるかも しれんぞw 屈強な若者達に混じった三島の貧弱な体格は目立ったろう。ゼーゼー 肩で息しているし。医者もこれではとても兵隊は務まらんと思ったろう。 実際、三島が応召されていたら、一ヶ月も保たず死んでいただろうよ。 そうなったら、あの三島の文学世界もなかったわけだ。 軍医さん、GJ!と言いたくなるではないか。 その他、書きたいことはいっぱいあるが、ま、折りをみてボチボチと。
インド人のおっさんは、兵役に行けなかった三島が、それを恥じ、 自他と世界に、自分は男だと証明するためにあのような死に方を したのだって断言してたな。 しかし、自分も近くだが、あの加古川や姫路のあたりってのは、 荒っぽいんだよね。人間や言葉使いが。祭りもすさまじい。 東京の腺病質の公威坊ちゃんが入ってたらどうなったことか・・・
636 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 21:47:17
でも本籍地の軍医との密約があったのだとしても、 三島自身はそれを知ってたのかなあ。 祖父が本籍地出身の出世人で、 父が中央のキャリア官僚だから、 ありえないことでもない感じがするが。 しかしそういうことがあったのだとしたら、 まさに過保護の極北とでも言うべきもので、 三島にはあんな死に方でもしなければぬぐえない 一生の引け目となったかもしれないね。
>>635 恥じもしないでのうのうとしている人よりマシじゃん。
>>636 だから、何の証拠もないことを仮定にして結論づけても意味ないでしょう。
妄想や想像レベルじゃなく、はっきりした証拠がなければ、単なるあなたの恣意レベルだよ。
639 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 21:56:12
「朱雀家の滅亡」がそういう場面あるよね。 兵役免除を肉親に策略されて激怒する青年が出てくる。 その怒り方がまた異常にしつこい。
640 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 21:57:36
>>638 おいおい、俺は何も結論づけてないよ。「感じがするが」とか
「かもしれないね」って言ってるんだぜ。
>>636 父親の著書を読んだ印象で、私はそれはないと思う。
不合格と知ったときの父親の喜びで駆け出して逃げる様子に嘘はないと思うから。
642 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 22:03:21
>>641 そうだな。嘘はないな。第一、そんなことあの一億玉砕の時代に
できるわけないわなw
>>640 どっちにしろ三島が最初から知ってたら怒るでしょう。切り爪や遺書なんか書くわけないし、母親が取り乱して泣いて送るわけないでしょう。
三島が東京で受けた徴兵検査の結果は、「第二乙種」(最下位の合格)。 半年後の入隊時も、ほぼ同一の身体状況で発熱と右肺侵潤と診断され即日帰郷。 なお、合格していれば、兵庫の志方町から12キロの所にある、第三五五師団が駐在していた青野ヶ原の戦車隊に入隊予定だった。 (出典、資料三島由紀夫)
>>642 一億玉砕の軍国時代に、いくら官僚でも密約なんかできないでしょうし。
そんなことができたならたいした軍国国家でもなく、ちっとも一億玉砕じゃないでしょうに。
646 :
吾輩は名無しである :2009/01/28(水) 22:11:33
お前らは考え方が偏り過ぎだ。 ラブシャッフルを命ずる。 人間が穏やかな生活を送る為には、3pが必要なのだよ。
648 :
吾輩は名無しである :2009/01/29(木) 00:19:39
三島由紀夫って、平均睡眠時間はどれくらいだったんだろ? あの体を寝不足であの年齢まで維持するは、相当キツいと思う。 30代の俺で、寝不足でジムでバーベルあげると、心臓がどきどきするし。
うむ。 三島なら一晩で二人の女を満足させる事も可能だったかもしれないな。 俺は無理だった。 二人目で中折れしちゃったぜ。 今は可能だがな。
650 :
吾輩は名無しである :2009/01/29(木) 08:59:18
>身体的理由で兵役につけなかくて、義務を果たせなかった人が、戦後、
>国の未来を憂いちゃいけないんですか。何も行動を起こしちゃいけないんですか。
少なくとも、そんな人間が戦後になってからやる軍服コスは
とんでもなく見苦しいとは思う。間違っても「男らしい」行為じゃない。
>>632 >〜誰がこのこと自体を非難できようか
凶器でもって他人に障害を負わせた犯罪者であることに間違いはなく。
屑だろうよ。
651 :
吾輩は名無しである :2009/01/29(木) 09:05:50
…同類のさ、顔色を横目で伺いつつのコトバ弄りだけやってる分には無論で、 何の問題もないんだが。 が端的に、きもいんだよおまえらのそういうのって。なんとも胸焼けがする。 人に迷惑をかけるやつは、悪いやつ。どこの誰だろうが。マイルールの押し付けは 勘弁。たかが文学。
うむ。 たかが文学だな。 お前らも建物の五階から飛び降りたり、小学生で青姦したり、中学生でみんな見てる前でセックスさせられたりしてみろ。 心因性記憶障害になるわい。
うわっ! 飛び降り以外はあるよ自分。 自発的にだけど。
>>650-651 はいはい、わかったわかったクズ。
文学者として敬愛してるとかファンだとか、嘘ついてまでのまわりくどい思想否定お疲れ様でした。
あんたがいくら三島を偽善者ぶって屑呼ばわりしようが、屑じゃありませんから残念でした。
>>651 それから、きもいなら見にくるなバカ。
政治家で法案通してもないんだから、誰もあんたにルールなんか押し付けてないでしょ。
やっぱり粘着はトリバレか。
>>648 5〜6時間じゃないかな。夜仕事をして、明け方から眠って昼ごろ起きてたらしい。
>>655 めんどい。あなたに云っているんじゃない。
俺はあなたに全く興味がない。お願いだから俺にはレスしないでくれ。迷惑。
それと、やっぱり云々も云いがかりだ。俺じゃない。
>>653 うむっ!
本当か?
ついに2代目を見つけたぞ!
良かったな君、
君は今から面白い人生を歩む事になるよ、選ばれたんだ、君は昇る竜だ。さぁ、この「コインロッカーベイビーズ」をカバンに入れるんだ。
健闘を祈るよ、君なら大丈夫だ。
村上龍キモス
661 :
吾輩は名無しである :2009/01/29(木) 15:14:18
うむ。 コインロッカーベイビーズは俺を罠にはめる為だったんだなぁ。 親父はその罠にハマって息子の俺をボコりやがったんだ。 わけもわからず、学校に立て籠もるはめになり、親父にボコられて、病院送り、記憶障害。 過ぎてしまえば笑い話やな。
>>658 おやはやあらおや、そうですか。
間違えて失礼しましたね。お元気で、なようなら。
664 :
吾輩は名無しである :2009/01/29(木) 16:46:09
>>657 それってよく聞くけど、すごいな、、、
もしかして、一番時間を効率的に使えるかもしれないけど、一日の終わりに仕事を持ってくるって、、
夜型でもなく、朝方でもない感じだね。
665 :
吾輩は名無しである :2009/01/29(木) 17:25:48
最近、芥正彦さんはどうしてる?
>>664 アホか、三島のタイプは夜型と言うのだ。覚えておけ、ユトリ。
>>664 昼間は作品の取材や、対外的なことに時間を費やされるから、仕事は夜中に毎日集中してやることに決めていたんだよ。
画家でもなんでも芸術家はインスピレーションがわく時だけ作業するのでなく、毎日やることが大切だという信条があったようです。
>>665 誰かと思ってググったら、三島と東大討論した学生Cの人なんだね。
669 :
吾輩は名無しである :2009/01/29(木) 23:16:49
三島由紀夫があんなテロ活動したせいで、憲法改正や日本の正しい歴史認識を訴える人達 全員が右=暴力的で怖い人みたいな極端なイメージに拍車をかけちゃったよね。 もちろん、そんなことなくって、平和的に憲法改正や歴史認識を訴えてる人がほとんどだと思うけどな。 あの三島のハラキリ、生首は失敗でしょ。 だれが判断してもありゃ怖いイメージもつよ。
そんな奴はいねえ
671 :
吾輩は名無しである :2009/01/29(木) 23:42:03
どんな正しいことを言っても、あなたのような歪んだ人格を持ってる人には 賛同しませんよ。 三島由紀夫を、私たちのリーダーには選びませんよ。 これが答えでしょ。
672 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/29(木) 23:58:26
>>669 演劇人(三島演劇を知ってる世界の演劇人もね)はそうは思わないよ。
どっかで芝居、と思うからね。大してビビりやしないんだよ芝居知ってる人間は
>>669 >>671 また何かの釣りですか?
そんなこと思ってんの、あんただけでしょ。
だいたい三島由紀夫が憲法改正を訴えて死んだことさえ知らない人が大半でしょう。
リーダーにしません、って言ったって、したくてもすでにこの世にいませんよ。頭大丈夫ですか?
674 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 00:17:19
三島由紀夫なんて歪んだ人格の持ち主をリーダーにするくらいなら、 このさき何十年経とうとも、別の指導者を待ちます。 あなたのような、人質をとったりする非道な人間には賛同しません。 なに?生命尊重以上?あ、そ。死にたいなら勝手にどうぞ、誰も止めませんから。 これが、応えです。
>>671 それから、また「私たち」とか、こんなとこで自分の考えを多数を傘にするの、いい加減やめたら?
676 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 00:23:28
憂国?あなたは憂国者の仮面をかぶったただの自分勝手なテロリストでしょ。 真の憂国者はそんな、理不尽な暴力的行為はしませんから。 理論武装したって、若い学生や三島信者はだませても、 あなたがただ英雄的に死にたいだけだって、見抜いてますから。
>>674 はいはい、9条護憲の会の方のつまらないレス、お疲れ様でした。
日本では憂国者は昔から暴力使ってますから。なりすまし日本人、ご苦労様。
>>676 英雄的に死にたい、ってことと、憂国は別にちっとも矛盾してないけどね。
潔癖症お気の毒。
679 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 00:38:47
>>677 はい、本性でましたね。
憲法改正に賛成する人や、歴史問題を正そうとする人のほとんどは、
たとえ自衛隊出身者でも平和的に国を憂いて活動しています。
やっぱり、ここらへんであなたの精神の歪みが明らかにされましたね。
そういう気に入らない人をスターリンみたいに暴力、暗殺だ言ってるあなた、
盲目的全体主義者だね、あなた自分で気づいてないかもしれないけど、精神の根本は左よりだね
680 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 00:45:51
>>678 どんどんボロがでてきましたね。
国を憂い、国のために死ぬのが結果的に英雄の一種なんです。
あくまでも「国のため」なんです。
三島のは、英雄的に死にたいから、憂国したんです。順序が逆なんですね。
>>679 >>680 私は日本の歴史の事実を言ったまで。そんなことに右も左も関係ないでしょう。
だいたい憲法改正論者で三島を悪く言う人はほとんどいませんから、無理して右派ぶって憲法改正論者のふりしても無駄ですよ。なりすまし。
あの手この手でご苦労様。
682 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 00:55:41
はい。
677 :吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 00:27:01
>>674 はいはい、9条護憲の会の方のつまらないレス、お疲れ様でした。
日本では憂国者は昔から暴力使ってますから。なりすまし日本人、ご苦労様。
このあなたの暴力肯定する迷言、忘れませんから。
ことあるごとにコピペさせていただきますからね。
683 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 01:00:22
暴力批判すると左派だの右派は暴力肯定だの。関係ありませんから。 事実、どっちも歴史的には暴力してます。 ただそれは左翼とか右翼とかの問題じゃないんです。個人の問題なんです。 あなたみたいな人がいるから、卑劣な犯罪がなくならないんです。 事実はたった一つ。あなたが暴力肯定者だということです。
>>682 そんなの煽りになるの?ちんけであほくさ(笑)
>>683 あんたみたいにネチネチした言葉だけの偽善者が、いざとなると裏腹にものすごい暴力的になるんだよ。
自分の三島に対する憎しみの気持ちを見つめようね。
だいたい、死んだ人のことをネチネチ悪く言うあんたが一番、精神の歪んだ言葉の暴力者でしょうね。
日本人の精神からは考えられませんから。
687 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 01:14:34
>>685 あなたみたいな暴力肯定者の中で、憲法改正を叫ぶ人がいるから、
憲法改正して軍備整えて、軍を正しく使う以外に、侵略のために使うんじゃないの?みたいな
とか思われてしまうんです。
わかります?憲法改正は自衛隊を正式に軍として、正しく機能するためなんです。
国が守られないと、韓国や中国に制海権をとられたりしちゃうんです。
国を護るための憲法改正で、暴力のための憲法改正じゃないんです。
あなたみたいな暴力肯定者がいるから、自衛隊を国軍にするのに抵抗を
持つ人が出てきちゃうんです。
688 :
(o`.´o)materialist :2009/01/30(金) 01:21:58
日本人はチェリーパイ舞踊のような阿呆馬鹿りです殻ねぇ〜(笑) 憲法改正は竹刀ほうが無難では無いで消化ねぇ〜(笑) 現法解釈で自衛はできますよ(笑)
>>687 そういうふうにサヨクのあんたが思って宣伝するからでしょ。
本当に憲法改正論者なら、三島を暴力者呼ばわりしませんよ。
>>687 > 国を護るための憲法改正で、暴力のための憲法改正じゃないんです。
↑そんなこと、三島がちゃんと言ってますよ。ちゃんと三島の論文読んでから出直してください。低脳は。
691 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 01:28:35
>>689 あのね、暴力は絶対だめなの。
あなた理不尽な暴力を行使された人たちが、どんなに苦しいか考えたことあります?
目的のために暴力肯定して、その上で成り立った組織が、今度組織の目的のためには暴力を肯定しないですよって、
信用できますか?
できませんよ。
政治思想関係なく、あなたみたいな暴力肯定はダメです。
>>687 > 憲法改正して軍備整えて、軍を正しく使う以外に、侵略のために使うんじゃないの?みたいな
> とか思われてしまうんです。
↑あんたが思ってるんでしょ。いい加減にやめたら?せこいのバレてるから。
>>691 うるさいあんたの持論は他でやってください。三島はあんたが考えてるような人じゃありませんから。
>>691 こんなとこで暴力もしたことない私に言わないで、日本を暴力で支配したアメリカや、今、暴力使ってる中国やロシアやイスラエルに言ってきてください。
695 :
(o`.´o)materialist :2009/01/30(金) 01:45:35
691 いやおや(笑) 暴力から見れば確かに暴力は悪いで笑、しかし理不尽な暴力者をどうやって静止できるので消化ねぇ〜(笑) 隣人愛?無抵抗主義?わたくしは御免こうむり増すよ(笑) わたくしは愛するマゾちゃんが理不尽な暴力に遇しておれば正義と云う名の暴力で立ち向かい増すよ〜(笑)
697 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 02:09:38
だからね、力の行使と暴力とは違うんです。 理不尽な暴力者には力を行使すればいい。 暴力って意味分かりますか?乱暴な力、合法性や正当性を欠いたものなんです。 だれも隣人愛や無抵抗主義なんていってません。 だから、国を正当な力によって護るため、 私は自衛隊を正式に国軍とすることに肯定的です。 でも、暴力肯定は絶対に反対です。 理不尽な暴力に対し暴力では話になりませんね。プリミティブですらない。 暴力の応酬と、力の行使をごっちゃにするとは、低脳にはあきれました。
698 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 02:12:09
暴力に対して暴力、これでは竹島とられたら相手の本土を攻撃してやろう、 そういうことになってしまいますよ。 あくまで「護る」んです。
699 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 02:17:14
>>666 俺は4時寝て、8時起き。昼寝をたまにする程度。
ユトリって何?
君さ、テレビの見過ぎじゃね?
700 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 02:17:41
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20) 【KY夢香爆進】 ターザン山本!105 【IBJ破壊寸前】 [プロレス]
701 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 02:19:54
>>648 朝の5時に寝て昼の1時に起きるって書いてあったよ
三島に大きく影響与えた外国の文学者って誰がいるかな?ラディゲは言うまでもなくとして
702 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 02:22:16
暴力って普通国家権力一般を指して言うだろjk
個を脅かすものと見るか、それとも…って話でしょ。 精神の脆弱なものだけが。その、怨念に俺は辟易。
705 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/30(金) 03:11:38
三島は「生まれてから暴力に反対したことは一度もない」って言ってたよ。 安田講堂で全共闘の学生とディスカッションする動画がYoutubeにあって
706 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 03:13:45
677 :吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 00:27:01
>>674 はいはい、9条護憲の会の方のつまらないレス、お疲れ様でした。
日本では憂国者は昔から暴力使ってますから。なりすまし日本人、ご苦労様。
なんだこれは?昔からやってたら悪しき習慣でも続けるというのか。
まったく恐ろしい暴力賛成者だよ。そんなことやってるから人種差別とかがなくならねーんだ。
前にも確かここに書いたが、ふつーは歳とりゃ恥じると思うんだけどもな、 自身がひとにのべつに、暴力を振るって生きてきた人間であれば。ワカランw
つーかねほら西尾とか渡辺なんてのはもう、 典型的ないじめられっこタイプじゃない?w それがwwっていう。 みじめったらしいったらない。
709 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 03:19:07
>>705 なんと!ではアメリカが非戦闘員の住む日本本土、広島長崎に対して行った
あの最大の暴力さえも肯定してしまうのか!恐ろしい作家だよ。
710 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/30(金) 04:49:29
現代にも三島みたいな人がいればなあ…
三島を論じるなら、少なくとも全作品とは言わんが、主要作くらいは 読んでからにしてくれ。三島が米軍の無差別爆撃や原爆投下を肯定する はずがないのは常識だ。理不尽な暴力には誰だって反対する。 三島が「反対したことがない」と言う「暴力」は、アンチ粘着の言う「力の行使」 くらいの意味だろうよ。あるいはもっと穏やかで「腕力」程度の意味かもしれんw そもそも市ヶ谷の件で、傷害事件を起こした犯罪者だと言うが、あれは想定外の 乱闘の結果だ。強盗傷害やアキバ事件やあさま山荘事件と同列に考えられても困る。 >自身がひとにのべつに、暴力を振るって生きてきた人間 三島はそんな人間ではなかった。これは自分のことを言ってるのかと勘ぐりたくなるなw なりすまし日本人と勘ぐられるのも当然だと思うね。人種差別だとか、関係ないことを 持ち出したりするし。日本人は確かに排他意識が強いのは認めるし、人種差別が皆無 とは言わんが、他国に比べればずっと少ないよ。アメリカでも60年代まではひどかったし、 南アフリカの最近までのアパルトヘイトは有名だ。日本が戦前の国際連盟で、人種差別 撤廃を提議したのを知ってるか?英米の反対で挫折したが。うーむ、長くなったのでこれまで。
712 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 05:31:10
以上、暴力賛成の三島信者の顔真っ赤にした書き込みでした!
713 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 05:33:36
想定外なら刀振り回して罪もない人を傷つけてもいいってw恐ろしい考えだよ実際。
714 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/30(金) 06:28:42
暴力革命を肯定したんじゃないですかね。
うん、自分のこと。俺は事実そんなだったから。 黙れと云う間もなしにフツーに殴ってた。 知的側面云々以前にね、他人はムシケラだと。
うむ。 暴力はけしからんが、力でしか守れない時というのもあるからな。 大事なのは判断を間違えない冷静さだ、不動心。覚えておくといい、 多勢に無勢で誰かを逃がす場合には、気が狂ったふりをして自分に注意を引かせ、逃がす隙を作るのはなかなか有効だ。 葉隠れ忍法、憑衣作戦や石焼き芋作戦だ。
717 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/30(金) 08:32:51
やっぱり肩が当たったら謝る俺は常識ある大人だ。
718 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 09:24:26
>>697-698 アメリカの日本への原爆が合法で正当化されるとは、呆れたね。
自分が認める暴力だけは、力の行使とか詭弁もいいとこですね。
それに私は韓国を侵略しろ、なんて言いましたか?三島もそんなこと言ってませんから。
勝手に妄想で決めつけないでくださいよ。
>>706 なんでそこで人種差別が出てくるのか意味不明。あんたバカじゃないの?
私が言ってる意味は、幕末の西郷とかのことを言ってるんだよ。
>>709 三島は、無差別攻撃や大量殺戮は反対してますよ。ちゃんと著書を読んでください。
三島の肯定している暴力はあくまで政治的な信条を持った一対一の暗殺であって、それは暴力を使う者も殺されるリスクや、その後、自殺しなければならないものに限ってますよ。
よく知りもしないで、バカが妄想で語らないでくださいね。お大事に。
>>707-708 何、言ってるか意味わかりません。三島はのべつなく暴力をふるってた人間じゃありませんよ。
あんた、やっぱりトリバレでしょ。知りもしないで勝手に三島を決めつけないでください。
723 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 10:55:44
>>697-698 の間抜け三島アンチは、石原慎太郎ですか?
こんなとこで都庁の仕事おろそかにしてまでコソコソ三島非難、お気の毒様。
725 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 12:26:08
天人午睡は、肉体美と観念の対決をよく描いていると思うのだが、 結局肉体のほうが上だと言うことを言いたいの? 観念の存在:本多繁邦の肉体的老衰に対する観念知性の鋭敏姓の頂点 透の観念純粋主義 肉体の存在:透百子の擬似恋愛など若さの証明 猫と鼠の寓話などの肉体優位証明 っていうか三島文学全体に「肉体」「観念」の対決が貫いているようだが。
うむ。 よく《健全な肉体に健全な魂は宿る云々》と言うが、 それは丹田の事を言っているんだ、自分の身体の正中心を探る事は大切な事だ。 毎日15分、立禅をするといい。
>>701 ワイルド、リラダンですね。
>>725 猫と鼠の寓話は、肉体優位証明じゃないと思うし、天人五衰は、肉体と観念の二元対立になっていないんじゃないかと私は思いますよ。
肉体が老いていく人間の宿命についての文脈で、人間存在自体が不治の病、肉体そのものが病で潜在的な死だというところが、印象に残っています。
729 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 16:01:04
三島はエッセイかなにかでこんなこと言ってたな。 男は原理。女は存在。 例えば、顔に唾を吐き掛けられても、自分の利益安全のためなら 我慢するのが女。 男ならこのような時は、必ず行動を起こさなければならない。 たとえ自分が不利益になろうとも。 すなわち原理なのである。
730 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 17:29:16
三島が一番影響受けたのはトーマス・マンだろ。 抽象的な語彙を駆使した文体が同じだもん。
732 :
665 :2009/01/30(金) 19:04:40
>>668 芥知らないのか?
世代が違うなw
突出した頭脳だよ
たぶん三島語らせたら世界一
本人嫌がるだろうけどなw
芥正彦さんってまだ生きてるの?
734 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 20:34:20
>>733 wikipediaによると未だ死んではいない。
数度、幸運にも語ったことがあるが
会話が成立しない>こちらのレベルが低すぎて
735 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 20:39:33
736 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 21:16:34
なんでここにいる三島信者のオバサンは仕事もしないで 昼間っから三島だ日本だコピペしてるんだろう。 毎日三島読んで一向にお国のために働こうとしないってどうなんだい。 いつまでもシングルパラサイトしてないで、働こうよ。ね?
737 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 21:17:32
トーマス・マンは抽象的な語彙を駆使した文体よりは むしろ具体的な語彙を駆使した文体の持ち主だし 明らかに三島とは違うね
>>736 ふ〜ん、あんたがシングルパラサイトなんだ。お気の毒様。
>>737 文体がどうのより、二者の作品を読んだ感想だと、出てくる人物像に明らかに影響があるのは判るよ。
>>734 芥正彦さんは東大で有名人だったんですか?
>>736 ヒント:オバサンは、ワナビ。それから、自称ダンナ持ち。
>>741 うるさいよ、トリバレ。
>>736 ちなみにコピペしている方は私の他にもいらっしゃいますから。
アンケートでは、好きな作家は? との問いに三島は、 トーマス・マンって答えているね。 他、インタビューでも三島自身、マンの強い影響を認めている。
何度も云わせるな。俺はお前には興味がない。 したがって粘着もしない。てかいずれにせよ誰に対してだって俺は、 粘着なんざやらないがww 趣味じゃないんで。
745 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 22:16:20
>>742 ね、朝の11時とかに2chに書き込みしてないでさ、働こう。日本のためにさ。
そんな三島読んで日本の未来を憂いたって、日本の未来なんてどうでもいい
サラリーマンの方がよっぽど日本に貢献してるんだよ。
朝の11時っていう時間がどういう時間かわかるかい?
満員電車に乗って、会社着いて、営業回り行ったりレポート仕上げたりするんだ。
主婦なら朝起きて、子供の食べた朝食の皿洗って、一家の洗濯物やったりするんだ。
あのね、あなたみたいに親元でのうのうと暮らして、体が悪いわけでもないのに働かない、
家事しない、だからといって就職斡旋所にもいかないで、朝遅く起きて
11時にネットの書き込み、これが一番日本の害毒なんだよ。
働こ、ね?日本のためにさ。仕事終わってからでも2chは書き込みできるからさ。
>>727 リラダンについて三島は何て言ってるの?
>>745 笑った。あんたバカじゃないの?
洗濯や朝食の皿洗いなんか、とっくに10時前に終わってるよ。そんな遅くのたくた洗濯してたら乾きませんから(笑)
あんたみたいなノロマの感覚じゃ主婦なんかできませんよ。
それに世の中はサラリーマンだけじゃなく、自営やら夜働いてる人もいるから、昼間に書きこみしてるからって働いてないって決めつける、あんたの乏しい想像力も珍しいわ。よく文学板にいられるね。ご愁傷様。
749 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 22:58:11
三島ってリタリン常用してたんでしょ?
>>701 「私の健康」には朝食は午後二時ごろ、とあるけど、「私の朝ご飯」というそれより以前の昭和25年に書かれた文には、大抵十一時に食べると書いてあるね。
その時の朝ご飯は、
「トーストが三枚、ミルクが一合、うで玉子と焼いたポークが一枚、野菜サラダにキャベツ、デザートが二十世紀に紅茶。
一寸ぜいたくのやうだけれど夜仕事をするのと昼飯兼帯であるから仕方がない。」
と書かれてます。
752 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 23:19:52
身長が低い
753 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 23:30:41
>>750 だからネタじゃねーちゅーの!!ペットボトルに放尿の話を自慢したらネタか?オレ
は公園のションベン小僧じゃねーんだよ。マジでのほほん茶のペットボトルにしたの。膀胱はち切れそう
だったから即決で放ったの。
寝起きの尿だよ。レモンイエロー。5、6時間寝てて240ccだっ
た。ちょっと少ないけど蛋白質入りだし価値はある。
>>751 うーむ、昭和25年にその食事内容は、かなりぜいたくなものじゃないか?
生活の苦労は全くなさそうだな。三島という人は、徹頭徹尾お坊ちゃんなのだと、そう思う。
>>754 25年はもう「仮面の告白」の印税があったんじゃないの。
757 :
吾輩は名無しである :2009/01/30(金) 23:53:00
日本は切腹や武士道に代表されるように、精神で肉体を封じ込める事が美徳とする風土がある。 だが、武において本当に必要な事は反射との共存である。 動こうとして動くのではなく、動こうとした時にはすでに動いている。 どの道、人は地球、天地という環境からは逃げられないのだから、それと共存した動きを探るべきである。 天地に抱かれているからこそ、人だからこそ共感できる、人類共通のものはきっと存在するはずだ、武に限らず。
759 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/01/31(土) 00:36:31
歌舞伎座の初春大歌舞伎の夜の部の公演に 三島の『鰯売恋曳網』がかかったんだけど、酷かったな。 ご老人たちにはあれでもマシなほうらしいけど、勘三郎調子に乗ってる。 相変わらずの小芝居だ。 三島が観たら激怒すると私は思う。 公には誰もケナセないんで(渡辺保は褒めてたフリしてたな。あれは言外に批判していたんだが)、 とりあえずここで私がケナすとしよう。
760 :
吾輩は名無しである :2009/01/31(土) 00:59:30
もー三島の政治的無知にはあきれ果てる。 船中戦後にあって金持ち家庭に生まれて親から金出してもらって、食うものに困ったこともないでしょって。 教育受けて大蔵省務めたはいいけどすぐやめちゃって、まともに労働したことないから あんな夢想家もびっくりの行動がとれちゃう。 あんた地方の経済状況とか調査したんですか?って、 あんたまともに十年以上労働したことありますか? あんた日本の未来を憂えるんならもちろん当時の日本の農工商の状態調査したんですか? 金持ちで俗受けする小説書いてたお坊ちゃんに何がわかるの? 偽物の憂国者。 机上の政治家とおんなじ。
↑正に、ゆとり教育と日教組が作り出した阿呆 ま、犠牲者かもしれんなあ。南無南無
762 :
↑ :2009/01/31(土) 01:30:07
まさにゆとり教育で自分の気に入らない人間を 自分の知ってる言葉でくくりたがる阿呆 ま、犠牲者かもしれんなあ。仏教にハマっちゃってかわいそかわいそw
763 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/31(土) 01:46:10
三島由紀夫は悪くない。全部シャブとホモのせいです。
>>760 あんたの三島に対する偏見のが呆れるわ。
三島は確かにお坊ちゃん育ちだけど、あんたが思ってるほど順風な金持ちではないんだよ。
一時は祖父の諸事情の借金で、祖母が借金取りの男に突飛ばされたりしてるんだよ。
父親の梓も官僚といっても農林水産省の平凡な役人で特に花形官僚でもないし、
三島が16歳頃に天下った日本瓦斯用木炭会社も、戦後の昭和23年に政府命令で閉鎖されたから、それからの一家の生計は長男の三島の肩にかかっていたんだよ。
だから、夜も寝ないで小説家と大蔵省の二足のわらじをはいていたわけ。
>>760 それに、金持ちが苦労知らずの悪人で、貧乏人の農民や庶民が全員善人の清らかな正しい無垢な人みたいな、逆差別いい加減やめたら?
何かの三流時代劇の観すぎなんじゃないの。
>>763 三島は麻薬なんかやってませんよ。煙草を吸うだけで。
お酒も付き合いで飲む程度で夜10時くらいまでには必ず自宅に帰って仕事する生活してたようです。
そうだ! お湯を沸かしていたんだったwww カスピ海ヨーグルトの湯煎用に。ありがとー
768 :
吾輩は名無しである :2009/01/31(土) 11:40:15
労働しようがすまいがどうでもよい 三島ほど華麗な出自と天賦の才は、まさに「選ばれし者」の証だ 日本の歴史にひとりくらいこういう人物がいたってよかろう 妬み、嫉みほどみっともないものはない 大の男が
769 :
吾輩は名無しである :2009/01/31(土) 13:05:05
>>760 みたいな批判はすでに三島の生前からあったことで、
これに対しては晩年の古林尚との対談で三島自身が一定の答えを出している。
実際はあまり答えになっていないような内容なんだけどねw
三島は行き過ぎた市場経済主義を批判していたのに、それを馬鹿にしてたつけが現代に出てきてるわけでしょう。 かたや、共産運動や人権運動の裏に他国の勢力がいることも指摘してるし、あの当時から現代の問題を提起してるよ。
「詩を書く少年」が好きです
772 :
吾輩は名無しである :2009/01/31(土) 22:19:02
「午後の曳航」が好きです。 三島の存命中にサカキバラ事件が起きていたら格好の題材になっていたんじゃないか と思ったりします。
「午後の曳航」は父性がなくなった世界の虚無と少年犯罪の関係を暗示してた作品。
>>774 やったとしても、鳥越、姜尚中じゃどうせねえ・・
まとめ方が目にみえてる。
776 :
吾輩は名無しである :2009/02/01(日) 13:29:10
本が売れなくなったら若者道連れにして自衛隊基地に乱入して 人質とって自衛隊員切りつけて大騒ぎしたあげく割腹自殺だもん。 怖いよな〜
テリー伊藤、姜尚中、鳥越俊太郎・・・ 見る気になれん・・・
>>776 そういうふうにしておきたいんでしょ、石原慎太郎みたいな偽作家とバカサヨクは。
わたくしは、自分の書いたものや、いつたものが、いますぐ役に立つたら、かへつてはづかしいといふふうに考へてをります。 ですから、たとへばけふ申し上げたことが、あるひはみなさんのお心のどつかにとまつて、それが十年後、二十年後に役に立つていただければ、それはありがたいけれども、 あつ、三島のいつたことはおもしろい、ぢや、けふ会社で利用して、つかつてみようかといふやうなことは、わたくしは申し上げたくもないし、申し上げる立場にもゐないと思ふんです。 わたくしは、その、ぢや日本の精神ていふのはなんだ。日本が日本であるものはなんだ。これをはづれたら、もう日本でなくなつちやふもんはなんだと。それだけを考へていきたいです。 三島由紀夫 「現代日本の思想と行動」より
いま非常な情報化社会がありますから、精神といふものはテレビに写らない。 そしてテレビに写るのはノボリや、プラカードや、人の顔です。それからステートメントです。 そして人間はみんなステートメントやることによつて、なにかしたやうな気持になつてゐるんです。 わたくしは、そこまでいけば、どんなことをやつたところで、目に見えない精神にかなはないんぢやないかといふふうに思つてゐるんです。 昔のやうに爆弾三勇士、あるひは特攻隊、ああいふやうなものがあつたときに、はじめてこれはすごい、これはテレビにも写らなかつた、なにも出なかつたが、これはすごいといふ一点があると思ふんですが、 いまテレビに写つてるものは、どんなものが出てこようが、結局、情報化社会のなかでとかし込まれて、また忘れられ、笑はれ、そして人間の精神体系になにものも加へないままで消えていくんぢやないか。 三島由紀夫 「現代日本の思想と行動」より
わたくしは、政治自体も非常にさういふ点で危険な場所にゐると思ひますのは、政治もあらゆる場合にステートメントだけになつていく。 そのステートメントが情報化社会のなかで、非常なスピードで溶解されて、ちやうどあたかも塵埃処理のやうに、早くこれをすべて始末しなければ東京中が塵埃でうづまつてしまふ。紙くずでうづまつてしまふ。 それで情報化社会といふものは過剰な情報をどんどん処理してゐるんです。 この東京といふもの、日本といふものは、近代化すればするほど巨大な塵埃焼却炉みたいになつてくる。 そのなかで人間はなにをすべきかといふことについて、わたくしはなんとか考へていきたいと思ふんです… 三島由紀夫 「現代日本の思想と行動」より
782 :
吾輩は名無しである :2009/02/01(日) 14:55:47
売れなくなって英雄的に死にたいからって人々に尊敬されるため憂国のポーズとってかっこつけの テロだもんなぁ。怖い怖い
784 :
吾輩は名無しである :2009/02/01(日) 15:18:13
本が売れなくなってノーベル賞まで逃して誰からも注目されなくなったから、もう一回世間の注目を 集めるために刀振り回してあの乱痴気騒ぎだもんなぁ もう一度栄光に浴したかったんだな。かわいそうに
>>782 >>784 よく知りもしないで捏造デタラメお疲れ様。嘘までついて貶すあんたのが怖いよ。
三島が晩年に書いた「春の雪」「サド侯爵夫人」は商業的にも売れ成功してます。
肉体鍛錬も楯の会もノーベル賞争いのもっと前からやってます。
>>777 それに久米宏、太田光が加わったらバカ勢ぞろい。
788 :
吾輩は名無しである :2009/02/02(月) 20:47:25
挑発してくる常連がいないとここは静かだね
789 :
吾輩は名無しである :2009/02/03(火) 01:23:42
三島由紀夫か、太宰と並んで高校の時よく読んだな。
790 :
吾輩は名無しである :2009/02/03(火) 01:25:52
へぇ
791 :
吾輩は名無しである :2009/02/03(火) 01:27:59
ほぉ
792 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/03(火) 01:39:55
三島由紀夫は右翼の中では小林秀雄と野村秋介と鈴木邦男の次に尊敬してます。
>>789 すごい。太宰と身を寄せ合って三島を読んでいたのか
794 :
吾輩は名無しである :2009/02/03(火) 10:55:50
796 :
吾輩は名無しである :2009/02/03(火) 14:32:36
三島は太宰が嫌いでも太宰の才能は認めてるよね。 良くも悪くも影響は受けているんだろう。
>>796 何かの文章で、優れた文学者のなかにさりげなく太宰の名が混ざっていたから、認めた上で貴族の言葉使いの間違えを批判したんだろうと思う。
1に顔、2に田舎者が嫌いだとかエッセイで書いてあるけど、 本当は、「女たらし」という風来坊的美名を背負ってるのに嫉妬してたんじゃ ないかと思うときがあるな。太宰の小説読んでたらそう思う。
豊饒の海の「春の雪」「奔馬」を読んだのですが 大正・昭和の剣道部ってどのくらいのポジションを占めてたのですか? 単に一番メジャーなスポーツだったのかな? 一昔前の野球部みたいな。 現代の、ちょっとアナクロで禁欲的なイメージで捉えるのは間違ってる?
800 :
吾輩は名無しである :2009/02/03(火) 20:51:38
三島は太宰の「斜陽」あたりは嫌っていたみたいけど、初期の頃の短編なんかは 好きだったんじゃないかな?
さよう
まあ、三島としては、太宰が地方出身者であることを責める、という 愚劣な方法しか思いつかなかったんだろうな。 「爺さんの代からの高級官僚とはいえ得体のしれない出自、矮小な身体、同性愛」 これらは、太宰が、「由緒正しい地方の素封家出身であること、長身、女に強い」という事実と 相反しているわけだから、それが三島の劣等感を刺激し、勢い太宰批判に向かったものと思われる。
>>802 田舎者って、地方出身者って意味じゃないですよ。
太宰批判も太宰の文学のやり方の一面を、他人のふりみて我がふり直す的に同族と認めた上で批判してて、あなたが言うようなレベルの低い次元のことから発したことじゃないしね。
なんでも容姿とか出身とかからしか考えられない、あなたが相当なコンプレックスの塊なんでしょう。
>>802 太宰が女にモテるとも強いとも思わないし。
>>802 みたいな、すぐに三島vs太宰っていう対立構造にもってく人って、肝心の作品とか文章をろくに読んでなくて言ってるって感じ。
>>799 剣道は敗戦後、アメリカGHQによって禁止されたから、解禁された後もマイナーになってしまったのでしょう。
が実質はたぶんに、ある種のインスト・ミュージックを馬鹿にする際に 使う言葉“テンション・ミュージック”的な意味でね、テンション・ スポーツなんだよww剣道って。まさにその意味でじぶんは苦手でした。 ある意味卓球なんかにも近い。
三島はエッセイで太宰を嫌いな理由として、 「自分が隠しておきたいことを露出する型の作家だからだ」みたいなこと 書いてたけど、ある意味、そういう太宰の勇気にも劣等感があったんじゃないかなと思う。 でもいいじゃん。それで。劣等感をバネにいい作品書けたとも言えるんだから。
809 :
吾輩は名無しである :2009/02/04(水) 02:15:33
全部さらけ出すことには魅力が無いからでは?
>>808 そんなのどこに書いてあったの?
私が読んだエッセイには、太宰を嫌いな理由を、
病気を治そうとしない病人は、本当の病人の資格がない、つまり、自分の弱さを武器にして弱さに甘んじてるところに、芸術家として甘えがあるみたいに書いてありました。
だから、生活改善で変わるような放蕩まで異端と勘違いするな、と言いたかったんだと思う。
寒風摩擦や規則的な生活でも、まだ残るような病気(芸術)で勝負しろってことでしょうね。
>>808 はっきり言って、太宰の場合は勇気じゃないと思う。自分はダメなんです、みたいにやるのは一番安易な文学で、一般受けしやすいからね。
>>811 それは「小説家の休暇」だね。そう書いていたエッセイがあるのは事実。
でも、三島は何度も太宰には言及しているし、言い方見方も時間によって変わるんだけど、
三島は結構、裏表で言うことが違う、ちょっと女みたいな性格のところがあった気がする。
たとえば、谷崎潤一郎があるパーティの帰りしなに三島のコートをわざわざコート掛けから取ってくれたことを、
「氏のやさしい性格」と評しているエッセイもあれば、「不道徳教育講座」では、
同じエピソードを「ある大文豪が」として名は伏せてあったが、「都会人の弱気」と冷笑していた。
そりゃいろんな同じことでも一人の人間が多様に解釈するというのはあるが、
ちょっとなんだかなあとは思ったね。
それと前から思ってたんだけど。ここには妙に三島を擁護する人が常駐してるね。 でもさ、三島自身が、死後、俺の悪口をさんざ言うやつがいるだろうが、 その悪口を聞いてみたい。なんて言ってるんだから、言わせとけばいいんじゃないか? 妙にかばうと逆効果だよ。
>>814 擁護じゃなく私が三島のエッセイやらを読んで感じた感想だよ。
谷崎のエピソードも三島自らを含めた都会人の一例で示しただけで別に冷笑じゃないしね。
あなたの読み方のが、よっぽど冷笑にみえるよ。
>>814 私は言いたいこと言ってるだけで効果なんか狙ってないから。
石原慎太郎じゃあるまいし。
なんかここで三島の劣等感だの冷笑だの言ってるのが、石原慎太郎の本の内容と似てますね。
冷笑という言葉はまあ、言葉を2chで選ぶ時間がなかったからだけど、 揶揄っぽかったのは確か。ま、太宰のエッセイについては機があれば教えるよ。
こんなとこで死人の悪口をコソコソ打ち込んでる男のが、女みたいな性格だよ。
そーいや「不道徳教育講座」に「死後に悪口を言うべし」というタイトルのがあったなw
男らしいネラーなんてあるかw
三島ヨウゴに言うけど、なんかそうやっていつも人が言うことをつぶしてやろうという 姿勢は本当にイライラする。結局、あなたをやっつけたくなるんだよ。 それであなたをやっつける最善の方法って言ったら、結局三島への痛罵を言うことになるんだ。 この転換はほとんど自動的に起こってしまう。 本当は第一声はちょっとしたそんなに悪意のあるレスでもなかったものがだよ。 ここにいたると、もう三島への痛罵ではなくて、あなたへの痛罵に変質してる。 つまり、あなたが三島への痛罵を助長しているんだよ。 まあ、別にあなたに三島ヨウゴをやめろとか言うつもりはないけどね。 言って、やめるもんでないのはお互い様なんだし。
>>821 ネチネチ女みたいに人のせいにするんじゃないよ。
最初から遠回しに皮肉で三島を貶すのが目的で来てるんでしょ。セコいんだYO!
女の腐ったみたいでSA!
僕とラディゲのちがひは (一)ラディゲはノルマルな心理の展開そのものゝ中にロマンをみるロマンティストだ。 僕は現実に絶対にありえないロマンチックな心理をあくまでリアルに具現しようとするレアリストだ。* 共に言葉の一層深い意味において。 *初期における谷崎潤一郎との比較。 (ニ)ラディゲが作品の主題とした倫理はカソリシズムの歴史的伝統であると共にフランス近代文学のテクニックの一種だ。 プランセス・ド・クレーヴの倫理とはやゝ性質を異にする。――しかるに僕は日本の歴史的文学的伝統の命ずる処に従ひ、倫理的契機を無視する。 倫理は日本文学史に於ては小さな役割を演じて来たに過ぎない。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
ラディゲを殺したのは彼の健康さだ。僕を長生きさせるのは僕の病的な性格だ。 僕はかくてあの烈しい「人間の第一義」からのがれるのだ。 ラディゲ*には模索がない。僕は模索をたよりに小説を書く。 *夭折した。僕は長生きする。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
ラディゲは二度と書き直しのできぬ手習草紙を書いたのだった。 彼は異常な心理を書かないと公言した。しかし彼の二つの小説は共に有夫の婦との恋をゑがいてゐる。 しかもそれは単なる偶然ではなく、その恋のTypus にはぬきさしならぬ必然性がある。 この必然性なるものが既に異常なのではなからうか。 平岡公威(三島由紀夫) 昭和21年のノートから
826 :
吾輩は名無しである :2009/02/04(水) 12:57:14
>こんなとこで死人の悪口をコソコソ打ち込んでる男のが、女みたいな性格だよ。 だってここはそーゆーところでしょ。 ちょっとでも三島先生に非難がましいこというと血相かえて反撃してくる そーか、そういう見方もあるんだなとは決して決して考えない 即石原慎太郎にされてしまう ほとんど宗教、三島教の信徒 だからそれをからかいたくなる奴らが出てくるんだよ
>>822 別にこんなところで女の腐ったのっていわれても腹なんか立たないよ。
もう少し気の利いたこと言え。この行かず後家。
829 :
吾輩は名無しである :2009/02/04(水) 13:18:36
↑ おまえさんにとって自分と異なる意見はすべて中傷なんだな 批判、反対意見=中傷 馬鹿はどっちだよ
>>826-827 それをからかいたくなる奴らって、自分のことを第三者に捏造するんじゃないよ。そういうのがセコいんだよ。
sageたりageても自演がバレてんだよ。
>>829 私に対する中傷のことを言ったのに話をすりかえるんじゃないよ。
あんたのレスに歯向かうと、すぐに信者だの擁護だの決めつけて、ババアとか私を中傷して反論を許さないのはあんたの方でしょう。
頭おかしいんじゃないの。
831 :
吾輩は名無しである :2009/02/04(水) 13:51:48
↑ あなたのことを中傷したおぼえはないよ (「三島教の信徒」は言い過ぎだったので謝る) たださ三島だって完璧ではないんだから矛盾点や疑問を抱かせる部分だってあるだろ そーゆー意見に対して感情的になりすぎてんじゃないの。
>>831 誰も完璧な人間なんて言ってないでしょ。
たいしたことでもないことを矛盾だのおかしいだのと大袈裟に誇張するから、それについての私の意見を言ってるだけのこと。
一人の人間のなかに様々な葛藤があるのは当たり前でしょう。
>>831 それから私はあなたの三島に対するレスは別に止めてませんから。
いつまでも長々やってられないから、さようなら。
834 :
吾輩は名無しである :2009/02/04(水) 14:09:53
「たいしたことでもない」のはあなたの考え 自分から見ればたいしたことない、と思うことでもある人間にとってはそうじゃない まさに >一人の人間のなかに様々な葛藤があるのは当たり前でしょう。 だよ。
835 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/04(水) 14:47:11
石原慎太郎が最低なのは、仲が良かった三島由紀夫の死後に 当人と自分しか知らない様な私的なエピソードを持ち出して 死者を嘲笑していること。そこまで醜悪な人間を初めて見た。
石原珍太郎は右翼にも左翼にも嫌われる日和見阿呆。
一日に何度も「さようなら」を言うなw
このスレは、三島を擁護する人と、三島を批判する人が混在しているわけだが、 これは作家を対象とするスレなのだから、当然そうあるべきだと思う。 ただ、それにしても、対立の激し方が著しい。 で、どうだろう、ここは一つオマイラが、直に顔をつき合わせ、真面目に三島を議論したらどうかね。 で、その結果を報告してくれ。
>>835 それは死人に口無しを良いことに、己をデカくみせるための石原のホラだと思われ。
840 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 03:37:03
でも、アンチのような人?が現れてるけど 語彙が少ないし、本読んでんのかな? 目的が分からない
841 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 04:15:41
ホモだろこいつ。 どこがいいんだよ、こんなホモの ガハハハハッハハッハ 糞ホモが テメーで勝手に野郎と情死してかに、ケッ 何が文学だ このホモ野郎
842 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 04:43:28
アンチは頭の悪そうな人ばかりだね 慧眼な意見はまず出ない
843 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 05:43:58
>>842 君も頭悪そうだね
慧眼な意見はまず出ない
慧眼な意見(笑)
>>841 三島にホモ傾向があったとしても、少なくとも森田必勝とは何の愛人関係の様子も証拠ないよ。
精子がどうのこうのも、ただのガセネタだし、第一、森田必勝はホモじゃないし彼女がいて自決の前夜にも会ってます。
くだらないガセネタや、重箱の隅をつついたようなあら探し毎度ご苦労様、おいしうごさいました。
私は決して平和主義を偽善だとは言はないが、日本の平和憲法が左右双方からの政治的口実に使はれた結果、日本ほど、平和主義が偽善の代名詞になつた国はないと信じてゐる。 この国でもつとも危険のない、人に尊敬される生き方は、やや左翼で、平和主義者で、暴力否定論者であることであつた。それ自体としては、別に非難すべきことではない。 しかしかうして知識人のConformity が極まるにつれ、私は知識人とは、あらゆるConformity に疑問を抱いて、むしろ危険な生き方をするべき者ではないかと考へた。 一方、知識人たち、サロン・ソシアリストたちの社会的影響力は、ばかばかしい形にひろがつた。 母親たちは子供に兵器の玩具を与へるなと叫び、小学校では、列を作つて番号をかけるのは軍国主義的だといふので、子供たちはぶらぶらと国会議員のやうに集合するのだつた。 三島由紀夫 英誌「Queen」より
それならお前は知識人として、言論による運動をすればよいではないか、と或る人は言ふのであらう。 しかし私は文士として、日本ではあらゆる言葉が軽くなり、プラスチックの大理石のやうに半透明の贋物になり、一つの概念を隠すために用いられ、どこへでも逃げ隠れのできるアリバイとして使はれるやうになつたのを、いやといふほど見てきた。 あらゆる言葉には偽善がしみ入つてゐた、ピックルスに酢がしみ込むやうに。 三島由紀夫 英誌「Queen」より
文士として私の信ずる言葉は、文学作品の中の、完全無欠な仮構の中の言葉だけであり、前に述べたやうに、私は文学といふものが、戦ひや責任と一切無縁な世界だと信ずる者だ。 これは日本文学のうち、優雅の伝統を特に私が愛するからであらう。 行動のための言葉がすべて汚れてしまつたとすれば、もう一つの日本の伝統、尚武とサムライの伝統を復活するには、言葉なしで、無言で、あらゆる誤解を甘受して行動しなければならぬ。 三島由紀夫 英誌「Queen」より
すべてのものに始めと終りがあるやうに、行動も一度幕を開けたらば幕を閉じなければならない。 行動は、たびたび繰り返したやうに、瞬時に始まり、瞬時に終るものであるから、その正否の判断はなかなかつかない。 歴史の中に埋もれたまま、長い年月がたっても正当化されない行為はたくさんある。 三島由紀夫 「行動の終結」より
850 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 13:46:05
アンチは反論出来ずにオウム返しか罵倒だけだね
「お嬢さん」って面白いの?
マグロはちょっと…。
853 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 18:43:53
むかし三島由紀夫の文章で雨とか傘とかがやたら印象に残ってる話をちょっとだけ読んだんだけどなんてやつかわかります?
雨のなかの噴水
855 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 18:48:50
あ、確かそれだったと思います 今度読んでみますね。ありがとうございました
856 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 20:06:39
まあ、三島由紀夫作品は古典ということで、神棚に祭り上げておきましょうよ。 今更論じても、収穫が無い作家ですよ。 もちろん、文学初心者が、文学史を知るということで読むことを、とやかくは言いませんがね。 それにしても、こういう作家もいたと、その程度のもんです。
>>856 > 今更論じても、収穫が無い作家ですよ。
こういうフレーズって、書き手が明らかに三島以上の書き手の場合ならいいけれど、
そのへんのおじさんがこういうことを言うと、私は三島を読んだけど、
理解できませんでした、という、自らの無能さをさらけ出している、ってことになるわけだ。
858 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 21:40:55
>>857 _, ,_
('A`)
ノヽノヽ =3 パスゥ
くく
859 :
赤蜥蜴 :2009/02/05(木) 23:37:37
>>856 三島由紀夫作品は古典ということは、DIVAの世界で言えばダイアナ・ロスってことかしらね・・・
あるいはオリビアっぽいわね。
三島って決起の直前に美輪に会いに行ってたんだな。 スーツでばりっと決めて腕いっぱいの薔薇の花束なんて…三島らしいや。
861 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 23:53:54
862 :
吾輩は名無しである :2009/02/05(木) 23:54:39
866 :
黒蜥蜴 :2009/02/06(金) 00:32:49
三島は劇作家としても優れていた。 やはり芝居っ気のある人なんだと思うね。 それは時には滑稽に映ることもあるだろうが美輪への最後の挨拶は 三島なりの誠意だったのだと思う。
867 :
吾輩は名無しである :2009/02/06(金) 13:38:24
若い頃、三島が好きだった。 三島以上に長生きした今、彼が可愛い少年に思える。 自分の異常さと戦って討ち死にしたという感じ。 痛ましい。そして愛おしい。 彼の頭の良さ、感受性の繊細さが、痛々しい。 もう少し物事を「詩的」な感覚でとらえることができたら 「ラク」だったろうにと思う。
868 :
赤蜥蜴 :2009/02/06(金) 14:59:37
>>867 何、その上から目線・・・
悟った坊主みたいで痛ましいわ。
869 :
吾輩は名無しである :2009/02/06(金) 17:04:56
三島さんは、頭いい人だった。
自分の内面を分析しすぎたんだよね。
>>867 さんがおっしゃるように彼の最大の敵は、
彼じしんの異常性。
それは、遺伝的なものもあるし環境的なものもある。
いずれにせよ異常な感性に負けた感じだ。
太宰治のほうがよっぽどそういう意味では健康でしょ。
本来三島さんは文学なんて女々しいものをやるのではなく、もっと晴れやかなことをエネルギッシュにすべきだった。
そうすれば異常な感性も消滅したでしょう。
しかし彼は来る日も来る日も文筆。肉体訓練も結局はねえ。
>>869 三島には遺伝的な異常なんかないよ。
何度も何度も異常、異常って、そんなふうにしか見れないあなたのがよっぽど異常に見えるよ。
自演しているお前の方がよっぽど異常だと、誰か彼に言ってやる人はいないのか?
_, ,_ ('A`) ノヽノヽ =3 パスゥ むなしい自演乙w くく 自演する阿呆のバカさだけが目立つスレだなぁ… そんなこっちゃ まともな奴はだれ一人寄りつかねべさ。哀れ。
874 :
吾輩は名無しである :2009/02/06(金) 18:12:28
三島さんの作品で、あまり有名ではないが個人的に面白いと思った作品を教えてください
卵 漱石っぽい感じもしたけど。
876 :
吾輩は名無しである :2009/02/06(金) 19:43:33
夜会服
877 :
吾輩は名無しである :2009/02/06(金) 20:59:30
愛の処刑
878 :
858 :2009/02/06(金) 21:10:04
>>863 ヲイヲイ、俺は
>>861 とは別人だ。
バアサンよ、お前さんを批判している優秀な人材が、俺以外にもいるということを悟れ。
_, ,_
('A`)
ノヽノヽ =3 パスゥ
くく
>>878 なんでも私だと勘違いしてるあんたこそヲイヲイだよ、自演ジジイ。
あんたを批判している優秀な人材が、私以外にもいるということをあんたこそ悟れ。
>>879 ヲイヲイ、ではどちらが優秀か、実際に会って三島を論じ合ってもいいんだぜ、俺は。
都内在住だから、都内限定とはいわないが、できれば都内でどうだ。
まあ、そんなことをしたら、バアサンの憂愁が深まるってもんだけどなwww
_, ,_
('A`)
ノヽノヽ =3 パスゥ
くく
>>881 ここは出会い系じゃないんだよ。age sage自演魔。
883 :
吾輩は名無しである :2009/02/06(金) 22:57:36
┏━┓ ┏┓┏┓ ┏┓ ┏━┓ ┏━━━━━┓ ┏━┓ ┏━━━━━┓┏━┓ ┏━┓ ┏┛ ┗ ┃┃┃┃┏━━┛┃ ┏━┛ ┗━┓┃ ┃┏━┛ ┗━┓┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┗┛┗┛┗┓ ┏┛ ┃ ┃┗━┓ ┏━┛┗━┓ ┏━┛┗━━━┓ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┗┓ ┏┓ ┃ ┏━┛ ┗━┓┗━┓ ┏━┛┏━┛ ┗━┓┏━┛ ┗━┓ ┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┗━┓ ┏━┛┏┓┃ ┃┏┓┃ ┃┗━┓ ┏━┛ ┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃ ┃ ┃┃┃ ┃┃┃┗━┓ ┏━┛┏━┛ ┗━┓ ┃ ┃┗━┛ ┃ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ┏┛ ┃ ┃┃┃ ┃┃┃ ┃ ┗━┓┃ ━ ┏━┛ ┏━┛ ┃ ┏━┛ ┃ ┗━┛┗━┛ ┗━━┛ ┗┛┗━┛┗┛ ┗━━━┛┗━━━┛ ┗━━━┛ ┗━━━┛
885 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 05:40:00
三島由紀夫って文学風味のエンターテインメント作家だから スノッブ達が愛読しやすいよね。 ニーチェやハイデッガーやバタイユだ言って哲学や思想に表面的に言及すればスノッブ三島愛読者達は お手軽に哲学や思想をわかったつもりになれる。 天皇だ憲法だ表面的に言及すれば今度は読者達はお手軽に政治をわかったつもりになれちゃう。 要は三島はスノッブ達の虚栄心を増幅させるエサを撒くのが上手い作家なんだよね。 実際はハデ〜にテロ&ハラキリ自殺しなきゃ名前を残せなかったレベルの作家なんだけどな。
886 :
ラッパ :2009/02/07(土) 08:41:49
>文学風味のエンターテインメント作家 それ言ったらみんなそうでしょう。小説は宗教家のお説教じゃないんだから。 特にドストエフスキーなんて文学風味のミステリ作家ともいえる
>>885 おまえが三島由紀夫を表面的にしか見てないから、その程度の認識しかないんだろ。
888 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 12:09:05
確かにバタイユは三島経由で知ったけどw ハラキリのずっと前から三島は海外で最も多く翻訳された作家だったのよーん!
889 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 13:04:57
三島は、文学を馬鹿にしていたよ。 小説なんて所詮エンタメだという自覚があった。
890 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 13:22:04
>>885 批判してる人間はもっとゴミだ
俗物が俗物を批判しているという典型例だなw
891 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 13:22:06
だから文学を捨てて「武」へ走ったのかなあ?
892 :
ラッパ :2009/02/07(土) 14:31:46
>>889 君の田舎の同級生の三島君とは違うんじゃないかな?
893 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 14:45:19
三島由紀夫は文学風のエンターテインメント ドストエフスキーはエンターテインメント風の文学。 一緒にすんな。ドストに失礼だ。
894 :
ラッパ :2009/02/07(土) 14:59:17
ドストエフスキーは文学風のイカサマ賭博 いつバレルかといつも冷や汗w
三島由紀夫『英霊の声』が聞こえた シンポジウム「昭和維新再考」、寒風の中、会場は超満員の熱気 ************ 拓殖大学日本文化研究所主催の「昭和維新再考」というシンポジウムが都内のホテルで開催され、開会前に会場は満員となった。 ●発言者 佐藤優氏(起訴休職中外務事務官)。 アングロサクソンの金融・経済システムとその普遍性の限界と、その覇権主義。神学を学んだ佐藤氏は、おおきく話題を飛躍させ、憲法は発見するものであり、タカマガハラ、神皇正統記の重要性を演繹された。憲法は不文律でよい、とも発言された。 また「(アメリカ人の定義に)オバマ演説ではクリスチャン、ムスリム、ユダヤ教徒にくわえてヒンズー教徒も入れた。これでオバマはアフガン戦争に本気なことを示した」とした。 桶谷秀昭(文藝評論家)氏は、昭和精神史とナショナリズム、その文化的高揚感について述べた。 憲法問題にも触れ、いまの押しつけ憲法は改正ではなく廃棄すべきものだと強調された。
宮崎正弘氏は昭和維新再考のテーマに沿って、まず三島由紀夫の『英霊の声』の一節を朗読、「などてすめろぎは人となりたまいし」を紹介した後、 「義に立ち上がり、義のために死ぬ。こういう政治事件は諸外国では見られない。二二六は農村の貧困に義憤を感じて立ちあがった。 あれに近い貧困にあえぐ農民をみながら、中国の軍人はなぜ立ち上がらない?中国ではわずかに戊戌変法、太平天国などがあるが、前者は体制内革新の失敗、後者はカルトの社会争乱。大塩平八郎の乱とは異なる。 そもそも中国に『義』はなく、『偽』のギがある。イタリアには古代ローマに切腹儀式があり、『維新』がわかるかもしれないが、諸外国はRESTORATIONと翻訳しているように、ニュアンスが異なる」とした。
ロマノ・ヴィルピッタ(京都産業大学教授)はヨーロッパ事情を簡潔に説明し、イタリアのファシズムと昭和維新の類似、非対称を比較した。 とくに偉大な革命の精神が軽視されているばかりか、基本的にファシズムへの誤解曲解が多すぎる。 世界は1919年、第一次世界大戦の戦後処理に失敗し、ヨーロッパではナチズム、ファシズムが興り、日本は戦争特需バブルが崩壊し、猶存社、玄洋社運動が起きたという歴史を説明された。
▲西郷隆盛はなぜ立ち上がったのか 休憩を挟んで討論に移り、 岩田温氏は「西郷隆盛は維新の理想が達成されずに再決起したが、明治維新は欧米列強の植民地化から祖国を救った。 近代の彫刻はイデオロギーとしては成立しない。思想史的には日本が日本であるための日本の論理が必要である」。 井尻千男氏も討論に加わり、 「昭和維新の流れは特攻から三島まで残存していた。東京裁判はまさに{日本的}なるものが裁かれた。 誰も憲法学者が指摘しないが、憲法18条の『奴隷的束縛からの自由』なる文節は奇怪である。GHQは日本的共同体、社しょく国家なるものが個人主義を圧迫するもので奴隷的拘束だと捉えた。浅薄な歴史観である。 米国的な自由主義を保守だと詐称している人々もいるが、アングロの普遍主義しか語れない文明もあるにせよ、米国は固有の歴史から民族国家を作り上げた訳ではない。 恐慌はボーダレス、経済の再建は、しかしナショナルな作業であり、その意思と条件の整った国は立ちなおれる。米国はその条件を満たせない。 なぜなら米国は(新自由主義とかの)普遍主義しか語れず、また同時にロシアも中国もナショナル・エコノミーを形成しにくいと明快に分析。
900 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 17:45:30
自作が売れなくなった三島由紀夫はテロしてギャーギャー喚いて あげく割腹自殺で死にましたとさ。 これがこの憐れな凡才作家のてんまつ。 つまんない作家。
902 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 18:29:28
三島の本が売れなくなったのは鏡子の家以降。 また春の雪とかが売れたのは三島が自決後だよ。 つまり、自決しなきゃ売れなった作家。
903 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 18:35:57
904 :
ラッパ :2009/02/07(土) 18:52:23
いや、自分も三島読みだが、「強固の家」以降、売れなくなったのは 本当らしい。ま、自決しなけりゃ売れなかった、というか、 本の売れ行きを伸ばすために自決したというのは馬鹿げていると思うが。
905 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 19:00:29
三島文学の本質は王朝文学。 平安文学のリバイバルだ。 少女漫画とかに近い。 ババアが好むのもよくわかる。
>>902 春の雪は三島存命の初出版時から売れてます。
三島本人もそれを知ってました。ヘンリー・スコットの著書に書いてあります。
907 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 20:58:46
908 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 21:14:35
>>905 「春の雪」だって文体と理屈を抜いて物語だけ読めば通俗メロドラマだよな。
だから映画版はあんなことになってしまった。
909 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 21:18:14
>>908 そのとおり。昼ドラ。
三島は頭いい人だから自覚していた。
自分の小説は、おセンチだとね。
彼はエッセイで「小説は所詮一夜の歓楽」という内容を書いている。
三島愛好者は、三島に馬鹿にされている。
彼が愛したのは、自分の小説を読まない人。
>>907 解釈じゃないよ。売れた部数が書いてある事実。
>>909 春の雪を映画監督は、や豊饒の海全部も読んでないから、原作と違ってしまっただけ。
肝心の三島本人の作品も読みもしないで、エッセイの一部の言葉だけで勝手に恣意解釈だけして何が目的なんですか?あんた。
春の雪を一つも読んでないのが、バレてますよ。
>>909 というか、小説を読むような人間は好きじゃないだろう
ただ、野卑な人間や無教養な人間も嫌いだった筈だ
ある意味、まともな人間だったわけだ
913 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 21:32:25
馬鹿にされてるというより、個人的な好みとして読書好きよりもスポーツを楽しむような タイプの方が好きだったということだろう。
914 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 21:38:22
>>913 人は自分と真逆なタイプに憧れるからでしょうね。
916 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 21:41:39
>>915 セックスした後で疲れてます。
>>916 三島が一番嫌うのは、あなたみたいな屁理屈バカですから。さようなら。
918 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 21:48:07
920 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 21:50:33
ぷ
922 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 21:53:36
お風呂でおぼれないようにねw
923 :
吾輩は名無しである :2009/02/07(土) 22:01:52
>>893 ドストは小説にユーモアが取り入れられているけど
三島の小説にはユーモアが見られないような気がする。
同じくハラハラドキドキする小説だけど笑いがあるドストの勝ちだな。
ところで最近「嘘」と通りすがりに言う人たちがいるけど何が嘘なのかはっきり
教えてほしい。 変な言葉が流行っているけどどう返答しようかな?
924 :
ラッパ :2009/02/07(土) 22:04:00
まあ、ガリ勉君が、番長に憧れるようなものですな。 今度生まれてきても「やっぱり小説家」と言ってる半面、 「長く私には文学は卑怯という観念があった」とも言っている。 ちょっとよく分らん。 心理学者の岸田秀が言っているように自分の欲しているものが 実感で捉えられない人格だったのかもしれない。
925 :
黒蜥蜴 :2009/02/07(土) 23:07:49
トーマス・マンの「トニオ・クレーゲル」のような心境だったんじゃないかな? 著名な作家となったトニオが、自分の講演会に来るのは自分と似たような 人生に転びがちな人ばかり、と嘆くあの心境。 トニオが憧れてやまない明るく健全な幸福な人たちは来ない。 それもそのはず、そもそも幸福な人たちは自分の作品に興味など持たない のだから、というあの嘆きだね。 「潮騒」の主人公のような単純で健全で素朴な人間が好きだったのだと思う。
田舎モノが健全という幻想。 潮騒はただの御伽噺ですよ。 三島は自覚的に幻想を書いていた。 ディズニーランドに行きたかったぐらいだし。
>>889 文学を馬鹿にしてる人か
>>613 みたいなこと言うわけないじゃん。
第一、馬鹿にしてるものに、父親に大反対されながらも昼間、大蔵省の仕事の後、夜も寝ないで打ち込むわけないよ。
>>923 小説なんかにユーモアを期待するあんたがバカなんじゃないの。
すぐに「勝ち」だの「負け」だのと言ってるのもなんだかあほくさ。
>>924 どっちも本当の心境なんだよ。文筆業という仕事を愛してはいても、それでは足りないから、責任を伴うそれ以上の行動を求めたんでしょ。
931 :
ラッパ :2009/02/07(土) 23:56:46
>>929 普通の作家はそんなこと考えないししないぜ。
普通じゃないんだといわれればそれまでだが。
やはり現実に生きている感覚が薄かったんだと思う。
>>931 あなたや心理学者が言う「現実」ってのも、所詮あやふやな概念でしょ。
心理学者なんかに芸術家が解るわけないから。
>>932 あんた前からいるけど、もしかして三島の身内か?
ま、身内かと訊いたところで「そうだ」と言うわけがなかろうが。
935 :
ラッパ :2009/02/08(日) 00:24:00
>>932 >心理学者なんかに芸術家が解るわけないから
ずいぶん過激なお嬢さんですなw
>>933 > あんた前からいるけど、
↑人の区別がつくほどの、あんたのが前からいるのでは?
937 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 00:29:21
>>936 いや、俺はまだ二週間もたってない。このスレに来てから。
ただ、三島の作品よりも、三島自身、あるいは三島の家の擁護を
している人間が一人いるのは文体からもはっきり分る。それも女だ。
なんだか、変なこと言われてないか監視してるという印象を受ける女性が一人いる。
>>933 違いますよ。たぶん身内の人はこんなとこ見ないと思います。
たぶん……思う……ね……。
940 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 01:16:28
>文筆業という仕事を愛してはいても、それでは足りないから、責任を伴うそれ以上の行動を求めたんでしょ。 この解釈はおかしいよ。 「それでは足りないから」って作家ってそんなもんじゃないでしょ。 みんな命削る思いで執筆してるんじゃないの。 三島だってそう。 小説書くことだけでは足りない、なんてまさに書けなくなった作家の見苦しい言い訳。
>>940 なんでも、書けなくなった結論に持っていきたい詭弁見え見えだ。しつこいぞオマエ。
文学なんか大半の人間は読まないからね。
943 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 02:56:12
>なんでも、書けなくなった結論に持っていきたい詭弁見え見えだ。しつこいぞオマエ。 馬鹿じゃねえの? 馬鹿というよりちょっとおかしいな、こいつ。 お前の方こそしつこいんだよ。 馬鹿が感染しそうだからこっちへ来るな。
>>943 アンチスレでやれよ、うざいんだよテメエ
945 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 09:28:35
こらこら喧嘩するなよ
946 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 09:31:56
ああいう最期を演出・実践することで少なくともミシマの名は、世界的に永劫、遺ることになった 家柄よし、才能よし、頭脳明晰で弁舌も巧み、とくりゃ、あとは人生の幕引きをいかに自ら プロデュースするか、が晩年の課題としてのこったんだろう 天才と狂人は紙一重、の謂いどおりの人物だが、惜しむらくは、現代作家にこういう人がいないことだ 現代人としては、退屈の極みだな
947 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 09:32:36
>>945 うるせえ!お前に俺の何がわかるんだよ?
>>940 おかしくないよ。
三島は命を削って文学をやって自分の思想に誇りを持っていたからこそ、
文学作品や芝居には結局は何を書いても、所詮は責任を伴わないし、歌舞伎役者は死ぬ演技をしても本当に死ぬわけじゃない、っていうのがあったんだと思います。
普通の作家なら、そこまで突き詰めないんでしょうが、三島が究極まで求める人だったんだよ。
だったら、軍医の前でウソつかないで入隊すればよかったのに。
三島由紀夫はペテン師。 道徳的には卑劣な男。
三島自身は悪くないよ。周囲がひどすぎるわ。
三島本人が何より卑劣なやつなんだよ 道徳的に真摯なモノカキではなかった
>>949-950 >>952 よく三島の作品や論文や手紙も読みもしないあなたみたいな単なる表面的なネット情報の印象だけで決めつけてるだけの貶し屋なんかに、三島文学が解るわけないでしょう。
三島が嫌いなら、あなたが三島スレも見ないで関わらなきゃいいだけの話。
人の趣味につべこべ言って邪魔するんじゃないYO!
>>948 バアサンよ、三島のエッセイホントに読んでいる?
三島は、「小説は命を賭けて書くに値しないから、行動だ」という内容を書いている。
精神は文字によって表現されうるが、証明はされない、と三島は例によって大仰に当たり前のことを書いて、市谷事件を起こしたわけでしょ。
精神じたいは、脳の表現だから、将来脳科学で証明できるのにね。
三島の三文芝居に騙され 彼の道徳的怠惰に未だ気づかぬ読者を批判するために これを書いている 考えてみたまえ あの市ヶ谷の事件、 三島が勝算があって始めたことだとしたら・・・?
956 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 13:08:10
三島を擁護しているつもりが逆効果になってるw
>>954 >>955 なんだ、脳科学だの勝算だの、言ってるあんたみたいな馬鹿に三島文学が解るわけないわ。ショボい人間だこと。
三島氏が「奔馬」の取材に熊本にやつてきたのは昭和四十一年八月で、その時の話相手になつたのが私である。 三島氏は数日間、熊本に滞在したが、その間に三島氏の心にふれて、私は少なからず感動した。 それは三島氏が、神風連の調査に熊本にくるにあたつて、すでに神風連関係の著書を東京でほとんど目を通してきた、といふ熱心と謙虚さを知つたことばかりではない。 神風連について学ぶためには、古神道を知らねばならぬといつて、わざわざ古神道をつたへる大和の大三輪神社に行き、数日間滝にうたれたり、そこの宮司から古神道の話をきいてゐた、といふやうな真剣さを知つたからである。 さらに私の心をうつたのは、熊本にきて私と対話中、神風連にとつてもつとも重要な遺跡であり、 その思想信条の発源体であつた新開皇大神宮に行くのに、私の案内を辞退して、道順だけをきいてそこまで十キロの径を一人出かけて行つたといふ態度であつた。 荒木精之 「初霜の記・三島由紀夫と神風連」より
>>954 > 三島は、「小説は命を賭けて書くに値しないから、行動だ」という内容を書いている。
↑そんな単純な内容じゃないから。ああ、あんたが単純な馬鹿だから、そう読めるんだ。
ショボい脳お大事に。
960 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 13:23:43
石原慎太郎なみのセコい低脳アンチが三島憎しで自演までしてご愁傷様。
しかし石原の「三島由紀夫の日蝕」はスポーツに関しての三島は嘲笑ぎみだが、 文学者としては一目置いていた印象受けた。
三島は、 官僚の息子+成人してから胸毛など男性ホルモンたっぷり+子供の頃は繊細な少女趣味 =三島文学(少女趣味な耽美小説なのに作家は反共の革命家) と考えると分かりやすい。
965 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 13:43:03
出た出た、石原慎太郎男、自演男の登場だ!
967 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/08(日) 13:51:00
上も何も、比較にならないでしょ。石原慎太郎が何を書いたよ?
いや、そういう実際の上下、高低を言ってるんじゃない。 石原が、すぽおつまんとしての三島を嘲笑してるのに、 こと文学となったら、ちゃんと座りなおして尊敬の弁を述べているということを 指摘したかったのよ。 どうして、みんな自分の見たい風にしか読まないんだろう? 欲求不満じゃねえのか?
>>968 石原は三島の作品も嘲笑していたよ。
その本では文化防衛論は褒めていたけど、別のエッセイでは「春の雪」とかをあまりにも駄作で読めなかったみたいに結構、回りくどく辛辣に貶してました。
表面的には持ち上げてるようで、遠回しに笑い者にしたい感じが私には伝わった。
三島よ、文化防衛するなら、松本新長もみとめろ。
>>964 三島は君たち(共産党)が天皇と言ってくれれば、手を結ぶと東大討論で述べてるから、共産党のすべてを全面的に否定していたわけじゃないと思います。
共産党は天皇を容認しないから政権を取れないんだ、とどっかに書いてありました。
972 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 14:31:14
英霊の声読みました。 これは究極の天皇批判の書だな。
>>969 いや、そりゃ個々の作品にはバッテンのもあるさ(苦笑)
川端さんの小説で川端さん自身がいいと言ったものを石原もいいと言って、
三島と川端の好みがすれ違ったということをも石原は得意げに書いている。
でも、それでも、三島の文学者としてへの敬意がその本の中にあった。
それを俺が感じたのは事実。あなたに感じられなかったら別に私は知らんよ。
975 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 14:42:33
昭和天皇の二度の裏切りがどれほどその後の日本に禍根を残したのかが 書かれていると思ったけれど、たしかにそういう面はあるかもね。 天皇への複雑な思いがにじみ出てるよなあ。
976 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/08(日) 14:55:42
>>974 そんなものないよ。自己顕示欲はあるけど。あなたが感じたとしたら幻覚でしょ。
幻覚か、お互いにねw
>>976 >そんなものないよ
そうか、おまえが石原だったのかw
979 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/08(日) 15:06:29
石原の内面だったら俺が世界で一番詳しいんだよ。
>>979 そうか、おまえ、石原の肛門でもしょっちゅう覗いているのか
981 :
三島紀夫 ◆LjORCusqKw :2009/02/08(日) 16:37:14
諸君は石原氏に対して辛辣だが、私は生活のために原稿をエンターテインさせる 作家を軽蔑しない。人の傍らにあって手にとられることもなく消えてゆく書物の 多さを嘆く前に、この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ。 ありがとー!
983 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 19:32:11
石原の内面に詳しいというきみ、裕次郎への嫉妬を慎太郎は否定しているがそれは本当か?
三島が今生きていてくれたらきっとノーベル賞取れてただろうね 本当に自決したことが惜しまれる作家 でも、ああせずにはいられなかったんだろうね
985 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 22:25:13
なんで川端だったんだろうね? ノーベル賞を取ったばかりに自殺に追い込まれたという説もあるけどね。
川端よりもなんで大江? と言いたい 川端はまだ理解できる。大江は本当に理解できない。 まあ安部ちゃんと三島が死んだからだと思うけど 三島が今生きていてくれれば、小説もここまで衰退してないだろう
987 :
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2009/02/08(日) 22:30:28
俺は人間を信用しない。 俺の友は酒だけだ。 三島師のあの死に方だけはどうにも納得がいかない。 高橋源一郎みたいなクソふざけたチンピラを戒めるのは誰だ。 石原慎太郎さんしかいないだろ。
>>984 プププ。
三島の作品は、過去の作家の延長線上にある保守的なものだから、
とてもノーベル賞などはもらえないぜ。
単に、西洋でも読まれていたと言うだけで、候補扱いされていただけ。
まあ、だからといって、三島作品の価値が下がるというわけではないけど。
>>975 昭和天皇のことを、ああいうふうに堂々と批判して、日本人の魂の問題を追求した人は他にいないだろうね。
990 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 22:40:05
>過去の作家 ほう、それをリミックスして洗練させたものは候補の対象外か。 では、過去の作家を世界は読んでいたのかな? 熱い棒、プリーズ。
>>985 谷崎潤一郎がいなくなったから、必然的に川端か三島に絞られて、三島は政治活動で一部の審査員から反対されて川端になったんだよ。
992 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 22:47:39
同じ天皇ではあるが、昭和天皇と平成天皇は分けて考えるべきだ。 その挙動を全国民が見ているのだから、すべての行為に意味がある。 今上天皇は平成14年の前立腺癌摘出手術の療養で下衆と屋根を一つにしておられる。 その意味が、あんたに分かるか?
>>988 誰でも過去の作家の延長にいない人なんかいないと思うけどね。
大江健三郎だってサルトルの影響でしょう。
994 :
吾輩は名無しである :2009/02/08(日) 22:51:39
高橋源一郎の嫁変え祭り、まで読んだ。 女を取り替えるのはコイツの勝手だが、 どうしていちいち入籍するのか? バカじゃねぇの?
>>992 誰も一緒にしてないよ。
それに三島の昭和天皇批判は、そんなチマチマしたことじゃないから。
それは俺も思うw読みなよあれww
“夫はすこし彼女をいらだたせた。夫には事こまかに、一から十まで 話さなければならなかった。彼女はいつも話半分で理解するような、 気がきいて勘のよい人びとと交際して暮らすことを夢想するのだった” やっと「部屋」までのww『水入らず』より。 これに尽きるっつーか。 判るわけねーと思うが分解能命のサルトル文学なんてw
>>986 本当ですね全く
大江なんぞただの左翼だ。
三島はテメーが勝手に頭の中で作り上げた理想の天皇陛下を崇め恋していただけで、 現実において苦悩する天皇の立場を一顧だにしなかった。 三島のポーズとしての天皇崇拝はオナニーショウ。 それが結果として、勝算ありと踏んでいた市ヶ谷突入が失敗した時点において、 自死へ追い込む引き金の役割を果たしたのは皮肉だが、自業自得というほかない。 わかるか?三島は生きて帰るつもりだったのだ市ヶ谷から。 それが失敗とわかった時の逆上、その時天皇の名をさんざ借りていた三島は もはや退路を断たれていたことにその場に至ってようやく知ったのだ。 だから今はの際で彼が叫んだ「天皇陛下万歳」、この言葉だけは唯一嘘のない 三島の真実を表していると俺は思っている。彼の小説とは違って。
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