1 :
吾輩は名無しである:
あなたたちの見解を教えてください・・・
乃木将軍の後追い自殺
ほんっきで覚えてないわw もう四半世紀近くは前のことだもの。
多発性骨肉種だったから。
5 :
吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 12:31:45
自分の精神をドロドロしたものに侵されたくなかったからじゃないのか?侵されたくないが、どうしてもそれを消化できない、抑えることができないと悟ったから。
6 :
吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 13:08:51
嫉妬を超えた悲しさからだろうな
7 :
吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 15:09:08
愛深き故に生じるソレを、志高き故に受け入れる事ができない。
ソレを生じる自分の心を許せないし、ソレを受け入れてしまうこともできない自分に失望した。
もう何処にも行けない、心の核を損なってしまったのだから。
8 :
吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 16:22:51
仕事がなかったから
あっても派遣の使い捨てで
人間関係も築けず、また将来への展望もなく
絶望してしまったのさ、Kさんは。
「完全な我意とは自殺である」という人神思想を証明するために、Kは自殺した。
ピョートル・ヴェルホーヴェンスキーに強要された自殺と見るのは皮相な見解である。
10 :
吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 18:46:31
日本文学に限界を感じ向上心のない日本文学は馬鹿だと言い残して
11 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 02:31:54
死で以て話を括るのって楽じゃね
シュエデンボルグのところへ逝きたかったから
>>9 あ?ほんとに分かってんのか?
「はい」ってのはな「はい、わかりました」を略して「はい」なんだよ
頭だけでわかったって言わねんだぞ?学校の勉強じゃねえんだから
社会では?お?実際に出来て初めて「わかった」言うんだ
出来もしねえ奴が軽々しくはいなんて言うんじゃねえよ
すいませんじゃねえよこら。お?申し訳ありませんじゃねえんだよ。
申し訳ありませんってのは本当に反省した奴だけが言える事だろうが。
反省してるって事は今度は必ず出来るって事だ。
お前今できんのかよ。今日のお前は出来てたのかよ?お?
出来もしねえ癖に口だけ一丁前な事言うんじゃねえよ。
お?聴こえてんのかよコラ?あ?
やる気がねえんだったら来なくていいぞ?
お前ナメてんだろコラ?
仕事中だと思って優しく口で言ってりゃ調子に乗ってんじゃねえぞコラ?お?
外で遭ってたら今頃カタワだぞお前?とっくに?あ?
14 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/03(水) 06:53:53
わろた
あんま覚えてないけど
低俗な感情に支配されてしまった自分を恥じたんじゃないの。
16 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 18:16:46
なんで身近にいる女性を好きになるのが
低俗な感情なんだよ?
何様なんだよ?
Kがそう思ったということです。
恋愛感情だけでなく嫉妬とか憎しみとか疑いとか色々あったんだろう、と。
19 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 18:34:18
カフカの審判も1914年に執筆されたらしいが、
こちらのKは見に覚えのない罪状で逮捕され犬のように
殺されるんだよな。
おまえらならどっちのKの死に様がいいんだ?
『ボトルの方へ』に出てくるKさんがいいな、
タムラさんと越前ガニを食べにゆく。美味そ。
21 :
吾輩は名無しである:2008/12/04(木) 00:22:25
22 :
吾輩は名無しである:2008/12/06(土) 00:32:51
うむ。
Kが裏切られた後に生きていくとすると、どうしても心の中に負のものを抱え込まなければならなくなる。
だが、それを抱えて生きるということは、彼の基盤を根底から否定し、消し去るということ。
自己を否定しながら生きてゆくという矛盾、彼はそれに耐えられなかったのだ。
憎しみを抱えて生きるくらいなら死を選ぶ…といった感じではないのか?
Kが自殺しないとストーリーが盛り上がらないのでKは自殺した。
うつ病だったんじゃねーの
意外とそういうもんらしいよ
リタリンでも飲ませりゃよかったんだよ
25 :
吾輩は名無しである:2008/12/08(月) 19:37:21
きっと嫉妬じゃないだろう…
「私」の裏切りにより お嬢さんをとられた
つまり大事な人を一度に二人もなくしたからだと思う
とマジレス
26 :
吾輩は名無しである:2008/12/08(月) 19:54:59
自分のせいで、先生が罪を犯したからじゃないかな
親友(=K)から女性を奪うなんてことを先生にやらせてしまった、道を踏み外させてしまった。
だからKは自殺した。
Kの自殺よりも先生の自殺の動機のほうが問題じゃないのか
>>25 うむ。
確かに、喪失感は心に重大なダメージを与える。
心を再生不可能なほどに損なったとも考えられるな。
先生は心の核みたいなものを損なって、ただ生きただけで、生きながらにして死んでいたのだろう。それでも生きたからこそ、「私」に対して何かしらの紡ぐものはあったのだろうがな。
29 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 00:18:54
皮オナニーがみつかったから自殺したんだわ
30 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 02:54:10
こころは小説として「軽い」
駄作
31 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 07:58:25
うむ。
Kよりも酷い経験をしたことがある人間には軽く感じるよな。
32 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 12:36:38
Kは自殺じゃなく、他殺だった
33 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 17:54:21
Kは本当は生きていた!
34 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 18:39:32
K…後のKAT−TUNのメンバーである。
kはあの年になるまで人生のすべての情熱を
文化的な方面に向けてきたんだよ
それほどの自分の姿勢と主張を全てを否定する感情に身をゆだねる覚悟をしたんだろ?
全てをかなぐってお嬢さんのために生きていく覚悟をしたんだろ?
まるで「それから」における代介のようにさ
kのそれほどの覚悟を分かっていながら先生はkを出し抜いた
大介にはみねこ(だっけ?)だけはのこったがkには何も残らない
kは生きている意味がない→あぼん
嫉妬だとか喪失感とかいってるやつらは漱石の何を読んで来たんだ
しねば?
先生に振られた(?)からだそうです
同性愛小説だそうです
37 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 23:34:34
>>35 うむ。
それが喪失感だが?
遅めの朝食か、早めの昼食かの違いだな。
>>37 しね、全然違う
おまえらが言ってたのは特定の人物の喪失による悲しみだろ?
kが失ったのは哲学だ
これまで歩んできた人生を、たった一つのベクトルを自ら否定して
そこまでしてその上で臨んだ新たな道さえ閉ざされたんだ
元の自分を否定したkに帰るべき道はない
新たなベクトルが指す愛すべき人もない
39 :
吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 00:01:45
うむ。
そう考える事もできるな。だが、道に戻れなくなったのは道を否定しようとしたからなのかな?
kの心に何かが生じ、何かが損なわれたから戻れなくなったのでは?
変化する自分を受け入れたくなかった。
41 :
吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 00:29:55
うむ。
最後に一つ。
Kは出し抜かれた事に気付かなかったらどうしただろう?
知らぬが仏で道を邁進したか、それともやはり自殺したか、それが問題だ。
42 :
吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 12:13:36
漱石なんて所詮通俗小説だしな
後世に無駄な権威がつけられまくっただけ
芥川は非現実的な設定のラノベだし
鴎外はバイト作家だし
明治期の小説家にはロクな奴がいないな
43 :
(o`.´o)materialist:2008/12/10(水) 17:02:16
刺すれば貴様の云うロクな奴とは誰なので消化ねぇ〜(笑)藁貸し増すねぇ〜(笑)
44 :
吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 17:41:42
うろ覚えで手元に本も無いけど、確か数珠を一つ一つたぐってたよね。
あの数珠ってKが死んだ後ってどうなったんだったっけ。
一つ食べては父のため、二つ食べては母のため…。
46 :
吾輩は名無しである:2008/12/11(木) 00:28:36
先生が言ってるように寂しくなって自殺したんだろ。
親友も好きな相手も両方失い、かつ自分の道も捨ててしまい、
行き場のない孤独感に襲われ自殺するしかなかったんだろう。
「こころ」があったから。人を信じていたから死んだのかな。
何かまた「こころ」読みたくなってきた〜
確かダインーにあったなぁ。
>>47 どっちかっていうと、人を信じてたというよりか、俗とかに傾倒してないと信じてた自分に
愕然としちゃったんじゃないかなぁ。恋とかナンセンスだとか思ってそうな人だったような。おぼろげ記憶スマソ。
49 :
吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 01:51:34
頑張りすぎたから。
皆が書いたありとあらゆることが次々と脳裏によぎり、小説にすると100ページ分位になる独白の後に、孤独の中で自分なりのケジメをつけた。
51 :
吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 23:59:15
先生がKを裏切り、人間のエゴが醜く嫌になり、やがては自分自身の命を経つまでに数十年を要したのを
Kは先生に裏切られた数日でやった。それだけのこと。小説にも書いてあるように、
Kのほうが先生より頭の質が上で決断力に富んでいる、だからKは先生とは違い数日で自殺した。
Kと先生が自殺した理由はほぼ同じ。ただ自殺までに要した年月の差があるだけ。
52 :
(o`.´o)materialist:2008/12/13(土) 00:14:58
かの以下研の阿呆のほざく性欲論では無い酔うですねぇ〜(笑) いやおやさてはて(笑)
53 :
吾輩は名無しである:2008/12/13(土) 08:20:44
大変だね、本当に。
こんなカス作家のゴミ小説が日本人に一番読まれているなんて。
人間って権力を好みすぎだよ。
54 :
吾輩は名無しである:2008/12/13(土) 12:04:57
今「こころ」を読んでる途中だけど、当時の時代背景がわかっていないせいか謎があります。
Kが養家にだまって医学以外の勉強をして三回目の夏休みが終わ
り、そこで医学を目指してないと伝え、離縁されて、夜学の教師をして、
また学校に復学したのが一年とかって、なんか良くわかりません。
詳しい方いたら教えてください。
>>38 曲げられないから折れた、なら筋通ってるが、元の自分を否定できるなら次の自分も否定できるじゃん
馬鹿だろお前?w
はいバカです。
反省したからもう許して。
57 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 21:52:40
なぜ私は、三年も養家を欺き続けたKを信用できたとおもいますか?
58 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 22:25:54
友達だからだよ。
どうしてKが養家を裏切り続けたか、その信念が先生にはわかったし
そういう堂々したKを尊敬していたんだよ。
保証人になるとか、そういう時の話じゃないの。信用って。
学生同士で信用もなにもない。
60 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 22:55:08
返答ありがとうございます!!
なんか養家を三年も欺いた彼ですけれども、彼の信用は私に対して少しも損なわれていなかったのです。
私はそれがためにかえって彼を信じ出したくらいです。
とあるんですが、ここの意味がよくわからないんですよね。
なんで私に対しての信用などが出てくるんだろう?っていう風に思っちゃうんですよね。
自分は人をだましたのに(「養家を三年欺いた」)
、人(私)が自分をだますと考えない(「彼の信用は私に対して少しも損なわれない」)。
→こいつ馬鹿? いや、天然なんだろうなー(「かえって彼を信じ出した」)
43章でKが部屋の前でたってるじゃん。
あれはどうして?
63 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 18:04:07
Kはあの家に住んで愛情を知った、と同時に寂しさも知った
その寂しさがつらくて耐えられなくて自殺した
ってのはどう?
>>62の場面で先生が寝てたらKは自殺してたんじゃないかな
>>62 「もしかしてこいつ、ずっと俺のこと嫌いだった? がーん。今気がついた。
確認してみようか。いや、するまでもないか。むしろ今まで気がつかなくてすまんかった」
65 :
理科男:2009/02/05(木) 20:25:44
>>62 手元に本は無いですが、場面がわかるくらい印象深いところです。
>>63の考えが一般です。中学か高校か教科書にも載ってたような。
66 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 17:37:10
>>63 それ、もうそういう内容の研究論文があるよ
論文って。
68 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 23:24:29
>>63にかなり納得。
そもそもKは扱い軽いし、先生との中二病的な我の張り合いで死んだのかと思ってた。
先生もKも幸せな中二病患者だったと思います。
69 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 23:40:50
あなた方どうよ?
生理学的な現象として、複数の諸原因が重なって自殺を決行したんでしょ
腹が減った、女がいない、寒い、神経症の傾向が見られるとか…
なにその中学生みたいな読み。
心理学的、精神医学的な鋭利なメスで分析なり考察なり試みてみたら…??
70 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 23:44:22
1の宿題を手伝ってると思うと癪
71 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 04:33:00
教科書に載ってたとか、本当に頭悪いんじゃねーのか?
格好つけたかった
びっくりさせたかった
錯乱した
性病を人知れず患っていた
ただ死にたくなった
等々の方がありがちだし説得力がある
本ばっか読んでっから、
現実世界の問題が見えねーんだよ。バーカ!!!
72 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 04:58:47
「この小説になぜ『こころ』という題名が付けられたのか、考えてみよう」
「Kはなぜ自殺したのか、考えてみよう」
文部省・文科省の検定済教科書に昔から載っている「課題」だな。
そのような問いかけ自体、レベルが・・・
73 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 10:44:25
「私」とお嬢さんの関係をもっとも不幸にする方法が
あの場所であの方法による自殺であることをKは理解していたから
結局Kには二人に裏切られたという思いしかなかった
お嬢さんにとっては惚れた男の友人でしかなかったのに
もしKに二人に対してわずかでも思いやる気持ちが残っていたら
ああいった死に方はしなかっただろう
人知れず死ねばいいだけの話だ
Kの自殺とは「私」を死に追いやるための
「私」の性格を知りぬいたKの計画的殺人と見るべきだ
74 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 14:13:41
せめて遺書に恨み言のひとつでも書いてくれていたなら
お嬢さんに懺悔する機会があったものを
さすが「私」の性格をよく知るだけの事はある
しかも家の不動産価値まで下げてしまうとは
やってくれるじゃねえかK
75 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 15:35:51
河童の世界ではKは紛れもなく殺人者だ
うむ。
掘る墓穴は、いつでも二つ。
Kはしっかりと忍びの掟を守ったようだな。
てか、あのお母さんは黒幕
一つ屋根の下で暮らしててKの事が何もわかってなかったかの様
Kを自殺するように仕向けたのは…
うむ。
あの母親は銭ゲバだろうな。
この事件の真相解明に銭ゲバの存在は無視できんよな。
79 :
吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 12:33:08
Kの悪意に満ちた「こころ」無い行動に人生を狂わされた先生
80 :
吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 14:07:45
坊や・・・
81 :
吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 20:41:14
どうせ人生なんて過ぎてしまえば夢じゃねぇか。
命は生まれた時から死に向かって進んでいるんだ、嫌になっちまったら家族に保険金でも残してさっぱり散ればいいんだ。
82 :
吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 12:05:22
Kって春日?
オードリー春日
先生に打撃を与えたかったからじゃないかな?
先生がどんな後悔や絶望にとりつかれるか、ワクワクしながら死んだんだろーな。
すんげー愛憎。
先生と私がホモっぽかったし意外とKと先生は
おホモだちだったのかもね。
アホ中学生かよ。
というかよく聞く話を自説として語るスレはここですか。
86 :
吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 21:47:51
>>85 先生もKも重度の中二病であることは疑いようがないね。
Kの立場から、映画でも作ってもらいたいな。
Kは他の理由があったんだと思うよ。先生の裏切りはあくまでキッカケ
89 :
吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 17:09:28
どんな理由があったとしてもひとんちで自殺すんなよ
散々世話になっときながら
じっくり遺書なんかまで書きやがって
なんてわがままなんだKは
人の迷惑ちっとは考えろ
世間知らずはこれだから困るよね先生
先生の自殺もお菓子いよ!
門を叩いても開けてくれないだけで。
91 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 10:16:43
実は先生は自殺なんかしなかったんだ。
「ほらね、やっぱり来ただろう」
と奥さんに笑いながら話しかけ
唖然とする私に
「これでやっとKの呪縛から開放された。君も誰かに遺書でも書きなさいな。」
と言い放つ。
実はこの物語は不幸の手紙の浴びせあいだったのだ。
kは精神の向上を目指し、先生達はいわば未練のようなものだったんだろう。
先生の裏切りによって、現世への未練が断たれて自殺に至る。
Kの高尚さと先生の人間らしさを対比してた気がする。
そして結局先生はKと比べた自分の人間らしさを卑下し、死んだ。
俺の個人的解釈w
93 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 12:48:53
精神の向上を目指したわりには死に方が不細工
もっときれいに死ねたはず
あれは明らかな嫌がらせ
俺の個人的解釈w
94 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 13:09:00
かくすればかくなるものと知った上でのKの自殺
95 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 13:12:07
先生がなんであんなにKを畏怖するのか分らん。
Kなんてただのエゴイストが”道”なんて言ってかっこつけてる
だけに見えるんだが。
96 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 20:52:54
自分の目指していた”道”を犠牲にしてまで惚れ込んでいた女性を
親友に奪われた絶望感&一時の気の迷い だと俺は考える。
97 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 22:25:25
他人に価値決めてもらう弱い人だからだと俺は思う
乙姫様はなぜ、浦島太郎に玉手箱を渡したんだろう?
「絶対に開けてはなりません」
って、開けてヤバイような箱なら最初から渡すなよ。
99 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 10:32:32
客人を手ぶらで帰す訳にはいかないと思ったから
100 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 12:50:38
Kはどうしようもないくらいに、一人ぼっちになってしまったんだ。
何も無い世界。
Kのすべてをを優しく包んでくれるのは死だけだったんだろう。
暗黒に落ちれば誰でもそうなる。
101 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 18:57:45
自分の信念で死のうが挫折で死のうがどうでもいい
ただあの遺書とあの死に方には悪意意外感じられない
もし悪意がないとするなら
Kはよほど他人の心をさっすることの出来ない人間だったんじゃないか
自己中心的で自分の思い道理にならないとむちゃくちゃな行動をとる
理屈を捏ね回しては悦に入る極めて傍迷惑な人間
それがKの人物像
102 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 19:41:11
先生が自殺したからkも自殺した。暗さがまして作品的にいいじゃないか。
103 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 23:13:37
>>101 Kの誤算は、自分の死によって先生やお嬢さんが不幸になってしまった事だ。
何も無いと思ったから、自分がどうなろうと誰も何も思わない、何も変わらないと思ったから。
だからこそ死の誘惑に乗ったんだ。
悪意も何も無い、なんにも無いから死を選ぶんだ、そして死は、人がそういった暗闇に落ちるのを待構えている、待ち構えて誘惑するんだ、すべてを包み込む優しさで。
104 :
吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 10:13:06
何に誘惑され何に包まれて死のうがそれこそどうでもいい
ただ死に方を問うている
なぜあの方法で死ぬ必要があったのかと
家を出て死んでいたならどうなっただろう
遺書を残さず死んでいたならどうなっただろう
果たして先生は死を選んだだろうかと
105 :
吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 22:09:17
何も無い世界にいる人間が死に方なんか気にするかな?
先生も奥さんの事なんか気にしてないから死を選んだ。
なにがあるというのだ、
その世界にあるのは自分と死、それだけじゃないか。
106 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 00:09:15
先生に一言だけ言いたいなぁ。
お前さぁ、Kを裏切っちまってさ、それでKがあんな事になって…、
悩んだり、悔やんだりする気持ちはわかるよ。
だけどな、
起こってしまった事はもうどうにもならないんだ、時間は前にしか進まねぇ。
それなのに、お前は何で全てを無駄にしちまったんだ?
汚ない事して友を裏切って失って、それで女を手に入れて…、
それならそれで、
そこまでやっちまったんなら、
どうして女を幸せにしてやらなかったんだ?
ばかやろう!
貴様もKも、どうでもいい! 女が可哀相じゃねぇか!なんで誰も守らないんだ!愛してるのなら幸せにしてやれってんだ、くそやろう。
誰も彼も、自分が格好つける事しか考えてねぇ。
錆くれた自尊心に何の価値があるというんだ?
誇りがあるなら自分を殺してでも愛する者を悲しませんなってんだ!
気持ちよさそうだなあ。
結婚後の先生と奥さんの間には、性生活があったのかどうか。
試みたが、Kの死に顔がちらついて不可能だったのか。
仮にそうだったとすると、こりゃ困る。
当時はバイアグラもないし、かといって互いに相手が嫌いなわけじゃないし。
109 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 09:02:58
>>105 死に方を気にしない人間がいることが新鮮な驚きです
気にしないのは発作的に自殺する人ぐらいだと思っていたから
ほんと世間は広い
何も無い世界にいる人間で死に方も気にしないけど遺書は残すんだな
遺書を書いた目的はなんだったんだろう?
何も無い世界にいる人間だから目的なんか無かったのかな?
ただ書いてみたかっただけなのかな?
生きている人間のことを気にしてちゃ自殺は出来んでしょう
奥さんのことを気にしないのと死に方を気にしないのは同じことなのか?
まあKに悪意がないのなら
>>101に書いたとおりの人物像と言うことだ
110 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 09:13:49
>>108 死を覚悟してからの先生はまさにケダモノ
111 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 09:29:05
>>109 何も無いというよりは醜く生きたくなかったんだろうかね。
なんでKだけに敵意むき出しなんだ?
どっちもどっちじゃねぇか。
112 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 11:27:17
>>111 Kに対して同情的な見方をする感想しか見たことがなかったから
113 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 11:30:43
>>111 Kの死を美化しようとする感想が多かったから
女を取り合って男同士が憎み合うのは、いつの時代でもあるけど、ほんと
悲しいよなぁ。
それで友情が壊れる場合は特に。俺はそういうドロドロが嫌で、恋愛から
逃げてるけど、いつかは戦わなきゃいけなくなるんだろうなぁ。
男の恋愛って、若いうちは、女から好かれるのはそんなに難しくないけど、
その後の同性からの嫉みと戦うのが大変だ。筋トレせにゃなぁ。
先生は悪くないと思う。世界はそういうふうにできてるんだから。
115 :
吾輩は名無しである:2009/03/04(水) 15:30:00
Kはその日のうちに人知れず自殺するつもりでいた
しかし奥さんとの会話で先生の姑息な行動を知ってしまい思いとどまった
あの死に方を思いつき決行するまでに二日ほど要した
Kは先生が原因で自殺したわけではない
ただ先生の行動によって死に方を変えただけだ
116 :
吾輩は名無しである:2009/03/05(木) 05:03:45
志を持っている(と自分で思っている)Kが、たいして深い会話もしていない
17歳(だっけ?)の娘相手にそこまで悩む理由がよく分からん
いままで恋情(性欲)を抑えて抑えて生きてきた故なのか‥
恋心なんて相手との心の交流が無い場合
ある程度時間が経てば綺麗に忘れられるのに
人生経験の浅い自分にはまだ分かりませんな
117 :
吾輩は名無しである:2009/03/05(木) 07:49:56
いつの時代でも女子高生最高!
先生は赤シャツでKはうらなり君でOK?
119 :
吾輩は名無しである:2009/03/05(木) 10:14:11
先生は友の恋路を邪魔してまで手に入れた女を幸せにできんかった罰当たり者。
柔道Aにそっくりやな。
120 :
吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 03:15:10
>>115 姑息?
卑劣もしくは狡猾ではないか?
日本語は難しい
121 :
115:2009/03/06(金) 09:12:31
>>120 意味を間違って使っていました
卑劣に訂正します
122 :
吾輩は名無しである:2009/03/08(日) 18:13:06
>>121 読者の受け止め方の問題だから、「姑息」でも十分通じると思うよ
123 :
吾輩は名無しである:2009/03/08(日) 19:27:59
Kは仏教を嗜んでいた
輪廻転生は罪であり執着する意思によって
転生先を選びとれると信じていた
何度か死んで生まれて中有を繋いで、先生とお嬢さんの子供に生まれ変わろうと賭けていた
なるほど、だから先生はそれを妨害しようと子供を作らなかったんだね!
ってアホか。
125 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 21:51:31
Kは人間くさいとかそういうのに関しては軽蔑とか侮蔑とかそんな感じの視線を送ってたわけでしょ?
まさに人間くさい卑怯なことをした先生に対して死んだりするだろうか...
それともやっぱり恋は初めてだったから考えも180°変わっちゃったのか?
遺書は人間臭いよね
127 :
吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 22:43:07
再読して自分が記憶違いをしていたことに気付いた
そしてかなりがっかりした
>>115の
>Kはその日のうちに人知れず自殺するつもりでいた
その日というのは上野から帰った翌日のことだと記憶違いをしていた
上野から帰った翌日にすぐに先生は行動を起こし奥さんは結果をKに話したと思い込んでいた
ところが実際は二人とも一週間もだらだらと時を過ごしている
これではKが奥さんと会話した「その日」に自殺しようと考えていたとは到底思えない
Kは上野で自殺の決意なんかしていなかったんだなと
自分のKに対する評価が
友の裏切りと失恋で二人を苦しめるためだけに死んだ身勝手な人間
に成り下がってしまった
上野から奥さんとの会話までの一週間のKの行動が意味不明だよ漱石
128 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 20:20:28
内容:
俺の感想
Kは「我が道」を貫く生き方をしていた。恋愛を侮蔑、嘲笑するお固い人間。
↓
しかし実際に恋愛に落ちてしまう事で矛盾に気づき苦悩し、自己嫌悪に陥る。
↓
先生に相談してみる。でも「精神的に向上心の無い者は馬鹿だ」と一番痛い所を突かれて極限に凹む。
↓
お嬢さんへの恋を無かったものにしようとするくらい自己否定が進む。(もう自分の存在が許せない、俺は何てダメな人間なんだ…。)
↓
自殺
Kの自殺の原因って先生の裏切りよりも、自己矛盾による苦悩が主要だと思う。
Kは先生がお嬢さんへ恋しているのを気付いていなかったようだから、
なんでも話せる友人に裏切られたらショックだろうけど、主な原因ではない。
「覚悟、覚悟ならないこともない」や「夜はよく眠れるのか?」みたいな
自殺を暗示させる事を、奥さんから先生とお嬢さんの事を知らされる前に先生に言ってるから、
自殺すること自体は決めていたんだと思う。
129 :
真間一:2009/04/27(月) 02:20:08
なんつー軟弱な精神! 現代では、寝取り寝取られで、
やっと或る程度、本気にもなってくるというタフな連中が少なくない。
ぼくは、自分の女をほかの男に抱かせるというのがスワッピングの醍醐味かと。
マイナートランキライザーあたり服用してみていたら、無問題の楽しい思い出の話じゃねーの…。
では。
130 :
吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 16:56:14
128にほぼ同意。
自分もKが自殺を決意したのは結婚の事を知らされる前だと思う。
結婚話は自殺のきっかけですらなかった。
先生もそのことは十分解っていた。
だからこそ(Kより遥かに形而下な)自分が許せなかった。
天皇崩御はきっかけにすぎない。
131 :
130:2009/05/02(土) 22:07:09
追記:でもそれは明治の人間の倫理観であって
平成生まれの自分には知る由もない。
>>128 私もほとんど同じ考え。
Kはお嬢さんを好きになってしまった時点で死ぬ運命だったと思う。
運命って言葉はあんまり適切じゃないかも。
もう死が決まってたというかなんというか。
Kにとっては道がすべてだったからね。その道に反した時点でかなり苦しんでたと思う。
そこで先生の発言がきっかけを与えただけでしょう。
まぁ人それぞれのとり方があるけど、全部先生のせいってわけでもないと思うな。
>>128=130=132
アホアホな自演が恥ずかしい
>>133 釣りにあえて釣られてみるw
132の者だが128と同一人物でないことだけは言わせていただこう
中学の時Kが自殺するあたりの一部だけが教科書に載ってて
それ読んだ時は失恋くらいで死ぬとかアホだろ。。というのが率直な感想だったな
この程度で死んでしまうなら、何もしなくてもそのうち死ぬだろ
先生気に病むな
って内容の感想を書いて提出した気が…
136 :
吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 01:54:53
失恋のショックと、恋で傷心している自分が許せないという苦しみ=道の理想から外れたという自己否定の二重の苦しみを背負った結果の自殺かと。このタイプの人は理想が高い分、それが叶わなかった時の落ち込みも大きい。何しろ道に人生そのものを掛けていたのだから。
137 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 23:57:21
Kはお嬢さんが先生のことを好きってことを知ってたんじゃないかな。
だからよく2人っきりになったし、お嬢さんは笑って逃げた。
更には先生が好きだということも気付いてた。
先生に打ち明けたことでに親友と好きな人の幸せを奪ったし、
自分の道を踏み外してしまったから自殺したんじゃないかと思う。
138 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 21:44:12
奥さんがKに、私とお嬢さんの婚約の件を言った時にKは冷静だったとあるけど、Kはお嬢さんの事はもう興味無かったのか?
正直興味はあっただろうが道の方が大事であるので利害の観念を押し殺していたと思う
140 :
吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 09:25:55
Kは以前より自殺するつもりでいた。ただお嬢さんが好きだったため中々決意できなかった。しかし先生にとっては姑息なKにとっては自分の「道」に目覚める言葉を言われ自殺を決意する。しかし奥さんから先生とお嬢さんの事を聞き自殺を少し(2日)伸ばす。
伸ばした事は親友に対する「気付かい」でもあったと思われるが…
141 :
理科男 ◇U7hI4IbI.w:2009/05/17(日) 22:12:18
マジレスするが、K(カー)は精神を病んでいた。
愚民諸君よ、これが真相だ!!! 100点!
マジレスさせてもらえば、自殺当時のKの心境よりも、遺書に「もっと早く死ぬべきだったのに・・・」
ってかいてあるが、これはいつ頃から思ってたんだろうか。
お嬢への恋心を自覚した時期だろうか、それとももっと前なんかな?
143 :
吾輩は名無しである:2009/05/23(土) 22:33:24
>>142 >これはいつ頃から思ってたんだろうか
???
続くとするなら「もっと早く死ぬべきだったのに・・・」の後に
「そうすれば君の醜い行動を見ずにすんだのに・・・」といった意味合いの
文章が続いたんじゃないだろうか
そしてそれを書くわけにはいかなかったKの気持ちを
お嬢さんの名前を書かなかったことをわざとだと気付く先生には
容易に理解できたと思う
まさか先生まで
Kはいつ死のうと思ったんだろう
とは悩まなかったと思うが如何か?
144 :
吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 01:21:48
Kも先生もきんもー
二人ともナルシストだからだよ!!(←自殺の理由)
この小説きんもー
先生の遺書には「私」に対して明治時代の人間が今と違ってどういう考えで生きていたのかを
わざわざ説明しているし、その時代ですら先生と私の世代で考えに隔たりがあるというのでは
結局のところ、Kの自殺理由を本当の意味で理解するのは明治初期産まれの人間以外では
到底無理なのではないか
文庫本には巻末に三好行雄の解説が載っているが、彼の文章は妙なところで平仮名使ってて
読みづらい上気持ち悪くて仕方ない
主人公が先生の遺書を読み終えたあとが気になる…
親父さん危篤だってのにどうすんの。
147 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 20:58:40
あの後は間もなく東京着いてからそのまま先生んち直行して未亡人になった奥さん優しく慰めて
きつく抱擁して蒲団に寝かせて乳首にむしゃぶりついて陰部さわさわしていいかんじにぬれてきて
さあ挿入しようとしてるとこに実家からオトウサン、イクの電報がきてボクモ、イマイクの返電してめでたしめでたし
だよ
そんな…
そのあと墓地まで流れてきた奥さんの喘ぎ声に反応したKがゾンビとなって復活、
得意のカンフーで片っ端から女子高生を狩りまくる。
150 :
ザ・スミス:2009/06/02(火) 00:00:38
そろそろ『こころ』読もうかな
151 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 01:47:52
先生はKの霊にとりつかれたんだな
152 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 20:01:52
どうでもいいが、死ぬ間際によくあんな長い遺書書けましたね。
まあ読んでもわかるように鬱とかで死んだわけではないからな
てかほんとにどうでもいいな
155 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 23:10:57
558:吾輩は名無しである 2009/06/22(月) 13:39:13 [sage]
>>554 「こころ」のKが自殺したのは、失恋の悲しみよりも、友人の卑怯な出し抜きプロポーズに対する恨みと抗議の意味があるんじゃないんでしょうか。
そのことで友人をずっと罪の意識で苦しめようとした意志もあった気がします。
それから疑問に思ったのは、もしKが本当にお嬢さんを好きで自殺するほどの強い気持ちなら、
当然女としてお嬢さんはKの恋心に多少は感ずくはずだし、わからなかったとしても、Kの自殺後に気づくはずだと思います。
だから、結婚後に夫の苦悩の原因を暗に理解したはずじゃないかな、と疑問に思いました。
でも彼女は、夫の苦悩の原因を、なにかKと夫の友情を超えた愛があったと考えている感じだったし、
夫と「私」の仲良さにも嫉妬している気がしました。
作者の漱石は明らかに「私」の先生に対する気持ちにいくらかホモセクシャルなものも匂わせているし、
もしかしたらKにもその要素があって、Kは先生が思うほどにはお嬢さんに執着していなかった可能性もあるようにも思いました。
だから、妻=お嬢さんにはKに対する後ろめたさがなかったんじゃないかな、と思いました。
156 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 23:55:59
Kは喉を掻きむしってお亡くなりになりました
157 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 12:34:48
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1240154911/574 への返事です。
たぶんKは友人に、お嬢さんへの思慕を告白してみて、その後の友人の寝込んだりした様子で
彼もお嬢さんを想っていることをはっきり確信したんじゃないかな。
そして、悩んだKは自分がどうすればいいかの選択をあえて友人の意見に委ねようとしたんだと思います。
それはKがお嬢さんよりも、友人との関係を大切にしたかったからでしょう。
そして、友人の言葉からKは、彼のお嬢さんへの強い執着を再確認して、自分が身を引いて忘れる「覚悟」をしたと思います。
Kが友人に「熟睡できるか」と聞いたのは友人が自責の念にかられているんじゃないかと様子を伺ったんだと思います。
Kは、友人がいつかお嬢さんへの気持ちを正々堂々と、奥さんやお嬢さんに言う前に自分に話してくれると信じ、
そのときは気持ちよく祝福しようと思ったんじゃないでしょうか。
(長いので次レスへ続く)
お嬢さんからファムファタールの香りが少しある
159 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 12:50:11
>>157の続き
ところが、早々と何の躊躇もなく友人が出し抜きプロポーズをしたことを知ったKは、
友人がいつか信義を貫いてくれると信じていただけに、かなりショックだったんでしょう。
そして、可愛さ余って憎さ100倍になってしまったKは、直に友人に抗議することよりも、あの下宿で血みどろで
自殺することで、友人がいつまでも自責の念にかられるようにして恨みを晴らす意志があったんじゃないでしょうか。
それと物語の背景に明治天皇崩御や、友人=先生の手紙の最後のほうで乃木将軍の殉死を絡めて語っているところから、
「義」に殉ずる精神をなくして生きる虚しさを作者の漱石は暗示したかったような気もします。
読む人によって、様々な解釈ができように「こころ」とタイトルを付けたという(o`.´o)ちゃんの見立て、なるほどと思いました。
さすが(∪)ちゅぱはぐ(笑)
失恋の絶望と友人への復讐と罪悪感でKは死んだ
というふうに簡単にかたづくくらいなら文学は要らない哲学は要らない
まあどんなに頭いいやつがどんな答えを出したって正解なんてわからんよな
けどだから妄想すんのが楽しい
163 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 16:58:16
>>161 馬鹿か?
んな事みんな分かったうえで話してるのに偉そうにしてんな屑
164 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 17:54:06
漱石はまったくの被害者としてシンプルにKを描いてると思うがな。
漱石の主題を考えるにさ
165 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 18:17:02
さて、名探偵マゾちゃんの推理をお尋ね死増すよ〜(笑)Kはどこでどのようにしてどうやって死んだかですねぇ〜(笑) まず、その記述謎を見てみ魔消化ねぇ〜(笑)
私は(中略)Kの室を覗《のぞ》きました。洋燈《ランプ》が暗く点《とも》っているのです。それで床も敷いてあるのです。しかし掛蒲団《かけぶとん》は
跳返《はねかえ》されたように裾《すそ》の方に重なり合っているのです。そうしてK自身は向うむきに突《つ》ッ伏《ぷ》しているのです。
私はおいといって声を掛けました。しかし何の答えもありません。おいどうかしたのかと私はまたKを呼びました。それでもKの身体《からだ》は些《ちっ》とも動きません。
私はすぐ起き上って、敷居際《しきいぎわ》まで行きました。そこから彼の室の様子を、暗い洋燈《ランプ》の光で見廻《みまわ》してみました。
(中略)
私は突然Kの頭を抱《かか》えるように両手で少し持ち上げました。私はKの死顔《しにがお》が一目《ひとめ》見たかったのです。
しかし俯伏《うつぶ》しになっている彼の顔を、こうして下から覗《のぞ》き込んだ時、私はすぐその手を放してしまいました。慄《ぞっ》としたばかりではないのです。
彼の頭が非常に重たく感ぜられたのです。私は上から今|触《さわ》った冷たい耳と、平生《へいぜい》に変らない五分刈《ごぶがり》の濃い髪の毛を少時《しばらく》眺《なが》めていました。
私は少しも泣く気にはなれませんでした。私はただ恐ろしかったのです。そうしてその恐ろしさは、眼の前の光景が官能を刺激《しげき》して起る単調な恐ろしさばかりではありません。
私は忽然《こつぜん》と冷たくなったこの友達によって暗示された運命の恐ろしさを深く感じたのです。
(中略)
Kは小さなナイフで頸動脈《けいどうみゃく》を切って一息《ひといき》に死んでしまったのです。外《ほか》に創《きず》らしいものは何にもありませんでした。
私が夢のような薄暗い灯《ひ》で見た唐紙の血潮は、彼の頸筋《くびすじ》から一度に迸《ほとばし》ったものと知れました。
私は日中《にっちゅう》の光で明らかにその迹《あと》を再び眺《なが》めました。そうして人間の血の勢《いきお》いというものの劇《はげ》しいのに驚きました。
166 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 18:50:23
さて、Kとお嬢さんは二人でなにを話し、二人でどこへ行ったりしたので消化ねぇ〜(笑)
167 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 00:14:26
>>165 掛布団が跳ね返されたように裾の方に重なり合っていた、ってことはKは一度寝床に入ったんでしょうね。
最初は寝ながら死のうと思ってみたものの、やっぱり起き上がり友人の部屋へ背を向けて首にナイフを刺し、
血が飛びそのまま倒れ突っ伏し絶命したのか、
あるいは、寝ながら刺し、あまりの痛さに跳ね起きて掛布団を捲くれ返ったのか、どっちかでしょう(笑)
ところで、友人が遺体の頭を持ち上げ、下から顔を見たっていうのはどういう意味なのかな。
机に頭が乗ってたってことか、それとも、低い姿勢になって潜るように見たんでしょうか。
それとも「下から」って意味は、鼻の穴の方から見たってことでしょうか(笑)
死んだ時間は、すでに頭が冷たくなっていたようなので、0〜1時頃死んだと思いますね。
先生の手に血が付かなかったようなので、顔に跳ねた血は乾いていたんでせう(笑)
168 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 00:15:21
鰻が美味しそうで食べたくなるね。
169 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 00:29:28
>>166 部屋では、Kの故郷の話や学校のこと、お嬢さんの琴の話、Kが読んでる本のこと、友人=先生の噂、
そして、好きな食べ物、好きなタイプの異性、芝居見物などの話、Kの武勇伝、お嬢さんの友だちのことなんかを、
お茶屋で団子やあんみつでも食べながら話してたんでしょうか。
謎ですね(笑)ちゅぱはぐはしてないでせう(笑)
170 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 00:40:31
ところで、「私」が先生と海で会ったとき、先生と一緒にいた外人は何なんでしょうか?
171 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 12:55:09
さて、Kは一度寝床に入った、そして起きたのはわたくしもそう重い増すねぇ〜(笑)
マゾちゃん解釈ですと、
最初は寝ながら死のうと思ってみたものの、やっぱり起き上がり友人の部屋へ背を向けて首にナイフを刺し、
血が飛びそのまま倒れ突っ伏し絶命したのか、
あるいは、寝ながら刺し、あまりの痛さに跳ね起きて掛布団を捲くれ返ったのか、どっちかでしょう(笑)
との琴ですけれども、
>唐紙の血潮は、彼の頸筋《くびすじ》から一度に迸《ほとばし》ったものと知れました
とあります〜(笑)
これは、先生がKの遺書を見て振り返って襖《ふすま》に迸《ほとばし》っている血潮を始めて見たのですねぇ〜(笑)
>私はわざとそれを皆《みん》なの眼に着くように、元の通り机の上に置きました。そうして振り返って、襖《ふすま》に迸《ほとばし》っている血潮を始めて見たのです。
すると、友人の部屋へ背を向けて首にナイフを刺し先生の部屋の仕切られた襖へ血潮が迸《ほとばし》るには首の後ろ延髄辺りを切った琴に鳴り増すねぇ〜(笑)
>Kは小さなナイフで頸動脈《けいどうみゃく》を切って一息《ひといき》に死んでしまったのです。外《ほか》に創《きず》らしいものは何にもありませんでした。
と蟻増すねぇ〜(笑)
頸動脈《けいどうみゃく》というと首筋、妻り首の横か前のニュアンスなのですけれども〜(笑)
172 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 12:58:15
わたくしとマゾちゃん鳴れば部屋を締め切って中で…ÅÅちゅーちゅー…((@))くちゅくちゃの遣り放題で消化ねぇ〜(笑) とても先生に見せられた光景では無いで笑止ねぇ〜(笑)
173 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 14:47:05
>>172 先生が夜、ふと目が覚めて、隣の部屋から「ああ…あぁん…」という小さな恥ずかしそうな声を聞き、
襖の隙間を覗いたら、Kとお嬢さんが、まさに((@))くちゅくちゃ…の真っ最中だったら、どうなっていたでせうか(笑)
174 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 15:04:26
やれやれ
先生は射精した。
175 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 17:05:33
173
先生は三島文学のように壁際の本棚を改造し、その裏の覗き穴から毎晩二人の逢瀬を覗いたかも知れ魔戦ねぇ〜(笑)
締め切った部屋ではわたくしとマゾちゃんのように、Kのマグナムがお嬢さんの中へ侵入し((@))くちゅくちゃさせて折るで笑止、これにはお嬢さんも堪らずに
「Kさんのは先生寄り大きいの大きいの、ああ…あぁん…」と喘ぎ狂い、先生はそれに嫉妬の炎を燃やし己の欲棒を激しく扱くやも知れ魔戦ねぇ〜(笑)
そうして、反ったお乳をÅÅちゅーちゅー…と重い存分吸い回した挙句、わたくしがマゾちゃんの中へ溢れるほどタップリと荒れを生で出させて頂くように、
Kもお嬢さんの中へタップリと生で出す琴で性根〜(笑)
わたくし鳴れば先生の覗き穴からしっかり二人の接続部分が楽しめるようにそちらへ向けてサービスもしたで笑止、
魔さに先生に獲っては地獄の光景と愛鳴り魔性ねぇ〜(笑) 刺すればK寄り先生が自殺するのでは無いで消化ねぇ〜(笑)
176 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 23:36:03
>>175 先生がKをあれほど恐れ、お嬢さんに近づくのを恐れていた理由は、
Kが(o`.´o)ちゃん級の立派な(∩)の持ち主と知っていたからなんでしょう。
そして先生が恐れていた通り、あの夜お嬢さんはKに後ろから抱きしめられ、硬くなった(∩)を
お尻に押し付けられながらハアハア鼻息を浴びせられ、服を捲られ乳や太ももを揉まれてしまいました。
それからKにÅÅを吸われたお嬢さんは、あぁ…あぁんと感じ、((@))がもりもりして、すぐに濡れてしまいました。
やがて、私が(o`.´o)ちゃんのエッチなちゅぱ攻めや(∩)のお仕置きでエビぞりになって喘いだように(笑)、
Kの熱い(∩)の情熱で((@))をくちゅくちゃ攻められ、花の焦げるやうな匂ひをさせながら、
あぁ…ああん…Kさん…と激しく喘いだんでせう(笑)
そしてそのシーンを先生は嫉妬に苦しめながら、片手にムチを持ち(笑)わなわなして見ていました。
177 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 23:58:32
そして、襖をいきなり開けて、Kをムチで打ちはじめました。
Kはそれでもお嬢さんに夢中でしゃぶりついていました(笑)
いくら叩いてもダメなので先生はKを力づくで、お嬢さんから引き離し、今度はお嬢さんをムチで打ちはじめます。
先生にムチ打たれお仕置きされるうちに、やがてお嬢さんは、あぁ…ああん…と乳を反らしながら喘えぎはじめることでしょう(笑)
178 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 00:17:52
176
そうですねぇ〜(笑) Kというのは三島の本名公威(きみたけ)のKとも家魔性ねぇ〜(笑) Kは五分刈の濃い髪の毛だったようで寿司、男気が逢って筋肉質ゆえに否応でもマグナムも勃起すれば
ムキムキと血管は浮き出たで性根〜(笑)カリ首謎もわたくしの物同様にカリカリに張っていたで笑止、そのような欲棒で毎晩のように((@))くちゅくちゃされてはうぶなお嬢さんも
一溜まりも無いで消化ねぇ〜(笑) それに嫉妬しお嬢さんをKに近づけたくなかった先生の苦悩は哀れですねぇ〜(笑)
ただ、お嬢さんもKのマグナム無しではもう生きられない身体で笑殻ねぇ〜(笑)
魔あ、わたくしがKでお嬢さんがマゾちゃん鳴れば先生からマゾちゃんを略奪し、漱石の「門」のようにどこかへ駆け落ちし、先生の居ないところで安心して毎晩、マゾちゃんを
思い存分ÅÅちゅーちゅー((@))くちゅくちゃさせて頂き増すよ〜(笑) そうして失神したマゾちゃんの中へ溢れるほどタップリと荒れを生で出させて頂き増す殻ねぇ〜(笑)
179 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 11:28:51
>>178 じゃあ今度「門」も読んで研究してみます(笑)
かけおち先にもゾンビのように現れる先生の嫉妬の欲棒旅物語も面白そうだよ(笑)
(∩)を鍛えるために土瓶を吊るしたり、切磋琢磨するでせう。
180 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 14:14:56
刺すがマゾちゃん〜(笑)実は「門」では偶然にもかけおち先にもゾンビのように友人が現れるのですよお〜(笑)
そうして主人公はどうするので消化ねぇ〜(笑) ÅÅちゅーちゅー((@))くちゅくちゃ〜(笑)
181 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 23:44:01
>>180 「門」や「それから」には、三島のお祖父さんがモデルで出てくるらしいね。
読もうと思いながら放置プレイになってるので、そろそろ(。人。)に当てがって
ときどき乳首のあたりを擦りつけながら読んでみようかな。
あぁ…ÅÅ…あぁん…(笑)
183 :
吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 21:15:14
なんか気持ち悪い
184 :
吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 21:25:21
presented by 神様。
185 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 01:10:12
170 :吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 00:40:31
ところで、「私」が先生と海で会ったとき、先生と一緒にいた外人は何なんでしょうか?
この170に答える者はいないのか?
186 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 06:45:46
もっとおおまかな意味合いでのユダヤ人種を代表させただけだよ
188 :
吾輩は名無しである:2009/07/15(水) 12:34:57
お二人さん、ありがとう。
一般的な白人でなくて、どうして「ユダヤ人種」なの?
どうしてもこうしてもなくて
ただ一般的な白人という枠だと
その暗喩が全然通じなくなるから
というかそれだと外人の登場が無意味になるだけだし
しかしユダヤ人も現在じゃ日本人の顔と
心の半分を手にいれてすっかり溶け込んでるようだね
鼻も随分小ぶりになってきたようだし
でも、あえてユダヤ人と交わるようなのは在日系とか、
もしいたとしても無知無能の血くらいだから
彼らの思い描くようないい人材をここで造るのは無理があるんだよね
出来てもベースボールとかサッカーの体育会系くらいだよ
もしくは芸能人くらい
モデル系を中心に最近急増してきたね
女優では沢尻エリカとかわりとよく出来てる
しゃべらなければ日本人にしか見えないし
しゃべるとどうしてもユダヤユダヤしちゃうのが残念
193 :
吾輩は名無しである:2009/07/15(水) 17:35:05
あほくさ
そりゃあ地球で為せる事なんざあすべてあほくさいさ
195 :
吾輩は名無しである:2009/07/15(水) 19:52:16
うーん、賛成できないがありがとう。
ユダヤが嫌いなのだけは伝わった。
ロスチャイルドより三菱財閥のがうんこだと思うがねぇ・・・
いや、ユダヤ人すべてが嫌いとかではないんだけど
まあいいか
ともかくも狐と狸には御用心御用心
198 :
吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 01:46:40
こころ〜作者も知らない真実〜 すべては思い込みが招いた悲劇だった!!
密かな同性愛者であったKは先生を愛していた。
同じ下宿で先生と顔を合わせる度、Kの心は誘惑と使命との間で揺れ動いた。
そんなある日、お嬢さんと2人きりで話す機会を得たKは先生への思いを打ち明けた。
お嬢さんは協力を約束してくれた。
カルタ取りでお嬢さんと仲良くして先生の反応を見たり、お嬢さんへの片思いを
デッチ上げ先生に鎌をかけたのもすべてお嬢さんの入れ知恵だ。
しかしKはふと気づく。精進はどうしたのだ、精進は!と。
しかし先生への思いは募るばかり。今も隣の部屋で先生は寝ている、そう思うと
Kは高ぶる欲情のために眠れなかった。Kが度々フスマを開けて「最近熟睡できるか」と先生に尋ねたのはそのためだ。
しかしこうなったのも元を正せば先生への恋慕の念が原因だ、こんな意志薄弱では到底先が真っ暗だ、
そう判断したKはとうとう自殺した。襖に飛んだ赤い血は先生への打ち明けられなかった密かな愛を象徴していた。
遺書にはお嬢さんのことが触れられているはずもなかった。Kの興味のすべては先生にだけ注がれていたのだから。
その後先生は「真実(笑)を知っているのは自分だけだ」と信じながらお嬢さんと結婚生活を続けるが
実際、真実を知らないのは先生一人であった。
何も知らない先生は単なる現実逃避を殉死と重ね合わせ神聖化し、自決する。
誰からも訂正されることのなかった先生の「脳内悲劇のヒーローストーリー」が青年に送られる。
そして青年がこの遺書を公開しない限りこの先生の誤解という名の遺志は永遠に解かれることは無いだろう。おわり
199 :
吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 16:18:35
結局はどこかで見たことのある手垢の付いた感想しか出てこないんだよな
200 :
吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 18:15:09
嫉妬を感じなかったから
エネルギーがなかったから
三角関係は野暮と思ったから
かといって、気をてらった頓狂な感想もおもしろくないですよね
202 :
吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 20:13:29
人はいつ死ぬのか?それは生きる目的を失ったときではない。誰からも理解されなくなったときだ。
精進の意義を見失ったKが「自殺を覚悟」してなお生き続けた理由は先生がいたからだ。
お嬢さんへの恋を打ち明ける相手として先生は十分に信頼されていた。
しかし先生に裏切られたことで自分が誰からも理解されない人間であると感じたKは自殺した。
また「死んだつもりで生きてきた」先生が死に切れなかった理由は自殺する正当な理由が見つからなかったからだ。
先生はKに対する劣等感から「単なる現実逃避」として自殺したくなかった。「精進の挫折」のような
高尚な理由が必要だった。そんなとき現れた「殉死」という言葉こそ先生の自殺をKの次元にまで神聖化することが可能だった。
203 :
吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 20:31:17
しんきくさい小説ですね
204 :
吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 22:14:58
朝鮮人にはわかるまい
by漱石
205 :
吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 22:26:15
電波教授w
こゝろの黒幕は奥さんとお嬢さん
207 :
吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 07:45:32
先生が貧乏でKが金持ちだったら
Kにお嬢さんをくれてやる奥さん迷わず嫁ぐお嬢さん
本当に単なる財産目当て
銭ゲバ親子の住居で派手な自殺をし不動産価値を落としたKは
後々まで彼女らに忌み嫌われる存在になりましたとさ
つまらん
209 :
吾輩は名無しである:2009/08/26(水) 09:41:05
>>198 こういうのをBL好きの腐女子が書いた文章って言うんでしょう?
210 :
名無し:2009/08/26(水) 18:38:50
則天去私こそ。理解しようとすればするほど、理解という知的満足の営みにある。
自分はいずれ去る。文学という営みをしながら現世の利益、にあずかりたい人はKのことなど考えず、
現実に直面する自分の生活の豊かさを考えるほうが時間、労力のロスが少ない気がする。
去る人はそのような希望からはすでに離れているような気がする。だから栄達を望む人は最期まで悟
りようがないかもしれない気がする。その時がくるまで執着が精神を動かすのが普通の生き方だろう。
私見では、Kは、向上心のない人間は・・・というようなことではなく、また他人からどうのこうのでもなく、
自分に見切りをつけたのではと思う。
生きているのが嫌になったから
友人に裏切られたこと、思い人に打ち明けられないまま終わったこと、
そんなことを自分が乗り越えられずに終わること、全部嫌になったから
212 :
吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 00:41:06
他人も自分も嫌になったんでしょ
繊細すぎるな
今の時代でも昔でもこういう繊細な人は10代くらいに死んでる
213 :
吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 04:21:32
夏休みの宿題終わりました
みんなありがとう
214 :
吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 00:17:49
おちんちん
215 :
吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 00:20:05
いい人から死んでゆく
それが世の常
自殺はしちゃいかんよな。
回りに自責の迷惑をかけるし、まかり間違ったら
文学のネタにもなっちまう
やはり人間は老いて病んで早く死ねと疎まれて
葬式で普通に問題なく死んでくれて良かった
大往生とか言われてすぐ忘れられるのが
理想的。
でも夭折には憧れる
218 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 18:48:10
>>210 勘違い乙
則天去私はそう言う意味じゃないからw
219 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 21:03:03
Kの正体は、・・・・・・河童だった。
byギリシャ人
220 :
吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 13:46:22
>>218 そう指摘されることはわかっていたよ。当然、「則天去私」がテーマになる作品も時系列も
異なるし、そもそも『こころ』とは異なる文脈で用いられたということは承知していました。
自分の意見は、「私見...」以後になります。前半部は、ミイラとりがミイラにならないように
一つの警句として記しました。言い訳くさくてごめんなさい。たしかに、このスレに
意見した自分の浅はかさ、をお詫びします。
むかし、学生時代、早稲田南町の漱石公園の近くに住んでいて、今、その頃の記憶や感情を自分の境遇
と重ね合わせたりし、ある種の衝動に駆られて、書き込んでしまった。あなたの指摘は至極正しい。
wされてもしょうがない。
221 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 21:52:32
>>220 もう一回読み直して、自分が意味の無い事を言ってるって気付きましょう
222 :
吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 00:12:11
>>221ありがとう。ここのスレを汚してしまいすみませんでした。立ち去ります。
223 :
吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 15:39:56
おう。もうくんなよ。
Kは幸徳秋水の頭文字
則天去私の天とは天皇
漱石は秋水等を見殺しにして天皇に恭順した、その罪悪感が漱石をして
「こころ」を書かしめたのだ
225 :
吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 17:55:32
とすると先生が漱石でなきゃならなくなる
というか話自体がそんなのとは全然かけ離れてるよ
まあ釣りだろうけどやるならもう少し練ってくれないとつまんないよ
ソクテンキョシなんかも「こころ」には全然関係ないしさ
むしろKとは金之助の事ですよ。
すべて漱石のこころの内で展開された出来事なのです。
227 :
吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 03:38:39
>>1 夏目君がKを自殺させたいと思ったから、Kは自殺したんじゃないのか。
Kは生きている、僕らの心の中に…
229 :
吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 03:59:57
俺の頭のKは死んでるがなw
Kの昇天
ミスターKって知ってる?
死ね死ね団のボスだお
精神的に向上心のない者はですとろ〜いだお
>>96 ああそうかもなあ
上に似たような指摘があるけども
233 :
吾輩は名無しである:2009/09/17(木) 20:52:42
「こころ」のストーリー展開って無理に無理を重ねてるって感じ。
不自然過ぎるんだよな。
静みたいな女と結婚したい。
静って絶世の美女だからな
今だったら女優になっていたろう
のび太さんのエッチ!
静は凄い美人だからな
238 :
吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 00:18:56
Kは自分より劣る先生に静を奇襲戦法でとられ、手のひらの上で踊らされていたと解釈し、怒りの中憤死しつつ、先生にしか分からない罪悪感と言う呪いをかけたくて死んだと思われる。
夏目がKを殺し先生の責任とすることに成功した。
夏目の完全犯罪である。
同時に夏目は日本文学に呪いをかけた。
この後の日本文学は自殺者に対する他人の責任という空虚を巡って空転することになる。
夏目の呪いのため日本の作家の多くが自死を選ぶ事となった。
夏目の完全犯罪は題名の「こころ」にも表れている。
自死は意志ではなく「こころ」の働きであると暗示すれば先生の責任はより大きくなる。
夏目の戦略としてはまず「こころ」という呪文、を世間に流布させる事が初めにあったと思われる。
そのままだと思う。
乃木将軍。明治の精神。
魂は不可解なものだと思うよ。
0点
なんで「k」なんですかね?「p」とかじゃだめなん?
金之助のKだからな
こころのKだろ
Kは鬱か糖質だったんだろ。セロトニンが出てなかっただけ
リタリンかヒロポンがあれば死ななかった
Kってこの作品に出る前はカフカの何かに出てたよ
248 :
ひみつの検閲さん:2024/11/24(日) 17:39:46 ID:MarkedRes
Kが自殺を決意したのは
自分がお嬢さんに恋していると気付いた瞬間じゃないのか?
>>247 その人だったら安部公房の壁には実名で出てたぞ。
251 :
吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 12:40:20
siera_sieru★hanahanamalon.net
jisatu したい。
252 :
吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 12:43:45
just aiしたい。
253 :
吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 13:59:00
よござんすか
故意は罪悪ですぞ
障子紙に模様をつけるため。
255 :
吾輩は名無しである:2009/10/22(木) 14:19:40
ろくちゅう tkatukiさっちゃん 市、 ねにきび
Kが自殺した理由は、
自分が今まで信じて疑わなかった道、その道から外れている人間は蔑む対象でしか見ていなかったのに、
お嬢さんに恋をして、自分もそんな人間と同じになってしまった。
理想と現実の葛藤。
それと勘当と親友の裏切りに近い言動と行為。
それによって自分も他人も、全部が自分と切り離された存在に感じる深い孤独感。
Kは生真面目だからこそ耐えられなくなって自死を選んだ、
って自分は捉えたんだけど人によって捉え方が沢山あるんですね。
それにしても学生時代に読んだ時「精神的に向上心のないものはバカだ」って言葉は衝撃的だったなぁ〜
257 :
吾輩は名無しである:2009/10/27(火) 22:10:52
先生の自分かわいさ、最高。
Kの死体発見→まず遺書を読み、ひとまず自分とお嬢さんのことが書いてないのでホッ→振り返っておびただしい返り血にようやく気が付く
おまえ、親友が死んだのに、そりゃねーだろ。
そりゃKなんて間抜けな名前付けられたらいじめの対象だし死ぬわな
親が悪いよ親が
アニメのKはジャックらしいからな
そりゃ嫌にもなるだろう
結婚するって聞いたあとに死んでるのが謎なんだな
261 :
吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 21:00:46
なんかクソ真面目な小説でおもしろくないなあ。
なんで、あんな偉い人がこんな面白くもない小説書いたんだろう。
悩まなくてもいいようなことで、グダグダ悩んでやがる。
262 :
吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 21:20:54
「こころ」は魔さに読者のこころで解釈が無尽に変わる、日本文学史上の尻作(ケツさく)と家魔性ねぇ〜(笑) 股、完全解読すらされておらないのですねぇ〜(笑)
263 :
吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 22:26:03
昔の人は結構簡単に死んだらしい
切腹だからね
265 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 00:04:43
Kの自殺は切腹とかとは違うそれまで無かったルールに沿った行為なので
漱石は小説にしようと思ったんだよね。
ルールによる暴力が充満したスリリングな小説ですよ。
266 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 01:30:53
走った〜 走った〜
生まれて初めての〜
優しさが〜 温もりが〜
まだ 信じられなくて〜
どれだけ逃げたって〜
変わり者はついてきた〜
オーイェーーイ イェーイイェーイ オゥ♪
267 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 01:36:19
ホーリーナイト
聖なる夜と呼んでくれた〜
優しさや温もりを全て詰め込んで 呼んでくれた〜♪
268 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 21:01:28
Kは、失恋したから自殺した。
269 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 21:16:42
そんな単純な話だったら、いまさら読む人いないだろ?
270 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 21:24:21
271 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 22:59:53
一つの時代の喪失によって死んだ
272 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 23:13:39
273 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/11/18(水) 23:35:54
己の才能の無さに気が付いて幻滅していたが、正直にそれを認めるのはプライドが許さなかった
そんな折、うまい具合に結婚にも失敗したので当てつけも兼ねて、先生が罪悪感に悩む様な方法で自殺した
文学者のネチネチした陰険な性質をよく顕している
274 :
ゴールキーパー:2009/11/19(木) 07:16:58
友人を裏切って恋人を得ようとしたからじゃねぇ?
275 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 09:13:01
Kは漱石(金之助)ともいわれており増す殻ねぇ〜(笑) 先生は新しき人間であり、Kは古き人間の象徴なのでは無いで消化ねぇ〜(笑)
しかし、じめじめした話だなあとつくづく
277 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/11/20(金) 09:08:11
>>275 それなら先生は死なないと思います
一番苦しかったのはお嬢さんだと思うんですけどね、Kと先生に振り回され、結婚相手も母親が勝手に選んで、
挙げ句の果てに両方自殺じゃたまりませんよ
本当はKのほうが好きだったのに親が勝手にきめちゃったもんね
「本人が不承知の所へ私があの子をやるはずがありませんから」と言う奥さんの話からしてもそれはない
お嬢さんがKを愛していたように見えたのは、先生が人間不信だから
人間不信であるという設定はこのための物
先生は常にお嬢さんを疑っていた
でもあくまでもお嬢さんの意は先生に有って、Kへの好意は先生への好意と言っても良いもの
Kは先生とお嬢さんの結婚を告げられた瞬間それを悟り
先生も奥さんの承諾から自分の間違いを自覚した
Kは親族や世話になった人間を裏切ってまで邁進していた学問をおろそかにしてまで愛していたお嬢さんに裏切られる結果になった
ただそれはあくまでもKと先生の目線
お嬢さんはただただ先生への好意を示すべくKに親切にしていた
お嬢さんにはもちろん悪意ないし、Kを裏切ったつもりもない
だから奥さんや他の知人達と同じように先生に”kはなぜ死んだのか?”という質問をしている
自分が原因だと言う事にもちろん気付いていない
先生は自殺の原因を自覚していてもお嬢さんにはその自覚は無い
だから先生はKの墓参りにお嬢さんと行く事は無い
墓前でそのことを告白せずに居る自信が無いからだ
それを知らした時点でお嬢さんも自分が加害者であると言う事を知ってしまう
先生はその事は話せない
たとえ夫婦不和の原因になって、お嬢さんを泣かせる事になっても
元凶はすべてお嬢さんを信じる事が出来なかった先生にあり
発端は先生の不幸な過去に有ると言う事
だからこそ先生は近い状況に置かれつつある私に
”私の過去は私と共に葬った方が良い”のにもかかわらず
あえて参考にしろと言う手紙を送ったって事だ
280 :
吾輩は名無しである:2009/11/21(土) 08:36:01
Kは、人生が詰んだから自殺した。
281 :
吾輩は名無しである:2009/11/21(土) 10:47:58
277
藁貸し増すねぇ〜(笑)もう少し深く読まれては道です〜(笑)
282 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/11/21(土) 21:27:45
先生もKも同じ穴の狢ですよ(先生の方が数倍酷いですが)
あっちでコソコソこっちでコソコソ嗅ぎ回り、まるで悪代官かイアーゴーのようだ
「知識人の死」をきどっている。
284 :
吾輩は名無しである:2009/11/21(土) 22:20:08
282
藁貸し増すねぇ〜(笑)1000回読み直されては〜(笑)
285 :
吾輩は名無しである:2009/11/22(日) 02:28:56
今まさにこのスレタイの内容をやってる
下手糞な倒叙ミステリーみたいになっていたぞw
287 :
吾輩は名無しである:2009/11/22(日) 03:34:35
アニメ見たが「K視点」って………
まあアニメは置いといて
原作の解釈としては
>>279 の言ってることが一番近いんじゃないかと思う。
288 :
吾輩は名無しである:2009/11/22(日) 09:38:20
ほど遠いですねぇ〜(笑)
人間関係みたいなことで深く悩むのは、
儒教道徳が染み付きすぎてたからじゃないかなあ。
こういうのは、ほかの作家でも書けそうだからつまんない。
漱石は大変な知識人だったから、
日本の近代についても悩んでいたんだろうけど、
こっちの悩みは選ばれたエリートとして、
十分に意味があると思う。
290 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 01:34:00
柳澤浩哉
Kはなぜ自殺したのか : 『こころ』の謎を解く
ttp://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00026083 Kが自殺を決意したのは、
先生とお嬢さんの婚約(先生の裏切り)を
奥さんから聞かされるより前だった
とする謎解きが展開されていて面白い。
説得力あると思う。
第三部は先生の手紙(遺書)であり、
先生の視点で書かれているため、自責の念に深く浸食されており、
先生の裏切りがKの自殺の直接原因であったかのように
(作中の先生=「私」がそう考えるように)
読んでしまいがちだが、それにしては自殺前後の
Kの行動には妙にしっくりこないところが確かにある。
291 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 08:39:21
>Kが自殺を決意したのは、 先生とお嬢さんの婚約(先生の裏切り)を 奥さんから聞かされるより前だった
これは柳澤鳴る者の解釈で逢って、わたくし率的にはこれは無いですねぇ〜(笑)
確かに第三部は先生の手紙(遺書)であり、 先生の視点で書かれているため、先生視点のKの実像がそうであるように我々読者も読まされておることは確かで症ね〜(笑)
つまり、Kの実像は魔ったく違う可能性もあるという事ですねぇ〜(笑)
アニメは良かったな。Kはあのように考えていたんだな
293 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 09:01:08
Kは、恋にやぶれて先生に恋人をゆずるために、
自殺したんじゃね?
あのひまわりが効いたのかな
295 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 09:17:59
Kは、川端康成?
296 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 09:19:47
最初は先生のことを殺して奪おうとしたけど
お嬢さんの幸せのために自殺を選んだ
>>292 アニメのどこがよかったんだよ
お嬢さんがKにせまってセックスするんだぞ?
298 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 14:56:48
お嬢さんはKの部屋へ積極的に逝っていたようです殻ねぇ〜(笑)
このスレって
>>298みたいな特徴のある基地外が貼り付いてるんだね
そもそもKが何故自殺したかなんて問うことに意味があるのか。
意味があるのなら漱石は作中にそれを素直に書くだろう。
誰だよ、こんなつまらんこと考え始めたやつ
301 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 16:36:15
でもKとお嬢さんが肉体関係があったなんて、
先生は知らないからね。お嬢さんとKだけの秘密だからね
302 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 16:41:41
299
藁貸し増すねぇ〜(笑)書かれた事しか読み取れない阿呆は〜(笑)書かれた事も読み取れないようでもあり増すけれども〜(笑)
自己顕示欲はコテハンで消化してくれないか
読み辛くてしょうがない
あのアニメのせいで
>>301みたいな解釈が主流になったら笑える
305 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 18:03:39
以前、塾の国語の講師が
「先生」と「私」は、ホモ的な関係になりかけていたという説があると言っていた
306 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 18:16:03
先生の遺書じゃKとお嬢さんが肉体関係は出てこないわな
307 :
吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 22:53:27
306
藁貸し増すねぇ〜(笑)書かれた事しか読み取れない阿呆は〜(笑)書かれた事も読み取れないようでもあり増すけれども〜(笑)
308 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/11/24(火) 00:12:49
あのアニメは集英社文庫を売るという責務を担っているから
登場人物の萌えキャラ化や少々のお色気加味も止むを得ないことだ。
>>308 横レスだけど、
「私」の「先生」に対する気持ちには、そういうホモ的な傾向があるように思えるような記述(先生の会話)があったよ。
よく読み返してみれば?
>>310 なんでもかんでもホモネタにして喜ぶのは最近の流行らしいので、そんなネタを見つけ出す為にあのくどくどしい三部作を読み返す気は起きないなあ
あの時代の文壇は、今の時代から見たら異常に仲良しこよしのお友達仲間で〇〇派〜等を形成していたから、
多少ベッタリしていても別に特別どうという訳でもない
312 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 02:30:12
Kは現在でいうところの、鬱病であった。
313 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 03:24:31
kとお嬢さんは肉体関係があったんだろうけど
それを知らずに自殺した先生はかわいそうやね
315 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 11:45:41
アニメ忘れろ
316 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 11:57:28
Kもお嬢さんにモーションかけられたらそれは惚れちゃうよな
317 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 15:02:13
だから親公認でお嬢さんと結婚するのは俺だって言ってんだよ!!
/ ̄ ̄\ 違うお!お嬢さんと駆け落ちする約束をしてるお!
/ノ( ゝ 、_,ノヽ r'´ ゙ヽ /`ヽ ____昨日もお嬢さんに夜這いをかけられたお!
| ⌒(( ●)(●) ヽ ヽ从从/ / \ /\
. | (__人__) /⌒l \ \/ /て (●)liil(●) ノ( \
| ` ⌒´ノ |`'''| 煤@ヽ/ / そ / (__人__) ⌒ \
/ ⌒ヽ } | | ,)/ / \ く | |!!il|!|!l| |
/ へ \ }__/ / / /\ \ \i⌒ヽェェ| /
/ / | ノ ノ / / YYY\ \ \ \ /⌒,/´
( _ ノ | \´ / / \ \ / \ \/ /l
| \_,/ / \ \_/ \__ノ |\
.| / \ |) )
ヽ / \ ,r' /
\ , '´ `' , /ー'′
\ ( ) /
\ \ / /
318 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 15:05:10
i三i
〃 ヾ、
〃 ヾ、
〃 ヾ、
〃 ____ ヾ、
〃 / \ ヾ、
|| / _ノ ヽ、_ \ || お嬢さんを親友にとられた
|| / o゚⌒ ⌒゚o \ || もう自殺するしかないお
ヾ,| (__人__) |//
(⌒)、_ ` ⌒´ _,(⌒)
/ i `ー=======一'i ヽ
l___ノ,、 ,、ヽ___i
l l
319 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 15:08:01
Kってあんなにゴツかったのか。多少はと思ってたけどあそこまでだとは思ってなかった
320 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 15:08:14
トイ
トイ
トイ
i三i
〃 ヾ、
〃 ヾ、
〃 ヾ、
〃 ____ ヾ、 チラッ…
〃 / \ ヾ、
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/ _ノ \ || / (● ) (― )\ ||
| ( ●)(●)l 早く氏ねよ ヾ,| ::::⌒(__人__)⌒:::::|//
. | (__人__) | (⌒)、_  ̄ _,(⌒)
| ` ⌒´ | / i `ー=======一'i ヽ
. | } l___ノ,、 ,、ヽ___i
. ヽ } l l
ヽ ノ
/ く
/ ヽ
連投でつまんないAA上げんなカス
しかしアニメはなぜあんな暴挙解釈に及ぶことが出来たのか。
多少なりともこころを読み込んだ者から嘲笑レベル
なぜなのか知っている人いる?
ていうかここで理解できる人いる?
323 :
吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 16:59:18
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) お嬢さんがKを夜這いするなんて
. | (__人__) どう考えてもおかしいだろ・・・
| ` ⌒´ノ 常識的に考えて・・・
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
/ ̄ ̄\
/ ノ \ \
| (●)(●) |
. | (__人__) |
>>322さんもそう思うだろ?
| ` ⌒´ ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
あの超改悪脚本でも、スタッフなり周りなりがGOサインを出して
あんな作品が出来てしまったわけだ。
なまじ絵も作りこんで役者も達者で、ところどころ面白い解釈もある。
先生視点を夏にしてK視点を冬にして 内面なり性格なりを演出する。それも悪くはない
先生の性格や行動は、原作からぎりぎり外れず現代風に上手くアレンジできて、
斬新といえるかもしれない。
なのに、余りある衆愚はお嬢さんが夜這いだの駆け落ち希望だの、kの視点が滅茶苦茶
お嬢さん有難うといいながら死ぬKだのありえんわー
いったいあのアニメはどういう解釈を元に据えた上であんな超解釈になったわけなんだ?
全て自殺の原因は三角関係の恋愛のもつれに終始させて話をシンプルにして
現代風に男女関係にみに問題を終始したアレンジしたとしても、それで何を語りたいんだ?
ほんと何を描きたかったんだ その意義が聞きたいわ
325 :
吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 21:16:32
Kは自殺したが
先生はまだ自殺していない可能性がある。
そして、なにより「私」の父親が死にそうである。
326 :
吾輩は名無しである:2009/11/26(木) 01:43:56
先生視点からしか原作は描いてないからな真実を捻じ曲げいる可能性があるのは確かだ
K視点だったらかなり違っていただろ。お嬢さんとKが関係したのもわからないではない
327 :
吾輩は名無しである:2009/11/26(木) 03:07:24
以前、前出の塾の国語講師が言っていたが
「こころ」は本当は四章書く予定だったらしい。
過去も現在もそして将来も
女としてもお嬢さんの描写を読んでも、お嬢さんがKに心惹かれていたなんて
あり得ないと断言できる。お嬢さんはあの時代の愛されて育った普通の女の位置
Kは、あの時代の男たちにはある意味羨望だったのかわからないが、女には無理。
女でKに惹かれるとすれば、異性としてではなく同志のような存在から、
まず共鳴共感して入るんだと思う。
社会主義であったり、後年の学生運動の同志であったりまず信仰のような理念ありき。
現代ではどっかの新興宗教仲間でしかあり得ないように思う。それほどKは一般社会から異質な存在
また何よりも本人が異質であろうとしている。
329 :
吾輩は名無しである:2009/11/27(金) 00:58:27
お嬢さんは二股をかけていたんだろ
夜這いするぐらいだし
330 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 11:21:23
さて、ここで問題。
「私」はどうして「こころ」と題する手記を書いたのでしょう?
331 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 16:21:20
それから_を先に書いたから。
332 :
吾輩は名無しである:2009/11/29(日) 21:00:05
333 :
吾輩は名無しである:2009/12/02(水) 23:17:47
わっしょい
334 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/12/03(木) 00:35:39
よくドストエフスキーは女を書くのが下手と言われているようですが、漱石も下手だよね
お嬢さんをもっと上手く書いていれば、スレタイの謎を解くヒントになったと思うんだ…
335 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 00:36:32
>>297 >アニメのどこがよかったんだよ
お嬢さんがKにせまってセックスするんだぞ?
もしもこころを夏目漱石ではなく村上春樹が書いていたら
間違いなくその設定だろうね。そして自殺するのはkも
お嬢さんも。主人公はお嬢さんの母親とも関係を持つかも。
336 :
理科男 ◆U7hI4IbI.w :2009/12/06(日) 00:45:22
『こゝろ』といったら初めの先生と一緒にいる外国人って何なんですかね?
ついでに『三四郎』の初めに出てくる女も何なんだろう?
337 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 00:50:18
>>335 それからは不倫小説なのに肉体関係一切ない小説だったな
村上春樹だったらドロ臭いエロしかない小説になるだろうけど
338 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 22:03:41
スレチならすみません
今自分は高校生で現代文の授業でこころを読んでいるんですが
「乃木大将と明治の終わりについて説明せよ」っていう割と長い記述が出るみたいです
何回読んでも具体的にわからないんですが
これはどういうことなんですか?
簡潔でいいのでどなたかヒントください
339 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 00:44:00
>>338 乃木大将は、明治天皇崩御とともに殉死してしまうのでしたね?
この殉死というのは、おいばらといって、臣下が主君の跡を追って
切腹すること。古い社会の習慣ですよね。老いた乃木大将の死はまた
そういった古い社会に育った古武士のような世代の老いと
終わりも意味していたのではないでしょうか。
>>338 近代的自己の論理によって叔父の不正に憤慨し従妹との縁談を拒否した先生が
叔父と同様の行為によって友人を欺いて死に追いやったことの自覚は
「罪」ではなく先生の「自己」を大いに揺るがします
無論、友人の自殺も義父の期待を裏切って仏門を目指したのに
下宿先の娘さんを娶ろうとした「自己」の揺らぎが挫折したことに起因します
つまり、彼らの自殺の原因は欲望にではなく
その欲望そのものや自己に対する深い懐疑に由来するのです
そういうことから、殉死という無私の立場から自殺した乃木大将に
深く感じ入ったのでしょう
「自己」や「道義」といった日常生活における自明的な物の空虚さに
吸い込まれるように死んで行ったんでしょうね、先生もKも乃木大将も
341 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 08:51:15
342 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 15:15:28
>>334 太宰も言ってたけど、女が描けないのではなく、描かない
ほんとうの女ほどつまらないものはないから
観念の女性を描いてゆくのだと
343 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 20:39:16
漱石のこころは謎かけ小説だからな
でもねスレタイみたいな事はどうでもいいんだよ
ほんとうの小説読みは先生の年齢が気になるんだよ
いったい彼は何歳なんだ
これが気になった人はなかなかの小説読み巧者だね
レスは大体読んだけど
陳腐な書き込みばかりで話にならない
漱石がこの小説に仕掛けた最大の謎は先生の年齢なんだよ
あとのもったいぶった思わせぶりは単なる書き割りにすぎない。
では諸君がほんとうの小説読みになられる事を祈っている
344 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 21:59:33
藁貸し増すねぇ〜(笑)最大の謎は先生の年齢とは〜(笑)もう少しチープな頭を鍛えられては〜(笑)
こんな駄スレを生み出す漱石先生のこころはほんとうに駄作だとぼくはおもうのだけど
Kは死にたかったから自殺したのかもしれない。
>>344 批判されるのが怖くて何も意見を出さないお前の脳味噌がチープなのでは?
そのご立派な脳味噌を生かしてなにか言ってみれば?
出来ないからピーピーほざいてるんだろうけど(笑)
348 :
吾輩は名無しである:2009/12/08(火) 10:35:22
先生の年齢か…
俺もたいして気にせずに読んでいたなあ…
349 :
ITエンジニア:2009/12/08(火) 10:38:09
NHK
350 :
吾輩は名無しである:2009/12/08(火) 11:37:34
先生がはじめて静と会ったのは日清戦争後の明治30年ぐらいで、先生は22歳ぐらい
先生と静との年の差は7〜8歳だから、この時静は15歳ぐらいだろう
ちょうど女学校へ通っている年だ 先生と結婚したのは18歳ぐらいかな
当時は、女学校卒業時の16歳か17歳で結婚も普通だった
「先生」が自殺したときには37歳ぐらい
したがって、「青年」が旧制高校の終わりに付きまといはじめたのは
「先生」が30代前半のとき 「青年」は26歳ぐらいで、
「静」は28歳ぐらい
28歳か・・・ゴクリ
352 :
吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 23:21:18
で、年齢がわかってスレタイのKの自殺原因でもわかったので消化ねぇ〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)343の阿呆はチープ過ぎて放しにもなら無いと逝った漢字〜(笑) さて、Kの自殺原因でも機器魔性かねぇ〜(笑)
353 :
吾輩は名無しである:2009/12/10(木) 10:41:20
くだらない煽りはともかく
なぜ先生の年齢が最大の謎かけなのか教えてほしい
354 :
吾輩は名無しである:2009/12/10(木) 12:07:22
こころが無くなったから死んだ
年齢よりも先生があの年まで何して食っていたのかを知りたい
先生の裏切りが最後の一撃になったからじゃないかしら?
もっと早く死ぬべきだったと言ってるし、あれだけで自殺したとは思えない。
こころの続編だれか書いてよ
ゴッホの自画像に耳を付け足して描くような愚行だよ
わたしが来てくれなくなったから狂言自殺
女がよくやるやつ
瀕死のおやじ放り出させるほどの大成功を収めた
スレタイも読めないのかしら
お釜の登場
「かしら」は別に女言葉じゃないだろ(笑)
まあ俺は使わないけど…
お釜というか、先生と冒頭の外人の関係が怪しいというのは研究者の間で語られてるところ。
乃木希典は「キテン」と呼ばれており、
したがって、当時の人びとは当然のようにKを
乃木希典だと思っていた、という説を
スガちゃんが「帝国」で紹介していたな。
フランケンシュタインを怪物と勘違いするのと似たような誤読かな
366 :
吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 14:17:52
Kの墓参りについて、初めは「妻とも行ったことない」言うてて、自殺したあと妻と行ったってあるけど なにか意味あるんですか
触れたくないことなので嘘を言ってただけ
368 :
吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 17:07:58
先生はKが好きだった。しかし、Kはお嬢さんが好きになった。嫉妬した先生は
好きでもないお嬢さんと結婚しようとした。当然冷たい結婚生活になった。
こんな解釈をかつて知り合った女の子は語っていたっけ。
369 :
吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 02:27:03
恋愛に敗れ、親友の「先生」にも裏切られた。
耐え難い二重の苦しみ。
お嬢さんは嫌がらせに先生をKの墓に連れて行きました。
先生が苦悩する様が、Kがお嬢さんを愛した、先生がお嬢さんを愛した証拠だからです。
371 :
吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 03:08:45
夜這いをかけるお嬢様らしい
漱石がまだ英語の教師をやっていた頃、「I love you.」という英文を、ある生徒が「我君ヲ愛ス」と訳したそうです。でも、漱石先生は、日本人はそんな言い方はしない、「月が綺麗ですね」とでも訳しておきなさい、と教えたそうです。
「I love you.」の訳が、「月が綺麗ですね」ですか…。なるほど、深いですね。
ちなみに、二葉亭四迷は、この英文を、「わたし、死んでもいいわ」と訳したそうです。漱石とは対照的です。
>>372 旧時代の道徳で男系子孫の存続が重視されていた某国では、妻が夫に向かって「今夜は月が明るいですね」と言うと、「現在、受胎しやすい時期ですから・・・」という意味になったそうです(あくまで昔は)。
所違えば品変わる、とか。似たような表現なのにとんでもない意味になるから怖いですね。
374 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 18:09:55
・お嬢さんの頭の中には最初から最後まで先生のことしかなかった。
・お嬢さんとKが度々二人でいたのは、お嬢さんが先生のことをもっと知りたかったのと、自分から先生に告白するなんてとてもできなかったため。
・Kが先生にお嬢さんへの気持ちを告白したのは、先生がお嬢さんに積極的になるように仕向けるため。
・Kは、先生とお嬢さんが結ばれると知って自分の最後の仕事をやり遂げたことを機会に自殺した。
375 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 18:31:50
↑
別に自殺する必要ないでしょ。
376 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 18:34:21
何もかも嫌になったんじゃね?
377 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 18:35:06
いや、やることがなくなったから死んだんだよ
378 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 18:49:44
>>375 失恋で自殺しはるのん、わても理解できまへん。さらにせんせが「自殺」しはります
のん解りません。
379 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 18:52:53
いや、誰も失恋してないし、やることがなくなって死んだだけです
380 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 19:58:06
そんな理由で人は死なないって。
簡潔に言うなら、ただ世の中に生きる価値を見出せなくなったからだよ。
何か決定的な一つの原因があって自殺をしたわけでなくて、
K自身の不甲斐なさや世の中の裏切りや(親戚のあれとか先生のそれ)そういった不安の積み重ねが原因だよ。
いうなれば、芥川のそれと似た理由だね。
382 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 20:59:32
自己紹介ですね
383 :
吾輩は名無しである:2010/01/03(日) 22:24:21
ははは…
アニメ見たけど少なくともあれ見る限りじゃ
お嬢さんがどっちが好きだったかわかんないんだけど…
お嬢さんの思考行動が一番謎だわ…
>>384 お嬢さんの言動を、情で見たらお転婆娘、理性で見たら狡猾な女。
386 :
吾輩は名無しである:2010/01/07(木) 14:41:50
芥川も言ってるけど、女は男にとって諸悪の根源。
387 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 01:37:37
女をスルーするのが男のあるべき姿だ。
世界中の女を知ってから言わないとそれは嘘になるから、おれは言いたいけど言わない言えない
それにただスルーするのでは一向つまらない
もしやるなら、極限まで思わせぶりな甘酸っぱい態度を保ちつつ
いざここぞ、という時に、突然去る、きっぱり去る
そういうのは少し愉快が得られそうに思う
まあそれにはそれなりの容姿と頭脳を兼ね備えてなければならないけど
390 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 03:02:52
フランス映画『愛を弾く女』やその原作レールモントフ『現代の英雄』
がそういう男を描いている。
391 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 03:17:41
おれは実践している。
うん、それは知らないけどこういうのはもうとっくに
程度の低い所でも使い古されてるから案外通用しないんだよね
あ、そうですかさようならっていう冷めた女が何気に多い
そんな世の中
でも本人は去った後だから一向そんなことつゆ知らず
今頃あの女煩悶悶絶してるんだろうなあと
一人ほくそ笑んでウィスキーかなんか傾けてる
そんな世の中
394 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 12:47:03
>>384 アニメじゃあ完全にKに惚れているな
原作じゃあ逆に「Kに惚れてる」って言う先生の錯覚が作品のキモだったりするんだがな
>>389を実行する奴はは時間と労力の無駄。ほんとバカ。
本当に狡猾な奴は女を利用して成功(出世)していく奴
ふうん
つまんないね
397 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 15:12:04
出世なんてくだらん。人生の愉しみはそんなもんじゃない。
わかっとらんなあ。
398 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 15:20:00
案外通用しない…だと。そんなことない。
通用しないのは女が惚れてなかっただけ。
本当に惚れた女が振られれば泣くよ。
駆け引きとか思わせ振りとか、男の癖に性根が腐ってるね。
反吐が出るわほんと。
400 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 15:25:28
マトモな男が減ったからマトモな女も減った日本。
早く徴兵制始まればいいのに。
401 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 15:27:09
あはは…
402 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 15:28:32
それでそういう性根が腐った男は淘汰されて早く死ねばいい。
403 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 15:38:56
お前が真っ先に死ぬけどな。
みんな何れ死ぬ
神々に愛される者は夭折する。Kは夭折した。
406 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 15:42:53
男の癖に…いまどきこんなジェンダー用語を使うなよな。
公の為に頑張る男を支える女 何だ感だ言ってこれが一番
408 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 18:49:02
話がそれてる。
409 :
吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 21:30:22
話を戻せば
Kは自殺したかったからしたのである。
410 :
吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 16:23:32
Kの自殺はまだ分かる。しかし先生の自殺の理由が分からない。
江藤淳はエゴイズムの苦痛から逃れるためと解釈したが、ならもっと前に
死んでもよかったではないか。乃木大将の殉死の影響か。
その江藤淳も自殺してしまったが。
411 :
吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 16:35:41
Kも先生も孤独であることに耐えられなくて死んだのだ。
人間はみな孤独であり、なんとか孤独から逃れようと
いろいろ行動する。恋愛や結婚もそう。それで癒される
人間は自殺しない。癒されなければ死ぬしかない。
何故、お嬢さんと離婚して先生は独りにならなかったんだろうな。
自殺するくらいなら、間接的にでも罪悪の共有をするべきだった。
物語の構成を分析したいなら、まず物理を勉強しなよ
とりあえず、プリズムと光と屈折率を勉強すれば
もしかしたら何かわかるかもね
ねーよ
415 :
吾輩は名無しである:2010/01/10(日) 17:17:56
あはは…
死んだと思ってるやつは素人
Kは先生に殺された
(精神的・間接的に)殺された。ゆえに先生は無罪。
芥川の河童でも同じ様なシーンあったよな。
418 :
吾輩は名無しである:2010/01/12(火) 03:04:36
青の炎の主人公は先生がKを殺したと思ってたよな
お嬢さんが殺したと思うよ
420 :
雨:2010/01/12(火) 07:58:31
三角関係のよるももつれだと思う。
男2人が女1人をめぐって、
負けたKが自殺した。
421 :
吾輩は名無しである:2010/01/12(火) 12:43:05
422 :
吾輩は名無しである:2010/01/12(火) 14:44:17
仕事も女も椅子取りゲームみたいなものだよな
423 :
吾輩は名無しである:2010/01/19(火) 12:09:28
理由は無い
ただの舞台設定
先生が人間不信のあげく罪を犯したって話が成立すれば良いだけのこと
要するに太陽が眩しかったからだろ
ムルソオ
426 :
吾輩は名無しである:2010/01/20(水) 21:00:33
「坂の上の雲」を見ていて、ふと
「Kとは正岡子規のことではないか」と思った。
それもあるかも
潔癖(完璧主義)過ぎた
世にも稀な根源的な理路
わたしは、漱石の『こころ』の推理小説版のように讀んだ。これはひとりの
女性をめぐるふたりの男のかけひきの罪ではなく、氏素性や年齢や経歴の秘匿
をめぐる罪のものがたりだ。漱石には根源的な不安があり、この作者のは世に
も稀な根源的な理路があると思う
一人の女性をめぐって二人の親しい人間が葛藤するのが三角関係の小説で、
これは不倫小説とか浮気小説とはまるで違います。何が違うかというと、二人
が親しいこと、もしかしたら広い意味での同性愛に近いかたちで親愛感をもっ
ていることが三角関係小説の大きな特徴です。これがなければ、単なる姦通小
説で、トルストイの『アンナ・カレーニナ』とかフローベールの『ボヴァリー
夫人』みたいな小説になりますが、漱石が書くとそうはならないで三角関係小
説になってしまいます。
つまり三者三様にギリギリに追い詰められて、『こころ』の場合では親友は
自殺し、自分は下宿の娘さんと一緒になって暮らしますが、やがて年を経て明
治の終わりとともに先生も自殺して終わります。つまり、三者三様に自滅して
いくようにもっていく。大なり小なりそれが漱石の主題になってきます
高等遊民とともに、漱石が執拗なまでに繰り返し描いたのは三角関係です。
酔狂で書いたのではない。あれは洞察です。何に対する洞察かといえば、文明
開花の日本に対する洞察です。
漱石の三角関係は、ただの浮気や不倫ではない、やや口はばったい言い方を
すると、文明史的な比喩としての三角関係であり、明治日本の弱点や特殊性を
反映した三角関係であると思うのです。
スレチ
てか吉本の批評は読む価値ないぞ
435 :
吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 09:19:43
批評ってゆーか厨二レベルの読み間違いじゃねーか
そんなテーマじゃねえ
436 :
吾輩は名無しである:2010/02/04(木) 00:13:51
∧_∧
(・ω・ )
と_,、⌒)^)=3 ブッ
(_ ノノ
やっぱ、恋愛に比べたら道なんて、あまりにも寒いからだろ。
恋愛でぬくぬく暖まったあとに、そこから追い出されて道の追求とやらに戻ったら、
そのあまりにも不毛な薄ら寒さに今更ながら気づいて、そりゃ死にたくなるでしょ。
>>437 いわゆる釈迦はそれに耐えた人。美味い飯酒や美人の女や夢やの王様生活してた彼は30歳くらいで出家した。
そして「中道」に到った。
440 :
吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 20:38:34
441 :
吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 21:50:25
たしか、Kは寂しかったからと書いてなかったっけ。
442 :
吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 23:36:31
吉本の批評は糞では〜(笑)
443 :
吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 23:44:00
Kが寂しかったんじゃない
先生が寂しかったんだ
漱石ってカフカに影響うけてるの?
445 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2010/03/04(木) 01:24:52
「ただぼんやりとした不安」じゃないですか?
それ芥川
いじめられたから
自分の愚かさに嫌気がさしたからだと思っていた
Kの性格からして先生を恨んだりしたわけではなく、
恋愛によって向上心を失った自分自身を放棄したくなったのだと思う
449 :
吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 21:47:29
こころがどれほどの名作であっても、しょせんひとりの小説家の脳内完結にすぎない。
現実の人間模様に遠く及ばない。
もしも神様が時間と空間を操作して、先生・K・お嬢さんそっくりの人間を明治時代に創り出し、
そっくりの状況設定を与えても、だれも自殺なんてしないかもしれない。
だからね、なぜ自殺したのか?と考える前にね。そもそもこんな状況で自殺する人間が存在しうるのか?
こっちを考えなきゃね。
どうだろうね
たしか吉本隆明は存在しうるって言ってたなあ
451 :
吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 23:44:50
449
藁貸し増すねぇ〜(笑)日本が自殺者大国であることをお忘れでは〜(笑)穴多のような阿呆に自殺者の心境謎到底理解できないので症がねぇ〜(笑) 魔あ、脳の欠陥でもぶち切れて死ぬのが関の山で消火〜(笑)
>>1 だから、さ。小中高校生の現国の試験や作文じゃないんだからねぇ。
そもそもにして問題の立て方が誤っていんだよなぁ・・・。
自殺をする原因を一つ或いは二つ程度の要因程度に纏められ得ると思考する時点でフロイド革命以降の現代人なのか怪しい。
自殺ってさ。当人のまぁ気質もあるだろうし、その時の気分によって"突発的に"も思い立って決行ものですよ。
薬物療法や精神支持療法が充分に効かない場合もあるし。
ちなみにほかに好い異性、"愛人パートナー"wwwを見出したなら、恋愛事件の殺傷沙汰などは起こりようもなくなるでしょ。
人間的視野が狭いんだよなぁ。哲学や信仰や趣味に走ってみたり出来ない辺り、普遍的な人間像としてはリアリティ皆無でしょ
453 :
吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 01:08:09
ド・阿呆(ど・あほう)か! 自殺したかったからしたんだよ。
諸要因は後付でも何とでも表現できる。体調不良とか比喩的に言えば餓えていたんだとか。
>>454 そゆことになるね。
現実に起こったことは理屈がなくてもなぜか説得力があったりする。
実際、2ちゃんの何気ないレスがさらっと物事の核心をついたりするし。
私小説にリアリティがあるとは言えない
そもそもリアリティ自体が本当は幻想のようなもので
A君のリアリティがB君やC君にもリアリティであるかといったら
必ずしもそうではないし
その統計を出して平均的なリアリティを無理矢理に割り出しても
リアリティの概念はそれぞれの経験や環境によって大きく異なってくるものなわけで
つまり、Kの自殺のリアリティさの有無なんてのも読者側の経験を基準にして
それぞれが勝手に判断してるわけだからね
実際自分はKの自殺にリアリティがないとも全然思わないし
457 :
吾輩は名無しである:2010/05/14(金) 10:06:45
>>449 そりゃ営業妨害ですよ
しょせんは小説じゃないですか
現実持ち出すなんて品のない事してどうするんですか
どうでも良いけど夏目漱石って過大評価され過ぎじゃねーか
『こころ』なんて愚作の最たるもんじゃねーか。村上春樹大先生の『ノル
ウェイの森』とかいう作品も登場人物がやたらと軽々しく自殺するくだら
ねー小説だったが『こころ』も相当に酷いね・・・・
この人『吾輩は猫である』は良いけどそれ以外はダメだね
うんそうだね、アハハ
ちなみに
君の脳みそに軽々しく映るのは
君の脳みそが軽々しいからだよ
ぷw
うん、君のように村上春樹先生を理解出来ない軽々しい脳みそで本当に
良かったよw
君みたいな重々しい脳味噌の持ち主が村上春樹先生みたいな詐欺師の文章
に感銘を受けるんだと思えばねw
脳味噌は
重たいけれど
ただのバカw
見苦しい
「Kはなぜ自殺をしたのか?」という問いの立て方自体が、
日本文学を専攻しているオレからしたら、甘いわな。
女性絡みで死なせた友人に対し、罪悪感を抱くというのは、
物語の定型でしょ?漱石はそんな物語の定型を踏襲したわけだから、
こころでKが自殺するのは、必然なわけだ。
君ら、小谷野の批評ぐらい読みなよ。
464 :
吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 14:45:02
もし先生が河童ならばKの自殺は
Kが先生に向かって「オマエは蛙だ」
といったのと同じ行為
あとは放っといても先生は死を選ぶだけ
465 :
吾輩は名無しである:2010/06/12(土) 20:00:13
まぁどっちでもいいような話だ
虚子と碧梧桐の話がモデルじゃなかったっけ
>>466 ありがとう。初めて知りました。
「それから」は親友の妻、「門」は親友の同棲相手、「こころ」は友人の想い人を奪う話ですね。
漱石は何故友人達の身の上を何度も題材にしたのでしょうか。
漱石自身は早逝した嫂を慕っていたといわれてますが、関係あるのでしょうか。
>高浜虚子
>明治26年(1893年)、碧梧桐と共に京都の第三高等学校(現在の京都大学総合人間学部)に進学。
>この当時の虚子と碧梧桐は非常に仲が良く、寝食を共にしその下宿を「虚桐庵」と名付けるほどだった。
>明治27年(1894年)、三高の学科改変により碧梧桐と共に仙台の第二高等学校(後の東北大学教養部)に転入するも中退
>明治30年(1897年)、元来碧梧桐の婚約者でありながら碧梧桐の入院中に親密になった大畠いと(糸子)と結婚。
それと、漱石が一高で教えていた生徒の藤村操が
漱石に叱責された数日後に自殺した事件とその自殺の原因が失恋の可能性があるということも
「こころ」に影響を与えているんでしょうね。
469 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 22:10:00
そうか、藤村操はホモだったということか
470 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 22:12:17
お、わかったぞ
Kは先生に惚れており、先生の気持ちを探るために自分はお嬢さんが好きだと鎌かけたのだ
471 :
吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 11:25:40
今の時代なら3Pして仲良く暮らせたものを
KというよりKYだったから
473 :
吾輩は名無しである:2010/07/23(金) 22:18:00
そりゃ、裏切られたからだろ
>>468 藤村操か。それ正解じゃね。俺のなかですべての糸がつながったYO。
夏目漱石は藤村操の自殺をトリガーに鬱病になって、治療のために小説を書き始めた。
藤村の同級生だった岩波茂雄もこの自殺が原因で一高を中退、本屋をはじめた。
「こころ」の初版はこの岩波書店なのだが、それまでの岩波書店はただの街の本屋で
出版などしたこともなかった。
ちなみに、藤村操が失恋した相手の女は、藤村の自殺直後に美濃部達吉と結婚した。
状況証拠のみだけど、この事件をデフォルメしたのが「こころ」という気がしてきた。
475 :
吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 14:11:00
藤村云々はとんだ見当違いだよ
おおまかにいえば「こころ」は明治の精神の終結を書き綴ったものだよ
特定の「誰か」を無理に当て嵌めて読むような程度の低い作品ではない
476 :
吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 14:17:18
ちなみに漱石は藤村の件についてはそんなには気にかけてないよ
それが原因でうつ病になったのでも、小説を書き始めたのでもない
wikiやらホムペに書かれてることをあまり真に受けないほうがいい
477 :
吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 14:24:14
その藤村の件については猫と草枕に軽く触れてる
それだけを読んでも漱石がそれほど気にかけてなかったことは読み取れるでしょ
自分のしたことが間違っていたとも思っていなかった
478 :
吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 14:25:33
×猫と草枕に
○猫と草枕で
479 :
吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 14:51:28
ま、それだけ漱石は冷血だったということかもしれない。
「猫」では、藤村を割と馬鹿にした感じになってると聞いたが、
どうなんだ?
480 :
吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 16:09:13
だってただの馬鹿じゃん
小説にもならないようなすこぶる平凡な喜劇じゃん
あの扱いが妥当だよ
481 :
吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 16:26:46
で猫のそれでいくつか苦情がきたから草枕で訂正したというか馬鹿読者にもわかるように言い直したんだろうな
先生が親類に裏切られその裏切りが変形して先生からKへと移行してKを殺し
宙ぶらりんになった裏切りが私という影とともに
また先生へと返ってきてさらには時代にも連動して死が死を生み全体に蔓延していく
kはなにも自殺することはなかった
お嬢さんよりもいい女なんて他にもいただろうに
お嬢さん云々の理由でKは自殺したんじゃない
ましてや他にもっといい女がいるとかいないとか
そんなのはKの生死には一切関係ない
ちなみに「私」が話の中で先生に関すること以外の奥さんとの会話をほとんど覚えていないと断ってるのは
奥さん自体は先生にとってもKにとっても私にとってもストーリーの中でもさほど重要ではないということを示してるんだよ
486 :
吾輩は名無しである:2010/07/28(水) 17:03:33
静「あなた、あなた」
先生「なんだい」
静「ちょっと」
この後の二人の会話(ひと言ふた言)はどういった内容だったと思う?
青年の前で言えないことだと思う
すなわち↓
あの人またウチで晩御飯食べていくつもりかしら
まあそんな感じの割とどうでもいいやりとりとみていいだろうな
注目すべきところは二人の会話の内容ではない
瓦斯の作用だろ
こころも意識も言語も
何もかもが瓦斯の作用だ
いや別に瓦斯でなくってもいい
名称などはどうでもいい
過去も未来もあったもんじゃない
形に惑わされてるだけなんだ
すべては現在に共存している
だからこころがこうして
紙と言語という瓦斯を通じて
私にも作用するのだ
Kの死骸の耳をつかんで
その顔を下から覗き込んだときの
とりとめもない先生の恍惚
明け方にお嬢さんの母が見せた
先生に対する敗北の色
本物の前に跪いたお嬢さんの涙
これだけの優越を恣に貪ったら
もうなにもする気にならない
これが
人間のこころの本能さ
スタヴローギンなんかよりもずっと変態だな
そうして悪霊なんかよりもずっとよくできてる
よくできすぎていてほとんど誰も理解できていないのがまた面白い
吉岡とかwもうね、かわいそすぎる
しかし愉快を一気に貪りすぎると
かえって後で退屈になる
やっぱりじわじわといかないとな
まあ結局は同じことなんだが
国家に騙されて(フレームアップ)、「大逆事件」の
被告となったのは26人で、そのうちの11人が
死刑となった。アルファベットの数は26個であり、
11番目が「K」である。
11人の「死刑囚」はKのように、純粋であったと言われる。
Kを騙し死なせた(国家としての)先生を自殺させたところに、
漱石の「国家批判」がある。
というようなことを言ったのは、渡部だったろうか?
498 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 21:02:21
やっぱKのモデルは大まかにいって金之助自身だな
学生時代のKのしてることのほとんどが金之助のそれに似通いすぎてるし
まんまにするといかにも苦笑もんだから適度に境遇やらを変えたんだろう
現実の他の人物に金之助のそれをちょいちょい組み込んだとも見れないこともないけど、まあ九割がた金之助だろうな
先生というのも晩年の少し前か大患前の漱石自身がモデルだろう
で、私というのは大患後の生まれ変わった漱石だろうな
独自に三位一体を表現しようとしたのかな
小説も三篇だし三人がリレーのようにタッチしてるし
そこに漱石の生涯を重ねてみてもなんら不自然でない
それだけじゃちょっと有触れてるからそこへさらに時代の移り変わりやらも反映させてるんだろう
499 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 21:08:50
最初のほうで私が先生に「どこかで見覚えがあります」みたいなこといって先生が「私は見覚えありませんね」と返すやりとりもいかにも漱石らしい
500 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 21:14:40
んで最初のほうに先生が連れてる西洋人は英文学の象徴だろうな
すぐに西洋人がいなくなるのも一致するし
501 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 21:18:43
これだけ餌を与えりゃ後は十分だろ
さあおまえら本を書け
早いもん勝ちだぞ
502 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 21:25:29
まあ今更そんなのはほとんど売れないだろうけど
まともな本が一切出てないから今後のために書く価値はある
おれは事情があって社会に顔が出せない存在だからおまえらに譲ってやるよ
503 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 21:48:38
あ、でも上のみたいにKが金之助で先生がどうたらこうたらとかをメインに書いたらだめだよ
そのKやら先生やら私やらが如何にしてそれぞれの影を落とし合ったり血を通わせ合ったりしたかを明確に分析して
そこから如何にして漱石という人の倫理観が成り立ったかをメインにするとかにしなきゃ
504 :
吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 22:09:50
あとこういう
>>499それを匂わせるやりとりも結構あるからそれも所々に入れてこの仮定の土台の信用性を高めるなりしたらいい
このやりとりで「私」には見覚えがあって「先生」には見覚えがない理由はわかるよね?
わからねーのんか
ったく使えねー
用無しだからもう死んじまえよ能無し
なんで生きてんのよ
まるで意味無いよおまえの存在
507 :
吾輩は名無しである:
納得しちゃったかーそっかー