気配が30分遅れじゃねえか

このエントリーをはてなブックマークに追加
1吾輩は名無しである
なかったんで
2吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 20:25:21
帰れ
3吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 20:31:22
けはい?
4吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 22:35:09

私は化粧が上手くできているか心配だったが、名無しの様子を見て安心した。
5吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 15:33:55
気配について大いに語り合おうぜ
6age:2008/10/13(月) 15:51:07
気配について大いに語り合おうぜ
7吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 17:53:29
手配のまちがいですた スマソ
8吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 17:56:39
けわひ
9吾輩は名無しである:2008/10/19(日) 16:50:57
我ながらこれはなかなかの名スレの予感
10吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 02:01:40
ごめんなさいね。。。

準備に時間かかっちゃって・・・。

こっちではなんか乗りが悪くて・・・・。待っててくれたのね、ありがとう。

私は化粧が上手くできているか心配だったが、名無しの様子を見て安心した。
特に首周りを気をつけなければならなかったが、スカーフをつけることで隠している。
今日はどうもあまり深入りはさせることは出来ないから、すこし、残念だった。
昔、私はこの人ならいいと心に決めていたのである。
11吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 02:02:35
実はここだけの話、名無しは私よりも先にこちらに来ていた。
私は夢に度々名無しが現れてから、こちらのことを少しづつ知るようになった。
そして今回のことが起こることを名無しは前もって教えてくれ、私はそのタイミングでこちらに来ることを薦められた。
名無しとは大学の頃に知り合い、電撃的に意気投合した。しかしお互いの一身上の都合により、離れ離れになり、お互いがけじめが付かないし
そういうところには二人とも自分に厳しいので、連絡はされることがなかった。

それから数年して出版社に勤めた私は、今の亭主とであった。
その頃の亭主は小説家としてはまだ駆け出しで、成功するかどうかのみ込みは目処が立っていなかったが、話しているうちに、才覚があるのがわかった。
亭主の小説にはそのときは同時代でみても、他の小説家と比較して斬新さが見られ、何よりも禁欲的な感覚がその才能を増幅させていた。
驚くかもしれないが亭主と会って30年、男女の関係はなかった。
亭主が何故私と結婚したのか不思議に思うかもしれないが、私は出版関係にコネがあり、デビューするのに都合がよかったという面もあったと思う。
そして私自身仕事をして子供を作る気がなかった・・というよりもあの人と作れなかったのが後を引いていたので、また都合がよかったのだ。
そういう成り行きで私たちは結婚することに成った。
12吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 02:03:12
私たちの結婚生活はとても変わったものではないだろうかと思う。
元々私は派手な格好をして、人の気を引くのが好きだった。
亭主はそんな私を見てニヤニヤ見るばかりで、手をつけることはしなかった。
そして創作に取り掛かるのである。その様はとても変態的だが幼稚でかわいらしさもあった。
そんな調子だから私の女としての幸福は満たされることがなかった。
亭主はそんな私を見かねて何気なく度々、男遊びを勧めていた。
私は心に決めたあの人がいたので、出来なかった。また私も禁欲を強いられることになったのだ。

それからというものの、生活のほうは陰りを見せていった。
亭主は売れっ子小説家だったが、だんだん才能に陰りが見られ、アルコールやドラッグに頼るようになっていった。
売れているときは私も優越感に浸ることが出来たが、最近はさっぱりで、生活に張りがなくなっていった。
もともと子供も作らなかったせいか、時間だけがあって、この先の生きがいが見出せなくなっていた。亭主が成功してからというものの、私はたまらなくなってきた。
お金が入って年を取り、いろいろするうちに亭主の創造力がなくなりそれが原因で不摂生になってしまった。
元々のスタイルが禁欲的なだけに、ファンも愛想を尽かし、収入は激減した。
そうなってくると私はだんだん嫌気がさして、周りの中傷もあり、自分が汚い女だと思うようになって来た。
13吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 02:04:39
そんなところ私はよく夢を見るようになっていた。
夢の中で、私は名無しに会う事が出来たのだ。
あまりにうれしく、私はとにかく眠るようになった。亭主がいろんな世話ごとで私を起こすようなことも度々あったが、わたしは極力普通に努めた。最低限のことをやっていれば文句はなかったので、家事を手早く済ませて、定期的に浅い眠りを取るようになった。
まさか亭主は、私がそういう目的で眠りについていたとは思ってもいないだろうと考えて、ちょっとした復讐のようで、私は心持ちよくない毎日でもあった。しかしそれだけ現実は寂しく、希望も無く、耐え難い毎日だった。

夢の中で、私は名無しと昔話や、今までのことをお互いに話したりした。
夢の中では名無しが記憶以上に愛おしかった。今までの苦労や忍耐がそれを更に輝かせたのだろうか、
私はもう夢から醒めたくなかった。
夢の時間はあっという間で、現実にもどって起きてみれば・・・。
亭主はいつも酒を飲んでいた。印税も次第に少なくなっていったから、酒代は家計を圧迫するようになっている。外出も頻度が減り、お金も使えない。当然家で眠る。運がよければ名無しに会えるのだから。
名無しとはいつも会えるわけではなくて、違う夢も見たし、まったく夢も見なかったこともある。
だから極力睡眠に時間を取りたかった。私は名無しを愛していたのだ。
14吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 02:05:23
夢を重ねて、私は名無しがもうこの世にいないことを知った。
名無しはあの世から、夢という手段で私と通信していたということになる。
大学卒業後から名無しの行方は知れなかったが、夢の中で名無しの死ぬ瞬間を私は目撃した。
私はそれを知ってものすごく辛かった。見て瞬く間に夢から醒めて、しばらくは身動きが取れなかった。悲しみのあまりに、ベッドの中でずっと涙を流していたほど。こんなことは思春期以来の出来事だった。

私は大切な人がいないとわかってしまって、もうこの世から消えて存在するかもわからない名無しの元に行きたいと、考えるようになっていった。
夢の中でもはっきりとした確信は持てなかったけども,
夢の自分も次第に薄らいでいく感覚が現実をさらに過酷なものにした。それに耐え切れなかったのかもしれない。

だから私は死ぬことにした。

名無しに会える保証は無いけど、もうこの世に未練は無いので、決心は揺らぐことは無いと思う。

そして私は首を吊った。名無しを思えば、苦しくなかった。
15吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 02:18:33
ごめんなさいね。。。

準備に時間かかっちゃって・・・。

こっちではなんか乗りが悪くて・・・・。待っててくれたのね、ありがとう。

私は化粧が上手くできているか心配だったが、名無しの様子を見て安心した。
16吾輩は名無しである:2008/11/03(月) 02:45:42
ごめんなさいね。。。

準備に時間かかっちゃって・・・。
17吾輩は名無しである
削除依頼しておけ