さてさて、追悼を兼ねまして復活ですよ(笑)
2 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 15:22:06
2げと
3 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 15:23:10
収容所群島、ガン病棟、イワン、全てヤフオクで揃えたのだが
全く目を通すことなく実家の押入れに眠っています。
何から読み始めりゃいいでしょうか。
5 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 16:39:54
『本書は自分の良心に忠実であるか、道徳的に屈するか、
その選択を人がしなければならない深刻な危機状況を描き出している。
読者が前者の道を選ぶたび、私の努力は報われる』
(ソルジェニーツィン氏の『収容所群島』復刊へのメッセージより)
個人的には東浩紀の「ソルジェニーチェン試論」の方が面白いと思うんだけどw
>>3 イワンから
どんな状況でも人間は抵抗を試みる
そして、文学はその脇に立ち得る、と
これは凄いことだね
8 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 17:58:44
9 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 18:58:18
>>7 「イワン」からというのに、同意。
もう一度、「文学」を信じたくなる。
「ブンガク(笑)」という流れの中で、何度も読み返したい小説。
心よりお悔やみ申し上げます。
10 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 20:09:15
あんまりふさわしいいいかたでないかもしれぬけど、
合掌
11 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 22:02:22
まだ生きてたのに驚いた
ご冥福をお祈りします
ロシアに行くか、留学してなんとかしてでも会っておきたかった
一度でいいからソルジェニーツィンと話がしたかった
他学部なんかに負けないし文学以外のこともできるんだということを示すだけのために、
つまらない意地と自己愛だけのために文学を捨ててサラリーマンになってしまった
なんで俺、サラリーマンなんかになってしまったのか…
13 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 22:57:32
今すぐやめろよw
家族いたら無理だが
嫁子供はいないがさ
でも自分に文学の才能は無いと思う
少しでも文学の才能があったらこんな生き方はしてなかっただろうな
今思えば学生時代の努力と情熱は無いものねだりだったのかもしれん
15 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 23:30:37
>ソルジェニーツィン
だれそれ?
ミグ25でやってきた人?
>>14 おやおや、文学なぞをやってもいいことはありませんよ(笑)私なんぞは御蔭で低学歴ですよ(笑)
17 :
吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 23:50:20
それは金正男。
18 :
元文学少年:2008/08/05(火) 00:54:58
中学時代から愛読してました
黙祷
19 :
吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 02:07:06
反日・北方領土返還絶対反対の超ロシア至上民族主義者め、やっとクタバッたか。
ざ ま あ み ろ ! !
20 :
吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 10:11:26
>>12 その発想は違うんじゃないか?
サラリーマンになったら文学を捨てなくちゃならないなんて誰が決めた?
むしろ書斎に閉じこもってるより面白い視点を持てるかもしれない。
環境のよしあしは関係ないよ。
問題は、自分が立っている場所からどこまで思想を深めるか、
それを読み手にいかに伝えるか。
ソルジェニーツィンはそれをやった。だからすごいんじゃないのか?
>>19 ナチ礼賛のカール・シュミットやハイデガーからだって学べるものはあるんだから、
ソルジェニーツィンからだって学べるものはあるんだよ。
21 :
吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 11:50:13
さよならソル兄貴
22 :
吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 14:37:37
スラブ主義者、ってところまでコミコミで、
ソル兄、あんたは漢だった。
23 :
吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 22:02:59
読売でソルジェニーツィンについての社説が載ってんな
サイトでも読めるようになってる
嫌社会主義国を表明できるいい機会だと言わんばかりの筆のスベリっぷりだが
新潮よ、増刷してくれ
26 :
吾輩は名無しである:2008/08/06(水) 12:07:50
米のソル伝記作家が「彼は反西欧主義者」と語っていた。はて、そうだっけ?
ルーシを心から愛していたことだけは確かだが、はて?
28 :
吾輩は名無しである:2008/08/06(水) 15:01:53
ドストが反西欧主義者だとすれば
ソルも反西欧主義者なんだろうな。
29 :
吾輩は名無しである:2008/08/06(水) 22:56:47
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008080600813 ソルジェニーツィン氏に最後の別れ=葬儀に市民ら1000人−ロシア
【モスクワ6日時事】ロシアのノーベル文学賞作家、ソルジェニーツィン氏の
葬儀と埋葬式が6日、モスクワ市内のドンスコイ修道院で営まれた。
メドベージェフ大統領のほか、市民ら約1000人が参列、
旧ソ連のスターリン主義の圧政に抵抗した偉大な文学者に最後の別れを告げた。
メドベージェフ大統領はボルガ川沿いでの休暇を一時中断して参列。
ソルジェニーツィン氏のひつぎに赤いバラの花束を供え、冥福を祈った。
大統領はナターリア夫人ら遺族とも話し、改めて哀悼の意を伝えた。
葬儀後、ソルジェニーツィン氏のひつぎは同修道院の墓地に埋葬された。
(2008/08/06-20:41)
1000人も集まるとは、すばらしいな
31 :
吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 01:07:25
たった1000人? という気がするんだが。
ドスのときはもっと多かったような
33 :
吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 15:02:16
ソルジェニーツィンの反スターリン主義は、彼の反西欧合理主義の延長線上に
あったと思うな。
高校時代にイワンを読んで以来、ロシアに事件が起こるたびに彼の動向は逐一
気にしてた(特にチェチェン関係なんかは)けど、とうとう逝っちまったな…
「われわれはこのひとのすぐそばで暮らしておりながら、だれひとり
理解できなかったのだ。このひとこそ、一人の義人なくして村はたちゆかず、
と諺にいうあの義人だということを。」
彼の思想と共に、現在のロシアの「危うさ」をよく表した一文だと思うな。
34 :
吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 20:33:12
>>32 トルストイの葬儀ならNHKで見た。あれは映像の世紀だったかな。
35 :
吾輩は名無しである:2008/08/07(木) 22:30:27
国も人口も違うが、赤塚不二夫の通夜が1200人だしなあ
やっぱすごい数だと思うわ
日本の存命の作家でこの数は出せないだろうしなあ
さて(笑)
追悼記事を読むと、
晩年にプーチン路線を支持したことを「転向」と決めつけるような論調が多いが、
本当にそれでいいんだろうか。
もともとそっちの路線だったじゃねえか、と
逆だ。
プーチンがソルジェニーツィン路線に転向した。
あいつは元々、ソルジェニーツィンのような人間を弾圧する側の男だった。
40 :
吾輩は名無しである:2008/08/18(月) 22:40:24
ソルジェニーツィンが死んだらすぐ開戦とかやめて
41 :
吾輩は名無しである:2008/08/19(火) 01:01:32
いや、ソルジェニーツィンが生きていたら支持するだろう。
42 :
吾輩は名無しである:2008/08/19(火) 11:38:18
はたしてそうかな
43 :
吾輩は名無しである:2008/08/22(金) 13:11:16
>>37 ソルジェニーツィンがオセチアの出身で、オセチア人の民族意識を肯定しながらも
「自民族を称揚する者は他民族にも敬意を払わなければいけない」として連邦主義を
貫いたことを考え合わせると、それはどうかと思うなぁ。
やっぱり彼は根底的なところでカント主義者だったと思うし、そう考えると
プーチンからの文化功労者扱いを引き受けたことも辻褄合うと思う。
ただ現状考えるとやっぱり、政治音痴だったと言わざるを得ないだろな。
46 :
吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 10:29:45
死んだら復刊かよ
47 :
吾輩は名無しである:2008/08/29(金) 12:59:48
イワンは新潮のを買えば良いだけだし、復刊の意味はないね
短篇は大したことないし
48 :
吾輩は名無しである:2008/08/29(金) 13:48:18
新潮文庫の収容所群島、復刊してくんねえかなぁ〜…
49 :
吾輩は名無しである:2008/08/30(土) 10:56:04
読む価値無さそうな作家だね
>>48 もうブッキングで復刊されてるから新潮文庫版は難しいんじゃないか?
51 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 15:13:03
ロシア語がなんとか単位来たので記念にイワン原書で買ってみた
52 :
吾輩は名無しである :2008/10/11(土) 14:42:06
>>1
追悼のスレを 笑いながら立てるとは・・・いったいどういう神経してるんだ
人間性そのものが疑われる立て方。
たとえ厨房でもまともな人間ならそんな立て方はしない。
53 :
吾輩は名無しである :2008/10/11(土) 15:57:05
55 :
吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 18:54:01
ガン病棟面白過ぎ。
死の前ではみんなとにかく平等だし病院は忙しくてとにかく手が回らないしで
可笑しくて当時のロシアへの批判にもついでになっちゃうという構図がサイコー。
今日、横浜某所の古本屋で
新潮文庫版収容所群島全6巻が5000円でした。
これって買いですか?
58 :
吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 22:24:58
う〜む、何とも…。 チョット高いような気もするけど、
ほかでもそれ位してしまうかな? 神田あたりではどうかな?
たけええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
品切れ新潮文庫は100均で探すべし
61 :
吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 18:18:32
収容所群島の単行本の1、2巻の初版本をそれぞれ100円で買ってきたけど6巻まであるのか
しかも復刊してるし
62 :
吾輩は名無しである: