作家よ、真面目にかけ。真面目に読むから。
3 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 04:57:48
反応なしか
文学板スレで創作板みたいな反応をもとめてはいかん。
1ヵ月後にレスがつくぐらいの気持ちで
6 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 22:18:34
今日も文芸誌はほとんど読まずにちょっとだけ計算してみたんだ。
日本全国で公共図書館と大学の図書館って足して4800くらいあるんだね。
純文学の文芸誌の発行部数って良くてこれの倍くらいしかない。
購読して読む人でここに来る人ってそりゃ少なくて当然だね。
みんなが2chしてると思うなよ
8 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 00:34:31
そういえば文学界の米光一成のエセーは話題がニコ動だったな。
嫁がハマッたが自分にはなにが面白いのかわからんと書いてた。
やることなくてネットで動画をみるような習慣があると
それに手を加えたりコメントできたりすることに面白味が沸く。
小説好きな批評家が、小説のどこをどれだけ引用するか迷う面白味と
似てんじゃないのかな。
米光のエセーのどこが面白いのかわからん
おやはや、プロレが迷い込んできておる様で(笑)
11 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 11:44:42
スレが機能してるっぽいことに感動したw
12 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 17:18:24
最初に立てた人が全部立ててるのかな?
文学界、新潮、群像はなんだかんだいって一番読まれてるって大森望がいっていたが
小説新潮とかエンタメ誌に載ってもまったく話題にならないが、純文誌にのったら
ネットでもすぐ話題になるってね
東の小説なんか典型だが
文芸誌を、もっとたくさん売る方法を考えたら。
今のままなら、小説を流行らせる以前の問題。
表紙をロリにして
中身をポルノにしたらいい
今日の朝日で斉藤美奈子が
村田沙耶香「ギンイロノウタ」『新潮』7月号
を褒めてたけど、誰か読んだ人いる?
おお。このスレ立てた人が褒めてたのじゃん
17 :
吾輩は名無しである:2008/06/26(木) 00:51:30
>>14 >>中身ポルノ
いや、三、四分の一くらいそうなっているような気がするが…
「ギンイロノウタ」だって、今のエロ関係の書きものと無縁じゃないだろう。
どう褒められてるのか興味はあるから明日にでも見てみる。
前スレで買ってくるって犯行予告した者です。『ギンイロノウタ』、読みました。
一見したところ、極めてありきたりな想像力のもとに書かれた凡作(つまり駄作)。
「若い女の子の性への目覚め、社会との軋轢、心が歪んで殺人を企てる」
こんなのきょうび中学生でも書くんじゃない? というぐらいで、とくに「赤津」を恨んでノートに殺害妄想を書くあたりなんかは(pp.44〜45)失笑もの。
……と、初読では思ったのだけど、落ち着いて見ると、じつはそこまでひどくはないかも?
「私」の幼少期の「パールちゃん」の話は、児童向けメディアの性的暴力性を告発するとともに、
「私」に対してはその男性の欲望を内面化させる方向に働いています。
そこで「私」は期待される女性性を獲得するため、雑誌から男性の目玉を切り抜いて部屋に貼り、男性の性的な視線を受ける練習をします。
ところが、「私」を「大人の国に、連れて行って」くれるはずの「銀色の、扉」はけっきょく開かず、
「井岡君」に「やだ」と、「父」に「笑うな」と、「先輩」に「お前、何なわけ」と拒絶されてしまった「私」は、女性性の獲得に失敗してしまいます。
さらに、「私」は、視線とは男性の性的な関心を意味するものだとばかり思っていたのですが(だからいったんは雑誌の切抜きの「目玉」を焼きます)、
「帰りの会」においての「ステッキ」の暴露によって、「外の世界が私に入ってくる」経路として働くことが明らかになってしまうのです。
世の中にある他者との関係のありかたというのは、男性から女性への性的なものだけではなかったのです。
(つづく)
さて、これだけであれば、「私」は「“化け物”」にならなかったかもしれません。
第二の転機はバイトを始め、「私」が自分の無能さを思い知らされるところに始まります。
このころから、「私」がノートに書きつける殺人妄想は、「赤津」という男性相手ではなく臓器を破壊することに集中しはじめます。
幼少期に生理のことを図書館で調べるほどの「私」が、性器の解剖図を知らなかったはずはありませんが、
彼女の解剖妄想に出てくるのは、「肺、胃、腎臓」といった男女共通の臓器のみです。膣や精巣は登場しません。
このことから、彼女は関係を築こうとする相手を男性から非男性に変えていることがわかります。
ちなみに、序盤で切り抜いた「目玉」ですが、これが男性の顔でなかったことに注意してください。
わたしたちは目玉だけでその持ち主の性別を当てることはできません。
あの「目玉」は、「私」が性的に欲望されたいと願う相手は男女どちらでもじつはよかったことを示しているのです。
そして「赤津」の死を知ったp.62で、「私」のセクシュアリティは完全に男性相手から女性相手へと切り替わります。
「華奢な若い女性」を見て興奮するのに、「半袖の小さな男の子」が相手なら「目をつぶって横をすりぬけ」ることができます。
家に帰ればパソコンで「殺人には性的快楽が伴うという記事」を検索し、
翌日にはついに女の子に対して「皮膚に、扉があるかどうか調べたい」(=非処女チェックしたい)という願望を抱くようになります。
そしてついにナイフを持って女に襲い掛かる寸前まで達しますが、そのときなくしたはずの「ステッキ」と再会し、それに目を奪われることになります。
(つづく)
「銀色の扉」とは、それが開けば「大人の国」へ行けるはずのもの、
性的成熟を表しているものだったはずです。
ところが「ステッキ」と再会した「私」は、
「ステッキ」の「銀色のキャップ」を取り去ることに集中します。これはなぜでしょうか。
「私」は中学時代、「ステッキ」を自慰の道具として用います
(p.37「私の未熟な膣は清潔な快感をおしゃぶりのようにくわえ」)。
つまり、「ステッキ」とは男根であり、したがって「ステッキ」もまた、
「銀色の扉」を開いて「大人」になる必要があるのです。
男根(男性ではなく)の性的成熟とはすなわち皮がムケることです。
さて、めでたく「ステッキ」を包茎卒業させた「私」ですが、
中から現れたのは成熟した男根ではなく、なんと「顔」でした。
「私」の理解者であったはずの「ステッキ」もまた、クラスの人たち同様に、
その中に他者を潜ませていたのです。
女性を殺害して臓器に接触する、つまり女性への強姦的欲望を達成することを、
「完成された化け物」になると呼んでいた「私」は、
いまやそれを果たしていたのが「ステッキ」であったことに気づきます。
「ステッキ」こそは、男根のふりをして、そ
の「顔」を「私」の膣に突っ込んで中を観察していた化け物だったのです。
「私」が見たかった女性の臓器は「私」自身の中にあることに気づいた「私」は、
自身に「取っ手」を発見することで、
すなわちおそらくは自身にナイフを突き立てることで、
欲望を達成し「化け物」になることができたのでした。
そういうわけで、フェミニズム批評一本槍で回収できるわけではない部分を持っている点、
この小説は似た作品よりおもしろいと思います。
そのほかにも父母の表象など、わかって書いてるな〜(そうでなければ想像力ゼロ)ってところが多いですね。
批評的に読むとおもしろい作品だとおもいます、「ギンイロノウタ」。
典型的なアレな読みでは(笑)おやおや(笑)
タイトルで読む気にならん
おっぱいみたいなタイトルならいいんだろ
村田沙耶香には『授乳』
ってのがあるから、それ読んだらいい。
今月の侃侃諤諤はやけに凝ってるな。どこから金でた?
ほとんど意味は不明だったが
村田沙耶香って顔いいんだろ?
群像の説明書にハアハアした。
29 :
吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 22:50:33
村田沙耶香は好きだ 顔がな。
俺の中では綿矢よりいい。
今月はやや肩透かしだった。楊逸は、芥川取ったのが良かった分、イマイチ。
なんだかんだで、評論が面白いなー。佐藤優の「高畠素之〜」「私のマルクス」など。
チェーホフ新訳は純愛・甘美なふい(ryがよく表現されていると思ったお
ところで、村上龍って最近毒抜きされてませんか?
31 :
吾輩は名無しである:2008/09/26(金) 11:40:01
久々に文芸誌手にとったら
文学界の平山夢明がおもろい。
32 :
吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 13:41:58
はぢめまして!
ぁたしも怜c超↑ちょぉ↑スキ!!
塚、人間的に憧れてる*’。*可愛いし、頭イィし!!
ぅち、怜cと同じ県、市に住んでて、怜cに憧れて前に怜c通ってた?ヵ゛クぢゅけんしてケド。。。ぉちましたァ!!怜cってやっぱスゲェ↑↑
33 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 01:47:46
なんとなく入った本屋で、この間そういえばこの本の話が出たと気になった本があった。
その本は数年前に読んだことがあるので家に帰れば本棚にあるはずなのだが、その場で頁をめくる内に今すぐに読みい気持ちになってしまった。
我慢しても仕方がないので、その本とその作家に関連したもう一冊の本を買った。
買った本を移動中に読んだ。
最後に巻末にある年表を読んだのだが、作家が往生した日付が正にその当日だった。
34 :
吾輩は名無しである:2008/11/20(木) 00:38:34
あ
35 :
吾輩は名無しである:2008/11/23(日) 16:44:57
婦女子の仕事は子供を産み育てることが本職であるのでその子宮を穢れさせてはなりませんから普段のテレビなどではあのような小さなお尻に対する賛美が情報工作として宣伝されていたというわけです(^^)
亦羞恥心というのは性欲の増幅を促進します(^^)そのような小尻崇拝に反する尻の持ち主はその恥ずかしさや後ろめたさを利用しているとしたら中々の策士とも言えるでしょう(^^)
36 :
吾輩は名無しである:2008/11/23(日) 23:10:47
文学界の同人雑誌評が終わっちゃいますね。
ここの住人にも少しは影響あるんじゃないんでしょうか。
今月はなんやかんや読んでるけど、いまんとこ一番印象に残ってるのは
保坂さんが「城」について書いてるアレですなあ。
「城」…まだ通読したことないんだけど…
37 :
吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 00:38:44
最近まで気づかんかったが中央公論の笹川の写真には
そうですよね
39 :
吾輩は名無しである:2009/01/23(金) 17:36:14
侃々諤々にはもう諦めてるが匿名利用した手抜き仕事や馴れ合いはやめてほしい
侃々諤々は面白いよ
41 :
吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 21:20:11
創作合評
U野がバカ過ぎて、作家として当たり前のこと言ってる中村君が頭よく見えた。
侃々諤々はこういうとこをつっつきな。あたりさわりない文壇周辺ニュースまとめてないでさ
42 :
吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 02:25:45
宇野の評論は全然ダメだな。
やっぱり小説は小説家にしかわからないよ。
頭の使い方・読み方が違うんだから。
43 :
吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 10:17:20
じゃあ小説家じゃない俺は何読めばいいんだよ
44 :
吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 10:44:36
下手糞でもいいから実作してみれば
どうしても評論する時とは違う視点が必要になってくるよ
>>42は一評論家が駄目だから「小説は小説家にしかわからない」というのが飛躍しすぎ。
でも創作合評で宇野とかいうのがヤバいと思ってたのが俺だけじゃなくて安心した
合評でここまで自己主張の激しい評論家って初めて見た
こいつの後だと豊崎でさえ冷静沈着に見えてくる
46 :
吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 15:43:41
「僕は豊子みたいなタイプの女の子って、見ているとイライラする。
男からすると、この子は自己評価が低いから、簡単に仲良くなれそうだ、なんて思うわけです。
それで最初は積極的に声をかけるんだけど、話がつまらなくてだんだん興味をなくしていく(笑)
誘っても先制防御的に「私なんて」みたいな言葉しか返ってこない」
47 :
吾輩は名無しである:2009/03/29(日) 08:11:12
宇野は
嘲笑えば仕事になると
思ってるんだろ
48 :
吾輩は名無しである:2009/03/29(日) 08:15:18
宇野っていうのはキチガイでしょ。
柳下も東に「なんとかしろ」って言ってたしw
49 :
銭ゲバ詩人:2009/03/29(日) 08:40:10
>>42 >やっぱり小説は小説家にしかわからないよ。
小説家じゃない人に読んでもらわなけりゃ商売が成立しねぇだろ。
それともなにか? 辛気クセェ小説でその気になって、コーマン小説を
激賞して賞を与えることで生活を確保する高橋源一郎がそんなにいいのか?
アレは殺人ミサイルも否定できないキムチにたかるゴキブリだぞ?
50 :
吾輩は名無しである:2009/03/29(日) 08:41:36
サンデーモーニン、レッツゴータロー!
まで読んだ。
51 :
吾輩は名無しである:2009/03/29(日) 20:15:22
座談やインタビューまで読みたくなる文士も減ったよ
52 :
吾輩は名無しである:2009/03/29(日) 23:35:25
>>46 その引用箇所は評論家としてではなくサークル研究家としての発言らしいね。
普通にサークル研究家として活動した方がよさそうだ。
53 :
吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 14:33:13
なんで評論家って作品をダシにして自分の主張を語りたがるんだろうな
合評の宇野氏はひどいね
54 :
吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 23:55:15
ろくな評論家がいないから、ろくな小説家も生まれない。故に文学離れがこの双方
向で進んでいく。この悪循環だ。批評と文学の間にあしき癒着が存在しても、キチ
ンと正面からしのぎ合うという切磋琢磨がない。故にだらしのない文芸が才能のな
い書き手を再生産していく。読むものと読まれもの間に緊張関係がまるでない。故
に文学は公衆便所のロールペーパーの如くケツを拭いた後、レバーの一押しで押し流
されいくものにり下がっていった。文芸誌は悉く淘汰されていくだろう。当然だ。何
故ならば我々が欲する文学は、椰子の葉の裏側に書かれた一編の煌めきとその風が運
んでくる海の匂いとさざめきなのだから。文学をその場所へガイドできる評論と批評
の誕生が、物語に魂を吹き込む唯一の手がかりであり、模索されなければならない一
つ段階であることを知らねばなるまい。
花田清輝はいかがでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
日本批評の腐敗の元凶は吉本にあるといえるのでは(笑)吉本が花田を葬りさった(あくまで表向きは、ですけれどもねぇ(笑))事により日本の評論は余計に酷いものになってしまった、という部分はあるのではないでしょうかねぇ(笑)
澁澤や由良や篠田は早くに亡くなったのということも恐らく衰退の一因なのでは篠田も批判が多いですが、文壇の権威とされていたものに真っ向から逆らう事を書いたのは評価されてしかるべきなのでは(笑)
今は誰も権威には向かわないでしょう(笑)おやはや(笑)
なんというか、手抜きレスの方から何故だか余分に、
アタマの良さなんてのを感じとってしまうのだがワタクシはw
うん。言葉通りの意味。
だらしないとも思えば、構成力は構成力として「アタマだけ」でも
そこそこ動かせるひとなんだなーという印象。つかもっと真面目にやれw
てか、やってくださいwwおないしますよ本当に。
つか、逆にね。
どれほどに、そこに、ちからが込められているか、
込められていたのかを思う。強く思う。
59 :
吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 16:26:31
>>54 まぁ、言いたいことはなんとなくわかる
たしかに緊張感ないね
中原を具体的にこうだから駄目と言える評論家が出てこないとな。
空気読んで誰を叩こうか狙ってるやつばっか
61 :
アケミ ◆SzV6ewm0mw :2009/04/04(土) 19:07:05
62 :
.:2009/04/04(土) 22:41:43
文芸誌「群像」連載の大澤真幸著「<世界史>の哲学」に興味有り
63 :
吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 02:57:03
中原昌也は普通にイイだろ
今までのねっとりした文学と違うだけで
逆に良さを説明してほしい
誰か青基準後の良さをプレゼンして。
あれは小説なのか?
あれほど退屈な作品も珍しいな。
クレーターのほとりという初期作品が好きだったのに、最近変な方向に行ってる。
65 :
吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 12:46:19
退屈といえば炎上だと思う
作者にだけわかるオナニー
66 :
吾輩は名無しである:2009/04/06(月) 14:48:11
円状はデビュー作しか読んでない
それ以降は数行読んで閉じた
いくら純文学とはいえあれじゃあダメだよな・・・
67 :
吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 05:40:57
物語批判してる作家はつまらんね。
読まれなきゃ意味ねーw
読めなくても意味ねーけどな。
69 :
吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 11:55:03
多くに読まれ、感動させたセカチューこそ最高ですね
ラノベもsfもくずだ
70 :
吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 23:48:41
文芸誌「群像」連載の野崎歓著「ネルヴァル論・異邦の香り」に興味有り
炎上はジョンスラデックみたいなもんだろ
今月の侃々諤々は評論家と思われし文章力、ネタのつまらなさだが
評論は外れても謝る必要ない、天気予報のようなものだ
には吹いたW
文学板でこのスレがこの位置(勢い)ってのはダメダメだろー
スレタイに個別誌名を入れてないのが悪いのか
それともそもそも住民のほとんどが文芸誌など読まないのか・・・こっちだろなー
74 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 00:23:48
ここって新潮、文学界、すばる、群像、文藝とかかな?
俺はこの5つしか読んでないけど、例えば文学界なら文学界新人賞スレで済ましてしまうからなぁ。
75 :
検死官ハラウェイ:2009/06/18(木) 00:28:19
>新潮、文学界、すばる、群像、文藝
残念ながらそれらの雑誌から次代を担う新人は出てこないんだなぁ。
77 :
吾輩は名無しである:2009/07/10(金) 11:13:40
新潮の書評は野崎歓だった。
高橋英夫を彼は尊敬している、そのことがよくわかる文章で、なぜだか感動した。
78 :
吾輩は名無しである:2009/07/11(土) 07:49:13
高橋英夫?誰?
79 :
高橋英夫:2009/07/11(土) 14:46:30
おう、俺だ。文句あるか?
文句はない
だから、誰?
81 :
吾輩は名無しである:2009/07/11(土) 15:31:52
ていうか野崎歓って誰だよ?
翻訳家だっけ?
川上のヘブン、終盤までは傑作だったのにな
もったいない
83 :
吾輩は名無しである:2009/07/11(土) 16:57:36
終盤ダメは全部ダメと同じだな
まだ読んでないけど
ていうか、そんなレス見ると読む気なくすよね・・・
84 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 22:46:12
しかしこのスレ人気ないねえ
わしは野崎歓くらい知っとるがな
すばるの映画案内のひとだいね
小説の連載なんてわし絶対に読まんよ
この進みようもしょうがないね
一般に公売部数は三万
しかし売れてるのはその半分以下
下手をすると三分の一から四分の一まで落ちる
しかも複数買う人がいればさらに話す人の数は少なくなる
そりゃ誰も来ませんよ
つーか何で立てたの?
過疎スレや過疎板の存在意義を否定するような言い草だな。
3スレめいってることからもわかるとおり、ときどきは話題もあったのよ。
87 :
吾輩は名無しである:2009/08/11(火) 13:15:18
このスレ好きだが、作品は作家のスレに行くからねぇ普通は
作家のスレがないときはここを使わせてもらおうかな・・・
去年の群像5月号を少しずつ読んでるが、まだ読み終わってないw
小説面白いんだが疲れてて寝てしまう。
はて、何があっただろう?新人競作でしたか?
90 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 22:04:21
>>89 4月号の間違いだった。
短編競作特集の奴です。
>>88 去年の5月号とか4月号ってwwww
一生読んでろ
92 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 23:00:03
いや、終盤がすばらしい。
「僕」がコジマと百瀬を独力で(しかも単に、なんでもなく)超えるんだ!
これがなんとも凄い。
久々に文芸誌買ったんでageに来ました。
「日本文学盛衰史」が続くうちは群像買いそうだなあ。
あれでひとまず「「文学」への期待」、みたいなもの掻き立てられてしまうんかなあ。
しかし列挙された作家の名前、一人二人聞いた覚えさえなかったぜ…。
それ以外はなにから読めばいいやら。
誰か最近の読んでる人いるかな?
> 一人二人聞いた覚えさえなかったぜ
今まで何読んでたの?
95 :
93:2009/09/15(火) 22:09:14
>>94 列挙された作家の大半は物心ついたときには存命してなかったような年齢だけど、
日本の近代文学なら、講談社とかの現代文学全集を読みかじったり、
作家によっては全集読んだり、論文で取り扱われてるのをちらっとみたりしてました。
でもあらためて見返すと、知らない人片手に余りましたわ…。
96 :
93:2009/09/15(火) 22:10:59
まあでもそんなことより、
文芸誌掲載作品についての感想を垂れ流そうよ。
そんなことより新潮105ページの広告に驚いたよな?
あれを新潮に掲載する意味はどれくらいあるのか…
なにがあったの?
99 :
吾輩は名無しである:2010/02/13(土) 16:29:39
好きな文芸誌はありますか?
乙一や宮部や京極を乗せれば
文芸誌は人気出るし文学は復興するね
文学の復興とは「売れる」ことなのだろうか?
102 :
吾輩は名無しである:2010/03/08(月) 02:30:03
十代の学生です。今までは各文芸誌の興味ある部分を
図書館で拾い読みしていたのですが、絲山秋子さんの「末裔」
や秋山駿さんの評論が面白くて、「群像」を定期購読するようにしました。
いざ購読してみて、「群像」の連載小説には「新潮」についているような
梗概がないことに気がつきました。
購読してから気づくというのが、なんとも恥ずかしいのですが、
こういう場合、梗概ぬきでも読めるでしょうか。せっかく購読したので、
できるだけ読みたいのですが、李恢成さんの連載はもはや読めないのでは
ないかという気がしてしまいます。
長い文章になってしまいましたが、どなたかお教えください。
十代で偉い。
純文というものは、どこから読んでも面白いもの。
ちがうのなら、それは純文ではない。
そうか? 十代で毎月文芸誌にチェック入れてるなんてのは
賞狙いのワナビだけだろwとか思っちゃうんだが。
えらいじゃん。気になった特集があったときしか買わないな
あとは今月の松本圭二とか以前の朝吹真理子の小説が載るときくらいか
106 :
102:2010/03/10(水) 14:06:28
>>103 >純文というものは、どこから読んでも面白いもの
李恢成さんの連載も読もうと思います!
こうしてみると文芸誌は内容がたくさんあるので、一ヶ月飽きることがないですね。
>>104 いやいや、ただ純粋に読みたいだけなんです。新人賞について創作文芸版
などで書き込まれているようですが、とてもとてもそのような才能はありません。
>>105 >気になった特集があったときしか買わないな
今までは私も興味のある部分を読んでいたのですが(しかも図書館です)、
最近の「群像」は、読みたいところが多くて図書館だけで読めないので購読しました。
そうでしょう。君は将来大物になるね。
大衆誌のほうが内容あるって?そんなの読んでないやつが言ってるだけ。
俺は10代の頃、諸君!購読してたよ
ネトウヨ全盛期だったしね
文芸誌買っておけばよかったってマジで後悔してる
覚めたらゴミでしかないもん
109 :
吾輩は名無しである:2010/08/26(木) 23:42:47
【文芸月評】小さな命を育む困難
現代の闇深いほど輝く物語
終戦から65年を迎えた今月の文芸誌には、戦争を扱った小説や企画が目立つ。
「新潮」には、沖縄出身者で初の芥川賞受賞歴を持つ長老、大城立裕氏(84)が「幻影のゆくえ」を発表した。
沖縄戦の最中、精神に異常を来した母とともに逃げる13歳の男児が、その母の幻視ゆえに様々な困難から救われる。
極限下、人知で説明できない現象が生死を分けたのだ。
梅崎文学をめぐる対談に登場している朝吹真理子氏(25)は「新潮」に「きことわ」を執筆し、豊かな資質を感じさせる。
仏文学者で詩人の亮二氏を父に持ち、現在、大学院生という。本作は、時間と生命をめぐる一編と言えそうだ。
子供の頃に訪ねた葉山の別荘を壊すため、33歳の<貴子(きこ)>は現地に向かう。
管理人の娘で今は母になった7歳年上の<永遠子(とわこ)>と25年ぶりに再開し、片づけを始めた。
海のにおいに誘われ、二人の幼年時代の記憶が呼び起こされる。
車の中でふざけて吹きかけ合った息、早くに亡くなった母の髪、湿気でひび割れた少女漫画……。夢と現(うつつ)、
過去と現在、互いの輪郭さえあいまいになる面妖な空間の底に、人間の存在を超えた大きなものが口を開けてのぞいていた。
バイトのついでか。
新潮 2010年09月号
◆作家の超然(100枚)/絲山秋子
東京を捨て、一人だけで生きることを決めた小説家の体に腫瘍が芽生えた時、世界と言葉の終焉劇が静かに始まる。生と創造の極北へ。
◆Shit, My Brain Is Dead.(100枚)/舞城王太郎
日系アメリカ人海兵隊員がイラクの砂漠で見た井戸底の闇。地下水脈から現れたのは、出会うはずのない人間だった。
◆幻影のゆくえ(120枚)/大城立裕
砲弾と死者が犇めく戦場で、剥き出しになった人間の姿を少年は凝視する。著者永遠のテーマ「沖縄戦」の総決算!
◆きことわ(160枚)/朝吹真理子
幼年期の夏を共有した二人だけの時間が、もう一度流れ始める。25年の封印を解かれ、今日から明日へ――。超大型新人が描く「生と時間」の輝き。
デカルコマニア〈短期集中連載・II〉/長野まゆみ
■連載小説
・爛(五)/瀬戸内寂聴
・空に梯子(八)/角田光代
・マザーズ(九)/金原ひとみ
・フィルムノワール/黒色影片(九)/矢作俊彦
・還れぬ家(十八)/佐伯一麦
・幸福の森(三十三)/加賀乙彦
■■クロス書評 福田和也『現代人は救われ得るか――平成の思想と文芸』■■
・女たちの欲望と「大逆」/すが秀実
・操作のリアリズム/椹木野衣
◆竹田出雲よりも黙阿弥よりも
――井上ひさしを偲ぶ会で/丸谷才一
◆太陽・フランチェスコ・傷痕/高橋英夫
◆茶匠たちが作り上げたもの
――磯崎新『建築における「日本的なもの」』をめぐって
/フレドリック・ジェイムソン 訳/鈴木圭介
群像 2010年09月号
〈創作〉
ほにゃららサラダ 舞城王太郎
?(はさみむし)のすえ 佐藤友哉
大黒島 三輪太郎
〈特集〉戦後文学を読む〔4〕梅崎春生
〈合評〉「桜島」「幻化」 奥泉 光×福永 信×朝吹真理子
〈再録〉「桜島」 梅崎春生
〈対談〉
聖と俗の修道院を書く 多和田葉子×小野正嗣
〈連載小説〉
昼田とハッコウ〔7〕 山崎ナオコーラ
わたしの彼氏〔9〕 青山七恵
裂〔10〕 花村萬月
未明の闘争〔11〕 保坂和志
日本文学盛衰史 戦後文学篇〔11〕 高橋源一郎
〈連載評論〉
孤独の発明〔9〕 三浦雅士
村上春樹の短編を英語で読む〔13〕 加藤典洋
〈世界史〉の哲学〔19〕 大澤真幸
東と西――横光利一の旅愁〔26〕 関川夏央
〈連載〉
会社員小説をめぐって〔3〕 伊井直行
現代短歌ノート〔6〕 穂村 弘
「生」の日ばかり〔18〕 秋山 駿
映画時評〔21〕 蓮實重彦
文学界 2010年09月号
* 新芥川賞作家 赤染晶子
* 受賞記念エッセイ 新・蝶倶楽部
* 特別エッセイ
* 作家論
創作
* タイニーストーリーズX 連作完結 山田詠美
クリトリスにバターを/420、加えてライトバルブの覚え書き/予習復讐/GIと遊んだ話(五)
* 母子寮前 二五〇枚 小谷野敦
* ポエティック・クラッシュ 高原英理
連載小説
* モンフォーコンの鼠 第十八回 鹿島 茂
* 武曲(むこく) 第十六回 藤沢 周
* 路(ルー) 第十五回 吉田修一
* カフカ式練習帳 第九回 保坂和志
* 傾国子女 第四回 島田雅彦
* 評論 「10年代の入り口で」文學界2010
吉田修一論 ──都市小説の「訛り」について 酒井 信
『1Q84』のアメリカを行く
──走ることについて語るときに村上春樹の語ること 鈴村和成
哲学散歩 第二回 ソクラテスの皮肉 木田 元