日本文学史上本当に重要なのは9人

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235 福田恒存をやっつける会会長
 下記は私が 山崎行太郎毒蛇山荘日記 に投稿したコメントです。
>優れた作家と 劣悪な人格は 共存する。大江健三郎にも それを強く感じます。

 私の経験からもこの事は事実です(優れた作家かどうかは知りませんが)。
 数年前に、文化勲章叙勲拒否に関連して尋ねたい事がありましたので、質問事項を書いた手紙を、返信用の切手を同封して大江に送りました。
勿論、送った質問状は常識的に礼を失しない文章で書いたものでした。

 その当時は、大江については普通の人が感ずる程度、つまり東大在学中に芥川賞受賞、その後精力的に著作すると同時に政治・社会問題に積
極的に発言し、ノーベル賞受賞、と言うようなもので、どちらかと言えば好意的な印象を持っていました。 
そういう偉い作家先生のことですから、忙しいだろうし、全国のファンから手紙が殺到しているかもしれないので、たぶん返事は来ないだろうが、
もし来れば儲けけもの、と言うようないい加減な気持ちで返事は大して期待していませんでした。

 したがって、数日して返事が来たときは大喜びしました。偉い作家先生だのにちゃんと返事をくれた、偉い人は違う、と言うような気持ちでし
た。封筒裏面の差出人のところには住所氏名を彫ったゴム印が押してあり、姓名の下に(内)と書いてありましたので、夫人が代理で出したのだ
なと思いました。
 大江健三郎様

                        年 月 日
                        私の住    所
                          氏名 ○ ○
            本      文

と言う書式でしたが、なんと返送されてきた私の送った手紙の 大江健三郎様 と言う箇所の 様 をボールペンで消し、右側の私の氏名の○○
の後に 様 と書いてありました。そして、本文中の私の質問事項の文章を丸で囲んで、そこから線を欄外まで引き、その所にたとえば「そうで
す」とか「こうこうでした」等と書いてありました。

 それを見てあまりの非常識さに一瞬あきれましたが、次に怒りが湧き上がってきました。続く



  
236 福田恒存をやっつける会会長:2008/08/07(木) 11:48:38
続き
 私は日ごろあまり手紙を書かず、従って返事もほとんど来ませんので最近の手紙事情に疎いのですが、
それでも大江から来たような非礼な返事を送るような人間は多分いないと思います。

 大江は、護憲・反戦平和その他の政治的・社会的諸問題について左翼の立場から精力的に発言してい
ますが、数年前に、改憲・軍備拡張などの立場を鮮明にしている自民党寄りの読売新聞の販促テレビコ
マーシャルに出演して巨額の出演料を稼いだそうです。要するに金を貰えるならば悪魔の手助けだって
なんだってやります、と言うのが大江の根本精神なのでしょう。

 読売新聞が売れると言う事は読売の主張がそれだけ日本中に広まり、改憲・軍備拡張の世論を広める
読売新聞の目的を支援する事は明らかで、大江が中心となっている護憲運動の同志に対する公然たる裏
切りを行っていたわけです。

 こう言う裏切り行為を日本中に放送されているテレビで公然と行っていた大江が、現在もなお「九条
の会」で最高幹部として活動している事から見ると、大江にはまともな人間として決して行ってはなら
ないことを認識する能力が欠落しているとしか考えられません。それだから、私に対する非礼な行為も
大江には当たり前のこととしか認識されないのでしょう。

 そういえば、私の知人に大江の返信について愚痴ったところ、「ノーベル賞作家の自筆書簡は市場で
いい値段がついている。もし大江が私(糾弾会長)に自筆の手紙を出せば、私(会長)がそれを売って
金儲けができる。どこの馬の骨かもしれない人間に自分の手紙で金儲けされるのが許せなかったのだろ
うよ。」と言われましたが、そういう見方が案外正鵠を射てるのかもしれません。