三島由紀夫Part21

このエントリーをはてなブックマークに追加
1吾輩は名無しである
過去スレ検索
http://makimo.to:8000/cgi-bin/search/search.cgi?q=%8EO%93%87%97R%8BI%95v&sf=2&all=on&view=table

●テレビ朝日新春ドラマ『鹿鳴館』放送
影山伯爵役:田村正和、伯爵夫人の朝子役:黒木瞳
●劇団四季『鹿鳴館』上演
平成19年10月20日(土)〜11月25日(日)
●サロン劇場『薔薇と海賊』上演
平成19年11月2日(金)〜11月9日(金)
●あうるすぽっと柿落とし公演『朱雀家の滅亡』
平成19年12月4日(火)〜12月16日(日)
2注意:2007/11/04(日) 08:50:32
※ホモネタ厨、三島罵倒アンチ、ブルーハーツおばさん及び三島原理主義者の歪んだ三島狂は立ち入り禁止です。
3如月院譁凛 ◆StLKQh1E2U :2007/11/04(日) 08:56:56
>>2
中立を装う歪んだアンチ乙。

前スレで予告した通り、早速コテつけましたので
もう私のモノマネは通用しませんよ
4吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:24:08
アニメかなんかのキャラから取ったのかと思って、如月院で検索書けたら
ホモスレだかレズスレに如月院ナントカというコテがいてワロタ
5如月院譁凛 ◆StLKQh1E2U :2007/11/04(日) 09:26:33
三島の名誉と栄光に傷を付けようとする
歪んだアンチの陰謀は絶対に許しません。

私は三島由紀夫を守るために断固戦いますから!
6如月院譁凛 ◆StLKQh1E2U :2007/11/04(日) 09:31:00
自演好きアンチさんへ

三島を根拠もなく真性ホモ認定して中傷し、
三島の文学的功績を否定しようとしても無駄ですよ
7吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:31:01
三島がゲイだったという事実は三島の文学者としての価値を傷付ける事にはならない。
8吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:33:35
ちょっと恥ずかしいのは、自分がホモであることを隠した事だね。バレバレだけど。
9吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:36:54
>>5
お前、絶対アンチだろ
わざわざ荒らしを呼ぼうとしてる
10如月院譁凛 ◆StLKQh1E2U :2007/11/04(日) 09:43:23
>>7-8
あなた新しい新スレでもまだ粘着するつもりですか?
そんな「事実」ありませんから!私は三島のことは何でも分かります、
三島作品を読んだこともないあなたと違ってちゃんと全集も持ってますし。

>>9
私がアンチのわけないでしょ、お馬鹿さん?
そうやって私に書き込みを止めさせようとしても残念ながら無駄ですよ。
11吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:46:06
歴史的事実じゃん。おめー福島次郎は読んだのかよ?
12如月院譁凛 ◆StLKQh1E2U :2007/11/04(日) 09:57:00
まだ福島次郎とか言ってる。
歪んだホモ妄想で三島を失墜させようと企んで
裁判に負けた人じゃないですか。

オカルト本を根拠にUFOや火星人が実在すると言ってるようなもんですよ?
13吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:59:24
なんでホモをそんなに嫌うんだよ?
そーとー田舎に住んでるだろお前?
もしくは石原慎太郎支持者の田舎者だろ?
14如月院譁凛 ◆StLKQh1E2U :2007/11/04(日) 10:05:38
私はホモを嫌ってなどいません。
三島を一方的にホモだと決めつけて
三島を中傷するアンチに対して抗議してるだけです!

そんなにホモホモと馬鹿なことばかり言ってるなら、
あなたもホモになったら良いと思いますよ(笑)
15吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 10:10:13
>一方海外の見方はどうだったかと云いますと、三島異性愛者説を唱える人など皆無のようで、
>仮面の告白が発表された時点で、三島をゲイと判断しています。それはそうでしょう。
>日本以外はYesかNoの二者選択をはっきりとさせるのが社会のルールですから、
なにごとにつけ曖昧さを残して置くことなどあり得ません。

ttp://homepage2.nifty.com/papaskitchen/NewFiles/tonari13.html
16吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 10:10:57
いや、俺ホモだし。三島由紀夫がホモだと確信してるけど。
三島が同性愛についてどう捉えていたかを説明してくれよ。
17千夏 ◆xwE/hQLGNA :2007/11/04(日) 11:13:28
>>3
あなた他にやることないの?私のふりしてバカバカしい。
私はもうここには書き込みません。自分のサイトでやりますから。
一人で自演して頑張って下さい。
ご愁傷様です。
18膤姫 ◆hGFZNa6Rqk :2007/11/04(日) 11:26:29
>>17
私こそが本物ですよ?
くだらない自演しかできないんですね。
ご愁傷様です。
19吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 14:52:18
ブルーハーツ馬鹿スレ立て&自演乙
20吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 15:51:20
三島先生がしょっちゅう着用している、あの黒シャツ
「メランコリックな」匂いがプンプン漂ってきそうだな

アッー!!!
21吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 16:46:45
蘭陵王って作品ちょっと太宰っぽいね
素朴な現実の話をなるべくそのまま書いてる短い作品なのが
22吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 00:17:06
電車の中で日本人を馬鹿にしまくるアメリカ人
日本人は全く反撃出来ず
http://www.youtube.com/watch?v=XfBOcCWXftc
大阪で日本人を馬鹿にしまくるオーストラリア人グループ
http://www.youtube.com/watch?v=hl43DXrTEA0
キセル乗車の方法を実演する外国人
http://www.youtube.com/watch?v=c_T3agVXoQ4
http://www.youtube.com/watch?v=9s2AkjqL9CQ
http://www.youtube.com/watch?v=B2efCLR-55A
http://www.youtube.com/watch?v=C7wr8mfs9jg
山手線でハロウィンパーティー
http://www.youtube.com/watch?v=JeG8r76dnYY
http://www.youtube.com/watch?v=h99S44TRAXY
六本木の寿司屋でナメた態度を取る外国人
http://jp.youtube.com/watch?v=Mk09WEY1eXM
23吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 00:18:43
サイパン戦で生き残った田中徳祐・元陸軍大尉(独立混成第47旅団)の証言
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1136346996/759
24吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 21:03:28
『豊饒の海』は三島の久しいテーマであった「認識と行為、あるいは、より一般的には「ロゴスとパトス」の二元対立の世界である。

〈ある種の人間は、生の絶頂で時を止めるといふ天賦に恵まれてゐる。〉
… このような能力を持った人間とは、パトスの行為者・飯沼勲のような人間である。
25吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 21:06:11
〈何といふ能力、何といふ詩、何といふ至福だらう、…〉

… 認識者・本多は〈生の絶頂で時を止める〉ことのできる人間(飯沼勲)に感嘆と羨望の思いを抱いている

〈絶頂を見究める目は認識の目だけでは足りない。それには宿命の授けが要る。〉
〈詩もなく、至福もなしに!これがもっとも大切だ。生きることの秘訣はそこにしかないことを俺は知ってゐる。〉
26吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 21:07:38
行為者・飯沼勲は次のように主張している。

〈天と地を結ぶには、何か決然たる行為が要るのです〉

…そして結末

生きること〈人生〉には〈詩〉もなければ〈至福〉もない。

『豊饒の海』の作品を終えることは同時に三島由紀夫の生を終えることであった。
27あぼーん:あぼーん
あぼーん
28吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 00:15:13
唐突ですがみなさん浅田真央は好きですか?

何をスレちがいなと思われるかもしれませんが聞いてください。
三島の優雅論、とりわけ「女神」に理想の女性像の一端がうかがえると
思うのですが、木宮周吾の描く女性像と浅田真央は一致しませんか?
29吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 00:18:16
ハイ一致しません。
30吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 12:03:26
時は奏でて想いはあふれる 途切れそうなほど透明な声に
歩きだしたその瞳へ 果てしない未来が続いてる
本当はとても心はもろく 誰もがひびわれている
降り出した雨に濡れて 君はまた立ち止まってしまうけど 信じてくれるから

誰より高く 空へと近づく 輝きを集め光を求める
燃え尽きても 構わないさ 全ては真実と共にある

「少年は人の影に歪んだ憎しみを見た」
そんな世界なんてもう何も見たくないよ 何も!何も…

それでも想う 貴方のことを 季節が流れていても…
目を閉じていつも見てた風景のように
何度目かの雨もあがった

せつない人よ 叶わぬ願いよ
なぜこの胸から愛は生まれて行く?
咲き乱れた花は揺れて 沈んだ大地に降り注ぐ 愛を

時を奏でて想いはあふれる 途切れそうなほど透明な声に
歩きだしたその瞳へ 終わらない未来を捧げよう
31吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 12:42:15
熱くなった銀のメタリックハート
導火線に火をつけてあげる
不思議なほどハイな気分さ 砂埃を巻き上げて行こう

悲鳴をまじらせ暴走する鼓動 目の前にはミサイルの雨

アドレナリンずっと流して
僕の方がオーバーヒートしそう
爆発して灰になっても このままだと笑ってるね きっと

街を追い越して この世の果てまで
ぶっ飛ばして心中しよう さぁ手を伸ばして

地平線に届くように限界まで振り切ってくれ
最高のフィナーレを!

もう数えるくらいで僕らは消え失せて真暗な朝が来るね
お気に入りの服に さぁ着がえたなら駆け出して!

あきれるほど声を上げて大気圏を突破しようぜ
鋼の翼で

駆けぬけてよ時間切れまで
生まれつきのスピード狂なのさ
来世でまた会おう!
32吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 14:05:10
もしかしてブルーハーツおばさんって
三島の霊言とかなんとかいうオカルト本出してたキチガイじゃねえ?
狂いっぷりからしてありえる。
33吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 15:19:42
あぁ凍える暗い海へ
流されてゆく歴史の波にのまれ

やがて幕は上がり
儚い夢を連れて争いに火をつける

いつの日に見失った心は 繰り返す忘れ去られた罪を
あやまちを育てその汚れた愛で 瓦礫に築く楽園

forbidden lover…… 淡い記憶
強く抱いても重なり合えぬ色彩
息をひそめ誓う
甘い恋の果ては予期せぬ時の悪戯

燃え上がる炎に取り囲まれ 崩れゆく船に命つかまれ
怯えた瞳は天を仰いで 叫ぶ神の名を

空高く舞い上がれこの心 渦巻いた悪い夢より高く
解き放つあなたへのこの想い 遠い地へ輝きを放って
新たなる国に やがて来る日にも
同じ道をまた通るだろうか

forbidden lover………
34吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 16:03:50
ばらばらにちらばる花びら雫は紅
欠けた月よ廻れ永遠の恋をうつし

瞳あけたまま 腐食してゆく身体
鮮やかに失われる この意識だけを残して
春を待てずに

愛しい貴方はただ そっと冷たくなって
腕の中で壊れながら ほら夢の淵で呼んでる
いつものように

くるい咲いた夜に眠れぬ魂の旋律
闇に浮かぶ花はせめてもの餞

たどりついた終わり 生まれ変わりの痛み
飲み込まれる土の中で 結ばれていった約束
死んだ世界


重力は増してゆき
僕の体は地球へと還る
見上げれば空
僕の体は君の空であり
君の源は僕の宇宙である
互いに相容れぬまま
ただそこにあるばかり
35吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 14:51:17
偉大な芸術家・預言者は小食である。三島のような芸術家モドキは
大食漢である。
36吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 19:48:27
清顕
「君はのちのちすべてを忘れる決心がついているんだね」
(君は僕を忘れてしまうのか?)

聡子
「ええ。どういう形でか、それはまだわかりませんけれど。私たちの歩いている道は、道ではなくて桟橋ですから、どこかでそれが終って、海がはじまるのは仕方がございませんわ」
(たとえ死が二人の現世の記憶を奪っても、聡子は清様を永遠に愛しています)
37吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 16:25:55
この人もう少し評価されてもいいんじゃないの?
世間では気違い扱いされてるけど
言ってたこととやったことは高く評価されるべき。
後期の作品は穴ぼこだらけのような気もするけど
俺は作品よりも生き様に美学を感じるね。
今は若者のみならず大人も社会も、というより時代が終わってるからな。
自分の腹を斬る気概のある奴いるんかいと。
いや、腹は斬らなくてもいいけど
命懸けで有言実行しようとして生きてる奴いないでしょ。
俺もそうだがそれを自覚もせずダラダラヘラヘラしてる奴は俺以下だ。
38吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 17:06:10
俺もそうだがそれを自覚もせずダラダラヘラヘラしてる奴は俺以下だ。
俺もそうだがそれを自覚もせずダラダラヘラヘラしてる奴は俺以下だ。
俺もそうだがそれを自覚もせずダラダラヘラヘラしてる奴は俺以下だ。
39吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 17:08:05
で、刃物で他人に障害を負わせる者はおまえよりも更に下。
4037:2007/11/08(木) 17:17:16
>>38
そこは自虐という諧謔なのだからネット掲示板なら
『テラワロスWWW』くらいに言ってくれないと困るのだが。
 
もっと言えばそこに真理が宿っていて
まずは自己を自覚し、えぐってから崇高なる理念に向けて邁進せよという
Japaneseハラキリなわけだよ。
41吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 17:36:08
意味不明。テラワロスWWW
42吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 17:54:09
ゲオルク・ジンメル
「虚栄心の強い人間は、しばしば大衆を軽蔑しながら、大衆がいなければ生きて行くことが出来ない。」

三島由紀夫とその信者に当てはまる言葉。
43吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 18:03:16
17歳で三島由紀夫知らないってやばい?

そんな俺は東大を目指してるわけだが
「三島由紀夫知らないで東大とかばかじゃねーのwwwwwwwひくわぁwwwwww」

って東大目指してる友達にいわれた

\(^o^)/
44吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 18:13:31
>>42
読者を「信者」と呼ぶのは珍妙。

そう書いてる本人がよほど自分に自信が無く
読む物を鵜呑みにする阿呆である証拠だわな。

読書とは本来「創造的行為」である。書かれてある著者の思想と
読者自身の思想が、対峙し斬り結ぶ真剣勝負の場。
そこから、真に新しいものが胚胎される。・・・そうやって人類史は繋がってきた。
45吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 19:25:59
卒業研究でやる作品が輪廻を扱ったものなんですけど
豊穣の海について書かれた本で何かお奨めありますか
お願いします
46吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 19:30:40
>>42
だから俺が>>37で書いたのは、
虚栄心でも実行する強さを持てば本当の栄華になるということだよ。
ジンメルの言葉はあながち嘘じゃないけど
三島は違うし俺もその言葉を知った上で違う。
>>43
国語で作品と著者を選ばせる問題で三島が出題される可能性はゼロじゃないが
極僅かなので知らなくても合格することは可能。
でも一般常識としてたいていの大人は知っているのも事実。
>>44
俺もそうだと思う。
読者一つとってもそれが単なるディレッタンティズムなのか
人生の糧となるのかはその人次第だよね。
47吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 22:22:52
>>42
三島は大衆を軽蔑などしてなかった
三島が軽蔑し忌み嫌っていたのは、大衆ではなく、大衆を単なる市場経済の消費者として洗脳操作し愚民化させてしまう俗なる精神=米的グローバリズムである
48吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 22:56:41
>>45
輪廻について研究するのなら、唯識論などの仏教本を読んでみるのもいいのでは?3巻の暁の寺にも唯識論が触れられています。
豊饒の海は輪廻だけがテーマではないので、豊饒の海について書かれた一般の三島評論からは輪廻の研究はあまりできないと思いますが、私がたまに見ているこの方のブログはかなり三島の作品を深く洞察していて、難解なところもありますが勉強になりますよ。
http://d.hatena.ne.jp/sophiologist/mobile?date=20070827
http://d.hatena.ne.jp/sophiologist/mobile?date=20070927
http://d.hatena.ne.jp/sophiologist/archivemobile
49吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 23:36:36
>>48

ありがとうございます!
後でパソコンでしっかり読んでみたいと思います
元々、テーマは夢野久作のドグラ・マグラですが、豊穣の海と迷っていたので絡めたいなと思いまして
50吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 11:44:03
こないだレイクサロンで三島のセクシャリティと女性論が話題に上っていたから、
昨日見た舞台の「薔薇と海賊」は凄く面白かった。
月並みな表現だけどマシュマロみたいにフワフワして甘い夢の実現がこれでもかと語られて
嫌んなっちゃう第三幕を締めくくるヒロインの台詞
「私、夢など見たことはございませんことよ」に驚かされた。
ある意味、「天人五衰」の聡子の原型だと思った。
51吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 14:18:35
>>43
名前知っとく程度でいいだろ
東大生がみんな三島読んでるわけないんだから
むしろ読んでない奴がほとんど
そいつは教養を鼻にかける文学ヲタか?
>>46
ほとんどの奴は名前聞いたことあるって程度だろ?
文人としてよりむしろ自衛隊自殺のひとって認識
52吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 15:12:18
>>50
天人五衰のラストの聡子は、サド侯爵夫人のラストのどんでん返しと似ていると思う。
結局は、いろんなことをやらかした愛する夫サドも、夫人の永遠の思い出(琥珀のなかの虫)になってしまうのと、清顕も本多も、最後に聡子の一言で彼女の認識の世界のなかで止まってしまうような大円団の終わり方が似ている感じがする。
53吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 17:37:27
三島由紀夫を読んでいる東大生なんて少数派でしょう。
54吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 18:12:34
>>52
いくら2ちゃんでも文学板で「大円団」はやめようよ。
55吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 18:44:14
大円団w
三島信者のレヴェルが分かりますね
56吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 19:11:44
だいえんだん
ふいんき
がいしゅつ

みたいなネタだろ?
57吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 19:44:26
今日も大漁だな
58吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 20:01:41
>>49
前に一度読んだたけでうる覚えなんだけどドグラマグラって遺伝子の記憶みたいな話だっけ?
59吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 06:59:00
>>58
文学板で「うる」覚えは辞めよう。
60吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 10:30:01
いちいち小姑みてえにうるせえな暇な年寄りは
61吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 10:35:34
>>59
文学板で釣られるのやめようよ
62吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 11:01:04
大江健三郎より何百倍もましな作家
63吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 22:28:12
>>24-26 亀だけど。ちょっと感想。

飯沼勳はパトスの行為者としての自覚はないし、
生の絶頂での永劫という行動も認識していない。(幼稚な義勇心のみ)。
だから、こそ!パトスの使者になり得たわけで。

ただ、俺が少し疑問を感じたのは、
飯沼勳がパトスの使者足り得た、というのさえも、
本多のロゴスが認識内に見せた幻では?ってことなんだけど。

ロゴスとパトスを兼備したような設定だった安永透に、
どんな解答を用意してるのかと思ったけど、よくわからなかったし。
最後は「それも心々ですさかい」。

ロゴスの楔を打ち込まれた三島が自身をイカロスになぞらえパトスに走り、
それを識見してる我々も心々という、認識のパラレルワールド。
イカロスを若い衝動の美とみるか、愚か者とみるか。

三島のことなど眼中になく、海で遊ぶ若者がほとんどだけど。
今までも、これからも。
64吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 00:33:58
>>63
奔馬の飯沼勲は確かにパトス=純粋な行為の代表者であり、認識者としての要素は、この作中では本多に二元化されています。
でも、純粋なパトスだけが行為に走るとは限らないことは、すでに三島は金閣寺の主人公の溝口で現しています。
65吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 00:36:49
つづき

「世界を変貌させるのは認識だ」という柏木にたいして、溝口は「世界を変貌させるのは行為だ」と最初は対立してましたが、
彼は金閣寺を焼く行為の寸前には柏木の言ったことは本当だと覚り、行為は不必要ではないかと考えます。
しかしそれでも彼は、「人生からはみ出し、私の意志からはみ出し、別の冷たい鉄製の機械のように、私の前に在って始動を待っている」ものにつき動かされ、いわば「一種の剰余物」の行為を実行する訳です。
だから溝口(三島)のなかでは、二重性の行為概念(認識範囲内の行為と認識範囲外の行為)があり、この金閣寺の溝口の認識外の純粋行為だけを三島は、奔馬の飯沼勲に具現化させ、認識者の本多と二分化させ、より形式化させただけだと思います。
66吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 04:20:43
またキチガイ長文三島信者が暴れてるのか
67吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 06:07:10
25日は市ヶ谷いくか
68吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 12:00:40
春の雪のなかで三島は、ひとつの事象を見ているうちに、心象に別のミニチュア、ミクロ(あるいはマクロ)、別の幻影へ変質する描写を多用していますが、それがこの作品の全体に漂う儚なさと事象の無限の連鎖を感じさせます。

〈拒みながら彼の腕のなかで目を閉じる聡子の美しさは喩えん方なかった。
(中略)
清顕は髪に半ば隠れている聡子の耳を見た。耳朶にはほのかな紅があったが、
耳は実に精緻な形をしていて、一つの夢のなかの、ごく小さな仏像を奥に納めた小さな珊瑚の龕のようだった。
(中略)
その奥にあるのは聡子の心だろうか?心はそれとも、彼女のうすくあいた唇の、潤んできらめく歯の奥にあるのだろうか?
(中略)
彼はその髪油の香りの立ち迷うなかに、幕の彼方にみえる遠い桜が、銀を帯びているのを眺め、憂わしい髪油の匂いと夕桜の匂いとを同じもののように感じた。
(中略)
…遠い桜は、その銀灰色にちかい粉っぽい白の下に、底深くほのかな不吉な紅、あたかも死化粧のような紅を蔵していた。〉
69吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 16:40:19
>>67
俺もそう思って防衛省に見学申し込んだら「日曜定休」ってメールが返ってきたよorg
2年前だったか憂国忌の後で当時は防衛庁の見学に行ったら、
担当の人が当時現場にいたらしくて、迫力のある解説をしてくれた。
70吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 22:29:50
>>69
憂国忌って何人くらい集まるのですか?
71吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 06:24:42
>>70
何人くらいだろう?九段会館で最後にやった憂国忌の時は満員にちょっと欠けるくらいだったから、
1000人近くは集まるんじゃないですか?
去年はサイデンステッカー氏がゲスト出演したんで行ったけど、豊島公会堂が満員になったし。
マニヤというわけじゃないけど、サイデンステッカー氏を追っかけて12月の墓前報告会にも行ったけど、
サイデンステッカー氏があの後急逝するとは思わなかった。一緒に写真撮ってもらって良かった。
72吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 22:05:15
リアル三島を知る生き証人が、ご高齢でどんどん亡くなっていきますね。
安部公房、澁澤龍彦もわりと早く亡くなってたのが残念。
73吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 23:17:53
三島のゲイ友、高橋睦郎はまだ生きてるぞ、早くインタビューしなきゃ
74吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 23:54:49
三島と本当に親しかった人物に早くお迎えが来るのは三島が呼ぶからなのかな。
中曽根はしぶといわ。
75吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 14:59:18
私の中の25年間を考えると、その空虚にいまさらびっくりする。私はほとんど「生きた」とはいへない。鼻をつまみながら通りすぎたのだ。

私は昭和20年から32年ごろまで、大人しい芸術至上主義者だと思われてゐた。私はただ冷笑してゐたのだ。或る種のひよわな青年は、抵抗の方法として冷笑しか知らないのである。

そのうちに私は、自分の冷笑・シニシズムに対してこそ戦わなければならない、と感じるやうになつた。

三島由紀夫
「私の中の25年」より
76吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 21:14:00
獣の戯れでたしかシュテファン・ゲオルゲの名前がでてきたと思うけど
さてシュテファン・ゲオルゲは誰かしってますか?
77吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 23:41:23
ゲオルゲは近代ドイツの3大詩人
(ゲオルゲ、ホーフマンスタール、リルケ)の一人だよ。
岩波文庫に手塚富雄の名訳『ゲオルゲ詩集』があったけど、
今は品切れのようだね。
古書市場で探してください。
高値だけど『ゲオルゲ全詩集』はまだ新本が入手可能。
壮大にして英雄的でありながら、繊細な抒情性を持ち、
ドイツ詩、ドイツ文学史というだけでなく、
世界の文学史に燦然と輝く詩人。
残念ながら、ゲオルゲのような巨星は、日本にはいまだにいない。
ちなみにゲオルゲは同性愛者としても有名だった。
78吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 11:03:59
.
79吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 22:05:24
三島由紀夫が例会で、楯の会会員へ語った言葉

「諸君のうち誰か一人でも訓練中に大怪我をし、半身不随になったとか、死者が出たとか、諸君の誰かがデパートなどで万引きをし連行された場合、それを私が知った。その場で、私は腹を切る。」
80吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 00:23:15
.
81吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 15:29:19
三島の真意や遺志を伝える仕事に取り組んでみると、彼がいかにこの国の将来を憂え、真剣にかつ周到に、国家防衛をあるべき姿に戻す計画を練っていたかということに驚かされる。
また、物事のすべてから国家の危機を敏感に感じ取っていた彼が、状況の変化の中で計画の可能性を狭められ、追いつめられ、最後の選択をし、身を処するに至る過程の悲痛さ、雄々しさは改めて私の胸を締め付けたものだ。
ある作家が導き出した結論のように、三島は単純な狂気に駆られていたわけではない。
(中略)
三島との出会いがなかったら、私の人生は砂漠であった。
三島と語り合い、訓練をともにした日々は私に、もう一度、祖国防衛の実現に取り組もうとする意欲と希望を与えてくれた。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
82吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 17:53:45
僕は警察官に電車内で盗撮ストーキングされましたぁぁ
http://www.youtube.com/watch?v=BGnqjZFdhkY
警察官が放火してますけどぉぉ通報しましたぁぁ
http://www.youtube.com/watch?v=BRoUpDON0_0
アル中警官が弟に逮捕さえましたけどぉぉー
http://www.youtube.com/watch?v=WgA3T1wtBIg
警官が老婦人をストーカー始めましたぁぁー
http://www.youtube.com/watch?v=JQQkI4W6_r8
83吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 00:48:09
自衛隊の中でもある特殊な教育・訓練を行う立場にあって、やがて私は三島の教官となった。もちろん彼は平凡な生徒ではなかった。
私は何度か彼の深い洞察力に触れて舌を巻いたものだし、鋭く切り込んでくる質問にたじたじになったこともあった。私にとっても実に得るところの多い共同作業であった。
われわれがそうした特殊な訓練と研究を行っていたことについては、多少の説明が必要だろう。
たとえ戦争を放棄したと宣言しても、万が一外からの攻撃にさらされれば、われわれは座して祖国を蹂躙されるに任せているわけにはいかない。そのとき、自衛隊は祖国を守らなければならない。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
84吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 00:58:11
戦争にはつねに表に見えている部分と陰で動いている部分があり、表の部分だけでは勝つことはできない。
わかりやすい例で言えば、国際政治の世界では日本の政治力、交渉力、情報力はかなり弱いと言われており、現実に外交交渉などではいつもしてやられている感がある。
陰で動いているというと、何か姑息な卑怯なことのように感じられるかもしれないが、こちらから戦争を仕掛けることがないわが国としては、
むしろ水面下での動き、ネットワーク、情報力などは、不幸な状況を招く危機を未然に防ぐ有力な方法として欠くべからざるものなのである。
三島由紀夫はそのことに気づいていた。彼の行動が一般の人々にわかりにくかったとすれば、その大きな原因の一つは、彼の考えと行動がこうした陰の部分に踏み込んでいたことだろう。
私たち二人は志を同じくする者として、訓練をともにし、真剣に祖国防衛を語り合った。しかし私たちは、最後まで行動をともにすることはなかった。私は、三島の決起を正確に予測することができなかった。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
85吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 22:40:44
情報勤務全般の概念を理解してもらうため、日本で現実に起こったスパイ事件を例に、講義した。取り上げたのは、昭和38年4月1日朝、秋田県能代市の浜浅内に、二人の男の漂流死体が打ち上げられたことから発覚した「能代事件」である。
(中略)
むろん、外国人登録証はなく、装備から見てかなり大物の北朝鮮工作員と推測された。そして地図などから、目的地は秋田ではなく、東京、大阪でのスパイ活動が目的と思われた。
しかしこの事件は、何らかの陰の力が働いたのか、結局憶測の域を出ないまま、うやむやのうちに迷宮入りとなってしまったのである。
講義の中で、二人の溺死体の写真を示したとき、三島は写真を手にしたまま五分間ほども見入っていた。
そして、この事件が単なる密入国事件として処理され、スパイ事件としては迷宮入りになってしまったことに私が言及すると、三島は激昂した調子で言った。
「どうしてこんな重大なことが、問題にされずに放置されるんだ!」


山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
86吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 22:48:12
.
87吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 00:18:02
なんだかんだ言って、結局ホモなんだろ三島は(プッ
88吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 00:24:42
ホモだよ。でもホンモノの芸術家ってだいたいホモだよな。
89吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 01:22:52
その通り。

華道家の假屋崎省吾さん
メイクアップアーティストのIKKOさん

…etcという具合に、ホンモノのアーティストは、ほぼホモ。
90吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 01:26:24
やーだー!
ホモとオカマは違うんだからっ
91吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 02:14:15
同じ穴のムジナだろ
92吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 04:57:27
>>86-91
うざい自演連投してまで三島の人格否定を企むアンチがいる件について
93吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 05:25:20
日本人が、二本足でしっかり地に足をつけて立つことを、諸外国はどこも望んでおらんし、
欧米も、特亜(ロシア、中国)も、そういう機運は芽にならないうちに摘んできたというのが、
この日本の戦後60年であった。

宦官のような小賢しい官僚統治をのさばらせておいてるうちはどうにもならんだろうね。
これは、明治維新政府設立以来の、日本の桎梏である。
それがまた、日本のリベラル思想の病理のあらわれでもある。
しかも、何に侵されているのか自覚もできないでいるようだ。
94吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 10:49:17
芸術家ないし批評家としての三島には尊敬の念を抱くけど、
政治的存在としての三島にはどうしても評価を躊躇せざるをえない。

山本舜勝の罪は本当に重いと思う。
楯の会はそもそも自衛隊の治安出動が可能となるまでの法の欠缺を補うべく
結成された組織だったから、主宰者の三島としてはとにかく何でもいいから
自衛隊の治安出動が世間から求められるべき事態が起こってほしくてしょうがなかった。
そういう意味では、>>85で三島の発言とされている
「どうしてこんな重大なことが、問題にされずに放置されるんだ!」なんていうのも、
何となくマッチポンプ的な三島の意図が見え隠れしていて、正直辟易するし、
さらに厄介だったのが、山本のような人間が三島に求められるがままに
いたずらに機密情報をリークしていったことだろう。
これは当時の自衛隊全体の日陰者意識のなせる業であったことが容易に推察できるが、
少なくとも山本の側で三島芸術の"毒"について多少の理解があったならば、
おそらく両者はあんな妙な関係に至ることはなかっただろうと思う。
確かに三島自身が望んでいたこととはいえ、
山本らによって三島は「本気」にさせられたという印象が拭えない。

もちろん、以上のことは私が三島の永世により三島芸術を維持継続させたかったという意図があって言うのではない。
遅かれ早かれ何らかの形で三島本人によって三島芸術の崩壊を目の当たりにさせられただろうから。
三島芸術という名の辞書に「維持」「継続」などという言葉が無いことは百も承知だ。
そのことを十分に理解していてなお、山本舜勝の罪は重かったと思う。

したがって、三島のことを「憂国の士」の一語で片付けようとする風潮には
私はどうしても賛同することができない。
95吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 11:06:21
>>94
長文ウザイ
96吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 11:17:55
いや普通に、みずからの性的嗜好(切腹フェチ)を充たすがために
他人を巻き込み、また傷つけもした変質者――兼高名な小説家と
認識している人が大半なのでは。
97吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 12:25:18
三島の「祖国防衛隊」構想は、きわめてスケールの大きい国家的防衛試案である。
民間からの志願によって構成することになる防衛組織の実現のためには、国民の広い層からの支持を得なければならない。そして、それに先行して、膨大な経費のかかるこの企てには資金的裏付けが必要だった。
(中略)
資金的裏付けを産業界に求めるのは自然であり、現実に三島が、産業界に大きな期待を寄せていたことは、この仮案〈J・N・G(ジャパン・ナショナル・ガード=祖国防衛隊)仮案〉からも明らかである。
(中略)
三島は緻密な情勢判断に立って、己の半生を賭して祖国の真の防衛に身を捧げようとしていた。
(中略)
最終的には国家の制度までしていくためには、私的な同志の集まりでは間に合わない。民間防衛軍として十分に機能するためにも、ある程度の規模が必要である。
そこで彼は計画への援助を財界に求めたのである。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
98吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 12:30:55
ある晩、三島が前触れもなく拙宅を訪れた。
(中略)
やがて話は、三島が藤原(元東京練馬陸上自衛隊第一師団長)の案内で、日経連会長の桜田武のところへ相談に行った時のことに移っていった。
三島の声の調子が変わっていた。一瞬空気が張り付くような緊張が走り、三島は吐き捨てるように言った。
「彼は私に三百万円の援助を切り出し、『君、私兵なぞつくってはいかんよ』と言ったんです!」
(中略)
問題は、桜田が拒否以上の、悪意に満ちた応えをもって報いたことにあったと言わねばならない。
桜田が三島の考えを理解しなかったといっても、何ら責めるには当たらないだろう。だが彼は、三島の提案を頭から否定する以上のこと、つまり馬鹿にすること、揶揄することによって三島を否定し、侮辱したのであった。
桜田は三島の構想に理解を示さなかったばかりでなく、わずかな金を投げ与え、皮肉でしかない忠告を添えたのであった。当然三島は、その投げ銭を拒否した。そして、それ以降、財界への接触をいっさい断つことになった。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
99吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 13:49:52
>>94
私も芸術家、批評家としての三島由紀夫に尊敬の念をいだくけど、政治的に憂国の士と呼ばれることには何の違和感も抵抗もありません。
憂国の武士としての行動も彼の芸術、理念の一環でしょう。

彼の芸術の辞書に「継続」はないっていうのも意味不明。命はなくなっても、今でも立派に三島由紀夫の芸術は存続してますが。
100吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 14:09:57
俺の勘では>>99はブルーハーツおばさん。
101吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 16:05:05
この事件(桜田の件)は三島に、重大な路線変更を決意させることになったのである。
「祖国防衛隊」から「楯の会」への名称変更の真の意味を私が知ったのは、三島の自刃後であった。
遺された資料をもう一度徹底的に洗い直した私は、三島が、『J・N・G仮案』で一般公募による隊員グループを「横の組織」と位置づけていることに気づいた。
(中略)
三島の文脈からすれば、「志操堅固な者」のみによる中核体要員養成については、すべて三島に委ねられる形で行われるが、それは一般公募に至る準備段階として位置づけられ、財界からの資金援助の枠内に入る。
そして、中核体の結成が完了し、これを核として公募組織が結成される段階から、徐々に三島の手を離していって、すべてを組織の執行機関に委せることにする、というのが彼の構想のあらましだったのではないかと思う。
(中略)
桜田は、事実上この上ない拒否によって、「祖国防衛隊」を国民的な横への広がりをもった民間防衛組織にする、という三島の構想を粉々に砕いた。
三島は、独自の準備段階へ独力で突入することを決意せざるを得なかった。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
102吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 02:30:58
ウィル・リーにベースにはジャコがいてギターにはオズ・ノイがいると言わせたオズが今、日本ツアー中です。
今日(22日)は立ち見があと25人は入れた。たぶん当日券もある。
ライブはよかった。空間を切り裂くけどやわらかい魔法??のような演奏かな。ライブの時間が過ぎるのが早かった。
安いし行って損はないよ。
オズ・ノイ、ウィル・リーのライブ
http://www.youtube.com/watch?v=hpSbe8IxH9Y
新作FUZZYのWhich Way Is Up ?!は今日は2ステージ目(21時20分)の始めにやった。
http://www.videoartsmusic.com/oz_noy/
新宿PIT INN 今月22日23日24日 当日5500円
http://www.pit-inn.com/index_j.php
京都 今月26日 
http://www.ragnet.co.jp
大阪 今月27日
http://www.arm-live.com/bigcat
名古屋 今月28日
http://www.bottomline.co.jp
103吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 06:37:51
まだブルーハーツ婆が生きてやがったのか!最悪や!!!!!!
104吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 11:40:04
>>102
スレ違い
洋楽板に行け
105吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 11:57:14
そういや以前、ヴィジュ系のきんもーっ☆
な歌詞を貼り付けた馬鹿が居なかったっけ?w
106吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 11:57:37
三島って何歳頃からホモに目覚めたのかしら?
107吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 12:02:44
ボーントゥービーゲイ
108吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 12:02:58
>>106
どうせ何処でやっても釣れるんだから、他所でやって。
109吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 13:21:26
三島と東大全共闘との討論の映像の完全版を
是非TBSに放送して欲しい。
110吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 16:32:47
私は、決して明かしてはならない最後の部分に触れずとも、そのぎりぎりのところに踏みとどまることによって、
だが、本稿を書き進めるうち、三島の真実を明らかにするためには、その最後の部分に触れずにすますわけにはいかないという思いが募ってきた。そのことを語らなくては三島にすまない。その霊を鎮めることはできないと思い始めたのである。
クーデターは行われるはずだった。

山本舜勝
(注:なお以前この山本の著書を読んだときは、中曽根康弘のことが書かれていた記憶があるが、この改版ではその部分が削られた模様)
111吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 16:34:34
前章で少し触れたが、かつて私は戦後唯一のクーデター未遂事件と言われる「三無事件」の内部調査を命じられた。
(中略)
私はジェネラルたちが、自衛隊によるクーデターの機会をもとめ、事件の陰で暗躍したことを知った。
こうした中、三島由紀夫が自衛隊で訓練を受け、自衛隊と連携した行動をとるようになった。
自衛隊幹部が三島の要請を受け入れ、異例の関係をもつようになった背景には、自衛隊誕生とともにその実権を握ることになった旧陸軍将官、将校たちの悲願が隠されていた。
(中略)
この痛恨の失敗(三無事件)は新たなクーデターの機会を求める彼らの思いを強くしていた。それから六年後、彼らの前に現れた三島由紀夫は、彼らの悲願を実行に移す機会を開く絶好の人物であった。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
112吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 16:40:00
国内における全国的な新左翼運動の高まりと、世界各地で多発した新たな都市闘争のうねりは、これまでにない革命的状況の到来を予感させた。
それは一方で、わが自衛隊が本来あるべき姿で認められるチャンスであり、われわれ情報勤務の人間が、真に求められる存在となる絶好のチャンスでもあった。
(中略)
すなわち、10月21日(昭和44年)、新宿でデモ隊が騒乱状態を起こし、治安出勤が必至となったとき、
まず三島と「楯の会」会員が身を挺してデモ隊を排除し、私の同志が率いる東部方面の特別班も呼応する。ここでついに、自衛隊主力が出勤し、戒厳令状態下で首都の治安を回復する。
万一、デモ隊が皇居へ侵入した場合、私が待機させた自衛隊のヘリコプターで「楯の会」会員を移動させ、機を失せず、断固阻止する。
このとき三島ら十名はデモ隊殺傷の責を負い、鞘を払って日本刀をかざし、自害切腹に及ぶ。「反革命宣言」に書かれているように、「あとに続く者あるを信じ」て、自らの死を布石とするのである。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
113吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 16:46:42
三島「楯の会」の決起によって幕が開く革命劇は、後から来る自衛隊によって完成される。クーデターを成功させた自衛隊は、憲法改正によって、国軍としての認知を獲得して幕を閉じる。
そこでは当然、私も切腹をしなければならないし、出勤の責任者としてのHと藤原も同様であろう。三島もそれを求めていたはずである。

もう一度言う。クーデターは行われるはずだった。
(中略)
武士道、自己犠牲、潔い死という、彼の美学に結びついた理念、概念に正面切って立ち向かうことが、私にはできなかった。
(中略)
そして私の死だけではない。何よりも私が認めがたく思ったのは、三島を失うということだった。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
114吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 16:49:13
H陸将は、まだ私が三島に会っていなかった頃、このようなことを漏らしたことがある。
「おい、カモがネギをしょってきたぞ」
文学界の頂点に立つ人気作家三島由紀夫の存在は、自衛隊にとって願ってもない知的な広告塔であり、利用価値は十分あった。
その彼が広告塔どころか、自らを犠牲にして、自衛隊の自立という永年の悲願を成就しようとしている。ジェネラルたちは、三島の提案した計画に実現の可能性を見たのだ。
三島が単なる文人などではなく、しっかりとした理念と現実認識に基づく理論の持ち主であり、戦略家、将校としての資質と実行能力をもったりっぱな同志であることを知り、その人間的魅力に触れた私は、陸将たちの不遜な見方に反発を感じるようになった。
彼らにとって三島は、自分たちの目的を遂げるための手駒に過ぎなかった。そして、彼らにとっては私もいつでも捨てられる手駒の一つであった。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
115吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 21:48:09
しかし三島は、彼らの言いなりになる手駒ではなかった。藤原らジェネラルたちは、「三島が自衛隊の地位を引き上げるために、何も言わずにおとなしく死んでくれる」というだけではすまなくなりそうだということに気づき始めた。
三島のクーデター計画が結局闇に葬られることになったのは、初夏に入った頃だった。私はその経緯を詳しくは知らない。藤原らは場合によっては自分たちも、死に誘い込まれる危険を察知したのかもしれない。
藤原は三島の構想に耳を傾けながら、参議院議員選挙立候補の準備を進めていた。
(中略)
三島はむろんひどく落胆したが、自衛隊との関わりで行われていた訓練を禁止されるには至らなかったため、決起の機会がまったく失われたものとは考えていなかった。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
116命日:2007/11/25(日) 01:31:26

三島さん、
また今年もこの日がめぐってきました…

「サド侯爵夫人」を書いてくれて、
本当に本当に有難う。

117吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 03:02:49
私は三島由紀夫先生について卒論を書いています。
憂国忌に参加しようかな。
118吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 05:57:24
ホモを崇拝して何が楽しいのぉ〜?????
119吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 10:28:02
黒木瞳の朝子が楽しみな今日この頃。1月5日(土)の放送だそうです。
120吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 12:09:30
そろそろ時間だね。
121吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 14:21:38
三島由紀夫は自分の誕生日の49日前の11月25日を死ぬ日に決めたんだよね。
やはり転生を信じていたのだろうか。
122吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 19:29:09
news movie "the death of Mishima Yukio" 1970
http://jp.youtube.com/watch?v=o2IVg9D8LMQ&feature=related

思想的には対極にある人物なんだが、この日を忘れられない。
123吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 22:03:39
恥ずかしい事に今日が憂国忌だと言うことを忘れてしまっていた

三島の想いは未だ日本で実現されず、か・・・
124吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 23:43:52
日本は売国奴だらけだから
125吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 00:05:27
だからそれ誉め言葉だってw
126吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 00:34:22
楯の会みたいなある意味エッジな集団と併せて、
表向きは穏便にジワジワ大衆に気づかせていく、
シンクタンクみたいなものを作っていればって
思うことはあるぬ。
127吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 23:55:29
この見せかけの平和、アメリカの世界戦略と傘の下のつかの間の享楽のときにこそ、自衛隊以外の、将来に備える平成の祖国防衛隊が必要なのではないか。

アメリカ人はよく日本を虎に例え、「寝た虎を起こすな」という。
この言葉は日本がいったん目覚めたら、ユダヤのアジア戦略にとって目障りかつ驚異だということを彼らが自覚していたことを意味している。

最近耳にする、日本の調査捕鯨に対する欧米の圧力などをみると、日本はアメリカになめられすぎである。
第二次世界大戦(太平洋戦争)のことに関しても全て日本が悪かったかのように私たちは教育されてきたわけである。
そして今も日本が平和ボケしている間にも水面下でユダヤ(アメリカとロシアの裏組織)は世界戦略を練っている。
おそらく将来、再び日本を戦乱(北朝鮮との戦争)に陥れるつもりであろう。
三島由紀夫が捨て石になって警告したことを我々日本人はもっと自覚するべきである。
128吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 00:34:56
これぞ、自業自得w
いつまでたっても馬鹿ばかり引き寄せる。
129吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 01:32:13
「豊饒の海」主題と主人公、三島由紀夫のメモ発見
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20071126i516.htm
http://www.asahi.com/culture/update/1126/TKY200711260246.html
「春の雪」と、主人公の姓「松枝(まつがえ)」が、三島自身が10代に
書き写した古い歌謡にそのまま出ていることが分かった。
 発見されたのは、三島が学習院高等科1年で使っていた
教科書「東洋史概説」にはさんであった、半紙に書かれたメモ。
「松がえかざしにさしつれば/はるのゆきこそふりかゝれ」とあった。
130吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 11:01:35
松の木かげに立ちよれば
千とせの緑は身にしめども
松がえかざしにさしつれば
はるのゆきこそふりかゝれ
131吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 16:54:03
10月21日に向けて、新左翼各派はそれぞれにキャンペーンを繰り広げていた。学生だけでなく、反戦派と呼ばれる労働者集団も戦闘的な街頭デモを展開して、革命前夜の状況を作り出すべく、10月から11月にかけての闘争に全力を傾けよ、と呼びかけていた。
(中略)
三島はその日をどういう気持ちで迎えただろうか。
彼の構想を一度は受け入れたジェネラルたちは、その実行をうやむやにする形で自分たちの身の安全を図ったが、断固とした態度で全面否定したわけではないらしかった。
三島は逃げ腰の彼らとの話し合いを続けるなかで、それでも状況次第では、自衛隊の治安出勤もあり得ると考えていたらしい。
(中略)
警視庁の当該部署に確かな情報源をもっていた三島は、当日の警備状況とともに、その日の街頭闘争がどのような展開になり得るか、詳細な情報分析を事前に知っていた。
(中略)
直前までマスコミによって盛んに報じられていた自衛隊治安出勤の可能性は、完全に断たれたのである。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
132吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 16:55:07
彼は、どのような形であれ、米軍占領による国の歪みを正し、民族の志を復活するためのクーデター計画を実行することを決意していた。
計画実行の当日になって、実現の可能性はほとんど残されていなかったが、それが完全にゼロとなるまであきらめなかった。
それは、最後まで力を尽くす誠でもあったが、あきらめの色を見せて、部下たる「楯の会」会員の士気を損なうことの愚を知っていたからであろう。
彼は真の武士であった。
(中略)
自衛隊の部隊と私たち情報勤務者が一体となって、心底からクーデター計画実行に取り組んだとするなら、三島の期待は実現したであろう。
山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
133吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 17:01:28
自衛隊を本来あるべき姿、国軍として憲法上の認知を得させ、情報技術とシステム確立の下に、不正規軍としての民間防衛軍を結成して機能させること。
それは理想であり、これを長期的戦略を立て、広く国民に浸透させることによって実現するという理想論が、現実にきわめて困難であることを、私は長い体験の中で実感していた。
その意味では、10・21は、多少の無理はあっても、三島が主張したように、二度と訪れないかもしれない千載一遇のチャンスだったかもしれない。
永遠に訪れてこない望ましい機会を待つよりは、不十分でも限られた機会に力を集中させ、知力をふりしぼって、実現に力を尽くすべきではないか。
あるいは悲劇的な、あるいは無様な結末を迎えることになったとしても、座して様子をうかがうだけで、何事もなし得ないまま一生を終えるよりどんなにかましであるか。
三島の死に接したとき、私は過去に何十回、何百回となく自問してきたこの問いを、改めて自分に問いかけた。

山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、陸将補
134吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 17:10:36
昭和46年秋、三島の一周忌が近づいてきていた。せめて思い出につながる部下たちを集め、われわれだけでも密かに三島を供養したいと思った。
11月24日、陽が落ち人の顔の判別がつかなくなる頃を待って、私は三島家の門前に独りで立った。
(中略)
私は、ただ合掌して唇を噛んだ。
翌25日夜、仮の祭壇を設け、私の手許に残った三島の遺品を供えた。部下の持ち寄りの供物をそなえ、懐かしい三島からの手紙を朗読して読経に代えた。
部下たちからすすり泣く声が洩れ、私も泣いた。
それが、私にできる本当に精一杯の供養であった。
そして、私の誕生日が来た。
(中略)
私はその日(2月28日)、自衛隊調査学校の校庭の壇上に立って、学生や部下たちに別離の挨拶をしようとしていた。
「晩秋の巨雷とともに、私の夢も消えた」
それが、私にできる本当に精一杯の供養であった。
そして、私の誕生日が来た。
(中略)
私はその日(2月28日)、自衛隊調査学校の校庭の壇上に立って、学生や部下たちに別離の挨拶をしようとしていた。
「晩秋の巨雷とともに、私の夢も消えた」
私は挨拶をこのように結んだ。
10代半ばの陸軍士官学校入学で始まった私の軍隊人生は、この日を以って終わった。

三島由紀夫はもっとも雄々しく、優れた「魂」 であった。


山本舜勝
元陸上自衛隊調査学校教官班長、
北部方面総監部第二部長、
調査学校情報教育課長、
のちに同校副校長、
135吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 17:00:40
おいおふくるしっかりしろ(^_^;)(>_<)
136吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 17:01:45
回転式拳銃大江健三郎覚悟ー!(T_T)(^_^;)
137吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 17:02:46
哲学の敗北滝本竜彦覚悟ー!
138吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 12:35:11
実はノーベル賞は三島由紀夫に内定していたが、審査員の一部から三島の政治的思想を問題視する声があがり、川端へ移行しただけ。
審査員が川端へ打診したところ、川端は三島を擁護せずにそれを承諾し、三島へも、今回は私がいただかせてもらいます、と言った。
後年、川端は、あれは三島君がもらうべきだったと知人に漏らしている。 そして自責の念にかられてか、川端は徐々に睡眠薬中毒になってゆく。
139吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 13:16:54
三島由紀夫の自刃直後、川端康成はいち早く現場に駆けた。
そして、警察の現場検証の際、中に入ることを許された川端は三島の壮絶な最期の姿を見てしまう。
あとから駆けつけた石原慎太郎は中に入らなかったが、川端が中にいることを警察から聞いた。
その後ノイローゼになっていった川端は
「ああ、ほら、そこに三島君がいる」と奇妙な言動をするようになる。
石原は、川端が三島の断たれた首を見たときの衝撃の深さを知った。
140吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 15:02:49
三島の自刃から約一年半後の昭和47年4月16日、川端康成はふらっと自宅を出て逗子の別荘のへ向かう。
そして、仕事場として使っていた逗子市の逗子マリーナマンション417号室で、ガス管をくわえて自殺しているところを発見される。遺書はなかった。
141吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 16:04:10
ますますバカなことを言ふとお笑ひでせうが、小生が怖れるのは死ではなくて、死後の家族の名誉です。
小生にもしものことがあったら、早速そのことで世間は牙をむき出し、小生のアラをひろひ出し、不名誉でメチャクチャにしてしまふやうに思はれるのです。
生きてゐる自分が笑はれるのは平気ですが、死後、子供たちが笑はれるのは耐えられません。
それを護って下さるのは川端さんだけだと、今からひたすら便り(原文のまま)にさせていただいてをります。

三島由紀夫
川端康成への書簡から
142吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 16:21:28
三島由紀夫の書簡は死後に公に出るのを意識しすぎ
143吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 23:28:18
当然、自分が有名な文学者だから後世に残ることは意識はしていたでしょうが、
子供のころから、友達と手紙を交換していた習慣があったし、文壇以外の様々な分野の人にも手紙を書いていたようだから、筆まめで手紙魔だっただけでしょう。
144吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 01:11:24
昔の文人、学者などはマメに書簡のやり取りをしていたね。
遠くの友人知人に限らず近隣に住まう人に対してもちょっとしたことを書いて送ったりしている。
三島はそういった慣習を受け継いだ最後の方の世代だろうな。
145吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:32:42
体を温めると精神的も体力的にもよくなる。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%90%CE%8C%B4%8C%8B%8E%C0/list.html
しかし、塩に入ってる、にがりはよくない。

ダダモ博士の血液型健康ダイエット パート2によると
O型は小麦、大麦、麦、とうもろこし、そば、カシューナッツ、豚肉、きゅうり、はくさい、きゃべつ
を食べると体調が悪くなる。豆は黒目豆、小豆以外は食べれない。大豆は良くも悪くもない。
B型は小麦、大麦、麦、とうもろこし、そば、鶏肉、貝、カニ、えびを食べると
体調が悪くなる。
A型は肉を食べると体調が悪くなる。
http://item.rakuten.co.jp/book/1653599/
本には100種類以上の食べ物について良いか、悪いかのってる。
146吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 05:07:53
ありえない日本語力
147吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 10:25:32
三島由紀夫が幼い頃の写真を見ると、普段着に小さい子が着物着ていて可愛らしい。
三島の書簡も子供なのに、礼儀正しい丁寧な日本語が素敵で、旧かなづかいもおしゃれで可愛い。
148吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 10:49:25
三島はブリッ子だもん
149吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 11:30:15
いがぐりあたまで可愛い写真から、おばあちゃんとお母さんに奪い合って可愛いがられたのがわかる。
150吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 12:52:51
さあ鯨戦争に備え、憲法9条改正だ。

【捕鯨問題】さあ、新政権・労働党は“公約”海軍出動の決断を下すべき時がきた…豪シドニー・モーニング紙
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1196694211/

もともとは欧米がさんざん鯨を殺し、脂だけ取り、肉は海に捨て乱獲した結果、鯨が減ったのを日本のせいにし日本の食文化まで滅ぼしたずるい欧米人。
日本は昔から鯨の肉を食べ、他のあらゆる部位もすべて無駄にせず利用し、感謝しながら鯨を大切に捕ってきたのである。
そして今、鯨が増えても日本に圧力をかけ鯨を捕らせないのは、鯨の餌であるサバやアジを減らし、日本の食糧自給率を低下させる米国の日本に対する政治的な意図が裏にあるからである。
151吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 12:58:18
>>138
ノーベル賞に打診なんてあるのかよ。三島がダメなら、受賞者を出さなければいいだけの話じゃないの。
とりあえず、ソースよろしく。
152吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 15:13:25
>>151
瀬戸内寂聴が、あるたしかな人から聞いた話として語っていました。

当時、ノーベル文学賞を日本に持っていったらどうかという配慮、政治的なはからいがあって、先方(スウェーデン王立アカデミー)から誰か推薦しろと盛んに言ってきたと、川端香男里も言っています。
川端康成はアカデミーへの自分の推薦文を、三島由紀夫に依頼しています。
川端に頼まれれは三島は断れないでしょう。
153吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 15:59:55
>>152
そのあたりは結構有名な話ですよね。
ただ、三島による川端の推薦は1962年に行われたんですよね。
実際に川端が受賞するのは1968年。
その間川端と並んで有力候補とされた谷崎が1965年に亡くなっていますから、
川端としては受賞の敵となるのはほぼ三島しかいなかったわけです。
推薦文の件は川端の作戦勝ちみたいなところがあるんじゃないでしょうか。

ノーベル文学賞を巡る川端・三島の実際の関係は
噂以上にキナ臭いものがあるように想像されますが(平岡家内における川端の悪評などから)、
単にノーベル文学賞だけの話であれば、粕谷一希の本の中に出てくる
遠藤周作の話がとても参考になると思います。
これによれば、遠藤周作もノーベル賞をとり損ねたクチで、
候補者に対しては国内・国外いろんなところから足を引っ張る輩が
ウジが湧いたように出てくるとのことです。
154吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 20:35:54
>>152
瀬戸内がいう、「ある確かな人」というのが誰なのか分からない以上、ただの憶測でしかないでしょう。

それに、>>153のレスにある三島の推薦の時期の話ともズレているようだし。
政治家である佐藤栄作のノーベル平和賞は分かるけど、ノーベル文学賞などで配慮があるのか疑問ですね。
155吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 12:48:51
>>153
その粕谷さんという方の本は読んでいませんでした。情報ありがとうございます。

谷崎潤一郎が最有力候補だったのは聞いたことがあります。おそらく谷崎が死んでしまい、三島由紀夫と川端康成に絞られたのでしょう。
谷崎が死んでから川端に決定するまで、アカデミーと文壇からみで、二人に何かわだかまりができたんじゃないでしょうか。
一説には三島が左翼思想者だとされて(「喜びの琴」の件で)落とされたというのもあるようです。

三島の弟(外務官で大使をしていた)が、ポルトガルで瀬戸内寂聴に会ったとき際に、「うちの家族全部、川端康成が嫌いです」と言ったと聞いたこともあります。

>>154
ノーベル文学賞もオリンピックと同じで国からみで配慮はあると思いますよ。
アカデミーから日本ペンクラブに推薦しろと盛んにいってきた、配慮があったと、当事者の家族が証言しているんですからね。
156吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 15:41:35
日本浪漫派ってノーベル文学賞ほしくてほしくて仕方がない
俗物ばかりなんだよな
157吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 14:22:27
結局、ノーベル文学賞も日本の芥川賞もたいしたことないんじゃないのかな。

特に芥川賞なんかは、賞をもらった作家たちは一発屋が多い気がします。
158吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 15:07:52
153です。ちょっと訂正。
三島による川端の推薦が1962年としましたが、
改めて川端三島往復書簡を確認したら、推薦文に「1961年度ノーベル文学賞」となっていたので、
実際の推薦は1960年から61年にかけてだったのかもしれません。
あと、>>153の趣旨はノーベル賞全般の受賞者の選定において
何らかの政治的配慮が働くことの可能性を否定するものではありません。
三島による川端の推薦とて、王立アカデミーに近い筋から当時何かしらの打脈があったことに対する
日本側の反応とみるのが穏当だろうと思います。

なお、三島がノーベル文学賞を意識し始めたのは、自著の翻訳作業に熱心になった頃と
ほぼ符合するように思います。端緒の時期について詳しく調べたことはありませんが、
多分川端の推薦を行って後「自分ももしかしたら…」と思い始めたのかもしれません。

川端が受賞の理由として、日本の伝統、翻訳、そして三島君のおかげと述べたことは、あらゆる意味で象徴的な事だと思います。
川端に名指しされた三島はすぐさま毎日新聞に祝辞の寄稿(当時三島の受賞を予測した毎日新聞社が
前もって三島を社内に待機させていたため、社内で寄稿されたといわれている)、
鎌倉長谷の川端邸訪問、そして川端邸における川端、伊藤整との鼎談収録(NHK)などをこなしていったわけですが、
この際の三島の対応はまさに「大人の対応」であったことが、残されたNHKの映像などからも十分に見て取れます。
159吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 17:24:14
三島由紀夫が自衛隊に体験入隊し行動に出始めた昭和42年(1967年)には、三島はノーベル賞はあきらめたんじゃないかな。
そんな政治行動すれば不利になるでしょう。
初対面で自衛隊の山本舜勝に「書くことと行動は違いますよ」と言われた際に、
「書くことは捨てた、ノーベル賞などいらない」と言ってます。この言葉は本心ではないかもしれませんが。
160吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 18:29:36
>>159
そのあたりの時期の事は徳岡孝夫の『五衰の人』に詳しいです。
三島は少なくとも1965年、1967年の二度にわたってノーベル文学賞候補となったとされており、
1967年に候補に上った際は、『暁の寺』の取材と称して東南アジアへ取材旅行(という名の逃避行)に出ています。
既にその時点からマスコミの喧騒が酷かったためです。
>>153でも触れましたが、1968年の際にはほとんどの人が三島受賞と予測していました。
だからこそ三島もその時には逃避行をすることもなく、あえて新聞社での待機に応じたわけです。
なお三島は当時、毎日新聞社の狩野近雄と親しく、その関係から自衛隊体験入隊の件も
報道媒体として毎日筋に優先的に便宜を図っていた経緯があります(『五衰の人』参照)。

しかし結果は川端が受賞し、新聞社待機の三島はその時点で大恥をかかされた形となってしまったのです。

世上三島受賞が有力とされていたにもかかわらず結局川端が受賞するに至った経緯については諸説入り乱れていますが、
体裁を何よりも重んじたあの三島が満を持して新聞社に待機してしまうほど、周囲から煽りに似た期待を寄せられ、
自身も受賞を存分に待ち望んでいたことを考え併せれば、少なくとも>>138にあるような川端の言動が受賞前にあったと考えるのは
ちょっと難しいように思います。もっとも、受賞後はどうだったか分かりませんが。

以上のような背景事情がありながら鼎談収録などを粛々とこなしていった三島の心中を考えると、
何ともいたたまれない気持ちになるのは、果たして私だけでしょうか。
むろん、だからといって川端が受賞に値しなかったとは全く思いませんけどね。
161吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 18:43:07
ダメだ・・・もう我慢の限界・・・なにこの糞スレ・・・・

もうね、金融工学を学んでる自分からすると馬鹿馬鹿しくて観てられないのね・・・
高卒とか文系の人は楽しめるかも知れないけど、自分は無理っすわ・・・

っつーことで落ちるわw あとは高卒&文系の諸君で楽しんでくれやノシ
162吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 18:52:29
一つ重要な事情として、当時の日本におけるノーベル賞受賞の重みという点が挙げられると思います。
1968年時点での日本人受賞者は、1949年の湯川秀樹、1965年の朝永振一郎の二人しかおらず、
しかもいずれも理系分野での受賞であり、文系では誰も受賞していませんでした。
したがって1968年の文学賞受賞は、日本人初の文系受賞であるとともに、
仮にその時点で三島が受賞していたとすれば、若干43歳での受賞となり、
年齢的には世界的にも驚異だったはずです。

ですから、少なくとも当時としては>>157の指摘はあたらないと思います。
163:2007/12/06(木) 20:42:33
馬鹿が一人で、馬鹿を晒していると思う。死ぬまでやってろ、馬鹿!
164吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 22:10:25
>>161
金融工学だって
あほくさ
自意識過剰なバカは勝手にだまって文学板から消えろ
165吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 22:38:49
>>160
徳岡さんの本は私も以前借りて読んだことがあります。細部は忘れてしまったので、また見てみます。
たぶん三島由紀夫は山本舜勝に「ノーベル賞を捨てた」と言ったそのころに、賞をめぐる俗な文壇内の争いに嫌気がさしたんじゃないかな。
そのことがさらには、皮肉屋や嫉妬の固まりの知識人の世界に見切りをつけて、自分本来の、やらたかった行動への道(武士として生きる)へ加速させたのかもしれませんね。
166吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 23:41:23
>>160
1968年にマスコミが三島由紀夫をそんなに持ち上げていたというのは、本当は裏情報で川端だと知っていたのに、わざと恥をかかせるために誰かが仕組んでいたんじゃないですか?

瀬戸内寂聴と美輪明宏の話では、三島由紀夫と川端康成が事前にノーベル賞の結果を知っていたようなニュアンスでした。彼女たちのいいかげんな憶測も入ってたのかもしれませんが。
167吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 00:40:40
……ないですか、……かもしれない、とか、書いていて恥ずかしくないのかね。

もしかして、三島が嫌うタイプのレスじゃないですかwww
168吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 11:37:07
>>167
おまえみたいなくだらない末梢のアラさがしが一番三島由紀夫に嫌われるよ
169吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 12:29:39
>>166
ありえる
誰が受賞するか事前に必ず関係者にはもれるもんだ
170吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 14:20:38
>>166
まあちょっと深読みしすぎな感はありますけどね。

>本当は裏情報で川端だと知っていたのに、
>わざと恥をかかせるために誰かが仕組んでいたんじゃないですか?

少し話は逸れますが、こういう例は実は結構あります。
鎌倉文化人の一人であった菅原通済は、贋作の骨董を故意に相手にプレゼントして、
相手がその骨董を愛玩する姿を見て密かに喜んでいたといういわくつきの人物ですが、
おそらく同じ鎌倉文化人の川端あたりもこれに幾度か引っかかっていたのではないかと思います。
ちなみに菅原については、生前の小津安二郎に真作の骨董をプレゼントしておきながら、
いざ小津が早世するや、あれは「貸したもの」だといって即座に回収にかかったというエピソードもあります。

もっとも、以上はあくまでも個人レベルの話で、
>>166のようなマスコミぐるみの壮大な嫌がらせがなぜ三島個人に向けられたのか、その理由が今ひとつ分かりません。
もしそのような推論が事実と合致するならば、三島という人物は当時の周囲から相当の妬みを買っていたことの裏付けにもなるような気がします。
表面的にはどうあれ、根の部分の三島はそんなに悪く思われるような人物ではなかったと思いますが。
171吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 16:17:29
男の嫉妬、男の世界の争い、足の引っ張り合いは、女同士の見栄の張り合いなんかのレベルを越えたどろどろした世界だと美輪明宏が言ってました。
172吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 21:36:33
日本の作家たちとの交流を書いたドナルド・キーンエッセイの中に
たしか、三島嫌いな外国の評論家が強引に三島へのノーベル賞をつぶした
と言う話があったが・・・・

記憶おぼろで、出典もおぼえていずごめんなさい。
173:2007/12/07(金) 22:23:43
三島はただのナルシスト。金閣寺を超える小説が書けなくなってしまったからカッコつけて死んだだけ
三島はあまりにも早熟すぎた。
若い頃天下取った気になるのは物書きには致命的
174吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 22:31:02
>>172
三島由紀夫に絶縁されて胡散臭い評伝書いた奴じゃね?ジョン・ネイスンって奴
175吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 23:07:36
ジョン・ネイスンは大江健三郎のノーベル賞受賞の裏でかなり助力した人物です。
大江が受賞して世界に本が売れれば、翻訳した自分の懐も潤うという得点がありますからね。
176吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 23:20:44
三島が三好と対談したときに三島の小説はなにかひとつの原体験があって
それがずっと持続する、また人生はまっさかさまの転落で年をとるほどわるくなる
自分の残された可能性は信じてはいないといっておられた。
177吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 23:39:20
「太宰と僕は同じ病人だが、太宰は治そうとしない患者だ、病気を治そうとしない病人は病人の資格はない」
こんなようなことを三島由紀夫がどっかに書いてたね。
三島由紀夫はね、本当は心底から太宰が嫌いじゃなかったの。
同じいたみをもった同類だと思っていたんだから。
嫌っていたポーズは愛情の裏返し。
178:2007/12/08(土) 00:32:13
177
ほんとわかりやすい同類嫌悪
三島にとって太宰は自分の暗部を映し出す鏡だったんだよ
だから必死になって強がってたんだよね
若くして天才の名をほしいままにしたがゆえの悲劇だよな
三島の晩年太宰的脱力感ある作品書けなかったのがほんと残念
暴走族の特攻隊長なんて物書きには無理ありすぎ。
滑稽すぎ。
179177:2007/12/08(土) 01:27:28
>>178
はあ?
なんか言ってる意味が微妙に私とずれて違うよ。
病人って意味は文学者にとっては暗部じゃなく、必要条件だから。
すぐに三島の作品と太宰を比較して優劣をつける間抜けさはやめてほしいわ。
180:2007/12/08(土) 12:01:08
179
おまえチンゲ生えたばかりだろ
病人は病気を直す努力をすべしとの三島の発言をどう解釈するんだ
とりあえず聖書読め
仏教にもふれてみろ。
輪廻転生なんてカルト抜きにな
181吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 14:25:06
>>180
はあ?
あなたこそちん毛が生えすぎてんじゃないの?

病気を治そうとしない病人は病人の資格がない
の、病人の資格がない、に注目しなくちゃだめ。
三島由紀夫の潜在意識には病人(文学者)であることの特別な意識があるの。
182吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 15:00:04
>>180
三島の太宰論

この男(太宰)には、世俗的なものは、芸術家を傷つけるどころか、芸術家などに一顧も与えないものだということが、どうしてもわからなかった。
自分で自分の肌に傷をつけて、訴えて出る人間のようなところがあった。
被害妄想というものは、敵の強大さに対する想像力を、強めるどころか、却って弱めるのだ。想像力を鼓舞するには直視せねばならない。
183:2007/12/08(土) 16:10:47
181
だから病気を治そうと必死になって暴走族の特攻隊長やったのが
悲劇であり喜劇なんだよ
病人は病人のまま生きる。これが太宰
三島は太宰にコンプレックスを抱いてたんだよ
もちろん三島自身も絶対的劣等感を抱いていたわけだが
だからあれだけの文才がありながら片意地はった作品しか書こうとしなかっのが残念なんだよ
184:2007/12/08(土) 16:22:43
モテモテの太宰と女コンプレックスの三島
三島はあまりにも童貞期間が長すぎた
玄人除く
185:2007/12/08(土) 16:25:17
もてない男がもてる男を僻み嫌うのは世の常なり
186吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 16:31:08
三島自身童貞は早く捨てろって言ってたよな
不道徳教育講座だったかな?
187:2007/12/08(土) 16:43:24
186
それだけ自分の童貞期間が重くのしかかっていた
ということ
想像力と文才だけでは小説書くのに限界があるってことは
三島自身ば一番よくわかっていたはず
188吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 17:06:24
>>183
あんたみたいな単細胞には何を言ってもだめだわ。
三島由紀夫の言ってる意味も理解できてないから。
189吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 17:19:51
三島由紀夫が太宰にコンプレックスを抱いているって、どこから出てくるんだかバカらしいにもほどがあるわ。
同じいたみを持った同士への叱咤だと、なんで読みとれないのか不思議。
190:2007/12/08(土) 17:46:35
同じ痛みを共有する者への励ましで、どうやって
あれだけの作風人格批判ができるのか
同じ痛みを持つ即ちシンパシーとの一次方程式は
ゆとり脳しか理解できないシンプルさだな
191吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 19:18:37
三島由紀夫は太宰の作風や自己憐憫文学のやり方は批判してるけど人格は批判してないよ。

あなた、聖書を読め、仏教にふれろとか言うわりに、童貞嫌悪で、ひがみっぽいね。
192:2007/12/08(土) 20:35:05
童貞文学は嫌いだからな
春の雪なんて三島の童貞時代のもどかしさがよく出てる
男と女の深いヒダ抜きに文学における絶望感なんてありえないんだよ
おまえもいっぱしの文芸批評家気取るなら
ギャバ嬢でも口説いてみろ
もの書きにとって必要なセンスがわかってくる
病んでいるとうのは必要条件にすぎんのだよ

おしまい
193:2007/12/08(土) 20:59:40
何も言っていないのは、お前も同じように思うがwwwwwww
194(o^v^o) :2007/12/08(土) 21:18:38
3人でちんぽ舐めあいながら地下足袋だけになり持って来たいちぢく浣腸を3本ずつ入れあった。
しばらくしたら、けつの穴がひくひくして来るし、糞が出口を求めて腹の中でぐるぐるしている。
おっさんにけつの穴をなめさせながら、兄ちゃんのけつの穴を舐めてたら、
先に兄ちゃんがわしの口に糞をドバーっと出して来た。
それと同時におっさんもわしも糞を出したんや。もう顔中、糞まみれや、
3人で出した糞を手で掬いながらお互いの体にぬりあったり、
糞まみれのちんぽを舐めあって小便で浣腸したりした。ああ〜〜たまらねえぜ。
しばらくやりまくってから又浣腸をしあうともう気が狂う程気持ちええんじゃ。
195吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 22:01:47
>>192
なんで女の私がキャバ嬢くどかなくちゃいけないんだよ?(笑)
なんか童貞コンプレックスが強そうな人だね。
いっぱいちん毛生やして頑張ってね。
196吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 22:53:20
春の雪は素晴らしい
197:2007/12/08(土) 23:07:47
なんだ女だったのかよ
了解
オレが三島好き[金閣寺好き]の女と距離おくのは、三島が太宰を嫌ってたのと同じ
お互いの屈折感がシンクロしてしまうから
だが、女コンプレックスなるがゆえの童貞三島の文筆家としての苦悩は、
市井の淑女には実感として理解できまい
198吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 11:19:11
>>197
童貞の悩みは実感として分からなくても、同じ人間として想像したり、三島に共感できるところはたくさんあるよ。
芸術は、同じ性別、性癖、立場や環境だから分かるってもんじゃなくて、
そういうのを超えて惹かれ共感できるものでしょ。
199吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 13:29:27
>>172>>174>>175

三島由紀夫が次のノーベル賞は大江だと予言したのは
その裏事情でか‥
200吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 11:14:06
>>199
当たったところがすごい
201吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 11:15:44
ヒトラーについて語る三島由紀夫

ところでね、彼がやったことは世界中の人が知ってる。だけど彼が本当は何者だったのか誰も知っちゃいない。
ナチの独裁者、第二次世界大戦の最大戦犯、アウシュビッツの虐殺者、悪魔...。これがいままでのヒトラーだけど、本当はそれどころじゃない。彼の本当の恐ろしさは別のところにある。
それは彼がある途方もない秘密を知っていたことだ。人類が結局どうなるかっていう秘密だ。彼は未来を見通す目を持っていて、それを通じてその途方もない未来の秘密に到達しちゃった。
202吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 11:17:51
だから五島君、もし君が10年後でも20年後でも、ヒトラーをやる機会があったら、そこのところをよく掘り下げてみることだ。もし君にいくらかでも追求能力があればとんでもないことが見つかるぜ。
本当の人類の未来が見つかる。やつの見通していた世界の未来、地球と宇宙の未来、愛や死や生命の未来、生活や産業の未来、日本と日本の周辺の未来...。
なにしろ「我が闘争」の中にさえ、やつは未来の日本や東アジアのことをずばり見通して書いているくらいだから。まだ30代かそこらで、やつはそれは鋭い洞察力を持っていたことになる。
203吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 20:06:55
五木寛之が三島のことを笑ってる文章があって、久々に憤怒した。
204吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 21:29:29
走れメロスみたいだな。おい
205吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 21:51:24
竹中平蔵【びんぼうゆすりみたいな状態】になる

インタビューで竹中の担当の読売新聞記者が全裸で穴にバイブを入れたまま殺された?自殺した?ことなど
を、全部竹中にぶつけると【びんぼうゆすりみたいな状態】になった。

9.15 リチャード・コシミズ東京講演会 全編 (3時間24分)
【びんぼうゆすりみたいな状態】になった話は16分から
http://www.asyura2.com/

もと総理が過去に3人を殺した話もでてくる
206五木ひろし ◆TsNWKAcUJI :2007/12/11(火) 23:32:39
>>203
ザマァみろキチガイ三島厨めw
207吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 01:04:50
三島由紀夫がドイツ語が堪能だったと語ったドナルド・キーン

ドナルド・キーンがドイツで講演したときに、おじいさんが立ち上がって
「私は平岡公威くん(三島の本名)の先生だった(ドイツ語の)、平岡くんが一番だった」とキーンに言ったそうだ。
208吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 01:33:17
>>203
三流大衆作家の言葉には興味ないわ。
209吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 01:44:51
言葉に担保なんぞ求めるなよ、つまらない。
そこにあるもの、自分が読み取ったものだけが自分にとっての全て。
210吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 06:39:48
三島が今の皇后と親交があり、お見合いをしたこともあった。
けど、皇后が今の天皇に嫁いで、三島には私怨があった。
その恨みが、戦後における天皇制への批判の一つの動機になり、
「春の雪」にも投影された・・・

この伝説はほんと?
211吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 09:17:40
見合いは本当だがそれ以外の点はデタラメか誇張
212吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 11:12:43
>>210
それは全く見当違いで、時系列でみてもありえないです。
三島由紀夫は金閣寺のなかで、主人公の期待を裏切って、戦火とともに悲劇的な美しさのまま焼けなかった金閣寺を、天皇の暗喩として表している面があり、そのときすでに美的天皇の理念がありました。
三島由紀夫が金閣寺が発表したのは31歳で、そのころは別の女性と付き合っていました。三島がお見合いし始めたのは、その女性と別れた後からです。
213吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 11:31:36
ちょっと言葉足らずでした。
確かに、戦後の天皇への批判というのは、さっき挙げた私怨からではなく、もっと
深い批判、人間宣言した天皇が永遠のいまを体現していない、という
批判に基づくものであった、ということは間違いないんだろうけれど、

ミッチーブームなんかが起きたときに、三島はそういう現象を「週刊誌的天皇」
と批判してるみたいなんだけど、そこに、皇后の結婚への個人的な
私怨があったんではないか、という説です。
もちろん、噂レベルで、ほとんど根拠という根拠はないみたいなんだけれどもね(汗)
214吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 16:05:47
>>213
婚約会見か何かで、美智子皇后が「ご清潔で、お優しくて」とか、平成天皇を褒めた言葉に対して、三島が何か皮肉っていたのには個人的嫉妬もあったかもしれませんが、
天皇一家が、ホームドラマ化されることの批判には、一般家庭の嫁姑問題のような詮索、王妃個人への人間的同情から、将来、堅苦しいしきたりの否定や日本伝統の否定へ繋がり、天皇制の崩壊になることを危惧していたんだと思います。
215吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 16:14:23
>>213
追加すると、
春の雪に関しては、若いころの美智子皇后の美しさから、実物と対面した三島由紀夫が、聡子の美の描写を美智子皇后からインスパイアされたとは考えられますね。
それ以上は、三島と美智子皇后が見合い後、付き合ったか誰も知る人がいないようです。ただ、作中(豊饒の海)には美智子皇后の好きな「合歓の木」が何カ所か出てくるのは確かです。
216吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 18:49:11
三島から断ったのにうらむわけねーよ。
しかも当時もっとも男色にはまってたのに
217吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 22:01:13
>>216
どっちが断ったかは判明していません。
見合いの話を三島由紀夫から直接聞いた徳岡孝夫は、そこまで訊ねていないし、三島も言いませんでした。
218吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 17:11:13
日本民族のもつ最大の財産は天皇制である。
これは全く世界に類例のない偉大なものであり、人類の理想とするものである。

モルデカイ・モーゼ
「日本人に謝りたい」より
219吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 17:34:54
本当の天才とは、簡単には説明することのできない能力の持ち主のことだ。
シェイクスピアは天才だった。モーツァルトも、レオナルド・ダヴィンチも、紫式部も天才だった。
私がこれまでに出会ったすべての人々のなかで、「この人は天才だ」と思った人は二人しかいない。一人は中国文学および日本文学の偉大な翻訳家であったアーサー・ウェイリーである。
…中略…
そして、私の出会ったもう一人の天才が三島由紀夫である。

ドナルド・キーン
220吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 17:57:26
>>218
36 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
純真な日本人の無知に付け込む悪質な差別プロパガンダの書, 2006/6/8
By tosainu - レビューをすべて見る

本書は、オデッサ出身のユダヤの長老がユダヤ人の立場からユダヤ陰謀論を肯定
する内容になっていますが、山本ベンダサン同様、「訳者」久保田政男がユダヤ
人を騙って書いた本であることは明白でしょう。根拠は以下の通りです。

1.訳書なら必ずある、原著の版権表示がない。
2.我々ユダヤ人はスクリーン、スリル、セックスの3Sで非ユダヤ人の思考力を
奪い家畜化してきた云々という記述は、外国語が出来ない日本人に特有の誤りを
含んでいる。(スリルの綴りはthrillです。sではありません)
3.エノラゲイはイディッシュ語で「天皇を殺せ」という意味だなどというデタ
ラメを申し立てている。(「エノラ」も「ゲイ」もイディッシュ語の動詞の命令形
とは語形が全く違います。それに、天皇に該当するイディッシュ語の名詞Keyserは
どこにある?)
4.ロシア系ユダヤ人に「モーゼ」などという苗字はない。(モイセーエフ、モイセ
イヴィッチ等ならわかりますが)

山本ベンダサンは無知なりにユダヤ人に敬意を払っていましたが、久保田モーゼ
にはそれもありません。それも、イディッシュ語に対する一般日本人の無知につ
けこんで「天皇を殺せという意味だ」などという悪質なデマを流す段に至っては、
ほとんど犯罪です。「ユダヤ陰謀論自体が一つの巨大な陰謀である」という皮肉な
セオリーを雄弁に証明する一冊と言えるでしょう。


ビートルズ、ビーチボーイズ、ベンチャーズで3Bかよっていうw
The Ventures、"V"だっつうの。
221吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 18:04:48
ここ
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_he/a6fhe800.html

によるとスペルは Mordecai Moses らしいが、
Google.com in English(http://www.google.com/ncr)でそれ、ググってみ。
本当に上記のページにある様なキャリアの持主なら、
なんらかの情報がヒットしてしかるべきなんだが。
222吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 19:28:26
TBSはこうして在日朝鮮人に乗っ取られた。 窓際社員の独り言です。

(1)1960年代
テレビ放送が始まってまもなくの頃、放送中のちょっとした言葉づかいの問題(例えば「朝鮮民主主義人民共和国」を"北朝鮮"と呼んでしまった、など)に対して、
朝鮮総連から会社及び経営幹部の自宅に対して脅迫に近い抗議行動が繰り返される。抗議行動に対する「手打ち」として、採用枠に"在日枠"が密かに設けられる。
総連幹部の子弟を中心に入社試験無し(カタチだけの面接)での採用が毎年続く。
在日枠の密約を所轄官庁に対して内密にしてもらうよう局側から総連に「お願い」をしてさらに弱みを握られ身動きがとれなくなっていく。
(2)1970年代
政府を叩きさえすれば世論が喝采する狂った時代。
在日社員の「反日番組」を「権力に対するペンの戦い」「調査報道」と勘違いした経営幹部が社内で在日を積極登用。
「日本人社員と在日社員に昇進の差別があってはならない」などと理想論を述べたのは良かったが、
しかし昇進差別をしなかったのは甘い日本人幹部だけで、課長、部長と昇進した在日社員は、帰化した在日二世を理不尽なまでに優遇する逆差別人事を徹底。
異を唱えた日本人社員は徹底的にマークされ、営業や総務など番組制作の第一線から退けられる。

223吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 19:29:01


(3)1980年代---90年代
昇進した在日社員が主要な報道番組のプロデューサーや報道局長など、決定的なポストを占める。
某サヨク週刊誌の在日編集長をキャスターに迎えたニュース番組が、
学生時代に学生運動に没頭した団塊の世代の視聴者の支持により高い視聴率を得る。
1989年の参議院議員選挙では「土井社会党」「マドンナブーム」を援護。あからさまな社会党支持。

(4)1990年代---2000年代
偏向報道、捏造報道、取材情報を特定の勢力に提供するなど、報道機関として存在を否定されかねない不祥事が続発。
朝日新聞、系列のテレビ朝日が、どちらかといえば「北京の意」を汲んだ報道が多い。
バブル崩壊以降の景気低迷でただでさえ厳しい広告収入が、「サラ金」と「パチンコ」に大きく依存。まさに、在日朝鮮人の資金で在日朝鮮人が運営しているのがウチの放送局。
在日の局長が在日のスターを「作り上げる」ような番組制作が為され、その証拠に「筑紫哲也の番組名」が未だに存在する。
224吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 23:13:58
>>220-221
その本が誰が書いたかはともかく、もっともなこと言ってると思った部分を引用しただけ。
別にユダヤ人全部を差別視するような酔狂な思想はありませんので、ご安心を。
ユダヤ資本のことに関する本は他にもあるようだけど、その内容のすべてが嘘でもないよ。戦後GHQが3S愚民計画を実行したのは公然の事実。
225吾輩は名無しである:2007/12/14(金) 00:15:43
通常、人は自分が知っている事だけを知る。
226吾輩は名無しである:2007/12/14(金) 15:08:37
永いあいだ、私は自分が生まれたときの光景を見たことがあると言い張っていた。


笑う大人たちは、たいてい何か科学的な説明で説き伏せようとしだすのが常だった。

三島由紀夫
「仮面の告白」より
227三島初心者:2007/12/15(土) 07:40:55
>>216
三島先生はその生涯において
何人くらいの男性とホモ交遊を結んだのでせうか?(・∀・;)
228吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 11:04:36
氏がかまえた人工迷路の一つが、ホモセクシャルだったと思われる。それもまた三島氏の無理の一つだったろう。
氏のホモセクシャルについていろいろいう人はいても所詮どれも仮説でしかあり得まい。当人がそうだといっても同じような気がする。
あれもまた氏のプレゼンスの一つであり、深沢七郎流にいえば、無理の一つだったに違いない。

石原慎太郎
229吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 11:17:55
知己となってから私が「禁色」はいかにも面白かったといったら、
「ああ、あれはただの外連、外連。あんなものはもう卒業したの」
「でも外連の方が、この頃の観念だけの小説より面白いな」私がいったら、
「君ももうそろそろ趣味を考えなくちゃ」と例の哄笑だった。

石原慎太郎
230吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 12:45:35
三島由紀夫を担当していた新潮社の菅原氏が、三島に献言した言葉

「あなたは作品だけを書いて下さい。自分でわからなくても天才なんです。大事な人です。とにかくご自分で作り上げた主人公になりきる習性があるから注意して下さいよ」

231吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 19:56:26
人生は茶番じゃないからね。ランボー
232吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 20:04:41
人生はちゃぶ台返し。乱暴
233吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 20:06:18
こりゃいいセンス
234吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 12:06:01
強がりも無理して24時間スタイリッシュだった三島由紀夫が大好きだ
235吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 23:00:28
今日坂本龍一がトークイベントで
「大蔵省を辞めてこれからは小説一本でやります」と書かれた、
一亀が三島由紀夫からもらった手紙を「お前が持ってろ」と
渡されるも「なくしちゃったんだよねえ」と言ってたらしい
236吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 00:24:29
龍一はYMOアルバムで中国人民服を着て父親に怒られたらしいね
237吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 00:31:06
三島由紀夫の息子は高校時代かなりのイケメンだったよう。現在は45歳で変わったかもしれないが、彼を教えた教師の説明だと、清顕みたいな浮き世離れした美少年だったらしい。
238吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 10:57:04
大和魂☆
239吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 12:32:32
山内(元自衛隊員、普通科教導連隊元助教)は、あの日、市ヶ谷のバルコニーで
「諸君は武士だろう!」と絶叫の響きをにじませながら訴える三島の声をかき消すように、嘲笑や罵声を浴びせた隊員たちにむしろ
「腹が立ち」、「平岡先生を悪者にしてはいけないということしか頭に浮かばなかった」という。
三島への尊敬の念が強まることはあれ薄まることはなかったのである。
そんな山内も、終生先生との思い出を忘れない、と書きとめたノートのなかで、
〈私は先生に会う以前、三島由紀夫とはつまらぬ小説家であろうと思っていた〉と明かしている。
それが「尊敬」へと180度変わったのは、生身の三島に触れて、たとえ弱さがあっても、そんな自分から決して逃げることはせず、
むしろ真正面から立ち向かって、より強くなろうとする三島の真摯な姿を間近でみつめてからだった。

杉山隆男
「兵士になれなかった三島由紀夫」より
240吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 12:34:28
ひたむきな三島に心動かされたのは山内ひとりではなかった。体験入隊してきた三島を、時には「平岡ッ」と本名で呼び捨てにしながら、手加減せず厳しく指導してきた教官や助教も、
あるいはともに汗を流し、隣り合わせのベッドで眠った訓練仲間の学生も、少なくとも私が話を聞いたすべての元兵士たちが口を揃えて、
鍛え上げられた上半身に比べて足腰の弱さが際立つ、三島の中のアンバランスを指摘しながら同時に、三島の愚直なまでの一途さにすがすがしいものを覚えていた。
要するに彼ら全員が、兵士になろうとして、世界のミシマとは別人のように弱さも含めてすべてをさらけ出した人間三島に惚れこんだのである。

杉山隆男
「兵士になれなかった三島由紀夫」より
241吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 13:41:10
見渡せば花ももみぢもなかりけり
浦のとまやの秋の夕暮れ
242吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 13:46:01
>>241
その詩は引用?
きれいだね
243242:2007/12/18(火) 13:50:41
秋が一番好きな季節やなぁ
この一季に夭折討死したい
244吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 13:55:45
藤原定家朝臣ね
そっか、ググッたら何でも出てくるのか。
245吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 17:55:18
三夕の歌を知らないとは・・・
古典の授業を聞かずにこそこそ数学とか勉強してたタイプでしょ(´・ω・`)
246吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 20:57:30
ごめんなさい。中二で不登校です。
247吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 20:59:41
中学生で不登校なら腐る程時間あるだろ
何か極めてみろ
248吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 21:00:39
違うよw
もう22になったぽ…
249吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 21:14:45
そんな君にはNHK高校講座オヌヌメ(´・ω・`)
250吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 21:20:51
わかったよ。何歳でも勉強は遅くないよね。頑張るよ。ありがと。
251吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 21:21:03
886 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 20:30:08
つうか、三島は東大法学部の成績は芳しくなかった、と大蔵省同期で事務次官になった人が
書いていたらしいが、本日、豊饒の海第三部「暁の寺」を途中まで読んだ俺もそう思った。
明らかにどうかと思われる法律上の表現があったからね。
まあ、そのことと文芸作品の評価は別かもしれないが、法学部出ていてこれかよ、と正直思った。以上
252吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 21:41:47
三島は文章うまいが作品の内容が重みがないかんじがする。
印象深い作品ってあんまねーなー。
253吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 21:44:11
でも物語の構造は殆ど使い切ってる。
254吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 11:49:48
山内(元自衛隊員、普通科教導連隊元助教)は、あの日、市ヶ谷のバルコニーで
「諸君は武士だろう!」と絶叫の響きをにじませながら訴える三島の声をかき消すように、嘲笑や罵声を浴びせた隊員たちにむしろ
「腹が立ち」、「平岡先生を悪者にしてはいけないということしか頭に浮かばなかった」という。
三島への尊敬の念が強まることはあれ薄まることはなかったのである。
そんな山内も、終生先生との思い出を忘れない、と書きとめたノートのなかで、
〈私は先生に会う以前、三島由紀夫とはつまらぬ小説家であろうと思っていた〉と明かしている。
それが「尊敬」へと180度変わったのは、生身の三島に触れて、たとえ弱さがあっても、そんな自分から決して逃げることはせず、
むしろ真正面から立ち向かって、より強くなろうとする三島の真摯な姿を間近でみつめてからだった。

杉山隆男
「兵士になれなかった三島由紀夫」より
255吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 11:51:10
ひたむきな三島に心動かされたのは山内ひとりではなかった。体験入隊してきた三島を、時には「平岡ッ」と本名で呼び捨てにしながら、手加減せず厳しく指導してきた教官や助教も、
あるいはともに汗を流し、隣り合わせのベッドで眠った訓練仲間の学生も、少なくとも私が話を聞いたすべての元兵士たちが口を揃えて、
鍛え上げられた上半身に比べて足腰の弱さが際立つ、三島の中のアンバランスを指摘しながら同時に、三島の愚直なまでの一途さにすがすがしいものを覚えていた。
要するに彼ら全員が、兵士になろうとして、世界のミシマとは別人のように弱さも含めてすべてをさらけ出した人間三島に惚れこんだのである。

杉山隆男
「兵士になれなかった三島由紀夫」より
256吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 13:17:02
映画の「春の雪」はどうなんだ?
監督がクソだからやっぱりクソになってる?
257吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 16:35:07
映画と本は別物だと思えばいいのではないかな
書生の飯沼もいないし
あの監督は春の雪だけで、他の3作は読んでないらしい
258吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 22:10:01
 現行『決定版 三島由紀夫全集』41巻は「音声(CD)」となってますが、中身にはどんな音源が含まれているか、既に買われている方、教えて頂けますか?

 ちなみに私は「三島由紀夫VS東大全共闘」の完全復元CDもしくはDVDの発売を切に希望している人間です。出来ればいつの日か発売してほしいと思っています。
259吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 22:33:17
・中曽根康弘主宰の会での講演(防衛論)
・徳大寺公英との対談
・英語講演
・朗読(英霊の声など)
・歌(からっ風野郎など)
だいたいこんな感じ。個人的には徳大寺との対談が面白かった。

東大全共闘との討論会は多分今でもTBSが所蔵したままでしょう。
TBSがもう少し利口だったらとっくに商品化されていておかしくないんだが、
もしかしたら自社の立場上三島の売名には加担したくないのかもしれない。故意にお蔵入りさせている感じがする。
あれが今リリースされれば明らかに三島の再評価につながると思うけどね。
260吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 23:02:42
>>259

> 東大全共闘との討論会は多分今でもTBSが所蔵したままでしょう。TBSがもう少し利口だったらとっくに商品化されていておかしくないんだが、もしかしたら自社の立場上三島の売名には加担したくないのかもしれない。故意にお蔵入りさせている感じがする。

 TBSねー(苦笑)そこは気が付かなかった。何とか発表してほしいものです。ネットで約8分だか断片的に見れた部分だけでも相当面白いですからねー。

 あと、三島と他の文学者との対談や座談も相当数ありますが、録音テープが残存しているものもあったら聴いてみたいですねー。1950年代は無理としても、1960年代後半からのものならまだあるんじゃないか、とか希望的に思ってるんですが。

 埴谷や村松との座談会、澁澤龍彦との対談、武田泰淳との対談、野坂昭如との対談、高橋和巳との対談、石原慎太郎との対談、いいだももとの対談、など、音声で聴いてみたいものも多くあります。
261吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 10:02:42
かれこれ10年近く前に筑紫のニュース23で三島対東大全共闘の小特集をやったことがあったけど、
あのときの筑紫のコメントに「三島という人は未だに謎の多い人物で…。」というのがあって、
それを聞いたとき「お前ごときに三島の何が分かるってんだ?ろくに三島で頭を悩ませたこともないくせに」と本気で思った。

対談を音声で聴いてみたいという>>260に同意。全集CDのほかにも自決一週間前のインタビューや
早稲田大学での講演などを今聴くことができるけど、とにかく会話のリズムが抜群にいい。
またそのまま文字に起こせば一冊の本になってしまうというのもあながち嘘でないことが音声を聴いてみるとよく分かる。
佐伯彰一が三島のことをカンバセーショナリストと称していたのも十分頷けるし、
安部公房がしばらくの間対談相手を三島に限定していた理由もよく分かる。
262吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 21:17:35
三島事件の直後、新聞記者たちの質問は、三島の行動が日本の軍国主義復活と関係あるか、ということだったが、私の反応は、ほとんど直感的に「ノー」と答えることだった。
たぶん、いつの日か、国が平和とか、国民総生産とか、そんなものすべてに飽きあきしたとき、彼は新しい国家意識の守護神と目されるだろう。
いまになってわれわれは、彼が何をしようと志していたかを、きわめて早くからわれわれに告げていて、それを成し遂げたことを知ることができる。

エドワード・サイデンステッカー
263吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 04:37:09
三島って、体育会系男子には点数甘すぎないか?
いつもの辛辣さは何処行った?と言いたくなる。
体育会系って「先輩方は皆いいお方ッス!」とか言ってるけど
実際はそれほど綺麗なものでないよ。
集団リンチ事件や集団強姦事件も絶えないし。
264吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 10:14:22
>>263
絶えなくはねーよ
265吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 11:15:25
馬鹿が多そうだな。
>>261とかどうにかなんねーのか?
リアルじゃ誰も相手にしてくれないんだろうけど、
それにしても痛すぎるだろww
266吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 11:17:12
>>263
裏でリンチする奴など本当の武士道を目指している人間じゃないだろ

そんな奴らには、三島由紀夫の葉隠入門でも読ませてやれ
267吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 11:26:58
>>265
こんなとこで自己紹介してるあんたのが痛い
268吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 17:48:50
http://www.tv-asahi.co.jp/rokumeikan/
  ↑
テレビ朝日新春ドラマ『鹿鳴館』のホームページ
269吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 20:45:53
>>267
涙目必死w
270吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 21:52:56
ウルウル…
271吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 22:00:59
三島が旅先から娘に宛てた手紙がギャップがあって可愛かった
のりこちゃん、元気ですか・・・
パパより
272吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 10:18:33
芥川が妻に宛てたラヴレタなんて泣けるぞ
今月の文芸春秋に載ってるから立ち読みしてみそ
273吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 14:41:19
文ちゃん
のりこちゃん
274吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 16:32:03
ハラキリにおいて死は消滅する。死という人間的諸条件を、ある人間の意志が、自由に否定する行為であるからだ。
ハラキリにおいては、より高き倫理価値が自己に対する超越のかたちによって、死に対する克服のかたちによって肯定されているからである。

三島にとっては死は行動として一つの強烈な現実性を持っていた。日本の偉大な伝統と、儀式とによる死。
それでも異常なことだが、西欧ではローマ人的なこの死とロマンティックな自殺とを、混同するに至っている。
西欧のロマン主義者は、決してこのような方法では自殺しなかった。どのような文明も、死を祭儀的行為として提議してはいないのである。
ある意味では日本の武士道精神がそれを提議した。

アンドレ・マルロオ
275吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 18:26:46
みんな三島文学でもっとも好きな文章、センテンスはどこだ?
276吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 19:28:27
金閣寺冒頭辺りの吃音の部分かな
277吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 20:28:05
三島の再来なんていわれているまがい物がいるのが許せん。
平野の正しい評価なんて文壇のアホどもにはできないのだろう。
平野に輪をかけた馬鹿もいるからなあ
278吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 20:57:58
つうか、有力な出版社がバックに控えているから、いくら平野がエセ作家でも
批判する人自身が、出版社の威光を遮れる存在でないと、
面と向かって平野に「エセ作家」という罵声は浴びせられないのだよ。

分かってやれ。
279吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 21:38:39
>>272
あれ泣けるか? まともな女なら破り捨てるぞ。
280吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 21:40:19
ごめん、文藝春秋に載ってるのがどれかは知らない。
自分が読んだものについての感想。
281吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 22:40:05
>>279
読んだけど(女です)、特に破り捨てるほどの怒りも、何とも思わなかった。ざっと見ただけだけど。
そんな変なこと書いてあったっけ?
282吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 15:27:31
三島って相当の運動音痴だったろ。
だからこそ運動センスが必要なく、時間さえかければ誰でも結果の出せるボディビルなんかに
走ったんだろうな。このへんがなんとなく、虚飾性に比重のある三島自身の作品と通じるところが
あるような気もする。三島に球技なんかやらせたら、そうとう滑稽なことになったんだろうなw
283吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 16:15:20
三島は野球やサッカー選手じゃないんだから、どうでもいいだよ、そんなことは
284吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 16:26:10
いや、三島の人生にとってもこの運動音痴ってのは、けっこう重要なファクター
の一つだったはず
285吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 18:05:20
運動音痴、つうことより、肉体を持っている者(青年と言い換えてもいい)として、
そのままに、謳歌できなかったというのが劣等感になってるんじゃない?
286吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 23:33:47
くだらね
287吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 12:21:58
>>275
清顕と聡子が駅で別れる場面


涙は、生きたまま寸断されていた。溺れる人が救いを求めるように、まっしぐらに襲いかかって来るその目である。清顕は思わずひるんだ。
聡子の長い美しい睫は、植物が苞をひらくように、みな外側へ弾け出て見えた。
「清様もお元気で。……ごきげんよう」


…清顕は心に聡子の名を呼びつづけた。
288吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 23:06:55
三島の比喩は素晴らしい
289吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 13:13:37
三島は、心理描写と、物語運びが上手だと思う。
反面、キャラのリアリティに欠けるかな。
290吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 14:31:03
リアリティは求めないから気にしない
291吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 17:16:51
三島読んでる若い女の子とかいるのかな
どんな子なんだろうな
292吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 23:32:30
>>291
前世が侍や将校
293吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 11:59:02
こえーな
294吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 16:07:52
若い女の子でも地味ぃぃな娘だと意味無い
「あぁ読書好きで三島を今は読んでるだね」で終わる
見た目が結構派手で(ついでに綺麗で)「おまえ活字読んだことなんかねぇだろ」
っていう娘が実は大の活字好きで三島を読んでたら
この国も捨てたもんじゃないなと思うね
295吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 16:14:19
 ★★小泉純一郎と安倍晋三は朝鮮人★★
コピペして各板に貼り付けよう 知人にも話そう
小泉純一郎 
・戦前大臣を務めた祖父小泉又次郎は純粋な日本人とされる。だが、純一郎の帰化朝鮮人である父が鮫島姓を買い取り
 又次郎の娘をたぶらかして婿として小泉家に入る そこで小泉家は帰化朝鮮人である純一郎の父に乗っ取られた
 参照http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F% 上下くっけて
E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B9%9F
・父親の純也は、鹿児島東加世田の朝鮮部落の出身者といわれる 日大卒業名簿には、純也の日本名はなく、
 見知らぬ朝鮮名が書かれているという  
 純也は朝鮮人の帰国事業、地上の楽園計画の初代会長であった
・結婚後、子供をもうけ即離婚した宮本佳代子は在日企業エスエス製薬創業者の孫
・小泉の元秘書官の名前は飯島勲←注目 帰化朝鮮人
・派閥のドン森喜朗も生粋の朝鮮人 ←森も帰化人がよく使う通名
・小泉は、横須賀のヤクザ、稲川会と関係が深い
安倍晋三
・岸家 毛利元就が陶晴賢と厳島沖で戦い大勝を収めた際、寝返って毛利方についた船の
 調達人が「ガン」と称する帰化人であったという 毛利はその功績によって「ガン」を
 田布施周辺の代官に召したてた このガンを岸家の先祖とする説がある
・祖父岸信介が文鮮明と共に 反共団体 国際勝共連合(統一教会)を設立
・官房長官時代統一教会「合同結婚式」に祝電を送り、話題に
・安倍のスポンサーは、下関の朝鮮人パチンコ業者である
・グリコ森永事件時、明らかになった帰化朝鮮人企業森永のご令嬢と結婚
・そのわが国のファーストレディーは電通(会長成田豊、半島生まれの帰化人)勤務という分かりやすい
 経歴の持ち主の朝鮮の血筋
・韓国、中国の留学生に日本の企業に入ってもらうために住居費分、学費免除分、生活費など月計20万〜30万円相当の支給
 日本人のワーキングプア層を全く省みない また帰化系在日系朝鮮人が日本の企業で技術を盗み、半島の現代などの企業に
 伝授していることが深刻な問題になっている 
・多くの朝鮮人が差別を主張し、警察、原発、自衛隊で職を得ている
296吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 00:47:56
三島由紀夫のイカロスが好きです。
三島由紀夫(イカロス)は、狂おしいはるか高みへの希求、どうしても彼は、天(未知なるものが)がこの地上、人間界に仕掛けた謎を知りたくて、はるか高みに近づきたくて、そして散っていった人。
297吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 20:52:28
しかし、三島って、稲垣足穂でも、森茉莉でも、ホモ書いたら
なんでも「いい」っていうところねえか?
298吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 11:14:54
三島由紀夫は誉め上手
足穂に限らず三島由紀夫に誉められたおかげで有名になったり再評価された作家はたくさんいるよ
299吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 16:38:00
自分とタイプのちがう作家も誉めるのはえらいと思う
300:2007/12/29(土) 20:32:49
オマイの低能ぶりに感心した。
自分とタイプがちがう作家だから、襃めることができるのだよ。
301吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 22:46:31
三島がもし生きててお昼のワイドショーでコメンテーターとかしてたらおもしろかったのになぁ
302吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 22:48:20
http://jp.youtube.com/watch?v=ENHf6s-zGVA

この映画見た人いる?
303吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 17:23:51
>>301
もし現代に生きてたら、朝生に出てもらいたい
304吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 13:22:02
305イタリア研究会 ◆TwiFdHoUpo :2007/12/31(月) 13:59:25
三島氏にも多大な影響を与えた、ラディゲの新訳が光文社で出るみたいですね。
306吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 17:07:55
ラディゲといえば、三島の盗賊は素晴らしい
307吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 01:37:45
三島スレの皆様も
明けましておめでとうございます
よいお年を
308吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 17:40:51
●テレビ朝日新春ドラマ『鹿鳴館』放送
影山伯爵役:田村正和、伯爵夫人の朝子役:黒木瞳
1月5日 21:00〜
309吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 17:43:44
三島については平野啓一郎が「モノローグ」で総括しているから読むように
310吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 20:47:28
平野のようなエセが、一体何を総括できるのか。お笑いだなw
311イタリア研究会 ◆TwiFdHoUpo :2008/01/02(水) 20:57:16
平野は三島氏が一番嫌いそうなタイプですよね。
ラジオで、「特に誰が好きということはない。こだわらないというところに
唯一のこだわりがある。仕事が来れば何でも書く」
と言っていましたが、マイルス・デイビスや三島氏には触れないで欲しかった
です。
312吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 21:47:29
三島は、オリジナリティが無いよね。
それが欠点かな。文章力は高いけど。
313吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 23:00:53
三島はノーベル賞を取り損ねたけど、遠藤は違うよ↓

『沈黙』をはじめとする多くの作品は、欧米で翻訳され高い評価を受けた。
グレアム・グリーンの熱烈な支持が知られ、
ノーベル文学賞候補にも挙げられたが、『沈黙』のテーマ/結論が選考委員の一部に嫌われ、
『スキャンダル』がポルノ扱いされたことがダメ押しとなり、ついに授与されることはなかった。

明らかに却下されてる
314吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 23:34:10
>>313
感心ないから、そいつのスレでどうぞ
315吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 00:16:10
でも沈黙ってグレアム・グリーンの小説の影響を受けてるだろ。
よく評価したね。
316吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 00:23:20
>>312
誰にも何にも影響されてない作家なんていない
影響されつつ三島には三島のオリジナルがある

三島独特の人工美の中の真摯は、他の作家には真似できない
317吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 00:31:39
現代の演劇に多大な影響を与え、新劇からテレビの2時間ドラマの役者の演技の型の基礎を作ったと言われているのが三島由紀夫。
演劇界でも三島由紀夫と安部公房は2大巨星。
318吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 00:43:57
>>311
平野をいくつか読んだけど、正直、三島の再来とはいえないと思った。
変な前宣伝しないで普通にテビューした方が落差がなくて、よかったんじゃないかな。
319吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 01:05:09
>>314
アホ。以前のこのスレのレスで、遠藤について語ってる奴がいたから言ったんだよ。
アホ。
320吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 06:22:16
>>318


三島ファンのレベルが知れるな
三島もこの程度なんだろう
321吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 13:29:41
>>320
三島を読んだこともないくせに偉そうに言うな、バカ
322吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 15:25:21
三島の作品の上位3つと言えばどれを挙げますか?
323吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 18:02:10
豊饒の海、金閣寺
 
は確実に入るだろうが、あと1つは趣味。
小説以外の作品が入ってもおかしくないし。
324吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 18:20:09
先日「潮騒」を読みました。三島作品は初めてです。というか本をまともに読み初めたのもつい最近です。
次何を読むか悩んでるので指南頼みます。
325:2008/01/03(木) 19:16:38
カス
326吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 20:27:11
小説だと確かに豊饒の海と金閣寺以外はかなり劣るな
327吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 21:08:27
古井由吉に負けてるよね三島は
328吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 21:57:39
>>324
春の雪 がお勧めです。

エッセイの、レター教室と不道徳教室講座も読みやすいです。
329吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 22:27:20
三島は春樹に負けてるよ。古井にも。
ファンは論破できないと思う。
330吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 15:03:27
論破する必要なし。人の好みだから。
勝手にその作家のスレでやってな。
331吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 16:08:25
三島由紀夫
「僕はいつも思うのは、自分がほんとうに恥ずかしいことだと思うのは、自分は戦後の社会を否定してきた、
否定してきて本を書いて、お金をもらって暮らしてきたということは、もうほんとうに僕のギルティ・コンシャスだな。」

武田泰淳
「いや、それだけは言っちゃいけないよ。あなたがそんなこと言ったらガタガタになっちゃう。」

三島
「でもこのごろ言うことにしちゃったわけだ。おれはいままでそういうことを言わなかった。」

武田
「それはやっぱり、強気でいてもらわないと…」

三島
「そうかな。おれはいままでそういうことは言わなかったけれども、よく考えてみるといやだよ。(略)」

私は三島さんを懸命にナダめにナダめる武田氏に、つよい共感で(感傷的にも)涙ぐみたくなる。
しかし同時に、三島さんがもの書きとしての恥部をここまで口にする激しい自己意識に心をうたれずにいられない。
それはまたそっくり三島さんの社会への批判でもある。

田久保英夫
332吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 16:57:07
左翼人の私も右翼人の三島の「行動」には、かなり衝撃を受けたことも事実なのであって、これを匿す気にはならないからである。
そして衝撃を受けなかった人はどんな人なのかと思ったりもするのだが、「行動」といい「芸術」といっても、所詮人間はおなじなのかも知れない。
しかも三島と私とはイデオロギーが全くちがっているのに、どこか類似性、相似性があるような気がして、それが私自身気になるのである。

三島由紀夫こそはあきらかに、永井荷風や谷崎潤一郎やあるいは川端康成の耽美主義の系譜とその路線に沿いながら、しかし明確な知性をもって、またその美的知性の故に、
その路線の最終駅に到着しながら、それをなんらかの形で社会的行動におきかえようとした努力家であり勇気ある誠実者ではなかったのだろうか。

山岸外史
333感田のパンダ ◆f093q4Hxis :2008/01/04(金) 19:00:54
俺も、三島に通暁している訳ではないが、リジッドな理性を感じる。それと、芥川、太宰、三島の自死をわらう人は好きになれぬ。まあ、だからといって自殺奨励する訳ではないが・・・。
334吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 23:21:17
★☆★☆鹿鳴館☆★☆★〜華麗に踊る貴婦人達の大舞踏会!!〜

1月5日(土) テレビ朝日 21:03〜23:09

あ、見忘れたとかないように。
335吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 10:38:57
影山
「ごらん。好い歳をした連中が、腹の中では莫迦々々しさを噛みしめながら、だんだん踊ってこちらへやってくる。
鹿鳴館。こういう欺瞞が日本人をだんだん賢くして行くんだからな。」

朝子
「一寸の我慢でございますね。いつわりの微笑も、いつわりの夜会も、そんなに永つづきはいたしません。」

影山
「隠すのだ。たぶらかすのだ。外国人たちを。世界中を。」

朝子
「世界にもこんないつわりの、恥知らずのワルツはありますまい。」

「鹿鳴館」より
336吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 16:55:59
鹿鳴館の最後のピストルの音は、清原が死んだってこと?
自殺あるいは飛田に殺されてか
337吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 18:33:12
鹿鳴館ってどういうお話なんですか
読んだことないけどドラマ見ようかな
338吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 21:06:34
鹿鳴館はじまったよー
339吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 22:03:40
田村正和のしゃがれ声をなんとかしてもらいたい
340吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 22:34:53
田村正和には誰も演技指導ができないのだよ。
おー怖い。
341吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 22:43:26
>>337
明治時代の政治を背景に、鹿鳴館のある一夜を舞台にした政治的事件の裏の夫婦、男と女、父と子の愛憎を華麗なワルツとともに織りなした三島由紀夫の名作戯曲です。
342吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 22:46:23
>>336
顕子が久雄の後追い自殺した可能性もあります。

読者に想像の余地を残しているのが三島的ですね。
343吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 23:05:32
今日ほど三島に同情したことは無いかもしれん
酷いドラマ・・・
344大江健三郎が2chを工作している。:2008/01/05(土) 23:16:54
鹿鳴館ってなんなの?

つけてたけれど、全くみてなかった・・・・・W

三島を支持する女が結構多いって聞くけれど、この生活臭がなく
かっこよく
女臭はあるけれど、けれどもその女臭を
アニメのアタックナンバーワンのように「だって、わたしおんなの子なんだもん」みたいに
2時間ドラマの温泉殺人ドラマにあるように
結局のところ生存権を与えられて、とらえられてるところがいいのだろうか?

>>335
なんか、3流ミステリー小説みたいだね。
345大江健三郎が2chを工作している。:2008/01/05(土) 23:28:08
>>317
ああ、やっぱりそうなんですか。
どおりで、2時間温泉ドラマ臭がしたわけだ。
346吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 23:32:45
影山の薄気味悪さがまったくなかった。
脚本家は100回戯曲を読み直せ。
347吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 23:38:53
TVドラマに期待しちゃいかん
348吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 23:41:10
>>344
頭悪そうな奴
全く三島読んでないのだな
349吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 23:50:39
三島の原作とは、はずれた脚色がいっぱいで、見てて、あらあら…でした。
350吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 00:01:52
脚本家が、大河ドラマ「武蔵」でボロボロの本を
書いた人だしな。
351吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 00:53:08
明治時代の日本人の本音と欺瞞の政治背景と、影山と朝子の本音と欺瞞の愛憎をダブらせた三島由紀夫の洗練されたセリフがなくなってて物足りなかった。
テレビドラマだから仕方ないが、もっと三島のセリフの妙を生かしてほしかったな。
352大江健三郎が2chを工作している。:2008/01/06(日) 01:11:50
>>348
三島のミステリーの短編だけを集めたっていうのなら読んだことがあります。

サーカスの少女と少年の団員が人形のように死ぬという話や
貧乏な家庭で母親を殺したのじゃないかという疑惑がもたれる痴呆のようになった父親
がとうとう娘の乳に手をまわそうとしはじめ、キレタ床に伏せている病弱の娘(姉)が
姉に好意をもっていて以前から父親のことを殺そうとおもっていた
弟に懇願し、青酸カリを用意させ殺すという話
があったけれど、いかにも怪奇ミステリーという感じで、気持ち悪さを狙った
感じでつまらなかった。
今の鹿鳴館な感じがした。

あと、金閣寺は途中まで読んだ。

あと、青の時代もちょっとだけ読んだ。
353あぼーん:あぼーん
あぼーん
354あぼーん:あぼーん
あぼーん
355あぼーん:あぼーん
あぼーん
356吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 05:04:46
平野の話題がちらっとでたからいうけど

平野は小説より評論のほうがいいな
357吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 11:23:05
平野の間違った評論が良いのか?
358吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 12:13:10
>>352
サーカスと水音はミステリー小説ではない。
陳腐なミステリーのような、父親に母親殺しの疑惑などない。父親の放蕩と貧乏のせいで病死しただけ。
弟ではなく兄。主人公は妹。
359吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 03:59:08
平野は何やっても贋流でしかない
360吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 12:40:56
本当の古典、和文をふまえた、美しい格調高い日本語を使える作家は、三島由紀夫の世代で終わってる
361吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 13:01:29
353辺りのあぼーんは何が書かれてたの?
362吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 13:16:36
うっとおしい荒らしのAAの連投
363吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 13:50:51
364吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 14:45:13
>>346
三島由紀夫は生前
「鹿鳴館から僕のせりふをカットしたら、ただの通俗劇になっちゃう。だからせりふをどんどんカットする商業演劇には、もう演らせない。」
と言っていたそうです。
365吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 14:52:13
息つくひまなき刻苦勉励の一生が、ここに完結しました。
疾走する長距離ランナーの孤独な肉体と精神が蹴たてていた土埃、その息づかいが、私たちの頭上に舞い上がり、そして舞い下りています。
あなたの忍耐と、あなたの決断。あなたの憎悪と、あなたの愛情が。そしてあなたの哄笑と、あなたの沈黙が、私たちのあいだにただよい、私たちをおさえつけています。
それは美的というよりは、何かしら道徳的なものです。あなたが「不道徳教室講座」を発表したとき、私は「こんなに生真じめな努力家が、
不道徳になぞなれるわけがないではないか」と直感したものですが、あなたには生まれながらにして、道徳ぬきにして生きて行く生は、生ではないと信じる素質がそなわっていたのではないでしょうか。

武田泰淳
三島由紀夫を追悼した言葉
366吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 22:35:09
三島由紀夫の孫は何人いるのだろうか。
367吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 23:00:39
鹿鳴館は、鹿鳴館時代の日本と敗戦後の日本をオーバーラップさせているそうです。
過去の時代を借りてつい最近の時代を風刺している着想が、いかにもと思いました。
368吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 01:15:54
>>367
はあ?
そんなことは全くありません。ちゃんと自分で鹿鳴館を読んで自分の頭で判断してください。誰かのいいかげんなサイトを鵜呑みにせずに。
369あぼーん:あぼーん
あぼーん
370あぼーん:あぼーん
あぼーん
371吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 11:51:04
そういうコピペは他に貼って下さい
372吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 12:06:12
>>366
少なくとも3人はいます
373吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 00:06:58
SFの連中があんたらの三島さんを罵倒してるよw


730 :名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/13(火) 02:08:57
新訳の解説よむかぎりでは、
三島が「不快な傑作」などどいう悪意のある発言をしてる風には思えないな。

733 :名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/14(水) 23:15:34
新訳見あたらねぇ。
>>730
「不快な傑作」は悪意のある発言とは思えないが?
それだけ衝撃を受けたんだろ。
他の例で言うとゴヤの「わが子を喰らうサトゥルヌス」は「不快な傑作」。

734 :名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/14(水) 23:20:07
三島の美学からすると、クラーク流の静謐な滅びは相容れないものがあるんだろ。
月光の下で特殊潜航艇から這い出た日本兵が白刃を煌かせたかと思うと機銃掃射で死ぬ、
なんてのに感動するヤツだから。
しかしそれでも完成度が高すぎるので傑作と言わざるを得ない。そんな複雑な感情が伝わってくる。
374吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 00:07:39
737 :名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/15(木) 22:37:59
三島のSF、美しい星は不快な駄作だったな

738 :名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 00:49:10
ああ、あれねえw
切腹騒ぎもそうだったけど、右に転んでも左に転んでも
徹頭徹尾、自分視点で自分だけの理想しか追わない人なんだなぁと思った。

739 :名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/16(金) 20:44:15
自分は他人と違っている、というだけがアイデンティティだったんでは
自作中でキャラに言わせているように
375吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 00:10:27
376吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 14:06:30
なぜ芥川直木候補に上がらなかったのか
三島が生きていたら村上春樹をどう評価していたか

ここが興味がある
377吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 16:02:08
>>373
それはクラークの「地球幼年期の終わり」について三島が「不快な傑作」と評論したことに喰いついてるんでしょ。
三島はクラークを貶してるわけじゃなく、むしろアイロニカルなその結末を最高に評価してるってことが判らんのかね?
378吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 16:49:04
美しい星は面白いよ。
SFじゃないしね。
379あぼーん:あぼーん
あぼーん
380吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 02:08:32
仮面の告白でさ、最初の幼少期の記憶の場面でジャンヌダルクの絵をみて
「私は彼が次の瞬間殺されるだろうと云々」のところってジャンヌダルクって女
ですよね?
381吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 05:15:35

君の隣にいる人間は本当に純日本人かな?
とりあえず疑ってみるべき。
在日朝鮮勢力は公的機関の内部支配を第一の目的にしている。
すなわち乗っ取り!
奴らの組織的ネットワークは全国に張り巡らされており、厳格に役割分担され、規律と結束で活動している。
帰化して日本人に成り済まし潜入させる。
この手で乗っ取った企業や団体は数知れず!
まさかと思うだろうが、警察は既に奴らが掌握している。
言うまでもないが、司法(日弁連)、マスコミは完全に奴の手中にある。
残るは最後のターゲット!国防だよ。
この事実を信じるか信じないかは個々の自由だが、気がついた時には手遅れだった…というのが今までのパターン。
国防の要だけはそんな醜態にならないことを望む。

こうしてる間にも日本中で奴らの侵食はどんどん進んでいるんだ…。
382吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 05:30:41
>>380
何を言いたいのかはっきりしないが、もし、ジャンヌ・ダルクは女
なのに、「彼」と呼ぶのはおかしいジャマイカ、という主旨ならば、
その考えは誤り。
主人公はその時点ではその人物をを男と思っているのだから。
したがって、その後、実はジャンヌ・ダルクという女だと知って、
落胆し、興味をなくす。
383吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 14:50:11
>>376
三島がデビューした時は、戦時中。
だから芥川賞じたいが休んでた。
384吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 16:45:50
で、芥川賞復活した時には、すでに活躍していて
芥川賞の一応の規定である「新人」じゃないと考えられたので受賞無し
385吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 16:46:52
村上春樹のことは恐らくボロクソ言ってたろうな
いや・・・案外褒めるということも
386吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 16:57:12
三島の文章はぜんぜんうまくないっていってるのが河野多恵子
387吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 17:11:25
誰?その女
人のこと言えるほど文章の上手い作家なのかよ
388吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 17:17:36
めし食ってる時に糞スレ上げないでくれるかな?
389吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 17:58:19
ニコニコで今「mishima」観てる
面白いww
390吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 18:01:33
>>389
緒方拳がなかなか良かった
391吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 19:38:18
「薔薇刑」の基本的テーマは「生と死」「エロスとタナトス」であり、それは三島由紀夫を被写体とするところの私の主観的ドキュメンタリー作品である。
そこで理解してもらいことは、三島氏は自分を「被写体」と呼び、最初から最後まで完全に「被写体」に徹してくれた。
だからハリウッドの映画監督がつくった映画「MISHIMA」の中で私らしい写真家が登場するが、
そこで画面上のMISHIMAがカメラをかまえる写真家に向かってカメラの位置を変えるように手で指示するシーンがでてくるが、あんなことは絶対になかったし、ありえないことだ。

細江英公
392吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 19:39:35
三島さんは文字通り「誠実の人」であった。その点だけは、身近に彼を知り、そして生き残った自分の責任として、きちんと後世に伝えておかなければならない。
その三島さんが、あえて選んだ死に様であるのなら、それは真摯に考え抜いた結果であったはずであり、そこには止むに止まれぬ理由が存在したに違いないのである。
であるから、私がまず強調しておきたいのは、事件直後から多くのメディアによって宣伝されてきたような「スキャンダル」として三島さんの死を扱うようなことは、実にもって愚劣なことであるということである。

細江英公
393吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 19:45:28
>>380
です。

ものすごおい勘違いをして書き込みをしてしまいました。
スレ汚してすいません。
394吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 13:08:36
あたしをグッレチでぶって
395吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 23:10:08
明日は三島由紀夫生誕の日
396吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 00:01:09
http://mobile.gnavi.co.jp/search/shop.php?gShopID=g404300&gDistrict=
「わ」コースが三島由紀夫が食べたメニュー
397吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 12:29:01
昨日深夜、日本映画専門CHで、「金閣寺」やってたけど、下衆エロかった。
女の人腹蹴ったり、なんか嫌悪感満載でゲロッたわ。
398吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 12:31:43
三島自体が、自由恋愛で結婚せず、母紹介のもと固いお嬢さんと見合い結婚してて、
好きになるほど、相手の女性の純潔をうたぐり、許せなくなるって書いてあったけど、
まんまキャラでしょ、あれ。
399吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 16:41:34
その映画の金閣寺は三島由紀夫の原作のじゃないと思いますが。もし原作を元にしてても脚本で変わった、全く違うものでしょう。
なんでも原作者の私生活と結びつけてアホみたい。
400吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 23:23:00
三島ファンってキモイな。
401吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 23:24:43
太宰ファンのほうがキモい
あんな破綻者が書いた本読んでオナニーしてるんだぜ
三島は破綻はしてなかったぞ
ちょっと狂っただけで
402吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 23:51:54
今日、ビートたけしの書いた本を初めてパラパラと飛ばし読みしてみたら、この人はかなり三島由紀夫と考え方が似ているところがあると思った。
たけしって意外と三島由紀夫の本を読んでいて共感しているのかな。
403吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 23:59:54
美輪と交流あるしな
404吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 03:25:34
三島初めて読みました。『永すぎた春』ちょっと退屈だったかな 最後にある桃子の兄の行動はちょっとよかったけど
405吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 04:21:31

井筒名言集

日本は北朝鮮に経済制裁とかするな。横田めぐみはパーになって自殺したんやから諦めろ。
だから経済制裁なんか北朝鮮にケンカ売るようなもんや。
だいたい軟弱日本人が侵略戦争で解放された朝鮮人にケンカで勝てる訳がないやろ。制裁叫んでたら戦争や。
絶対に絶対に勝てない。
昔から朝鮮高校生にケンカ売って勝てる訳なかったやろが?安倍も小泉も俺の映画見て勉強せいや蛆虫。

ソース
http://pds.exblog.jp/pds/1/200503/08/51/a0023451_7582725.jpg
406吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 11:54:33
永すぎた春はまだ読んでなかったなあ。
命売ります、肉体の学校、とかも。
407吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 11:55:43
夏子の冒険を新潮社が買い取って出せよ
角川やる気ねぇんだし
408吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 12:21:35
命売りますは酷かった
何だよアレ
409吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 14:36:21
たとえこのたびの事件が、社会的になんらかの影響をもつとしても、生者が死者の霊を愚弄していいという根拠にはなりえない。
また三島氏の行為が、あらゆる批評を予測し、それを承知した上での決断によるかぎり、三島氏の死はすべての批評を相対化しつくしてしまっている。
それはいうなればあらゆる批評を峻拒する行為、あるいは批評そのものが否応なしに批評されてしまうという性格のものである。
三島氏の文学と思想を貫くもの、それは美的生死への渇きと、地上のすべてを空無化しようという、すさまじい悪意のようなものである。

磯田光一
410吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 14:37:24
三島氏にとって必要なこと、それは「戦後」という時代、あるいはストイシズムを失った現実社会そのものに、徹底した復讐をすることであったと思われる。
イデオロギーはもはや問題ではない。自衛隊も、自民党も、共産党も、氏の前には等しく卑俗なものに見えたのである。
この精神の貴族主義者にとって、いったい不可能以外の何が心を惹いたであろうか。

磯田光一
411吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 14:38:32
ぼくにとっていまでも驚異に思われるのは、三島というひとが、あんなに明敏かつ冷徹な批評家的、懐疑家的な眼と、あんなに度の高い情熱とを、どうして併有することができたか、ということである。
情熱家は、世のなかに少なくはないだろう。しかしあのような最期をとげ得るほどの人物が、ほかにどれだけあるか。
また冷静な合理主義者の数は、多いだろうが、死の最後の瞬間まであれほど冷徹に計算し、実行し得るひとは、稀だろうと思う。
しかも驚くべきことに三島氏はその両者をわが身に併存させていたのだった。

村松剛
412吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 19:44:30

井筒監督名言集

日本は北朝鮮に経済制裁とかするな。横田めぐみはパーになって自殺したんやから諦めろ。
だから経済制裁なんか北朝鮮にケンカ売るようなもんや。
だいたい軟弱日本人が侵略戦争で解放された朝鮮人にケンカで勝てる訳がないやろ。制裁叫んでたら戦争や。
絶対に絶対に勝てない。
昔から朝鮮高校生にケンカ売って勝てる訳なかったやろが?安倍も小泉も俺の映画見て勉強せいや蛆虫。

ソース
http://pds.exblog.jp/pds/1/200503/08/51/a0023451_7582725.jpg

井筒監督は朝鮮半島の繁栄を願う平和主義の日本人です。
413吾輩は名無しである:2008/01/15(火) 20:09:24
言葉を持たぬ猿やあわれ
414吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 08:10:54
>>399確かに映画 金閣寺はイメージが全然違ったけど、筋は三島だからな。
自惚れの強い自意識過剰の男が出てくるのと、女性嫌悪が多いな三島は。
正直、炎上の方がイメージが近い。小説は水上勉の方がこの事件の主人公は誠実に描いてそうだ。
金閣寺
http://www.nihon-eiga.com/prog/000819_000.html
炎上
http://www.nihon-eiga.com/prog/000898_000.html
415吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 08:29:33
まあ三島はただ事実を書く気はなかっただろうし問題無いな
416吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 15:47:22
>>414
金閣寺の主人公は自惚れ強くないし、女嫌いじゃないけどね。

それと金閣寺は、実際の事件をヒントにしているだけで、その世界は三島が架空として構築した、ひとつの内的な文学作品。
はじめから実在の人物を描こうとしたわけじゃない。
417吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 15:54:29
金閣寺ってそんなに美文か?
春の雪とかのほうが三島の変態的ともいえる美文の集合体だと思うが
418悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/01/16(水) 17:51:21
>>412

井筒の代表作ってなんだよ?
テレビで出来るもんばかりで、なんにもねぇーじゃん。
崔洋一監督らと同列には語れない。
419吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 19:47:46
三島由紀夫は見事に切腹した。しかも、介錯は一太刀ではすまなかった。恐らく、弟子である森田必勝には師の首に刀を振り下ろすことに何かためらいでもあったのだろう。
それは逆に、三島が通常の切腹に倍する苦痛に克ったことを意味する。
罪人の斬首の場合、どんな豪胆な連中でも恐怖のあまり首をすくめるので、刀を首に打ち込むことはきわめて困難であると、山田朝右衛門(首切朝右衛門)は語っている。
しかし、三島は介錯の刀を二度三度受け止めたのである。このことは、三島由紀夫の思想が「本気」であることを何よりも雄弁に語っていた。
楯の会が小説家の道楽ではないことの確実な証拠であった。だからこそ、「本気」ではなかった左翼的雰囲気知識人は、自らの怯えを隠すように嘲笑的な態度を取ったのである。

呉智英
420吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 20:04:44
>>419
>だからこそ、「本気」ではなかった左翼的雰囲気知識人は、自らの怯えを隠すように嘲笑的な態度を取ったのである。

分かり易い解説だ。なるほど。
421吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 21:42:16
>>419
>罪人の斬首の場合、どんな豪胆な連中でも恐怖のあまり首をすくめるので、
>刀を首に打ち込むことはきわめて困難であると、山田朝右衛門(首切朝右衛門)は語っている。

それは、三島が派手に腹を切ったその痛みでのけぞったもんだから、森田の介錯が三島の首を
外れちまって、あせった森田が何度も刀を振るっただけの話。別に三島が豪胆だったわけじゃないね。

>三島は介錯の刀を二度三度受け止めたのである。
>このことは、三島由紀夫の思想が「本気」であることを何よりも雄弁に語っていた。

違うだろうがw
三島が、既に気を失っていただけの話。

呉智英はアホ。
422吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 21:56:10
だな。
423吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 22:05:36
>>422
>だな。

指先を切って血が滲んだだけなのに家中の抽斗をひっくり返して絆創膏を求めるオマエが吐く台詞ではないな。
424吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 22:07:18
新左翼、、ププッ
ネイティヴで笑える人達。
425吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 22:21:35
つーか何で刀を二、三度受け止めたら思想が本気ってことになるんだよ(笑
罪人は普通は死にたくないが、三島は死にたくてしょうがなかったし、
他人に見られる自分の死姿を強く意識してたってだけだろ。
426吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 22:33:54
でも確かに三島は腹を斬り過ぎてしまって、あまり美しくはなかったと、
切腹マニアのスレで常連たちが話してたの読んだ事ある。
427吾輩は名無しである:2008/01/16(水) 22:34:26
もまい、どんなスレ読んでんだよ。
428422 ◆k2XT3HjFWw :2008/01/16(水) 22:35:40
めんどい。
429吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 00:00:29
財団法人日本文学振興会の理事長・上野徹はどんな切腹をするんだ?
みんなの関心はもうそれしかないだろう。
430吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 10:55:28
>>421
でたらめ言うな
三島は決して気を失ってはいなかった
気を失ってたら座ってられないし、森田の介錯を二度三度、首で受け止められない
三島は、あまりの苦痛から、自ら舌を噛みきろうとしていたことは解剖であきらかになっている
腹切りで失神していたら舌を噛みきれないだろう
431吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 11:05:28
三島は死ぬほどの苦しみだったろうと言う人がいるけど、
そういう人は信用できない。
432吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 11:21:24
左翼でも本気モードだった新左翼の教祖だった人間は、嘲笑じゃなく素直に、「右翼(三島)にやられた」と敗北宣言したらしいよね
案外、司馬遼太郎のような大衆作家が、嘲笑的な内容を新聞に寄稿していたと、徳岡孝夫さんの著書にあった
433吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 13:09:27
>>430
舌に傷があったからといって、自ら舌を噛み切ろうとしていたとは限らないだろ?
434吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 13:18:23
三島事件で
どちらかというと
沈黙したのは小林秀雄、大岡昇平
哀悼或いは悲しんだのは川端、渋澤、石川淳
嘲笑或いは罵倒したのは立原正秋、青島幸夫など
435吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 14:43:51
立原は嘲笑したのか?死者には哀悼の意を評して黙するのが身上の作家と思っていたが。
舟橋聖一のときにも生前あれだけ罵倒しながら、死んだあとでは馬鹿にする言葉は吐かなくなったしね。
436吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 14:47:05
死後に悪口を言うべし
437吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 15:44:32
高橋源一郎が腹を割いて新聞の一面を飾って欲しい。
438吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 16:44:28
三流週刊誌や朝日とかが嘲笑的な結論や、三島の本や手紙をねじ曲げて解釈してたっぽいね
439アサヒる文学賞:2008/01/17(木) 17:04:43
三流週刊誌や朝日とかが〜

三流の中に朝日は入らんのか?
440吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 18:12:03
三流週刊誌と朝日を同列に見立ててるんだから、
それでいいと思うんだが…。
441吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 21:39:22
>>435
そんなこともあって澁澤は立原を嫌ってたのかね。
彼の欺瞞の一端を短い一文で暴露してるよな。
442吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 16:11:56
一人の人間、ましてあれだけの人物が自ら死を選んだ真の理由を、簡単に特定できるはずもない。
が、あえていうならば、三島さんが言っていた「文武両道」の「武」とは「文」を守るためのものと位置付けていたと考えたい。
守るべき「文」とは、自身の「文学」だけに止まるものではないだろう。もっと広く、そして深く「日本の文化」そのものとでも呼ぶべきものであったはずである。
思い起こせば、高度経済成長を達成したあの頃には、我々日本人は、豊かさと引き換えに自分たちの文化をないがしろにするということを、なんら恐れなくなっていた。
今の日本が抱える混迷も、根本的にはそこに問題があったのだということを、私も含め日本人の多くが気づき始めているのではないだろうか。

細江英公
443吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 16:13:39
三島さんには、今の日本の姿が見えていた。だからこそ、政治的な速攻性のないことがわかりきっている、あのような行動をあえてとることによって、我々に命懸けの「警告」を遺したのではなかったか。
そして恐らく三島さんが意図した通り、彼の行動は長く記憶され続け、その警告の意味は、時間がたつにつれてその重みを増してきているように思えてならない。
私は、既存の政治勢力が自らの主張のために三島さんの警告を都合よく利用するようなことがあってはならないと考える。
一方、彼の死後、文壇においては「あれは文学的な死であった」として、その多くが三島さんの個人的な理由によるものであるとする見方が支配的だったように思われるが、それにも違和感を感じてきた。
なぜなら、三島さんが憂いていたのは、もっと根源的な、日本人の精神的な危機そのものだったはずなのだから。

細江英公
444吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 20:13:41
>>408
『命売ります』めちゃくちゃなストーリー展開が面白かった
最近フジテレビで火曜にやってる「あしたの、喜多善男」は島田雅彦の「自由死刑」が原作で、島田雅彦はこれを、命売りますから着想したらしいよ
445吾輩は名無しである:2008/01/20(日) 00:11:33
歌舞伎や能にも通じ、世界的に評価される戯曲、格調高い純文学からB級ナンセンスまで書ける天才作家、それが三島由紀夫
446吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 00:30:54
三島由紀夫がB級やくざ映画、からっ風野郎の極道になりきって書いた「からっ風野郎の情婦論」を読みました。
三島はワルの朝比奈武夫になりきり、偽悪的に女を虫けらみたいに論じているのに、なぜか逆説的に女性に対しての一途さと、やくざな男の人の純粋さが感じられて素敵な詩のような文章でした。
三島由紀夫が任侠物のラブストーリーを書いたら、名作ができたと思いました。春の雪のやくざ版みたいな面白い小説をぜひ書いてほしかった。
447吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 02:08:15
三島はどうしようもなくて仕方なしに命をはって死んだとかじゃなくて
死に強烈な憧れがあって、それに理由つけて死んだかんじすんだよな。
死に方までレトリックとゆーか・・・。
だからおれ的には三島の自害は軽くかんじるし、好きじゃない。
巻きこまれたまわりの人間はいー迷惑だったろーな、てかんじ。
448吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 02:14:16
>>447
はいはい
聞きあきた
449吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 02:40:35
Big Sister is watching you.
450吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 10:36:04
>巻きこまれたまわりの人間はいー迷惑だったろーな、てかんじ。

迷惑かけられた当人でもないくせに、こういうのは偽善くさい、てかんじ。
451吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 11:08:41
人に迷惑をかけて死ぬべし
452吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 19:19:05
人に迷惑の掛からない死に方してどうすんだ
453吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 19:48:50
そもそも人に迷惑かけたくないなんて思う奴が
小説家になるわけがないだろw
454吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 20:08:40
そう。長文になるから省略したけど
迷惑かけられるほーがマヌケだとはおもうよ。
事と次第によりけりだけど。
まーただやっぱり
三島ほどの人物にしちゃ死に方がイマイチだったなー、て気がするてこと。
455吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 20:26:21
>迷惑かけられた当人でもないくせに、こういうのは偽善くさい、てかんじ。

偽善wくさいwww
456吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 20:59:54
ちょっと戯曲を読んだ。
言語の抽象化がけっこうなされてて
読解しづらい部分が多々あった。
三島というのは、西洋的な思考というものに徹底的に意識的な人だったんだなあ
と思った。そうすることで、日本人の心性というものがかえってとても浮き彫り
になるのだろうし。
457吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 22:54:20
三島は、西洋的なの論理性、合理主義も、結局は日本的な精神性、感性に包括されると信じていた人のような気がする。
サド侯爵夫人や天人五衰の最後のオチなどをみると。
458吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 12:31:53
「私はかねがねこの問題について言ってゐるやうに、文学を生の原理、無倫理の原理、無責任の原理と規定し、行動を死の原理、責任の原理、道徳の原理と規定してゐる。」
三島由紀夫

これは、「文学とは何か」という重要な主張でもある訳ですが、事実、三島さんの文学には倫理や道徳を侵すことをテーマにした作品が多いことはよく知られています。
その一方で、楯の会の制服を私の会社に注文した時の生真面目な態度にも表れているように、現実の行動においては極めて倫理的、道徳的であったことも、三島さんをよく知る人々の間では、つとに知られていました。

辻井喬
459吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 12:32:37
「私の考へる革新とは、徹底的な論理性を政治に対して厳しく要求すると共に、一方、民族的心性(ゲミュート)の非論理性非合理性は文化の母胎であるから…(中略)
この非論理性非合理性の源泉を、天皇概念に集中することであつた。
かくて、国家におけるロゴスとエトスははつきり両分され、後者すなはち文化概念としての天皇が、革新の原理になるのである。」

三島由紀夫
460吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 12:33:45
ここで「文化概念としての天皇」という三島さんの有名な主張について触れている訳ですが、これで明らかなように、三島さんはある意味では「革新派」であったともいえる。
ただそれは、東西冷戦期に東側が言っていたような意味での革新ではもちろんない。
そして天皇を革新の原理とするという主張に注目すると、二・二六事件の決起将校たちの思想的な指導者であった北一輝も同じようなことを言っていたということに思いあたります。
つまり、北一輝が二・二六事件の決起将校たちとともに天皇の命令というかたちで処刑された時から、日本の国の有り様は、三島さんの考えるものとは、実は全く異なる性質のものになってしまっていたのです。

辻井喬
461吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 12:36:27
以上で明らかなように、三島さんの言っていたことは、そもそも右翼か左翼かといったような単純な二元論で説明できるようなものではなく、どちらにも分類できない革新派であり、どちらにも分類できない民族派だったといえるのです。
しかし、その点がなかなか理解されないのは、新聞などのメディアでは、こういう「どちらにも分類できない概念」というものは扱うのに困るらしくて、ほとんど活字などで解説されることがないということに原因があるのです。
そして、時間がたつにつれて、どんどんどんどん問題が単純化されて、一般の理解は益々三島さんの言っていたことの本質から遠ざかってしまっていると思われるのです。

辻井喬
462吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 18:19:00
ここのスレは長文が多すぎて読む気が失せる。ちゃんと読んでレスつけてる奴居るのかな…?
463吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 20:01:47
これって辻井が三島の言葉を引きつつ、三島論を書いてるってこと?
464吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 22:18:14
なげーよ
465吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 22:23:25
三島って若いときに書いた金閣寺が代表作なんですか?
豊饒の海じゃないんですか?
466吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 22:33:48
豊饒の海が最高傑作
467吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 11:28:05
>>465
どっちも代表作だろ
468吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 14:50:10
>>463
そうです
469吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 20:56:12
介錯に使われた刀は、ご存知のように「関の孫六」でした。書店の御主人の舩坂弘さんから寄贈されたものです。
そのため、舩坂さんは警察に呼ばれたわけですが、そのときもう一度実物を見せてもらったところ、奇妙なことに柄のところが金槌でめちゃくちゃにつぶされていて、二度と抜けないようになっていたそうです。
これはいったい、何のためなのか警察でも見当がつかなかったようです。ところが、その後の調べで、倅の周到な処置であることが判りました。

平岡梓
470吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 20:57:30
というのは、こういうことです。倅は死ぬのは自分一人で足りる、決して道づれは許されない、ましてや森田必勝君には意中の人がいるのを察し、彼の死の申し出を頑強に拒否し続けて来た。
しかし、森田君はどうしても承知せず、結局、あんなお気の毒な結果になってしまったのです。
そして、森田君の希望により倅の介錯は彼にたのむ手筈になったものの、かねてから介錯のやり方を研究していた倅の眼から見ると、森田君の剣道の技倆はおぼつかないと見てとったのでしょう。
かんじんのとき、万一にも柄が抜けることのないよう、ああした処置をして彼に手渡したのだそうです。まことに用意周到をきわめたものです。
自分自身が割腹に使用したのは、かねて用意の鎧通しでした。

平岡梓
471吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 21:29:15
しかしなんだな、三島のオヤジさんの話は論理が飛躍しているね。
息子の死を美化しようとする親心と言うべきか……、それなら許す。
472吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 21:42:28
つうか、もし本当にそうだったのなら死ぬ直前まで小賢しいというか、
いじましい真似をwって感じだが。
473吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 11:08:40
三島の父親は息子の死を美化してはいないよ
474吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 12:15:13
淀川長治「三島さんは首から下は北海の荒海の漁師だけれど、首から上は明治美人ですね」

三島由紀夫「それは僕の顔が馬面だと言ってるんでしょう(笑)明治美人というのは面長のことをいうんだから」

私みたいな者にでも気軽に話しかけてくださる。自由に冗談を言いあえる。数少ない本物の人間ですね。
もっともっとよい本をいっぱい書いてほしいですね。
あの人の持っている赤ちゃん精神。これが多くの人たちに三島さんが愛される最大の理由でしょうね。

淀川長治
475吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 23:46:03
>>474
>淀川長治「三島さんは首から下は北海の荒海の漁師だけれど、首から上は明治美人ですね」

氏においては男色の噂がつきまとうのだけど、発言のひとつひとつに棘がなく、逆に愛を感じるな。
「キャラクター」だ。
高橋源一郎にこの「能力」があれば、アレはもう少しマシなアゴとなれるのに。
476吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 00:08:07
>>419
三島由紀夫が死んだ日を読んだけど、この人の分析?が一番滑稽だった。
興味ないなら書かなきゃいいのに。
安直に切腹の話だとか、ただたんにセップクした作家という上辺だけでの分析でここまで言い切る人も珍しい。
多分、この人は勘違いの代表としてこの本に呼ばれたのだろう。
477吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 12:41:10
>>435
所詮、出自が朝鮮人だもの、いくら日本人を装っても出自は隠せるもので
はないわな。
478吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 14:24:29
>>476
はいはい
あなたがそう思いたいからそう思うだけ
479吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 14:56:46
三島はホモだったから三島小説を読む気がしないなあ〜♪
480吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 15:04:39
♪の使い方がホモっぽい
481吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 15:36:41
世界文学は3割が男、3割が女、4割が同性愛者で成り立ってます
482吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 15:45:26
>>481
>3割が男、3割が女、4割が同性愛者

6、1、3の割合じゃないの?
483吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 16:39:07
>>479
おまえのような馬鹿に読まれなくて幸いだ
484吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 16:52:22
売国企業マルハン
2chでパチンコの大手、株式会社マルハン(代表取締役会長 韓 昌 祐、代表取締役社長 鈴木 嘉和、代表取締役副社長 韓 裕)
のスレで ホルコンや遠隔や桜などについて書き込むと工作員(渋谷マルハン社員、マルハンに依頼されたネット工作会社)(仮)
がやってきてスレを荒らしてスレを機能停止させます。(大量のコピペを連投するのでコピペ馬鹿と呼ばれている)
↓↓荒らしのやり方↓↓
2007/11/03(土)ID:b+XZQwwt0
マルハン難波店http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1146755003/417
マルハン総合スレッドhttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/413-416
MPT渋谷パート9http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1197771701/9
2007/11/14(水)ID:IQ2W+BsJ0 2007/11/15(木)ID:Fi5mVWm/0
マルハン総合スレッド 9http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/486-488
マルハン難波店http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1146755003/434-437
ガイア(笑)http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1178977365/490-492
ガイア正社員友の会http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188211786/134-138
2007/11/25(日)ID:XeE9yAd+0
マルハン総合スレッド9http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/538
【香川】パーラーグランドのスレ2【徳島】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188315438/147

工作員に荒らされ機能停止したスレ
■■■■マルハン総合スレッド 9■■■■http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/
【山崎】MPT渋谷パート9【シャネル】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1197771701
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合スレ【18発目】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188885488
MPT渋谷はマルハン・パチンコ・タワー渋谷の略です。
パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。
485吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 18:16:57
さっそくホモが何匹か反応してやがるwwwwwwwwwwwww
486吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 18:34:37
「開店した頃、一番よく会ったのは三島さん」
ミッキー・カーチスは、姿を見かけていても敬遠しがちだった三島由紀夫に一度だけ話しかけたことがある。
「昨日、UFOを見たんです」
「何だ、それは、いったい」
「UFOってのは未確認飛行物体のことで、空飛ぶ円盤ですよ」
ミッキーは「三島さんは分かってんのかな」とは思いながらも、熱心に説明した。
その後、ミッキーは友人から三島がSF小説を出したというのを聞いた。
そして本屋に行ってその本『美しい星』をパラパラ眺めていたら、その内容はミッキーが「キャンティ」で話したことをもとにしていた……。

キャンティ物語
487吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 20:19:40
赤ちゃん精神で可愛いね
488吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 22:52:05
公威は幼少のころから日本古来のしきたり、行事というようなものがとても好きで、またこれらを大事にいたしました。
母の躾けのせいもありましたろうが、神社の前などに参りますと、どんな小さな祠でも何びとの指図も受けず、自らすすんで必ず丁寧に参拝し、お辞儀をしないで通りすぎるというようなことはありませんでした。

平岡倭文重
489吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 22:53:40
これは子供の時代ばかりでなく、ずっと大人になってからも続きました。
毎年の豆撒きの時など、先頭に立ち、孫達はすぐ飽きてしまって逃げ出すのですが、公威は一人になっても物凄い大きな声で、「鬼は外、福は内」とどなりながら豆を撒き、
それから家族中に各自の年より一つ多い数の豆をひろわせて十円玉と一緒に包ませ、自分みずから近所の四つ角まで持って参り、帰りには掟な従い決して振り返らないという調子で、これには親の私もついていけなかったものです。
この念には念の入った信心振りは死ぬまでやめませんでした。

平岡倭文重
490吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 13:10:12
さすが三島由紀夫だ
491吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 16:09:39
私にとって、敗戦が何であったかを言っておかなくてはならない。
それは解放ではなかった。断じて解放ではなかった。不変なもの、永遠なもの、日常のなかに融け込んでいる仏教的な時間の復活に他ならなかった。

三島由紀夫


私たちの信じていた戦争ではそれはないと思い始めたころ、日本の敗戦が来た。
しかしそれも私にとっては決して「解放」ではなかった。ただ全く新しい、別の意味で曖昧な幻想の世界が再び始ろうとしているという予感があった。

橋川文三
492吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 16:46:14
…戦争も、その「廃墟」も消失し、不在化したこの平和の時期には、どこか「異常」でうろんなところがあるという感覚は、ぼくには痛切な共感をさそうのである。
…つまり、そこでは「神話」と「秘蹟」の時代はおわり、時代へのメタヒストリックな共感は断たれ、あいまいで心を許せない日常性というあの反動過程が始まるのであり、
三島のように「廃墟」のイメージを礼拝したものたちは「異端」として「孤立と禁欲」の境涯に追いやられるのである。
「鏡子の家」の繁栄と没落の過程は、まさに戦後の終えん過程にかさなっており、その終えんのための鎮魂歌のような意味を、この作品は含んでいる。
…この日本ロマン派の直系だか傍系だかの作家のなかに、ぼくはつねにあの血なまぐさい「戦争」のイメージと、その変質過程に生じるさまざまな精神的発光現象のごときものを感じとり、それを戦中=戦後精神史のドキュメントとして記録することに関心をいだいてきた。

橋川文三
493吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 19:45:04
三島はファシズムの魅力とその芸術上の危険とを、いかなる学者先生よりも深く洞察した作家である。
ファシズムの下においては、三島の習得したあらゆる芸術=技術が無用となることを、彼はほとんど死を賭して体験した一人であるかもしれない。

…そのように(上記)書いたことを、私は三島に対して正しかったと今も思うことだけを述べておきたい。
そしてそれは認識の問題ではなく、むしろ人情の問題に属するとだけつけ加えておきたい。

橋川文三
494吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 20:59:46
最も理解してもらえるはずの才能が、ヴェクトルが逆になった孤立性のゆえに対立する立場に立たなければならないという、歴史というものの悪意を、橋川は充分に知っていたと思われます。
三島由紀夫との場合がそうでした。言いかえれば橋川は柔らかい心を抱いて、思想と感性の屋根を裸足で駆け抜けたのでありました。
創造的知が常にそのように生を生きなければならないのだとすれば、それはあまりにも厳しい時代の法則のような気が私にはしてきて仕方がないのです。

辻井喬
495吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 21:33:25
うーん…語彙のレベルが違いすぎて読むのが辛い
凄すぎ
496吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 21:41:24
いまさらながら「宴の後」の最後の山崎の手紙とか、かづが無縁仏の恐怖を断ち切るシーンとかめちゃくちゃかっこいいな

「かづの目の前に荒れ果てた墓地の誰も弔うもののない無縁仏の墓が浮かんだ。孤独な活力の果てに見捨てられた孤独な墓が
雑草に覆われて傾き、朽ちかけている幻影は、底知れぬ暗い恐ろしさでかづの心を刺した。しかしかづが野口家の人でなくなればそこに
通ずる一本道を行くほかはないのだからかづが今にみた夢の暗示は無礼なほど正確だった。
 しかし遠くから、かづを何者かが読んでいる。生き生きとした生活、多忙な毎日、たくさんの人の出入り、
しじゅう燃え盛っている火のようなものがかづを読んでいる。かづはそこに向かって駈けていかねばならぬ。」

そこら辺のセンテンス。
497吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 22:37:12
>>494
三島由紀夫と橋川文三は文化防衛論で対立したかのようにみられているけど、実際は三島のよき理解者で解説者だったといえよう
498悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/01/28(月) 23:32:08
>>491
>私にとって、敗戦が何であったかを言っておかなくてはならない。

私にとっても、敗戦が何であったかを言っておかなくてはならない。
敗戦。それは「日本メイドカフェ化」の始まりであった。
499吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 23:37:07
いいじゃないメイドカフェいいじゃない

なんて、今は亡きwメルス君風に云ってみたり。
500吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 23:46:54
宴のあとをプライバシーの侵害とかいって訴えた政治家って、ちいせぇ野郎だね
501吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 02:57:17
「金閣寺」………なにこれ……俺みたいな真正ゆとりにやぁ難しい…
502吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 06:46:01
>>501
同じことおもた
503吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 11:07:26
森本哲郎「あなたをつき動かしている情熱って何なのですかね。」

三島由紀夫「戦時中に育って、二十歳のときに今までのはご破算だっていわれたときに、その人間がどういうことを考えるか…、それだけのことですよ。」
504悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/01/29(火) 12:33:29
根っ子の部分では右翼も左翼も双子の兄弟だ。
ただ俺は、ファッションの延長で政治を語っちゃう奴らを軽蔑する。
ナショナリティなんて泥臭い、土俗的なものだと思うから。
505吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 12:34:56
島田雅彦や高橋源一郎をマルクスの民芸人形で撲殺してやりたい。
506吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 15:27:17
三島君の熱望は決して政治概念としての天皇の復活、したがって明治憲法復元論でもなく、ただ左右の全体主義(共産主義とファシズム)に対抗する唯一の理念としての「文化の全体性と統括者としての天皇」の復活と定立であった。
このような定立が、「古代の夢」は別として、日本の歴史において実現された実例があったかどうかは論争的として残るが、その試みが幾たびか行われて、多くの忠臣と志士がこの夢に命を捧げたことは事実である。

林房雄
507吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 15:39:28
http://ja.wikipedia.org/wiki/大藪春彦
『この過酷な体験が大薮に国家権力への不信感を植え付けたのではないかと言われている。
因みに終戦直後生き別れになった父はすでに帰国しており、高松で教師をしていたという。』
508吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 16:53:33
人は、最初に、三島由紀夫の玻璃のような文体に驚いて見惚れ、やがてはその空疎に呆れ、そして最後に、空疎の背後に深く隠された悲哀に気づいて胸を衝かれるのである。
人間とその社会への一途な悪意の底に潜む、その不思議な悲哀に気づいて。

三浦雅士
509吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 03:05:03
>>505
おっと!そこkwsk
関係なけど、高橋は二番目の奥さんのイメージが悪くてね。もちろん偏見かもしれませんが。

510( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/01/30(水) 03:11:14
三浦さんは軽薄で有名ですけど、>>508は中々当を得てるんではないでしょうかねぇ(笑)
511( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/01/30(水) 03:12:25
ですが大概は第一段階良くて第二段階に留まる物である、と言う事も些か皮肉に付け加えておきましょう(笑)
512吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 03:14:35
春の雪って映画はどうなの?監督のコメント、三島の解釈を読んで見る気がおこらん。
513吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 03:24:59
>>509
>高橋は二番目の奥さんのイメージが悪くてね。

二番目ってどれだっけ?
514吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 14:18:01
いくらか読んだけど、ホントに文章が綺麗だね。
綺麗で、流れるように進むが故に心に引っかかるものが無い。
それが個人的に慣れない。
515吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 15:26:58
三島由紀夫の文体は重厚で美しいけど、流れるようには読めないと思う
その読みづらい逆説や華麗な修飾語が魅力の一つ
空疎というのは一見、人工的だということで(そうでないものもある)、その三島の、人工のなかの情熱、虚妄のなかの真摯、虚無のなかの信仰、演出のなかの本気、を感じるか感じないかは人による
516吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 16:20:03
春の雪の文章の美しさは異常だった
美しい物語だと文章も加速して美しくなるようだな
517吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 16:56:26
死にたい人間が死から拒まれるという奇妙な苦痛を、私は外科医が手術中の内蔵を扱うように、微妙な神経を集中して、しかも他人行儀にみつめていることを好んだ。
この心の快楽の度合いは、殆ど邪なものにさえ思われた。

死刑囚は自殺をしない。どう考えても自殺には似合わしからぬ季節であった。私は何ものかが私を殺してくれるのを待っていた。
ところがそれは、何ものかが私を生かしてくれるのを待っているのと同じことなのである。

三島由紀夫
仮面の告白
518吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 16:57:18
私は忘れているらしかった。あの天然自然の自殺……戦争による死……の希みがもはや絶たれてしまったことを…

本当の苦しみというものは徐々にしか来ない。

三島由紀夫
仮面の告白
519吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 17:13:03
私が幼時から人生に対して抱いていた観念は、アウグスティヌス風な予定説の線を外れることがたえてなかった。
いくたびとなく無益な迷いが私を苦しめ、今もなお苦しめつづけているもの、この迷いをも一種の堕罪の誘惑と考えれば、私の決定論にゆるぎはなかった。
私の生涯の不安の総計のいわば献立表を、私はまだそれが読めないうちから与えられていた。私はただナプキンをかけて食事に向かっていればよかった。
今こうした奇矯な書物を書いていることすらが、献立表にはちゃんと載せられており、最初から私はそれを見ていた筈であった。

三島由紀夫
仮面の告白
520吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 17:15:00
やっぱり仮面の告白が一番好きなんだなあ
521吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 18:18:52
新潮の文豪ナビを読んでいると
レイモン・ラディゲに対抗して書かれた「獣の戯れ」とありましたが
本当なんでしょうか?
「盗賊」だと思っていました
522吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 19:59:55
ラディゲっぽいのは「盗賊」だと思うよ
523吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 00:42:40
太陽と鉄ってどう?
俺は結構好きだな。読んだ後、鼓舞されたのか、突き落とされたのか、どっちだかわかんない感覚に陥るけどね。
524吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 11:13:28
太陽と鉄は三島由紀夫を語る上で絶対にはずせない本。
525吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 12:28:53
>>512
行定は豊饒の海を全部読んでないからダメだと思う
526吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 14:46:08
床に転がる三島由紀夫の首は雄弁だった。言葉そのものであるような首だった。

その限りなく音楽的な言葉はオルゴールの音のように美しく、彼が生きた時代に投げかける呪いとなっていた。呪いにかけられた坊やはここにいる。

島田雅彦
僕は模造人間
527吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 17:29:30
>>525
「三島由紀夫が死んだ日」の2冊目で、三島の言いたかった事は、こうだった!
と語ってたんだけど、あまりにも自分の思っていた解釈と違いショックだったw

>行定は豊饒の海を全部読んでないからダメだと思う
そんなのあり?w
他の作品もたいして読んでないかも。
528吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 22:06:36
春の雪は三島の卓越した文章で読むにかぎる
529吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 22:47:48
『美徳のよろめき』で作中の松木の言っていることがイマイチわかりません。
誰か教えて。。。
530吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 01:53:41
どこらへんが?
531吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 01:57:02
『太陽と鉄』でリンゴの例えが、わかるようでわからない。

三島が、死後に出版する契約でつくった写真集は、まだ見れないのか?
篠山は出版するきないのか?
532吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 02:52:09
529の者です。

@松木は、習慣を治療するために道徳を持てと言っている
A人のいう“道徳”を松木は“檻”だと言っている
B松木のいう“道徳”は習慣からも、また習慣への逃避も認めていない。
C松木の言う道徳は、あらゆる瞬間を一回きりのものにしようとする力のこと
以上のことを踏まえて松木は、節子が道徳をもち、瞬間を一回きりのものにする
ことによって、「習慣から逃れようとする思案」ではなく「快楽を捨てようとする意思」
を持て、と言っているってことですか?
一回きりの快楽を求めていった結果、追い詰められたときに快楽を捨てるか
持ち続けるか選択しろってことですか?
533吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 11:03:30
>>522
「っぽい」ではなく、盗賊は実際ラディゲに対抗したんですよね(多分)
獣の戯れも対抗していたならともかく、間違ってるなら
結構大変なミスだと思います
534吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 12:32:24
三島はゲイっていうよりバイなんじゃないの?
535吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 12:41:25
http://www.kmrblog.com/blog01/
そもそもオッパイが大きくなきゃ女じゃないよな。
536吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 12:49:09
誤爆?
537吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 13:54:05
>>532
よろめきは読んだ事ないんだよね。
なんかあなたの質問読んでて読みたくなってきたぞ。
538吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 14:52:57
>>533
獣の戯れはラディゲ風じゃないと思う
文豪ナビ見たけど、あれ結構いいかげんだよ
あらすじのために原文を編集するわ、解説も幼稚
539吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 15:28:42
いくらなんでも事実じゃない記述はまずいだろ
新潮ヤバいな
540吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 15:56:31
>>531
その写真は三島由紀夫が何度も依頼を断ったけど、内藤三津子という編集者が三島由紀夫に何回も頼んで実現したんだよ
撮影したからには自決後すぐに出版するように三島は契約したんだと思う
様々な「死に様」をテーマに撮影されたもので、全裸で岩に打ち上げられた溺死やら、魚屋の切腹などがある
541吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 17:56:40
>>540
そうなんですか!断ってたとは知りませんでした。
断った理由とか、三島がどこまで企画に関わったかが知りたいですね。
死後に出版する契約で、実際には出版に対して奥様が猛反対し、
今では篠山がもう出さないと言ってる様な事をどこかで読みました。
542吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 20:13:32
>>541
撮影したのは自決する日の約一ヶ月前の9月末から10月半ばだったから、三島としては自決計画の忙しい最中で面倒くさかったから断っていたんじゃないかな
でも義理堅い三島だから内藤の依頼に押されて引き受けたんだと思う
最初は三島に益荒男振り、横尾忠則に手弱女振りを演じてもらって撮影する企画だったのが、横尾忠則の体調不良で三島だけの益荒男の死に様の写真だけになったんだよ
魚屋、自動車修理工、飯場の人夫などに扮したり、様々な壮絶な死体を演じた写真だから、夫人としたら残酷すぎて耐えられなかったんだと思う
溺死の撮影のときは、三島はまわりの目を気にしてどうしても褌を取らなかったのを、ディレクター兼スタイリストの堀内に「だめです。取って下さい」と注意されて全裸になったらしい
543吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 22:31:11
>>542
そうだったんですか。私が若いせいか(自決後生まれ)、勉強不足かそのあたりの裏話に詳しくなく
新鮮に感じます。

自決一ヶ月前で忙しいって、まるで旅行の準備に追われてるみたいですね。
最後までハードなスケジュールだったのでしょうか。
死ぬ前の準備なんて、何をすればいいのか自分は想像できませんね。



544吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 22:18:31
>>532

習慣という怪物の対抗策として道徳が生まれる。
指す習慣によって道徳の内容も変わる。

例えば、「親と同居してる生活」の習慣には、
(日々親を大切に思う心)という道徳を持つ、
その道徳を意識的に保つようにする術(儒教など)を檻と表現。
世間では檻(儒教)を道徳(日々に瞬間に大切に思う心)と勘違いしていると松木老は考える。
もう一つ例えると、「人付き合い」という習慣では、
(日々交遊の感謝)の道徳を持ち、(礼節)という檻を生み出す。

節子の習慣ケースでは、「愛からくる肉欲の隷属性」もしくは「土屋からの愛の施し」。
土屋への媚びた愛=習慣への逃避でもなく、愛の諦め=習慣からの逃避でもなく、
道徳という名の(積極的な快楽)をという提案。
これに、節子は男の思想だと、納得しない。

俺はこう解釈しました。

545吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 23:04:10
>>531

このリンゴはアウフヘーベンのメタで、
対立する観念、「精神=言葉」「肉体=行為」を表したものでは?
リンゴの芯がリンゴという赤い果実を認識するには、
リンゴを割いて、リンゴの表面を見るしかないが、
その瞬間には割れたリンゴは、リンゴではない。

パラパラと読み返しただけなので、ざっくりですがこんな風に解釈してました。
そのままですねw正直あまりわかってませんw

>写真集
たしか血と薔薇だったか広告乗ってましたよね。
編集も内藤さんだし。
546吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 00:18:15
>>532
美徳のよろめきの松木のところ読んでみました。
松木の総じて言いたい道徳の意味とは、仏教の解脱と似たような、明日や未来へも習慣を継続させようとするわずらいを捨て、一瞬一瞬の感覚を二度とないものとして大切にしろ、と言いたいような気がしました。
それは、習慣(肉欲、などの人間の日常の所業)から外(政治や事業)への逃避でも、内(習慣)への逃避(肉欲の奴隷)でもないもので、
習慣の中にいながらも客観的に自分の一瞬の快楽を見て、つきつめたところで超越するという三島的な哲学観の一つだと思いました。
547吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 00:36:12
太陽と鉄の林檎の論考は難しいですね。
林檎の芯は、三島が興味をもっていた阿羅耶識のことかな、と思ったりしました。芯は人間の精神、認識の根本のようなもので、林檎そのものは肉体、存在の喩えでしょうか。
548吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 00:57:50
林檎の質問をした者です。
林檎が見る事によって自分の存在を確認するとありますが、
この見る事による存在の確認と言葉による存在の確認の差は何か?
見る事は、見た後にその存在の認識をどこで行っているのか?
このあたりが難しい。これがわかれば太陽と鉄は、スッと抜けるんだけど、、、

ちなみに、私も筋トレを10年ほどやってます。
まだ30代で三島を知らぬころから始めました。
ただジムで思う事は、40代であれだけのエッジ(筋肉の凹凸が表現するシャープな角)を持ってる
人はほとんどいません。それを考えると三島の筋トレの気合いは相当なものだと思います。


549吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 00:59:01
>>547
阿羅耶識は、結構難しい。
550吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 01:16:28
三島小説のタイトルは、一見、対立するもの矛盾するものを内包してるのが結構あるね。

美徳×よろめき
仮面×告白
真夏×死
春×雪
愛×渇き
獣×戯れ
551吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 02:02:29
>>532
の者です
>>544
>>546
さん返答ありがとうございました。
解釈が深い。
やっぱこういう難しい所が三島文学の魅力の一つだわww
552吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 10:42:27
「太陽と鉄」で三島由紀夫がF104で上空を飛行中に見た、蛇とは何のことか難解だなあ
553吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 11:11:54
僕は詩人だ。一皮剥けば俗人だ。もう一皮剥けば詩人だ。もう一皮剥けば俗人だ。もう一皮剥けば詩人だ。
ぼくはどこまで剥いても芯のない玉葱だ。

三島由紀夫
554吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 11:53:03
>>548
三島は歳より若い肉体だったようです
解剖所見に、「45歳だが30歳代の発達した若々しい筋肉」と記されています
555吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 14:28:30
>>548

個人的な見解ですが、

>この見る事による存在の確認と言葉による存在の確認の差は何か?
これは同じ事を指してるのでは?認識する事を見る事と例えていると思います。

砕けた解釈をすると。

すごく綺麗な体つきで、清潔なマスクを持った若者がいるとして、
彼はふとした動作にも気品があり、彼の生自体が美しく、
且つ彼自身は自分の美しさに微塵も気づいていない(気にしていない)。
この気づいていない「言葉=認識」を持たない、
ここに究極の美に至る聖性があると三島は思ったんでは?
リンゴには認識がなく、自信の美しい紅玉にはまったく気づいていない。

「言葉=認識」を持たず、ただ「肉体=行為」のみでの美しさ。
この二つの観念は対立しており、併せ持つことは出来ない。
つまり自分の美しさを認識している者には、究極の美の聖性が下りない。
それを並外れた認識力でカバーしようと試行錯誤したのが三島だと解釈してます。
(肉体を規律や集団の中などに献じるなど)
556吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 17:54:23
暁の寺はちょっと・・・ぼくには難解すぎる・・・
挫折してしまいそうだ・・・
557吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 21:03:21
>見る事による存在の確認と言葉による存在の確認の差は何か?

言葉による存在の確認とは、
作品、文学(言葉の世界)へ自分の存在性を委託して言葉(認識)の世界で自分の存在確認をしている、ということかと思いました。

見ることによる存在の確認とは、他人が自分の存在(林檎)を見るのと同じように存在を見て、その目が同時にそのまま自分の意識(林檎の芯)にはなりえないという不可能から、
自分の存在(林檎)を切り裂き、芯(自意識)を外側へ出したときに可能になる存在確認のようなイメージがしました。
558吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 23:05:42
アポロの杯 は何故、文庫本で売ってないのかな
夏子の冒険も
559548:2008/02/03(日) 23:37:29
>>555
>すごく綺麗な〜

この説明、凄くわかりやすいです。ありがとうございます。
なるほど、、、これを考えると、他の作品にも心当たりがある箇所がありますね、、、
今迄少し疑問に思っていた謎の点と線が少し繋がりました。
この説明していただいた事を踏まえ、もう一度太陽と鉄を読んでみたいですね。

>>557
それも含まれてると思います。
ただ、なぜにその存在を林檎を切ってまで確認をしなければならなかったか?
そこが気になりますね。

三島は肉体を鍛える事は、精神の一つの証明だとエッセイに書いていた記憶があります。


>>552
個人的な稚拙な解釈になるかもしれませんが、それは豊潤の海のテーマの一つ
生まれ変わり、輪廻、それももっと大きな輪を意味してるのかなと思いました。

>>554
らしいですね。私30代ですが、あんな体に慣れませんw
体質にもよりますが、食事管理、正しいウェイトレーニングと集中力
そもそもあの活動と仕事量でよくもあんな時間が取れるもんだと驚きです。
560吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 00:34:42
つまりは、男色だろ?
561吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 11:21:37
>なぜにその存在を林檎を切ってまで確認をしなければならなかったか?

その根本は、三島のように存在の確証に飢えていた者にしか理解できないかもしれませんね。
哲学者が卓上の理論で存在を哲学する域を出てしまったのではないでしょうか。
三島由紀夫が「血」のなかに精神があると言っていたことも気になる謎です。

それと的外れかもしれませんが、
他人が自分の存在を見るように、自意識を影にして自分の存在確認、存在証明を試みようと実験したのが、
自身が認識者の三島由紀夫でなく、俳優(一個の肉体、行為のみの肉体)になりきろうとした「憂国」だった気も少ししました。
562吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 11:49:33
今「永すぎた春」読んでる腐女子なんだが
これって結構三島の失敗作っぽく捉えられてるの?
まだ途中なんだが・・・
まぁ最後まで読んで解釈しよ
563吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 12:01:32
>>561にプラス

存在の確証の飢えは、三島の場合、死ぬことが生きることと同義に近かった、思春期の戦争時代の影響や、
少年期に深く刻まれていた二・二六事件の衝撃、将校への共鳴、憧れからの派生もあると思います。
564吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 15:22:33
>>562
失敗作とも傑作とも思われてないんじゃない?
三島の中では軽い作品だし気軽に読むほうがいいよ
個人的には大好き
565548:2008/02/04(月) 23:22:23
>>561
「果たしえていない約束 私の中の25年」を読むと、自身の行動の証明にも関係ありそうですね。
いろいろと解説ありがとうございます。未熟な私には参考になることばかりです。

そういえば、浅田次郎さんが三島のことを語っているエッセイありますね。
566吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 14:28:25
浅田次郎氏のように三島由紀夫ファンの作家や文筆家は多い

他には、
立松和平
高橋克彦
小室直樹
小林よしのり

などがいる。
567吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 18:35:23
というか、三島って犯罪者じゃねえの?
自衛隊駐屯地で人質取って立てこもりって、被疑者死亡だから立件されなかっただけで結構重い罪だよね?
568吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 20:29:25
.
569吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 01:15:13
>>566
wikiに手塚治虫がライバル視してたと書いてますねw
570吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 11:40:46
>>567
重くないよ別に
人を殺めたわけじゃないから
監禁を阻止しようとした自衛官に怪我を負わせてしまったのも、想定外の乱闘の結果だから故意ではなく過失傷害だし
計画的だった犯罪は監禁と脅迫だから、刑罰としては、それほど重い罪じゃない
事実、三島由紀夫の出版物が発禁にならなかったし、当人の自殺は罪の責任の意味も含まれているわけで、
なおかつ、37年も経過した現代に、とっくに時効になっていることを言っても無意味だと思うよ
571吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 11:52:21
>>569
三島由紀夫は手塚治虫より赤塚不二男のマンガが気にいってたらしいけど、手塚治虫は三島由紀夫の何をライバル視していたのか気になる
572吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 12:07:49
短編「新聞紙」の主人公の変な想像力と、彼女が自ら招き寄せたような終わり方が、軽い怪談っぽくて面白かった
有名な小説の陰で、不思議な魅力の短編があるね
573吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 17:50:55
金閣寺読もうと思ったけど何これ、全く面白くないわ
退屈で90ページくらい読んで断念
574吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 18:23:43
>>573
君はいままで三島作品をどれだけ読んできたんだい?

はじめて読むのだったら、まず三島由紀夫レター教室か音楽を読みなさい。
これなら簡単だ。(どちらも三島作品の主流をなすものではないけど...)
575吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 18:34:55
>>574
最近有名な文学作品を読み始めた初心者です
三島由紀夫のは『永すぎた春』だけです
自分は吃音持ちなので、そういう面の描写を期待していたんですが
若者にしては随分達観していて面白くなかった 
普通に最後まで読めば、そりゃあ面白いんだろうけど今はいいや
576吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 18:37:00
潮騒
愛の疾走
レター教室
不道徳教育講座
永すぎた春

恋愛講座
男の美学

ここらへんは軽くていいね
577:2008/02/06(水) 18:41:17
軽くていいねって、小説とエッセイを混在させていうとは、ずいぶんといい加減だなカスwww
578吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 18:52:17
軽い重いと小説、エッセイは全然関係ないだろ
579吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 21:19:17
いや、普通の感覚で関係あるだろう。
580吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 23:16:53
大衆向けに書かれたものの面白さもあるけど、私はやっぱり、三島由紀夫がそれなりに渾身こめた作品と、不思議な感覚が読後の残る作品が好きだな。
エッセイはエッセイとして三島のユーモアや、日常の物の見方がどんなだったかがみえて面白い。
581吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 00:15:16
好きな短編

サーカス
百万円煎餅
日曜日
雛の宿

仲間
582吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 05:36:50
>>562
永すぎた春は本編の後の解説もきちんと読むと面白さがグッと増すよ。

昨日「真夏の死」を読んだけど、あの話は三島由紀夫本人が生前に語っていた
男女の性差がとりわけ濃く滲み出てる印象を受けた。
近親者の死に対しての気持ちの持ちようが妻と夫であまりにも違う。
朝子の考え方は、死者への申し訳なさや優しさから自分を責めるんじゃなくて、
自分を責める事で自分が救われたいっていうわかりやすいエゴイズムをひしひしと感じた。
でもそんな感情ですら美しい物語として昇華させる彼はやっぱり素敵です。
583562:2008/02/07(木) 10:40:53
昨日の夜読み終わったよ
個人的にはまぁまぁかな・・・
私がずっと慣れ親しんでたライトノベルみたいだった
最後のあの兄貴の選択と百子の超プラス思考はあっぱれだったねw
「金閣寺」も読んだけど『美文の集合体』っていう評判を聞いて
それを求めて三島読み始めたんだけど
ストーリーとかはかなり面白かったけど
美文っていう意味では「春の雪」が最高だと思う
まぁまだ6冊しか三島読んでないんですがねw
「春の雪」は素晴らしかった
今「音楽」に着手した
これ読み終わったら豊饒の海の続き読み始める
ただなんか結末耳にして知っちゃったんだけど
聡子のその反応は駄目なんじゃないのww?
584吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 15:45:43
今も私の前には、八月十五日の焔のような夏の光が見える。
すべての価値が崩壊したと人は言うが、私の内にはその逆に、永遠が目ざめ、蘇り、その権利を主張した。
金閣がそこに未来永劫存在するということを語っている永遠。

三島由紀夫
585吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 16:05:11
三島君の二十代も悲劇的なものを含んでいる。
…三島君の新しさは容易には理解されない。三島君自身にも容易には理解しにくいのかもしれぬ…

この脆そうな造化(三島作品)は、生花の髄を編み合わせたような生々しさもある。

川端康成
586吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 11:19:27
鍵のかかる部屋と雛の宿は似ている
587吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 13:54:26
不道徳教育講座、案外軽くない。
びっしり文字詰まってる上に結構ボリュームあるし。
俺にはあんまりおもしろおかしくもないから読むのシンドイ。
588吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 15:03:58
この程度で重かったら三島世代の本なんか何も読めないぞ
まあ偏見に凝り固まってる部分があるから、共感出来ないと辛いかも(特に女性)
俺は共感しまくりでいいストレス発散になったけどな
589吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 15:35:34
彼はもう危険な死からさえ拒まれている。
栄光はむろんのこと。感情の悪酔。身をつらぬくような悲哀。晴れやかな別離。南の太陽の別名である大義の叫び声。女たちのけなげな涙。いつも胸をさいなむ暗い憧れ。
自分を男らしさの極致へ追いつめてきたあの重い甘美な力。
…そういうものはすべて終わったのだ。

三島由紀夫
590吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 19:19:39
>>588
いや、何冊か他のも読んだ上で、そう思うんだ。
新潮文庫のはほとんど読んだとおも。
591吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 20:44:32
暁の寺、やばいな
本多変態すぎ
592吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 21:19:40
暁の寺で本多の事好きになったw
今まで清顕の運命にばかり忠実だった本多がここにきて初めて自分を見せたというか
彼本人の欲望に対して素直になった辺りにようやく人間らしさを感じたというか。
宗教の話も充実してて面白いよね。
593吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 21:54:24
つうか、三島が書けなくなった、通俗的なストーリーに逃げただけじゃねえの。
どう考えても、豊饒の海はだんだんと出来が悪くなっている。
594吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 00:11:22
三島はね、横にブラジル人少年乗せてシルバーのゲレンデ乗ってドライブです
595吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 00:15:23
それは、三島がブラジルに旅行したときに、公園で拾ったブラジル人少年を
昼間からホテルに連れ込んで楽しんでいた、とかいう話からきているのかな?
事実なのかね?
596吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 00:22:09
有名な話だから     昔の小説家はやる事がかっこいいね。
597吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 01:31:51
東南アジアへの買春ツアーみたいなもん?

慎太郎も、ブラジルかどっかに若いの連れて行った話を
どこかで書いていたような。
598吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 10:08:50
>>588
>共感出来ないと辛いかも(特に女性)

男でさ、女流作家の影響で小説を始めた奴いるの?
599吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 11:05:39
>>594-597
一人で会話してるアホ
600吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 11:11:44
氏がかまえた人工迷路の一つが、ホモセクシャルだったと思われる。それもまた三島氏の無理の一つだったろう。
氏のホモセクシャルについていろいろいう人はいても所詮どれも仮説でしかあり得まい。当人がそうだといっても同じような気がする。
あれもまた氏のプレゼンスの一つであり、深沢七郎流にいえば、無理の一つだったに違いない。

石原慎太郎
601吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 11:21:16
>>593
豊饒の海に隠されている深いメッセージを読めない奴が陥りがちな感想の典型だな
鏡子の家を失敗作といったバカ評論家と同じで
602吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 11:44:38
>>595
むしろ三島は、同行した記者や取材人の前でわざわざ、詳しく男色の話をしたり、見せつけるように少年を連れてきたらしい
たぶん伝説を作りたかった気がする
603 ◆k2XT3HjFWw :2008/02/09(土) 14:12:22
>>597は俺だが他は知らない。
面倒だからそういうのはやめてくれ。

大江のエッセーだか小説だかで、海外の作家が稚児さん連れて
作家の集まりに来ていたのに対し周りがあーたらこーたら云っていたが、
本人は全くの馬耳東風で…、てのがあった気がするが、あれ誰だったっけか。
604吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 14:20:56
んで、問題点は二つ。
買春の有無と、相手が児童であること。
馬鹿が湧いてたんで、ちとイジワルをね。

俺はそれが三島であれ誰であれ、同性愛者であること自体を
非難したり、嘲りの道具として使ったりは、決してしない。
605吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 15:36:45
>>604
そもそも事実かどうかさえ判らないことを裁判してもしょうがない

ちなみに三島と一緒にゲイバー通いしていた桂芳久は、三島はゲイじゃなかったといってるし(三島は、いわゆる男色のつきあいには、いっさい加わらなかったと断言してる)
606吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 15:39:02
で、おまいらはどーなの?
『同性愛』てことに関して。ホモ限定ね。
俺はやっぱ作品のなかにそーゆー描写あると
よっぽどじゃないと感情移入とかしづらいわ。

日本に大体何%くらいホモいるんだろ?
バイまで枠広げてもいーや。
男同士愛し合える人ってどんくらいいるんだろか?
607吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 15:41:09
うん。
だからあくまで三島に対してではなしに、
そういった行為を称揚する者たちへのイジワル。
608吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 15:48:37
ちなみにブラジルでの、特派員(朝日の茂木)の話は児童じゃなく青年だしね
リオでは、買春でなく、ゲイ青年が積極的に男相手を探している場所もあるらしいよ
609吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 15:53:00
>>606
そういう類は同性愛のスレで質問してくれ
610吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 16:38:33
>>606
仮面の告白、禁色の描写にしても、特定の人間にしか解らないというほどの生々しい場面でもないよ
一見、自分と違う性質の主人公でも、彼らの悩みや苦悩、世界観はなんとなく共感できる
611吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 16:42:50
大江健三郎の性描写の方がきもちわるくて感情移入できない
612吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 16:59:04
まっ、一般論だけど、文学作品は個々のキャラに
感情移入をして読むものではないと思うけどね普通。
613吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 21:41:20
映画は監督のものであるが役者に惹かれて映画館に足を運ぶ人もいる。
小説は作者に惹かれているのか?個々のキャラクターは作者の分身ではないだろう。
全体の流れと結末(起承転結)にメッセージを汲み取るものだろうか?

文学作品は読者の人生に安らぎを与えるものか?
読者の人生に踏み込んできて人生にも影響を与えるものなのか?諸刃の刃なのか?
三島由紀夫は薔薇のとげを思い起こさせる。
自分で手折ると血が滲む。空論のままでは血は滲むまい。愛の深さと似ているな。
614吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 22:13:52
>>613
>映画は

スポンサーのものだ。だからその顔色を窺いながら、

監督が真にやりたいネタをプロデューサーにバレないように織り交ぜる。

ソレをできるのが一流監督の条件。
615吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 00:44:24
言われてみたらそうだ。

危ういところでスポンサー無しでは成り立たない事を忘れるところだった。
【からくり】を見逃すところだった。THAX!>614
メッセージ(真意・真実)は隠喩の中にあることが少なくない。

三島は永遠の向こう側に逝ってしまった。残されたのは謎のみ。
自分には解けそうに無いが、そのうち三島ブームが起こる予感がしている。
このまま消えていくような存在ではないと信じている。
616吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 01:12:23
>>614
>スポンサーのものだ。だからその顔色を窺いながら、
>
>監督が真にやりたいネタをプロデューサーにバレないように織り交ぜる。
>
>ソレをできるのが一流監督の条件。

実は押井守の表現だけどね。
617吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 04:51:53
お前ら1969年の三島 vs 東大全共闘の動画だ
http://www.youtube.com/watch?v=3dKnQ63iUSc
こいつら何言ってるのか全然分からんorz
618吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 06:31:28
何度も議論されたことだけど、三島由紀夫の太宰治に対する感情ってどんなだった
んでしょう?
あと、よく言われる「同属嫌悪」とか「太宰への嫉妬」とかで片付けないで欲しい。
三島愛読者なら、三島の真摯さや、明晰さを理解しているハズ。
4字や、6字で片付くなら始めから三島はそう言っていると俺は思うのです。
それに、三島がわざわざ全く歯牙にもかけていない小説家の会に出席して
「太宰さんの文学は嫌いなんです」
なんて言うだろうか?
「私はこの人の顔、ハイカラ趣味、そしてこの人が自分に適さぬ役を演じたのが嫌いだ」
どれをとっても、太宰の文学の欠点などを批判しておらず、太宰の顔(笑)、太宰の人格、
その文学の本質がただ『嫌い』だという意味なんですかね?
たとえアンチ三島、アンチ太宰の方でも、偏見をもたず、明晰にその真意を説明してもらう
ことを望みます。
619吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 12:12:27
三島の作品は小説よりも、戯曲が面白い。評論がその次かな…、そして小説の
順で読んでみるのがいい。テクストは、新潮社版の三島由紀夫全集で。変に
拘る気はないが、三島が書いた通りの正字旧かなで読んだ方がいい。ほとんど
三島の作品を読んだことがない人には、どれが一番いいかというと、「小説とは何か」を奨める。

>>618
>三島愛読者なら、三島の真摯さや、明晰さを理解しているハズ。

そんなに力んで考えなくても、嫌いだから嫌いなんだろう。オレはそう思う。
そんな答えでは、イヤなら。そして本当に興味があるのなら、今から図書館へ行き、
研究者の著作を読んだ方がいい。三島の愛読者は、文学の研究者ではないし評論家でも
ないよ。愛読者なだけです。
620吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 12:21:29
太宰という人間が嫌いだから、その産出物である小説も嫌いだということなら、
三島が言っていることは、ガキのタワゴトでしかないね。

ガキのタワゴトに相応しい理由を探すと、太宰の身長は176センチと、
当時の日本人としてはかなり長身だったわけで、背が低い三島は太宰に嫉妬したと、
こういうことじゃないかねw
621吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 12:23:33
戯曲はセリフが美しいけど、あくまで戯曲でしかない分
三島由紀夫特有の豪華絢爛な文章と表現の緻密な部分が楽しめないからなぁ。
個人的には初心者に勧めるなら短編小説から、って思ってる。
薦める方の感性と相手の読書量、その人が日頃親しんでる本のジャンル、
好みによって変わってきそうだよね。
622吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 13:13:55
>>618
あなたこそ、よくいわれている表層の、三島の太宰観にとらわれすぎていると思いますが
三島は太宰の文学の批判もしていますよ
ただ、批判したり、嫌いといったから本当に嫌いだったかは、自分で三島の行間を読んで判断するしかないと思います
私の考えでは、三島の若い頃は太宰文学に共感した部分と、それゆえに目に付く粗や嫌いな部分があり、
こだわった時期もあったでしょうが、三島の人生の全体のテーマからみると、太宰は三島にとって、さほどの影響はなかった人物だと思います
623吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 13:14:53
>>618
あなたこそ、よくいわれている表層の、三島の太宰観にとらわれすぎていると思いますが
三島は太宰の文学の批判もしていますよ
ただ、批判したり、嫌いといったから本当に嫌いだったかは、自分で三島の行間を読んで判断するしかないと思います
私の考えでは、三島の若い頃は太宰文学に共感した部分と、それゆえに目に付く粗や嫌いな部分があり、
こだわった時期もあったでしょうが、三島の人生の全体のテーマからみると、太宰は三島にとって、さほどの影響はなかった人物だと思います
624吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 13:26:44
三島が太宰に見たのは自分の恥の部分なんだと思う
だから同属嫌悪的だと考えてる
あの悲しいような表情や、ぶりっ子的な部分は
幼い三島もかなり持っていたじゃん
625吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 14:54:20
三島は幼いころから、周りに同情をひくような、ぶりっこなどしていないと思います
反対に親や周りに気を使わせないように、強く、しっかりふるまっていた性質の子供だったから、父親は幼いころの息子を、能面だったと言ったのでしょう
626吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 15:26:01
「鍵のかかる部屋」
一雄が別れの決意をして部屋を出たあと、房子は何故、すぐに部屋のドアの鍵をかけたのか、女中は何故、一雄をひきとめたのか気になる
627吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 18:28:07
>>619
>>618の興味は他の三島愛読者の考え。
あと俺の意見を言わせてもらうと、自分が読みたいな、と思った小説を
手に取ることをオススメする。
新潮社の文豪ナビにも言いたいけど、読む順番も、読む小説も人に薦められるもんじゃない。
と俺は思う。
628吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 18:34:48
人に薦められて読むもんじゃないっていうより、
最終的に自分の意思で読むものだ。
629吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 18:39:22
×薦める
○奨める
630吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 18:56:57
三島は若い頃、川端に恋してたような気がするのは私だけなのだろうか。
また川端もそれに気づいてたんじゃないか、、と思うのも私だけなんだ
ろうか。この不埒な愛嬌、何卒不悪。
631吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 19:47:42
>>629
まちがってる。薦める の方が〇。
意味は
「よいと思う人や物をえらんで採用するように他の人に説く」

辞書をひいてみんさいや。
632吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 19:57:35
>>625
そうか、すまんかった
これを引き合いにだしちゃいかんかもしれんけど
仮面の告白の「僕○×(覚えてない)よ。○×よ」の女装的なところや
新潮文庫の写真集の子どもの頃の写真からぶりっ子だと思ってた
633吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 21:09:58
文芸読本三島由紀夫てどー?買い?
634吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 00:09:50
まあまあ面白い
文章読本だけど技術だとか名文を書く技術はあんま触れてないかな
さまざまな名文を鑑賞しましょうって感じ
635吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 06:15:16
「かめいかん?」....1・2・3・4・5・鹿・・鳴館。
636吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 11:15:06
>>630
それはないと思いますよ
三島由紀夫は、川端康成が戦後すぐに書いた
「私はもう死んだ者として、あわれな日本の美しさのほかのことは、これから一行も書こうとは思わない」
という言葉を感慨をもって読み、同じ文士の先輩として川端にぜひ、目をかけてもらいたい、師事に適切な人だと思って慕ったのだと思います
川端の文才には尊敬があったでしょうが、三島由紀夫が美的存在として憧れ、惹かれる男性のタイプは自分の作中の、勲や清顕だと思いますよ
637吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 11:44:24
>>632
そういう意味のぶりっこなら、大人になってからの写真のキザだといわれた写り方や自ら戯曲の舞台に参加したり、
映画出演もそうだと思いますが、それはナルシズムじゃなく、根っから派手なことや人を驚かすのが好きだったんじゃないかと私は思います
三島には、いわば芸人体質もあった気がします
非常に真剣でシリアスな情熱的な部分と、お笑い芸人と通じるような緻密な計算が混在した不思議な人だったんじゃないでしょうか
638吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 15:14:48
【速報・韓国】南大門全焼の放火容疑者宅から三島由紀夫・金閣寺を押収 6
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news7/1198229717/
639吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 16:02:40
川端との往復書簡を読んだとき、そんな気がしたのですが言われてみれば
たしかに636さんの言う通りですね。勉強になりました。
640吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 16:13:57
魅死魔のホモセックス初体験って何歳だったの??
641吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 16:35:26
>>640
誰も知らないよ

女性との体験は28歳頃
642トーマス・マンスレにて:2008/02/11(月) 16:57:38
670 :吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 13:02:53
正直、あんまりガツガツした奴の小説はおもしろくない。


671 :吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 22:17:42
ガツガツした奴って誰のこと?例えば、三島由紀夫とか。
少なくとも呑気な人でないとしたら誰なんだろ?


672 :吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 14:05:04
ガツガツした奴の例に挙げられて、
三島はあの世で悔しがって地団駄踏んでるだろうw
なるほど、裕福な上流家庭に育っても、
どこか精神的にゆとりを感じさせないものもいれば、
その逆のものもいるわけだ。
643吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 17:06:16
アメリカではサガンより三島さんの方がよく知られています。もしも私たちが「金閣寺」とか「宴のあと」を訳さないで「美徳のよろめき」を訳したとすれば、あるいは「悲しみよこんにちは」よりもよく売れたかもしれない。

ドナルド・キーン
644吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 17:09:37
>>642
他スレの自分の書き込みをいちいち紹介しなくていいから
645吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 20:08:12
>>642
>ガツガツした奴の例に挙げられて、
>三島はあの世で悔しがって地団駄踏んでるだろうw

ワロタ
646吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 20:21:31
吹いたw三島はお前みたいな小市民なんか眼中にねえw
647吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 20:30:38
ドナルド・キーンは三島のファンだから大袈裟に言ってる
648吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 20:53:23
>>642
三島由紀夫は、自分に対する悪口や噂は聞き馴れていたようだから、地団太踏むほどのことじゃあない

「ウワーッと両手で顔をおおって、その指のあいだから、こわごわながめて『イヤだァ』とかなんとか言っている手合いを野次馬という。
私に対する否定的意見は、すべてこの種の野次馬の意見で、私はともあれ、交通事故なのだ。」

三島由紀夫
649吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 23:15:09
>>648
三島の比喩にしては珍しく、なかなかうまいと思った
650吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 23:46:45
>>649
てか三島の比喩は凄いとか思ってる俺は初心者?
651吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 23:52:24
てか比喩しかないでしょ、三島には
652吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 01:49:55
ホモしかないわよ三嶋には
653吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 02:23:03
三島ってやっぱ愛国主義者だったから、
専ら日本男児ばかりとセックスして、外国の男とは一切交わらなかったらしいな。



その点は好感持てる。性欲をも政治思想で統禦したということだ。
654吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 02:33:55
つまんね
655吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 02:37:41
さっそく三島厨の隠れホモがスルーできずに登場www
656654 ◆k2XT3HjFWw :2008/02/12(火) 02:48:48
だからw
657吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 02:51:46
>>1-656

ツマンネ。死ね。
658吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 04:25:13
>>657
三島がホモだったら、面白いよね。笑
まあ実際ホモだったんだろうけど笑
659吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 09:05:07
韓国の南大門焼けたらしい
660吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 10:52:53
必ずアンチ三島の粘着バカ不眠症は夜中に独り言で活動
661吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 11:00:46
>>650
いや、ふつうに三島由紀夫の比喩は天才的。
文体も作品によって自由自在、複雑な物語の多重構造、独自の世界観、隠れた暗喩…等々、三島由紀夫は面白い。
662吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 11:10:26
>>659
あのニュース見ると、三島由紀夫が金閣寺炎上を見て作品のインスピレーションをうけたのが、なんとなく分かった。
663吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 11:25:52
>>647
というか>>643は特別キーンのひいき目じゃなく当然の感想でしょ
三島だけじゃなく、日本にはサガンより優れた作家は結構いる
664吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 11:28:58
サガンって・・・アホかw

お前等は
文学的には「大江健三郎はハリーポッターの作者よりも才能がある」
なんて真剣に言うのか?

売り上げ サガン>三島 ハリー>大江
文学としては 三島>サガン 大江>ハリー 
サガンは大衆小説のようなものだぞ。
665吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 11:45:44
おっ!はじめて忙しそうな「三島スレ」を見たww
666吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 12:18:55
サガンは日本の石原慎太郎なみの一発屋
667吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 13:49:59
ちょっと論理的に混乱してきているな。
キーンは、「美徳のよろめき」辺りを英訳していれば、
売り上げでも三島>サガンとなっただろうと言ってるんだろ。
文学的な才能が三島>サガンであることは、自明のこと。
668吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 14:40:05
三島由紀夫「伊沢さんは保田与重郎さんが好きですか、嫌いですか?」

伊沢甲子麿「保田さんは私の尊敬する人物です。
…戦後、保田さんを右翼だとか軍国主義だとか言って非難するものがありますが、私はそのような意見とは真向から戦っています。
保田さんは立派な日本人であり文豪です。」

三島「私は保田さんをほめる人は大好きだし悪く言う人は大嫌いなのです。今、伊沢さんが言われたことで貴方を信頼できる方だと思いました。」

当時、三島氏は大蔵省の若手エリート官僚であった。
…三島氏は天才的な作家であり東大法学部出身の最優秀の官僚でありながら、いささかも驕りたかぶるところがない謙虚な人柄であった。
そして義理と人情にあつい人であるということがわかったのである。

伊沢甲子麿
669吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 14:41:19
三島氏の要望により私は歴史と教育に関する話をいろいろとするに至った。
特に歴史では明治維新の志士について。中でも吉田松陰や真木和泉守の精神思想を何度も望まれて話した。
…三島氏は松陰や真木和泉守の話を私が始めると、和室であったため座布団をのけて正座してしまうのだった。
…その外では西郷隆盛の西南の役の話や、また尊皇派の反対の佐幕派の人物である近藤勇や土方歳三の話も何度となく望まれて語った次第である。
特に近藤勇は三島氏の祖母の祖父である永井尚志が近藤勇とは心を許し合った友人であったため、深く敬愛の情を寄せていた様である。

伊沢甲子麿
670吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 19:03:24
いいの思いついたと思ったら・・そりゃそうだよな
南大門でピンとくるの遅かった

それでも生きようと思った
671吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 21:23:25
三島由紀夫が死んだ日は吉田松陰が死んだ日と同じ
672吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 22:02:27
673吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 23:21:19
ウィキの情報が必ずしも正しいとは限らない
旧暦を新暦に直した日付で二人の命日が同じなことは、複数の本によく書かれているよ
674吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 00:23:10
「雨の中の噴水」の彼女は、本当に彼の言葉が聞こえなかったのか、しらばっくれたのかが気になる
675吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 11:23:53
>>670
金閣寺放火は21歳の大学生の見習い僧が犯人だったから、三島由紀夫も創作意欲を触発されたけど、南大門放火犯は69歳でしかも動機もしょぼい
金閣寺の犯人は犯行直後にカルチモンを飲み、切腹して死のうとしたらしいから、おそらくそれも三島由紀夫が犯人へ自己の内面を投射する動機になったんだと思う
676吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 12:54:01
取調べやらでの「美への嫉妬」みたいな供述がデカいのかな
677吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 15:28:19
>>676
犯人の林承賢は
「金閣寺の優美さを呪い、反発をおさえきれなかった」と、美への呪い、嫉妬の言葉を動機としていて、
犯行の翌日には林の母親が自殺してしまい、衝撃的な事件だったようです
獄中で林は、
「生とは如何、生死なんて全く無意味だ。…何ものが欺くさせるんだ?敢えて云う。全く意味ない。地球は廻り四季巡行す。一体何だ。人間て何だ。」
と手記を残していて、三島由紀夫は、これも読んでいたようです
678吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 17:16:09
>>580
>エッセイはエッセイとして三島のユーモアや、日常の物の見方がどんなだったかがみえて面白い。

あのユーモア、ラジオの松っちゃん(DT)に匹敵するよね。
命売ります。なんて、笑う所盛りだくさんだし。
この手の本ももっと出して欲しかった。
そんな自分は、太陽と鉄が好きです。
679吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 17:31:12
>>619
いきなり読んだ豊潤の海でどっぷり三島文学にはまって抜け出せません。

>>627
三島作品はどれを手に取っての、冷や汗たれるよね。

>>648
そこだけ選抜したらもったいないよ。あの話はかなり面白かった。
その手のエピソードは、三島が死んだ日にもいろいろ載ってるよ。
開高健が飲み会の席で、三島由紀夫に小説の書き方を教えて下さいって相談するシーンがあるんだけど
感動して泣いちゃうよ。
680679:2008/02/13(水) 17:32:48
やってしまった。↑豊潤でなく豊饒
失礼しました。
681吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 18:04:10
命売ります意外とエロい
682吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 18:06:23
命売りますは自由すぎるw
683吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 18:32:56
>>681
お尻の表現とかエロいよねw
はにおの自殺する理由がいいよね。
684吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 19:53:11
るりこをじらし何度も寸止めする羽二男のエッチさ
685吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 20:49:47
ジョルジュ・バタイユを正確に理解している希少な文人。
686吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 21:11:11
まあ、三島由紀夫の博識や知性には正直驚くけどね。

単に資料を漁ったものを書いているというだけではなく、
それを「自分自身で解釈して」文章にしているあたりは別格で、
真似が出来ている作家がいるのか疑わしい。

三島の場合、対象を解釈する軸あるいは基準が複雑であり、かつそれを
統合させているわけで、それを解くには、法律を学ばないと分からないかもな。
平野のような京大法学部劣等生では、無理ではないかと、

そう思う。
687吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 22:31:50
三島って東大法学部でも成績上位で、特に刑事訴訟法が抜群だったと、三島を教えていた団藤さんという人の述懐にありましたね
688吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 00:04:09
学習院首席、東大、官僚、作家。
小説、戯曲、評論、映画出演、歌、軍隊、、、、
ありえませんよ。どう考えてもおかしい。どうしたらそんなことができるのか?

ちなみにあの歳であの筋肉を維持するのって、相当な努力が必要らしいよ。
689吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 00:12:18
この人の神視点を多用した解説文みたいな文章の書き方は苦手だわ。
690吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 00:35:35
三島由紀夫は頭脳明晰で才能に恵まれたけれど、一番の才能は並外れた努力の人だったんだろう、たぶん
持病の胃弱悩まされていたらしく、胃けいれんの発作が起こしているのを目撃されたときも、絶対に口外しないでくれと頼んだくらい表では苦労を見せたくないストイックな性格だったという
691はるか高み:2008/02/14(木) 00:58:39
保田与重郎。三島はこの名の意味するところを生まれながらに、
遅くても二十代前半には知っていたんだなぁ。
その名は僕の苗字ばかりか、三島の最高秘密を、そして世界破滅までも
語っている。
保田与重郎は何からそれらを知ったかは明らかだ。君たちも知っている
ところのたった一つのお国の童謡からなんだよ。
しかしそれを読めない君等には、今年のもやの危機も判らないとw。
僕か勝つか負けるか、君たちは呑気でいいなぁw
692吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 01:03:48
>>689
kwsk
俺は、作家論など、こんな整理された文章はありえんと思てる。

>>690
努力は相当なもんだろう。
あと、生活パターンが気になるな。夜型だっけ?
島田雅彦が三島の生きた年数であの作品の生産量は考えられないと言ってるね。

693吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 01:04:12
元々細いひとがプロテイン飲んで頑張ればあんな感じになるんじゃ。
筋肉量としては別に大したもんじゃないと思う。…贅肉少ないのは正直羨ましいがw
694吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 01:19:59
>>691
久しぶりだね高みちゃん
たまに君のレスが読みたくなることがあるんだ、不思議だねw
695吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 01:45:34
妄想乙>>691
696吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 02:15:03
>>693
http://jp.youtube.com/watch?v=DaqVv5j0m48
プロテイン飲んだ事ある? あれは筋肉付ける薬でないよ。
697吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 03:50:10
書いた通りだとしか。

…基本的には、俺はひとの外見について語るのは好きじゃないんだが、
正直云えばね、コミカルな体付きだなぁと。
頑張っちゃったのは判る。判るが、元々の骨格の華奢さまでは如何ともし難いやね。
そもそも俺は過度のボディビルディングなんてギャグだとしか思ってないんだが、
そこに精神の、いろいろが透けて見えてしまう彼のあれはさ、何度目にしても、
やっぱり可笑しい。
698吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 10:39:37
いつのまに>>697の身体の自慢話に話がすれ変わったのか?w
そもそもここで、生まれながらの身体的特徴に関して誰も指摘していない。
自分で、こちらからは確認のしようがない、自身の自慢?の骨格との差異をあげられてもな、、、
過度のボディービルの意味もちょっと意味がわからない。
話から、本人はボディービルとは何かを理解してないようだし、それに過度と付けてもな。




699吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 11:43:28
>>697
もとの骨格って、同じ男性で同じ人種なら骨は皆そう大差ないのでは?
子供時代に祖母が外で遊ばせなかったのが細さ、華奢の原因で、それも環境の、後天的な結果だったといえるんじゃないかな
700 ◆k2XT3HjFWw :2008/02/14(木) 12:07:29
だからw
俺の言葉が理解出来ないのなら、俺にレスをするな。めんどい。
…じゃ駄目?(苦笑 本当に、面倒で仕方がないんだが。
まぁいいや、じゃ即物的に。

>>696
あります。
運動後30分以内に(だっけ?)ってやつな。
俺は外見のためだけにそこまでの気は使わないんで、ヨーグルト食ったり、
豆乳飲んだり程度の、“キブン”で通常は済ましているが、
最低限の理屈は判っているつもり。

>>698
たとえばシュワちゃん、あれを、均整の取れた体つきだの、
男性美だのと思う様な感性は、当方にはかけらもないって話。
ただ、ツクリモノの、お笑いだとしか。――たいたい、あそこまでのはさ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0#.E3.83.9C.E3.83.87.E3.82.A3.E3.83.93.E3.83.AB.E3.81.A8.E8.96.AC.E7.89.A9

…つーかね、俺が今こうやって言葉を重ねているのも、>>696
脊髄反射レスに、イラッときたからに過ぎない訳で。前述の通りに、
俺は原則、ヒトサマの見て呉れなんぞに言及することを好まない。
馬鹿馬鹿しいからね。下らないというか。

だっからさー、お願いだから、俺につまらないことを云わせないでくれ。
俺の言葉が俺の意図する通りには理解出来ないのなら、スルーしろって。
誰にも彼にも手取り足取りなんざ、かったるくってとてもじゃないが、
やってらんないんだよ。うんざり。

>>699
ごめんね。上記の通りで、俺は要らぬことを云ってしまった。謝るよ。
701吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 14:28:32
>>700
あいかわらず変な◆k2XT3HjFWw笑える
702あぼーん:あぼーん
あぼーん
703吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 17:06:23
>>700
>俺の言葉

俺の言葉、俺の言葉、俺の言葉、俺の言葉、俺の言葉、俺の言葉、、、、なんだそりゃ?

>>701
頭おかしいのかと思った。
704吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 17:44:31
>>700
なにこのプロテインばりばりの背伸びしまくりな滑稽文。
シュワちゃんの
>ただ、ツクリモノの、お笑いだとしか。
とかけてるわけ?
705吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 18:28:50
>>702のあぼーんが気になる、、、
何が書いてあったんだ?
706吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 19:07:48
三島愛読者だが、>>700に同情するよ
707吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 20:25:16
>>700
>…基本的には、俺はひとの外見について語るのは好きじゃないんだが、

といいつつも、そもそも700が勝手に語り始めた所が、もう破綻してる。

>>704
wikiのリンク貼ってるしな。笑わせるよ。
708吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 20:49:02
顔真っ赤にして脊髄反射レスしてんなよオッサンどもw
709吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 21:00:39
おっさんて想像するところがもう破綻してる。
710吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 21:08:51
レベル低過ぎ
711吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 21:33:07
いやおまえもまけないくらいあほだって
みしまとかまじすくいようのねーほものどぐそやろうでしかねーよ?まじでよ
ばっかじゃねーのとしかいいようがねーから
まじしんでいいよおまえらも
じゃあなほもぐろやろーども
712吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 21:33:47
>>705
創価・公明叩きのコピペ? かなんかだった。

>>706
ありがとう(苦笑

まぁ今回は自分が悪かった。
これ以上は云えば云うほど…だからね。沈黙する。


と余談だが、20数年ぶりに自分、金閣寺の再読を始めたよ、
なに、ダブって持っている文庫本の中のそれがふと目に付いたもんで、
長ブロのお供にとね。
だからそういった読み方でしばらくはお付き合いしようと思っている
のでそうサクサクとは読み進めるつもりはないのだが、とりあえず
今のところ(61刷の版の、11ページ目)はだが、良いな。読み始めて
間がないからでもあるのだろうが、「可愛らしい」と、まだ現段階
では、思っていてあげられる。

が一方でやっぱり、考える訳だ、読む側としては、あくまで審美的に
それを楽しみ、愛おしんでやれば良いだけの話だと俺は思うのだが、
あれ、何なのかね、それが出来ない輩がここには、ひどく多そうだとかさw
…うーん。
本当、向いていないと、俺は思うんだけどな、彼らには。
713吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 21:59:20
>>712
あなた前に金閣寺が駄作だとか言ってなかったっけ?
何言ってるのかよくわからないけど、まあ、最後までちゃんと読んで下さい
714吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 22:34:17
だから(苦笑
715吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 22:49:34
>>679
開高健は三島由紀夫と案外仲がよかったのが、あのエピソードで分かった
716吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 23:05:40
>>713
ほんとに何いってるのかまったくわかんないよね。
勝手な想像に勝手な解釈。破綻してる思考。現国とかダメなんだろうな、、、こんな人>>712


717吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 00:57:45
ハライテwwwwwww>>712おまい天才釣り師だろ?!www
718はるか高み:2008/02/15(金) 01:32:00
>>694
こんばんは。
ここはずいぶん酷くなってるねw。

僕の毎日は、三島由紀夫と二十四時間生活を共にしている。
三島由紀夫はずいぶんと狸なんだぜ。馬鹿のふりを続けて、
中々に尾っぽを出さないワ。
三島由紀夫と言っても、例の変態した三島なんだけどもね。
転生した三島と言ってもいいがね。

尾っぽを出さなくても、正体を確信している。三島なんだよ。
実はね、変態の法則とは年齢がひとつほど違うんだよ。
それでね、以前は三島の死の日付を疑ったんだ。もちろんその日の死は
事実であつて、変態した三島が生年を詐称していたんだよw。
そんな訳で、ずっと半信半疑だっんだけどね。

三島が僕のつれになったのもなっているのも理由がある。
面白いんだぜ、ホントw。


719吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 02:45:41
ご愁傷様!ちっーん!!
720吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 04:19:01
この人ゲイなの?
なぜ人気あるのか分からんな
しかも右翼から崇められてるらしいけど、家畜人ヤプーなんていう日本人を糞みたいに扱った小説を絶賛してたんでしょ
キチガイじゃん
721吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 05:55:44
>>720
ヤプー程日本人を有能に描いた小説は無いのに
722吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 06:02:47
というか、右翼を日本人至上主義としてる事からして安直。ヤプーが日本人批判だとするのも安易。
君は結局、すべてにおいて、なーんにも分かっちゃいないんだ。
723吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 10:46:50
ヤプーは川端康成も賞賛してなかった?
724吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 16:09:36
三島由紀夫が褒めたものは活気づく法則

太陽の季節
楢山節考
家畜人ヤプー
725吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 16:55:20
でも昭和のあの時代に、日本人があんなSMかつ良質なSF作品でもあるヤプーを
生み出したなんて信じられない。発表当時は本当に異端中の異端だったと思う。
そしてそんな時代の中であの作品を評価した三島由紀夫の感性は更に異端だったと思うw
726吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 17:29:34
戦後文学の作品は沢山あり、さらに沢山つみあげられることだろう。今や大企業である。
しかしついのつまりに、三島由紀夫だけが文学及び文学者として、後の世に伝わってゆくだろう。
彼は紙幣を作っていたのでも、銀行預金通帳の数字を書き加えたのでもないからである。

保田与重郎
727吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 20:17:34
奥野健男は、三島由紀夫が楯の会の活動を始めてから家畜人ヤプーの評価を変え沈黙した、とかデタラメ書いて、
三島由紀夫に事実無根だと言われたらしいね
ジョン・ネイスンの本にも奥野健夫と同様のこと書いてあって、なんでこいつらはこういう、三島の評論家としての誠実をねじ曲げるような捏造を書くのか、根性を疑うわ
728吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 23:07:31
ドストエフスキー「悪霊」のキリーロフは超人思想(ニーチェ)とかぶっている点で、三島由紀夫と共通した志向がある
729吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 23:42:48
>>727
あ、やっぱり捏造だったんだ。自分の天皇主義で文学の評価を下げる人ではないと思ったがやはり、そうだったんだね。
730吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 11:25:55
ヤプーって長編なのね
グロそうだけど読んでみようかな
731吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 12:31:37
初めて読んだ時は「え、なにこれ・・・」って感じだった。
732吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 17:05:16
私が三島由紀夫氏を初めて知ったのは、彼が学習院中等部の上級生の時だった。
…そのあと高等部の学生の頃にも、東京帝国大学の学生となってからも、何回か訪ねてきた。
ある秋の日、南うけの畳廊下で話していると、彼の呼吸が目に顕ったので、不思議なことに思った。
吐く息の見えるわけはなく、又寒さに白く氷っているのでもない。長い間不思議に思っていたが、やはりあの事件のあとで拙宅へきた雑誌社の人で、三島氏を知っている者が、彼は喘息だったからではないかと云った。
私はこの齢稚い天才児を、もっと不思議の観念で見ていたので、この話をきいたあとも、一応そうかと思い、やはり別の印象を残している。

保田与重郎
733吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 21:08:46
「雨のなかの噴水」
涙と雨と噴水のそれぞれの色彩と質感がきらめくように滴る風景と、クールな青年の心象が調和して美しい短編です
未読の方におすすめ
734吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 23:34:26
「雨のなかの噴水」とか「永すぎた春」あたりは、俺的には三島の駄作
735吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 00:58:48
神津カンナの詩「ふんすい」に感動した三島にとって「噴水」とは、
願っても叶わぬ天への上昇へのくりかえしの挫折、はるか高みへ行けない蝋の羽イカロスの気持ちが象徴されている感じ
736吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 01:59:04
三島は糞だし
737吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 09:07:22
だしって言葉づかいはもっと糞だし〜。
738吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 14:54:05
三島は天才だから吐く呼吸にもエクトプラズム出してたんだね
739吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 15:29:55
宴のあと と 鏡子の家 がいい。
740吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 17:52:37
三島は糞だし
741吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 19:54:29
>>736>>740
三島が糞なら
おまえは糞にむらがる糞バエだと気づいてもよさそうなもんだが
742熱血ポンちゃん ◆pR7RMIjwDs :2008/02/17(日) 20:53:06
…と、ウンコ三島にたかる糞蟲が波目で書き込んでおりますw
743吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 21:17:45
くだらね
744吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 23:43:50
「鏡子の家」
画家の夏雄が風景や水仙の花を見つめる叙述が難解だけど、印象深く好きです
745吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 04:45:01
劇場への招待「朱雀家の滅亡」
・NHK教育
・2008年 2月22日(金)22:25〜翌0:55
・原作:三島由紀夫
・演出:宮田慶子
・出演:佐久間良子・窪塚俊介・中嶋しゅう・森田彩華・中山仁
746吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 06:43:22
読んでみたいが入門書としては何がいいんだろう?
747吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 07:59:38
ヤプー購入。
これは・・・すげぇ・・・まじすげぇ・・・。
徹底的にくだらなさを追求したりしてて笑えたりもするけど
もー相当、かなりどぎついグロさなんで、ダメな人も多いだろうけど。
俺も読んでて基本的に常に気分悪いwww
でも面白い。この構想力、構成力はハンパないとおもうわ。
748吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 10:17:41
>>746
憂国、愛の渇き、卒塔婆小町 あたりは読みやすく、とっつきやすいと思います
749吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 11:11:13
盗賊の創作ノートの合間にはさみこまれていた、三島由紀夫が三谷邦子(仮面の告白の園子)のことを綴った私的な記述から

「彼女はレインコートさえ脱ぎたがらなかった。まるでそれが下着ででもあるかのように。だから僕の彼女の抱心地はゴワゴワした感触しか残らない。
それのみか彼女は、唇を吸うにまかせて自ら吸おうとしなかった。
…戦争中の人目のうるささから殆どお化粧をしていなかった。そしていささか子供っぽすぎるその横顔をますます子供っぽくみせていた。」
750吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 11:13:12
盗賊の創作ノートの合間にはさみこまれていた、三島由紀夫が三谷邦子(仮面の告白の園子)のことを綴った私的な記述から

「僕は婚約した彼女を一度誘い出して話したいという計画を抱いていた。
ところが突然別の僕がそれを気狂い沙汰だと叫び出す。向こうの家の父は吃驚して怒り出すだろう。かりにも婚約した以上、ひとのものをと!」
751吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 11:15:10
盗賊の創作ノートの合間にはさみこまれていた、三島由紀夫が三谷邦子(仮面の告白の園子)のことを綴った私的な記述から

「僕は彼女を真夏の薄着で、いささか厚化粧で抱きえなかったことを後悔した。彼女は今宵は頗る美しくみえた。
彼女の白いレエスに包まれた胸のあたりに花房のように揺れるものを今日ほど烈しく僕は欲したことがなかった。」
752吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 15:18:04
昭和三十二年、美智子皇后が聖心女子大を卒業したときに
三島由紀夫はその卒業式をなぜか観に行っている。
753吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 18:20:58
ヤプーって誰が書いたんですか?

読みたいので

ぜひとも教えてください
754吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 18:41:46
>>753
お前はどうやってネットやってるんだ?
そんぐらい自分で調べろカス
755吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 19:27:53
三島作品を拝読していて思うことは、彼は非常に繊細かつセンチメンタルでありながら、同時に不器用であるということだ。
例えば谷崎作品に見られるような自然に流れるような物語の運びというよりは、事前に緻密に計画立てられた、恰もバロック建築の如き
カッチリとした物語の設計である。これは同時に三島のあの「作られた」肉体の硬骨さと照応させることが可能である。
しかしながら、問題はあの筋肉隆々とした肉体を彷彿とさせる豪華絢爛たる文章の奥処に秘められた、三島の赤子にも似た無邪気で柔らかき
視線である。その柔和さ、或いは太宰的な弱さを粉飾する為の肉体的文章である。文章は生命を孕んで躍動する。欺瞞を隠し飛翔する。
しかしながら、終ぞ肉体はその欺瞞に耐え切れず、生の途上にて破裂してしまった。三島の死は、同時に旧来的なる日本の完全なる消失の暗示である。
残された我々日本人は、無意識裡に着々と亜米利加による思想ないし領土ないし文化の支配が進捗された現代の似非日本に於いて、虚無の只中を無目的に歩み続ける……。

756吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 20:25:34
禁色を読み始めたんだけど、ノリがヤマジュンっぽいなこれw
757吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 20:42:32
ウホッ! いい男……やらないか
758吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 21:26:30
>>753
沼正三です
759吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 23:02:19
>>753
強烈過ぎて一気に読むのは大変かも。5巻もあるとおもうと気が重くなる。でもすごい・・・。
760吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 23:14:25
>>750
清顕みたい
761吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 01:06:08
>>758>>759
サンキューメーン!!

やっぱり三島を読む人は一味ちがうね

762吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 01:24:01
三島好きには自分で検索もできんやつがいるのだな。
763吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 02:04:40
最後の4部作品、ってみんなはどう?どうとはつまらない、難しい、長い。金閣寺か午後の洩行が好きなんだけど。
764吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 08:40:12
大好き
春の雪はこそこそと行われる恋愛が最高
奔馬は裁判所がいい
暁の寺はロリコンにはたまらん
天人五衰は透がきっぱり否定されところがたまらん
765吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 10:09:42
ヤプーってガリバーのヤフーのバクリだろ?ん?
766吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 11:22:57
>>764
でもさ、春の雪って恋愛っつうより駆け引きだよね。

暁の寺は第一部斜め読み推奨
767吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 13:39:44
768吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 13:40:15
暁の阿頼耶識とかの下りは意味不明だった
それに小説の中に無理やりねじ込んだ感じがありすぎるw
769吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 13:42:15
>騎乗位が正常位とされるほど徹底している。
わらった
770吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 13:48:48
最近ずっと中二病(ニヒリズム)状態なのですが、
三島の作品で薬になる小説はありますか?
771吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 14:24:34
阿頼耶識を理解するには、かなり難しいと思うよ。
俺も漠然としかわからない。それも勘違いかもしれないしw

関係なけいど、暁に寺には2回程行った。
772吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 14:49:24
アラヤ識は精神分析学の無意識みたいなもんだったと思う
精神分析学の無意識は、日常語の無意識(自ずととか意識せずにとか)とはもちろん違う
773吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 15:27:45
阿羅耶識というのはね、時間軸と空間軸とが、こんなふうに(一枚の皿を水平に、もう一枚を垂直に)ぶっちがいに交叉している原点なのではないかね。

三島由紀夫
774吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 15:31:11
>>770
ドストの悪霊
775吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 15:35:35
三島の仏教理解は仏教者からは批判されてるんじゃなかったっけか?
776吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 16:06:49
>>775
さあねぇ…
その仏教者も真に理解しているとはいえないでしょ
777吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 16:14:25
共通の中心点を持つ垂直円と水平円がある。これは宇宙時計である。
この宇宙時計は黒い鳥によって支えられている。
垂直円の方は白い縁取りされた青色の盤で、大きく四分されており、その一つ一つの部分がさらに八分されて、全体としては三十二の部分に分かれている。
その上を一本の指針が回転している。水平面の方は四色から成っている。
この幻覚においては互いに離反し相容れることのない無意識の諸要素が稀に見る幸運によって一つに結合し、
同時にこの結合が、無意識の諸「志向」を高度に実現している一つの像を生み出したのだ。

ユング
「心理学と錬金術」

三島由紀夫は、ユングの宇宙時計と阿羅耶識をかさねて説明しようとしていたらしい。
778吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 17:00:04
三島に失恋経験はあるの?
その場合、その現実をどうとらえ、どう抜け出すのだろう、、、
779吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 17:15:10
>>778
失恋しているのは、作品を読めばわかるよ
男色をモチーフにした「禁色」にも女への恨みがみえる
780吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 17:36:21
>>778
三島は28〜32歳まで付き合った女性(今もご存命だそうです)に振られてしまい、翌年に見合い結婚しました
781吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 17:48:58
>>764
透は否定されてるけれど偽物かどうかは謎
782吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 18:10:16
>>770
「潮騒」
新治と初江のさわやかなエロスがおすすめ
「その火を飛び越して来い」と命令されるところがマゾの三島らしくて好きです
783吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 18:28:11
>>781
でも副題の天人五衰の意味を考えると
やっぱり徹は本物だったと思う
784吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 18:47:28
勲もジンジャンも、もちろん透も、そして輪廻自体も偽物です
785吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 20:15:20
>>783
透に2回過去生をかいま見せているところと、ホクロがあることと、日記のなかの黒い烏を女の鬘(聡子の髪)と想起していることから考えると、透は本物と思えます
でも一方で、慶子の「天使殺し」と、夭折しなかったことと、失明したこと(認識者の自己否定の形、認識者としてのなれの果て)は、偽物だったとみる人もいて、
これが「豊饒の海」の一筋縄ではいかない興味深いところです
三島由紀夫は生前に
「第三巻では、女主人公が本当にまえの生まれ変わりなのかどうか、わかりにくくなっている
次の第四巻では、それがもっとわからなくなるはずです」
と謎を残しています
786吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 20:23:45
>>784
最後の、本多が何もなかったのかと考えたのは、そういう意味ではないと思います
787吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 21:25:22
東大教授松浦氏は、豊饒の海を酷評してます。私もそう思います。
なぜあんなに長いのでしょうか?奔馬の異様な文章の持つ感染力は
驚嘆しますが、全体ではどうでしょう?特に天人五衰はやせ衰えた内容は
作品の質を表す駄作ではないですか?松浦の言うように、仮面の告白で
書きたいことは全て書いてしまっていませんか?
788吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 21:35:37
味噌屋の息子のくせに生意気だぞ。
789吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 22:04:36
>>787
仮面の告白だけで終わっていたら、三島を知る事はなかったわけで、、、
過去の作品と比べるならば、全集読んで、その一部として評価しないと
豊潤の海だけで、三島をどうのこうのは言えないと思う。
790吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 23:29:21
>>774>>782
ありがとう
両方持ってるので読みます
791吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 23:36:06
>>787
そんな的外れの恣意的な論評も珍しいですね
その教授は三島の戯曲とか全く読んでいないんでしょうか
三島由紀夫文学のなかの脈(三島のなかに潜む古代からの集合無意識)に伝授されている日本美の奥深さ、ますらお、たおやめ、もののあわれを感じない部類の人だと思われます
792吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 00:06:41
女神が一番ですな
長さといい、内容といい
793吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 04:36:37
松浦はなぜ小説を書いているんだろうね
794吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 07:41:22
>>793
松浦って誰?
795吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 10:31:06
めっちゃホリデー
796吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 11:23:42
天才バカボンみたいな顔して生意気だぞ。
797吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 12:24:48
三島の天皇崇拝は、彼の存命中ずっと在位していた天皇、裕仁に向けられたものではない。
短編「英霊の声」では、二・二六事件の首謀者と昭和二十年の神風特攻隊員の霊が、自分は神ではないと宣言して彼らを裏切った天皇を激しく責める。
天皇の名の下に死んだ者たちは、天皇が普通の人間と同じ弱さを持った人間であることを知っていたが、天皇という資格(キャパシティ)にあって、天皇は神であると確信していた。
もし、天皇が二・二六事件に関わった青年将校を支持し、なかんずく、彼らに自裁を命じたのだとしたら、その行為は、老いて堕落した政治家に囲まれた単なる統治者ではなく、神としてのふるまいだったであろうに。
しかし、神風特攻隊員が天皇を叫びつつ喜びに満たされて死んだ、それからわずか一年も経たずに、自分は神ではないと宣言した時、天皇は彼らの犠牲を哀れで無意味なものにしたのだ。

ドナルド・キーン
798吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 12:26:15
三島は、天皇無謬説を唱えたことがある。無論これは天皇の人間としての能力をさした説ではない。
より正確に言えば、天皇は神の資格において、人間の姿をした日本の伝統そのものなのであり、日本民族の経験が保管された唯一無二の宝庫である。
天皇を守ることは、三島にとって、日本そのものを守ることだった。このような政治観を日本の右翼と同一視するのは誤りであろう。
彼は確信していた。日本の景観を無慈悲に切り刻んで顧みない貪欲と、それが舶来だからというだけで事物や習慣を表面的に受用する西洋化、この二重の脅威から日本文化の崩壊を救えるのは若者の純粋さ、すなわち信念のためには死を辞さぬ若者の覚悟だけだと。

ドナルド・キーン
799吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 20:12:51
三島由紀夫さんの小説で僕が一番すごいと思ったのは不道徳講座です。文章芸術とは
こういうものなのかと、圧倒されました。まだそれだけしか読んでませんが他にすご
い作品があれば誰か教えてください。個人的には室井祐月さんのファンなのですが小
説はすごく似ている気がする
800吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 20:38:26
>>799
そういえば、浅田次郎が、三島作品を文章芸術の極みだと言ってたね。
三島に影響された作家は多いですよ。「命うります」なんて、この雰囲気って◯◯じゃない?!って思ったりしました。
まだ、不道〜だけしか読んでないなんてうらやましい!
三島作品は立て続けに二回三回と読めるものばかりだしね。

笑えるエッセイもあれば、正座して震えながら読んでしまう作品もあります。

801吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 20:40:51
室井佑月な。
室井といえば、高橋の二番目の嫁だったイメージが強くて、、、
802吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 20:48:09
浅田次郎ねえ(憫笑
803吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 20:56:28
799は割腹したほうがいい
800は・・・切腹かな
804吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 21:02:57
805吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 21:10:58
「REAL・SDI系とは何か。『REAL』とはラルク8枚目のアルバムで、1曲目『get out from the shell』、
2曲目『THE NEPENTHES』に代表されるように、どこか狂気に満ちた危険な香りのする破壊的でありな
がら美しさを兼ね備えているアルバムだ。5曲目『LOVE FLIES』は「翼よ高く君に届け」とあるように
飛翔感のあるロックナンバー、「浮かぶ雲のように誰も僕をつかめない」とある7曲目のドライブ感の
ある『STAY AWAY』、「さよなら重力、僕は自由だ」と叫ぶ壮大で神秘的、宇宙的なロックバラード
11曲目『ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE』と破壊的でありながらも美しい曲が続く。SDIとは
『REAL』後に発表されたシングル『Spirit dreams inside』のことで、REAL路線を受け継ぎ、殺伐と
してグランジ臭漂う、けだるく歌い上げるメロと、爆発的に広がる宇宙的なサビが特徴の曲である。 」

こういうの、どこのバカが書いてんだろ?
「殺伐としてグランジ臭漂う」
それなら、俺はグランジを聴くぜ。
806吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 21:31:42
>>803
w介錯してくれ。
807吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 21:44:00
まぁ、三島自身が萌えて読むひとだったっぽいしな。
北杜夫に出した『楡家の人びと』についての手紙、
まるで女学生でも書いたかの様な、モエモエ〜なやつだったらしいね。
その意味じゃこいつらの方が、正しいっちゃあ正しいのかもしらん。
808:2008/02/20(水) 21:50:31
だったらしいね。って、自分じゃ知らないわけだw

なんつうか、三島の育ちの良さwが現れているようなほめ方だ。
いわゆる女子学習院的な挨拶である「ごきげんよう♡」と、言った感じだな。
809吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 21:57:04
これは北自身がエッセイか何かで、そう書いていたことだよ。

とそういえば確か、前の北スレで俺がふった「どれだったっけ?」に
回答してくれたひとが居たな。
…あらためて、すっかりどれだか忘れてるがw
810吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 22:00:03
ちなみにその手紙への北の反応は、一言で云うなら「当惑」だった様な。
811吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 22:06:45
三島とも北とも無関係な話で恐縮だが、独逸文学者でエッセイストの高橋義孝は、
ゴルフ場で見た婆さんたちの「ご機嫌よう」の挨拶に、「他人の糞の臭いを嗅がされているような」
気分だとかなんとか、言っていたような希ガスw
812吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 22:15:41
なんだっけ、芥川がクラシックの〜、
あれどんなんだっけ、小坊主の〜を、思い出しかけたw
おもいっきり見下してるやつ。

まぁ総じて文学者なんてどいつもこいつも、
性格の悪いやつばっかって話やね。
813吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 22:35:03
福田恒存と高橋義孝は小学校の同窓か? 小学生のとき、
高橋がスカートめくりだかして、そばにいた福田がやったように
誤解されて恥ずかしい思いをしたとか、対談で福田が回想してたとか
どこかで聞いたような?
814吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 22:47:07
そうらしいなw

高橋 義孝(たかはし よしたか、1912年3月27日 - 1995年7月21日)は、
日本のドイツ文学者、評論家、随筆家。

東京市神田生まれ。錦華尋常小学校、第二東京市立中学校(現東京都立上野高等学校)で
福田恆存と同級。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E7%BE%A9%E5%AD%9D
815吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 23:04:07
>>804-805
へ〜情報ありがとう
hydeは新曲についてダンテから見たネロと、自分の想いを入れたと言ってたよね
三島の金閣寺の影響もあるとは初耳
前からラルクの世界観と三島の世界観は似てると思ってたけど、やっぱりそうなんだ
816吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 23:22:19
>>799
春の雪がおすすめ
文章芸術、日本語の美しさと悲恋の物語が味わえます
817吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 23:22:40
818吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 23:35:01
そうじゃないから尚更という。
それっぽい言葉を並べ立ててるだけで「浸れる」なんて、
まぁなんて、安上がりw

それとそれ、割と良かったよ意外にも。
819吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 00:40:51
http://music.biglobe.ne.jp/special/0606/nagabuchitsuyoshi/img/nagabuchitsuyoshi_0605_250.jpg
http://www.yamato-movie.jp/info/images/info_nagabuchi.jpg

この板では誰も言わないから俺が言うけど、最近の長渕こそがミシマン化しているようだぞ。
『巡恋歌』『順子』の頃の、あの虚弱シンガーの面影はもうどこにもない。
820吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 01:06:51
>>819
三島読者からみると、長渕剛と三島由紀夫はちっとも似てると思わない
821悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/02/21(木) 01:15:46
>>820
>三島読者からみると、長渕剛と三島由紀夫はちっとも似てると思わない

オマエはバカなんだね。
822吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 02:46:45
三島自身は
「おれの小説を読み始めるなら、まず『憂国』をよめ」
って何かに書いていたよ
理由は
「憂国にはおれの文章の、よい部分と悪い部分が分かりやすくでてる」
だってよ
823吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 07:34:09
>>822
三島もえらそーだね。三島は三島の事を、三島が一番よくわかってる気でいたんだろうなー。
824吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 07:37:14
いや、「読め」って命令形で載ってたわけじゃないでしょ、実際はw
825吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 10:45:26
>>821
三島と長渕の何が似てるんですか?
表面的に右翼っぽいところが似てるような錯覚だけじゃない?
まあ、長渕には興味ないのでどうでもいいけどw
826吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 11:01:08
>>825
そのまえに、「表面的に右翼っぽいところ」ってのはどういうことだ?
国旗をバックに颯爽としてるところがか? 古今東西を問わず祖国を敬う姿勢がそんなに珍しいか?
日の丸が嫌いなら日本人をやめてどこへでも行け。

827クドリャフカ為末:2008/02/21(木) 11:18:44
826のひとは、今どき正面切って聞けないような、内角低めぎりぎりのスライダーをズバンとキメられたようで、
思わずハッとしました。私は在日朝鮮人です。某マイナー誌にてSF小説の連載を生業としております。妻はありますが、子どもは……、
二歳と三歳のシーズーがその代わりとしておきましょう。
現在執筆中の作品は「サイバーパンク」にカテゴライズされる無国籍長編ですが、すでに後半に差し掛かってなお迷いがあります。
私はいつまでこのような浮き草小説を書き続けるのだろうかと。貴方が仰る「祖国」。私にとっての祖国はどこにあるのでしょうか。
先日、父の七回忌が済んだばかりです。私の父は、現地でたばこ売りをしていたロシア女と一緒になりました。大陸から引き揚げて
くる直前、私はすでに母のお腹の中にいたということです。自分で云うのも何ですが、私はちょっとした二枚目でして、酒場ではよく
ルー大柴に間違えられ、サインを求められます。ちょっと失礼、カンディンスキーがフロアスタンドの脇でウンチを垂れたようです。二歳のメスです。
828吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 12:35:48
プロの作家にしては文章がちょいと・・・
829吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 13:47:52
>>826
はあ?
私は日の丸が嫌いなんて一言も言ってませんよ
三島の思想も共鳴しているし、愛国です
ただ音楽的な芸術面で長渕には興味ないってことだけです
830ストューリー・ダン ◆jeADmjBkVw :2008/02/21(木) 14:40:22
質問に。
「表面的に右翼っぽいところ」ってのはどういうことだ?

ヂュア!
831吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 16:11:40
>>830
三島由紀夫を読んだことのない人や、共産主義者が抱いている表面的な三島のイメージということです
長渕剛の考え方や思想が、三島のように本気で日本文化の消滅を憂いているのかどうかは、わからないけれど、
何となく三島とは、気合いの入れ方が違う気がするのと、個人的に長渕の楽曲(メロディー)には惹かれないので

別に長渕剛が好きな人へ文句をいうつもりはないですよ
832吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 17:10:08
三島の原稿料は他の作家と比較すると当時どれほどでしたか?
密度の高さからして、私の目利きだと30倍は欲しいところですが。
833吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 18:58:32
NHK教育劇場への招待「朱雀家の滅亡」
・2008年 2月22日(金)22:25〜翌0:55
・演出:宮田慶子
・出演:佐久間良子・窪塚俊介・中嶋しゅう・森田彩華・中山仁
834吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 19:15:31
>>832
バカ、そんない稿料をだすわけないだろう。
いいか、雑誌→単行本→文庫という一度書いたものを
何度も印税を得られるのが作家の収入源だよ。アホ
835( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/02/21(木) 19:15:59
右翼の面白い所は何もかも反日に結びつける所です(笑)左翼=反日とは笑わせますよ(笑)
836吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 19:25:02
コテつけてる奴って、バカばっか
837( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/02/21(木) 19:28:13
おやおや(笑)私は右翼でも左翼でもありませんよ(笑)あえて申せば中翼とでも言う所でしょう(笑)
838ノラ:2008/02/21(木) 20:12:03
中翼なんてものはない。翼を意識している人間は必ず真ん中よりちょっと右だの左だのに
傾いてるはずだ。横槍を入れたこと何卒不悪
839吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 20:15:10
一件落着
840吾輩は名無しである:2008/02/21(木) 21:08:48
あの時(ノーベル賞を)受賞したのが川端であり、三島由紀夫でなかったのは、何かの行き違いだったかもしれない。
すなわち、国連事務総長だったダグ・ハマーショルドが1961年に亡くなる直前、三島の「金閣寺」を読み、ノーベル賞委員会のある委員に宛てた手紙で大絶賛したのである。こういった筋からの推薦は小さくない影響力を持っていた。
また1967年のこと、出版社の国際的な集会がチェニスで開かれ、私はその集いが授与する文学賞、フォルメントール賞を三島にと試みたが失敗に終わった。
この時、スウェーデンから参加した有力出版社ボニエールの重役が私を慰め、三島はずっと重要な賞をまもなく受けるだろう、と言ったのだ。ノーベル賞以外にはあり得なかった。

ドナルド・キーン
841吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 01:55:08
ここの人なら詳しそうだから聞きたいんだけど、三島の切腹ってどういう切り方したの?
一説には十文字切りをしようとして失敗したとか聞いたんだけど、違うっていうひともいるし…
842吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 08:04:57
一直線でしょ
843吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 09:32:48
まだ切腹にこだわる人がいるのか、、
こういう人って、作品は読んでるのかな?
844吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 10:04:32
>>841
腹部は、左から右へ長さ14pの真一文字、深さ4pの切創。左は小腸に達していた。
頸部は、7p、6p、4p、3pの切り口があった。
右肩に11.5pの切創、左あご下に小さな刃こぼれ。
845吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 11:48:53
三島由紀夫は「夜の仕度」「仮面の告白」「美徳のよろめき」のなかに、初恋の女性との初キスの思い出を投影させていますが、
その実在の女性はその後、三島が煮えきらない態度をとっている間に、さっさと他の男性と婚約、結婚にしてしまい三島のプライドは傷ついたといわれています。
三島は「美徳のよろめき」の、人妻に愛される土屋に自己を投影し、人妻を官能で翻弄させます。
また「春の雪」の聡子には、「私がもし急にいなくなってしまったら、清様どうなさる?」と言わせ、三島が果たせなかった過去の願望を随所に投影させているように思われます。
846はらきりきっす!:2008/02/22(金) 12:13:59
よし、次のタイトル決まった。
847吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 15:39:11
最初の三島の構想では、
「暁の寺」のジン・ジャンは、聡子にそっくりな女性に恋をして、二人のベッドシーンを見た本多が絶望感にとらわれるという話にするつもりだったらしい
その方がよかったのに…
848吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 20:57:06
だが、それではあまりにもクサイ設定になってしまうだろう。
849はるか高み:2008/02/22(金) 21:35:42
阿頼耶識、仮面の告白、つられて答えてやるよ。
阿頼耶識ってのはだ、ある者によるあるたわいのない悪だくみに過ぎないんだ
よw。仏教って言うのは総じてそういうものなんだよw。僕はこういうものには
負けないよ。
『仮面の告白』、三島由紀夫の作品の結末は全てここに流れるんだと僕は思う。
しかし、この『仮面の告白』の日本語がいまいち思想として固まらない、僕には。
僕が負けるとしたら、その一語にあるなぁ。
僕が負けるとどうなるか?
前にもやの危機と言った。もっと言おうか、僕が負ける、つまり、僕と雌雄の
片割れである三島由紀夫とで蛇の輪になることにより、洞爺サミット直後、
世界はただちに大氷河期に突入する。安倍のことについては述べたよなw。
850吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 22:25:14
>>849
高みさまのレスは難解すぎてわかりません
ただ氷河期にならないように祈ってますw
851吾輩は名無しである:2008/02/22(金) 22:37:56
朱雀家の滅亡が始まってるよ。
852吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 00:10:56
みんなの目から見て、漫画、奥浩哉の「ガンツ」はどうかな?
呼んだことアル人いる?
853吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 00:22:42
>>844
やはりお詳しいですね。別に十文字しようとしたとか言うこともなさそうですね。
頸部と左顎したは介錯失敗の後でしょうか。

ありがとうございました
854吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 00:33:04
おー!はるか高み師匠、復活したのか!!!
またじゃんじゃんホモ三島スレに書き込んで下さい!!!
855吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 01:09:06
朱雀家の滅亡 面白かったわ
856吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 09:57:02
>>853
少なくとも3回は介錯失敗の切りかけ。あご下はなぜついたかは分からない。
857吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 10:53:20
わが友ヒットラー
サド公爵夫人
朱雀家の滅亡
近代能楽集
鹿鳴館
癩王のテラス
十日の菊     どれも面白い。
858吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 12:10:22
「わが友ヒットラー」

大衆の目に政治的中道を偽装するため、右派レーム大尉を切り捨てる非道の男ヒットラー
レーム大尉は友と信じていたヒットラーから裏切られ死ぬ
この悲劇の事件を三島は、レームを西郷隆盛、ヒットラーを大久保利道に類推して見てかまわないと述べています
859吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 12:14:05
間違えた、訂正

大久保利道 ×
大久保利通 ○
860吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 12:57:52
三島由紀夫氏の最後の四巻本の小説は、小説の歴史あってこの方、何人もしなかったことを、小説の歴史に立脚した上でなしあげようとしたのであろう。
そういう思いが、十分に理解されるような大作品である。

三島氏も、人のせぬおそるべきことを考え、ほとほとなしとげた。
そこには人間の歴史あってこの方の小説の歴史を、大網一つにつつみ込むような振る舞いが見える。

保田与重郎
861吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 12:58:42
人を、心に於て、最後に解剖してゆくような努力は、私に怖ろしいものと思われた。
三島氏ほどの天才が思っていた最後の一念は、皮相の文学論や思想論に慢心している世俗者よりも、そういうものとは無縁無垢の人に共感されるもののようにも思われる。
その共感を言葉でいい、文字で書けば、うそになって死んでしまうような生の感情である。

保田与重郎
862吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 14:21:34
天人五衰は、現代日本の衰退と高齢化をすべて予言している。
生きていれば83才だが、因業な爺さんになっていただろう。
ダイナミズムに溢れた戦後日本の寵児であったが、高度成長による大衆化社会
はなじめなかったか。
平成の時代とのつきあいはしたくなかったのだろう。
年をとると、昔の栄光ばかり語るプライドの高い爺さんが多い。
今はこんなだが、なめんなよ的ナ。
大江健三郎とか。
863吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 14:44:12
>>855
「あなたは気が狂ったんだ」という光康のセリフがカットされてたね
864吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 15:43:38
>>863
すまんが質問させてくれ。
NHKで見ていたんだが、最後の落ちが戯曲本の通り?

どうも、俺には尻切れトンボのようにも思えて仕方がない。
最後の落ちは変えられているのか、三島の本通りなのかを教えてもらえないかな。
865吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 16:25:23
>>863
そう?気がつかなかった
「狂った」が放送コードにひっかかったのかな?

>>864
最後はあのオチのとおりだよ
866吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 16:33:54
>>865
なるほど、ありがとう。
すると、俺には理解できない作品って事か。
867吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 16:37:59
>>866
中山 仁の最後のせりふは、本来は 間 をおいて落とすところ。
ためがないので、尻切れとんぼの印象がある。

狂ったは多分劇場では台本どおりだが、NHKコードで音を消している。
868吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 17:09:17
>>867
そういえば間がなかったような気がするね

ト書きに
(ゆっくり顔をあげ、璃津子を注視する。――間)
と、書いてあったのに


窪塚俊介が、なかなか好演でよかったと思った
兄の洋介と顔がそっくり
869吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 20:01:14
「三島由紀夫研究」って雑誌どう?
いつもおなじみメンバーばかりで意味ない気がするんだが
870吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 20:16:37
>>852
じっくり読んだことないけど、三島由紀夫好みのグロさ、破天荒さありって感じ?
871吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 20:33:54
>>869
もしかして、最新が「禁色」についての座談形式の本ですか?
本屋でパラっと見てつまらなそうだから読んでないな
松本の名を見たね、三島由紀夫亡命伝説書いた人、あの本は中身がなくてつまらなかった
872はるか高み:2008/02/23(土) 21:27:53
『禁色』w。
救世の方法が語られた本なんだぜ、君たちw。
まぁ、これも童謡が答えだ。
言おうか?「もしもし亀よ亀さんよ」だ。
その「もしもし・・・」が救世の言葉であり方法なんだよ。
これを平野啓一郎が大氷河期突入後ややして洞爺でやるんだとよw。
誰が突入させるんだぁw、とんだ救世主だw。

大氷河期に突入ならば、念仏のひとつも唱えたくなるだろう。
しかし南無阿弥陀仏はやめとけよw。
「む」の日本語は平野啓一郎だと教えたよな。
俗唱の「なも」、「なまん」も平野啓一郎を指す。
「なも」は救世の際に唱える呪文が平野啓一郎によ
って行われることを示している
「なまん」は平野啓一郎の驚くべき正体を示している。
えせ救世主の真の名だよ。

873はるか高み:2008/02/23(土) 21:31:18
「なもんだむ」「なまんだー」のことね。
坊主ども、少しは目が覚めたかねw。
874はるか高み:2008/02/23(土) 21:34:26
「もし、もし、もし、もし・・・・」。もしの数が問題なんだよ。
875吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 21:36:26
はるか高み兄貴に抱かれたいっスオッスオッスオッス!!!!!
876吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 21:52:26
はるか高みって、ズンというか高山クセーぜwwwwwwwwww
877はるか高み:2008/02/23(土) 21:58:03
「もしもしかめよ」「かめんのこくはく」の「かめ」、
これが僕にとっては大問題なんだ。もちろん「か」「め」
の日本語は知っているけどね。
878吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 22:02:44
>>876
高山って何??
879はるか高み:2008/02/23(土) 22:03:20
>>875
ありがとう。
>>876
だからヤハウェーだってw。僕の母方の名なんだよ、それw。
880はるか高み:2008/02/23(土) 22:27:34
ヤハウェーの名だって伊達についているわけではない。
その名は、僕が危難にあう場所を教えてくれていたんだよ。
その危難に会えばもちろん僕は負け、これでも大氷河期に突入する。
僕はその町へは行くが、多分その場所を避けるだろう。
881吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 00:28:17
高みさま おやすみなさい
882吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 02:20:11
ここは廃れていることこの上ないなあ 
羅生門みたい
シュレの猫みたい
埋めるのに貢献して安楽死させてあげてくどくを積もう
ああくだんねーなー 今日は感じる夜だ さむいのに雪ふんねー 損した気分。
883875:2008/02/24(日) 05:55:45
>>879

キャーーーーwwwww
高み兄貴から返事もらえると思わなかったですマジ嬉しい(笑)

もっともっと三島批評聞かせてください!!!
884吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 10:55:20
>>883
批判じゃねえじゃん
どこに目つけてんだ、このバカ
885吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 10:58:20

批評 だったか
すまんorz
886875:2008/02/24(日) 13:26:23
>>884-885
死ねよキチガイ狂信者。
オマエは自分らの書き込み以外は全部アンチのレスと妄想するタイプだろ

ただでさえアンチが湧いてくるスレなのに、お前みたいな狂信者が
三島のイメージを悪化させてんだよ。さっさと死ね馬鹿!!
887吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 13:33:45
↑おめえのがうぜえ
888吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 13:40:23
>>886
あの、あなたのそういう、まちがって謝っている人への煽りや他の人への冷やかしの方がよっぽど迷惑なので今後やめてくれますか?
よけいに荒れますからね
889吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 14:01:26
「卒塔婆小町」
詩人と老婆の軽妙な仏教問答のような会話、時間と空間を超越した過去と未来の転換世界の幻想で、小町(老婆)に魅せられ死んでゆく詩人
能と三島独特の美が合わさった不思議な感覚が読後に残り、傑作といわれるのが解りました
890吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 15:14:54
三島由紀夫が天才?
川端康成が途中でゴミだと気づいて捨てたものを必死で吸収したあいつが?
笑わせるな
891あぼーん:あぼーん
あぼーん
892吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 15:20:57

卒塔婆小町の詩人は松山ケンイチくんがぴったり♪
893吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 19:33:09
三島由紀夫作品はあれだ、
ちょっと考えることを知った子供が
「結局世の中ってやつはこういうもんだろ?」
と悟ったつもりになるあれだよ。
あれを豊富な語彙と屁理屈並べて糊塗すれば
自分をインテリだと思っている読者に気に入られる。
894吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 19:39:49
指示詞だらけの粗雑な文章だな。まるで俺のみたいw
895吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 20:18:08
三島の文章は、極度に衰弱し過度に修飾のされた文章です。
生きた人間の活力から生まれたものではなく、夜寝静まった書斎から
生まれた文章です。しかも、額縁の絵のような…
896はらきりきっす!:2008/02/24(日) 20:33:08
>>895
>しかも、額縁の絵のような…

自分を額縁の絵に納める垢犬よりマシだ。
アイツ等は自分たちの思想を甘美な言葉で装飾することに関してだけ一流だ。
まるで逆回転の時計のように使えない連中だ。
897吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 20:38:47
右翼の連中が実に「使える」ことはさまざま謀略が実証し
ています。使えて便利、アホ右翼!
898はらきりきっす!:2008/02/24(日) 20:47:00
↑ 
宿題が終わってあとは自由時間の中学生。
899吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 22:12:16
文章に関して言えば、単に記述が弱く、借り物のメタファーや几帳面な比喩に
頼った装飾文で、さしずめ歌謡曲とか演歌に近いセンスの持ち主といえば済む話。
たが、この人の真価はそういう部分にはない。
900吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 22:52:05
↑じゃあどこに真価があるのかぜひ教えて欲しい。
901吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 22:52:13
>>893
三島由紀夫は人生を悟ってはいません
解らないから死ぬまで真理を追求し続けたと思います

>>895
私には、一見、装飾的で論理的なその所々に、三島の生や反逆を感じられますけど
それと、体験や経験だけを生々しいまま書けばいいのなら「文学」じゃないと思いますよ
私は作家でも作家志望でもないので、どういうものが書斎の外で書かれたリアルで正統な作品か知りませんけど、
別に生々しい他人の人生の泣ける苦労話なんか読みたいとは思いません
ちなみに三島由紀夫は頭の中だけでなく、ちゃんと小説を書く前は、現地に行って細かく取材をしたり、
金閣寺でもモデルになった当人に刑務所まで会いに行って話を聞き、その上で三島独特のタッチで練りあげ、様々な要素を加えて作品化しています
902吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 23:00:37
>>899
歌謡曲や演歌が装飾過多という、そんなお粗末な感性じゃ三島由紀夫をわからないのも無理ないですね
いったい今まで、どんな音楽聴いてるのやら(笑)
903吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 23:05:09
>>899
さっきから、いろいろ言ってるようだけど、本当に読んでないような感想ですね
具体的にどの小説のどんなところか示してもらわないとわかりませんよ
借り物のメタファーって具体的にどれですか?
答えられないなら、適当に言ってるふうにしか聞こえませんが
904吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 23:26:59
>>901
金閣寺は面白かった。
けど獣の戯れ、宴のあと、午後の曳航あたりから三島の文章を読むのが
辛くなってきた、なんだか読んでいて面白いと思わなくなった。
905吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 23:34:22
私は
>>899
ではないけど、他人の見解を間違っていると言って
最後に(笑)なんて卑屈なもの付けないで、どこがどう間違っているのか
言ったらどうなんだ
906吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 23:43:38
>>904
それは個人の感性や好みだから仕方ないですね
別に面白いと思わない人は、それでいんじゃないですか
私は午後の曳航も宴のあとも面白かったです
907はるか高み:2008/02/24(日) 23:45:39
三島は死んでなんていないんだよ。
自分の意思で僕の傍に転生している。目的があるんだよ。
三島はあの日に自殺しなければ、僕の傍に来れなかったんだよ。
僕と三島は蛇の雌雄、ひとつの輪になる必要が三島にはあるんだよ。
それが仮のというか一時の世界破滅だ。

何もそれは三島だけに限った訳ではない。
太宰治にしてもそうなんだよ。
この早熟の天才もまた「変態の法」を知っていたんだよ。
そしてあの日を選んで、とんでもない彼の人に転生していった。
どうしてもあの日、そしてあの人でなければ駄目なんだよ。
太宰治も又、彼の人に転生することで世界破滅、
そして救世主になろうとしているんだよ。

川端康成もしかり、彼等には良くも悪くも使命があるんだよ。
しかし僕自身のことはよく解からん。

908はるか高み:2008/02/24(日) 23:56:13
前に少し述べたが、死なないためには、つまり永遠の命を得るためには
変態しかないんだよ。変態するためには死ななければならない。
しかも家を定めなければならない。つまりは自殺しなければならないんだよ。

変態の法と定家の法、これを会得して自殺する。
これを繰り返すことによって永遠の命がえられるのだ。

「ふしどうといふはしぬこととみつけたり」。これなんだよ。
909吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 00:01:17
三島の文章は確に装飾過多なんだけど、言葉というものはなんにせよ装飾であることを免れず、従って言葉が真実に到達すること不可能であり、それを逆手に取り徹底的に開き直り、装飾つまり嘘しか書かないことを表明したのが「仮面の告白」。
そしてサドが生涯を賭けて同じ性欲を反復したように、「仮面」以後の三島の小説はその反復に過ぎないという気がする。
910はるか高み:2008/02/25(月) 00:04:43
三島は太宰治の変態先を知っていたから、僕的には面白い。
太宰治も三島と同じようなところがあって、
驚くようなこと、残りかすを数多くやってるよ。


911吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 00:05:52
>>905
じゃあ三島由紀夫が歌謡曲や演歌のセンスと同じなら、なぜ海外で高く評価されるんですか?
三島由紀夫は(特に戯曲は)、他の日本文学者の誰よりも高く支持されてイタリアやフランスで上演されてるよ
歌謡曲や演歌で海外でヒットしたものがあるの?今まで

私は歌謡曲や演歌の詞や心は好きだけど、やっぱり音楽的には、ちょっと言葉の通じない海外の人がお金出してまで聴かないと思うよ
912はるか高み:2008/02/25(月) 00:08:54
言葉自身が真実なんだよ。そこにしか真実はないかもしれんなぁ。
913吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 00:09:51
なに言ってんだお前w
914はるか高み:2008/02/25(月) 00:13:52
w
915悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/02/25(月) 00:17:58
>>901
>ちなみに三島由紀夫は頭の中だけでなく、ちゃんと小説を書く前は、現地に行って細かく取材をしたり、
>金閣寺でもモデルになった当人に刑務所まで会いに行って話を聞き、その上で三島独特のタッチで練りあげ、様々な要素を加えて作品化しています

桜庭のテレビみたけどね。
近親相姦を自分と結びつけて考えがちな編集者にいらだつ場面があったが、もちろん、作者とは関係のない話だ。
しかし、また別の場面では、ラノベ時代にラストの改変を余儀なくされてエピソードを悔恨混じりに告白してもいた。
作家はだね、ボーイ、やっぱり心にもないことは書けんのだよ。納得のできないものは書けない。生理的な問題だ。
今夜放送された『情熱大陸』だが、桜庭がものを食ってる場面がひとつもなかったのが不満だ。
作家を、人間を、表現するにはメシを食ってる場面だよ。すべてに勝るね。
916はるか高み:2008/02/25(月) 00:18:28
ことば



日本語って面白いなぁ。
917吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 00:25:24
>>909
あなた、嘘と装飾ってさっきから何回も言ってるけど、芸術って嘘と装飾でしょ
あと、作者独自の中心テーマや一貫した個性はどんな作者でもありますよ
あと悟ったように決めつけて評論するなら、仮面の告白以外も、たくさんあるから、ちゃんと読んでから具体的に評論して下さい
918吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 00:27:20
おばさんうざ↑ 生理重そう。
919吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 00:27:39
http://ja.wikipedia.org/wiki/三島由紀夫
・ファッションについては「流行から遅れた物を着るのが好きで、おしゃれに個性は必要ない。
同じ物を着てるやつにぶつかると嬉しい」「着物は嫌いで、オレは文士に見えないだろうという
のが拘りかな」と語っていた。
920吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 00:30:57
>>918
>生理重そう。

女特有の表現だ。
921吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 00:32:48
おじさんうざ ↑息臭そう
922吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 01:15:12
>>915
>作家はだね、ボーイ、やっぱり心にもないことは書けんのだよ。納得のできないものは書けない。生理的な問題だ。

それは同感
三島の金閣寺にしても、あの犯人のなかに三島自身の反社会性や破壊衝動の生身がみえます
923吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 01:21:50
>>917
熱くなんないでね。俺は>>110だけど、それ以前に装飾云々言っていた人じゃないから
あと、俺は三島を批判してないし、仮面の告白以外も読んでいる。で、その上でやっぱり三島の革新的な仕事は「仮面」だと思った。
それはつまり、あなの言うところの、芸術は嘘と虚飾に過ぎない、という自意識の病を病のまま書き通したところにあるのだと思う。
で、あなたが具体的に評論しろというのなら、あなたも三島の作品を持ち出して具体的に反論すべきではないですかね
924吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 01:23:43

>>110×
>>909
間違えた
925吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 01:36:38
サイレントマジョリティとはなんですかね。
マジョリティに対比させているのか、それともサイレントマイノリティがあるのかな。
926吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 04:34:43
はるか高み最高!
927早く開幕:2008/02/25(月) 04:46:39
>>925
>サイレントマジョリティ

巨人ファン

>サイレントマイノリティ

楽天ファン
928吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 08:06:46
912へ言葉自身は真実じゃないなぁ。それはむしろ表面的なものにちかいはずだよ。
まあ捉え方にもよるけどな
929吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 11:10:27
>>923
私が具体的に三島作品について書いたものは、前のほうに結構あります
最近では、雨のなかの噴水の感想、夜の支度と美徳のよろめき、仮面の告白、春の雪のなかの共通した部分
昨日は、卒塔婆小町についての感想を書いてます
もっと前にも豊饒の海についてもあります

930吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 11:15:48
つづき
>>923
>芸術は嘘と虚飾に過ぎない、という自意識の病を病

これの意味が、よくわかりません
自意識の病とは作家特有の過剰な認識者の自意識と読めますが、
それを、芸術は嘘と虚飾に過ぎない、というのと並列にするのは、ちょっとおかしいのでは?

それと、なにかしらのテーマを反復していない作家はいないと思いますよ、哲学者や宗教家にしても
仮面の告白が、いくら傑作だからと言って、その後の作品を単に反復と総括するのは、粗い評論だと思います
三島のイデア願望、美と死に対するテーマは仮面の告白以前からありますけど、
それを追求しながら、物語の面白さや古典を踏襲した華麗な日本語やセリフの妙で作品を書き続けた手腕は、他の日本語を扱う作家よりは秀でていると思いますよ
931吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 11:55:43
君も自意識の病を患っているようだな
932吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 12:24:32
>>915
あなたは別のスレで「そもそも「ラノベ」と「エンタメ」(さらには「純文」も)に明確な境界はない。」
と言ってるけど、少なくとも純文学作品とエンタメ作品との間には確かな違いがあるよね。
もっともそれを感じ取れるか否かは一に読者にかかっている訳だけども。

近年、エンタメ系とくにミステリー系の中堅作家などが公にエンターテインメント作品と
いわゆる純文学小説とを別けるのはナンセンス、面白いか面白くないかだけ、などと発言するのを
目にすることが何度もあったんだが、彼らは本当にそう思っているのだろうか?

もちろんエンタメ作品と純文学作品を比べてどっちが上だとか下だとか言うのはナンセンスだろうが
それにしても最近のエンタメ系の作家の物言いはちょっと気になるな。
933吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 12:39:23
>>932
他スレのことは他スレでやって
934吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 13:00:13
>>921
>おじさん

娘が父親をイヤがるのは本当に臭いと感じているからだそうだ。
生物学上、間違いが起こらないための自然の仕組みだそうだ。よくできたものだ。
だがおじさん、うなだれる必要はないゼ。おじさんの娘だって、いつかあんたにどことなく似た男を
見つけてきて世帯を築くのだろうが、それは相手の両親をさんざん泣かせてカミさんと一緒になった
かつてのおじさん自身の姿なんだからね。ところで高橋源一郎は五人目の妻を強奪する際、結婚を承
諾してもらうためその両親の許へ土下座をしに行ったのだろうか? 同じことを五度も繰り返してい
るというのか! こりゃすごいや。
935悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/02/25(月) 13:03:19
エクリチュ〜ル論かい。
少なくてもこの世には二種類の小説しかないな。
売れる作品と売れない作品と絶望的なまでに売れない高橋源一郎だ。
あれ? 三種類あるな?
936吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 13:26:34
>>933
これはすまなかった。
ただ三島が生きていた頃なら、仮に大衆作家や中間作家が粗雑な物言いをしても
きちっと批判していただろうと思ったもので。
937吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 14:50:02
わりと後期に書かれた、文体の過剰な装飾を避けた「音楽」を読んで思うんだけど、
本気で書いたにしては中期の「美徳のよろめき」あたりより明らかに劣る。
大衆受けを狙って書いたにしては内容あまりにお粗末なんだけど。
石原慎太郎は大嫌いだけど、やはり才能の枯渇説は正しい気がする。

938吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 15:09:29
自己の作品化をするのが、私小説作家だとすれば、三島由紀夫は逆に作品に、自己を転位させようとしたのかもしれない。
むろんそんなことは不可能だ。作者と作品とは、もともとポジとネガの関係にあり、両方を完全に一致させてしまえば、相互に打ち消しあって、無がのこるだけである。
そんなことを三島由紀夫が知らないわけがない。知っていながらあえてその不可能に挑戦したのだろう。
なんという傲慢な、そして逆説的な挑戦であることか。ぼくに、羨望に近い共感を感じさせたのも、恐らくその不敵な野望のせいだったに違いない。

安部公房
939吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 15:11:38
>>937
「音楽」は本気で書いた作品とは言えんだろ。
わりと気楽に書き飛ばしたものだと思う。
系譜としては、「永すぎた春」に近いかな。
「内容あまりにお粗末」とは思わん。気楽な
読み物としては結構楽しめる。
だいたい、才能枯渇なんて言うが、じゃあ、
遺作である「豊饒の海」はどうなる。凡人が
大作家について軽々しく才能枯渇なんて
口にするもんじゃない。芥川の自殺を才能枯渇
のせいだと言う奴もいるが、これに劣らず、馬鹿げた話だ。
940吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 15:14:41
>>937
三島由紀夫も、なんの傑作もない石原慎太郎に言われたくはないと思うでしょうね
941吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 15:20:35
>>932
ちなみに、純文学と、エンタメやラノベの違いは、たとえば、読んだ人に、人生の虚無や哲学的な問いを想起させるか、させないかの違いじゃないですか?
その作者の発信を受信するか、しないかは人様々だとは思いますけど
三島由紀夫の場合はどちらも書いた作家です
942悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/02/25(月) 15:31:40
>>938
>自己の作品化をするのが、私小説作家だとすれば、三島由紀夫は逆に作品に、自己を転位させようとしたのかもしれない。
>むろんそんなことは不可能だ。作者と作品とは、もともとポジとネガの関係にあり、両方を完全に一致させてしまえば、相互に打ち消しあって、無がのこるだけである。

映画『RAMPO』がそんなんだったな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/RAMPO
943吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 15:47:31
>>939
「音楽」は確かに酷い小説ではない。
しかし「三島由紀夫」の全作品の中ではかなりお粗末であると俺は思う。




944吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 15:58:17
「音楽」は三島が批判していたフロイトの精神分析学を援用してものした小説だからね。
いきおい作品の質が他の小説に比して低下するのも仕方がない。
945吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 16:42:36
>>937
「音楽」があなたにとってインパクトのない作品だからといって、それが三島由紀夫の才能の枯渇とは言えないでしょう
三島の最高傑作戯曲といわれ評価が一致している「サド侯爵夫人」は「音楽」よりも後に書かれていますよ、「わが友ヒットラー」もそうだし
「春の雪」もほとんどの評論家は傑作にあげています
946吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 16:59:59
写真でキリリとした顔して筋肉見せつけられても
実際は今時の小学生みたいな体格で、顔だけは不気味におっさんで
頭がラッキョウだもんな。
あんなのが出てきて演説してんだから自衛隊も笑うしかないよな
947吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 17:12:14
結局、才能で文句つけられなくなると、それか
ばかばかしい
少しは文学板らしい話かと思ったら
948吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 17:43:07
>>946
ヤジは飛んだけど、見物している自衛隊員たちの顔が写ってる写真を見ると誰も笑ってないよ
949吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 17:47:51
>>945
というか、初期の作品に比べて作品の質が変わったと思うんだよ。
「鏡子の家」あたりを境に。
それを所謂才能の枯渇なのかな、と思う人間がいて何が悪い。
おれは一貫して個人の見解を述べているだけなのに、それを「主張」と思われてはたまらない。
ちゃんと「〜思う」ってつけてるだろ。
それに対して主張しているのはあなただ。
自分の持論を押し付けるのはやめていただきたい。
それと評論家が傑作だと言ってるからそれがどうしたっていうんだ。
おまえは評論家が傑作だといったらなんでも傑作だと感じてしまう性質なのか?

価値観の違うものと、作品についての抗弁は成り立たない。
950吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 17:49:52
三島は表現力では綿矢に負けてるだろ。
951はるか高み:2008/02/25(月) 18:44:56
>>928
君たちの言葉はそうだろうねw。
洞爺で唱える「もし、もし・・」、それを唱える洞爺にある或る場所、
それと・・・・、まあそれらを言葉というんだよ。
952はるか高み:2008/02/25(月) 19:00:07
>>928
君たちの言葉は真実ではない、それは確かだw。
言葉ってのはだ、洞爺での「もし、もし・・・」、それを唱える洞爺の或る
場所、それと・・・、まあそれらを言うんだよw。
953吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 19:29:43
いま思えば、ちっとやりすぎだわなあの文体は。過剰さが恥かしい。
三島といえども、戦後を意識しすぎてしまったか。
鴎外や後期荷風や百間のような美を解さない男ではなかったはずだが。
954吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 19:35:10
はるかオカマ
955吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 19:35:43
いま思えば、ちっとやりすぎだわなあの文体は。過剰さが恥かしい。
三島といえども、戦後を意識しすぎてしまったか。
鴎外や後期荷風や百間のような美を解さない男ではなかったはずなんだがな…
956吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 19:42:23
あ、ごめん。
二重投稿しちゃった…
957吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 20:27:48
>>949
質が変わった?どういうふうに?私は全くそうは思いませんけど
誰かが反復といってましたが、私も三島の作品のテーマの核は変わっていないと思います
仮面の告白のなかにも、鏡子の家のなかにも、春の雪のなかにも、大本の核のニヒリズムのようなものは同じだと思います
私は別にあなたに意見を押しつけてません
一般的な評価の事実を言ったまでです
私も評論家の評価が全てだとは思いませんよ
鏡子の家は2、3の評論家を除いては大半に評価されてませんが、私は結構好きだし
でも、評論家の評価がすべてではないにしろ、ほぼ一致して評価されているものは、やっぱり読めばよくできた名作だし、あなどれないと私は思います
サド侯爵夫人は日本でも海外でも一般人に親しまれ、お金を払って観られています
私はあなたが言うように、三島が才能の枯渇で死んだとは思いません
958はるか高み:2008/02/25(月) 20:58:34
太宰治はとんでもない人に変態したと、僕は言った。
君たちにはそれが誰か興味がないのかね?
僕は日数まで数えるのでそれが誰か特定しやすいのだが、
君たちだってそれが誰かを伺うことはできる。
自殺したその日、十五歳の者にしか変態できないんだからね。
太宰治が死んだ日、十五歳のそれなりの人は誰か、直感で解からんかねw。
今の日本とはそういう国なんだよw>

959吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 21:21:43
>>958
まさか石原慎太郎?
960はるか高み:2008/02/25(月) 21:24:04
違うなぁw
961吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 22:03:05
太宰治が死んだのは1948年で、そのとき15歳は1933年生まれ
今は75歳だと慎太郎くらいの歳の人は?

福田総理?
962吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 23:13:01
>>961
ウィキで調べてみるなんてどうだろ。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/1933%E5%B9%B4#.E5.87.BA.E7.94.9F
963吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 23:33:36
>>957
「じゃあそう思ってれば」で本来すむ話なんだけど、最後に、
『評論家の評価がすべてではないにしろ、ほぼ一致して評価されているものは、やっぱり読めばよくできた名作だし、あなどれないと私は思います 』
評論家の評価はすべてではないどころか、作品に全く関係ないと思う。
なぜ気弱に部分否定するんだ。
964吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 23:39:30
それともあれか?
評論家が高評価を下した作品には+αの文学的価値が付加されると
でもいいたいのか?
そんなら話にならないぞ。
965шеыгщり:2008/02/25(月) 23:43:57
山崎オナニーコーラってかなりブスだね!!こんな奴の書く小説はおもっくない!!
966吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 23:47:13
じゃ直木賞受賞作品に意味がないんだw
967吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 23:53:02
>>966
たとえば川端康成を引き合いにだすと、
ノーベル文学賞を受賞する前の「千羽鶴」と、
受賞後の「千羽鶴」、あなたにとって、その受賞前後の「千羽鶴」
に違いはあるのか?
受賞前に駄作だと感じて、受賞瞬間から名作になるのか?
評論家の評価は俺には作品を購入する指針だと思えるんだが
968吾輩は名無しである:2008/02/25(月) 23:53:30
? 当然あれはないだろ。
969吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 00:00:11
俺にとってそうであっても、他人にとっては受賞の意味があるんでしょう。
その世界のスペシャリストが選んだ意味があるんだと思う。
だってあなたは、スペシャリストじゃない。
970吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 00:05:16
文学賞の意味はないとか誰も言ってねーよ。
971吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 00:17:46
>>963
「評論家の評価が作品に全く関係ない」とは、また大きく出たな。
その自信満々な態度には感心せんでもないw
>>957の言う「あなどれない」は、別に「気弱な部分否定」ではないだろ。
まず自分なりの意見があって、然るのちに、多くの評論家が一致して
いる評価は無下には退けられない、くらいの意味合いなんだろう。
部分否定を軽蔑しているようだが、物事の真実は常に中間にあるので
あって、○か×かの二進法の世界ではあるまい。完全否定や全面肯定、
これはドグマと呼ばれる。神は有りや無しや、資本主義は悪や否や等々。
まあ、人間とは弱いもので、ドグマに安住しがちなものではあるがな。
972吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 00:21:33
>>971
「すべてではない」を部分否定と思ったんだけどなぁ。
973吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 02:24:11
次スレは同性愛板に立てろよホモども。
974吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 02:54:42
最初に読むべきこの人の本は??
975吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 05:47:12
>>957
『「音楽」があなたにとってインパクトのない作品だからといって、それが三島由紀夫の才能の枯渇とは言えないでしょう 』
「音楽」が俺にとって大してよくない小説であり、それ以前の小説に比して劣っていると感じ、作者の才能の枯渇かな?と思った。
必ずしもこの思考回路の論理は間違っていない。
俺は自分の見解を述べただけなのに、あなたにたしなめられた。
この非礼を認めてまず詫びたらどうなんだ。


『三島の最高傑作戯曲といわれ評価が一致している「サド侯爵夫人」は「音楽」よりも後に書かれていますよ、「わが友ヒットラー」もそうだし
「春の雪」もほとんどの評論家は傑作にあげています。』
なんだこれは、だからなんだってんだ。そのあと『私もその意見に賛同しています』
とつけなかったのが仮に書き忘れだとしたなら救いようはあるけれど、
もしそうでないならば、あなたが評論家の意見に回れ右している読書家の一人と見受けられても文句はあるまい。

『質が変わった?どういうふうに?』
質って単語には、素朴なこと という意味もあるんだ。
三島の作品が仮面の告白や青の時代、金閣寺あたりに比べ字面を飾るようになり素朴さがなくなったと思ったのだ。
976吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 05:49:41
>>971
『○か×かの二進法の世界ではあるまい。』
二進法?俺がいつ物事を「○と×の組み合わせ」で判断しようとした?
「小理屈並べてるくせに語彙はたいしたことない」
こんな嫌味を思わずいいたくなるぞ。

もう1000レス行くからこの際いくとこまでいってやるよwww
977吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 06:40:21
っつーか、わざわざ声高に云うほどのことでもない。
978吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 07:13:10
余裕がない。押し付けがましい。
979吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 10:04:55
>>963
じゃあ、そう思ってれば?
あなたこそ、くどくどとしつこくて変ですよ、あなたが評論家の評価にこだわりすぎなのでは?
私は評論家が評価したから、サド侯爵夫人と春の雪を傑作だと思ったわけじゃないですから
ちゃんと自分で読んで思ったことです
その上で、客観的な事実と、私は三島が才能の枯渇だったとは決して思えない、と言ったまでですよ
あなたが才能の枯渇だと思った経緯は感性であって論理とは思いませんし、また私も感性で感想を述べているだけです
そもそも、作家評論に正しい論理などありません、十人十色だから
あなたに謝る必要などありませんからねw
980吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 10:34:17
>>975
それと、あなたは>>937で、石原慎太郎の「才能の枯渇説」と同じ感想をもったと言ってます
あなたも他人の評価を例に出している限り、作品と評価は全く関係ないとは、声高には言えないと思います
981吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 10:53:02
お互いの感性を尊重できたらいいね。
982吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 12:59:22
半端な知識や思考力しか持ちあわせていない奴が、声高に
堂々と意見を言っているあたりは、2ちゃんの他スレと同じだな。
まあ誰とは言わないが、レスの表記を見て気がついた限りでは2人だw
983971:2008/02/26(火) 13:38:21
>>976
「なぜ気弱に部分否定する」の言い方に、部分否定を軽蔑する
ニュアンスがあるように感じたもんでね。そんなつもりじゃなかった
とすれば、「気弱に」の方に重点があったわけだな。それに対する
批判は>>971の中ほどに書いておいた。
>「小理屈並べてるくせに語彙はたいしたことない」
あんまり嫌みには聞こえんなw 語彙力なんて大した問題ではない。
で、そんなことより、君は音楽以降の、「本気で書いた」三島作品を
読んだことがあるのかな。サド侯爵夫人でも春の雪でもいいが。
字面を飾るようになり素朴さがなくなった?
三島の文体は初めから(仮面の告白以前から)字面を飾っているよ。
絢爛な装飾が持ち味だ。素朴な文体なんてあまり思い付かん。
音楽とか永すぎた春がそれに該当するかもで、だから本気を出した
作品ではないと思っているんだが、君はどうも考えが逆らしい。
どう読んだらそんな結論になるのかまるで見当がつかん。
他にも色々言いたいが、長くなったので取り敢えずここまで。
984吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 14:54:28
三島由紀夫はエッセイ「法律と文学」で、学生時代に学んだ『刑事訴訟法』に影響を受けたように書いていたけど、
その『刑事訴訟法』から三島が感じた「人間性の本質的な『悪』の匂いを、とりすました辞句の裏から、強烈に放って」いる論理構造からヒントを得て、かなり成功した例が「サド侯爵夫人」じゃないかと思う
985吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 16:08:14
>>980
『それと、あなたは>>937で、石原慎太郎の「才能の枯渇説」と同じ感想をもったと言ってます
あなたも他人の評価を例に出している限り、作品と評価は全く関係ないとは、声高には言えないと思います 』
おまえ読解力ないから言うと思った。www
おまえは人の文章を読むこともできないんだな。
きっとそんな調子で文学作品も読んでるんだねwww
俺は石原慎太郎の意見に賛同しただけだろ。よく見ようぜw
『あなたが評論家の評価にこだわりすぎなのでは』
言うに事欠いてそれかwww
敗色濃厚の立場の言う台詞だね。
これも読解力ない証拠。
俺は作品を購入する一つの指針として評論家の評価をすごく気にしているよ。
でも作品の良し悪しには関係ないって言ってるんだよ。
わざわざ意味を限定して話しているんだから
くどくど説明されるの嫌なら読解してくれよ
俺だって話が空転してイライラする。


>>976
俺は春の雪と天人五衰は人から借りてたった一読しかしていない。
豊饒の海は奔馬と暁の寺は数度読んだ。
サド公爵夫人とわが友ヒットラーは全く読んでない。
なので結局豊饒の海しか音楽以降の後期作品はよんでない。(短編の発表時期はしらん)
あなたは以前から字面を飾っているといったが、比喩が俺には
どうしても獣の戯れあたりからのほうが所謂クドイ気がする。
以前の作品が素朴だったとは言っていない。素朴さの程度が変わったといっている。
どうも俺にはあなたのほうが>>980よりも話が進む。

986吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 16:10:13
>>983の間違いだ。訂正
987吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 16:11:07
思考や知識の問題じゃなく、違いを許さない自身の価値観の問題。

頑固さは世界を狭くする。
988吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 16:14:35


心の読解力が足りないだけ。
989吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 16:18:55
↑俺は「才能の枯渇ではない」という意見もそれでいいと思っている。
だから俺の意見もいちいち噛み付かないで「そう思ってる人もいるんだ」
くらいでいいじゃない。
どうも自分のお気に入りを否定されると反論してくる人が多くて困る。
990吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 16:25:05
狭い
991吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 16:58:50
>>985
ちょっとあなた偏屈で被害妄想じゃないの?よく読んで下さい
あなたの方が自分に反対する意見にむきになって噛みつきすぎてると思いますよ
私は、あなたが石原慎太郎の説に賛同したのと(正確には、あなたは石原説が“正しい”と言ってますが)、
私がサド侯爵夫人が傑作だという評価に賛同したのは、結局は同じことでしょ、と言ったまでです

そんなにむきになって自分の作品の見方だけを正統化して、私の見方が悪いみたいに言って、馬鹿にしている意味がわかりません
992吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 17:18:21
>>985
ちなみに私も、花ざかりの森や仮面の告白、金閣寺の方が、かなり文体の装飾さはあると思います
素朴さというのも、私はむしろ奔馬や英霊の声、海と夕焼、雛の宿、最後の短編、蘭陵王などに感じます
993吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 17:21:06
とにかく賢い奴はwとか絶対に使わないよな。
文体が台無しになる。
994吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 17:41:40
>>991
自分に反対する意見にむきになって噛み付いてる?
俺がいつ「才能の枯渇論に対する反対意見」に噛み付いたの?

だからね、『「音楽」を読んで思うんだけど、 ABC』って言ったんでしょ?
石原説が正しいと《思った》わけ。
一般論に当てはめて正しいぞなんて誰も言ってないわけ。

そもそも>>939「凡人が大作家に向かって云々」ありゃおまえか?
もしそうなら俺は恥ずかしいよ。

なんっつーかまともな人の意見見つけたからおまえとの話そろそろ終わりにする。
995吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 18:12:01
お前えらいい加減にしろ。
言った言わないの水掛け論をここでやるな。
996吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 18:12:43
新しいスレ立ってもおまえらくるんじゃねー
997吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 18:13:23
997
998吾輩は名無しである
998