1 :
東京文学青年:
2 :
東京文学青年:2007/10/27(土) 12:50:19
宮原昭夫は
1932年 神奈川県横浜市生まれ
早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業
第23回文學界新人賞を「石のニンフ達」で、
第67回芥川賞を「誰かが触った」で受賞。
現在は神奈川県在住。
高齢ながらも神奈川県内でいくつかの小説スクールを開校、講師を務めている。
3 :
東京文学青年:2007/10/27(土) 12:51:12
宮原昭夫の本を宣伝するためにこのスレッドを作ったわけですが、
宮原昭夫の書籍に限らず、誰かの作品を復刻したがっている人にはいい参考になるのではないでしょうか。
ちなみに今回の「絶版になってしまった作品群」を集めた小説選の制作過程です。
1.小説選制作の委員会の立ち上げ(宮原昭夫の主宰する小説学校の生徒さんと、宮原昭夫公式HPなどにかかわった人たちが中心になった)
会合は月に数度のペースで行われた。
販売出版社等の決定。
一年間の制作スケジュールなどが決定された。
2. 選集に掲載する作品選び。
委員会と宮原昭夫が話し合って決めた。
3.小説選のためのホームページの立ち上げ
4.ボランティアによる過去の作品の打ち込み作業、校正作業(たくさんの方がボランティアで参加)。
5. 「先生の本の復刻活動」に対する各マスコミへのPR活動。
地域紙、新聞などにその活動がたびたび掲載。
委員会の中心になったスタッフが営業を請け負った。
6. 本の表紙デザインなどを決定。
7. 発行へ。
宮原昭夫小説選委員会の中心人物によるブログ(これを古い記事から読んでいくと活動の流れがわかる)
http://hello.ap.teacup.com/20060703/
4 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:56:10
確かこの人は丸山健二と同時にデビューしたんだよな。
5 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 08:22:34
同時期にデビューした人には有名なかたがたくさん。
芥川賞受賞時の表彰式の写真なんな、同じ檀上に井上ひさしがいたりします。
6 :
吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 01:48:29
私小説自体がもう古いのかもしれないけれど、誰かがこういう作家のことも伝えていかなければならない。
7 :
吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 02:49:16
誰も興味ないのかな
8 :
吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 14:37:44
いわゆる「消えた芥川賞作家群」に入れられてしまうが、宮原が書いた
小説の書き方の本は、さすがいろんなスクールの講師をやっているだけあ
ってかなり良い。
腐っても芥川賞作家だなと思わせる。
腐っても・・・って、例えにしても失礼だな
10 :
吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 01:14:46
ごめんなさい。
スレ立てたものです。
宮原昭夫のスクールは本人が開校したわけではなく、講師を勤めているだけだそうです。
情報に訂正があったので再書き込みしました。
11 :
吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 01:40:38
時代が変わってもよい作家の作品が腐ることはないのです。
12 :
吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 02:46:11
現在、本の制作をしたスタッフが中心に全国の図書館に宮原昭夫の今回の選集を置いてもらおうと活動を展開中。
サーチエンジンなんとかの人かとオモタ
14 :
吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 01:18:55
出版物は一生残るものだと思ったら大間違い。
ネットにデータ化されたら残る可能性は高まるのでは?
でも、横書きは萎える
だから青空文庫とか読めない
そもそも紙じゃないと嫌だし
16 :
吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 06:46:05
ネットの文章はだいたいゴミだからなあ僕が書いたもの以外は。
17 :
吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 19:02:59
>15
残らないよ。
放置してたらいずれ「404 Not Found」だ。
18 :
吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 23:03:52
ブログの時代だし、ネットの時代だからこそ、私小説は書く意味はあっても読む意味があまり見当たらない。
19 :
吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 00:19:05
20 :
吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 22:27:31
age
21 :
吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 03:31:26
芥川賞作家っていったって世に名前を知られている作家はほんの一握りだよ
22 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 08:10:00
彼の小説を読んだことある人はいますか?
23 :
吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 16:20:51
age
24 :
吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 21:28:33
なかなか残りにくいよ。
文学なんざ。
25 :
吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 18:39:23
相変わらずさぶいスレだね。
あけおめ。
26 :
吾輩は名無しである:2008/01/18(金) 01:09:22
この方の小説を読んだ人はいますか?
宮原昭夫・丸山健二・野呂邦暢に○○の新人とか
○○の世代とかつけて売りだそうとしていたが
前(第三の新人)と後ろ(内向の世代)の勢いにつぶされた。
28 :
吾輩は名無しである:2008/02/24(日) 01:35:32
私小説ってのは地味な分野だし、今となっちゃ誰にでも書ける印象がある。
29 :
吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 14:22:54
しかし、ブログから私小説作家は未だに輩出されていない。
ブログは私小説を生むのとは逆の方向、
私小説を書きたいという情熱を解消させる装置だからね。
よーく知っているよ。
有名な作家だね。
しかし、出版社との間で、何かあったんじゃないの。
それに宮原は、高校の教師だったんじゃねえーの。
だから編集者に、頭、下げなかったんだろう。
よーく知っているよ。
有名な作家だね。
しかし、出版社との間で、何かあったんじゃないの。
それに宮原は、高校の教師だったんじゃねえーの。
だから編集者に、頭、下げなかったんだろう。
32 :
吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 19:06:56
デビュー前は塾講師では?
私小説系の作品には塾講師がよく出てくる。
フィクション色の強い少女ものは高校が舞台だけど。
デビュー後は他の仕事には就かなかった珍しい作家
ってなんかの書評に書いてあった。
(作家って相当売れないと食っていけないらしい)
この人はロリコンなんですか?
34 :
吾輩は名無しである:2008/08/17(日) 15:11:01
横浜文学学校講師
35 :
吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 00:39:23
あげ
36 :
吾輩は名無しである:2008/11/06(木) 00:22:02
食えない作家はプロとはいえない。
ちょっと前に地元の書店に並んでました。
蓮実重彦とか小谷野敦が言及してて前から気になってたんだ、このひと。なんといっても芥川賞作家だしね。
それじゃなくても「誰かが触った」とか素晴らしい題名じゃない?。だから、書店で見かけたとき買おうかすごく迷った。
悩んで悩み抜いて結局、黒ギャルもののAV買って帰った。
後悔はしてない。
38 :
吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 16:19:41
まあ、普通AV買うわな。
39 :
吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 23:54:17
『書く人はここで躓く!』を面白く読んで、初めてこの作家を知った。
5500円が高いのか安いのかを確かめたくて入手してみた。
これから読んでみる。
買ったばかりでまだ一文も読んでいないのだが、関係者の方々の熱意に驚かされた。
宮原センセイ、よかったね。
地道な努力の継続は、必ず誰かが見ているものだ。
ちょっと人気が出て、注目を浴びて、ついには中味がなくなって書けなくなってしまった作家さんたちは、
嫉妬で狂い死にしてしまうかもしれません。
40 :
吾輩は名無しである:2008/12/17(水) 01:22:29
中身のない文学などない。傲慢な。
41 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 23:54:53
プロ作家 真朱那奈 先生のお言葉です心してお聞きください
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楽天とか見ていても思うけど、世の中にはこんなに「本を出したい」人間がいるのかと。
なんて執筆中の人間が言うのもアレですけどねー。
こういうひとたちにとって「本」って何なんだろう? 「形」のことなんだろうか?
私にはよくわからない。
ついでに言うなら「経費を負担してでも本を出したい」という気持ちもわからない。
私にとって「本を出したい」というのは「評価を受けたい」という気持ちと密接にリンクしていて、
「一般的に個人の能力において有限性がもっとも自覚されているものは財布のなかの現金である」
「ゆえに評価は対価によって最もシビアに表わされる」とも思っているから
「お金を貰えないものは評価されるに値しないものだった」ということにもなる。
(タレント本とかの場合は「内容」ではなく「名前」を評価されている訳ですね)
「こちらが経費を負担しなきゃいけない」イコール「編集者すら認めていない」
ものなんか本だなんて思わないんですけどね。
私にとって、本というのは、インクで汚れた紙の束のことではありません。
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真朱那奈=穂宮みのり=宮原弥子 の専スレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1229243373/ 真朱那奈のブログ
http://masoh.blog102.fc2.com/
42 :
吾輩は名無しである:
まあ、小説書くのが好きな人なら自分の小説を本にしたいという願望を持つのは普通だよ。少々かねがかかっても。
画家は画集を出したり個展をやりたがる。
舞台や演劇をやってるやつは舞台をやりたがる。
音楽家はアルバムを出したり、ライブをやりたがる。みんなお金がかかるんだよ。
読んでもらいたい、見てもらいたい、聴いてもらいたい、だから作品をそれなりの形にして向こうが作品に接しやすくしてあげたい。自然だよ。
例えば一年に本を一冊出版する費用は、ミュージシャンが一年にライブの箱代や楽器にかける費用とあんまり差はないと思うんだ。
音楽や美術や映画にはインディーズの存在権がある程度与えられているのに小説の世界では二流扱い、偽りプロのような言い方をされる。
おかしな体質だよ。
同人とか自費出版とか目標があるならどんどんやればいい。