エヴァは文学

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1吾輩は名無しである
文学でs
2吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 14:29:59
削除依頼出して死ね
3吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 14:30:33
古っ
4吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 14:58:45
あたらしいよカス
5吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 15:42:58
ここより哲学板の方が受けそうな気がするけど
6吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 20:36:34
鱈は蒲鉾の原料だし、セックスピストルズはパンクバンドですが、エヴァは文学じゃありません。
身の程を知れ。
7吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 20:54:51
”エヴァは文学的”ならまだ良かったんだけどね
8吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 21:31:47
いまから70年近く前、ハンガリーのべラ・バラージュという人が、映画に感激して、何もいわない人というのは、何も考えていない、といえるだろうか、そんなことはない、いわなくても考えているのだ。
むかし、言葉や文字がなかった時代、人間は考えなかったのではない、彼らは声音や、手ぶり身ぶりで、気持をあらわしたのだ、かたちで考えをあらわしていたのだ。
ところが、そのうた、言葉や文字が発明されてくると、こんな便利なものはない、そこで、この言葉や文字で、考えをあらわすようになってしまった。
ちょうど、井戸は、水を汲んでいると、水は湧いてくるが、汲むのをやめて放っておくと、水が涸れてしまうように、身ぶり手ぶりの表現をやめてしまったため、その表現力をなくしてしまって、言葉や文字でしか考えられなくなってしまったのだ、といい出した。
9吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 21:58:03
エヴァはアニメじゃね?
10吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 22:20:33
エヴァは文学だし、トトロも文学。
よってらき☆すたも文学。
11吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 23:55:52
ガンダムも文学。
12吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 10:21:10
ドラえもんも文学
13吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 13:26:47
ジブリと押井作品は(女の仕草、食事シーンや、祝祭の描き方とか)多少文学的だけど、エヴァは、「文学的」的な何かだよ。

ハンターハンターの作者(←鳥山明にも荒木飛呂彦にもなれないクズ)みたいに、才能のない庵野が背伸びしてるだけだから。
インテリぶって、心理学と聖書の引用を味方にしそこねてるとか、物語の作り手として失格だろ。
14吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 13:45:11
仮面ライダーも文学。
15吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 14:07:08
ウルトラマンシリーズこそ文学の源流、というの現れそう
16吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 14:20:40
エンタメで堂々としてればいいのに、しかも作り手本人はそうだろうに、
なぜある種のファンはそれを文学といいたがるのか。
17吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 15:46:29
18吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 19:14:34
ホリエモンに至っては存在自体が文学なのに、
いまだにエヴァが文学などとわかり切ったことを議論してるなんてw

遠藤周作は文学か? と問うようなものじゃん。
19吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 23:44:05
え、遠藤周作?? またびっみょーなとこを。
20吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 23:47:59
エヴァはアニメーションだよ。
21吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 00:24:45
吉本興業は全て文学
22東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/09/26(水) 21:55:40
…、
「文学とは、<文学>批判の実践である」という命題が真であるとき、
「エヴァは文学である」という命題もまた真とされる。
安易かつ感傷的な言説を撒き散らすことを<文学的>であると考えている
アホな連中を痛撃する姿勢こそが文学的であるということ、…
ここを取り違えると悲惨なことになる。
…だから、「BSアニメ夜話」でエヴァを語る際、何の躊躇もなく
「エヴァは文学的だ」とのたもうた岡田斗司夫や唐沢俊一は、
<エヴァ語り>の恥ずかしいサンプルとして記憶されるべきである。
…あの出演者のなかで、唯一、滝本竜彦の態度だけが立派だった。
彼は、トークの進捗の中で度々捏造される「エンタメ/文学」という
二項対立に苛立ち、それに組することなく、自身の経験則からのみ
エピソードを引き出すという姿勢を最後まで崩さなかった。
「安易かつ感傷的な言説への批判を徹底したエヴァは真に文学的である」
という命題をエヴァを見ることを通して抽出した者でなければ、
エヴァを語り尽くすことはできないだろう…

【終劇】
23吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 20:09:22
そこで【終劇】とかいうなよ。
別れ際に「さよなら」とかいうなよ。
笑えばいいと思うよ。

それはさておき、滝本竜彦の態度が立派だった点に同意。
24吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 20:24:14
稲中こそ文学
25吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 21:57:56
のらくろは文学
26吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 15:28:39
ギリシアの時代から、すぐれた文学は感傷的だった。
萩原さくたろうも言っている
詩はセンチメンタルでなければならない

そこらのミステリや、ラノベにはそれが欠けている
27吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 15:37:20
ユーモアやウィットも文学なんじゃね

絶望先生は文学
28吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 15:43:22
キン肉マンも
29吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 19:44:17
ラッキーマンも文学
追手内洋一くんの不遇さがヨブのようで、まさに文学。
この辺を追手門大学で研究したい
30吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 21:49:54
ここは本当に学問板なのか?
正面切ってアニメ漫画は文学じゃないとなぜ言い切らない?

精々がにたにたしてレスつけるくらいが能で、なるほど文学が斜陽になるがよく分かる
31吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 21:51:20
おいおい、「柳原可奈子は文学」ぐらい言えないのかよ!
32悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/09/28(金) 22:08:45
>>8
>いまから70年近く前、ハンガリーのべラ・バラージュという人が、映画に感激して、何もいわない人というのは、何も考えていない、といえるだろうか、そんなことはない、いわなくても考えているのだ。
>むかし、言葉や文字がなかった時代、人間は考えなかったのではない、彼らは声音や、手ぶり身ぶりで、気持をあらわしたのだ、かたちで考えをあらわしていたのだ。
>ところが、そのうた、言葉や文字が発明されてくると、こんな便利なものはない、そこで、この言葉や文字で、考えをあらわすようになってしまった。
>ちょうど、井戸は、水を汲んでいると、水は湧いてくるが、汲むのをやめて放っておくと、水が涸れてしまうように、身ぶり手ぶりの表現をやめてしまったため、その表現力をなくしてしまって、言葉や文字でしか考えられなくなってしまったのだ、といい出した。


マンコの臭いこと云うんじゃネェよ、ババァ。
手話使いに殺されるぞ、オマエ。
オマエはNHK朝の連ドラでマンコ擦るか、宝石の下読みでもやってりゃいいんだ。
33吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 02:42:27
文学ってなんなんだろう
34吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 02:59:31
マンガはマンガなのにね。
35吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 14:27:18
タロウは何が楽しくて生きてるの?
36悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/09/29(土) 14:35:12
オマエを痛めつけることだ。
37吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 14:36:28
>>35

いい加減にしろ、バカ太郎!
38吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 15:52:36
       ('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
      /ヽ   〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
     /| ̄ ̄ ̄|.\/
       |     |/
        ̄ ̄ ̄
現在の所持品:三角定規・練炭・邪神モッコス・秘密道具(31)斧・秘密道具(47)半ズボン・ショットガン・ろーりん24・ホーミングアミュレット・ヤゴコロ
9a7ee・ 伊集院健くん・ ヘッセの文庫本1冊・聖書・『電子レンジで作る家庭料理』・コンドーム1グロス・エヴァDVD全巻
39吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 17:00:03
>>1
こういうスレ立てるからエヴァヲタ氏ねって言われるんだよ。
とりあえずアンビリカルケーブルで首吊って氏ね。
40吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 17:06:05
>>32の悪い太郎はどうして激怒してるの?
41吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 17:06:58
高橋源一郎がチョロチョロ出てきたからじゃないの?
42吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 17:33:44
>>36
と、蚊やダニも思っているのかな、などと考えるのは
ニンゲンの傲慢なのでよくない。
43吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 17:37:33


       ('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
      /ヽ   〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
     /| ̄ ̄ ̄|.\/
       |     |/
        ̄ ̄ ̄
現在の所持品:三角定規・練炭・邪神モッコス・秘密道具(31)斧・秘密道具(47)半ズボン・ショットガン
ろーりん24・ホーミングアミュレット・ヤゴコロ・9a7ee・ 伊集院健くんヘッセの文庫本1冊・聖書
『電子レンジで作る家庭料理』・コンドーム1グロスエヴァDVD全巻・菊池エリの写真集
『すべての犯罪は革命的である/平岡正明』・腹巻き型ダイナマイト・オロナミンC(青酸入り)
母親の生首・金日成の肖像になってるキムチ臭いドル紙幣・白バイ警官のヘルメットと巨額の五百円紙幣
巨人軍の帽子・大分むぎ焼酎二階堂20°・リタリン50錠・高橋源一郎宛の脅迫状・>>42の恥ずかしい写真・
44吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 16:11:57
山本KIDは文学
須藤元気はマンガ
45吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 10:33:07
素直にエヴァが好きって言えば済む話じゃないの。
ジャンルでしか作品を語れない、発想の貧困な>>1に強い憎悪。
46吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 12:28:59
好き嫌いでしか作品を語れない、発想の貧困な>>45にも強い憎悪。
47吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 23:58:39
小説の価値の尺度って言っても、モチーフの綺麗さとか文の美しさとか物語の面白さとか表現方法の斬新さとか
色々あるじゃん?
そのいろいろある尺度をガチャポーンって丸めて、ラノベ、大衆小説、純文学の三つにまとめようとするんだから
無理が出るのは当然のことだと思う

この作品はラノベだから〜 とか これは純文学だから〜 とかじゃなく
「変に分類しようとしないで、読んだものを読んだまま捉えようよ」と
拡声器で宇宙まで高々と叫びたい
48吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:37:27
おまえか、夕べマイクで怒鳴っていたのは。
49吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:51:08
デビルマンはバイブル
50東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/10/04(木) 22:22:32
最良のTVアニメが持つ、場末のキャバレーの客引きのような身も蓋もないサービス精神の横溢、
ならびに物語の逆らいがたい吸引力… が、まずは、あった。
手を変え品を変え、アニメファンを魅了するガジェットの連発…

ところが終盤、なかんずく劇場版のラスト(通称夏エヴァ)では、
物語批判の実践としての、あくまでもアニメの快感原則に則したかたちでの
画面と音響の連鎖が演出されていた。

80年代からこちら、「終り」をめぐる言説は一部筋の文芸批評家などから批判されていたが、
夏エヴァの 【終劇】の二文字、これは『THE END OF EVA〜』という看板に違わぬ、
まったき正当なエンド・クレジットだった!

…エヴァの文芸への影響といえば、主に物語内容に関してラノベのセカイ系化が指摘されるが、
もっと別のかたちで、例えば説話論的な持続がいつの間にか物語批判へなだれ込むようなものが、
できないものか?(あざといポモ文学はケツ喰らえ!)
エヴァから学ぶべきことは多いよ。エヴァは、恐ろしい…
ぼくは、今でも夏エヴァを見るたびに、戦慄を覚えるんだよ…

51吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 23:39:58
>>50
>エヴァの文芸への影響といえば、

オマエはバカか?

>主に物語内容に関してラノベのセカイ系化が指摘されるが、

ああ、そうか。前言撤回。

>ぼくは、今でも夏エヴァを見るたびに、戦慄を覚えるんだよ…

俺は押井守は好きだけどアニメそのものが好きなわけではなく、
エヴァンゲリオンなんかどうだっていいんだけど、今度、またやるんでしょ? 劇場板。
すっかり集金装置になってるけど、エヴァ好きとしてはどうなの?
52吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 02:25:53
文学板は殺伐としてるわりに面白くないな
53吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 06:55:02
うん、アタマ悪いよ、この板の人たち
54吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 06:59:41
そうかな。俺の印象では文学板は相当アタマ良いよ。
だからお前のようなのが弾かれるのも当然だと普通に納得できるけど。
55吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 07:20:18
>>54
「○○は文学」スレに全力でマジレスしてる人間がこれだけ大量にいるという時点で、
相当にアタマ悪いと思うよ。(´・ω・`)
56吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 07:46:05
>>55
そうか。
俺が言ってるのは実感としてアタマの良いレスが返ってくる率が高いってだけの話。
57吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 07:48:45
エヴァは文学ぢゃないよ。あれはアニメーションだ。
58吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 07:56:03
57がいちばん頭いい。

鮮烈な印象の一本があれば、そいつを死ぬまで好きでいられるんじゃないのか?
製作者側の都合で死体に針金の芯を入れて立たせるようなマネをしていると、
あの作品や この作品のように垢まみれになって、犬も喰わないキャベツ屑みたいに
クタクタに萎れてしまう。
59吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 08:00:33
いやそういうコピペは勘弁して
60吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 08:12:05
>>58
アニメのセリフみたい。
61吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 18:30:57
>>55揶揄して飄々とするスタンスは嫌いですね、正直
62東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/10/05(金) 19:53:23
>俺は押井守は好きだけどアニメそのものが好きなわけではなく >>51

押井守はある時期以降、「デジタルによって実写とアニメは融合する」
という命題に取り付かれ、試行錯誤の末に映画はもとより、アニメそれ自体からも
遠く離れていった…というのが、俺の率直な感想だ。

『イノセンス』は、余計なことを考えずに画面を見ている分にはなかなか優れた作品だといえる。
が、この作品に費やされた資本やスタッフの労力、拘束時間等を鑑みると、薄ら寒い思いがする…
戦力を投入するポイントを見誤り、何か本来戦うべき相手とは別のものと切り結んでいる印象があるのだ。

…押井氏の作物は無論、文学などではない。
それは、青山真治が岩井俊二を指して「あの人は映画ではなく文学だ」という、揶揄的な意味でも文学ではないし、
また、「文学とは、<文学>批判の実践である」という命題に当てはまる作品ではあり得ない、ということだ。

…映画でも文学でもなく、アニメですらない押井氏は、では、どこへ向うのか?
新作では、どうもアニメのほうへ戻ってくる気配が、いくらかあるようではある…
しかし、妙に教条主義的、といっていい過ぎなら説教親父臭が濃くなっているのが気にかかる…

…でも、ぼくの興味の中心はあくまでもエヴァなんだ…
「新劇場版」についても語りたいことは山ほどあるんだ…
それなのに、何者かがアクセス規制で、ぼくの長文カキコを阻害するんだ…

(この項つづく)
63吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 19:54:24
言葉の選び方のセンスが皆無だなぁ
64悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/06(土) 00:02:30
>>62
>何か本来戦うべき相手とは別のものと切り結んでいる印象があるのだ。
>…映画でも文学でもなく、アニメですらない押井氏は、では、どこへ向うのか?

まさにそうした点にこそ魅力を感じる映画監督が押井守だ。
俺はよく高橋源一郎を罵倒しておいて押井守を担いで見せるが、どうしてか?
《映画でも文学でもなく、アニメですらない押井と高橋》
嫌いな作家なら山ほどいるが、どうして高橋源一郎にだけキツくあたるのか。
悪い太郎の秘密が少しづつ明らかになって行く。
(この項つづく)

>しかし、妙に教条主義的、といっていい過ぎなら説教親父臭が濃くなっているのが気にかかる…

「説教親父臭」
ファンはみんなそれを望んでるんじゃないの?
65東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/10/06(土) 00:48:43
(承前)

規制解除キタコレ\(^o^)/

>俺はよく高橋源一郎を罵倒しておいて押井守を担いで見せるが、どうしてか? >>64

…高橋源一郎に関していうと、氏の多幸症的な書評にはいささか閉口するが、
初期三部作と『ゴーストバスターズ』、これらは是非とも読んでおくべき作品だ、
という確信が俺にはある。

…特に『ゴーストバスターズ』は興味深いテキストだ。
物語に意図せざる破綻が生じた際、作者はいかに対応し得るか?
その時の身振りによって文学者としての資質が規定されるといって過言ではない。

みずからが繰り出した記号に打撃され、説話論的な安定性がもはや担保されていないことを自覚する…
作家としての押井守に欠けているのは、なによりもこのような体験ではあるまいか?
押井氏のアニメーション製作は、特にパトレイバー以降、安定したシステムの中でのみなされている。

…でも、ほんとうは、高橋源一郎や押井守なんて、さしあたってどうでもいいんだ!
ぼくは畢竟、エヴァのことを考えているんだ!
<<物語の中に生じた意図せざる破綻>>、これはまさに、エヴァを語る際に代入すべき
キーワードなのだ。
その時、高橋氏は、どうしたか? 彼は物語の<エンド>を放擲した。
そうすることが、小説家としてのエチカであると、彼は考えたのだろう。
では、庵野氏は、その時どうしたか?
左様! 事の核心は、まさにそこなのだ!

…次回、十年前の夏エヴァの思い出と共に新劇場版の今日公開されることの意義が語られ、
エヴァと文学のありうべき関係が考察される。

(この項つづく)
66悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/06(土) 01:08:35
>>65
>作家としての押井守に欠けているのは、なによりもこのような体験ではあるまいか?
>押井氏のアニメーション製作は、特にパトレイバー以降、安定したシステムの中でのみなされている。

アンタ、よく云うよ……。
橋が外したらテメェひとりがクビをくくりゃいいだけの話だ。
映画制作で組を率いる頭領たる押井守。責任の重さが違うっての。
その作品に何億かかってんだよ。。
その「バランス感覚」の事をいってんの、俺は。
67悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/06(土) 01:23:36
>>65
<<物語の中に生じた意図せざる破綻>>、これはまさに、エヴァを語る際に代入すべき
キーワードなのだ。

クダラネェって、そんなもん。
テレビアニメ黎明期、一週間に一本、三十分番組。
虫プロを立ち上げたばかりの手塚治虫はその日放送予定の作画をその日やっていたという武勇伝もあるぞ。
68悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/06(土) 01:48:57
>>65
>みずからが繰り出した記号に打撃され、説話論的な安定性がもはや担保されていないことを自覚する…
>作家としての押井守に欠けているのは、なによりもこのような体験ではあるまいか?

押井守作品で一本挙げろといわれたら、『迷宮物件 FILE 538』を推すね。

業界近くにいる人から聞いた話で、事実かどうか分らないから公の場所では相応しくないと思うが、
押井監督には離婚歴があるそうで、先婦との間には娘さんがいたらしい。そして、押井守の父上は探偵業を
営んでいたそうじゃないか。
役場で事務を執っているのではない。創作には必ず作者の体臭が滲むものだと思っている。また、そうでなけりゃ嘘だ。
『天使のたまご』で業界を干された氏だったが、『迷宮物件 FILE 538』はその復帰第一作となったOVA。よりによってコレかい! (興味のある人は見てね)

とにかく、「企画」ならボツになったものが衣装ケースにたっぷり仕舞い込まれているらしい。
そして、それらが日の目を見るまで決して諦めないのが押井守なのだ。
おもえば『立喰師列伝』もそのうちの一本だった。

押井守、もう大好きだね。
69ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2007/10/06(土) 02:09:03
通りすがりですが…

押井は『パトレイバー2』以外はダメでしょ。
逆に『2』には、
「みずからが繰り出した記号に打撃され、説話論的な安定性がもはや担保されていないことを自覚する…」的な
瞬間が、わずかにせよある気がしますが。
70悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/06(土) 02:47:58
>>69
>「みずからが繰り出した記号に打撃され、

ヒガシはソレばっかだね。

>説話論的な安定性がもはや担保されていないことを自覚する…」的な
瞬間が、わずかにせよある気がしますが。

例えばどの場面?
71悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/06(土) 02:50:39
下町で生まれ育った人間としてウォーターフロントだのナンだのには裏切られた思いがする。

確かこんなコメントしてたでしょう。
で、パト2では東京がメチャクチャに破壊されるわけだ。
72東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/10/06(土) 03:16:00
>押井監督には離婚歴があるそうで、先婦との間には娘さんがいたらしい。 >>68

作家の乙一氏と結婚した人でしょ。映画ライターをしているとか。

>押井守作品で一本挙げろといわれたら、『迷宮物件 FILE 538』を推すね。

如上、書き込んだ通り、俺はべつに押井守が嫌いではない。
『迷宮物件』も『天使のたまご』も見ているんだ。
『紅い眼鏡』『ケルベロス』『トーキングヘッド』、なんでも見ているんだ!
だが、しかし……

>創作には必ず作者の体臭が滲むものだと思っている。

ここには同意するか否か、おおいに逡巡するところだが、
かりそめにこの命題を飲んだとして、ならば源一郎氏のテキスト、
特に初期三部作には氏の<体臭>が濃厚に立ち込めているじゃないか。

だが、押井ではなくて、やはりエヴァなんだ。
<<物語の中に生じた意図せざる破綻>>、これは別に、手塚治虫のダンピングが招いた
鉄火場的製作体制とは無縁の事態なのだ。
そのへんを論じるために、さて、どうするか?
とりあえず寝てから考えよう。

(この項つづく)
73吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 04:13:53
最初はただの立て逃げスレだと思ったが、
いつのまにかライター陣が揃って賑やかになったな。
74悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/06(土) 08:39:11
>>72
>作家の乙一氏と結婚した人でしょ。映画ライターをしているとか。

なんだ、そうだったのか。もういい歳だな。
そういえば『立喰師列伝』のエンドロールで、乙一の名前がクレジットされていたような気がするが。
俺は観覧車のやつが好きだ。

>かりそめにこの命題を飲んだとして、ならば源一郎氏のテキスト、
>特に初期三部作には氏の<体臭>が濃厚に立ち込めているじゃないか。

アレは人間の造りがフザけているから、フザけた「テキスト」にしかならんのだ。

><<物語の中に生じた意図せざる破綻>>、これは別に、手塚治虫のダンピングが招いた
>鉄火場的製作体制とは無縁の事態なのだ。

イイヤ違うね。脚本の練り方が甘かっただけ、そんなもの。
75東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/10/06(土) 18:37:28
>>「みずからが繰り出した記号に打撃され、
>ヒガシはソレばっかだね。

むしろ東浩紀にはこうした体験が不足しているんだ。
彼は一度、表層批評に立ち返るべきなんだ。
柄谷流の文学史に疑義を呈し、一部のラノベに新たな文学の想像力を見出すのは、
そのあとの仕事だ。
ましてや『キャラクターズ』など、ありゃアラン・ソーカルから何事をも学べなかった、
最悪の意味でのポストモダニストだよ。
…東氏もかつてエヴァにイカれた経験をもっているのに、なんだよこのザマは。

>そういえば『立喰師列伝』のエンドロールで、乙一の名前がクレジットされていたような気がするが。

あの映画には、乙一だけではなく滝本竜彦や佐藤友哉たち若手の作家連が客演している。
押井氏は、乙一氏の著作を読んだこともあるようだが…
俺は押井氏の文学の趣味には胡散臭いものを感じている。
『アヴァロン』の頃だったか、インタビューで「最近は長谷川伸の股旅物ばかり読んでいて、
日本語の美しさに気が付いた」などと発言していたなぁ・・・

結語。 押井守は、老成するのが早すぎた!
犬と共に熱海に引っ込んだ時に、すべて終わっていたのだ。
『立喰師列伝』だって、その気になればもっと歴史に肉薄することもできたはずなんだ。
踏み込みが甘くていけないね。

ぼくは、永遠の傍観者を気取る押井守より、
尾崎豊が二十年ほど生き長らえたような庵野秀明監督の言動が大好きなんだよ\(^o^)/
76吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 01:45:21
どうすんだお前ら…
そんなにテンションあげまくって…
77悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/07(日) 06:26:38
>>75
オマエがそんな事ばかり云ってるから新潮は図書館を上得意とした貸し本雑誌から抜け出せないのだ。
78東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/10/07(日) 17:47:08
やっぱ、監督がシャウトしないことには、何も始まらない。
押井守の現場への応対の仕方は、監督というよりもプロデューサーとしてのそれなんだ。
エヴァの後半のように、汗を飛ばさないとダメ。
マモルよ、叫べ! と、言ってやりたいね。
最近は、小説かもあまり叫ばなくなっちまったじゃないか。
つまらない話だな。
79悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/10/08(月) 09:51:38
>>78
>押井守の現場への応対の仕方は、監督というよりもプロデューサーとしてのそれなんだ。

映画監督の最大の責務は、作品を納期に間に合わせるため作業工程をきっちりと管理すること。
さらに自身のクリエイティビティを発揮し、なおかつスポンサーには大満足していただかねばならない。
80吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 09:53:28
「たった独りで創作できる小説家に憧れることがある」

押井守がたまにコメントするよね。
81東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/10/09(火) 17:47:36
>「たった独りで創作できる小説家に憧れることがある」
>押井守がたまにコメントするよね。

しかし、その押井が新海誠のアニメ製作態勢を批判していることを忘れてはならない。
新海誠のアニメ、あの背景画、美術、それにすぅっと馴染むキャラクターはいったい何事だ。
あれは村上春樹ではない。国木田独歩じゃないか。
82吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 18:09:47
>>81
>しかし、その押井が新海誠のアニメ製作態勢を批判していることを忘れてはならない。

なんだっつってんの?
83東映実録路線\(^o^)/ ◆4I4ytS2lNs :2007/10/09(火) 20:04:55
> なんだっつってんの? >>82

http://artifact-jp.com/mt/archives/200303/oshiihoshinokoe.html

これを、アニメプロパーが既得権益を守るためにアマチュア・個人製作へ牽制している
とだけ捉えるのでは、ちとばかし浅薄だ…
が、しかし押井のこの発言は、いささか体育会系的に過ぎるな。
84吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 20:37:06
>>83
>ちとばかし浅薄だ…

なるほどね。
でも個人でアニメを制作するとなると、レイアウトや脚本のセンスをトータルで問われることになるが、、、
俺はやっぱ小説でいいや。
そういえば、押井守の小説もけっこうおもしろいよ。
この人の文体が好きなんだ。
85吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 06:31:10
アニメは誰でも気軽に見れるとこがいい
86吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 18:24:22
人と人のコミュニケーションが『エヴァ』のテーマである。
1人でいるのは寂しいが、他人と身を寄せ合おうとすると傷つけ合ってしまう。
それがヤマアラシのジレンマ。ネルフと戦略自衛隊が人間同士で殺し合うのも、
シンジがアスカの首を絞めるのも、ヤマアラシのジレンマ。ファンが作り手を攻撃し、作り手がファンを批判するのも、
やはりヤマアラシのジレンマである。相手に多くを求めてしまい、その結果として互いに傷つけ合ってしまう。

誰かが『エヴァ』という作品を否定したとしても、その語る行為そのものがヤマアラシのジレンマの一例となり、
わざわざ否定的な発言をする事で、その人物がアニメで現実の埋め合わせをしている事が明らかになる。

つまり、心に補完されるべき欠落がある事を示す事になる。「こんな展開は認めないぞ」と怒っても
「ほら、そんな事で怒るのは、自分の心の隙間をアニメで埋めようとしているからです。
あなたも、心の補完が必要なんでしょう」と作り手に返されかねない。
87吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 19:15:27
今は集金装置だけどね。
88吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 21:21:58
1 1 HERO 東宝 7
2 NEW ヘアスプレー GAGA 1
3 NEW グッド・シェパード 東宝東和 1
4 NEW インベージョン ワーナー 1
5 3 クローズド・ノート 東宝 4
6 5 未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜 松竹 3
7 2 キングダム見えざる敵 UIP 2
8 4 パーフェクト・ストレンジャー ディズニー 4
9 6 幸せのレシピ ワーナー 4
10 9 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 クロックワークス/カラー 8


エヴァすげぇwwwww
89吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 21:48:37
集金装置
90吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 21:49:53
↑ 集金装置、集金装置ウゼェんだよ。
 ゼンコを掻き集めないことにゃ次のエヴァが造れんだろうが、タコ!
91吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 21:50:37
>>90
>次のエヴァ

ププッw
92吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 21:56:10
>>28
だよね。
93吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 21:57:35
童顔だったんだけど、だんだんオモロイおっさんになっていく押井守。
http://jp.youtube.com/watch?v=bmMuoeczrKM
http://jp.youtube.com/watch?v=mUDravpPno4
http://jp.youtube.com/watch?v=h0sx4p_6HbM
94吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 22:03:46
>>86
>人と人のコミュニケーションが『エヴァ』のテーマである。

もうわかったって、ヒガシ。
95吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 23:23:17
ヘアスプレー見ないでへーろーなんて見てる愚劣な国民
96吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 23:26:48
だからわかったって、ヒガシ。
97吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 00:07:36
いや〜んしんや〜あは〜んいや〜ん 母ははははカラ〜ん あそこのあそここわれちゃう〜〜〜あは〜ん いひ〜んかひんをわをわ、ゎんををん
98吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 00:08:44
ついにヒガシも逝ったか。
99吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 11:35:22
精神科医の斉藤環が言うには、
作家の太宰治、筒井康隆、島田雅彦、柳美里、漫画家の内田春菊、アニメ監督の庵野秀明
が境界性人格障害で
作家のフランツ・カフカ、映画監督のディビッド・リンチ、漫画家の吉田戦車
が分裂病に近い状態らしい。
詩界なんかを合わせるとまだまだいそうだけど。
100吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 18:31:58
>>99
いかに精神科医がテキトーにカテゴライズして満足してるだけかってのがわかる資料ですな
101吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 02:03:38
433 名前: 吾輩は名無しである Mail: 投稿日: 2007/09/29(土) 22:48:48
高橋源一郎はかさむ慰謝料・賠償金の財源を審査代金に見込んでるんじゃないのか? 朝鮮人ネットワークの庇護の許で。
102吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 11:02:13
なんぞ^
103吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 12:00:45
>>99
筒井がボダなんて適当過ぎだろ…
104吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 17:41:03
精神科医がその気になれば誰でも収容できるっつーことの誇示では
105吾輩は名無しである
ナタリー・ポートマン