最近興味を持ち始めたばかりなので、
好きな方の意見が聴けたらいいな、と思い建ててみました。
ちなみに私はボリス・ヴィアンが好きだったので、
彼が影響を受けた作家として興味をもちました。
「パタフィジック」って一体何だろう…とか。
(シュルレアリスム方面への影響はあまり興味が無いけど…)
A・砂利
4 :
吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 09:57:10
>>1 ジャリの垢抜けた感じと、シュルレアリスムって微妙に結びつかないんだよな。
むしろダダ、それにヴィアンやクノーの方が近いよな。
「超男性」の巌谷氏の解説もわからなくはないけど、
ブルトンはむしろジャリの詩に影響を受けたんじゃないかって気がする。
一応「ユビュ王」シリーズが代表作?
まだ読んだこと無いけど
6 :
吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 11:32:06
>>1 俺もヴィアン好き、特に『心臓抜き』
でもヴィアンスレ落ちちゃったね
ジャリの『フォーストロール博士言行録』は読んだ?
7 :
吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 14:05:00
ageます。
ピエール/マッコルラン経由で興味を持ちました。
まだ未読で、読みたいんだけど。
おすすめの訳ってありますか?
澁澤さんの訳は、どろどろしたシュール方面に
解釈されるのではと思いまして。
俺もヴィアンのシニカルで機械仕掛けのような話しが好きで、
シュールレアリスムは好みでないです。
>>7 「超男性」の澁澤訳はカラッとしてるよw
あとはヴィアンがベストに挙げていた「フォーストロール博士言行録」かな。
それにしても、ジャリの他の小説の翻訳はもう何年も出ていないね。
やっぱり相当に難解なんだろうか。
宮川明子さんが訳してくれると嬉しいんだけど…。
そういえば、中沢新一もジャリが大好きなんだって。
9 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 11:15:30
>>8 ありがとうございます!
では、澁澤さんの訳で読んでみます。
そういえば、ナンセンス先進国の
エドワードリアやルイスキャロルのことを、
ジャリはどう思ってたんでしょうね?
どうなんだろ…
ルイス・キャロルは、シュルレアリストには人気があったけど、
ジャリも影響を受けたのかな?
(ノエル・アルノーの伝記を一応あたって見ます。)
英国ものなら、「ユビュ王」のためにシェイクスピアは当然読んでただろうけど…。
でもジャリのユーモアは、やっぱりフランスのラブレーに近い気もする。
ボリス・ヴィアンはラブレーとルイスキャロルの影響大きいよね
『スナーク狩り』だっけ、彼の愛読したの
国書のジャリ全集はどうなったの?
ジャリおじさん
ジャリにとって(ついでにヴィアンも)、ラブレーの影響は凄く大きいよね。
俺はよく知らないんだけど、ブルトンはじめシュルレアリストが
ラブレーに言及した事はあるのかな。
『シュルレアリスム宣言』にある先達のリストに入ってたっけ?
どうもその辺が、後のクノー&ヴィアンと、シュルレアリスト達との
文学、そしてユーモアのセンスの違いに表れた気がする。
クノーは、ブルトンの『黒いユーモア選集』にも批判的だったそうだし。
>>12 ジャリ全集の企画なんてあったの?
kwsk
>>7 ピエール・マッコルランの『恋する潜水艦』注文してみたよ
楽しみ
17 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 14:04:36
>>16 「恋する潜水艦」は足穂っぽい小品で、
映画ライフ・アクアティックとイメージが被りました。
同収録の「海賊の唄」も味わいは違うけど、
不思議なエキゾチック感があり、好きな作品です。
18 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 16:34:12
>>16 「恋する潜水艦」は足穂っぽい小品で、
映画ライフ・アクアティックとイメージが被りました。
同収録の「海賊の唄」も味わいは違うけど、
不思議なエキゾチック感があり、好きな作品です。
19 :
吾輩は名無しである:
○/'ー´ヽ
(, `●´ ) レアスレ保守
(,,==◎=つ
(__)_)