オノレ・ド・バルザック Honore´ de Balzac 2
672 :
吾輩は名無しである:2010/03/06(土) 14:11:11
こいつかなり前のほうで「暗黒事件」と「九尾の猫」で大暴れしたやつっぽいな。
馬鹿すぎとか死ねばいいのにとかワンパターンで、到底文学愛好家の文体ではない。
673 :
吾輩は名無しである:2010/03/06(土) 14:24:13
お前はバルザックとは合わないだけ。さよなら〜
フォークナー好きで、バルザック嫌いって、ないだろ
背伸びしてる馬鹿しばきたい
どうして文学板はこんな馬鹿ばっかなのか
2chで長文書くやつは大体知能指数が低い
カフカとか、普通の文章で現実の答えのなさ、自然に味わえる作品読めるのに、
バルザックみたいな、俺のエゴ、俺の見方正しいんだと不自然に押しつける語り口の作品が評価高いなんてありえないだろ?
わかってんだろ。バルザックが屑だって。
バルザックみたいな添加物塗れの駄菓子。たまに食するのは構わないけど、本気で旨いとか頭おかしい。
わかっててふざけてんでしょ?冗談だよな。
いや、普通に読めるでしょw
バルザックは。
むずいか?
あと、カフカって現実の答えのなさか?
カフカの掟の門は、すごく
短くて解釈しやすかったから書くけど。
本当に現実の答えのなさ。か?
そんなのより彼の、生きられない事に対する絶望だろう。
むしろ彼は現実に対する答えは知っていたし認識してただろう。
けども、彼は、多分、一歩も生きられなかった。
彼は生命とかそんなものに対して、キリストの言う
「ロバが針の穴を通るより、人間が正しい道に行く方が難しい」といった
そんな道を多分
一歩も進めなかった。
多くの文学者が傷ついた子供のまま、トラウマや家族制度にとらわれて、死んだ。
より一層そういう苦しみや傷口を広めたまま。
君の言う「現実の答えのなさ。」っていう内容を書いて欲しいもんだな。
俺からすれば「現実の答えのなさ」なんて感想書いてるやつは
本当に味わってるのか?どうか、はなはだ疑問だな。
って言っても、感じたからって
それの内容を解読できる。という事ではないけど。
それの意味を解説などで知ってるからって、それが良い読者だとは
限らないけど。だから、僕は解説なんか読まないようにしてる。
ただ、「現実の答えのなさ。」なんて感想は
曖昧でよく味わって書いてるのかどうかわからない。
単なる頭でっかちの知ったかぶりなんじゃないか?と疑ってしまう。
そういうので、本読むやつ多い。
そういうやつに限って土方とか馬鹿にしてるw
土方の方がよっぽど頭の点で俺からすればマシ。
フォークナー好きで、バルザックは、嫌いとか、ないですからw
本当にフォークナーとかから感じれて言ってるんなら
バルザック読み直せって言いたい。ですね。
フォークナーむずくないんなら、バルザックも、むずくないだろ。
684 :
吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 00:57:58
カフカは多義的で、バルザックは一義的だと言いたいのかな。
それだけが文学の評価基準なのか。
やはり子供のようだ。
声を出して笑いだいこのスレの妄言。
バルザックは十九世紀フランス最高。フロベールもスタンダールも劣る。…文盲?
フロベールは元気が出ない。バルザックは元気が出る。だからバルザックは良い。…ラノベ?
十九世紀リアリズム文学のが現代文学より出来がいい。…バルザックって十九世紀代表?
一見難しいジョイスよりバルザックのが価値がある。…ジョイスが難しい?バルザックの価値?
フォークナー評価できるなら同じようにバルザックも高い評価になって当然だ。…阿呆?
カフカは多義的でバルザックは一義的だからって、そんなことで良し悪しは決まらない。
…不自然さ、押し付けがましさ気にならない?
686 :
吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 10:50:30
ダメだな、こいつ。
バルザック信者って馬鹿だよな。
文学はいかに書くかが問題なわけで。
題材が一義的か、多義的かが問題なわけじゃない。
バルザックの偏った歪んだ書き方で作中の真実押し付ける、それを読者が受け入れ従うしかない、
豚のようによだれ垂らして視点固定して読むこと受け入れるしかないことが問題なわけで。
題材ではなく書き方が問題なの見ればわかるのに。そんな常識も通じない。
豚として頭固定されて、十九世紀フランスを知ることができて面白いとか、
よだれ垂らしてラノベや駄菓子や嗜好品漁って好き嫌いわめく馬鹿だから信者やってられるんだからな。
フォークナーのプリズムのように、みるたびに意味が変わらざるをえない多様な揺らぎはらんだ文章と、
バルザックの作りものめいた、押しつけがましいわざとらしいぎこちない文章と、
難しい難しくないとか、同じレベルで語るとか冗談だろ?
バルザックって真面目に付き合う価値本当にあると思っているの?フォークナーと同じレベルでwww頭おかしいw
まあ、フロベール読んでも、ポー、カフカ、フォークナー読んでも、
バルザック読むように読んでいるだけだからな。何の意味もない。
バルザック読むように、豚のように、頭固定してよだれ垂らしてラノベ読むように読んでいるから、
このスレで妄言吐けるんだからな。
たとえばナバコフですが、バルザックなんぞを散々切り伏せております(笑)
まぁ今後ナバコフがバルザックより読まれていくかどうかは別といたしましても、一つの意見として提出しておきたいですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
691 :
吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 23:33:36
ガキと狸は無視ってことで。
アホはえらそげにかいてても、
何も恐くないし尊敬の念わかないな。
小説の読み方ひとつで
他人を罵倒できるというのも
幼さゆえですわな
低脳のくせに
おいしんぼの
海原雄山みたいな物言いのやつばっかだな。
「ゴリオ爺さんなんかブタの食うものだ!貴様らはブタだ!」
それもまだ、それ味わって言ってるんなら良いんだけどな。
どうも、嘘つきくさい。
695 :
吾輩は名無しである:2010/03/08(月) 01:56:05
おまえがどうわめこうがバルザックの価値はびくともしない。
おまえの評価なんか誰も聞きたかない。
おまえは死ね。
バルザックは残るが、おまえは残らない。
狸は良い事言うなあ
>>695 君は優しいな。
”おまえ”をバルザックと同列に論じれるぐらいすごいと評価してやって。
698 :
吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 20:04:55
漱石の「吾輩は猫である」に出てくるんだけど、Z. Marcusってバルザックのなんていう作品の主人公なの?
700 :
吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 22:20:06
701 :
吾輩は名無しである:2010/03/12(金) 16:05:58
バルザック全集第1巻所収
Zマルカスは2巻じゃないか?
703 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/21(日) 23:04:00
さて(笑)
704 :
イノウエ・アル:2010/03/21(日) 23:20:34
ナボコフはやはりバルザックが嫌いでしたか、
個人的にはナボコフのドスト、サルトル嫌いも一理あるとおもいますね。
思想に故郷と生活を奪われたのですからね。
バルザックの良き読者とはいえないのですが以前よんだ
『セラフィータ』は印象にのこっています。はじめとおわりがほんとうに美しく、
真ん中のスウェーデンボリの神学は少々冗長という、いわばキセル小説でしたね。
テオフィル・ゴーティエの『モーパン嬢』や晩年の『スピリット』と比較して楽しみました。
ゴーティエの『スピリット』にはすこしネルヴァルの『オーレリア』の雰囲気がありましたね。
ゴーティエはなぜか読めない作家ですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
「精霊」は英訳で読まれましたか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
セラフィータは私も読みましたけれども、やはりスウェーデンボリが印象に残っておりますねぇ(笑)
ボルヘスなんぞもその講義集でしきりにスウェーデンボリに言及しておりましたが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
706 :
イノウエ・アル:2010/03/22(月) 00:01:44
『スピリット』は田辺先生の翻訳でよみました。こちらもスウェーデンボリ神学でして
もともとは岡本綺堂の重訳からゴーティエに惹かれて、ふたりとも文人で
手にも入れやすいうえに審美眼も確かなハーンの英訳はとても重宝してます。
それにしても田辺先生のゴーティエ選集...三号でつぶれた...カストリっ!!
ああっ!!ノディエ選集はあるのに!!ネルヴァルは篠田先生の訳と全集がダブってるのに!!
ボルヘス曰く「議論を避けた静かな肯定の神学」でしたかな。
707 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/22(月) 00:17:45
おやはや(笑)田辺訳であったのですか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
森開社の選集でしょうかねぇ(笑)アレで気になるのはブロワ、ジューヴ辺りですか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
708 :
吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 14:13:48
フランスに行ってきたら当たり前だけどどこの本屋にもバルザックの文庫が充実していて感動した。
しかも安いから大量に買ってきた。
まずはLe Pere Goriotから読もう。
709 :
吾輩は名無しである:2010/03/29(月) 23:40:56
ゴリオ爺さん読んだ
救いがねえな
しかし、主人公と医学部生がかっこよかった
いいキャラだ
最近の若者は、そういうのを
「鬱展開きたー(長い線がつづく)ーっ」
と言うそうですよ。
医学部生って他の作品に登場する?
>>711 ビアンションのこと?かれのことなら、至る所で顔を出しているよ。
バルザックが死の間際、ビアンションさえいてくれればなあと言った趣旨の話が
伝わっている。
714 :
吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 19:39:37
老人の孤独死は都会じゃよくある話ってことだ
715 :
吾輩は名無しである:2010/05/18(火) 19:12:31
サント=ブーヴが見そこなった同時代人に、バルザックがいます。そう言うと、もう眉をおひそめに
なる。バルザックがお好きでないのは分ってますし、それに、お母さんのほうがいけないというわけ
でもないのです。あの人のものの考えかたにはとても卑俗なところがあって、一生かかっても高尚に
なるというわけにはいきませんでした。で始まるプルーストの「バルザックとサント=ブーヴ」とし
て知られる文章は「サント=ブーヴに反論する」ことが目的であるにもかかわらず、バルザックの欠
点がこれでもか、というくらい引用されているので、バルザックを擁護しているのか貶めているのか
が最初はわからないくらいである。訳注によれば次のように書いてある。
ところでプルーストのバルザック耽読ぶりには、驚くべきものがある。(中略)すでにパスティッシ
ュ制作にも広範なバルザック作品が下敷になっていたが、このバルザック論においてもプルーストが
実際に引用している作品だけでも、『人間喜劇』のほとんどの主要作にわたっている。しかもプルー
ストの引用は、『人間喜劇』だけに留まらず、ハンスカ夫人や妹ロールなどに宛てた書簡集にまで及
んでいる。(プルースト評論選T文学篇/保苅瑞穂編)
彼の引用の仕方は、(才能の問題もあるのかもしれないが)バルザック作品を1回や2回通して読ん
でみましたといった程度のものではない。他の作家についても書いているが、これほどまでに自由自
在に引用しているようには思えない、つまり、知的にはどれほど評価していたかはともかく、最も愛
読した作家の一人がバルザックであったことは間違いないといってよい。それだけではない、このバ
ルザック論は小説『失われた時を求めて』の直接の母体「サント=ブーヴに反論する」の発生現場と
なっているのだ。つまり(他の作家論よりも)最も書きたかった論文といってよい。
716 :
吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 00:27:58
最も書きたかった論文といってよい。というのは「この世で一番言いたく思ってきたことを、突然、
二度と言えなくなってしまうのでは、と危惧するような時期に、なんなら状況にといってもいいが、
私は立ち至っている。」とまで書いているからだ。プルーストにとって、これほどまでの思いがこ
められた論文は他にジョン・ラスキンに関するものしか思い浮かぶまい。それは「感受性の衰弱と
才能の破産のせいで、(中略)これまでどこでも読んだ憶えはないし、いま言わなければ言わずじ
まいになってしまいそうな」ことであるという。ではボードレルの友人でもある高名な批評家サン
ト=ブーヴはバルザックの何を見そこなったのだろうか。ここで気をつけなければならないのは、
彼の論文は非常に繊細で微妙な差異について述べるのが特徴なのだから、誤解されることが多い。
それはラスキン『胡麻と百合』のフランス語訳序文として知られる「読書について」を読んでもわ
かる。この序文付きの『胡麻と百合』は日本語に翻訳されている。本屋でラスキン=プルーストと
印刷された帯がハードカバーについていたのを見て私はこの本を買ったが、その帯に書かれてれて
あるのはラスキンの思想とその思想に同調するプルーストということを意味するものだとてっきり
思っていた。しかしその内容は(序文にもかかわらず)「ラスキンに反論する」ものであった。
717 :
吾輩は名無しである:2010/06/17(木) 23:23:05
いまのところ、ぼくには君にこの数行しか書くことができない。それというのも、家主の代理人がここ
にいて、ぼくは彼にたいしてバルザックの喜劇におけるメルカデ『山師』の役を演じなければならない
からだ。バルザックといえば、彼の『知られざる傑作』と『教会に復帰したメルモス』を読むことを君
に勧めたい。二つとも、短いものだが傑作で、すばらしい皮肉に満ちている。
カール・マルクスからエンゲルス宛書簡1867年2月25日/マルクスコレクションZ筑摩書房より
718 :
吾輩は名無しである:2010/07/07(水) 09:45:58
テスト
719 :
吾輩は名無しである:2010/08/01(日) 14:59:59
偶然手にしたバルザック選集1 シャベール大佐、なかなか面白かったんだが、
この選集って2以降はないんですか?
>>720 ありません。続きは同じ東京創元社の全集26巻をどうぞ。