1 :
吾輩は名無しである:
翻訳するんだろ?
追悼文を書き散らすんだろ?
村上春樹がすきなのは知ってたけど大江さんも好きだったのか。まあ人の死は
金になんのよ。
3 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 06:44:04
この地球の歴史と、時間的にはその末端の、人類の歴史のすべてがですよ、宇宙的な意思の気まぐれなプログラム達成の一手段にすぎなかった、という大きい冗談のS・Fは、カート・ヴォネガット・Jrをはじめしばしばあるでしょう?
僕は一個人のあらゆる想像に、人類的根拠があると考えるからね。
S・F作家を共通に揺り動かすこの想像には意味があると思う。
そこで自分もあらためて確信した、アハハ。
僕の推定では、この地球は宇宙的な巨大構造の一部品でね、そのおさまるべき場所へむけてベルトコンベアー式にさしむけられている!
銀河系宇宙が総ぐるみで設計図の該当箇所へ地球をみちびくベルトコンベアーでね、最終段階では地球を妥当な方向とエネルギーで撃ち出す発射台になる。
そして人類がそこで生きていたほぼ完全な球型部品が、あいている箇所へパチンとおさまり、構造が完成する!
しかし準備段階では部品がむしろそう造られるならいどおり、地球という部品にも微細なひずみがある。
最後にそれを修正するためには、宇宙規模では考えられない超微小工作者が、すなわち人類のみならず獣たち・鳥たち・魚たち、そして昆虫までもが必要だった。
…僕はね、その修正というか研磨というか、その最後の仕上げが、地球の表面随所での核爆発だと思う。
(大江健三郎『ピンチランナー調書』)
4 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 14:25:08
ねらーの書き込みかと思ったら、大江さんの言葉か。
ちょっと大江を読んでみたくなった。
6 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 14:29:59
は?
ヴォネガットが死んだ。
ハイホー。
9 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 22:40:40
プーティウィッ?
浅倉・伊藤というSF翻訳家の大御所が訳してる以上、
彼らが健在な限りは無理だろう。グレートギャッツビーだって
野崎さんが他界してなけりゃ実現しなかっただろうし。
11 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 19:20:04
7が秀逸。タイタンだっけか