ライトノベルの文学性 part2

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734吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 04:30:17
>>733
芥川、太宰、漱石、村上春樹ぐらいで、秋田。
話の内容が純粋につまらん。
ただ、星新一はおもしろいと思う。

海外はけっこう読んだから、流石に全部覚えてない。
カフカとかドストエフスキーとかアリスシリーズとか。
海外のは発想がいろいろあって面白いね。邦訳がorzのもあるけど。

ぶっちゃけ趣味だろ? 漫画読んで感想言うのと何か違うのか?
そんな高尚なものでもあるまいに。

実を言うと一年だけ文学部に所属してたんだが、
「わざわざ金はらって大学でやることか……? 読書感想文じゃん。第一、古文嫌い」
と思い、工学部に再入学した。
735吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 04:59:32
>>734
俺も文学は芸術であり、その研究はどちらかと言うと芸術論に属するものだと思う。
ただ、どこかにあるはずの明確な解答を探すことだけが学問ではないよ。
物事に関する自分なりの解釈を理論の裏づけによって証明することだって立派な学問だぞ。
それは感想を述べることとはまったく違う、一年の段階では分からなかったかもしれないが。

あと日本の近代文学は明快であることを好みそうなお前にはたしかに合わないかもなあ。
そのへんは趣味の違いかと。学問や芸術にだって、趣味の合う合わんはあるさ。

まあ、グダグダ言ってるけど、俺も得意分野は上代文学だし、
読書量は娯楽小説>>>ラノベ>純文学作品くらいの人間なのでエラソなことはあんまり言えん。

>>725
それは大方ラノベと純文学は楽しみ方自体が違うから、比較は不可能とかそんな感じの主旨のレスを曲解したのでは?
そのへんに言及するとスレタイから話題がずれてしまうけど。
736吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 05:02:07
ああ、一〜四行目の主旨が微妙に分かりにくいな。
つまり、文学研究は芸術論としての学問であるべき、というのが俺の意見ね。
で、文学そのものは学問ではなく芸術。
芸術って言葉自体が曖昧だし、我ながらちと軽薄な意見かもしれんが。
737吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 05:03:47
「話の内容」って何?
738吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 05:05:21
ラノベを読んで喜んでるような人とまともに話しても仕方ないのかも知れないが。
739吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 05:19:21
>>734
あと「明確な解答を見つける」という意味での学問を文学部でやりたかったのなら、史学科に進むべきだったかもね。
いまさら言ってもセンないことだがw
心理学は俺もよく分からん。
実際、経験を積み重ねることで結果は出してるんだろうが、漢方と同じでその理論自体はなんだか煙に巻かれてる気がする。
心理学やってる人に聞けば、もっと深い意見が聞けそうだが。
>>738
それは文学板住人としては浅い意見では? せめてそう思う理由が知りたい。
740吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 05:59:18
>>735>>736
ああなるほど、芸術研究に趣味の問題か。だとするとわかりやすいな。現代芸術もよくわからんし。
確かに、愛読書が図解雑学やブルーバックスの俺には合わんかもw

ちょっと、文学が見下してるような空気がちょっと引っかかったんだ。
ハイカルチャー意識なんてもったところで、象牙の塔にひきこもるようなもので、無意味だろうに。
純文学は純文学、ラノベはラノベで楽しめばいいし、楽しめないなら楽しめないでいいのに、
何故か親の仇のようにラノベを見下して叩くんだよな。
難解さなら、最新数学の本が圧倒的だw

>>739
史学は無理だw外国語と古文嫌いだしw
あと、心理学は医学と組むべきだと思うんだよな……。

あと、このスレの意味は、ラノベも文学研究的に考察してみようってことかい?
741吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 06:01:02
>>737
哲学的な質問するなぁ……。
うーん、筋? 主題? ストーリー? 意見? 
明確に答えるのは難しいな。
742吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 06:41:23
日本文学は話の内容がつまらないって言ったのは君だよw
743吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 10:48:24
日本の私小説が地味なのは仕方ないことなのでは
744吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 11:06:19
お前みたいに昔の西部劇みたいに善は善、悪は悪って白黒ついて派手なのを好みそうな奴は、純文学は向かないのかもしれん。
だけど、世の中が二元論で片付けられるほど分かりやすく出来てないことぐらいわかるだろ。
745吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 11:11:20
ラノベはポストモダンの申し子なんだね。
746吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 12:08:07
まったりしたスレだなあ……
747吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 12:21:23
>>744
俺はアメリカ人かよw
勧善懲悪はぶっとんでるならいいけど、中途半端だと面白くないな。

なんつーか、どうせ純文学でやるなら恋愛要素を抜いたやつが読みたい。
発想のユニークさを楽しみたいというか。
海外のは結構あるけど、日本のヤツはどうも少ないような……?

>>745
ポストモダンもよくよく考えると胡散臭いよな……。
そりゃソーカル事件も起こるよ。
748吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 14:04:52
>>747
発想のユニークさを楽しみたいのなら、安部公房、筒井康隆、大江健三郎などがお薦め。

749吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 14:28:03
>>669がラ板でとんでもなく痛い書き込みしているよ。
750Adrienne ◆HI8ebVe8lo :2007/03/10(土) 14:42:11
>>749
(´ω`*ソレホドデモ
つーか、どう見ても、お前向こうのID:SCV9xMENだろw
えーかげんにせえよ、な。
751吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 14:45:43
春だねえ
752吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 14:48:10
ageんな池沼
753吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 15:12:28
>>751
マジで
754吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 15:20:36
>>753
自演乙。池沼君。
755751:2007/03/10(土) 15:28:20
>>
756751:2007/03/10(土) 15:29:02
>>752
すまん
>>754
自演じゃない
757吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 15:30:54
751が池沼なのは確定
758吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 15:33:12
このスレラ板住人しかいないのでは
759吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 15:55:30
やっぱり、文学の話題じゃないと盛り上がらないな
760吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 16:12:38
だって春休みだもん
761吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 16:26:26
文学は結構普通だと思う。
ラノベが低いだけで。
とか言ったらラノベ畑の人に文句言われるかな。
でもどうしてもそういう考えが抜けない俺パンピー
762761:2007/03/10(土) 16:47:52
そういうわけで考えてみたよ

【高尚】<知性や品性の程度が高いこと。気高くて、立派なこと。また、そのさま。
だとして、高尚さという視点で文学とラノベを比べてみる

・文章に関して
ラノベは文章が簡単。誰でも読める。
文学は読み安いのもあるが、明治の文学などは
普段は見ない漢字なども多く使われていたりしてそれなりに知識が必要
よってここでは文学>ラノベ

・表現に関して
ラノベはシンプルで分かりやすい。
文学はやたらとめんどくさい比喩をしたり、複雑な表現を使ったりする。理解するにはラノベより高い知性が必要なことも。
よってここでも文学>ラノベ
763761:2007/03/10(土) 16:53:46
・内容に関して
@狭義の楽しみという観点で考えてみて
ラノベは萌えキャラが出てきたりして、Hなことを連想させるような表現で楽しませたり、
剣や魔法。超能力などの空想的なものが出てきて楽しませる。
他には二次性のナルシシズム的な内容で、読者のナルシシズムも満たして(るのかな?)、一種の高揚感のようなものを感じさせて楽しませる。
イラストも、上に書いた楽しさを増長させるものとして機能する。
文学はイラストがないだけで萌えキャラが出てくるときもあるし、二次性のナルシシズム的なこともある・・・?
あんまり狭義の楽しみとして文学を読まないからわからない・・・
少なくとも狭義の楽しみという点においてはラノベ≧文学かと。
A人間社会で生きるという観点から見て
ラノベはあまり人間に関して深い部分までは描かれないことが多い。
文学は青年期の悩みや精神異常者の心理、人間関係の苦しみなどなど色々な人間の苦悩を深く描いたものも多く、
人間社会で生きていく上で、良いか悪いかは別として教養になる。
よってここでは文学>ラノベ

う〜ん見るからに頭悪い。語彙が少ないな俺。
文学を良く知る人からみたら「お前勘違いしてること多すぎ」とか言われそうだ。
明らかに文学びいきだし・・・
764吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 18:10:35
表現に関して、ラノベはシンプル過ぎて逆に分かりづらい。
765吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 18:15:06
>>763
こういうこと論じる時は、ジャンルで括るとどうしても一括りになって例外が出てくるから、せめて作家レベルで比べたほうが良いよ。
766吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 18:33:33
>>764
それはあなたがラノベの表現になれてないだけでわ
767761:2007/03/10(土) 19:00:42
>>765
そこまでラノベも文学も読んでないや・・・

誰かどっちも読んでる人やってくれないかな
768吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 19:17:17
多分、そういう論理的考察によって分けられるものじゃないんだと思う。
なんにしても感覚。これに尽きると思うな。

一応俺も考察というか、書いてみるけど、その表現に至るまでの過程がそうなんじゃないかな。
ドスト作品はキャラ小説の走りで、幾分ラノベっぽいけど、読み深めると明らかに違う。
あれはドスト自身が唱える社会批判、命題の為に”キャラ小説”しているわけで、つまりそれが主じゃない。
対してラノベ(というかキャラ小説)は、キャラが主で、それに色々な思想がくっ付いてくる形になってる。
それと社会性が皆無、というか比較的少ないのも特長だよね。
例えばラノベ自体が掲げる社会性っていうのは、よくてキノ止まり。そしてあれが絶大な支持を受けてる。
他のにもテーマはあるんだけど、〜に対するアンチテーゼ、というような内輪的な命題に終始してる。
(でもこれって日本文学にも言えることだよね。ごめん、海外古典ばっかり読んでるから偏ってるわ)

・・・ちょっと理路整然とはしていないかもしれませんが、こんな意見どうでしょ。
なんか書いた後になって、突然恥ずかしくなってきたわ。
769吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 21:37:59
>>768
『パーソナルを突き詰めると普遍化する』
770吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 21:47:55
>>762
確かに文豪の教養は凄いよ。東大卒たくさんいるし。
だけど、内容が気高く立派といわれたら、かなり疑問。
太宰が高尚?
771吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 22:06:52
ラノベなんぞマカロニウェスタンと比べたら(ry
772吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 22:41:51
>>770
谷川と太宰を比べれば太宰の方が高尚。ぐらいなもん

>文学は読み安いのもあるが、明治の文学などは
>普段は見ない漢字なども多く使われていたりしてそれなりに知識が必要
って文学畑の人から見たら高尚でもなんでもない
773吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 22:44:29
>>772
そういえば平野なんて作家がいたなあ
774吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 22:53:12
>>770
まあ……(読者に対して)誠実ではある
775吾輩は名無しである:2007/03/10(土) 23:56:58
ここはスレ自体は迷走しているが、議論は迷走していない。
ラ板の文学スレはスレ自体は迷走していないが、議論は迷走している。
776吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 00:38:00
このスレはみんな正直に自分の意見を書き込んでいるな。
777吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 01:12:22
>>762
>>文学は読み安いのもあるが、明治の文学などは
>>普段は見ない漢字なども多く使われていたりしてそれなりに知識が必要
それは単に古いだけだ
778吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 02:15:15
>>748
おk読んでみる
779吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 02:39:48
>>777
いやそうじゃなくて読むのに知識が必要、っていう点から考えると、ラノベと比較すれば高尚ってこと
780吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 02:55:58
例えば、格闘技板に「実戦における相撲の有用性」ってスレが立ったとする。
第一に多いレスの内容は、「弱いよ」「使えるわけねーだろ」「曙www」「戦闘竜www」
第二に「そりゃ弱いけど『どこか強いところは無いか?』を話し合わなきゃ」
んで、相撲ファンが「実践云々じゃなくて相撲には相撲の好さがあんの」っつっても誰もまともに相手はしないだろう。

文学板でラノベを語る、とはそういうことではないか?
このスレは既に無価値を運命付けられているのではないだろうか。
781吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 03:35:39
友人に「お前は何の本読んでんの?」と聞いたら
「レベルの高いラノベ作家の本」と答えた。

ラノベにレベルが高いとかあんの?
ほとんど読んだことがないからなんとも言えないが
782吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 05:13:57
780の言うことは、もっとも。
ラノベと文学を比較する有用性がない。
文学には文学、ライトノベルにはライトノベルのよさがあるのだからってこと
で終わりだよ。
783吾輩は名無しである
走る取的は怖かった。