1 :
吾輩は名無しである:
100冊読破スレッドすら書き込みが少ないものの、需要はあるはず。
昭和2年の創刊から80年という節目の年に、いざスレ立て!
先ずは2月の大量復刊目録を肴に、生暖かく語らいましょう。
復刊よりも新訳で改訂して欲しい。
平気で昭和初期の翻訳を出版する神経はどうしたものか
3 :
吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 20:39:17
>>2 レスどうも。それだけ人材不足ということなんでしょうね。
新進気鋭の翻訳者が活躍できる場として、岩波文庫の新訳はうってつけなのに。
それはそうと2月の復刊ですが、希少な作品が目白押し。
ゲーテの色彩論、バニヤンの天路歴程に注目しています。
英文学以外はもう翻訳者のなり手もいないんじゃないかな。
それに岩波はプロの翻訳者より学者に書かせたがるし。
それで滅茶苦茶な日本語になってしまったもの多数orz
年末から正月にかけて、ゴンチャロフの3タイトル読みましたよ
きつい正月だな
9 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 02:03:12
おお、岩波文庫のスレが!
書き込み期待 age♂age♂
良スレ認定印 byセ チガライ
11 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 22:27:57
『復刻 岩波文庫創刊書目23冊』ってさー、オタク的にはなんだかなーって感じだよね。
糸綴じゃないし、紙質が全然違うし、凸版活字じゃないし。
もー、あの手触りこそが大事なのにぃ
その復刊本ってやはり文字は小さく読みがたかったりするのかい。
ワイド版並で旧字、旧かなだと最高なんだが。
13 :
吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 23:24:03
ロリコンだったと知って中勘助の、特に「菩提樹の蔭 他二篇」が読みたくなった。
復刊pls
14 :
吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 04:46:39
この間、馴染みの古書店で
かなりの美少女が岩波文庫のコーラン3冊セットを買っていったのを目撃。
ちょっと引いたが、とっても清々しい気分になったのは何故だろうw
「コーランと少女」
だれか詩作してくれ
16 :
吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 12:47:52
ヤーレン コーラン コーラン コーラン(ry
少女キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!かと
鴎に問えば〜
17 :
吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 16:03:12
美少女によるコーランの講義受けたいよー
18 :
吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 02:04:26
俺は美少女のコーマンが舐めたいw
19 :
吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 17:57:18
ゴンチャロフの「断崖」は、岩波文庫以外に翻訳されているんだろうか。
すごく。。。読みたいです。。。
ゴンチャロフといえば井上満。
でも岩波文庫の「オボローモフ」は米川訳なんだな。
「平凡物語」もだしてくれ。
21 :
吾輩は名無しである:2007/01/24(水) 00:46:21
22 :
吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 21:04:38
和辻哲郎の「倫理学」全4冊
発売記念age
23 :
吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 02:31:31
アウグスティヌスの「神の国」第1巻を買った。
あいにく1頁で挫折したorz
おれは全五巻そろえていながら、まだ1ページも未読。
あれよみはじめるには結構覚悟が必要。
神の国ってバラで売ってるのか?箱しか見たことない
わたしはバラで全巻買いました。ただし数年前のこと。
ところで最近の岩波文庫は値段が高い気がするんだけど・・・
講談社学術文庫とかよりはましだけど
27 :
吾輩は名無しである:2007/01/30(火) 23:26:36
メレジューコフスキーの「神々の復活」を
読んでみたくて、10年前からリクエストしてるんだが復刊されない。
ダメなものはダメってこってすかね。
>>27 ご存知かな?
「神々の復活」は1980年ごろ、河出からハードカバーで出ている。
(岩波文庫と同じ米川訳)
そちらを探すほうが速いかも。
あるいは河出文庫から出るのを待つとか。
ちなみに河出はメレジュコフスキーの『キリストとアンチ・キリスト3部作』を全て出している。
3部作とは
ユリアヌス帝を主人公として、古代ギリシアの神々とキリスト教の対立を描いた「神々の死」
レオナルド・ダ・ヴィンチを主人公として、古代ギリシアの神々がルネッサンスで蘇るさまを描いた「神々の復活」
ピョートル大帝を主人公として、旧きロシアと近代ロシアの対立を描いた「ピョートル大帝」
です。
「神々の死」はかつて新潮文庫で出ていました。
(「ピョートル大帝」はおそらく河出の新訳)
私は「神々の死」を新潮文庫で、他の2つを河出のハードカバーで持っています。
29 :
27:2007/02/01(木) 10:37:32
>>28 えええ、河出がそんな文化事業を成し遂げていたとは
寡聞にして知りませんでした。三部作全ての翻訳があったとは、
やっぱり2ちゃんは最高の情報源ですねw
私は旺文社文庫の「先駆者」を所持していますが抄訳で、
しかも英文から訳した作品なので、米川訳への憧憬が膨らむばかりでした。
早速探求してみます。有難うございました。
30 :
28:2007/02/01(木) 20:36:50
31 :
27:2007/02/01(木) 22:30:42
>>30 またまた有難うございます。
今日は仕事が休みだったので、早速源氏や日本の古本屋で
検索してみたものの河出版は皆無でした。
戦前の新潮文庫(神々の死)が上下7,000円ってのは幾つかありましたが。
図書館なんかには普通に置いてあるかも知れませんね。
32 :
吾輩は名無しである:2007/02/02(金) 17:54:48
岩波マンセーの乞食板
34 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 16:21:20
35 :
3月新刊:2007/02/03(土) 16:26:44
『倫理学』(三)和辻哲郎
『深き淵よりの嘆息』ド・クインシー 野島秀勝訳
『真景累ヶ淵』三遊亭円朝
『国語学原論』(上)時枝誠記
『深き淵よりの嘆息』って、あの『サスペリア』の原作ではありませんか!!!
37 :
吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 21:15:48
とある古書店でカレワラ上下セットが800円で売っていた。
状態は並みの下。普通だったら即購入のブツなんだけれども
既に所持しているせいか全く食指が動かなかった。そんなもんだよねえ。
時枝誠記!
39 :
吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 23:23:18
カイワレと聞いて菅直人を思い出したが、俺間違えてる?
40 :
吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 23:24:16
サスペリアの原作って、ウェデキントのナコルルだかココペリだか忘れたけど、そんな題名のじゃなかた?
41 :
吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 02:45:07
「啓蒙の弁証法」の次は何だろう?
42 :
KEMANAI:2007/02/06(火) 23:09:03
アドルノもう少し出るといいな。音楽論とか。
みすず書房からいろいろ買い取ってくれねぇかな。
アレントの全体主義の起源とか。
まぁ、そんな資金力はねぇか
工藤庸子訳のコレットが三作品あるけど、
さすがにクローディーヌシリーズは出ないだろうな...
出るとすれば中公か『私の修業時代』のある河出か。
45 :
吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 14:03:45
あげ
46 :
吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 23:40:06
岩波じゃなくてもいいけど、みすずのは文庫化して欲しいのいっぱいあるね。
文庫出さないみすずとか人文書院はもはや社会悪だなwww
岩波はまず、自分のところの「精神の生活」を文庫化しないと
48 :
吾輩は名無しである:2007/02/08(木) 11:17:38
がんばらないとちくまにもってかれるぞ
49 :
吾輩は名無しである:2007/02/08(木) 16:47:20
確かに最近のちくまの勢いは凄まじい、
フーコーやデリダとか。もっともあそこは復刊に消極的なのが痛い。
50 :
吾輩は名無しである:2007/02/08(木) 20:27:01
ちくまは目録は魅力的だが、中身が雑な作りでしかも改訂もしないのがダメ
そうだ。
たとえば?
嵐が丘
ちくまのページ脇の用語解説が目障りで集中できん。
57 :
吾輩は名無しである:2007/02/14(水) 15:16:00
58 :
吾輩は名無しである:2007/02/14(水) 21:20:05
>>57 うわー本当だ、これは酷い。
岩波の復刊担当者が変わったのかしらw
59 :
吾輩は名無しである:2007/02/14(水) 21:23:27
>>51 岩波の新訳はいいよ
モームにトルストイにドンキ
60 :
吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 00:01:55
ゴンチャロフの「断崖」が激しく読みたい。
どうすればいいでしょう。
原書を読むってのはどうだ
>>57>>58 いや、そうはいっても…と思って見てみたらほんとにぱっとしないなあ。
ほとんどが今でも手に入るから
文字のサイズが大きくなるんじゃないかという噂だが
65 :
吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 23:48:03
フローベールのブヴァールとペキュシェを買ったよ。
なるほど面白くてたまらん。
俺は天路歴程とヘルダーリンとスピノザ買って来た。
今回の復刊は持ってるやつも結構あるんだけど持ってないのも
面白そうなのが多くてなかなか困る。
オルレアンの少女はどうだ。
>>60 2日ほど前だが近所の店に入荷していた。が、24800円だ。
>>27 これも売っている。たしか19800円。
いつ復刊するかわからんものを1冊5000円払っていいから買いたい人が
本当にいるのかどうかしらんが。
C.F.マイヤー作品戦後初復刊記念カキコ
>>68 戦前もの?岩波のHPのデータベースに無いね
マイヤーみたいに気長に待つべし・・・
赤440だったマイヤー(マイエル)が編集部の無知のおかげで勝手に赤470に
替えられたことについて。
>>71 そのたぐいは、岩波文庫ではよくあることについて
これを機に、シュトラウスやカイザア、フライタークの「戯曲の技巧」なんかを復刊してくれないかなあ
74 :
4月:2007/03/05(月) 21:54:33
ローマ建国史(上) リウィウス 鈴木一州
文学論(下) 夏目漱石
倫理学(四) 和辻哲郎
国語学原論(下) 時枝誠記
リウィウスか、楽しみ。
76 :
吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 17:35:31
1です。
スレが順調に伸びていて嬉しいです。
国語学原論に艶笑滑稽譚、ギリシア・ラテン 引用語辞典とギリシア・ローマ神話辞典、
今月の岩波は俺にとっては神。
特にギリシア・ラテン本は最近、欲しくなった本なので好都合。
大航海時代叢書以降の旅行記好きの俺には「使い回し」を始めた岩波は・・・
79 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 01:23:32
「リカアドのマルサスへの手紙」上下巻・帯あり(程度中)を
何と1,000円でゲットしたよー!
今年一番の豊作だ。
でも全然読まずに劣化させてしまうんだろうなあw
80 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 13:19:27
文庫かわむら 高いなw
>>78 おめでと。おいらの場合は「マルサス」と「トラワア」は比較的早く
手に入ったが、「マカロック」には多少てこずった。
「マル=エン往復書簡集」を揃えるのにも結構時間がかかった。
83 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 23:18:27
トルストイのセヴァストーポリが復刊するって聞いたけどマジで?
パスカルの科学論文集といい今年の岩波は最高ですな。
この調子でトルストイをどんどん復刊頼みます。
セヴァストーポリでたら二冊ずつ買うぞー!
なんで2冊買うんだよ
てか、もうすでに売ってるだろ
85 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 23:25:25
え!もう売ってたの?
二冊買う理由は保存用です^^;
こんなことするのは少数派ですか?
そんなに楽しみなら普通HPで発売日確認しとくだろ
ちなみに小さい本屋だとリクエスト復刊ものは置いてないこともあるな
87 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 23:45:56
それは最近知ったんです^^;
すきな本は二冊づつかったりしませんか?
88 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 23:47:41
ただでさえ部屋の中が本のタワーだらけなのに
二冊なんて買ってたら
89 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 23:52:49
なんか本屋にすきな本があると自分のもにしたくなって買ってしまうんですよね。
90 :
吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 00:33:38
岩波文庫の80年て誰か買った人いませんか?
欲しいと思ったけど、あんなのに1000円払うのはアホらしいからやめた
どうせ宣伝のための目録なんだから金取るんだったら200円にしろっつーの
92 :
吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 01:14:35
確かにちょっと高めですよね
ほしいけど
93 :
名無し募集中。。。:2007/03/12(月) 02:02:59
>>86 それは惜しい
文学に現はれたる我が国民思想の研究みたいなインタレスティングなのがあるのに
というか、岩波自体置いてない店多いけどな。
岩波は返本ができないから、中小の本屋にはリスクが大きい。
95 :
吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 02:31:02
で、ブックオフに流れる。
買取のメリットってあるの?
何の知識もない俺から見たらすべての本屋に置いた方がよさそうなんだが
97 :
吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 21:40:11
岩波パッケージが逸品ですよね?
98 :
吾輩は名無しである:2007/03/13(火) 08:05:33
↑
秀逸、とした方が秀逸と思うよ
>>96 >買取のメリットってあるの?
返本されない
100 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 01:29:07
岩波文庫の80年買うかどうか迷ってるんだけど・・。
101 :
吾輩は名無しである:2007/03/14(水) 01:44:12
岩波文庫って表紙の小さい写真いいよね♪
岩波の80年買ったけど自分は持っているものに線引いたり
欲しいのチェックしたりだいぶ楽しいです。
200円じゃなくていいから300円にしろ
俺も300円がいいと思ってた
105 :
吾輩は名無しである:2007/03/15(木) 21:42:16
岩波はもっとトルストイを出してほしい
106 :
名無し募集中。。。:2007/03/15(木) 22:30:54
竹越三叉っちゅう人の新日本史が出たことやしここはいっちょ幕末から終戦まで学べる三宅雪嶺の同時代史も文庫化してほしい
目下出てる岩波新書の近現代史シリーズと併読すれば
川o・-・)ノ<カンペキデス!
107 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 09:58:44
>>105 いや主要作品は網羅されてるんだけど、如何せん翻訳にカビが生えていることが問題。
たまに復刊されると、活字がつぶれていて読みにくいw
108 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 13:44:29
旧漢字に歴史的かなづかいの翻訳が堂々と復刊されるから
漢字フェチの自分にはかなり嬉しかったりなんかして……w
>>105氏の意見にケチをつけるつもりは無いのだが、
赤帯でトルストイの作品数はゲーテと並んでトップクラス。
110 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 20:03:45
なぜゲーテと同じ数なんだw?
死せる屍
読みたい
112 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 22:07:37
いま復刻版がセット販売で出てるよん 米川訳だけどまずまずです
113 :
吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 23:34:25
1です。スレが順調に伸びていて嬉しいです。ありがとう!
>>109 自慢じゃないが、岩波のトルストイ全部持ってるよ。
116 :
吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 09:27:04
>>114 それはすごい
と言いたいところだが さすがに戦争と平和とアンナカレーニナの旧版は持ってないんじゃない?
117 :
114:2007/03/17(土) 13:19:59
>>116 『戦争と平和』の旧訳って米川訳でしょ。
数年前まで現役だったような気がするけど。
新訳(藤沼訳)は持っていない。(古本待ち)
『アンカレ』の旧訳(中村白葉)はご指摘の通り持っていません。
その他、訳者が変わったトルストイ本は
『幼年時代』:米川→藤沼
『少年時代』:米川→藤沼
『人生論』:中村白葉→中村融
で、私が持っているのはいずれも新訳。
118 :
吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 13:51:03
青年時代大好き。架空の恋人が草陰に隠れているシーン、月光。
『アンナ・カレーニナ』の中村白葉はたまたま実家にあったので高校時代に読みました。
初体験でした。
この前久しぶりに映画をみました。間違いなく不朽の名作です。
アンナ・カレーニナを読んだことがない我が国の"作家屋"はあたま・地球に優しくないので即時転職してください。
119 :
吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 18:20:33
昭和30年代の岩波文庫といったら、共産主義宣伝組織そのものに見える。
それが、そのての本が売れなくなるとたちまち全部廃刊にしてしまう
ところを見ると、資本主義組織そのものに見える。
120 :
吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 18:43:35
あの頃は単に左翼思想が流行していただけ
大半の学生はワケも分からずにただ飛びついていたよ
面目ないが ワシもその一人だった…w
121 :
114:2007/03/17(土) 20:10:24
>>119 戦前もそうだよ。
現在と比べると、マル・エン関係に厚くギリシア哲学に薄い。
なんであれ、自分に引付けてしか考えられない奴をつまりは大衆と云うんだw
123 :
吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 19:29:05
大衆を侮るなかれw
124 :
古典fan ◆DroJefLLwA :2007/03/19(月) 14:04:24
岩波は古典が豊富なので重宝します^^
125 :
吾輩は名無しである:2007/03/20(火) 10:12:51
最近 他社同様に活字を組みなおして新版を刊行してるけど
ついでに訳文にも手を入れてくれればいいのになあ…w
126 :
名無し募集中。。。:2007/03/20(火) 12:28:52
127 :
吾輩は名無しである:2007/03/20(火) 16:34:08
岩波マンセー
128 :
吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 00:01:24
129 :
吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 11:54:15
1です。スレが順調に伸びていて嬉しいです!!!!!!
130 :
吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 20:19:05
今日、内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』買って来た!
131 :
吾輩は名無しである:2007/03/22(木) 13:05:46
↑
近所のブクオフで大量に陳列されてるよ
132 :
吾輩は名無しである:2007/03/22(木) 17:04:20
滅多に増刷かからん本なんだが…w
古本屋でよく見かけますが?
増刷がかからんのは、出回ってる量が多いからじゃないの?
新刊本にこだわらなければ、古本で簡単に入手できるから
リクエストもそんなになさそうだし
135 :
吾輩は名無しである:2007/03/22(木) 20:16:29
>>130 余りにも素人。
ショーロホフの「静かなドン」を十回音読してから出直して来いw
136 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 05:33:57
1です。スレが順調に伸びていて嬉しいです!!
137 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 10:41:17
>>134 きみ厨房? 勉強不足 内村が盛んに読まれていたのは戦前だよ
一部のクリスチャンを除いて いまはほとんど読まれていないよw
>>135が「静かなドン」を読んだことないことだけはわかったw
138 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 17:43:20
↑
静かなドンには登場人物が強姦されるシーンがあると聞いた。ダイジェストで教えてくれ。
139 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 18:53:34
>>138 舞台は戦場。あとは読め。そこでの主人公の心理・行動じっくりな。
ドイツ軍の空爆で仲間が死亡するシーン
主人公が入院しているシーン
村の幼なじみ同士が内戦で敵味方になって一切容赦しないシーン
優秀な女性兵士の愛と最後
飛行機着陸に失禁するシーン
女が性病になってあの世に旅立つシーン
我が子と再会するシーンなど
日露戦争もででくるよ
静かなドンは最上級の傑作といえる
140 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 19:02:34
↑
なるほど有難う。
トルストイの戦争と平和はどうですか?
>>130 『余は如何にして基督信徒となりし乎』内村鑑三著
名著のひとつ。改版を重ね刷りを重ね、延々読み継がれている。
『代表的日本人』と同様に原文は英語。
この本 ↑はケネディ大統領が演説に使ったことで名高い。<上杉鷹山
もっとも、実際に読んだのは演説草稿担当官だったかもしれない
142 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 20:49:31
ゴーリキーの「母」をブックオフでゲト。早速読んでみたがツマンネーので。
「やいやい、ゴォリキィの『母』読んだけぇが、がんこ詰まらんかったよ」と近所の
文学青年暦半世紀の共産党員に言ったら、「『母』はゴォリキィで一番詰まらないだよ。」
と言われたんだがオタクラどうね?
143 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 20:58:56
>142 オモロイ。いやあんたの話がさ。
>>140 まるで神が書いたような奇跡である。数百を超える登場人物、動物、植物、月、彗星まですべて血が通っている。
読むのが困難な歴史論も休憩しながら読めばよい。
読了まで100日間は空けておくべし。毎日1ページずつでもよい。わからない言葉はいちいち辞書をひくべし。
146 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 23:52:00
147 :
吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 05:53:46
>>142 初めて出あった方言…「がんこおもしれぇが」 …でOK?
>>145 それほどはかかるまい<日数
『戦争と平和』は連休の時にでも一気読みした方が「がんこおもしれぇが」
148 :
吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 06:00:05
なんだかんだで
おまいら岩波文庫が大好きなんだねw
おまいら『戦争と平和』は誰の訳がお気に入り??
150 :
吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 11:48:36
↑
北垣信行さん
151 :
吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 12:08:57
ねぇねぇ「魔の山」はぁ?
152 :
名無し募集中。。。:2007/03/24(土) 12:12:47
>>149 お気に入りってのはまだないけど藤沼っちゅう人のを今集めてるよ
153 :
吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 13:30:34
154 :
149:2007/03/24(土) 15:26:57
米川訳しか読んだことないから比較はできんけど、そんなに悪くはなかったと思う。
ただ小さい字が1ページにぎっしり詰まってるから、目が悪い俺には読みづらかった・・・
というかそんなに読み比べられるほどいくつも翻訳で読んでいるひといるんだろうか
156 :
吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 22:28:01
葉山嘉樹の「海に生くる人々」の事だけんね。
せっかくだから「セメント樽の中の手紙」も入れて欲しいだよ。
収録しても厚みなんて殆どかわらんに?
岩波文庫は葉山の短編集も出してるし、いくら代表作だからって
長編に単純に抱き合わせできるとはいえまいよ。
158 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 17:59:50
サミュエル・ヂョンソン伝(全3冊)購入記念あげ。
3百円也。
159 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 18:39:47
↑
帯無しボロだとしても、まあ安いかな。最近は買いやすくなったとは言え、とりおめ。
>>159 ありがと。
ずうっと読みたかった本なので3千円でも買ってました。
春休み中に読破するぞお。
161 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 21:47:30
162 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 22:00:08
>>158 げー岩波文庫でありか?
みすず書房の全3巻揃いだと、古書価格12000〜18000円だわ。
とてつもなく抄録だぞ
原文で読んでる才人登場。
そういえば、今は亡き文学板のアイドルixionが通勤電車の中で
分厚いサミュエル伝の原書を読みふけっていたと、例によって
それとなくいやらしく自慢してたなあ。
>>165 へえ〜、そんな人が居たんですか? 逝っぢゃったのか…残念だなあ。
いまの文学板って
あまりにも馬鹿レスが多過ぎる。
きっと暇でしょうがない鼬飼いの馬鹿が粘着して一人で荒らしている…あ〜あ。
こんなんが文学板かと、ガッカリすることが多い。
167 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 23:04:45
悲観的なレスは止めれ。このスレは比較的まともに流れてきているぞ。
168 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 23:11:30
がんこ良スレだなあ。
169 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 23:29:24
「原爆の子」をブックオフにてゲッチュ。
感想 前文が長い。
一つ一つ重い話なんだがあれだけあると途中から飽きてしまう。
俺のようなモンには一度に読む性質のものではないような気がしてきた。
とりあえず中断してクレヨンしんちゃん全巻読破することにした。
いいよね、「クレしん」。
クレヨンしんちゃんもかなり時期によって違うんだよな。
個人的には、ひまわりが産まれたあたりからいまいちかな…
初期のころは、みさえにかなりぞんざいな話し方をしてて、
しんちゃんもただの生意気なガキなんだよね。
最近は臼井先生のやる気もあまり感じられない。
ドラゴンボールの最後の方みたいに、連載を止めたくても
止められないんじゃないかな?
171 :
吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 00:27:47
しんちゃんがオナニーしたりみさえを犯したりして欲しいな。
172 :
吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 00:30:15
いい加減にしろや、クレヨンなんぞ岩波文庫と何の関係があるってんだ。
さっさと首つって死ねよ馬鹿野郎。
173 :
吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 01:23:07
>>170 漫画って長続きするにつれて初期の良さが無くなっていくの多いよね。
174 :
吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 09:58:22
>>173 そんな話できる場所は、ほかにいくらでもあるだろ。。
175 :
吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 11:18:11
176 :
吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 13:42:10
岩波現代文庫はスレ違いであるか?
スレ違い
178 :
吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 17:18:46
岩波文庫だけが文学です
>>177 ただ座談会明治大正文学史はインタレスティングだったね
181 :
吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 18:04:46
原爆の子や三国人に阿る三文小説なんぞ文学ではない。
上のキ印に概ね同意w
182 :
吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 18:12:02
>>181がいまいいこと言った!!!!!!!!
三島や石原を排除する偏向岩波文庫に文学はないと言っていい。
一般書籍板と同じ流れだなw
184 :
吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 18:57:28
キ印の意味を知らなかったんだろw
あん?ここって赤帯以外の話しちゃダメなの?
赤帯・緑帯限定です
じゃあ青帯の作品語ってるやつはスレ違いってことか
今からここは篠田訳「純粋理性批判」の精読スレッドになりました
>>178 >岩波現代文庫に文学あるのかよwww
あるよ
191 :
吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 19:46:31
おまいらのキ印との出会いは何?
俺は小学3年の時に読んだ、江戸川乱歩の「緑衣の鬼」です。
みんな岩波文庫が大好きなんだなあwww
193 :
吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 22:20:12
文学部唯野教授
195 :
吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 12:04:14
>>178 >岩波現代文庫に文学あるのかよwww
テラダサス
>>194 石川達三や五味川純平もあるよね
196 :
吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 12:21:28
岩波文庫のスレなんだから、スレ違いだろうが
197 :
吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 12:48:40
198 :
吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 13:15:50
199 :
吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 15:50:42
現代文庫の話なんかしてんじゃーねーよ。バラすど
200 :
名無し募集中。。。:2007/03/29(木) 16:03:55
200ゲトズサー
 ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧
⊂(゚Д゚⊂⌒^つ≡3
201 :
吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 16:44:27
ヴィヨン全詩集を買って来た。持っていたけれど大して読まない内になくしちゃったから。
鈴木信太郎先生の訳が素晴らしいよ。
202 :
吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 11:04:34
ヴィヨンだったら 読みやすさでは天沢退二郎訳だろうが
自分も鈴木信太郎訳のほうが古典らしい気品を備えていて好きだな
韻文の格調ってことなら佐藤輝夫訳が好きだなあ。
歌とる君よ わが述べしそのあでびとの
いず地ゆく ゆめ問うなかれ そのあとな……
204 :
吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 20:25:43
岩波の社員もこのスレを読んでいるはず。この調子で進んでいけばいいな。
角川ソフィア文庫から新古今和歌集がでたけど、
訳と解説付きで親切そのもの。
なにも説明してない岩波とえらい違いだ。
古今や千載の方はちゃんとついてたのに...
206 :
吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 11:22:45
岩波文庫は意匠がいいね。俺は訳とか解説の良し悪しはわからないが、あの意匠に惹かれて、他の出版社から発売されてても岩波文庫で購入してしまう。
207 :
はるか高み:2007/04/01(日) 13:51:22
名から何からもして、出版社では岩波が一番知的だと思うなぁ。
僕にはそれがよーく判る。
創業者の叡智が受け継がれていればだけれどねw。
しかし、
>>182のようであれば、継いでるw。
それはそうと三島由紀夫スレも覗いてくださいよ。
君達には多少なりとも学識が見受けられますw。
僕、はるか高みがそこで色々と発表していますよ。
誰もご存知ないことばかりです。
>>207を読んで、三島スレにだけは行くまいと思った。
209 :
吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 23:26:22
>>207 クソみたいな連中がきみをマークし始めてる。注意しておくよ。
210 :
吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 06:53:36
>>205 角川は昔から古典の解題が優れている。
そろそろリバイバル文庫を再開して欲しい。
翻って、新潮は最悪。無味乾燥の解説が数ページあるのみ。
いいのは栞ひもがついてるところくらいだ。
こちらも復刊を再開して欲しい。
角川も新潮ももう復刊なんかやらんと思うけどな
どうせ売れないのが分かってるんだから
角川はソフィア文庫を作ったから前よりはましになると思う。
問題は新潮...
213 :
吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 08:17:55
和辻哲郎の倫理学を買ってみたんだが、さっぱり判らん。。
214 :
はるか高み:2007/04/03(火) 10:08:52
>>208 そうだね、ここはいいよね。
岩波の名は、ずっと前から注目してたんだ。
岩の石が夏目漱石、つまり石原慎太郎であることを知ってからは、
いわなみ云々のひらがなにも注目してる。
>>209 素直にありがとう、と言っときます。
しかしなるようにしかならんしねw。
全ての運命を受け止めますよ。
215 :
はるか高み:2007/04/03(火) 10:17:04
波、さんずいの場合は、日本語はさんずいを読まず、そしてさんずい
と皮に分けずに、波と読むものなのです。
多少は岩波の名が持つ意味が解かったでしょうか。
岩波ほどのものが名に意味がないほうが可笑しいでしょうw。
216 :
吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 10:31:26
すごい滑ってるな、こいつ
217 :
はるか高み:2007/04/03(火) 10:45:57
>>216 滑り過ぎなのはよーく判っているのです。
しかし肝心要なことはよーく・・・・w
>>210 新潮のやり方だと、解説するのが誰かでずいぶん左右されるだろうな。
倉橋由美子なんて『怪奇掌編』の解説は北杜夫でも『残酷童話』は島田雅彦だし、
作品としては互角でも解説で差が付いていると言うか...
220 :
吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 17:32:06
『倫理学』、2巻まで買ったが、1巻の3分の1くらいまでしか読んでない。
読んでもよくわからないから本棚に並べた。
でも3巻を買いに行く…。
先に解説よんどけ
222 :
はるか高み:2007/04/03(火) 18:26:56
223 :
吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 21:18:50
>>220 昔は凄い書き手がゴロゴロいたってこったね。
和辻、三木、柳田、折口。。。理解するまで一苦労やもん。
224 :
吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 10:31:09
その4人のなかでは柳田がいちばん名文だと思った
逆に悪文なのは和辻
あくまでも私見ですが…
225 :
吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 12:53:43
三木清の分厚い文庫を持ってるぞ。岩波じゃなくて講談社だけれど。
226 :
吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 21:25:34
だから何?
里見八犬伝が欲しい。
千円札のデザインを夏目漱石先生に戻して欲しい。
あの千円札の肖像に描かれている背広は形見分けで百閧フ手に落ちたそうな。
230 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 18:33:44
バイロンのチャイルドハロルドの巡礼を新刊で発売してくれないかしら?
231 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 18:55:47
ド・クィンシー『阿片常用者の告白』(原書の初版を底本、仏語訳はボードレールによる『阿片吸飲者』)と『深き淵よりの嘆息』刊行鬼念カキコ。
野島氏には是非、『阿片常用者の告白』改訂増補版の邦訳を望む。
232 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 20:06:55
∧_∧
( ´・ω・) みなさん、羊羹切りましたぽ。
( つ■O
と_)_) ■■■■■■■■■■■■■■■
233 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 20:19:52
ヨードチンキでも吸って、原発事故に備えてろカスw
>>231 野島秀勝氏の訳文、凝っているよね。わざと古風な文体で訳してある。
なかなか良いと思ったのだが、読みにくいという人もいるかも知れないなあ。
読みにくければすぐに悪文にされるこの世の中
236 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 07:56:17
野島氏の訳はシェークスピアもあんまり良くないと感じたよ
237 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 10:29:29
悪いとまではいいませんが、中野好夫みたいな系統の学者先生の翻訳ですね。
今度のはまだ読んでないですが、シェイクスピアのセリフは絶対に上演できない訳でした。
もっとも、じつは正確なのかも知れませんが……。
>>234 古風なら良いってもんじゃない。
向井敏が酷評した『神曲』寿岳訳だって「擬古文」だ。
239 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 13:52:10
この前好きな作家は?って聞かれて、俺本読まないから全然わからんかったから、建築家でもいいですか?つってガウディです。とか言っちゃった…オワタ
オヌヌメの作家教えて。理由もよろしく
241 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 10:17:43
スレチガイ
243 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 18:46:48
>>239 お前、ネタでないなら相当のアホだぞ。。。
本を読む読まないどころじゃないっての。
旧千円札の大文豪は?
新五千円札の女流作家は?
日本人の常識だぞ。
244 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:17:08
>>239 面接か?ならいい回答例を教えてやろう
「プロレタリア文学を愛読しております。
とくに独占資本に搾取されている労働者の
たたかいを生き生きと描いた小林多喜二の
作品が好きです」
これで採用してくれる会社は、ものすごく心の広い企業です。
239はどうせ二十歳くらいだろ
最近ではこんなの珍しくない
上位私立の文型でもいるんじゃないか
246 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 20:08:00
こ、これは・・・
>>243 悪いけど、それを日本人の常識と思ってる方が非常識なのが現実。
文学板にいると勘違いするけど、夏目漱石や樋口一葉を
しらないなんて別に珍しいことじゃない。
248 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 20:34:45
いや、それはさすがに・・・
249 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 21:02:15
>>247 いや、お前達がウマシカだってことは
もう判ったwww
おまえ「達」って誰を含んでるんだよ
251 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 00:51:00
239=247wwww
平和憲法にYES 戦争憲法にNO
憲法9条は改憲してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。
Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
なぜなら、日本は9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
つまり、日本に戦争を仕掛けても、命令をだした幹部の命や本国の資産は絶対に安全なのです。
にも関わらず、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。
Q.日米安保も絶対ではないのでは?
A.いえ、絶対です。
知り合いの韓国人の評論家もそう言っていますし、私も同じ考えです。
そして日米安保が絶対なら、日本を攻める国はなく、改憲の必要はありません。
米国と戦争をしたい国はないからです。
Q.9条が本当に平和憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか
A.誤解を恐れずに言うなら、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
「敵国に反撃できる手段を持つ国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
(もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
さらに日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の安定した国ばかりです。
【改憲】ゼンガクレン老闘士、国民投票法案廃案訴え 国会前集結 「ゲバ棒が杖になっても」
ttp://news21.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1174412397/l50 【広島】憲法9条遵守を訴え 武器を持たない妖怪「ねずみ男」に扮した男が全国行脚
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1175835543/l50
253 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 01:05:40
254 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 01:28:19
共産主義や人道主義なんてのは麻疹みたいなもんだ。
誰だってみんなが幸せになりゃ悪い気はしない。
しかし富の絶対量を増やし続ければ、たちまちインフレを引き起こすだけ。
論理的矛盾に気がつかず、いつまでも麻疹にかかったままでいるのが
朝日や毎日らの左翼どもって訳だ。
麻疹になりゃ皮膚も真っ赤になるな、そう言えばw
255 :
◆k2XT3HjFWw :2007/04/13(金) 01:36:53
要は、オマエにとっての「全体」とはなんなのかって話。
俺自身は『共産党宣言』ひとつ、最後まで読み終えたことのない人間なのであれだが、
おたくの様な自称の現実主義者の、その気色の悪い鈍感さを目にするたび
なんつーかね、殴り殺してやりたくなる。
馬鹿なのは仕方がない。が、下衆野郎は皆死んでしまえ。
256 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 17:43:26
>>254 インフレぐらいに躓くほど幼稚な理論じゃないぞ
257 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 23:01:14
>>254 >>しかし富の絶対量を増やし続ければ、たちまちインフレを引き起こすだけ。
( ',_ゝ`)プッ
258 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 01:12:51
なんかスレの流れがよくないな(´・ω・`)
軌道修正しようよ。
259 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 01:18:13
女の平和読んだ
じゃあ、個人的にもっとも愛読ないしは影響を受けた岩波文庫は? とか。
俺の場合は今パッと思いつくかぎりでは、T・S・エリオットの『文芸批評論』と、
なぜかここじゃ評判イマイチの様だが、『カフカ短篇集』かな。特に後者は一時期、
どこ行くにもその時の読み止しとは別に携帯して、繰り返し読んでた覚えが。
261 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 01:27:14
262 :
114:2007/04/14(土) 08:01:32
オレなんか赤帯の100番台は全部読んだもん
264 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 08:58:38
>>263 意外と安く手に入る。
行きつけの古書店には1冊200円で3冊も売れ残り状態。
265 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 09:20:05
フローベルの『紋切型辞典』を平凡社ライブラリー版と比較して読んでみた。
山田欝氏の間接的表現の方が皮肉が効いてると個人的に思った。
岩波文庫版のように訳したんじゃあ、ビアスの風刺辞典と変わりない。
>>260 「愛読」というのを再読三読した本と受け取れば、やっぱりカントかな。
20代の初めに『純粋理性批判』を読んだときは、さっぱり判らなかった。
それから5年置きくらいで三批判書を繰返し読んでいるが、そのつど前より
よく判ったような気がして楽しい。あと、デカルトも。
「赤帯」も好きなのだが、再読したとなるとあまり無いな。『悪の華』ぐらいか。
和辻「古寺巡礼」くらいだな、岩波で何度も読む気になるのは・・・
268 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 09:46:21
いい流れに戻って来ましたね^^
1です。スレが順調に伸びていて嬉しいです
文字を大きくするついでにきっちり値段も上げやがって
271 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 10:18:26
最近の復刊カバーが無味乾燥で嫌いだ!
一昔前の図案と解説つきに戻して欲しい。
272 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 11:07:30
273 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 13:39:46
>>264 200円とは中途半端な値付けですね。
あれって著者番号無しでしょ。
275 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 15:26:47
>>274 3冊とも200円、という時点で嘘と気付けよ
何の気なしに読んだ中勘助「犬」
衝撃的というかやばかった
278 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 18:59:52
岩波文庫って、幸田露伴だの、泉鏡花だの、中勘助だの、岩波が全集を出している作家が多いいのですかね?
>>271 タイトルを四角の中に埋め込んだ糞カバーより復刊カバーの方がずっといい
280 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 21:25:32
>>266 いい話だー。
これこそ愛読っていうものなんだろうね。
哲学の良書は一生付き合うことができてしまうのかも。
「図書 岩波文庫80年記念臨時増刊号 私の三冊」で
斉藤孝の3冊が
「純粋理性批判」
「実践理性批判」
「道徳形而上学原論」
なのは驚いた
282 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 23:46:15
↑
カントが顧みられなくなった現代社会に対する痛烈な批判だろう(笑)
>>280 同意。俺なんか、ただ自前だと云いたいがためだけにその手の本を忌避した
中学生の自分を、いまだに引きずってるよw 恥ずかしい。
284 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 00:39:09
あんなクソ本量産してる齋藤が「実践理性批判」とか言ってもねー。
だから驚きよね
286 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 23:53:38
ソローの森の生活って分冊と一巻物の2種類あるでしよう。中身は同じかしら?
288 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 08:11:22
珍しく良スレになりそうな悪寒
289 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 12:49:10
採算取れるのかしら、たとえ書店に買取制を徹底させているとしても。
万一倒産なんかしちゃったら嫌だなあ…
290 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 20:48:16
岩波ってブランドは買い手に事欠かないと思うが。
291 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 21:09:28
もう10年くらい
出た岩波全て買っている
292 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 22:10:19
みんな岩波文庫が大好きなんだね!
293 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 22:50:28
ソフォクレス「オイディプス王」
294 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 10:49:22
裏2chもひどすぎる。(´・ω・)カワイソス
裏2ちゃんねるにて監督のエロ動画が1G49個以外にも存在することが判明!!
やはりというべきか、屋外のトイレ、夜(早朝?)のビルの屋上、プールなどなど、
いろんな場所で、生ハメ、中田氏を決めてる!!!神が降臨して、うpしまくり!落とすなら今しかない!
裏2ちゃんねる初見の人も多いと思うので、下に入り方書いとくよ。
裏2ちゃんねるへの入り方
1.まず書き込みの名前欄に
http://fusianasan.2ch.net/ と入力。
2.E-mail欄に、20歳以下なら low 21〜30歳は middle 31歳以上は hight と入力します。 (これは年齢別調査です。)
3.本文にIDとパスワードの guest guest を入れて、書込みボタンを押します。
4.「ID、パスワードを認証いたしました。ご利用ありがとうございます。」と表示されればOK。
5.サーバ負荷が大きい場合は、2ちゃんねるのトップページに戻されますが、5分おきに接続を試みれば、数回で必ず接続できます。。
6.一般家庭の電話回線よりも、企業や学校の専用回線からの方がサーバートラフィックの都合上、接続成功率が高いです。
(注意!)全て「半角」で入力してください!!
http://fusianasan.2ch.net/←は、管理者しかアクセスできないように設定してあるため第3者が「直リン」で接続しても
「サーバーが見つかりません」と表示されます。管理人以外の方の入り口は2ちゃんねるのCGIだけです。
295 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 14:11:10
すごいひさしぶりに見たな、これ。
297 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 18:17:59
岩波版カントの訳の糞っぷりは異常、って教授が言ってた。
298 :
キルケゴール:2007/04/17(火) 18:20:36
知ってる?
名前欄に「大山崎渉郎」って入力してカキコすると
歴史上の人物の名前になる
299 :
アリストテレス:2007/04/17(火) 19:00:33
ほんまか?
300 :
武田泰淳:2007/04/17(火) 19:26:17
ほれ
klnm
302 :
蒋介石:2007/04/17(火) 20:19:41
ほい
304 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 21:31:24
672 名前:はるか高み :2007/04/17(火) 20:16:56
『雪国』の冒頭を五秒ほど読み、
僕にもくれよとノーベル賞を嘲笑いながら本を閉じた。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」。
こっきょうではないなぁ。
川端康成も大江健三郎も、
「くにざかい」の何たるかを解いたからノーベル賞をもらったんだよ。
「くにざかい」を解けなければノーベル賞はもらえないのだ。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」
しかし、真の日本語を知っている文学者でもこの句は解けないなぁ。
これにてノーベル賞は終わるけれども、
このはるか高みがこの一句の入り口を教えよう。
トンネルを穴と読まない限り、この句は絶対に解けないのだよ。
つまり、穴でいいんだよ。そうするとこの句は敗れるなぁ。
もしカントの新訳が出るとしたら全集のが移されるのかねえ
306 :
5月:2007/04/17(火) 23:24:18
五足の靴 五人づれ
アーネスト・ダウスン作品集 南條竹則訳
新渡戸稲造論集 鈴木範久編
ダンピア 最新世界周航記 平野敬一訳
>>297 とりあえず自分で読んでみたら? ちゃんと理解できる訳文だと思うよ。
308 :
吾輩は名無しである:2007/04/19(木) 00:42:24
リウィウス出てないぢゃないかぁーっ!
期待
長崎大学乙
調べんなってw
調べてないよ。適当に言っているだけ。
>>300 武田泰淳は歴史上の人物っていうのかよwww
314 :
吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 15:39:00
315 :
吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 21:44:38
>>307 なんとか読める文章であるってことと、カントの主張をきちんと訳せてるってことはまた別問題。
カントの原文の内容とはかなり違うことが書いてあるらしい。
「前験的」を「超越論的」に置き換えて読めばおk
>>315 そんなに原文と違っているとは思えんが…
カントの原文そのものが、言ってみれば大変な悪文でしょ? 日本語に訳す上で、
翻訳上の工夫はどうしても必要だと思う。
>>316も言っているように、今では
「超越論的」と訳される語が「先験的」になっているけれど、それはすべて置き換えれば
良いし、日本語の意味としてはそもそも「先験的」の方が判りやすいくらいだし。
とにかく「直訳」なんかしたらよけい意味不明になるのは確か。
319 :
316:2007/04/21(土) 12:07:40
320 :
318:2007/04/21(土) 14:41:22
ちょっと舌足らずだった。
…だから、岩波文庫版は、基本的に「日本語として意味の通る」訳だと思う。
そもそもカントとかヘーゲルとかの翻訳は、かなり「意訳」したものでないと読めないし、
また一般読者のためにはそれで良いのではないかな。光文社の古典新訳文庫の
カントなんか、「格律」という訳語すら使ってないくらいだし。(長谷川訳のヘーゲルは
やりすぎだと思うが。)もちろん哲学研究者(哲学者ではない)は、ちゃんと原文で
読みなさい!
321 :
吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 10:46:45
語学に自信あるなら原文で読んだほうがわかりやすいですよw
322 :
吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 13:26:25
カントの専門家が訳したわけじゃないから、しょうがないっちゃーしょうがない。
たまに致命的なミスがあったりするけどな。まあ読むなら平凡社や以文社のがいいと思う。
323 :
吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 15:29:09
致命的なミスについてkwsk!
324 :
吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 23:56:27
ア・プリオリあげ
325 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 22:28:42
>>322 致命的なミスの指摘を待って三日になるんですが、
ひょっとして哲板にも書いてた人ですか?
だったら哲板の方で読んだからいいんですが……
平和憲法にYES 戦争憲法にNO
憲法9条は改悪してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。
Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
なぜなら、日本は9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
つまり、日本に戦争を仕掛けても、命令をだした幹部の命や本国の資産は絶対に安全なのです。
にも関わらず、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。
Q.日米安保も絶対ではないのでは?
A.いえ、絶対です。
知り合いの韓国人の評論家もそう言っていますし、私も同じ考えです。
そして日米安保が絶対なら、日本を攻める国はなく、改憲の必要はありません。
米国と戦争をしたい国はないからです。
Q.9条が本当に平和憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか
A.誤解を恐れずに言うなら、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
「敵国に反撃できる手段を持つ国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
(もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
さらに日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の安定した国ばかりです。
327 :
吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 14:30:05
『新編 悪魔の辞典』の西川氏には、詩歌を省略しないで欲しかった。
そうでないとビアスの本質が表れている“虚栄”や“食虫類”等の項目が生きない。
あと、警句(全集版)の項目の不備について指摘しながら、中途半端(『冷笑家用語集』警句の例約三十五語の内、半分しか訳していない)に訳するのは、抄訳・選訳とはいえ、物足りない。
328 :
吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 21:01:10
リウィウス出てないぞー
329 :
吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 22:27:36
つーか、何度無駄足運ばせるんだろね。
<リウィウス
330 :
吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 19:04:13
リウイウスが岩波文庫で発売される意義を教えて
331 :
吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 19:23:50
そんなこと ほんとはどうだっていい癖にw
京都大学出版会の完訳はいつ完結するかわからず、それまで私は生きていないかもしれないので、岩波文庫が抄訳を出してくれるのはありがたいのです。
333 :
吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 21:48:29
リウイウスがだな、例えば相田みつをや俵マチのように我が国で人口に膾炙するなんてことがあるのかしら。
334 :
吾輩は名無しである:2007/04/29(日) 10:09:50
わかってるくせに…w
335 :
吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 03:25:56
み
336 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 00:04:25
超古い岩波文庫が山ほどあります。
ほとんど変色していますが。売れるもんかな
変色してるくらいなら売れる
一山1000円くらいで
338 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 22:46:58
>>146 静岡のどこ?俺も静岡だけど初めてきいた。
てつこ
うほ、ほんとになった
341 :
吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 00:49:49
ここだけの話だが、秋の復刊には要注目だよ。。。
343 :
吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 10:35:50
あそこは本の価値がわかってないリサイクルショップだからなあ。
昔の岩波ってセロハンのカバーがついてた奴で、それが無くなっちゃうと
すごい汚い感じになっちゃうやつでしょ。
あれってちょっと古本だと買う気になれない。
現行の重量になったのはいつから? 昭和25年?
例えば手もとにある『省察』『エムペドクレス』『箴言と考察』、
三冊とも、貴重でも何でもないことは知っている。分厚くて軽い。
そしてとてもいい匂いだ。もちろん好きさ。だから所持する。
紙の質が悪いのは戦後の制限があったからかな。
ごめん前レス訂正。
悲劇エムペードクレスは軽くなかった。S. 28だ。
この頃は栞ヒモがあるようだがこれの廃止はいつだろう?
オリーブ、栗色、朽葉色・・・変色してはいるだろうが
同じ赤帯でも色が異なるらしい。
347 :
吾輩は名無しである:2007/05/10(木) 10:43:30
>>345 『箴言と考察』て内藤濯訳だろ。
それは絶版になったから貴重ですよ。
研究者は、ありゃ意訳だとか言うが、俺は現行のやつより気に入ってる。
なんてったって「星の」王子さまの訳者だものね。
『箴言集』との比較は野暮か。
オーケー。赤色帯の場合、改訳をもって絶版と。
訳者後記に触れられているラ・フォンテーヌ『寓話』中のエピソードいいね。
ここの文庫に入っていたはずだから週末にでも買ってこようかな。
岩波文庫を裸のまま開いて
電車にのってきた青年。カコヨカッタ。
岩波文庫を開いて
裸のまま電車にのってきた青年。通報シタ。
おれは別にそれがカッコいいとは思わんが、
ステータスじゃないからいいんじゃないの?
逆にステータスだからってやってたら痛いし
旧版サイズの岩波、昭和一桁から十五年あたりくらいまで。持ちやすいサイズ。
東海道膝栗毛
浮世風呂
記紀歌謡集
萬載狂歌集
松の葉
柳橋新誌
笑
寒山詩
芭蕉七部集
芭蕉俳句集
長塚節歌集
千曲川のスケツチ
緋文字
ユートピア
雑種植物の研究
メモっておきます。ありがとう。
>>354 あ、持ってるやつをかいただけなんで…
糸で綴じてあっていいよねー
>>343 だからこそ、高級系文庫が安くゲットできる。
ゴミの山から宝物を探す心境か。
357 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 19:06:18
ディケンズの『アメリカ紀行』を買ったんだけど読みにくい
ちゃんと(?)立ち読みすればよかった
358 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 22:02:22
新訳だからすべて安心というわけではないからな。
>>343 ブックオフでカバー無い文庫見たことある?
343じゃないけど見たことあるよ
サキ傑作集の初版だったかな
帯も付いてた
いくらでもあるよ
ツルツルカバーが嫌いで捨てるやつもいるくらいだ
ブックオフはカバーの無い奴は廃棄だからね
>>360 サキなんて宝でもなんでもないし。
シュワープ『ドイツ民潭集』やマキアヴェルリ『マンドラゴラ』
をブックオフで手に入れたという強者はいないか?
360だけど、別にお宝だなんて言ってないんだが
>>359がブックオフでカバー無しの岩波見たことあるかと書いてたから答えただけで
つーか、
>>359の言ってる「カバーの無い本」って、カバーがつけられるようになった1980年代中ごろ以前に最終重版のあった本のことだろ。
367 :
吾輩は名無しである:2007/05/14(月) 06:10:20
同じような言い方で、「著者番号の無い本」というのもありますね。
読解力の無い人というのは、いるものだ。
何かどうでもいい問題だな
馬鹿は相手にするな
リウィウス買った人いる?
俺、買った&積んだ。
372 :
吾輩は名無しである:2007/05/15(火) 19:30:08
俺も買った。だがその前に読むローマ物が山積みだ。
リーウィウスの番が来るころには、ローマに飽きて
中国史物に移っているような気がする。中国史物に
飽きたころには歴史物に飽きてしまい…
恩師が魂で訳した「アレクサンドロス大王東征記」だけは手放せない
でも、5月の発売予定に、リウィウス無いんだな
一ヶ月、二ヶ月なら余裕。
それが半年、一年になると・・・・・・・
まぁ、『日陰者ジュード』や『シンボル形式の哲学』みたいに忘れた頃に完結する場合もあるけど
377 :
吾輩は名無しである:2007/05/17(木) 18:02:29
『U・S・A』みたいに完結しないままのもあるしな。
ドス・パソス『U・S・A』全6冊 → 2冊で中断 (でも新潮が全部出した)
『カサノヴァ回想録』全20冊 → 7冊で中断 (でも河出が全部出した)
ノヴァーリス『断章』全3冊 → 2冊で中断 (でも沖積社の全集で読める)
ところが
シュワープ『ドイツ民潭集』全5冊 → 1冊で中断 (・・・・・・)
シュワープはどこかの出版社で完訳が読めるのか?
ないだろうな
380 :
吾輩は名無しである:2007/05/18(金) 09:52:00
いやあ わからんぞw
381 :
吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 13:22:11
どっかの大学が集中講義かなんかのテキストに指定、ってとこだろな
383 :
吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 14:15:40
ちがうだろwww
カルトが熱心な時期なんだよ。
>359
よく行くブックオフ3軒のうち1軒は置いてる
店によって取り扱う所と取り扱わない所があるみたい
385 :
吾輩は名無しである:2007/05/30(水) 19:12:24
ドストエフスキーの貧しき人々を200円で買いました。
『代表的日本人』内村鑑三著
387 :
吾輩は名無しである:2007/06/30(土) 01:16:30
あげ
388 :
吾輩は名無しである:2007/06/30(土) 02:01:14
七月の新刊教えて
389 :
吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 00:06:04
尾崎放哉句集 池内紀編 \525
スコットランド紀行 エドウィン・ミュア \693
ダンピア 最新世界周航記(下) 平野敬一訳 \987
伽藍が白かったとき ル・コルビュジェ \945
390 :
吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 00:07:02
高いよダボ
なんか最近の岩波って文字が大きいのが増えたと思うんだけれど、
どうよ。
徐々にそうしていくって公式にあった。それが時代の流れ。
ついでに価格もどんどん上がっていきます。
岩波文庫の読者の年齢もどんどん上がっています
売り上げだけはさg
395 :
吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 23:58:46
8月新刊
イングランド紀行 上 プリーストリー 橋本槇矩訳
海底二万里 上 ヴェルヌ 朝比奈美知子訳
オルメードの騎士 ロペ・デ・ベガ 長南実訳
日本の酒 坂口謹一郎
夏の復刊いいすね
397 :
吾輩は名無しである:2007/07/07(土) 12:08:58
>>396 ■ 其面影 二葉亭 四迷
■ 夏目漱石(全3冊) 小宮 豊隆
■ 小熊秀雄詩集 岩田 宏 編
■ 市民の反抗 他5篇 H.D.ソロー/飯田 実 訳
■ ヘンリー・ ジェイムズ短篇集 大津 栄一郎 編訳
■ 詩と真実(全4冊) ゲーテ/山崎 章甫 訳
■ アンリ・ブリュラールの生涯(全2冊) スタンダール/桑原 武夫,生島 遼一 訳
■ パリの夜― 革命下の民衆 レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ/植田 祐次 編訳
■ オブローモフ(全3冊) ゴンチャロフ/米川 正夫 訳
■ わが秘密 ペトラルカ/近藤 恒一 訳 訳
■ 三十三年の夢 宮崎 滔天/島田 虔次,近藤 秀樹 校注
■ 初版 日本資本主義発達史(全2冊) 野呂 栄太郎
■ わが住む村 山川 菊栄
■ 柳宗悦民藝紀行 柳 宗悦/水尾 比呂志 編
■ 日本における近代国家の成立 E.H.ノーマン/大窪 愿二 訳
■ 幕末維新懐古談 高村 光雲
■ 葛飾北斎伝 飯島 虚心/鈴木 重三 校注
■ 学問の進歩 ベーコン/服部 英次郎,多田 英次 訳
■ 饒舌について 他五篇 プルタルコス/柳沼 重剛 訳
■ 教育に関する考察 ロック/服部 知文 訳
■ 代議制統治論 J.S.ミル/水田 洋 訳
■ 裏切られた革命 トロツキー/藤井 一行 訳
オブローモフを品切れにしてたとはけしからん
スタンダールはちょっと読んでみようと思う
ドブロリューボフの「オブローモフ主義とは何か?」もついでに読もう
有楽町の三省堂に1冊残ってた あと、紀伊國屋ハイブリッドで検索すると2冊在庫あるお
401 :
吾輩は名無しである:2007/07/09(月) 23:45:18
ほんといいよ今回の復刊は
402 :
吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 01:02:25
>>401 んなこたーない。
春の復刊の方に軍配を上げたい。
もっとも、それですら大半が10年程度のローテーション文庫。
本当の希少品はなかなか出て来ないよ。
403 :
吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 02:36:00
そうなんだ
まだ岩波歴三年くらいだから、良いって思っちゃったんだよ
そうそう、需要とか考えず珍しいものをバンバン復活させてくれ
10年だったらまだいいほう。これって今でも売ってるだろ?ってやつが復刊リストに入るからな。
だから2月のマイヤーの復刊は意味があった。2刷目が65年ぶりってのはすごい。特に需要があるとも思えないのに。
これによって少しは希望が持てたんだがな、、、
406 :
吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 04:40:02
で、具体的に何が欲しいわけよ
感情教育?
407 :
吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 04:42:23
2005年7月10日に「2年間ROMってろ」と言われて以来の書き込みです。
お久しぶりです。涙が出そうです
…そんな素直な人間が2ちゃんねるに出入りしているとは・…
まるで天地がひっくり返ったような驚きだ
どうしよう、人生観が世界観が根底から揺らいでしまった
糞して寝よう 明日のことはまた明日考えることにしよう
単なるコピペ
410 :
名無し募集中。。。:2007/07/10(火) 08:13:09
貝原益軒先生の大和俗訓ゲッツしますた
412 :
吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 20:29:26
413 :
吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 20:42:00
>>406 イワーン・イワーノヰッチとイワーン・ニキーフォロヰッチとが喧嘩をした話
417 :
吾輩は名無しである:2007/07/11(水) 09:42:59
岩波文庫って、物故した作者の作品しか出さないの?
大江もガルシア=マルケスも、ギュンター・グラスも死なない限り
出版されないだろうか。
小林秀雄初期評論集は生きているうちにでましたよ
でもそれは例外中の例外ですね
このまえ亡くなった木下順二も
420 :
吾輩は名無しである:2007/07/11(水) 19:10:39
忘れてはならないのは四福音書。
これらが書かれたのも聖霊の御業です。
聖霊は父なる神とともに生きておられるのです。
421 :
吾輩は名無しである:2007/07/11(水) 21:10:10
>>418 ハイデガーとか
すかさず出してるけど。。。
野間宏の真空地帯は例外的に初刊後即文庫落ちしたはず。
でも今は生きている人いないよね
カルヴィーノは死んだんだっけ・・・
戦前はジイドもモームも生前に文庫化してた。
ってことは戦後に変わったのか。まあどっちでもいいけど。
427 :
吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 08:40:26
三島の作品っていつか出版されるかな。
仮面の告白なんて、誰がどんな解説書くんだろ。
428 :
吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 08:55:59
>>427 あのソロバン高い新潮さんが簡単に手放すかどうか...
430 :
吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 14:15:30
野間『青年の環』
これくらいのボリュームのはもうでないのかね
最近では木下順二の戯曲集くらいか>生前刊行
翻訳ものならかまわないが日本文学とかで
新潮などで読めるものをわざわざ岩波で新しく出さなくてもいいと思うんだが
>>431 あと、串田孫一の「山のパンセ」もそうかな
岩波現代文庫もできたからねえ。
>>434 お前みたいな奴には訳の違いなんて分かるわけないだろうな
三島の作品を岩波が出すというのはありえないんじゃないの。
思想があまりにも合わない。
ところで『其面影』の一一八頁にある「かがうなれば」って
どういう意味だろ。
>>436 読んでないから知らんけど、「蚊が唸れば」じゃねーの?
ベンヤミンや宮崎市定みたいに岩波文庫と岩波現代文庫の双方に入ってるのは統一してほしい
439 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 02:00:31
おまいら、新興の光文社新訳文庫の伸びに負けちゃいかんよw
俺がネタを投下してやるからな。
以下、岩波書店サイト「文庫ニュース」最新版から引用。
岩波書店には社員が利用するための図書室があって、
岩波書店の刊行物はもちろん、他社の基本書目も結構そろっていて役に立つのですが、
それとは別に、地下に資料庫があって、創立以来の刊行物や資料が保存されています。
こちらは「利用」ではなく「保存」用なので、分厚い扉で厳重にカギがかかっていて、
わたしも2,3度しかはいったことがありません。
その一方の壁面の端から端までガラス戸付きの棚があり、
今年創刊80年を迎えた岩波文庫の創刊以来の5400冊が刊行順に並べて保存してあります。
創刊80年を実感するなかなかの壮観です。
棚の前は本を出し入れするためのギリギリのスペースしかなく、
写真をとってお見せすることが出来なくて残念です。
うわああああああ!
見てええええええええええええええええええ!
>>439 むおおおおおおおおおお
(*´Д`)ハァハァ
441 :
吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 14:31:15
みんな、ソルジェニーツィンはまだ生きてるよ。
少し特殊だが、高杉一郎(1908年生まれ、青183-1 極光のかげに)
もまだ生きてるらしい
赤帯だったら可能性あるだろうけど、以降、緑帯で生きてるうちに入る人がいるんかねえ。
石川淳「至福千年」(緑94-2)は生きてるうちに入ったよね
昭和だったら、荷風、川端、谷崎、野上などの大物でいっぱいいるけど
90年以降だったら井筒くらいしか知らん
446 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 02:03:09
武者小路なんかも生きてる内に入ってたな。
現代の若手作家で入りそうな奴っている?
あんまりこの名前は書きたくないのだが、平野とか?
448 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 04:57:09
若手じゃないが野坂が入ってる
安部公房、福永武彦あたりは入るだろうね
若手は知らん
449 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 07:07:55
10年後には名前が消えてるような若手が入るわけないだろw
450 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 12:46:23
451 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 14:46:07
>>449 確かに、岩波文化人と認めれれば或いは‥
講○社現代新書のことかーっ!!
現代文庫が2000年にできたから生きてる人間のはもうこっちに入らないのか
455 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 18:08:47
石田イラは入る?
イライラの衣良と申せましょう
457 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 18:17:37
緑の文庫に入るの?
入ったら大笑いだなwww
だれかコラ画像作ってよ。
20世紀から21世紀に移る日本の風俗を鮮やかに記録、
哲学が無効となった彼らの思想を見事に反映した不朽の名作として、
奇跡の青帯入り。
459 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 21:35:29
>>458 やめてくれ。
天地がひっくり返ってもあり得ないっての。
460 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 21:51:24
面白すぎるwww
誰かコラ作ってwww
石田衣良著『アキハバラ@DEEP』岩波文庫青638-1
暇だったら作ってみようかな。
文章考えないと。読んでねえしw
誰かあらすじ教えてくれ。
あ、今の出版社の紹介文を丸写しでいいのかw
463 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 00:16:05
>>461 頼むwww
アンドレ・ブルトンのシュルレアリスム宣言みたく、顔写真をいれてもいいかも
464 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 00:20:34
>>458 「文学」じゃなくて「記録」なのかwwww
>>466 こんな地味なスレで
無駄にクオリティ高すwww
>>466 うはっ、仕事速いなw第一巻ってどんな大作なんだよw
俺の
>>458の文まで入れてくれやがって貴様ありがとう
じゃ俺もこれ保存して寝る。
しかも漫画かよwバロスwww
乙
だが、2ちゃんねる文学板編はいらないんじゃないか。わざとらしく感じてしまう。
あと、最後に(解説=山田悠介)とか入っててもいいかも。もちろん山田でなくていいけど。
やたらに水色だね
VIPだと「お前がやれ」って言われることを平気で言う板だなここw
ネタなんだし、とりあえず作った職人ほめてやれよ
473 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 02:09:18
>>466 うおーー仕事ハヤスwww
爆笑したwwwww
このスレでネタ画像に出会えるとは思わなかったw
本当の青638−1ってなんだっけとおもって調べたら
ヒルティ『眠られぬ夜のために』の上巻でした
VIPPERが岩波文庫を読んでることにも驚いた
俺も
神だな。
緑地もみたいぜ、池袋ウエストゲートパークで。
>>476-477 おまいらの驚きどころは
1:VIPPERはアフォだから本など読まないと思っていた
2:岩波は左翼だから右寄りの2chと肌が合わないのに
どっちなんだぜ?
480 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 13:45:24
481 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 13:46:52
482 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 13:48:39
ロープシン「漆黒の馬」って持ってるヤツいる?
>>484 GJ!
緑90-6とはまたw
1から5のラインナップが知りたいな
487 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 22:55:20
神がいるスレとなったw
解説平野wwww
まじクオリティたけぇww
神!!!
489 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 02:45:27
1です。
夜中に爆笑しますたwww
次は綿矢りさタンをお願いしますwww
491 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 17:16:29
>>490 本当にりさタンキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
何とまあ魅惑的な表紙だことwwww
20年後くらいに実現したりして。
神職人の才能と技量に敬礼しますwwww
492 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 17:21:08
>>490 wwwwwwwwww
それにしても職人のコピーは秀逸だなw
岩波書店の社員になり損ねた業界人か?
やっぱ顔写真でかいんだなwwwwwwwwww
岩波文庫の中の人も生きてる若い女の仕事したいだろうなぁ
>>490 蹴りたい背中の分量でその厚さって、どんだけ篠山紀信の写真にページ割いてるんだよw
思ったとおり解説は金原かww
じゃあ金原作品が入ったら解説は…w
497 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 21:41:54
復刊でソロー来た!
市民の反抗って反抗というより「不服従」くらいな意味と思うけど…。
ソローを文庫で出してくれるのは岩波さんくらいだしもっと頑張って欲しい。
しかし出てすぐなのに楽天でお取り寄せでしばらくかかるって言われた。
政府もタバコの税金とか上げて良書には援助金とか出して安くしてくれたら良いのに。
しかし将来の岩波文庫には著作権料の発生する作家を収める体力があるだろうか
499 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 02:06:04
「古典」のイメージを良くしてるんでしょ
知的かつ品格ある感じがするから
まさにイメージ戦略の勝利
本棚に岩波文庫が多いとなぜかうれしくなる
新潮や角川で持ってたものも岩波に買い直したくなる
文化左翼とは良く言ったものだ
500 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 02:07:59
壱億岩波に寄付すれば古典何冊だせる?
戦前は『ユリシーズ』だの『息子と恋人たち』だの、出来立ての作品もあったのに
502 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 12:37:39
岩波文庫ってどんな基準で選んでるの?
ポスト構造主義関連の著作はでそうにない?
503 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 14:14:19
新シリーズ「ポスト構造主義」
全巻一括購入者には非売品 ソーカル「知の欺瞞」プレゼント!
504 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 18:07:17
ヌーボーロマンがようやく一冊入ったくらいだからな。
ビュトールか・・・
シモンかロブ=グリエをいれてほしいんだがな
506 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 22:07:12
指紋は入るんでないかい
今の古典路線をつくったのは小林勇
>>497 おまえのようなアホにソローを読む資格なんて無い
509 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 07:06:15
そうそう。
せめて喫煙者には、それがために掛かる社会コストと、
喫煙ゆえんの全ての疾患とを、自分たちだけで負担して欲しいものだね。
>>497 おまえのようなアホにソローを読む資格なんて無い
「中世的世界の形成」復刊やっとキタ。
でもこれ文学じゃねーな
514 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 19:08:13
確かにタバコの税金上げて美術館や博物館の入館料、良書の価格、公務員の給料下げたら
世の中は良くなるかもしれないね。
516 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 19:45:58
とりあえず、タバコ一箱5000円くらいでもいいじゃね?
段階的に上げてけば、喫煙してるのはバカどもだから、何も言わないよ
何も言わないってこたあないだろ。
自分がニコ中ってことだけは認めたくないから、いろいろ言い訳を考えて
でもって、いかにもしょうがない風を装って買うだろな。バカだから。
木のしおりを楽しみにしてるんだがまだ来ないな
煙草の税金上げて良書の価格が下がるだなんて、なんという幻想
煙草税上げても煙草吸う人が減るだけで
その他に良いことなんて起きないわな
タバコがらみの病気が減って医療費が減るだろ
単純な人っているんだな。
煙草を吸う人が減っても、その人たちもやがて病気になる。
むしろバカバカ吸って早く死んでくれたほうが減らない金もあるし。
>>522 タバコの害についてもっとちゃんと勉強した方がいいよ。
害とかそう言うのはどうでもいいんだ
俺はあのにおいがだいっ嫌いなんだっ!
ヒステリーはみっともないぞ
おれは煙草吸わないけど、煙草吸うのも嫌うのも
個人の自由だと思うんだが嫌煙家が空気読めないことはわかった
岩波文庫スレで延々煙草批判w
空気は煙草税と岩波文庫をめぐるネタ桶屋論理。
読 め て な い の は ノヾ 力 。
ツルゲーネフの『その前夜』が復刊されますように
529 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 21:45:44
メルロ=ポンティ出して
紅楼夢の一巻がないっすよ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
アナトール・フランスも出して
王維をそろそろ重版で
>>534 岩波文庫のアナトール・フランスなら、全部持ってるよ。
(単なる自慢です)
「神々は渇く」は名作やな
「赤い百合」はレア物ですか?
少年少女ならもっている
総目録を見ると、アナトール・フランスには全て著者番号がついているから、
少なくもここ30年以内に重版があったことがわかる。
『知性の愁い』も最近復刊されてなかったか?
542 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 18:50:55
うちにはアナトール・スペインのもあるぜ!
543 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:11:30
アナホール・タダノ
544 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:25:25
ほお
>>490 『神経病時代・若き日』がこんなことに。
スタンダール『恋愛論』が品切れなのは嫌がらせですかね・・・
重版すべきだろ常識的にry
他の文庫で読める日本文学は常備しなくていいからさ
そのぶん岩波でしか読めないのを置いといて欲しいんだが、やっぱそうもいかないのかね
だいたいの岩波の日本文学って他より高いから、あんま売れない気もする
549 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 15:11:21
スタ恋なんてブックオフの廉価棚にいつでも見かける。やっぱり人文系を充実させるべき。
ちく
550 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 15:34:23
ちく??
551 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 15:55:57
ちくまのラインナップは魅力的だが乳首にはかなわない
552 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 16:55:22
ちくま、河出(ドゥルーズだけだけど)の人文は充実してるよね。
けれどもちくまは滅多に復刊してくれないからキライ。
人文なら、よく言われることだがみすずの文庫ができたらたまらんな
ロランバルト文庫
俺は岩波以外は認めん
ほかは軟派すぎる
と思ってたときが私にもありました
557 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 21:02:39
理想的には二十歳までに岩波文庫全読して、成人したら古典から離れて現代文学を読むようにするのがいい。
ある程度古典に触れてからでないと現代書籍の価値判断が出来ないのではないか。
全読とか無理だろw
ただでさえ品切ればかりなのに・・・
500万持って山陽堂に行けば
文学開眼の音でもするか?
561 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 22:31:11
562 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 23:54:49
全読ってことは「被差別部落一千年史」とかも読むのか
563 :
吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 09:32:03
当然です。
564 :
吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 17:44:18
「失われた時を求めて」がなぜ岩波文庫で出ないのか理解に苦しむ
ちくまと集英社で読めるから
つか、それに限らず丸谷才一も書いてとおり20世紀文学が少ない
ロマンロランの獅子座の流星群が格安だったから買ってきたお
これ岩波HPで検索しても出てこないぞ
そろそろ昔のも検索できるように載せとけよ岩波
せっかく映画化するんだからベーオウルフ重版しろよ岩波よ
商売する気がねえんならあと10年ももたねえぞ
岩波文庫への不満・愚痴総合スレッド
に改名したほうが良いんじゃないか
569 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 00:06:24
>569
絶版本なんかあったしにゃあそれこそ!
引き出しにしまってた新品の割にはけっこう焼けてるな。でも1冊約150円は安いか。
俺は大量に購入するよりもちょくちょく買って貯めてくほうが好き
俺の岩波文庫蔵書の10倍か・・・
読まないのにどうしてこんなにいっぱい持ってんだろこの人
>新潮や角川ではこうはならんわな。
角川リバイバル
575 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 07:11:04
岩波文庫、リーウィウスの続きを早く刊行してくれぬか!
訳者が死去しても訳稿は残っている筈だし、既に何年も以前に
神戸大学の紀要に邦訳連載があったのだから。
日本書記が読みたいです
日本書紀はブックオフなどの古本屋に置いてありますか?
ブックオフには岩波文庫の持つ価値が理解できないので基本的に置いてないと考えた方が無難です。
>>578 ありがとうございます
質問したいことがあります
岩波文庫の日本書紀は現代語訳されているのでしょうか?
>>579 されてないよ
河出文庫から現代語訳出てる
>>580 ありがとうございます
それでは最後にもう一つ質問させてください
日本書紀は原文と現代語訳両方持っていたほうが良いでしょうか?
それとも現代語訳だけ持っていたほうが良いでしょうか?
むしろ現代語訳がいらないんじゃないの
原文って、書き下し文のことかい?
ふつーに考えて白文だろ。
日本書紀じゃないが、漢文の読み下しを「訳」としてるのもあるくらいだしな。
585 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 07:44:07
>>565 丸谷の批判がきっかけになったのか少しは出すようになったよ。
他のところできいた話だけどウォーの『ブライヅヘッド再訪』も新訳ででるらしいし。
赤帯で一番若いのは誰?
コルタサル?
ブライヅヘッドって1月くらいに出る予定だったんだっけ
コルタサルよりは生きてるソルジェニーツィンのほうが後
コルタサル 1914−1984
ルルフォ 1918 −1986
ソルジェニーツィン 1918−
フエンテス 1928−
石田衣良 1960−
綿矢りさ 1984−
りさたむりさたむ
592 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 22:53:14
>>578 北千住のブックオフで「ジキール博士とハイド氏」を買いました
593 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 23:01:57
宮本常一は?
近所の古本屋で、購入。
リカアドオのマルサスへの手紙 上下
リカアドオのトラワアへの手紙
リカアドオのマカロックへの手紙
50円が4冊で200円だった。
まあ、ボロボロだから、こんなもんか。
>>589 カルヴィーノ 1923 −1985
も若手に加えてやってくれ
597 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 10:24:24
マラルメ、ヴァレリーを増やせ
598 :
9月14日刊行予定:2007/08/04(土) 11:45:59
• プリーストリー『イングランド紀行』下巻、橋本槇矩訳
• ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』下巻、朝比奈美知子訳
• ソレル『暴力論』上巻、今村仁司・塚原史訳
• ピエール・ガスカール『けものたち・死者の時』渡辺一夫・佐藤朔訳、
山陽堂の価格設定はどうしてあんなに強気なんですか?
600 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 13:52:17
>>599 山陽堂はまだいい。
街の古本屋やネットの古本屋には、品切れを絶版と偽って、ヤミクモに3,000円5,000円と法外な値段をつけているところがある。
品揃え悪いくせに。
客は皆バカだと思ってるんだよ
そういうところはすぐ潰れるから気にするな
店主が本気で品切れと絶版の区別がわかっていない場合もありそうだが
604 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 14:41:30
復刊しても、のほほんと高値つけてる店に
「それはもう絶版じゃなくなりましたよ」
と言ったら
「そんなねえ、こっちも全部把握できませんよ」だってw
サーーセンwwwwww
あるある
普通にそこらで売ってる作品なのに3000円くらいで売ってるとこは全員死ね
どうせすぐ品切れになるだろうと予測してすでに高値に設定してるんだろう
岩波さんはせどり厨を排斥するつもりで復刊に力を入れて欲しい
山陽堂は岩波文庫以外の値付けが意外にぬるいこともある
607 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 19:21:03
岩波文庫を1冊100円で買える古書店を教えて下さい。
ブックオフ
なんかアバウトだなあ。
古本屋の軒先で50円ぐらいで売ってるのから、
断崖みたいに揃いで数万するのもあるんだし。
お宝・高い←→掘出物・安い
岩波文庫は他の文庫に較べて、このスパンが小さい。
611 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 21:24:46
小宮山書店も結構復刊されたのが「品切れ」扱いで高いまんまだな。
まあ、もとからふっかけた値段ではないけど。
古書店は小さいところが多いから
自分で歩き回らないといけないよな
それはそれで楽しいんだけど
613 :
吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 14:55:12
神保町は俺の庭
>>613 使ってるメイン書店は芳賀書店なんだろどうせ
庭だから一円も落とせない
616 :
吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 18:23:52
新潮文庫はラインナップがマジ糞だな
中田英寿の日記が文庫化してたぜ
そのかわりラインナップが充実してゐる
618 :
吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 19:23:17
人生は有限、駄本に時間をさくのは止めましょう
自分の庭に落ちてる本なら無料で持って行ってもいいんだよな?
620 :
吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 20:20:19
全て嘘でした(´・ω・)
ル・コルビュジエの文庫新刊の表紙の内容紹介、ひどい悪文じゃないでしょうか。
昔の内容紹介は谷沢永一が賞賛するくらい、よくできていたと思うのですが。
というか何でタイトルが白いのか・・・
日本語もおかしいように思える
ついに岩波編集部も気が狂ったのかな
1935年、初のアメリカ旅行で、摩天楼に〈美しい破局〉を見たル・コルビュジエ(1887−1965)。
機械文明と Time is money ! の国で彼は西洋を省みる―中世伽藍が新しかった時、
人々の気迫と手仕事がなした偉業を。
第2次大戦前に出た本書は、新しい文明と都市計画を模索し、
建築という時代の表現に自然と人間を呼び返す。
生誕120年、新鮮な旅人の、蘇る名著!
製品版の解説は微妙に違うんだな。
こんなテンション高い文になってるのか・・・
>>623 伽藍が白いからだよ。必死のジョークだよ。可哀想だから笑ってやれよ
タイトルに創意工夫を凝らすのが
>>624だけだと目立つから
今後もこういうジョークはいくつか続くとみてる
やめてくれー
629 :
sage:2007/08/05(日) 23:16:56
>>622のネット版に筆を入れてみた。
岩波文庫の扉って、端正な日本語で落ち着いた印象だったけど、
今(
>>625)こんなぶっとんでんのね…
旅先のアメリカで摩天楼に美しくも儚い終焉を予感する、ル・コルビュジエ
(1887−1965).第二次大戦直前、機械と資本が蹂躙する現代文明の坩堝に
身をおいて、西欧のありうべき姿を問いかける.中世のカテドラルが新鮮な
輝きを放った時代の、人々の熱情と精緻な手仕事に想いを馳せながら、時代
の表現としての建築を考えぬき、自然と人間の交感を呼び醒ます.
生誕120年、甦る名著.
630 :
吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 23:21:07
/ ̄ ̄ ̄\ 1935年、初のアメリカ旅行で、摩天楼に〈美しい破局〉を見たル・コルビュジエ(1887−1965)。
/ ─ ─ \ 機械文明と Time is money ! の国で彼は西洋を省みる―中世伽藍が新しかった時、
/ (●) (●) \. 人々の気迫と手仕事がなした偉業を。
| (__人__) | 第2次大戦前に出た本書は、新しい文明と都市計画を模索し、
\ ` ⌒´ / 建築という時代の表現に自然と人間を呼び返す。
/ \ 生誕120年、新鮮な旅人の、蘇る名著!
| | ___ | | | / ヽヽ ─ ヽヽ .-―┬―-.
| | / ・ | | | / |/ __ ─ / |
丿 |/ ___| 丿 |/ |__ ___|_ _/ ――┴――
とりわけ悪文とも思わないけど
>新しい文明と都市計画を模索し、
>建築という時代の表現に自然と人間を呼び返す。
あまりに陳腐な文句
>新鮮な旅人の、蘇る名著!
とりあえずもちつけ
古本屋で買ってきた岩波文庫
帯で見えない部分にもれなく名前がボールペンで書いてあった
なんなのこの人・・・
本に名前書いたり印押す人は嫌いです
それだけ大事にしてたってことだ。古本屋に売っちゃったけど。
>>636 蔵書印くらいはなま暖かく見守ってやれ。
>>636は「金澤文庫」とか「夏目」とかいう蔵書印が押されている本も我慢がならないんだろうな。
641 :
吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 21:14:14
年間300冊岩波文庫買ってる
100円で売ってるのしか買わない
>>641 君たちはどう生きるかとか銀の匙とかを20冊も30冊も買うのか
エミールの上巻だけ50冊くらい持ってるとか
木の栞が届いた
でもこれを文庫にはさむと本が傷みそうだな
詩織ちゃんを挟んでいるよ。
645 :
吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 16:20:36
木の栞って存外かっこいいよな
京都にも売ってる
647 :
吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 20:31:16
海底二万里たのしみ
藤村「新生」(上・下)200円ゲット
649 :
吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 22:17:21
ニ万里の全訳って福音館だけだったっけ?集英社にもあったかな?
>>649 集英社文庫のジュール・ヴェルヌ・コレクションだな
創元のは全訳じゃないんか?
652 :
吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 17:08:54
1月3月5月7月11月の上旬に岩波文庫を100冊買うのが習慣になってる
653 :
吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 21:02:46
655 :
9月:2007/08/21(火) 00:22:40
9月がんがれ
セプテンバー そして九月は
……砂糖を産する植物を[黒人]奴隷に栽培させるのでなかったら、砂糖はあまりに高価なものとなるであろう。
現に問題となっている連中は、足の先から頭まで真黒である。そして、彼らは、同情してやるのもほとんど
不可能なほどぺしゃんこの鼻の持主である。
極めて英明なる存在である神が、こんなにも真黒な肉体のうちに、魂を、それも善良なる魂を宿らせた、
という考えに同調することはできない。
……われわれがこうした連中を人間であると想定するようなことは不可能である。なぜなら、われわれが
彼らを人間だと想定するようなことをすれば、人はだんだんわれわれ自身もキリスト教徒ではないと思う
ようになってくるであろうから。
気の小さい連中は、アフリカ人たちに対してなされている不正をあまりに誇張している。というのは、
もしこの不正が彼らの言っているほどのものであるとしたら、おたがいの間であれほど多くの無益な協定を
作っているヨーロッパの諸君公の頭の中に、慈悲と同情のために、これについて一般的協定を作るという
考えが浮かんだはずではなかろうか。
モンテスキュー『法の精神(中)』岩波文庫版、p.58-59
他に、日本もボロクソに描かれております……
659 :
吾輩は名無しである:2007/08/28(火) 00:06:36
660 :
吾輩は名無しである:2007/08/28(火) 07:46:14
あいかわらず新刊のラインナップは渋めだね。
ジュール・ヴェルヌがちょっと異質な感じもするが。
最近復刊された花袋の「東京の三十年」読んだけど
これスゲー面白い
渋いっていうか
もう万人が必読すべき書なんて発刊しつくしたんじゃねえの
>>661 独歩とイチャイチャしすぎだよな
あんな顔で
664 :
吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 05:18:28
*
665 :
吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 07:48:40
あとは復刊&新訳でいいよ
666 :
吾輩は名無しである:2007/08/30(木) 10:09:01
そうそう 誤訳の訂正とか 磨耗した活字の改版とか アフターケアに万全を期してもらいたいですね
俺は新刊を出して欲しい
でもマイナーな作者のマイナーな作品はいらない
有名作家のマイナーな作品が読みたい
知られざる作家の知られざる傑作をこそ出して欲しい。
有名作家なんて新潮にでも任せておけばいい
オンナが岩波の棚の前にいるとなんで店員が見に来るんだろう?
監視されてるみたいでイヤだよ...。
↑自意識過剰バカ女乙
厳しいなあw
でも女がどんな本買うんだろう?って興味はあるぞ
さりげなく近寄って確認したりな
滅多におらんから
岩波好きは性格が捻曲がってる奴が多いのは判った。
岩波も
>>624みたいなバカやってないで
少しは訳を改善するなり
名著の推敲しなおせよ
岩波文庫以外でドストは嫁んだろw
え、そうだっけ
米川マンセー
ドストの訳は重たければ重たいほどいい
681 :
吾輩は名無しである:2007/09/07(金) 13:19:58
11月復刊
◆ 『感情教育 全二冊 上』 フローベール/生島 遼一 訳
◆ 『感情教育 全二冊 下』 フローベール/生島 遼一 訳
◆ 『藤村随筆集』 十川 信介 編
◆ 『ローマ皇帝伝 全二冊 上』 スエトニウス/国原 吉之助 訳
◆ 『ローマ皇帝伝 全二冊 下』 スエトニウス/国原 吉之助 訳
682 :
吾輩は名無しである:2007/09/07(金) 19:29:44
やっと感情教育か…
清水徹訳の方がいいんだけどなあ
生島訳ってなんか肌に合わない
感情教育、この前ヤフオクで買ったばかりなのに・・・
ペドロパラモまだ?
>683
安く買ったんならいいじゃないか
>>686 そこまで希少でもないと思うし、待ってれば復刊される見込みもあったことを考えれば、高いと言える。
岩波の重版再開って次に何が来るのか正直読めない…
新刊も読めねえよ
『サキャ格言集』とか、どういうマーケットしているのか?
『唐詩選』があるんだから『三体詩』も出して欲しい。
漢詩は盛唐よりも中唐の方が好きなので...
>686
それは高い。
ヤフ奥で綺麗な状態で上下巻500円ぐらいで売ってんのみたよ。
頼むから恋愛論、早くしてくれ・・・
>>692 町田のブックオフの本店じゃない方に105円で上巻が、
池袋のリブロ本店に下巻が定価で売ってたよ。
抱朴子復刊マダーチンチン
スエトニウスが丁度欲しかったので嬉しい
でももっと欲しいのはトゥキュディデスとアエネアスです
復刊してくれないかな〜
アエネーイスは2004年のが最後か
もう3年になるのか
築地です
699 :
吾輩は名無しである:2007/09/10(月) 01:49:08
岩波のアエネイスは七五調の訳文がちょっと……
京都大学出版会のやつは文庫化しないのかね
700 :
吾輩は名無しである:2007/09/10(月) 03:17:05
スエトニウス!?
やぱこのスレは覗くもんだなー
夏に復刊されたパリの夜ってオモロいな。
ノーマン・メイラーの裸者と死者を出して下さい
703 :
吾輩は名無しである:2007/09/10(月) 19:05:56
版権がないので無理です
新潮社に頼んでくださいませ
>>699 京大の西洋古典叢書が文庫化されたら神だよ。
○ ディルタイ「哲学の本質」←改版して
○ 幸田露伴「蒲生氏郷」
>>704 そんなことになったら小便を漏らすほど喜ぶわ
みんなもっと書けよ
西洋古典叢書は京大ギリシャ哲学の権威を見せ付けるための自己満足ものでもあるから
ハードカバーでなくてはならないのだ
学術出版界の国書刊行会?
フィッツジェラルドの夜はやさしを出して下さい
711 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 17:45:56
極秘情報手に入れた
新刊はメルロポンティ
712 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 19:27:30
どうでもいいからルルフォ復刊しろ
むしろフエンテスを頼む
なんかどこも取り寄せで最低でも一週間とかありえねえ・・・
岩波だからねえ。取り寄せしてくれるだけでも有難いと思え。
そのうち日本の書店からハブられるかもしれねし。
718 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 21:30:51
719 :
吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 23:50:01
江戸時代〜明治初期までは四書五経の素読を子供達にやらせていた。子供達は大人になるまでに四書五経を少なくとも100回以上は素読をした。
維新志士や明治の文豪の類い希な知性は素読によって構築されたのである。
実はノーベル賞を多数輩出してるユダヤ人も旧約聖書とタルムードを幼い時から数百回も素読しているのである。
現代日本人の劣化は素読教育の放棄によって始まったと言っても過言ではない。
過言では無いが過言でもある
漢学の塾に通わされてたのは谷崎とか芥川あたりが最後じゃないの?
それより後の作家は全員劣化した作家たちなのか
石川淳あたりが最後だろうな。
二十世紀生まれからはそういう素養がないからまるで作風が変わってる。
723 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 23:01:58 BE:819202469-PLT(14080)
芥川の友人小島政二郎は
二人で旅行に行ったとき自分がぜんぜん読めないような漢文
しかも白文の碑銘を芥川がすらすら読んだのでびっくりした
とかいうようなことを書いてるからその頃から
漢文をすらすら読めるやつは例外的存在だったのかもしれないよ。
石川淳とか中島敦はそれこそ例外中の例外かも
高橋和巳は読めたでしょう。
石川忠久なんか、白文を日本語読みでも読むし、現代北京語でも読むな。
作家じゃないけどね。
726 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 01:02:15
日本人における聖典
それが四書五経
現代の作家、政治家、科学者、文化人の体たらくは四書五経を捨てた事に始まる
727 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 04:04:45
ネットで色々調べた結果、四書五経全9冊を一冊に纏めた書物は皆無でした。
日本の出版社に絶望した。
百歩譲って分冊で全て出版してるところもなかった。
岩波文庫でさえ礼記、詩経、書経、春秋が無い。あるのは大学、中庸、論語、孟子、易経だけ。
誰か四書五経を一冊に纏めてある書物を知りませんか?
728 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 10:18:21
そんな広辞苑みたいな本は採算が合わないよ
定価1万だったら きみ買うかい?
分冊なら、明治書院の新釈漢文大系から出てるだろ。それ買え
大体、1冊にまとめることなんて無理だろ。どれだけの量があると思ってるんだよ
ああいうのは一生かけて読むモノでしょ。
一冊にまとめても却って使いにくいだけだ。
733 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 21:00:49
四書五経は全部で50万字前後だから聖書より全然分量すくないよ
中国では四書五経を一冊にまとめて出版してるし
734 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 21:06:19
なあんだ おまえ 白文が読めるなら 最初から それ買えば無問題じゃん
735 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 21:06:44
岩波文庫には春秋がないので、春秋左氏伝を代わりに買う私は外道でしょうか?
別に構わない希ガス
ついでにちくまの呂氏春秋も買っとけ
アナトールフランスの短編集を出して欲しい。
739 :
吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 19:23:25
プリーストリー『夜の訪問者』読了。
なかなか面白かった。
740 :
吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 23:37:51
森鴎外の舞姫読了
文章読みにくいよ
741 :
吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 23:53:51
w
742 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 00:27:00
世界中の聖典を出版してくれ
アベスタとタルムードは出すべきだろ
バビロニア・タルムードは別のところから出てるからエルサレム・タルムードを頼む
アヴェスタは筑摩が世界文学全集か古典文学全集で出してなかったっけ?
全訳じゃないと思うけど。
745 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 01:13:35
日本人には聖典がない
とても恥ずかしい
そうね。
聖典がないと、それを踏み躙る楽しみって奴も味わえない。
747 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 12:04:53
2007年秋 岩波文庫一括重版
■岡正雄論文集 異人その他 他十二篇(大林太良編) (1994年11月16日発行)
■植木枝盛選集(家永三郎編)(1974年7月16日発行)
■内村鑑三所感集(鈴木俊郎編)(1973年12月17日発行)
■学問芸術論(ルソー)(1968年12月16日発行)
■河上肇評論集(河上 肇,杉原四郎編)(1987年6月16日発行)
■感情教育 全2冊(フローベール)(1971年3月16日発行)
■旧事諮問録 全2冊(旧事諮問会編)(1986年1月16日発行)
■ギリシア宗教発展の五段階(ギルバァト・マレー)(1971年9月16日発行)
■基督教の起源 他一篇(波多野精一)(1979年6月18日発行)
■経済学および 課税の原理 全2冊(リカードウ)(1987年5月18日発行)
■ルソー 告白 全3冊(桑原武夫訳)(1965年3月16日発行)
■古代国語の 音韻に就いて 他二篇(橋本進吉)(1980年6月16日発行)
■産業革命(アシュトン)(1973年7月16日発行)
■青年と学問(柳田国男)(1976年3月16日発行)
■大乗起信論(宇井伯寿,高崎直道訳注)(1994年1月17日発行)
748 :
吾輩は名無しである:2007/09/23(日) 12:06:53
続き
■中国文学における孤独感(斯波六郎)(1990年9月17日発行)
■哲学史序論(ヘーゲル)(1967年5月16日発行)
■天台小止観(天台大師)(1974年4月16日発行)
■藤村随筆集(十川信介編)(1989年3月16日発行)
■徳川家康 全2冊(山路愛山)(1988年1月18日発行)
■徳川時代の文学に 見えたる私法(中田 薫)(1984年3月16日発行)
■ドビュッシー音楽論集(平島正郎訳)(1996年1月16日発行)
■豊臣秀吉 〔全2冊〕(山路愛山)(1996年2月16日発行)
■日本語の系統(服部四郎)(1999年3月16日発行)
■ヒュースケン 日本日記(ヒュースケン)(1989年7月17日発行)
■人間(カッシーラー)(1997年6月16日発行)
■バッハの生涯と芸術(フォルケル)(1988年1月18日発行)
■花田清輝評論集(粉川哲夫編)(1993年10月18日発行)
■微生物の狩人 全2冊(ポール・ド・クライフ)(1980年11月16日発行)
■福沢諭吉教育論集(山住正己編)(1991年3月18日発行)
■法華義疏 全2冊(聖徳太子)(1975年4月16日発行)
■ヨオロッパの世紀末(吉田健一)(1994年10月17日発行)
■ローマ皇帝伝 全2冊(スエトニウス)(1986年8月18日発行)
バッハの生涯と芸術
これはバッハ学者が訳してる白水社の方が良さげかな
750 :
吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 03:37:59
>>722 倉橋由美子も漢詩のフレーズを作品内で引用とかしてるけど、
白文で読めたかは謎だな...
あと、丸谷才一はエッセイの中で秋山玉山のポルノ漢詩を挙げてるし、
少しは読めるのではないかと。
アシュトンだけ買う
『古代国語の 音韻に就いて』なんて常時入手可能なナンバーかとばっかり
思ってたけど、違うのか。
754 :
吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 09:18:45
>>751 中国文学者以外で白文が読める日本人は 今となっては皆無に近い
作家では永井荷風や石川淳あたりまでかな いや宮城谷ならあるいは多少読めるかもな
755 :
吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 12:07:51
論語の読み下し文を音読しようとした。
巻第一で挫折した。
「事」を「じ」と読めばいいのか「こと」と読めばいいのか解らない。
大車と小車の読み方が解らない。
総ルビ版の四書五経ってないのかよ
だからそれやったら広辞苑の厚さになると何度言えばry
757 :
吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 20:14:32
一種の経典だと思えばいいんだよ
758 :
吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 22:55:14
岩波文庫中心に本を読んでいるが、現代の作家や文化人の書く新刊を全然読めないでいる。
綿矢りさとかいう女流作家が天才と話題になっていたから本屋で買おうとしたが、隣に置いてあったボードレールの悪の華をつい買ってしまった。
現代作家でこいつは凄いって人誰かいますか?国籍は問いません。
761 :
吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 23:41:50
>>760 ブックオフに「インストール」という小説が100円で売っていましたので今度立ち読みしてきます
>>758 そういうのもいいと思うけどね。で、岩波文庫を読み倒していきなり『シンセミア』
とか読んだら、どういう感想をもつか聞いてみたい気もする。
なんだよ。
ボードレールは新刊で買うのに綿矢は100円でも立ち読みか?
現代作家を蔑視してるの?
評価の定まった古典作品がいいのは当たり前。
現代作家を読めないとか低く見てる連中は大抵バカだね。
単なる権威主義のwww
>>763 つまらん本に割く時間がもったいないんだよ。いいのを読みたいんだ。
そうなると、権威に頼るのが一番の早道。
で
>>758よ、現代文学を読むとき、わりとアテになる権威はノーベル文学賞だ。
パムク、クッツェー、ナイポール、みんなおもしろい
古典も出版当時は現代作家だったわけだしな
現代作家の中にも時の洗礼に打ち勝つものも必ずある
ただ、ハズレを引きたくないと思う気持ちも分かる
個人的には、古典だけとか現代作家だけ読むのはバランス悪いと思う
本当に見る目があるなら真贋を見抜くこともできるだろうし
766 :
吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 07:59:36
>>761 つdeeplove
よしは文学の歴史を変えた
いいかげんスレ違いなんだけどな…
769 :
吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 13:56:20
岩波に早く入らないかな
>763
ストーリーも重要だが、
文章が美しいかどうかも重要なんだよ。
山田悠介もいずれは収録されますよ
そのときは初版でよろしく
もうこの流れやめない?
古井あたりはもう岩波文庫から出してほしいな
似合う
>>754 司馬遼太郎も読めたと思う。
読めなければ『項羽と劉邦』や『空海の風景』は書けない。
776 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 19:06:59
「一日一冊岩波文庫」
教養ある大人の合い言葉
半世紀前のネタ
もうとっくに賞味期限切れだ
780 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 20:39:55
ガキの書き込みはすぐわかるなw
781 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 21:23:25
782 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 22:54:44
カテリヤの「実利論」を再販してほしい。
最近、岩波文庫収録の古い文語訳の古典文学を読み始めた。
山川訳のダンテ『新生』とか、ウェルギリウス『アエネーイス』とか。
ああ、文語訳っていいねえ…と思ってしまう俺は異常か?
基督抹殺論、奴婢訓などはタイトルに惹かれて復刊を購入したが、まだ積読だ。
785 :
吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 06:46:00
そういえば 「岩波文庫解説総目録」ってもう発売されてるんだな
それがあれば
>>633も充実させられるんだけど
買った人の完走plz
>784
奴婢訓で抱腹絶倒するぞ
788 :
吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 18:58:23
あれは俺も好きだな。痛烈な諷刺が効いてる。
ただし、構想だけで完結してないのが惜しまれる。
789 :
吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 00:50:21
パーソンズの社会学一般理論って戦後アメリカで書かれたもっともむずかしい本なんだって
岩波文庫で出してくれよ
>>784 「奴婢訓」というと全然違う内容を妄想してしまうんですが(*´Д`)
791 :
吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 21:24:35
読めばわかるよ
寺山修二の演劇を思い出す
総目録ってもうでてんの?
近所の本屋には当然のように売ってねえ
ブレヒトのガリレイ早く復刊しろやああああああああ
795 :
吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 20:48:06
ドビュッシー狙い
山東京伝や大田南畝は岩波文庫にないみたいだね。
森銑三を読んでいたら読みたくなったんだけど。
797 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 18:03:05
ドストエフスキーやトルストイの文庫を充実させてほしい。
かなり少なくて困ってる。
( ゚Д゚)ハァ?
トルストイって赤帯で一番多く収められているだろ
799 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 23:46:30
>>798 その通りだった。
しかしドストエフスキーは少ない。
カラマーゾフと悪霊(下が切れている)がほしい。
すくなくねえええええええええええええ
801 :
吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 23:50:18
白痴も無いな。
未成年も無い。
岩波さん。ドストエフスキーを多く入れましょう。
白痴も未成年もあるだろ
新潮で読んでろ屑
漢文も句読点が切ってあれば、そんなにむつかしくないんだけどな。漢字の意味は
だいたい判るわけだし。あとは慣れだな。
805 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 00:41:30
総目録が発売されたね。
一冊あると確かに重宝するんだろうが、
未読の文庫を数冊買うかどうかで迷ってしまうよ。
806 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 01:15:33
総目録見かけなさすぎ
もっとバンバン刷ってくれ
808 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 01:31:59
811 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 02:44:54
>>805 やっぱり岩波フリイクなら欲しいよね
読書疲れにパラパラ読んで飽きなそう
近々買います
812 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 02:58:03
>>809 リンクしてくれ。
810のは表紙画像が無いから困る。
どの表紙で出てるのかが知りたい。
実際HPには見当たらない。
813 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 03:38:13
ここって本屋から取り寄せたら、研磨した本が来るの?
たとえば売れてなさそうなニーチェやディケンズや三銃士を取り寄せた場合。
岩波は買い切りで書店からの返本なしだから研磨した本は来ないんじゃない?
ニーチェやディケンズや三銃士が売れてないかどうかは置いといて。
815 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 10:08:15
糞ガキにマジレスしても空しいだけw
816 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 14:24:12
岩波と新潮は本の上部が汚い。
あれをどうにかしてくれ。
817 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 14:32:58
>>816 ギザギザ部分を埋めるように木工用ボンドをたっぷり塗って剥がすとキレイになります。
818 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 14:46:54
あれはしかし高級な造りらしいね。
822 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 20:50:42
たしかに上部がギザギザだよね。新潮と岩波。
集英社はきれいなのに
823 :
吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 21:42:05
>>822 あれはフランス装を模した仕様だよ。
馬鹿だなあ。
フランス装って表紙の紙がカバーみたいに折れてるやつだと思ってた……
カバー二重っていうか
昔ブクオフでバイトしてたんだが
そのギザギザのある文庫を軒並み最低ランクの値段で買い取ってる同僚がいた
どうもそのギザギザを状態の悪いものと判断したらしい
本読まない人にとってはそんなもんなんだろうねぇ
>表紙の紙がカバーみたいに折れてるやつ
岩波の福永武彦詩集なんかそうだね。ただし「ギザギザ」はないが。
827 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 01:13:20
>>823 馬鹿もなにも、それが嫌だと言ってるんだが
828 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 02:09:16
アッソ
>>825 ブックオフって、紐のしおりがぶっつりと切れた不良品を
売ってて恥ずかしくないの?
105円ならともかく、定価の半額とかで売られたりしていることが
あるんだが、どうにも理解できん。
店によっては、新潮文庫とかは、あえて研磨をかけないところも
あるにはあるみたいだけどね。
830 :
名無し募集中。。。:2007/10/04(木) 09:24:37
>>822 >たしかに上部がギザギザだよね。新潮と岩波。
角川と創元と早川も忘れないでやってくれ
天ギザの方がコストかかるんだよ。
833 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 22:26:09
天ギザのほうが安いよ。
二枚作って真ん中を切るんだろ。
834 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 22:26:57
違った。一枚を半分に切るんだ。
一枚一枚作るんじゃなくて
835 :
吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 23:21:53
>823のフランス装って
ページの上部が折ってあるだけで、1枚ずつ分かれずに何ページ分かまとまってて
買ったら読む前にペーパーナイフで切ってく式のペーパーバックのことかと思った。
>>832-835 たとえば16丁取りの場合、同じ版で4x4=16ページ分、表裏で32ページ分を1枚の紙に刷る。
それを3回折って、地と小口の二方を化粧裁ちすると、全部のページが開けるようになる。
こうしてできた折丁を複数綴じて表紙でくるんで一冊の本ができる。
天の側は最初からくっついてるページがないので必ずしも裁つ必要がない。
これが上部だけギザギザの本がある理由。
フランス装は表紙のつけ方なので関係ないね。
1101新聞とは懐かしいな
839 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 15:56:52
>>837 >言い方をかえると、
>「読み捨てにされるような文庫は出していない」
>という私たちの自負でもあるのです。
冗談の上手いライターだなww
840 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 18:09:45
>>836 でも天がくっついてるのを原書では1冊経験したよ(フランスのjose corti書店)。
個人的な経験でさらに言うと、ある本(グレアム・グリーン『事件の核心』)の中で、登場人物の1人が、
本のページを「切る」って表現があったけど、上述の原書買って初めて納得した。
jose corti書店!?
あそこは老舗だけどすごく良心的だよね
良心的なの?紀伊国屋にあったのを1冊買っただけだからそこまでは。
取り寄せた経験あるとか?
俺は漱石の『吾輩は猫である』の原典復刻版を持ってるんだが、これがフランス装。
もったいなくて切れねえ……
844 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 23:37:22
でもそんなの関係ねえ!
845 :
吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 23:46:21
>840のは勘違いした。天の側だけじゃなくて、腹の側も切られてない、袋閉じ状態だった。
846 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 02:25:51
羅針盤、方位磁石、あるいは金平糖・・・
ジョゼ・コルティのロゴ、面白きかな・・・
847 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 04:06:25
ほんとうだ。
上にRIEN DE
下にCOMMUN
単純に星だと思ってたけど。
錬金術師かはたまた秘密結社かw
>>840>>845 折り方に天袋、地袋の二種類がある。
横書きは天袋が基本らしいので、そうなるんでしょ
849 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 22:53:25
1です。
そろそろ2回目のスレ立てに取り掛かろうと思います。
タイトルですが「岩波文庫総合スレッド★★」、でいいでしょうか?
850 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 23:05:27
早すぎるだろう
このあと★並べていくの面倒だしややこしいから普通に「パート2」でいいよ
>>849 あれ、もう終わっちゃったの?
早すぎるわ。
もう少し我慢して欲しいわね。
次スレは、950もしくは970を超えたぐらいでいいんじゃね?
星並べていくのは岩波文庫らしくていいけど、何スレ目か分かりにくい。
何スレ目か表記する意味なんてあんの?
ある
856 :
吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 12:16:08
857 :
吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 12:18:12
普通の岩波文庫は表紙は新潮と同じ安い紙ですか?
それとも集英社文庫みたいな紙ですか?
売ってないのでわかりません
>>857 つーかマルチやめろ。別スレで答えちまったよ。クソ。
岩波文庫すら売ってない文化的な辺境から乙。
岩波なんて置いてる書店が珍しくなりつつあるけどな
新訳(藤沼貴訳)で『戦争と平和』を読んでいるが、読みやすいし、もちろん
おもしろい。(コラムは飛ばしているけど。)しかし文庫編集部よ、カバーに
あらすじを書くのはやめてくれ。巻の途中まで読んで、たまたま目に入って
しまったじゃないか!
862 :
吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 15:08:28
あらすじ便利です。
誰が死ぬとか、どいつが犯人だとか、どんでん返しについてとか。
自分の本はもちろんですが、図書館の本にも全て書き込むようにしています。
みんな喜んでると思いますよ。
>>862 図書館の本に書き込むのはやめろ。せめて内容をまとめた小さな紙を挟むくらいにしとけ。
そんなでかい釣り針に引っ掛からないで
865 :
吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 20:39:18
森鴎外の文章がスラスラ読めません。
どうすればいいですか?
ちなみに夏目漱石はスラスラ読めました。
漢文の素読
867 :
吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 21:28:14
831はなにを言ってるの?
角川の文庫は天井はギザギザじゃないよ?
868 :
名無し募集中。。。:2007/10/08(月) 21:34:13
>>865 杯とか牛鍋とかすぐ終わる香具師でならしてみては
869 :
吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 23:30:49
/ ̄ ̄ ̄\ 1935年、初のアメリカ旅行で、摩天楼に〈美しい破局〉を見たル・コルビュジエ(1887−1965)。
/ ─ ─ \ 機械文明と Time is money ! の国で彼は西洋を省みる―中世伽藍が新しかった時、
/ (●) (●) \. 人々の気迫と手仕事がなした偉業を。
| (__人__) | 第2次大戦前に出た本書は、新しい文明と都市計画を模索し、
\ ` ⌒´ / 建築という時代の表現に自然と人間を呼び返す。
/ \ 生誕120年、新鮮な旅人の、蘇る名著!
| | ___ | | | / ヽヽ ─ ヽヽ .-―┬―-.
| | / ・ | | | / |/ __ ─ / |
丿 |/ ___| 丿 |/ |__ ___|_ _/ ――┴――
870 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 01:42:17
岩波の文庫を本屋で取り寄せたら、古本みたいなのが届いた。
それも五冊かって全部だ。
そこの系列は岩波を取り扱ってないから、岩波から取り寄せたはずなのに、
なぜそんな状況だ? 色は焦げてる。表紙は傷が入っている。
引っ込んでいる場面もある。 きれいな本が一つもない。
天井には意味不明な白い線や、白い染み。
岩波の文庫はすべて保存が適当なの?
871 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 01:43:36
店主が自宅から取り寄せたなんてオチじゃないだろうな?
岩波の文庫は岩波から取り寄せろよ
873 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 02:17:32
保存が適当だなんて無知もいいとこですね。一種のヴィンテージですよ。
周知のように、基本は買い切りですが、
特約大型書店だけ特別に、2年に一度、古い本を新しいものに交換するんです。
それらをふだん注文を出さない不良書店に回してあげるんですね。
874 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 02:29:21
>>873 本当?
ふざけてますね。 あんなの古本だよ。
でも、岩波からネットで注文しても同じものが来るのでは?
875 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 03:01:12
岩波のそういうところは酷いな
岩波ひでぇwww
注文短冊に「美本希望」とか書いてもらえばいいのかねぇ
877 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 10:11:49
岩波文庫ってデザインのセンスが悪いよな・・・。
茶色+水色かピンク という背表紙を見るといつも不思議になる。
878 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 10:13:29
ワイド文庫出すよりも元の文庫の字を大きくしてほすい
元の文庫の字を大きくしたら、ワイド版の存在意義無くならないかw?
880 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 11:01:59
岩波文庫の樋口一葉「たけくらべ」を読んだ。
いやあ、一葉はすごい。とても二十歳をすこし過ぎただけの女性の
作品とは思えない。
しかし、解説の、菅聡子って人、どうもフェミっぽいなあと思って
調べたら、やっぱりジェンダーなんたらかんたらやってる人だった。
一葉の作品って、ただ明治期の社会の中で苦悩した女性を描いただけじゃない。
フェミの問題意識で解説すると、作品が狭く小さくなるような気がする。
岩波の解説って、最近こんなんばっか?
881 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 12:36:24
>>879 いや、極端なんだよね。
サイズも値段も。
882 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 12:48:35
美本希望 と書くべきだね。
そうすればさすがに酷いのは来ないでしょ。
岩波文庫がたくさん置いてある非大手の中型書店は宝の山だな
重版未定本が大量に売れ残っている。店としては買い切り制で涙目だろうが・・・
今度、近所のブッ○オフに対抗して絶版・重版未定本フェアをやるらしいが、
>>870にあるような本が大量に入荷されるのだろうか・・・?
884 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 18:42:24
>>883 それって君の地元の本屋のフェア?
そこに並んでる本を安売りにするって意味??
再販制度のある日本じゃ新刊書の安売りはできない
886 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 19:12:23
表向きはそうだけど 神田神保町にいってごらん なぜか新本を安売りしてる店があるよ
ワゴンに100円で置いてある新刊書店もあるしなw
岩波文庫の背の色が焦げちゃうのは焦げやすい色だからかな?
古本じゃないのに、きれいなのに混じって並んでるけど。長いこと並んでたせいかな。
本の上(例のデコボコの)は入荷したてでもひっかき傷入ってるよね?きょうはシューマンをゲット。
>>886 いわゆる特価本という奴ね。
でもそういうものは普通の新刊書店では売れんだろ。
890 :
吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 14:07:18
タテマエはねw
891 :
吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 14:53:23
フランス装は早くやめてほしい。
あのギザギザのどこがいいのか。
岩波文庫が痛みやすいのはギザギザのせいである。
>>891 角川文庫は最近やめたみたいだね。
明らかに削って平坦にした本がかなり店頭に並んでる。
上も裁断するか削るかする行程加えると、ちくま並の値段になるとか?
ギザギザの部分に折れ目というか嫌な痛みが入るのが
すごい嫌です
上が段にしてあるのって埃を取りやすくするためだろ
なんでそれのせいで痛みやすくなるんだよ
埃を取りやすくなんてならないだろ
おいおい・・・
俺はギザギザに紙やすりかけてるけど、これって一般的だよね?
だから「ギザギザ」=「フランス装」じゃないってのに…
900 :
吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 22:34:59
ギザギザがあると、埃が溜まって、本が傷みやすくなるんだよね。
見た目も悪いし、いいことなし。
ギザギザがオサレだと思ってる岩波社員がいるのか?
光文社スレのほう荒らしまくって叩き潰した奴がこっちにも来そうだな
もう来てる?
みんな情緒は安定してるようだよw
つうか、目下ギザギザ問題で岩波を槍玉にあげてるからその限りは…w
903 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 01:11:35
>>901 お前、読書の初心者だろ?w
必死に光文社の新訳を擁護してたなw
904 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 02:34:08
今の大学生は岩波文庫を読まないそうだ
そういえばワイド版岩波文庫1点だけ持ってるな。モンテーニュの『エセー』。
どうも全訳で入手しやすい価格のはほかになさそうだったし、
この書物に関してはむしろワイド版の大きさのほうが読みやすそうだったから。1点6冊。
ワイド版って紙がいいんだね。手触りも匂いも甘味がある。
新宿の大型書店では、岩波文庫の棚の前には大学生の姿もある。
大学生だけど文庫では岩波文庫以外読む気がしない…
ラノベは除く
ちくま学芸文庫や講談社学術文庫ぐらいは読めよ
中公文庫も必要じゃね?
910 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 12:01:04
最近の文庫は高い
911 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 15:27:11
岩波より中公や河出の方が渋かったりする
大学生だが、家の文庫は岩波、講談社学術・文芸、ちくま、ちくま学芸、中公、新潮がほとんど。
あとは集英社(ジョイスとか)。
ラノベとか、スペースがもったいない。
買ってまで読む本ではないと思う。
913 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 18:47:59
>>880 フェミが文学を語ると、何でもかんでも「女性」の視点になって、
つまらないね。
最近の岩波は軟派なのか硬派なのかよく分からない派だよな・・
ヴィーコ『学問の方法』は硬派だぞぉ〜〜w
>>914 最近、てのがどれくらい最近か知らんが、
ここ数年はGJと叫びたくなる良書をたくさん出してると思う。
『繻子の靴』とか『灯台へ』とか『モーパン嬢』とか『響きと怒り』とか
先月のガスカールとかも地味とはいえなかなか……
風土記まだ〜?
>916スマソ。ナイスツッコミ。
何を勘違いしたか、手にしてたもんで書いちまったよw学問系もハマるよな
と言い訳したとこで、ブレヒト『三文オペラ』や、ド・クインシーの改訳も出してるね。
920 :
吾輩は名無しである:2007/10/12(金) 22:27:43
おまえら、もうすぐ秋の一括重版ですよ。
大したもんはないがねw
一括重版で喜べなくなった人は、
もう若くはないのだ、と悟るべし。
★
今日9月12日、午後外出していて知らなかったのですが、
帰りの電車で近くにいた人が見ている夕刊紙の大見出しが見えて「え? え? えー?」。
帰宅して見たテレビのニュース番組のある方のコメント「試験の日の朝、登校時間になって、
学校に行くのがいやになって登校拒否したコドモ」に、その気持ちはよくわかるなあ、
と納得してしまいました。ただし、コドモが総理大臣になってはいけなかったですね。
全国的な猛暑の夏でしたが、先週末は、関東に台風が直撃。被害に遭われた方々、
とりわけ亡くなられ、生活の場を失った方々は、本当にお気の毒と思います。数十年前、
例えば伊勢湾台風の死者は数千人だったというのと比べれば、防災体制の長足の進歩だと思いますが、今も、「弱者」には苛酷ですね。
『五足の靴』(5月) 『温泉めぐり』(6月) 『スコットランド紀行』(7月)、そして『イングランド紀行』上下。
紀行文を読むのは楽しいものです。さらに10月、11月にも優れた紀行文を予定しています。お楽しみに。
でも、作っている私たち編集部には、残念ながら実際に旅に出る時間がありません。
>>913 工藤庸子ですらその傾向が「ないこともない」からな。
せっかくの名翻訳者なのに...
東洋文学の著者別番号2番って欠番なんですか?
総目録にも無いみたいだけど
ケインズがないよ。岩波文庫には、『資本論』はある。『国富論』もある。
マルサスもあってシュムペーターやヒックスもあるのに。お願いしますよ。
ケインズは東洋経済が翻訳権持ってんじゃねーの?
927 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 08:22:56
もうそろそろ2スレを。。。
930 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 14:08:52
>928
ありがとう!感激だけど、それにしても驚いたな…『雇用と…』が新しく翻訳されるのか…ならば、待ちましょう。
ケインズは1946年に亡くなってるので著作権は切れてるね。
いや、一般理論の邦訳は戦前に出てて戦時加算しなくちゃいけないから
50年だから切れるわけじゃない
61年経ってるじゃん
プーシキンの『ボリス・ゴドゥノフ』重版か復刻かわからんけど希望。
光文社の方が早そうな悪寒
936 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 21:10:49
937 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 22:03:59
あ、復活した
939 :
吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 12:57:13
文章読むとき頭の中で音声化してる?
940 :
吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 13:17:33
>>939 そりゃ通常は無理だろ。一字一句覚えなければならない
語句や難解な語句なら在りだが
941 :
吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 15:03:28
理解力を落とさずに本を早く読む方法が知りたいです。
岩波文庫の1Pを30秒で読めるスピードが理想です。
942 :
吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 16:19:27
>>941 そのペース、本にも拠るかと。常識的な回答なら慣れ、
釣る目的での回答なら速読でも潜るべし
>>941 読むのが遅い人は、一文字一文字頭の中で音読するようにしていると思う。
それをうっすらと表層だけ音読しかけているところで止めて文字を追うようにすれば
もっと早く読めるんじゃない?
945 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 23:21:39
光文社のカラマは最悪。装丁からして購買意欲が全く湧かないよ。やっぱり岩波だよね!
賛同してもらえるとでも思ったのかな
岩波にしろ光文社にしろ、カラマーゾフを読んだ香具師なんてこのスレにいるわけないだろw
新潮社の世界文学全集ので読んだ。
948 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 10:45:57
重くて手が疲れなかった?
ずっと手に持って読んでたわけではありません。読むときの姿勢については別スレ参照のこと。
950 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 10:56:07
寝るときは枕にちょうどいいサイズでしたが。
Хорошо
952 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 15:55:58
解説総目録買ってきた。
パラパラめくるたびに新たな発見がある。
岩波文庫ファンなら座右の書になる、間違いないw
俺も総目録買った
ぶっちゃけ辞典は使いにくいからデータのほうが良いな
CDで売ってくれ
954 :
吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 22:37:43
私も買いました。
発売日に某大型書店に行ったら5冊くらい平積みされていたので
金額も張るからスルーしてたんだけれど、やっぱり欲しくなって再訪したら既に売り切れ。
あせって方々探して、やっと綺麗な帯付きを1冊だけ発見、即ゲット。
毎晩悦に入ってます。
金を取るものじゃないと思う。
>>956 たしかにそれは言えている。
が・・・、明日にも本屋に行って買おうと思っている俺がいる。
あ、ネットでも買えるかな?
958 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 00:43:10
話題になっている、解説総目録って
>岩波文庫解説総目録 80年版―1927~2006 (単行本)
>岩波書店 (2007/09)
>¥ 4,200 (税込)
ってやつですか?
もしこれならば、結構、良いお値段ですね〜^^;
10年前の目録はフェアの懸賞で当てたんだよなあ。またやらねえかな。
外国文学オタの俺としては赤帯の部分だけでいいんだよな>解説目録
文庫版でないのか?
961 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 07:17:07
以前は文庫版全三冊のセット販売で出したんだけどね。
文庫版三巻でついこないだ見たよ
それって10年前のじゃないの?
新しいのも文庫になってるの?
広辞苑も十年ぶりかで大改訂をするそうだね。
総目録ともども岩波書店80周年の大事業って訳か。
100周年まで生きていられればいいなあ。
。。。それまで高血圧症が完治していればいいけれどw
総目録の解説って年度版の目録や表紙の解説とほぼ一緒でしょ?
それでこの値段はひどいな。マニアを狙ったあざとい商売にも写る。どうせ10年でも経てばまた出そうだし。
それよりこの前出た岩波文庫の80年を300円にしろっつーの
966 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 18:41:48
>>965 >どうせ10年でも経てばまた出そうだし。
んなこと言ってたら、一生買う機会なんてやってこないぞ
岩波文庫ファン以外でこんなの買う人いんの?
買った年が晩年になりそうだな
欲しいと思ったけど、あんなのに4200円払うのはアホらしいからやめた
どうせ宣伝のための目録なんだから金取るんだったら200円にしろっつーの
こういうものって岩波文庫をたくさん買ってる人はただでもらえるようにしてくれたらうれしい。
たとえば新刊の帯に応募券つけるとかして。
971 :
吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 22:22:17
>>970 うむ、同感だな。
俺なんて今月も新刊を立て続けに買ってるし。
デューラーの旅日記、ガスカールのけものたち。。。
でも全然読んでないw
でも、10年後も岩波書店があるかどうか…
正直5年後も怪しいわ
974 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 07:24:06
新潮社もそうだけど、出版ブランドを欲しがってる朝日新聞などの大企業が水面下で傘下に入れる働きかけをしているとの説は以前からあるね。
975 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 07:50:11
えー、岩波っていうか出版社ってそんなにヤバい状況なのか。。
しかし、朝日とか半島関係とかの企業や団体が介入するのだけは勘弁してくれ。
岩波が朝日に話を持ちかけたけど、断られたって噂を聞いたけど
まあ、朝日も出版部門はお荷物だからなあ
977 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 07:59:07
結局、漫画やっている集英社とか小学館とか講談社とかそういうところ
以外はダメってことなのかね?業績的には。
学術系が主なところって厳しいのかなあ。。
鈴木書店も潰れちゃったし。でも、出版全体が厳しいよ。
講談社はずっと減収が続いてるし、
野間ジュニアが力を入れたらしいキングやクーリエジャポンはどっちも大コケw
980 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 14:43:38
地獄の季節が読みたくなったなあ。。
勿論岩波文庫版で。
筑摩やみすずや国書が続いてるのに
岩波が潰れるわけない
そういうものではない
983 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 07:28:43
だから、おまいらが本買って読まないから、出版社の経営が傾くんだってば。
984 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 07:37:03
買って読んでるよ
全集だって買ったし>芥川とか
ただ、俺らが世間一般では少数派なだけだろ
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
大阪経済法科、帝京、帝京平成、帝京科学、東和、第一経済、第一工業、第一薬科
以上は一般に日本八大悪徳大学と呼ばれ、その醜悪ぶりは日本随一である。
そして上記の八大学は文科省の規定を破り、高校生を不正な手段で集め、文科省に見捨てられている。(助成金をもらえない)
具体例を挙げれば帝京は推薦で定員の8割以上を入学させている。(文科省の規定によると推薦では5割までしか入れてはいけない)今でもかなり偏差値は低いが普通の大学と同じように帝京が推薦枠を5割にしたら現在の偏差値より10は少なくとも低くなるだろう。
つまり上辺だけ格好をつけている汚い大学というわけだが、入学者の質の悪さは当然、日本最低ランクの奴等がウジャウジャいることになる。
次に大阪経済法科は定員の3倍以上の入学者(もちろん全て超ドキュン)を入れて文科省の規定を破り、見捨てられている。
最近ではすでに馬鹿の入学者も集まらなくなってきたようで、帝京とともに廃校は時間の問題と言って良い状態。
まあ、集めているとは言ってもどこにも入れない究極のドキュンしか集まっていないが。
つまりものすごく頭の悪い高校生を集めて金を稼いでいる営利団体だな。
東和、第一経済なども同じようなことで文科省から無視されているザマ。
しかもこれらの大学は実質倍率を公表しなかったりデタラメな数値を公表したりしている。
教育内容や施設・設備はとんでもなく劣悪なのにも関わらず、学費の高さは全国トップレベル。
間違ってもこの八つの大学にだけは入学してはいけない。
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
ちなみに東和大学はすでに廃校が決定。
987 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 09:59:32
せめて文庫くらいは、図書館で借りずに買って読むべきだな。
アニメはニコニコで観て糞味噌に貶す
漫画はブクオフで立ち読みして糞味噌に貶す
文庫は図書館で借りて糞味噌に貶す
それがねらーの正しいあり方だろ?
アニメはShareで観て糞味噌に貶す
漫画はWinnyで観て糞味噌に貶す
文庫は青空文庫で読んで糞味噌に貶す
マルセル・モースの書いたもの読みたいな。岩波文庫もいつまでも『金枝篇』で止まってていいわけはないし。超古典から中古典くらいに進もうぜ。
ケインズまだかよ
992 :
吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 07:01:47
おまえ どうせ出しても読まんくせに…w
悪いけど再読したくなるような本や資料として価値がある本以外買う気はないな
大抵は図書館で済ます
些細なことを確認したりするのにすぐ手元にあったほうがよくはないか。文芸書でも学術書でも。
解説文とか序文とかも含めて言うんだけどね。自宅ミニ図書館化計画みたいな野望はみんなあるんだろ?w
ある。あるんだが、、
積読スレかどっかでそういう野望はあとで後悔するみたいなことが書いてあって
俺もまだまだ蔵書は少ないがなんとなくわかってきた・・・・
まあ、俺も、多いとは言えないけど、そろそろ買い控えないとな、って思ってる。
学術書の有名どころは揃えても、手が回らないほどにはならないと思うんだが。。。置き場所で頭が痛い
段ボールに積み上げると取り出す気が全然起きなくなるんだよな…
俺に超人的記憶力あって脳味噌が本棚っていう状態だとしても、物としての本も好きだからたくさん集めちまう。
特に岩波文庫の赤帯背表紙はハアハアする。一番読んでるのは青帯だけど。
>998まったくだあ!☆
「物としての」書籍、書物。ああ!岩波文庫の手触り。手に取ってうっとり。
…積んじゃうと、手に取る気が失せちゃうのはわかるな。なんでかな。
青帯での俺的ヒットはゲーデルの『不完全性定理』だなあ…。
昔、古本屋で購入したラスキンの『芸術経済論』は、紙が茶色になって炭化してるけど、お宝な感じ満点。
ズラリ並んだ書物のためには、もう少し広くてガッチリしたとこに住みたいもんだ。
岩波文子
1001 :
1001:
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