*安岡章太郎*

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1吾輩は名無しである
現代の作家に与えている影響力も大きい
存命の作家では彼が一番だろう
2吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 17:54:58
同意。
小説だけでなく、批評文も鋭い。ほとんど動物的といって言いような感覚の鋭さがある。
3吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 17:58:48
誰も読まないだろ?
4吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 17:59:48
ポスト・モダンとかやってた連中が一番苦手にしてる作家じゃないかな。
悲しいかな、ポスト・モダンなんて風化して忘れ去れていくが、安岡の作品は
後世に残る。
5吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 18:05:04
「ポスト・モダンとかやってた」かどうかは知らんが
蓮實が扱った最初の日本人作家は安岡章太郎である。
6吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 18:05:26
そういや島田が芥川賞取れなく画策されたとか被害妄想起こしてたぞ?
7吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 18:40:18
>>4
「ポスト・モダンとかやってた連中」って誰のことだよ
8吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 19:29:33
俺も安岡は大好きだったけどね・・・
実力も認める。けど、もう終わったんだよ。
丸くなるのにも程がある。彼ほど顔が変わった作家もいないよな。
流離潭を最後に、俺の中では終わった。
あんなに厳しい作家だったのにな。
まあ、庄野よりはマシだけど・・・。
存命作家では古井の次に好きかな。
9吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 19:35:42
流離譚後の果てもない道中記を春樹は激賞してたがな。
10金原啓一郎:2006/12/15(金) 19:47:51
春樹は章太郎を「短編の名手」って言うてたねぇ
11吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 20:14:36
昔の安岡=ヤクザ
今の安岡=いつもニコニコしている優しいおじいちゃん
12吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 20:32:23
誰も読まないだろ
13吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 21:00:17
彼にとって、吉行と遠藤の死は余りにも大きな出来事だったんだよ。
それから、おかしくなったな。思い出話しばかりするようになった。
他人にも、自分にも甘くなったな。
14吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 21:40:43
小説新潮の遠藤特集でも、阿川さんと、死ぬ死ぬとばかりいってる
北杜夫でさえ出てきたのにね。
15吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 21:57:20
折角才能があるのにな。才能では春樹の比じゃねえよ。
まあ若い読者で、春樹が好きって人は、安岡の初期作品をお勧めするよ。
春樹みたいにネットリしてないけど、これぞ職人、と思うのでは。
16吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 03:16:22
志賀直哉の批評でも有名だね。
17第三マスター:2006/12/18(月) 16:08:27
色々批判的なことを書いたが、後世に残って欲しい作家だとは思ってる。
ただ、いずれ全集が出たとしても買い揃える気にはならんな・・・
後期の物まで入れられたら、たまったもんじゃない。
因みに、第三の新人の中で俺が一番評価してるのは吉行だけどね。
安岡は次だな。後は小島やら、遠藤、初期の庄野、初期の近藤が好きかな。
18第三マスター:2006/12/19(火) 02:39:38
おい、誰か反論はないのか?スレ主とか・・・
それとも、もう終わった、という点に関しては否定しないのか?
19第三マスター:2006/12/19(火) 02:42:59
或は、吉行が一番はないだろう、とか・・・。
暗黙の賛成と受け取って良いのかな?
20吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 10:38:48
『犬と歩けば』は、安岡の数少ないエッセイの中で一番良い。
犬好きの人なら必読の一冊だと思う。
21第三マスター:2006/12/19(火) 12:38:59
確か、コンケイから譲り受けた犬だな。
「犬をえらばば」も新潮で出てるんでよかったらそちらも読んでみてくれ。
22吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 19:04:45
カマッテクンに反応してやろう。

>因みに、第三の新人の中で俺が一番評価してるのは吉行だけどね。
>安岡は次だな。後は小島やら、遠藤、初期の庄野、初期の近藤が好きかな。

口調はえらそうだけど趣味が最悪だ。
吉行なぞ大した作家ではないし、遠藤なんてルサンチマンだけのお馬鹿さんだ。
23吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 19:15:58
お前はもう死んでいる。
24吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 19:21:45
ルサンチマンて・・・
凄く頭悪そう。(笑)
25第三マスター:2006/12/20(水) 20:09:34
フー、今日も疲れた。
で、趣味?たいしたことない?
笑うところか?もうちょっと、こう、期待させるような批判をしてくれ。
で、オマエの「良い趣味」は何かな?
自信なかったら無理せんでいいよ。自信があったらオマエの言葉でどうぞ。
26甲村:2006/12/21(木) 12:10:22
ワシが予備校生だった頃、あいつはいつも前の方の席で真面目に講義聞く傍ら
よくノートも取る、いわゆる真面目な秀才じゃったんだ。
ワシはむしろあいつよりは、高山や古山高麗雄と仲がよくて、あいつと知り合った
のは、その古山らと付き合い出してから、と記憶してるが、その変の記憶は
ちょっとあやふやになっておきておる。
古山の場合もそうじゃったが、大東亜の戦争が終わって、いわゆるあいつの
「悪い仲間」に書かれてた倉田慎吾じゃ、彼が死んだ知らせを聞いて可成りの
ショックを受けたんだあいつも。そしえワシもなんじゃが。ちなみにワシのことは
「悪い仲間」には書かれていない。あいつは「変わった」とか前の方を読んだら書い
てあったが、そんなに変わったとは思えんのじゃがな。ワシからしてみたら大東亜戦争
後の古山の方がよほどの変わり様に見えたものだ。やつはベトナムで戦犯として捕ら
えられて、人間性をズタズタにされちまったんだなア。三校に入ったもののすぐに
辞めちまうし。まアここで古山の話は場違いかな。
昔の話でもうどうでもいいことなんだが、古山が退学し、倉田も退学し、安岡だけ
が辞めなかったことに多くの読者は「なんだ」と思うかもしらんが、実はワシも大学
辞めないで卒業したし(東大の国文だが)、むしろ辞めた連中の方が少数派だった
んだな。確かにワシらのあの頃は何か権力者みたいなもんを目指す方向にいながら、
そいつをスっと放棄してやることにアイデンティティを見出したりした部分もあった
んじゃ。相当昔の話なんでどうでもいいがの。
27第三マスター:2006/12/21(木) 19:53:45
それは、それは。
面白いお話しありがとうございました。
色々、聞きたいことはありますが場所が場所なんでやめときます。
では。
28吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 17:28:58
「カーライルの家」という本の宣伝が載っていたが、本当に新刊か?
29吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 20:47:27
ほしゅー
30吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 14:23:20
安岡作品で後世に残る可能性のあるのは、海辺1篇だろ? その1篇が
確かに傑作であるのも事実だが。あれはすごい。私小説でありながらギリシャ神話みたいだ。
31吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 13:46:53
国の重要文化財・安岡章太郎さんの本家「安岡家住宅」の塀の一部壊される
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1170818838/l50
高知新聞 http://www.kochinews.co.jp/0702/070207headline02.htm#shimen2
32吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 18:59:45
すごいね、重文かよ。
33吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 22:25:59
おまいらガラスの靴とかサーカスの馬とかの話しろよ
34吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 22:40:58
>>33
青空文庫にうpされたら読んでやってもいい
おまいがボランティアでさっさとうp汁
35吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 22:56:25
>>34
まだ現存作家なのに。あまりの低脳ぶりにワロタ。
あと50年以上待っとくれやw
36吾輩は名無しである:2007/02/08(木) 17:29:29
>>33
語るに値せず。海辺に比べたら子どもの作文だ。逆に、あんなもの書いてた
人がよく海辺みたいな私小説の頂点とも言える傑作が書けたなと驚くくらい。
37吾輩は名無しである:2007/02/08(木) 19:01:30
>>33
サーカスの馬はたしか堀江敏幸氏の『いつか王子駅で』だったかに
でてきたな。
38はるか高み:2007/02/08(木) 19:21:16
>>37
安岡のも堀江のも見たことはないが、
ままの続きを見てる人はいるんだなぁw
「ほ」も一応は見ているんだぁw

世の中、まだ捨てたもんじゃないのかなぁw

39はるか高み:2007/02/08(木) 22:48:02
堀江敏幸。
早速、その著作を全部拝見した。

驚いた。
この人のはマジで凄い、どれもこれもが。
はるか高み一押しの現代文学者です。
与謝野晶子、太宰治並みだな、この人は。


40吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 13:09:33
あげ
41吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 03:27:33
海辺の光景が品切れ状態な件について
42吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 06:45:14
「ウミベノコウケイ」釣り
43吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 09:52:41
改改版版が出るのかな?
44吾輩は名無しである:2007/02/12(月) 12:27:30
正しくは、「かいへん」の光景みたいだよ。
45吾輩は名無しである:2007/02/12(月) 20:22:21
だから釣られんなっつーの!
46金原文則 ◆jG/Re6aTC. :2007/02/23(金) 20:03:08
この人の海外での評価は?
47吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 03:23:50
この人はまだ生きているから全集みたいなのは出せないんだろうか?
去年、予備校のテキストでこの人の小説が問題になっててとても惹かれた
はっきり言ってこの人のおかげ(せい)でW大の文学部を受けて入学してしまった
48吾輩は名無しである:2007/03/13(火) 01:52:01
>>47
全集もエッセイ選集も出てるよ
49セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/03/18(日) 00:18:19
>>47

安岡はK大だったよな?確か。。。
50セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/03/18(日) 00:44:23
ところで、二年程前に新潮文庫から『僕の昭和史』が出ていたが、
あれって、以前講談社文庫から全三冊で出版されたものを合本したんだよな。

なんで、文芸から出さなかったのだろう。
51セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/03/18(日) 00:56:27
安岡は文庫で55冊程出版されているはずだが、
現在手に入るのは、10冊にも満たない。。。


角川の『〜の思想』シリーズ復刊しないかな?
52セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/03/31(土) 18:34:40
昨日、『青葉しげれる』鞄の中に入れてたら、雨で濡らした。。。
結局読まなかったし。。。

嫌なんだよな〜。こういうの。








まあいっか(笑)
53吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 07:02:23
あんな分厚いの文芸から出されたらいくらになるんだろうってかんじ
新潮でよかった
54第三マスター ◆SPj8OryZTM :2007/04/21(土) 00:31:21
『カーライル〜』どうなん?

前に安岡は終わったとか言ったが、今回のはタイトルよいな。

読んだ人いる?
55吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 22:03:30
装幀は一級品。
近年、立派な装幀の本はなくなったね。
56セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/04/27(金) 00:39:20
うーむ。どうしよう。

買おうかな。しかし、字がデカいな(笑)

書かれたのは結構前だし。。。(確か五年程前だっけ?)

迷いどころだ。先約が入ってて読むのは二、三十冊後だし(笑)
57セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/04/27(金) 00:46:25
内容はともかくとしても、確かに本の装幀は良いな。
てか、ここ最近の世界何とか社から出てた数冊も、渋くて好きだな。(装幀ね。。。)
58吾輩は名無しである:2007/05/08(火) 20:50:28
あたし全集持ってますよ!
たこの話とか、虫が耳に入る話とか、逆立ちの話とか、コーヒーの話とか
いい短編がよめますよ!
カーライルの家は、祖父江慎さんの装丁ですねー。
『〜の思想』は、古本屋いけば大抵手に入ります。

安岡の主人公は、のび太のモデルでは?と密かにずっと思っていたの
ですが、どう思いますか?共通点としては、運動がダメなのに銃だけが
得意というてん。
59吾輩は名無しである:2007/05/08(火) 20:52:34
あたし全集持ってますよ!
たこの話とか、虫が耳に入る話とか、逆立ちの話とか、コーヒーの話とか
いい短編がよめますよ!
カーライルの家は、祖父江慎さんの装丁ですねー。
『〜の思想』は、古本屋いけば大抵手に入ります。

安岡の主人公は、のび太のモデルでは?と密かにずっと思っていたの
ですが、どう思いますか?共通点としては、運動がダメなのに銃だけが
得意というてん。
60セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/05/09(水) 20:15:32
のびたのモデルか(笑)
有り得るかもねー。実際、安岡の書くものは落第生のムードが
随所に漂っておるから。

阿川が「君の作品で、人生にとちったという事を
書いたのではないものは、どれくらいあるかね?」
と聞いたところ、安岡は少しやけくそのような面持ちで、
「九十九パーセントがそういうもんですよ」と答えたそうな(笑)

だけど、俺のイメージでは、安岡は必ずしものびた的ではないと考えとるんよ。

実際、彼を慕う作家は沢山おり、大江や内向の世代の作家を始め、
第三の新人の中においても親分肌的な役割を果たしていたようだし。
61セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/05/09(水) 20:27:09
おもろいのは、安岡が小島を苦手としていたところだな。
仲は悪くないようだが、一部小島の文章を抜粋する。

(安岡)「おい、『トム・ジョーンズの華麗な冒険』というのを見たが、
あれはひどく面白いな。いやあ、五十女がトムとやるところは、いやあ、あれはすごいなあ」

私(小島)も多少興味があるものだから「どういうところがすごいの」
と横からくちばしを入れると、彼は私がしゃべり始めたことには気がつきたくないと
いった様子で、尚もその作家(同時代の作家)の方を見ながら、
「いや、とにかくすごいぜ。あれは見といた方がいい」
62セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/05/09(水) 20:35:32
と無視していたそうな(笑)

他オモロイの抜粋
あるウインドウの中の写真を眺め、それからおもむろに
私(小島)の方をふりかえり、「これ見た?」といった。
「いいや」
「見た方がいいよ。なかなかいいぜ。うん、なかなかいいよ、これはいいな」といった。
「そう。見よう」
私のこの返事をきいて、彼はうさんくさそうに私を見た。
あとで分かったところでは、私が素直すぎたのである。

彼はそれで、こいつは堪らぬと思ったのか、
「おい吉行のところへ行って見ないか。略」

こんな感じ(笑)
63吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 03:19:41
島田が芥川賞に落ちたのは
「や行の人が手を回した」って言うけど、
芥川賞は多数決だから、 安岡一人が島田を拒否したとしても、他が賛成なら島田が受賞する。
「手を回した」って、まさか安岡が裏で全員に命令したとでも言うの?
島田は安岡に嫌われてたの? それとも実は吉行か井上靖のこと?
64吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 16:34:38
安岡は島田に必死になるアホってこと?
65吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 17:13:31
確か「まだ存命の」らしいから消去法で安岡になるね。
66吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 01:19:51
安岡がそんなことするはずないでしょ?
裏で、選考委員に「島田に入れるな」と指示したの?
ありえない。
67吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 06:47:06
まあ正しいと思うけど。
68吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 21:33:43
娘の安岡治子はまだ独身なのか?美人ではないがまじめそう!ロシア語のンHKに出ていt。
69吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 17:29:35
なにが正しいの?
安岡は酷いよ。島田のほうが受賞しなくて、他のアホが受賞してるのに。
70吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 19:39:20
小説感覚が違うんでしょ
運がなかったと諦めて
71吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 19:46:38
安岡章太郎の作品は、常に暗さがあって、胸にキュンとくるのがいい。
因みに、『犬と歩けば』は暗くないけど、なかなか良いエッセイだった。
72吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 21:32:46
>>69
アホの方がマシ
73吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 21:39:07
島田がA賞とれなくて妄想こいた相手は吉行だよ。安岡が本に書いてる。
吉行が、
「村上春樹が龍胆寺雄なら、島田は吉行エイスケさ」と語っていたそうだ。
これはかなり貶している意味らしい(笑)



安岡スレが上がるとはこの板も少しはマシってことかな。
クロウト受けし過ぎる書き手だからな。
小林だけでなく井伏からも愛読されてたもんな。

74吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 23:21:40
>73
それって、吉行のせいで受賞しなかったの?
吉行が一人で批判しても、他が島田に入れれば受賞でしょ?
それとも吉行は全員を説得させたの?
75吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 08:44:19
>>34
はじめてこのスレ開いたが、>>34はものすごい低脳だなw
76吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 15:38:46
吉行スレ埋まったよ。
セチガライも新スレ立ててから埋めてくれよな〜
77吾輩は名無しである:2007/08/21(火) 09:41:02
冬の花火 または 冬の蛍 そのような短編名作品あったかな 
雑誌で読んだけど    別作家の同名とはもちろん関係なく
78吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 18:44:57
娘がロシア語やってる。まだ結婚してないのかな?NHKのラジオ講座に出ていた。13番館へようこそで。
79吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 16:21:05
ねぇ…小島さんスレ立てようよ。日も過ぎたしさ。
80吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 02:57:00
>>79
おっぱっぴー?
81吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 03:19:19
そんなの関係ねえ!
82吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 19:09:47
コジノブのスレ、そろそろ復活してもいいかな、とは思う。

しかし、どう頑張っても『別れる理由』を読了できない。
あのまとまりのない(ように自分には思える)小説を読みつづけるのは、
どうにも苦痛なんだよな。
83吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 08:59:16
現在、初の安岡体験中。
『花祭』を読んでる。
いやはや巧い作家なんだな安岡って。
巧いという点では谷崎と双璧かも、とまで思う。
84吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 01:04:51
>>36 作文とまでは思わないが、随分と差があるよな。
「海辺の光景」から安岡に入ると、拍子抜けしてしまう。
85吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 11:27:07
先生はお元気にしてるのかな??

86吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 12:21:56
a
87吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 19:53:51
吉行スレってないんだな。
88吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 21:04:16
小島スレもないよ。
89吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 21:12:10
>>87
あったけど落ちた
90吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 23:18:44
講談社文芸文庫の走れトマホークとか増刷しないの?
91吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 17:45:02
コミカルな「宿題」から入ったんで、
「海辺の光景」を読んだときは滅入ったなあ。良い作品だったけど。
あの明るいお母さんが精神を病むなんて・・・。
92吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 23:51:55
中原昌也フレイバーを感じない?
中原が影響受けてるんだろうけど。
93吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 00:22:26
>>92
あーそれって超わかる!
94吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 00:23:39
おまえらアホちゃうかぁ
9593:2008/02/12(火) 00:27:23
やっぱり?自作自演でした・・・(・∀・;)
96吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 19:37:28
安岡全集がだいたい古本屋で一万二千円で買える。
ヤフオクだと一万円のもあったかな。買おうかどうか悩んでいる。
97吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 00:19:01
>>84自分で言ってた 初期短編 ラジオドラマのやつから練り直した、
あれで随分、、と。
98吾輩は名無しである:2008/05/29(木) 06:51:26
安岡さん最高です。
99吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 18:33:34
hoshu
100吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 20:13:38
age
101吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 22:37:48
教科書に載ってた小説のタイトルが思い出せない。。
102吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 12:18:17
雁行集買いました
今2ページ読んだところ
103吾輩は名無しである:2008/08/16(土) 23:42:43
>>101
「サーカスの馬」っていうタイトルだったと思ったが、俺が中学生の時の教科書に載っていた。
それ以来、この人のファンですねえ。
104吾輩は名無しである:2008/08/31(日) 02:21:41
しかし長生きだね、この人
105吾輩は名無しである:2008/10/03(金) 19:15:13
保守
106吾輩は名無しである:2008/11/04(火) 12:29:12
『幕が下りてから』はメチャクチャ読みづらいが
内容暗くて、結構ツボった。
107吾輩は名無しである:2008/11/05(水) 09:37:12
よく言われることですが
アタシはガラスの靴が好き
108吾輩は名無しである:2008/11/05(水) 11:10:08
町田康と似た味があった。堕落テイストの作家は多いがそこに洗練とサイケデリックを漂わせるからクセになる。
109吾輩は名無しである:2008/11/05(水) 11:19:42
洗練とサイケってのは、ボコボコにされることを言ってるんですか?
110吾輩は名無しである:2008/11/05(水) 11:26:19
おしい
111川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/11/26(水) 19:40:32
安岡章太郎は海辺の光景だけ読んだな。
文章が中原昌也に似てると思いました。
112吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 00:12:50
全集、も一度出してくんねえかなあ。
古本屋廻りは疲れるぜ。
113吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 07:34:12
あたし全集持ってますよ!
たこの話とか、虫が耳に入る話とか、逆立ちの話とか、コーヒーの話とか
いい短編がよめますよ!
カーライルの家は、祖父江慎さんの装丁ですねー。
『〜の思想』は、古本屋いけば大抵手に入ります。

安岡の主人公は、のび太のモデルでは?と密かにずっと思っていたの
ですが、どう思いますか?共通点としては、運動がダメなのに銃だけが
得意というてん。
114吾輩は名無しである:2009/04/06(月) 23:24:43
第三の新人はみんなのび太でしょ
115吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 01:16:47
>>58-59>>113
スクリプトか?
「全集」「カーライル」「〜の思想」の単語に反応するとか?
116吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 03:58:09
脊椎カリエスを扱った作品で主なものはどれですか。
できれば文庫で出てるものを教えていただきたいのですが。
117吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 14:22:36
あたし全集持ってますよ!
たこの話とか、虫が耳に入る話とか、逆立ちの話とか、コーヒーの話とか
いい短編がよめますよ!
カーライルの家は、祖父江慎さんの装丁ですねー。
『〜の思想』は、古本屋いけば大抵手に入ります。

安岡の主人公は、のび太のモデルでは?と密かにずっと思っていたの
ですが、どう思いますか?共通点としては、運動がダメなのに銃だけが
得意というてん。
118吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 12:16:31
なんでこんなに人気ないの?この人は本物だと思うんだけどな。
119吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 20:51:02
あたし全集持ってますよ!
120吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 20:55:56
人気がある状態ってどんなのよ?
今でも十分に重きを置かれてるでしょう

春樹みたいに読まれる、っていうか消費される状態?
やだよそんなの。っていうかそんな時代はきもい。

でも確かに庄野さんあたりと比べると人気ないかなぁとも思う
121吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 21:25:43
あんま伸びてないな


色気無いからかな
122吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 23:48:09
ユーモアと韜晦は思う存分あるけどね
123吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 14:09:40
相変わらずスカスカの歯でシャンソン歌ってるんですか
124吾輩は名無しである:2009/08/14(金) 19:32:01
中居『爆』
125(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2009/08/14(金) 20:05:41
安岡章太郎と中上健次の安吾に関する対談は凄く面白かったよ。
126吾輩は名無しである:2009/09/17(木) 15:37:08
大学の図書館で「海浜の光景」読んだけど、
重かった...(´・ω・`)

10代20代でこの作品を面白く読める人っているのかな?
このスレの住人って何歳くらいなんだろ?
127吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 18:53:42
ぼく3ちゃい
128吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 23:19:03
じゃあワシは87歳
129吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 18:02:46
夢に安岡が出て来た
130吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 07:11:44
>>129
いいなあ
131吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:18:09
>>125
詳しく教えて
132吾輩は名無しである:2009/11/01(日) 14:57:09
お元気なんだろうか?
133吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 17:59:07

新潮文庫版『海辺の光景』いつのまにやら絶版になってるね
134吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 21:11:43
だって講談社文芸文庫って感じだもん
135吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 01:42:46
安岡は結局、猛烈にガードの高かった小説家だったとおもうねぇ
絶対に、カウンターパンチを喰らわなかった技術派最高峰の。
現に猛烈に、一字一句たりとも本心をみせなかったよ。
松本清張には劣るだろうけど(全作品読んでないから)
無目的な愛情が(安岡流にいや、俺だけはエゴには負けたくないってゆーアレか)
安岡全盛時のカマトトをしのいでるって思うんだな
俺には才能もないが
ってな自信は、やっぱ寺岡の系譜だから
この世に出られなかったら即座にスーサイドしますってのが
初期作品群で僕らトウシロウの心をうつんだよな
遠藤をもってあれは誰でも出来うる大説課であって
とか
小島に面とむかって俺のスネ毛は角度一度まで芸術家ですから
ってヒンシュク買ったのはやっぱ夏目の「こころ」に対して
所詮は戦後派だろーがってな痛烈な批評が在ったろうかなーって想うな。
現に、梶井基次郎をしのぐのコピーでデビューしてるわけだし。
もしも無敵の安岡に弱点が在るなら
なんとか派とか、政治と文化の対比で反射的に感情的になってしまう
たとえその後反省したとしてもだ
それはガードの高さがアダになってると思うんだよ


136吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 02:16:22
俺おもうんだけど亀田長兄ってのが勝ったら
これは旧態依然のあれだっておもったな
要するに、ド根性イズムっての
拳闘極道っての
イチロー、松岡修三、ポストタイガーは日本のリョウくん(回答が凄く男で大人)の、
そうゆーのホントつまんない
明日のジョーてのか
梶原一騎(凄い先生だけど)のククりになってしまって
ちがうんだよ
ド根性ってなにか
採算在りきなんだよ
端的にコマーシャナリズム
或いは、どうやったら好きな女の股をひらけるんだ?
安岡文学って、初めてドシロウトの「僕(ハルキの僕とは命がかかってた分)ちょっと違うとおもうんだよ」を、もってやった
しかも、女性からも愛されたモダンボーイだったとおもうんだよね
現に安岡、宇野千代先生との対談では全くもってあれだから……。
逆にいうと、当時の夏目って日本の学生の中で一番英語が出来た留学生だったし
漢文の素養が確かにちがってたんだろーよね
安岡先生アイコ訳の「地下室の手記」には感動させられた……。
それ、「陰気な愉しみ」の露訳ってくらいにほんと、感動ってのは非才、敗北と同義なんだよな
ステキです♪

137吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 02:32:52
全員修三じゃ、こまるんだよ
でもコーエン兄弟とか以下省略で
マス大山を真っ向カラテ割りで端的に「タイタニック」の純愛なんかで大騒ぎじゃ
やっぱの所詮は米文学カッペだなあらためて安岡文学、スゴイっすね!
138吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 03:08:51
俺は山口瞳の明快異常な数学的な文体がでてきたのは
安岡の青春時代
確実に一生が終わってしまうってな嫉妬が在ったし
よく克服しヒットエンドランでよくぞ乗り越えたんだっておもうぜ
そう想うと文体って、これは恐らく夏目がお得意のテキトー風にみせかけての
新聞ポプュラリズムなんだろーけど
夏目の「三四郎」はパンチがきいてる

http://www.youtube.com/watch?v=d4HiKH9dzIo&feature=PlayList&p=30BFC76C37C79177&index=0

或いは野坂の国家甲羅♪ってやつじゃなかろうかしらん
もしもここまで先の時代をっておもったら……
でもロハなんだから脱帽ばかりはNGだよな
139吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 03:27:30
国家甲羅か或いは何とかの里か
でも一番、マリリンで総決算したい
俺。クロキヒトミや天海ユウキってとっくにそんなの
超えてるとおもってるし、異性として存分に魅力的だよな〜。
で赤んぼつくるにゃ遅すぎるの後の
極楽極楽ねむの里
霞たなびき隅田川
阿呆阿呆と鳥は鳴
浮かぶ魚の目に涙
どなたの唄やら子守歌
は、存命時山口瞳の怨念がある
そんなもん所詮他人のもんだってーのーによ
140吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 16:25:41
あたし全集持ってますよ!
たこの話とか、虫が耳に入る話とか、逆立ちの話とか、コーヒーの話とか
いい短編がよめますよ!
カーライルの家は、祖父江慎さんの装丁ですねー。
『〜の思想』は、古本屋いけば大抵手に入ります。

安岡の主人公は、のび太のモデルでは?と密かにずっと思っていたの
ですが、どう思いますか?共通点としては、運動がダメなのに銃だけが
得意というてん。
141吾輩は名無しである:2010/04/21(水) 04:07:06
安岡と古山高麗雄は戦後それほど交流してないみたいだね
142吾輩は名無しである:2010/05/27(木) 20:02:30
あげ
143吾輩は名無しである :2010/05/27(木) 20:14:54
「流離譚」が日本文学大賞のとき
「本覚坊異聞」で同時受賞した井上靖がスピーチで
一緒に受けて光栄である、てな趣旨の感想をのべたのが
謙虚で感動させられた
144吾輩は名無しである :2010/05/27(木) 20:16:39
>>141
安岡はゴルフしない
てか、できないからw
145吾輩は名無しである:2010/05/27(木) 22:43:38
>>143
井上の方がデビューが遅かったからね。
文壇的には安岡の方が格上だったのさ。
146吾輩は名無しである :2010/05/28(金) 00:57:26
文芸誌の古本で読むと
5〜6人の座談でいつも
安岡一人で席巻するんだよね
年上の戦後派相手にもガラガラ
しゃべってた。
文学論だとぜんぜんシャイじゃないねこの人
147吾輩は名無しである :2010/05/29(土) 23:40:28
中上のこと最初けなしてて
野間との鼎談でも鼻でバカにしてたが
ブラクだと知ってから、一転して気に入ったみたいね
「わかってたら『岬』を芥川賞に推薦してたのに」
みたいなこと死後に言ってた
148( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/05/30(日) 03:18:41
おやはや(笑)郷士風情が身分を云々するなぞ笑止(笑)
しかし、郷士ゆえ、ですか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
149(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/30(日) 03:28:02
身分云々を言うなら王侯貴族なんかより被差別部落民の方が偉いに決まってる。但し天皇陛下を除いて。
150(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/30(日) 03:33:05
>>147
貶してはいなくない?おそろしく読み難いとは言ってたけど、旺盛な筆力があるとも言ってた。
151吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 07:11:24
早い話が安岡の中上評価なんていい加減なもんだw
ずっと昔、安岡と丸谷は対談で相当しつこく議論したことがあっ
たんだよな。
何の話だったか、すっかり忘れてしまったが。例によって丸谷は
自分より相手が弱いと見ると、しつこく傘にかかってくる性格が
出ていたがw
相手が宮本常一みたいな強者の場合、一度鋭いことを言われると、
途端に態度が卑屈になるんだよなw
152吾輩は名無しである :2010/05/30(日) 17:30:30
文壇の二大巨頭がか?
忘れちゃ困るよ

安岡の前半生は悲惨ひわまりないが
中年以後は幸福だったと思う
吉行だったか、安岡と一緒にいるといつもとんでもない目に遭う
という不幸のオーラは権威とともに消えたのだろう
153吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 19:48:04
巨頭?
世間は誰も知らないよ、そんな二人。
154吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 20:00:48
そうだね。世間のひとは小説なんて読まないし読めないし。
155(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/30(日) 21:27:16
安岡章太郎はみんな読まないだろうけど名前は知ってるでしょ。教科書に写真が載ってるんだから。
156吾輩は名無しである :2010/05/30(日) 21:30:54
安岡が電車に乗って便意に苦しんだあげく、駅のトイレに駆け込んだら紙も何もないのに気がついて、
妙案が浮かんだ。切符があるではないか。まず端っこを小さくチギる。それから切符をヘラのようにして
ウンコをかきだす。・・・チギッたやつを何に使うのかというと、
「もちろん、爪にはさまったのを取るためである」
157吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 21:40:48
一番最後に読んだのはたぶん、角川文庫版の『ガラスの靴』。
ウサギの話ってこれだったっけ? 程度の記憶w
158(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/30(日) 21:47:55
>>156
天才だよね。
159吾輩は名無しである :2010/05/30(日) 22:02:38
ウサギは『愛玩』、初期の最高傑作と吉行
川端も底知れない作と評している
160吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 22:49:38
安岡章太郎は今日が九十歳の誕生日の酔うですけれどもねぇ〜(笑) 魔だ息ておったとは〜(笑) すでに死んだ作家かと重い増したよ〜(笑)
161吾輩は名無しである :2010/05/30(日) 22:56:18
ほう、誕生日だったか
162(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/31(月) 00:46:32
お誕生日おめでとうございました!!
163吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 13:24:08
花柳、石ノ森と並ぶ、三大『章太郎』の一人だな。
他にいれば、四大でも五大でも良いがw
164吾輩は名無しである:2010/06/02(水) 14:35:51
もう文壇交友録なんか誰も読まないから
この人なんかは最後の世代だな
165吾輩は名無しである:2010/06/04(金) 03:06:50
「イラ立たし気な」て安岡語、2ch板全体にいえるね
166吾輩は名無しである:2010/06/05(土) 09:04:18
安岡の小説を読んでていつも疑問に思うんだけど、
なんでそんなに父親をさげすむんだ?
そんなにダメな男か?
文句言うばかりで自分ではなにもできない
母親の方がよっぽどダメ人間に思えるのだが。
167吾輩は名無しである :2010/06/05(土) 19:51:49
親父はスケベな奴なんだ、実際w
168吾輩は名無しである:2010/06/06(日) 10:52:06
誰も読んでないからどうでもいいよ、こんな作家。
169(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/06/06(日) 11:38:06
どうでもいいなら消えて頂戴!!
170吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 16:29:04
三島:ぼくはいま安岡君の「幕が下りてから」を読んでいるのだけれども、あんなに
人間が背が高くなることを信じない人というのはつらいだろうな。
中村:それはおもしろい。そういう意味ではあの人は魅力がない。
三島:魅力がない。

中村:とても悧巧だからね。

三島:大江君は、少なくとも背が高くなるという可能性は信じているでしょう。自分は
絶対ならないけれども、誰かがなるだろうということを信じている。それが自意識と
結びついて変なことになっちゃうかもしれないけれども、少なくとも安岡君とちがうのはそこだ。

三島由紀夫
中村光夫との対談「対談・人間と文学」より
171吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 16:30:21
三島:…作家がピエロというのは前提条件で、どこからどこまでピエロなんだから、
自分でピエロだといったらピエロでなくなっちゃう。つまりピエロが出てきて、
私はピエロですピエロですといったら絶対ピエロでなくなっちゃう。メドラノの曲馬、
あれは悲しそうだからいいので、私はクラウンですよといったらクラウンでなくなる。
日本の私小説というのはどうもそういう感じがする。(中略)
太宰は、私はクラウンですよと絶えずいっていた。だからおもしろくもおかしくもないし、
そんな当たりまえなことをいうなと言いたくなる。

中村:太宰はともかくとして、日本の私小説は大まじめで、大いに悲劇的な表情で
喜劇的なことをやってたんじゃないの。

三島:自分が気がつかないでね。自分が気がつかないというのはクラウンとはちがう。
クラウンは全部知っている。そして一生懸命やる。人は大笑い。それが芸術家だと思う。
日本の小説家は自分がクラウンだということを知らない。そして私はクラウンですよ
というのだけれど、腹の底でそう思っているかどうかはわかりません。

三島由紀夫
中村光夫との対談「対談・人間と文学」より
172吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 16:31:08
三島:もし自分はクラウンだといえば、どこかの女が、冗談おっしゃってはいけません。
クラウンじゃありませんよと……。

中村:必ず言ってくれると思っている。

三島:あれは耐えられない臭味だな。

中村:とくに太宰はね。

三島:耐えられない。ぼくは安岡君のものを読んでも気に食わないのもそれなんです。
安岡君が、「私」は醜男だ、どうせ滑稽だ、女房にいじめられてばかりいるとか、
そんなことはちっともおもしろくもおかしくない。

三島由紀夫
中村光夫との対談「対談・人間と文学」より
173吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 16:33:05
三島:…つまり、どこかでなあなあでなれ合いで、おれはこうやっていても、おれの
偉いということは人がわかってくれているのだぞ、ということがどこかに残っているからですよ。
そんな意識は捨てればいい。
ぼくの理解者がどこかにいて、ぼくのことを偉いと思っていたら、ぼくは偉いというふうに
すればいいじゃないですか。人が偉いと思ったら偉いと思えばいいし、人が滑稽だと
思ったら滑稽であればいいので、それについて自分は偉いとか滑稽とかいう必要は毛頭ない。
安岡君はいつも自分はクラウンだというふうに自己規定する。あれは狡いと思う。
安岡君をまじめにとっている人がいくらでもいるだろう、そういう人間に対して失礼だと思う。
読者を考えた場合に、読者に対する礼儀というものは非常に大事だと思う。読者がもし
ぼくをある一点においてまともにとってくれているなら、ある一点でまともなんですよ。

三島由紀夫
中村光夫との対談「対談・人間と文学」より
174吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 16:48:43
道化のやってる行為をそのまま文章で描けばユーモアだと思ってる点で
は井上ひさしも同じだよ。東京落語も大体はそう。上方落語も半分ぐら
いはそう。言葉がユーモアの主要素であることが徹底されてないんだな。

三島だってユーモアの創出には成功していない。他人の作品を面白くな
いというだけなら、批評家に任せておけば良い。
大体、三島には日本のユーモアの起原が分かってない。あの頭脳優秀な
柳田、宮本にも分かってなかった。無論、折口になど分かろうはずもな
い。俺だけが分かってるw
175吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 17:43:30
>>174
三島は別に、ユーモアを創出しようとしてないんじゃない?
大真面目にやるのがモットーで、結果的な他人の評価はどうにでもとられていいみたいな感じでしょ。
176吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 19:39:48
ずいぶん昔の安岡評だなw
安岡スレを三島で汚すな
「海辺の光景」の正当リアリズムは三島なんか逆立ちしても書けない
おまけに描写がシュールにジャンプするところなど
大江も感嘆し、影響をうけた
安岡の後期のエッセイに比較したら
三島はガキの作文である
「海辺の光景」を読んだ三島自身それを予感し、嫉妬に狂ったのである
晩年の井伏鱒二も安岡を愛読した
・・・とまあいちおうマンセーするが
外部読者を意識しなくなって行った安岡には過疎スレこそ相応しい
俺はいつも自分の30〜40年後を想定し読書している
三島は高校時代で終った作家w
177吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 21:22:02
>>175
俺なら出来るぐらいのことはやって見せるべきだろう。
でなきゃ、大岡の『武蔵野夫人』に対抗して『美徳のよろめき』を
書いた三島はどうなる?
向き不向きがあるというんなら、お門違いの方面に口を出すべきじゃなかった。
たとえ、近代文学史研究家の中村が対談の相手だとしても、発言を自重すべき
だった。秋山駿との対談でタガがはずれていたように、三島は良く言えば
出版社や読者に対してのサービス精神が過ぎる。
君は何でそんなに過剰に三島をかばうのかな?
いい加減にして欲しい。
178吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 00:28:12
>>177
口を出すべきじゃなかった、って、三島は評論家でもあるから文芸評論するのは当たり前でしょ。
何言ってんだか。
179吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 08:21:35
>>誰でも評論を書いて良いんだが。
とんちんかんなことしか言えないんなら黙ってろと。
安岡は日本のユーモアの伝統をなぞってるに過ぎない面もある訳だから。
それに、三島は自分に出来ないことはあまり言わない。
三島は評論家でもあるということは、小説家でもあるということだから。
小説家としての自分が創作の批評をする時は抑制剤として働く。
君と話しても、ただ俺が教えてやるばかりでつまらん。
もう、これで君の相手は打ち切り。
180吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 08:45:08
三島みたいな女々しいだけのホモよりは上だな
181吾輩は名無しである:2010/07/22(木) 11:16:05
>>179
バーカ
182吾輩は名無しである:2010/07/26(月) 00:23:17
あたし全集持ってますよ!
たこの話とか、虫が耳に入る話とか、逆立ちの話とか、コーヒーの話とか
いい短編がよめますよ!
カーライルの家は、祖父江慎さんの装丁ですねー。
『〜の思想』は、古本屋いけば大抵手に入ります。

安岡の主人公は、のび太のモデルでは?と密かにずっと思っていたの
ですが、どう思いますか?共通点としては、運動がダメなのに銃だけが
得意というてん。
183吾輩は名無しである:2010/07/26(月) 00:26:26
のび太のモデルは丸出ダメ夫だよ
184吾輩は名無しである:2010/08/28(土) 22:06:42
海辺の光景。傑作。宮本輝、流転の海、最終章で父上の死をどう描くのか。
早く書かないと、匹敵するものは、できないよ。
185マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/08/28(土) 23:03:17
上がっていると死んだのかと思ってしまう。
186吾輩は名無しである:2010/08/29(日) 23:41:18
>>184
宮本と並べんな
批評性、文章のうま味、非通俗
最初から比べようがない
187吾輩は名無しである:2010/09/06(月) 21:55:14
若き日の先生の真似して、遊里を徘徊してたら、
いまだに、風俗好きが治らない。
188吾輩は名無しである
「小説世界のおもしろさは,人を神のような高みから見おろすところにはない。
逆に人間の足裏のような位置から,人間を見上げるところにある」