1 :
吾輩は名無しである:
フィルディナンは今
どこに立っているのか
2 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 08:53:58
夜の果てってどこ?
3 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 08:56:41
否
4 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 09:15:32
世界の中心
5 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 09:33:06
世界の非中心的中心
6 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 10:44:27
絶望。絶望が生み出した存在、それがセリーヌ。
7 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 10:51:08
セリーヌの価値って今はどこらへんにあるんだろう?
8 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 11:12:48
フランス文学の頂点
9 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 11:42:40
一つの頂点だろう
10 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 13:38:10
まあね。
11 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 13:41:53
虫けらどもをひねりつぶせって面白いの?
誰か読んだ?
12 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 14:43:54
汁かよ
13 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 14:47:22
14 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 14:57:10
ていうかそっちのスレタイはひどい。分かりにくいし。
15 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 15:53:20
こっちのスレタイもひどい。
意味不明。
16 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/12(火) 19:00:18
つか女の作家かと思ってた。男でセリーヌって、本名じゃないのか?
ヴォードレールは男かと思ってた。
17 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 19:01:40
平野啓一郎
↓
金原啓一郎
18 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/12(火) 19:02:15
と思ったらルイで始まるのか。
19 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 19:02:58
なんか変なにおいがしてきたな
20 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 19:07:55
>>15 ふつうに、
ルイ・フェルディナン・セリーヌ(Louis-Ferdinand Celine)
というスレタイで良いのにな
なんでこう、他人の名前(勘違い)とかクソセンスのないスレタイとかつけるのかねぇ?
>>20 さらにそれが長すぎるなら、
セリーヌ(Louis-Ferdinand Celine)でいいのにな
2ちゃんでもセリーヌは不遇だなw
23 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 19:49:27
まあセリーヌ・ディオンよりマシだろ。あっちはスレタイだけでは作家セリーヌのスレかさえ不明だ。
24 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 20:14:33
というわけで「なしくずしの死」を買ってきた。
25 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 20:26:10
国書のやつを通しで七十回ほど読んだから
セリーヌの翻訳文体は俺のものになった
生田の『夜の果てへの旅』の翻訳文体は好きだ
27 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 02:57:05
すごいな
28 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 02:58:27
70かい読んで何になるの? でもすごいね 読むの早いんだろうねきっと
29 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 04:43:54
でも海外の小説家だったら僕は今一番セリーヌが好きです
原文で読んだ事はありませんし
まだ16なもんで色々と勘違いしてる部分はあるとは思いますが
30 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 05:45:07
センスがいいよ
31 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 06:21:45
セリーヌはセリーヌを青臭いと思ったのちに、
倦むことをせずに読み返す作業を通じて
セリーヌは貴方に真の魅力を持って再び現れることとなるだろう
大江がプルーストを差しおいてセリーヌを20世紀フランス最高の作家と評した理由がここにある
32 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 07:50:14
「海外の小説家だったら僕は今一番セリーヌが好きです」
といえるのが16才の特権だな。セリーヌを読むことよりも素晴らしいことだ。
33 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 07:54:00
セリーヌを青臭いと感じたあとにたち現れるセリーヌの魅力についての説明希望
34 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 10:18:48
かわいそうだから、突っ込まんどいてやれ。
35 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 11:07:25
突っ込むって言うか純粋に聞きたいだけですよ
冗談の通じない奴がいるな。
37 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 12:47:44
どうも気に食わないんだよこの作家
38 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 12:48:19
まあ、好みだから。
>>37 そう言われればセリーヌも本望なんじゃないか^^
40 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 12:54:27
ノンノン?
41 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 13:57:41
42 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 14:08:32
どういうこと?
43 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 14:18:32
まあ、ようは、
始めにセリーヌを読んだときに青臭いと思わなかった奴は、
その後に真の魅力を知ることはないだろうってこと。
アホだな。
44 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 15:15:55
青臭いとか青臭くないとかどうでもいいよw
あほくさw
45 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 15:56:05
>>43 すいません
僕最近好きになったからよくわかんなかっただけなんです
ちょっと気になったから聞いてみただけだったんです
46 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 16:00:28
わからない人間を馬鹿にするやつはさらに馬鹿だな
47 :
43:2006/12/13(水) 16:36:54
48 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 17:00:04
49 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 20:04:26
このスレをみてセリーヌを読んでみたくなったのですが、
みなさんのおすすめの作品は何ですか?
50 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 20:05:48
夜の果てへの旅
51 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 20:17:38
なしくずしの死
52 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 20:26:34
夜の果ての旅
53 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 21:59:50
このスレをみてセリーヌを読んでみたくなった人にオススメの作品と、
セリーヌを読んでみたくなった人にオススメの作品は、ちょっと違うんだな。
54 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 22:35:09
どうちがうの?
55 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 22:37:25
簡単に謂うと『北』を読むのか『リラダン』を読むかの違いだ
56 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 23:04:51
なるほど勉強になるなあ
国書のセリーヌって訳が悪すぎて監修者が途中で降りたwww
58 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 23:17:23
訳悪いの?
59 :
57:2006/12/13(水) 23:38:15
当時の国書の編集者から聞いた話。
刊行中に監修者の名前が消えてるから多分本当。
>>55 『リゴドン』では? リラダンだと『残酷物語』ですよ。
61 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 00:17:13
かわいそうだから、突っ込まんどいてやれ。
62 :
55:2006/12/14(木) 00:18:54
はずかしキャ!!
教えてくれてありがと!
63 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 03:54:48
64 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 09:24:02
国書の訳が酷かろうが使われてる日本語がカッコいいから問題ない
65 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 10:11:41
国書は装丁がカッコイイ。
生田信者は多いから、こんなこと書くと荒れるかもしれないけれど
生田の訳のほうが酷いだろ。
67 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 11:10:13
そいやー!!
∧_∧
/ ̄ ( ・∀・)⌒\
__ / _| | |
ヽヽ / / \ | | ,,,,,,,iiiiillllll!!!!!!!lllllliiiii,,,,,,,
\\| |____| .| | .,llll゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙lllll,
\/ \ | | .|!!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!!|
| ヽ_「\ | |、 | ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ .|
| \ \――、. | | ヽ .| .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ |
| / \ "-、, `| | ヽ | |
_/ / "-, "' (_ ヽ ヽ .| |
/ __ノ "'m__`\ヽ_,,,, ヽ | |
`ー― ̄ ヽ、__`/ー_,,,, ゙゙゙゙!!!!!!!lllllllliii| |
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\ ヽ | |
ヽ \ | |
| \.| |
`ヽ、,,_ノ| |
゙゙!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!゙゙
゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ ←
>>66 /.// ・l|∵ ヽ\
69 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 12:45:26
まあ好みだからさ
一番生田に拘っているのは66なんでしょうな
70 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 15:10:24
確かに生田の訳はひどいね
71 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 15:47:31
もっと色んな人が訳してくれたらいいのにね
セリーヌ読むと気分が落ち着く。
73 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 18:33:32
大磯ロングビーチでセリーヌさんを見かけました
74 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 18:41:29
マリファナ吸ってセリーヌ読むとすごいことになるよ
誰か試してみた事ある人いる?
75 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 18:58:41
セリーヌと唱えると落ち着く。
76 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 19:55:36
16歳でセリーヌか
16のころはドイツ文学バリバリだったな。
大学入学してフランス文学を読むようになった。。。
貴様らどうなの
77 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 19:57:42
16の頃はライトノベルを読んでいました。
78 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 21:38:53
16の頃はホラーにはまってました
79 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 21:46:41
で、なしくずしの訳は読むに値するんか?
80 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 21:48:39
高坂なめんなよ
肥溜め軍団が
肥溜め軍団って斬新な響きだな
82 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 23:12:21
肥溜め軍団か、80のセンスははかり知れないな。
蛆虫>肥溜め
84 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 23:37:24
ど〜も〜
肥溜め軍団でぇーす
85 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 01:12:42
まあ、晒しあげはこれくらいにしておこうか。
86 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 05:24:01
終わりだって言ったじゃねーか!
_ _ .' , .. ∧_∧
∧ _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' ( )←
>>86 , -'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i
/ ノ | / ノ |
/ , イ ) , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ / , ノ
| / \ `、 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
88 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 16:34:38
で、セリーヌは誰だったの?
89 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 17:08:46
セリーヌ物語見てなかったのか?
90 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 17:36:34
見てない。
91 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 18:04:52
つまらん。
92 :
吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 18:22:33
なしくずしの死をよむか
ビジュアル系コピーバンドをロックと信じてた16の夏
生田先生も斉藤先生やら渋澤さんやらの翻訳を貶してましたね。
バイロス事件で京大首になった頃は荒れてましたからw
95 :
吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 14:43:43
結局セリーヌの作品で何が一番いいの?
夜の果てへの旅しか読んでないんだが。
96 :
吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 16:05:26
『なしくずしの死』
97 :
吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 20:41:52
高坂和彦死んだのか
結構いい年だったのね
御冥福
セリーヌ八王子
高坂さん
あなたの翻訳大好きでした。
ありがとう。
100 :
吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 19:44:39
先生は酒とロマンと文学を愛し、自由奔放に生きた人でした。
「先生の生き方ってセリーヌと重なるところが有りませんか?」と聴いたら、
「バカ言うなよ〜、僕はあんなに滅茶苦茶じゃないよ〜(笑)」と仰ってました。
ご冥福をお祈りいたします。
101 :
吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 23:04:01
セリーヌとは、菅である
すが? くだ? すがひでみ…? くだっぽい
カモン
104 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2007/01/04(木) 18:27:51
夜の果て読んでるけどヒドイな
ずっとこんな取るに足らないグチだけか
セリーヌは神だと思っている。
7年ほど前の正月休みに両親とのセリーヌ実家(クレープ屋)に
食べに行った時の話。
両親と3人で鉄板を囲んで食事をしているといきなりセリーヌが
玄関から入ってきた。クレープ屋に似合わない浮浪ないでたちで。
セリーヌが「俺いつもの〜」と言って二階へ上がろうとすると、
店内にいた学生集団が「セリーヌさん!セリーヌさんかっけー!」「セリーヌセリーヌ!ワーオ!」などと
騒ぎ出し、セリーヌが戻ってきてくれて即席サイン会になった。
店内に13、4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を使い
サインをしてくれた。
学生達がセリーヌの母校パリ大学のサッカー部だとわかったセリーヌは
いい笑顔で会話を交わしていた。
そしてセリーヌは「またな〜」と二階に上がっていき、店内は静かになった。
私と両親はセリーヌの気さくさとかっこよさに興奮しつつ
食事を終え、会計を済ませようとレジに向かうと、店員さん(セリーヌ妹)が
階段の上を指差しながら
「今日のお客さんの分は出してくれましたから。また来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。
フランスだけあってクレープ屋ですか
高坂訳を読んでるんだが、作中で36って数字がやたらと出て来るんだよ
あれおそらくは日本でいうと八百、とにかく多いことを暗示する数なんだと思う、それにしてもどうして36?
セリーヌの墓石は実際はノンとは刻まれてなくて、名前とヨットの模様だとか。
アマゾンのレビューはいまだにそのように紹介されてるが・・・。
かっこいいからまあいいか。
113 :
吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 20:12:31
蛆虫共が悪態をつき、罵り合うスレはここですか?
そうです、そしてあなたも栄光あるお仲間というわけだ。
>>113 我々はウジ虫ではなく肥溜めです。
あなたのように、のこのこやってくる生き物がウジ虫なんですよ。ええ。
117 :
吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 02:03:14
『なしくずしの死』読もうと思うのですが、国書のほうと文庫の方どっちがいいですかね?
118 :
吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 02:07:35
訳者の名前比べてみろよカス
120 :
吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 12:47:36
>>118 あ、そうか、『なしくずし』の方は高坂訳しかないんですね。
『夜』の方を先に読んだもので、勝手に『なしくずし』の方も生田訳があるのかと思ってしまった。
121 :
吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 00:57:16
今の「なしくずしの生田訳」は改訳って書いたあるけど昔のとどこが違うの?
122 :
吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 02:11:17
そもそもなしくずしは生田訳あるの?
123 :
吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 03:18:43
なしくずしは滝田訳ならあるけど
124 :
3:2007/02/14(水) 21:21:22
125 :
吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 23:39:32
「旅」に感動して、「なしくずしの死」100ページほど読みすすめたんだけど
いまいちピンとこないっつーか、おもしろくなってこん。
いってる意味よ〜分からん箇所も多いいし。
これって訳の出来のせいなん?(高坂訳)
それとも頑張って読み続ければ、おもしろうなってくるもんなん?
これだけの大著、英訳で読むのも億劫だし、どうでっしゃろ?
セリーヌはやっぱ,「虫けらどもをひねりつぶせ」や「死体派」といった
政治パンフレットが文字通り一番あぶなく、かつイキがよかったんじゃないかな。
ひとつ苦悩?が弾け、暴言がピチピチ、言いたい放題好き放題。
人種差別や反ユダヤ主義の恐ろしく不用意な発言の連発される。
(正直いってアレを誤解するな、いう方が無理)
大戦前夜に書かれたそれらのパンフレットが、あの後のセリーヌのセリーヌ性を決定づけ、
「亡命三部作」には、いわばツケを払わされるような書かかされ感、
不自由な息苦しさがつきまとっている気がする。身から出た錆だけどねwwwwwwww
127 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 05:09:20
>>125 俺は変態発明家が出てきてからが好きだよ
128 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 06:12:29
セリーヌ擁護した作家を晒せ
山ほどいるぞ
例えば…大江
ヴォネガット
131 :
吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 00:22:47
もし日本で「チョンどもをひねりつぶせ」って本だしたらどうなる?中身はすっごい出来で。
日本作家って全てゴマすりタイプでキモイよね。
132 :
吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 02:20:46
何が言いたいんだか…
133 :
吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 04:05:00
全集買った。
デザインかっこいいなあ。
134 :
吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 07:22:36
>>126 現在人種差別を含むパンフを読むことのできる言語は日本語だけなんだっけ?
ストローブ・ユイレの作品を一番DVD化してるのも
日本だしそう考えると不思議な国だなー
だね。
そういうところに寛容、なのか鈍感、なのか……。
中上、筒井……
138 :
吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 08:35:40
しかしこのセリーヌってのは誰だ
139 :
吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 08:38:25
鞄屋だろ。
140 :
吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 23:54:58
書評空間にセリーヌ伝の書評が出ていたけど
今頃生田を引き合いに出す意味はあるの?
ない!
出すならば、出すならば…
だーれだ
142 :
吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 11:17:16
吉林勲三
餅搗き師
144 :
吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 14:24:05
マルセル・エメのことも忘れないであげて
145 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 17:28:17
こういうことを書くとお前は幸せもんだなとか
言われると分かった上で書くけどよ、
「反抗と罵りと怒りを爆発させ、人生のあらゆる問いに対して
〈ノン!〉を浴びせる、狂憤に満ちた「悪魔の書」。」
こういうレビューとか読んで、めちゃくちゃ期待して読んだんだ。
『夜の果てへの旅』と、『なしくずしの死』。
そうしたら、まるで深みを感じなかった。
というか、むしろ、笑えた。
「これで呪われた作家とかwwwwww」みたいな。
「墓石が「ノン」とか、こういうのをいちいち
かっこいいとか思っちゃうやついそうwwwwww」みたいな。
「俺の時間返せよwww」みたいな。
よかったらもっとちゃんと「世界を呪いまくった」本を教えてください。
別にかっこよくなくていいんで。
146 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 23:12:19
・・・乙一とか?
147 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 00:24:35
YOSHIもいいんじゃ?
めちゃくちゃ期待しすぎるから。
149 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 10:25:41
YOSHIは世界を呪いたくなるね。
結論。YOSHI読んでからセリーヌ読む。
憎悪がよじれて笑いにまで転化されてしまうところがミソ。
154 :
吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 03:25:45
教えてください。
夜の果ての旅と、なしくずしの死は、
一人称でしょうか? それとも三人称でしょうか?
セリーヌって奥さんの名前だったっけか?
お母さんの名前だったっけか?
おばあちゃん
157 :
吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 19:03:15
なぜこの人はノーベル賞を取れなかったの?
才能は凄いのに
158 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 12:40:26
才能が無かったから取れなかった。
これくらいの才能は世界には一杯いるから
159 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 13:53:07
音楽におけるロックの発明に匹敵する
小説文体の革命だす。
剥きだしの生の感情を書き言葉に定着させただす。
セリーヌ以後は、リアリズムの枠のなかにとどまろうとする者は、
もはやセリーヌのようにしか書けないだす。
まあ、リアルの基準を変えちまったってとこだす。
対独協力の嫌疑かかった奴にノーベル賞なんて
やるわけないっしょそりゃ。
ノーベル文学賞はノーベル政治文学賞に名前を変えるべき
161 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 15:19:33
159が言ってる文体は、夜の果ての旅にも出てる?
それともそれ以降の作品?
162 :
吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 21:39:07
世の果て以降は、みんなセリーヌのように書いたから
革命の衝撃は薄れたよね。あたりまえだけど。
文体って意味で完成度が高いのは、やっぱ亡命三部作じゃね。
城から城、北、リゴドン。もっとも仏語でおれ読めないけど、
エロイ先生たちはそういってるよ。
163 :
吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 12:21:34
ノーベル賞を取れなかった普通の作家だね
164 :
吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 19:09:20
生田スレ もうないのか
165 :
吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 03:00:56
>>145 それ俺も思った。セリーヌってけっこう笑えるよね。
困ったことに「激烈な反ユダヤ文書」といわれる檄文?
パンフレットもどこか可笑しくて、
これでまじ絞首刑になりかけたんだな、
と思う不思議な気持ちになる。
生田耕作にぼろくそに言われただけあって、高坂訳はやっぱり酷い。
河出文庫版「なしくずしの死」を冒頭部分だけでも
集英社の世界文学全集の滝田文彦訳と較べれば一目瞭然。
んで、前にixionも言ってたんだけど、筑摩世界文学大系の第80巻「セリーヌ」を
古本でもいいから手に入らんもんか。都内に売ってる店あったら教えてください。
私は高坂訳の方が好きだけどね。
170 :
吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 22:11:52
登場人物が作中で自作を「セリーヌのコピー」と批判する
ソレルスの『女たち』が文庫化されたけど
セリーヌの読者の大半はもう読んでるかといえば
まだだろうと思われ。
171 :
吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 01:41:31
俺日本人じゃなくて良かったー
よかっぺーよかっぺー
誤爆しまんた><
173 :
吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 01:45:24
生田スレ は永久不滅
【京都大学教授】生田耕作スレ【マニアから人気】
174 :
吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 15:13:53
煽り王、死神博士とかいうのどこ行った?
冒頭読んだけで腹筋が崩壊しそうだ
もしかして俺にセリーヌは早すぎたのか?
いいえ、むしろあなたには実にしっくり来たということでしょう
『なしくずしの死』高坂訳冒頭部分
みんなまたひとりぼっちだ。こういったことはみんな実にのろくさくて、重
苦しくて、やりきれない……やがて私も年をとる。そうしてやっとおしまいっ
てわけだ。たくさんの人間が私の部屋へやって来た。連中はいろんなことをし
ゃべった。たいしたことは言わなかった。みんな行っちまった。みんな年をと
り、みじめでのろまになった、めいめいどっかの世界の片隅で。
きのう八時に管理人マダム・ベランジュが死んだ。夜中に大嵐が起きた。高
台の、私たちが住んでいるところでは、家が揺れた。やさしくて親切で忠実な
友だちだった。明日ソール通りで埋葬だ。彼女はほんとに年寄りだった、老い
の極みに達してた。私は彼女が咳をし始めた日に言った。《とにかく横になら
ないようにね!……ベッドの上に坐ってるんですよ!……》心配してたんだ。
それがとうとう……どうも、なんともはや……
178 :
吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 19:44:48
『なしくずしの死』滝田訳冒頭部分
こうしてわれわれはまたも孤独だ。すべてはこんなにも遅く、重く、もの悲
しい…… もうじき私は年をとるだろう。そしてついにはこれも終わりになる
だろう。私の部屋には大勢の連中がやって来た。奴らはいろいろなことを言っ
た。たいしたことじゃなかったが。そして出て行った。奴らはめいめい世界の
片隅で年をとり、惨めで、のろくなった。
昨日、八時に、門番のべランジュ婆さんが死んだ。夜のあいだに大嵐が起る。
われわれの住んでいるてっぺんの方じゃ、家は震える。彼女はやさしくて、親
切で、信頼がおける友だった。明日、ソール街で埋葬がある。本物の年寄りで
、まったくよぼよぼの婆さんだった。咳を始めた最初の日、「とにかく横にな
っちゃ駄目だ!…… 寝床で坐ってるようにしなさい!」と、言ってやったも
んだ。あぶないとは思ってた。たら、とうとう……でもまあ、仕方がない……
訳だけ比べても、フランス語が読めないと
どっちが原文のニュアンスに近いのか・・・
読みやすさで言えば断然下の訳だな
181 :
吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 20:13:31
文学部のジャルゴンでは、それを下訳という。な〜んてね。
てっか、直訳に近いだけだろ。
182 :
吾輩は名無しである:2008/03/12(水) 23:25:38
>>1 チャールズ・ブコウスキー「パルプ」を読んで
そう言ってるのかな?
筑摩の世界文学大系の後期3部作の訳はかなりいいね。
3千5百部しか刷られなくって
しかもそのほとんどが図書館だったろうから
読んだ人はごく限られてるだろうけど。
184 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 06:13:14
>みんなまたひとりぼっちだ。こういったことはみんな実にのろくさくて、
「こういったことは」(何を指すんか?w)「のろくさくて」???www
>彼女はほんとに年寄りだった、老いの極みに達してた。
「老いの極みに達していた」って???www
>>185 訳にまだまだ工夫の余地はありそうだが、
君が可哀相な人であることは良く分かった。
187 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 02:03:10
188 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 17:33:55
「パルプ」で車に轢かれちゃう人?
>>188 YES.
ブコウスキーがマジリスペクトしてた数少ない小説家
190 :
吾輩は名無しである:2008/06/16(月) 20:12:22
ノン
だっせースレタイだなしかしw
ブコウスキーはどうしてセリーヌをリスペクトしてたのかなぁ?
いろいろ作品読んでもよくわかんないなー。
大江がセリーヌのこと好きな件についてこのスレの人達はどう思ってるの?
あと、大江の作品についてはどう思ってるの?
194 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 02:13:30
いつもの笑顔がもどったら
>>193 貴方がセリーヌや大江の作品をどう思うかが問題でしょうに
>>196 セリーヌは好き。
大江の本は読んだこと無いけど、政治的なこととかで嫌い。
自分の凄く好きな作家(人)を「絶対に」相容れない人が絶賛する、、
こんなことは頭を混乱させたり、すっきりしない気持ちにさせないだろうかね・・自分だけかな・
>>196 君が、政治的なこととかでたぶんだいっきらいな
たとえばトロッキーとかは、初期のセリーヌをほめたたえてたっけな。
>>197 それは若い頃によくあるあれじゃない?恋に恋。
セリーヌの小説が好きなのではなく、セリーヌ好きなハイカラな自分が好きみたいな。
200 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 18:15:19
>>198 >>199 むむむ、、
ブコウスキーを読んでた時は文中にサリンジャーの文字を探してたな。
見つけた時は驚いたし、褒めていたのは意外だけど嬉しかった。
逆に言うと、相容れない人との繋がりに気付くと動揺しないかな。
んー自分が未熟なだけか
てか大江ってホント節操ないから(文学の趣味は良いと思うけど)、
奴が誉めてたから云々とか言ったら20世紀の文学ほとんど読めないよ。
セリーヌ、ガルシア=マルケス、フォークナー、ナボコフ……
あと古典だとセルバンテスとかウィリアム・ブレイクとか。
彼の偽善的な主義は相容れないものを感じるけど、
体制側に付いちゃう作家なんて面白くないだろ、とも思う。
ま、セリーヌスレなんでこの辺で。文庫で三部作とか出るといいなー。
>>197 大江読めよ、読んでから判断。
大江の魅力のひとつは、悪いところだよ。
君も思ってるだろうが、偽善の悪人だろ。
善い小説じゃなくて悪い小説としての魅力があると思うよ。
体制側に行った偉大な詩人や作家なんて過去にいくらでもいるぞ。
そりゃセリーヌは超一流の作家だから、そこと比べると大江がダメなのはわかるけど
セリーヌの政治的態度は気にならないのに
大江の政治的態度は気になるのかw
このオレサマ、を持たない人間にとってはそりゃあ、
このオレサマだからこそ引き受けざるを得ない「人間のこと」、
こんな意識だって当然に、理解出来よう筈もない。
馬鹿に判ることはない。なにひとつない。
意味なり価値というものはあくまでも、それを見出す、
能力のある者に対してのみ開かれている。
206 :
202:2008/07/17(木) 21:08:21
>>203 この辺で、とか自分で言っといてなんだけど、
その「体制側に行った偉大な詩人や作家なんて過去にいくらでも」
の例を良ければ挙げてみてくれないかな?
いや、あんまり思い浮かばないもんだから……ちょっと興味本位で。
横だが、T・S・エリオットとか。
体制側に行ったとか、ついたとか、ことばが雑駁すぎてどうも...
エリオットとかってただ保守主義者だってだけでしょ。
偉大な詩人や作家は、おしなべて天邪鬼で、まわりが
ソビエトマンセーしていれば反対のことをいうってことだと思うよ。
ある本で、「小説家になるには、何千冊の小説を読むか、
誰それみたいに一冊も読まずに書くか、どちらかじゃなきゃダメだ」という
言葉があって、
その誰それってのがセリーヌかジャン・ジュネだったんだけど
どっちだと思う?
セリーヌって一冊も他作品を読まずに自作を書いたの?
210 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 18:45:18
競り犬wwwwwwwwwwww
競り犬(気に入った!)は、頼まれてゾラについて講演とかしてるし、
同業者を口汚くののしってたりするからまじめに
人の作品読んでると思うよ。
ジュネも本をガンガン万引きしてたし
デビューしたのもコクトーに会いに行ったからだし
他人の作品を読んでないなんてありえないよ
213 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 00:46:53
>>211 それは、作家になってからじゃないの?
デビューしてから読むようになったのかもよ?
あと、ゾラについての講演って、作品じゃなくて
ドレフュス事件がらみじゃないの?
誰だっけな、外人(たぶんフランス人)作家で
小説を一冊も読まずに小説を書いたという人
”ゾラについて”は自然主義についての話だったよ
215 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 05:00:12
鬼ごっこ何とかの人では?
216 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 12:07:46
それ日本人じゃないの
鬼ごっこ
楢山節考の人は、たしか、ほとんど読まずに書いたとか
セリーヌはかなりインテリじゃないの?
小説に変わる知識とかがあったろうし
深沢は非インテリだ的な語られ方をよく目にする。
ジュネって文章がすごくキッチリきれいで古典的なフランス語だって聞いたことあるが…
邦訳しか読んでないのでしりませんが
19世紀の作家だから>>209の言ってるのとは違うかもしらんがマルグリット・オードゥーは何も勉強せずに作家になったといっているよ。
「孤児マリー」しか読んでないけど、純朴な女性が書いた自伝的小説という感じ。
一冊も読んでない作家なんてまずいないんじゃないかな。
セリーヌもジュネも少年期に謎が多いけど、読書家ではあったらしいし
読まなくなったのはむしろ作家としてデビューしてからじゃないかな。
セリーヌに関しては、ラブレーの影響は明らかにあると思うよ。
まあ二人とも影響を自分のものに昇華してるから、オリジナルな作家だよね。
夜の果て?
アタシもういいから
おまえら行っとけ!
みたいな
221 :
吾輩は名無しである:2008/09/26(金) 02:19:32
浮上
222 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 10:49:54
セリーヌを体験するのは良くも悪くも
薬物依存症になることと似ている。
その一度の経験が鮮烈すぎて
一般的に良いものとされる他の文学作品(ヘミングウェイとか)
が全て色あせてしまうから。
その後の読書生活が不毛になる可能性もある。
223 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 10:55:09
そんなに凄いの?ちなみに何を読めばいいのさ?
224 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 15:31:59
凄いというか文体がかなり特殊なんで
それに慣れると普通の文章が変に見えてくる
ヘミングウェイが色あせることに悪い面なんてあるの?
226 :
吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 01:18:54
227 :
吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 01:38:21
へミングウェイは結構、誤読されていたと思うんだけどな
逆に言えば世間がそれに気づきだして
離れていっただけなんだろうが、
フィッツジェラルドやコンラッドのような形で
再評価されると思うよ。
まあ、作品がテキストになるというのは
そういうことなんだろうけどさ
228 :
吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 21:12:08
>>223 ぼくはリゴドンだと思う。文体ってい意味では。核時代のラブレーってだれかいってた。
長い嵐の夜の雷鳴みたいだ。あるいは壮大な交響曲。
最初のページから最期まで、生の純粋持続がそこにある。
正直そろそろ新訳がほしいな
230 :
吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 18:50:40
やはり最初は夜の果てへの旅でしょ。
「・・・」多すぎ・・・
232 :
吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 20:11:28
「・・・」が人生なんだよ。だからセリーヌの文体は人を打つんだよ。
233 :
吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 20:18:58
テリーヌならば好きだが
234 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 00:27:10
年に10冊ぐらいしか本を読まないリーマンだけど、セリーヌの「世の果てへの旅」
は読んだし、再読を重ねてるな。
あとはケルアックの路上と麻雀放浪記は好きだな。
別に仕事ができるようにはならないけど、俺の生活には必要なんだよな。
セリーヌの「世の果てへの旅」が必要なリーマン生活ってどんな生活かな。
>>231 宮沢賢治みたいに判読不明箇所がたくさんあるのかと思った
血管きれるまぎわまで、推敲かさねて意識的に狂気を紙に定着させた
セリーヌにそれは失礼だろ。
238 :
吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 17:39:47
この人それほど才能は感じないな。中二病。
ドストの方が遙かに才能ある。
ドスト>>バロウズ>セリーヌかな。
セリーヌ>ドラゴンボール>バロウズ>ドストだね。
>238
中二病とかいうレッテルを安易に張る人間には才能を感じないな。
そして何故にそこでバロウズ? 比較対象がちょっと……
>>219 遅レスだけど、セリーヌは哲学書を読みまくってたらしいよ。
ただ小説はどうなんだろうか。そこまでは読んでないんじゃない
かな。セリーヌは、裕福な家に生まれて高等遊民してる作家と違うから
読書にあてる時間もそんなになかっただろうし。
自分に子供が出来たらセリーヌを読ませたいと思う?
俺は思わないな
243 :
吾輩は名無しである:2008/11/13(木) 00:38:12
大江がセリーヌを評価したのはなぜか?
敬愛するヴォネガットがすでにセリーヌを評価していて、
「こいつは褒めても大丈夫だ」と安全確認をしたからではないか。
そのヴォネガットを高く買うようになったのも、
すでに一部のSFファン以外の間でも評価が定まってからであった。
再評価の波が起こったときに尻馬に乗ることはあっても、
自ら率先してその波を起こしたことはない。
安全牌にしか手を伸ばさないタイプと見るがどうよ?
違う気がする。
セリーヌ読むならランボーも読みなよ
きっと世界が変わるよ
このスレ見て興味を持ったけど、この人の本はどれも高いね。
ヒューマニスムの袋は、外側が理性で内側に感情が閉じ込められている。
セリーヌもまたヒューマニストだ。
ただし、袋は底をつまんで引っ張り出したように裏返っている。
われ感ずるがゆえに我あり。デカルトの転倒。人間観の転回。
書くべきことの20世紀的発見。
そして、裏返ってはいてもヒューマニスムであるがゆえの限界。
だが、それがかけがえのない魅力。
愛情故に憎悪か
>>248 完同。白洲正子がこんなこと言ってたのを思い出した。
「本当に人間が好きな人は、人嫌いになるのが必然ではないか」
250 :
粗野太郎:2008/11/18(火) 23:47:34
251 :
粗野太郎:2008/11/19(水) 00:01:47
オマエんちにテレビねぇのかよ。
>>250 アポロで世界? まあ君の世界は変わったのかもね。
科学技術の帰結の、そこそこの象徴イベントでしょ。
それ以上の意味は無い。
>>249 そこから遠くにあるのが、無視や無感情などの無関心だからね…
昨夜ショーペンハウアーの人生論読みながら寝たよ
結果、諦観だ。
>>253 書くってことは、まだ完全に望みを絶っていない訳だからね。
楽天する気にはなれないけど、それでも……と。
血塗れのユーモアなんだろうね、これが。
256 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/11/20(木) 11:55:27
>>255 例えば、晩年の芥川は悲惨だ。
河童や或阿呆の一生は、血塗れのユーモアで書いたのだろう。
笑えない事実(現実)
258 :
249:2008/11/20(木) 22:56:48
>>256 ちょっとうれしい。書いておいて何だけど、
この逆説を分かる(分かってしまう)人間、
てのは随分と限られてしまう気がするからさ。
>>257 でも時折、その悲惨さこそが何かの証しのようにも思えるんだよ。
当人は端から見た悲惨を悲惨と感じていたのかな、と……
何冊か読んだけど、自分視点で饒舌に語っておきながらキャラも面白い。
でもいまの時代とどうつながってるのかは謎。単行本高杉だから文庫版で全巻出して欲しい。
夜の果てへの旅が今枕元に
読んだら益々絶望する?それとも慈悲に?
赤いの? だったら枕にはむかない。
哄笑に徹することができずにセンチメンタルに着地してしまう弱さが反ユダ公に繋がっていく
てか"公"ってああたw
例によってでこれもじぶんは、大江で覚えたんだよな。
否(ノン)
non
就職の面接で落ち続けるくだりが超笑えるんですけどww
笑えるってことは今貴方が仕事に恵まれてるってことじゃないかな
いや数年前にリストラされて自宅警備してますが
269 :
267:2008/12/07(日) 13:04:25
俺もつい先日リストラされたよ
夜の果てへの旅なんてしたくもない
そこに慈悲あらず
271 :
吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 17:37:45
(^公^)
272 :
吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 17:44:06
セルバンテスよりおもすれぇのかな
ドストエフスキーも反ユダヤ主義者だったらしいが、どこか似てる?
「虫けらどもをひねりつぶせ」読み始めました
…けど、これ何なんだ
>>274 小説じゃないよ。
セリーヌヲタ以外は読んでも(ry
虫けらどもをひねりつぶせみたいなのは
2chでいくらでも読めるからねw
「虫けら〜」も文学と呼ぶのかな
>>276 うまいこというな。
>>277 どう思うか一週間考えたけど、やっぱりセリーヌの場合は文学だな。
リゴドンの冒頭の黄禍論をみると体質だよ、骨の髄までヨーロッパ人だよ。
そのバカッ正直っぶりが、かえってリアルで俺は好きだけどな。
今夜の果てへの旅を読んでる
すごくおもしろいね
夜の果てと、なしくずしは読んだけど、
あとは文庫で出てないんだよな。漏れは文庫が好きなんだけど、出ないだろうな。
図書館で分厚いの借りるかな。
セリーヌ好きな人は他にどんな小説が好きですか?
ムージル、ルルフォ、ガルシア=マルケス、矢作俊彦、須賀しのぶ。
ルルフォの『ペドロ・パラモ』がまた絶版になったのがショック。
赤川次郎、カミュ
夜の果てがおもしろかったから期待してなしくずしを読みはじめたけど微妙
285 :
吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 01:03:19
286 :
吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 03:48:02
新左翼のネ申だったのか知らん。
287 :
吾輩は名無しである:2009/04/22(水) 02:12:45
T・ベルンハルトとかはどう?
288 :
吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 08:17:42
カミユ、ムージル、サルトル、ドストエフスキー ラディゲも好きです。
みなさん音楽は何好きか教えてください。
289 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 14:04:57
290 :
吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 13:41:23
ドンキホーテ読み終わって次は夜の果てへの旅を読むぞ
ずっとずっと読みたいとおもっとって初セリーヌだ
高坂訳、読みにくすぎる。
>>291 『旅』の翻訳は圧倒的に幾多交錯。
ただ、交差火薬『なしくず死』文庫版は別人のように読める。
>1
うまっ <スレの立て方
>>292 そうなのか?
なしくず死でダメなんだが…
俺は旅は高坂のほうが全然良いと思ったけど
フランス語が読める人だとどうなんだろ?
セリーヌ自体が基本的に読みやすい文を書く人じゃないよね?
セリーヌの小説の書き方は散文に該当するんでしょうか?
あれが韻文だとでも?
>>297 無知なものです。
では散文なのですか?
299 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 12:36:13
韻文ではないよな
300 :
粗野太郎:2009/05/11(月) 12:57:21
風邪とともにセリーム、ってか。
はは。
おい、オマエら、なんで笑わねんだよ。
↑深刻なバカ。
>セリーム
きみセリーヌしらないの?
303 :
吾輩は名無しである:2009/05/16(土) 23:55:27
夜の果てへの旅読み終わった
何これ
なんだかな
304 :
吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 16:13:07
敗残の巨人読んだ人いる?
一応読んだ。資料的価値はあると思う。
けど、セリーヌって作品が凄すぎるから、
どんな論考読んでも不満になるんじゃないかな。
306 :
吾輩は名無しである:2009/06/28(日) 19:35:24
セリーとセリーがごっつんこ
セリーヌって結局「夜の果てへの旅」だけじゃね?
異論は大いに認める
308 :
吾輩は名無しである:2009/06/30(火) 01:07:09
バーから飛び出した途端に車に轢かれて死んじゃう人?
夜の果て と なしくずし の後は何がいい?
亡命三部作?ギニョルズバンド?
>>308 そうそう、
ってブコウスキーファンじゃないと分らない気が。
>>309 個人的にはインタビューがオススメ。
『ライターズ・アット・ワーク』の奴とか。
自分の文体について語ってたりとか、
「カネがあったら誰が書くかボケ」とか。
311 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 20:19:23
開高健が
もっと若いときに読んでいたなら、人生違ってた
と言っていたけど、俺は思った以上にハマらなかったな
ちなみに、愛読書はチェーホフ
312 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 21:15:01
おじさんの場合は、ちょっと人生変わったかもしれない。
観念の世界から、世の果てへ、なしくずしの死へ=死ぬべく予約されてる人生へ、
出ていけと背中押されたような気がするね。いまから思うと。
おじさん良いこというね
その一言に尽きるね
314 :
吾輩は名無しである:2009/07/31(金) 10:20:49
自宅警備員としての孤独な生活は世の果てといえるのでしょうか?
精神的にはかなりきついですが
セリーヌもバルダミュもあれでお医者さんだからなあ。
職業的プライドの高さと商売のせち辛さとの、
ものすごいギャップを味わってる気がするから、
そういう俗な意味では、自宅警備員はまだ世の前段階かもよ。
高坂以外の訳で読みたい。
317 :
吾輩は名無しである:2009/08/08(土) 02:05:24
>>316 逝く田耕作じゃダメなの?
英訳もなかなかだったけど。
>>311 チェーホフの方がセリーヌよりずっと闇が深いからな
でもセリーヌの小説は読んでたら笑っちゃうことあるよな
どたばた喜劇みたいなところもあるよ
吉本新喜劇=セリーヌ
現実の悲惨さを際だたせるために現実以上の悲惨さをもって描写するという手法はお笑いに通じる
志村けんのお婆さんの真似みたいな
323 :
吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 23:48:09
セリーヌ、チェーホフ、ゾラ、モーパッサン、スタインベックあたりが好きな人は鬱と自殺に気をつけましょう
何を隠そう当てはまる私は鬱歴22年、自殺未遂3回経験者です
いつの間にか深みにはまって這い上がれなくならないように笑い飛ばして読みましょう
>>323 どれも大好きな作家だけど自殺なんて考えた事もない
まぁ悲しさの漂う作品かいてるけど、根本は下手くそなりに頑張って人生生きてる人達の話なんじゃないかな?
でも感受性が強いと悲しい部分に強く影響受けて鬱になんのかな?
325 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 20:24:11
読んだから鬱になるのではなく
鬱気質の人が好きになることが多いと思うのであります
そんな人だからのめり込んで思い込んでドツボにはまるのであります
そうかな。
虫けらのユダヤ人を朝鮮人に置き換えて読むと元気になれます
カス。くそネットウヨ。
セリーヌはネトウヨ
セリーヌはネットウヨじゃないよ。セリーヌ生きてた時、ネットねーし。
匿名に守られて悪意のプロパガンダするやつをネットウヨ言うんよ。
銃殺されたフランスの右翼の方がJapのネットウヨよりよっぽど、
せいせいどうどうスガスガしいぜ。
セリーヌとブコウスキーを同時に読んでいる俺は
死にたいなんて思わないね
本で感化されすぎるって怖いよ
>>331 はいはいjapjap。
お前も匿名に守られてjapとか使っちゃってるねー。語るに落ちるとかこの事だなw
フランスの右翼がすがすがしかろうが、あんたはネットウヨと同列だよ
糞チョンgookなんかほっとけよ
335 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 22:28:28
こんな過疎スレにまで、嫌韓厨がでっぱってくるって、しんそこ怖いよな。
日本どうなる。てか、2chて罪作りだよな。
バカに発言機会与えたって意味でさ。セリーヌは墓場で泣いてるね。
>>323 自殺に3回も失敗したのは何で?
最初から死ぬ気のないなんちゃって自殺?
337 :
吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 22:18:28
墓石に”NON”の一語
シブ過ぎ!
ちなみに奥さまはバレーリーナー
"Non"は神話。
実際は帆船の絵が刻まれているらしい。
>>338 「らしい」はいらないよ。事実だから。
おれの心の中では「Non」のままだけどね。
あっそ(おならプッ)
341 :
吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 21:35:32
自分の心の中にしかないと知りながらそれを挙げて
「シブ過ぎ!」とかいっちゃうのって頭おかしいだろ……
負け惜しみもここまで来ると清々しいな
342 :
吾輩は名無しである:2009/10/03(土) 08:30:50
>>341 格好つけてるのは確かだが、負け惜しみ……なのか?
343 :
吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 19:49:28
337の時点では「墓石に“Non”」のガセネタを信じてたのに
338から事実を知らされて「そんなの知ってるもーん
僕ちんの心の中ではそうだからいいんだもーん」って
絵に描いて額に入れたような負け惜しみだろ
後期三部作読みたいが値段がorz
346 :
吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 14:20:11
カート・ヴォネガットが
40代過ぎて初めてセリーヌ読んで
おおいに驚愕したそうだけど
そういえばヴォネガットとセリーヌって
作品の通奏低音が似ている気がするな
セリーヌってブランド物のことかと思った
348 :
吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 23:40:50
あとガルシア=マルケスな
やめてくれっての
セリーヌでNON
>>346 正直セリーヌ読んで作家としてダメになっちゃった気がする。
下手に社会派に走っちゃったというか……
『スローターハウス5』は「セリーヌの無惨な模倣」、
ってヴォネガット自身も言ってたっけ。
351 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 17:59:11
作品の通奏低音が似ている気がする
352 :
ザ・スミス:2009/11/24(火) 21:35:50
作品の通底音をいうならギュヨタじゃね?
353 :
346:2009/11/26(木) 10:31:31
>>350 『スローターハウス5』は「セリーヌの無惨な模倣」
という発言は知りませんでした。
>>351 >>352 「作品の通奏低音」=小生の音楽的素養の発露です。
音痴の皆さんごめんね
354 :
ザ・スミス:2009/11/27(金) 00:41:15
やっぱロックだよなw
355 :
ザ・スミス:2009/11/27(金) 01:23:13
もしかしてエデン×3誰も読んでないとか?w
356 :
ザ・スミス:2009/11/28(土) 16:47:32
うふふ
朝食とスラップスティックしかヴォネガットは読んでないけど、
なしくずしを読んでる途中に似ているなぁと感じたら、案の定セリーヌの影響受けてるのね。
ヴォネガットは人から薦められて、セリーヌはドアーズの影響で読み始めたけど、
不思議なところで繋がるものですね。求めている何がしかが近いからかしら。
358 :
吾輩は名無しである:2010/02/28(日) 11:11:00
虫けらの冒頭部面白いなぁ。
当時(今も?)の彼の作品への世間の反応やら彼自身の反応やら。
359 :
吾輩は名無しである:2010/03/13(土) 16:30:40
>>358 いっとくけど、原題のBagatelles pour un massacreって、
虫けらどもをひねりつぶせじゃないからな。
360 :
吾輩は名無しである:2010/05/01(土) 23:01:32
同じような反ユダヤ作家でルバテの作品読んだ人いる?
「残骸」って興味あるのですが、どう?
361 :
吾輩は名無しである: