俺と文学を語るスレ

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ぼちぼち語ろうか
2:2006/11/30(木) 22:53:11
じゃあ語るか
3吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 23:44:34
どうぞ。
4吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 23:45:38
かたれや!!!!!!!ぼけが!!!!!!!!
5:2006/11/30(木) 23:48:30
お前だれだ?
6吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 23:49:50
はよかたれや!!!!!!!!!!このうんこやろうが!!!!!!!
7:2006/11/30(木) 23:50:15
そろそろ語るわ
8:2006/11/30(木) 23:52:51
ちょっとまて、俺が先に語る。
9吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 23:53:01
すぐ語れや!!!!!
10:2006/11/30(木) 23:54:09
俺が先だ。
11吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 23:55:01
もうおもんないんじゃぼけ。頭悪すぎるよ。
反射神経が鈍いんだよ。
ボキャブラリも貧困だしな。
そんなことじゃ文学に触れないほうがいいと思うよ。
くそだよ。おまえは。
12:2006/11/30(木) 23:56:32
あほがいるな
13:2006/11/30(木) 23:57:41
お前らちょっと黙ってろ。俺が語るから。
14:2006/11/30(木) 23:58:27
語ってくれ
15:2006/11/30(木) 23:59:28
いや、やっぱ俺が語る
16:2006/11/30(木) 23:59:39
なにから語るか。
17:2006/12/01(金) 00:00:38
どうぞ。
18:2006/12/01(金) 00:08:40
流れていくのを待つか
19:2006/12/01(金) 00:09:30
文学語ろうぜ!
20:2006/12/01(金) 00:10:57
俺の文学について?
21:2006/12/01(金) 01:24:01
語るか
22吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 11:44:18
kimotiwaruine
23俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 22:41:32
すみません。1です。
2以降の俺は俺じゃありません。
とりあえずトリップつけます。
24俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 22:57:19
とりあえず安部公房の「燃え尽きた地図」について。
つうか、「居場所」って言葉って、いつごろから流行ったんだろうか。
昔から使われてたのかな?
なんかこの言葉、すごく違和感がある。
あの人は居場所がない、とか言うけど、現に「居る」ってことは、
そこが「居場所」じゃないんかい。。。っていうようなことをずっと考えていた。
これって日本特有?
外国の存在論がしっかりしてる文化でも、こんな発想ってあるのかな。
ともかく「燃え尽きた地図」は、「居場所」ってことばを真に受けていろいろ考えちゃうと
陳腐な読みしかできなくなる気がするね。
ではどうすればいいのだろうか。
25吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 23:00:06
俺にお願いしたいんだけど、三丁目の夕日やってるし、吉行淳之介の板つくれや
26吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 23:03:20
ライ麦畑なんて居場所を探す旅みたいなものだろ。
27俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 23:07:17
「居場所」に限らず、なんというか、関係論的な発想ってのは、
歴史的研究ならともかく、社会の現実を考えるときにはほんと不毛だよね。
関係により規定されるって言うとき、暗黙の内に、
その関係を成立させる力学ってのが、前提として自明視されちゃって、
同時に視界から隠されてしまうんですよ。
だからどっかで関係に先立つものを想定しておかないと。
安部の「燃え尽きた地図」ってどんな研究がなされてるんかな。
どんしてもいやなんすよ、安部の仕掛けた土俵の上で何か語るような精神が。
ああ、ちがう、そんなんじゃない、「居場所」とかじゃないんだ、
それを「居場所」の問題として語ること字体が、根本的に何かおかしいんだ。
僕たちはそんな精神圏に閉じ込められてしまいたくないんだ。
だから俺は安部公房が、っていうか安部にかこつけて何かわかったようなこと言う奴が嫌いです。
28吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 23:19:30
実存に対応さして居場所という概念を措定しただけじゃね?
29俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 23:19:45
これをミステリ風とみた場合、
とりあえず松本清張の「砂の器」が思い浮かぶ。
なんとなく全体の空気が。
でもさあ、現代人は、とかさ、人はこうして、
とかいうのは何かちがうんだ。
たとえば要するに何とかできるはずなんだ。
なぜそこを何とかできないんだ?
30俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 23:23:59
>>28
頭が悪いんでようわからん。
もっとぐだぐだ説明してくれんと。
1行で言い切って「だけじゃね」じゃわからん。
君ももっとグダグダしてみろ!
ああ俺はどうすればいいのか。
だけじゃねえよ!
そんなんじゃないんだ。
もっと遠くまで走るにはどうすればいいのか、
それを山道を歩きながら考えてみろよ!
31吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 23:29:24
横から悪いが、もうちょっと整理して話してくれんと分からん。
32俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 23:29:45
いや、ちょっと考えたらわかってきた。
やっぱ「実存」ってそういう話になっていくんだよね。
それが俺は嫌なんです。
それが「実存」だって言うとき、
実存を実存として現象させてるものがあるだろうと。
それをぶち壊さないとだめなんだ、それを黒く塗り潰していかないと
僕らはもう何も考えていくことができないんだ。
とりあえず俺はそこをぶち壊していく文学じゃないと信用できないんです。
つうか、そう考えれば、現代文学はまだ「実存」って言葉のまわりをうろうろしてるだけなんですね。
33吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 23:30:48
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ    
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34俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 23:31:42
>>25
このスレ建てたから、もう建てれん。

もう食べれん、もう食べれん、もう食べれん、腹いっぱい!
35俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 23:35:17
>>26
ようわからんが、原文で読んだか?

要はあくまでも存在や本質があるから、実存があるって話だろ?
最初から実存が出てきたわけじゃない。
そこを誤解したところに現代文学の陥穽があるのかもしれん。
実存として取り出された実存は既に本質化されているわけだ。
36俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 23:37:40
>>31
いや、わかる必要はない。

わかったって何の得もないでしょ。
俺はただどんどん吐き出していきたいだけなんだ。
要するに法人税減税!
これを阻止できなければもう日本は滅びるんだよ!
37俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/01(金) 23:41:58
とりあえず俺は何をすればいい?

法人税減税が行われるこの世界で?
そうだ、法人税減税こそは、実存主義の思想かもしれん。

とりあえず今日は40までiきたいのだ。
38吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 23:54:07
箱男は実存と「実存を実存として現象させてるもの」を切り離そうとした実験。
39吾輩は名無しである:2006/12/02(土) 00:44:10
お前園児じゃないだろ−ナ。
40俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/03(日) 00:12:45
今夜もやってきましたよ、俺と、もとい俺が文学を語る時間。

>>38
コメント有難うございます。

うむ、その「切り離し」感にわれわれは
いささかのわざとらしさを感じないわけにはいかんのですよ。
41俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/03(日) 00:21:04
さて、今日の作品は村上春樹の「カンガルー日和」だが、
いや、これって、なんかすごくいい作品のようにも見えるし、
逆にすごい陳腐などうしようもない作品に思える時もあるんだよね。
初めて読んだときは、思わずカンガルーの視点で読んですげえって思ったけど、
次に読んだら、結局、単に「私」のヤレヤレ感みたいなものだけかなって思えた。
それならくだらないじゃん、って。
ラストでこれは何か言い切ってんのかな、
それとも空白を残してるか、ギリギリのとこでどっちかわからんおよのう。
1ミリくらいの隙間だけど、この作品はまだ死んでない、
やっぱそこには、精神の自由のための空隙が残されてると今でも思いたいのである。
42俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/03(日) 00:24:12
>>34
おお、2ちゃんねるやなあ、って感じのレスを賜り、
まことに有難く心より御礼申し上げます。

>>39
園児ですが何か?
43俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/03(日) 00:28:22
厳密に言うと、2回読む前に、
最初にこの作品は「聴いた」んですよ。
ラジオで。
昔TBSラジオで、講談社がやってた朗読番組あったでしょ?
講談社ラジオブックスだっけ。
まだやってる?
あれでやってたんですよ、カンガルー日和。
あのカンガルーの声が耳に残って、
カンガルー側から読んでしまったって部分もある。
44俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/03(日) 00:34:52
はい、では次回の作品は、えっと、尾崎翠の「歩行」です。
鮮烈なイメージは残ってるんだけど、具体的なディテイルをけっこう忘れてるから、
ちゃんと語れるかわからんな、作品変更するかもしれんが、
まあとりあえず、みんな予習してきて下さい。
これまでの内容に質問、意見などがあったらレスしとくように!
はいでは今日はこれで。
45俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/03(日) 21:37:52
はい、はじめます。
今日は尾崎翠の「歩行」です。
この作品は文体がいいです。
主人公に焦点を合わせて読みがちだと思いますが、
俺は何と言っても、あの「おばあさん」がいいと思います。
あのおばあさんがいなければ、弱い作品になっていたでしょうね。
孫を心配しておはぎを作る心情の切なさ、その生き方。
やっぱこの作品はあのおばさんの側から読まないと何も見えてこないです。
今日は憂鬱なのでこれまで。
次回の作品は、福沢諭吉の「学問のすすめ」です。
46アパッチ浮浪者団:2006/12/04(月) 16:51:07
こんなに腐ったスレ 大感動!!!!!!!!!!!! やっぱり人間てクズだね!
哲学もすてたもんじゃないね!20から38まで思想の効用の結果、このような
人にナリアシタ。
では行きます。二足歩行と糞尿eatingは陰部への刺激がgood
脳がココチヨインデス。アグリッパです。
与作のふんどし引き裂いて筋をいじります。筋は通るこれがてつがく浣腸大王
なんという欺瞞。当然の自己保身!生とは刺激への一本道
興奮してきた。エキサイトチンポイダヨみんな!!!!!!!!!!
キクアキツウキキュタウyリュチクユキジェシフウジョキオオクイオイキオイオdジョsjpg
業務中でもモンダイナイヨ。だからちんぽからカウパーでてるよ。。。。
モンダイナイヨ  悩む暇にチンポいじれよ。自殺するなら暴力ふるえよ。
ナニモコワクナイ 絡み合う二律背反肛門のヒダ・・・人生のヒダ・・そしておくヒダ


47吾輩は名無しである:2006/12/05(火) 20:31:52
文学が文学足り得る為には何が必要か
何がただの紙上の染みから人間の未来を描かせるのか
48吾輩は名無しである:2006/12/05(火) 20:38:45
文学って未来予知だったのか
49俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/06(水) 21:05:21
はい、俺ですよ。
あのあと憂鬱から多忙、疲労と移行してまして、
文学を語れませんでした。
50俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/06(水) 21:06:07
では今日は福沢諭吉の「学問のすすめ」。
要するに俺としては、日本の近代文学はですね、
坪内逍遥でも正岡子規でも国木田独歩でもなく、
福沢諭吉から始まったと言っていいんじゃないかと思います。
福沢において文学は「欠落」として規定されるしかないものだった。
即ち漢詩文や和歌など従来の文学を「虚学」として否定したあとの
「空白」としてのみ文学は存在していたわけです。
福沢がそんな「空白」ってのを概念的に作り出したからこそ、
後続の「文学者」たちは、その「空白」にさまざまな彩飾を施すことができたわけです。
51俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/06(水) 21:11:28
以上。
で次回はですね、うーんと、何にしようかな。
決めました。志賀直哉の「剃刀」です。
みんな読んでくるように!
52俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/07(木) 22:24:19
はい、俺です。
俺は高校のときこれ読んで、
それ以来今まで、床屋で髭剃ってもらう時、
すごく緊張して仕方がないんだけど、
今検索してみたら、同じような経験書いてる人が何人もいるんですね。
いや「剃刀」恐るべしですね。
53俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/07(木) 22:31:04

文学とは何か、みたいなことが語られる時に出てくる言説として、
すぐれた文学作品は、世界の見え方を変容させる、ってのがあるけど、
これなんかまさにそうですね。
今まで安心して任せてたのが、急にこわくなる。
この人が「ああいう人」だったらどうしよう、
って考え出すと、ますますそう見えてくる。

その意味では文学は実学です。
現実に人と世界の関わり方を変えちゃうんですから。
まあ床屋でのほんの一瞬だけの「実」ですが。

志賀直哉、とりあえずこの作品だけは馬鹿にできません。
54俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/07(木) 22:34:16
はい、今日はこれまで。
次回は谷崎潤一郎の「秋風」です。
読んでくるように。
55俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/08(金) 22:29:16
>>47-48
それは重要な側面ですね。
歴史的にも「文学者=預言者」っていう言説はありますしね。
まあ問題はその「未来予知」が全体主義的な形式でなされるか、
個別の意志としてなされるかという部分ですね。
もちろんこれは描き出されたビジョンじたいが、
全体主義的社会か個人主義的社会かってことじゃなく、
表現のスタイルの問題ですが。
56俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/08(金) 22:38:49
というわけで今日は谷崎潤一郎の「秋風」です。
この作品は最初の部分が全てですね。
神経衰弱で憂鬱だからいつか見た青空が恋しい、
要約してしまえばこんな陳腐なことをしれっと真顔で語ってるのは、
まあ無茶苦茶と言えば無茶苦茶なんだけど、
そんな臆面のなさを子細らしく取り上げて谷崎を神話化しても意味はないわけで。
単純にこの文の運びがすばらしい。内容じゃない。
っていうか、陳腐な内容を説得力もたせて書くってのはすごいことです。
言葉ひとつで世界は変わる、ってのは本当にあるんですね。
57幼女たんを攫いてぇ:2006/12/08(金) 22:46:50
全集しか載ってね作品じゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
58俺 ◆A8dneGS0U. :2006/12/10(日) 00:30:33
次回の作品は岡倉天心の「茶の本」です。
できれば原文(英語)で読んでください。
59名無し募集中。。。
>>50
そういえば伊藤整著「日本文壇史」も福沢諭吉から始まってるね