■ヘンリー・ミラー 20世紀の巨匠■

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1吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 00:55:38
この間建てられたスレが即落ちしたのでもう一度立てました。
(そのときの>>1さんとは別人です)
まあ即落ちしない程度にぼちぼち語りませう。
2ミラースマック:2006/11/27(月) 01:11:36
スレ立てわりーな有り難う>>1
おれがミラースマック、1日一回濃厚なレスを届ける者だ。

さて、ヘンリーミラーと俺の出会いといえば、
いわゆる悪漢が喋り回る小説を片っ端から舐めまくってた頃《北回帰線》を読んだ
たまげたぜ。全くわからなかった。
シロート中のシロートだった俺だから仕方ない。
とにかくカッケーと意味もわからず内叫していた。
《北回帰線》から印象的な言葉を抜き出してみるか。
印を付けてないので、あくまでパラッとめくりながら俺に引っかかった言葉だ。
《ぼくたちは、あまりに順応的になっている結果、かりに明日逆立ちして歩けと命令されても、いささかの抗議もせずに、そうするだろう。》

ムッシューマダム!
俺の日常にぴったりの言葉が見つかったぜ!

けっ、糞ったれな人生だぜ!
3吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 01:16:51
もう落ちたのか。保守しておくね。
4吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 01:19:52
期待あげ
5吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 03:56:14
ロレンス・ダレルのアレクサンドリア・カルテット等について語るスレも立てて欲しかった
6吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 11:38:22
当分AGE
7吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 11:51:45
私小説なのになぜあんなに詩的なんでしょうか?
「北回帰線」
わかります?
8吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 12:59:40
AGE
9吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 19:55:36
保守
10吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 23:07:43
『南回帰線』もよろすく
11ミラースマック:2006/11/28(火) 00:54:28
さて、今日は《南回帰線》を語るか。
《北回帰線》についてはまた別の機会にじっくりやってやる。

さて、俺の貧弱な且つ岩窟な読書の中でもこれは印象が強い。
北の時にはチンプンカンプンだったのが、南だとよくわかった。
いや、分かり過ぎた。
詳しくは、明日だ。
今日はおれも疲れているからな。
12ミラースマック:2006/11/28(火) 05:25:35
今、《北回帰線》を読んでたけど
ショボいと思ったぜ
もはや時代が違うな
さて、仕事だ。
雨が降っている。
13吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 11:41:39
age
14ミラースマック:2006/11/29(水) 02:53:23
いやはや

ミラーの顔はゴリラそっくり
15吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 03:17:22
アメリカではサリンジャー、日本では春樹が登場してから、どんどんゴリラが撲滅されていったんだよ。
16吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 03:20:57
ミラーが無名時代に書いた『オプス・ピストルム』っていうポルノは、
暗黒作家の面目躍如だよ。
まあまあ過激。
なんやかんやいって才能ある人だと思うな。
17吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 03:22:10
ヘミングウェイの時代は野生的、情熱的なアメリカ。
ヘミングウェイはいわゆる「失われた世代」を代表する作家。
ヘミングウェイが『老人と海』を書いたのが1952年、サリンジャーが『ライ麦畑でつかまえて』で大人の世界のさまざまな虚偽を告発したのが1951年。
18吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 03:25:29
第二次世界大戦のアメリカ兵と、ベトナム戦争の映像でアメリカ兵の歩きを比べると、力強さが全然違う。
19吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 03:31:44
プレカリアートの先取り面目躍如
20吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 03:35:36
>>18
第二次世界大戦でのアメリカ兵の歩きっておっしゃるけど、
全然そんなことはない。「バターン死の行進」がそれを露呈している。
21吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 03:38:34
なにこの自演スレ
22吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 03:41:13
時代によって、文学も戦争も速度が違う。
おそらく、昔は魂で戦ってたんだよ。
一人の人間を殺すのに、恐ろしい量の言葉をつぎ込んだりしてるじゃん。
23吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 10:40:12
保守
24吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 22:28:13
hosyu
25吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 13:24:37
ミラクル
26吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 01:53:03
日本にこのスタイルの作家はいないね
大江はだいぶ影響を受けているようだが
27我輩は名無しである:2006/12/13(水) 19:46:13
>>26
このスタイルって、どういうスタイルよ?

オレは講談社文芸文庫の「南回帰線」読んでるところ。

私小説的+詩的ってことか?
28吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 19:50:10
なんで? ヘンリーミラーと言えば吉行淳之介じゃないの?
29吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 06:32:29
吉行さんってよんだことないからわかんない
30吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 09:18:00
吉行はミラーの訳もやってたな
31吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 11:00:02
吉行淳之介は第三の新人の一人で戦前に新興芸術派の一人としてだった吉行エイスケの息子。
しかも、イケメン。
母親の吉行あぐりは『あぐり』としてNHKの朝の連続テレビ小説でドラマ化された。
32吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 14:04:40
ヘミングウェイより才能あるね。
33吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 14:09:17
なんでヘミングウェイのほうが
フォークナーやミラーより評価されるのかっていったら
それは大江健三郎や安部公房より村上春樹のほうが評価されるのとほぼ
同じ感じの理由から?

ヘンリーミラーは天才だよ。人間観察にすぐれているし
リアリティがあるしね。
この人にノーベル文学賞やらなかったのが不思議だ。
34吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 14:12:55
北回帰線を読んでるところだが
断然 村上春樹やらヘミングウェイよりすごい小説だ。
35吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 15:42:40
文学板ロゴに使われてる男性って誰?
スレ違いだとは思うが該当するスレも無いから尋ねてみる
36我輩は名無しである:2007/02/21(水) 16:39:16
南回帰線 読んでまつ
37吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 22:24:50
『愛と笑いの夜』180円で手に入れたぜage
38吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 06:38:35
>>35
カミュ
39吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 21:06:51
ブラッサイっていう有名な写真家が、
パリ時代のミラーを回想していた本(「作家の誕生」みすず書房)があったな。
ミラーに対する温かい視線、友情が感じられるいい本だよ。

オーウェルのミラー評もいいね。
これは岩波文庫になってる。
40吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 21:09:51
ミラーたん
41吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 21:31:42
クソ豚エラーたん(笑)
42吾輩は名無しである:2007/05/17(木) 14:23:37
セ ク ロ ス 
43吾輩は名無しである:2007/05/17(木) 23:19:44
ボリス、フィルモア、カール、ジネット、イヴェット等々、人物が入り乱れて読むのが大変。
時間、空間、人称が飛んで頭がくらくらする。何とか読み終えた。
ボードレール『パリの憂鬱』
ポー『群集の人』
オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』
永井荷風『ぼく東忌憚』
なんかとモチーフが似てるね。
街の徘徊、ホームレス手前、浮てしまった主人公。こういうの好きだな。
44吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 17:56:58
45吾輩は名無しである:2007/07/14(土) 11:04:35
『アレクサンドリア四重奏』『黒い本』復刊のダレルを評価したのもこの人。
46吾輩は名無しである
性の世界