森鴎外スレ

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1吾輩は名無しである
鴎外のスレがなくなったようなので立てておきます。


漱石と並ぶ明治の大文豪ですが、現在では前者と比べ言及される機会も少なく、愛読者としては残念な思いもしておりますが、
舞姫、うたかたの記など初期の作品から、青年、雁といった代表作、晦渋な晩年の史伝まで、ここでは幅広い議論ができれば幸いです。

(「鴎」の字は常用外です)
2吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 00:39:02
「普請中」ってよく分からんかったのだが、どういうことだ?
何を描きたかったんだ、ただの私小説か?
アフォでスマソ・・・
3名無し募集中。。。:2006/11/26(日) 00:52:23
新スレおめっ\(^O^)/
4吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 11:17:54
>>2
背伸びをして海外列強の仲間入りをしたつもりでも「日本はまだ普請中だ」ということが一番書きたかったのでは。
そういうありきたりの事くらいしか思いつかない・・・・・orz

前スレで幾度も「普請中」を押していた人がいたから、その人に意見を聞いて見たい。
5吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 11:29:20
牛鍋が好き
6吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 17:08:53
即死防止あげ
7吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 19:03:50
>>6
あげてないじゃん。

>>1
「代表作」という言葉が気になったんだけど・・・世間的に最も知られているのが「舞姫」でしょう。
次が「高瀬舟」あたりかな? でも識者に最も評価が高いのが「渋江抽斎」だよね。
「雁」や「阿部一族」も無視できないし、色んな分野で活躍しただけあって、この人の場合「代表作」
を挙げるのは非常に難しいね。
8:2006/11/26(日) 19:08:45
訂正

×色んな分野で活躍しただけあって
○色んな方向性の作品を発表したから

変な文章でスマソ
9吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 21:54:28
即死防止さげ
10吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 22:17:51
 去年、日本楽劇協会のために書き下ろしたが日清戦争のあおりをくらって没ってしまったオペラ「オルフェエとウリディーチェ」の訳詞「オルフェウス」が東京芸大で舞台世界初演。紀伊国屋に公演DVDあり。
また鴎外が漢詩の基ネタとした「ゼッキンゲンのトランペット吹き」の抜粋上演が東京である。
 それと、ぁー(汗)、「舞姫」のエリスとその娘が活躍する映画が12月に・・・
11吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 07:58:07
即死防止あげ
12吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 17:12:58
鴎外好きの人はやはり荷風好きなのだろうか?俺はそうだが。
13吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 23:45:46
>>12
鴎外好きだけど、荷風はあんまり読まないな
鴎外はとかく難解と言われているけど、むしろ思考の過程が文章に直結しているから案外読みやすい
漢語に興味があればすんなり読める所があると思う
荷風より読みやすいよ、俺は
三島あたりとくらべてもずっと簡潔な文章を書いてると思うよ
14吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 00:35:13
全集はまだか岩波。
15名無し募集中。。。:2006/11/28(火) 07:03:39
荷風は断腸亭日乗くらいしか持ってないなぁ
16吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 16:37:58
荷風が鴎外を崇拝しているからな

鴎外に強い影響を受けた文学者
永井荷風、芥川龍之介、中島敦、太宰治、石川淳、三島由紀夫、平野某
とっさに思いつくだけでもこれだけ居るが、漱石の場合もっと居るだろうな、てか日本のほとんどの文学者
17吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 17:54:57
>>16
白樺派のメンバーは鴎外のことは殆どと言っていいほど尊敬していなかったそうだ。
18吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 19:17:30
そもそも志賀直哉あたりが、鴎外の史伝をすらすら読みこなせるとは思えんからな。
有島武郎あたりなら読んでそうな気もするけど。
19吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 23:20:50
>>18
志賀直哉は読まず嫌いだったそうだ。
20吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 16:07:49
20レス逝けば即死は無くなるんだっけ
21吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 05:17:51
>>13
逆にえ゛っ!?こーいった感情までロジカルなのぉ?、とおもふ時もまれにある。
ろじかるといえばスレ違いですけど泉鏡花も文章は非常に論理的だぁ、と評価する人もいる。
22吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 07:54:26
>>21
性的感情なんかを真面目に冷静に論理的に分析したりするからね、鴎外は
23吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 23:38:33
鴎外が難しい、読めないなんて言う人がいるけど
鴎外の作品は、どれも読みやすいし、解りやすい。
24吾輩は名無しである:2006/12/02(土) 14:46:20
>>10
音楽以外にも絵画の振興にも尽力してたらしい。
25吾輩は名無しである:2006/12/02(土) 15:22:23
>>15
「四畳半襖の下貼り」工房んときまわし読みした。
26吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 02:54:50
作品と本人の人格は別とはいえ、鴎外はちょっと人殺しすぎだからなぁ
たとえばヒットラーや安部英が文学者だったとして、その内容について肯定的に
語られてよいものだろうか?
27吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 14:54:48
阿部一族難しいですよ
28吾輩は名無しである:2006/12/07(木) 15:27:51
>>26
何を寝言を。
29吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 05:12:02
NHK某番組にて鴎外作品が平積みされる事が決定されました!!w
30吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 23:39:07
どの番組よ。
31吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 18:52:58
クリスマスには鴎外と実相寺氏を想いながら恋しい人と愛の特撮アクション「シルバー仮面」を観に行きましょう・。*゜+゜。*
32吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 19:28:57
>>23
何を寝言を。
33私はバカです。:2006/12/23(土) 23:13:43
恥ずかしい話だが『最後の一句』の結末を教えてくれ。
結局タロえもんは処刑されたのか?
34吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 06:31:44
>>31
「シルバー假面」な
35吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 17:21:55
ドイツ三部作はある程度実体験に基づいているらしいが、
うたかたの記のマリィの死は、幾ら何でも創作だよな?
最も、王は実際に小説に書いてある日に死んだそうだが。
36吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 11:27:33
?タ・セクスアリス読んでるんだが、
↑ここ何て読むの?

「キ」に似てるからついキタ・セクスアリスと読んでしまって、
なぜかキタキタおやじを連想してしまうのをいい加減なんとかしたい。
37吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 11:41:38
ワ行のカタカナもよめない無知をなんとかしたい。
38吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 14:19:21
「ウィ」と書けない鷗外の無知をなんとかしたい。
39吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 15:22:06
ゐ(ひらがな)→ヰ(カタカナ)だよ。
最近は50音が正確に書けない国文科の学生も多い。
ゑ(ひらがな)→ヱ(カタカナ)とかね。
40吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 15:57:29
エタ・セクスアリス?
41吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 17:30:53
現代仮名遣だと
イタ・セクスアリスもしくはウィタ・セクスアリス





気取った題名付けやがって
4236:2007/01/03(水) 12:25:35
そうなんだ。「ヱ」も知らなかった。
恥さらしと自覚しつつ質問して良かった。
ヰもヱも気持ち悪い字だな。
たとえ知らなくてもちょっと考えればわかる事を教えてくれてさんきう。





で、ヰタ・セクスアリスって一体何の事?
うんこが出そうで出ないようなむず痒い気分で半分くらい
読み進めてるんだが。
43吾輩は名無しである:2007/01/03(水) 15:52:43
全部読んだらわかるよ
44吾輩は名無しである:2007/01/15(月) 00:34:36
性の発現

とかなんかそんな感じ。
45吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 20:34:19
性的生活
性欲的生活
46吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 22:30:00
本当に恥さらしだわね
47名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 22:31:23
        □お知らせ□

【♪】第6回 名無しは無慈悲な夜の女王大賞【♪】
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/sf/1168728528/

2006年に発行、上映、放映されたSF・ファンタジー・ホラー(雑誌はその月号に準じ、
1月号から12月号まで)の面白かった作品を投票し大賞を決定する企画が、現在SF
板にて開催されています。
【投票期間】2月15日まで。
参考リスト(これ以外の作品でも投票できます。都合により年末時期の作品は未記載です)
ttp://www6.atwiki.jp/agesennin/pages/134.html

なお、今回の国内小説SF/FT/HR作品部門に、
○「森鴎外集 鼠坂―文豪怪談傑作選」森鴎外(著)、東雅夫(編)
がエントリーされています。皆様のご参加お待ちしております。
48吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 17:22:47
ロマンチーック!
49吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 12:50:10
「青年」神作。
50吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 18:51:42
去年末に、津和野に初めて行ってきました。

漱石『三四郎』と鴎外『青年』とを比較すると、鴎外の方は外国語の乱舞により
難解な印象を与えるので、「何だ、このエリート意識丸出し野郎!」って思った。

でも、遺言の「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」を読んだ後、
『舞姫』を読んだら、自分の意志で物事を決められないエリートって悲しいなって
思ってしまった。

結局、鴎外の文体の明晰さって、自らの意志に基づくものではなく、
西洋に国家代表として送りだされた悲哀の表象なのではないか、と思ったよ。
51吾輩は名無しである:2007/01/24(水) 06:54:11
『妄想』や『かのように』が好きだ
52natukaze:2007/01/31(水) 01:34:11
鴎外の面白味って何?
53吾輩は名無しである:2007/01/31(水) 16:42:17
>>52
元帝国陸軍
54吾輩は名無しである:2007/01/31(水) 16:45:53
鴎外と言えば、「史伝」でしょう。
55吾輩は名無しである:2007/01/31(水) 23:36:35
高瀬舟だよ
56通りすがりの966:2007/02/01(木) 00:31:34
>鴎外の文体の明晰さって、自らの意志に基づくものではなく、
>西洋に国家代表として送りだされた悲哀の表象なのではないか、

意味がよくわからないなあ。
57吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 18:45:57
「雁」読み終えた。
末造夫婦の行く末が少し気になる。
58吾輩は名無しである:2007/02/16(金) 00:47:28
ヰタセクスアリス読んだが、舐めとんのか!!鴎外は九州人が皆ゲイだと
でも思ってるのか?特に逸見が主人公犯そうとする場面は、熊本出身の
俺としては不快だった。

でも作品としてはなかなか面白かった。この作品のせいで、「昴」と
いう雑誌が発行禁止になったそうだが、著者としては心外だろうね。
現代人の目から見れば、むしろ健全な青春自叙伝のような印象なんだがw
59吾輩は名無しである:2007/02/16(金) 12:48:42
娘の森茉莉の方が好きだ。
60名無し募集中。。。:2007/02/22(木) 19:51:21
鴎外の漢詩集がもっと安上がりで手に入らないものだろうか…
明治書院や岩波書店の香具師は上下合わせて壱万円前後して高いんだよな
61吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 22:12:12
古本屋はどうよ。

ところで今日、岩波の全集が来たよ。
旧字、旧かなで満足だが、ルビが殆どないのが残念。
同時に来た紅葉全集の復刻版は総ルビで文字も大きいだけに尚の事。
62吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 22:24:01
ヰタ・セクスアリス読んだがなかなか良いな。
他の作品もどんどん読んで逝こう。
63吾輩は名無しである:2007/03/19(月) 19:19:02
舞姫どう思う?
64吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 17:46:31
>>63
抽斎が好きな俺でも舞姫を再読しようという気にはならんな。
舞姫や即興詩人は今では、既に滅んだ擬古文の非常によく出来た見本としての価値しかないんじゃないか?
なんて書くと舞姫好きの人に怒られそうだけど・・・・

未だに舞姫を載せている幾つかの教科書があるけど、教材として適切であるとは思えないな。
65吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 09:27:39
>>64
漏れは『即興詩人』は三回くらい通読したぞ。
あんな美しくてポエジーな文体は鴎外しか書けないと思うぞ。
66吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 07:37:07
次は音読しろ
67吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 07:33:27
舞姫の感想ってあります?
結局最後ってエリス捨てるのか?
68吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 00:21:40
エリちゃんは捨てられて発狂するのだ。
69吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 00:36:40
『舞姫』という小説は、そう馬鹿にしたものでもない。
70吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 00:44:58
鴎外はださい演劇くさw
71吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 00:54:23
歌舞伎アレンジしたみたくなだせー情景描写w
72名無し募集中。。。:2007/04/04(水) 03:08:01
ださいスかね
儂はカメラのように精密な情景描写だと思いますた
73吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 08:58:56
俺もそう思う。
ステンドグラスみたいに美しい。
74吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 10:32:52
>>65
丸谷と大野がぼろくそにけなしてたよ。
75吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 16:17:59
「寒山拾得」の最後がどうも気になるのですが。

「驚いて跡を見送つてゐる閭が周圍には、飯や菜や汁を盛つてゐた僧等が、ぞろぞろと來てたかつた。」

僧たちはどうして閭のまわりに「たかって」来たのでしょうか。
76吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 16:35:36
>>75
何が起こったのだろうという好奇心と、要人に対して無礼があったのではないかという心配からじゃない?

五つも六つも肩書きを並べる閭に対して、寒山と拾得はそれを小馬鹿にする反権威の象徴として描かれていて、
他の僧侶たちは一応、要職にある閭を形の上では敬う常識人として描かれているからね。

でも、確かによく分からん所のある作品ではある。
77吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 17:16:15
俺も『即興詩人』の文章は美しいと思う。
鴎外にしてみれば、「これくらい訳せるよ」という感じで訳したんだろう。
7875:2007/04/04(水) 17:55:21
>>76

早速のレス感謝です。

好奇心と心配から集まってきたということですね。
そういわれればおっしゃるとおりの気もします。
「たかった」という表現が、なんだか閭を取り囲んで何をするかわからない不気味な
ものを感じたのですが、これは読み違いですね。
79吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 19:19:58
>>78
いや、俺の見解が合っているかわからないよ。
確かに「飯や菜や汁を盛つてゐた僧等が、ぞろぞろと來てたかつた」
と字面を見ると、物乞いがわらわら集まってきたような気味の悪い印象があり、
芥川の「蜘蛛の糸」みたいな場面を想像してしまうから。
何か別の意味があるんかもね。分らんね。

そもそも鴎外があの小説を書いた意図も俺にはよくわからんのよ。
「盲目の尊敬」という言葉や文末に縁起が附されてはいるんだけど、
「高瀬舟」ほど執筆の意図がはっきりしていないよね。

だれかわかる人教えて下さい。
80吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 23:24:20
鴎外の随筆を久しぶりに読み返していて、「長谷川辰之助」という作でなんとも言えない感動を覚えた。
インド洋上の船の中で二葉亭の臨終の様子が描かれている。
鴎外は総て自らの想像で描いているのだが、その文章に故人に対する哀惜の念が溢れている。
81名無し募集中。。。:2007/04/05(木) 03:22:49
故人に対する哀惜の念といえば羽鳥千尋も良いねえ
8275:2007/04/05(木) 11:42:35
>>79

「寒山拾得」を読むと、肩書きや栄誉を重んじる人間がいい気になっているのを
大笑いして相手にしない寒山と拾得の様子に痛快さをおぼえます。
そういうスノッブと非俗の対比を描くのが鴎外の意図だったのではないでしょうか。
鴎外自身はエリート的な身分を脱しないまま文学の中で自由な精神を求めた。
世間的栄誉の中に生きながら非俗的な人物に惹かれた鴎外だからこそこの作品を書いた、
と思うのですが。

83吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 12:03:56
>>82
さらにそのエリートである閭が脱俗の宗教者に対して「盲目の尊敬」
を抱いているというちょっと複雑な関係になってるね。

結局エリート官僚が、世間一般の流儀で脱俗の徒に近づこうとしたわけだが、
うまくいかなかったといった所かな。小説の筋としては。
8475:2007/04/05(木) 13:15:31
>>83

同意です。


  全體世の中の人の、道とか宗教とか云ふものに對する態度に三通りある。
 自分の職業に氣を取られて、唯營々役々と年月を送つてゐる人は、道と云ふものを顧みない。
 これは讀書人でも同じ事である。勿論書を讀んで深く考へたら、道に到達せずにはゐられまい。
 しかしさうまで考へないでも、日々の務だけは辨じて行かれよう。これは全く無頓著な人である。
 次に著意して道を求める人がある。專念に道を求めて、萬事を抛つこともあれば、日々の務は怠らずに、
 斷えず道に志してゐることもある。 儒學に入つても、道教に入つても、佛法に入つても基督教に入つても同じ事である。
 かう云ふ人が深く這入り込むと日々の務が即ち道そのものになつてしまふ。
 約めて言へばこれは皆道を求める人である。
 この無頓著な人と、道を求める人との中間に、道と云ふものゝ存在を客觀的に認めてゐて、
 それに對して全く無頓著だと云ふわけでもなく、さればと云つて自ら進んで道を求めるでもなく、
 自分をば道に疎遠な人だと諦念め、別に道に親密な人がゐるやうに思つて、それを尊敬する人がある。
 尊敬はどの種類の人にもあるが、單に同じ對象を尊敬する場合を顧慮して云つて見ると、
 道を求める人なら遲れてゐるものが進んでゐるものを尊敬することになり、こゝに言ふ中間人物なら、
 自分のわからぬもの、會得することの出來ぬものを尊敬することになる。そこに盲目の尊敬が生ずる。
 盲目の尊敬では、偶それをさし向ける對象が正鵠を得てゐても、なんにもならぬのである。
85吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 14:38:00
鴎外の一番弟子って荷風かな? だれか教えて?
86吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 15:03:33
>>85
鴎外は弟子取らないよ
本職は軍医だもん
87吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 15:16:50
>>85
鴎外は党派を作らないし、弟子は取らない人だったので、年下の友人というものはあっても
弟子というものは無い。
鴎外に、文学上・進路上のことでアドバイスを受けた人というと
永井荷風や木下杢太郎がいるけど、単に私淑していた同時代人となると無数にいる。
石川淳は学校に行く電車の中で鴎外を見かけて感動したと書いているし、
樋口一葉が世に出るきっかけとなったのが、鴎外・露伴・緑雨の『三人冗語』で誉められたことだし、
関川夏央原作の漫画の中では嘘かまことか実に様々な文人が鴎外と関係している。

でも、正確な意味での弟子という者は無い。
88吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 17:00:21
私淑かあ〜、いい言葉だね。若者の特権だよね〜♪
89吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 18:09:48
「私淑」では足りないという人もいる。
小田実なんかは中村真一郎のもとに強引に押しかけて行った。
90吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 18:45:08
小田実はホモの研究家だったとのことですが。ちなみに実践はしてないとのことでした。
91名無し募集中。。。:2007/04/17(火) 07:57:54
二人の友で鴎外がFくんにラムネをおごってもらうシーンがありましたが明治時代にもラムネってあったんですね
92吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 17:12:26
知らなかったの?
93吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 19:05:50
保守
94吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 20:45:24
小林よしりの本によると山椒大夫はその後死刑になり、
ノコギリでゆっくり体をきられたんだそうです。
ほんとうでしょうか。
知っている人がいたら出典おねがいします。
95吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 21:07:24
>>94
元ネタの話でしょ。
ノコギリできられるかどうかは忘れたけど、厨子王に酷い仕返しをされるのは確か。
96吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 21:13:35
出典おねがいします。
97吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 21:22:02
出典おねがいします。
98吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 21:22:47
出典おねがいします。
99吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 21:23:51
出典おねがいします。
100吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 21:24:34
出典おねがいします。
101sage:2007/06/01(金) 21:33:19
>>97>>98>>99>>100
解決しました。ありがとうございました。
みつかりました。
102吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 21:50:14
鴎外の山椒大夫自体、理屈に合わないところを適当に操作して
作ったものなので本当のところはよく分からない。
103吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 21:55:40
出典は説経節の「さんせう太夫」でしょ。ググレばすぐわかるじゃん。
104吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 22:28:47
「歴史離れ」がしたくて美談にしたんだよね。
石川淳が酷評してたけど、個人的にはそう悪い作品ではないと思う。
105吾輩は名無しである:2007/06/01(金) 22:38:22
>>101
カオスwwwwwwwwwwwwww
106吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 16:02:04
山椒大夫は美談なのかね。
かわいそうな母子の運命はとても美談とは思えない。
107吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 17:13:35
>>104
 史実では山椒大夫は復讐され、刑死したわけだよね。
それの何処が不都合かと云うのもなあ
108吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 19:26:01
映画で山椒大夫みたけど、信じる者は救われるという話にはみえなかった。
むしろ、信じる者は愚かだという話かと思った。
ただただ悲惨な話だったよ。
悪には悪の心で立ち向かわないといけないとおもた。
109吾輩は名無しである:2007/06/12(火) 22:06:16
>>108
映画かよwww
110吾輩は名無しである:2007/06/13(水) 16:57:04
>>107
史実? 元ネタの方は「こういうお話が伝わってるよ〜」程度でしょ。
史実と言うにはある程度裏づけ取ったものでなきゃ。
111吾輩は名無しである:2007/06/13(水) 18:25:27
つか、山椒大夫って信じるものは救われるって話か?
姉弟の絆の清らかさ、美しさとか、人間の心の強さとか、無償の愛とかって話じゃねーの?
まぁ人それぞれだけどよ
112吾輩は名無しである:2007/06/18(月) 12:28:50
説経節の「さんせう太夫」はどぎつい。
庶民の娯楽の口承文芸だから通俗の極み。

鴎外の「山椒太夫」はおれの場合、厨子王の受け身ぶりが狂気に感じられ、
その感触が面白かった。

溝口健二の映画は姉弟を兄妹に大胆に改変、
鴎外原作を謳いつつ、どちらかといえば説教節に近い筋立てになっている。
もっとも溝口にとってのストーリーは得意の遊郭ものの場合同様、
ほとんど口実に過ぎず、興味は俳優の動きとキャメラの移動、画面の連鎖に傾いている。
まあ、だから今も世界的に評価されているのだろうが。

とにかく、石川淳はおれにとって鴎外より好きな作家だし、
その小説を読む目も信頼するに値すると思っているが、上のレスにある山椒大夫評は頷けないな。
石川淳が澁澤龍彦を高く買っていた点や吉田健一に官能性が欠けているのを惜しんでいた点が
俺には???だったのと同じだ。

長文スマン。
113吾輩は名無しである:2007/06/18(月) 15:16:46
>>110
じゃ、これは御伽噺なんだな。桃太郎や一寸法師と同類か?
114吾輩は名無しである:2007/07/15(日) 14:00:23
桃太郎も一寸法師も元を辿ると幼児には厳しい話だな。
115吾輩は名無しである:2007/07/15(日) 14:01:24
桃太郎も一寸法師も元を辿ると幼児には厳しい話だな。
116吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 21:32:54
>>87
啄木とも交流あるしな。観潮楼歌会だっけ?
なんか豪華だ。
117吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 21:37:04
『渋江抽斎』は凄く真面目な作品だが、伊沢榛軒が踊りながら玄関を入って
くるところなどは何か笑える。
118イタリア研究会 ◆TwiFdHoUpo :2007/07/26(木) 23:34:42
>>64
舞姫派の教科書と、こころ(「先生と遺書」)派の教科書があるそうですね。
舞姫が教材としてどうか?ということですが、これは「こころ」にも言われていることです。
119吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 21:08:29
舞姫もこころも女がらみのあぶない話じゃん。
教科書に載せていいのは吾輩は猫であるぐらいだろ。
120吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 23:04:46
>>119
猫が話すなんてあぶない話じゃん。
教科書に載せていいのは坊ちゃんぐらいだろ。
121吾輩は名無しである:2007/07/29(日) 00:12:00
田舎者と女を差別する危ない話
夢十夜でよし
122名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 07:53:44
シュール過ぎる。

無難なところで『土神ときつね』
123名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:46:46
昔の文学作品って不倫だの殺人だの差別だのアブナイ話ばかりだな。
124greengables_clit:2007/07/29(日) 14:34:34
あぶなくねーよ ばか
125吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 11:06:30
>>120
若い教師が反乱起こすなんてあぶない話じゃん。
教科書に載せていいのは青年ぐらいだろ。
126吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 12:47:40
6月に宝塚で舞姫やってたが
宝塚用に合わせたのか鴎外全否定になってた。
主人公がいい人になってたので全否定かよと思いつつも
泣いてしまったorz
127吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 09:06:04
今度、鴎外読もうと思うんだけど
何がいいかな?  初めて鴎外読むからよくわからん
読みやすいのを紹介してくれ。
128吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 13:57:42
>>127
高瀬舟
山椒大夫
129吾輩は名無しである:2007/09/01(土) 20:20:30
鴎外の孫が亡くなったそうだね。
130名無し募集中。。。:2007/09/01(土) 23:26:58
>>127
小倉時代を描いた「二人の友」と鴎外に届いた手紙を元にして書いた「羽鳥千尋」
131129:2007/09/02(日) 02:12:15
江戸時代に生まれた鴎外の孫が今年まで生きていたというのは意外な気もする
が、鴎外の妹の孫である星新一が死んだのが1997年だから、まあそんなものか
という気もする。

ワーグナー(1813年生まれ)の孫もまだ健在なんだね。
132吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 02:28:41
今年30の俺が、最近の文学よりもむしろ明治の鴎外の文章を読んで、心の中がホッとする。
「明治は遠くなりにけり」という言葉があるが、そうでもない気がする。
133吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 19:11:50
>>117
>『渋江抽斎』は凄く真面目な作品だ
なにが目的でこれを、鷗外(鴎外)が書いたんだろう。
134吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 23:25:17
「山椒太夫」を読んで、号泣してしまった単純な俺は鴎外に向いていますか?
135吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 01:08:51
雁は映画化されたようですが,なんていう題なんでしょうか? そのまま雁ですか?
136吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 02:12:34
>>134
私は鴎外が好きで、中でも「澁江抽齋」と「伊沢蘭軒」が最高峰だと考えます。
そんな私でも、「山椒太夫」のラストの場面で、号泣とまではいかなくとも、
涙ぽろぽろでした(^^;
ま、テレビの「大岡越前」でもほろりとくるんですがね。
単純だとか、向いている・いないだとか、それだけでは決めつけられないと
思います。
137吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 02:13:17
>133

抽斎の息子渋江保(羽化仙史)は明治時代にSFを書いているのだが、そのあたり
は何も語っていないね。

http://www.masuseki.com/index.php?u=interest/reading/060412_sf-koten.htm
138吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 06:20:41
>>137
そんなもの語ってどうする
139吾輩は名無しである:2007/09/06(木) 07:52:47
>>132
分かるよ。30過ぎて、鴎外などの明治期の作家の良さをしみじみ感じる。
現代文学(特に日本の)なんか全然読む気がしなくなってしまった。
いいのかどうか分からんけど。

10代の頃は古典を勧められるものだけど、古典は人生の酸いも甘いも
理解してからの方がその価値が分かるんじゃないかね。
140吾輩は名無しである:2007/09/07(金) 21:28:03
自分は23だけど日本現代文学は読む気しないよ。
薄っぺらく感じてしまうし、なにより文が美しくない。
たぶん良い作家に出会っていないだけかもしれないけれど。
141吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 23:51:22
確か鴎外自身も外国に行ってるんだよな
んで舞姫の物語になるわけだが
エリーゼは日本までやってきたのに
追い返したらしいじゃん なんつー極悪野郎かね
142吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 18:00:10
不倫はエクない。
143吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 18:01:15
鴎外は男の文学だな
144吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 11:31:09
ウィキペで舞姫の欄みたけど、
なんか子供に手だしたり出世のために帰ったり、ドキュンだなぁ
145吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 17:11:14
『雁』に挑戦してみたけど、読むの疲れた。
146吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 13:40:23
>>144
おいwwwwwwwwwww
147吾輩は名無しである:2007/10/03(水) 11:02:40
>>145
そんなに長くないでしょあれ。
148(o^v^o) ◇Protestant:2007/10/03(水) 12:26:00
鴎外の文章て短くても退屈でおもしろくない。
ぼくが評価できるのて高瀬舟くらい。

教科書読んでる感じ。

荷風が「作家になりたくば鴎外読め」と言ったのはそれでしょ

晩年の歴史物なんて最悪w
149吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 23:03:40
146
なに?
150吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 22:46:50
>126
激しく亀だが
来年東京でもやるらしいな
151吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 04:22:44
妄想に引き込まれたよ
152吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 11:04:53
昨日NHKラジオで「最後の一句」の朗読をやってたね。
153吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 16:01:53
舞姫で、エリスの妊娠が発覚したのは明治21年の冬で
豊太郎がロシアから帰国したのが翌年の1月
本来ならば子供はもう生まれてきてもいいはずなのに、まだお腹の中にいるのは
単なる鴎外の間違いなのでしょうか?

医学も学んでいる鴎外なのにと、少し疑問に思いました
154吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 17:59:44
>>139
22だが、古典のが好きだね
全部おもしろいわけじゃないが(現代のもそうだけど)、当たりがでかい
155吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 18:22:06
☆= 退屈な皆様、大迷惑キチガイコテ専用追悼スレのご案内ですよ

■北旧州中卒未明バイト;ゲリケーン先生専用スレッド
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/dcamera/1192789071/l50

http://machi.3ch.jp/test/read.cgi/fukuoka/1148370261/

156( ̄^ ̄)Protestant ◆3VENLW3gMc :2007/11/08(木) 20:15:49
148
ぼくの偽者がおるwwこぴぺしとる
157( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2007/11/08(木) 20:17:54
糞を他スレまで撒き散らさないで下さいよ(笑)
158吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 22:56:22
>>148
鴎外の作品、特に史伝は「婦女童幼の智能に適さない」んだよ。
馬鹿なガキには読めないってこと。
159吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 23:35:24
鴎外好きは厨二病wwww
160イタリア研究会 ◆TwiFdHoUpo :2007/11/10(土) 00:32:16
漱石も鴎外もどちらも愛する自分は少数派なのでしょうか。
正直、甲乙付け難いです。
好きな作品は漱石に多いけど、鴎外は異世界の人という感じがしますし、
より真似し難い作家のようです。装飾が少ないが、短い文章が異様なほど
壮重。こういう作家は鴎外だけかと思います。露伴は少し違うような。
161吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 09:26:09
『高瀬舟』などは、短いながらも非常に巧みに2つの大テーマを過不足なく描き、
あのなんともいえない名文はちょっと他の作家がマネできない所があると思うよ。
162吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 17:43:40
漱石の文章は読みやすくて、俳味のある文体だと思う。
鴎外の文章は日本の近代以降の作家の中では最高峰に位置する格調高い文体だと思う。
特に短い作品だといっそうそれが際立つよね。
163吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 01:12:08
遊牧民族は厳しい自然の中を小さい家族で移動しながら生活してきたので家族と他人の線引きをはっきりさせたと思う。
これをクールと感じる。だから、そのぶん身内にはあつくなるのか。

B型は遊牧民族、O型は狩猟採取民族。

A型は農耕民族。農耕民族は2千年前(つい最近)に、中国から日本に来た。A型は2万5千年ごろ誕生して農耕社会を
作ってきた。農耕民族社会になってから狩猟採取民族が大量に殺され滅び吸収され、ホームレス、虐待、売春、女性差別
が始まり、強制的に横並び結婚し横並び子作りしないと女が生きていけない社会になる。
横並びの群れ社会(農耕民族社会)は無理やり敵を作り差別しないと作れない。これが、いじめ。
ブサイクで、もてない農耕民族はとくに性欲として横並びの群れ社会を作りたがる。

農耕民族社会はA女も不幸になります。
164( ̄^ ̄)Protestant ◆3VENLW3gMc :2007/11/11(日) 02:55:59
158
>馬鹿なガキには読めないってこと。

鴎外てのは頭の良い人だったんでしょう。
しかし、ぼくが退屈でおもしろくないと言うのは、
読める読めないて事ではない。
165吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 18:54:59
166吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 21:09:13
妄想よかった。
僕も鴎外のように、演技して死ぬことに疑問をもち考えてしまうタイプです。
167イタリア研究会 ◆TwiFdHoUpo :2007/11/27(火) 11:08:00
妄想は良いですね。
どうも解説が実生活上の森鴎外と照らし合わせて辛く書いているのが気になりますが。
森鴎外がついに世俗から離れなかったとして、作品の美学的な価値に一体何の関係
があるでしょう?
自分は未だ森鴎外ほどの名文家を他に知らずにいます。
168吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 15:58:29
鴎外の作品は全部短いから気軽に読もうという気が起こる。
内容は気軽じゃないけれど。
ドストエフスキーみたいな長いのだと、読む前に覚悟を有するからね。
169吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 03:45:42
>168
ふと思いついたときに読めるのがいいよね
「妄想」が特に好きで、よく思いついたときに読み返してるんだけれど
生や死、人生について読む度に新たに考えさせられる気がする
170吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 13:49:38
皆さんおすすめの高瀬舟と泣ける山椒大夫よんでみた

もっと格調高くてとっつきにくいイメージがあって嫌ってたけど
良い意味で庶民感覚の文章も書いてるのね
鴎外さんごめんなさい
仕事休憩中に泣いてしまったwww
171吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 01:20:07
>>170
「じいさんばあさん」や「最後の一句」も短くて読みやすく、深みのある作品だと思うので
是非読んでみて。
172吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 20:29:34
米ぬかのビタミンを「そんなので治れば、馬のションベンでも治るわ、阿呆が」と言い放ち、
ビタミンを無視して日露戦争で3万人の日本兵を脚気で殺した。
「どのロシアの将軍より日本兵を殺害した」と言われた、東大医学部出の森鴎外。

「百姓学者がなにを言うか、米ぬかが脚気の薬になるなら、馬の小便でも効くだろう」と、
世界で最初にビタミンを発見した鈴木梅太郎をアホ扱い。鈴木が東大出じゃなかったから。
173吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 19:56:40
鈴木梅太郎のオリザニン発見はノーベル賞を取れるレベルで、
実際その翌年くらいにビタミンって名前で発表した学者はノーベル賞だった。

そんな凄い研究をバカにして価値を認めず、権威だけはあるから、結果的に世界に
認められる道をも閉ざすことになった。そんな東大医学部出の軍医総監、森鴎外。
174吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 22:22:35
軍医は副業ですから大目に見てくださいな。
175吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 11:54:08
>>173
今京大でやってる万能細胞の研究も、役所は東大出ばっかだから
研究費の増額も研究センターの建設も認めてもらえないよ。
176吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 23:35:45
何はともあれ、岩波が歴史文学全集をだしてくれたのはよかった。
あんなの注釈がないと普通の人間には読めない。
177吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 13:12:59
>>173
あなたもしや鈴木梅太郎さんですか?
さぞかし口惜しかった事でしょうね、お察ししますよ
178吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 20:39:47
>>176
歴史文学全集の渋江抽斎の巻を3年くらい探しているが、どこにも無い。
179吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 05:13:29
森鴎外って右翼なの?
180吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 17:53:23
右翼でない人間で一流の文学者はいません
181吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 17:57:58
大江Ken三郎は?
182吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 18:04:37
だから右翼なの?
183吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 17:09:57
184イタリア研究会 ◆TwiFdHoUpo :2008/01/07(月) 21:41:32
>>183
このサイトは以前から知ってます。鴎外作品に対しての酷評が政治色を
帯びていて、いかにも単一的な視点によっていたと思います。
正直なところたいした価値のないようなものに思われました。
185( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/01/07(月) 21:56:24
>>183
これは酷い(笑)今時このような骨董品みたいな人が存在したとは(笑)
小説を作者と結び付けてしか考えられない輩の典型ですねぇ(笑)生ゴミみたいな人ですねぇ(笑)
186名無し募集中。。。:2008/01/07(月) 23:20:27
>>183-184
諸兄も御存じでしたか!

言ってることは(o^v^o)コイツよりかは幾分かマシだろうけど鴎外の何がここまでこの人の気に障るんだろう
187吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 13:59:20
八中の近くの細い通りに、鴎外関係の施設があるよ。
今は図書館だっけかな。
188吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 16:22:33
ふたり という詩を知っていますか?
知ってたら教えていただきたいです。
189吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 17:21:21
鴎外の詩に「ふたり」というタイトルのがあったかなぁ???
…ちょっと思い当たる詩はあるがタイトルが違う。「モデル」。

『Modele』
なりはひにまだ慣れぬ身の
みじろかでよくぞありしと
手にわたす黄金に、四つの
少女(をとめ)の目異(け)しう笑まひぬ。

まゐらする此花束は
名なしびとふたりがしつる
なりはひの始のやがて
果に得し黄金のむくい。
190吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 03:10:22
>>189
レスありがとうございます。
多分「ふたり」ないしはそれに近い発音のものだと思います…
探しているのですがなかなか見つからなくて;
191トトロ:2008/01/29(火) 02:35:24
森鴎外の「鶏」の文中に「金州の鶏なんぞは、ちゃんが、ほい、又お叱りを
受け・・・・」とありますが、どのような意味なのでしょうか、教えてください。
192吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 13:56:25
漱石=子規>>>>壁>>>鴎外論外
193吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 18:54:17
どうも鴎外の舞姫は完全なるフィクションくさい
194売国企業マルハン :2008/01/30(水) 20:56:58
売国企業マルハン
2chでパチンコの大手、株式会社マルハン(代表取締役会長 韓 昌 祐、代表取締役社長 鈴木 嘉和、代表取締役副社長 韓 裕)
のスレで ホルコンや遠隔や桜などについて書き込むと工作員(渋谷マルハン社員、マルハンに依頼されたネット工作会社)(仮)
がやってきてスレを荒らしてスレを機能停止させます。(大量のコピペを連投するのでコピペ馬鹿と呼ばれている)
↓↓工作員の荒らしのやり方↓↓
2007/11/03(土)ID:b+XZQwwt0
マルハン難波店http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1146755003/417
マルハン総合スレッドhttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/413-416
MPT渋谷パート9http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1197771701/9
2007/11/14(水)ID:IQ2W+BsJ0 2007/11/15(木)ID:Fi5mVWm/0
マルハン総合スレッド 9http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/486-488
マルハン難波店http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1146755003/434-437
ガイア(笑)http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1178977365/490-492
ガイア正社員友の会http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188211786/134-138

工作員に荒らされ機能停止したスレ
■■■■マルハン総合スレッド 9■■■■http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1187021165/
【山崎】MPT渋谷パート9【シャネル】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1197771701
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合スレ【18発目】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188885488
MPT渋谷はマルハン・パチンコ・タワー渋谷の略です。

パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。

新スレ→○○○マルハンパチンコタワー渋谷パート10○○○
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1201304777/l50
195吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 11:33:33
サロメも訳した
196吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 21:48:32
「世界のスーパースター夏目漱石」っていう漱石フリークの日本在住外国人が書いた本が興味深いですね
漱石とシェークスピアが世界の2大文豪と称していたり

なぜ日本では漱石が、あまりに才能も人気も劣る鴎外とライバルとして並べられてるのか全く理解できない
と嘆いていたw
197吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 09:05:18
ゆとり教育になる前
中学の教科書に載った
お奉行様と女の子のやりとりが載ってる
鴎外作品って何だっけ
198吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 14:19:12
>>197
最後の一句じゃないの?傑作。
199吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 17:27:01
>>197
サンクス
そうだ
「フランスばんざい」ってやつだよね
アルザスロレーヌ地方のお奉行様が主人公の
200吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 17:28:33
アンカーミス
>>199>>198

200げっと
201吾輩は名無しである:2008/02/09(土) 03:58:05
O・ヘンリー原作のね
202吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 23:06:49
>>201
それは樋口一葉
203吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 21:53:40
高瀬舟、読みました
204吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 18:10:26
「牛鍋」読了
205吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 19:08:38
森鴎外は心が描けていないと言う人がいる。
反面、夏目漱石は心が描けていると言う。
しかし実際はどうであろうか。
勿論、漱石は俗的な意味で心をこれまでかというほどに描けてはいるが、
鴎外は俗を超越した地点から心を描いているように思われる。
俗に心から混じり得ない芸術家の苦悩というものを、或る意味マンの『トニオ・クレーゲル』、
またはカフカの『城』に顕著であるような、「傍観者」ないし「観察者」となってしまう自らの呪われた性質を、
鴎外は名短編『妄想』や『カズイスチカ』或いは『百物語』にて描いている。
鴎外のこれら名短編郡に表明される苦悩に共感を示せるものは、「迷える俗人」としての才能を持ち得る人間であろう。
逆に、共鳴を持ち得ず、鴎外は冷徹無比なる男であるという評価に留まる彼ないし彼女は、俗世のぬるま湯、すなわちヒューマニズムという名の
虚偽ないし欺瞞に身を委ねるに過ぎない一介の俗人に過ぎぬのであろう。
206吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 20:47:48
固有名詞がいっぱいだ(笑 
それと、肩・腰あたりの緊張と。
207( ̄^ ̄):2008/02/18(月) 21:54:18
186
>言ってることは(o^v^o)コイツよりかは幾分かマシだろうけど鴎外の何がここまでこの人の気に障るんだろう

サイトとしては真面目で好感がもてるんじゃないですか

ぼくとしてはあまり関心はありませんけど…

ぼくは作品は作者とは無関係とは言えないと思うすで
小説を作者と結び付けて考えられない輩の( ̄ω ̄)みちるの友なんて生ゴミみたいな人ですねぇ(笑)
しかしサイトでは、
明暗に漱石はいないと断じてるあたり、小説と作者を結び付けて考えてない、と言われなくもない。

津田は漱石である、とはぼくの持論なんですがねぇ(笑)
208( ̄^ ̄):2008/02/18(月) 21:57:06
鴎外は、漱石みたく専業作家になりたかったんじゃないですかね。
しかし、世間がそれを望んではいなかった。
209吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 22:04:29
漱石と比較すると
鴎外は、思想の部分と描写の部分がクリアーに分かれてるように思える。

だから教訓話のように見えなくもない。
しかし、文章がいい。

漱石は、抽象的な言葉で思想を語らないので
だらだら描写してるだけのように
見えることがある。

あれ、ここは漱石との比較スレじゃないな
210( ̄^ ̄):2008/02/18(月) 22:16:45
鴎外を語る上で同時代の漱石は欠かせないよすで
鴎外の視点て神視点。ゆえにクール。
漱石の視点て俗視点。ゆえにホット。
そんな感じ。
211吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 10:36:33
牛鍋、最高!
212吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 20:51:26
「牛鍋」で「渇したような眼で男を見てる女」は、
一緒にいる女の子が亡き友人の娘っていうことは
友人の未亡人ってことか?
213吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 19:44:09
戯曲の「生田川」、読んだ
214吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 20:58:38
鴎外といえば
オモカゲ
215( ̄^ ̄):2008/02/27(水) 21:39:20
鴎外といえば
はげあたまで消化ねぇ(笑)
216吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 10:17:35
森鴎外で一番面白いのなーに?
217吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 10:28:34
age
218吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 10:37:09
>>216
自分で読めばいいんでね?

この人の作品はじんわり後から効いてくるね
219イタリア研究会 ◆TwiFdHoUpo :2008/02/29(金) 12:54:27
渋江抽斎が鴎外の理想らしいけど、一番面白いのは雁でしょうね
感動したのは山椒大夫とじいさんばあさんです。
220吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 22:31:28
禅林寺ついでにむこうも墓参り
221吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 22:28:47
「生田川」以外に
鴎外の戯曲ってある?
もちろん翻訳じゃなくて自分で書いたやつよ
222吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 15:43:08
http://www22.ocn.ne.jp/~juliette/pappa.html
ここ見ると生田川以外に四つは創作してるね
「仮面」「静」「曽我兄弟」あと一つ
223吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 15:45:37
「玉篋両浦嶼」か。

上のは、森茉莉が生まれてからの年表だから
それ以前のもあるだろう
一幕戯曲集も出してるようだし
224吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 15:48:06
森鴎外篇
玉篋両浦興,日蓮聖人辻説法,生田川,静,プルムウラ,
仮面,曽我兄弟,女がた,なのりそ,団子阪,さへづり,影と形,建築師.
225吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 14:16:07
>>205
そういうことは具体的な事例を挙げないと、説得力がありませんね。

心を書くかどうか、それがいいかどうかはおいておくとして、

心がかかれていない⇒抽象的にかかれている、というわけだから、
これこれのこの描写は、じつは心を書いているんですよ、という説明がなければ
納得できるものではありませんね。
226吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 18:07:14
ユダヤ娘を召還する方法をおしえてください
227マル韓:2008/03/30(日) 09:00:08
うのの夫がエスパスの社長

1993年、武藤嘉文外務大臣が国会答弁で「パチンコの金が何千億と北朝鮮にいっている」
http://koku.iza.ne.jp/blog/entry/202281/

パチンコスレで遠隔、ホルコン、サクラ、マネーロンダリングなどについて書き込むと渋谷○ハン社員やエスパスや○ハンに依頼された
ネット工作会社がスレ荒らしをしてスレが機能停止します。
↓↓工作員の荒らしのやり方↓↓
2008/01/13(日)ID:1HLcWz UK0
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合スレ【18発目】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/11←左右くっつけて→88885488/461-462
■■■■マル半総合スレッド 9■■■■http://wannabe.fam.cx/service/2ch_490/read.cgi?pachij/1187021165/809-810
【香川】パーラーグランドのスレ2【徳島】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1188315438/324
【延岡】宮崎県北情報PART3【日向】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1196865970/186
パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。
新スレ→○○○マル半パチンコタワー渋谷パート11○○○ 読んでみるとよく判る。
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pachij/1205498567/4-11
ネット工作員については→【電通TBS】ピットクルー(株)【プロ工作員】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/11←左右くっつけて→89187503/65
【朝鮮玉入】パチンコ廃止すれば内需増加【20兆円】
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/eco/1204597218/1-100
マるハン王国の闇http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/17←左右くっつけて→33/1086581896/3-8
マル半の今後の目標は売り上げ5兆円、500店舗、上場すること。
228吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 00:34:18
恥を承知で質問させて下さい。
山椒大夫の中で、姉安寿は具体的にどのように死んだのか教えて頂けないでしょうか?
自殺じゃないんですよね?
229吾輩は名無しである:2008/05/04(日) 12:56:28
鴎外は断然翻訳作品がいい。
文章の美しさと西洋の作品群が合わさって、何とも言えない読後感を覚える。
鴎外自身が書いた青年や雁なんかは内容に普遍性を感じにくい。

何が言いたいかというと、みんな諸国物語をもっと評価しようぜ!
230吾輩は名無しである:2008/05/04(日) 20:53:04
ドストエフスキーの『鰐』やポーの『モルグ街の殺人(病院横町の殺人犯)』なんかも訳しているんだな。
(独訳からの重訳)
231名無し募集中。。。:2008/05/18(日) 22:23:21
鴎外って身内から見ても
よっぽどインタレスティングな存在やったんやろうね
小金井きみ子も森於菟も小堀杏奴も森類も森茉莉も
みんな鴎外についてものを書いている
232( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 22:27:12
鴎外は変態ですよ(笑)恐らく日本文学史一の変態ですねぇ(笑)
233(o`.´o):2008/05/18(日) 23:15:27
おやおや、姪を手篭めにした藤村をお忘れで生姜〜(笑) それを小説にするなぞ魔ともでは出来魔せん死ねぇ〜(笑)
234吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 16:39:38
舞姫、うたかたの記の文体は雅文っていわれてるのかな?
脳を刺激するあの筆致がたまらないんだが、あんまり雅文の作品って多くないのね・・・・
235吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 21:52:51
妄想とかルー大柴みたいな文章で好きじゃない。
当時は西洋の概念に当てはまる日本語が無かったのかもしれないけど、外来語使い杉。
236吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 00:02:15
批評家が鴎外は啓蒙的だの衒学的だの言ってるのは、一つはそれが原因だろうね
237吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:33:29
この人の魅力っていやもう素晴しい文章力!
めんどくささが随一ィィィィィィ!
238吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:49:35
ただのスケベだと思うけど。
239吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:56:29
ただのって言いきれるってすごいね君
240吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 02:16:50
青年で
「地獄も買えないやつは...」とか言っているので。
ま地獄っていう感覚なのかなーと。
じゃ変態の逸話を聞かせて。
241吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 11:40:46
エリス母ってどんな性格だっけ?
242吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 22:32:34
うたかた記を一発で完璧に読解できたらそれわもう素晴しいことやん。
243吾輩は名無しである:2008/06/18(水) 20:36:38
雅文体にてこずる人は多いだろうね
244吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 00:45:13
>>241
エリスに冷たい。怖い。貧乏なので性格が歪んでしまった感じ。で合ってると思う。
245吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 21:36:30
鴎外
「脚気の原因は感染なんだからね」
246武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/06/20(金) 01:01:40
自然科学なんてそんなもんだよ
野口英世も誤を晩年犯してる
にたような例はザラだろ
247吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 09:35:41
谷崎もそこら辺の間違いよく指摘されるね
こればかりはどうしようもない
248おまえパリパリ:2008/06/25(水) 18:53:07
俺はエルッソ=パリパリーノ。

こればかりはどうしようもない。

はは、俺も老いたものだな。
249吾輩は名無しである:2008/07/01(火) 14:12:10
舞姫の冒頭に出てくる「恨み」とは何なのかを300字から400字で答える宿題があるのですが、いまいち分かりません。
どなたか手伝ってください。お願いします。
250吾輩は名無しである:2008/07/01(火) 17:31:19
>>249
Yahoo!知恵袋に池
251吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 20:57:18
舞姫の豊太郎と相沢の相違点と共通点ってなんだろ?
252吾輩は名無しである:2008/07/09(水) 13:30:07
今日は鴎外の命日だね、
253吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 01:31:45
鴎外荘って行ったことある?
254町居則子(金神弁天):2008/07/10(木) 15:06:31
この藤木は極悪人です。学生時代は
綿谷りさ似の女とつるんで街を徘徊し、
悪銭をまんまとせしめ一儲け。
不良少年グループの典型的な顔です。
勘違い大根演技やら腐った歌を
垂れ流し。勘違い得意満面。
万年青年ゴキブリ商売。
とっとと人生の幕を下ろしてほしいものです。
255吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 20:25:52
五百たん、ハァハァ
五百たんかわいいよ五百たん
五百たんの腰巻をクンカクンカしたい
256吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 21:00:54
十代の佐代たんのまんまんハァハァ
257イタ研 ◆99D.I.T.C. :2008/07/10(木) 22:54:11
>>255
抽斎の清い生き方と同じぐらい、五百の芯の強さと人を見る目の確かさには
惹かれますよね。
258吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 20:04:19
『鴎外歴史文学集』の註も指摘してるけど、鴎外の『渋江仲裁(←なぜかry)』では、

 「五百は僅に腰巻一つ身に著けたばかりの裸体であつた」(その六十一)

となっているところが、もともとの保さんの「仲裁歿後」では、

 「全裸体のまゝ」

となってるんだよね。
この改変の意味が激しく気になるのは俺だけか。
259吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 20:56:09
インテリ故の配慮でしょう
260吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 21:08:59
全裸だか腰巻一枚だかで風呂から飛び出した五百たんは当時40歳くらいか。
嫁に来てすぐ位のときならもっと興奮できたのに。
261吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 21:19:45
大河ドラマで『抽斎と五百』とかやったら、五百役は仲間由紀恵とかになりそうだなw
262吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 22:32:11
佐代さんの満州嗅ぎたい
263吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 01:01:56
今朝、禅林寺行ったら、葉巻を枕に線香供えてあった。
264吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 19:19:56
>>261
そのタイトルがらしくて嫌だw
ま大河で鴎外作品はやらんだろうから安心だけど。
265吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 23:46:12
>>253
森鴎外が舞姫を書いた場所が拝めるらしい。
266吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 12:57:09
角川の舞姫がCLAMP表紙でびっくらしたぜ!
267吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 03:06:01
>>266
CLUMPww
268吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 03:09:00
>>267
CLUMP→×
CLAMP→○

間違った、スマソ
269吾輩は名無しである:2008/09/03(水) 23:37:34
鴎外が好きだ。
作品では「じいさんばあさん」「鶏」「食堂」。
簡単な作品ばかりだが彼の作品は簡単な作品にも滋味があり読むだけで幸福になる。
若い頃は「舞姫」「うたかたの記」「高瀬舟」「普請中」ほか
装飾的だったり物語性の高いものに惹かれたが。

今は作品のみならず娘、茉莉や杏奴の目を通して語られた家庭人鴎外に惹かれる。
葬式饅頭を「青い分の」茶でサラサラ食べる甘い茶漬けや、茉莉が嫌がった丸薬。
果物は必ず火を通して食べ料理屋の「ドロドロ」は子供には食べさせなかった鴎外。
窓の蔦越しの碧い光が射す鴎外の部屋。

子供を叱る気性の激しい美しい妻を宥めて微笑む鴎外。
マントにステッキで得意気に娘と連れだって通勤する鴎外。娘に洋食を食わせる鴎外。
戦地からの新妻への濃やかな手紙の数々。小倉赴任中の質素なストイックな生活。
出張先の奈良で子供に買う土産。
晩年、最愛の娘茉莉の渡航を病をおして見送る鴎外。

後世には文豪と謳われ、現世では軍医、官僚としてまた翻訳者として世に知られ
美しい若妻に愛され子供にも恵まれ、名を成し功遂げた何不自由ない筈の人なのに
彼の小品を読むと懐かしいような寂しいようなそれでいて幸福なような
妙な気持ちになって、彼が可哀相な人だったかのように感じてしまうのは一体なぜなんだぜ?
270吾輩は名無しである:2008/09/03(水) 23:43:34
アンヌコや、アンヌコ、ボンチコや。
ボンチコや、ボンチコ、アンヌコや。
お茉莉、お茉莉、俺のお茉莉が喜ぶだらう。

鴎外もアンヌコもボンチコもお茉莉も、今はみんな天国で一緒に幸福なのかいな。
なんでこんなに悲しい気持ちになるかいな。

アンヌコや、アンヌコ、ボンチコや、お茉莉、お茉莉。
271吾輩は名無しである:2008/09/03(水) 23:54:51
だらだらと長いレスだな
読書感想文は八月中に書いとけ
272金神・弁天:2008/09/10(水) 04:06:29
不純異性交遊は退学無期停学トス
273吾輩は名無しである:2008/09/14(日) 06:00:30
>>269

>彼の小品を読むと懐かしいような寂しいようなそれでいて幸福なような
>妙な気持ちになって、彼が可哀相な人だったかのように感じてしまうのは一体なぜなんだぜ?

日本の文学者に限っての話だが、過去の多くの才能ある小説家の作品を読むと
自分も切ないような感情にとらわれることが多いよ。

日本文学史の中で多くのファンや高い評価を得ている作家というのは読者を寂しさや切なさに誘う資質を有してると思う。
彼らの中に本質的にあるものが、読者の感受性と照応して、作品はもとより作家自身の魅力にやられちゃうんだ。
274吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 22:00:44
「冬の王」読んだ人いる?
275吾輩は名無しである:2008/10/02(木) 17:00:25
「地獄はみんなが買います。地獄を買っていて、己(おれ)
は地獄を買っていると自省する態度が、厳粛だと云うのです」
と森鴎外先生は風俗のことを言っています。
まったく同意見です。
276吾輩は名無しである:2008/10/02(木) 21:15:03
自分のことだけ。
277吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 02:09:15
「渋江抽斎」はなんで世間で評価されへんの?
278吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 02:51:26
内容が難しいというよりは、内容に興味を持てない人が多いからではなかろうか。
279吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 23:45:36
>>278
確かに弘前の医学者の史伝なんか一般向けじゃないかもな
280吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 21:55:23
趣味で書いてるからね。
281吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 07:46:59
伊藤整の日本文壇史を読むとこの人のすごさがよく分かる。
282吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 08:57:26
谷沢永一の本読んだらこの人のちっぽけさがよくわかる
283吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 13:14:34
伊藤整に谷沢永一か。
284吾輩は名無しである:2008/10/19(日) 20:58:42
鴎外荘っていうホテルに泊まったことある人いる?
ミーハーな鴎外ファンとしてはけっこう行ってみたかったりする

都内だと禅林寺、本郷の鴎外記念図書館には行った。
今度萩・津和野ツアーでついでに鴎外の生地も見てくる予定。
285武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/19(日) 21:17:06
>>277>>278>>279
漱石の『こころ』並に教科書に掲載されて、入試にも出題されれば人気出るよ。
人気ないのはそれが理由かな。梶井とか中島敦なんかはもともと一般にそれほど知られていた作家でなく、マイナーな存在だったけど、教科書に載ったことで(一般に。つまり2ちゃんに書くような階層)メジャーになった。
逆に昔はメジャーだった秋声なんかマイナー作家になっちゃったね。
まあ皆さん、私の書き込み内容よくわかんないよね(苦笑)
286吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 12:15:24
ちくま文庫の「森鴎外全集」(全14巻)ってどうですか?

「漱石全集」の方は新字体の表記で、語注もすごく詳しくて、
活字に苦手意識のある自分でも、読み切ることができました。

特に、各ページの左端の語注があり、それが通読の助けになったと思います。

鴎外全集にも、そういう形で語注が付いていたりするのでしょうか?
287吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 12:45:46
ついてるよ
でもできるだけ旧字で読もうぜ
288吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 13:50:19
んなもん読者の勝手。

読みやすいほうで読め。
289吾輩は名無しである:2008/10/21(火) 10:57:47
>>287

回答をありがとうございます。
無論、自分としても、旧字体で読めるようにはなりたいんですけどね・・・。(汗)

ところで、同じ出版社の、「筑摩全集類聚」版の鴎外全集はどうでしょう?
語注などは、やっぱり左端に詳しいものが載せられているのでしょうか。
290吾輩は名無しである:2008/10/21(火) 14:59:11
語注が異様に詳しいのは「鴎外歴史文学全集」だけど、高いしあんまり手に入らないからなあ。
でも鴎外の作品集は、どれもだいたい注を頑張って付けてるよ。
古今の古典からの引用が多いから、必然注釈が無いと完全には読解できないし。
鴎外自身が訓詁学を重視した人だから、研究者にも調べるのが好きな輩が多いし。
291吾輩は名無しである:2008/10/21(火) 18:11:24
舞姫の内容が掴めません‥‥
どなたか教えてください
292(o`.´o):2008/10/21(火) 20:26:42
舞姫
鴎外モデルの太田豊太郎はドイツ留学。そこで美少女のドイツ女エリスと熱愛し妊娠。豊太郎の友人は見かねて「女を捨てて帰国しろ」とアドバイス。豊太郎は一人帰国する(笑) 鴎外の色ざんげですよ(笑)
293吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 00:20:32
「舞姫」から20年後に書かれた「普請中」っていう短編があるんだけど、
これが「舞姫」の後日談としても読める作品で、面白い。

高校の宿題とかで「舞姫」を調べてる人はぜひ読んでみてください。
「舞姫」に比べるとかなり読みやすい文体ですのでご安心を。
294吾輩は名無しである:2008/11/12(水) 22:17:41
鴎外荘が日テレででてたな
295吾輩は名無しである:2008/12/19(金) 12:40:59
age
296吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 15:51:26
吉村昭が新潮文学アルバムに書いているが、鴎外の淡々としたムダ肉のない文体が個人的な文学嗜好に合う
三島のいう「規矩正しい文体」だ
今の作家じゃ拝めぬ威厳のようなものを感じる
297吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 17:28:01
いまの作家と比較しないとよさが実感できないのか?
298吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 22:34:38
>>296言ってみれば鷗は理系。石は文系。鷗は明快。石は韜晦。
299吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 00:43:29
石川淳が鷗外に比して切れが鈍いのは
江戸の戯作文学の要素が入っているからだろう
だから、軽く見られるんだけどな
まあ、中島敦のように漢文脈に即して書きながらも
書生っぽさが抜け切らなかった人もいますけどね(w
300吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 07:38:57
>>298石は漱石
301吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 19:18:22
石川淳えろす。その博学凡人の及ぶところにあらず。
真の知識人なり。
302吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 14:10:58
この人が三島や澁澤を評価してたというのがおもしろい
文学スタイルにも世代的にも隔たりがあるのに、な
303吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 19:11:42
三島も澁澤も結局は江戸文学の流れ。
304吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 20:36:21
江戸文学からの流れが、本流だろ
鴎外がそれと無縁とも思わないが
305吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 01:36:07
>>294
受験の宿に泊まろと思ったけど、すでに予約がいっぱいだったorz
306吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 12:36:44
いまや漢籍は我々殆んどにとり無縁になった。鴎外のもの読みにくい
のが多い。
307吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 15:36:21
いま山下政三著「鴎外 森林太郎と脚気紛争」(日本評論社)という本を読んでいるが、鴎外一生の不覚だな、有効な脚気対策を
講じなかったのは。日露戦争で戦死者よりも脚気死亡者のほうが多かったなどという驚愕の事実を、どれだけの日本人が知ってるだろう。
海軍が麦飯で脚気死者を減らすことに成功していることを知りながら、白米食に拘泥したのは陸軍省の高級官僚のつまらん
プライドのなせるわざだったのでは、と考えるがどうだろう。亡国の憂き目ではないか?
308吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 20:31:12
鴎外にとってRobert Koch の影響は大。脚気細菌病説に固執し過ぎた。
まあ、しかし、Vitamin B1 の発見者は日本人だから、戦病死の
英霊も報われたと言うしかないか。
309吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 20:35:34
他スレからコピペ


127 名前:吾輩は名無しである :2008/12/25(木) 19:17:28
文学とは直接の関係はないが、Kochの弟子としての鴎外=林太郎は
脚気細菌病説に固執したことにより日露戦争の陸軍病没兵の増加に一班の責任
はある。


310武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/29(月) 20:36:21
>>307
君の書き込みに別に反対はないが、ただほかの人もたぶん気がついてないこと指摘するよ。本題とは関係なく言葉尻捉えるようで申し訳ないけど、鴎外は「高級」官僚(?)かな。
官僚はともかくとして、鴎外は軍医でしょ。
軍のキャリアシステムだと軍医はトップには絶対になれないんだよ。
陸軍内ではだから「キャリア」ではないわけ。鴎外のある種の「怨念」はそこにあるということもいえなくはないんだよね。
311(o`.´o)materialist:2008/12/29(月) 20:50:45
阿呆の舞踊が踊っており増すねぇ〜(笑)藁貸し増すよお〜(笑)
312吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 16:56:39
>>310軍医総監で中将それ以上なし
313吾輩は名無しである:2009/01/01(木) 21:44:38
やっぱり「青年」は面白いな。「鷗村」も「ふ石」もでてくるし。
(「ふ」は手偏に付)木下杢太郎も「大村」でご登場。
最後の純一の決心がなんとも言えず爽やか。元日のことだ。あきらかに「三四郎」
を意識しているが、行間がより深い気がする。
314(o`.´o)materialist:2009/01/01(木) 23:44:10
障子が皆締まったひっそりとした中ではなにが怒っているので消化ねぇ〜(笑) 「青年」は鴎外の真骨頂ですよお(笑)
315吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 20:54:57
>>314何を勘違いしているのか。この色気違いが。
316(o`.´o)materialist:2009/01/02(金) 23:08:21
>>315これは痛いですねぇ〜(笑) 色気違いとは己こそなにを勘違いしているので消化ねぇ〜(笑) 熟睡しているのかも知れ間戦死ねぇ〜(笑) 藁貸し増すよお〜(笑)
317吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 19:04:04
「青年」と「灰燼」の路線でいかなかった?外はチキン
318(o`.´o)materialist:2009/01/08(木) 16:36:21
「灰燼」も酷い〜(笑)嫁たものでは無いです殻ねぇ〜(笑) 阿呆の以下研なぞには最高なので生姜ねぇ〜(笑)
319吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 20:52:59
鴎外読んだことの無い蝿が一匹ぶんぶん飛びまわってうるさいねえ
320吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 22:44:50
お前は舞姫と史伝しか読んでねーんだろ
321(o`.´o)materialist:2009/01/08(木) 23:20:38
「ヰタ・セクスアリス」「青年」「灰燼」どれも途中で中断して投げ出した未完作〜(笑)「青年」は一応は完結はしているものの何か中途半端ですし、
「灰燼」なぞの酷さは言い尽くせないですよ(笑)
Hermaphroditesの相原、ピストルを所持(笑)護身用のナイフなら今風ですけれども、文中では小説に筋の面白さ謎を否定されて増すがまず己鴎外自身がリアリティを
持ってプロットでも作成城とアルバイト作家鴎外には云いたく鳴り増すよ(笑)
「新聞国」なる訳のわからないものを書かれ増してもねぇ〜(笑) ところで節蔵はお種とはどういう仲だったので消化ねぇ〜(笑)
322吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 12:32:57
長文レスする暇があるなら、一度くらい読んでみろ
「ヰタ」と他の二作を同列に語ってる時点で、どうにもならない
323吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 13:06:57
明治大正の真の文豪は露鴎で決まり。
324吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 16:36:55
うん、一般的な知名度で言えばそうだろうがなぁ・・

北村透谷、高山樗牛、広津流浪、齋藤緑雨、島村抱月…
あ、内田魯庵なんかも
読んでみたかや? 一度じっくり読んでみれ。
325(o`.´o)materialist:2009/01/09(金) 17:53:26
「ヰタ」と他の二作が糞とは一度くらい読んでみての感想ですけれどもねぇ〜(笑)

324
紅葉、一葉が抜けて増すよお〜(笑)
326吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 18:56:44
個人的に齋藤緑雨はオススメだな。
鴎外・露伴と共に『三人冗語』という評論を連載していたくらいで、
当時としては、批評眼は前者二人に匹敵するものと評価されていた。

鴎外の静謐に対して、青年緑雨の客気や反骨心は、明治文壇において対照的だ。
327吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 21:00:37
>>325
「青年」と「灰燼」の文体の特殊性を知らないのか…
哀れなやつ
どこかで見つけたあらすじを語るだけ
お前にとっては、ラノベすら難解すぎるだろう
328吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 22:36:04
>>325残念ながら両葉はいまいち。

ちょっと無理すれば紅露逍鴎と紅逍を付け加えれるが。

緑雨(正直正太夫)は長生きさせたかった。 享年三十七歳。


それと>>327さん、お気持ちはわかるが、皆文学好きなので、
つっぱっぱっているのは、多分若さなのので、お手柔らかにしてやって
ください。誰も彼も善人も悪人も(往生などと言う回りくどい親鸞の
教えではなくて)必ず死ぬのですから。楽しくやりませんか。以上
後輩の生意気なでしゃばり諒とされよ。
329(o`.´o)materialist:2009/01/09(金) 23:52:50
327
「青年」と「灰燼」の文体の特殊性(笑) 頭は大丈夫で消化ねぇ〜(笑) 舞踊の低脳レベルでスカ(笑)

328
因みに芥川は明治文豪ベスト3として、紅葉、一葉、緑雨を挙げており増す〜(笑) 露伴は酷評して増すねぇ〜(笑)
330吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 23:56:04
芥川如きの酷評なんざどうでもいい
二流屑作家
331(o`.´o)materialist:2009/01/10(土) 00:28:55
二流屑作家芥川如きが眼中に無い鴎外は三流糞作家で消化ねぇ〜(笑) 藁貸し増すよお〜(笑)
332吾輩は森鴎外である:2009/01/10(土) 01:10:35
文句があるかね?
              ,. -──- 、
           , ‐''´____, -‐' `ヽ、
          冫´      ヽ    `、
          /         ヽ     ',
           /           l      |
         l            l    _ |
        lr ニ 、  ,ィ ニ 、..    l  /r‐l
        ',.,r,ァ、l `イエェ-    l / 、i' l|
          ! ̄ /         l l ノソノ
           ',  l   、       ヽ,l __ノ
         ヽ ゙,,‐,,''''゙        |.  |
        ャォ,,,ミミミミミ、        /  |)、
        `''''''、'ー‐-''ヾソ     /  /;;;;;;ヽ
             ヽ     , -'´   /;;;;;;;;;;;/;;ヽ
         _, -‐''`ー─、'    //;;;;;;;;ハ;;;;;;;ヽ
      , -'´;;;;;;;;;;;;;/;;;;| lヽ   //;;;;;;;;;/;;;;;;;゙、;;;;/
     //´;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;! | / /;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;У;;;;;;
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333吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 07:06:20
↑最も偉大な同人作家
334吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 07:35:12
確かに龍之介はちょっと小才の効いたところがあった。
それだけ
金之助は朝日新聞と岩波書店のおかげで、名がしれた。
それだけ
335吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 07:56:43
鴎外関連なので、一応貼っておきます

132 :吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 02:45:53
鴎外の二度目の妻志げさんはえらい美人さんですね。
私は志げさんの登場する「半日」「金毘羅」などが好きです。


133 :吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 11:09:35
小林勇「蝸牛庵訪問記」によれば「鴎外は妾をもっていたか」
に答えて露伴先生「持っていたとも」。
それでなくちゃ名作「雁」書けるわきゃない。


336吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 08:44:05
文学スレらしい正しい日本語を書こう。
337吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 09:30:23
芥川は漱石と鴎外の二人は完全に別格と思ってたでしょ。

芥川の古今の文献を渉猟して、そこに手を加えて短編を作るというスタイルは、あきらかに鴎外の影響だし、
一時期文芸批評家の間で、芥川の作風はむしろ漱石よりも鴎外寄りなので、鴎外の弟子になるべきだった
みたいなことも言われていた。
338吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 12:28:35
>>337おもしろい
339吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 13:47:43
諸国物語からの影響は強いだろうね
340吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 20:10:58
にしても「山椒大夫」を捻り出した力量はなみでは無い。
341(o`.´o)materialist:2009/01/10(土) 21:04:52
鴎外は妾として女中を雇っていたのでは無いので消化ねぇ〜(笑) その妾がのちに結婚した古都を聞いた古都が日記に記されていたとか〜(笑)
342吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 21:08:15
汚いリズムの文章だ
343(o`.´o)materialist:2009/01/10(土) 21:11:13
噂によると鴎外は一葉を妾にしたく弟を一葉宅に出向かしたとの話ですよ(笑)一葉死後に一葉全集の監修者を露伴と口論になり仲違いした謎、藁貸し増すよお〜(笑)
一葉日記の発刊に反対したのが鴎外、なにかを恐れていたので消化ねぇ〜(笑) 一葉日記が編集されていた古都が研究であきらかなようです殻ねぇ〜(笑)
344吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 21:29:58
>>329
お前、作家の文体の変化すら読み取れないのか?
クソレスを連ねるヒマがあるなら、
青空文庫を開いて五分でわかるはずだが
絵に描いたような低脳だな
感動する
345( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/10(土) 21:31:33
実に愚か(笑)おやはや(笑)
346(o`.´o)materialist:2009/01/10(土) 21:36:52
344
作家の文体の変化すら読み取る、もなにも見ればわかり増すけれども、それがなにか〜(笑)荒れを特別視するおまえを低脳と逝って折るのですけれどもねぇ〜(笑)
347理科男:2009/01/10(土) 22:04:19
調べたら森鴎外の初期作品を余り読んでいないような?何かいいものはありますか?
348吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 03:48:23
コピペ:

133 :吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 11:09:35
小林勇「蝸牛庵訪問記」によれば「鴎外は妾をもっていたか」
に答えて露伴先生「持っていたとも」。
それでなくちゃ名作「雁」書けるわきゃない。

134 :吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 11:07:24
>>133
鴎外の長男で前妻登志子との間の子、森於菟さんが「鴎外の隠し妻」で書いた
児玉せき女の事かもしれませんね(この婦人も細面の美人さん)。

登志子との離婚後、
「・・・父は酒杯を手にする機会は多くても、芸妓その他いわゆる玄人関係の
女と気の合う事はなく、家での女中などはもちろん、しろうと関係の女に手を
出す父でもなかった。それを心配した祖母がなかなか縁談のきまらぬのでおせ
きさんを勧めたのではないかと私は考えるのである。」

この頃鴎外の主宰した「めざまし草」に斉藤緑雨とともに露伴も加わっていた
ので、露伴もこのせき女を知っていたのでしょうね。

135 :吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 11:57:45
>>134乙おもしろい

136 :吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 12:01:51
「雁」には所謂妾奉公の詳細が描かれており、
とくに「奉公契約」が詳細に伺える、があれは
自己の体験からくるものだろうか。
349吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 08:40:17
露伴先生は一葉女史を高く買っていた。だが、
偉大なという意味ではなく、繊細なという意味で。
350吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 08:43:04
みなさん
(o`.´o)materialist
はthroughで
351吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 09:21:43
>>346
そうかあ、読み取れるんだねえ
じゃあ試しに、三作それぞれの文体を語ってみるかい?
つっこまれるのを覚悟で語る勇気はあるかな?
352吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 12:02:38
鴎外が訳した
リップ ばん ウィンクルは時代遅れの人の意味

主人公が悪妻が怖くてお酒を飲んで眠ったら20年たってしまった話
アメリカ アービングの話

引きこもりがこの状態
ネット悲劇
353吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 14:08:53
鴎外名訳です。
354(o`.´o)materialist:2009/01/11(日) 14:53:06
351
文体を語る(笑)頭は正常で消化ねぇ〜(笑) 試しに、おのれが語ってみては道で消化ねぇ〜(笑)藁貸せていただき増すよ(笑)
355吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 21:14:50
>>354
この辺がお前の限界か
まあよくがんばったよ
じゃあな
356(o`.´o)materialist:2009/01/12(月) 00:58:04
355
藁貸し増すねぇ〜(笑)
357理科男:2009/01/12(月) 10:44:13
Rede kein dummes Zeug!
358吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 16:47:00
理科男様:「懇親会」など初期の作品だが、鴎外の小説に幾度も
出てくる彼得意の宴会描写面白い。
359吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 17:43:00
舞姫を呼んで日本語の美しさに感動していた高校3年の頃。
あんな綺麗な日本語の本ってないですよね。
360(o`.´o)materialist:2009/01/12(月) 18:38:44
舞姫を呼んで日本語の美しさに感動(笑)
361吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 18:55:27
>>359勿論一葉たけくらべ、露伴の五重塔読まれたでしょうね。
362(o`.´o)materialist:2009/01/12(月) 19:02:19
たけくらべ、五重塔(笑)
363(o`.´o)materialist:2009/01/12(月) 19:11:48
さて、果たして現代人に取って文語文が日本語の美しさと漢字れるか甚だ疑問ですよ(笑) わたくし率的には堅苦しさしか漢字ないです殻ねぇ(笑)
ところで「国語とはその国民の精神性と無関係では無い」とは某言語研究家の弁でしてねぇ〜(笑) この意味はなにをいわずんばなので消化ねぇ〜(笑) いやおや(笑)
364( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/12(月) 19:16:14
さて、偉大なる松坂忠則をご存知でしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)国民の精神性に直接影響を及ぼした偉人ですよ(笑)おやはや(笑)
365吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 19:57:12
「おやはや」って何?聞き慣れない言葉だな。
驚き呆れた様子をあらわす日本語は「いやはや」じゃないの?
366吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 20:42:50
ちょうせんじん沢山涌いてきたな。おもしろい日本語
ありがとこじゃました。
367吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 20:44:57
いやおや(笑)おやはや(笑)
368吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 21:24:34
久米邦武:米欧回覧実記。 歯がたたなかったけど
露鴎読むようになったら、楽に理解出来るようになった。

江戸軟文学。ワ印必死で読んだら、結構原文楽しめるようになった。
369吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 22:27:26
変な顔文字のコテは痛いな。こういうまともに日本語も使えない輩こそ、鴎外を読んで勉強するべきじゃないか。
370理科男:2009/01/12(月) 23:38:28
>>358
親切にどうもありがとうございます。懇親会ですか。探してみます。
371理科男:2009/01/12(月) 23:47:53
文語文には文語文の良さがあると思います。読み慣れるのに手間はかかりますが…。字引を引きつつ読むのを繰り返したのでそこそこ読めるようになりました。
372吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 07:42:17
自国の古典(あるとしての話ですが)も読めない朝鮮人とちがって、
我が国語は現代人が古典を読むのに、結局何の支障もない。
注釈なしで、源氏物語に当たってみられよ、平家物語、
あるいは近世の雨月物語よりすこし難解だが、なんとなく
解ってくるとこが面白い。ただ、漢籍はどうにもしょうがない
ところがあるが、そこは同字の国民として、ぼんやり眺めて
いるうちになんとなく解るのがおもしろい。支那人は
簡体字なる奇怪なもので、国字を破壊したので、自国の
古典がよめない。魯迅は馬鹿。わが国の志賀直哉(フランス語)
は大馬鹿。
373理科男:2009/01/13(火) 07:57:08
注釈無しの源氏物語ですか。主語の不明確さがきついです。センター古文満点を狙うかというあたりだった私には厳しいですね。
中国も漢字の略体化を止めました。変えすぎるのも困ったものなんでしょう。
374吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 08:51:05
理科男様: 古事記日本書紀も面白いですよ。
375吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 08:56:11
>>371スレ違ひなれど、露伴子の「枕頭山水」
名文なり。変態仮名多き原文を読まれよ。
376吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 09:10:30
>>369同意します。かまって欲しいんですよ。寂しいんですよ。
かわいそうな奴らなんですよ。来るところ間違えているのですよ。
377理科男:2009/01/13(火) 17:56:55
>>574
古事記、日本書紀ですか。文学部の友人が「授業で読んでる」とか言ってました。さすが、と思っていました。万葉集は細かく切れて読みました。善処してみます。
378理科男:2009/01/13(火) 18:09:21
>>575
どうもありがとうございます。枕頭山水ですね。森鴎外ではドイツ三部作などは優美な文語だと感じました。探してみます。
379吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 08:44:54
「学校教育]が純真無垢素直な人間を堕落怠惰臆病にさせる格好の例は
「古文」である。細かい注釈を読んで恐る恐る一行づつ
たどるものだと思わせる。嘘嘘嘘。よめよめよめ。
そのままそのまま。原文原文原文を。解るわかる解る。
必ず必ず必ず。
380吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 08:54:55
志賀直哉はとんでもないいんちきです。日本語
をやめてフランス語「でも」国語に採用したら
どうかとたわごとをいっておりました。そうすると、
日本人は誇るべき我が古典を読めなくなるわけです。
なにが「小説の神様」ですか?
森有礼は英語を国語にせよと言い、伊勢神宮では
ステッキで御簾をあげ憲法発布の当日暗殺されました。
敗戦の混乱期だったのが幸いして直哉は「栄光」
の生涯を終えることができました。
381名無し募集中。。。:2009/01/14(水) 16:18:52
ステッキで御簾はすごいなw
382吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 16:36:01
まあ、当時は日本文壇でフランス文学ブームだったからね。
学習院と言ったって、志賀直哉のフランス語学力は全然たいした事ないから、
フランス語を国語に採用したら、本当に困るのは当人自身でしょう。

鴎外のドイツ語や二葉亭のロシア語などは相当なレベルだろうけど。
383吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 18:57:38
>>382後年鴎外はフランス語も勉強した。その一斑は
ご存知のように青年にみられる。長谷川さん夭折惜しい。
384吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 19:00:51
漱石の英語も熊楠に比ればだうだか、
385吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 19:04:04
>>383
「二人の友」でも、ドイツ語からフランス語へと興味が移ってゆく所があるね。
386吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 19:22:47
そうそう鴎外の佳品「二人の友」。小倉でフランス語
はじめたんだっけ。それと結構軍事的目論見あったのでは
ないかな。
もっともかれは軍医だったが。
387吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 19:29:51
年下のF君との淡々とした交際いいね。なんか
明治人の語学に対するひたむきさが伝わってくる。
会話会話といま二言目にわめかれているが正則の
語学をしていた明治人は立派な英語などを
話せたようです。
388吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 19:46:20
むしろ明治のインテリは外国人教師から外国語で洋学を教わっているから、話せて当然
389吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 19:57:38
なるほど。あたりまえのこと気づかなかった。目からうろこ。
390吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 20:05:51
明治も中期になるとお雇い外人が少なくなって、
帝国大学にも国産教授、国産博士が増えていたが
あいかわらずあちら語で講義する日本人がいた。
391(o`.´o)materialist:2009/01/14(水) 22:01:25
Fが童貞のようで親近感を漢字るとは〜(笑)
392吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 01:10:19
『青年』は田舎から上京をしたての住み込み学生の気持ち
や淡い恋心をうまく書き込んでいる。
物語に強弱がなく淡々としたつくりだが
最後の小泉が何か書けるような気がした」と言ってそれから3年がたったが...
見たいな感じだったが。
結局小泉はどんな作品を書いたのだろう?
393吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 19:07:32
『青年』は未完というのが惜しいね。
まあ、あれ以上書くのは困難だろうが・・・

完成度で言ったら『雁』の方が圧倒的に上だろうが、
『雁』は瑕の無い小説のお手本みたいな作品だから、
多少不恰好でも、「小説の可能性」はむしろ『青年』の方に感じるね。
394吾輩は名無しである:2009/01/17(土) 02:14:34
>>392
それが「青年」・・・となれば和製プルーストの誕生ですよ。
395吾輩は名無しである:2009/01/17(土) 18:45:47
>>393
同感。その意味で、三四郎より出来は上か。
396吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 11:23:54
鴎外の作品から見た明治という時代について…ってどんな感じかわかりますか?
397吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 18:26:21
>>396意外に自由な社会、言論も日露戦争以前は
比較的自由。東京都内の移動わりと早かった。
郵便が早い。あしたの用事を今日の葉書で。
知識人の生活程度高かった。鉄道一等、もしくは、
二等。語学堪能。結核恐ろしい。前途有為のわかものの、
命を奪った;「二人の友」。人件費安い。
中ぐらいの家庭でも女中さんおいた。宿賃安い。
簡単に長期滞在。

398吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 19:08:43
>>396
封建時代の士農工商に代わり、確固とした身分制度が存在した。
隠然たる生来の不平等、皇族ー華族ー士族ー平民の区別は戸籍に記載された。
しかも平民の中でもごく少数の地主たちが田畑山林を所有し大多数の小作人がその土地を借りて
耕作、借り賃として収穫した米を現物で地主に納入。地主らは米を厳禁に替えて
裕福な暮らしをし「旦那衆」と呼ばれた。彼等の子弟は旧制高等学校から
帝国大学へ進学し国家の中枢となるエリートとして育成され政界財界司法界を
文字通りその双肩に担った。貴族院議員は全国の多額納税者から選出された。

知識人とはまさに彼等を指す。大多数の国民は小学校にもいけず奉公に出されて
女中や丁稚として働いた。


399吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 19:15:55
>>398
「女中さん」などとは呼ばない。下男、下女、子守りが居た。

ただ、そうした知識人特権階級は、社会全体に対する責任も十全に果たしていた。
貧しい階級出身でも優秀な者が居れば「書生」として家に寄宿させ
学資や生活の面倒をみて教育を受けさせ次世代の人材として育てた。
野口英世の例を待つまでもない。

400吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 20:22:01
じんぜうせうがっかう(四年)は
義務教育。文盲率はひくかった。
401吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 20:24:43
未完作「灰燼」には、書生よりも上の
待遇の主人公が出てくる。
402吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 12:55:53
403吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 00:26:09
鴎外先生の作品から見た明治時代ってどんな感じなんだろうか?
404吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 19:37:58
史伝もの読むのにはエネルギー要るね。クソ面白く
ないけど、睡眠薬にはなる。なんでこんなものに
鴎外は心血注いだんだろ? へそまがりだね。 orz
405吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 19:45:49
軍ちゃーん! 元気? 一言どぞー
406武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/11(水) 23:06:00
>>404
おもしろいよ。
たくさん日本語で本を読んでれば、あれらは気持ちいいはずさ。まあそれが難点といえば難点だ。
鴎外の史伝はある種の美文みたいなもので、あれに慣れるのは退嬰的だろうな
407吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 09:04:27
鴎外の史伝は精神科医も不眠症の処方に入れとります。
408吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 09:22:09
渋江抽斎は特別。
あれだけは、なぜか面白く読める。
伊沢蘭軒あたりになると、眠くなる前に数行で嫌になる。
409吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 12:39:27
いまではマイナーな外国作家の翻訳、とくに
戯曲のそれも、退屈だな。鴎外ほどの文人が
なぜあんな群小作家に拘ったのだろう。いうまでもなく、
良いものもあるが。
410吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 22:42:00
>>406
よくそれだけつまらんゴタクばかりあちこちに書き散らせるな。
411吾輩は名無しである:2009/02/13(金) 18:55:08
>>410
ままま,おさえておさえて、武隠
ひょっとしたら、文才あるかもしれんからorz
412吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 23:03:33
鴎外の小説で最も娯楽性に富んだ作品はどれ?
やっぱり「山椒大夫」か?
413吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 08:45:37
>>412借問す 娯楽性 とは何の謂ひぞ。
414吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 19:03:50
清張せんせいがゾッコンです。
415( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/16(月) 21:35:31
>>409
それこそ鴎外を解き明かす鍵になりそうなのですけれどもねぇ(笑)もう少し長生きしておればあの作家の作品も読めたと思うのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
416(o`.´o)materialist:2009/02/16(月) 21:53:33
鴎外の晩年は創作意欲は減退して増す殻ねぇ〜(笑) 長生きしたとて期待は無理で消化ねぇ〜(笑)
417( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/02/16(月) 21:59:45
創作意欲は落ちても翻訳をする作家というのは多いでしょう(笑)おやはや(笑)ちなみに現代に森鴎外が来て、という馬鹿話がありましたがあれは阿呆でしたねぇ(笑)おやはや(笑)
418吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 22:19:24
なんで自演がバレてることに気づかないの?
ひょっとして知能に障害があるの?
419吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 23:49:14
鴎外の作品は主観が無くてまるで氷細工のようだが、
随筆や私小説にたまに現れるちょっとお茶目な一面が好きです。
420武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/17(火) 01:06:40
>>418
別人だと思うよ。
君が自演自演って、神経質になるのは自分が自演してるからじゃない?
421吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 01:17:31
やっぱり自演がバレてることに気づいてないんだな。

422吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 01:19:23
だって大学不合格で専門中退の知能障害ryw
423吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 20:10:31
>>419 :吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 23:49:14
鴎外の作品は主観が無くてまるで氷細工のようだが、
随筆や私小説にたまに現れるちょっとお茶目な一面が好きです。


氷細工:阿部一族
ちょっとお茶目:「青年」の鴎村先生
424412:2009/02/17(火) 21:50:57
>>413
単純に読み易くて俗受けしそうな作品、ということでお願いします。
425名無し募集中。。。:2009/02/17(火) 23:59:27
416
そうかな
前述の通り
同世代の牧野富太郎や徳富蘇峰のように
うんと長生きしていただきたかったですよ
アタシャー
426吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 11:39:41
追難(難に人偏)とか大発見とか、確かにちょっとお茶目だな。
427吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 16:45:38
>>424
>単純に読み易くて俗受けしそうな作品
他の作家を当たられたし。それは鴎外漁史の1番苦手な分野。
428ヴォートラン:2009/02/21(土) 10:49:33
『鶏』。左遷されて小倉にいった時のことを書いたもの。『ちょっとお茶目』な作品。笑えます。
429吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 08:25:54
>>428私はやはり第三者の氷の眼で書いたものに読めるのだが。
430ヴォートラン:2009/02/25(水) 23:50:58
確かに、ハードボイルド小説のような文章で書かれているのは事実です。がユーモアがしみでていると
私は感じました。娘たちによれば、鴎外はごはんの上にまんじゅうをのせて食べたりするような人であ
り、生まれ故郷島根県から講演の依頼がきたときの大笑いしたというエピソードからも、ユーモア感覚
もあった人であると思います。そもそも彼の(氷の眼的)アポロ的な文章は後期に完成されたものであ
り、「舞姫」「うたかたの記」「ふた夜」「文づかい」の初期作品はディオニュソス的ともいえるほど
であり、そういう面を後期になると隠そうとしているところがあるのではないか、と思います。ごめん
なさい、要は氷の眼的な面を強調しすぎて、せっかく森鴎外の作品に近づこうとしている人に道をせば
めるのはよくないということです。自分の場合でも最初は晩年の史伝はわかりませんでしたし。



431吾輩は名無しである:2009/02/26(木) 00:19:46

高木兼寛=鈴木梅太郎>>>>>>>>>>>>>>|三万人の死|>>>>>>>>>>>>>>>>>森林太郎

科学者として軍人として恥を知るなら割腹自殺して欲しかった。
432吾輩は名無しである:2009/02/26(木) 00:34:18
科学者も軍人もスレチ。
433吾輩は名無しである:2009/03/01(日) 13:02:35
鴎外のWIKIが読みづらい
脚気に関する批判を和らげたいのだろうけど、「脚気」の項から丸々同じ文を引用して鴎外擁護はみっともない
しかも客観的な記述をせず「脚気問題についての批判の多くは筋違いである」と結論付けているし

自信のある人は編集し直して下さい
434吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 02:29:43
質問なんですが、「ヰタ・セクスアリス」の発禁処分はいつ解除されたのですか?
435吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 04:53:42
>>434
確かに気になるね。発禁になった旨を記した資料は多いけれど……
436吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 06:13:00
村下孝蔵の「踊り子」は「舞姫」に着想を得たものだろうか
437吾輩は名無しである:2009/03/29(日) 17:12:16
森鴎外を読む前に、彼が影響をうけた海外文学や漢文、
古文も勉強しておこうと思って、未だに鴎外全集を開けない俺。
438吾輩は名無しである:2009/03/29(日) 17:30:29
HNヴォートランは平野啓一郎
439イタ研 ◆99D.I.T.C. :2009/03/29(日) 23:47:07
>>437
「舞姫」のように有名な作品よりもむしろ、あまり知られてない短編が味わい深い鴎外。
つまらない作品はほとんど無いと思うので期待しててください。
(ただし、晩年の史伝ものはたいへん。注釈がやたら多い版はお勧めできません。
注釈などつけようと思えばいくらでもつけられる内容ですからね。
正直あまり必要とは思いません。)
440吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 16:23:48
桜桃忌では、また荷物置き場になったりしたのかな?
441エリス:2009/07/02(木) 13:44:42

突然ですが、森鴎外の舞姫の豊太郎の生き方ってどう思いますか?

皆さんの意見が聞けたら幸いです。

442吾輩は名無しである:2009/07/02(木) 23:55:36
>>441
宿題かな?
443吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 02:44:15
史伝ものの面倒くささを回避して鴎外を論じようとは
おぬし若いのう。
444吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 02:49:58
しかしやっちゃってるねえ。名前まで騙ったりして。
こっちだけじゃなく、あちこち粘着して、
ほんとストーカーだね。
自分で恥ずかしいと思わないのかな?
友だちいないの? ほかにやることないの?
あきれるほど悲しい人だね。
こっちは近寄ってきて欲しくないし、
何の関心も興味もないから、
前にも言ったとおり目の前から消えてくれ。
445吾輩は名無しである:2009/08/04(火) 16:46:09
明治の作品で現代人みたいに先が見えてる下り坂の人生を憂う作品ってないんですか?

446吾輩は名無しである:2009/08/23(日) 13:47:18
偉大な作家とは思うが、結局最後までエリート意識を捨てられなかった人。

静謐による美しい言語空間を作り上げることは出来ても
それとは逆の方向性である狂気や鬼を宿すことは出来なかった人。
447吾輩は名無しである:2009/08/24(月) 10:50:29
鶏の意味が分からん
448吾輩は名無しである:2009/08/24(月) 18:51:53
>>446
はたしてそう豪語するほど、鴎外の作品を読み込んだ人なのだろうか…
449吾輩は名無しである:2009/08/24(月) 19:28:47
>>446
君が言うところのあの静謐がそのまま狂気や鬼を飲み込んでいるんだよ。
分かり易い形の狂気など、鴎外は書かないよ。
450吾輩は名無しである:2009/08/24(月) 19:36:37
どっちにしろ、たいした作家じゃないよ
451吾輩は名無しである:2009/08/26(水) 23:19:20
鴎外がたいした作家でなかったら、日本にたいした作家とやらはいるのか?
後学のために教えて欲しい
452イタ研 ◆99D.I.T.C. :2009/08/27(木) 01:19:08
横レスです。
漱石全小説、鴎外は6〜7割程度ですが、小説家としての適性は正直、漱石が遥かに上なんだと思います。
しかし、鴎外の簡浄な文体を読むと、しばらく自分の文体までまともになるから不思議。
最近は翻訳ばかり読んでいて文体の乱れが酷いから、鴎外読まないと・・・といった感じですわ。
453吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 20:00:22
[小説家としての適性]ったなんぞなもし?
おしえてつかーさい。
454吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 20:16:48
寂れているな
455吾輩は名無しである:2009/08/29(土) 00:09:14
話題も無いし
456吾輩は名無しである:2009/08/29(土) 00:22:31
ヰタ・セクスアリスを読み始めたけど、あまり面白くないね。読みにくいし・・・・
457吾輩は名無しである:2009/08/29(土) 02:30:52
ヰタはあんまり好きじゃないな
自然主義の暴露系が流行ってたから、時流に迎合したみたいで、鴎外らしくない。
内容もちょっとヰタいし。
458吾輩は名無しである:2009/08/30(日) 01:21:37
日本語がメチャクチャだね
459吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 01:49:21
明治の作品だからね
460吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 19:59:30
アマチュアだし
461吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 15:13:52
森鴎外「大発見」
No.794 森鴎外の「大発見」という作品には「ヨーロッパ人も鼻クソをほじる」と書い
てある(番組評価 67/100へえ)

森鴎外(1862〜1922)の作品をまとめた「鴎外全集」の「大発見」という作品の結論に
「僕は謹んで閣下に報告する。欧羅巴人も鼻糞をほじりますよ。」とあります。鴎外は衛
生学を修得するためにドイツに留学しましたが、その際にドイツ公使に「鼻クソをほじる
日本人に衛生学もあるか」と罵倒されました。鴎外は「ヨーロッパ人も鼻クソをほじるは
ずだ」とドイツ留学の3年間、鼻クソをほじるヨーロッパ人をひたすら探し続けました。
結局見つけることはできませんでしたが、あきらめきれなかった鴎外は20年以上経ったあ
る日、デンマークのグスタフ・ウィードによって書かれた「2×2=5(和名:ににんが
ご)」という書物の中で「彼はをりをり何者をか鼻の中より取り出している」という記述
を見つけ、明治42年(1909年)に「大発見」を発表しました。この時の喜びを「キュリ
ー夫人のラジウム発見やコロンブスのアメリカ大陸発見に匹敵する大発見だ」と自画自賛
しています。
http://www.oride.net/trivia/trivia789-794.htm
462吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 19:10:33
リップ ヴァン リンクル の翻訳立派な創作です。
ワシントン アービング は鴎外のおかげで日本で
知れ渡りました。上田敏の訳詩と同様、明治の
文人の実力を示しております。
463吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 14:45:09
鴎外さんのおかげで文学者って唯一公式に認められてるオタク業だなって思うようになった
464吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 05:33:56
鴎外って文体だけじゃん
中身はパクリ
465吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 05:51:15
>>172
>ビタミンを無視して日露戦争で3万人の日本兵を脚気で殺した。

鴎外自身は自分の間違いを認めていたのかね?
466吾輩は名無しである:2009/10/03(土) 08:59:17
役人が間違いを認めるわけが無い
467吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 17:26:31
パクリ魔ミヤジしゃん
見てましゅか〜?
あばばばばばばばばばばば
468吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 08:05:28
舞姫はなぜ名作なんだ。鬱展開のエロゲみたいな話じゃないか

あの文章だからか?
469吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 13:30:21
>>468
純文学ってそんなもんじゃないの?

エロゲだって勝手に深読みしてれば何か見えてくるだろうし
470吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 13:46:58
こういう馬鹿も鴎外を読むんだな
無理して読んだ満足感しか残らないだろうに
471吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 19:31:57
明治のものかきみな下らぬとやうやく悟ったをれ。
472吾輩は名無しである:2009/11/30(月) 06:04:33
やっぱり、青年はいいなあ…
473吾輩は名無しである:2009/11/30(月) 21:02:29
期末試験終わったら「青年」読むつもり
あ〜はやく読みて〜〜
474吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 16:55:05
子が死ぬ代わりに親が生きるという点で、「最後の一句」と堕胎は共通している
475吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 00:13:40
山椒大夫とドラクエXが被った
476吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 22:57:36
 
477吾輩は名無しである:2010/01/24(日) 02:06:25
最近興味が湧いていろいろ調べたら
自己保身とプライドの為に脚気で3万人の日本兵を虐殺した極悪人とか
娘を溺愛して下の世話から添い寝、嫁に行くまで膝にのっけて抱っこしてたとか
国令でいったドイツで現地の女の子ひっかけてポイ捨てしたとか
そのドイツでもビールによる利尿効果の研究と称して毎晩飲み歩いたとか
嫁姑が大喧嘩してるのをノンフィクション小説として出版したらますます事態が悪化したとか
妹、嫁、娘、息子がこぞって回想録を出版したとか
松本清張が晩年鴎外に執着してたとか
細菌恐怖症で極度の潔癖症で加熱食品しか口しないとか

本人の小説より人物像が面白すぎるんだけど
478吾輩は名無しである:2010/01/24(日) 12:27:02
>>477
> 松本清張が晩年鴎外に執着してたとか

そういえば、松本清張って鴎外で芥川賞取ったよね
479吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 13:14:26
森という人はおそろしく出世したい根性のひとだった。
森という男は蓄財の好きなやつさ。
心は冷たい男だ。
ともかくよく書いたことは書いたな。
ーーー小林勇:蝸牛庵訪問記より


露伴と鴎外は後年、仲違いした。当事者の一方の話としても
真実を衝いているか。
480吾輩は名無しである:2010/02/10(水) 11:15:38
15秒で「舞姫」
日本政府の援助でドイツ留学していた豊太郎はダンサーのエリスと恋に落ちて
妊娠させちゃいましたが、バレて援助を打切られ
お金がないので一人だけ日本に帰りました。めでたしめでたし
481吾輩は名無しである:2010/02/10(水) 14:51:00
長すぎだな〜〜〜
独逸派遣国費留学豊太郎
落恋踊子襟酢後妊娠発覚
打切仕送無一文一人帰国
幸福終
482吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 19:28:00
>>480
35点

>>481
30点
483吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 13:13:11
>>482おまえ自身は0点
484吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 14:18:36
できちゃった帰国
485吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 15:02:59
>>483
くやしいのうw
486吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 15:38:22
>>485
くやしいのうw
487吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 16:53:29
ちくまの怪談のやつ面白い?
488吾輩は名無しである:2010/02/17(水) 22:03:48
鴎外の評価は時代によって波があるのかな
大正〜昭和一桁生まれの世代は鴎外に対する評価が辛い人が多い感じがするんだが
489吾輩は名無しである:2010/02/18(木) 01:47:04
>>488で、貴方の御評価御高見を伺いたいのですが。
490イタ研 ◆99D.I.T.C. :2010/02/20(土) 15:27:26
>>488
三島由紀夫によれば、鴎外の評価は戦前の方が遥かに高かったとのこと。
491吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 00:48:28
492吾輩は名無しである:2010/03/08(月) 20:10:19
仲代達矢、米倉斉加年、大空真弓、十朱幸代の「ジョン・ガブリエルと呼ばれた男」は圧巻だった。

鴎外が好きな人は、つべこべいわずに観ておくべきだろうね。
3月18日〜20日東京でやってるよ。

(イプセンの戯曲「ジョン・ガブリエル・ボルクマン」は鴎外が日本に紹介したのは知ってのとおり。)
493吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 16:07:18
鴎外のようなアマチュア作家の作品なんてよく読む気するね
494吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 19:45:45
舞姫、渋江抽斎以外は駄作ばかり。
495吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 21:50:32
>>493
あんた、赤川次郎でも読んでおけば?
496吾輩は名無しである:2010/03/12(金) 09:49:35
鴎外初心者ですが、舞姫のストーリーは本人の実体験に基づく話なんでしょうか?
497吾輩は名無しである:2010/03/13(土) 19:30:56
>>492入場料高そう
498吾輩は名無しである:2010/03/13(土) 23:23:09
>>496
エリスのモデルといわれるドイツ人が、鴎外を追っかけて日本に来たことがあったらしいよ
499吾輩は名無しである:2010/03/14(日) 09:31:51


   渡辺はわざとらしく顔をしかめた。「ここは日本だ」



                                        森鴎外『普請中』
500吾輩は名無しである:2010/03/14(日) 19:42:10
>>498
なるほど、全くフィクションという訳ではなさそうですね。レスありがとうです。
501吾輩は名無しである:2010/03/15(月) 00:38:17
舞姫のヒロインは哀れといえば哀れな女性だよな
502吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 18:29:33
日本はまだ普請中……
今もまだ言えるだろうか
503吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 18:18:09
『普請中』読んでるけど、すごい文章が淡白だよね。
あんまり良さが分からん。
504吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 18:54:29
それがまた良いのです

単純さに耐えられず色々べたべたくっ付けちゃった文章は嫌だね

まあ、ダメな人は駄目かもね
そんな貴方は中上健次の詩的でテンションの高い文章なんかに嵌るかも
505吾輩は名無しである:2010/03/28(日) 18:13:47
津和野でオフしようぜ
506吾輩は名無しである:2010/03/28(日) 18:38:14
禅林寺でいいだろ
507吾輩は名無しである:2010/03/28(日) 19:50:57
阿部一族ごっこしようぜ
508吾輩は名無しである:2010/03/28(日) 20:22:38
オレ宮本武蔵やる
509吾輩は名無しである:2010/03/29(月) 05:38:22
独逸でオフしようぜw
510吾輩は名無しである:2010/03/29(月) 21:50:46
上野でいいよ
511吾輩は名無しである:2010/03/30(火) 12:31:57
上野かよ遠いな
512吾輩は名無しである:2010/03/30(火) 21:46:21
ベルリンで待ってるぜ
513吾輩は名無しである:2010/04/12(月) 21:44:12
鷗外 鷗外 鷗外

514吾輩は名無しである:2010/04/12(月) 21:45:55
おっ、変換できた

森鷗外
515吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 12:32:16
最近やっと森鴎外の良さが分かるようになった。阿部一族とかかのようにとか、
すごいと思った。なんだか漱石とか鴎外の時代と較べて、現代は明らかに
劣化してるように感じる。文藝界が商売として固定してしまったからだろうか。
516吾輩は名無しである:2010/05/02(日) 14:15:57
青年の小泉純一が首相の小泉純一郎をイメージしてしまうのは
私だけでは無いと思います。
517吾輩は名無しである:2010/05/14(金) 01:11:55
鴎外上げ
518吾輩は名無しである:2010/05/14(金) 22:30:11
>>516
馬鹿なお前さんだけだよ
519吾輩は名無しである:2010/06/27(日) 22:42:10
ここは三流作家をありがたがるお目出度い連中が集まるスレ。
520吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 06:46:04
>>519
三流作家なのに、そうしたくなる魅力があるんだよ、鴎外には。
521吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 23:09:22
さすが駄作量産作家。
522吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 19:51:55
それが鴎外のいいところだよ
523吾輩は名無しである:2010/07/14(水) 02:08:11
森論外
524吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 19:32:16
鴎外は文体だけ
内容は借り物
それを言うとシェークスピアも同じなんだけどね
しかしシェークスピアと比べたら月とスッポン
525我が輩は名無しである:2010/07/22(木) 18:29:54
森鴎外の作家的出発期について。
どのようにお考えですか?
526吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 08:07:06
>>524
シェークスピアと比べる気になるだけで、すごい作家なんだが・・・
527吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 11:15:01
>>526
比べる気になったのは中身が全部借り物だから
528吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 11:34:35
むしろ文体が本体だろ
529吾輩は名無しである:2010/07/24(土) 11:37:56
また俺にうるせいEDを貼らせる気か。
530吾輩は名無しである:2010/08/21(土) 19:06:58
高瀬舟読んだ
姉がなんで自殺したのか分からない
めっちゃヘコむ
531読まずに語るな
>>530
姉なんかでてこないよ阿呆