946 :
吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 01:30:48
僕に自覚がないだけで、僕が三島の再来かも知れないってことだ…
僕はやっぱり三島の再来なのか?僕なりの推理をしても…可能性は高く思える。
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947 :
吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 15:15:54
平野はエロスの描写が下手な気もする。
世界的な版画家で芥川作家の池田万寿夫なんかはかなり上手いと思う。
948 :
吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 17:42:50
池田万寿夫は世界で活躍したが、世界的という程でもないかも。
ネット的な描写という点なら分かるのだが、平野の作品はエロでもリアリズムというかそういう感じがないよね。
坂口安吾が、最近はにおいとかも頭で感じるようになってきたとか言ってたと思うが、そんな印象を受ける。
949 :
吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 18:53:29
平野は早く自分の言葉で書けwww そうじゃないと、大嫌いな春木批判もまっとうにできないぞ? まぁ 準備してるのだろうが…
950 :
吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 19:11:47
別に平野が春樹批判というより、平野が島田の門下で、島田が春樹を批判しているだけでしょ。
951 :
吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 19:23:11
春樹は古い文学から新しい文学に変わったように思われたが、本来は、ヨーロッパ近代的な文学から、アメリカ文学と結び付いた日本本来の叙情性へと回帰しただけだと思われる。
島田に文学的な力などないだろ。ろくな作品書いてないし、おしゃべりなだけ。そんなの批判じゃない。っと。
ヨーロッパの近代的な文学が、姦通なんですよね。
これは決壊に通じてますよね 一読者。
954 :
金原文則:2006/12/30(土) 20:02:46
平野くんが春樹のことを”尊敬できる先輩”と思っている確率何%?
40〜60くらいかなぁ。てゆーかそう思わないと、これから書けないってこと前提だよね?
てゆーか僕は金原啓一郎さんの方が島田雅彦という人より日本文学史にとって大切と思っているから。僕は批判的な言い方しかできないけれど、それが短所だけれど。たしかに早過ぎた人かもね
957 :
吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 20:37:26
そうぃうことかぁ! ぼくは深読みしすぎでした。。 だぁかぁらぁ! 尊敬と軽蔑は交換可能なの! セザンヌの絵画史「認識」の弁をお伝えしたでしょう・・・?別に尊敬するつもりないと思うけど seeyou
959 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 08:59:03
作家としては春樹が上だが、文学者としては島田が上って感じ。
960 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 12:21:34
春樹は鎖国してるような状況なら全然OKだと思うんだが
ともかく、「民主主義」のような社会のシステムは、それを作り出そうとする意思、ないしは、それがどうしても必要だという切迫感と、システムを運営していく物質的下支えとが、いわば鋳型に流し込む合金のように、しっかりと溶け合い一体となってはじめて成るものである。
日本では、しかし、そのシステムと物質的背景とが、あまりにも先行してしまったのであった。
日本人の政治意識が未成熟だと言われるゆえんである。
鋳型から出てきた製品の、見た目は華やかでも、よく見るとかたちは歪で材質も脆い、そうした姿が日本の「民主主義」である。
961 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 12:39:18
平野の『文明の憂鬱』にもそれに近いことが書いてある。
人間の生活が、形而上の世界から形而下の世界へとその中心を移すためには、当然にそれを受け容れるに足るだけの場所が必要だったはずである。
そこでは、嘗てあらゆる観念へと向けられていた欲望が具体的なモノによって代償されなければならず、モノはそれを可能とする十分な輝きを放っていなければならなかった。
小説という文学ジャンルは、この変化に非常に敏感に対応して発展したもので、十八世紀文学に於いては、
例えば『アドルフ』や『クレーブの奥方』といった恋愛心理小説や『カンディード』のような哲学小説、両者の中間に位置する『危険な関係』、更には『ラモーの甥』のような対話篇やモリエールの戯曲といった、
要するに具体的な「場所」が内容にとっての本質的な問題とはならない作品が中心であったのに対し、
スタンダールを経てバルザックに至る過程では、パリという「場所」そのものが極めて重大な意義を持ち、言葉は五感によって確かめられるあらゆりモノを吸収し、膨張してゆくこととなる。
962 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 12:51:01
『ヨーロッパ「近代」の終焉』にも
こうした日本の「民主主義」の現実も、しかし考えてみれば、当然の成り行きを示しているのかもしれない。
日本が手本とした、議会制民主主義の大先輩イギリスでは、なんといっても、七百年の長い歴史があるのだし、しかも、この間さまざまな試行錯誤が繰り返され、いまのような成熟されたものができあがったという経過があるからだ。
それは、たんに制度のことだけではなく、それを支える全体の意識や文化についても言えるということだ。
そうした先達の遺産を、ただ形式=制度だけ移入しても、冷害にあった稲穂のようなもので、外見は立派でも少しも実の入っていない不出来物になるのもやむをえないのである。
くわえて、わずか百年で促成栽培してしまっているのだから、どう工夫しようと実の入りようがない。
とある。
島田や平野だって実が入ってない。
わかるようなわからないような…
ついていけないあほでごめんね。
これ書いたのぼくじゃないよ 本物が書いたんだよ ぼくだってわからないところいっぱいある。
965 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 13:56:14
島田、平野、金原の朝鮮連合か。。。。
966 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 15:25:51
現代美術家の村上隆だかが言ってことだが、欧米人にとっての抽象ってのは、あちらにしてみればリアルらしい。
対して、日本は論理とかおかまいなしにカッコよさとかでペタペタ貼りまくるとか。
例えば、フェミニズムとかだって、プラトンや魔女狩りのような歴史があって出てくるものなのに、日本人は「やはり最先端を行く人間はフェミニズムだよな」とか言って真似しちゃう。
天台宗の最澄の場合、わざわざ中国から持ち帰った教義なんかより、貴族達は「密教カッコいー!」と言って密教美術に夢中だったらしい。
だから日本人は、もの造り的な職人技は得意だが、抽象的にものを考えるノーベル賞に値する研究なんか苦手。
一信教のユダヤ人はノーベルをバンバンとってるし、インドなんかはカーストの上の方は抽象思考が得意なはず。
日野啓三が「自然から離反した人間は〜」言ってたが、土着じゃない日本人は強くないと思われる。
平野の『一月物語』の奈良の自然だって、中上健次の熊野ほどの力強さも、国木田独歩の武蔵野ほどの美しさも感じられない。
967 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/31(日) 15:31:31
たかちゃん、あの顔のまんま、あほあほやからなーw
抽象思考にがてなのになんで禅がはやったんか教えて欲しいわw
座禅くんで具体的な夕飯についてなんて考えへんよあほwぶっ叩かれるもん
琳派、当代世界最高最先鋭に抽象的だったなり
ゴッホも仰天w
みんな真似とった
たかちゃんはおのれがアポやからってなんで湯川博士まで貶めようとしてんねん
キチガイとちゃうか、ちょび髭三流文化じんめが
968 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 15:48:10
ユダヤ教はセム的一神教の中ではキリスト教、イスラム教より歴史は古く、ユダヤ人は千三百万人程度しかいないが、ノーベル物理学賞でいえば20%を超える受賞者がユダヤ人。
経済なら60%を超えてる。
湯川氏や朝永氏がとっても10%には達しないでしょう。
969 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 15:53:17
村上隆は90年代の時点で「世界は閉じているかもしれない」とか「日本が二階層に分かれるかもしれない」とか、実は的確なこと言ってる。
それも、村上龍や柄谷行人辺りの対談からパクっただけだと思われるが。
奴のスーパーフラットも元ネタは恐らく岡本太郎だし。
970 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 16:18:21
平野は村上隆を批判してるよ
971 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 16:19:36
禅に関してはビートルズなんかも関係あると思うが、科学哲学者の村上陽一郎が言うには、西欧近代は、決して近代主義、合理主義の一枚岩ではないのであって、むしろ近代主義、合理主義が深化すればする程、そのカウンター・バランスとしての非合理主義も深化するんだと。
コンピューターとかネットの基礎をつくったのも、科学者というより禅とかやってたヒッピー達なわけでしょ。
972 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/31(日) 16:22:32
ぼくあれの絵きらいだもんwなに言ったって作品がだめなら仕方ないよ
ダッサイうえにお下品だもんwなんだありゃ
きもしきもし(´Д`)
オタクくさw
まだならよしのがいーよ
あれはあれであれだけどw公演かい行ったけど、べつにふつーの変なやつだった
民族てきに言ったら、ゆだや人のつぎに日本民族は文明高いで
あめりかはごたまぜやしね
973 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/31(日) 16:25:35
ゆだや人は国なかったからめるちんぐポットのあめりかに移民してたのよww
みんないぢめるもん
キリストのせいでw
ま
あれやね
あめりかが強いのはゆだや人が応援するからよ。民族に寛容やん
あと経済もいちばんりべらりずむだし
とにかくたかちゃんはあかん
キタナイもん
髪きれw
974 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 16:33:01
アメリカは超格差社会で、メディアと経済はほぼユダヤ人に牛耳られてるらしいが。
975 :
吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 16:38:04
実は、今世紀に入るまでユダヤ教とイスラム教はずっと仲良くて、嫌われてたのはキリスト教だったらしいね。
ユダヤ人虐殺したし、十字軍とかでアラブ世界に侵略戦争しかけるし、偶像崇拝するし。
今日のエルサレムの対立も元はイギリスのせいだし。
976 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/12/31(日) 17:34:31
キリストはえらいけど神学しゃがばかだね
政教癒着すればともに腐敗する
歴史法則だよ
儒教もそうだもん
大ちゃんはぼくを咎める時の文体で書いたらいいのに〜 ルター・ルター! キリストは魔法を使ったんだよね。てゆーか人災について考えたい(気持ちがある!!
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ
は
つまんない表現はきらいでイライラするほう?
つーか興味ないものに接するの苦痛?
絵でも歌でも演奏でも日常のことでも?
そんなことないかにゃ?
社会性抜群ぽいもんね。
しくみ詳しそうだもんね。
イライラはしないけどさ(実はしているかも)
ふーっと意識が遠のくのさ
話きけないのさ
こういうとこは嘘つけないんだにゃあ。
まっとうに生きている方々にはさぞうざかろうよ…
ごめんよ…ねえさんたち…
イライラといけずと心配してくれているんだろうにゃ。
979 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 12:29:33
戦後文学の大物、埴谷雄高の『死霊』にも『日蝕』を彷彿とさせる箇所がある。
それは恐ろしいほど美しい消滅の記録だった。
それは、その時代のアラビヤに既に知られていたあの王水です。
輝かしい黄金をみている裡に融かしてしまう、あの硝酸と塩酸の混合液です。
この王水にひっかかりながら、私はふと考えた。
一体、アラビヤの文化は何処へ消えてしまったのだろうか、と。
これほど高度に発達した技術が退歩してゆくとはちょっと考えられないのです。
けれども、それは跡形もなくなった。
不老不死の仙薬と万物が其処で転換される唯一無二の元素を質ね索めている裡にー王水のなかに投げこまれた黄金のように跡形もなくかききえてしまったのです。
黄金を創り出すべき努力が、却って、黄金の消滅を招く正反対な事態へ到達してしまったのです。
それは、殆んど信ぜられないような一種の奇蹟です。
そう、信ずべからざる奇蹟です。
(略)
果して人類の進歩は何処へ向かうのだろうー私達が、バビロン、エジプトと数えはじめれば、アラビヤへ至るまでにも悲痛なほど多くの文化興亡の歴史が記録されていてー絶えざる、直線的な、階段を一歩ずつ踏みしめ昇るような進歩など見当たらぬ。
それは冷酷な事実です。
直視せざるを得ぬ事実です。
980 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 12:34:39
埴谷は存在そのものからの革命を唱えたけど、平野はそこまでの体力はないので神を置いてる感じ。
981 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 12:38:10
ローマ帝国崩壊期にキリスト教が国教になって、ずっと中世だったわけだが、アラビアの方がローマより新しかったのだろうか。
そこら辺は分からない。
982 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 12:39:51
埴谷雄高や日野啓三は平野や稲垣足歩みたいないやらしさもない感じ。
983 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 22:28:59
団塊世代の作家の三田誠広も平野みたいにキリスト教系の文学を書いてるが、埴谷雄高とドストエフスキー(あと小川国夫)に影響されたらしい。
そして、埴谷は獄中でカントとドストエフスキーを読んでたらしいから、やはり最後の審判系文学の基本はドストなようだ。
自分はドスト読んだことないけど。
坂口安吾や池田万寿夫もドストエフスキーファンらしい。
984 :
金原文則:2007/01/01(月) 22:43:26
>坂口安吾や池田万寿夫もドストエフスキーファンらしい。
安吾の小説で『白痴』ってありますけど、それも影響ですかね?
985 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 22:52:32
恐らくそうでしょう。
埴谷は『死霊』を書くのに半世紀近くかけたようだ。
ゲーテは『ファウスト』を書くのにほぼ全生涯を費やしてる。
平野が『日蝕』と『一月物語』と『葬送』で、ロマン主義を書ききったと思うのも甘いかもしれない。
986 :
金原文則:2007/01/01(月) 22:55:03
悪く言えば、筆が遅い。50年かけて一作書くというのは・・・
他の仕事と平行して書くということですか
987 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 22:56:23
本人は書き切ったと思ったのかな。
988 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 23:03:04
ほぼ全生涯を費やしたのは、ゲーテじゃなくてダンテの『神曲』だったかも。
989 :
吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 23:29:20
『ファウスト』で正解だよ
990 :
金原文則:2007/01/02(火) 00:39:42
991 :
吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 09:28:45
文学者がカレーライスとスパゲティーはいかんでしょう。
ちなみに、谷崎潤一郎はバームクーヘンが好きだったらしい。
992 :
吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 10:27:33
『葬送』にも『神曲』や『ファウスト』が出てくる。
『葬送』は『なんとなくクリスタル』の19世紀パリバージョンってトコか。
金原文則が人形なのかモノホンなのかわからないけど、編集したという前提のウィキはよかった。嬉しいものだね、嘘か真かしらないけど、80枚の処女作がミシマっぽくて ね?そうやんね
994 :
金原文則:2007/01/02(火) 19:20:44
● なかなかよかった。