【人生ただ今】 丸山健二 12 【正午なり】

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931吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 16:11:16
今度は屏風が語りだす小説を書いてるのか
932吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 19:31:20
それは「心理試験」のパクリですね?
933吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 10:42:50
「火山の歌」で大男が軽トラで追いかけてくるシーン読んでたら
ウォーレン・オーツの主演映画「悪魔の追跡」を思い出した。いや、あれより怖い。
934吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 20:31:49
マルケン、母校で講演&サイン会
http://www.sendai-ct.ac.jp/topics19/200706maruyama/
935吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 00:22:00
【寄らば】 丸山健二 13 【剃るぞ】
936吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 04:04:19
次スレ?
937吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 20:48:09
「火山の歌」―読了
青春の焦燥や足掻きを、青臭さ抜きにしてここまでリアルに描ける小説家が他にいるだろうか。
俺は近作派だったが、往年派の人の気持ちがすごくわかった。
気付いたのだが、マルケンってなんか、思わせぶりな「伏線」を張るのが好きだな。
それが結局伏線にならずに、最後には点のまま終わっていくという感じの。それが不気味なほどに生々しい効果を生んでいるような・・・
「貝の帆」も、青年の正体がわからずじまいだったし。
938吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 20:59:10
そうそう、何ちぅかそういった置いてけぼりな残尿感だよね。
それが妙にあとから効いてくるみたいな。
939吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 21:56:52
どことなくだが、「火山の歌」はコンラッドの「闇の奥」に似てると思った。
主人公が誰かを追って【文明以前の世界】へ出向かい、そこで悪夢のような現実のあれこれに巻き込まれる―そんなところで似てると感じた。
もちろん「火山の歌」にはガソスタという文明的なものも出てくるのだが、出てくるのはみんな裸形の人物だった。もう、あいつらみんな蛮族だろ。
特にガソスタの娘なんて、ヨシに抱かれながら「お父さんっ、お父さんっ」ってよがってる有様だし・・・
まあ、マーロウと違ってヨシは目前の修羅場に対してどこか平然としてるのだが。その飄々とした態度が、死んだ娘の産んだ生きた嬰子を前にして崩れ去る場面がもう・・・
>>938
残尿感ワロタwww
940吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 21:18:26
なんだこりゃ?―丸山健二特別賞wwwww
http://www.sendai-ct.ac.jp/library/info/dokusho200601.html
941吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 23:07:53
図書館報「愛子」って・・・ きもっ
942吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 04:11:40
315号室を読了。面白いねぇーこれ。
入手した甲斐があった。今のマルケンにはズエッタイに書けないなこの文体。
943吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 19:10:37
近所の古本屋に「黒暗淵の輝き」売ってるんだけど、サイン本だけに1万円もするんだよね・・・
315号室は絶対に読んでみたいのだがなぁ。古本サイトで一冊だけあるのも4千円超えるし。

ホームベーカリーを買ったツケが・・・
944吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 22:21:56
>>943
ホームベーカリーのが後々有意義じゃね?w
食い物に使えるんだし。
945吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 22:37:32
>>944
ラムレーズン入りのハードトーストが食いたくて・・・楽天で1万円引きだったし。
そう言えばマルケン「精神のための食事」ってエッセイ書いてたな。初期に。あの頃は食い物について多く触れてた。
「漬物の思想」とかタイトル付けてたしw。「欧米人にはステーキにわさびという発想はないと思っていたが―」とか。
あと「河」読んだらすげー魚食いたくなった思い出。
946吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 22:41:15
確かに「河」は凄いね。ただ釣りやってるおっさんから
よくあんだけの引き出しネタを持って来れるなぁと。
マルケンの中〜短編は、ああいうスタイル多いよね。
947吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 22:52:29
なんかこう、一定の場所からあまり動かないであれこれ思い巡らすスタイルだったな。
よく使ってた言葉は「まあ、もうよそう」とか「何とでも言うがいい」とか。
「彼らはこの冬をどうやり過ごすのだろうか」とか
「彼の食べ方はいっぷう変わっていて」とかもww
948吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 18:04:35
新刊の発売は来年になりそうな予感。
949吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 20:16:26
たぶん久々の上下本だろうな。
950吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 20:37:11
俺もそう思う。

影響力が強すぎて心の重石になっていた「争いの樹の下」での分厚い上下巻は、
今では鯖の押し寿司を作る際の重石になっている。こっちの方がいいや。
951吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 20:38:53
うわっ、」の位置が・・・
952吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 18:24:04
高校一年のとき、国語の教科書にマルケンのエッセイ「マラソン・ランナーは孤独か」が掲載されていた(初マルケン)
文章を読み終えた後、著者写真がみんなの目に触れた。
そこにはサングラスをかけ、ポマードで長い髪を固めた、革ジャン姿の小太りの男が・・・
クラスの半数、いやそれ以上の笑い声が漏れた。
953吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 19:36:59
そうなんだよ。大口たたく小太りの小男。ファッションも頓珍漢。
954吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 20:53:37
三島の文章が難解だって人がたまにいるけど、語彙が幅広くて修飾がやや複雑だってだけであって、
これほど論理的でわかりやすい文章を書く人もいないと思うんだが。
翻訳者だったドナルド・キーンやサイデンステッカーによると、文章の構造が論理的でしっかりしてるから、
英語に置き換えるのがやりやすかったし、海外の読者に幅広く読まれる理由でもあったとか。
それに比べたら、マルケンの文章なんてオナニーとしか思えん。
簡潔に表現できることでもわざわざ難解晦渋な表現をして、自分の存在感を確かめようとするナルシシスト。
955吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 21:17:45
職業=フリーのオナニストですが何か?
956ミスター腹筋:2007/11/05(月) 00:05:56
>>954
―「語彙が幅広くて修飾がやや複雑」
そこに途轍もないナルシシズムを感じますが何か?
―「自分の存在感を確かめようとするナルシシスト」
例えば衆人環視のなかで腹を割って見せる人がいるとして、
その人は「自分の存在感を確かめようとするナルシシスト」であるとは言えませんかね?
第一、ミシマの文体を難解だと思った事は無い。「ややこしい」と感じただけで。
遠まわしな表現を使ってもそれが魅力的になるかならないか、そこら辺が作家や読者によってわかれてくるようですね。どーでもいいけど。

身長サバ読んだらインタビュアーがそれよりデカかったとか…(苦笑)
957吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 08:37:06
無茶苦茶な家建てたところは三島と丸山は似ている。
小男の肉体派なところも似ている。
958吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 11:24:47
久しぶりに三島話が出てきたところでこんなの。

「日本への愛伝えたい」 野間文芸翻訳賞のアクーニン氏
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200710240111.html

〉日本の作家では、「詩的で寡黙な散文を書く丸山健二にもひかれる」。
〉「素朴や単純の美、結果より過程を大事にすることなど、人間形成期に日本から学んだことは大きい」とも言う。
959吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 12:33:54
詩的で寡黙だったのは10年前までだね。今の豪華絢爛文体はどう思ってる
んだろ?あれを翻訳で伝えるのって骨だよな。あの臭みが出ても、読みたが
るロシア人っているのかな?
960吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 03:22:10
ときめきに死すの頃までぢゃないの
961吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 17:22:22
新作発表したら東京へドゾ!
962吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 20:50:58
はい
963吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 20:49:30
結城しのぶが出ていたのはこの映画でしょうか?
964吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 21:31:08
正午なり?
965吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 22:28:14
>>941
電波生なんだが、「愛子(あやし)」は学校の建ってる場所の名前だよ。

講演会聴きました。固っ苦しい話ばかりなのかなと思ったら、マルケンさんも講演会は苦手とかいってて、大部分は芥川賞とる前後の笑い話でした。
予想に反したファンキーなおじちゃんでした。(笑
966吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 23:00:09
べらんめえ調で、あの人の喋りはホント面白いよね。
967吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 19:28:26
誰か喋ってるところの動画ようつべにアップしてよ。
声一度も聞いたことない。
すっとんきょなんだろ?
968吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 19:38:14
うん
969迎 太陽:2007/12/02(日) 17:28:49
丸山さん、元気か?
970吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:01:59
はい。精進しとりま
971吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 22:38:50
千日の瑠璃のような小説って、他の作家の作品にもありますか?
972吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 02:38:29
ないお
973吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 09:33:00
作品は英語に翻訳されているのか? 
974吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 13:00:01
そりゃもう
975吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 13:57:20
毎回 視点者がちがう小説ならあるがね。まあ千日の瑠璃は斬新だが退屈なんだな。だからそんなには売れてないし、絶版。
アイデアのみで中身がともなわなかった、ってことだよね?
976吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 21:47:02
突飛すぎるからね。
977吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 16:44:33
丸山健二に「世界的な作家」村上春樹の批評を書いてほしい
978吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 18:48:14
プッ
979吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 19:24:32
私は残業だ
980吾輩は名無しである
【サイン会なら】丸山健二13【黒Tシャツだぜ】