2006年9月7日に創刊された「光文社古典新訳文庫」
毎月12日刊行。
創刊ラインナップ
「リア王」 作・シェイクスピア 訳・安西徹雄
「初恋」 作・トゥルゲーネフ 訳・沼野恭子
「ちいさな王子」 作・サン=テグジュぺリ 訳・野崎歓
「マダム・エドワルダ/目玉の話」 作・バタイユ 訳・中条省平
「飛ぶ教室」 作・ケストナー 訳・丘沢静也
「カラマーゾフの兄弟 1」 作・ドストエフスキー 訳・亀山郁夫
「猫とともに去りぬ」 作・ジャンニ・ロダーリ 訳・関口英子
「永遠平和のために/啓蒙とは何か」 作・カント 訳・中山元
公式HP
ttp://www.kotensinyaku.jp/
と思ったら、装丁ださいな
次回刊行本(10月12日発売) 「イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ」 レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ 訳・望月哲男 「帝国主義論」 ウラジーミル・イリイチ・レーニン 訳・角田安正 「海に住む少女」 ジュール・シュペルヴィエル 訳・永田千奈 「黒猫/モルグ街の殺人」 エドガー・アラン・ポー 訳・小川高
>>3 これでも「知的でスタイリッシュなデザイン」のつもりらしいよ。
しかしこれは世界全集の新版と捉えても差し支えなさそうな陳列だな。
訳も微妙だよ。 翻訳ミステリーレベル。 応援してますので、継続的に頑張ってください。
8 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 23:47:34
全部買ってやりました 寄付のつもりで
これはひどい
10 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 23:52:57
光文は吉本復刊したり頑張ってるね〜 応援してるよ〜
一応、初邦訳の作品も出すようなのでその辺りに期待。 それと価格も低めだから良い。 一番問題は訳の良し悪しだが・・・・・。
>「イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ」 レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ 訳・望月哲男 来月これ購入するよ。楽しみ。
ついでに11月の刊行予定。 フィッツジェラルド 『グレート・ギャツビー』 宮脇孝雄訳 シャーロット・ブロンテ 『ジェイン・エア』 小尾芙佐訳 ゴーゴリ 『鼻/外套/査察官』 浦雅春訳 ディケンズ 『クリスマス・キャロル』 池央耿訳
ワシも寄付のつもりでまとめて買った コンプリートするぜ
最終的に100冊だしたら認めてやる
古典復興
普及してる古典じゃないのも出してほしいな。下手すりゃほとんど持ってる。 古典にこだわらなくてもいいよ。
18 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 00:07:52
でも訳者の名前が全部帰化チョンが好んでつけるのばっかだよ
こ、こ、古典にはリズムを感じるなぁ。 ああぁ、もう寝る時間だぁ。
20 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 00:18:05
著作権切れたやつばっか 安い商売しやがって これでも赤字 お前ら勝ってやれよ
一冊いくら
>>20 >安い商売しやがって
オマンコ文学で小金を稼ぐ河出より?
>>21 400〜700円くらいだな
カラマーゾフが一番叩くて724円だと
平均200円くらいなら流行ると思うよ いまの値段じゃだめだなw 青空に勝てないでしょ。いまや
岩波とか廉価シリーズとかやればいいのにね。 翻訳自体が著作権切れてるのも少なくないだろうし。 それこそ200円とか300円くらいで出来ないのかな
女の翻訳は買わない。 言葉遣いが気色悪い。
ああ、これ楽しみだな。
28 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 01:22:09
青空って読む気しないなあ ぼくパソコンあんまり好きじゃないからな〜 なんか気持ち悪いなあ おじさんたちじゃーね 短い浮世を楽しんでね
ふつうにぷりんたで印刷すればいいだけだよw あほかい
30 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 01:49:14
横書きの青空に価値はないよ
設定で縦印刷すれあほw
32 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 02:18:26
オスカー・ワイルドはでるの?
33 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 02:20:04
「ちいさな王子」に一票
34 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 02:54:36
バルザックとサンドとゾラ出しちゃえよ 身長とか岩並であるやつはイラン!
とりあえず、今回は全部買ってみよう。 訳文の水準を手元の既存訳と比べて、いいと思えればコンプリートの方向で。
36 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 08:46:17
ねーねー 『猫と共に去りぬ』なんて知ってた?
吉田健一や開高健のグルメ本を文庫化したり、光文社はいつから ああいう路線に変わったんだろう... 二束三文の文庫を粗製濫造するだけの出版社だとおもってたのに...
大西巨人とか出したりしてくれてるしな、光文社文庫。
39 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 15:51:12
デュマとかロランとか出して欲しいな。
岩波だと文字が小さくて読みにくいし絶版のもある。
>>13 11月のは全部、買うわ。
>>35 研究者系や童話系が多いから微妙だよ。
ひらがなが多いし、
>>36 みたいな文体。
あまり生ぬるくされると逆に読めなくなるぞ。 分かってるんだろうか。 特徴付けたいのは理解できるがなあ。
眼球譚→目玉の話 ・・・
そういう主旨なんだから仕方なし
>>39 大西巨人の神聖喜劇のオリジナルは、もともと光文社から出ていたんだよ。
46 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 23:10:22
とりあえず八冊読んでみたけどまあまあかな。 猫以外は全部持ってたけどね
というか、猫って有名な作品なのか。
48 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 00:54:25
『グレート・ギャツビー』はもうすぐ村上春樹の訳がでるんだよな。
古典を出すのはいい。 ただしすぐに絶版・品切・重版未定にするな。 もしくは岩波のように定期的に重版しろ。
なんてこった
>>49 それはぜんぜん別の作品。
「グレート・ギャツビー」はこれから出る。
>>46 昨日出たばっかりなのに8冊読むなんてスゴイ。
>フィッツジェラルド 『グレート・ギャツビー』 宮脇孝雄訳 これとは別に、春樹も出すの? ライ麦とギャツビーの翻訳はいつか出したいと言ってたけど。
55 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 08:22:50
中条省平や沼野恭子や野崎歓の訳だったら、読まなくてももう良質なことがわかるな
57 :
イッヒマロン :2006/09/09(土) 09:22:32
カントとドストエフスキーの訳には注目している。 俺は前から、哲学はもっとやさしい言葉を使って訳せ! ロシア文学は登場人物の名前を短く訳せ! と、絶叫してきた。
58 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 09:49:28
>>56 わかりましたです とりあえず、きのう、 『ちいさな王子』と『マダム・エドワルダ』、買いましたです。
名前を変えちゃいかんだろw
60 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 13:00:09
たいした訳じゃないんじゃない?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww中条とかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「猫とともに去りぬ」ってどうなの?
62 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 13:07:42
豚と共に去りぬ
猫ってことは漱石のパロディか
川本三郎にも何か訳して欲しい。 評論の方は当たり外れが多少あるが、翻訳に関しては(春樹みたいな小説家をのぞけば) トップクラスだと思うし。
イーヴリン・ウォーとか。
川本三郎か村上春樹、保坂和志に訳して欲しい。
↑顔が似てるだけで保坂はちがうじゃん。
69 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 17:02:47
カラマーゾフの2巻以降は、いつ出るんだよ? もたもたしてるうちに、古典新訳文庫自体のほうが、 先にポシャったりして。
70 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 17:03:49
カルトス出さね〜かな〜
71 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 17:08:26
カルトスは訳者の繋がりで 国書が押さえにかかっているとかいないとか・・・
72 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 17:42:20
919 :吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 20:49:58
>>916 やわらかいというか軽い訳でした。
ドストのモノマニーというか、熱意が感じられない。
なにより、リズムがよくない。
錯覚かもしれないけど、分量が少ない気もした。
語学屋が授業で訳した文書という感じ。
もともと既存訳の評判が悪いわけでもないし、余裕で買わないで帰ってきた。
らしいですカラマーゾフ。
73 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 17:49:15
カミュ『よそもの』〔異邦人〕(野崎歓訳)と サルトル『むかつき』〔嘔吐〕(合田正人訳)も、 ここから出るのでは?
74 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 18:01:55
『よそもの』だとか 『むかつき』って題名を見ると嘔吐したくなる。 台無しだよ!プンプン そこまでして目立ちたいんかね… 無理に幼稚な題名にして何か得るものあるんか!?
とはいえ嘔吐は実際吐き気だしな
まあ『よそもの』とか『むかつき』のほうがむしろ原語に忠実で正確だしな
77 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 19:24:07
それは聞いたことあるけど なんで絵本みたいな題名にするかね? 異邦人なんて字の持つ雰囲気といい、ぴったりだと思うよ そう思いません?
78 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 19:33:15
古きよき教養主義的な「文学」のイメージを解体して、 古典の読み物としてのアクチュアリティを前面に出そうという方針かな。
中条やるな 引き続きC神父もよろ〜
野崎さんは『論座』かなんかで、村上春樹が『ライ麦畑でつかまえて』を あっちの題名そのまんまで訳したことに文句をつけていたから、 特有の邦訳をつけることにするべきという考えがあるみたいね。 しかし、何のひねりもないな。「よそもの」って。 異邦人とは全く違うわ。
自分は「ちいさな王子」程度でかpu
82 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 21:58:26
何か革新的なことをやるならば批判は憑き物かもしらんが 『星の王子様』の方がファンタジックでええだろ 『小さな王子』ってww でしゃばりな訳者だこと
しかも、原題のプランスは公国の君主のことだから、重大な誤訳は引きずったままだしなppp
84 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 23:04:30
>>80 きみ、かなりのばかだなあ。 あれはね、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』と、 題名を翻訳しなかったことを残念だといったんだよ。 おまえの「異邦人とは全く違うわ」の言、なんのことやらさっぱりわからね。 正確に読め、と、おまえのようなやつにいっても無駄だろう。 大意だけでもつかめよ。というか、発言する資格なし! 発言するな。ばか。
85 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 00:50:32
>80 おれも同感。 問題はこういうやからなんだよ。 だって、話の基礎となるものを全然読めないでいる、 理解できないでいるんだもん。 そんなひとなんか、静かにしてればいいのに、80みたいに しゃしゃり出るでしょ。 あげくが、文章はめちゃめちゃで何いってんだかさっぱりわからないし… もう、支離滅裂なんだ。バカが伝染しちゃうんだよね。
87 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 01:18:26
短縮じゃない。 問題はこういうやから(がいること)。 それはおぎなってよまないとだめだよ。
88 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 01:21:59
わかりにくくてごめんね。 『こういうやからが居る事』が何故問題なのか知りたかったの。 これで質問として通るかな?
89 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 01:23:48
おい、ちみは赤ん坊かい。 「バカが伝染しちゃう」って、ちゃんと書いてあるだろ。 とにかく、文章をよくよみなさい。以上。
90 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 01:26:05
そんなこと(バカが伝染しちゃう)言うくらいなら2ちゃんねるなんか見るなよとぼくちゃんはいいたかったのでした。
91 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 01:37:49
etrangerなんだから『よそもの』のほうが正しいだろ。 「邦」なんて意味は入ってない。
93 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 01:50:34
国書刊行会からいい本でてたな 「世界現在文学作家ファイル」(だったかな?) もう 10年ちかく昔の本 あれに基づいてだしてきゃいいんじゃない 半分はもう「古典」だろ 編者は、たしか、柴田元幸・沼野光義・越川芳明・野崎歓・和田忠彦、 あたりだったかな アイディアだろ 光文社のだれかを知ってる人いたら伝えといてよ
94 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 01:53:45
95 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 01:59:07
96 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 02:03:38
97 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 02:08:44
いっそのこと 『異仏人』 なんてどう?
一気に駄スレ
99 :
よそもの :2006/09/10(日) 02:10:45
>>77 ぼくは、フランス語が全く読めないから偉そうなことはいえませんが、
『よそもの きみの友達』で野崎さんも書いてましたが、もともと原文は
ごく普通に交わされる言葉で成り立ってるようですね。ことさら難しい言葉を
使うかのように翻訳されたのは、ひとつの時代の、日本国での、要請だったのかも
しれませんね。そうすると、『よそもの』でいいような気にもなってきます。
文体からするに
>>84 、
>>85 は同一人物なのかもしれないが、
野崎の邦訳は異常。村上を非難できる立場ではない。
101 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 02:18:24
とにかく文体があるってことはいいことだよ
なにせ上梓されたものを手にとってみないことにはねえ。 『よそもの』で「白色のエクリチュール」っていうバルトの評言とリンクするかなw
>>100 そんなに異常かなぁ。
野崎氏の訳文は、けっこうきれいな日本語のように思うが。
誤訳が多いとか?
新潮とかで長いこと重版もされないトルストイの「懺悔」出してほすい
105 :
よそもの :2006/09/10(日) 02:40:08
99のつけたしです。 より正確になるよう、書き写すことにしました。 「カミュの小説、とりわけこの作品の最大の特徴は、言葉づかいの平易さです。構文も単純なら、用いられている単語もごく日常的で、むずかしい用語など何一つ出てきません。 その平易きわまる表現から、くめどもつきせぬ意味と味わいを生み出すことに成功している。フランス語を読み返すたびに、ぼくはそのことにつくづく驚き、感嘆するのです。 (……)カミュのいわば平易、明澄な難解さをできるだけ尊重した翻訳は、可能です。そうでなければ翻訳などする意味がないし、またここでぼくが試みているのはそうした意図に基づく翻訳です。そのことを初めに強調しておきます。」 これが、野崎さんの言葉ですが、これこそが、光文社の古典文庫の精神かもしてませんね(ちょっと、かいかぶりすぎ?)
106 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 02:44:39
>>103 そう、新潮のクレストの「ある秘密」なんかひとつの無駄もない文章で
カッコよかったな。意外と、誤訳だらけなのか。でも、そうすると、逆にすごい。
自分の言葉であれだけの美しさを演出してることになる。
108 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 02:54:07
109 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 02:57:51
110 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 02:58:23
因みに野崎の『よそもの』では、 「不条理な人生」を「馬鹿げた人生」としてた。 これ、会話文に出てくるんだけど、確かに「不条理」なんて使わないな。
111 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:03:52
みんなあ、寝るなよ〜
112 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:13:07
よーしおじさんがんばるぞ〜! 胡散臭い題名をチェンジだ! 『城』⇒『おしろ』 『魔の山』⇒『山の休憩所』 『罪と罰』⇒『SとM』
113 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:19:00
『SとM』でも空想しながら、『山の休憩所』で寝ます! おやすみなさい、おじさん・・・・・・・・・
なんやなんや はるきちとりさぶがおやこみたいにわきあいあいやないか へんてこてこ なんだ ぶんがくいた ありえへんヽ(´∇`)ノ
115 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:27:11
さみしい〜
116 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:29:47
おじさんが相手するよ! もう一発チェンジだ! それっ! 『白鯨』⇒『しろいゲイ』
117 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:34:22
おじさ〜ん、テンションたかいね もうだめ、いっちゃう もうみえない さじょなら
>>110 おそらく「馬鹿げた」は原語でabsurdeだから、「不条理」よりも「馬鹿げた」のほうが
この場合適切だろうね。absurdeなんて普通に使う言葉だからわざわざ哲学用語っぽく
「不条理な」と訳す必要はないだろうね、小説だし。
少なくとも『異邦人』(『よそもの』)に関する限り野崎の翻訳方針は正しいんじゃないかな。
他の訳者がどうかは知らんが。
119 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:40:58
>>118 う〜ん
学食、じゃなかった、学殖に裏打ちされた、完璧なお言葉、
これで決まった。
なんかうじゃこじゃやってきたけど、これで、すっきり!
おじさん、おやすみなさ〜い SMみま〜す
120 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:43:06
>>82 「星の王子様」は内藤氏の独自の訳なのであまり真似しないでくださいと
岩波が言ってるんですよ。
っていうか、原題通りなのにでしゃばりも何もないと思いますが。
りさぶはやく寝させんとあかんできみらw 若いおんなの肌荒れの主因しっとるんかいw 不規則な生活rhythmや。 おまえら美人の艶うばうようなまねして責任とれるんかおんどりゃあw w w よく立場わきまえろや。 わかったらおっさん。 おまい、老眼鏡はずしてぱそこんうっちゃれ。 りさぶをいじめるな(`ε´)
122 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:48:47
今度は君がさみしいのか〜 よ〜しおじさんがんばるぞ〜 えいっ! 『悪霊』⇒『あくまくん』
123 :
吾輩は名無しである :2006/09/10(日) 03:57:01
>>120 うっ、いかにも鋭いひとことでございます。
こういう言葉の次元からはじまらないと、
まったくの与太話にすべては終わってしまいます。
一生もすぐに終わるでしょう。
カミュを、古典を、
今よりもほんの少し、まじに語り合おう!
寝るもんか!
>120 >83を読め
結局、野崎は誤訳をひきずったままか。
なんだ、誤訳って
ちいさな王子のことでしょ? princeに王子なんて意味はないから
王子じゃなくて「領主」「大公」ね。 プリンス・オブ・ウェールズ(ウェールズ大公)と同じ。
130 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 10:10:27
「ちいさな領主」 ぱっとしない
細かいこと言うと、ウェイルズはエドワード一世に領有されて以来、 公爵領にダウングレードしてるけどね いまや公国には、お菓子の家のようにお伽話の中でしかお目に かかれないメルヘンがあると思うんだけど日本人にはなかなか 理解されないね とりわけ「星の王子さま」の読者は頑ななようでw
132 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 10:39:19
>>131 日本人にはなかなか理解されない――じゃ、「王子」でいいんじゃない
もちろん古くからの訳者たちもきみのいってることくらい承知の上さ
133 :
131 :2006/09/11(月) 12:46:03
個人的には別に王子でもいいです でも、そうした基本設定に改変を加えると内容的にひどい矛盾が 生じるので思い切った改訳が必要になりますね 内藤訳は残念ながらそうなってませんでしたけど まだ読んでないのでわからないけど意図してやってるとしたら、 きっと野崎さんはそうした改訳も辞さない方針の翻訳家なのでしょう
しかし、異邦人にせよ、星の王子様にせよ、本来の語と 少し離れているとはいえ、合ってると思うんだけれどなあ。
別にこういう訳があってもいいんじゃないの。 いろんな訳を選べるのはいいことだよ。
136 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 15:05:44
>>135 弾力性があって、ひろい視野からの意見だ!
やっと視野狭窄から抜け出せたか。
百冊位出ますかね?
いろいろな訳がありゃいいが、ちゃんとした訳は一つとしてないんだな、これが。 だいたい日本人の無知を助長してどんなメリットがある。 内藤濯の罪はでかいな。
わかった。 あいだをとって「ちいさな親王」でどうだ。
いいんじゃないの どうしてもそれでやりたいって言うのならやってみれば
ドストエフスキーは知名度あるのに難解ってイメージが強すぎて敬遠されがち。 カラマーゾフを訳したのに続いて、どんどんドストエフスキーの作品を出してくれ。 新訳に文句言う人もいるだろうが、読みやすさを重視するのは歓迎。 あ、地下室の手記は出さなくていいです。 高校生の時に読んだら死にたくなった orz
144 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 23:10:26
地下室の手記はウェブで読めるしな
けれど、今までの奴だって難解ではないだろう。 彼の難解さは訳に問題があるのではなくて、彼自身に有る。
嫌なら買わなきゃいいだけだと思うが。
>>140 だから国語をフランス語にしろって言ったんだよ。俺は。
そんなに文体やさしいの? こんど読んでみましょう。
でも、「ちいさな領主」だか「ちいさな公国王」?だかを「ちいさな王子」と訳すのは誤訳というのか? Dr. Strangeloveに「博士の異常な愛情」と邦題をつけたのを誤訳だと言ってるDQNがいたけど……
フランス語やればすぐだよ 始めて二週間もすれば『小さな王子』くらい楽勝で読めるようになる 毒牙苦で『失時求』をすらすーら読めるようになった俺様が言うのだから間違いない
『失時求』 こうやって約すとは知らなんだ
そうだよ、『失われた時を求めて』って題は誤訳だからね。
『失時求』 と訳すのが正しい。さすがフランス語できるだけあるね、
>>150 は。
>149 孤独な王子というのはありえないんです 王位が空位になった時点で普通はすぐ即位しなければなりませんし、 「いや、ずっと王子でいたいんだ」と駄々をこねても王の子では なくなるわけですから 原著は子供の国とそこにただ独り君臨する少年から始まる物語であり、 ならば王国というよりはそのミニチュア版で、とりわけ大人の読者に ノスタルジーの喚起力がある公国が相応しい――それがサンテックスの 描こうとした世界なのだと思うのです
古典の新訳も結構だけど・・・・・ ついでに“古典旧訳文庫”とか銘打って 永井荷風の『女優ナナ』やら 神西清の『おどけ草紙』やら 安い値段で出してくれないかなぁ。
馬鹿かw失時求じゃあ、日本語として通用しないだろ。
つか失時求が失われた時を求めてのことだと気付く人どれぐらいいるだろうか? パラダイスロストも失楽園よりも楽園喪失の方が正確だけど、今更変えてもなあ。
はる書房、いつになったら岩窟王を出してくれるんだろう。 俺が予約してからもう半年たっているんだが。 と思ったら、遂に発売するのか。
159 :
吾輩は名無しである :2006/09/13(水) 03:49:47
とにかくこのシリーズが終わってしまわないように みんな、どんどん買おう
ぼくは文芸はどうでもいいから、哲学系のてくすとをたくさん出して欲しいですねえ。 なんでもやさしく書き直すことはできるはずなんですよ。 ルソーの『エミール』なんて、むずかしい内容なのに非常にやさしい文体です。 いっぱんに理想的なえくりちゅうるとはああいうものです。
うぜえからおまえはここに来るな、ボケ
162 :
154 :2006/09/13(水) 05:58:13
>>157 情報ありがとう!
おお、『新譯伊蘇普物語』も出ている・・・
怖ろしさの可視化。
165 :
吾輩は名無しである :2006/09/14(木) 01:45:06
野崎歓「星の王子さま」の批判 甘ったるい、って
166 :
吾輩は名無しである :2006/09/14(木) 06:06:40
野崎からしたらお前らがあまったるいよって具合だろうな
>>164 批判というより私見でしょ。
まあ、いかに生田訳が影響力があったのかよく分かるよ。
松浦寿輝は「生田程度の語学力の人間なんぞはとっくの昔に
アカデミズムの世界では淘汰されてる」とまで言ってるけどね。
甘ったるい上にあとがきで悪あがき
その松浦の語学力が低かったら問題外なんだがな。
まあ松浦は語学力あるほうだと思うよ。
野崎は???
ジュマペル野崎w
ジェーンエアに期待
今までの翻訳で、サン・テクジュペリ=星の王子さま の方がよっぽど甘ったるくてなお視野狭窄。
ヒント:はてな住人
177 :
吾輩は名無しである :2006/09/15(金) 05:10:04
とにかく買え じゃないと、続かね
コンプリート需要を喚起するために、通し番号を付けたら良かったのではないか。 まあ、今更遅いけど。
いろんな訳あるのは確かにいいことだけど、 新潮・岩波なんかにあるのとは違ったものを出してほしいな。 どこから、古典なのか分からないが、ラルフ・エリスンとか入らないかな。
毎回、ひとつは未訳作を用意してほしかったね
181 :
吾輩は名無しである :2006/09/15(金) 20:38:01
リアル鬼ごっことか? あれも外国語だからいけるぞ!
もっとハチャメチャな訳があってもいい。舞城王太郎による翻訳とか。 舞城王太郎は英語が出来るから、「ハックフィンの冒険」あたりを訳してほしいね。
183 :
ミニスたん ◆pofhvgEbZ. :2006/09/15(金) 22:06:33
なにが目玉の話なんでぷかねwwwwwwwwww ちょっとセンスないでぷwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
184 :
吾輩は名無しである :2006/09/15(金) 22:15:45
どいつもこいつも 新題に対する言い訳めいた理屈が見苦しいぜ!! 自己顕司欲から題名変えちゃいました。てへっ 位は言ってくれ
つうか、新題って小さな王子と目玉だけだろ?
ていうか「小さな王子」だって、すでにそういう題をつけてる訳書が出てるしな。 それに近い題もいくつかある。
小池のクリスマス・キャロルの落語調訳みたいに一風変わった訳があればいいのに。
・・・・・柳瀬さんの出番だな。
189 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 16:59:23
・・・それは勘弁
190 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 17:11:53
191 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 17:45:50
ホント光文社は路線変わったね。 新刊に読みたい物が少なくなったからうれしい。 出版不況なのにこの企画を通した光文社の心意気に期待! ちなみに現在絶版のジュネの「花のノートルダム」をぜひ出してほしい。
じゃあ、みんなが期待している作品を挙げてみようぜ。
>191 お人好し過ぎないか? 商売っ気まる出しじゃねーか。 あの連中を甘やかしてもろくなことにはならんぜ。
そりゃ商売に決まってるだろ、ボランティアじゃないんだ
チキチキバンバンを御願いします
196 :
191 :2006/09/16(土) 20:19:21
まあでも期待したいじゃない、こんな時代だから。 講談社文芸文庫は値段高いから中々手が出せないし。 今回の金額であのラインアップなら評価していいかなと。 私本屋に勤めてますけど実際あんまり売れてませんよ。 だからぜひ頑張って続けてほしい。
197 :
193 :2006/09/16(土) 20:27:31
な、こういう連中なんだよ。
な、こういう連中なんだよ、文句しか言わない馬鹿は。
評論とか哲学関係の新訳ももっと出してほしいよね。 孔子の論語とか。
というのが出版社の考え方なんだとさ
201 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 23:00:51
俺も本屋の店員だけどなぜか「カラマーゾフ」だけがバカ売れ。 反対にさっぱり売れないのは「リア王」 あとはそこそこやね。
カラマー一巻だけでても困るよね(笑)
203 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 23:11:49
もっとみんな買え!
204 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 23:13:23
そこそこ。
206 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 23:28:18
カラマーゾフ、4巻完結するのはいつのことか・・・。 こういうのは、先に全訳してから出版してほしい。
>>203 >もっとみんな買え!
おまけでヌード写真を付けたらいいんじゃないか?
福田恒存があるのに、わざわざ『リア王』を買う人が居るとは思えない。
210 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 23:54:12
神格化されてるけど、恆存の翻訳ってそれほど絶対的でもないだろう。 いまとなっては、やはり古さや鼻につくところも多々ある。 ・・と思う。
211 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 00:07:20
ヌード写真……
212 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 00:12:44
いよいよ連休に入る。 ここらでわれわれがこのいまにも死にそうな文庫シリーズを 売って売って売りまくらねばならん。 気をひきしめていこう。
あほくさ
214 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 00:37:35
古典の新訳が話題になるなら、日本近代小説を当節の人気作家の息遣いで リメイクするシリーズはどうだろう。 他のジャンルではよくやってるようだけど。
215 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 00:58:50
明治以降の作家の現代語訳は読みたくもないけど、 江戸以前の古典を現代一流の作家が現代語訳したものなら、 まあ読んでみたいかな。
216 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:10:17
おれは作家なんてものはそれほど信頼しない。 それより、一流の学者の方がいい。文章もうまい。なんせ基礎がちがうから。 しかし、日本文学の方々は、どうも質がよろしくない。カチカチなんだな、あたまが。 要するに、頭が悪いんだ。 一流の、外国文学者に、あえて、お願いしたい。 たとえば、沼野満義・松浦寿輝・中条省平・和田忠彦・柴田元幸・野崎歓・池内紀 といったようなひとたち。
「星の王子さま」って題名はこれまでダサかったが 「小さな王子」にしたのはエライ。 「リトル・プリンス」のほうがもっと良かったが。
218 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:18:57
>>216 >一流の学者の方がいい。文章もうまい。なんせ基礎がちがうから。
それじゃセールス的にキツイから橋本治は桃尻語訳へと飛躍したんじゃねーの?
219 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:24:56
>>216 >沼野満義・松浦寿輝・中条省平・和田忠彦・柴田元幸・野崎歓・池内紀
歴史に埋没した秀作に触れてもらうための企画なのに、
そんなイカ臭そうなオッサン並べてどうすんのよ。
220 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:28:55
サルトルの「はきけ」だけは出してくれ。 もちろん題名は「むかつき」でもなんでもいい。
221 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:47:39
>>219 あのねえ、「言葉を知るには人生は短すぎる」(ちょっとちがったか)、
と名言をこないだ吐いた、ロシア文学の工藤さん(推定85歳)のことばのように、
年齢なんてものは、60でもまだ若いくらいなんだよ。
創作っていうものと翻訳ってものとも違うものだよね。
勢いでなんとかいいものができることもある創作と違って、
翻訳は、ほんと、地道で、文学的基礎力に、良し悪しが、そのまま左右されるものとなろう。
因みに、中条も野崎も、もしかすると柴田も、まだ40代だ。
きみ、認識が足りんよ。
222 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:47:49
今回の光文社の企画は、名訳でなくても構わない。 とにかく、文語調ではなく口語調の翻訳を目指す、 その叩き台ということでいいのでは。 売れなければ、結局は古くからの教養主義的翻訳に逆戻りするだけのことで。
223 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:53:02
>>222 よくぞいってくれた!
おれがいいたかったことはそれだ!
で、たぶん、ぎゃくもどりしないですむはずだ!
224 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:54:58
きっと売れないと思うな。 企画はいいが、ラインナップがダメ。
リトル・プリンスなんか絶対やだよww 村上春樹的な米国文学かぶれの後遺症だろ ぼくなら『小さな王子さま』にしますね。
226 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:57:44
227 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 01:59:51
「異邦人」でも「よそもの」でもなく 「ストレンジャー」でいいし。
>>226 つけたほうがかわいらしさが出るじゃないですか。
あれはガキンチョだから様づけでいいんですよ。
キャッチャー・イン・ザ・ライは ぼくなら『ライ麦畑のキャッチャー』というふうに普通日本語に訳しますね。 野崎さんもはるきちも工夫しすぎwww ぼくも趣味で翻訳やろーかな。 語学にもなるし。
230 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:02:28
>>226 だよね。まあしいていえば「チビ王子」でもいい。
231 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:05:53
>>228 ぼくは、野崎訳の「ちいさな王子」に感化されたからかもしれないけど。
「王子」がシンプルでいいと思うし、あれ(野崎訳)をよむと「さま」はないほうが
いいと思った。
要するに、登場する人たちの凡てが、みんな平等なのよ。
たしかにかわいいのかもしれないけど、そういった既成の概念を打破することも
必要。
べつに必然性がなくても翻訳した文章が日本語として優れてりゃそれでいいんですよ。 訳語と一緒です。 たとえばcultureを文化と訳した西周あたりはたぶんなんの必然性もなくて、直観で選んでますからね。 けどそれでいいんじゃないですか。 大事なのは文化的なニュアンスを精妙に写しとることです。 べつに研究書じゃないし。ただの戯作翻訳でしょ。ムキになるなよw
あれもともと絵本でしょ。 ぼく英語の原本みたいなやつもってますよ。 むかし、受験勉強しようとおもって買ったw 絵本の絵はやたらかわいいですよ。 つんつんぼうやみたいなやつが、いきなり砂漠の夢みたいな妄想に出てきて 「けどみんな大人になっちゃうんだね」とか悟ったようなこというお話ですよw 様づけしなきゃだめでしょ。 だって王子じゃないですか。 時代背景読んでくださいよ。 民主制下じゃあるまいしwww かわいいくせに王子さま、ってところがむかつくかんじでいいわけです。
235 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:13:32
『星の王子様』 でいいの! ミュージアムまであんだぞ。箱根
236 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:14:09
237 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:15:03
>>235 チビ王子じゃだめかな?
ミニ王子でもいいんだけど。
じゃ、間を取って、「小さなプリンス」で。 って、この話題引っ張るなぁ……
239 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:18:51
原題がリトル・プリンスだからややこしいんだな。 いっそのこと原題をスター・プリンスに変えてしまおう。
けどあんま海外文学ってきょーみないんですよね。 なんか異質じゃないですか。 ぼくは日本が好きなんですよ。 毛頭アメリカ人の人生なんかにゃ興味がないなw はるきちの気が知れないのはそのあたりですよね。 なんなんだろ。神戸の異国情緒の風にやられたのかな。 翻訳やってもいいけど、海外文学でぜひとも翻訳したいと思えるような作品がないんですよね。 ツマンナインダモン。
241 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:19:59
>>232 西周は決して直観だけでcultureを文化と訳した訳ではないと思うよ。
漢籍に当って、それはそれは苦労したのだと思う。
ところで、異邦人→まつろわぬもの
でもいいかもね。商業的には無理だろうけど。
>>237 タマゴみたいでやだ
>>238 折衷主義者あわれw
やはりかわいさ第一で『小さなちいさな王子さま』に決まりだなwwwwww
「お星様の王子様」のほうがメルヘンチック。
244 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:22:42
245 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:24:38
246 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:25:03
>>244 まれびと、もいいね。
記紀萬葉以来の由緒正しい大和言葉に徹して、
近代西欧文学を翻訳する試みというのも面白いと思うのだけど、
商業的には成り立たないだろうね。
247 :
チョッキン ◆ArgiaYqNCo :2006/09/17(日) 02:26:34
『星の一寸法師』は?
>>241 そうかなあwww
たぶん初出語じゃないの、それww
漢字の完全に抽象語句はたいてい純日本製ですよ。
なぜかというと、漢籍にも似たような前例がなかったからです。
福沢諭吉がcompetitionを競争と勝手に訳したら、
争いの字を不吉だから訂正しろっていわれたとか言ってたよ。
たとえばsuccess成功=功成りとか、dictionary辞書とかはそのまんま唐風だけど
deconstruction脱構築とかarchitecture建築とか
あとliterature文学とかは、和風のことばでしょ。
249 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:29:25
一寸よりでかいんじゃないの?
250 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:31:26
みにちゅあ王子は?
251 :
チョッキン ◆ArgiaYqNCo :2006/09/17(日) 02:31:31
じゃ『五寸法師』だ。
生理的にイヤだ。
253 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:36:08
ちびっこキング どうかな
『小さな王子さま』がいいです。 かわいいもん(o^-^o)
255 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:44:49
かわいい路線、大好きなみんなへ。 野崎もいってるだろ。 「できるならぼくは、この話を、おとぎ話みたいにはじめてみたかった」って作者もいってたって。 さらに野崎もいってる。 ってことは、おとぎ話のようには、作者は、けっして、話さなかったってことだって。 そこんとこも、まじ、だいじ。
256 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 02:49:08
全て踏まえた最終案 金髪親王
例のキチガイが来ててウザイな。 レスしないほうがいいよ。
◆m0yPyqc5MQ はスルーの方向で。 いいスレッドなのに、荒れてしまいますよ。
>255 おとぎ話がよくわかってないね 鋳掛け屋口調で「昔々あるところに…」て始まるようなの話の ことを言ってるんだよ
スレ、のびまくってて笑ったw
まああれだ。「リア王」とか「初恋」とか、何をいまさら感のあるもんばかり出しまくってりゃ 早晩の破綻は裂けられんね。 「目玉の話」みたいな意外感のあるものを、眼を引く改題とともに出しゃよろし。 現代の古典を紹介とし続けるという気概で頑張ってほしいものだ。
262 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 12:22:33
>>261 正論だな。
よしここはひとつ光文社の株を買ってやるつもりで
ちょいと作品をリストアップしてやろうじゃないか。
263 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 12:30:27
つピンチョン「重力の虹」新訳 つカント「判断力批判」新訳 つプラトン「パルメニデス」初文庫
つアルベール・カミュ→アルベール・カュミ
>いいスレッドなのに、荒れてしまいますよ。 社員乙。 しかし>262には同意。よい本を出す出版社はえらい。
>>265 社員じゃねえっつの。
こういうキチガイを相手にするな、ってこと。
267 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 14:42:46
以外【キチガイ】禁止
ついに社員の宣伝すれだと暴露www おかし(^◇^)
他出版社の社員が社命で荒らしとるんだと思われ
270 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 14:57:28
>>268 暴露もなにも、この手のスレは関係者によって立てられるのが、今の2ちゃんの常識。
知らなかったの?w
商業主義にかぶれとるの これも石原しんちゃんの害毒 政文癒着の弊害 おそるべし(´m`)
272 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 15:54:00
>>263 新訳と初文庫はいいけど
カント、プラトンという名前が新鮮味にかけるんちゃう?
思い切ってホワイトヘッドとか。
273 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 16:01:26
もー光文社ハイデガー全集刊行せよ
新訳とは関係ないかもしれないが、日本の古典も現代語訳で出してよ。 今昔物語とか日本霊異記とか名前は知ってても読んだことないし。
275 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 16:48:47
>>271 商業主義w いまだにそんなこと言ってる人がいるんだね。
自分で書いて、配って歩けば?
すぐに石原だのなんだのって、思考が平板だね、相変わらず君は。
>>274 >今昔物語とか日本霊異記
講談社学術文庫から出ていたと思います。
276 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 16:50:04
ホワイトヘッドいいな。つ「プロセスとリアリティ」 あと「アッティカの夜」 日本霊異記は平凡ライブラリと講談社学術で読めるぉ。 日本古典だったら「平治物語」「新古今和歌集」あたり出したらうれしいな
古典を読むのは素晴らしき哉 社員がんばれ!
278 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 17:14:03
光文社応援してるぞ!
シェイクスピアなんて他の商業主義な出版社に任せておけばいいじゃん その時代ならフランシスベイコンとか出して行こうよ 応援してるから
>>274 です。
既に講談社とかで出版されてたんですね。
情報サンクス。
281 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 17:43:24
他の出版社は軒並み古典を蔵の中に放り込んでいるからなあ…。 できれば解説にも力を入れて欲しいところだな。 それだけで価値上がるから。 社員、メモっとけ!w
282 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 17:48:00
まさに、文に光をあててゆく出版社ですね 最高です! 猫と共に去りぬ なんて聞いたことなかったけどこれからもそういうマニアックけい頼みます
学研が古典の現代語訳出してたりするよな、作家を使って。
>まさに、文に光をあててゆく出版社ですね なんかよくわからんが、その調子だ!w
だから「フラッシュ」なのか?
286 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 18:12:49
>>281 講談社文芸文庫路線か、いいな。
>>282 「猫と共に去りぬ」だけは穴狙いでまあよかったね。
>>283 後藤明生の「雨月物語」なんかがあったっけ。
287 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 18:19:00
古典の場合、解説がいいとそれだけで買いたくなる。 逆に解説がしょぼいと、「図書館で借りればいいや」ってことになる。 解説者の選びか方がポイントだな。「え! この人が!」って人に 依頼すると、けっこういいセンいくかもしれないよ。 はい、メモメモ。
日本古典を現代語で出されても三文小説に成り下がるだけだろう。 あれは原文のまんまでいいよ。 寧ろこっちが注釈ありで読めるぐらいの力をつけるべき。 なんでかんでも、自分たちの水準にまで下げるってのはどうかね。
沼野恭子、野崎歓、中条省平だけでもナイス顔ぶれ。 訳者解説が楽しみ。
291 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 18:38:28
解説といえば? 高橋源一郎大先生!!
忌ね 蛇の生殺し野郎w
>>288 いや、でも敷居が高いと興味持っても手に取りにくいよ。
現代語訳で出せば、、さらに興味持って原文の方を手にとってくれる人も出てくるし。
この新訳云々だって大衆性の獲得が目的でしょ。
研究者と一部の文学青年だけのための古典ってのも広がりなさすぎていやだ。
294 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 20:03:13
罪と罰 山田悠介訳 とかどうですか?
>294 なぜそれにいままで誰も気づかなかったか! 天才的着眼
296 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 21:13:42
『さようならコロンバス』 を 『さようならギャングたち』 の高橋源一郎大先生訳で! 『素晴らしいアメリカ野球』も 『優雅で感傷的な日本野球』の高橋源一郎大先生に! 是非!
>>294 その路線で行くなら、
「アンナカレーニナ」yoshi訳
にしてほしいかもw
あと、古典じゃないんだが
「文体練習」山田悠介訳
298 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 22:57:24
>>296 ロスなら「男としての我が人生」だろうに。
299 :
天皇 :2006/09/17(日) 23:08:58
昔集英社文庫に入ってたらしい「ポートノイの不満」を柴田訳で。
300 :
天皇 :2006/09/17(日) 23:12:01
あと、昔ハヤカワ文庫に入ってたらしい「見えない人間」を。
301 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 23:21:23
いや、その辺はわざわざ訳し直さなくても十分平易だが
やっぱバルザックだろうね 人間喜劇を十冊分だしたら日本文学を動かせる
動かせねーーーーーーーーーよwww
俺みたいな人間にとっては、有名作品も改めて出してくれるのは嬉しいっす。 いい機会だから手に取れるって人も結構いるんじゃないか?
でも翻訳って、名訳で読みたいとか思っちゃう。 過去の翻訳なら名訳って訳じゃないけど、新しいとなんとなく気が引ける。
近くの本屋はどこも目立つところにこれ置いてるよ。 そこそこ売れてんじゃねーかな。 いつまで息が持つか、光文社だから心配だが
307 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 05:47:14
とにかくみんな買おうよ。光文社に要望も出してさ。 おれが読みたいのは、おもにフランスのやつ。 中条や野崎にどんどん出してもらいたい。
308 :
夕方 :2006/09/18(月) 06:12:17
綺麗なエビちゃんに興味があるようなお姉さんがカント買ってたぞ たぶん平和について考えようと思ったんだろうな よかったな光文社 俺は全部買ったよ
このスレは宣伝臭があまりに露骨。 書いてる奴はもうちっと頭を使ったほうがいいぞw
310 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 09:54:26
そういや電車の中吊りとかの宣伝見ないね。 おおかた光文社は貧乏だから、2ちゃんスレ立てみたいな、 金をかけぬ宣伝するしかないんじゃろうて
宣伝臭、大いにけっこう。よい企画のものはどんどん2chを使って 宣伝すればよろしい。 この手の宣伝スレッドはすぐに潰されるものだが、賛否を数えると 圧倒的に賛が多い。それだけ評価されているということ。
312 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 17:29:38
結構歓迎されてるみたいだな。
まあ、健全だな。
314 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 18:14:58
>>288 フランス語訳なら17世紀古典主義風に訳せばいいし、
そういう「気分」を伝える文体ってのはあるはずだよ。
315 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 18:35:28
古典新訳文庫にバタイユか。 バタイユはもう古典の仲間入りなんだな。
古典新訳文庫に綿矢りさか。 綿矢はもう古典の仲間入りなんだな。
317 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 18:38:02
バタイユだったら眼球譚とかマダム・エドワルダよりも、 ラスコーの壁画とか、かつて文庫化されたことのない作品をエントリーして欲しかった。
まあそこらへんはちくま文庫の出番だろ
古典を古典のまま出すなら意味無いだろ 現代語訳だから裾野が広がるってことで
神曲・地獄篇 細木数子訳 これならベストセラー間違いなし!
細かいこと言ってすまないが それなら神聖喜劇にしよう
323 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 21:26:55
『変身』カフカ 藤岡弘 訳
324 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 21:32:05
>323 若い奴らにはむしろ伝わらないんじゃないか、と…
明日の光文社の朝礼は、このスッドレの話題で決まりだね。 社員報告ヨロw
326 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 21:40:42
「アーダ」ナボコフ 豊崎由美訳
>>326 「アーダコーダ」に改題して出せばよろし。
つーかまじな話「アーダ」の今の訳は無駄に読みづらいので改訳は賛成だな。
別にトヨザキ社長じゃなくてもええよ。
大盛望で十分w
しかしレーニンまで出すか
マルクスも出してもらわないとな
ミセス・ダロウェイをどっかのカリスマ主婦に
つかむしろ社員このスレ見ててくれ。 俺もアイデアいろいろ出すから。
まあとりあえず岩波や新潮などで「訳がひどい」といわれる作品を出しなおしてくれ
出しなおす時には「目玉の話」並みの面白い題をつけてくれ
334 :
天皇 :2006/09/18(月) 23:42:38
「眼球譚」や「目ん玉の話」より「おめめ物語」のほうがエロくていい。 「太陽肛門」なら「おひさまおけつ」か? 「サラゴサ手稿」を文庫化しないか?>社員
「ケツマンコ」でいいじゃん>「太陽肛門」
とりあえず訳は西谷修にやって欲しいな。中条が悪いというわけではないが。
社員大パニック。休みなし。
DAKARA ハイデガー全集たのむぞ!! あと、バルザック人間喜劇から十冊分 これで日本が変わってくから!
339 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 08:51:57
>>332 龍口直太郎訳の『ティファニーで朝食を』とか。
『冷血』は新訳が出たけど。
ナボコフも新訳で出してくれたらいいのに、とか書いてみるテスト。 この板では評判が悪いようだけど、若島訳の『ロリータ』はかなり読み易かったよ。
343 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 22:26:18
大江書店のポップ 新訳は驚くほどナボコフ って書いてあったよ直筆で。 たしかね。微妙な違いはあるかもだけどさ
346 :
天皇 :2006/09/20(水) 00:34:11
>>301 たしかに「新訳」という必要性もないか。
>>335 「太陽」という球体を抜いちゃ駄目だろ。
>>338 ハイデガー全集ならやっぱちくま学芸が似合うな。
リラダンの「アクセル」はおそらく文庫になってないな。
齋藤磯雄訳でかまわないのではあるが。
みんな古典を求めているんだね。実感。
おまえら10冊ずつ買えよ。 そうしないと、カラマーさえ中絶しかねない。 そういえば、自らの国家や 民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。
芸スポ乙
350 :
吾輩は名無しである :2006/09/20(水) 03:45:14
訳者に、あとがきと解説を分けて書かせるというのも光文社のおもろい試みだね。 野崎歓はあとがきは平叙文で、解説は丁寧文で書いてた。力のあるいいものに感じた。 これからは「星の王子さま」より「ちいさな王子」だな。
倉橋ファンに殺されるぞ
352 :
吾輩は名無しである :2006/09/20(水) 08:05:31
表紙がダサすぎて買う気になれません
ロリータ 宮崎勤訳 別にパヤオでもいいけど
クラウゼヴィッツなんか面白そうだな 訳す方は死ぬ思いだろうけど
サラゴサ手稿は東京創元社で文庫化予定になってるはず
出さないなら他社に譲ればいいのにな
358 :
吾輩は名無しである :2006/09/22(金) 00:48:41
>>350 たしかに「ちいさな王子」はよかったですね。
現代的というのか、とてもシンプルにまとまってて、美がありました。
あとがきと解説も、なにかスラリとかっこよかったです。
と野崎歓も申しておりました
野崎歓も学者の端くれなら、犯した間違いは率直に認められる 人間であることだろう。 そのための機会が訪れるのを今や遅しと心待ちにしているはずだ。 光文社も、もし増刷することがあったら「第二版のための あとがき」用にぜひ紙幅を提供してやってほしい。 期待している。
361 :
吾輩は名無しである :2006/09/22(金) 23:10:20
なにまちがった?
人生。
出版社。
364 :
吾輩は名無しである :2006/09/24(日) 02:35:41
11月のラインナップはまだか。
カラマぐらい予定教えて欲しいぜ 一巻の放置プレイww
11月のはもう判ってるだろ
大人は判ってくれない
368 :
吾輩は名無しである :2006/09/24(日) 07:21:39
おーい ここの書き込み、だんだん無気力
異邦人→よそもの→ドキュソ 新新訳は全文2ちゃん語でおながいします。
よそものとDQNって別に関係なくない?
etrangerには「異質の(者)」という意味があるよな。 奇妙で他者の理解を拒む者、だからDQNなんだけどね。 ママンが死んだのにひたすら遊びまわってるように見えたり ひとを殺したのを太陽のせいにしてしまったり、とかね。 オレ的には「よそもの」よりもしっくり来るのだが、どうよw あ、ムルソーがけしからんとか、そーゆー話じゃないのでヨロシク。
「どうよw」と言われても 強弁が見苦しいとしかw
376 :
吾輩は名無しである :2006/09/24(日) 21:04:41
>>374 >強弁が見苦しいとしかw
それはオマエが“戦争犯罪被爆国”の住人でこれまで自分を殺して生きることを習い性としてきたからだ。
多分、DQNの意味が分かってないんじゃないかな?
どういう意味なの?
自分の中のもうひとりのDQNな自分を意識するからこそ 小説を読むオレがいたりするわけだが、 そうでない人はそもそも『異邦人』に何を読むのかな?
381 :
天皇 :2006/09/24(日) 23:20:06
『異邦人』は世評に反して駄作だと余は断言する。 カミュは青臭くまだるっこしい田舎者の作家だ。 『シーシュポス』なんてまるで有島武郎レベル。
382 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 01:56:33
だが、それがいい。
383 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 02:02:56
胴囲
384 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 04:39:22
Aujourd'hui, maman est morte. Ou peut-être hier, je ne sais pas. オージュールドユィ、ママン・エ・モールト。ウー・プーテトル・イエール、ジュ・ヌ・セ・パ。 この簡潔さ、リズム、素晴らしいじゃないですか。 予備知識なしに、前提となる優越感なしに、楽しめる。 嘔吐なんて、現象学という最終的真理を俺様は知ってるぞ、という優越感を共有する者への メッセージ。
まあ、あれは「太陽のせいだ」ってきめ台詞があるからな...
386 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 18:21:47
「よそもの」はやく訳してくれ
388 :
天皇 :2006/09/25(月) 23:45:33
>>384 フランス語で読めるのは羨ましいな。
>オージュールドユィ、ママン・エ・モールト。ウー・プーテトル・イエール、ジュ・ヌ・セ・パ。
↓の発音じゃ駄目かな?
オージュルドュイ、ママンネ・モールト。ウー・プーテートル・イエール、ジュ・ヌ・セ・パ。
389 :
天皇 :2006/09/25(月) 23:48:19
>>387 まあカミュよりカフカ『城』の主人公Kのほうが
ETRANGER を説明するのには適しているんじゃないか?
390 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 23:53:30
「根無し草」「故郷喪失者」「ノーホェアマン」「エンガチョ」
391 :
吾輩は名無しである :2006/09/26(火) 00:44:37
「よそもの」は野崎だから、これも古典新訳文庫に入るのか? 「異邦人」の出版社と違うから、ありえないのかな。
リラダン新訳で出してくれたら、3冊買いますんで、頼むよ光文社さん。
おれもリラダンだして欲しいなあ
光文社や小学館が文学に手を出すとなんかうがたってしまう。 ポプラ社とかにもいわかんが。 でもこのさいだから、白夜書房や民明書房、テラ出版なんかにも頑張ってほしい。
最後の大物フランス書院がサド全集新訳文庫化 そんなふうに思っていた時期がおれにもあり(ry
396 :
吾輩は名無しである :2006/09/28(木) 02:31:45
光文社にこそ文学を感じっな!
G. K. ChestertonのMANALIVEこそ 早急に新訳されるべき古典ではなかろうか! w
398 :
吾輩は名無しである :2006/09/28(木) 21:08:51
ナニソレ?
399 :
天皇 :2006/09/29(金) 00:00:49
チェスタトンがどうしたって?
それ名訳じゃん。 新訳の必要なし!
つかそれって目玉に文句つけた人と同じ奴なんだけどw
>>400 イイ(・∀・)!
まああれだな、
光文社は「古典山田訳文庫」ってシリーズも作ってほしいよな。
404 :
吾輩は名無しである :2006/09/29(金) 14:51:25
age
405 :
吾輩は名無しである :2006/09/29(金) 18:33:32
>>274 凄まじく遅レスだが、
日本の古典は現代語訳より、原文読むことを絶対に勧める。
現代語訳しちゃうと、それの味わいがどうしても薄くなるからね。
海外の古典も同様だけれど、全くの外国語だから仕方なし。
けれど日本の古典だけは原文で一度は読まないと勿体ないよ。
古典文法や古語が面倒なら、新潮社の出してた日本古典集成(?)でも良いんじゃないかと。
あれは分かりにくいところにだけ現代語訳が原文横についていて、なかなか良い。文庫じゃないけどさ。
光文社が日本の古典も文庫で出すなら、新潮社の集成のような形式が良いな、と思うチラシの裏な俺。
406 :
吾輩は名無しである :2006/09/29(金) 19:45:35
古典の現代訳なんて、およそ、意味の無いものである。作家の為すべき業ではない。(太宰治「新釈諸国噺」)
407 :
吾輩は名無しである :2006/09/29(金) 19:51:00
日本語で書かれてるのに日本の古典を現代語訳で読むなんて 古文の知識のない厨房だけだろ ふつうの人間は原文で読んでいるよ 翻訳それ自体に作品価値があるものは別だが
>>400 へぇ。
その「山田語」っていうのは、冒頭の「山田悠介氏が……」っていうところから
始まってるんですよね??
>>405 伊勢物語、枕草子、平家物語、枕草子、さらに王朝和歌は古典文法の苦手だったオレでもまあ読める。
源氏物語はとても無理だが...
410 :
409 :2006/09/30(土) 10:13:58
ゴメン、枕草子二つ目は徒然草の間違い。
蜻蛉日記ってなんか難しくない?
アガった女の「わたしだって若い頃は…」的繰り言だろ? 別に理解したくないし。
という文章を橋本治あたりが訳すと面白くなりそうだな。 古典版『負け犬の遠吠え』みたいな世界というか。
源氏は格別に難しいけれど、他のは単語がわかっていれば、 慣れだけで読めるものばかりだよな。文法も一定は必要だろうが、 完璧にする必要は無い。
いくら精進したって 『源平盛衰記』とかは 原文で読むの無理じゃない? 薀蓄と専門用語の嵐だもん。
ところで古文の全集なら小学館の方が好いんじゃないだろうか。 注釈、古文、日本語訳が一頁の中に詰まってる。
417 :
吾輩は名無しである :2006/10/01(日) 13:19:29
>>416 小学館のあれは良いと思う。
けれど、新潮社の全集のほうが、一般の人にとっては読みやすいんじゃないかな。
小学館のは、文学部の学生さんあたりにとっては重宝しそう。
大学では小学館の全集、新全集より、岩波の大系、新大系のほうが よくつかわれる気がするけど。 新潮社のはまず使わない。 やっぱり一般向けなんだろうね。
岩波の大系は谷澤永一がボロクソ言ってたけど 新体系はマシになってるの?
ていうか谷沢が馬鹿なだけだろ。
小学館のってあまり好かれて無いのか。 日本語訳は初心者には重宝すると思っていたんだが。
ほかの全集より重くかさばるのがネックか
むしろあの現代語訳が邪魔という人も多いな
収録内容にも問題があるのかなあ。
>>421 いやそれももちろん、その巻を担当した人の力量次第でしょう。
426 :
吾輩は名無しである :2006/10/02(月) 18:01:45
わるい、いまのとこ、日本のを読んでる暇は無い 中条や野崎なんかの、柔軟な頭の、一流の訳者に、仏文学の古典を訳して欲しい
中の人もたいへんだなw
名無しで散々陰口叩いてきたくせによく会わせる顔があったな
あすまん、スレ違い
というか、今まで日本のすら読んだ事が無いのにわらったw 無教養人だな。
まあ「日本のを出してる余裕はない」とは書けんわなw
これって、超訳なの?
新書で出せばいいのになぁ。 そしてペーパーバックと言い張ればいい。
434 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 09:54:45
光文社古典新訳文庫、 人生の歓び! 人生の救い!
>>433 ペーパーバックは「キャッチャーインザライ」のパーパーバック版が
期待したほど売れなかったので
出版社は懲りてるとおもふ
436 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 18:24:57
ペーパーバックってなあに? まじに教えて!
白水の新書みたいにいつまでも在庫しといてくれるといいんだけどな。 カフカの新書はいつまでの寿命だろう。
保守
440 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 18:57:45
ラインナップが興味をそそらない。光文社が考え直してくれればいいのだが。
441 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 20:03:28
もっと考える必要があるね マニアの心をそそるようなものがない
442 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 20:08:31
>441 いかにもアホ。 マニアなんていってきどってるだけで、 ほんとはなんにも読んでないやつら。
「古典新訳マニア」ってのに会ったことないけどw
444 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 20:18:55
頼む!リラダン出してくれ。 「未来のイブ」の新訳は、多分そこそこ需要あると思うぞ。
まあマニア的なのは強いて言えばバタイユぐらいか。 ドストはカラ兄でよかったよ。罪と罰なんかじゃあ目も当てられない。 逆に、カントは純粋理性批判でよかったんじゃないか?
446 :
九名歌 :2006/10/08(日) 21:36:49
目玉の話し でも エドワルダ婦人 じゃないんだな
447 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 21:53:21
罠に引っかかって 過剰反応した人がいるなあ
つり宣言まだー?
>>446 譚より話のほうが今風で、婦人よりマダムのほうが今風ってことじゃないの?
450 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 00:25:10
目玉の話ってまぬけっぽい おまえは鬼太郎の親父かよって突っこみたくなる
451 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 21:41:28
>443 古典新訳マニアならここにいるよ。 隠れマニアも数知れないよ。
トリストラム・シャンディなんか新訳出てほしいな。
山田悠介の新訳まだ〜?
嵐が丘は、嵐の音のマンションとでもつけるか
『ざわざわヶ丘』とかな。 Wuthering って辞書に載ってないし。
翻訳=直訳じゃないんだから、「嵐が丘」のままでも問題ないと思うが。
別に問題があると言ってるわけじゃないから
459 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 08:28:28
猪木が丘
ルネサンス以降の著作を古典と呼ぶ愚かさ
ソルジェニーツィンも古典なんだろうか? バタイユが古典つうんだから、そうなのかな。
むしろ「問題だ、問題だ!」と強弁するところに意義がある。
464 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 16:57:20
トリストラム・シャンディ 僕も同意
12月刊行予定 コクトー 「恐るべき子供たち」 中条省平・中条志穂訳 ワイルド 「ドリアン・グレイ」 仁木めぐみ訳 1月刊行予定 シェイクスピア 「ジュリアス・シーザー」 安西徹雄訳 ミル 「自由論」 山岡洋一訳
東郷青児訳で十分なんですけど。 他にもいくつか訳があったはずだけど何か問題があるの? それより、ウィリアム・ジェイムズの心理学原理を山下篤子さんの訳で 出してほしいな。 著者名はこの板の名無しさんに敬意を表してゼームズ(ス?)博士で!
お、まだいろいろ出るね。どんどん出してくれ。
『恐るべき子供たち 』は岩波文庫の鈴木力衛訳が定番だったけどな。 東郷青児訳は失神を仮死なんて訳していて、読めたもんじゃない。 中条訳には期待したいな。
モルグ街の殺人の訳ってどう思う? 違和感ありまくりなんだけど。
470 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 23:16:38
ブレーズ・サンドラールの『世界の果てまで連れてって』 を中条訳で読みたい。
471 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 23:30:59
意気込みは買いたいんだが もっと初邦訳を増やしてほすい
>もっと初邦訳を増やしてほすい ほんと 岩波・新潮に入ってるの多すぎ
「新訳」文庫・・・
474 :
471 :2006/10/13(金) 02:27:03
>>473 はっ!そうだったのか・・・(゜〇゜;)
すでに訳されたことのある作品のみなのか? 随分、妙な縛りだな。
今絶版のものだけ扱えばいいのに メジャーどころのほうが売れるのかしらん
「花のノートルダム」とか出してくれないかな。
色はまあだいたい国別ってところだろ。
飛ぶ教室カント吹いたwww
国は一時的なものだから、言語じゃないか? シェイクスピアとポーが同じ色だし。
>>482 だから、それは国じゃなくて、言語だろ?
国ならイギリス文学とアメリカ文学じゃないか。
まあまあ、オージーは英米で括らないわけだし。 ドイツ文学て言うときは言語だけど英米文学と併置されたりしてもともとグダグダだよね。
オスカー・ワイルドってフランス語で書いたんじゃないかな?
>>478 カントの未発表の大著「飛ぶ教室」というのがある。
今回が初訳。原著は大部なので、抄訳だけど。
こういうのを出してくるから新訳文庫はあなどれない。
Das Fliegende Klassenzimmer
つかグレートギャツビーはなかったことに?
それは春樹が訳すだろ
490 :
瀬戸内 :2006/10/15(日) 00:09:44
「おおきなギャツビー」大江健三郎&丸谷才一共訳
なんだかんだ言って、もうこのスレ、500近くまで伸びてる。 注目度高いんだなぁ。
>>488 あれ?
確かに、宮脇孝雄訳のグレート・ギャツビーが刊行予定から消えてるね。
(その代わりにカラマーゾフ2巻が出る。)
やっぱり、村上春樹訳が11月に出るから、それの影響だろうか。
あっちの翻訳を見て、差別化要因を加えるつもりとか・・・。
いずれにしても、「刊行中止」は避けてほしいね。
いろんな翻訳があるから、面白いのだから。
>485 ワイルドは英語で書いたでしょうけど、真面目が肝心の仏語訳が どうなっているのか非常に興味があるので中条訳で出してくれると とても嬉しいw
結構、置いてないな、この文庫。
売れてそうにないな。 3年もったら褒めてあげよう。
497 :
吾輩は名無しである :2006/10/15(日) 17:32:56
ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」 おながいします。 岩波で重版も出てるし、これ期待してる人多し。 出してくれたら3冊づつ買います。絶対!
>>497 岩波の豊島訳は現代にそぐわないからな。
新潮文庫の訳の復活でもいいぞ。
>>491 今のところ欲しいのはないけれど頑張って欲しい文庫です
新訳なら、リラダン頼む。 どうも「未来のイブ」の訳になじめない。というか読みにくい…orz.
503 :
吾輩は名無しである :2006/10/15(日) 23:29:00
ワイルドなら「獄中記」の新訳がいいな。
504 :
吾輩は名無しである :2006/10/15(日) 23:30:05
ドイツ文学ももっと色々新訳を出して欲しい。 多和田葉子さんもいることだし。
多和田のドイツ語作品を、訳してほしい
岩波訳の悪評が高いロックあたりださねえかな。文学じゃないけど
ロックとか、バークとか、ベンサムを訳して欲しいな。
508 :
吾輩は名無しである :2006/10/16(月) 00:18:06
多葉田で何が読みたい?
とりあえず、ヘッセはどうか。 でもハードカバーで新訳が出てるところか・・・。
ヘッセとかカフカとか、新訳がでてるのはもういいよ
ベンサムは俺も読みたいな。
純粋理性車検−−−理性も暴走し得る。カントによる、はじめての理性の車検。
集英社ヘリテージてのも、何か古いの出してるね。 はやりかな?
ベンサム出るのん? 出るなら買うよ。 ついでにムーア、ヒューム、スペンサーあたりよろ。
515 :
吾輩は名無しである :2006/10/17(火) 16:45:41
日食 山田悠介訳
516 :
天皇 :2006/10/17(火) 22:49:50
スターンの「センチメンタル・ジャーニー」と バトラーの「エレホン」あたりを出すと渋いのに。
要は版権切れが前提なんだよな。 だったらデジタル・アーカイヴがもっと充実してくれた方が嬉しいね。 サミュエル・バトラーも英語圏の人間ならネットでほぼ読める。
>>514 ムーアは出ても、売れるかなあ…。
俺はベンサムが、レトリックや議論術について述べた著作を文庫で出して欲しい。
519 :
天皇 :2006/10/19(木) 00:17:03
シュペルヴィエルは詩集も出るといいんだが、 堀口訳以上にいい翻訳となると難しいか。
520 :
吾輩は名無しである :2006/10/19(木) 02:02:04
ロシア文学もまだ弱いよね。 プーシキン、レルモントフ、ゴーゴリ、チェーホフ。 ガンガン行って欲しい。
カントよさそうだね 永遠平和に啓蒙か… 唯一読んだカントだな
チェーホフなんて、方々で出まくってるのに、まだ足りないか。 ロシア文学はもういいや。 南米文学とか、出してほしいが。
523 :
天皇 :2006/10/21(土) 00:26:10
中国文学も穴かもしれないな。 「子夜」とか「ラクダのシアンツ」だっけ? あのあたりの新訳。
クローニンとか
525 :
吾輩は名無しである :2006/10/21(土) 02:30:04
光文社ガンバレー
526 :
吾輩は名無しである :2006/10/21(土) 11:53:33
このシリーズ意外と置いてないな
>>520 ゴーゴリは出るでしょ
ラインナップはむしろロシア文学に偏ってると思うけど
528 :
吾輩は名無しである :2006/10/22(日) 00:36:04
そうだな。 望月、沼野奥さん、亀山、角田と充実した翻訳家陣で、めちゃすご。 1/3ぐらい露文じゃないかな?
ロシア 4冊 イタリア 1冊 フランス 3冊 英米 2冊 ドイツ 2冊 計 12冊 確かにロシアが1/3だな。 色の違いは、英米が同じだから言語分けかと思ったが、 イタ文と仏文が同じなんだよな。 ロマンス系で揃えてんのかと思ったが、 ゲルマン系の英米文と独文は違う色だし、何だろね?
530 :
吾輩は名無しである :2006/10/22(日) 01:27:01
ふーむ、やはり白人至上主義からは逃れられないか。 中国文学にも頑張ってほしい。
ポーどうですか。 立ち読みの印象あまり良くなかったけど。
532 :
弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2006/10/22(日) 02:26:55
ヘンリ・ミラー関係 あと『心変わり』 きぼんぬ。
>あと『心変わり』 >きぼんぬ ビュトールかしら?
ビュトールの心変わりは2005年に清水徹の改訳が岩波文庫から出ているが、 それではダメなのか?
>>534 に同意。中心紋の説明もきっちりしてくれているしな。
さくっと読めそうな「飛ぶ教室」ゲット 期待通りにさくっと読めました お試し版は当たり そしてカントの方に手を出してみる 結構ホイホイ読めて満足 そして読めてみたので思ったけれど、 ほんとこういう世界観には馴染めねえなあ
>>534 岩波を読む人なんてほとんどいないから……
>>537 つうかビュトールに手を出すような読者なら、岩波に抵抗感なんて抱かないだろ。
>>536 > そしてカントの方に手を出してみる
> 結構ホイホイ読めて満足
> そして読めてみたので思ったけれど、
> ほんとこういう世界観には馴染めねえなあ
中山元氏は確かに読みやすいけど、いわゆる「超訳」的なところがあるとも聞きます。
どうなんでしょう。
おそらく大学行って初めて、世の中には学術系の出版社が数多く存在することに気づいたおぼんつくだろう。 有頂天になって岩波を小馬鹿にしてるだけだ。ほっといてやれ。
つか、光文社古典新訳文庫読むような人間なら、岩波も結構読んでそうだがな。 ところで、海に住む少女、おもしろかった。 古典だから、と気張ることなく読めるから、 もっとプッシュしちゃってよいと思うな。
俺のいきつけの本屋は、なぜか4冊しか売ってない。けっこうでかい本屋なんだがな・・・ おかげでカラマーゾフとカントがまだ手に入らん
トルストイのはなんでこんな誰も知らないようなのをピックアップしたんだ? 逆に、ポーなんてべたすぎるし。
>>545 トルストイのは、結構有名な作品だと思うぞ。
トルストイのは結構有名なやつじゃない? トルストイは三大長編が有名だけど、民話や短編も有名だと思う。
トルストイのだけ買ったよ
イワンイリッチの死は、トルストイの短編の中じゃ最も有名なのじゃない?
そもそもトルストイの短編なんて有名じゃないじゃん。 民話のイワンの馬鹿が知られてるぐらいで。
確かに、トルストイは長編のが有名だが、 だからといって、短編が有名じゃないってのも・・・ まあ、日本は短編の地位が低いから、そんなもんかな。
長編のが
トルストイに限らず、どちらかといえば、 無名な作品の新訳または初訳のほうがありがたい。 無名な作品は、絶版になっていて安価では入手困難なものが多いし。
クローニンとか
ジュリアン・グリーン『アドリエンヌ・ムジュラ 』『幻を追う人』 もうね、復刊リクエストになっちゃう。
藤原書店のバルザックシリーズ、ゾラシリーズなんかは、好みの物だけ買ってるが もっと文庫で出てもいいと思うな。 こういった有名作家の文庫になってない作品の邦訳にも期待したい。 商売のこともあるから、なかなか難しいかもしれないが。
中条ってバルザックが好きなんじゃなかった?
魯迅とかださねえかな
559 :
吾輩は名無しである :2006/10/30(月) 10:25:28
続報ないのか
561 :
吾輩は名無しである :2006/10/30(月) 13:28:03
来月までは予定があるなw
562 :
吾輩は名無しである :2006/10/30(月) 13:31:51
チンポー 地獄のセックス Yoshi訳
>>558 魯迅読みたきゃたいてい古書で入手可能。
岩波の「魯迅選集」全13冊(昭31年)揃いなども
564 :
吾輩は名無しである :2006/10/30(月) 13:40:52
>>564 クローニン? 「城砦」読んで泣いた。あとシラネ
566 :
吾輩は名無しである :2006/10/30(月) 14:04:05
つ『魅せられた雪』 『青春の生き方』 『スペインの庭師』 『育ちゆく年』 『星は地上を見ている』 『帽子屋の城』 『禁断の木の実 』『ひとすじの道』 『青春以前』 『若き日の悩み』 『恐怖からの逃走』 『天国の鍵』 『悪い女』
567 :
吾輩は名無しである :2006/10/30(月) 18:09:40
うちの近所の大型書店ではカラマーゾフが結構売れている。 つーか、あと一冊で完売。こんなことって珍しい。。 他はさっぱりだがw
新潮文庫のカラマーゾフは毎年けっこう上位にランクするみたいだから それほど不思議でもないんじゃまいか
リクエストもいいのだけど、仮に会議通過したとして それから翻訳者探して、交渉して、成立して、翻訳作業があって、版組んで刷って… ということにどれくらいかかるものなの? むかしは版権取得上の縛りで2ヶ月で出したなんてことがあったそうですが。
>会議通過したとして >それから翻訳者探して、交渉して、成立して、翻訳作業があって、 ホントにこんな手順なの? 翻訳者紹介観ると、プロの翻訳家というより、学者が翻訳もやってるという感じなのだが。
>>571 学者が翻訳をやるなんて別に珍しくないじゃん。
というか、本来、翻訳っていうのは学究の果てに初めてできるものだろうに。
>>570 の言うように、企画で出た作品を依頼して翻訳してもらうのか?
学者は本業は研究なんだから、翻訳の仕事回して依頼するようなものなのか?
先に、学者の側からの翻訳したいという行こうがあって、企画が立ち上がるんじゃないのか?
ってことを
>>571 は言いたいのでは?想像しすぎかな?
ふつうは翻訳者が営業して出版社を見つけるらしいよ。
新訳文庫の場合は多分現在有力な学者を集めて編集委員にして、 編集委員の会議で作品・翻訳者の候補をリストアップし、 然る後に翻訳者へオファーするというシステムなんじゃないだろうか。
岩波文庫で翻訳してた学者先生が途中でお亡くなりになってしまって、 弟子の人達が後を継いで仕上げたんだけど訳注がお話しにならない出来で もうグダグダ、みたいなのがあったな 何ヶ月とかで仕上げられるものもあるだろうけれど そうもいかないものもあるだろうしなあ
何ヶ月で仕上げって…… 戸田奈津子の字幕並のひどさじゃないか。 そんなの普通に考えて不可能だろ。下訳じゃなくて「翻訳」だぞ。 短編ならともかく。
570です。 弟子に丸投げというのはよく聞きますね。 それとは逆説的な話だと、名著だから絶対訳書は出るべきなのだけど 営業的に厳しいから大家に名前だけお出まし願ってようやく日の目を 見た本というのもあると聞きます。 あと私の知る狭い範囲に限って言うと、私家版の完訳を作ってるような 先生は一人もいないみたいです。 たぶん、ただ読むだけの何十倍の労力がかかる割に使い道が 全くないからではないかと思います。
流れ豚切ですまんが、罪と罰の井桁訳、この文庫で出そうなんだな〜。
露文すごい勢いだな。 俺はすげーうれしいけど、 売り上げ的にはどうなんだ?
ソログープとか無理かな・・・
今まで出た本の流れだけで思うのは、 やっぱ、ありきたりの古典の新訳を出すのがメインってことだな。 まあ商売だし売れそうもない作品をあまり出すわけにもいかないわけで。 新潮・岩波あたりでダブってたり品切れになりにくい作品が続く模様。 そうした視点から勝手な予測をして今後出てきそうな作品は、 カフカ『変身/城』、ゲーテ『若きウェルテルの悩み』、ヘッセ『車輪の下』、マン『ヴェニスに死す/トニオ・クレーガー』、 モーパッサン『女の一生』、プレヴォ『マノン・レスコー』、スタンダール『赤と黒』、ユゴー『レ・ミゼラブル』、 モーム『月と六ペンス』、ヘミングウェイ『老人と海』、トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』、 チェーホフ『桜の園/かもめ/犬を連れた奥さん』、ゴーゴリ『狂人日記』、 ニーチェ『ツァラトゥストラかく語りき』、ショーペンハウアーの小品集…… あたり。 訳の内容はともかく、バタイユ、ロダーリ、シュペルヴィエルあたりの出版が GJだと思っているんだけど、こうしたラインナップの出現率は低そうだな。
流れ切ってスマソ ケストナー「飛ぶ教室」読んだ人いる?誤植(誤訳)っぽいのを見つけたんだが…
詩集も出して欲しいな。
>>583 漏れは読んでないが、このスレなら誰か読んでる奴いると思うぞ。
引用してみたら?
586 :
吾輩は名無しである :2006/11/05(日) 01:37:43
>>582 まさにそんなラインナップになりそうだ
いきなり、!?
となるようなのカマシテ欲しいけどな
587 :
吾輩は名無しである :2006/11/05(日) 01:54:57
光文社偉すぎる。大江の絶版引き受けるとかどうよ?
588 :
吾輩は名無しである :2006/11/05(日) 01:57:20
うわ、試金石…
589 :
吾輩は名無しである :2006/11/05(日) 02:50:02
詩もやってほしいな。 キャロルのスナーク狩りとか絶版だよね? あれすげえ面白いのに
590 :
吾輩は名無しである :2006/11/05(日) 03:00:55
大江センセイはフラッシュ光文社みたいな通俗出版社に興味ねぇかw
大江の作品を新訳するってことですか??
あんまり新潮文庫の100冊みたいなのと重なってほしくないな。
大西巨人を出してる出版社だからな、何を出すか分からないね。
あれ出してこれ出してというカキコは多いのに 「〜を買った」というカキコが全然ないのが気になる
あるじゃん。 つか普通は読んだ感想が気になるもんだけどね。
>>593 大西巨人は、元本が光文社だったから、出戻り的に出してるんじゃないの?
この新訳文庫だって儲からなければ出していないんだから、
過度に期待するのは禁物じゃないかな。
>>595 俺も、とりあえず出るのは全部買ってる。
あ、どうでも良いけどbk1で今月のやつの表紙見れるよ
599 :
吾輩は名無しである :2006/11/05(日) 23:41:25
レーニン買ったw
>>582 バルザックがないな。
「幻 滅」「ラブイユーズ」など出して欲しい。
601 :
吾輩は名無しである :2006/11/06(月) 01:42:17
バルザック、いいね。 バルザックとディケンズ、どんどん出して欲しい。
『カラマーゾフの兄弟』良かったけど、性格のことを「〜なタイプ」って やるのは何となく萎える感じだった。今のご時世でもそこはまだ 「性分」とか「人柄」でもすんなり読めるんじゃないかと。
文学じゃないがモルガン「古代社会」たのむよ 岩波の青山訳ひどすぎ
>>602 俺は「い抜き言葉」が気になって気になって仕方がなかったorz
これから新訳をだすとしたら、ゴーゴリの『ディカーニカ近郷夜話』を
出して欲しいな。岩波文庫の文体は古めかしすぎるよ。。
>>604 岩波の平井先生の翻訳のは旧字体で、横書きが右から左だなw
>>604 「い」抜き言葉なの?
まるで戸田の映画の字幕じゃんw
深刻な場面でも「てる」「てる」「てる」www
>>606 全部が全部じゃないけれどね。
訳者からしてみれば、「い」を抜くところと抜かないところとで、
何やら使い分けているんだろうね。
今週末にはカラマーゾフの2巻とゴーゴリがでるので楽しみだ。
三省堂本店行ったら
>>567 の言うように他のは20冊近く積んであったのに
カラマーゾフだけ残り5冊くらいだった。
できたてアツアツのときの匂いがたまりません カラマーゾフ2巻とゴーゴリの匂いを嗅げる日を今か今かと待ち侘びております
今日もう売ってた 買わなかったけど
>>610 東京?
いいなあ、早く出ていて。田舎はまだだよ('A`)
久しぶりに米川訳のカラマーゾフも読んでみたが、新訳とは全く別の読物だな。 どっちが優れているとかじゃなくって。
今回発売のゴーゴリは必読。この訳は賛否両論を呼びそうだ。 俺は、意外にいいじゃん、と思ったけど。 なぜ必読なのかは、本屋で確かめるべし。
次回配本、教えてよ。巻末に書いてなかった?
>>614 次回配本
ワイルド「ドリアン・グレイの肖像」 仁木めぐみ訳
コクトー「恐るべき子供たち」中条省平・中条志穂訳
ミル「自由論」山岡洋一訳
の3冊。
>>613 もしかして落語調とか?
はさみこみの目録に古今亭志ん生の口調に倣って
なんてこと書いてあるけど
査察官ってのが引っかかるんだけど、検察官のことか?
検察官ほど抱腹絶倒という言葉が似合う喜劇はないからなあo(^-^)o マジで楽しみだ…
やっとディケンズが来たと思ったらクリスマス・キャロルかよ。
商業的な兼ね合いもあるのだろうけど、 微妙に歯痒いチョイスが多いよね。
>>616 察しがいいですなぁ。その通りです。
>>617 解説によると、有名な「検察官」という邦題は誤訳だそうだ。
>>612 いい意味で、研究成果が蓄積されているんだろうな。
いろんな訳を楽しめるのはいいことだ。
>>617 以前から、いろんな人が指摘していた。検察官が誤訳ってことは。
ディケンズは長篇を多く書いているわりには有名な作品が 少数に絞られるのが残念だ。ほんとにクリスマス・キャロルばかりだもの。 12月に差し掛かる頃だから商業戦略的には合ってるけれどもね。
たしかに、検察官が町にやってくるってのもおかしな話だな。
>>615 来月は二冊だね。公式にも書いてある
コクトーは多分その次
ところで村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」が出たが、解説がなかなかスゴイ。 「これ以上の訳を出せるもんなら出してみろ!」とばかりにゴーマンかましてる。 もちろん、春樹だから直接的にはそんな書き方はしていないけど。 当初の新訳文庫ラインナップに入っていた宮脇孝雄訳「ギャツビー」は、 こういう解説の後に出すとするとかなりのプレッシャーなんじゃないか。 宮脇さんガンバレ!!
ゴーゴリの新訳、とりあえず解説、あとがき、鼻と読んだが、 やばいくらいに面白い\(≧▽≦)丿
俺もいま読んでる。「査察官」に訂正したのも含めて、新訳文庫最大の功績だよね。 「ジェイン・エア」も書店で岩波・新潮と比べたら一番よさげなので買った。
おっ、ゴーゴリ好評だな。
630 :
628 :2006/11/11(土) 05:02:21
鼻・外套・解説・あとがき読んだ。 (査察官は米川版とそこまでは変わらんと思ったのでパラ読み) すごく面白かった。ここまで訳が斬新だと新訳、て感じでいいね。 引き続き浦さんの訳で「狂人日記」「ジカニカ近郷夜話」「死せる魂」出して欲しい。 (特に死せる魂) あと、ジェイン・エアの訳、あのアルジャーノン訳した人なんだね。これは期待が持てる。
死せる魂の新訳は、いいな。 出たら絶対買うよ。
「イワーン・イワーノヰッチとイワーン・ニキーフォロヰッチとが喧嘩をした話」 が読みたい
はさみこみの目録だかカバーだかに、新訳文庫を創刊するにあたっての 意気込みみたいなの書いてあるけど、どうなんだろうね? 結局、新訳文庫も既存の文学ファン(マニア)が買っているだけなんじゃないのか? それとも、文学ファンの新規開拓が見込めるのだろうか?
やっぱり、ディケンズ、バルザックは訳されて居ない作品や全集でのみ読める作を 含めて次々と翻訳して欲しいね。 願わくば、ゲーテのヴィルヘルムマイスターも訳して欲しい。 岩波の文字であれを読み続けるのはきついよ。
そういや新訳文庫って未訳作品は「あり」なのか?
「猫と共に去りぬ」は本邦初訳じゃなかった?
637 :
吾輩は名無しである :2006/11/15(水) 04:34:10
>>633 結構派手な身なりの女がカント買ってたぞ
ヤツは間違いなく普段東京タワーしか読まないタイプの人間だ
そりゃ偏見
639 :
吾輩は名無しである :2006/11/15(水) 09:25:22
偏見を越えた嗅覚の先にあるものさ
640 :
吾輩は名無しである :2006/11/15(水) 10:10:42
くんくん童貞のにおいがするぞー
>>637 その子なら、このまえエドマンド・ウィルソン読んでいたよ。
642 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 17:39:15
ゴーゴリの新訳、鼻と外套は新鮮味があって面白かったけれども、 査察官については米川訳の検察官を読んだ時のほうが楽しめたな。
643 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 18:20:36
644 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 19:49:59
>>641 そのこ今、俺のをくわえて嬉しそうにしてるよ
このスレや他のスレでの感想を見て、おおまかな評価を作ってみた。 主観バリバリ入ってるので修正きぼん。 ○おおむね好評なもの 「カラマーゾフの兄弟」「ちいさな王子」 「永遠平和のために/啓蒙とは何か」「鼻/外套/査察官」 ○不評なもの 「飛ぶ教室」(他板のケストナースレで不評) ○どちらでもない(それほど挙げられてない)もの 「初恋」 「猫とともに去りぬ」(未邦訳だった)「リア王」 「イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ」 「マダム・エドワルダ/目玉の話」 「帝国主義論」 「海に住む少女」「黒猫/モルグ街の殺人」 「ジェイン・エア」「クリスマス・キャロル」 個人的にトルストイとシュペルヴィエルの新訳は良かった。
646 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 20:10:24
2ちゃんの文学板だとロシア文学が人気ある(ように思える)からなぁ。。
647 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 21:42:28
露文が流行ったのって昭和初期〜せいぜいオイルショックくらいじゃね? どっちにしたってかなり年配の世代が中心だよ
俺は後藤明生のおかげで露文に興味もった 氷河期世代σ(^◇^;)。。。
649 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 22:21:36
頼むから 『罪と罰』の長嶋茂雄訳やってくれ! 絶対おもろいから!
650 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 22:31:56
新庄の『響きと怒り』も読みたい! 元大リーガーだから英語ができるだろうし
651 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 22:37:19
このスレおもすれー( ^ω^)
落語調ゴーゴリのせいで妄想は膨らむばかり(・ω・;)(;・ω・)
653 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 22:51:47
真面目な話、フォークナーは色々と出して欲しい。 訳は必ずしも新庄じゃなくてもいいけど。
フォークナーは著作権や版権の関係で無理じゃまいか?
落語調なら「神曲」
響きと怒りは今度岩波文庫から出るらしいけど
飛ぶ教室はそんなに悪くなかったけどな…細かい間違いとかはわからないんだけど 講談社文庫の訳文よりは好きだった
658 :
吾輩は名無しである :2006/11/17(金) 23:40:28
屡々見かけるが、「じゃまいか」は間違ひだ。 正しい(口語の)日本語としては、「ぢやないか(じゃないか)」だ。 屹度「ではあるまいか」と「ぢやないか」を混同してゐるのだらう。 正しい日本語を勉強しろ、と云ひたい。
飛ぶ教室は途中で挫折した。 あれって講談社訳のもあんなに子供向けに書かれて居るのかな。
>>658 ・・・だと思っているおれガイル
…ジャマイカ
とかは、2ch語みたいなもんだろ。
662 :
吾輩は名無しである :2006/11/18(土) 01:06:21
>>645 『ちいさな王子』『猫とともに去りぬ』『目玉の話』『カラマーゾフ』
は文句なく良かった! (結局、読んだの全部)
とくに、『ちいさな王子』『目玉の話』『カラマーゾフ』の
訳者あとがきと解説は特筆ものだね
663 :
吾輩は名無しである :2006/11/18(土) 01:50:36
岩波から響きと怒りでたらテンション揚がっちゃうな もちろん光文社新訳からでも 胸躍るラインナップというのが、ない!!! 正直いうとね。 半年に一度でいいから、わぁお!というタイトルが欲しい 思い切って資本論を新訳から出しても面白いし バルザックをどっさり届けてくれたら言うことない
光文社新訳のターゲットってこの板にいるような人達じゃないような気が。 古典なんて一冊も読まねーって人に新訳で読んでもらおっつーか、そんな印象。
でもそんなターゲットのひとは新訳文庫になんか興味ないし、存在も知らないだろう。
666 :
吾輩は名無しである :2006/11/18(土) 02:42:30
ほんと存在しらないし 知った所で確実に興味もたないんだよ 学校の課題図書になりやすそうだけどね
立ち読みして、この文体は許せないってのがあったりするな。
>>664-665 古典なんて一冊も読まない人だったけど
これで読み始めてこの板に来た人間がここに
ポーの文体はどうなんだろう? 読みやすさという点でベストでは無いんじゃないかと思う
ロシア文学は赤色なのに
amazon、今月分全部青くなってるね。なんで?
青の時代
バタイユの中条訳は秀逸。 生田訳で難解な「雰囲気」を味わってたんだが、バタイユの真の難解さがこの訳で表現されてる。 これを機に平凡社とかのバタイユも読もうと思ったよ。
バタイユの目玉の話は冗長な気がした。 あれは世間ではどう評されているのか。
679 :
あ :2006/11/22(水) 00:40:34
フロベールの感情教育 出してくんねえかな
680 :
吾輩は名無しである :2006/11/22(水) 01:52:30
バルザックの従姉妹ベッドも。
ディケンズの荒涼館も頼む
ちくま文庫にあるだろ
何処にも売ってないんだもん(´・ω・`)
684 :
吾輩は名無しである :2006/11/22(水) 19:23:34
バルザックの谷間の百合とゴリオ以外を出すようなことがあれば、見上げたものよ
685 :
吾輩は名無しである :2006/11/22(水) 19:48:20
谷間の百合、マジ上手く、わかりやすーく現代語訳してほしい 新潮のは最初の50ページあたりで投げたから・・・ずっとあの調子が続くのはorz
そうかな、おれは『谷間の百合』好きだけどな。
687 :
吾輩は名無しである :2006/11/22(水) 19:56:28
大いなる遺産。有名なわりに新訳がまったく無い。荒涼はもういいでしょ。
バーナビー・ラッジはまだ文庫に入ってないよね
《新訳》って意味じゃバルザックの場合『谷間の百合』がベストかもな
690 :
吾輩は名無しである :2006/11/30(木) 13:45:03
一週間もレスが無いとは
691 :
吾輩は名無しである :2006/11/30(木) 14:50:54
そりゃ過疎だもの。
この板では当たり前だが?
ぶっちゃけ、2ちゃんなんかに来るより文庫本を読んだほうが有意義なんだよね。
意義があってここに来ているわけではなか
697 :
吾輩は名無しである :2006/12/06(水) 18:41:32
カラマーゾフの三巻、はやく出ないかなぁ。。 九月、十一月ときたから、三巻目は一月かな? んでもって四巻目は三月?? なるべく早く出て欲しいんだが。。
>>697 マジで
カラマは新訳で初めて読んだから続きが気になって仕方ない・・・
つかなんで一気に(せめて月刊で)出版しないの?翻訳終わってるよね?
699 :
697 :2006/12/07(木) 15:51:47
>>698 あ〜、はじめての人はとくに気になるだろうね(´∀`)
俺はすでに米川訳と小沼訳で読んでいるけれども、
それでも新訳の続きが楽しみで仕方ないくらいだから。
701 :
1月新刊 :2006/12/07(木) 23:07:59
ひとみのとーちゃんか
703 :
吾輩は名無しである :2006/12/07(木) 23:27:34
普通の光文社文庫の背表紙のフォントはやめてほしい
706 :
698 :2006/12/08(金) 10:27:56
>>700 ちょwwまじでwww
・・・もう新潮の最初から買って読むことにする
>>701 恐るべき子どもたちもいつ出るんだろ?
児童文学に力を入れてるみたいだね
なんでもいいからとりあえずシリーズを続けて欲しい。 期待してます
カラマーゾフは、訳がまだ終っていないとのこと(?)だけど、 仮にすでに訳し終えていたとしても、すぐには出さずに小出しに していたんじゃないの? だってこのシリーズのいわば看板タイトルじゃありませんか。
>>709 まあ、長編ものは、あんまり小出しにしてほしくないね。
この看板タイトルが終わってしまうのなら、次の看板タイトルをつくればいい。
「ジャン・クリストフ」とかね。
なんとなくだけど、ドストの次はトルストイがきそうな気が…
ロマンロランが看板?世界的に忘れられた作家じゃん。 トルストイはアンナがあるけど売れるかなあ? ドストの別の長編を出してくるんじゃないかね。
もうアンカレでいいよ。
失われた時を求めて はこないな
意外とここらで三国志演義とか水滸伝とか中国古典がくる気もする
哲学書や宗教関係も出して欲しいな。 ニーチェとか聖書とかw
カラマーゾフの訳って新潮や他のとくらべてどう?
自由論いいね。読みやすい。
メリークリトリス
カーマスーダラがくるぜ!
もう現代のレクラム文庫と化して岩波を抜け
723 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 12:29:12
俺ら読者側にとって嬉しい文庫シリーズだけど、 翻訳者側にとっても魅力的なシリーズとして安定した 位置づけを得られればいいね^^ 自由論、わが街の書店にはなかなか売っていないぞ。。
724 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 17:55:33
野崎歓や中条省平にもっと訳してほしい
725 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 18:01:38
ブックオフにいくと中条さんの本は高確率で「な」行に置いてあるなw ほかにも小沼丹が「こ」行だったりとか。。 酷い場合は古井が「よ」行だったりとかw
柴田元幸訳のトリストラム・シャンディは読めないもんかな。
>>726 岩波文庫のが最近復刊されたので読んでみたが、あまり面白くなかった。
その時代においてなら斬新なふざけぶりだったかも知れないが。とにかく
どうでもいい話が延々と続くだけなので(それが文学だと言われれば
それまでですが)、柴田訳が実現したとしてもツライかも。
いやまあ正直トリストラムなんかは原書で読んでこそのものだしなあ
ふと思ったんだが、柳瀬尚紀は トリストラム・シャンディを訳そうと思ったことはないのだろうか。
ドリアングレイを今日買いました。読むのが楽しみ。
ドリアン助川に会いました。
734 :
吾輩は名無しである :2006/12/28(木) 10:26:22
一昔前まではゴミみたいな本を大量生産していた出版社が、 こういうシリーズを出すと言うだけでも慶事ではないか? 新潮文庫なんてこの20年、ろくな本を出していない。 いくら有名な出版社でも、志を失ったら終わりだ。 光文社には岩波文庫では読みにくい作品、読めない作品を どんどん出してほしいね。
735 :
吾輩は名無しである :2006/12/28(木) 10:32:04
↑ 光文社の工作員
工作員だったら >ゴミみたいな本を大量生産していた出版社 自分の会社をこうは言わないだろwwwwww
>>734 ヒント:団塊の世代退職 → ヒマをもてあまして"お文学"を嗜むようになる → ( ゚Д゚)ウマー
738 :
人面獣心 ◆cucaGy/YJQ :2006/12/29(金) 10:43:28
734は隣の芝生が青く見える河出社員。
河出も現代文学でいい仕事してるね。
740 :
人面獣心 ◆cucaGy/YJQ :2006/12/29(金) 10:49:07
児童文学のトップランナーだ。
>>731 『ドリアン・グレイ』を読み終わったけど、まあ悪くないんじゃないかな。
他の訳と比べたわけじゃないからはっきりとは分からないけど。
文章の艶というかそういうものはないけど、その分読みやすいというか。
まあそれが新訳文庫の売りだろうし。
>>737 今のおっさんてホントに本読まない
司馬遼太郎が"お文学”として読まれる世代ですから
>>742 司馬史観w(プゲラ)マンセーのオッサンとかみていると
ほんとに可哀想になってくるよ。。
史観だけじゃなく、小説に書いてあることを「史実」と信じ込んじゃってるのもいるしねw
司馬って読んだことないな。司馬を読むなら司馬遷を読みたい。
>>744 いるいるw
老若男女どの世代どの性別にもいる
747 :
吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 21:03:34
カラマーゾフの三巻が早くでますように(−人−) あとは大江作品と蓮實の評論も新訳でだしたほうがいいだろw
大江の「新訳」って・・・
749 :
吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 21:11:35
>>748 大江(と蓮実)の日本語は日本語じゃないから、きっちりとした日本語に
翻訳すべきだろ!
750 :
吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 22:16:54
>>749 大江と蓮実の日本語は、きちんとした日本語ですよ。
751 :
吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 22:18:23
信者乙
邦文和訳かよ・・・
753 :
吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 22:19:57
大江は日本が嫌いなら(似非)日本語を使って仕事するなよw 大好きな欧米諸国の言語かハングルでも使ってろw
754 :
吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 22:30:43
大江の日本語は非常に明晰だと思います。
ていうか理解できない馬鹿は無理して読まなきゃいいんじゃね?
結局、そういうレスしか書けないのか。。 多分そうなると思ってた。
758 :
吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 22:47:14
論理的なところ。 意味不明な文章を書く小説家が多いなか、大江の文章は意味がはっきりとしています。
ていうかそもそも読みやすくなきゃいけないってこともないし。 新訳文庫のスレでこういうことを言うのもアレだがw
小説の場合なんて特に、「悪文」がかえってその小説の魅力になったりするわけだ。
大江は小説家ではなくて評論家のほうが向いている気がする。
762 :
吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 23:02:33
悪文といえば小島信夫の『別れる理由』もそうじゃね? あれを読了した奴、まじで尊敬するわw
763 :
吾輩は名無しである :2006/12/31(日) 15:28:26
そもそも古典じゃないだろ
大江健三郎の評論って、ひところは悪文の見本とされたものだ。
大江の話はもうええよ よそでやって
河出が世界文学全集出すね。 池澤夏樹個人編集だって。
ここは光文社(古典新訳文庫)のスレ 河出書房スレでやれ
769 :
吾輩は名無しである :2006/12/31(日) 19:31:52
亀のカラマ兄弟にはスターリンも出てくるのかな
770 :
吾輩は名無しである :2006/12/31(日) 20:34:03
このカラマーゾフはいいね。 これのおかげで読破する人増えると思う。
771 :
吾輩は名無しである :2006/12/31(日) 20:53:35
ていうか早くカラマーゾフ全部出して欲しいよ
773 :
吾輩は名無しである :2007/01/01(月) 00:01:39
大いなる遺産はまだか?
775 :
吾輩は名無しである :2007/01/01(月) 01:01:05
/ | ┏━━━ / |━━━━━┓ ┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛ ┃┃ / ヽ ┃┃ ┏┻┻ |======| ━━┻┻┓ ┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛ ┃┃ (/) ┃┃ ┃┃ (/) ┃┃ 凸┃┃ (/) ┃┃凸 Ш┃┃ (/) ┃┃Ш .|| ┃┃ (/) ┃┃.|| ∧_∧ (/) ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀・) (/)(´∀` ) (゚Д゚ )ジャン・クリストフおながいします。 (つ つミ (/)(⊃⊂ ) ⊂ ⊃ |_|_|_I(/)_|_|_|__| | /////ノ,,,,,,ヽ ////|| |〜 //////////// |∪∪ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | 奉 納 |
はやくカラマーゾフの3巻と4巻がでますように パンパン
778 :
吾輩は名無しである :2007/01/01(月) 09:34:04
早くスターリン出ないかな
779 :
吾輩は名無しである :2007/01/01(月) 10:53:31
光文社。w
780 :
善い人面獣心 ◆cucaGy/YJQ :2007/01/01(月) 11:52:05
>>767 >河出が世界文学全集出すね。
>池澤夏樹個人編集だって。
そんなの河出の仕事じゃねぇーよ。
「池澤夏樹個人編集」
笑わせンなって。
名前が「世界」に負けてるじゃねぇーか。
ダメダコリャ
ここは光文社(古典新訳文庫)のスレ 河出スレか池澤スレでやれ
782 :
吾輩は名無しである :2007/01/01(月) 14:42:07
亀は世界一のスターリン学者
783 :
【大吉】 【1767円】 :2007/01/01(月) 14:43:29
今年の亀山の運勢
亀なだけに翻訳が遅い うまくね?
今日元旦の朝日にも結構でかい広告うってたね、新訳文庫。 光文社も意外に力入れてるのかな。
787 :
吾輩は名無しである :2007/01/01(月) 19:53:48
亀は分厚いカラマ論も書きそうだね いやあの性分だと絶対書く そっちも楽しみ
1月カラマ三巻出ないの? おいおい…商売下手だなぁ
待ちきれないくてかなり新潮や岩波に逃げてるだろね
ところで皆は、創刊記念の解説書プレゼント応募した? 俺は4口ほど出した。当たると良いなo(^-^)o
>>790 オレは帯を切り取るのがイヤで出さなかった。
わしは7通ぐらい出した
サブテキストは是非とも欲しいけど、1000名というのは多いのか少ないのか よく分からないね。純文学読む人自体は世間的には少ないだろうけど、 そのなかで古典新訳文庫を買って読んでいて、なおかつ懸賞に応募する人は どのくらいの数なんだろう?
河出から全集が出ると聞いたが本当かい?
795 :
善い人面獣心 ◆cucaGy/YJQ :2007/01/04(木) 00:42:01
雌餓鬼のチンピラを掻き集めて本を書かしてたのには、ワケがあったんだ。 ワタヤらが捻り出した泡銭を資本に、本来の事業に乗り出したのだろう。 そんな河出とはまるで、借金の形に連れてきた若い娘で営業する置屋のババァみたいなモンだ。
まあ池澤夏樹個人編集だけどな・・・
紙質ってどうよ?新潮と岩波どっち寄り?
ダンテの「神曲」だしてくれないかなあ 岩波文庫のは訳が読みにくすぎ
799 :
吾輩は名無しである :2007/01/04(木) 09:32:51
あれはあれで味わいがあると思うよ 読みやすさだったら河出の平川訳があるけど そろそろ新訳が出てもいいかもね
800 :
吾輩は名無しである :2007/01/04(木) 12:10:03
神曲は寿岳文章の名訳がある。
801 :
吾輩は名無しである :2007/01/04(木) 15:58:23
あれってリズムがへんで読んでて調子狂うんだよね なぜ名訳と思うの?
802 :
吾輩は名無しである :2007/01/04(木) 17:21:34
難しいっぽく書いてあるから 読んでみてもよく分かんないけど 色んな人が名訳って言ってるみてえだし とりあえず名訳って言っておけば 分ったっぽく見えてすげえっぽくね?
804 :
吾輩は名無しである :2007/01/04(木) 17:41:03
いやいや、
>>802 さんはタダモノじゃないとみました
その文体で新曲を訳して欲しいな
ありゃ、神曲です御免なさい
無教養な嫌韓厨も古典を読むことがあるんだね。
無教養なレスきた
808 :
吾輩は名無しである :2007/01/05(金) 01:55:52
> あれってリズムがへんで読んでて調子狂うんだよね 散文訳にリズムを要求されてもな。
上へ行けば行くほど、 末広がりに広がるその上枝の高さは、 喬木のおのが森に住み慣れたインド人をさえ、 驚嘆させたであろう たしかに変な律動ですね
河島英昭が岩波の「図書」で神曲の新訳を連載している。 まだ地獄篇の第十九歌だから、完結までは相当かかるだろうけど。
エーコの小説などを訳してる人ですね 寿岳文章訳は英訳からの重訳みたいだし 「中世」というだけの理由で謡曲やら何やらの語彙をパッチワークものだから 珍なる創作ではあっても良い翻訳とは言えない そろそろ本格的なイタリア文学研究立脚した 正確かつリーダブルな決定版の出現が待たれるところです
812 :
善い人面獣心 ◆cucaGy/YJQ :2007/01/05(金) 23:38:44
文学研究はあるのに映画研究はないのか。 イタリア文学研究 海外文学研究 ……意味が判らん。 そんなものを研究してナニが判るのか。 喰うに困らん有閑人の手慰みだな。 文学。 どうりでジリ貧なワケだ。 高橋源一郎はそろそろ死んだ方がいいということだけが判明している。
意味分かりません先生
ゲーテの「ファウスト」 第二部でいつも挫折してしまうのは 翻訳のせいでしょうか、読解力不足でしょうか? すらすら第二部を読みたいなー
誰の訳でお読みですか
816 :
善い人面獣心 ◆cucaGy/YJQ :2007/01/05(金) 23:48:55
>>814 >読解力不足
オマエのドッカイリョクが足りないんじゃないよ。
役者が悪いんだ。
読者を惹き付けない書き手の責任だ。
……なんか可哀相だな、オマエ。
文学にひざまずくなよ。
あんたうざいよ
818 :
善い人面獣心 ◆cucaGy/YJQ :2007/01/05(金) 23:57:41
……なんか可哀相だな、オマエ。
人面瘡がへこたれてる・・
映画研究はあるじゃねえか、ボケ
821 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 07:23:29
……なんか可哀相だな、オマエら。
822 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 11:56:55
>河島英昭 こいつ最悪な翻訳する奴だ。 まじやめてほしい。
本人に直接言いなよ みっともない
俺は822じゃないけど、そんなこと言ってたら2ちゃんスレのカキコの
ほとんどが成り立たないよ。
つーか、河島乙
>>823
なぜ俺だって分かったんだ
それにしても 「2ちゃんのカキコはほとんど成り立っている」 と真顔で言うバカもめずらしい
「2ちゃんのカキコはほとんど成り立っている」 と言及したレスはどれだ? そんなレスどこにも見当たらんのだが
鼬害去れ
2ちゃんのカキコはほとんど成り立っているよね。
そうだね〜
ジョンが私に嘘をつく(命題p)、ジョンが私に嘘をつくならば彼の心臓はドキドキする(p→q)、 ジョンの心臓がドキドキするならば彼は私に嘘をついていることを私は知っている:K(q→p) が成り立つ状況、世界(w)を考える。 世界wにおいて、私はqがpを含意することを知っているから、 私が可能であると考える唯一の状況は(q→p)が真となる世界である。
では、K(q→p)が真のとき、Kpが成り立つであろうか。 すなわち、ジョンの心臓がドキドキするならば彼は私に嘘をついていることを私が知っている場合に、 私はジョンが私に嘘をつくことを知っていることが帰結されるであろうか。 Kpが成り立つのは、3つの可能世界のすべてにおいてpが成り立つ場合である。 wとuではpが成り立つが、vではpが成り立たないので、Kpは成り立たないことになる。
いま、ある学生が教室にいて、教室外の様子は見えないという状況を考えてみよう。 彼はいま受けている講義よりも、その後の予定に関心があるため、 外の様子(雨が降っているかどうか)が気になっている。 「雨が降っている」という命題をrとすれば、彼は外の様子が見えないので、rが成り立つ状況と、 ¬rが成り立つ状況という、2つの状況(世界)が可能であると考えられる。 この場合、彼は外が見えないのだから、雨が降っているかどうかについては知らないことになる。 一方、講義が退屈であること(命題b)や、2×2=4(命題m)であることは、 いずれの状況においても彼は知っていることになる。
一般に、主張φを知っているということは、その人の知識に基づいて可能であると考えられる世界、 すなわち可能世界(possible world)がφを充足する場合にいえることになる。 したがって、学生にとって教室の外の様子が見える状況にあれば、彼は命題rについて知っていることになる。 このように、ある命題が成り立つことを知っているかどうかは、可能世界の与え方によって決まるのである。
ネットウヨはカントを読んで出直してこい。
文句はクリプキに言ってくれ
837 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 17:13:51
>>831-
>>834 >ジョン〜
ピーピーウルセェーな、おい。
グダゴダ書いた割りに大したこといってないじゃん。
結局この世は金だ。金があれば何だってできる。
女の愛も金で買えるんだ。
じゃチミの命を売ってくれ
839 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 17:56:02
金を持ってる女を買うにはどうすればいいんだ?
840 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 18:33:12
暴力団を雇って脅す。
自分の腕力を使えないとは情けないな
暴力団の金づるにされたらどうすんだ
843 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 18:45:07
警察犬力をなめんなよ
844 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 18:51:47
エロが無い
電波もない
846 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 19:07:31
芥川賞は金で買えるよな。
糞レス禁止
了解
849 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 19:48:41
ぶっちゃけると そそられる本が出ない
850 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 19:56:36
イエス
851 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 19:57:22
はっきり言って殆どすでに他社の版を持っている
852 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 19:59:30
イエス
カラマの続刊いつでるのかな 全巻出ていれば年末年始に一気読みしたのに
854 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 22:46:34
マン、でいあるぐ
ホフマン、リラダン希望。 黄金の壺、砂男、未来のイブetc
856 :
吾輩は名無しである :2007/01/08(月) 16:28:30
何かホフマンでも?
>>855 他社の文庫で読めるし、既存の訳で足りる。
他社乙
さらにゴーゴリを出してくれると嬉しいな。 浦さんに引き続き頑張ってもらうことにして。
860 :
吾輩は名無しである :2007/01/09(火) 01:14:43
モンテクリスト伯とかジャン・クリストフとかレ・ミゼラブルなどフランス文学の大著を中条訳でお願いしたい。
>>855 ホフマンは、まあ他社の文庫でもいいかなと思ってしまうけど、
リラダンは、改訳出して欲しいよな。すげー解る。
>>859 あれは本当に浦さんお疲れ様って感じだな。
>>860 デュマなら文庫でダルタニャン物語全編を出してほしい
単行本でしかでてないのを、出していけばいいんじゃね? 高くて専門家とかしか買わないやつ
>高くて専門家とかしか買わないやつ 文庫にして一般人の誰が買うんだね…
オレが
オマエが
来月は、 カラマーゾフの兄弟 3 恐るべき子供たち です。
868 :
吾輩は名無しである :2007/01/09(火) 21:57:30
お、やっと3巻目が出るか。全部出たらまとめて買って読もうと思ってるのに。
亀山さん、時間があればBlogも更新してくれると嬉しいです。
亀の悪霊本おもしろかったからカラマも期待してる オイラもそろったら読むから早めにたのんます
871 :
吾輩は名無しである :2007/01/10(水) 02:03:22
ゴーゴリが発狂して死んだという重い事実と、陽気な落語調の『鼻』と 『外套』の間に大きな落差がある。 そこに面白さを見出せるのかもしれんが、何か勝手にゴーゴリのキャラを 作り上げている感じがして、俺にはしっくり来なかったな。 訳っていうのは元来そういうもんかもしれんが、訳者の作者観がどうしても 前面に出ざるを得ない。 だからこそ、訳者個人のイメージを相対化するために、原典に当たる必要が あると痛感した。
>>871 僕は後藤明生氏のゴーゴリ論や付記されている解説を踏まえた上で、
今回の落語調の訳はとても興味深い仕事だったと思っているよ。
人の意見は様々だね。
発狂して死んだから陽気な落語調はダメっていうのは昔の青臭い文学青年みたいで恥ずかしい。
あやまれ、昔の文学青年にあやまれ
このスレ年齢層が高いから 昔を馬鹿にすると反応早いなw
878 :
吾輩は名無しである :2007/01/10(水) 13:21:31
あやまれ、ホモハビリスにあやまれ
879 :
吾輩は名無しである :2007/01/10(水) 14:40:53
太宰だって、ユーモア小説家いてるだろ?それと同じ事だろうが。>ゴーゴリ
ゴーゴリも太宰も作家としての本質はユーモアだよ
881 :
吾輩は名無しである :2007/01/10(水) 19:24:15
>>871 発狂するような人だからこそ、良質なユーモアを書けるんでない?
>>881 それは言えるなぁ。
お笑い芸人って、私生活ではものすごく暗いヤツが多いって言うしね。
>>880 にあるように、太宰なんてのもいい例だよね。
お笑い芸人なんかにユーモアはないんじゃない?
確かに今回の新訳はゴーゴリが笑点に出てるみたいで笑える
885 :
吾輩は名無しである :2007/01/11(木) 20:54:36
ゴーゴリが発狂して死んだという重い事実と、陽気な落語調の『鼻』と 『外套』の間に大きな落差がある。 そこに面白さを見出せるのかもしれんが、何か勝手にゴーゴリのキャラを 作り上げている感じがして、俺にはしっくり来なかったな。 笑うところですか?
886 :
吾輩は名無しである :2007/01/11(木) 22:32:58
>>871 ,885
笑わしてもらいました。
∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ!
o/⌒(. ;´∀`)つ
と_)__つノ ☆ バンバン
887 :
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/01/12(金) 00:13:17
>>885 >笑うところですか?
恥ずかしがるなって、自演さん。
アンタ、いいこといってるよ。
笑いとは狂気のことだ。
苦境のどん底にあって、笑いを忘れた人。
でも、そんな自分を笑えるなら大丈夫。
まだまだ、いけるよ。
グレートギャツビー はやくでないかなあ
春樹のは売れたのかね?
891 :
吾輩は名無しである :2007/01/14(日) 18:46:51
ハルキストって翻訳も読むの?
ハルキストなんて言葉はありません 相当なオサーンとみました
893 :
吾輩は名無しである :2007/01/14(日) 21:33:46
>>892 去年だかいつだかのTVニュースで春樹ファンのことを
ハルキストと称して紹介していたぞ。
紹介されていた本人たちも、自分のことをハルキストと
言っていたよ。
恥ずかしい言葉だなぁ
>>892 さんはハルキストという言葉を知らないハルキストなのかな?
前のレスにも書いてあるけど、ここ数年のあいだにTVで紹介されていた
のを俺もみた覚えがあるよ。
ときどき見る言葉だけど、まともな感覚があれば使うのが憚られる言葉だよね。
>>891 ウィキペディアの説明を読む限りじゃ、ハルキストは春樹の紹介するものなら
何でも食いつくみたいだなw
って、そろそろスレ違いなので、このくらいにしときませんかね?
了解
オイラはリルケの新訳きぼんです
901 :
吾輩は名無しである :2007/01/15(月) 20:42:22
アホ
「彼の者共は広大なる世界を知らずして自己の部屋に引篭もり、 掲示板上で世人の揚げ足を取り、ただそのことによってのみ 自己のこの世にあることを知るのである。 光あるところに影あるのが自然の掟とは雖も、 おお神よ!勇躍たる世界に対して是くの如きまで悲しく陰鬱なる者共を なぜ生み給うたのだ!!」
あいたたたた
905 :
吾輩は名無しである :2007/01/16(火) 12:46:56
aho
906 :
吾輩は名無しである :2007/01/17(水) 13:57:12
カフカ希望
907 :
金原文則 ◆jG/Re6aTC. :2007/01/17(水) 13:58:19
エ、エリアーデ。。
紅楼夢希望
909 :
吾輩は名無しである :2007/01/17(水) 23:11:51
そういや中国文学がまだだな
911 :
吾輩は名無しである :2007/01/18(木) 13:22:14
ほほう、よさそうだな
プークが丘の妖精パック買ってきた。 キプリングってジャングルブックしか知らなかったよ。
913 :
吾輩は名無しである :2007/01/22(月) 18:51:38
短編集が出てたね。岩波で。
ジャングルブックしか知らない人はモーグリです
クポー!
のだめ?
おくればせながら少しずつ買っていこうと決めたが、シェイクスピアはどうも手を出す気になれない
新訳といってもさすがにシェイクスピアは言葉遣いがちょっと仰々しいな。
>>912 プークが丘いいですよ。
お父さんもガンバってますよっ!
シェイクスピアはいったん読めば面白いよ。
921 :
吾輩は名無しである :2007/01/29(月) 17:45:02
全部買ってる人いる?
922 :
吾輩は名無しである :2007/01/29(月) 20:35:54
シェイクスピア全巻読んでないなんて奴なんてこの世に存在するの?
923 :
吾輩は名無しである :2007/01/29(月) 20:50:17
リチャード何世とかあの辺は読んでない。
リア王はじめて読んだけど リア王があそこまで怒り狂う理由がわからなかった あれじゃ娘がかわいそう
925 :
吾輩は名無しである :2007/01/29(月) 21:13:54
いやいや。 わかるぞ、おれには。 ああいうてておやがいるから。
光文社で全作品出す、という保障があるならシェイクスピア買うけどなあ
927 :
吾輩は名無しである :2007/01/29(月) 21:30:37
アテネのタイモン、取り寄せないとかえないのね。
あんな親なら娘も怒るわなw まあどっちもどっちだな
小冊子届いた人いますか? 内容が気になる
そういや、すっかり忘れていた。
結構な数だしたのに、音沙汰がない。。
外れたのかな?
>>929
実は光文社も発送を忘れていたりして……
932 :
吾輩は名無しである :2007/02/01(木) 10:47:55
モーリス・ブランショを希望
933 :
吾輩は名無しである :2007/02/01(木) 16:38:16
カラマーゾフの値段が少しずつ上がっとる。 せこい商売だな
934 :
吾輩は名無しである :2007/02/01(木) 22:17:05
最終巻は5千円らしい
カラマーゾフなんてどこで読み終えても同じだし
4巻は五月刊行予定です
カラマーゾフ兄弟船
>>934 マジかよ・・・ せっかく新訳文庫でカラマーゾフ読もうと思ってたのに
939 :
吾輩は名無しである :2007/02/02(金) 13:09:52
( ^ω^) 最終巻は5千円らしいが、 全巻分のカバーのバーコード部分を切り取って応募すると、 もれなく「カラマーゾフの兄弟大百科―完全版(仮題)」が もらえるってきいたお
940 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/02/02(金) 13:23:25
ばかじゃん (;¬_¬) いらんし
当たりが出たらもう1セット・・・・
942 :
3月 :2007/02/05(月) 10:28:48
「トーマス・マン短編集」 マン レーニン」 トロツキー
943 :
吾輩は名無しである :2007/02/05(月) 11:20:47
> 934 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2007/02/01(木) 22:17:05
> 最終巻は5千円らしい
>
>>934 > マジかよ・・・ せっかく新訳文庫でカラマーゾフ読もうと思ってたのに
こんなわかりきった釣りに引っ掛かるアホがいるんだね。
944 :
吾輩は名無しである :2007/02/05(月) 16:47:05
釣りというかネタというか
もうすぐカラマ3巻だなw 楽しみだ
自分が買った新訳文庫、全部黄色か緑のどっちかだ。
ヘッセのガラス玉遊戯(演戯)、新訳で出してくれないかな。
>>947 あれって作者の国別に分けてあるのか?それともジャンル分け?
950 :
吾輩は名無しである :2007/02/05(月) 20:15:28
国だろ ところでサブテキスト当選した人いないの?
>>949 赤はロシア
黄はドイツ
青はフランス
緑はイギリス
でいいんじゃないかな?
今のとこ、この四色(四カ国)のみなのかな
アメリカがなぜかイギリスといっしょに・・・
アメリカのってなんだっけ
ポー
文学を言語で分類するのってあたりまえじゃない?
そうだよ でも「四カ国のみかな」という問いの答えにはならないよね
中国やギリシャなんかの古典が入ると、それぞれ何色になるのかな?
>>956 うんごめんポーのことすっかり忘れてた・・・
というかコナン・ドイルとごっちゃになってたみたいだw
>>958 今出てる光文社文庫版ホームズが1年もしたらこそりとカバーだけかえてこっちに引越してくる気がするw
ロダーリさんがイタリアの人だから、青はラテン系じゃないかな
ヴェネツィアに死す、よりも ヴェニスに死すのがスッキリしてると思うんだけどなぁ・・・
962 :
マンコ :
2007/02/09(金) 17:06:58 ペニスで死す