1 :
吾輩は名無しである :
2006/08/18(金) 09:04:07 実際そんな文学者はいないわけだが。
2 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 09:06:18
カルトスによれば、 「表象とか、そういうものってややこしいので、 僕はとやかく言いたくないんだよね」 らしい。
3 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 09:08:33
カルトスの小説の人物が、中上のパクリなのはもはや常識w
4 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 13:21:40
昔高橋源一郎が絶賛してたね。
5 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 14:47:12
誰?
6 :
カルトス :2006/08/18(金) 15:20:49
どうもカルトスだ。とうとう、文学板でも私のスレッドが立てられたのだが、手放しで称賛したい、と訳でもない。
はるきちの盆栽庭園 大人気必須だよ(^o^)
8 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 16:30:29
カルトスってどこの国の人ですかね?
宇都宮出身の日本人だよ。
10 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 17:17:03
ピエール・ドッキリビッチ・ウリナラ・カルトス 1962年ソウル市生まれ
11 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 17:29:11
『ジョゼフィーヌの密かなる愉しみ』がマジで凄いと思った。
12 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 14:17:29
カルトスって系譜的には、アーヴィングと武田泰淳的なものがあるよな。w
13 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 14:20:31
『ジョゼフィーヌの密かなる愉しみ』で、ゴンジャロフが発狂する場面あるだろ? あれは、やつの左翼的な思想が原因だと漏れは思うんだが。
14 :
弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2006/08/19(土) 14:21:16
カルトスの発言や説のうち、最も異端とされた部分は、その世界観と宇宙観であった。 宇宙観についてのみ述べると、宇宙は無限に広がっており、太陽はその中に浮かぶ1つの恒星であること、 夜空に浮かぶ星たちもまた、太陽と同じ種類の恒星であるという、 無限宇宙論を唱えた。もちろんこの説は今では信じられているが、 当時はそう思ってはいても、はっきりとそう主張する者はいなかった。ただし、 カルトスの無限宇宙論は15世紀の神学者サントスの無限宇宙論に影響されたものだと 考えられている。また、似た無限宇宙を考えた哲学者は古代ギリシアにも存在した。 カルトスの無限宇宙論は、地動説とは直接は関係ないことに注意する必要がある。 当時唱えられていた地動説では、宇宙の中心には太陽があり、 恒星は天球という球にはりついた模様であった。
15 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 14:21:35
結構最近の人なのね。
16 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 14:25:14
>>14 いや、違うな。
カルトスはエッセイの中でこうも言っている。
《俺はギリシャ哲学などいう『まやかし』は一切信用しない》
とね。
きぃんもー☆
>>16 ぜんぜんちがうよ
へなちょこ研究のばかめ(゜ヘ゜)
かるちゃんは『毛利』の中で言ってるもん
「理想の魂が我に存するかぎり、大宇宙の広がりは乾坤の水面に棚引くさざめ石の如くに」
「太陽も又然り。それはメタフォリカルな我々の似姿ではあった、天晴れ」
と。
先見の太陽系相対視観だよ(^0^)
はばたけはばたけ
ギリシャは出雲大社で瞑想に耽る日々を送る彼にとって、
飽くまでも真相の周縁から知性の欠片を与えるhintに過ぎなかった。
彼の視野の中心には神道にもとづく自然崇拝の夢想があっただけだよ(^-^)
「世界中で最も偉大な芝居。それを史実と申す」――『カルトス名言集』
19 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 14:44:29
Amazon.co.jp "カルトス" ホームの検索: "カルトス"に完全に一致する結果がありませんでした。
20 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 14:55:05
つうかアマゾンが委託開始したというのに何でここで絡んでくるカルトス様はいつ までも病気の人が最初に通過する第一ステージのレベルでしか絡んで来れない のかよう。
21 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 16:09:06
>>18 あ、俺、その本読んでないわー。
それより、カルトスの新作はいつ出るんだ!
前作からもう8年かー。
22 :
カルトス :2006/08/19(土) 16:10:31
全部私家本だからなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww読みたいなら古本屋探せwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
23 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 16:12:29
というか、この人に思想なんてものはあるのかと思う。 唯一のミステリー『薔薇の靴』なんか読むと、「倫理」もないようにみえる。 カルトスのいう《共同体》とは、いったい何を指すのか。
24 :
カルトス :2006/08/19(土) 16:16:12
まぁ俺はロリコンだからな。あの作品の幼女惨殺シーンで抜いた奴も居ると思うぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
25 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 16:33:41
>>20 Amazon.co.jp
″白石昇″
ホームの検索:″白石昇″に完全に一致する結果がありませんでした。
初期かるちゃんの思想の核心は、 いわば資本主義的利益社会を抜け出した「みんなのまち」にあるんだよ(^0^) 『街の灯よ』 でいってた 国連に軍事主権を自主譲渡するくらい各国民世論が高まった暁には 「みんなのまち」で倫理の終わりが来るんだってさ みんな家族みたいに仲良しだよ(o^-^o) 鍵もかけずに外出しても大丈夫 どこへ行っても隣人がごはんごちそうしてくれるもん 文明天国だよ(^o^)
27 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 16:43:36
カルトスって言語芸人?
28 :
カルトス :2006/08/19(土) 16:49:01
文豪じゃこらwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
懐かしいな。俺たちカルタス。「スズキ・カルタス、舘バージョン」 舘ひろしがカルタスなんか乗るわきゃないっつーの!
30 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 21:31:14
『ジョゼフィーヌの密かなる愉しみ』のマイケルノオバは、何歳の設定ですかね?
31 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 21:43:34
カルトスはほんとに翻訳家泣かせだよ。
32 :
吾輩は名無しである :2006/08/19(土) 22:22:05
70歳くらいか?
33 :
吾輩は名無しである :2006/08/20(日) 11:07:22
ジャン・ポール・カルトス
34 :
吾輩は名無しである :2006/08/21(月) 12:44:38
マイケルノオバって!!
35 :
吾輩は名無しである :2006/08/21(月) 13:32:03
「ニーチェは神は死んだと言ったが、その神を蘇生させたのはジョゼフィーヌである」 (『カルトス講義』)と言ったナボコフは正しいね。 ジョゼフィーヌのマイケルノオバに対する背徳行為に どこか神々しさが漂っているのはそのせいだろうな。
36 :
吾輩は名無しである :2006/08/21(月) 16:13:57
おまえ知ったかだな。 カルトスを読まずにナボコフは死んでいるよ。 マイケルノオバはジョゼフィーヌらを許しているよ。 マイケルの死後、「アニらもうここらで『清算』した方がいいざますよ」と言っている。
カルチャんショック あわれ(ToT)
38 :
吾輩は名無しである :2006/08/21(月) 20:33:26
マイケルノオバとディカプリオノオジはどういう関係でつか。
39 :
吾輩は名無しである :2006/08/22(火) 10:32:59
親子だよん
40 :
吾輩は名無しである :2006/08/22(火) 15:56:26
カルチャんショック
41 :
吾輩は名無しである :2006/08/23(水) 09:06:04
dare
であぁ (^◇^)
43 :
吾輩は名無しである :2006/08/23(水) 20:01:44
新作『ものもらい』が来月発売されます。
44 :
吾輩は名無しである :2006/08/23(水) 20:40:48
半年前にデビュー第2作『うおのめ』が出たばかりで?
珍奇タソ訳かなぁ・・
46 :
吾輩は名無しである :2006/08/23(水) 20:57:29
カルトスの処女作って何だっけ?
うんちっち
48 :
吾輩は名無しである :2006/08/24(木) 08:31:56
まだデビュー半年かよ!w
いや
>半年前〔2006年2月〕にデビュー第2作『うおのめ』が出た(
>>44 )
わけだから、デビューはそれ以前。
50 :
吾輩は名無しである :2006/08/24(木) 12:43:26
デビューは確か80年代だろ?
秋吉台、平尾台。
52 :
吾輩は名無しである :2006/08/24(木) 19:22:37
『うおのめ』は駄作。 5000枚を越える長編なのに。
53 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 00:27:29
『うおのめ』は21世紀最初で最後の本格的教養小説になるべくしてうまれた。 カルトスにそのな意気込みがあったことは制作期間中に書かれた『うおのめノート』に詳しくしるされている。 ではなぜ、『うおのめ』は五千枚もの容量を持ちながら駄作であるとの認識が専門家の間で一般的になっていれのか。 その答えは実にシンプルである。 カルトスは言語選択の段階でミスをおかしていた。
54 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 02:16:36
うおのめって、一ページ一字であとは空白だったらしいな。それに関しては賛否両論だが。
55 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 02:23:53
それで見たことない文字を使ってたんだってね。 ほんとかな? 噂でしか聞かないけど
56 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 02:55:21
カルトスはサントス・アレサンドロの弟なんだが、みんな知ってた?よくブラジルで遊んだよ。
57 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 08:43:49
馬鹿! カルトスは40代だよ。
58 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 11:36:32
>>55 万古のむかし使われていた神聖文字だということだが、
ピンチョンが英訳したからブッカー賞を獲って、
それであの辞退騒ぎになったんだよね?
59 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 11:39:41
カルトスの筆名が「カルバドス」好きから来ていたの知っていた? 子どものころ、ノルマンディーのあたりに住んでいたって。 発酵について研究している父親の仕事の都合で。
60 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 11:57:41
カタルシスでしょう?
61 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 15:09:58
『うおのめ』は、デビュー前に某新人賞に応募して落選した (この際、選考委員の一人に「アホか」と一蹴され、「餓死寸前の所まで」落ち込んだという) 「憤り」という作品がベースだと『うおのめノート』に書いてあったけど、この作品についてカルトス自身は、 「糞だ」としかいわない…一体どんな作品だったのかね。
62 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 16:33:23
カルトスは宮台真司の筆名なんだがwww
63 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 22:12:24
それって、カルトスが東南アジアを彷徨してたときに使った変名シンディー・ミャダーイが、元ネタでしょ? 数々の謎行動から、元情報員だとか活動家だとか覆面作家だとか云われてるけど、聞くほどに混乱してくるのがこの作家。 結局、作品だけ読んでろってのがカルトスなのか。
64 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 22:26:17
その時にタイで売春婦とやってエイズもらったって聞いたけど、あと何年生きられるんだろうなこの人。
65 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 22:28:25
豊崎由美はカルトスを全く認めていないみたいだな。読書会でも黙殺されてる。
66 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 22:34:42
でもセックスやりまくってるんだろ?やっぱ個人的な感情が邪魔して正当な評価ができないってことなんじゃないだろうか
67 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 23:45:11
でも、邦題が『うおのめ』っていうのも奇妙だよな。 訳者も公表してないし、おれがピンチョンがつけた英題をカナダの文通相手に教えてもらったら、『U』っていうアルファベット一文字のダケなのな… アメリカでは出版予定が無いようだし、 で、それも何か変な話じゃん ピンチョンがわざわざ訳したのに
68 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 01:55:58
おまえ読めよ オチでうおのめ食べるんだろ
69 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 07:03:20
さて、そろそろ『うおのめ』を掲載していこうか。 まずは俺からうpしてやろう。 一 マイケルオバは縁側で夏の陽と戯れていた。 庭に生えた夏芙蓉の木が小さな木陰を作り、 その中にディカプリオノオジの小さな背中が見える。 「オジよー、カエルばかりいじめてたら山の神さんが怒ってくるどー」 マイケルノオバは頬を膨らませ言う。 「なんなよー」 ディカプリオノオジはマイケルノオバの言うことが世迷い事だというように、 気のない返事をし、指先でカエルの口の中に小石や泥を詰める。
70 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 07:11:27
ディカプリオノオジの耳にはマイケルノオバの声は何か人でない 神や仏の衣擦れの音のように聞こえ、それを振り払うように一心に作業を 続ける。カエルの喉からは真珠のように光る砂の粒が溢れ出している。 「オバよー、カエルの腹パンパンになってしまった」 と気味の悪い笑みを浮かべ、振り返って子どものようにオバに話しかける。 「おとろしよー」
71 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 07:13:21
一 マイケルオバは縁側で夏の陽と戯れていた。 庭に生えた夏芙蓉の木が小さな木陰を作り、 その中にディカプリオノオジの小さな背中が見える。 「オジよー、カエルばかりいじめてたら山の神さんが怒ってくるどー」 マイケルノオバは頬を膨らませ言う。 「なんなよー」 ディカプリオノオジはマイケルノオバの言うことが世迷い事だというように、 気のない返事をし、指先でカエルの口の中に小石や泥を詰める。 ディカプリオノオジの耳にはマイケルノオバの声は何か人でない 神や仏の衣擦れの音のように聞こえ、それを振り払うように一心に作業を 続ける。カエルの喉からは真珠のように光る砂の粒が溢れ出している。 「オバよー、カエルの腹パンパンになってしまった」 と気味の悪い笑みを浮かべ、振り返って子どものようにオバに話しかける。 「おとろしよー」
72 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 07:21:20
『うおのめ』の舞台はテキサス州ですよ。
なにか問題が?
74 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 07:48:15
トニーが玄関先でマイケルノオバを呼ぶ。 「ママ、ごはんができたよ。ハムと《村上春樹が作りそうな玉子焼き》が!」 「あいよー」マイケルノオバは応える。「オジ、ごはんできたどー」
75 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 11:50:09
ディカプリオノオジは仕事の手を休め、《大江が手淫に使ったハンカチ》をお気に入りのポーチから取り出し額からまっ白な髯に覆われた頬へと信濃川にかかる橋の形を作りながら流れる汗を拭きとった。
76 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 15:12:03
ディカプリオノオジは持っていたカエルを柵の向こうに放り投げ、 土で汚れた手を青いストライプの入ったズボンで拭くと首からかけた タオルでまた額の汗を拭う。 「兄やん、またそのメニューかい」 と家に近づきながらディカプリオノオジは訊く。 「なんない? どつきあげるど」 トニーは肥大した身体を揺らしながらディカプリオノオジの前に立ちはだかる。 「一」おわり
77 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 18:29:18
さっき池袋シュンク堂に行ったら、『ものもらい』は2冊棚に ささっていただけ。 リプロに寄ってみたら、計3ヶ所で15冊ずつ積み上げてあった。 ixionを見かけたよ。
78 :
軽井沢敬一郎 :2006/08/27(日) 00:51:42
ここまで読ませてもらったが(もちろん飛ばし読みだw)、 期待通り(どれだけ期待してたかはあえて書かないがw)のスレだな。 この中上超劣化コピー作家カルトスくんより ムッシュ・マンソンジュやピエール・メナールのほうが百倍いいぞ。
ああ、やっぱり中上の影響は強いようだね。 この物語の祖形は古事記などの開闢譚にあるような気がするんだが、 まあ気のせいかもしれないな。 早く読まなきゃ。
80 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 08:39:04
中上っていうか美香さんの影響もろにうけてるよな。 2chに張り付いているっていうし。 美香さんに個人レッスンしてもらってるって。 それに豊崎は嫉妬している。
81 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 12:05:40
中上っぽいよ。うまい。w
82 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 13:44:24
>古事記などの開闢譚にあるような気がするんだが、 そういうのって超時代遅れ。
83 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 13:51:36
たしか『うおのめ』1ページに1文字だろ(笑) カルトスって言ってupしてくれたやつは、違うんじゃない? 『うおのめ』は綿矢とモブの共訳って噂だけど どうもこれもガセ臭いな
84 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 14:01:34
「あるはずのない中心を迂回し、どこかに辿り着こうとは決して欲しないこと、それが肝のはずだった」
『カルトス講義』第25章より
>>69-71 >>74-76 どうやら、俺たちはカルトスを侮っていたようだ…。それは本当に『うおのめ』なのか?
俺の手元にある『うおのめ』とは全く違うのだが。
85 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 14:41:27
>>84 冒頭の一文だけでもアップしてくんない?
翻訳者も気になる
86 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 14:50:36
『うおのめ』 「二」 ディカプリオノオジは「ペニー・レイン」を聞きながら、 ふと若き日の自分を思い出した。 ディカプリオノオジは1915年に生まれた。 彼の母親はまだ若い娘であった。彼は馬小屋の片隅の、 肥溜めの側で生まれたのだった。
87 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 14:53:08
各章ごとに、語りのスタイルが違うのが、 カルトスが「二十世紀の至宝・言葉の魔術師」と言われる所以。
88 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 14:56:38
一ページ一文字ってのはガセかw このまま頑張ってカルトスが芥川賞を授賞する日が来るかもな… 期待しよう
89 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 15:02:31
本人はピューリッツァー賞を狙っているらしいよ。 以前対談で、 「ええ、賞はほしい。なんでもほしい。 だって、賞をとっているだけで、人々の私を見る目が違うから。 ただ私はそれを自慢しない。私の中の密かな楽しなのだ」 と言っています。
91 :
吾輩は名無しである :2006/08/27(日) 18:01:57
なんかスゴい古い雑誌(物置にあって泥だらけなので正確にはわからない)にカルトス特集らしきものがのってた 一部ウップします 1953年 ゴッホの墓で小林秀雄に偶然会い、二人で並び記念撮影をする 以後二人に親交があったかは不明だがこの時、小林が足にできた巨大なうおのめの事をしきりに話していたらしい。
>>91 さっき小林秀雄の年譜を確認していたら、1954年に足の裏の外科
手術をしたことが出ていた。
残念ながらカルトスの交流については記述がなかった。
93 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 01:28:55
その頃はまだカルトスって名乗ってなかったんじゃね?
94 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 07:55:31
小林に聖書を読むように言われ、初めて読んでみたというね。 カルトスはむかしは、みんなも知っている別の名前を使っていたよ。 でもそれは言えない。
95 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 09:47:37
カルトスの写真(小林秀雄と写ってるやつ)見たことあるけど、スゴい耳がでかくて目も異様にギラついていてただ者じゃないっていうか、強烈な違和感を覚えた記憶があるなー。 この世のものじゃない感じ。
96 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 18:19:05
カルトスに黒人の血がちょっぴり入っているのは有名な話。
97 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 21:43:16
>>96 カルトス自身が、言明した事はないけれど、『薔薇の靴』では登場人物のルカと云う作家が
「ジョー・クリスマスは私だ」と言う場面がある。
ジョー・クリスマスは、フォークナーの『八月の光』で、黒人の血をもっているらしい白人、という登場人物だが、
それを、カルトス本人とダブらせて論じた批評は当時、かなり知られていた気がする。
98 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 23:20:16
>>97 その評論約十年前に読みました
匿名で約千枚の長いものだった
デリダの最後の仕事というのが通説みたいだけど、私が読んだ限りマズ嘘。
気になるのはカルトスが昔は私たちが知っている誰かが化けたということ。
はっきり言って検討もつかない。
99 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 00:09:04
現在判明している小説は以下3点か? 『うおのめ』 『ものもらい』 『薔薇の靴』 あと評論集が『カルトス講義』か。
>>97 その評論よりも、
黒人の血が入ったプーシキンとの血脈を詳細に辿る評論の方が
人工に会社していたと記憶する。
やはり匿名で、約10000枚という長大なものだった。
私が読んだ限りでは真実味があったがなぁ…。
その評論によると
>>99 にあがっているもの以外にも
未確認ながらカルトス作と伝えられる小説は
『みずむし』
『インキンタムシ』
『絹の下穿きの匂い』
他に
これも未確定の詩集で『あばうと』がある。
このスレを見直してみたが、他に 『ジョゼフィーヌの密かなる楽しみ』 『毛利』 『街の灯よ』 『カルトス名言集』 新人賞応募作「憤り」(未刊行) のタイトルが挙がっているが、詳細は不明。
102 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 08:14:49
『うおのめ』 「二」 ディカプリオノオジは「ペニー・レイン」を聞きながら、 ふと若き日の自分を思い出した。 ディカプリオノオジは1915年に生まれた。 彼の母親はまだ若い娘であった。彼は馬小屋の片隅の、 肥溜めの側で生まれたのだった。 彼の母は処置に困って彼をそのまま放置した。 なぜなら、彼には黒人の、あのうすぎたない黒人の血が 混じっていたからであった。 それは彼の母には予期せぬ事態であった。実際産み落としたとき、 彼の髪は信じられないほどの巻き毛であったし、手のひら以外の皮膚は その夜の闇と同じ色をしていたからだ。
103 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 08:19:58
第二部は「ガープの世界」みたいな文体だな。
104 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 08:36:51
ここに掲載されてる「うおのめ」はニセモノ
105 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 09:03:33
馬鹿言ってらあ
106 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 13:51:11
ディカプリオノオジはあくびをしながら、うちのなかにはいっていった。 においのきついウサギを煮込んだスープ(訳者注・アメリカ西部ではよくあること)が 食卓に並んでいた。 「オジよー、パソコンが壊れてネットできんようになってしもたー」 マイケルノオバがデスクトップを睨みながら言う。 「あいよー、これ食べたら見てやるさか」
107 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 14:46:08
カルトスが今年死んだ。 ちょうど100歳だったらしい。
108 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 17:03:06
きもちわるい うおの〇だって やなサッカ
110 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 21:52:43
カルトスはまだ死んでいない設定でいこう。 スレの繁栄のために。
111 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 23:35:38
カルトスが100歳で死んだっていうのはねあり得ないですよ 1953年に小林秀雄と写ってる写真はあれ、どうみても十代にしか見えなかったね 当時は画家志望だったらしいけどね クロードシモンもたしか画家志望だっけな
112 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 02:50:00
おれ昨日メールしたけど
113 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 07:24:43
いまは70才前後ってことね? 『うおのめ』「二」 ディカプリオノオジはスープを音立てて飲み干す。 そして身体に精気が漲ってたまらないというように立ち上がり、 マイケルノオバの方へ行く。 「ここはこうやるんじゃ」と言い、キーボードを拳で叩き、 「簀巻きにしてほしいんか」 と木馬をひく荒くれ者たちのように大声で罵る。
114 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 11:00:52
『うおのめ』の帯にはこうかかれている。 J・カルトスの最新作 いくつもの血が混じ合い連鎖していく、ある不幸な運命を背負った一族が 新天地《アメリカ西部のある地方》でそれぞれの暮らしを始めた。 『ものもらい』で殺されたはずの《獣人》ディカプリオノオジが、 マイケルノオバを追ってこの地へやってきた―― 前作『ものもらい』に続く「血の呪縛もの」第二部。
115 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 15:10:10
カルトスが今年死んだ。
116 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 20:53:20
ディカプリオノオジはパソコンをコードをひきちぎりひきずって そのまま家の外に出る。ガレージに停まったワーゲンの後部座席に パソコンを放り投げ、いきおいよく戸を閉めて運転席に乗り込む。 ディカプリオノオジの車は火を吹くように走り出す。 ディカプリオノオジがハンドルを放すと車はディカプリオノオジの 思うように勝手に走り出し、シカゴに向かって走り始める。 「兄ヤンいまからパソコン持っていくさか、直してほしいよー」 と携帯電話が震えるくらい大きな声で懇願するように言う。
117 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 20:57:57
三 「それきりディカプリオノオジの行方はわからくなったの」 と浩子は言った。 「へえ。そうなのかい」と真一は言った。「牛鍋はまだ?」 書生の村田が障子の向こうで返事をした。 「ストレイシープ……」 浩子はつぶやいた。
きっちゅだなあ
119 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 21:50:11
120 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 22:23:15
カルトスの国籍わかる人いる? 12歳で家出をしてから常に旅をしてたらしいね。 15歳の時にヒマラヤの麓で雪をひたすら描写しようと試みてていたらしいね。 その時フロイトに会っていたことが後の『ユング×カルトス対談』で明らかにされたけど。 この時のカルトスの発言は終始意味がはっきりしないな。 とにかく話の形を持たないんだよね。 単語以前というのか。 最終的にユングが灰皿を投げて対談が終わるんだけど。
やたら偉大だな
>>121 そーだよ。
物語の解体どころか言葉の解体による文学を
ウリポとは別の手法で模索していた不世出の作家だもの。
123 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 23:38:21
カルトスってまさかマルクスのことじゃないですよね!?
小説家という肩書きが通用するのは、あと半世紀くらいだからね。 そういういみでは貴重なひとだったんだね。 つまり、20世紀が落とした遺物として。 このひとのきたない名前のキッチュな作品、けっきょく小説でしょ、だって。
125 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 00:34:40
126 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 03:29:42
ユングとの対談の時にはLSDをきめていたって確か新聞に載ってたよ。
127 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 05:33:25
誰かカルトスのAAお願い
("・。・゙)ゞ
129 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 07:53:32
写真はないよ。 サリンジャー的な人だから。
カルトスは何人もいるんだろうか。 17世紀の文献に、カルトスという名で、同じような思想小説を書く人がいたらしい。
131 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 08:04:51
だから〜、1930〜1940年の生まれだって!
>>130 スペイン貴族でしょ?
小説というより、社会主義の走りっちゅうか、ユートピア的思想の方で有名。
カルトスはその血を引く末裔なんだよね。
133 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 08:30:28
じゃあそういう設定で。
134 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 12:17:33
("・。・゙)ゞ
135 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 13:18:03
確かカルトスに盗作疑惑があったよね? あのタイトル何だっけ??
136 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 13:31:28
日蝕
137 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 17:11:50
盗作疑惑のやつは『月蝕週間』だろ。 『日蝕』のパクリって騒がれたやつ あれはカルトス流の平野への皮肉らしいけどね 皮肉でそこまでやるのがカルトスらしいともいえるとか吉本の爺がほざいてたな 『うおのめ』も初稿の段階では『さようなら私のうおのめよ!』だってよ。 カルトスのジョークははっきり言って面白いけどね
138 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 17:54:48
じゃあそういう設定で。
139 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 18:50:08
三 真一は立ち上がると足の裏に違和感を覚える。魚の目ができていた。 「おい。薬を出しておくれ」 浩子は真一の足の裏を見て言った。 「これは水虫ね」 「水虫? 何だね、それは」 水虫。水の虫。何だろう? 水、水、お茶を沸かさなくちゃ。 お茶の葉がない。買いに行かせようかしら。《はるか彼方の場所へ》 「《これしきのことで》なによ」 と浩子は言った。
よくでびゅーさせてもらえたなあ
141 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 19:24:10
意識の流れ
142 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 19:29:00
("・。・゙)ゞ
143 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 20:25:44
じゃあそういう設定で。
144 :
吾輩は名無しである :2006/08/31(木) 20:39:33
じゃあ醤油う設定で。
146 :
吾輩は名無しである :2006/09/01(金) 03:57:40
カルトスはきょこん
147 :
吾輩は名無しである :2006/09/01(金) 08:31:27
「意識の流れ」と「サーガ」と「パロディ」。 さすが、J・カルトス。
148 :
吾輩は名無しである :2006/09/01(金) 10:15:23
ヌーボロマン
カルトス人気堕ちてきた アングラ作家カルトス ここからはsageで宜しく
150 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 00:33:00
カルトスは今日も雨
さて、そろそろネタもつきてきたようなので 私自身が自らを語る時がきたようだ。 私の書物を読んだという噂だけがとびかっているようだが、 それは「はったり」、でなければ正確な「言明=エノンセ」ではない。 たとえば「うおのめ=フィッシュ・アイ」だが 私はこれを8ヶ国語でほぼ同時に書いているのであり、 8ヶ国語すべての版を読まなければ「読んだ」とはいえないのである。 各国語版が相互に余白でウインクしあう間テクスト性こそが 「うおのめ=フィッシュ・アイ」を世界文学史上において 特異な作品たらしめているのだから。
152 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 01:31:36
カルトス降臨!! _(._.)_
本人? ラ・マンチャって? スペイン貴族の血を引くってのは本当だったのか? 8ヶ国語版て、フィネガンズウェイクが八つに分身したようなイメージかな。
記念カキコ
マジで本人っぽいなw
156 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 08:41:19
馬鹿野郎! 俺が本物のカルトスだよ!
157 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 08:43:29
カルトスは「死とは超越だ」といっています。 キェルケゴールふうに。
言語学者だよなあ
『うおのめ=フィッシュ・アイ』について、ある人は 「フィネガンズウェイクが八つに分身したようなイメージ」を抱き、 またある人は中上健次のバスティーシュのように読む。 別の人は「アーヴィングと武田泰淳的」なものを感じ、 さらに別の人の感性にとっては、ヌーヴォーロマン風だったり、 シュルレアリスム風だったり、アヴァンポップだったりもする。
>>69-71 あたりから『うおのめ=フィッシュ・アイ』が断片的に紹介されているが、
それに対して
>>84 では「それは本当に『うおのめ』なのか? 」と問い、
「俺の手元にある『うおのめ』とは全く違うのだが」といぶかしんでいる。
おそらく多くの人がこのような戸惑いと焦燥を共有しているに違いない。
こうした事態が起こるのはなぜか?
カルトス降臨_(._.)_
実はこれらの事態はすべて私の文学的な戦略における計算の上にある。
つまり「想定済」なのだ。
8ヶ国語それぞれの版の『うおのめ』は
ときには翻訳者を介し、時には私自らの手で、翻訳されている。
絶え間なく。
>>69 あたりから紹介されている『うおのめ』は、
フランス語原版から7重に翻訳された日本語版である。
つまり、フランス語版をスペイン語に訳したものを英語で訳し、
それをロシア語に訳したものが韓国語に訳されて
さらにそこからドイツ語、ポルトガル語、日本語と渡り歩いてきたわけだ。
おそらく
>>84 が所蔵している『うおのめ』は
また別のルートを辿って何重にも翻訳されたものであろう。
日本語版にもこうしていくつもの版が存在するわけだが、
これはほかの国語版にももちろんいえることである。
――「あるはずのない中心を迂回し、どこかに辿り着こうとは決して欲しないこと」――
私がそう書いたのも理由なきことではないことがおわかりいただけるであろう。
言語学脱構築あそびだなあ
165 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 14:38:15
カルトスはわたしだ!
>>164 そうだよなあ。どうせ遊びではあるが、
いかに屁理屈こねようとも
読むにたえない下手クソ『うおのめ』は偽作に決まっているわけでw
なにしろカルトスは
知る人ぞ知る超迷文家。読む者を魅了してやまないその独特の文章は
長い時を経ても微塵も色褪せることがない。
だから、くだらんバカが書いた下手過ぎる偽作は
どれほど自作自演で気張ってみせようと忽ち化けの皮がはがれる次第。
「w」「バカ」「自作自演」「気張って」 いつもの語彙群丸出しだな
168 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 16:04:00
俺はフラ語のオリジナルうおのめ持ってるぜ
>>159 バスティーシュ ×
パスティーシュ ○
ぷ
170 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 16:18:51
カルトス人気復活
171 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 16:22:06
三 「貴様ァ、何もわかっておらんなァ!」とマイケルノオバは《あの世》から 大声で叱りつける。浩子は一瞬その場に立ち竦み動くことができない。 〈さて、ここで筆者がマイケルノオバと対話を試みてみようか〉 カルトス「あなたはいまどこにいるのですか」 マイケルノオバ「わしにもよくわからんさか……」 カルトス「ほお、ではこちらで《設定》しますよ」 浩子はマイケルノオバの居場所を絵本の中に探した。 いままで彼女の読んだもののなかの理想郷は『トシシュン』のなかだった。
“バスティーシュ”でつね?
はるきちじっちゃんの箱庭も、さすがにここまでくれば立派だなあ 平野ってきもいなあ
>>167 yoko
まるで…「バカ」で「自作自演」で「気張って」るのは
いつも私です、と言ってるように見える。気をつけないと
>>166 せっかく良スレで楽しんでるんだから煽るな! バカという方がバカだ。
気に入らない「うおのめ」なら
自分がカルトスの真作を出してくればいいじゃん。それだけの話。
>>171 マイケルノオバが戻ってきた! (=゚ω゚)ノぃょぅ
ひらの虫ってあわれだなあ
平野ってきもいなあ
176 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 20:58:51
『うおのめ』 「四」 浩子は『トシシュン』の世界にはいりこんでみようと思い、 そのためには永い眠りが必要だとし、隠しておいた睡眠薬を大量に嚥下した。 そこにアル中の真一がやってきて、「またはじまったか」とつぶやく。 浩子は以前もボバリー夫人のような行動をしでかしていた。 が、真一もこんどはとめなかった。「まあ好きにするがいいさ」 真一は新聞を持って便所にはいった。安保についての社説を読み、 時代も変わったものだと言い、自分もかつてこうしたことを乗り越えて きたのだな思い、便座に坐って沈思する。
かるとすは日本通だなあ
178 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 21:56:10
日本人の母とスペイン人の父を持つ設定にしないか? その方が幅が広がる。 1930年代に生まれたわけだが。
179 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 22:13:38
与謝野晶子と関係があると聞いたことあるけどまさか…
180 :
弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2006/09/02(土) 22:27:03
カルトスって、、たしか汁男優のバイトもしてたよな
181 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 22:27:27
じゃあそれでいこう。 カルトスが来日したときに・・・ってことで。
182 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 22:34:18
「文字だけの掲示板ではもの足りない」
「アバターサイトは面倒でよくわからない」
「自分だけのキャラクターを使いたい」
というユーザーの要望をかなえてくれる、そんなサイトができました。
メタコロニー
http://www.metacolony.com/ 1. キャラクターをつくってみよう
トップページから「キャラクターをつくろう!」ページに進み性格診断を行います。
8つの質問に答え終わると、世界で一つだけのオリジナルキャラクターが出来上がります。
2. みんなの書き込みを見てみよう
各カテゴリ名をクリックすると、カードの一覧が表示されるので
気になるタイトルをクリックして書き込みを見てみましょう。
3. 自分のキャラクターで書き込みをしてみよう
キャラクターを作ってログインした状態であれば、各カードの最後には自分専用の
書き込みフォームが自動で表示されています。そこに何か一言書いてみましょう。
最初は簡単な自己紹介でかまいません。基本的な使い方はこれだけです。
一般的な掲示板を使ったことがあれば、すぐに使い方は覚えることが出来ると思います。
そして、キャラクターは書き込みをして経験値をためることによってレベルアップしていきます。
また、集めたアイテムはアイコンとして書き込みに使うことも出来ます。
他にも、書き込むことでいろいろなことが出来るようになる予定です。
世界にたった一つの自分だけのオリジナルキャラクターを作成することができるコミュニティ掲示板。
ゲーム、社会・芸能、趣味・スポーツ、仕事などさまざまなBBSが存在。
183 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 22:51:21
汁男優時代は数々の翻訳物もまったく日の目をみず、不世出の天才の奇行としていまでは紹介されているのに、本人は取材のためだと逃げをうったらしい
184 :
吾輩は名無しである :2006/09/02(土) 22:54:43
("・。・゙)ゞ じゃあ醤油う設定で。
きょうほんやで かるとすの新作うってた!!!(;□;)びびったや なんか へんな透明の黄緑のぺなぺなカバーの表紙だったよ おしゃれ titleはたぶん 『ネットワーク・わくわく・惑星』 だとおもう たぶん 確信はないけど (x_x;) こわかったもん
187 :
吾輩は名無しである :2006/09/03(日) 00:31:43
そういう非文学的な経歴はやめてくれ。
気が向いた奴カルトスまとめ作ってよ 俺も暇な時できたら作りたいけど。
>>185 それ、いとうせいこうがカストルって名前で書いてるやつじゃん。
>>188 カルトスの次回作のタイトルが「まとめサイト」らしいぞ。
カルトス人気再び消沈
192 :
吾輩は名無しである :2006/09/03(日) 12:02:38
まとめ作ってよ
えへ。
『わたしの青春は常に無罪の断罪にあった。 言い換えれば、わたしは中東の和平を遠巻きにみてほくそえむ デリダを偽善とみなすためには十分な知性と、 又その再考に必要な文力とを有する己を見たのだ。 昨日は遠く、明日は近い。わたしはいつもどおりにいやらしい西日の射し込む書斎にいた。 なにげなく置かれた蜜蜂の文鎮が、あたかも太平洋を渡る魔法の船のようにみえた。 そう、わたしは発狂しなければ、いずれさもなければたんなる妄人であった。』 ―――『カルトス随想録』p.3 わかかりしころ、すでにカルトスの脱構築は想像力に及んでいたんだよ。 だから、蜜蜂のメタファーを借りて、むかしアメリカが原爆を落としたことを断罪してた。 あわれ現代アメリカの良心。
『ネットワーク・わくわく・惑星』買ってきたよ!!!(¥△¥;)タカイ 4,900てw w www いくらなんでもぼったくりだよ たった30pageしかないのにw www w w v ww u vwwなんだ いとうせいこうは脚注みたいだよ これから読むよ…… なんか やばそう 最初の1page目がまっピンク色してるよ……
読み終った。 これはたぶん、ぶんがく超えとるわw だってようするに、いきなり ひるやすみに明治天皇がペヤングソースやきそば食べて「なんだこりゃ」と言う。 これだけの描写を人称と国語かえながら延々くりかえしただけだもんwww まじやばいわ ほとんど歴史書だよ。 やたら絵もりあるだしw 最新のCG駆使しとる やたら高いのは全pageおーるからーだったからなんだわ
198 :
吾輩は名無しである :2006/09/03(日) 16:29:38
CGとかはナシの方向で。 カルトスは歴史にも言及しているよね。 たしか「カルトス随想録」にも、 「ユダヤ人? 君、言葉を選びたまえ! 彼らは殺されたんだよ! 誰に? 知らんよ。 ヒトラーとかなんかだよ…。え? 毒ガスだろ? 私はそう認識しているが。そういった質問はやめろ。 ……『いまの、聞かなかったことにできない?』って感じだ。 なにせ、私は東の方へはあまり行ったことがないもんで。 なあに、そのうち小説にするから! アハハハハ」 とあるよ。めんどくさいひとだな。
カルトス=伊佐坂難物説
>>198 無しもなにも、現物があるんだから仕方ない。
紀伊国屋いけ
亡者め
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQをNG NAMEにしないと、 カルトススレが過疎る。
203 :
吾輩は名無しである :2006/09/03(日) 20:51:26
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQだけ浮いてる。
floating だいちゃん ですv(^o^)v
205 :
吾輩は名無しである :2006/09/03(日) 21:25:29
『うおのめ』風創作文のあと、 (o^v^o) ◆m0yPyqc5MQがすぐレスするのは内緒だよ。
だいちゃんは、 おっちゃんの箱庭療法を邪魔しとんのとちゃうけ? 誰だっけか箱庭療法に取り組んでるあのおっちゃんは… だいぶ脳が軟化しとるような気配やさけ、あまり邪魔したらあかんで。 だって、カルトスに今日遭うたでえ、 渋谷のハチ公前をうろうろしとったから後をつけたら 井の頭線に乗って下北沢で降りたぞ。付け髭とカツラで返送しとったけど あれは間違いなくカルトスやった。 本多劇場に入っていくところまで確かめたやんけ。
だいちゃんは、なんせ単純だからなあ・・・ どもならんわ
なぞ
みなさん気にせずカルトスを無事彫り上げて下さい。 黙殺しとけばいいんです。 日本人黙殺得意じゃないですか。
日本橋 黙殺w
211 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 00:12:17
彫り上げてどないすんねん>209 黙殺のほかに褒め殺しという手もあるけどw
212 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 07:30:34
めんどくさいひとだな。
213 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 07:51:43
カルトス・デ・ラ・マンチャ 1935年 スペイン貴族の父親と、『舞姫』のようにしつこい日本人の 母親との間に生まれる。国籍はスペイン。 1955年 小林秀雄に会ったとされている。 1975年 『ものもらい』で作家デビュー 1995年 『うおのめ』を自費出版。 年譜で何か足りないところがあったら付け足していいよ。w
214 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 08:00:24
カルトス・デ・ラ・マンチャ 1935年 スペイン貴族の父親と、『舞姫』のようにしつこい日本人の 母親との間に生まれる。国籍はスペイン。 1955年 小林秀雄に会ったとされている。 1975年 『ものもらい』で作家デビュー 1990年 新聞小説『薔薇の靴』を発表。メディアで取り上げられる。 1995年 『うおのめ』を自費出版。
カルトス・デ・ラ・マンチャ 1935年(0歳) スペイン貴族の父親と、『舞姫』のようにしつこい日本人の 母親との間に生まれる。国籍はスペイン。 1955年(20歳) 小林秀雄に会ったとされている。 1975年(40歳) 『ものもらい』で作家デビュー 1990年(65歳) 新聞小説『薔薇の靴』を発表。メディアで取り上げられる。 1995年(70歳) 『うおのめ』を自費出版。 2005年(85歳) 『ネットワーク・わくわく・惑星』を上梓 英語名『Red herrings』
カルトス・デ・ラ・マンチャ 1935年(0歳) スペイン貴族の父親と、『舞姫』のようにしつこい日本人の 母親との間に生まれる。国籍はスペイン。 1955年(20歳) 小林秀雄に会ったとされている。 1975年(40歳) 『ものもらい』で作家デビュー 1990年(65歳) 新聞小説『薔薇の靴』を発表。メディアで取り上げられる。 1995年(70歳) 『うおのめ』を自費出版。 2005年(80歳) 『ネットワーク・わくわく・惑星』を上梓 英語名『Red herrings』
カルトス・デ・ラ・マンチャ 1935年(0歳) スペイン貴族の父親と、『舞姫』のようにしつこい日本人の 母親との間に生まれる。国籍はスペイン。 1955年(20歳) 小林秀雄に会ったとされている。 1975年(40歳) 『ものもらい』で作家デビュー 1990年(55歳) 新聞小説『薔薇の靴』を発表。メディアで取り上げられる。 1995年(60歳) 『うおのめ』を自費出版。 2005年(70歳) 『ネットワーク・わくわく・惑星』を上梓 英語名『Red herrings』 現在、東海大学文学部助教授
218 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 13:52:06
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ ↑こいつ恐ろしく数字に弱いな。w 2回も年齢間違えています。 恥ずかしいやつ。w
219 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 14:01:09
んでもって、建築関係の専門学校通ってるってんだからナア・・・ コワッ
ちがうよ 数字好きだもん べつにしばし計算まちがいしても思考できれば天才なんだよ 機械じゃないもん精神だもんw
221 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 14:34:15
べつにボルト一本少なかろうとも梁が欠けていようとも建っていればいいんだよ 精神だもん
>>221 ちがうよ。
構造計算上を超えてすら充分な耐力に達していれば、
べつに内柱取っ払っても垂木省略してパネル屋根架けても自由だもん。
梁背確保して雨漏りに注意して慎重なアスファルト防水して屋根葺けば大丈夫だよ。
Flat slab工法だもんw
223 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 15:30:14
垂木って何
屋根を支える斜めに架ける部材 木造建築の天井裏にあるよ
225 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 16:03:23
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ はもう来なくていいよ。 馬鹿なんだもん。
225はもう来なくていいよ。 馬鹿なんだもん。
227 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 16:15:43
228 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 16:18:01
名無し潜伏と自演がなければまあまあおもしろいんだが、 だめだねこのひと
楽しく遊べたカルトス・スレももう…
>>217 前略
残念ながらなにかの間違いと思われます。
現在本学の文学部には
71歳の助教授(or専任講師)は在籍しておりません。
また、外国籍の教員は
スラブ文学と記号論がご専門のロスティンスキー・ジョセフ教授お一人です。
なお、ついでながら
当学部のコミュニケーション学専攻科在籍の田中康夫教授は、
政治社会学がご専門です。
以上御回答まで
、 草々
そうかw 東海大学秘密聴講生だっけか ごめんちゃい
232 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 20:58:33
もういいよ、おまえ。
233 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 23:49:38
カルトス・デ・ラ・マンチャ 1935年 スペイン貴族の父親と、『舞姫』のようにしつこい日本人の 母親との間に生まれる。国籍はスペイン。 1955年 小林秀雄に会ったとされている。 1960年 上海、バンコクなどを転々と漂泊。軽井沢にもしばし逗留。 1963年 大江健三郎、中上健次らと出会う。 1968年 パリ五月革命でミシェル・フーコー、モーリス・ブランショと邂逅。 1970年 オノ・ヨーコ、ジョン・レノンとNYで知己となる。 1972年 クンデラ、ロブ=グリエ、ガルシア=マルケスらを知る。 1975年 『ものもらい』をジャン=ポール・カルトスの筆名で上梓。作家デビュー。 1980年 ピンチョンはカルトスではないかとの疑惑が一部で報じられる。 1990年 連載小説『薔薇の靴』を皮革産業専門紙に発表。未刊。幻の小説とされている。 1995年 『うおのめ』を8ヶ国語で自費出版。世界的に徐々に注目され始める。 2000年 この頃より『カルトス講義』『カルトス名言集』がネット上で公開される。 2002年 ワールドカップを日本で観戦。その後行方不明となる。 2004年 伝説の習作『ジョゼフィーヌの密かなる楽しみ』が中国で地下出版。 2006年 新作『みずむし』が刊行される噂が広まりだす。
234 :
吾輩は名無しである :2006/09/04(月) 23:52:22
>>233 の内容は未確認ながら、カルトスを知るという人物からの情報です。
もりあがるな。
>>215-217 さ、算数を・・・。
1935年(0歳) スペイン貴族の父親と、『舞姫』のようにしつこい日本人の
母親との間に生まれる。国籍はスペイン。
1955年(20歳) 小林秀雄に会ったとされている。
1975年(40歳) 『ものもらい』で作家デビュー
1990年(55歳) 新聞小説『薔薇の靴』を発表。メディアで取り上げられる。
1995年(60歳) 『うおのめ』を自費出版。
2005年(70歳) 『ネットワーク・わくわく・惑星』を上梓
英語名『Red herrings』
2006年(71歳) 渋谷から下北沢へ向かい本多劇場へ入ったのを目撃される。
>>231 東海大学…なのか? 東京大学とちゃうけ?
べりナイス う〜ん グッド
>>237 東大=東海大学だよ
ぼく、きのうスタバでほんにんから聞いたもん
ごまヒゲあざらしだったよ
放浪してんだってさ
241 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 05:11:52
カルトスには、実はカルピスという子供がいる。
英語でpissは小便だからか、アメリカではカルピスとは云わず、 カルピコって云うの。
243 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 09:04:40
すごい経歴になってきたな。w
244 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 10:17:03
:(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQはもういいよ。
大介にマジレスだが、おまい、このスレの空気読めてない。
246 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 14:22:41
『うおのめ』(完全版) マイケルオバは縁側で夏の陽と戯れていた。 庭に生えた夏芙蓉の木が小さな木陰を作り、 その中にディカプリオノオジの小さな背中が見える。 「オジよー、カエルいじめると山の神さん怒ってくるどー」 マイケルノオバは頬を膨らませ言う。 「なんなよー」 ディカプリオノオジはマイケルノオバの言うことが世迷い 事だというように気のない返事をし、指先でカエルの口の中 に小石や泥を詰める。ディカプリオノオジの耳にはマイケル ノオバの声は何か人でない 神や仏の衣擦れの音のように聞こ え、それを振り払うように一心に作業を続ける。カエルの喉か らは真珠のように光る砂の粒が溢れ出している。
247 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 14:23:30
「オバよー、カエルの腹パンパンになってしまった」と 気味の悪い笑みを浮かべ、振り返って子どものようにオ バに話しかける。 「おとろしよー」 トニーが玄関先でマイケルノオバを呼ぶ。「ママ、ご はんができたよ。ハムと《村上春樹が作りそうな玉子焼 き》が!」 「あいよー」マイケルノオバは応える。「オジ、ごはん できたどー」 ディカプリオノオジは持っていたカエルを柵の向こうに 放り投げ、 土で汚れた手を青いストライプの入ったズボ ンで拭くと首からかけたタオルでまた額の汗を拭う。
248 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 14:24:40
「兄やん、またそのメニューかい」と家に近づきながら ディカプリオノオジは訊く。 「なんない? どつきあげるど」トニーは肥大した身体を 揺らしながらディカプリオノオジの前に立ちはだかる。 ディカプリオノオジは「ペニー・レイン」を聞きながら、 ふと若き日の自分を思い出した。ディカプリオノオジは19 15年に生まれた。彼の母親はまだ若い娘であった。彼は馬 小屋の片隅の、肥溜めの側で生まれた。彼の母は処置に困っ て彼をそのまま放置した。なぜなら、彼には黒人の、あのう すぎたない黒人の血が混じっていたからであった。 それは彼の母には予期せぬ事態であった。実際産み落とし たとき、彼の髪は信じられないほどの巻き毛であったし、手 のひら以外の皮膚はその夜の闇と同じ色をしていたからだ。 ディカプリオノオジはあくびをしながら、うちのなかにはい っていった。においのきついウサギを煮込んだスープ(訳者 注・アメリカ西部ではよくあること)が食卓に並んでいた。 「オジよー、パソコン壊れてネットできんようになってしも たー」
249 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 14:26:12
マイケルノオバがデスクトップを睨みながら言う。 「あいよー、これ食べたら見てやるさか」 ディカプリオノオジはスープを音立てて飲み干す。そ して身体に精気が漲ってたまらないというように立ち上り、 マイケルノオバの方へ行く。 「ここはこうやるんじゃ」と言い、キーボードを拳で叩き、 「簀巻きにしてほしいんか」と木馬をひく荒くれ者たちのよ うに大声で罵る。ディカプリオノオジはパソコンをコードをひ きちぎりひきずってそのまま家の外に出る。ガレージに停まった ワーゲンの後部座席にパソコンを放り投げ、いきおいよく戸を閉 めて運転席に乗り込む。ディカプリオノオジの車は火を吹くよう に走り出す。ディカプリオノオジがハンドルを放すと車はディカ プリオノオジの思うように勝手に走り出し、シカゴに向かって走 り始める。 「兄ヤンいまからパソコン持っていくさか、直してほしいよー」と 携帯電話が震えるくらい大きな声で懇願するように言う。 「それきりディカプリオノオジの行方はわからくなったの」 と浩子は言った。 「へえ。そうなのかい」真一は言った。「牛鍋は?」 書生の村田が障子の向こうで返事をした。 「ストレイシープ……」 浩子はつぶやいた。 真一は立ち上がると足の裏に違和感を覚える。魚の目ができていた。 「おい。薬を出しておくれ」 浩子は真一の足の裏を見て言った。 「これは水虫ね」 「水虫? 何だね、それは」
250 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 14:27:48
水虫。水の虫。何だろう? 水、水、お茶を沸かさなくちゃ。 お茶の葉がない。買いに行かせようかしら。《はるか彼方の場所へ》 「《これしきのことで》なによ」 と浩子は言った。 「貴様ァ、何もわかっておらんなァ!」とマイケルノオバは 《あの世》から大声で叱りつける。浩子は一瞬その場に立ち竦 み動くことができない。 〈さて、ここで筆者がマイケルノオバと対話を試みる〉 カルトス「あなたはいまどこにいるのですか」 マイケルノオバ「わしにもよくわからんさか……」 カルトス「ほお、ではこちらで《設定》しますよ」 浩子はマイケルノオバの居場所を絵本の中に探した。 いままで彼女の読んだもののなかの理想郷は『トシシュン』 のなかだった。浩子は『トシシュン』の世界にはいりこんでみようと 思い、そのためには永い眠りが必要だとし、隠しておいた睡 眠薬を大量に嚥下した。 そこにアル中の真一がやってきて、「またはじまったか」と つぶやく。浩子は以前もボバリー夫人のような行動をしでかして いた。が、真一もこんどはとめなかった。「まあ好きにするがいいさ」 真一は新聞を持って便所にはいった。安保についての社説を読み、 時代も変わったものだと言い、自分もかつてこうしたことを乗り 越えてきたのだな思い、便座に坐って沈思する。
倭奴は周りの空気に合わせるばかりで自分が無いからいつもいつも腰抜け馬鹿ばかりなんだよ。 くだらないこと言うんじゃないよ。 異質な個性を寛容できない社会なぞ、ただの全体主義軍国だよw
異質な個性というか、残念ながら矮小で不愉快な存在ってだけ。
253 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 15:13:27
つまらないんだよお前。
254 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 15:15:07
そう、センスがないんだもん、笑いの。
出た出た村八分。 いずれ貴様ら自身が迫害されるのに。哀れな倭奴め、慣習の奴隷。 わが心の師カルトスは曰る。 「嫌うのではない。好め、それがキミ自身をいずれ愛させる」 ――『カルトス名言集』
256 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 16:03:12
お前も倭奴じゃん
257 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 16:21:59
キンモー
258 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 16:31:22
まんこ
259 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 16:36:48
勝手にカルトス様の名言にするな!
>>240 が事実なら、こうなる。
2005年(70歳) 『ネットワーク・わくわく・惑星』を上梓
英語名『Red herrings』
2006年(71歳)
9月3日 下北沢本多劇場へ入るのを (=゚ω゚)ノぃょぅ ◆G.R.A.S.Sが目撃。
9月4日 (o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ がスタバで本人と話す。人相ごまヒゲあざらし?
で、カルトスと何の話をしたんだよ、放浪の他には。東海大秘密聴講生って何を聴いてんだ?
うおのめの治療法か?
261 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 17:26:49
「(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ」の嘘がばれちゃうよ。w
>>255 村八分は憎むべし。
カルトスは、骨のある国際人として知られている。
全く偏見をもたずに裸の人間として誰とでも付き合うそうだ。
ときに…
ほんとに裸になっちまうので、奇人とも呼ばれるが
一番好きなのは白い締め込みだという。本人は「ふんどしダイスキ」が口癖。
「人間はいつも真っ白のふんどしのような心をもて」
――『カルトス名言集』
263 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 17:37:00
そろそろカルトスのAAがほしいな。
<<260 その日の本多劇場の公演が判明したぞ! 『詩人の恋』ジョン・マランス作 訳=小田島恒志 訳詩=岩谷時子 演出=久世龍之介 【出演】 加藤健一・畠中洋
265 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 17:51:18
おいおい、いくらカルトススレでも嘘はやめてくれよ
266 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 18:54:34
実際そんな文学者はいないわけだが。
>>264 ふーん。カルトスの意外な一面?… 詩人の恋…か
268 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 20:24:04
カルトスのAAがほしいな
269 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 22:06:12
カルトスの女性遍歴がこれまたすごいらしい。
270 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 22:15:29
ビンラディンが愛読書に『うおのめ』をあげていたな
271 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 23:07:55
国書の人が見ていたら、珍畸氏の1人訳で選集の企画たのむ
272 :
吾輩は名無しである :2006/09/05(火) 23:10:47
カルトスには8人の妻と23人の愛人がいるようだ。
カルトスの愛人だった女の一人として、マリリンモンロー、ヘップバーンは有名だが、ここに新たな名前が加わったことをお伝えしなくてはならない。 今現在カルトスがある日本人の若い女優(個人名は伏せたい)を俗的な言い方をすればお姫様抱っこの状態で互いに濃密な愛の言葉を交しながらある某都内高級ホテルのスィートルームに入って行くのを見届けた所だ。(私は年老いたホテルマンなのである)
275 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 00:42:43
はぁ?カルトスは敬虔なカトリックで、生涯一穴主義だっちゅーの。 「性宣言」で、書いてただろが。
「『ごゆっくり、どうぞ』」
>>274 は薄い頭髪から透けて見える皮を晒しながら、小説家達を見送った。当たり前な話だが、二人とも彼をカーペットカーペットの延長物程度に考えた。
もっとも、空気のように目立たないことが、良いホテルマンの条件であるのも、当たり前な話だ。
277 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 01:01:16
>>273 天才比較文学者・珍畸タソを舐めるなよ
古代ルーン語にラテン語、フラマン語もできる
しかし、この「畸」という字を出すとき「畸形」と打ち込むのが
ヤな感じだ・・・
>>276 ホテル名を晒せ。某ではわからん。年譜が埋まらんではないか
ああ・・・「性宣言」か・・・。俺様の聖書だ。
>>233 カルトス・デ・ラ・マンチャ 年譜
1935年 スペイン貴族の父親と、『舞姫』のようにしつこい日本人の 母親との間に生まれる。国籍はスペイン。
1955年(20歳) 小林秀雄に会ったとされている。
1960年(25歳) 上海、バンコクなどを転々と漂泊。軽井沢にもしばし逗留。
1963年(28歳) 大江健三郎、中上健次らと出会う。
1968年(33歳) パリ五月革命でミシェル・フーコー、モーリス・ブランショと邂逅。
1970年(35歳) オノ・ヨーコ、ジョン・レノンとNYで知己となる。
1972年(37歳) クンデラ、ロブ=グリエ、ガルシア=マルケスらを知る。
1975年(40歳) 『ものもらい』をジャン=ポール・カルトスの筆名で上梓。作家デビュー。
1980年(45歳) ピンチョンはカルトスではないかとの疑惑が一部で報じられる。
1990年(55歳) 連載小説『薔薇の靴』を皮革産業専門紙に発表。未刊。幻の小説とされている。
1995年(60歳)『うおのめ』を8ヶ国語で自費出版。世界的に徐々に注目され始める。
2000年(65歳)この頃より『カルトス講義』『カルトス名言集』がネット上で公開される。
2002年(67歳)ワールドカップを日本で観戦。その後行方不明となる。
2004年(69歳)伝説の習作『ジョゼフィーヌの密かなる楽しみ』が中国で地下出版。
2005年(70歳) 『ネットワーク・わくわく・惑星』を上梓 英語名『Red herrings』
2006年(71歳)新作『みずむし』が刊行される噂が広まりだす。
9月3日 下北沢本多劇場へ入るのを (=゚ω゚)ノぃょぅ ◆G.R.A.S.Sが目撃。
9月4日 (o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ がスタバで本人と話す。人相ごまヒゲあざらし?
9月6日午前0時過ぎ 若い女優を抱いて高級ホテルへ入るところを
>>274 が目撃
さて、そして…
282 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 01:37:43
>>278 ここまで書いた以上は申し上げたい所ですが、わたくしが当ホテルに勤めて四十二年になります。
オーナー様には言葉では言い表せないほどの御恩を受けており、このような2ちゃんねるという人聞きの悪い掲示板にホテル名を明記するのは気が退けることであり、また明記することによってお客様の御信頼も欠いてしまうことになることは必至です。
そもそも、わたくしはホテルマンとして大切なお客様であるカルトス氏の淫行を皆様の前に晒したことを非常に悔いており、今自らを罰するためにホテルから深夜の三省堂まで二往復の全力走行をしてきた所であります。
なので、ただでさえ砂利道を車で走るような不愉快な振動をきたす文章が、吹き出る汗と老体特有の異臭に包まれ精神の安定がはかれない今現在のこの文章も大変意味の通りずらい無様なものになっていることをお詫びしたいと思っております。
カルトスって昔は万年筆で書いてるたかな。 メーカーどこ?同じのが欲しいんだが
モンブラン 小林に勧められたらしいよ
ペリカン
>>282 老体がニ往復する距離となると、山の上ホテル…
あっこ高級ホテルかああああ?w 缶詰めホテルやん
あれれ
高級って金銭の意味じゃないんじゃないの?
小林に勧められたモンブランを執筆用に 父親の形見であるペリカンを恋文用に。使い分けていたカルトス
>>274 >某都内高級ホテルのスィートルーム
オークラか帝国か赤プリか…と思た
292 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 02:01:09
ホテルマンの爺は白痴か賢いかどちらかだな
さて、山の上ホテルで淫行に及んだカルトスのその後は… 続く。 ↑事実かどうか不明。ホテルマンが老眼か痴呆かもしれない
294 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 02:12:39
>>279 性書だろw
あんなマニアックな本よく読んでるな。
あまり流通してないから、このスレの住人も読んでる奴あまりいないのかな?
>>279 おまいの聖書なら、カルトスの真書か偽書かをちゃんと調べて、
もし真書と判明したならば
カルトス何歳頃に書かれどのように出版されたものか明確にして
年譜に書き加えんかい。
それが我々カルトス読者共通の使命である。
>>280 に付け加えて
2002年(67歳)ワールドカップを日本で観戦。その後行方不明となる。
2003年(68歳)欧州各地を放浪していたとおぼしくその間資金稼ぎの為に書いたと噂の
奇書『性宣言』がイタリアの地下出版から出回り日本でも翻訳された。
297 :
モンロー :2006/09/06(水) 02:28:04
今夜はあなた達お盛んね うふっ
せいせんはぼくの中学時代、ともだちが回してたw ぼくもひるやすみにちらっとみせてもらったことあるよ。 やばかったw なんだ まつばくずしって 発禁だろ
「まつばくずし」がイタリア語ではどう表現されていたのか ぜひ知りたい! その他「茶臼」は?
300 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 02:35:49
性宣言の翻訳は大江だろ? 正確な訳だと『性回帰線』なんだけどな 大江が性宣言でごねてだれも文句が言えなかったらしい
301 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 02:37:37
おれ読んだけどまつばくづしなんていう庶民童貞の興味を引くような内容じゃなかったよ 耳にチンコ入れたりとか そんな感じだった
ぼくのじゃないからしらないよw とにかくひらのなんか相手にならんくらいヒワイな俗語ばっかで書かれてたよ けど、ラストはすごいらしい 5800pageを読み終えたときには昇天するらしいよ あれは俗語で書かれた神曲だ、って知り合いの東大生がいってた
303 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 02:44:11
俗語で書かれた神曲ってのはなかなかいい表現じゃん
>>298 >>299 松葉とゆうてもくずしばかりじゃないぞ。
「松葉ちがい」もあれば「松葉反り」もある。
茶臼の他に「後ろ茶臼」「月見茶臼」もある。
本朝四十八手は豪華絢爛。
カルトスはその全てに精通=性通していたようだ。
305 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 02:47:02
>>301 それは粗悪な海賊版で、伝カルトス著と伝える性の奥義書『性宣言』とは
にてもにつかぬ内容。
粗悪品が安く出回って、それを買った性少年らが
ちんぽ怪我しまくってPTAが問題にした。
それ以来「カルトス」の名は世の中のおばちゃん達に
毛嫌いされている。
>>303 りさたんりさたん(o^^o)
りさたんにほめられちゅったv(o^-^o)vベイビー
あっ 携帯が鳴った・・・こんな時間に・。おっ! おおっ! カルトスから電話だ! じゃ バイ
かるちゃんはぶらじりあんだからなあ
309 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 02:53:57
あっ おれもピクルスからMail来た イマスグヤマノウエコイ カルトスニゲタ
以前『性宣言』を神田のT書店で見掛けたことあるんだが、 店主が客(つまり物欲しそうなオレ)の足元見てるのか、 行くたびに値をtつり上げやがった。 最初7900円だったのが、最終的には1万5千円になってたよ。 結局誰かに買われちまったけどな。
311 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 08:14:21
じゃあそういう設定でもいいよ。
312 :
渚 水帆(作家& :2006/09/06(水) 08:28:29
313 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 16:55:11
カルトスの身長はどれくらいにするう?
314 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 19:15:36
188
採用します
316 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 21:55:09
10年くらい前にゾッキで大量にあった本のタイトルなんだっけ? 『架空の作家』だったかな…。 ヤフオクで8000円で落札されててびびった…。 あの時、大量に買占めときゃ良かったよ!
>>316 「滑空の作歌」だな。
いま100万でも落とせないぞ。
あれ100部限定だからな、天井知らずだ。
戦後に出た私家版が100部限定 日夏耿之介訳 ヤフオクのは復旧版で、 神保町の日本特価書籍で600円くらいで売ってた。
>>310 おー気の毒。もしかそれ、漏れがゲットしたかも…w
親父のとこへ出入りしてる神田の古書店が
ある日親父が頼んでた資料古書と一緒に持ってきて
勝手に置いていったらしい。
「めったに出ないのでひとつこの機会に」と言ってたそうだ。
夜遅く親父が漏れの部屋に来て
「要るか」と出したから速攻ゲットした。値段は知らない。
無論それ以来、漏れの聖書だよ、聞きしにまさる『性宣言』5800page!!
漏れが渋谷でカルトスを見かけた時すぐわかったのも 『性宣言』の末尾に載ってる例のあの、 冗談みたいな「著者近影」を見てたからだよ。 ホント、ごまヒゲあざらし風…w
321 :
おっさん :2006/09/06(水) 22:32:29
ちなみに「性宣言」の中には、 深夜に主人公の部屋に入ってきた父親が、 そっと四十八手の指南書を手渡すシーンがある。
322 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 22:42:34
私はいない。 あるいは、私は磁気の嵐の中に浮かびあがる亡霊である。 私の輪郭は曲げられ拡大され歪められ捻られ千切られる。 私の内部は空洞だ。 私は光の速度で世界中を駆け回る。 私が唯一伝える物は虚無だ。 私の外見はあらゆる作家のモンタージュで、 読者の自我によって作り上げられたロールシャッハテストだ。 私の吐き出した言葉はどこにおいても翻訳された対象である。 「滑空の作歌」より
323 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 22:47:35
>>322 は
カルトス作『滑空の作歌』 日夏耿之介訳 からの引用。
>>302 ラストを知らないとは…不幸だなあ。一生後悔するかもw
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ が来ないと盛り上がらないスレ
326 :
322 :2006/09/06(水) 22:59:56
ちなみに日夏版のオリジナルを持ってる訳ではなく、 昔のインターコミュニケーションにのっていた武邑光裕の文章からの孫引きです。 武邑はこの散文は数十年後に実現されるネット社会とシンクロしていると、 カルトスの予言性をオカルトっぽく評価してました。
>>323 カルトスには偽作が多い。聞いたこともないぞ滑空
年譜に出てるか?
328 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:03:24
>>327 偽作といわれているものも、すべてカルトス作といわれている。
カルトスが気まぐれで私が書いたわけではないというからな。
偽作認定された中でも名著といわれている「眼鏡っ男」はカルトスそのもの。
330 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:19:16
年譜にのってないじゃん。 じゃあ偽作決定だね! 以後「滑空」の話題は完全にスルーで。 話題にしたやつは村八分の刑に処す。
>>326 老獪武邑なんぞに勝手に使われては、日夏耿之介が天国で怒り狂っているだろうな!
332 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:28:05
私の書いたものは全てが偽物である。 それは即ち、 誰が何を書こうと私の作品になる、 ということでもある。 私は読者に代筆させる唯一の作家である。 「滑空の作歌」より
『滑空の作歌』がカルトスの真書か否か、誰か徹底調査しる。 ・・・終戦時すでに55歳だった日夏が45歳も下のカルトスの作を訳すか? カルトスは日本滞在中は日本語を駆使していたと小林秀雄が言っている。 翻訳の必要があったかも疑問。 ・・・案外日夏耿之介、小林から小耳にはさんでカルトスをイメージして書いた 自作を、悪戯心で「カルトス作」として私家版作ったのかもしれない・・・。 だとすれば、それはそれで価値ある
>>307 だが昨夜カルトスからの深夜電話はたった一言で切れた。
「カンヅメいやだ オレは逃げる」
その後周辺事情を探ってみると、以下の事実が判明した。
某出版社に、次期編集長のポストを狙う野心的な編集者Aがいる。
彼は文芸畑ひとすじに歩いてきたが、将来を見据えればどうしても
ここらで一発、社の財政を潤すほどの大ヒットを飛ばす必要があった。
そこで、
カルトスに眼をつけた。その奇行や奇書や悪評をも超えて
ジワジワと世界的に拡がるカルトスの人気を利用すれば、
稀れに見る売り上げ部数が見込める…。Aは密かに企画書を提出し、
同時にネット上で噂をばらまいた、曰く
「カルトスの新刊『みずむし』近々発売か?!」ーー
それが昨年末のことである。噂はあっという間に広がり
Aの企画は重役会議で速やかに承認された。
…もうおわかりだろう。カルトスは編集者Aの策謀に乗せられ
山の上ホテルに缶詰めにされかかったが
9月5日深夜、危うく逃げ出したのだ。
>>309 はAの同僚にちがいない。
いまさら言うまでもないことだが
カルトス作『うおのめ』は、
芭蕉の名句「行く春や 鳥啼き 魚の目は泪」を踏まえた稀代の名著。
編集者Aはいったい『みずむし』というタイトルで
カルトスに何を書かそうというのか…
336 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:35:38
ベストセラー狙いのヤクザが動いてるような。
337 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:37:20
私が撒いた争いの種は地球を一周して限られた人々の元へと届く。 いかなる争いよりも矮小なそれは、 自我の競争を克明に映し出しているという点においては、 戦争よりも写実的だ。 これは幼子の意地の張り合いを、 人工衛星に照射して地球全土に描かれた、 恥じらいの地上絵なのだ。
338 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:38:55
>>332 明らかに偽書。カルトスは死んでもそんな書き方はしない。絶対
339 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:39:48
>>335 『うおのめ』の英訳者マルカム・ブラッドベリは
英語訳の『フィッシュ・アイ』で見事な翻訳を成し遂げてる。
芭蕉的な「枯れ」のモチーフを見事に訳文に移し変えてるよな。
マルカム・ブラッドベリといえば、 「デリダ『絵画における真理』の中に「カルトゥーシュ」という論文があるが、 これは絵画論にみせかけたカルトス論であり、秀逸なカルトスへのオマージュだ。」 とニューヨーカー誌の最近のインタビューで語っていたよ。
342 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:46:19
で、逃げたカルトスはいま何処よ?
343 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:46:31
日本のヤクザとイタリアのマフィアが手を組み、 カルトスを監禁して『みずむし』を書かせているらしいが。
344 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:48:04
いや、ヤクザではなく皇室らしい。 実は10ヶ月と10日前に。。。
345 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:50:12
分裂しているなあ。
>>340 マルカム・ブラッドベリの遺作 "To the Hermitage"を
カルトスが日本語訳するという噂はどうなった?
347 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:51:32
キコ様とカルトスの子供が、 今日、 産まれた…
348 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:51:40
ま・さ・か???
349 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:53:51
産まれた子供はカルトスそっくりだそうだ…。
350 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:57:50
や ヴ ぁ そ
351 :
吾輩は名無しである :2006/09/06(水) 23:58:29
カルトスは現在行方不明。 電話で宮内庁に問い合わせたが逆探知されそうになったのであわてて切った。 繰り返す。 カルトスは現在行方不明。 愛育病院から息子を奪い返しに行く可能性が高い。
352 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:04:36
カルトスくらいタフな男だったら、 愛育病院の警備も突破できるだろうな。 なんてったって奴は男の中の男だからな。
>>346 ああ、その話、横から柴田元幸がかっさらったらしいぞ。まあ
日本語に関しては柴田が適任だろう。
カルトスは、もしやりたきゃスペイン語訳にしとけば
354 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:11:40
友達が愛育病院の看護師をしているんだが、 今、病院に不審な外国人が潜入して、 親王をさらっていったとかいかないとか。 とにかくてんやわんやの大騒ぎだとさ。 カルトスの奴、どうやら息子を奪い返したようだな。
355 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:15:23
俺、港区在住なんだが、 ヘリの音とパトカーのサイレンがうるさくて眠れん…。 なんかあったんかな。 あぁ、うるさかぁ。 地元に帰りたかぁ…。
356 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:18:08
皇位にスペイン貴族の血が入るのはまずいだろうしなあ。。。
357 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:18:58
青天の霹靂の展開!
358 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:24:15
この事件は公にはならないな 流石にやばすぎる 別の赤子が親王にあてがわれることになるね カルトスがその事を書くかは分からないがね
359 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:25:09
さっきハムやってたら、偶然警察無線を傍受してしまった…。 内容ヤバすぎなんだよ。 なんか外国人が親王をさらって逃走中らしい! いまだ行方不明なんだって! マンホールの中に逃げていったとかいう目撃証言もあるらしい。 マンホールの中にってW タフすぎ!
360 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:26:39
都内でモグラ叩きか…
361 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:26:43
驚 天 動 地 !
362 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:28:24
おそらく都内の地下鉄の出入口が封鎖されるのも時間の問題。
363 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:29:21
もし明日のニュースで何事報じられなかったら、 この事件は揉み消されたとしか考えられないな。 ダミーの赤子が親王になりすますという訳か…。 しかしなぜカルトスがこんな陰謀に関わったのか…。
364 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:34:41
綿矢りさともやったらしいな。 『性宣言』の実践か。。。
365 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:36:29
俺、渋谷に住んでるんだけど、 さっきドンキの前で変な外人見かけたよ。 全身ビショ濡れですげードブ臭いの。 タオルでくるまれた何かを大切そうに抱いてた。 なんだったんだろう。 山手通りのほうに走っていった。 山手の手前のボロい洋館の中に消えてった。 あそこスペイン人の金持ちが買ってほったらかしになってるらしいけど、 あの外人と関係あるのかなあ、、
366 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:38:31
アイクの医者から今電話で話したけど、 なんかでかい外人が戻って来て新王返したってよ でもさ、ヘッドフォンつけられてたんだって。 すぐ外して、その医者が何が流れてるか試しに聞いたら英語の朗読らしいんだよ 近くにいた柴田とかいう爺に聞いたら『これは、確かにフィネガンズウェイクです』と言ってたってよ で、その外人はあの白髪ヒゲの坂本龍一みたいな人と握手して帰っていったって
367 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:41:45
スペインから書き込みしてます。 キコ様のスペイン訪問の折りに、 通訳を勤めたのですが、 その当時の通訳団の中にカルトスさんがいらっしゃいました。 キコ様はカルトスさんのユーモアセンスに興味を持たれていました。 今回の事件と関係はあるのでしょうか…
368 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:45:12
追記。 カルトスさんはキコ様と何かの賭けをなさっていたようです。 金銭を賭ける類のものではなく、 キコ様をカルトス様が驚かせることができるかどうか… 確かそんな内容だったような。
369 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:49:01
キコ様とカルトスさんが男女の関係にあったかどうか、 それは私の口からは言えません。 ただ親密な関係であったことは確かです。 今年に入ってからもお忍びでいらしたこともございました。 ナマズ皇子さまがタイにいらっしゃる時は、キコ様は必ずスペインにいらしていました。
370 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 00:53:22
カルトスやばいな… 消されないといいが。
371 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 01:00:48
カルトスは2ちゃんねらー@文学板の生き霊
じゃ、そういう設定で。
373 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 02:06:48
性宣言の中の福淫の章で、性の国の到来を預言していたけど、その中で ――性交はアルファでありオメガである。 はまさにその通りだと思ったな。思わず膝を打ったよ。
なんでもいいけど 紀子様を意味なくはずかしめるような下卑た矮文晒した奴は、 日本に暮らす資格ないから明日にでも死んだほうがいいと思うよ。 その浮わついた下賤な悪戯が世にどれだけ害毒を垂れ流してるか自覚しなよ。 少なくとも、自らの象徴を辱めて平気な馬鹿は自分の脳天に糞尿ばらまいて笑ってるくらい異様。 みぐるし
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376 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 03:25:57
秋篠宮妃に無事男児誕生で、浮かれた祝賀厨が日本中にどっと湧き騒いだが、 そんな騒乱をよそにカルトスは一人 ある地方都市に居た。
>>377 今年の春頃、カルトスが「太陽を盗んだ男」を書いてるという話が出版界でひろがった。
メディアは事実を公表していないが、このスレにカルトスが病院に忍び込んで、
そして逃げたという垂れ込みがあった。
親王殿下を盗んだフィクションになるのだろうか。
379 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 04:05:57
カルトスの顔はカフカとそっくり
380 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 04:11:12
耳も?
381 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 04:19:59
382 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 04:51:18
>>380 ピアスをしているがね
ゲバラに似ていると言う人もいる
383 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 06:23:46
なんでもいいなら怒んなよ。 カルトスのこの行為は王位争奪の骨肉の争いの中で、 いかに個人としてのアイデンティティーを守りぬくかという、 決死の戦いだったんだよ。 国家レベルでのお家騒動の中においても、 自分の息子には必ず奪還する。 しかし最後には愛する恋人の未来の為に息子をそっと病院にかえす…。 カルトスのこの行為の意味がわからないようじゃ、 カルトスを語る資格はないよ。 いや生きる価値すらないね。 自分の恥垢を喉に詰まらせて氏んじまえよ。アメリカの都合で敗戦時に押し付けられた、象徴という概念に縛られた豚め
384 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 06:38:35
御旗の元に自らの血肉を捧げる者がいる。 御旗を奉っているのではなく、 肉体を貶めているのだ。 人を豚に貶める犯罪。 カルトス
すいませんねえ考えが足らなくて、オレ頭悪いもんで、つい かんちがいをしてしまったみたい。だけどそうは言ってもか んちがいとばかりは言えないところもあって、国家と刺し ちがえても自らの正義を通そうとする固い意志と、恋人の しあわせを願う彼の優しい心根のせめぎあいがそこにはあって、 かるがるしく傍から非難して良い問題ではないと思うんだよ ねえオレは。 え、じゃあ本当はどう思ってるかって? …ひ・み・つ (笑)
386 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 07:01:46
カルトスは三島の影響も受けている。 スペインでは左派論陣と見なされていたカルトスだが、 三島は高く評価していた。 そしてカルトス自身も三島の影響を多大に受けていた。 三島のクーデター直後、カルトスはスペインの進歩的な新聞(日本でいえば朝日?)に「花ざかりの森のはなさかじじい」という文章を発表した。 クーデターを積極的に評価するその論調から、当時の進歩的文化人からは反動保守よばわりされたカルトスだったが、 彼に言わせれば「左派右派両極ともジャパネットたかたの尻の穴に満たない」そうだ。
387 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 08:10:23
おまえら、あんまり皇室と結びつけんじゃねえよ。 内密にしとけ。「ニッポニアニッポン」みたいに。 あと、これ以上著作を増やすのもやめようや。 ややこしくなる。 それより過去の小説をうpしてくれ。
388 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 08:23:51
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389 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 08:40:21
おい、って! 皇室ネタはまずいって!
390 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 08:55:36
ぷっ
391 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 09:20:25
ひとつにならなくいいよ 認めあえばそれでいいよ♪
392 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 09:28:16
ナンバーワンよりオンリーワンだよな。 カルトスもそう言ってたっけ。
393 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 09:30:57
あのお方と噂になるまではね。
394 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 09:36:54
皇室ネタはあぶないっつーの! この件についてかぎまわっていたアメリカ人の某ルポライターが、 ひき肉にされてハンバーグになっちゃったんだよ!
395 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 09:46:14
馬鹿野郎! マ○クのハンバーガーはミミズだよお!
396 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 09:57:13
397 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 10:07:28
398 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 10:41:12
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どんな境遇であれ、自ら選びとったものに過ぎぬ。 押し付けられる道理など一切ない。 敗戦ですら我々自身無意識の選択だったのだから。
400 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 10:54:08
>(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ お前の言っていることに意味は無し。
401 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 13:25:29
カクヤスで買った酒でも飲みながらカルトスでも読むか…
402 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 13:57:44
皇室ネタはあぶないっつーの!
403 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 14:03:53
カルトスと皇室は切っても切り離せない関係だ。 なぜなら後の天皇はカルトスの種によるものだからである。 愛育病院の事件は誰かが書き記すことになるだろう…。
404 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 14:14:29
ひとつにならなくいいよ 認めあえばそれでいいよ♪
405 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 14:17:58
ナンバーワンよりオンリーワンって訳か。 カルトスの口癖だべさ。
>>335 ふむ。その出版社、編集者Aなる人物…、ちと思い当たるフシがある。
どうもA君は、カルトスの『うおのめ』も『性宣言』も読んではおらず、
ただ
>>326 も言及している武邑光裕(体制擦寄りミエミエ氏)の一文だけ読んで
カルトスの新作を企画したようだったな…
ネット社会の到来を予言した?カルトス(武邑説:但し『滑空の作歌』の真偽不詳)、
が、ネットの現況を見据えてさらなる未来をどう予見するか……
タイトルの『みずむし』とは
不快で無意味なものは一切「見ず無視」する…IT時代の基本テクの略語で、
人口に膾炙した旧作『うおのめ』にあわせて平仮名にしたところがミソです、と
自慢気に語っていたが…
カルトスに逃げられてA君はどうしとる。同僚?の
>>309 君、その後の消息を語れ
いまいまし
409 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 14:38:25
「見ず無視」だと? カルトスはいう。 「ソシュール? 知らんね。君の話を聞いた限りでは、 ただのペテン師みたいだねえ。 僕はそんな言葉遊びはしない。桑田圭祐じゃないんだから! シニフィアーン? トレビアーンな響きだねえ」
410 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 15:01:34
>>377 カルトスは、今現在、日本のどこかに居るのか? 確かか?
>>378 それはたぶん、新刊発売のための宣伝工作と思われる
カルトスイイヨーイイヨー
413 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 15:13:47
>>410 NHK極東ラジオ放送局の当時の機関誌に転載されてたよ。
三木宮彦が編集長時代の。
ポーランド大使館のスクラップブックでみつけて驚愕したよ。
誰もしらんだろうがな
414 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 15:22:42
>>409 出典を。
もしくは、カルトスがいつ誰に対して語った言葉であるのか
それを明確にしなければ、
乱れ飛ぶ噂や与太話に紛れてただのガセと思われてしまう。勿体ない
415 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 16:23:59
カルトスは(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQのことを評価しているよ。 文才があるってさ。 悪戯っぽく世の中の真理をえぐる様は、 まるで便器にこびりついた糞を剥ぎ取る浮浪者の集団に囲まれてカツアゲされる、 元市議会議員の初恋の相手を、 24.8時間だけストーキング活動した後に、 ボランティア活動として火炎放射器を購入して渚にバイクで走りこみ、 モヒカンの頭を振り乱しながら文金高島田へのあこがれを裏声で絶叫し続ける、 古墳の刺青が額の真ん中に入った両性具有のニューハーフを思わせるそうだ。
>>413 NHK極東ラジオ放送局?? …聞いたことのない名称だなあ。
周知の通り日本のラジオ放送は、江藤新平総裁の東京放送局によって
1925年)3月22日(現在放送記念日)に開始された。
翌1926年に東京、大阪、名古屋の3局が合併して
NHK(日本放送協会)が設立され、今日に至っている。
NHKラジオの海外向け放送は
1935年6月1日に開始され1941年からRadio Tokyo と呼称。
1945年GHQの命令で停止されたが、
1952年2月から Radio Japan として再開した。
1996年からは「NHKワールド・ラジオ日本」として親しまれている。
なお、海外向け放送を担当するのは「NHK国際放送局」.。
417 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 16:36:55
>>416 俗称だよ。
誰もしらんだろうがな
つか、沿革史までまとめてくれてご苦労。
局内機関誌のことは分かった?
>>309 を書いた者です
あの書き込みだけでAの同僚ってバレてしまうとは…
私の知っている範囲で話します
実は私あのMailをAから貰ってからすぐヤマノウエに向かいました
あのしょぼくれたロビーに着くとAが血の気の無い表情をして床に奇妙な座り方でうなだれてましてね。
「怖いよう怖いよう」
とひたすら言ってるんですね
私はカルトス自体噂に聞く位でまさかAが関係しているとは思っていなかったのですが
「カルトスは!?どうした?」
と私は繰り返しAの肩を揺すりながら聞きましたが、Aはガクガク並びの悪い歯を激しくならしながら
「もうだめだーもうだめだ〜」とひたすらそれだけなんです
そうしている内に、目の前にいるAにこのホテルで会った時から感じて違和感の訳がわかりました
Aの右の耳が無いのです
私は恐怖で叫びだしたい気持をおさえ出来るだけ落ち着いた声を出すように心がけました
「A、お前、右耳どした?」
「あ、び、ぁ、ぎぎぎぎー」聞いたことも無い声で喚きながら床中をのたうち回りにました
一人ではだめだと思った私はホテルマンを呼びに行って戻ったのですが既にAの姿はありませんでした。
お話し出来るのはここ迄です。
>>417 誰もしらん俗称=自分だけがそう呼んでる? ヒトリヨガリで
他者には全く通用しない。
>>413 三木宮彦は、映画評論と字幕の人しか知らね、編集長か・・・
NHKの出版物に関しては
1931年設立のNHK出版(株・日本放送出版協会)が全てやってるわけだが
「機関誌」てどれを指すのか…出版物多すぎ
http://www.nhk-book.co.jp/
420 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 16:52:41
415は中上?
421 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 16:54:58
機関誌ってレタックスで出てたやつだよ。 ネットで調べてわかるかな
>>418 ををっ! したらばカルトスは…編集者Aの耳を食いちぎって逃げたのか?
それともAがカルトスへの執着のあまり突然ゴッホ化したのか??
すごい事件だな。…呼ばれたのはあのまぢめなホテルマン
>>274 >>282 さぞかし驚愕しただろうなあ、また三省堂まで走ったのかなあ
423 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 17:04:26
>>421 カルトスが三島事件を論じた『花ざかりの森のはなさかじじい』に関しては
実際に見た貴君が
ポーランド大使館にかけあってスクラップのコピーを入手すべし!
そしてぜひうPキボンヌ。
424 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 17:06:45
>>418 その場の情景が眼に浮かぶようだ・・・
カルトスはいまごろどこに?
425 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 17:24:26
さっきちんちん洗ってたよ。
426 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 17:33:43
俺もさっきちんちんを洗ったところだよ。 奇遇だな。 いや、ひょっとすると俺がカルトスなのかな。
427 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 19:40:16
まさか! カルトスは敬虔なキリスト教徒ですよ。 そんな暴挙! 信じられん!!
428 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 20:42:24
『薔薇の靴』の中盤に『耳に関する考察』という章があったよね。 主人公が蝸牛管の中にはまって一服する話。 >その刹那。いや刹那と言っていいものか。 たしかに時間にすればほんの数秒だった。 蝸牛管の中での一服は、 時間感覚を変形させる。 他人の蝸牛管を引きちぎる、 時間泥棒が蔓延するのは、 その幻覚効果の快楽ゆえだった。
>>428 『薔薇の靴』おもれ〜
『薔薇の奇跡』
『薔薇の名前』
『薔薇の葬儀』
の中でも飛び抜けてそうだな〜
早く文庫で出ないかな
430 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 22:15:55
>>415 その優雅な文章力はカルトス自身とみた!
431 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 22:29:05
いやカルトスを文庫本で読むなんて、とんでもねーぞ。 あの重厚絢爛な豪華版で、ありがたくそっとページを繰ってこそ カルトスの息遣いが聞こえてくるんだ。
カルトス ルトスカ トスカル スカルト
433 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 22:43:56
このタイミングでランボー全集が出たのってカルトスと何か関係あるっぽいな
>>91 に書かれてるようにカルトスがランボーに興味を持っているのは明らかだし、最近一年前の九月号の文虐界にこんなの出てたので書いとくわ。
『カルトスが織りなす自叙を超越した叙述は鷹の漂着を思わせる。
言うならばランボーが大人になったような筆捌きだ』高橋源氏牢
434 :
吾輩は名無しである :2006/09/07(木) 23:01:54
!! カルトスの小説によく出てくる「アル中の乱暴者」って、 ランボーのことだったのか…。 てっきり星一徹へのオマージュなのかと思っていたよ。
カルトス・デ・ラ・マンチャ 【生誕日】1935年12月25日 【身長】188cm 【体重】 76kg 【顔】 ヒゲもくじゃらのカフカ 【髪】 ほぼボードレール 爪 泥が入ってる 靴 ハルタ 万年筆 モンブラン(執筆) ペンギン(恋文) 服 和服(執筆) モーニング(散歩) ポロシャツ白(サイクリング) タイツ(パーティー) 【携帯】 au 【パソコン】 デル 【指輪】 つけてない 【視力】 6.0(両目)
436 :
吾輩は名無しである :2006/09/08(金) 07:38:57
カルトス・デ・ラ・マンチャ 【生誕日】1935年12月25日 【身長】188cm 【体重】 76kg 【顔】 ヒゲもくじゃらのカフカ 【髪】 ほぼボードレール ここまでは決定だな。
437 :
吾輩は名無しである :
2006/09/08(金) 09:55:58 足の裏は水虫とうおのめだらけ… オェッ