最近、30手前で太宰をちゃんと読みまくり
あぁこんなに面白いなら10代の時に読んでおけば…と後悔しつつ
10代ならこの感覚はわからなかったかなとも思ったんだけど
私だけかな
俺は初めて読んだのが小六で、中二の頃には太宰はもう卒業したつもりでいて、
んで二十代後半になってから読み返してみたっけ、意外にこれが面白くって、
三十代の今でもやはり、面白いなーと思って読めている。大好きってのとは少し違うけど。
956 :
吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 21:14:28
955
なんか大人びてる?なぁ
中2の頃はどんなところをポイントに読んでたの?
私は有名な作者だからと大して面白いと思わず
苦々しく読んだ記憶が
いやーだから、中二の頃はそんな、中二的な読み方をする自分が
恥ずかしくなって、それでw つまりはそういった読み方を。
また、その頃は俺、親の転勤で海外でさ。現地校から日本人学校に移る、
ちょうど狭間の時期にとりわけ、はまってた。馴染めないってやつ。
気分はまさに人間失格。――逆に中二の頃は、遊び友達もたくさん出来て、
のべつの授業中のおしゃべりに、休みになるたびのショッピングやら
映画、ボーリング。とってもね、太宰にはまる様な気分じゃなかったんだw
毎日が本当に楽しくって。
中2的!!
なんかおかしいね
気分が谷の時に一番入れるのかな…
でも読み続けるとネガティブ思考進みそう
と…今度は斜陽日記を買って合わせて読みたい
>>957 それが普通だよなあ。人間失格の生き方は一部の人間にとっては救いになるけど、理想じゃないし。
というか、人間失格の主人公は明らかに人格障害であって、ハブされてるのではなく、自分から離れてる。
大抵の馴染めない中学生というのは前者。みんなが共感できると思うのは誰もが使ってる建前の部分で、葉蔵のような厭人癖を持ってるわけじゃない。
易々と共感出来るだの、これは俺だの言ってる奴は明らかに太宰に毒されてるwさながら共依存のダンスのように。
日本全国で太宰に殺された人間がいったい何人いることか。今、二十歳になって読み返すとこの人は弱者の顔をした強者に見えてならないね。
>>959 しらんが、乙
○畑建[DEATH NOTEの作者]
>960
?
そういえば小畑健が装丁した人間失格が何万部か売れたんだっけ。
繊細・美少年・甲斐性なしと女子供に受けそうな要素は確かにあるな。
「若者の活字離れ」を喜んでる俺としては、そんなミーハーには文学という静謐に踏み込んでほしくないんだが・・・
そらーどーしれ?
きっかけが何であろうと良いじゃないか。
まぁ、人気漫画家のカバーになっただけで売り上げUP!
ってのはちょっと失笑してまうが。
>>961 何で若者の活字離れを喜んでるの??
あなたがお隣の国の工作員なら納得できるが
『人間失格』を読むと、自分を見てるみたい。と思う一人で、
最近、『人間失格』でいう中盤あたりの
「世間。どうやら自分にも、それがぼんやりわかりかけて来たような気がしていました。
個人と個人の争いで、しかも、その場の争いで、しかも、その場で勝てばいいのだ」
くらいまで来てるんだけど、もう少しのところです。
このように思えるようになったら、楽に生きていけると思ってるのですが、
太宰はこの後なぜ、転げ落ちていってしまったのだろう?
>>964 文学を評価してるから、そう易々と読んでほしくないんだよ。
文学って、周囲から浮いてるタイプの人間が、唯一特をしたと感じる分野だろ。
そこにリア充の人気者が、ズカズカと入り込んで、したり顔で語ったりしてると胸糞悪い。
活字離れが取り沙汰されるくらいが丁度いいわ。こういう性格なんだ。
太宰ってお堅い文学のイメージ無いな。大衆小説の感覚っていうかさ。現代人にも親しみやすい作品が多いよ。
「若者の活字離れ」、俺が子供の時から言われてるよ。
「古き良き時代」と同レベルの妄想だと思ってる。
太宰が文学なのはもう異論を挟む余地はないでしょ。
文章が易しいから教科書にも載るし、大衆小説のように見られるもの分かるけど。
>>961 人間失格は表紙など変えなくても年間十万部近く売れていました。
新潮文庫の話ですが。
それに、もともとミーハーが読む作品だと思いますよ。