1 :
ジェニファー:
こんにちは! わたしは海外に住む大学生です。
日本の文学を読みたいと思うけれど、売ってません。
ネットで読める日本文学のテキストを教えてください。
現代小説を中心に、評論や古典文学等も読みたいです。
また、海外文学のテキストについても、情報交換しましょう。
2 :
ジェニファー:2006/08/05(土) 16:16:35
まず、青空文庫から。
3 :
ジェニファー:2006/08/05(土) 16:17:32
4 :
吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 16:17:54
だれ?
5 :
ジェニファー:2006/08/05(土) 16:19:04
6 :
幼女たんと森栖:2006/08/05(土) 16:20:18
どんな作家が好きなのかそれをまず言ってもらおうじゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
7 :
ジェニファー:2006/08/05(土) 16:22:15
>>6 夏目漱石と森鴎外と芥川龍之介です。
ごめんなさい嘘です。
8 :
ジェニファー:2006/08/05(土) 16:23:18
9 :
幼女たんと森栖:2006/08/05(土) 16:23:33
日本語圏外の作家では誰が好きだ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
10 :
ジェニファー:2006/08/05(土) 16:33:57
>>9:幼女たんと森栖サン
書き込み規制掛かってました。スミマセン。
オノレ・ド・バルザックとスタンダール、ヘンリー・ミラーとフォクークナー、トルストイとプーシキン、
トーマス・マンとリルケ、あとタゴールと、司馬遷と、プラムディヤ・アナンタ・トゥール。
11 :
幼女たんと森栖:2006/08/05(土) 16:36:54
ものすごくベタだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
サドとかバタイユは読まんのか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwこれもまた別の意味でベタだがなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
12 :
ジェニファー:2006/08/05(土) 16:41:15
>>11:幼女たんと森栖サン
ごめんなさい、それも嘘なんです。
死んだグランマが
「ジェニファーや、2ちゃんではマジレスだけはしちゃだめ」っていうんだもの。
サドとかバタイユも読みましたよ。ちょっとだけだけど。
13 :
幼女たんと森栖:2006/08/05(土) 16:44:18
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
面白いじゃないか? 森酢以外
15 :
吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 17:36:00
まぁ、冗談は置いといてw
日本以外で生活しててて日本語書籍が手に入らず、困ってる人っていっぱいいると思うの。
日本の地方在住者にも便利なはず。
ここでネットで読めるテキストのリンク集みたいなのを作れたらいいなーと思ってます。
わたしも探してちょっとずつアップしていくよ。
16 :
ジェニファー :2006/08/05(土) 17:38:54
22 :
ジェニファー:2006/08/05(土) 23:40:07
23 :
ジェニファー:2006/08/07(月) 15:07:04
24 :
吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 19:47:47
age
25 :
吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 08:26:38
29 :
吾輩は名無しである:2007/01/05(金) 10:15:27
age
30 :
吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 18:39:10
あげ
32 :
ジェニファー:2007/06/08(金) 21:22:24
あぼーん
良スレsage
35 :
吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 22:10:50
ほぞん
36 :
吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 18:27:21
青空文庫最高!
以前にドコモバを使っていたが、モノとして華奢で、何度も壊れた。
キーボードが打ちやすかったのは良かったが。
たしか若草物語なんかをあれで読んでた覚えが。
そこでムコーダーというわけだ
40 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 18:16:22
青空文庫の岸田国士の戯曲、ケータイで読みました
全篇じゃないけど、ところどころ。
ネットで文学作品読んだのはじめて
41 :
吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 18:17:07
× ネットで文学作品読んだのはじめて
○ ケータイで文学作品読んだのはじめて
42 :
吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 09:37:00
外国にも青空文庫みたいなのってあるの?
サリンジャーの「瞳は緑、愛らしき口元」っていうのが無料公開されてたのを
見たことあるけど
サリンジャーはまだPDになってないよな
原作者の著作権が切れても
訳者の著作権が切れてない場合がある
青空はだから外国作品が無いのか
72 :
【めがっさにょろーん】:2007/10/30(火) 03:48:42
ほしゅ
73 :
【めがっさにょろーん】:2007/10/30(火) 03:49:09
久しぶりにアミララ見た
74 :
吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 08:09:20
プロジェクトグーテンベルクとかliterature4とか
英語版だけどかなりいい
つか、著作権切れのものは、捜せば、出会える確率大
85 :
吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 16:18:53
age
あのときが、私の人生のはじまりだった。
昭和11年(1936)2月26日のあの雪の日を回想するとき、
さくらは、いつも、そのよう娘の知世にいって聞かせた。
東京に54年ぶりの大雪の音で、その朝、さくらは目覚めた。
自分が寝起きしている寺の宿坊から、寝巻きのまま襖を開け、濡れ縁へ出たさくらは、
まだ暗い夜明け前の庭で、振り来る雪の重さに伸吟し、
ときおり、バサッ、バサッ、とその枝から雪を落とす桜の古木を荘厳で美しいと、
まだ14歳のさくらは思った。
肌を刺すような寒気の中で見ているその桜の古木は、さくらの名前の元となったこの寺の銘木
であり、戦災で焼失するまで、この浅草清島町界隈では名所のひとつとなっていた。
12年前、さくらは、この寺ー浅草の青蓮院(しょうれんいん)の前に置き去りにされた。
自分の母である女性は、地方と思われるどこぞの田舎から、
まだ幼いさくらを連れて東京へ出て来た。
当時は大正半ばからの不景気が続いたのにくわえ、
関東大震災の影響もあり、日本全体が沈滞していた時期にあたった。
さくらの母が幼い自分を連れて上京してきたのは、
この社会情勢にも原因があったのかもしれない。
今でもさくらが覚えているのは、母と一緒に歩いた田舎の道
ー何か大きな湖の畔を歩いていたような記憶がある。
とても大きなキラキラ輝く湖だった。
湖畔の堤防の緑が、とてもあざやかだったの覚えている。
どこまでも広がる平らかな土地を、母とさくらを乗せた汽車は走り、途中、車窓から見た多くの
雑木林が印象的だった。
上野で降りて手を引かれ、とぼとぼとこの青蓮院の門前まで歩いてきた。
それほど大きな寺ではない。
だが、田舎から出てきたさくらの母には立派な山門に見えたのであろう。
さくらを、この門前に置いたまま、母は浅草の街に消えた。
門前に端座しているさくらを当時の住職が見つけ保護してくれた。
すぐに警察と東京市に連絡、母の行方を捜したが、
上野にも浅草の街にもその姿は見えなかった。
さくらは東京市の児童施設へ預けられるところだった。
それを当時の住職が引きとってくれた。
「この子は仏の子。我が寺で育てましょう」
浅草青蓮院は去る大寺院の末寺であった。
代々の住職は本寺から派遣されてくる。
その本寺筋の養女ということで仮の戸籍を届け出て、寺の庭の銘木から名前をいただき、寺
の名を姓にして「青蓮院さくら」となった。
生年月日は幸い携帯していたお守りに「大正十年四月二日」とあったので、これで役所の届けた。
さくらはお寺の娘として大切に育てられ、今に至っている。
さくらは、まだ空けやらぬ中で、ひとしきり手をさすると、寝巻きから着替えて厨(くりや)へと出た。
「おはようございます」
タスキを掛けながら元気よく、さくらが挨拶する。
「さくらちゃん、おはよう」
修行僧の阿性(あしょう)が水槽から豆腐の固まりを揚げつつ挨拶を返す。
「さくら、おはよう」
現在の住職である義円が納豆を掻き回しつつ温和な表情でいう。
「和尚様、おはようございます」
他の二名の修行僧も挨拶する。
今、この寺に女手はさくら以外にないのである。
「さくらちゃん、オーブンに火は入れてあるよ」
「ありがとう阿性さん」
さくらの担当はアンパンつくりである。
この寺では修行と実益を兼ねて、寺僧が、納豆・豆腐・饅頭・アンパンなどをつくり、それを近
所の主婦に売ったり、近在の商店に降ろしたり、都心に行商に行ったりしている。
この当時、浅草は飲食の街といわれた。
浅草寺、花やしきなどの観光地をかかえ、六区の映画館街に大量の人出があるこの町は総
戸数の四分の一500軒あまりが、何らかの形で飲食店を経営していたといわれ、
そうした店にも卸していたので、青蓮院には結構な実入りがあった。
特に、青蓮院の豆腐・納豆は京都古刹寺院の精進料理の伝統を受け継いでいるので美味で
あると評判であり、事実、近所から引き合いが多かった。
本格的な精進風豆腐・納豆が庶民的価格で、気軽に食卓にのせられるとあって、
浅草のおかみさんたちの評判も上々だった。
さくらが受け持つアンパンは主に行商用のものである。
都心の新聞社やホテル、女学校が主な顧客先である。
修行僧たちは修行の常として、もう4時頃には起きて、それぞれの分担職務に励む。
そのついでにパン焼きオーブンに火を入れておいてくれるのである。
将来、僧侶になる予定がないさくらは、お姫様扱いで5時頃起きてくる。
前日の夜に小麦粉(強力粉)などを練って自家製の餡を仕込んで寝かせたものを、
翌日の早朝、鉄板に並べ、オーブンに入れて焼く。
その焼き加減を見ながら、ほぼ按配がいいと思った頃、火を落とす。
後ろでは納豆を詰め終わり、豆腐を切り揃えた義円、阿性たちが朝食の膳部を整えている。
朝食の支度もまた、仏教僧にとって大切な修行のひとつである。
こればかりは、いかに女性のさくらといえどもまかせられない。
膳部が運ばれてくるまで、さくらは方丈の一室で静かに待つ。
大雪は、いったんやんだようである。
早暁の明かりがようやく漏れてきて、それが雪明りとともに襖から射し込み、
神秘的な雰囲気をかもしだしている。
膳部が運ばれてくる。
それらが並べられ、みなが席に着くと、合掌の上で静かに食事が始まる。
お寺の食事は粛々としている。
律にはじまり律に終わる。
白米6玄米4というこの時代では上等な飯を食い、
味噌は箸の先をちょっと濡らしただけで掻き回すこともせずにいただく。
ひととおり食った後、茶碗に残った米粒を大根漬けの切れできれいにとり、
それをいただいた後、さらにお湯を注いで飲み干す。
米粒ひとつ粗末にしない精神に、さくらは美しいものを感じていた。
さくらは、この青蓮院での朝食を生涯忘れず、後に社長となり、
戦後政財界にその存在が知られるようになったときも、
この簡素で格式ある朝食を21世紀の今日に至るまでも続けている。
ほしゅ
99 :
吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 00:41:02
青空見たけど太宰はたくさんあるのに谷崎はないね?
まだ著作権きれてないのかな。
100 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:00:57
100
101 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:02:25
101
103 :
吾輩は名無しである:2008/08/06(水) 20:25:41
海外児童文学捜索願い
著作権切れてるやつなら、大体検索すれば出てくるだろう…短編なら
106 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 18:36:40
保守
107 :
吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 09:56:57
青空文庫もヴァージニア大学HPに負けてる。
国会図書館も写真データではなくテキストで明治期の本を公開すべきだし、
英語中国語訳つきで近代文学含めた古典を日本政府は公開すべきだ。
ネット社会の弊害は二次的文献しか存在してないということに尽きる。
2ch住人を雇用して事業化すべきだ。
今更ながらだがT-Timeを導入した。てかね以前にダウソ試みたときには
なんでか落ちなかったのwたぶんセクの為あれこれ切ってるせいなんだろうが。
フォントサイズを30にすると25インチTV+メガネなしでも何とか読めるんで、
こりゃ快適だわーって感じ。
んで…、まーいないとは思うけどね落とせなかったひと、旧版のダウンロード
ページから対象のショートカットをクリップボードにコピーしてそれの、
数字部分を最新版のバージョン(55710)に置き換えれば直で落とせますよん。
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age
114 :
吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 14:07:30
保守
115 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 21:34:06
ほ
116 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 14:36:59
保守
青空文庫っていいよね
>>108 テキスト化されたら、本文が検索にも引っかかるようになってかなり便利になるだろうな。
古注釈とか探すのも楽になりそうだ。
ページ内側の文字が陰って見えなくなっているものが結構あるんだよな…
ところで、訳本って、海外ではその作品の国の政府が作ったりしてるの?
気になるんだ…できれば教えてくれ。
sage
124 :
吾輩は名無しである:
>>121 何が、どういいのかを書かなければ、話にならない。