ネットで読める文学テキスト

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1ジェニファー
こんにちは! わたしは海外に住む大学生です。

日本の文学を読みたいと思うけれど、売ってません。

ネットで読める日本文学のテキストを教えてください。

現代小説を中心に、評論や古典文学等も読みたいです。

また、海外文学のテキストについても、情報交換しましょう。
2ジェニファー:2006/08/05(土) 16:16:35
まず、青空文庫から。
3ジェニファー:2006/08/05(土) 16:17:32
4吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 16:17:54
だれ?
5ジェニファー:2006/08/05(土) 16:19:04
>>4
こんにちは、ジェニファーです。
6幼女たんと森栖:2006/08/05(土) 16:20:18
どんな作家が好きなのかそれをまず言ってもらおうじゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
7ジェニファー:2006/08/05(土) 16:22:15
>>6
夏目漱石と森鴎外と芥川龍之介です。








ごめんなさい嘘です。
8ジェニファー:2006/08/05(土) 16:23:18
その他、使えるサイト
国文学研究資料館 電子資料館(古典文学テキストあり。)
http://www.nijl.ac.jp/contents/d_library/index.html#a2
国立国会図書館 電子図書館の蔵書(明治期のPDFなどあり。)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/endl.html
9幼女たんと森栖:2006/08/05(土) 16:23:33
日本語圏外の作家では誰が好きだ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
10ジェニファー:2006/08/05(土) 16:33:57
>>9:幼女たんと森栖サン
書き込み規制掛かってました。スミマセン。

オノレ・ド・バルザックとスタンダール、ヘンリー・ミラーとフォクークナー、トルストイとプーシキン、
トーマス・マンとリルケ、あとタゴールと、司馬遷と、プラムディヤ・アナンタ・トゥール。
11幼女たんと森栖:2006/08/05(土) 16:36:54
ものすごくベタだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
サドとかバタイユは読まんのか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwこれもまた別の意味でベタだがなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
12ジェニファー:2006/08/05(土) 16:41:15
>>11:幼女たんと森栖サン

ごめんなさい、それも嘘なんです。
死んだグランマが
「ジェニファーや、2ちゃんではマジレスだけはしちゃだめ」っていうんだもの。

サドとかバタイユも読みましたよ。ちょっとだけだけど。
13幼女たんと森栖:2006/08/05(土) 16:44:18
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
14吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 17:31:31
面白いじゃないか? 森酢以外
15吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 17:36:00
まぁ、冗談は置いといてw
日本以外で生活しててて日本語書籍が手に入らず、困ってる人っていっぱいいると思うの。
日本の地方在住者にも便利なはず。

ここでネットで読めるテキストのリンク集みたいなのを作れたらいいなーと思ってます。

わたしも探してちょっとずつアップしていくよ。
16ジェニファー :2006/08/05(土) 17:38:54
>>14
ありがとー。

>>15はわたしです。名前欄が消えてしまいました。
17AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/08/05(土) 20:23:39
• UVa Library Etext Center: Japanese Text Initiative (Author Index)
ttp://etext.lib.virginia.edu/japanese/texts/authors-jp.html
• 日本古典文学テキスト
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~Taiju/classic.htm
• 電子化された日本語テキスト
ttp://jcmac5.jc.meisei-u.ac.jp/etext-i.htm
• Project Gutenberg - Japanese
ttp://www.gutenberg.org/browse/languages/ja
• (青空文庫全文検索サイト)
ttp://www.su-ki-da.com/aozora/
18AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/08/05(土) 20:26:02
• 『とりかへばや物語』(現代語訳)
ttp://homepage3.nifty.com/miztam/change/
• 貝原益軒『養生訓』(現代語訳・抄訳)
ttp://home.att.ne.jp/theta/mo/you/
• 根岸鎮衛『耳囊』(現代語訳)
ttp://homepage2.nifty.com/pfruit/mimi/tx_index01.htm
19AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/08/05(土) 20:28:06
• 泉鏡花 作品館
ttp://web-box.jp/schutz/
• 永井荷風『珊瑚集』(原文対照と私註)
ttp://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/sangoshuu/
• 永井荷風『断腸亭日乗』(抄)
ttp://www.aurora.dti.ne.jp/~ssaton/bungaku/dantyoutei.html
• 金阜山人(伝 永井荷風)『四畳半襖の下張』
ttp://www.kawachi.gr.jp/senkichi/foolhill/fh01/4half.html
• 富永太郎 全詩集 @ web.archive.org [Encoding: Japanese (Shift-JIS)]
ttp://web.archive.org/web/20010818100517/www.asahi-net.or.jp/~dn8k-tkm/taronosi.html
• 江戸川乱歩『押絵と旅する男』
ttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/novel/edogawaranpo.html
20AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/08/05(土) 20:31:11
• 大江健三郎『政治少年死す (セブンティーン第二部)』
ttp://takamatsu.cool.ne.jp/azure2003/k_oe/seijishonen.htm
• 深沢七郎『風流夢譚』
ttp://takamatsu.cool.ne.jp/azure2003/s_hukazawa/huryumutan.htm
• 桐山襲『パルチザン伝説』
ttp://takamatsu.cool.ne.jp/azure2003/k_kiriyama/partisandensetsu.htm
• 沼正三『家畜人ヤプー』
ttp://azure2004.sakura.ne.jp/yapoo/mokuji.html
• 村上春樹 単行本未収録作品
ttp://azure2004.sakura.ne.jp/h_murakami/
• 庄司薫 入手困難作品集
ttp://azure2003.sakura.ne.jp/k_shoji/

• (『聖書 新共同訳』 日本基督教団代々木上原教会 Google インデックス)
ttp://www.google.co.uk/search?num=100&hl=en-GB&q=site%3Awww.fsinet.or.jp%20%22%2F~yoyoue%2Fbible%2F%22
21AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/08/05(土) 23:06:54
日本ペンクラブ:電子文藝館
ttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/
22ジェニファー:2006/08/05(土) 23:40:07
オー!AmiLaLa :) サン、スバラシイデス!

牧野信一電子文庫
ttp://smakino.sakura.ne.jp/
23ジェニファー:2006/08/07(月) 15:07:04
書籍デジタル化委員会 電子図書館
http://www.eonet.ne.jp/~log-inn/
24吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 19:47:47
age
25吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 08:26:38
26AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/09/12(火) 05:43:33
• J-Texts 日本文学学術的電子図書館
ttp://j-texts.com/
• 日本文学等テキストファイル
ttp://www.ne.jp/asahi/nihongo/okajima/bungaku.htm
• 画像で読むうわづら文庫
ttp://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura.html
• 北沢文庫(縦書閲覧書庫)
ttp://www.ftm.co.jp/bunko/
• 『土蜘蛛草紙』wilder 翻刻・現代語訳
ttp://longuemare.gozaru.jp/hon/tuchi/tutigumo_contents.html
• 『長谷雄草紙』wilder 翻刻・現代語訳
ttp://longuemare.gozaru.jp/hon/haseo/haseo_cont.html
• 兼好『徒然草』超現代語訳版、佐藤国春訳、1998–2003年
ttp://www.ks-cube.net/tsure/frame.html
• 山本常朝『葉隠』田代陣基録、第一章
ttp://www.ikedakai.com/hagakure1.html
27AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/11/06(月) 07:17:17
• 容楊黛『敵討連理橘』
• 曲亭馬琴『盡用而二分狂言』『高尾船字文』『苅萱後傳玉櫛笥』『巷談坡堤庵』『南総里見八犬伝』
• 山東京山『復讐妹背山物語』『小櫻姫風月竒觀』『鷲談傳竒桃花流水』
• 立川焉馬『八犬義士誉勇猛』
• 為永春水編『八犬傳銘々誌略』
• 高畠藍泉『怪化百物語』
• 鈍亭魯文抄録『英名八犬士』
• 岳亭定岡『義勇八犬伝』
  ――他
ttp://www.fumikura.net/lists.html

• 『伊勢物語』内田美由紀訳註
ttp://www.isemonogatari.com/sakuin/

• 樋口一葉小説集
ttp://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/cgi-bin/retrieve/sr_bookview.cgi/BB00000022/Contents/hi_cont.html
28AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2006/12/11(月) 07:31:04
• 『室町物語集(御伽草子)』
ttp://ksskbg.com/otogi/honmon.html
• 『御伽草子』――挿絵とあらすじで楽しむお伽草子
ttp://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/otogi/cover/index.html
• 『落窪物語』綾大鈴 現代若者京ことば訳
ttp://suzu.cside.com/ayasuzudo/korenari/otikubo-kyo/main.html
• 春陽堂版『鏡花全集』全鏡花作品、他
ttp://www.k5.dion.ne.jp/~schutz/
• 泉鏡花文庫 鏡花花鏡
ttp://www.geocities.co.jp/Bookend/7025/
• 『愛国百人一首』
ttp://web.sfc.keio.ac.jp/~takano/aikoku.html
29吾輩は名無しである:2007/01/05(金) 10:15:27
age
30吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 18:39:10
あげ
31AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/04/27(金) 06:00:41
• 松尾芭蕉『鹿島紀行』
ttp://www.geocities.jp/sybrma/180basyou.kashimakikou.html
• 平田篤胤『仙境異聞』上、一之巻
ttp://www.geocities.jp/sybrma/43senkyouibun.html
• 平田篤胤『仙境異聞』上、二之巻(途中まで)
ttp://www.geocities.jp/sybrma/109senkyouibun.jou.2nomaki.htm
• 橘曙覧『独楽吟』
ttp://www.geocities.jp/sybrma/108dokurakughin.html
• 吉田松陰『東北遊日記』(抄)
ttp://www.geocities.jp/sybrma/71syouin.touhokuyuunikki.html
• 吉田松陰『父・叔父・兄への手紙』
ttp://www.geocities.jp/sybrma/32yoshidasyouin.tegami.html
• 吉田松陰『留魂録』
ttp://www.geocities.jp/sybrma/36ryuukonroku.html
32ジェニファー:2007/06/08(金) 21:22:24
こんにちは、1ことジェニファーです。
スレたててからもうすぐ一年ですね。
AmiLaLa :) サン、どうもお疲れさまでした。

現代俳句データベース
http://www.haiku-data.jp/top.php
現代俳句アンソロジー
http://homepage1.nifty.com/ssweb575/page016.html
くえん :俳句鑑賞と作句のための道具箱
http://web.archive.org/web/20060526075006/http://www.cityfujisawa.ne.jp/~kikumasa/
(しばらく休止中とのことですが、とてもよいサイトなので勝手に復元しました。)
33あぼーん:あぼーん
あぼーん
34吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 22:15:41
良スレsage
35吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 22:10:50
ほぞん
36吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 18:27:21
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/dgoods/1188370312/
このスレの人はこんな製品↑あったらイイと思わない?

文学好きでネット好きなら、こういうのあったらイイと思うはず
37吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 22:00:14
青空文庫最高!
38吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 23:58:34
以前にドコモバを使っていたが、モノとして華奢で、何度も壊れた。
キーボードが打ちやすかったのは良かったが。
たしか若草物語なんかをあれで読んでた覚えが。
39吾輩は名無しである:2007/08/30(木) 03:22:22
そこでムコーダーというわけだ
40吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 18:16:22
青空文庫の岸田国士の戯曲、ケータイで読みました
全篇じゃないけど、ところどころ。

ネットで文学作品読んだのはじめて
41吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 18:17:07
× ネットで文学作品読んだのはじめて
○ ケータイで文学作品読んだのはじめて
42吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 09:37:00
外国にも青空文庫みたいなのってあるの?

サリンジャーの「瞳は緑、愛らしき口元」っていうのが無料公開されてたのを
見たことあるけど
サリンジャーはまだPDになってないよな

原作者の著作権が切れても
訳者の著作権が切れてない場合がある

青空はだから外国作品が無いのか
43AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/24(水) 05:24:00
福沢諭吉『西洋事情初篇』1866年。

黄美静; OKAJIMA_Akihiro.
< ttp://www.let.osaka-u.ac.jp/%7Eokajima/bun/seiyojijo2.txt >.
44AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/24(水) 05:25:00
福沢諭吉『西洋事情外篇』1867年。

黄美静; OKAJIMA_Akihiro.
< ttp://www.let.osaka-u.ac.jp/%7Eokajima/bun/seiyojijo.txt >.
45AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/24(水) 05:26:00
福沢諭吉『世界国尽』1869年。

黄美静; OKAJIMA_Akihiro.
< ttp://www.let.osaka-u.ac.jp/%7Eokajima/bun/kunidukusi.txt >.
46AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/24(水) 05:27:00
福沢諭吉『西洋事情二編』1870年。

黄美静; OKAJIMA_Akihiro.
< ttp://www.let.osaka-u.ac.jp/%7Eokajima/bun/seiyojijog.txt >.
47AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/24(水) 05:28:00
福澤諭吉寓言『かたわ娘』翻刻、1872年。

明治初期文化テクスト集. 西田谷洋Official Homepage.
< ttp://www.kokugo.aichi-edu.ac.jp/nishitaya/text/katawa.htm >.
48AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/25(木) 01:37:00
福沢諭吉『学問のすゝめ』1872–1880年。

UEDA Shuichi's homepage.
< ttp://www.slis.keio.ac.jp/%7Eueda/gakumon.html >.
49AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/25(木) 01:38:00
福沢諭吉『文明論之概略』1875年。

UEDA Shuichi's homepage.
< ttp://www.slis.keio.ac.jp/%7Eueda/bunmeiron.html >.
50AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/25(木) 01:39:00
福澤諭吉『福翁自傳』抄、1899年。

小さな資料室.
< ttp://www.geocities.jp/sybrma/98hukuoujiden.html >.
51AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/25(木) 01:40:00
森鷗外『沙羅の木』1906年。

小さな資料室.
< ttp://www.geocities.jp/sybrma/08saranoki.html >.
52AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/25(木) 01:41:00
森鷗外述『森鷗外の遺言』賀古鶴所記、1922年。

小さな資料室.
< ttp://www.geocities.jp/sybrma/25moririntarou.yuigon.htm >.
53AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/27(土) 05:54:00
森鴎外『造家衛生の要旨』1893年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaizouka.txt >
―――――――――
森鴎外『園藝小考』1896年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaiengei.txt >
54AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/27(土) 05:55:00
森鴎外『月草叙』1896年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaitsukikusa.txt >
―――――――――
森鴎外『西洋定芝居の始』1897年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaiseiyoushibai.txt >
55AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/27(土) 05:58:00
森鴎外『智恵袋』1898年。
森鴎外『心頭語』1900年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/chiebukuro.txt >
―――――――――
森鴎外『我をして九州の富人たらしめば』1899年。

網迫の電子テキスト乞校正@Wiki.
< ttp://www6.atwiki.jp/amizako/pages/97.html >
56AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/27(土) 06:00:00
森鴎外『水の説』1901年。

網迫の電子テキスト乞校正@Wiki.
< ttp://www6.atwiki.jp/amizako/pages/101.html >.
―――――――――
森鴎外『北清事件の一面の観察』1901年。

網迫の電子テキスト乞校正@Wiki.
< ttp://www6.atwiki.jp/amizako/pages/102.html >.
57AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/27(土) 06:01:00
森鴎外『洋学の盛衰を論ず』1902年。

網迫の電子テキスト乞校正@Wiki.
< ttp://www6.atwiki.jp/amizako/pages/100.html >.
―――――――――
森鴎外『助六は下劣か』1906年。

網迫の電子テキスト乞校正@Wiki.
< ttp://www6.atwiki.jp/amizako/pages/103.html >.
58AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/28(日) 02:46:00
森鴎外『高粱』1907年。

網迫の電子テキスト乞校正@Wiki.
< ttp://www6.atwiki.jp/amizako/pages/104.html >.
―――――――――
森鴎外『門外所見』1908年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaimongai.txt >.
59AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/28(日) 02:47:00
森鴎外『夜なかに思つた事』1908年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaiyonaka.txt >.
―――――――――
森鴎外『混沌』1909年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaikonton.txt >.
60AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/28(日) 02:48:00
森鴎外『鸚鵡石(序に代ふる対話)』1909年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/oumuishi.txt >.
―――――――――
森鴎外『大発見』1909年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaidaihakken.txt >.
61AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/28(日) 02:49:00
森鴎外『魔睡』1909年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaimasui.txt >.
―――――――――
森鴎外『当流比較言語学』1909年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaitouryuugengogaku.txt >.
62AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/28(日) 02:50:00
森鴎外『長谷川辰之助』1909年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaihasegawa.txt >.
―――――――――
森鴎外『金貨』1909年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaikinka.txt >.
63AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/29(月) 04:34:00
森鴎外『あそび』1910年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaiasobi.txt >.
―――――――――
森鴎外『フアスチエス(対話)』1910年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaifasces.txt >.
64AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/29(月) 04:35:00
森鴎外『身上話』1910年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaishinjyou.txt >.
―――――――――
森鴎外『ロビンソン・クルソオ(序に代ふる会話)』1911年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougairobinson.txt >.
65AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/29(月) 04:36:00
森鴎外『灰燼』1911–1912年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaikaijin.txt >.
―――――――――
森鴎外『旧劇の未来』1914年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaikyuugekinomira.txt >.
66AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/29(月) 04:37:00
森鴎外『旧劇を奈何すべきか』1914年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaikyuugekiwodou.txt >.
―――――――――
森鴎外『亡くなつた原稿』1914年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougainakunatta.txt >.
67AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/29(月) 04:38:00
森鴎外『北条霞亭』1917年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/houjoukatei.txt >.
―――――――――
森鴎外『観潮楼閑話』1917–1918年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaikanchourou.txt >.
68AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/30(火) 03:36:00
森鴎外『礼儀小言』1918年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaireigi.txt >.
―――――――――
森鴎外『「蛙」はしがき』1919年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaikaeru.html >.
69AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/30(火) 03:37:00
森鴎外『随筆六則』1921年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaizuihitsu6.txt >.
―――――――――
森鴎外『古い手帳から』1921–1922年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaifuruitechou.txt >.
70AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/30(火) 03:40:00
森鴎外「水滸伝合評」[『標新領異録』1897–1898年?]

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/ougaisuikoden.txt >.
―――――――――
『於母影』SSS(新聲社: 森鴎外・井上通泰・市村瓚次郎・落合直文・小金井喜美子)訳、1889年。

J-TEXTS 日本文学電子図書館.
< ttp://www.j-texts.com/meiji/omokage.html >.
71AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/10/30(火) 03:42:00
ギヨオテ(ゲーテ)『フアウスト』森林太郎(森鴎外)訳、第1部、劇場にての前戯、1913年。

日本ペンクラブ:電子文藝館.
< ttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/guest/play/moriogai04.html >.
―――――――――
モルナル(モルナール)『辻馬車』森林太郎(森鴎外)訳、1913年。

網迫「質より量」(新館).
< ttp://csx.jp/%7Eamizako/tsujibasha.html >.
72【めがっさにょろーん】:2007/10/30(火) 03:48:42
ほしゅ
73【めがっさにょろーん】:2007/10/30(火) 03:49:09
久しぶりにアミララ見た
74吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 08:09:20
プロジェクトグーテンベルクとかliterature4とか
英語版だけどかなりいい

つか、著作権切れのものは、捜せば、出会える確率大
75AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 07:14:00
"漱石文庫目録データベース." 東北大学附属図書館.
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/ >.
76AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 07:16:00
夏目漱石「渡航日記」1900(明治33)年9月8日–12月18日。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img23-2.pdf >.

夏目漱石「滞英日記」1901(明治34)年1月1日–11月13日。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img23-3.pdf >.

夏目漱石「日記及断片」1907(明治40)年3月28日–4月10日、1908(明治41)年初夏以降。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img23-5.pdf >.

夏目漱石「手帳の断片」1908(明治41)年6月。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/kicho/soseki/sose06s.html >.
77AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 07:18:00
夏目漱石「当用日記」1909(明治42)年4–5月。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/kicho/soseki/sose08s.html >.

夏目漱石「満州旅行日記」1909(明治42)年9月1日–10月17日。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img24-8.pdf >.

夏目漱石(・夏目鏡子)「修善寺大患日記」
1906(明治39)年–1909(明治42)年7月、1910(明治43)年6月6日–10月7日。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img24-7.pdf >.

夏目漱石「日記」1911(明治44)年11月29日–12月1日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/kicho/soseki/sose11s.html >.
78AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 07:20:00
夏目漱石「鏡子あて書簡」1900(明治33)年9月27日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_4a.jpg >;
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_4b.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1900(明治33)年10月8日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_6a.jpg >;
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_6b.jpg >.
79AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 07:22:00
夏目漱石「鏡子あて書簡」1901(明治34)年1月22日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_7a.jpg >;
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_7b.jpg >;
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_7c.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1901(明治34)年3月8日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_8.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1901(明治34)年5月8日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_9.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1901(明治34)年8月10日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_10.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1901(明治34)年8月17日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_10.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1901(明治34)年9月26日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_12.jpg >.
80AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 08:35:00
夏目漱石「鏡子あて書簡」1902(明治35)年4月13日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_13.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1902(明治35)年4月17日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_14a.jpg >;
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/2_14b.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1909(明治42)年9月6日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/4_1.jpg >.

夏目漱石「鏡子あて書簡」1909(明治42)年9月19日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/4_2.jpg >.
81AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 08:36:00
夏目漱石「筆子・恒子・えい子あて書簡」写し、1910(明治43)年9月11日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/4_3.jpg >.

夏目漱石「えい子あて書簡」1912(大正元)年8月11日。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/4_4a.jpg >;
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/4_4b.jpg >.
82AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 08:37:00
夏目漱石「ブッセ教授への別離の挨拶」英文草稿、1892(明治25)年。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/kicho/soseki/sose19s.html >.

夏目漱石「博士号辞退書簡」下書き、1911(明治44)年2月。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/kicho/soseki/sose20s.html >.

夏目漱石「博士号辞退に関する文献」1911(明治44)年2月。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img20-8.pdf >.
83AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 08:39:00
夏目漱石「大要」英国留学中。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img4-9.jpg >.

夏目漱石「東西文学ノ違」英国留学中。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img4-23.pdf >.

夏目漱石「Life's Dialogue」1901(明治34)年8月1日。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img8-18.pdf >.

夏目漱石「俳諧手帳」1905(明治38)年11月頃–1906(明治39)年夏頃。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img23-4.pdf >.
84AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2007/11/16(金) 08:40:00
夏目漱石『文学論』序、草案、1906(明治39)年10月。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img20-4.jpg >.

夏目漱石『文学論』序、草稿、1906(明治39)年10月。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img20-5.pdf >.

夏目漱石『創作家の態度』原稿、1908(明治41)2月。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img20-3.pdf >.

夏目漱石『それから』構想メモ(手帳断片)、1906(明治39)年、1908(明治41)頃。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/kicho/soseki/sose05s.html >;
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/cd2/1536*1024/2-22L.gif >.
85吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 16:18:53
age
86吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 02:09:08
87吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 02:15:41
88吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 16:08:24
あのときが、私の人生のはじまりだった。
昭和11年(1936)2月26日のあの雪の日を回想するとき、
さくらは、いつも、そのよう娘の知世にいって聞かせた。
東京に54年ぶりの大雪の音で、その朝、さくらは目覚めた。
自分が寝起きしている寺の宿坊から、寝巻きのまま襖を開け、濡れ縁へ出たさくらは、
まだ暗い夜明け前の庭で、振り来る雪の重さに伸吟し、
ときおり、バサッ、バサッ、とその枝から雪を落とす桜の古木を荘厳で美しいと、

まだ14歳のさくらは思った。
肌を刺すような寒気の中で見ているその桜の古木は、さくらの名前の元となったこの寺の銘木
であり、戦災で焼失するまで、この浅草清島町界隈では名所のひとつとなっていた。
12年前、さくらは、この寺ー浅草の青蓮院(しょうれんいん)の前に置き去りにされた。

自分の母である女性は、地方と思われるどこぞの田舎から、
まだ幼いさくらを連れて東京へ出て来た。
当時は大正半ばからの不景気が続いたのにくわえ、
関東大震災の影響もあり、日本全体が沈滞していた時期にあたった。
さくらの母が幼い自分を連れて上京してきたのは、
この社会情勢にも原因があったのかもしれない。
今でもさくらが覚えているのは、母と一緒に歩いた田舎の道

ー何か大きな湖の畔を歩いていたような記憶がある。
とても大きなキラキラ輝く湖だった。
湖畔の堤防の緑が、とてもあざやかだったの覚えている。
89吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 16:08:54
どこまでも広がる平らかな土地を、母とさくらを乗せた汽車は走り、途中、車窓から見た多くの
雑木林が印象的だった。
上野で降りて手を引かれ、とぼとぼとこの青蓮院の門前まで歩いてきた。

それほど大きな寺ではない。
だが、田舎から出てきたさくらの母には立派な山門に見えたのであろう。
さくらを、この門前に置いたまま、母は浅草の街に消えた。
門前に端座しているさくらを当時の住職が見つけ保護してくれた。
すぐに警察と東京市に連絡、母の行方を捜したが、

上野にも浅草の街にもその姿は見えなかった。
さくらは東京市の児童施設へ預けられるところだった。
それを当時の住職が引きとってくれた。
「この子は仏の子。我が寺で育てましょう」
浅草青蓮院は去る大寺院の末寺であった。
代々の住職は本寺から派遣されてくる。
その本寺筋の養女ということで仮の戸籍を届け出て、寺の庭の銘木から名前をいただき、寺
の名を姓にして「青蓮院さくら」となった。
90吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 16:10:37
生年月日は幸い携帯していたお守りに「大正十年四月二日」とあったので、これで役所の届けた。
さくらはお寺の娘として大切に育てられ、今に至っている。
さくらは、まだ空けやらぬ中で、ひとしきり手をさすると、寝巻きから着替えて厨(くりや)へと出た。
「おはようございます」
タスキを掛けながら元気よく、さくらが挨拶する。
「さくらちゃん、おはよう」
修行僧の阿性(あしょう)が水槽から豆腐の固まりを揚げつつ挨拶を返す。
「さくら、おはよう」
現在の住職である義円が納豆を掻き回しつつ温和な表情でいう。
「和尚様、おはようございます」
他の二名の修行僧も挨拶する。
今、この寺に女手はさくら以外にないのである。
「さくらちゃん、オーブンに火は入れてあるよ」
「ありがとう阿性さん」
さくらの担当はアンパンつくりである。
この寺では修行と実益を兼ねて、寺僧が、納豆・豆腐・饅頭・アンパンなどをつくり、それを近
所の主婦に売ったり、近在の商店に降ろしたり、都心に行商に行ったりしている。
この当時、浅草は飲食の街といわれた。
浅草寺、花やしきなどの観光地をかかえ、六区の映画館街に大量の人出があるこの町は総
戸数の四分の一500軒あまりが、何らかの形で飲食店を経営していたといわれ、
そうした店にも卸していたので、青蓮院には結構な実入りがあった。
特に、青蓮院の豆腐・納豆は京都古刹寺院の精進料理の伝統を受け継いでいるので美味で
あると評判であり、事実、近所から引き合いが多かった。
本格的な精進風豆腐・納豆が庶民的価格で、気軽に食卓にのせられるとあって、
浅草のおかみさんたちの評判も上々だった。

91吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 16:11:15
さくらが受け持つアンパンは主に行商用のものである。
都心の新聞社やホテル、女学校が主な顧客先である。
修行僧たちは修行の常として、もう4時頃には起きて、それぞれの分担職務に励む。
そのついでにパン焼きオーブンに火を入れておいてくれるのである。
将来、僧侶になる予定がないさくらは、お姫様扱いで5時頃起きてくる。
前日の夜に小麦粉(強力粉)などを練って自家製の餡を仕込んで寝かせたものを、
翌日の早朝、鉄板に並べ、オーブンに入れて焼く。
その焼き加減を見ながら、ほぼ按配がいいと思った頃、火を落とす。
後ろでは納豆を詰め終わり、豆腐を切り揃えた義円、阿性たちが朝食の膳部を整えている。
朝食の支度もまた、仏教僧にとって大切な修行のひとつである。
こればかりは、いかに女性のさくらといえどもまかせられない。
92吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 16:13:14
膳部が運ばれてくるまで、さくらは方丈の一室で静かに待つ。
大雪は、いったんやんだようである。
早暁の明かりがようやく漏れてきて、それが雪明りとともに襖から射し込み、

神秘的な雰囲気をかもしだしている。
膳部が運ばれてくる。
それらが並べられ、みなが席に着くと、合掌の上で静かに食事が始まる。
お寺の食事は粛々としている。
律にはじまり律に終わる。
白米6玄米4というこの時代では上等な飯を食い、

味噌は箸の先をちょっと濡らしただけで掻き回すこともせずにいただく。
ひととおり食った後、茶碗に残った米粒を大根漬けの切れできれいにとり、
それをいただいた後、さらにお湯を注いで飲み干す。
米粒ひとつ粗末にしない精神に、さくらは美しいものを感じていた。
さくらは、この青蓮院での朝食を生涯忘れず、後に社長となり、
戦後政財界にその存在が知られるようになったときも、
この簡素で格式ある朝食を21世紀の今日に至るまでも続けている。
93吾輩は名無しである:2008/04/21(月) 06:07:01
94吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 16:49:31
ほしゅ
95AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2008/05/23(金) 13:48:00
夏目漱石『道草』構想メモ(原稿)
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img20-3.pdf >.

夏目漱石『道草』草稿、1912(明治45)年5月23日–1912(大正元)年10月、1912(明治45)年5月–1914(大正3)年頃。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img25-11.pdf >.

夏目漱石『道草』草稿、9葉、1915(大正4)年。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/kicho/soseki/sose21s.html >.
96AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2008/05/23(金) 13:49:00
夏目漱石『明暗』覚書き。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/4_7a.jpg >;
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/4_7b.jpg >.

夏目漱石『明暗』覚書き、1915(大正4)年11月9日–1916(大正5)年7月27日。
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img26-14.pdf >.

夏目漱石「穴のある銭が袂に暮の春」短冊、1908(明治41)年作、大正初期記。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/kichosho/kicho/soseki/sose23s.html >.

夏目漱石「夜色幽扉外 辞僧出竹林/浮雲回首尽 明月自天心」書幅。
< ttp://www.library.tohoku.ac.jp/collect/soseki/gazo/4_8.jpg >.
97AmiLaLa :) ◆V0C09R5Pg. :2008/05/23(金) 13:51:00
夏目漱石「幾何学答案 Geometry 97点」
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img10-5.pdf >.

夏目漱石「英作文 My Friends in the school」
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img11-3.pdf >.

夏目漱石「ディクソン教授の英詩に関する講義 文科大学英文科1年」
< ttp://www2.library.tohoku.ac.jp/soseki/images/img7-27.pdf >.
98吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 16:38:09
99吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 00:41:02
青空見たけど太宰はたくさんあるのに谷崎はないね?
まだ著作権きれてないのかな。
100吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:00:57
100
101吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:02:25
101
102吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 16:09:27
103吾輩は名無しである:2008/08/06(水) 20:25:41
海外児童文学捜索願い
104吾輩は名無しである:2008/08/06(水) 22:22:13
>>103
原語?
105吾輩は名無しである:2008/08/11(月) 12:59:55
著作権切れてるやつなら、大体検索すれば出てくるだろう…短編なら
106吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 18:36:40
保守
107吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 09:56:57

ペン倶楽部は、著作権のある作品を乗せているので有名だよ。

http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/

大半は、無名作家だが、大岡昇平の『野火』と『レイテ』の抄録があったよ。
108吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 23:25:40
青空文庫もヴァージニア大学HPに負けてる。
国会図書館も写真データではなくテキストで明治期の本を公開すべきだし、
英語中国語訳つきで近代文学含めた古典を日本政府は公開すべきだ。

ネット社会の弊害は二次的文献しか存在してないということに尽きる。
2ch住人を雇用して事業化すべきだ。
109吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 03:48:56
今更ながらだがT-Timeを導入した。てかね以前にダウソ試みたときには
なんでか落ちなかったのwたぶんセクの為あれこれ切ってるせいなんだろうが。
フォントサイズを30にすると25インチTV+メガネなしでも何とか読めるんで、
こりゃ快適だわーって感じ。

んで…、まーいないとは思うけどね落とせなかったひと、旧版のダウンロード
ページから対象のショートカットをクリップボードにコピーしてそれの、
数字部分を最新版のバージョン(55710)に置き換えれば直で落とせますよん。
110吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 22:43:58
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111吾輩は名無しである:2009/01/23(金) 06:42:16
sage
112吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 05:20:12
age
113吾輩は名無しである:2009/04/06(月) 05:13:21
114吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 14:07:30
保守
115吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 21:34:06
116吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 14:36:59
保守
117吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 09:55:54
118吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 10:37:02
119吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 13:32:46
120吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 13:05:36
121吾輩は名無しである:2010/02/12(金) 19:05:47
青空文庫っていいよね
122吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 16:38:56
>>108
テキスト化されたら、本文が検索にも引っかかるようになってかなり便利になるだろうな。
古注釈とか探すのも楽になりそうだ。
ページ内側の文字が陰って見えなくなっているものが結構あるんだよな…

ところで、訳本って、海外ではその作品の国の政府が作ったりしてるの?
気になるんだ…できれば教えてくれ。
123吾輩は名無しである:2010/03/28(日) 16:08:03
sage
124吾輩は名無しである
>>121

何が、どういいのかを書かなければ、話にならない。