ウヒョーとなった文学を紹介してください

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1吾輩は名無しである
僕は大学一年で最近文学に興味を持ち始めました
文学好きの先輩方のお奨めを読んでみたいのです

ちゃんとどういうところがウヒョーとなるかを書いてくれて、
ネタばれを書かないでくれたレスならば、
全て読んで感想を書きます

読むのは大体レス後一週間以内を目標にします

よろしくおねがいします

ちなみに今まで読んでウヒョーとなった本
回廊にて:辻邦生
堕落論:坂口安吾
バンドオブザナイト:なかじまらも
少女地獄:夢野久作
犬神家の一族:横溝正史
2吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 06:57:19
2 genommen!
近代長編小説はあまり読まない自分ですが、ゲーテの『ヴィルヘルム=マイスター
の修行時代』は面白かったでつ。ウヒョー(どういう感情だろ)となったところは
、近代的表現における女性造形の原型がこの作品の中に網羅的に前成されている
ところなんかを指摘してみます。幸薄い演劇少女とか、しっかりもののオネエサン
とか自由奔放な体育会系美少女とか、電波系不思議少女とか、全部でてきます。

首つってクマー
3吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 13:21:02
レスありがとうございます!
基本的に紹介していただいた本は購入してゆくことに決めました。
新品を買いまくる資金は無いので古本屋で探してきますね。

ゲーテといえば「若きウェルテル〜」の作者であり
シューベルトの「のばら」の詩を書いた人、位の知識しかありません。
一度読んでみたいと思っていました。
その本には「遍歴時代」という続き?みたいなのもありますね。
そっちも見つかればついでに購入しようと思います!
4吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 18:46:33
最近修業時代読み終わったばかりです。教養小説ならヘッセやマンの方が面白かったな。
でもこれが元祖的な扱いだからねえ。
5吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 23:46:53
大菩薩峠を読んでみてください
ウヒョーの塊です
6:2006/08/02(水) 00:49:10
>>4
そうなんですか?
教養小説とはどういったジャンルの小説なのでしょうか。
ヘッセは車輪の下しか読んでいませんので、あまり詳しくは無いです。
よろしければお勧めを教えてほしいです。

>>5
それぐぐったんですけどちょっと長い、って言うか世界最長の時代小説?
なのだそうですね。
1で全て読むと言いましたがすみません。読めそうに無いです。
買ったら五千円くらいしますし。たくさんの数の本を読みたいんです。
しかし、青空文庫にものっていましたのでいつか読みます!
紹介してくれてありがとうございました!
7:2006/08/02(水) 00:55:07
すみません、教養小説とは何かという質問は自己解決しました。
8吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 00:58:49
やっぱりウヒョーとなるといえばフィネガンズウェイクですかね
文庫で三冊ですけどそれほど分厚くはないですよ
9吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 03:10:29
>>5
みたいなのにマジレスしてる>>1 にいい奴警報発令中。
10吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 18:07:49
>>6
ヘッセは車輪の下だけで終わらすのはあまりにも勿体ないよ。デミアン、郷愁、春の嵐などおすすめです。
むしろ車輪の下が一番つまらなかったな俺。
11:2006/08/03(木) 00:40:36
>>8
紹介ありがとうございます。
それ調べてみたんですけどとても興味深い本ですね。
柳瀬尚紀さんの訳したやつでいいのですかね?

>>9
大菩薩峠は地雷本なんですか?無知なもので・・・。
いい奴ではないですよ〜、スレを私有してますし。
でもこれで誰か僕と同じように本を読み始めた人の参考になるスレになればいいかなと思います。

>>10
そうなんですか?
僕も車輪の下は???でした。面白みがわからなかったです。
読んだのは四年くらい前なんであまり覚えていないのですけど。
デミアン!すごい偶然だ!スレ立てる二日前に古本屋で買った本の中にありました!
今日読みます!
12吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 02:30:23
失われた時を求めて

おまえ絶対読めよ!!!
13:2006/08/03(木) 03:37:24
>>12了解です!
14吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 04:00:35
うそじゃ、読むなよ!!
おまえ!!
15吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 04:38:32
1は「たくさんの数の本を読みたい」っていってるから、作品の分量に
ある程度制限が生じると思う。1が明確にすればいいかもね。あと「ウ
ヒョー」となったところも添えて紹介するといい。もちろん「ウヒョー」
の概念がまるでファジーなのが鍵なわけで。
16:2006/08/03(木) 10:10:22
>>14
え・・・?

>>15
そうですね・・・。分量制限があったほうがやりやすいかもしれません。
〜全集みたいな本は買えませんし・・・。
文庫本三冊までが限界の気がします。
これからは文庫本三冊までの本でおねがいします。
もちろんそれより長いのも紹介してもらえるとうれしいです
よろしくです。
17吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 11:45:37
>1
やはり>1さんの言うところの『ウヒョー』の意味内容を、明らかにしないことには、回答できませんよ。

いや、もしや『ウヒョー』って

『雨氷』(うひょう・過冷却した雨が氷点下の地表について凍結したもの)なのか…

とすると、難題だ…
18吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 13:15:47
>>1さんへ

ユリシーズ
カラマーゾフの兄弟

短くて読みやすいしウヒョー満載だと思いますよ
19吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 15:53:36
>>1
昭和何年の大学一年でつか? 

ラインナップが… _ト ̄|○ ア、アマリニモフ、フルイ… 

20吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 22:45:08
リアル鬼ごっこ
ウヒョーってなるますのであなた読みなさいね
21吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 22:50:13
>>19
>ラインナップが… _ト ̄|○ ア、アマリニモフ、フルイ… 

そんなもん古いも新しいもあんのかよ。
横溝=犬神は市川監督でリメイクされるじゃないか。
全然古くない。
石坂浩二の金田一がいちばん好きだ。
22吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 02:10:32
稲川淳二シリーズ

今が旬かも
23吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 19:06:22
私も大学に入ってから文学に興味を覚えたので、本を読む
ようになったのは最近なのですが、

ジョーゼフ・ヘラーの『キャッチ=22』はおもしろかったです。

これは、戦争小説なのですが、奇想天外なんです。
私は、まず出てくるキャラクターたちにウヒョーとなり、
話の展開にもウヒョーとなりました。
よかったら読んでみてください。
24吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 19:09:46
OK
25吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 23:33:36
DQN臭がプンプンする文学はウヒョーとなるなあ。
三島、太宰、サド、ジュネ、カポーティ

作者はDQNでなくても主人公がDQNの場合も(・∀・)イイ
ドストエフスキー「地下室の手記」
26吾輩は名無しである:2006/10/05(木) 23:42:52
地下焼肉。
27吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 11:10:21
泉鏡花「竜潭譚」
ノスタルジックなエロさにウヒョーとなる

短編だし青空にもあるんで読んでみるといい
28セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/01/18(木) 00:12:21
超良スレ認定印 byセ チガライ
29金原文則 ◆jG/Re6aTC. :2007/01/31(水) 06:30:20
aaaaaaaa
30吾輩は名無しである:2007/01/31(水) 06:42:16
>>28
こいつはマジでウザすぎる。
はやく病院行けよ気違い君。
31吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 21:52:17
>>10
同意。
なぜ、車輪の下がメジャーなのかな?
20年位前、中学校のときの教科書に載ってた。 ?
32セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/04/28(土) 10:19:34
飽きてきたな。

てか、何故このようなスレがのびないのだろうか。。。
33セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/04/28(土) 10:22:48
スレタイというよりは>>1だな。

非常に正直な印象を受けたのだが。。。

自由に語れる場でもある。
よいスレになる可能性は充分ある。
34吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 15:36:28
あなたがいなかった あなた
35吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 16:25:55
>>1
『廻廊にて』でウヒョーとなったのなら、
辻邦生の次作『夏の砦』には度肝を抜かれるでしょう。
それくらい完成度の高い作品です。

あと、上で出ているヘッセに関しては、
『シッダールタ』がナンバーワンでしょう。
但し、先に『デミアン』を読んでおいた方が良いと思います。
あと、『車輪の下』駄作論には、私も賛成です。
というか、ヘッセの主要作品の中で、つまらなかったのはこれだけです。
36吾輩は名無しである:2007/07/07(土) 03:34:15
>>1 死霊  闇の中の黒い馬 


その時代の探偵小説に惹かれるのなら
相通じる思い、があると思うYO!
37吾輩は名無しである:2007/07/11(水) 18:08:48
良スレあげ


梨木香歩の裏庭が面白かったので、
すすめとく。
38吾輩は名無しである:2007/07/11(水) 21:46:48
大岡昇平の『野火』
39吾輩は名無しである:2007/07/11(水) 22:13:30
志賀直哉の短編「剃刀」
40吾輩は名無しである:2007/07/13(金) 20:16:32
野坂昭如『てろてろ』
ウヒョヒョヒョ〜
41吾輩は名無しである:2007/07/13(金) 20:56:49
吉村昭の短編『少女架刑』
42吾輩は名無しである:2007/07/14(土) 16:16:07
安部公房『第四間氷期』
43吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 19:21:02
『神聖喜劇』(大西巨人)
44吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 18:44:57
1ではないが…
>>38
>>43
ウヒョ〜
45吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 20:40:37
>>30同意
46吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 13:31:23
>>20
あれはウヒョーってなるね。わかりやすいしイイ。俺は本屋で立ち読みしてウヒョーってなったよ。
47吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 17:11:42
乱歩『孤島の鬼』
乱歩作品の中では一番まとまってる。
48吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 18:31:53
ちょっと古い作品だけど、紫式部の『源氏物語』もウヒョーだよ。
49吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 19:13:00
中島敦『文字禍』
読んでて発狂しかけた
50吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 19:49:21
わが心は権威にウヒョーならず
51吾輩は名無しである:2007/09/08(土) 18:20:47
ベケット「マーフィー」「ワット」ウヒョーというか、ウヒー、ヒヒ・・・となった。
52吾輩は名無しである:2007/09/08(土) 18:28:14
続きまして、
ハシェク「兵士シュベイクの冒険」(岩波文庫)
ウヒョーというか、ウハー、ワハハハとなった。
前出の、キャッチ22と比べると、第一次大戦という時代だけに、前線の肉弾戦で兵士を破壊消費して荒廃するヒト社会と
懐かしい牧歌的なコミュニティーのブレンド具合がアンティークな感じ?かなあ。
53吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 23:07:13
何故出ない?
夢野久作「猟奇歌」
54快刀:2007/09/14(金) 07:37:25
火垂るの墓 野坂昭如
くっすん大黒 町田康
クチュクチュバーン 吉村萬壱
ハリガネムシ 吉村萬壱
エロチック街道 筒井康隆
介護入門 モブ・ノリオ
汽笛 寺山修司
冷たい水の羊 田中真弥
観光 ラットウット・ラープ・チャルーンサップ
異邦人 カミュ
55吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 09:40:10
>>49
俺も今朝読んだよ。青空文庫で。短いけど、何か根底を揺るがすようなものがあるな。ウヒョー認定。
56吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 09:42:22
ウヒョーの定義が難解なためレスを躊躇っていたが、>>54の書き込みから判断すると
要するに馬鹿っぽいものってことかな?
57吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 09:47:22
>>56
人の数だけウヒョーがある。君がウヒョー認定する作品を書けばいいと思うよ。

あと、どんなところがウヒョーなのか書けば、>>1が感想を書いてくれるらしい。
>ちゃんとどういうところがウヒョーとなるかを書いてくれて、
>ネタばれを書かないでくれたレスならば、
>全て読んで感想を書きます

今更このマニフェストが実行されるかどうかは甚だ怪しいが。
58吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 10:08:15
ウィリアムバロウズの全作品。
万人がウヒョー認定するべきものである。
もしウヒョー認定をしない個人がいるならば、
是非とも読後の感想を聞きたい。
59吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 10:10:44
>>1
中島らもの「バンド・オブ・ザ・ナイト」を挙げているけど、
それなら、あの作品に影響を与えた作家を読むのもいいかも。

例えば、
バロウズ「裸のランチ」
マンディアルグ「オートバイ」

あたりはどう?
6059:2007/09/14(金) 10:12:19
>>58
ちょっとびっくりしたw
61快刀:2007/09/14(金) 10:14:38
らものは知らんがバロウズのその作品はゴミ
62吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 10:17:34
バロウズってすごいの?
63吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 10:22:41
>>61
あれはゴミだからいいんじゃないの?
64快刀:2007/09/14(金) 10:27:55
バロウズの小説は、バロウズという破天荒な人間を好きになったときに
愛着を感じるアイテムであって、彼の作品を単体で賛嘆してるやつは
わかりやすい文学オンチ
65吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 11:01:39
釣りキチ三平。

ウヒョー、魚紳さん。
66吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 11:26:41
>>65
バロウズの人生は確かに凄いけど、最初は作品から入るものでしょ。
それに、このスレの主旨からすれば、文学オンチは悪いことじゃない。
むしろその方が素直に「ウヒョー」となれるかも知れないし。
6766:2007/09/14(金) 11:27:17
ゴメン。>>64でした。
68快刀:2007/09/14(金) 12:54:44
山月記や金閣寺や斜陽などの似非純文芸でウヒョーとなってるなら別にいいが
バロウズ、バタイユ、ジュネ、ロートレアモン、サルトル、ミラーみたいな読めないゴミ小説を
挙げるのは文学オンチの上に見栄っ張りがつく
69吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 14:40:10
だから、>>1で中島らもの作品を挙げていたから
必然的にバロウズの名前が出たんだろ。

個人的には好きでも嫌いでもないし、
文学的価値云々の話をするスレでもないよ。
70吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 14:55:07
>>69
>文学的価値云々の話をするスレでもないよ。
そう。ここは>>1にウヒョーとなった文学を教えてあげるスレなんだ。
>>1>>1による>>1のためのスレなんだ。
71吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 16:01:22
少し分量が多いんだけど、モームの人間の絆を薦める。
読むと生まれかわる感じ。
絶対ウヒョーなはず。
72吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 16:29:05
室生犀星「蜜のあわれ」

老作家と金魚の対話。
ウヒョーってなった。
73吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 16:54:38
ホントここは良スレだな。
74吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 20:07:43
アゴタ・クリストフ
「悪童日記」
短いパラグラフで書かれている上に
文体が子供の日記の体裁を取って
簡潔をきわめているので読みやすいことこの上なし!
主役の双子の天才じみた行動にウヒョーだ!
75快刀:2007/09/14(金) 20:14:00
ゴミ小説にセリーヌ入れるの忘れてた
ところで1が挙げてるらもの作品はゴミ小説系なのか
今夜、すべてのバーでは俺は2つ星つけてるんだけど
文章巧いわ
76吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 20:29:43
↑こいつペンギンじゃね?
77吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 20:35:23
誰でもいいしどうでもいい。
自己顕示欲を抑えられずこんな所でコテる奴は総じてクズ。
これ哲理。
78吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 21:38:32
現在の綿矢りさ(23)
http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070306/bnk070306002-1.JPG
現在の金平ひとみ(24)
http://www2.daily.co.jp/gossip/2007/08/16/Images/00546124.jpg
現在の中村うさぎ(49)
http://www.takanashi-clinic.com/img/blog/nakamura.png

綿矢ウヒョー。
79吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 21:56:45
>>68
>ロートレアモン、サルトル、ミラーみたいな読めないゴミ小説を

ロートレアモンは詩人です。「マルドロオルの歌」は散文詩。
80吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 08:39:48
快刀って人、ほとんど荒らしだね…
せっかくの良スレなんだから、少しは考えてみたら?
81吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 00:27:41
純文系も良いがミステリーの古典も是非。
レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」「大いなる眠り」
 マーロウに男惚れしてウヒョー

ダシール・ハメット「血の収穫」
 主人公「おれ」ってなかなかやるネにウヒョー

スレ違いだが、ウヒョーは哲学にもある。
とりあえず、ニーチェ「道徳の系譜」辺りで入門
 目からいっぱいウロコが落ちてウヒョーだ

ウィトゲンシュタインもウヒョーだがいきなりは難しいかも
野矢茂樹「論理哲学論考を読む」
 クッキリ分かりやすくてウヒョー

読後感想を待つw
82吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 00:45:31
トーマス・マン「魔の山」

前半の山の上での療養生活の風景に、
独特な空気が漂っていて、癖になる様な風味が非常にウヒョーなり。
何度か描写される食堂での描写も、生理的にウヒョーとなる所なり。
理屈や話の展開などは無視して、ひたすらハンスと療養生活を疑似体験していると、
何とも言えぬウヒョーな気分になって来るなり。
83吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 09:43:06
なんかレスされてる作品が良くも悪くも古臭いな
84吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 16:41:59
古臭いって言うな!ヽ( ・∀・)ノ┌┛ガッΣ(ノ`Д´)ノ
85吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 17:19:01
新しいものでウヒョー来るもんは
そうそう出会えないな
86吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 18:45:09
生きてる作家相手だとなかなか認めたがらない人間も多いしね。
今でこそ村上春樹好きだというと文学ニワカ扱いされるが、
彼が死んで何十年もしたら激しく絶賛されるんだろうな。
どうせ村上春樹賞なんてのもできるだろうし。
87快刀:2007/09/16(日) 22:08:18
古いのも傑作は少ないが、名物に旨いものなしってのは文学にも通じる
88吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 22:21:28
こ…これは叩かれ覚悟
『今昔物語集』特に巻二十七から。
古文てけったいなモンだと思ってたんだが、これ読んでから見方変わった。
なんつーか平安時代が生き生きと感じた。
仏法説話はつまんねーけど。
89吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 22:53:29
>>88
いや、古典に嵌るのはわかんなくない。
俺も大学四年のときに歌物語に嵌って経済学部だったんだが文学部の大学院へ進んだ。
子どもができたから結局途中で退学してしまったけれど。
90吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 00:31:31
今昔は盲点だった
日本霊異記 宇治拾遺とあわせ
中世日本の生々しい人間を知ってウヒョーだ
91吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 09:06:28
古典か…
やっぱり尽きせぬ魅力がありそうだけど、まだ手が出せないなー
でも>>1が挙げた中島らもとか、
あと澁澤龍彦とか、挙げればキリが無いけど、
最終的には日本古典にも目を向けていったよね
92吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 09:51:16
最近、樋口一葉作品を読んでるんだけど、なかなか理解出来ない自分にガッカリ。。。
掛詞とか文章のテンポとかが美しいなっていうのは何となく感じられるんだけれども、
内容理解の方に骨が折れる。言葉や文章はほんの100年、200年でえらく変わってしまう
ものなんですね。と、スレ違いスマソ。
93吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 11:09:31
俺はとりあえず、中村真一郎訳『とりかえばや物語』
からチャレンジしてみる
94吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 18:16:24
古典関連で
折口信夫はガチウヒョー
95吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 20:28:07
いま同時代を生きている作家の作品にウヒョーなることが少ないのには理由がある。
というのも、同時代で優れた作品には共感することはあっても、
ウヒョーはないと思うんだな。同時代だから共感なんだ。春樹がいい例だよ。
共感が時間を経て発酵してウヒョーになるんだ。
ウヒョー文学になるにはせめて五十年のねかせが必要だな。
共感する人たちが去ってまだ輝きがあるものこそウヒョーだ。

おれなりのウヒョー観だ。



96吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 21:02:04
長いし、文章に力がない。
気の毒に思う。
97吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 21:30:31
>>95
むう。
文学ではないが、同時代の作家にウヒョーしたことがあるよ。
スレチだから書き込まないけど。

でも、古典としてのこっている作家(たとえばドストエフスキーなど)
はすくなからず安定して、ウヒョー感が思えるな。
98吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 21:47:21
運命論者ジャックとその主人にはビビった
訳のせいもあるだろうが現代の作品と遜色ないよ
99吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 21:50:39
ウエル・ベック 『素粒子』
100吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 22:03:55
小林秀雄
小説以外で始めてウヒョーした人。
小さな捏造と、無辺のウヒョー!
101吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 22:57:19
推奨NGワード:ウヒョー
102吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 23:28:48
>>101

それじゃあ、このスレの存在意義がない気がするが、如何?
103吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 10:24:18
・アルフレッド・ジャリ「超男性」
・ルネ・ドーマル「類推の山」

シュルレアリスム系の作品は総じて苦手なんだけど、
この2作は不思議な理工学的センスが感じられて、ウヒョーとなったよ。
104吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 17:07:15
定期的にアゲ
105吾輩は名無しである:2007/10/01(月) 18:50:35
野坂昭如はうひょうだよね
106吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 13:20:49
ジャイナ教聖典
(宗教か? スレチだったらスマソ)
107吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 01:32:55
類似スレ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ナカマー!
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/music/1080660239/
108吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 01:33:46
( -∀- )救助
109吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 00:45:57
ただアゲたかった。
俺の若い
110吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 01:33:29
どっこいしょ
111吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 17:59:35
ウヒョーアゲ
112吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 18:43:57
あらよ
113吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 18:52:34
大藪春彦のすべて。
この板で創作論やってる連中がみんな馬鹿であることがよくわかる。
114吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 19:26:05
バラード『ハイライズ』
115吾輩は名無しである:2008/06/04(水) 21:41:01
ウヒョスレ
116吾輩は名無しである:2008/06/10(火) 03:34:57
おい、文学にウヒョーはもうないのかよっ。

オレはこれから阿蘭陀VS伊太利でウヒョーだ。はあ、眠い。
117吾輩は名無しである:2008/06/10(火) 05:25:24
ジョン・アービング「熊を放つ」

展開が楽しみで、とにかく面白かったのを憶えている。
118吾輩は名無しである:2008/06/10(火) 05:35:23
稲垣足穂の「弥勒」
119吾輩は名無しである:2008/06/10(火) 20:07:34
武田泰淳 富士
120吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 04:49:10
あげ
121吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 05:59:45
オールディス 地球の長い午後
122吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 00:30:34
保全
123武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/29(月) 20:38:33
イプセンの『ロスメルスホルム』
ウヒョーというより慄然としたと言うべきかな
124吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 22:47:18
偉そうな口ぶりで…
そりゃ、ヒヒョーだろ
ああ間違った、魚っけ?
そりゃ、オヒョーだ

125吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 15:19:47
>>123
慄然はスレ違いです。
ウヒョーでお願いします。
126吾輩は名無しである:2009/02/27(金) 13:30:57
age
127吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 11:11:24
なんだよウヒョーってw
128吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 14:43:57
ちんこがウヒョーって事だよ。みなまで言わせるな。
129(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/04(金) 14:48:48
ウヒョーとなる文学ってダメじゃない?
凄い小説を読むと暗い気持ちになるよ。
130吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 15:37:36
このスレ、まだあったのかw
驚いたw
131吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 12:48:27
>>127

右翼評論かね?
132吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 00:35:32
ウヒョーで、なんか東海林さだおを連想した。
133吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 15:25:18
ジャン・パウルはウヒョーだよ
134吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 02:02:42
小松ウヒョー
135吾輩は名無しである:2010/02/14(日) 07:54:58
夢枕バクの「めくらまし」
136吾輩は名無しである:2010/08/06(金) 22:23:37
内田百閨u豹」
137吾輩は名無しである:2010/08/06(金) 23:05:04
ウヒョーって、元祖はおそ松君のイヤミじゃないの?
または、夕鶴の主人公かな。
138吾輩は名無しである:2010/08/07(土) 00:20:19
チェスタトンの『新ナポレオン奇譚』
139吾輩は名無しである
>>138
いいよねあれは
復刊されるみたいだしめでたい