西村賢太

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1吾輩は名無しである
私小説ならまかしとけ、
2吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 18:19:12
七尾出身・藤澤清造に光 「境遇重なった」 残念、西村さん芥川賞逃す
 第百三十四回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が十七日、
都内で開かれ、大正・昭和初期に活躍した七尾市出身の作家、
藤澤清造(ふじさわせいぞう)に光を当てた西村賢太さん(38)=
東京在住=の自伝的小説で、芥川賞候補作の「どうで死ぬ身の一踊り」は
惜しくも受賞を逃した。

 西村さんは「調査を手助けしてくれた七尾の方々に深く感謝したい」と語り
、今後も清造の全集出版に心血を注ぐ姿勢を示した。

 「どうで死ぬ身の一踊り」は、清造の菩提寺(ぼだいじ)である七尾市小島町、
浄土宗西光寺で一月二十九日の命日に営まれる「清造忌」の場面を軸に、
貧困と破滅的な清造の生涯を重ね合わせたような私生活が赤裸々に描かれる。

3吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 18:21:58
■西村賢太『けがれなき酒のへど』は傑作だ!!!!!!

 「2004年下半期同人雑誌優秀作」として「文学界」に転載されている
西村賢太『けがれなき酒のへど』は、文句なく今月一番の傑作だ。

 「同人雑誌推薦作」ということだろうか、活字も他のページよりも一段小さい
活字で印刷されているが、小説作品としてはひときわ大きく光り輝いている。
久々に小説を読んだという実感を味わった。この小説は徹底的にダメな男の、
惨憺たるミジメな話である。デリヘルやソープランドの女に入れあげたあげく、
女に100万円近い大金を騙し取られる話である。このダメさ、
このミジメさがたまらないと私は思う。ここまでダメさ、
ミジメさを執拗に書きうる能力はもう凡庸なものではない。

 西村賢太は、そのプロフィールを見ると、詳しくはわからないが、
中卒で古書店関係の仕事をしている人らしい。そして
「藤沢清造全集」(全五巻・別巻二、朝日書林)を個人編集していると言う。
4吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 18:25:51
ほとんど知られていなかった藤澤にほれ込んで光を当てた功績もだが、
その入れ込みぶりが尋常ではない。
藤澤の墓の隣りに自分の墓を造ったというではないか…

太宰治の墓の前で自殺した田中英光を髣髴とさせる。
文学的狂気という意味では
十二分に芥川賞をやってもいい意気であり域である。作品は… すまん未読。
5吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 18:27:54
>>1-3
乙。
6吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 18:28:58
ここは筒井の言う通り、やはり時代が違うのだ。
何もかも恵まれている現代になって後を継ごうと言うのはまるっきり愚にもつかない。
7吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 18:42:03
>6
西村の「後を継ぐ」の尊さは、意味が違う。あくまで文学的志であって
たまたま日常行動まで似たのは結果論だろ。
類は友呼ぶ・・ということもあるが
8吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 18:51:20
じゃあ藤澤に倣って単行本出すなよと言いたい。そこまで貧困を貫きたいんならさ。
それがこういう風にメディアで取り上げられて、おかしい何か間違ってる。それに今ごろになって文学的意志とか言い出されても萎えるだけ。
9吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 18:56:02
今頃になって・・・  ふーんそんなに昔から知られていた人だったか
西村賢太・・・七尾市民には
10吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:00:42
西村は芥川賞期待できる
11吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:02:01
取れると思うな。いずれは
12吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:02:11
しょうもない。
13吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:10:04
>>10
いやあ、無理じゃないかな。
意外にこの人、引き出しが少ないと思う。
今月号の新潮に載ったものも過去の作品の焼き直しという感じがしたし。
14吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:11:34
どこまで逝けるか、みもの
15吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:11:48
先般、陽水とのテレビ番組で老年特有の幼児退行現象が見受けられた山田詠美は
生理が終わり、オバアサンになったらナニを書くのだろう?
肉体労働の現場を他人に取材させた「バカ小説」がナンタラ賞を獲ったらしいが……。
そこへいくと西村ちゃんのテーマは長持ちするな。
16吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:13:21
なまじ脚光を浴びたばかりに
周囲の期待に応えて無頼の方に精を出し
意外に速く遺骸になっちまうかも…

墓は造ってあることだし
17吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:17:19
西村ちゃんは「無頼」か。
でも、カカァを取っ換え引っ換えして文豪を気取るどっかのバカより
西村ちゃんの方がいい。
18吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:18:49
源チャンか?
19吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:19:50
この時代に無頼かよWWWWWWWWWWW俺もだよWWWWWWWWWWw
20吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:26:18
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
W                                 、W
W  垣根の中に入ってみますた( ^ω^)ノ イヨウ 暑いだけだ…    W
W . W
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
21吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:36:19
\\   一  万  年  と  二  千  年  前  か  ら  む し っ て る   //
  \\  八 千 年 過 ぎ た 頃 か ら も っ と 緑 地 に な っ た     //
   \\       一 億 と 二 千 年 後 も む し っ て る        //
     \\ 君 を 知 っ た そ の 日 か ら 僕 の 地 獄 に 草 w は 絶 え な い//
      w       w      w       w       w      w       w
      ∩.     _ _∩.     _ _∩.     _ _∩.     _ _∩.     _ _∩.     _ _∩.
  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡
  ( w⊂彡.   ( w⊂彡.  ( w⊂彡. ( w⊂彡.   ( w⊂彡.  ( w⊂彡.   ( w⊂彡.
22吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:36:56
あー失敗した。縦のWが…乱れた>20
23吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 19:44:59
WWWWWWWWWW    皆さまご迷惑をおかけしました。     
W、       W      連れ帰って閉じ込めておきますので。                                
W、座 敷 牢  W  (-_- )-C< ゚д゚)Ξズルズル←>>21
W、       W
WWWWWWWWWW

24吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:06:26
>>15
>山田詠美

はもう上がってんじゃないの?
25吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:14:38
>>23
26吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:15:13
>>23
つ  WWWWWWWWWW    
、  W       、W
、  W 堅牢な座敷牢、W
、  W       、W
、  WWWWWWWWWW
27吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:22:32
け、堅牢・・・
28吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:25:55
つ  WWWWWWWWWW    
、  W、      、W
、  W、リサイクル牢、W
、  W、      、W
、  WWWWWWWWWW
29吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:30:20
>>24
>>>15
>>山田詠美
>
>はもう上がってんじゃないの?

いや、上がりかけてんだと思う。
30吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:30:23
(TT)AA板へ逝ってきます
31吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:48:46

よし、俺は、、
さあ、どこへ行こう。
32吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 20:58:31
>>31
つ ラノベ板
33吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 21:03:07
>>31
自分で道を探すしかかない  人生は          イッテミタカッタ!           
34吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 21:13:59
>>32は阿呆顔
35吾輩は名無しである:2006/11/17(金) 04:29:38
>>34は間抜け顔
36吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 14:25:27
今更ですが、『暗渠の宿』出ましたね。
37吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 00:37:54
地方新聞の記者に失恋したらしい。
38吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 19:41:43
>>36
即購入した。ひたすら大爆笑。読み方はこれであってるよな。
山田詠美は芥川賞の選評で、西村賢太の小説を
読んで笑えるけど、作者はそれを意識してないだろう(から推せない)
といってたが

プロフィールに、あえて「中卒」「正規の職歴無し」と書いちゃうあたり
やっぱり天然よりなのかね
39吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 00:31:16
西村の作品はすごく好きなんだけど、「暗渠の宿」や「腋臭風呂」なんかは
それまでの作品の焼き直しに思えてしまう。

やっぱり天然なのかね。
まあ、応援してるけどね。
40吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 00:11:11
面白いなあ。いい私小説作家だ。
ただ暴力描写は一部の人間にうけないだろう。やめないで欲しいけど。
野性時代にも書いてるのか。腋臭風呂読みます。
この人の作品追いかけたいんだけど掲載告知まとめてるようなサイトないよね。

少年時代のこと掘り起こして1作品、芥川賞候補以後のこと書いて1作品。
今までの全部の作品を元にフィクション交えて書いて1作品。その作品で三島賞。
その後枯れていく佐伯一麦のような生き方かな。
41吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 05:22:12
21世紀にもなって、いまさら”いい私小説作家”もないだろ
どっかから引っ張ってきたか知らない作家を有難がって
売れるわけも無い全集をつくろうとして
女殴って
作品は焼直し
略歴でいちいち低学歴のアピール



いいよね
42吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 16:24:07
野生時代「腋臭風呂」に
「百枚余のものを或る文芸誌が採ってくれることになり」って
書いてあるんだけど、もうどこかの雑誌に掲載されたのかな?
43吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 17:50:39
いいね、心底好き。
つげの無能の人とかぶってしまうが、好き(^^♪
44吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 22:07:27
いや、面白いよね。暴力シーンも言われるほど不快じゃない。
嫌だって言ってる人は、「そう言っとかなきゃまずいかも」
ってだけじゃないの?
45吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 23:39:01
>>44
はい?
46吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 13:34:34
+☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆幸せのレス☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆+++    これを見れた方は運がイイですw
絶対幸せになりたい!という方はこの文章を3つのスレに書き込んでください。

そうすると、7日後、貴方は好きな人に告白されるでしょう。

ただし、この文章をみたにもかかわらず書き込まなかった場合には貴方の身の回りでよくないこと事が起きてしまうことがあります。必ず起こるわけではないのですが、ご注意ください。
47吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 00:34:04
腋臭風呂読んだけど西村さんネタ切れ?
48吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 14:41:35
文學界掲載の「小銭をかぞえる」を読んだ。
噂には聞いていたが、読むのは初めて。
いや〜、笑った、笑った。
女のセリフだけが現代風なのな。それで男のセリフがほんとに昭和初期以前の
小説そのまま。
これって、作者も大笑いしながら書いていると思う。話もお約束通りだし。
川崎長太郎の新作を読んだ気がしたよ。
49吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 01:31:38
『根津權現前より−藤澤清造随筆集−』(西村賢太編)ってちゃんと発売されるんだろか……
50吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 02:39:01
西村賢太って「田中英光私研究」って本も出しているのな。
それも第七輯まであるようだ。
↓これ参照。
https://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Kihon_result

藤澤清造一本やりでないと知って、ちょっと複雑。
51吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 15:38:11
藤澤清造に拘ってるのって戦略かなあと思ったこともあるけど
ポーズであそこまで書けないわな
52吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 22:00:06
まさかの野間新受賞!
これもいずれネタになるのかな
53吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 22:35:39
>>52
ほう! 西村の場合は、受賞式のスピーチと賞金の使い道に興味が湧く。

賞金百万円。これで藤澤清造の第一巻がようやく出版できると安堵したの
だったが、受賞パーティーでいけすかない野郎から「これで本が出せます
ね」と肚の内を当てられてむかついた私は「へっ、こんな不浄の金で清造
さんの本を出すほど腐っちゃいねえやい」と啖呵を切ってしまい、世話になっ
た編集者に「精進落とし、精進落とし」と声をかけて、銀座のわけもわからぬ
飲み屋に繰り出して、その夜のうちに散在してしまったのであった。
「慊(あきたり)ねえ! まったくもって慊ねえ!」

↑こんなふうな新作が出ることを予感する。
54吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 23:22:37
新刊出たけど、どうなのかな
55吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 06:56:58
>>53
>「精進落とし、精進落とし」

これ言いそうだわー
56吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 01:29:18
暗渠の宿ってだいぶ前の作品かと思ってたら今更受賞か。
こりゃ生き残りそうだな。
57吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 02:48:01
なんか複雑だな。
受賞などせず、不摂生がたたって、2年後くらいに野垂れ死に。
そのときこそ、西村賢太全集を刊行するべく奔走しようと夢見ていたのだが。
58吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 22:55:48
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20071113bk06.htm

今日の夕刊に載ってた。

「読み物として面白い。単に昔からある私小説のフォーマットで楽して書いたものではない」(阿部和重選考委員)

西村さんは「100年前の物を読んでも個人の内面を書いたものは面白い。私小説しか読まないし、この手法にしか興味がない」。
59吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 01:27:03
>>58
乙。
しかし、ガタイいいんだなあ。病気で死にそうでもない。
田中英光タイプか。
60吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 10:37:59
芥川賞二度目の候補選出オメ
61吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 11:02:37
ネズミの短篇小説面白かった
62無學者 ◆BOOKm0Jv1k :2008/01/07(月) 19:07:56
>>60
候補に入りましたね。
さて、どうなるのでしょう。
私は川上だと思うのですが。
63吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 23:15:01
西村の本好きだから是非とって欲しい。
64吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 23:26:21
前回が駄目だったんだから今回も駄目だとおもう。
基本的に同じ話なんだから。
そこがいいんだけど。
65吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 10:58:24
吉村昭は芥川賞をとり損ねて妻の津村節子に八つ当たりした。
66吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 11:19:08
西村が芥川賞取ったからってノコノコくんじゃねーよアホ
   ↓             って一応書いとく。
67吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 01:23:28
取れなかったね。次回に期待。
68吾輩は名無しである:2008/01/19(土) 00:52:59
西村はいつか化けると思う。是非化けて欲しい。
69吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 02:55:46

70吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 15:12:32
3日付け夕刊フジに出て種。
71吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 19:06:43
え、どういう記事?
72吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 02:04:45
エンタメ系で書いてたんだね。
『二度は行けぬ町の地図』

73吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 13:02:17
いいよね。
74吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 10:02:52
エンタメ方面には行かない方がいいと思うんだけどね。
75吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 10:33:00
>>71
インタビュー  写真入り
76吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 01:22:18
町田康の二番煎じと言うか低級版だな…
成長を期待してまつ
77吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 14:59:13
町蔵とは違うよ。
78吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 00:46:30
車谷長吉の二番煎じ?
79吾輩は名無しである:2008/04/09(水) 14:03:41
なぜ二番煎じにしたがるの?
80吾輩は名無しである:2008/05/05(月) 12:04:45
おれも中卒だから読みたい。私小説って凄そう。
81吾輩は名無しである:2008/05/05(月) 12:05:40
文庫化はまだですか?
82吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 15:29:42
著者は、子どものころから推理小説を読むのが好きで、肉体労働や古本屋の仕事をしながら、好きな作家の私家版研究誌も出していた。
その遺族と酔ってトラブルを起こし、別の暴力事件で4度目の留置場、起訴もされた。そんな「人生おわり」と思ったとき、清造の言葉に救われた。
 直筆原稿や手紙類の収集にお金をつぎこみ、月命日には能登半島の菩提寺にお参りし、譲り受けた木の墓標を自室に飾る。清造の墓の隣に生前墓まで建てる徹底ぶりだ。
83吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 16:07:13
嘘とインチキで塗り固められた小説界にあって
西村のような苦労人がいるとホッとするな。
山田詠美だっけ? 分らないとはぬかしたのは。
そりゃアンタがババァだからだ。
84吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 16:35:55
文學界六月号の新作「焼却炉行き赤ん坊」読了。

相も変わらぬ西村節炸裂。話はみえみえなのに、読んでいて楽しい。
オートロックのマンションの八階に住んでいるくせに、貧乏私小説その
もの。川崎長太郎を読んでいるようなのが可笑しい。
藤澤清造(読んだことがない)もこんな感じなのかなと想像するのも
また楽しいんだよね。
85吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 18:27:21
でもやっぱり暴力はいかんだろ
86吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 18:31:17
話がミエミエなのに楽しく読めるのは文体がそれを保証するからだ。
西村の在り方とは、高橋源一郎ら威張ったゴミクズどもの主張に逆行するものであり、彼の成功が、高橋源一郎がテキトーなことばかり吹いてる嘘つき野郎であることを証明するのだ。

87吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 09:10:51
西村さん、あんた最高だよ。
88吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 20:20:27
高橋源一郎死ね
89吾輩は名無しである:2008/05/10(土) 18:59:46
>>84
>文學界六月号の新作「焼却炉行き赤ん坊」
読んだ。
とりあえず読み物としては掛け値無しに面白かったなぁ。大爆笑。
ただ、この人の作品は、意外性とか、文学的感興はなぜかないんだよな。
それは無い物ねだりなのだが、もう少し違ったタイプの作品も読みたい。
90吾輩は名無しである:2008/05/10(土) 21:13:08
面白そうだな。久しぶりに文学界こうてくるか。
91吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 21:17:15
これ読みなれてない人が読んだらラストどん引きだろw
92吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 18:37:26
まだ2作品しか読んでないけど、次も読みたいと思ってる。
ちょっとずつ話題が変わってたり、内面の書きようが変わってたりするのをリアルタイムで追えたら、
それで満足できそう。是非書き続けて欲しい。

ところで今月の文学界の作品でぬいぐるみ愛好する女性出てきたけど、
小説に書かれるぬいぐるみ愛好って今じゃ月並み?
ここで聞くのはお門違いかもしれないけど、現代文学に詳しい人がいたら
さわりだけでも教えてもらえないかしらん。
西村さんの小説が天然なのか計算なのか、
ここ数年大正や昭和の作品中心に読んでた私には区別つかないんだ…
93吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 01:21:42
西村賢太最高に面白い。他にこのような作家がいたら、お薦めを教えてください。
94吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 03:42:42
車谷だん吉
95吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 04:52:02
私小説嫌い
96吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 18:50:18
という思いこみで読まず嫌いしたらもったいない作家。
97吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 20:51:01
西村のは私小説じゃないでしょ。
毎回、読み手の期待を裏切ることのないキャラクター小説。
(けなして言っているのではない。)
この人は、芥川賞より、むしろ直木賞向きだと思う。
98吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 23:22:05
とよざきゆみがそんなこといってたなw
99吾輩は名無しである:2008/06/25(水) 03:42:02
山田詠美にはわからんやろ
そもそも女にはわからん
しょうもないことからの暴力がよい
私小説万歳! 以上。
おやすみなさい
100吾輩は名無しである:2008/06/26(木) 18:00:00
>>82
>肉体労働や古本屋の仕事をしながら

どこの古本屋だろう?

>好きな作家の私家版研究誌も出していた。
>その遺族と酔ってトラブルを起こし

このスレの上のほう見て知ったけど、田中英光のことだよね?
トラブル起したんだ。
101吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 02:18:18
直木賞寄りだけど是非芥川賞やって欲しい。
102吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 00:04:36
時が滲む朝の載ってる号に西村も載ってるのに。
103吾輩は名無しである:2008/08/08(金) 01:31:59
次の新刊はいつ頃でるのでしょうか。
104吾輩は名無しである:2008/08/08(金) 02:24:04
>>99
山田詠美もバァサンになったんだから、自身の身の振りをもっと真摯に考えた方がいいな。
いまの山田はただの老害だ。

http://jp.youtube.com/watch?v=7bcxx84poBE
105吾輩は名無しである:2008/08/14(木) 02:19:50
芥川賞取れるといいですね。
106吾輩は名無しである:2008/08/14(木) 02:30:19
芥川賞は取れなくていいよ。むしろこいつは直木賞向き。
西村の小説は、奥田英朗の「伊良部シリーズ」みたいなもんだろ。
(↑けなして言っているのではない。)
107吾輩は名無しである:2008/08/19(火) 16:51:33
西村いいな

これほど感情移入できる現代の作家おらんな
108( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/08/19(火) 18:46:07
この方はかなりの大正・昭和文学通では(笑)倉田啓明等普通は誰も知りませんよ(笑)
109吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 00:25:28
腋臭風呂は笑った
110吾輩は名無しである:2008/08/20(水) 11:41:19
同棲相手と別れる話が勝負作になると思うんだ。
引っ張ってるだけに。
111吾輩は名無しである:2008/09/02(火) 22:26:23
『小銭をかぞえる』 西村賢太
出るそうです。
112吾輩は名無しである:2008/09/02(火) 22:30:38
■内容紹介■
同棲相手との金をめぐる喧嘩が悲喜劇的な表題作と、女が偏愛するぬいぐるみが悲惨な結末を迎える「焼却炉行き赤ん坊」の2篇を収録



骨太な私小説作家として注目される新鋭によるこの最新小説集では、男女の間にある深い溝が、強烈な、ときに笑いすら誘う文体でこれでもかと描き出されます。
女にもてない「私」がようやくめぐりあい、相思相愛になった女。しかし同棲生活を送るうち、「私」の生来の暴言、暴力によって女との関係は一触即発の緊張を
はらんだものになっていきます。金をめぐる「私」と女との掛け合いが絶妙な芥川賞候補作「小銭をかぞえる」、女が溺愛する犬の縫いぐるみが、
「私」とのふとしたいさかいから悲惨な結末をむかえる「焼却炉行き赤ん坊」の2篇を収録。(NK)

113吾輩は名無しである:2008/09/02(火) 23:34:35
平野啓一郎なんかより西村のほうがよっぽどいいぞ。
114吾輩は名無しである:2008/09/03(水) 03:35:28

『小銭をかぞえる』 西村賢太
ttp://www.bunshun.co.jp/book_db/3/27/43/9784163274300.shtml
発売予定日 2008年09月26日
115吾輩は名無しである:2008/09/04(木) 01:03:19
まあ焼却炉行き赤ん坊だけでも値段分の価値はある。
116吾輩は名無しである:2008/09/04(木) 02:24:47
>>113
その通り。
平野が勝っているのは学歴だけです。
117吾輩は名無しである:2008/09/13(土) 13:40:54
>>114
両方とも雑誌で持ってるからなあ。もう一作くらい入ればいいのに
118吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 18:00:38
>>110
子供の頃のこと書いても面白いと思う。
119吾輩は名無しである:2008/09/27(土) 18:58:03
新作買ってきた
あとがきが少ないのが残念だな
まあ小説が面白ければそれでいいが
120吾輩は名無しである:2008/09/28(日) 01:36:18
小銭をかぞえる bk1から届いた
さっそく読みます
121吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 22:55:57
『小銭をかぞえる』を読み終えた。
面白かったけどもう飽きた。
今度は他のものを読みたい。
122吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 17:20:46
西村の文才は努力によって手に入れた文才。
恐らく読書量は相当のものだろう。
そして文藝賞みたいなボンクラからは絶対に出てこないタイプの作家である。
今後も同じ話でよいから書き続けてくれ!女子供は読むんじゃねぇ!
123吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 21:22:10
一人称に「ぼく」を使うのはやめてくれ
124吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 17:13:15
群像の今月号に短編が載ってるね。
いい意味で相変わらずな内容。
しばらくは主人公の性格より相方の女の過去に重点置いて、
作品のバリエーション増やしていくつもりなのかなー。
125吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 16:50:46
文庫化されないのは売れてないからだろうか
126吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 12:51:51
話題になるか芥川賞取るかしないと文庫化のハードルは高い。
127吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 14:23:07
何かで捕まるのが一番手っ取り早く話題になる
128吾輩は名無しである:2008/11/09(日) 17:16:14
廃疾かかえて短い。もっとこの先が読みたい
129吾輩は名無しである:2008/11/13(木) 18:20:43
西村!「廃疾かかえて」良かったぞ!俺は本当に応援してるからな!
130吾輩は名無しである:2008/11/27(木) 13:30:58
西村の小説は最高に面白いな。
ユーモアがあるとかなんとかいって書店に並ぶ本の大体は全く笑えないが、
西村の小説は読めば大体5ページに一回は笑える。
今年だけで3回くらいは読み返してるわ、「汚れなき酒の反吐」。
俺も応援してるぜ。
131吾輩は名無しである:2008/11/28(金) 00:27:35
今んところ、「焼却炉行き赤ん坊」が最高傑作だな
132吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 13:15:15
初めての文庫化おめでとうございます。
133吾輩は名無しである:2008/12/11(木) 09:30:14
根が正直に出来ている私。
134吾輩は名無しである:2008/12/11(木) 18:11:17
『けがれなき酒のへど』が一番好きです。
笑えて泣けて切なくなる傑作だと思います。
135吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 22:17:08
西村賢太
136吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 09:43:10
代表作と呼べるようなものがまだないよね。
http://ameblo.jp/akitabaku/entry-10176306267.html
いまは長編の時代なんだから、500枚くらいの書いてほしいな。
137吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 16:33:53
『落ちぶれて袖に涙のかかる時 西村賢太随筆集』
138吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 22:41:27
>>137
いつ出るんだろ楽しみだな。

「どうで〜」は講談社文庫から出るんだな
なんでだ
139吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 01:55:05
>>138
親本が講談社から出たからだろ
140吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 08:35:26
141吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 11:20:33
文庫版の表紙より
断然昔の奴のほうが良いな。
まぁ中身がよければ全てよし。
142吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 16:31:44
単行本の装丁は手に取った時度肝抜かれたぜ。
143吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 17:00:43
文庫本サイズになると手書き文字の迫力が弱くなるから
変えたんじゃないかな
ま、どっちが好きかと言われれば断然前の方だけど
144吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 01:02:33
文庫の装丁もなかなかいいじゃないか
145吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 01:07:36
ここ本人がいりびたり?
146吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 23:55:18
この人、唐突に、耳慣れないような古臭い言葉つかうよな。
同時代の作家、しかも中卒のオッサンの書くものを読んでて
辞書を引かなきゃならんとは思わなかった。
147吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 07:31:16
学歴は関係ない
148吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 09:36:15
>>146
ペダンチックを気取っているわけではないだろう。
そのほとんどは語感で選択されているはずだ。つまり文章のリズムだ。
西村は音楽を聴くようにして小説を捉えているのかもしれない。
「高学歴」の教養あるスノッブで審査員な連中にはその辺りが見えないのかもね。
149吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 09:39:13
島田雅彦に高橋源一郎に、、
年内に死んでほしい作家のリスト作成中、
まで読んだ。
150吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 22:41:57
「どうで死ぬ身の〜」を読んでて、同棲している女が
便座を上げてなかったってだけでブチ切れてるのを読んで、ただの
我儘なオッサンぶりにちょっとウンザリしたな。
151吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 23:15:12
便座を上げるんじゃなくてカバーを下げるんだな。
これなら溜飲が下がるだろ。
よくいっておくから。
152吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 12:59:11
彼女のパンツを ツンコに巻き付けてオナは してみたい。。。
一回。
153吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 11:00:28
>>148
基本的に同意。まあ、いわゆる異化効果だな。
実際にあのような物言いで会話をしてるわけではあるまい。
それがなんともいえぬおかしみを醸し出している。
ただ、「音楽を聴くように・・・」というのはそうかなあ、とは思うが。
154吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 02:49:44
素直に買う、と書けばいいのに、購う、購めるなんて書いたりするはキザだな。
こういう無意味な気取りは中卒ゆえのコンプレックスから来るんだろうな
155吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 15:46:38
>>154
いや、それはわざとやってるんだよ。
現代でそういう言葉遣いをすることでバカバカしさが醸し出されるだろ?
156吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 14:39:47
『どうで死ぬ身の一踊り』と『暗渠の宿』を読了。

それで、読んだ順番としては、
「小銭をかぞえる」→「焼却炉行き赤ん坊」→「墓前生活」→
「どうで死ぬ身の一踊り」→「一夜」→「けがれなき酒のへど」
→「暗渠の宿」
ということになった。

「けがれなき酒のへど」がいわゆるデビュー作だが、よくこれで
転載になったなあというのが正直な感想。
「暗渠の宿」は「小銭をかぞえる」とならぶ傑作。
やはり上手くなっている。
157吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 17:06:12
>>155
>現代でそういう言葉遣いをすることでバカバカしさが醸し出されるだろ?

まったくもっておっしゃる通り。
平野系一浪が新潮の政治力で登場したとき、
本を手にしたすべてから失笑を買ったのを忘れたか。
その気になってるのは売り出したい側だけでね。
西村はそれと正反対を狙っているのでしょう。
この作家の笑いの企みが俺と似ているようで、妙に親しみを感じるゼ。
読んだことないけど。
158吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 14:30:14
>>157
なるほど、裏平野啓一郎か。
まあ、町田康という前例があるけど、西村賢太はかなりの芸をもう確立してるよね。
159吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 15:16:51
わざと古臭い言葉を使うのとか車谷長吉ににてる


第134回芥川賞候補作品。
話題沸騰・衝撃の文学!
久世光彦氏評(「週刊新潮」05年9月22日号)
西村賢太という人の「どうで死ぬ身の一踊り」という小説を読んだ。
凄い小説だった。私の体の揺れが止まらないのは、この小説の後遺症もあるのかもしれない。……
160吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 21:35:22
金のことを黄白って書くのも変。わかりづらいだけで別に面白くもない。
161吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 16:07:35
落ちぶれて袖に涙のかかる時
西村賢太随筆集
出版 : 角川書店
発行年月 : 2009.3

http://www.bk1.jp/product/03074060
162吾輩は名無しである:2009/02/28(土) 02:31:46
古い言葉を使うのは藤澤清造へのリスペクトでしょ。

好きな作家の言葉を使いたいってわりと素朴な欲望だよ。
吉行淳之介が好きで「身區」(躯の正字体)を使ったり。

ところで『二度はゆけぬ町の地図』を読んだ。
名字の「北町」に笑ってしまった。
「西村」→「北町」ってテキトーすぎて、いいわ。
163吾輩は名無しである:2009/03/09(月) 02:36:38
群像4月号
瘡瘢旅行西村賢太
稀少雑誌を手に入れ、女との関係を修復する旅路の果て
164吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 06:21:04
男泣きさせる作家だぜ…

165東海地方の一古書ファン:2009/03/17(火) 08:07:55
車谷長吉氏がすっかり道学先生じみてしまってから、現役作家で読みたいのは、西村
賢太氏のだけになってしまいました。
さて、「群像」に載った最新作を読んで、「あっ、あの店か!」と、驚いてしまいました。
場所は、岐阜市の長良橋付近にあります。かつてはほかにも古書店が2軒ありました。
数年前、廃線になるまでは、あのあたりは市電の終点になっておりまして、駅と車庫が
ありました。
それから鵜匠の宅が並んでいる地域もありまして、夏には独特の生臭さがただよいます。
その時期、まっぴるまに散策してみれば、夜の興行に備えて昼寝している鵜たちを見ること
ができます。皆がみんな、安らかに眠っているわけではなくて、悪夢にうなされているような
鳴き声をあげるのもいます。こうゆうところが、なにやら人間社会とたいへんよく似ています。
166吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 17:59:05
西村の作品について語るときに車谷がよく引き合いに出されるけど、
本質的に作品の性質が異なると思う。

西村の作品は、名調子の文体で、いつも読者の期待を裏切らない。
いってみれば、遊園地のアトラクションみたいなもの。
乗っていれば、いつも楽しませてくれる。
対して車谷の作品は、私的なことを題材に取り入れつつも、
読者を有無を言わせぬ虚構空間に引きずり込もうとする。
こちらはロッククライミングみたいなものか。
目指しているものが根本で違うのだ。
どちらが偉い、とかいうのはないと思うけど、
作家としての実力は車谷の方がやはり数段うわてのように思われる。
167吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 00:26:41
西村文学はいつも同じ話の繰り返し。内容も文体も。
藤沢好きの男が生意気を言う女にDV→和解。
今の時代ここまで女を虐げる作品も少ないから読んでるが、正直飽きるわね。

虐げられる女の視点で書くと面白いと思うし、西村文学に足りない「女の感覚」にも気付くだろう。
168吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 00:28:22
それから「あきたりない」の感じとか古めかしい言い方(おそらく藤沢文学の影響)も変化が欲しい。
169吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 20:30:59
製造の本を無茶苦茶にする男(泥棒とか)と格闘する小説が読みたい
女がちょっと触るだけで怒る主人公だからどれほど激怒することか・・
170吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 21:43:31
やっぱ最後は火事だよ。「眩暈」風に。
171吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 15:40:17
「小銭をかぞえる」読了。

笑いました。
172吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 21:31:27
西村サイコー♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ
Amazonから取り寄せ一気に読んだぜ「小銭」。
「焼却炉」はマジ(*´д`)エガッタエガッタ…この世界観たまらんすね。
こっちの方が芥川賞候補にふさわしいんじゃないか?
次作も楽しみ!

173吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 23:18:59
顔文字交じりのレスに激萎え
174吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 14:21:09
芥川賞は遠いなあ。おもしれえ作家なのに
175吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 14:51:51
>>172
どこがサイコーなのか詳しく聞きたいもんだな。
今の時代になぜああいう私小説もどきを書く必要があるのか?
176吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 15:40:27
この人の小説の主人公には自意識がないように感じる
坪内は文庫解説でそれは西村が中卒であることによって免罪されると書いてるがそんなもんかしらね?
まあ通俗小説だよね
嫌われ松子の次に映画化するのにいいんじゃない?って程度の
面白いけどさ。
177吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 23:03:04
学歴が○○だから▲▲のレベルでいい・・・ってのはどうかと思うね
178吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 18:45:18
>>161
の本ってどうなったの? 発売された気配が見えないんだが
179ミスター・サティスファクションの太郎:2009/05/13(水) 09:18:41
>>175
>今の時代に

今の時代だから、の間違いじゃネェのか?
180吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 10:23:15
あれだけ暴力ふるっても女が逃げないのは才能。
181吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 10:44:36
いうことを聞かない女なら、その頬を一つ、二つ、平手で殴り飛ばさんとダメなんだ。
そうすることで女はメロメロよ。
182吾輩は名無しである:2009/05/25(月) 16:16:42
で、随筆集はいつ出るんだ
183吾輩は名無しである:2009/05/25(月) 20:04:27
人間のエゴ
よろしいかと
184吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 18:06:28
いーや、純文学です。 
185吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 07:51:21
>>180
同棲している相手が、パート先の同僚と駆け落ちしてしまった。その顛末を近々書くと、
西村氏は作中で何度も予告しています。
だけども、なかなか発表されません。きっと勝負ネタなので、出し惜しみしているので
ありましょう。
問題作は、近松秋江の「別れた妻に−−」、「疑惑」等のように、逃げられた相手を探し
つつも、買春に精を出す。こういった内容のような気がします。
186吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 02:27:17
いまも同棲してるんかな?
187吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 02:56:07
                 ,. -‐-、
                /:’::;.;:i
           , ′.’:::;::;:!
.          |:・:.:::::・::/
             ヽ・:,‥/
.         _「/.'/ヾ´
.            /.'/ く
           / /   `
.          / .′
         /, ′


このスレにもおたまじゃくしが降ったか・・・
188吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 17:52:06
zakzakに写真が出てるな

http://www.zakzak.co.jp/gei/200810/g2008102824_all.html

大月隆寛似か?

189吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 18:45:48
何か顔が歪んでるな…
190吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 18:53:16
「でも、今の神保町は従来のアカデミズムとオタク的サブカルチャーが
うまくミックスしていて、昔の人にはできなかった発想を生み出す場所になっていると思う」

ふつうに喋れるんだな w
191吾輩は名無しである:2009/07/29(水) 18:02:45
192吾輩は名無しである:2009/08/05(水) 10:20:49
どうで死ぬ身の一踊りから小銭を数えるまで一通り読んだ。
形だけ取り繕ったキレイキレイな作品が世に蔓延る中、ここまで徹底した浅ましさは却って清々しさを感じさせてくれる。

気になったのが、「根が〜」って表現の多さ。
しかし、一つの作品に必ず一回は出てくる勢いで、いつしか定番のフレーズとして楽しめるようになった。
193吾輩は名無しである:2009/08/12(水) 12:15:06
随筆集はどうなったんじゃい!
194吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 23:14:11
この人が書いてた同人誌の名前知ってる人いる?
195吾輩は名無しである:2009/08/25(火) 07:49:17
単行本版「どうで死ぬ身の  」の初出一覧に載っているこれですか。

「墓前生活」 煉瓦(煉の字は旧字表記。) 二十八号 平成十五年七月
196194:2009/08/25(火) 22:17:37
>>195
ありがとう。
そんな超初歩的なところに明記されてたとはw
いやすまん。心の底から恥ずかしい…
197えもん:2009/08/28(金) 23:27:42
単行本『瘡瘢旅行』のあとがき読んだが、
想像以上の暴れっぷりだな。
群像からは二年半、出禁くらってたのか(苦笑)。
一度、間近で見てみたいな。
198吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 12:45:55
>西村賢太氏より新刊をいただく。うち一作は某文藝誌に載せる約束だったが
>こじれて『群像』に拾われたといい、その『群像』からも二年半干されていたとあり、調べ
>たら確かに「どうで死ぬ身の一踊り」以後二年半『群像』には書いていない。

ワロタ
199吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 23:15:00
キーワード→ 慊い、買淫、どうで、はな、水呑み、購める、藤澤清造、稲垣潤一、腋臭。

近松秋江、川崎長太郎、葛西善蔵、嘉村礒多など破滅型私小説作家の要素が多々
つまっているが、もっとも近いのは岩野泡鳴「五部作」のような気がする。

車谷長吉のよりも軽い(浅い)が、車谷長吉よりも面白い(くだらない)。
200吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 10:14:06
随筆集はマジでどうなった?
滅茶苦茶期待してたのに!
群像編集部(講談社)頼みますよ(^^)
201吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 19:02:37
いかつい近松秋江ってかんじだ
202吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 00:40:50
>>123
自分もそれは気になった。
しかもひらがなだもんなw
203吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 16:19:31
>>202
そこがおもしろいんじゃん。
女に対して乱暴狼藉する人間が「ぼく」と自称して言い訳する。
可愛らしい自己認識と行動の凄まじい乖離。
204吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 18:03:54
>車谷長吉のよりも軽い(浅い)が、車谷長吉よりも面白い(くだらない)。
ツルッ禿げドウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!
205吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 19:01:36
私小説なら、庄野潤三には勝てない
206吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 21:16:51
今若いやつで(若いのかw?)ここまで書けるやつは他にいないだろう
賢太いいよ賢太
207吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 21:34:10
仕事が無かろうが金が無かろうが国が生活保護してくれる
このご時世に無頼気取りなんて
時代錯誤も甚だしいな
高校に進学しなかったのもなんかのポーズ?
こういうのも一種の平和ボケなんだろうか・・・
208吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 22:30:12
それ、高校の同級生がパンクロックに夢中になってるときに
同じこと助言したらさーっと引かれた
209吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 23:40:49
大した人生経験も無いくせに
老生振っちゃって
こんなクソガキの作文なんか読む気もせん
210吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 01:15:16
それ、世俗の文章全般読むのに向いてないよ……
211吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 23:40:29

ひょっとして西村本人?
212吾輩は名無しである:2009/10/03(土) 10:00:59
あれパソコンで書いてるの?
手書きだと思ってた
213吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 11:20:33
装丁にひかれて瘡瘢旅行を読んでみたがなかなか気に入った
ほかのも読んでみるつもりだけど
どうで〜から順番にいった方がいいのかな
214てっちゃん:2009/10/07(水) 16:36:23
出版と書いた順番は違うんじゃないの?
215吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 11:46:38
>>209
>大した人生経験も無いくせに
>老生振っちゃって
>こんなクソガキの作文なんか読む気もせん

「あとはやっぱり、過去と現在との因果関係の牢獄にはまりこんでしまわないことです。
未来の方から現在を考えて、何をすべきかを考えるべきではないでしょうか。
何歳であっても、残りの人生をよくすることを一番に考えるべきです。」
                    平野啓一郎
216吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 18:59:34
ガキが歌う演歌を聴いて心を打たれますか?
217吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 01:45:08
誰が唄おうと演歌はくだらん
218吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 09:40:42
>>215

恥ずかしい文章だ
219吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 23:40:10
味が無いって事
220吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 00:54:39
まずい大人の演歌よりは子供が歌ってるほうがめずらしいぶん良くないか?
221吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 07:57:34
???・・・・・・
みなさんは、テレビなんか見るのですか。
NHKの「みんなのうた」のことを話題にしているのですか。
222吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 23:28:18
アホが書いた文章はアホしか読まないって事が
よくわかりました
さようなら
もうここは覗かない
本当の本読みとはいえないバカばっかだ、ここ。。。
223吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 23:52:46
アホなので、「本読み」や「うたうたい」はどうも使う気にならない。
224吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 10:46:45
>>222さんは「本当の本読み」なんだね!
225吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 23:01:26
YES!私こそが本当の本読みなんです
愛読書は西村京太郎です
226吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 17:45:32
賢太は相当のクンニリストとみた。
作品中に出てくる彼女もきっと舐めて舐めて舐めたおして落としたのだろうな。
彼女に操をたてて風俗に行かない(最新刊では堂々と行っているが)ところや、
田舎者を小馬鹿にする際の描写などが結構好きだ。
面白いと思うんだけど、好き嫌いがはっきりわかれるのだろうか?
227吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 00:25:56
第35回(2009年)青山七恵「かけら」
最終候補作
岡田利規 「楽観的な方のケース」
川上弘美 「terra」
リービ英雄 「我是」
西村賢太 「廃疾かかえて」
遠藤徹 「麝香猫」
228吾輩は名無しである:2009/10/28(水) 21:09:10
文の通りの暴力をふるっていたとは
とても思えないし

本当なら世間に顔など出せない
モデル問題も発生する

現に車谷は書かなくなった
229吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 08:20:56
「群像」の編集部さん、将来筆の立つどなたかが回想録を書くのでしょうが、西村氏との
間に何があったかを詳しく記しておかなくてはならなくなりましたね。
それから、ぜひ「落ちぶれて袖に涙のかかる時」を出していただけませんでしょうか。

>>228
車谷氏の場合は、書かなくなったのではなくて、書けなくなったのでは。
確か裁判上の和解で譲歩して、この手のものはもう書かないと公言したのでは。
もっとも私小説のネタはそろそろ底を尽きかけていたのかも知れませんが。
230吾輩は名無しである:2009/11/10(火) 10:38:47

所詮、根が軽薄に出来ている私は。
231脱税王 茂木健一郎:2009/11/10(火) 12:20:16
僕も無頼派です。
232吾輩は名無しである:2009/11/10(火) 17:23:59
>>230
あるあるwwwwww
233吾輩は名無しである:2009/12/03(木) 22:45:47
所詮、根が軽薄に「出来てる」私は…

おなじみのフレーズがいくつもあるところといい、
コントもいけると思う。
234吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 23:38:30
新作が読みたいィィィィ!
235吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 23:01:20
随筆集どうなった
編集とケンカしたのか?
236吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 11:45:56
新潮文庫 『暗渠の宿』 西村賢太 \380 1/28
237吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 21:28:26

残飯食い作家。
238吾輩は名無しである:2009/12/22(火) 10:54:40
講談社 『随筆集 私小説書きの弁』 西村賢太 12/- \1,890

おおついに。
239吾輩は名無しである:2009/12/22(火) 23:53:48
おおっ。角川からこっちに鞍替えしたのか。
AMAZONではまだ登録がないようだけど。
今度こそちゃんと発売してくれ〜。
240吾輩は名無しである:2009/12/24(木) 10:02:06
角川と何があったんだ
241吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 02:41:03
久しぶりに「けがれなき〜」を読み直したけど
面白さ神がかってるね。
242吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 17:35:33
角川野性時代に新作が。
243吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 09:24:37
角川と揉めて随筆集の販売元がかわったんじゃないのかw
244吾輩は名無しである:2010/01/22(金) 23:53:07
『どうで死ぬ身の一踊り』文庫購入。どんなもんかいな。
245吾輩は名無しである:2010/01/25(月) 06:01:09
そういや、随筆集どうなったんだ?
そろそろ出ててもおかしくないが
246吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 00:31:42
『暗渠の宿』文庫購入。まずは『どうで…』を先に読んでいる。
中卒でもここまで書ける。やはり読書の力は大きい。
247吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 00:44:31
随筆集、いつの間にか出ていたね。
後半の雑文、小説ばりに笑える。
248吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 19:41:51
文庫版出ないかなぁ・・・
249吾輩は名無しである:2010/02/03(水) 02:01:43
2週間前新宿紀伊国屋書店で西村賢太らしき男とすれちがった。
250吾輩は名無しである:2010/02/04(木) 15:00:16
新潮文庫の著者顔写真いいね。悪い顔をしている
251吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 02:25:01
首にしこりがあったな。
252吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 20:57:17
藤澤清造全集はなぜいつまで経っても出ないんだ?
253吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 16:23:44
最近この作家を読み始めたが、私小説家としては大正期の岩野泡鳴や近松秋江
と遜色のない出来だ。徳田秋声レベルにいくにはもう一段のステップアップ
が必要だろう。最近の芥川賞受賞作より明らかに上ではあるが。
254吾輩は名無しである:2010/02/06(土) 16:39:44
いまさらわかったか。
255吾輩は名無しである:2010/02/09(火) 23:20:15
田中英光の名前も出すようになったのね
256吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 22:12:14
最近、今東光の小説を読んでみたら、
いかつい主役が「ぼく、〜だからなあ」みたいなノリで
切れる部分がいくつかあって、西村の文章の元は
ここにあったのかと思いました。
257吾輩は名無しである:2010/02/12(金) 01:11:18
必ずルーツがあるよな。
新しいことなんて何もない。
現代風に改める必要もない。
なぜなら「現代は嘘」だからだ。
過ぎ去った過去だけが真実だ。
常に新しくあらねばならないとする態度を本格的な文学用語で
「全共闘病」っていうんだよ。
なし得たことなど何ひとつない癖に。
258吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 09:16:16
>>256
なんて作品ですか?
259吾輩は名無しである:2010/02/15(月) 16:01:16
いま「けがれなき…」読んでいるが、面白いねえ。
内容が引きつけるし文章がうまい。
小説書くのに学歴いらないって当たり前のことなのに
そういう作家今までいなかったのでは?
260吾輩は名無しである:2010/02/16(火) 18:53:34
この人どこまで計算でやってるのか気になる
全部計算だよなって前提が崩れるほど強烈な天然臭感じる文章にぶつかることあるし
261吾輩は名無しである:2010/02/17(水) 02:14:25
ものすごいインテリ臭さも感じる。
どこで勉強したのだろう。半端じゃない努力のはずだ。
262吾輩は名無しである:2010/02/17(水) 05:12:31
ギャグ小説としては一流だけど確かにギャグでやってるのがマジなのか
一瞬迷うような箇所はある
263吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 20:00:44
突然、ハリポタがでてくるところで超ワロタ。あ、現代の話だったか…では
済まないギャップが。ひー苦しい。
264吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 22:53:42
西村が文学にはまっていった過程を話に書いてほしいね。
265吾輩は名無しである:2010/02/21(日) 02:12:28
>>259
>小説書くのに学歴いらないって当たり前のことなのに
>そういう作家今までいなかったのでは?

葛西善蔵とか、川崎長太郎とか、永井龍男とか、室生犀星とか、松本清張とか、
いくらでもいますよ。
266吾輩は名無しである:2010/02/21(日) 02:24:14
>>259
逆に、京大のコスプレ卒業式みたいな
「僕たち高学歴だけどこんな馬鹿なこともするんですよ」アピールは
どうしようもなく嫌いだ
267吾輩は名無しである:2010/02/21(日) 02:39:41
次の芥川賞を取らせたいな。
268吾輩は名無しである:2010/02/22(月) 11:49:58
>>265
現代で中卒の作家ってちょっといないのでは。
また、中卒なのに文章が相当知的だ。
どうやって修行したのだろう。
269吾輩は名無しである:2010/02/22(月) 23:52:42
>>268
花村萬一は中卒じゃなかったかな?
これだけ識字率が上昇しているんだから
才能とやる気があればどうかなるさ。
カポーティやジュネだってろくな学歴はないわけだし。
しょせん小説だよ。
270吾輩は名無しである:2010/02/23(火) 01:10:11
おっ、西村がイイこと言った。
だいたい東大・京大でてまで何が悲しくて小説書かにゃならんのだ。
                 ┌─┐
                 |ウ│
                 |ン .|
                 │コ.│
                 │団│
                 │だ .|
                 │よ .|        人
      ウンコー      ウンコー.│ !!.│      (__)
        .●      ● └─┤ ●   (__)  ウンコー
   ヽ( ・∀・)ノ ヽ( ・∀・)ノ  ( ・∀・)ノ    (,,・∀・)
    | ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□. ( O┬O
〜 〜  ̄◎ ̄  . ̄◎ ̄   ̄◎ ̄   ◎-ヽJ┴◎ キコキコ
http://www.youtube.com/watch?v=7iWAD2EXExY
271吾輩は名無しである:2010/02/23(火) 08:55:57
つ金腹ひとみ
272吾輩は名無しである:2010/02/25(木) 01:56:03
今「けがれなきへど」読んだけど、文章に独特のリズムがあるねえ

私小説系って車谷みたいにネタ切れ早そうだけど頑張ってくれや
273吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 01:59:57
川崎長太郎は旧制小田原中学にいっているくらいだから、
当時としては、十分高学歴だと思う。
274吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 23:44:19
中卒は怪しいと見た。
経歴にわざわざ書くのもヘンだ。

中卒後の徒弟生活の中で読書し書き学んだにしては
(性格も悪く暴力癖まであり)
あまりに知的過ぎる。しかもユーモアまでまぶす。

じぇったい臭い。
長い目で見つつ読みつつ
何かがわかるのを待つとしよう。
275吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 23:53:54
頭悪いから中卒というわけではないし、
今のご時世いくらでもまわりに文章はあるからな。
276吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 01:55:54
自分の高校時代、大学時代の授業や講義を思い出しても
そこで何かとんでもないものを学んだ実感なんてないからなぁ
精々、僅かな知識がついただけで、これで小説が書けるかって言ったら絶対に無理

資質のある人が意欲的に読書し、特定の環境に身をおく事が重要であって、
学歴はあんま関係ないんじゃないだろうか、ああいう作風の小説だと
277吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 02:11:17
一番大事なのは才能だけどね。
作家は特にそうだ。
278吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 02:56:16
作家に対して「それが文学史上のどこらへんに位置するか」みたいなのに興味がないところをみると
大学とかは行ってないんじゃないかと思う。そういうとこにいっちゃうと妙にそこらへんがきになったりするからな
現に、解説の坪内(早稲田卒)は解説という体にしろ、いろいろとそういう補足をしてる
279吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 04:04:04
>>278
>どこらへん、そういうとこ、そこらへん、そういう補足

ひどい文章だな。中卒なの?
280吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 12:34:31
>>279
というか278は内容が中学生。
281278:2010/03/04(木) 14:42:26
すまんね。寝不足でダラダラ書いてしまった。
282吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 23:52:26
まあ気にするな。いわんとしてることはわかる。

実際、純文学に興味を持ったことはないが、
私小説に特化してのめりこんだなんて話を聞くと、
文学史がどうしたなんていう妙な知識から、
自由である証しという感じがするよ。
283吾輩は名無しである:2010/03/05(金) 01:40:10
慊い
284吾輩は名無しである:2010/03/05(金) 01:42:12
>>283
そうそう
これ何て読むのよ
285吾輩は名無しである:2010/03/05(金) 01:53:24
そういや、田中英光の研究読んだことある人いる?
286吾輩は名無しである:2010/03/05(金) 04:30:02
「慊い」が読めないやつは西村読んでないな。
出てくるたびにルビ振ってるだろ
287吾輩は名無しである:2010/03/05(金) 12:25:33
結句
288吾輩は名無しである:2010/03/06(土) 09:33:40
あきたりない。
289吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 01:32:17
中卒という学歴詐称か
290吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 02:14:07
私は38歳ですけど、友人に中卒いますよ。
291吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 08:34:50
おれは、この人と同じ歳だけど高校行かなかった奴、どのクラスも、ひとクラスに2.3人はいたよ。
ヤンキーだけどね、
292吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 11:45:36
そりゃいるだろうが、こういう知的でユーモラスでリズム感ある文章書けるやついるか?
293吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 17:14:47
一流大卒でもこういう文章かける人はそういないだろ
294吾輩は名無しである:2010/03/09(火) 00:38:37
いい女に逃げられやがって
295吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 10:19:04
作家に学歴はあんまり関係無いだろ。

いい会社に入っている奴で、学歴は関係無いとかいう奴は腹立つが。
ま、そういうとこで働いてる奴は周りもそういう人ばかりだから、そんな事は気にしないんだろうけど。
296吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 11:18:36
女に逃げられた話を早く書いて欲しい
297吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 23:49:04
私生活さらけ出して
親戚中から総スカン食い
「非情の作家」になってちょうだい

そして最後は

文壇の親玉
298吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 22:56:35
今まで自分を足蹴にした奴ら
借金を申し込んだらすげなく断った奴らに
思う存分復讐してやる
逆恨みだけど
299吾輩は名無しである:2010/03/13(土) 21:47:25
荷風.谷崎はSEX好きの女嫌いだと、吉行淳之介の評伝で
読んだが、賢太もそうなのか?
300吾輩は名無しである:2010/03/13(土) 22:20:12
女の体は好きだが、内面は嫌い。
俺もそうだな。
301吾輩は名無しである:2010/03/14(日) 13:35:44
荷風.谷崎にとって女好きなのは猫を愛でるのと一緒
堅太は、自分の性欲のため
302吾輩は名無しである:2010/03/14(日) 16:32:22
普通の男はみんなそうです。
女とセックス以外で遊んでも面白くない。
303吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 07:38:26
講談社文庫のどうで死ぬ身の一踊りが品切れですね
304吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 14:07:43
どうで
はな
あきたりない

こういう今は見られない表現は藤澤という作家の影響なのかな
305吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 14:46:48
>>303
ジュンクとかでも新品でけっこう簡単に手に入るよ
尼ははやすぎ
306吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 17:35:51
講談社のホームページでは在庫ありだね。
307吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 20:28:52
野生時代4月号
西村賢太|昼寝る
308吾輩は名無しである:2010/03/17(水) 20:44:00
タイトル傑作だわ
309吾輩は名無しである:2010/03/18(木) 02:02:40
>>307
情報トンクス
310吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 18:01:52
中上健二を標榜してるのか
311吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 21:58:01
俺は、ソープによく行くが、荷風の墨東や、襖の裏張りのような
風俗小説を賢太に書いてほしい。村上春樹や吉田修一なんかはソープに
行った事はないんだろうか。
312吾輩は名無しである:2010/03/21(日) 03:03:00
吉田修一はゲイだろ
313吾輩は名無しである:2010/03/21(日) 03:04:05
ヘルス描写は結構あるけどな>吉田修一
314吾輩は名無しである:2010/03/23(火) 02:22:41
賢太読みたさに野性時代という雑誌、初めて買った。
315吾輩は名無しである:2010/03/23(火) 02:24:01
いま売ってる号だったっけ?
図書館になかったから、俺も買ってこよう。
316吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 21:24:26
商業誌デビュー前から地域新聞や文芸誌に雑文書いてたんだね
当時はどういう肩書きで仕事してたんだろ
317吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 23:25:12
寛太。吉行さんは、不倫相手とヨーロッパに行った時、彼女が帰ったあと
娼婦街に行ったそうだ。宮城が金を残して、渡したさうだ。その金で
フランス娼婦を買ったけど、感興、与わずだったそうです。
生理なんです。美人も3回やったら、飽きるのは、真理の様な気がする。
318吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 23:28:56
三島の美文が、わからない私は、能力不足なのですか。
泣ける小説を読みたい。
319吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 23:33:09
頭の中だけで、小説、書くなや。>>島田雅彦
320吾輩は名無しである:2010/03/29(月) 21:36:04
「どうで死ぬ身の〜」(文庫)のカバー最低だな。
何で単行本と同じにしなかったんだ?
321吾輩は名無しである:2010/04/03(土) 00:34:43
本人の希望みたいじゃん。
あの絵描いた人に表紙やってもらうのが念願だったとか
322吾輩は名無しである:2010/04/07(水) 22:22:55
そろそろファンの女を手篭めにした小説が読みたいのぅ
それとも西村の小説は好きでも抱かれるのは厭という女が多いのかな
作家ヲタって喜んで作家に又開くんだろう
323吾輩は名無しである:2010/04/17(土) 19:57:34
今日の読売夕刊に出てる
324吾輩は名無しである:2010/04/17(土) 20:56:05
>>323
おお、本当だありがとう

写真が楽しそうだw
325吾輩は名無しである:2010/04/17(土) 21:21:18
何の話してるの?<読売
326吾輩は名無しである:2010/04/17(土) 21:26:50
>>325
野球を見ながら小説のアイディアを練ってるとか、子供の頃から日ハムファンだったとか、
高給取りで美人の奥さんがいるプロ野球選手への嫉妬が原動力とか、
元々は小説家になるつもりはなかったとか、小説に書いてる事は2割本当で8割嘘だとか、
藤澤清造全集を出す意思は変わらない、来年は出したいとか
そんな感じ
327吾輩は名無しである:2010/04/17(土) 22:29:36
>>326
ありがとう。
あとでコンビニで買ってくるかな。
夕刊って何時まで置いてあるんだろ。
328吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 02:37:16
コンビニに夕刊はないんだけど。今まで買ったことないんだな。
329吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 02:45:59
>>328
うん、なかった。
コンビニで新聞を買ったことはなかったから、知らなかったよ。
330吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 10:13:07
ガッツポーズかわいいw
331吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 18:38:26
パパ上は何したんだろう。
332吾輩は名無しである:2010/04/19(月) 22:45:18
17日の読売夕刊、手に入れたけど、
どこに載ってんの?
隅から隅まで見たつもりやけど、載ってない
333吾輩は名無しである:2010/04/19(月) 23:12:53
私のいる風景 ってところ。ガッツポーズの写真が目印

ラジオ欄の上だったかな。
334吾輩は名無しである:2010/04/19(月) 23:48:25
>>333
どの面みてもガッツポーズしてる人いーひんし、
関西の読売には掲載されてないんかな。
明日、読売に問い合わせて、何としてでも手に入れます。
ありがとう。
335吾輩は名無しである:2010/04/20(火) 21:17:19
336吾輩は名無しである:2010/04/20(火) 21:20:38
>>335
わーい
ありがとー!
337吾輩は名無しである:2010/04/20(火) 21:50:53
>>335
ベリーサンキュー
338吾輩は名無しである:2010/04/21(水) 20:36:11
>>335
もう消されてる。残念
339吾輩は名無しである:2010/04/23(金) 15:23:32
読みたかった。。。残念。
340吾輩は名無しである:2010/04/23(金) 18:22:26
内容は新聞に載るくらいのあたりさわりのないことばかりでそれほど面白くはなかったよ
あんなガッツポーズ姿は正直見たくなかった 
↑この人に似てるね
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/幸徳秋水
341吾輩は名無しである:2010/04/23(金) 22:32:12
2割は、事実で、8割は、虚構だと。俺の目はごまかせないよ。
9割がた、真実だとみた。
342吾輩は名無しである:2010/04/23(金) 22:58:40
最近、女の方面にたいして、やけに気を遣ってるよな。
なにかの後書きでも「出てくる女は事実とは違って脚色している」みたいなこと、
書いていたし。
ま、向こうの親族とかから訴訟起こされて書けなくなったりしたら困るから、
しょうがないけど。
343吾輩は名無しである:2010/04/24(土) 09:24:09
>>341
そうかな?
おれはほとんど脚色だと思って楽しんで読んでるけど。
まあ、こいつは私小説作家ではないな。職業エンタメ作家。もちろん、褒め言葉。
344吾輩は名無しである:2010/04/24(土) 12:24:55
おれも殆どフィクションという気がするな。
345吾輩は名無しである:2010/04/24(土) 21:01:35
女が稲垣潤一のファン 風俗マニア 父親が強姦魔 は真実かな
女に暴力ふるったDV云々 は虚構 もしくは 1を10に誇張しているかな
小心者で 不器用だけど 繊細で なかなかやさしい人間だと想像する
346吾輩は名無しである:2010/05/03(月) 18:55:37
編集者とのあれこれも暴露してほしい
347吾輩は名無しである:2010/05/04(火) 09:22:25
福光しげゆき。
348吾輩は名無しである:2010/05/07(金) 17:42:57
一私小説書きの弁 読んだ。侃侃諤諤で爆笑した。
349吾輩は名無しである:2010/05/15(土) 23:33:08
西村日記を希望する

ツツイの「腹立ち半分日記」に匹敵するやもしれぬ
350吾輩は名無しである:2010/05/19(水) 09:09:17
この作家の年収って、いくらぐらいだろうか?
351吾輩は名無しである:2010/05/19(水) 13:02:49
>>350
肉体労働含めて200〜300くらい
352吾輩は名無しである:2010/05/23(日) 12:37:25
一私小説書きの弁
 待ちに待ったエッセイ読みますた。
 面白かった。侃侃諤諤(初出「群像」)みたいな文章書けるんだね。
 小貧民の愚痴、私のこだわり等賢太の息遣いが聞こえる感じでスキ。
 ますます好きになりますた。
 間違っても三島&芥川賞は獲らないで欲しい。

 ずっとビンボーで馬鹿であってほしいby熱烈ファン
353吾輩は名無しである:2010/05/29(土) 09:35:49
藤澤清造に対する西村賢太の崇拝ぶりにはほとんど「藤澤教」と呼びたくなるものがある。
しかし、敬虔な信者ならば普通は自らの信仰を率先して世に弘めようとするものである。
ところが『どうで死ぬ身の一踊り』には、清造忌で「もう少し人が集まるといい」と発言した副住職に西村が反撥する場面がある。
なぜ反撥したのか、その動機についてこの作品の中では掘り下げが足りないような気がした。

そもそも人文科学の場合、マイナー分野の研究は無学歴者にも手が届きやすい。競争相手がおらず、いても極めて少ないから
無学歴者でも容易に当該分野の第一人者になることが可能である。
こうした事情から、ある種の無学歴者はマイナー分野の素人研究を通じて「俺はこの分野に関しては凡百の大学教授を凌ぐ学識を持っている」という知的虚栄心を満たそうとする。
特に史学や文学の世界にこの種の手合いが多いのは、高度な学問的素養のない者にも理解しやすい分野だからだろう。

西村の場合も、そのような心理が働いていないと言えるかどうか。無学歴者の西村が藤澤に傾倒するのは藤澤の人生や作品に共鳴したためばかりではあるまい。
藤澤は研究対象として極めてマイナーな存在である。だからこそ西村のような無学歴者でも藤澤清造研究に関しては第一人者になることが許される。

つまり藤澤清造は西村にとって文学上の手本であると同時に、無学歴者の己を知的権威の高みに引き上げ、矜持を与えてくれるところの御利益ある神様でもある。
藤澤が神様であるためには、この場合、マイナーポエットであることは必要不可欠だ。競争相手が多ければ無学歴者はほとんど太刀打ちできないだろう。
これがすなわち、藤澤に対する西村の崇拝ぶりが宗教じみている所以であり、「もう少し人が集まるといい」と言われて反撥した所以ではないか。
少なくとも藤澤清造が芥川や太宰並みに人口に膾炙した存在であれば西村がここまで藤澤に傾倒することはなかったに違いない。
354吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 11:12:24
そうだね。
355てつや ◆5NnDpVjTmg :2010/05/30(日) 13:41:42
だが高学歴の集まった文学業界がいまや風前の灯じゃないか。
356吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 15:44:35
西村がなにゆえに藤澤に傾倒したのか、それが書かれていないのが芥川落選の選考者阿呆宮本の便だった酔うですけれどもねぇ〜(笑)
357吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 15:53:36
西村の藤澤への傾倒は一種の宗教のそれで笑止(笑) 、それは藤澤の隣の墓に己の墓を建てる謎、殻もわかることです殻ねぇ〜(笑) 自分に獲ってのすべてのなにを語るやも股、野暮な話しという訳なので症がねぇ〜(笑)
358吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 16:06:44
西村賢太は大月隆寛に顔が似ているし
デブで暴力癖があるから大月の弟分ということで「暴力デブ次郎」と呼びたい
359吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 16:15:29
藤澤清造がマイナーな作家じゃなければ、西村のような無学歴の素人がいくら資料収集や研究に励んでも
文学館から講演を依頼されることなど絶対ありえない。地方紙から「郷土の文人の在野研究者」としてインタビューを受けることもない。

そう考えると、清造神は信徒西村になかなかの現世利益を授けているといえそうだ。
360吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 16:33:09
359
>そう考えると、清造神は信徒西村になかなかの現世利益を授けているといえそうだ。

は文脈殻、
そう考えると、信徒西村は信清造神になかなかの現世利益を授けているといえそうだ。
の魔違いでは〜(笑)

しかし、今の藤澤の知名度は私小説継承者西村先生の功績が大で症ね〜(笑)当時評価を受けぬ作家がのちに評価を受ける謎は異常なことです殻ねぇ〜(笑)
361吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 16:36:02
清造は死んでいるから現世利益もへったくれもない。遺族も死んでるしね。
362吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 16:44:17
藤澤謎は忘れ去られた作家で笑止(笑)、死んだ作家に獲っての現世利益とは後世に名を残すとの意ですよ〜(笑) 死んだ者に金は無用で症が、藤澤に酔ってのみ私小説継承者西村先生が世に出たというのも如何なので消火ねぇ〜(笑)
363吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 16:48:32
> 死んだ作家に獲っての現世利益

「現世利益」とは「現在この世で受ける神仏の恵み」の意味。死者は現在この世にいないので
「 死んだ作家に獲っての現世利益」など語義矛盾でナンセンスだ。
364吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 16:51:20
藤澤清造を架空の者の名に変更しても西村文学はそれなりに嫁魔す死ねぇ〜(笑)

藤澤清造の本が高値で売られるとするなら私小説継承者西村先生の功績は大(笑) 、それにより藤澤ブーム来たれば藤澤本は後世に残り現世利益とも家抹消〜(笑)
365吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 17:01:17
この世に残るのは死者の芸術で笑止(笑) 、あの世でも死者が芸術を著しておるか謎、知る得るのは不可能で笑止〜(笑)芸術家はこの世≠ノ後世に芸術を残すので笑止(笑)

【現世利益】の利益とは「りえき」では鳴く「りやく」ですよお〜(笑) 意味は、信仰によって得られる、この世のめぐみ。病気がなおったり、おかねがもうかったりすること。ですねぇ〜(笑)
芸術家に獲って芸術が後世に残ることも股、【現世利益】なのでは〜(笑)
366吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 17:02:16
清造の本が高値で売られても利益を受けるのは清造当人でも遺族でもないからね。古本屋や収集家が儲かるだけ。
死者は現世利益を受ける主体たり得ないので「家抹消」もへったくれもない。
367吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 17:06:01
>>365
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%8F%BE%E4%B8%96&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=06822905784700

げんせ‐りやく【現世利益】
現在この世で受ける神仏の恵み。現益。

はい、論破。誤変換だらけの頭悪そうな文章で何をしつこく力説しているのかしらんが
「死者は現在この世にいない」のだから「現在この世で受ける神仏の恵み」は得られないという簡単な理屈。
368吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 17:06:23
363
穴多は道やら、精神の普遍性謎について到底ご理解される知能をお餅では無いようですけれども〜(笑) 「真善美」、穴多はこれに「金」を付け加えたいようですけれどもねぇ〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
369吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 17:14:41
もっとも「死後の生」とか「死者の霊」とかいった迷信を真に受ける土人や知的弱者にとっては
清造の文学的評価が上がれば死者の霊が喜ぶ、だから「現世利益」だという論理になるのかもしれないね。
そういう話がしたければオカルト板やメンヘル板に行けばお仲間がたくさん見つかると思うよ。
370吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 17:28:45
藤澤清造の本が売れても西村先生に儲けは無いのは363の阿呆でもお解りで消火ねぇ〜(笑) 監修したとて赤字なのでは〜(笑)黒字鳴ればすでに藤澤清造全集は刊行されておるで笑止〜(笑)
そのようなものを宣伝したとて有名に鳴るものなので消火ねぇ〜(笑) この世に利益を得たのは本来消え去った藤澤の法が大なのでは無いで消火〜(笑)
371吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 17:29:52
【現世利益】とは仏教語で笑止(笑)、信仰により商売繁盛謎、それこそオカルトで笑止(笑)、名も死られぬ作家を宣伝死たから有名に鳴った謎、低脳363の論理こそオカルトでは〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
穴多も無名の作家を宣伝死て有名に名っては道で消火ねぇ〜(笑)
372吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 17:37:37
宗教により【現世利益】を得たのは、キリストか、ブッダか、教会(牧師)か、寺(坊主)か、信者か? 

芸術により【現世利益】を得たのは、作家か、出版社か、宣伝者か? 

この違いが低脳363にわかり増すかねぇ〜(笑)
373吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 20:33:13
ある意味、坂口安吾の「保久呂天皇」のようなものだ。
輝はそういったオナニーショーが読むに耐えられなかったんだろう。
374吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 23:20:43
ここまで読み飛ばした
375吾輩は名無しである:2010/06/14(月) 18:25:37
人もいない春


最新破滅型私小説集!


[ 内容 ]
誰もが共感する、この孤独……。09年度「おすすめ文庫
王国」1位(『どうで死ぬ身の一踊り』)に輝いた、平
成の私小説家・西村賢太が放つ渾身作!

ttp://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200808000546
376吾輩は名無しである:2010/06/15(火) 09:38:33
名作ktkr
377吾輩は名無しである:2010/06/15(火) 11:22:08
おお、けっこういいペースで出してるね。
378吾輩は名無しである:2010/06/16(水) 20:48:52
わーい
379吾輩は名無しである:2010/06/17(木) 23:39:49
注文した
380吾輩は名無しである:2010/06/24(木) 08:01:53
『本の雑誌』に載っていた次号(8月号)の予告。

本の雑誌が選ぶ2010年上半期エンターテイメントベスト10に西村賢太のオールベスト10、
そして都築響vs沢野ひとし対談に柴崎友香の三万円お買い物などなど、特別企画満載の
特大号だぁ!
381吾輩は名無しである:2010/06/24(木) 11:50:09
流行に左右されない文学をありがとう。
西村ガンバレ!
382吾輩は名無しである:2010/06/27(日) 20:09:58
暗渠の文庫注文した。安すぎ
383吾輩は名無しである:2010/07/01(木) 18:56:02
>>375
今日やっと買えたぜ
384吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 14:01:17
人もいない春

読んだが、さすがにこの路線にも飽きてきたなあ。。。
でがらし感があるというか。
385吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 14:07:06
うん、好きなんだけど確かに出がらし感が出てきたよね。
10代後半と30代前半以外の時代の話が読みたい。

あと、「焼却炉行き赤ん坊」みたいなスピード感のあるのが、また読みたい。
今回のはどれもこぢんまりとしてて。
386吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 14:47:32
オリシー
387吾輩は名無しである:2010/07/08(木) 10:54:32
新潮8月号
◆陰雲晴れぬ/西村賢太
388吾輩は名無しである:2010/07/08(木) 17:35:25
瘡瘢旅行と人もいない春はどっちが面白い?
389吾輩は名無しである:2010/07/08(木) 21:15:58
>>387
乙乙
390名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 00:05:24
陰々モツモツ青春時代の話を世みたい
肉体労働時代ね
391@(´ёωё`)@ :2010/07/11(日) 01:01:34
陰雲晴れぬは凡作(笑)これでは芥川笑は股遠退いた漢字ですけれどもねぇ〜(笑) 気体死ているだけに残念です〜(笑)
392文学漫才:2010/07/12(月) 08:06:32
甲「それでな、その西村賢太という人は藤澤清造全集を出すのに執念を燃やしているんや」
乙「藤澤清造って、今では忘れさられてしまった文学者やないか」
甲「えーっ、きみ、知っとんたんか」
乙「知っとるで。我が大阪を舞台にした小説を書いとったんやろ」
甲「それは藤沢桓夫(たけお)や」
393吾輩は名無しである:2010/07/12(月) 08:11:15
ああ、ああ、あのクイズダービーの。
394吾輩は名無しである:2010/07/15(木) 20:38:16
経歴見ると面白そうだな
広小路尚祈
1972年愛知県生まれ。高校を卒業後、ホテル従業員、清涼飲料水メーカーのルートセールス、清掃作業員、建築板金工事作業員、タクシー運転手、設備工事作業員等の職を転々としながら、
いくつかのバンドを渡り歩き、名古屋のライブハウスを中心に音楽活動を続ける。92年名古屋市へ転居。98年現在の妻と入籍。2000年に長男が誕生。それをきっかけに音楽活動から引退。不動産会社に就職するも、業績不振による給与未払いが続き1年余りで退職。
02年、岡崎市へ転居。事業者向け小口金融業者に就職するも2年足らずでリストラ。その後消費者金融業者に就職するも、転勤先の上司とそりが合わず、05年秋に逃亡。以後求職活動を続けたものの上手くいかず、
読書漬けの生活を送るうちに、小説を書いてみようと思い立ち、新人賞への応募を始める。07年「だだだな町、ぐぐぐなおれ」が第50回群像新人文学賞
うちに帰ろうで芥川候補
395吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 00:36:30
根津権現裏って根津神社のどっちがわ?
396吾輩は名無しである:2010/07/16(金) 00:46:46
>根津権現裏
映画『RAMPO』思い出した。
397吾輩は名無しである
やっと「人もいない春」を読みました。
いつも通りでした。