太宰治。其之八 

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1吾輩は名無しである
書き込みがなかったわけでもないのに落ちてました。
立てます。

■過去スレ■
太宰治。
http://mentai.2ch.net/book/kako/965/965148539.html
太宰治。其之弐
http://mentai.2ch.net/book/kako/1001/10011/1001173439.html
太宰治。其之参
http://book.2ch.net/book/kako/1024/10246/1024607609.html
太宰治。其之四
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1047744303/
太宰治。其之五
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1067960817/
太宰治。其之六
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1084601440/
太宰治。其之七
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1105673723/
2吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 02:25:18
他スレでも聞いたが、「満願」の意味が漠然としか理解出来ない。セックスが解禁されたのだろうと想像するが、奥さまの差し金云々が理解出来ない。
誰かおせーて。
3吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 02:30:45
( ^ω^)>>1乙華麗
太宰はAB型で双子座の四重人格だお☆
4吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 02:32:03
>>2
ひょっとするとパラソルの若奥さんが
セックスを禁じられているというのは
医者の奥様の作り話で
本当はセックスに纏わる話を自分と共有することで
婉曲に誘惑されたのかもしれない。
それを「差し金」と表現しているのではないか。
5吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 02:54:53
4
ありがとう。
なるほどねぇ、しかし太宰の小説にしては、ちょっと意味が解りづらいよね。
まあ俺が馬鹿なんだろうけど。
6吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 03:03:42
>>5
あれは読者が色々想像できるように
あえて分かりづらくしているのだと思う。

ひょっとすると医者の奥様に
主人公への下心など全くなくて
単に事実を伝えただけかもしれないし、
主人公にちょっと色っぽい気持ちを持っていて
一応事実だが艶話をしたのかもしれない。
無論、主人公を誘惑する意図で作り話をしたのかもしれない。
あの話が終わった後の主人公と医者の奥様の関係にしても
単に親しく行き交う知り合い程度で終わったのかもしれないし
艶っぽい関係になったのかもしれない。
個人的には前者だと思うけどね。
7吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 03:21:39
6
ふむふむ。確かにあの短さで余韻を持たすにはぼかした方が効果的だろうね。不思議な魅力が出まくりだもんな。
現に意味を把握出来なかった俺も大好きな作品だし。
8吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 06:40:16
>>4
それは深読みしすぎでしょ〜
だって前半の話がぜんぜん活きなくなっちゃうじゃん。
9吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 07:06:59
>>4>>6
そんな解釈が成り立つっていうのなら、
「三年、と一口にいっても、――胸が一ぱいになった。年つき経つほど、私には、
あの女性の姿が美しく思われる。」
ここはどう解釈するんですか??
「色々想像できるようにあえて分かりづらくしている」といったって、あなた、いくらなんでも
限度ってものがありますよ。ふざけるのにもほどがある。

当時、結核は不治の病ですよ。絶対死ぬといわないまでも、非常に深刻ですよ。
そこで医者がセックスを禁じるのは当たり前。そこがなんで艶っぽい話になってしまうの??
「小学校の先生の奥さま」は絶望に近い気持で医者に通ってきていた。
(本人は来られないほどに病が重かった。医者はそんな「奥さま」の気持を汲んで
あえて笑わせている)
なんとか病気が快方に向かってきて、やっと交わってもいい程度に回復した時の、
いろんな意味での喜びが最後のパラソルを回す姿に表れているわけでしょうが。
その姿が、「愛という単一神を信じたく内心つとめている(つまり、なかなか信じられない)」、
「うっとうしい胸の内」をかかえた主人公を励ますように響いてくる。
「さしがね」の意味は確かにちょっと取りにくいけど、そんな「奥さま」の姿を主人公が
気づくように「奥さん」が注意を差し向けたこと(「ああ、うれしそうね」と)ではないの?

これは表面的な読みで、解釈が分かれるのはここから先でしょう。
「さしがね」みたいな言葉を主人公が励まされる場面でなぜ使っているのか、とか。
10吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 10:14:43
>>2マルチうぜぇ!あちこちで同じ質問すんなや!
11吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 15:49:28
旧仮名で書けば、
まんぐゎん
ですか?
12吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 03:43:34
斜陽って「ガラスの仮面」みたいな感じじゃない?少女漫画みたいでキモイ
13吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 19:03:59
>>12何処がガラスの仮面なんだよ?ガラスの仮面ホントに読んだことあるのかw
14吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 19:54:31
太宰スレでガラスの仮面て……、
どうせなら、ドラえもんと比較してみてくれ。
15吾輩は名無しである:2006/07/18(火) 01:06:39
>>12
前スレでもそっくりな話が出てたけど、逆だって。
戦後漫画が、太宰とかの文学者の文体(いろんな意味での)を真似てただけ。
16吾輩は名無しである
文学って重い話が多いけど
太宰の短編は軽く読めてほんと面白い