人間滅亡教★深沢七郎を再評価するスレッド★教祖

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1ヤマナチ
未完エッセイ集「生きているのは暇潰し」も昨年出たのに、いつの間にか前スレが消えてますね。
ひちろーさんの作品と思想について語り合い、情報を交換し合いましょう。
2吾輩は名無しである:2006/07/02(日) 22:33:16
2ゲト
3吾輩は名無しである:2006/07/02(日) 22:37:18
バリバリのホモ。
4吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 15:06:38
昨年、光文社の元編集者宅から発見されたテープを起こして
出版されたのが「生きているのは暇潰し」だと思ってたら、
もう一冊出されてて、そちらの方だったんですね。
「淋しいって痛快なんだ」2005年7月【光文社】\1575
迂闊にも知らなかったよ。
読んだ人、いますか?
5吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 15:30:12
いません。
6吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 18:03:57
『楢山節考』は、読みながらマジで泣いてしまった。
あれは本当に、日本文学の誇りともいうべき傑作だと思う。
7吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 19:39:38
とりあえず
>>1さん乙とだけ。
長生きスレになるといいね
8ヤマナチ:2006/07/03(月) 20:58:40
ありがとう。
深沢スレは風流夢たんと嶋中事件のせいか、深沢の作風の
せいか、なかなか続きませんね。ファンは多いと思うので、
細く長くみなさん宜しくお願いします。
9吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 21:06:22
ラブミー!
10吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 21:16:55
ググッてみると「淋しいって痛快なんだ」という本はセブン関係でたくさん出て来るんだが、
なぜかそれだけだ。ほんとに出版されたの?
なんかの事情があって「生きているのは…」に書名が変更になったんじゃ?
11吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 02:35:34
『楢山節考』いいなあ。
12吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 07:43:31
深沢七郎のギター弾き語りしてる「ならやま節」いい(^-^)♪
13吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 09:14:59
一日も早く、雅子が皇室から駆除されるを希求す。

皇太子の妻である雅子は、跡取りを作ろうとせず、精神病を装ってぐうたらな生活をし、
挙げ句の果てにはオランダで療養するときた。

バカ面の娘の授業参観に行く体力があるなら、夜な夜な励んで男を産め。
音楽会に出て行く暇があるなら、まじめに公務しろ。

皇太子が繁殖能力を有しているうちに、新しい皇太子妃を迎え入れなければ、
我が国の「天皇制」は根幹から揺るがされることになる。

この期に及んでも、雅子は、ありもしない色気を駆使して、
女性に免疫のない皇太子をたぶらかしたり、娘の養育を盾に取って、
お心優しい皇太子を言いくるめるなど、実に罪深い悪女である。

日本国民は、この歴史上最も怠惰な皇太子妃・雅子を徹底的に糾弾し、
一日も早く皇室から追放すべきである。

なお、この際、万が一、皇太子が雅子の肩を持って、我が国のあり方を脅かす場合、
皇太子も皇籍を剥奪し野に追放されることやむなしとする。
14吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 17:24:19

随分辛辣だね。スレ違いです。皇室スレあたりへどうぞ。
15吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 19:00:06
ttp://syosetu.com/
深沢テイストって、案外いないものだと思った。
16吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 20:35:44
夢屋の今川焼き食べたかった。あれ包み紙が横尾忠則のイラストだった
らしい。そういうところが七郎さん気が利いてるんだなあ。
どてら着てギター弾いて、百姓やって、一見モダンじゃないみたいだけど
エスプリがあって、その生き方のスタイルがモダンなんだ。
17吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 20:56:03
七郎さんはケチみたいに言われるけど結構グルメだったみたいだな。
三島由紀夫に奢ってもらった燕の巣のスープより、うまい店の八宝菜や餃子の方がいいって言ってる。
三島や川端康成が嫌いだったってこともあるんだろうけど。
18吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 21:02:25
笛吹川がやっぱり好きだ
19吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 21:33:57
俺も「笛吹川」に一票だな。
次点がその続編でもある「甲州子守歌」次が「庶民烈伝」。
エッセイはみんな好き。
20吾輩は名無しである:2006/07/05(水) 17:45:06
もしも島中事件が起こらなかったら、深沢七郎の生きかたも作品もかなり違ったものになってただろうね。
ifの話で恐縮だけど。
放浪してたり心臓を悪くしたから小説の数は多くはない。アイディアがあっても書いてないものもたくさんあったのではないかしら。
21吾輩は名無しである:2006/07/05(水) 18:48:40
風流入れて三作品書くつもりだったらしいからなあ、あと二作読みたかったよ
22吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 18:02:19
深沢さんの作品の初版本ググッてみたが、あまりみつからないな。
だれか教えてくり。
23吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 18:07:46
こないだBSで「楢山節考」観た。
あらためて深沢再評価した。
24吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 19:08:49
>>22
●深沢七郎・著作初版一覧●    抜けてたらスマソ
『楢山節考』中央公論社 昭32
『言わなければよかったのに日記 』中央公論社、昭33、
『東京のプリンスたち』 中央公論社、昭33、
『笛吹川 』中央公論社、昭33、
『千秋楽』河出書房、昭39・8、
『甲州子守唄』講談社、昭40
『百姓志願 都会を離れた自由人の日記 』毎日出版社、昭43
『庶民列伝 』新潮社、昭45、
『千秋楽・東北の神武たち』 読売新聞社、昭45
『人間滅亡的人生案内 』河出書房新社、昭46、
『人間滅亡の唄』徳間書店、昭46、
『それで事は始まる』「週刊アンポ」掲載作品集・合同出版 昭47
 ー寺山修司、小田実、富岡多恵子、深沢七郎、鈴木志郎康、島尾敏雄他、
25吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 19:10:00
>>24の続き
『怠惰の美学 』日藝出版、昭47、
『盲滅法』対談集・ 創樹社、昭47
『東北の神武たち』 新潮文庫、昭47
『盆栽老人とその周辺 』文芸春秋、昭48、
『怠惰の美学』日藝出版、昭47・11、
『無妙記 』河出書房新社、昭50、
『千秋楽』 河出文藝選書、昭51
『妖木犬山椒』中公文庫、昭53
『秘戯』夢屋書店、昭54・10、
『みちのくの人形たち』中央公論社、昭56
『ちょっと一服、冥土の道草。』 文藝春秋、昭58、
『極楽まくらおとし図 』集英社、昭60
『余禄の人生 』文春文庫、昭60
『夢辞典』文芸春秋、昭62
付録ー全集ーー
『深沢七郎傑作小説集 』全4冊読売新聞社、昭40
『深沢七郎選集 全三冊 』大和書房 昭43、
『深沢七郎集』全10巻 筑摩書房 平9〜10
26吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 19:10:34
,
27吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 21:41:23
>>24>>25
ありがとう!
感激しました!
年代順にわかるので役立ちます(^-^)v
これらが即入手できるショップ知りたいんですが…
28吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 01:10:33
深沢さんの文庫は「楢山節考」「言わなければ良かったのに日記」だけ
新刊だ…
29吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 01:20:03
おいらは菖蒲の隣町。
30吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 16:21:12
おれは石和に程近い甲州市。
31吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 17:33:34
>>27
ネットの古書店検索とかで探せば。色々あるはず。ぐぐれ
32吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 21:24:08
それが…売り切ればかりであまし見つからないのであります。
33吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 14:40:26
「スーパー源氏」で検索したら沢山出ました!
34吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 15:39:49
>>32
「日本の古本屋」サイトに腐るほどある。
35吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 01:42:54
ありがとう!
いっぱい出ました!目移りして困るほどです!
36吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 20:06:41
でも一冊一冊が高そうだなあ、俺は全集でいいや。文庫で全集出ないかなあ
37吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 21:11:51
全集は、ちくま から出てるから、いずれ ちくま文庫に入る事を期待してるんですけどね。いつになるやら…。
おれ 笛吹川の初版が欲しかったんです。谷内六郎のカットが良くて。新潮文庫持ってるけど、これだけは初版で持ちたかった。
38吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 21:29:02
39吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 21:39:48
>>38
日本の古本屋HPすごいです!
有難うございました。
40吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 22:19:41
夢屋書店版の
「みちのくの人形たち」「秘戯」
は、ヒチローさん自身が糊でペタペタ貼ったものなのかな?
41吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 08:39:43
夢屋書店刊の経本は二万円以上はしますね。
42吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 17:59:30
ある古書店の通販で、
映画評論家の淀川長治さん宛ての深沢七郎署名入り「甲州子守歌」
を購入しました。本日到着。美品で嬉しいです!
43吾輩は名無しである:2006/07/19(水) 20:31:15
笛吹川もいいが、その続編みたいな甲州子守歌もいいな。それにしても農民のカネへのこだわりが悲しい。
44吾輩は名無しである:2006/07/21(金) 19:22:07
        ____
      /l   /\ おいらをどこかのスレに送って!
     /| ̄ ̄ ̄|\/ お別れの時にはお土産を持たせてね!
       | モツ煮. |/
        ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット
糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・VIPPER・BitComet・風流夢譚
45吾輩は名無しである:2006/07/23(日) 09:34:39
[盆栽老人とその周辺]という作品をよんだことがないのですが、随筆?小説?どちらですか?
46吾輩は名無しである:2006/07/23(日) 16:54:14
>>45
小説
47吾輩は名無しである:2006/07/25(火) 23:39:56
ラブミー農場はその後どうなっているのですか?
だれか跡を継いでるんですか?
48吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 12:43:55
森田美術館というところから、埼玉の菖蒲町にいたころの
深沢七郎のエピソードを綴った本が出されてるみたいだよ。まだ読んでないけど、
市販はされてないみたい。
49吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 23:32:55
ちくまの全集は、いずれ ちくま文庫 に入るのかな???
50吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 00:27:01
大和書房の作品集は?
51吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 01:47:02
深沢七郎の現役文庫本
@ナラヤマブシコウ
AイワナケレバヨカッタノニニッキBセイキマツメツボウタイダン
以上!
寂しすぎるよね。
52吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 09:16:02
誰か『風流夢譚』うpして。
53吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 09:51:57
ムリ。命が惜しいのでスマヌ。古本屋サイトで中央公論のその号をさがすのが、いちばん。
安いのなら2000円しないよ。
やはり谷内六郎の挿絵とともに味わいたい。
54吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 09:53:29
俺は大学教授にコピーしてもらた。
55吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 10:06:21
56吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 12:43:46
コロコロコロコロって!w
57吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 15:26:58
>>52
ネットで読める文学テキスト
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1154762121/20
58吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 02:25:15
>>52
スキャンダル大戦争2て本に乗ってるから読め
59吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 22:18:46
七郎忌っていつだっけ?
今日の山梨日々新聞に、お盆に墓参りするミスターヒグマの写真が載ってた。
60吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 09:52:40
今日8月18日です。
61吾輩は名無しである:2006/08/25(金) 09:35:35
あー、文庫全集出してほしいわぁ
62吾輩は名無しである:2006/08/26(土) 19:36:26
ねー。ちくま文庫に期待。
63吾輩は名無しである:2006/08/26(土) 21:28:56
ちくまの全集は「風流夢譚」以外は全部入ってるの?
64吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 02:17:34
>>63
まあ当たり前だけど対談は入ってないね、
65吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 20:41:48
人間滅亡的人生案内は?
66吾輩は名無しである:2006/08/30(水) 23:22:27
>>65
入ってる
67吾輩は名無しである:2006/08/31(木) 23:49:05
書簡集みたいなのは?
68吾輩は名無しである:2006/09/01(金) 13:07:32
入ってない
69吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 01:13:57
妻も子もいなかった深沢さんの作品の著作権管理者は誰?
全集以外で現行の文庫本は、「楢山節考」と「言わなければよかったのに日記」
それに「人間滅亡的対談」のみとは…。
いったいどうなってるんだ?
70吾輩は名無しである:2006/09/05(火) 08:22:59
>>69
滅亡対談なんかあるのか?ないぞ
71吾輩は名無しである:2006/09/06(水) 13:22:36
>>70
ちくま文庫みてみな。まだ現役で出てるはず。
72吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 08:01:28
養老孟司が深沢ときだみのるが似てるって言ってたけど、後者のことよく知らねえ
73天皇:2006/09/15(金) 01:07:10
余も文庫全集を希望する
74吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 14:22:49
>>72 全然違うと思うけどね。きだは基本的に学者でしょ。
養老が前近代性への評価と言う点から、両者を同類視しているとすれば、
全くの見当違い。きだの軸足はあくまでも西洋近代だと思うけど。
75吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 23:03:29
>>74
著作はあるのかなあ、絶版ぽいけど
76天皇:2006/09/16(土) 00:06:35
「風流夢譚」刊行希望
77吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 03:15:38
>>76
それはムリずらね。
また死人が出るのを七郎さんは恐れた。
英国王室なら笑って許されるずらけんど、皇室を取り巻く環境はいまだにあまり
変わっちゃいないからね。
78吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 10:07:11
まあ、読もうと思えばいくらでも読めるしな
79天皇:2006/09/17(日) 23:00:11
ネットで読めるものを本にしないのはナンセンスかつ時代錯誤。
といってもウヨクには通じないかw
80吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 12:30:55
あはは^^本当そうだけど、理屈通じないのが
ウヨさん達だよね、あのくらいの内容でよく、人殺しするよね
困ったもんだ
81吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 19:51:10
「楢山節考」の映画みて、深沢七郎ってすごいかもと思った。
82吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 11:00:29
映画は2本作られてるが、深沢は2本めが気に入らなかったようだね。
なにしろ原作と違い過ぎ。
83吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 17:51:52
木下の笛吹川はおもしろかったな
84吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 22:15:16
木下の「笛吹川」…。おれはそれ見てないんだが、DVD出てる?
85吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 23:34:09
「盆栽老人とその周辺」が好き。
この人の作品って、庶民の狡猾さしたたかさ逞しさ滑稽さを力まずさらっと
書いてる。プロレタリア文学や農民文学が庶民=虐げられた善良な弱い人
みたいに書いてるけど、庶民なんてそんな生っちょろいもんじゃない。
深沢のほうがよほど庶民をしっかり見てる。
86天皇:2006/09/20(水) 23:50:52
庶民についてなら『庶民列伝』というのもあるな。
もう文章が上手いとか下手とかを超越した異形の作品だ。
87吾輩は名無しである:2006/09/21(木) 08:51:54
天才なんだろうな、良くも悪くも。『文学』に対して本人は意識的だったような気もするけど
88天皇:2006/09/21(木) 23:53:15
深沢の力を見抜いた三島は
やはり眼力だけはあったんだろう。
89吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 21:02:53
>>79
ネットで読めるといっても、イリーガルなものだから週刊●潮あたりで騒がれるとたちまち閉鎖されるかも。

でもスキャンダル大戦争2
ttp://www.rokusaisha.com/0test/kikan/book-osusume.html

が出版差止めにもならないのは、大江なんかは黙認してるのか、それとも差し止めなんかしても逆に騒動になることを恐れ放置しているのか。
90天皇:2006/09/23(土) 00:33:04
「極楽まくらおとし図」ってタイトルがすげえ。
91吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 07:16:58
対談集ってホントに今入手可能なのか?何度もすまん
92吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 22:11:13
うちの近所の大型書店にあるよ。
ちくま文庫ね。
93吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 16:57:48
送ってほしいくらいだ
94吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 18:58:00
もう絶版になってるのか?
ネット通販を調べてみなよ。
95吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 01:33:00
深沢七郎
田中小実昌
尾辻克彦
96吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 22:20:16
あげ
97天皇:2006/09/28(木) 23:59:47
「深沢七郎の滅亡対談」も品切れか。

>>95
3人並ぶといい感じだな。
98吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 07:50:35
尾辻克彦=赤瀬川源平は、夢屋一家の一員だったよな。
嵐山は深沢に絶縁されたがゲンペーさんは最後まで切られなかった。
彼のゲージュツカとしての面白さには一目置いてたんだろうな。
99吾輩は名無しである:2006/09/30(土) 00:28:38
人間としての面白さもあると思うよ、今NHK出てるけど
100吾輩は名無しである:2006/09/30(土) 01:37:26
マンガの絵はは若い頃のほうが好きだな。
櫻画報なんかをガロに描いてたころな。
いまの脱力画は好きじゃないなぁ。
101天皇:2006/10/01(日) 00:57:11
深沢はずっと武田は敬愛してたらしいが、
泰淳のほうはどうだったのだろう?
102吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 10:43:37
泰淳もきっと好きだったんだよ、優しいから
103吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 15:12:29
井伏は甲州が好きでしょっちゅう山梨に釣りに来てたから、
深沢は特に親しみを感じてたみたいだな。桃の花の盛りにコンロ
でお茶を沸かして花見に招待して楢山節を歌ったりなんかしてる。



104天皇:2006/10/01(日) 21:59:09
そういえば桃の花の咲く時期に笛吹川を見たことがあった。
105吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 20:13:44
地元山梨だけど笛吹川など小学生時分一度しか見たことない
106吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 21:52:39
>>105
あんたもヤマナチ?おれもだよ。笛吹川が流れてないとこに住んでるずらね。釜無川沿岸?それとも吉田の方?
107吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 22:19:11
俺は子供の頃石和の深沢さん家の側に住んで、いつも笛吹橋〜鵜飼橋〜万年橋あたりを網を手に魚取って遊んでた。親父は警察勤めで深沢さんの警護をやったこともあったから、深沢さんには特に親しみを覚えている。
こんな田舎生まれなんだが、作品に出て来る風土の空気が実感できるのは有り難い。深沢さんが描く人物も、みんな典型的な甲州人だ。荒削りで、こすく(わかります?)て、狡猾。
いまでも『東ごおり』に大勢いる一般的人物像だよ。
108名無しである :2006/10/03(火) 03:23:21
俺は、「東京のプリンスたち」好きですね。
109吾輩は名無しである:2006/10/03(火) 07:57:36
>>106
吉田のほう。山中湖に住んでた
110名無しである :2006/10/03(火) 12:20:46
108です。

石和には昇仙峡行く途中で降りてみました。  ここが深沢七郎の郷里かあ、と思い。
平べったい土地だったのが印象に在ります。
滅亡教的人生案内にも影響受けた気します。

ちなみに(細かい事言って恐縮なんですが)、尾辻克彦=赤瀬川源平 は 原平と書きますね。
ネオダダ仲間だった篠原有司男。の母親が姓名判断して付けた名前だそうです。
(原平氏から直接聞いた話し)
111吾輩は名無しである:2006/10/03(火) 13:03:20
>>110
すみません。原平さんですね。まちがえました。
112吾輩は名無しである:2006/10/03(火) 23:11:25
この人の最高傑作ってなんなんだろう
113天皇:2006/10/04(水) 00:11:23
「東京のプリンスたち」もいいが、
短篇では「揺れる家」なんかいい味出てる。
『笛吹川』『千秋楽』もいいな。

しかし「傑作」って表現は深沢にはちと似合わないな。
114名無しである :2006/10/04(水) 01:39:16
ところで、深沢七郎のギターって録音されてるもの在るんでしょうかねえ?
115名無しである :2006/10/04(水) 02:52:53
ttp://fkoktts.hp.infoseek.co.jp/fukasawa_dennki.html
 ↑
ここ面白かったです。
116名無しである :2006/10/04(水) 03:13:44
在りました、CD。

http://info.hmv.co.jp/p/t/1963/602.html
117吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 07:44:53
ギター、著作、農業、今川焼……。
深沢にとってはみんな遊びだったように感じる。
風流夢譚が呼び起こした嶋中事件がなかったら、どんなふうになっていたのかな?
同じだったかもしれない。もともと寡作な人だったのだから。
118吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 08:32:59
>>113
確かに傑作なんて表現は野暮だな、結果的に傑作が多いけども

>>117
風流〜て三つの作品の一つめだったらしいから事件がなくば少なくともあと二つは読めたと思う
119吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 17:08:35
そうだね。あの事件が無ければ…作品面では確かに残念。
風流夢譚では皇太后と「私」のやりとりが甲州弁なのがおもしろい。
皇太后が山梨の品の無いバアサンみたいなことを言うのがおかしい。
120天皇:2006/10/05(木) 01:43:32
庶民列伝あたりだともう「怪作」だ。
121吾輩は名無しである:2006/10/05(木) 09:19:58
恐作もあるね
122吾輩は名無しである:2006/10/10(火) 08:42:00
徳間文庫から出てた 流浪の手記 。買い忘れてるうちに絶版になって久しいが、古本市場で¥3000もする。
深沢作品はいきなり出てすぐ消えるので油断できない。今後なにかでるかな?盆栽老人とか…。

123吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 12:11:32
盆栽出てくれたら嬉しいけどいっそ文庫全集がいいな
124吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 13:54:31
著作権保有者よ!深沢作品の刊行を積極的に許可すべし!!!
125吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 21:25:07
深沢七郎…間違いなく「ブックオフ」には置いてないよな。
なにしろ表面上、本がきれいかきれいでないかが査定の基準なんだからな。
価値がある本でも傷みがあれば0円で査定して引き取り、古本市場に流して利鞘を稼ぐ。
おまいらもアソコで深沢作品見たことないだろ?
126吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 21:50:17
笛吹川と楢山節考は100円コーナーの常連じゃん。
127天皇:2006/10/17(火) 22:44:52
文庫ぜんぶもってる俺って神?
128吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 22:46:23
おまえは存在自体がゴミ
129吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 07:44:42
笛吹川も新潮のカタログからきえてなぃ?
130天皇:2006/10/19(木) 00:12:46
>>128
おや、天皇は神なんだがね。
まあ深沢にかかれば、みんなゴミだ。
人間は、きみのレスのように、屁のようなもんだ。
皇室すらも虫けらのごとしに扱われてしまう所以。
131吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 00:16:17
再度言うが
おまえは存在自体がゴミ
132吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 08:09:08
伸びてきた伸びてきた
笛吹川はあんま売ってないよね、たまにあるていどかなオフに
133吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 10:41:50
「天皇」って「幼○たんと森○」だろ?
134吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 20:27:20
天皇すげえ
135皇后:2006/10/20(金) 08:48:59
天才老人とその周辺
136吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 12:24:08
苗吹川
137吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 13:33:33
皇后まできたw
138吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 14:26:22
流浪の手記もブックオフ105円コーナーで3年に1回ぐらい見かけるよ
まだ2回しか見てないんだけど
139吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 19:16:08
そんな値打ちもんがブックオフにホントにでるのか?3千円はするぞ!
140天皇:2006/10/21(土) 00:16:35
>>131
いつも即レスの構ってちゃんか。
深沢いわく「屁のように生まれ屁のように死んでいく」哀れな者よ。

>>133
WHAT?

>>134
YES!

探せば結構古本屋で安く入手できたんだが、
最近はやや難易度が高くなってrきたのかな。
しかし、「極楽まくら」が文庫化されてないのは惜しい。
141吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 12:25:22
深沢リバイバル?
142吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 14:06:40
>>140
そんなこたない。ネット古書でうんざりするほどの量が出回っている。
143吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 19:17:10
いやいや。BOOKOFFで安く買えないかなっつ―こと。
144吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 20:25:19
難易度の高い順に書名書いてほすい
145吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 07:43:16
全集買えない貧乏な俺だが、カタカナだけのタイトルのが何かあったよね?
146吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 12:01:41
民俗学者の谷川健一が深沢邸に行ったとき机の上に一万円札が乱雑に置かれているのを見て
「演技過剰な人物」と評している
深沢のエピソードは確かに面白いが、作為臭は強いと思う
よく言えば周りが望む深沢七郎像に答えているサービス精神旺盛な人なんだろう
「天然」を体現している山下清との対談で深沢がまったく冴えなかったのがその証明
147吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 12:12:32
そこは大嫌いな三島と似てるな
148悠仁:2006/10/22(日) 17:11:36
ばぶー
149吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 18:55:20
>>148
演技過剰でサービス精神旺盛なんだよな
「言わなければよかったのに日記」なんか全編そんな感じ、面白いけど
山下清には通用せんよなぁ、全然面白くなかったもの深沢
150吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 13:39:58
山下との対談全文載せてくれww
151吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 08:08:53
深沢の叢書?日本文学集成みたいなやつ。あれにわりとマイナーな作品が収録されたやつってあるのかな、『いろひめの水』的な
152吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 22:54:55
戦後日本文学では三島と深沢くらいだな
153吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 00:20:10
あと武大とか…
154吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 20:04:52
深沢さんはああ見えて、マリリンマンソンより過激な人ですね。
155吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 21:29:40
過激を過激と思ってやっていた

という推理
156吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 01:06:29
小説は面白いのにエッセイはぜんぜん面白くない
157吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 09:58:01
うん、俺もわりとそう思うな。小説と比べたらエッセイは…。全集を読んでたときは後半がずっとエッセイだったからちょいしんどかったわ
158甲州人:2006/11/20(月) 18:32:44
彼にとってエッセイは身過ぎの手段にして、世間的な深沢七郎像形成の手段だったと思われる。
本人が目指した深沢像とは「道化」であり「変人」であり「無学で小市民的な農夫」であり、要するに「作家らしくないひょうきんな変わり者」だ。
その実像とどの位さがあったのかは、よくわからない。嵐山光三郎の「桃仙人」も脚色されていそうだしな。
159吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 16:56:37
文庫庶民烈伝ゲト
160吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 16:25:23
age
161吾輩は名無しである:2006/12/07(木) 09:58:49
age
162吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 17:09:31
age
163吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 01:02:47
age
164吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 20:15:15
age
165吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 08:18:08
age
166吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 12:14:07
たしか、邦人で最初にバッハのシャコンヌを弾いたという話があるが。
勿論ギターで。
167吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 13:04:13
ナイロン弦使ったんだっけ?
168吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 20:47:15
>>167
うん。ナイロン弦を使用し始めていた様ですね。
ガット弦なんて使ったことがないので実感はないですが、ナイロン弦よりも調弦が難しいらしいから、
いかに扱いにくいかは想像できます。
169吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 07:03:55
age
170吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 10:23:15
紅白の、DJ OZMA のステージ見て、七郎さんの中央公論賞受賞記念パーティもかくやとおもた。
171吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 10:37:22
age
172吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 12:37:41
age
173吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 13:47:15
>>170
日劇のバロディね。
深沢が先輩作家たちに裸のレビューを見せたくての演出だったんだが、
紅白のも発想は同じだろ。
174吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 17:14:48
正月に笛吹川を読むことを2年ほど続けている。実家に本が他にないからだ
175吾輩は名無しである:2007/01/03(水) 00:22:46
>>174
あんたもヤマナチかい?
笛吹川もいいよな。今度甲州子守歌読んでみてくれ。
笛吹川の続編みたいなもんだから。俺はネットで古本手に入れた。
176吾輩は名無しである:2007/01/03(水) 00:27:54
>>175
うんうん私山梨に住んでるよ。もち子守唄読んだことあるさ。でも読み返すとなると笛吹川なんだなあ。戦国時代なのにわりとゆったりしてる感じが好き
177甲州人:2007/01/03(水) 12:38:51
>>176
おれもヤマナチ。
笛吹川は広瀬ダムが出来てからすっかり水量も減り、チョロチョロ流れる様は惨めなもんだが、
かつては台風の度に氾濫して川筋がかわっていたことも「笛吹川」にあったね。
滔々と流れる笛吹川の悠久な流れのほとりで虫けらみたいに生まれ代わり死に代わりする庶民を
ひちろうさんはえがきたかったんだろうね。
178吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 12:26:36
age
179吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 19:53:54
平家物語
チェーホフ・近松門左衛門
ドストエフスキー
ルバイヤット・コーラン
ヴェルギリウス・ラーマヤナ
カフラ王
ホメロス・風土記
ソフォクレス・泉鏡花
シェリー・深沢七郎
ボードレール
180吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 07:42:02
u¨u¨
■ジュセリーノ予言★死の鳥インフルH5N1型■
http://etc6.2ch.net/test/read.cgi/infection/1170799488/
はじまっている脅威のジュセリーノ予言
たま出版情報 http://www.tamabook.com/scb/scb.cgi
2007/02/06(Tue) 06:51 [7573]
返信者:ニラサワ 予知文書には、「鳥インフル(H5N1)…死者が出るから…」
となっており、これはすでに強毒性で、現在行なわれている演習は、
それを踏まえているようです。 http://www.asahi.com/special/051102/
2007/02/06(Tue) 12:20 [7576]

<<死のウイルス「鳥インフルエンザH5N1型」世界中で猛威>>
※5年間猛威をふるう死のウィルスH5N1型予言的中ニュース
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070131i116.htm?from=main1
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200701270001.html
http://www.asahi.com/national/update/0203/TKY200702030157.html
http://kumanichi.com/news/kyodo/index.cfm?id=20070203000146&cid=social
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/02/01/2007020110185217013.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070204&j=0026&k=200702043575
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0131&f=national_0131_001.shtml

<<ニュースサイトはジュセリーノ予言を恐れている>>
■■■すべて削除されてる死の鳥インフルH5N1型ニュース■■■
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
検索キー「英東部の鳥インフル、H5N1型と発表」でググってみ?
すべて人目につかないよう削除されている。
182林真理子もアムウェイです:2007/02/08(木) 02:12:03
>2005.3.6(日) パシフィコ横浜
>中島薫 バースデーラリー
>13:00〜
>1. ゲストスピーカー
> 佐藤 悦子 DIA
> 畑山 健一郎&喜子 W-DIA
> 山崎 拓巳 FCA
>休憩:20分
>2. 〔ジャスティン・コンサート〕
>3. ゲストスピーカー
> 林真理子
>4. 〔パフォーマンス:マシュー君〕
>5. ビデオ上映
>6. ゲストスピーカー
> 中島薫 DCA
ttp://www.d7.dion.ne.jp/~amway/i-mo-tokyo.htm

>ヘッケル・ドリーミーライン見ましたぁ?
>薫さん宅で 林真理子さんを囲んで集まった面々の
>すごいコト!!
>すごい人達は やはりどこかでつながって
>いってるんですよね〜。
>アップルコンピューターの代表取締役からananの
>編集長まで… なぜか 熱海ナンバー1の超高級温泉旅館
>『蓬莱』の女将まで。 すごい(>_<)!
ttp://www.dtsquare.sakura.ne.jp/rise37/n_message/nicky.cgi?DATE=200411?MODE=MONTH
183KEMANAI:2007/02/08(木) 22:01:37
>>179
>ソフォクレス・泉鏡花
>シェリー・深沢七郎
うーん、よくわからんけど。。。
184吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 12:51:42

山中湖に沈んだストーンヘイジの謎を追う


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185sage:2007/02/21(水) 12:02:08
俺も山梨なんだけど、実際深沢の読みは「ふかさわ」だよね、多分。
たまに「ふかざわ」になってるけど、地元じゃ「ふかさわ」しか聞いたこと
ないもんで。
186185:2007/02/21(水) 12:02:51
すんません、たまにやる初歩的なミス。
187吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 21:14:52
石和の深沢七郎の生家は印刷屋だが、今は甥御さんが蕎麦屋をやってる。
「実家『幟』」という店名(「実家」は七郎のジッカの意か屋号かはわからない)で、中にラブミー農場で愛犬と写ってる写真や深沢の年表が飾ってあったんだが
突如として、看板から「実家」の文字が消え、中の写真や年表も外された。特に経営者が変わったわけでもないのに、なぜだ?
おれは行く度に七郎さんに会えるようで楽しみだったのにな。
188:「KEMANAI」@タコシェ:2007/03/04(日) 22:28:13
えっ、「ふかさわ」なの?>185
189185:2007/03/07(水) 11:42:20
>>188
タコシェから書き込んでるの?w
山梨にいて、「ふかざわ」って読みは聞いたこと無かった。
少しはいるのかもしれないけど。自分の知り合いはみんな「ふかさわ」だったよ。

187氏は深沢の実家近くの方っぽいので、もしご存知ならどちら読みなのか
教えて頂ければと思います。
190ご指名の山梨県人ですが:2007/03/11(日) 23:45:54
ふかさわ ですよ。
蕎麦店経営の甥御さんも ふかさわ
と名乗ってますから。
あなたのおっしゃるとおり、山梨では、「ふかさわ」です。
雨宮 も、あまみや ではなく、
あめみや。
三枝 も、さえぐさ ではなく、
さいぐさ…であるように。
ふかさわしちろう さんです。
191吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 00:52:32
『楢山節考』を読んで泣いた人はこの作品を理解できていないと思う。
192185:2007/03/12(月) 11:24:57
>>190
ありがとうございます。すっきりしました。
193吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 11:10:43
アペニン山怖いage
194吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 13:53:47
風流夢譚って、どこか(ネット含めて)で読めるの?
195吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 14:15:47
鹿砦?社『スキャンダル大戦争2』に大江『政治少年〜』と一緒に掲載してあるよ。探せばあるんじゃないかな
196吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 21:12:51
現在ラブミー農場すぐそばの菖蒲町立図書館で深沢七郎展をやっています。
お経本とか秘戯の天紅本とか展示中。あとは大したことない…。
8月までやってるそうです。
197吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 23:12:32
>>1
「生きているのは暇潰し」

死ぬに死ねぬは穀潰し

書くに書けない語句潰し 

隅におけない後家殺し    

2ちゃんおまえら暇潰し
1981ですが…:2007/05/12(土) 23:05:20
「タンポポが何をかんがえてるかわかるかねえ。タンポポはこの世の中が全部タンポポになりゃいいと思っているだよお。
そんなもんだよ。タンポポもスミレもレンゲもみーんな同じこと考えてるじゃねーの。
タンポポの花がきれいだと思っちゃいけないやね。」
―深沢オヤカタの言葉―
199吾輩は名無しである:2007/05/23(水) 07:45:41

嵐山光三郎「桃仙人」だな。
現在出版されてる嵐山のあの本は、初出のものを大幅に修正削除した、と著者自身が後書きに書いているが、初出のものを読んでみたいものだ。
どの程度の改変なんだろう?だれか知ってる人いますか?
200吾輩は名無しである:2007/05/29(火) 21:46:18
七郎忌っていつだっけ?
201吾輩は名無しである:2007/06/19(火) 21:00:46
きょうは、桜桃忌です。
202吾輩は名無しである:2007/07/15(日) 16:48:39
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203吾輩は名無しである:2007/07/16(月) 17:27:16
深沢七郎の「百姓入門」読みたいと思って、アマゾン探したけどなかった。
代わりに立松和平の「新百姓入門」があったけど、立松なんて全然読みたくない。
立松はかっこだけの偽者だと思うが、深沢は本物だと思う。もっとも深沢も本物の
百姓にはなれなかったが。人間を見る目の鋭さは立松なんかの比じゃない。
204吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 21:55:50

よくぞ申された!天晴じゃ。七郎さんの眼力の凄さには、誰も太刀打ち出来ん。
おとぼけの物言いや著作に騙されてはいけない。あれこそ世を忍ぶ仮の姿。
真実を見通す皮肉なまなざし、実に鋭いね。
百姓志願か。龍生書林を検索してごらん。出てるかもしれんよ。
なかったら文春文庫の「余録の人生」所収。これも既に絶版。
選集でも見てみれば?
205吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 07:33:33
三島由紀夫も深沢七郎も好き
206吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 07:40:29
深沢七郎好きな人は赤松啓介好きだよね?
207吾輩は名無しである:2007/08/06(月) 02:56:21
>>197
ウマー
208吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 20:12:53
209吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 01:04:32
今日、八月十八日は、七郎さんの命日です。
今年で没後二十年となります。
久しぶりに笛吹川と甲州子守歌を読もうと思います。
210吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 10:04:46
深沢が三島由紀夫のことを、三島さんは時給***円で働くことを
知らないからとかなんとか評したのってどこに載ってるか知らない?
日本の作家や詩人って、若くして死んだり、金持ちの極道息子で働かなくても
家から仕送りしてもらったり、あるいは、若くして認められて、浮世の普通の
人の苦労を知らない人が多い気がする。まあ特権階級の苦悩みたいで。
だから、深沢のこの言葉は庶民の気持ちを代弁してくれてるって気がするんだが。
211吾輩は名無しである:2007/08/23(木) 10:34:51
深沢は景気のいい印刷屋の家庭に生まれ、中学時代に当時は珍しかったギターを買ってもらい没頭するなど、当時としてはドラ息子のお坊ちゃん。
ギタリストとして身を立てようと上京し浅草のストリップ劇場で働くが、これも彼の嗜好であって生活苦のためではない。
風流夢譚事件後放浪するがこれも彼の嗜好と思われる。カネならいくらでも実家から工面してもらえたはずだから。
ラブミー農場や今川焼も「やってみたかった」事であり、結局彼の本質は「庶民への憧れ」だったように思う。根っからの庶民ではないんじゃないかな?
212吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 17:25:48
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213吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 02:21:51
「東北の神武たち」読んだけど、あまりのアホさに笑った。ラストシーン滑稽すぎる。
深沢さんの描写って、あんまり深刻な感じがしないのがいいよね。
214吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 14:06:20
>>211
はげどう。ふかざわはしょみんじゃないよ。

215吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 23:44:06
すべては計算だったのさ
216吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 23:51:07
217吾輩は名無しである:2008/01/08(火) 18:31:38
ちくまの文学全集が新しく文庫化されてるけど、
深沢七郎は外されてるねorz
なんで?
218吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 09:27:27
なんとなく深沢のは出ないんだろ、とは思ったよ
219吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 13:33:12
作家は、全てアウトサイダー。
こういう視点が、ないと、モノは書けないんだよ。
傍観者であるw

永井荷風しかり、、、。超越してる変なひとw でも勲章もらって喜んだり、、w
220吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 01:09:11
深沢って無敵だよな
221吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 16:34:03
>>217
二年ぐらい前にブクオフの105円棚で見つけて以来ずっと愛読してる

いのちのともしび読むと無性にいちごが食いたくなるなー
222吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 17:01:24
超過疎
223吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 01:33:18
何で文庫がこんなに少ないの?
もっと読まれて、評価されていい作家なのに。
講談社文芸文庫に一つも入ってないのとか不思議。
224吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 18:18:40
>>223
講談社文芸文庫は本当に駄目駄目だな。
マニア趣味じゃなくて、良い作家なのに読める機会が減った
作家の作品出せば良いのにな。
225吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 18:25:09
深沢は掟破りの天災だから、、、、インテリ作家は存在自体を消したいんだよ。
226吾輩は名無しである:2008/08/12(火) 23:53:51
嵐山光三郎の「桃仙人」に、盆栽に関する作品を代作したら機嫌を損ねられ、
それが「斬られ」た理由のひとつとなったみたいなことが書いてあったが、
「盆栽老人とその周辺」のことか?あれ嵐山の代作なの?
227吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 17:32:05
緒形 拳亡くなったね・・・・
228吾輩は名無しである :2008/10/08(水) 19:39:56
風流夢譚読みたい

229吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 19:27:45
230吾輩は名無しである :2008/10/24(金) 15:13:07
この人の文体が好きだな
231吾輩は名無しである:2008/11/05(水) 01:01:08
風流夢譚については、技術的にどうこう言う話じゃないと思うけど、
書かれている内容が、やっぱりちょっと気持ちが悪いから、
たとえば、自分が首をちょん切られたって人間の立場に立ったら、
ウヨじゃなくても、怒るやつもいるだろう(俺もそう思う
しかも、立場を考えると、個人として深沢に本人自身が反論抗議できないから、
あまり深沢には加担できない。
体制批判を明確に標榜しているわけでもないところは、エログロナンセンスと似たような
レベルと把握しても、そう遠くないと思う。なんかタッチもいじましいし(笑
深沢の性に対する考え方の中で、特に老婆のメタファってのがポイントかな。
全体として同属嫌悪の感もある三島や川端よりはるかに暗いってところが、…
232吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 07:54:17


ミュージシャン兼小説家の深沢と中原の共通点。


深沢七郎→処女作『楢山節考』(楢山ソングブック)

中原昌也→処女作『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』(マリ&フィフィの虐殺節考)

233吾輩は名無しである:2008/11/30(日) 03:44:46
未発表作品が新たに発見されたみたい。
ギターに関する小説らしい。
234吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 02:48:53
≫風流夢譚読みたい

 中央公論昭和35年(1960年)12月号に,
 谷内六郎の挿絵で,読み切り掲載された。

 入手方法
 1) 東京なら,国会図書館で,雑誌作者ページを指定して,コピーを依頼する
    のが一番確実。
    実費負担。いま年末だからすこし時間がかかるが手に入る。
 2) その他大きい図書館だと,中央公論を全部持ってるから,
    そこでコピーを頼む。
    国立大学の図書館も,ほとんどのところが持ってるよ。
 3) ネット検索でアップされたものを読む。
    以前は全文アップされたサイトがあったがいまは削除されているようだ。


 ストーリは,革命が起こって天皇皇后も殺されているというので
 深沢=主人公が,一種の仮想の見物人になって,あちこち見て回るというもの。

 文章は平明で読みやすい。231氏が,気色悪いと書いてるが,どこが気色悪いのか?
 有名なのは,首がごろんところがっていて云々のところだが,実際の流血の様子を
 書いたわけではない。あえていえば,パンタグリェル物語のなかの修道僧の見聞録とか
 ダンテの神曲のなかの一つの挿話。もっともっと世俗的にいえば,山田風太郎の妖術ものに似ていて,
 ギャグが軽くて思わず笑えるようなところもあるよ。
 

235吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 12:03:21
右翼に狙われ、放浪の旅と称し逃亡。
とばっちりで出版社社長宅の家族やお手伝いが死んだり怪我しても、自分だけは放浪で雲隠れしたまんまのヘタレ無責任バカ、それが深沢。
236吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 18:27:06
深沢に心酔した若者が,紹介なしにどんどん押しかけてくるように
なり,風呂場まで覗きが出たりしたので,深沢は嫌がって,
東京を離れただけ。

死傷は狙った右翼の男に責任がある。深沢が刺したわけじゃない。

それに,庶民のひとり・市井の名もない人間のひとりとしての深沢は,
暴力的な人間からは,逃げる以外に方法はない。反撃はしない。

こういう態度がなぜ非難されるべきなのかな。

貴兄の精神構造がいびつ。当たり散らすのはよくないお。



237吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 18:51:27
深沢が逃げたから矛先が社長宅に行ったんだよ。
いみじくも、そんな右翼に狙われる本を書いたからには、責任を持って自分が対処すべき。
逃げ出すぐらいなら最初からそんな本書くんじゃないよ。書くなら死ぬ覚悟で書けヘタレ。
238吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 18:58:21
>>225
売れないから自然に消えたんでしょ。
239吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 19:09:53
深沢は景気のいい印刷屋の家庭に生まれ、中学時代に当時は珍しかったギターを買ってもらい没頭するなど、当時としてはドラ息子のお坊ちゃん。
ギタリストとして身を立てようと上京し浅草のストリップ劇場で働くが、これも彼の嗜好であって生活苦のためではない。
風流夢譚事件後放浪するがこれも彼の嗜好と思われる。カネならいくらでも実家から工面してもらえたはずだから。
ラブミー農場や今川焼も「やってみたかった」事であり、結局彼の本質は「庶民への憧れ」だったように思う。根っからの庶民ではないんじゃないかな?

↑庶民のふりして無頼きどるとは、一番卑怯で質が悪いね。
240吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 20:30:32
どんな家庭に生まれたかは,それはそれで,深沢の責任ではない。
大岡昇平も大儲けした株式仲買人の息子だし,日本で名を残した作家で,けっこう有福な家庭に生まれている
人は多い。原稿用紙に書いていく時は,他に何もできないので,食いつぶしになる。
いまの相場だと,年間2000万ぐらいはないと,満足に書ける環境にならないと思う。

気取りのポーズがあったとしても,不思議ではない。
庶民かどうかとは関係のない,性格の問題でしょう。

ギター。
これはそういう名前の楽器が,まだ珍しい時代だったということで,
値段的には大したことはなかったはず。
極貧の炭鉱労働者のような階層にはムリだと思うが,
当時急激に増えたサラリーマン家庭では,SPレコードぐらいは普通に買えたし,
ギターより高価なアコーディオンも,持っている人がたくさんいた。舶来の物品も,
けっこう安価に流通していて,うちにも祖父のがらくたが残っている。

深沢本人は,新奇なものに触れることが好きだったんだと思う。ギターもうまかった。
それに,アメリカの進駐軍の物資が国内にあふれていた時代で,アメリカ関連のものは,
東京近辺では,安価に手に入った。

かりに,庶民派を気取っていたとしても,それで何が悪いのかな。よくわかりませんね。
本が売れたり映画化されたりで,お金が儲かり,それで自分の好きなものを買うというのは,
それこそ普通の「庶民」。ラブミー農場も,安い土地をばんと現金で買ったわけで,
深沢らしい。
ストリップへの性的志向があっても,別にそれはそれでいいんじゃないだろうか。

貴兄の「根っからの庶民」というのは,永遠にしょぼいお茶漬けでも食ってる老人のこと
なんでしょうかねえ。 
そういう「庶民派の」老人は,今だって存在しないよ。
 
 
241吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 22:12:30
>>240
悪いとは言ってないよ。ただの庶民きどり貧乏きどりだったくせに、
他の作家を、坊っちゃん育ちだの苦労しらずだの悪口言ってる姿勢がセコいってこと。
242吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 00:57:07
庶民列伝というのがあるね。
あれに出てくるひとたちていうのは,まったくその辺のじいさんばあさんとかで,
四方山話で無思想。ああいうのが真骨頂。わざと書いた。

深沢七郎はこてこての甲州人だったが,郷土愛みたいなものは全くなかったんで,
それが誤解させる。九州とか北海道でも住んでるし,定職なしのぼけっとした
生活が好きで,心臓が悪くなければ,外国移住もありだった。

ものすごいエンタテイナーだったんで(小沢信夫がそうしゃべりまくっている),
相手が望むイメージに合わせていた。だから,A編集者が,深沢七郎=庶民派みたいなイメージを
持っていたら,それに極力合わせて芝居をする。Bが違うこと言えばそれに合わせる。

もうひとつ考えておかないといけないのは,文学者の「学歴」。
いまでも,どこか大学を出ていないとまともな文学者として扱ってもらえない。
だから中央公論新人賞のあとの高名な評論家や文学者は,例外なくすべて深沢を異端だと言ってる。
この固定的な見方が,世間に広まった。庶民派みたいなラベルも,深沢はおもしろがって自分で使ってるが,
あれは過剰サービスだとおもう。
深沢の文章は,会話と地の文は区別なくおかまいなしで
どんどん進行。無造作にみえるが,ものすごく読みやすい。
こういうのは,宮部みゆきも通ったとかいう小説家になるための文章コースなんかじゃ
禁手としてきびしく戒める。

無思想とか,変幻自在とか,軟体動物とか,そういう言い方のほうがいいのかも。
死後もうかなりたつが,この作家が読まれなくなるのは惜しい。
243吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 16:29:10
深沢が庶民だったかどうかはどうでもいい。
ただ、彼は、庶民=貧しくて、虐げられた、弱い善良な人々というような
プロレタリア作家みたいなもの書かなくて、庶民の狡猾さ、したたかさ、滑稽さ
みたいなものを書いたところが評価できる。
プロレタリア作家こそ、当時のインテリの純粋お坊ちゃまだったんじゃないかな。

プロレタリア作家じゃないけど、有島武郎なんてキリスト教的ヒューマニズム
から、小作人に膨大な地所を譲っちゃった。彼はその後心中自殺しちゃったけど、
人間に幻滅しちゃったのかな。
庶民なんて、貴族のお坊ちゃまの正義感で扱えるような生やさしい者じゃない。
244吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 23:15:59
>>233
未発表原稿、掲載されたね>新潮
まだ読んでないけど(汗)。
245吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 01:15:25
>>242
こういう人って、文章をどういうツールで打ち込んでいるの?
読点が変なんだけど
246吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 18:25:33
ユリイカ(?)の深沢特集の座談会(尾辻、クマ、嵐山ら)、文系版たけし軍団みたいだ。
247田村一等兵【1日目】 ◆d6hOyCZ6ug :2009/03/17(火) 23:20:41
風流夢譚はネットで全文読んだけど、駄文と思った
笛吹川が読みたいけど全集までは買う気にならん…
248吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 00:36:30
ネットのどこに出てる?
笛吹川は古本で安く買えるよ
249吾輩は名無しである:2009/03/20(金) 17:17:06
深沢さんとお友達になりたかったw
250吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 12:15:31
女つれて行くとネチネチ言われる
251吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 05:07:10
『深沢七郎傑作小説集1』ってのに収録されてる作品のタイトルを教えてくだされ
252吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 07:50:31
嫌だね。
253吾輩は名無しである:2009/05/25(月) 08:51:17
254吾輩は名無しである:2009/05/25(月) 08:57:56
宣伝乙
255吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 17:08:16
帰りにコーヒーショップで少し話し合いました。
わたしは深沢七郎が嫌いだと言いました。
人間臭すぎます。
世の中の事を知り過ぎます。
器用過ぎます。
素朴なように見えて内面は派手な所が気になるのです。
深沢七郎は2年前に憧れていた人間像でした。

理由なき抵抗ある−非行少女の日記−
秋元文庫・youngシリーズ(昭和49年)より
256吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 23:09:36
その女の子はなんで非行に走ったのか大変気になる。随分と感性が素直な印象を受けるが。
そんな俺は多分、卒論を深沢七郎で行く。作者論ではなく、風流夢譚か楢山節考に絞った作品論でやりたい。
行き詰まったらみんなに相談させてくれ。攫いきれない資料があったら大事だ。
257吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 21:16:22
卒論を深沢七郎とは! しかも作品論とは!
258吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:32:33
深沢七郎:ギタリスト時代の演奏会プログラム 多数発見 - 毎日jp(毎日新聞)
ttp://s02.megalodon.jp/2009-0902-0030-58/mainichi.jp/enta/art/news/20090827k0000e040062000c.html
259吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 03:01:17
>>258
実物を見てみたいとは思うね。
260吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 19:50:23
まあ、型破りでぶっ飛んでる、土の匂いがするアナーキーな作家、
大好きな作家ではあるけれど、大正生まれの人だし、変なじいさん、
流浪民っていうイメージが強くてね、ギターの演奏がいいとは言っても
ノスタルジックにいいと言ってるだけじゃないの、今あえて聴かなきゃ
なんないほどには大したことないんじゃないんじゃないの、
なんて高を括ってたんですよね。(中略)
ええー、『深沢七郎 ギター演奏集/楢山節(祖母の昔語り)』は、
CD番号はABSC、ハイフン、38、定価2500円(中略)
どうぞ、みなさん、買えるうちに買っておきましょう。

モブ・ノリオ『ゲットー・ミュージック』より
261吾輩は名無しである:2009/11/13(金) 17:20:41
>>260
もう定価じゃ買えません
エライ値段になってます
262吾輩は名無しである:2009/11/15(日) 17:26:54
263吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 23:05:21
筑摩の深沢七郎集って全集なの?
風流はあれだけど
264吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 14:09:10
天才ってこの人のことだと思う
265吾輩は名無しである:2009/11/21(土) 00:32:17
楢山節考一作しか読んでません
266ECD:2009/11/23(月) 15:19:12
>>260
再発CDだ?
ケッ、俺はオリジナル持ってるぜ!
267吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 23:05:31
深沢は三島由紀夫が恐れたのですからやはり天才で性根〜(笑)
268吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 23:19:35
藁貸し増すねぇ〜(笑)
269吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 00:06:41
>>267
つまらない三島が褒め称えたとなるとよほどつまらないのでは?
と思うのは人情。
270吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 00:09:18
東京のプリンスたちって面白いの?
なんか三島が褒めてましたが。
271吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 00:11:22
>>269
あんた個人の人情なんかどうでもいいよ。
272吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 01:25:05
>>271
三島オタの個人的な感想もいらないなw
273吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 08:45:44
三島が東京のプリンスのどこを褒めたのかわかり魔戦けれども、東京のプリンスは深沢本には必ずと逝っていいほど収録されており増すねぇ〜(笑) 深沢も気に入っていたので消化ねぇ〜(笑)
274吾輩は名無しである:2009/11/30(月) 23:16:30
さて〜(笑)
275吾輩は名無しである:2009/12/18(金) 21:38:15
燃料投下
七郎さんの地元、山梨で例年末繰り広げられる深沢祭り。
今年はレギュラーの三上寛に加えてモブ・ノリオが参戦。
すべての理由はモブ最新作『JOHNNY TOO BAD内田裕也』の帯参照
http://www.webdice.jp/event/detail/1517/

チラシ(大)は以下
http://www.flickr.com/photos/atemzeit/4189384867/
http://www.flickr.com/photos/atemzeit/4189381219/
276吾輩は名無しである:2009/12/18(金) 22:53:02
この人って川端が死んだら赤飯炊いた人だっけ
凄い情けないよな
277吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 09:12:35
くれる物はなんでも貰う乞食作家しかいない日本文壇で、川端は嫌いだから川端賞はいらね、と受賞を拒否した凄い人と逝った解釈もありましてねぇ〜(笑)
278吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 09:37:23
骨太作家
279吾輩は名無しである:2010/03/06(土) 09:58:57
結局大したことない作家だったな
280吾輩は名無しである:2010/03/06(土) 10:29:59
この人と高橋和己の対談じゃ、インテリの高橋が押され気味だった
らしいなw
281ザ・スミス(関西):2010/03/06(土) 23:20:02
ほんまの無頼派は七郎じゃないやろか。
282吾輩は名無しである:2010/03/06(土) 23:40:55
浅田彰も口じゃカッコ良いこと言ってても、実生活じゃ
「楢山節考」を地でいく親孝行者らしいが。
おかげでそう豊でもない日本が世界トップクラスの長寿国に。
283吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 01:32:29
>>273
>>279

どうせ読んでないだろうし、判んないと思うよ w  
284吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 02:27:02
東京のプリンスたち映画になってるんだね
285吾輩は名無しである:2010/03/11(木) 14:25:32
>>284

詳しく知りたい。
286吾輩は名無しである:2010/03/12(金) 14:35:19
>>241
チミ、人としてまだまだ浅いなw
金持ちだから庶民感覚ないと思ったら大間違い
貧乏人ほど金入ったら一気に庶民感覚忘れて豪遊するの知らないの?
287吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 13:03:10
風流夢譚の件で右翼に狙われ日本全国逃げ回ってたらしいね、しかも公安の護衛付きで。
288吾輩は名無しである:2010/07/25(日) 20:55:01
クソオナニーみたいな駄文垂らしやがって
確かにこいつにかかれば人生もヒマつぶしだわなw
289吾輩は名無しである:2010/07/26(月) 12:05:41
聞くところによると、例の「風流夢譚」掲載のいきさつについて、中央公論の嶋中社長がその掲載を反対した
にもかかはらず、あたかもぼくが圧力かけて掲載させたやうに伝はつてゐるらしいんです。
これはとんでもない誤解で、推薦した事実さへない。第一、新人の原稿ならいざ知らず、深沢さんといへば
一本立ちの作家ですからね、だれそれの推薦なんてあり得ないぢやないですか。世間ではよく、ある出版社の
背後にはこれこれといふ作家がゐて、その作家の言ふことならきく、といふやうな考へを持つ人がゐるらしいが、
それは“編集権”の存在を知らない者の言ふことで、編集権を侵害しないといふモラルは、ぼく自身いつも
守つてきたはずだ。ただ例外があるとすれば、“文学賞”の審査員になつたときくらゐのものだらう。
そのときだつて、技術顧問的な役割で、作品の芸術的な判断以外の社会的な影響にまでは、タッチしないものだ。

三島由紀夫「『風流夢譚』の推薦者ではない――三島由紀夫氏の声明」より
290吾輩は名無しである:2010/07/26(月) 12:05:55
かういふ事情を知つてゐれば、ぼくが「風流夢譚」を掲載するやうに圧力をかけたなんていふことがナンセンス
だといふことがよくわかるはず。しかし、それにもかかはらずぼくの名が使はれたとすれば、それは一部の者が
苦しまぎれの逃げ口上に使つたのではないか。さう思へば使つた者にも同情の余地があるのだが、迷惑うけるのは
こちらだからね。ともかくふりかかつた火の粉ははらひ落としたいといふのが本音だ。
この際、次第に大きくなる風説――新聞雑誌でもそんな書き方をされてゐるんで――の誤解をときたい……。
(談)

三島由紀夫「『風流夢譚』の推薦者ではない――三島由紀夫氏の声明」より
291吾輩は名無しである:2010/08/12(木) 00:54:51
深沢七郎著作に関してのお問い合わせの件 (2010年8月)

■徳間書店
会社として純文学に特化していないことに加え、採算の見込みの薄い商品に関しては、
経営の健全性を保つ上でも重版をかけにくいので絶版にしている。

■光文社
古い商品(光文社のものは2005年刊行)であるうえ、特にこれから
大きな売り上げを見込めるタイトルではないので重版はかけられない。

■新潮社
深沢七郎の著作に限らず、絶版の商品は多くあるが
文学的に貴重な作品であってもそれだけでは重版をかける条件にはならない。

■文芸春秋
深沢七郎の遺産相続人(著作の権利を持つ方)が、復刊に反対しているので、
出版元では勝手に復刊できない。
292吾輩は名無しである:2010/08/12(木) 00:55:41
■筑摩書房
絶版商品に関しては商業的によほど採算の見込める商品でないと再販は難しい。

ただし今年の11月か12月に戌井昭人編の文庫版の全二巻コレクションを刊行予定。
一巻目が短編を中心としたセレクションで内容は下記の作品を予定
東北の神武たち/揺れる家/千秋楽/流転の記/みちのくの人形たち 等
二巻目はエッセイ中心の予定。

■中央公論新社
*ノーコメント

■河出書房新社
絶版扱いとなった本はよほど多数のリクエストや
売り上げの見込みのあるもの以外は基本的には重版にはかけられない。
今のところ全集、復刊の予定はなし。
293吾輩は名無しである:2010/09/03(金) 22:14:26
『生きているのは ひまつぶし』 光文社文庫化
294武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s
『笛吹川』は泣きました。
読後なんともいえない心の揺さぶりがありました…すごい傑作です。
惣蔵たちの落命地にもいつか探訪してみたいです…。
特に惣蔵片手切りの場は、実見するのが楽しみですね。