【サハラ出禁】絲山秋子真第七話【コテハン占有ダメ】
501 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :
今、私が若い人々を抱きしめたい気持ちは上に書いたようなものであるといっておこう。
青春残酷物語とういうタイトルの映画があったと思うが、いい題名だ。
また舞台が新宿wいいかげん食傷。
503 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 10:36:15
∧∧ ∧∧ ナ、ナニ イッテンダ アイツ
∧∧( ゚д゚ )( ゚д゚ ) ∧∧
( ゚д゚ ) ∧∧(つ∧∧( ゚д゚ ) エ…?
| U ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u
504 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 18:10:37
立ち飲みの店でカウンターに並んで座っていた。
ありえねーwwwwwwwww
佐原さんは文章力はあるんだけど
会話が下手糞なんじゃないかな。
イトヤンの読んで勉強するといいよ
サハラは会話しないもの。黙って人の話聞いてるだけ。
たまに喋ってとしても、何言ってるのかわからんw
町でナンパされて、キモがられるのがせいぜいだろ。
507 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 22:12:13
テスト
508 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/18(水) 22:19:21
…小さい頃から私は会話をする際にキャッチボールをすべきところをすべてバットで
打ち返していたような気がする。それで協調性に乏しかった。思えば反省すべき点である。
しかし、今の若い人たちはなまじっかの速球では打ち返してホームランを打ってはくれない。
手ごわいもののように思える。「侍ジャイアンツ」で最初の魔球が打たれてしまうと次の魔球を
考えて投げるのだが、あれと同じだ。分身魔球ぐらい投げてやらないと打ち返す気さえ無い。
「だーめ、だめだめ」
と、そっぽをを向かれてしまう。
昨日か一昨日の深夜テレビで優木まおみが三島由紀夫の『仮面の告白』を朗読していた。
ああいうバカなギャグが受ける時代なのである。優木まおみくんの色気にごまかされてはいけない。そこの高校生。
509 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/18(水) 22:22:15
そんなギャグの発想は私の若い時代には無かったはずである。
無論、おかしかったのでそんなことを言う今の私には無いのかもしれない。
だが、若い人たちは昔より頭が良くなったのか悪くなったのかよくわからない。
510 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/18(水) 22:32:47
もう少しまじめに勉強しなさい。
511 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/18(水) 22:36:47
割りに美人でグラビアを見て好感を抱いたのだが、あれを見て一挙に失望させられてしまいました。
テレビ関係者にも何とかしてほしいものである。
512 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/19(木) 23:19:48
最近、強く思うことなのだがどんな形であれコミュニケーションをとるということ、言葉を交わして心の交流を図り
自分の外の世界と交渉を持つ事は様々な現実が横たわる社会で命綱の役目を果たす、殊にノイローゼの場合は
それがないと人間存在そのものが危機にさらされてしまうということだ。滑稽に聞こえるかもしれないが
これは深刻なのだ。ノイローゼ患者以外の人にいくら言ってもどんなに説明しても解かってもらえないと思うし、
どうも現実社会というものはノイローゼにかかるような人にとってはそれこそ信じられないくらいに複雑であるという気がする。
513 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/19(木) 23:27:17
ネット小説を発表し始めてから、状況が変わった。よい方向に変わったのか悪い方向に変わったのか。
多分いい方向なのだが、ひとつだけ確かなのは周囲の若い人達がにこにこ笑って接してくれるようになった事である。
そんなに嬉しがってくれるのかな、と思うぐらいに。というのか、私の病気や苦労を理解してくれたうえで尚、そんな風に
笑ってくれるのが、有難いと思う。本当にありがとう。
514 :
吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 23:27:48
いいかげんびょうきのはなしを
やめることがくせいのころの
とうびょうせいかつのはなしを
やめることえどがわらんぽの
はなしをやめることはーどぼい
るどのはなしをやめること
いとやまにつきまとうのをやめ
ること
から、スタートしてはいかが?サハラ先生。
ああそれから。。。何度も言いますが、ここへ
はあなたは出禁です。くれぐれも、お忘れなきよう。
515 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/19(木) 23:42:02
ごくたまにであるのだが、
「君は頭が良すぎる」
といわれる事がある。
頭がいいといわれれば悪い気はしない。昔は純粋に褒め言葉だと受け取っていた。
ところが最近はそう能天気には喜べない気がしてきた。
「馬鹿と天才紙一重」というが「天才」というのがそもそも、そこまで滅多にいない人種なのか。
結構ありふれた人なのではないか。いや、多分普通の人に過ぎないとは思う。
516 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/19(木) 23:53:45
IQテスト(愛窮テストと言いたいくらいだ)では160以上を「天才」とするそうである。
確率から言ってどのくらいの割合なのか、とにかく常にいくらかの「天才」は存在する事になる。
点数がどのくらいなのかは私は自分では知らない。
517 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/20(金) 00:00:45
キルケゴールは狂気の素質を持たない天才は存在しないと言ったが、若い頃は天才などというものは
雲の上の人だと信じきっていたし、自分がもしそうだとしても気休めにしか過ぎなかった。
今は気休めどころか、何の意味もないと思うようになっている。
518 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/20(金) 00:04:47
普通、君は天才だ!などと人は口にしないものだろう。
最近、「下手すると鈴木は天才だと思う」といわれたのだが、
そのときは嬉しいと思うと同時に怖い気がした。
そんな台詞はシャーロック・ホームズを読むときにワトソンがホームズに向かって
言うものだと思っていた。今も怖くて仕方がない。
気にしても始まらないのだが。
519 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 07:18:32
>キルケゴールは狂気の素質を持たない天才は存在しないと言ったが
キルケゴール → 狂気の素質を持った天才
佐原敏剛 → 単なる狂人
520 :
:2007/07/20(金) 12:58:28
つまらん
521 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 14:12:04
世辞もしくは皮肉を真に受けて喜びを隠せない佐原敏剛40歳。
522 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/21(土) 22:24:27
NHK教育テレビの番組だったと思う。
講師の先生が
「人間は他の動物とは異なり、四六時中発情している」
と仰っていた。
してみると生殖能力の点で他の動物より優れているということにはなるが
一方でかなり遊び好きな動物であり、かつおかしなところのある動物であるともいえるだろう。
「恋」という文字は「変」という文字に良く似ている事からしてもそれは考えられる。
読書という行為もかなり奇妙なものである。
文字を追って、想像力を膨らまし、その世界に浸る。そうしたことができない人はいないだろう。
みんなおかしいところがあることになる。戦争が起こるのも道理なのかもしれない。
523 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/21(土) 22:32:33
ただ、先生の言いたかった事はそんなことではなく、人間は単に情欲からのみ相手を選ぶ事はせず、
究極のところでは相手の人間性や誠実さといった点に惹かれて結婚するという結論を言いたいがために
上の原理を引き合いに出したに過ぎない。
文学とは人間性、誠実さ、というものを勿論表現しなければならないのだが、
その表現の原動力となっているものはやはりちょっとおかしい好き物の、色恋好きの
気持ちにしか過ぎないのであろう。
524 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/21(土) 22:48:07
四六時中発情しているという事になると、私が考えている以上に
不倫や浮気は多いのかもしれない。それでなくても風俗で遊んでいない友達を
私は知らないのである。私自身は、ソープランドで一度しか女性に身体を開かせた事がない。
セックスをたったの一度しかしていない。41年生きてきて。思えば寂しい青春だった。
525 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/21(土) 22:58:51
頭が良すぎる、というのはだから言われるのかもしれない。
もっぱら読書や創作によって性欲を発散させ、昇華してきたのである。
或は思索に耽ることによって。
また、夢を際限なく膨らませる事によって。
街で女の子に声を掛けてみる事が最近はあるが、それも彼女達の純粋な思いを聴きたいからに過ぎないのだ。
「最近、何か感動しましたか?」
と、にっこり笑って訊いているのである。
もう、全てがその調子であり、口説くなんてことはしていない。
526 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 23:36:28
正直に「お前を抱きたい」って言って
逮捕されなさいw
>「最近、何か感動しましたか?」 と、にっこり笑って訊いているのである。
「すいません、手相の勉強してる者なんですけど」
528 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 20:33:42
>>525 どうして皮肉が通じないのはなんでだぜ?
頭が良すぎるって、電波受信してイッちゃってるって言われてるんだろw
俺なんか頭がいいって
言われたら
ぞっとするよ。
530 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 14:31:48
じゃあ、いい加減ストーカー行為止めて
絲山への劣情も読書や創作wwで発散しろや。
531 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/28(土) 16:20:49
1968年にキューブリックの「2001年宇宙の旅」が公開された。
テレビドラマの「スペース1999」はその十年後くらいか。
二十一世紀の今日、それらの空想はすべて否定された形である。
ウェルズの「宇宙戦争」など滑稽の極みとさえ言える。
思えば、人間が三十を超えるか四十にさしかかる働き盛りの年代に
夢が最高潮に達するということは無理もないことであるだろう。
少年時代に見た純粋な夢を実現したいという強烈な意志がこの年齢の
作家たちにはある。
ところが、よく考えてみると1968年から数えて僅か三十三年で
キューブリックが夢想したような世界を人類が手中に出来るのかどうか。
それはキューブリックが敢えて無視した現実だったろうか。
532 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/28(土) 16:23:47
ドストエフスキーの作品にしたところで、たかだか150年か160年昔に
書かれたに過ぎない。それを私が若かった頃にはとてつもなく古い時代であるかのように
思って神聖視していた。
四十一になってそんな感慨にふけるようになっている。
533 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/28(土) 16:38:15
果たして現に二十一世紀に少年時代を送る子供達は何を夢見ているのだろう。
おい、選挙は行ったのか
と、書き込もうと思っていたら先を越されました
536 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/29(日) 23:54:59 0
行った。
メルヴィル『白鯨』。
最近、小説に食傷していたのだが、少しは乗れそうな気がする。
冒頭、鯨学の薀蓄を並べるところからしてメルヴィルは変わった作家である。
生前認められなかったのはそのせいだろうか。第一章「海妖」を読み始めたばかりだが
アメリカ文学らしいユーモアあふれる筆致で読ませる。
――懐中は文無し同然、陸地ではこれというおもしろいこともないので、しばらく船に乗って、水の世界を見て来ようと思った。
この語り手、イシュメールのとぼけたユーモアが笑わせる。今の私にはぴったりだと思うので
読もうと思う。
537 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/30(月) 00:02:52
何故乗れそうなのかというと、メルヴィルが乗っているからである。
この作家、本当にこの話を信じてるな、という気がする。多分信じているのだ。
といおうか信じていなければ絶対にこんな精緻な文章を紡ぐことは出来ないのだ。
古典文学でこうした作品にお目にかかれるのは現代人の幸福というべきであろう。
この想像力に比してみると三島や太宰や谷崎など吹けば飛ぶようなものであるとさえ言って差し支えない。
538 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/30(月) 00:16:02
「まあ、気楽に読んでご覧になってください。損はさせませんよ」
と言いたげな作者の顔が見えるようだ。
発想からして奇抜、大胆であり、構想もスケールが大きい。
映画にもなった。
映画化には向いている作品であろう。
第四十一章が「モービィ・ディック」。この章題を原稿に書いた瞬間、「ジャーン!」と作者は心中で叫んでいたのではなかろうか。
539 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/30(月) 00:27:36
創作の動機も或いは摑めるかもしれない。
実は昨夜は一睡も出来ずに朝方散歩を小一時間やった後アルバイトへ行った。
もう、死ぬかと思った。そんな日だったから読む気になれたのかもしれない。
部屋の中にいるとくさくさして嫌なので近所を一駅ほどの区間、ぐるりと回ってきた。
まったく嫌な心理状態だ。それでも何とかいいほうへ向っている。
540 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/30(月) 00:36:20
なにもうじうじ悩んでいるばかりが文学ではない。
ポオが私は好きだが、マーク・トウェインも大好きである。
ヘミングウェイもいい。何かとアメリカ作家とは相性がいいのだ。
541 :
吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 00:57:26
おまえ。選挙権ねえだろ。
そーだな、俺も仕事しなきゃなあ
今度某所で飲食店を経営するんで、こないだ会社設立の登記してきたよ
3年前からサラリーマンの年収の3倍くらいを先物と株とFXで稼ぐようになってから
馬鹿馬鹿しくなって会社辞めちゃったからなあ
最近なんぞ全自動シストレでやることといったらパソコンの電源入れてソフト立ち上げることくらい
それで去年は年収6000万だったかな?今円安絶好調で円キャリーバブルが進行中だし稼ぎ時なんだよ。
あとは遊び呆けてるよ。
やっぱりサリンを吸うと人生観変わる
会社で一生懸命頑張ってもキチガイがテロやれば仕事に支障が出るくらいのダメージ喰らって
長期休職したし、裁判で尾崎信者流れのオウムのアホ発言聞いててムカッ腹立ててその場で
殺してやろうかと思ったけど何とか思いとどまったり・・・
結局今も体力戻ってねえし、病院通いは続いてるし、はっきり言ってむかつくな
まあ、高校時代に「サラリーマンみたいな敷かれたレールの上を走るだけの人生なんて嫌だ!」とか言ってた
痛い尾崎信者を見て以来、尾崎信者をキチガイの一種と思って小馬鹿にしてたが、まさかオウムによってしっぺ返し
を喰らうとは思っても無かったよ
バイト?あんたレベル低いな
時給1000円にもならん非正規雇用の世界がおまえの今の生活レベルなのかい?
やっぱる尾崎信者だな、あんた
543 :
吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 17:20:17
佐原さんはどうやって生活してるのですか。
収入源はどうしてるのか興味本位で質問です。
544 :
吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 19:13:23
親から仕送り
すぐに辞めるバイトを転々
546 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/30(月) 23:15:40
そこまでいい加減ではない。
アルバイトは病気の症状が余りにきつかった二十代は
それこそ三時間でやめてしまったこともある。
一週間で辞めたアルバイトもある。
それは仕事の向き不向きも確かにあっただろうが、症状があそこまでひどければ
誰が見ても無理の無い事だった。事実、福祉作業所にいる仲間たちはそのほとんどが
アルバイトに行った先で耐えられなくなって長続きせずに辞めてしまっていた。
秋ちゃんもその苦しさは解るはずである。実は明日も早いのだが
眠れずにまた朝方散歩する羽目になるよりも書き込んでいたほうがいいと思う。
悩みがピークに達してからでは遅すぎる事が多いので、気楽に書き込んでいる。
547 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/30(月) 23:28:54
症状のほうは何とか良くなった。
しかし、入院期間が三年、福祉作業所通いが三年、高校時代の引きこもりも三年で
都合十年ほどの間、実社会と隔絶した環境下にいた私は今になって世の中の事がよく分からなくなっている。
警視庁の統計によると2002年度における東京都の犯罪発生件数は三十万件以上である。
1977年には二十万九千件。交通犯罪は含まれていない。たかだか二十五年間で十万件の増加という事になる。
このままでいくと、あと三十年も経たないうちにその累計が一千万を超える計算だ。
一千万は東京の総人口である。無論前科者の存在があり、暴力団関係者の犯罪がある。
しかしこの数字だけから見ても世の中は油断も隙もない。
警察は何をやっているのかという事にもなる。
ノイローゼが増えるのも無理はないだろう。
アメリカで精神医療が進み、精神科に通うのが一種のステータスであるというのも頷ける話だ。
あれだけの犯罪大国で精神を病む人々が増えるのは自然の成り行きだからである。
548 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/30(月) 23:45:23
そんな訳で今は障害者支援センターへ通い、そこで当事者の方たちとお話をして
心の交流を図り、世の中や人間全般に対する理解を深めようと努力している。ただ単に
友達が欲しいのは勿論である。これから暫くの間は支援センターと日払いのアルバイト
に交互に行く事にした。実家へ帰ってはまず心の平安がえられないのは当事者の方であれば
解って貰えるはずだ。
549 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/07/31(火) 00:01:53
子供達や若い人々に愛情を注ぎ、励まし、やる気を出させる以外にないと思う。
彼らしか未来を変える人材はいないからである。
甘やかしては彼らが可愛そうだ。
突き放して、自分たちで何とかさせる。
今の若い作家の小説を読んでいるとそう思わざるをえない。
550 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 02:29:11
親から仕送り受けてる話は
都合が悪いらしいなww
都合の悪い話はスルーしてくださいますからね。センセイはw
おまけに絲山がここを覗いてるんだと思い込んでるデムパ
さんw
>>551 佐原の脳内では名無しは秋ちゃんに自動変換されてるからなw
553 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/01(水) 22:46:11
作家になるような人は自意識過剰で被害妄想に駆られがちな
内気な性格である場合が殆どだろう。
加えてコミュニケーションが下手である。
何か現実の世界で不満があったり怒りを覚えたりすると
滅多に表にはそれを出さず、読書をするか書くかで
自己完結してしまう。これでは取り付く島もないのは明らかである。
高校時代だったかに漫画で石橋を叩いて渡ろうとする漫画の主人公が
叩きすぎて渡れなくなってしまった、というギャグがあった。テレビでも
アニメになったからご覧になった方もいるだろう。
私の場合もこれで、対人関係において慎重でありすぎるために、橋を叩きすぎて
渡れなくしている場合が多い。女の子に対しては百パーセントこの調子だ。
554 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/01(水) 23:01:58
作家が書く小説も上のギャグと全く同じである。
傍から見ると滑稽なのだが、何故か書いている本人は
それには決して気付かない。少なくとも書き始めた当初から
気付いていたというケースは稀だろう。
そんなにまで滑稽な物語を何故人は読むのだろう。
とっくの昔に日本中の出版社が潰れ、本屋さんが無くなっていても
そこまで不思議だとは今の私は思っていない。
悲しいまでに純粋で幼稚で単純で無価値な代物でしかないのだ。
それでも若い時代に熱中したのは事実であるから、今の若い人たちの中にも
そうした小説好きがとにかくいくらかは存在するのだと思う。
街でごくたまにではあるが、演劇青年が激論を交わしているのを眼にすることがある。
本当に僅かでしかないのだが、そうした若者はいるのである。
555 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/01(水) 23:21:02
41歳にもなると子供や若い人たちの方が自分の年齢のものより偉いのだが
(やる気が段違いだから)、そうした若さを失ってしまった人間に何が書けるというのだろうというのが
今突き当たっている問題なのである。やる気が無い。これはもう致命的だ。
仕事だったらやる気があるのが当然だが、小説の方はどうしようもないのである。
若い人には恐らく分かってもらえないだろうが、本当に切実なのである。
556 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/01(水) 23:32:52
文學界今月号は「観念的生活」―ニヒリズム
のみが面白かった。
557 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/03(金) 02:28:01
仕事にせよ、読書にせよ、創作にせよ、今は全てが上手くいかない。
心身の疲れが限界に来ているからだ。
『虐げられた人びと』を読了した。
若井さんもお会いした時は非常に疲れていらしたようだ。
もうかなりの期間、書けていないとの事である。
それは確かにあんな小説を公にしたりすれば精神的にきついに違いない。
若井さんの『脳病院へまゐります』は文庫で買った。
もし私がこの小説を書いて発表したとしたら、それこそ入院しなければならないかもしれない。
茅野裕城子(字が違っていたら申し訳ありません)にもお会いしたが
作家はみんな子供っぽい。
当然である。
558 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/03(金) 02:39:30
茅野さんにさんづけをしませんでした。失礼致しました。
若井さんは小説家であることに非常に矜持を持っている方で
その女性らしからぬ情熱の激しさを私は若井さん以外にまだ見たことがない。
秋ちゃんの日記に
「小説なんて書こうったって書けないぜ」
と書かれてあった。それはだな、ごく初心の書き手が思うことだ。
それも、プロになって吐く台詞ではない。
小説を書くことに対してのプライドというものが無い。
そんな根性ならさっさとやめてしまったほうがいい。
559 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/03(金) 02:59:00
チャンドラーが言うように作家にとって書くことは生きることである。
彼は、自分自身が小説になってしまうほどにその仕事が好きであり、誇りを持っていた。
川上弘美さんが今月の文學界、小川洋子さんとの対談で処女作を書いた時点で
小説とは既に距離があったと仰っているのだが、それは本来の書く姿勢とは違う。
絶対に違うのだ。今私はその距離を縮め、小説と一体になれるのを待っている。
ただ待っているのでは勿論無い。スランプ脱出のために神経をすり減らしている。
というよりスランプの恐怖から、神経が過敏にならざるを得ない。
休みながらでなければとても身が持たない。
作家に辞めろというアマチュア。
分際すら弁えず。これ、書くとまた絲山がきた
って大喜びするんだろうな、ちげーよw
561 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 15:29:54
アマチュアからプロ並みに苦悩するってことは、
永遠にプロにはなれないってことだなwww
562 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 15:30:45
死ねばいいのに
死ねばいいのに
563 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 16:12:50
何が言いたいんだ?
564 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 21:37:43
まず、スレタイを読め。サハラを相手にするな。
,-'"ヽ ∩___∩
/ i、 _,、 | ノ ヽ
{ ノ "'" "'"'"/ ● ● |
/ | ( _●_) ミ
/ 彡、 |∪| ミ _/\/\/\/|_
i \ ヽノ / \ /
/ `ー-ー'" } < ニャーン! >
i' /、 ,i / \
い _/ `-、.,, 、_ i  ̄|/\/\/\/ ̄
/' / _/ \`i " /゙ ./
(,,/ , ' _,,-'" i ヾi__,,,...--t'" ,|
,/ / \ ヽ、 i |
(、,,/ 〉、 、,} | .i
`` ` ! 、、\
!、_n_,〉>
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/ /i | / / .. ̄ .フ ./. / ./二/ / . . ____
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/__,/ ゝ、__| /___,、__i /___,.ノゝ_/ /___ノ
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| l王三王三王三王三l o==ニヽ
| |王三王三王三王三| .| //
ゝ 乂━━━━━━━乂_| `-=
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / / / / / / /
/ / / / / / / ソヨソヨ
ア゛ーー
∧ ∧γ⌒'ヽ
(,, ・∀i ミ(二i
/ っ、,,_| |ノ
〜( ̄__)_) r-.! !-、
`'----'
エアコンはあるが電気代がないw
568 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 05:43:47
やりたくない
569 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/04(土) 13:00:22
私に部屋にはエアコンが無く、扇風機も無い。冷蔵庫も無い、本棚も無い。
あるのはCDラジカセとNTTから借りている置き電話だけである。
意地でも貧乏暮らしで通して見せるのだ。馬鹿な親を持つと苦労する。
570 :
吾輩は名無しである:2007/08/04(土) 13:10:25
40過ぎたおっさんが年金暮らしの親にたかって
その上馬鹿呼ばわりかよ。
571 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/04(土) 13:11:46
メルヴィルの『白鯨』が面白くなってきた。メルヴィルは描写する際に独特の癖がある。
いちいち主人公が自分の行為、行動を厳密明確に意義付けるところだ。
何のためにそれをするのか? これこれこういう妥当な理由からである。
こうしたあまりに几帳面な思考が私のツボにはまった。巧いというよりも
私と同じような考え方をする作家だという親しみがわくのである。
メルヴィルはまた、聖書からの引用を頻繁に行い、主人公が遭遇する様々な事柄、疑問を
それによって例証する。聖書はある意味で現実以上の説得力を持つ。こうした作風には独自性がある。
572 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/04(土) 13:15:02
私にとって「モービィ・ディック」は私の青春そのものであった。あの巨大な怪物だ。
エイハブ船長はモービィ・ディックに片足を食いちぎられ、その復讐に燃える。今私が
創作の動機を得るとしたら、それしかないだろう。青春という怪物に対する復讐だ。
573 :
佐原の母:2007/08/04(土) 13:15:05
あんたさっきの言葉取り消しなさい!!一歩も動かないわよ。
574 :
佐原の母:2007/08/04(土) 13:23:28
そして謝りなさい!
575 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/04(土) 13:28:15
その明晰な観察眼によって描写には学術論文を読むような論理性が生まれる。
この描写方は古典文学であっても日本にはまず見当たらないのではないか。
或いはメルヴィル以外にはこうした描写を行なわなかったのではないか。
緻密、明晰であり、手を抜いた跡が全く見られないのだ。しかも語り口は
悠揚迫らぬ、天真爛漫ともいえる自由闊達な文体によってなされている。
576 :
佐原の母:2007/08/04(土) 13:31:13
あのなぁ、スルーしてんじゃねえよぶっ殺すぞ!!!!
577 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/04(土) 13:42:22
語り手であるイシュメールが自らの行動に課している規律、それは実にストイックであり
理に適っており、力強い彼の信念に通じている。思想小説と呼ばれるらしい
この冒険物語は間違いなく刺激を与えてくれるだろう。イシュメールはわざわざ苦しい道を選ぶのだ。
それが正しい道だからであり、彼の生きる信念であるからだ。
拍手。
578 :
佐原の母:2007/08/04(土) 21:25:42
この親不孝者!鬼畜!
580 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/10(金) 11:27:13
心身の疲労が限界に来たため、一旦実家へ帰らざるを得なくなった。
所持金が一円しかなくなり、実家へ帰ればまた面倒な事になる。
区役所へ行って事の次第を説明したところ、区役所の女性職員が
区役所の名前が入った封筒を私に手渡した。ビスケットが入っています、という。
家へ帰って開けたら非常食のカンパンをビニールの真空パックに包んだものが三つ入っていた。
犬じゃあるまいし。犬だってもっといいものを食う。
これが今の日本の実態だ諸君。どこもかしこも偽善だらけだ。
581 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/10(金) 11:36:14
正当な理由があるにせよ無いにせよ、そんなものは現に困っている側の人間には
通用しない。だからこそ困っているのだ。困っているどころの騒ぎではなく、下手すれば
病院行きだ。何でも金で解決できると思ったら大間違いだ。女はとかく世の中は金だという。
そんな女にどうして子供を育てる事が出来るだろう。
582 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/10(金) 11:44:30
今私に必要なのは生活そのものよりも話し合いが出来る相手であり、友達である。
心の交流を充分に図り、こちらの意思を相手に伝え、相手からも受け取る。
相手が小説の話が出来れば話はずっとスムースにいく。出来なくても無論かまわない。
金や労働より遥か以前にそれが必要だ。
2ちゃんねるに書き込んでいると曲がりなりにも小説の話が出来る。
なかなか筋金入りの小説好きはいないものだ。何故かいないのだ。
583 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/10(金) 11:52:19
日本で最初の精神障害者のための福祉作業所が出来たのは三十年前。
なんと私がはじめて入院した十九歳の時から数えて八年前である。
日本の精神障害者福祉は従って、今ようやく目鼻がついた状態であるに過ぎない。
市民生活のレベルにおいても同様か、それ以下であることになる。
584 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/10(金) 12:11:50
小説の話が出来たほうが話がスムースにいく、と書いたが
当事者同士でないとそもそもその存在を認め合う事が出来ない。
だから、障害当事者の友人がベストである事になる。出来れば秋ちゃんがいいのだが。
585 :
吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 16:19:31
所持金が一円しかなくなり
所持金が一円しかなくなり
所持金が一円しかなくなり
所持金が一円しかなくなり
所持金が一円しかなくなり
586 :
吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 16:23:05
そのカンパンもまっとうに働いてる我々が納めた血税で買ったものだ。
ありがたくおしいただけ。我々納税者に土下座しろ。
>犬だってもっといいものを食う。
言っておく。お前は犬以下なのである。しっかりと自覚せよ。
588 :
吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 02:20:24
親をクソミソに言ってたくせに
困れば親頼りかい。
確かに犬にも劣るな。
久々にきたらやけに文学的な状況になってるではありませんか
590 :
吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 10:03:13
親どころか今度は国へも凭れかかってるからな。クラッカー貰って
悪態までつく。
この男、感謝の念というものを他者へは一切合切持たないらしい。
若者がいとおしいとか、上手に隠したつもりでいるのだろうが何で
今の立場にいるのか、よくわかるではないか。一言で言うと下衆
野郎。
絵に描いたような「図々しい『弱者』」だな
592 :
吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 23:17:34
職業「精神障害者」
資格「高圧的依存型弱者1級」
593 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/12(日) 19:53:08
過去となってしまった謎に満ちた劇の世界は私にとって、最早娯楽でしかないように思
われた。役者稼業から足を洗い、観客の側になった。お互いの表情に諦念と疲れとを読み
取る歳になった。冴子は黙って飲んだ。背後に座っている客達にも、その顔付きに暗い海
に浮かぶ海草のような虚しさが現れていた。老いぼれるには早すぎる。中堅として特攻隊
長の役割を果たさねばならない。ニヒリズムとがっぷり四つに組み、そこから有を生み出
さねばならない。果てしない疲労感が首筋を伝う気がした。私は左手の掌に額を当て、肘
をカウンターに突いた姿勢で、カウンターの下にある自分の太股をぼんやりと見ていた。
神経症は好転したが、完治にまでは至っていない。その神経から来る疲れだ。明日は休み
を取ったので、何なら自分のアパートへ冴子を連れて行っても良かった。私はカウンター
に左手を倒し、冴子の方へ顔を向けた。冴子は気付いて私の顔を見た。
594 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/12(日) 20:04:56
「疲れた。もう帰る。来るか、うちに」
「鬱なのに?」
「俺の経験だと、そんな時だ。女を抱きたいのは」
「着くまでが大変ね。着いてからはもっと大変かもね」
そう言いながら、冴子はもう腰を上げていた。丸の内線の新高円寺駅で地下鉄を降りる
と私達はまっすぐにアパートへ向った。アパートまでは歩いて五分程の距離だった。十一
時を過ぎていた。人影は既に疎らだった。冴子は身長が百七十四センチあり、私より四セ
ンチ背が高かった。だから立ったまま抱き合った事が無い。喧嘩をしても負けるかも知れ
ない。尤も、女の方が背が私より低いと、却って照れてしまって二人で街を歩くのが気恥
ずかしい。通行人の目は半分以上、冴子へ行くから気が楽だった。私の横を冴子は威風堂
々と歩いている。私は冴子と張り合うように背筋を伸ばして歩いた。一見した所、情けな
い図だが、この張りこそ冴子と長続きしている理由だった。
595 :
吾輩は名無しである:2007/08/12(日) 20:16:45
また相変わらず小説もどきという、オナニーショー開催。
チラシの裏でおk
596 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/12(日) 21:55:55
ネット小説を書いていた六、七年前登場人物一覧というのを作りませんかという
提案が管理人さんからあった。面白いと思ったので、私は同意して簡単に登場人物表を
作って、お送りした。途中からそれをやったために、登場人物表のキャラクターが徐々に増えていくことになった。
ところが、ミステリという形式上書き始めた当初、或いは執筆期間の半ばにまで達しても出てこない登場人物もいれば
物語の最後になって重要性を帯びてくる登場人物もあった。登場人物表に書かれていないにもかかわらず
重要なキャラクターが二三いる。それはミステリだから登場人物表そのものがトリックでした、というジョークでごまかした。
しかし考えてみると、小説の構成とはそういうものだ。
考えていることがもう、グレイトキチガイに近い。
598 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/13(月) 12:43:35
誰もが知るように小説を読むことは娯楽である。
私にとっても無論、そうであった。
しかし、単なる娯楽として読んでいたわけではない。それを書くことを生業とするのを目的とし、
そのための勉強と位置づけて読んでいた。映画もそのようにして真剣に観た。
今、私の人生を振り返ってみて、どこにも遊びが無かったと思う。
それこそ小説そのもののような人生だった。
生き方そのものが小説であれば、そこに遊びの余地がなくなるのは自明の理である。
従ってその人生は端から端まで真剣である。
そんな生活だった。
599 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/13(月) 13:28:54
四十一年生きて来て、幼少年時代の昔と今の世界とでは変わったなと思う。
今、「NHKアーカイブス」という番組で主に昭和三十年代の番組を再放映している。
私が生まれたのが昭和四十一年であるから、生まれる前の世相が映像によって理解できる。
活字でであれば、昔からやっていたのだが、映像の資料は貴重である。
映画作品ではなく、ごく平凡な日常生活を写し取っているところが興味深い。
その余りの違いに驚く。生まれる前と後では印象が全く違うのである。
600 :
佐原敏剛 ◆hRJ9Ya./t. :2007/08/13(月) 13:40:14
人間社会の経験値が上がった現在、昭和三十年代の映像は如何にも素朴に見える。
何もその時代が今の時代に比べてどうこうであるといいたいのではない。今の社会のほうが
昔に比べて好ましい世の中になったとは必ずしもいえないだろう。
それは、昭和三十年代に中堅だった我々の親の世代にしても同様であったはずである。