文芸少女ですが文学的に興奮させてくれる人いますか

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1吾輩は名無しである
やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、あのスレタイを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このスレを立てたんだ。

じゃあ、家に帰ろうか。

http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/ranking/1149145228/
2大介 ◆m0yPyqc5MQ :2006/06/01(木) 17:09:54
文芸少女を文学的に興奮させるのは至難の技ですからね。

それが文芸処女なら、尚更。
3吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 17:20:38
古風な表現に欲情するんじゃね?

「き、き、き、気をやれ!!」とかさ
4くそ:2006/06/01(木) 19:09:40
芋虫
5吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 14:18:50
>>2
>>3
つ【テキーラ】

>>4
つ【蠍酒】
6榎本行宏(風紀委員) ◆aXy7M764q2 :2006/06/02(金) 18:14:13
マスター、もう飲めないよ
こんなに酔わせてどうするつもり?
7吾輩は名無しである:2006/06/03(土) 01:32:42
 カーセックスしている最中に後続車から追突されてそ
のショックで膣内に射精してしまいお前が産まれてしま
ったので結婚せざるを得なくなったと父親から聞いた私
はショックのあまり遺書もそこそこにマンションの屋上
から飛び降りた。そして意識を失う寸前に不意に目の前
に金髪が棚引く女神が同じく逆さになって落ちながら私
に尋ねた。「あなたが落ちているそのあなたは美男子の
あなたですか?」「残念ながら違います。僕の受精は雑
だったんです」「ではあなたは美少女のあなたですか?」
「どう見ても違うでしょう」「あなたは正直ですね。で
はあなたの他に美男子のあなたと美少女のあなたも差し
上げます」次の瞬間私は飛び降りる前の屋上に立ってお
り美男子と美少女も私の傍にいた。「助けてくれてあり
がとう女神様」と私が言うと「べ、別に助けてあげたん
じゃないからね! これは神様のイタズラなの!」と真
っ赤になってどこかに消えた。「何はともあれ牛丼でも
食べに行くか」と私が言うと美少女は「私ダイエット中
だし」と言い、美男子が「じゃ俺が何か作るよ」と言う
と彼女は「嬉しい!」とニコニコ笑って、二人で手を繋
いでどこかに行ってしまった。日が沈もうとしていた。
8吾輩は名無しである:2006/06/04(日) 12:49:36
>>6
つ【テキーラ】
>>7
前衛ですね
つ【テキーラ】
9みちたに:2006/06/05(月) 01:32:12
埴谷雄高の「不合理ゆえに吾信ず」
川崎隆司の「幻の冬」
金子光晴の「女たちへのエレジー」
深沢美潮の「フォーチュン・シリーズ」
大島弓子の「綿の国星」
うすた京介の「ピュ―と吹く!ジャガー」
んで海外
ウェブスターの「あしながおじさん」
ウェブスターの「続・あしながおじさん」
タゴールの「ギタリンジャリ」
モムゼンの「ローマ史」
Мандельштамの《Камени》
そして最後に
金井美恵子の「目白四部作」で決まりだ!


10吾輩は名無しである:2006/06/06(火) 15:17:29
>>9
無学なもので下から二番目が分かりません
つ【テキーラ】
11みちたに:2006/06/06(火) 19:01:31
>>10
ロシアの詩人です。マンデリシュタームの《石》
http://www.litera.ru/stixiya/authors/mandelshtam.html
↑詳しくはコチラ
つ【ウォッカ】

つ【ウォッカ】
12吾輩は名無しである:2006/06/06(火) 19:13:49
某所にも書いたけど、『続あしながおじさん』は優生思想に満ちていてちょっとw
『フォーチュン』は、ロールプレイング云々ってギミックがちょっとウゼーけど
面白いよな、あれは生きている。…にしても変化球の好きな奴w
13みちたに:2006/06/06(火) 19:38:41
全部直球です。
まがる直球。
フォーチュン好きな人=みんないい奴
フォーチュン好きな人=シロちゃんダイスキ!

「ロールプレイング云々ってギミック」のギミックって
仕掛けって意味なんですね。
一瞬マダラのあれかと思っちゃったよ。
そんな貴女におすすめの一冊
瀧波ユカリの「臨死!!江古田ちゃん」

14吾輩は名無しである:2006/06/06(火) 19:55:24
すまぬ、オサーンだw、ああ世代間ギャップ。お勧めありがとう、
そのうち読んでみるわ。…俺からは、そうだなあ、『前略・ミルクハウス』
良いよ、80年代に『別コミ』で連載してた奴。…何を隠そう、
俺リアルタイムで読んでるんだ、当時の『ララ』や『りぼん』なんかもww
15みちたに:2006/06/06(火) 21:17:34
http://kairou.obi.ne.jp/manga/list/kawah_y.htm
↑これですね、今度古本屋で探してみます。
リアルタイムだったのは「お父さんは心配性」
懐かしいなー
80’sの漫画
「とってもひじかた君」「人類ネコ科」
「うる星やつら」なんかは今読むとほっとします。


16みちたに:2006/06/07(水) 21:59:00
米原万里の「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」
先月25日に亡くなられた米原さんへの追悼の念を込めて
この本をお薦めします。
やはり悲しいですが、今はありがとうという気持ちの方が強いです。
本当にありがとう。貴女にもらったいろんなもの、
大切にしますね。
17吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 22:54:26
>>12-16
つ【テキーラ】
18吾輩は名無しである:2006/06/11(日) 17:17:45
(^-^)y━~~休憩中
19吾輩は名無しである:2006/06/12(月) 14:20:22
(^-^)y━~~休憩中
20みちたに:2006/06/14(水) 15:33:48
ロラン・バルトの「明るい部屋」
ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」
今回は写真特集
特にキャパのほうは序文をジョン・スタインベックが書いていたり、
ヘミングウェイがでてきたりと、写真に興味がない米文学好きにも
おすすめ。
でも個人的にはヘミングウェイは苦手
21みちたに:2006/06/17(土) 23:37:02
そうそう、今月「フォーチュン」の新刊がでましたよ。
あとぴゅあふる文庫から深沢さんの「サマースクールデイズ」
もでてます。うれしいな〜、ウレシイナ〜

では本日のお薦め
冬目景の「イエスタデイをうたって」
冬目さんって女性なんですよ。通りで乙女描写が
巧いはずです。

もう一丁
ウラジミール・ナボコフの「記憶よ、語れ」(自伝)
ナボコフはロシア生まれで、初期はロシア語で詩作なんか
やってたんですが、代表作「ロリータ」を含め、多くの作品は
英語で書かれています。この人は藝術家だな、
う〜ん、
つ【ウォッカ】

つ【ウォッカ】
22みちたに:2006/06/17(土) 23:44:46
今更、野暮しちゃいますが、
つ【テキーラ】って何ですか?
とくに
頭の つ 
が疑問符です。
あれですか、あの有名曲のタメの部分ですか?
23吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 04:23:47
>>20
もはや、朝になっても、起上る必要はまったくなさそうである。

写真特集か、吉田ルイ子の『ハーレムの熱い日々』なんかどうっすか?
人種差別的発言をきっかけにして冷めてゆく、白人の旦那との関係。
男女間のいざこざについて、一方の云い分だけを聞かされることのある種の
「居心地の悪さ」を感じたな。…そういや池田満寿夫の『私の調書』を
読んだ時にも。

>>21
『新フォーチュン』って、巻によってやたらと厚さが違うよねw、さっき
本棚見てて思った。
24吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 04:49:03
テキーラはついこの間までJose Cuervo Especialが
あったけど呑んじゃった。今現在はチョットだけ残ってる
REMY MARTIN XOをチビチビなめてます。…多分もう死ぬまで、
自腹でこのクラスのブランデー買うことは無いであろうw


酔いに任せてw、スレタイにそぐって?こんなのは。

O嬢の物語/ポーリーヌ・レアージュ
毛皮を着たヴィーナス/マゾッホ
ナインハーフ/エリザベス・マクニール
城の中のイギリス人/マンディアルグ

…ああセクハラおやぢ。
25吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 05:25:47
SF良いよSF。

虎よ、虎よ!アルフレッド・ベスター
グラス・ハンマー/K・W・ジーター
琥珀のひとみ/ジョーン・D・ヴィンジ(特に、『錫の兵隊』)

…このセレクションのテーマはずばり、愛だ!(笑
26吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 05:46:38
児童書。

バンのみやげ話/石森延男・絵 やなせたかし
パパはのっぽでボクはちび/平塚武二
モグラ原っぱのなかまたち/古田足日
消えた2ページ/寺村輝夫
旅の絵本/安野光雅(続編あり)

特に理由なしw ただ目についたからとか、そんな感じ。でもどれもお薦め。
…にしても、読み返したい児童書っていくらもあるのに、タイトルが一向に
思い出せないよ、トシだね(苦笑
27みちたに:2006/06/21(水) 01:00:32
>>23 一方の云い分だけを聞かされることのある種の「居心地の悪さ」
そういうの好いですね。ゾクゾクしちゃいます。あー、変態だなぁ

意外とフォーチュンのファンが多いようで、私はうれしい。
深沢さんの娘さんも今度中学生になるそうです。
「赤ちゃんが産まれました」ってあとがきに書いてたころから
こんなにも時間がたっているんだなと、客観的な時の流れに
自らの老いを感じました。

>>24
ナインハーフ以外の三冊を、実は持ってたりします。
あぁ、変態だなぁ。
そんなオヤジさんにおすすめの一冊は
アポリネールの「若きドン・ファンの手柄話」
この小説のすごい所は、罪の意識の不在です。
ゆえに激エロなんだけど美しいんですね。



28吾輩は名無しである:2006/06/23(金) 09:25:59
アマゾンのレビューを読んで思いました、

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309461824/qid=1150846757/sr=1-8/ref=sr_1_10_8/249-5424647-7448351

…うん、とにかく買っておこうと(笑
29みちたに:2006/06/23(金) 19:43:29
>>28
わはははは
いいレビューだ。でも、
「知らずに買って,本棚にあるのをママに見つかると恥ずかしい」
って、ママも突っ込めないよね。
「まぁ、まさおちゃん、こんなエロ本を!!」
なんて言ったら
「ママも読んだんじゃん」って。
そこから新しい親子の絆がうまれるかもしれない。
30みちたに:2006/06/28(水) 01:19:25
ブローティガンの「西瓜糖の日々」
美しい狂気。木の梢で揺れる乙女。
過ぎ去った時間の・・・・・・。
31みちたに:2006/07/05(水) 00:41:27
しまった!
まだ薦めてませんでしたね、セリーヌ
セリーヌはどれを推薦したものやら・・・
「ギニョルズ・バンド」にします。
「要はその糞をどこに置くかだ/好き勝手垂れりゃ良いってもんじゃない」
のっけからこれでしょ、もうたまんないね。
32みちたに:2006/07/05(水) 00:58:32
折角だから仏文いきましょう

レイモン・ラディゲ 『肉体の悪魔』
夭折の作家ラディゲ、死んだのは二十歳だったかしら
コクトーと仲がよかった。
新潮文庫で、三島由紀夫の『ラディゲの死』というのが
あるが、そちらは未読。

エドゥアール・デュジャルダン 『もう森へなんか行かない(月桂樹は折られて・・・)』
ユリシーズでジョイスが用いた内的独白、意識の流れの
もとネタになっているのがこれ。
スティーブン好きなら一読すべし!
33吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 21:33:53
>>27
エッセーとか。

家庭口論/井上ひさし
ジェイムス・ジョイスを読んだ猫/高橋源一郎

それでも俺達夫婦、なんとかやってます的なこと書いてたり、あとがきで
パートナーへの感謝の言葉(特に海外文学だと珍しくないよね)を述べて
いたりするのに…。けれどその後結局「ウウー」なことになってるという、
イジワルな視点からのをいくつか。要は逆『別れざる妻に与ふる書』っすね。
とはいえあの本自体、近松秋江の『別れたる妻に送る手紙』がその下敷き
らしい。思いついて今ちょっとめくってみたけれど、冒頭の数行だけでもう、
「ウウー」といけばいいのかもしくは「ウプッ」っとやればいいのかっていう、
まあでも読むなら読まねば。
あと『小説より奇なり』伊丹十三。でも今読むと辛いかな、「成功せる職業婦人
四人が語る夫の脱毛!!」、とても面白いんだけど。

>>29
そしてほくはママの愛人になった/ファビエンヌ・ベルトー
…ってちがーう(笑、あでもこれいたしたっけな? ちょっと思い出せない。
34みちたに
高橋源一郎は一度読んでみたいと思ってたんです。

先日、古本屋で『前略・ミルクハウス』を発見したので購入しました。
その帰りに、コンビニに立ち寄ったところ、うっかり自転車のかごに
買った本とジャン・ロシュフォールの中古ビデオを置きっぱなしにしてしまい、
戻った時には、盗まれていました。
金額にしたらば300円くらいだけどさ、腹立たしいし、悲しいです。
まぁ、ちゃんと持ってこなかった私も悪いんだし、今回は泣き寝入るしかあるまい。
ちくしょ〜、また探さなきゃ『ミルクハウス』。