1 :
吾輩は名無しである:
海外で絶賛されているらしいね。
これで村上春樹氏の国際評価は決定的なものになったそうだね。
だけど僕は素朴な疑問を感じます。
「これのどこがそれほど凄いのか」と。
普遍神話的構造と日本のモラトリアムの葛藤の絶妙な調和、
或いはまた対位法的構成の成功や幻想と現実の境目の追求。
まるで世界文学じゃないですかw
ま
俗物にはただの人形劇場に思えるでしょうが。
実際に、聖俗混合みたいな部分もありますからね。
総合小説目指してるしw
エロいから
4 :
呼んだ?:2006/05/06(土) 11:41:16
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/ ソ \
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)'´ ̄ヽ '´ ̄イ
ヾ ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄|
ミ ミ= |≡ )
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| 丶ヽ ヽ )
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巛(/ノ)>ノ)ソ巛ゝ》\ミ彡
(巛巛ミへ毛ミ)>〆彡
ヽ((<<丶\ヘノノ》彡彡
丶ヽゝ 丶 ヾミミ
/⌒ヽ⌒ヽ
Y
八 ヽ
( __//. ヽ,, ,)
丶1 八. !/
ζ, 八. j
i 丿 、 j
| 八 |
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|ノ ( i i|
( '~ヽ ! ‖
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6 :
呼んだ?:2006/05/06(土) 12:42:37
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( ,人)
(・д・) チンコー
>>1 アホ〜アホ〜
\ノ ノ/
〜(__人_) 〜
ノ (
8 :
呼んだ?:2006/05/06(土) 12:45:20
.ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ
ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y
.,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ
,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/
l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _><
《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` {
\《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ }
\ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕
.゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .}
゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト
゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ
〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙
l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ
| ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ,
| ノ′ ヽ 〔 ミ
} } ′ } {
.| .ミ .< 〔 〕
.{ \,_ _》、 .{ .}
{ ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
10 :
立てたヒト:2006/05/06(土) 13:05:37
ダメ荒らしちゃ!
11 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 13:23:54
理解できないものはみんなアホで片付けられる知能は幸せですの。
え?
のがたくさんあるとなぜいけないんですの?
わたくし、おほほ、関係助詞に対する生まれがちがいますから
わからないのですの〜〜の乃の
いずれにせよ、海辺のカフカはどうして近代世界で売れたのか。
ぼくは表紙の子ネコがかわいかったからだとおもふw
ま
実際には、
近代モラトリアムな青年の心根というのはglobalに共有されうる、という話なのではありませんか。
異常な話だから、大衆の無批判な摂取の仕方を考えれば
ぼくはああいうきちがいじみた話が売れてしまうことが恐ろしいですが。
>12-13
頭の悪さが出てるだけ。単なるバカ。
馬鹿に馬鹿と言う馬鹿は珍しいですね。
さすがに天才だwww
ま
煽りはするーで
>3でおk
17 :
先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/05/06(土) 20:18:18
村上春樹には現代日本に住む15歳の少年のことなど分からないのだよ
というより現代日本に生きる人間のことなんて分からないだろう
彼はただ単に空想小説を書いているだけ
彼は夢の中から出ることはできない人
18 :
立てたヒト:2006/05/06(土) 20:31:41
>2
勉強にたりますた。
このスレの保守よろしこ。
19 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 20:33:22
>17
誰だったけか。
長距離バスで少年が若い娘と知り合いになるシーンなかった?
おれあの娘に萌えたんだけど。
文学板で小説と現実を混同するバカがいるなんて。
人が毒虫に「変身」するなんて話(カフカ)信じられんとかいうのと同じバカだよ。
22 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 23:47:59
小説が現実を書かなくてどうするんだ。アホか。
人間が毒虫に変身するなど、現実に毎日のように起こっていることなのだよ。
それを信じられないなどという人間は、よほどの馬鹿者ではないかね。
24 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 00:01:10
25 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 02:13:13
カフカと春樹を同じ土俵で語っている奴がいるな。どういう読み方をすればそうなるんだろうな。春樹なんて何もないのに。
何いってんの?
角川春樹だってちゃんと俳句の本をだしてるよ
フランツ・カフカだってヤノーホが証言しているように俳句の研究をしてるじゃんか
27 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 05:47:57
何も考えずにオートマチックに書いていると?
計算と作為は皆無で?
本当かしら。
28 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 07:18:27
ハァ? 決まってるだろ。
自動書記なんてのはブルトンが『ナジャ』でとうの昔に実行してんだよ。
あと角田次郎『うしろの百太郎』第3巻とかも読んどけよな。
29 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 07:22:08
>28
いや、僕は村上春樹氏は計算ズクで書いてるんじゃないかと
思うわけです。ところが本人は、「なにも考えてない、自動筆記」
と。
僕はこれはウソコじゃないかと思うわけです。
>29
念のために言っておくが、自動書記(自動筆記)っていうのは、
たとえば28で書いた『うしろの百太郎』に出てくる
霊が憑依して書かされる、というようなオカルト的なものじゃないぞ。
ウソコなんかじゃなくて、大昔にシュルレアリスムで確立されている手法だということ。
31 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 07:37:39
>30
了解です。
でそれを踏まえたうえで村上春樹にせまりたいわけなんですが、
>31
「(自動なんたらなんて言ってるけど)本当は計算と作為があるでしょ」
という仮設をたるということ?
もしそうならば、とりあえずその根拠となる(と自分が思う)資料を
提示してみてはどうでしょ。
春樹自身の言葉なり、物語の構造からしてもこれこれ作為なしには成立しないと
いう理屈を示してみるとか。
ハルキはプロットをたてないで書いていると明言している。
しかし、何も考えないで書いているわけじゃない。
自分の中で時間をかけて発酵させ、あふれ出てくるときに書き始めると言っている。
そして初稿を書き上げた後、推敲をくり返す。
例えば「カフカ」の場合は十回以上推敲しているとも言っている。
シュールレアリスムな書き方があってもいいが、
方法論だけで終わってしまったようだな。
まあ、要は書き方は人それぞれなんだが、
ミステリー作家以外はプロットをたてるのは少ないんじゃないか。
たいていの作家のインタビューなんか読むとそうみたいだ。
誰々とはいわんが、だったら推敲しろよ、といいたくなるものが多い。
>小説が現実を書く
なんていつの時代の小説観だ。
自然主義リアリズムか?
その先にあるのは社会参加(アンガージュマン)の文学か?
>33
「方法論だけで終わってる」というのは言いすぎなんじゃないかな。
その「プロットをたてないで」「あふれ出てくるときに書き始める」というのは
(この発言を鵜呑みにする前提では)
自動書記(自動筆記)の手法を採っているといってよいと思う。
アンドレ・ブルトンのそれと全くイコールではないにせよ通じるものがあるよ。
そして自動書記(自動筆記)と推敲とは矛盾しないよ。両立する。
ポップミュージックの制作過程にたとえるなら、
サイズを決め、コード進行を作り、リズムとハーモニーを組みたててから、
最後にやっとメロディを乗せる、という曲作りが「計算と作為」。
いきなりメロディが脳髄から自然に涌き出てくる、というのが「自動書記(自動筆記)」。
発表するに至るまでには、両者ともに当然細かいアレンジの修正やミキシングで推敲も行われる。
そこまで範囲を拡げてしまえば、すべて自動書記(自動筆記)になってしまうだろう。
プロットをたてたとしても、それだけで小説ができあがるわけではないから。
基本的には自動書記(自動筆記)と推敲とは矛盾
するんじゃないの?
そこのところの理論はよくわからんが、
何かで読んだ限りではジャズの即興のように一回きりのものじゃないのかな。
うーん……。春樹はシュルレアリスト(の理論を援用している作家)ではないだろうから、
シュルレアリストであるアンドレ・ブルトンと全く同一の文脈で「自動書記(自動筆記)」〔以後: 自動筆記〕
を定義するのは一応控えているんだよ。
けれど先ほどの音楽の例のように、外堀から埋める手法は文芸作品制作にも方法論として採られるわけでしょ。
たとえばエドガー・ポーが「構成の論理」や「マルジナリア」で手法を示したようにさ。
彼のように、最後の一文から逆行して読者を喜ばすような仕掛けを
あざとく計算づくで組みたてていく、ということだってあるわけなんだから。
ポーのこれなんかまさしく「計算と作為」の好例じゃない?
春樹の「プロットをたてないで」「あふれ出てくる云々」っていうのは、
(たとえが彼に失礼かもしれないけれど)まるで小学校低学年の作文みたいに
机に向かって原稿用紙の頭からそのまま書き出すというスタンスでしょ?(あくまでスタンスね)
でも書き終わって読みなおす(推敲する)わけじゃない。一応はさ。
で「ああ、この漢字違ってる」とか「表現直そう」とか思うんで。
しかしそれは「計算と作為」とは程遠いんじゃないか?
でもってさ、まあ彼の場合は「計算と作為」≠「自動筆記」くらいに考えてもいいんじゃないかと思ったわけだ。
結局は本人に「自動筆記」の正確な定義を訊かなくちゃわからないんだけどね。
書き方は悪くないけど書いてる奴がダメ
結論がでたので終わり
どうして「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」は成功しなかったのか?
読んでないのでわかりません
かなり強力な技術であることはわかる
町田康はこの人の手法に強く影響されているはずだ
やれやれとか言わないだけで
「はるきさんがどう書いたか」は読者にはとっては大した意味を持たないと思いますね。
そこを深読みしても浅読みしても脱構築しても各自の自由でしょう。
重要なのは『文章がどんな文脈のもとに置かれているかを読みとる』ことではないか。
文学とは常にこの読みとりゲームだったのではありませんでしたでしょうか。
それはハルキがまだまだ物語の深い地点まで下りきれていなかったからだよ。
ねじまき鳥もそうだ。
ここ二、三年でやっと下りることができるようになった、
とカフカを書き上げた後にハルキが言っている。
このところハルキを読み直しているんだが、
世界や鳥は物語を作ってやろうという作為がまだまだみえてしまうんだな。
カフカは一見作り込みすぎのように見えて、すんなりと物語の中に入っていける。
人によって感じた方は違うから、それを強要するつもりはないが、
おれにとってはカフカの物語の流れの方が自然だったな。
こんな技術云々を考えながら読まないといけないものは文学じゃない
文学だけど持ち上げられ方が異常
ハルキまたは村上チルドレンと言われる作家たちがわんさか出る現状を考えれば、
なんといってもハルキ一人勝ちだから、仕方あるまい。
ハルキに対抗できるほどの日本の作家なんてみんな物故作家だからな。
コーボーアベ を継ぐほどの作家がでないとな。
49 :
1:2006/05/07(日) 12:27:45
成功ってのは経済的にってこと。
ノーベル賞=年金生活
も待ってる(多分)し、ウハウハでしょう。
流行った理由ですね。
やっぱ“四国お遍路”と“西部への逃走”をかけたという
『ぐろーばる粋(いき)』が良かったんじゃないですかw
日米モラトリアムの架け橋みたいなw
ぎゃーぎゃーうるさい奴らだ
52 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 13:53:08
きょう朝日にも出てた。
>中国の村上春樹
>>52 おいおい、見出しは…w
「中国人の好きな小説家は 村上春樹氏と渡辺淳一氏 」
Webでは内容読めん、概要をup汁!
>>52
54 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 14:33:45
55 :
52:2006/05/07(日) 14:48:18
うん。僕あさコーヒーのみながら見た。
出版調査および、大学生にアンケートとったんだって。
出版点数は渡辺に軍配、あと読まれてるのは春樹。
ノルウェイの森は高いポイントをマークしたそうな。
読後感は「孤独を感じる」が1位。「(わすれた)」が2位。
「セックス描写が多い」が3位。