カズオ・イシグロを離さないで。

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660吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 23:07:08
>>659
詳しいことはわすれましたが、どこかのサイトに掲載されてるやつです。
確かここでみつけたのだと思う。
リップサービスだとよいのだが。
661吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 23:44:50
そこまで春樹を毛嫌いしなくたっていいじゃないか…
ところで客観的に見てイシグロのライバルっていうと誰あたりになるんだ?
662吾輩は名無しである:2009/11/13(金) 23:41:06
皆さん、ここらへんで素直になって、どこで泣いたか話し合ってみるっていうのは如何でしょうか。

では私から申し上げます。

第11章 「宝物」をケファーズさんに託すくだり。早川文庫版では201、202頁。
「『よくみたら、確かにいいもんばっかりだ』・・・」
ちょっとアメリカっぽくセンチメンタル過ぎるでしょうか。

第20章 トミーとのことを思って 同364、365頁
「いまこうしているのは嬉しい、こうできるのは嬉しい、だが、・・・」
映画にするなら、ここまで相手のことを考えられそうな人に演じていただきたいものです。


663吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 00:01:16
これはとてつもないラブストーリー。
こんな純愛小説を否定する人が信じられない!!
664吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 21:14:17
「私を離さないで」の次に読むべき作品はどれですか?

私は「私を」が初めてのカズオで、身体全体を感動が
駆け巡って、自分が誰かと入れ替わったかのようです。

失望したくはありませんが、「私を」以上の感動は、
怖い。元の自分に戻って、なおも感激する作品はどれ
でしょう。
665吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 21:16:25
トヨザキ社長絶賛のシマダマサヒコをオススメいたします
666吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 21:53:13
早速ありがとうございます。探してみます。
シマダマサヒコさん、、、ですね?

カズオと同様帰化された方でしょうか?
どれから読んでも良いですか?
667吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 23:00:31
すべて傑作ですので大丈夫です
とくに最近のものをオススメいたします
668吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 08:05:55
>667さん
ありがとうございます。
シマダさん?カズオさん?どちらのことでしょうか?
669腹詮索:2009/11/27(金) 14:19:48
ちょっとまえに毎日変態新聞にカズオの写真があった
どうみてもカズオに見えなかった、違う人物だったとおもうけど
気づいたひといる?
670吾輩は名無しである:2009/11/30(月) 17:31:06
島田雅彦はロシア語(もしくは文学)専攻だったので
サヨクがどうのという作品で若くしてデビューを飾った作家
旅好きで語学には堪能かもしれないけど、日本育ちの日本人だよ
671吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 00:45:48
>>663
ラブストーリー???
もう1回読むことをおすすめ。

百年の孤独の感想で、男と女の話でしょ、って言った人を思い出す。
672吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 04:13:05
>>608,609

キャシー役のキャリー・マリガン、前評判通り
「アン・エデュケーション」でゴールデングローブのドラマ部門最優秀主演女優賞ノミネートにあがりましたね。
http://www.goldenglobes.org/nominations/

オスカー・ノミネートも行くかも知れませんねー。

「Never let me go」映画が楽しみだ!
673吾輩は名無しである:2010/01/27(水) 09:13:30
イシグロもcreater
674吾輩は名無しである:2010/01/27(水) 19:51:28
「夜想曲集」の話があまりないね。
自分も読んだのは少し前だけど、よく思い出すのはモールバンヒルズかな。
675吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 03:32:25
確かにモールバンヒルズの風景とああ言った旦那さんにきーっとなる感じが
なんとも印象深く思い出される。
私は最後の『チェリスト』。が、もぉ〜身悶えるほど嫌い!
立ち直れなそうなくらい考えさせられた。
なので、読めてヨカッタです。
676吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 00:13:24
うろ覚えなんだが確か昔の女(?)とダンスするやつがあるでしょ。
最後にためらいながら踊りだす場面で語りの調子というかテンポ感が
一変したのは、まさに小説でしか味わえない不思議な感覚だった。
677吾輩は名無しである:2010/02/01(月) 21:46:12
今日東西線乗ってたら、斜め前に立ってた人が、
Kazuo Ishiguro, Nocturnes(ペーパーバック)読んでた〜。
(混んでて距離もあったので話かけなかったが、にやにやしてしまいました)

ナイン・インタビューズ読んだ方いますか? 本屋でも見かけないし
多少お高いので買うか迷ってるので、感想聞きたし。
678吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 00:35:02
やっとPBのポケット版出たから買ってきた
679吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 23:25:26
>>678
もしや東西線の人?? 普段は英語興味ないけどこればっかりは
原文で読めるのうらやましいっす。
680吾輩は名無しである:2010/02/03(水) 05:05:00
映画版「わたしを離さないで」のキャシー役の人、
ゴールデングローブに次いで、アカデミーでも主演女優賞候補に上がったね。
該当作品「An Education」自体も、最優秀作品賞ノミネート。

キーラ・ナイトレーとアカデミー主演女優賞候補女優の二枚看板で
日本でも広範囲で上映されることを期待。
681678:2010/02/03(水) 22:53:24
>>679
非常に紛らわしいですが別人です
すみません
682吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 18:01:42
Never Let Me go
Kazuo Ishiguro

のペーパーバックを買ったんだが、TOEIC600、準2旧〜2級って書いてある。
和訳は読んでるんだけど、そんな簡単だろうか?
まぁ、参考程度って書いてるけど。
リライト版かと思ったけど、そういう記載ないからオリジナルっぽいんだよなぁ。

カズオ・イシグロは両親とはあやしい日本語で話すくらいの、
イギリス生まれイギリス育ち、イギリス在住の人だし、特別やさしい英語ってわけじゃないよね。

vintage international のだけど、思ってたより薄いな。
683吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 18:22:45
そんなに易しくないと思う。
単語自体はそこまででなくても、
イギリス英語の口語だから熟語周りが普通の日本人にはしんどい。
(読みなれている人ならどうってことないのかもしれないけど。)
あと意味の取りづらいところも多くて相当ごまかして訳してる感触がある。

TOEIC 600とか英検2級程度じゃ全く歯が立たないと思う。
そのレベルって日常会話も無理でしょ?実際。
ただ日の名残りの執事の語りに比べれば相当楽なはず。
684吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 19:47:21
アメリカ英語もスラスラじゃないのに
何がイギリス英語だからしんどいだよw
アホいってろ
685吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 19:49:21
アメリカ英語よりも一段としんどいってことだろ
686吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 20:35:46
日本人が習うのは普通アメリカ英語だろ
687679:2010/02/11(木) 21:07:29
>>681
こちらこそ、はやとちりスミマセン。

映画早く観たいなあー
688吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 09:05:20
クローン持ってくるなら
日本の漫画家のほうがよっぽど心に響く
いいものを書いているんじゃないかとオモタ。
中途半端な感じ。
689吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 11:56:49
>>688
たとえばどの作品?
690吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 12:08:35
漫画(笑
691吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 15:29:51
日本のマンガはレベル高いからなあ。
692吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 15:42:05
>>688
ストーリーも漫画っぽいよね。SF少女漫画にありそうな感じ。
693吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 17:00:01
たまに電車の中で30過ぎのリーマンがジャンプとか読んでるの見かけると
うら悲しくなる
694吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 17:57:30
クローンを持ってきちゃった時点で質のいい他のSFと比べられるのはまあ
世に出た以上仕方がない罠。そうすると「そんなわきゃねーだろ」
という部分があまりにも多すぎる。エンタメ系が頑張っているからね。
SFとしてではなく、文学作品として楽しめと言われても、そう想定しても
あまりにも辻褄があわなすぎるとちょっといくらなんでもねえ。最後は
強引な気もしたし。どっちつかずで虻蜂取らずになっちまったかな。
「日のなごり」は評判いいし、もうちょっとはいけてるのかな。
695吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 19:29:43
クローンとか提供みたいなプロットの大枠はSFではありがちだし、この作品の特徴ではない気がする。
(行動の理由付けとかが割り切ったようにズサンな点は、むしろ新しいかもw)

それよりもこのネタを波風立てずに淡々と語っている表現を楽しむ作品だと思う。
696吾輩は名無しである:2010/02/24(水) 21:51:37
そういえば途中からグダグダしてきて読んでないけど輝夜姫とかそんな話だったような。
センチメンタルでリリカルな感じはブラッドベリっぽいので萩尾望都あたりが漫画化してもいいかも。
697吾輩は名無しである:2010/02/25(木) 04:18:07
萩尾望都はクローンとか双子物で
いいの描いているよなあ
698吾輩は名無しである:2010/03/01(月) 09:34:23
最近「わたしを〜」読んだから来てみた
諦観に批判的な意見多いんだね
私は、死のメタファとして読んだ
自分もある程度の年齢なので、死は現実的なものとして
最近捉えていて、必ず誰にもいずれやってくる運命を前に
どう生きるかが描かれてると思った
だからこそ、主人公たちは提供のことを「使命」と捉えているのだろうと。

これ読んで以降、「いつかは灰になる」と思うと目の前の不満や
苦しさに囚われることがちょっと減った、鴨
699吾輩は名無しである:2010/03/01(月) 11:36:43
主人公たちはなんで戦わないの?
みたいな感想書く奴らは高校生とかだろう
700吾輩は名無しである:2010/03/02(火) 21:42:08
>>698
絶対に突っ込まれるのが分かっているのに書いてないからじゃない?
信頼できない語り手だからというのが理由なんだろうが
避けられないなら避けられないなりに肉付けしないと。
(発信器でも埋め込まれていそうな描写はあるけども。)

現実的にはそう簡単に固定概念(=抵抗しない)って覆されるものではないと思うけど
舞台設定の練り込みの浅さもあって、全体的に書き込めてない印象を与えるんだと思う。
他の作品を読んでもそういうところがあるし。
面白いのは確かなんだけどね。
701吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 10:58:16
これいつ面白くなるんだろうと我慢しながら読んでいて
最後で唖然とした。あれが伏線だったの?あれが説明?
リアリズムも結構だけれど、読んであそこまで面白くないんじゃ
小説としてしょーもないんではと思った。
702吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 11:01:16
ならシドニー・シェルダンでも読んでろよ
703吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 19:30:33
もっとつまらないなあ。
704吾輩は名無しである:2010/03/04(木) 20:27:05
シドニー・シェルダンw
705吾輩は名無しである:2010/06/03(木) 16:08:04
やはり、彼の最高傑作は「日の名残」だね。こんな傑作を書いてしまっては
どの作品にも物足りなさを感じる。
706吾輩は名無しである:2010/06/09(水) 22:24:13
マダムがプロジェクトの黒幕でキャシーの親だよね?
絶えずドナーから移植を受けて若さを保っていた。
カセットを盗んだのもマダム?
日の名残りのムッシューデュポンもそうだけどフランス人にはひどい扱い。
紳士たるもの人前で服は脱がない、とかいって靴下まで脱いでた彼はどうなるん?



707吾輩は名無しである:2010/06/19(土) 11:50:52
映画の予告編が、upされました。

http://www.youtube.com/watch?v=kymQcM4ej3w&feature=player_embedded

キャシーが28才で、過去を語るとか、施設の中にセンサーみたい
なのがあったりとか、原作と多少違えているところはありそう
だけど(キャシーとルースのラブ・シーンなんてあったっけ?)
概ね原作に忠実に作られていそう。10月にアメリカ公開予定。
テスト版試写(?)で、評価が分かれたみたい。
708吾輩は名無しである:2010/07/03(土) 03:59:45
「わたしを離さないで」でググるとキチガイのブログが上位にヒットするんだが。
709吾輩は名無しである
>>706
え?