377 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 10:50:50
自己レス。
捕まったんじゃなくて爆死したんだった。
「キチガイ」という言葉が文章中に出てくると何故だか嬉しくなる。
『だが、仕方ない。』
片輪
暗黒星を読んで衝撃を受けた、江戸川乱歩って凄いんだね。
ホモホモしい描写が所々出てくるから、そういう趣味なのかなと思ってたら、
一郎青年は実は女性だったんだね。
それでちょっと気になるんだけど、
明智小五郎は一郎少年が女性だって事を最初から見抜いてたのかな?
それとも、そうとは気づかずに一郎青年に惹かれていたのだろうか。
後者だと明智名探偵は・・・。
うーん、みんなはどう思う?
382 :
吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 08:48:26
そんな話だった?
383 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 09:44:55
影男の冒頭にSMシーン(若い美女に苛められる中年金持ち)が出てくるけど
乱歩って実際にM趣味があったのかな。
影男はその後も有閑マダム達の前で素っ裸で殺し合いをしてみせる男の見世物が出てくるけど
それも結構M入ってるよね。
単に格闘ショーだけなら裸である必要無いのに、
わざわざオバハン達に若い男が全裸を観察されるというMっぽい構図にしている。
384 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 10:13:23
>>383 少年探偵シリーズにリライトされた影男でも、
「有閑マダム達の前で素っ裸で殺し合いをしてみせる男の見世物」は
出てくるよ。昭和テイストを感じさせるイラストと相まって、
怪しさ&妖しさが本から立ち上ってくるようだ。
良くこんな内容の本が「小学校の図書館」に常備されていたよなぁ(´・ω・`)
今思えば、良き時代だったね。(^_^)v
385 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 11:50:35
乱歩は間違いなくM嗜好があったと思うが、
そういう点で物足りなく思うのが黒蜥蜴の描かれ方。
いかにもM男が妄想しそうな女王様な設定なのに
(一応人間を剥製にするだとかはあるが)少年探偵団シリーズにもそのまま登場させられそうな
清潔な(w)キャラに描かれているだけ。
386 :
吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 07:30:24
「怪人二十面相」や「少年探偵団」って戦前に書かれたのですか?
たぶんちがうよ。
388 :
吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 21:31:19
>こうして1936年(昭和11年)1月から12月にかけて『少年倶楽部』誌に
>『怪人二十面相』が連載される事となった。 <wiki
これと現在発売されてるのとは内容が違うんでしょうかね。
そうだ、昭和11年だ。
390 :
吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 22:04:14
口の中に豆電球を入れて・・・マドンナのライブでダンサー数人がやってた。
全身黒タイツ・・・ユーミンがライブで「未知との遭遇」風のシーンでエキストラがやってた。
>>388 今のは知らないけど、同じポプラ社版で挿し絵の違うのはあった。
国民服みたいなの着た坊主頭の小林少年の絵を、昔 友達の家で見たことある。
本文まではどうか分からないが。
↑質問とはズれたレスだけど、まあ参考程度に。
393 :
吾輩は名無しである:2010/01/29(金) 19:51:35
最近のポプラ、ジャニみたいな小林になってるぞw
394 :
吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 15:04:58
>>391 本文は変えないよ
死語になった言葉さえ普通に出る
少年倶楽部版との違いは…、
図書館にでも行かなきゃ分からないか。
396 :
吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 23:17:18
397 :
吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 20:16:11
このシリーズって発行順に読んだ方がいいの?
398 :
吾輩は名無しである:2010/04/26(月) 00:15:46
良く知らないけど乱歩って世界観とか発想はいいのに
明智が出てきた瞬間萎える
探偵とかトリックとかつまんね
久々に陰獣読んでみたんだけど、面白かったなぁ。
芋虫ゴーロゴロとか^^
400 :
吾輩は名無しである:2010/06/10(木) 23:13:47
401 :
吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 15:02:43
初歩的かもしれませんが質問します。
光文社文庫版2巻の「闇に蠢く」に伏字がありますが、ひょっとしてここは
定本では部落差別に関わる表現があったために規制されたのでしょうか?
光文社版全集持ってないが、巻末にテキスト異同載ってるんじゃなかったか、それ?
403 :
401:2010/06/13(日) 20:16:30
>>402 図書館で借りてきたのですが、確か巻末の注釈自体「○○」と伏字になっていたような気がします。
原稿そのものが初めから伏字であった可能性も無いではないですが。
確か部落(?)じゃなかったかな
405 :
北村青年:2010/06/18(金) 22:41:56
塔上の奇術師に出てくる、時計台の穴から首を出した人が危うく時計の針で
首を切断されそうになるという描写のことですけど、「カリオストロの城」
でもそんな場面がなかったですか。
宮崎監督も好きだったのでしょうか。
二十面相は殺人未遂が多いですね。
テレビドラマ版の子供向けシリーズにも、洞窟内で縄で縛られた子供たちが
あともう少しで時限爆弾で吹き飛ばされるという所で救助されるシーンが
あった。後期のドラマだと「平気で人を殺す二十面相」が登場してたらしい
けど。
406 :
吾輩は名無しである:2010/06/24(木) 11:17:26
魔法人形を借りてみたら、意外とおもしろかった。
話の奇想天外さは置いといて
美しい紅子人形の描写とか、
紅子の上品な話し方とか
サナエちゃんが人形に夢中になる話などに心が惹かれた。
子供の頃に読んでいても特に印象に残らない場面だったかも。
407 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 17:42:55
普通の推理小説を書く作家は大勢いるけど、ああいう幻想的な怪しさを
描ける人はなかなかいないよね。
少年探偵ではないけど、目羅博士っていう作品なんかも一種の都市伝説
みたいで良かった。
408 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 21:27:15
少年探偵で読むのがつらいシーン
1 「夜光」の生き埋め
2 「ゴング」の鉄ブイ
3 「妖怪」の天井
とくに生き埋めのやつは、子供の頃に
俺=ポケット
兄貴=小林
親父=上山さん
で場面が目に浮かぶようで怖かった。
そういえば魔人ゴングのブイも、通りかかった労働者がたまたま発見
しなかったら窒息死してましたね・・・。
410 :
吾輩は名無しである:2010/06/27(日) 01:25:45
悪魔人形も小林少年がいなかったら人形師は焼死したわけで。
海底の魔術師では暴行致死だし。この件で警察が調査しなかったのは問題だ。
411 :
吾輩は名無しである:2010/06/28(月) 21:40:44
つらいといえば、青銅魔人のあとに孤児となる手塚兄妹のことを思うと悲しくなる。
412 :
吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 13:43:54
その悪魔人形だが、ルリ子人形を買わせる必然性が全くない件。
>>405 プレステゲームのクロックタワーにもでてきたw
春陽堂の乱歩シリーズ全巻制覇しようと思ったんですが
犯人は誰ものになったら飽きてきた…
やはり自分は怪奇ものがすきらしい
414 :
吾輩は名無しである:2010/07/21(水) 21:09:23
ニ銭銅貨を読んでみたんだが、主人公にあの銅貨を渡したのはよく読めばわかるのか?
415 :
吾輩は名無しである:2010/07/22(木) 11:39:23
江戸川乱歩は偉大だよね。
俺も例にもれず小学生の時に読んで、
そのままになっていて、最近またちょっと
読んだら引き込まれた。あれほど面白いお話をかける
作家は貴重。
丸尾末広「パノラマ島奇談」漫画化していたんだ
読んだけど・・・これは素晴らしいよ
乱歩の想像通りの基礎教養で
いろんな絵画美術引用して、島を作画化したのがすごい
417 :
吾輩は名無しである:2010/07/27(火) 00:50:33
最近、久々に乱歩を読んでみようと思って、名作の評判は聞いていたけれども
スプラッタな、あるいは奇形のイメージが苦手で避けていた孤島の鬼を初めて読んでみた。
読後の感想は、やっぱり面白かったけれど、これは現代では制約が多過ぎて映像化不可能
だろうね。でも、石井輝男の映画版とは違って、映像だけは綺麗だったキャシャーンのような
感じで、CGも駆使して恐ろしくとも綺麗な画像を撮ることは出来そう。
ちなみに、自分はこんなキャストをイメージしながら読んでました。
蓑浦 向井理 (または妻夫木聡)
諸戸 坂口憲二(または織田裕二)
初代 堀北真希
深山木 豊原功補
丈五郎 ...顔はイメージするのだが、恐過ぎて実在のどの俳優さんでも違和感あり...
深山木に豊原功補をキャスティングするかフツーwwwww
どう考えてもありえん組み合わせだろ・・・・アフォか・・・。
豊原功補が誰だか知らないし孤島の鬼も読んだことないけど。
419 :
吾輩は名無しである:2010/07/28(水) 00:21:32
孤島の鬼、自分も子供の頃から蓑浦と同じように、その手の嗜好がある男性に可愛がられたり、
しかも諸戸のようにイケメンな人が多く、蓑浦も諸戸の端正な顔立ちを眺めるのは好きとか、
自分も実は彼とじゃれ合ったりするのはむしろ好きで、小悪魔的に彼にある程度は触れ合って
気を自分に惹かせた経験があるので、蓑浦にすごく感情移入して読んだ。
でも、ここは自分でも相反する気持ちが共存しているとは思うが、高校生の頃に部活で同期だった
爽やかなイケメン君とはキスまでは行って、その時は奴は自分の半身のように離れ難い存在だった
ので、諸戸の気持ちも実はかなり理解出来る。
※ここから先は少々ネタバレなので、結末を知りたくない人は飛ばしてください
だけど、キスは許せた、いや、むしろ積極的に望んだけれど、奴にxxxを迫られて、裸にされて
自分の尻に彼のものを挿入された時は、肉体的な痛みはもちろん、精神的に堪え難い恐怖を
覚えた自分は、この小説の結末が人ごととは思えなくて、完全にこの小説の世界にハマって
何度も繰返し読んだよ。
この小説は、根底は諸戸の報われぬ愛の切なさなのだろうな...。
420 :
吾輩は名無しである:2010/07/28(水) 21:44:08
>>416 それ、俺も今さっき買ってきて読み終えたトコだわ
丸尾末広、恐らく恐怖畸形人間のDVDも愛蔵していると見た
421 :
吾輩は名無しである:2010/08/12(木) 08:32:36
青銅魔人のコスプレをさせられるのは苦痛だな
自由が利かないのが一番
しゃべれないのが二番
頭がかゆくても掻けないのが三番
422 :
吾輩は名無しである:2010/08/13(金) 11:15:45
423 :
吾輩は名無しである:2010/08/18(水) 05:20:17
江戸川乱歩の愛人(もちろん男性)で有名なのは誰と誰ですか?
トムとジェリー
425 :
吾輩は名無しである:2010/08/19(木) 02:16:45
愛人かどうかはともかく、美輪明宏(当時は丸山明宏)は可愛がってた。
426 :
吾輩は名無しである:
て