1 :
吾輩は名無しである:
ないようなのでたてました。
ぼ、ぼ、ぼーくらはしょーねん、たんてーだん
3 :
吾輩は名無しである:2006/04/22(土) 04:55:54
一番抜ける作品はなんですか?
「蜘蛛男」以上にオナニーがすすむ作品があれば教えてください。
5 :
吾輩は名無しである:2006/04/22(土) 07:13:33
学問系の作家でどういう作家だよw
学匠詩人とか、知らんの?
7 :
吾輩は名無しである:2006/04/22(土) 14:13:16
>>4 この板は、文学スレです。あなたの言う学問系じゃない作家のスレばかりですが何か?
どういう作家が学問系なのか説明して頂きたい。
学問系という事は、読者から見て、文学では無いという矛盾になりますが。とすれば、あなたの方がスレ違いですね。
そう。
そのいきさつは自治スレに書いた。
9 :
吾輩は名無しである:2006/04/22(土) 16:10:20
>>4 ↑
活字を読み始めたガキにはありがちな傾向
11 :
吾輩は名無しである:2006/04/22(土) 20:55:01
文学板にあってもいいでしょう
◆TGMIIIIIII は放置で
14 :
吾輩は名無しである:2006/04/24(月) 02:35:17
15 :
吾輩は名無しである:2006/04/24(月) 10:48:40
本屋で全集以外みかけたことがない。
>>12 ミス板のスレは発狂した某荒らしが必死になって自演して荒らしています。
ここに避難させてください。
17 :
吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 22:01:14
19 :
吾輩は名無しである:2006/04/26(水) 01:33:11
>>18 俺も欲しい。二銭銅貨がデビユー作だったんだね!
凄い
20 :
吾輩は名無しである:2006/04/26(水) 21:06:39
伸びないなぁ…一度読めばハマルの保証するんだけどなあ…
先入観持ってる人に言うけど、金田一や、コナンみたいな感じで思ってたら、全然違う。推理物も面白いが、所謂、寄譚が面白い。
推理物も寄譚も、最後にあなたが想像もつかない大どんでん返しが待っている。文庫本や現代ミステリーなんか比べものにならない。
一話一話の結末は、天才でしか思いつかないと思う。少なくても俺の全想像力を使っても、俺の中の【想像力】外の出来事だったよ。
21 :
吾輩は名無しである:2006/04/26(水) 21:25:08
森永グリコに毒注入
二十「一」面相は無いよな。
>>1 寄譚(笑)
>>20 一からやり直せ。
24 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 05:27:35
孤島の鬼が最高です。
乱歩映画はやっぱり恐怖奇形人間がいいですね。
おかーさーん
25 :
吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 07:44:28
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
>>23 つまらん洒落にまで笑ってやる義務は無い。単なる誤記にしか見えん。
乱歩の神髄は初期の短編にあるなんていうけど、
そんな風なやつ書いて文学賞に応募するならどこがふさわしいの?
>>26 あなたがこのスレにレスする義務も無いですが?
29 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 13:40:40
最初の頃はいい。子供むけ書くようになってからは糞。
30 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 14:56:38
31 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 16:04:24
何より文章が巧い。
乱歩を読んだ日にゃ、
横溝なんかただのガキ本だと判るさ。
『押繪と旅する男』は、どうしてあんなにも切ないんだろう。
「たとへこの娘さんがこしらへものの押繪だとわかつてゐても、私はどうもあきらめられない。
……押繪の中の男になつて、この娘さんと話がしてみたい」
お兄さんが遠目がねを通して、押絵のなかの娘お七に見とれるシーンがあるよね。
わたしはあそこで、ホフマンのナターナエル少年を思い出したよ。
もちろんナターナエルの辿る運命は、亂歩のお兄さんとはまったく異なるけれども、
彼もまた、望遠鏡のなかに映る自動人形オリンピアの眼差しに、恋していったものね。
それにしても、押絵の国に住む恋人たちの行く末が気になってしかたない。
娘のほうは美貌と若さを永遠に保つけれど、生身のお兄さんはどんどん老けてゆく。
すると、ゆくゆくは彼女独りが残されることになるんだよね。かわいそうじゃないか。
うわあ、つまらねえ感想文。
34 :
吾輩は名無しである:2006/09/06(水) 10:51:40
♪ぼ、ぼ、ぼーくらは人民解放軍!
しかし、『押繪と旅する男』などは
翻訳して欧米で出版すれば
立派に“文学”として通用するであろう。
と日本の批評家が言っていた。
…ていうか、翻訳されてないの?
淫獣・・・・じゃなくて陰獣はよかったです
36 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 14:14:07
好きな女の子が人間椅子読んでた。
38 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 14:33:34
チェアーマン
39 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 16:03:00
江戸川乱歩はベンヤミンに匹敵する思想家ですよ
って大学のときの先生が言ってたなあ
植草教授?
うわ、そうきたかw
乱歩は谷崎文学のある一面を継承したと言えるだろうな。
論理的な文章もさることながら。
小林信彦スレが即死したり、文学板にはある程度「自浄機能」があるのは確か。
このスレが生き残るかどうかは乱歩の文章・世界観を「芸術」として認める人間が
どれだけ多く存在するかだな。
45 :
吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 12:40:23
江戸川乱歩にとって一番恐ろしいことは、生きながらの埋葬だったような気がする。
46 :
吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 12:41:46
内側が鏡になった球体の中に入って電灯をつけると、どんなふうに見えるのですか?
(鏡地獄)
47 :
吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 12:46:36
>>45 乱歩にとってだけじゃないような気がする。
ポーの影響かな。
「まだ生きているうちに埋葬されてしまう―これこそは疑いもなく、これまで人間に
降りかかった極度の苦痛のうちでも、最も恐ろしいものであるに違いない。」
─「早すぎた埋葬」
>48
蛇足。 江戸川乱歩←エドガー・アラン・ポー 踏まえての>45
50 :
吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 19:20:16
51 :
芋虫:2006/10/31(火) 21:31:35
やはりポプラ社がいい。本棚に並べたい。
まあ、創元社推理文庫かな。
52 :
吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 19:10:56
光文社全集はあまり人気ないみたいだけどどう?
人気がないとは聞かない
大人気とも聞かないけど
54 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 22:40:04
55 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 22:53:20
>>54 >懐かしい。
乱歩名義で他人が書いてるのもあるんだ、このシリーズは。
『電人M』か。読んだなぁ。
筋肉少女帯で『労働者M』って曲があったけど、
大槻もかなり乱歩入ってるからね。
大槻はNHK「私のこだわり人物伝」でも乱歩を取り上げてたな
57 :
吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 09:46:19
労働者M(大槻ケンヂ/内田雄一郎/前島あきひろ)
ダイヤモンドはただの石 一万円札はただの紙
アンモナイトはただの貝 人間とはウスバカゲロウの様な物だ
働け 働け 働け 働け
偉人の言葉もただの嘘 熱き涙もただの水
王様の耳はロバの耳 人間とはシーモンキーの様な物だ
働け 働け 働け 働け
アリストテレスはただの人 アルチュール・ランボーもただの人
ニーチェなんかもただの人 人間とはミトコンドリアのような物だ
働け 働け 働け 働け
働け! いつもお前は そうだ働け! 死ぬまで働け!
北京でオーロラは燃える
「だがそれは君の人生とは関係ないっっっ!」
だから 働け 働け 働け 働け
「諸君、諸君らに夢はあるか!? あるなら働け! 努力だー!」
「お言葉ですが先生!努力で本当に夢がかないますか?死んだ恋人が蘇りますか?
日本が印度になりますか?王様の耳はロバの耳じゃないですかー!?」
ダイヤモンドはただの石 一万円札はただの紙
アンモナイトはただの貝 人間とはいったいなんだー!?
働け 働け 働け 働け 働け 働け 働け 働け
ミス板荒らされてるし、乱歩の話はこっちでしたほうがいいかも知れぬ
59 :
吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 00:38:52
天地茂スレでも書いたんだけど
創玄社推理文庫になんで地獄の道化師がないんだろうね。
雑誌連載時のさし絵付きで読んでみたいんだが。
60 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 14:20:34
人間椅子、読んで思ったんだが主人公の女作家がパイプ椅子に座って手紙読んでたら
どうなったんだろうか?
61 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 16:45:42
明治生まれの祖母に乱歩のことを言ったら笑って相手にしてくれなかった。
おれはそれでも日本文学に欠かせない人だと思ってる。
横溝とは雲泥の差だよな。
61はなんかブルジョアだ
63 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 19:46:37
プレレタリアートよ団結せよッ!
64 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 11:23:41
>>65 61だ、祖母の自慢をするようで気が引けるが、夢野久作を読ませたら
ずいぶんと感心していたから。
もっとも乱歩は読まず嫌いかもしれん。
確かに普段は時代小説とかが好きだったから。
67 :
吾輩は名無しである:2007/01/13(土) 08:34:57
気軽に古本屋で乱歩全集買ってよんでみた。
「虫」って短編が収録されてたんだけどこれ読んでから、昨今のバラバラ殺人のニュースを聞くたびに
トラウマのように蘇ってきて怖いんですけど
68 :
吾輩は名無しである:2007/01/13(土) 11:05:37
バラバラ殺人の場合は持ち運びに便利だから
バラバラにするんでしょ?
69 :
吾輩は名無しである:2007/01/14(日) 11:00:43
>>67 >昨今のバラバラ殺人のニュース
『蜘蛛男』は?
ポプラ社の少年探偵団シリーズは全巻読破したよ。
あれは岩波の児童文学に匹敵する古典だと思う。
71 :
郷田三郎:2007/02/17(土) 11:20:09
>>43 『のぞき学原論』(三浦俊彦著、三五館)によれば、
谷崎と乱歩が覗き文学の王様。
芥川と安部公房が次席。
谷崎の論理的な文章と陰翳美学との矛盾(ズレ)がまた覗き的(メタレベルの陰翳)だ、と。
72 :
吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 18:47:45
乱歩と横溝ってドコが違うの?
>>71 たしかに細雪や卍なんて上流の奥様・お嬢様の私生活を
覗き見してるような趣があるよね。
ちなみに、女性の側から男性の覗き趣味に答えたのが
コレットのクローディーヌシリーズ。
コレットには『牝猫』という谷崎の『猫』に酷似した作品もあるし
(もちろん、両者はお互いの事を知ってはいない)
この両者は色々共通したものがあると思う。
乱歩スレで失礼。
74 :
吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 07:23:19
>>72 乱歩…都市生活者の孤独
横溝…ムラ社会の因習
75 :
吾輩は名無しである:2007/03/21(水) 02:53:50
76 :
吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 13:02:36
十字路をまたドラマ化してほすい
77 :
吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 14:24:46
『サーカスの怪人』『魔人ゴング』『仮面の恐怖王』
を三冊まとめて105円で手に入れたよ。
やるな...
80 :
吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 22:50:09
拍手
81 :
吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 01:53:56
久しぶりに踊る一寸法師を読み直したけど、美女に死はよく映える。
乱歩もそういうの好きだったんだろうな...
83 :
吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 08:47:19
「そのとき明智は動いた」にはあまりなってなかったな。NHK。「
84 :
吾輩は名無しである:2007/05/20(日) 04:53:25
孤島の鬼はクライマックスで腐女子が喜びます。
85 :
吾輩は名無しである:2007/05/27(日) 19:42:28
>>84 孤島の鬼って、結局最後の最後で
鬼になってしまったのが諸戸っていうオチじゃないの?
奇形は最後ほぼ全員救われたけど、諸戸だけ悲劇的な結末を迎えたし…
86 :
吾輩は名無しである:2007/05/28(月) 17:24:19
>>85 奇形たちは外科手術で治るけど、諸戸のホモだけは治すことができない。
(治ったら作品が興ざめだ)
治せないから死ななければならない、と作者は考えたような気がする。
最後は諸戸が鬼になった、とまでは考えられないなぁ。
いくらホモに狂っても、極悪非道の丈五郎に比べれば、全然なまぬるい。
ところで乱歩自身には、ホモやオカマの趣味はなかっただろうか?
「陰獣」では、自分自身をモデルにした謎の作家「大江春泥」を登場(?)させている。
そして、「大江春泥の正体は女だったかもしれない」という疑惑を残して、作品を終わらせている。
これを読むと、乱歩自身に、実行はしていなかったかもしれないが、女になりたい願望があったような気がしてならない。
87 :
85:2007/05/29(火) 03:56:23
>>86 主人公主観で言えば…ということだったんだけど、
(この作品は特に主人公の主観で極端に価値基準が左右されることが多いし)
確かに諸戸が鬼…ってのは言い過ぎたかも。
でも、一見どうにもならなそうな外的な奇形は外科手術で治せて、
一方見た目は普通でも、諸戸のような内面の奇形だけは治しようがない
…という構図は皮肉的で面白かった。
そういえば、乱歩は自伝の中で少年愛や人形愛についても語ってたね。
「人間に恋はできなくとも、人形には恋ができる」ってのは乱歩の言葉だけど、
乱歩自身がオカマ…というよりは、あくまでそれら空想的な自己愛の足がかりとして、
乱歩はそういった同性愛などを取り上げていたのかもしれない。
言いたいことが上手くまとまらなくてスマソ。
88 :
吾輩は名無しである:2007/05/29(火) 12:31:26
「諸戸」で思い出した。
友人に三重県出身のやつがいるのだが、
諸戸家といえば三重県随一の大富豪だそうだ。
「パノラマ島奇談」の菰田家は、諸戸家がモデルにちがいないと言っている。
実際には乱歩はどのていど、諸戸家を意識していただろうか?
89 :
吾輩は名無しである:2007/05/30(水) 12:15:54
初期の頃の作品は大層すばらしいと伝聞で聞いてはいるのですが
小三の時に読んだトリックで、空飛ぶ円盤の正体が何と・・・・そんな馬鹿な!
それ以来推理小説が駄目な体質になってしまった
90 :
吾輩は名無しである:2007/06/07(木) 12:30:14
>>87 「人でなしの恋」だね。
題名だけ見ると、冷血漢が恋に目覚めて人間性が変わる話かと思ってしまうが、実際に読んでみると・・・。
こりゃ確かに『人でなし』だ!
>86
乱歩は子どもの頃はかなり美少年で先輩とプラトニックラブしてたんだよね?
一生分の情熱をその恋愛で使ってしまったとも。
年とってからもそういう世界に惹かれる部分あったんだろうね。
92 :
吾輩は名無しである:2007/06/09(土) 15:24:08
乱歩って結婚してたっけ?
94 :
吾輩は名無しである:2007/06/11(月) 12:35:01
>>92 しているよ。
今はどうかしらないが俺が愛読していたころには、乱歩が死んで50年たっていなかったから、著作権が生きていた。
本の裏表紙には著作権継承者として、妻や息子の名前が、Cマークといっしょに小さく記されていた。
たしか、妻は「平井りう」、息子は「平井隆太郎」だったかと記憶している。
息子は立教大の教授
96 :
吾輩は名無しである:2007/06/15(金) 17:01:40
江戸川乱歩の本名は、平井太郎。
妻の名前は、りう(ryu〜と発音する)。
生まれた息子の名前は、両親の名前をそのまま合わせただけ。
「りゅうたろう」
平井隆太郎・・・
なんて安直な命名だ!!
97 :
吾輩は名無しである:2007/06/15(金) 18:44:36
乱歩さんは
竹久夢二さんのお弟子の岩田準一さんと
純粋に熱く・・・
98 :
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/06/15(金) 19:40:45
俺は生まれて初めて書いた「殺人事件」で高橋源一郎を殺したからな。
コイツにはこれからもマダマダ死んで貰う予定だ。
99 :
吾輩は名無しである:2007/07/09(月) 03:20:28
乱歩と横溝なら乱歩の作風の方が好きだけど、
明智と金田一なら金田一の人間性の方が何故か好き。
明智は変人→超人だからな...
「黄金仮面」でノレ○○vs明智にしたけど、当時そのことが問題になったりしなかったのかな?
読んでる人はどう受け取ったのか気になる。
102 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 12:29:31
モーリス・ルブランは、江戸川乱歩の存在すら知らなかったかもしれない。
明智小五郎シリーズがフランス語に翻訳され、フランス人も読んでいたら、ルブランも怒ったかもしれないね。
「俺にホームズを勝手に使われたコナン・ドイルの気持ちが、よくわかったよ〜」と嘆いたかもしれない。
幸か不幸か、江戸川乱歩作品は英語にもフランス語にも翻訳されず、欧米人はその存在すら知らなかったのだろう。
103 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 12:34:06
ロシアでは翻訳されて結構うけてるよ
104 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 12:36:41
>>103 今でしょ。
乱歩やルブランが活躍していた当時は、どうだったかな?
いくらなんでもモロッコの何たら(人種差別)はないんじゃないか?とは思った
106 :
吾輩は名無しである:2007/08/21(火) 21:11:29
107 :
吾輩は名無しである:2007/08/21(火) 22:03:32
江戸川乱歩の男色相手について教えて下さ〜い!!!
スレタイの怪人二十一面相って何?
110 :
吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 06:22:37
光文社版全集の芋虫、伏せ字だらけで萎えてしまったorz
乱歩を読みはじめたいと思っているのですが、
何から読むのがおすすめでしょうか。
当方フランス文学全般、三島、井上靖、などが好きです。
子供の頃はホームズにはまってました。
お願いします。どなたかいらっしゃいませんか?
服はalogonquinとh.naotoを着ています
音楽は主に椎名林檎、Cocco、たまにアリス九號なんかも聴きます。
夢野久作にも興味があります。
答えてくださいませ…
知るかよハゲ
氏ね
そんなことおっしゃらずに・・
一見細身でデリケート、実は結構筋肉質で図太いところがあります。
食前酒はキールと決めております。
耳寄り情報をお待ちしております。
明智小五郎シリーズから読み始めてみれば?
117 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 10:34:14
喜国死ねよ
119 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 17:07:12
怪人二十面相読んだ感想聞いたら
トリック等が単純すぎて先読み出来てツマンネ って言われた
最近の小学生は辛辣ですね
121 :
吾輩は名無しである:2007/10/12(金) 17:29:31
きのうテレビで、内側が鏡になった球体の中に入ったらどう見えるか?という実験をやっていた。
テレビで見ると、意外とたいしたことないように思えた。
しかし、出入り口が壊れて一晩中閉じこめられたら、頭がおかしくなるだろうか?
映像では大したことなかったけど
目の前にもう一人いる、3Dみたい
って言ってたから結構きつそう
どこ向いても自分がこっち見てるのか・・・
視線ってかなりストレスだよね。
仕舞いには鏡像が自分に見えなくなりそう。
なにがどう見えるか、以上に自分の姿が映ることに恐怖を覚える俺
トイレにある鏡も避けてます。
126 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 13:35:10
>>125 うん、となると硝子窓も水面も避けているかと‥いずれは自分の顔
や姿を抹殺したいと想うようになるのか‥
127 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 14:56:14
日本再生は司法改革から始めないとダメです。
少年A18歳と少年C16歳は、東京都足立区綾瀬の路上で夕方自転車に乗って帰宅中の
女子高校生を誘拐して少年Cの自宅に40日間監禁した。仲間らを集めて暴行させ金を
受け取り、陰毛を剃り音楽に合わせて服を脱ぎながら踊らせたり、性器に異物を挿入した。
彼女が逃げ出そうとすると体にオイルを塗って火をつけ、熱がり苦しむのを見て笑い転げた。
発見された遺体には性器と肛門にオトロナミンCの瓶が突き刺さり、両者がつながるほど
破壊されていた。
少年らの服役期間には裁判期間が算入され、しかも刑期満了前に仮保釈されたため、
主犯以外は全て6年程度で仮出所した。主犯も平成19年2月で仮保釈された。
監禁を知っていた両親に監督責任は問われず無罪であった。
女子高生コンクリート詰め殺人事件:
>>119 それは悲しすぎるね
私は女ですが小学校のころ次から次へと明智が二十面相を追い詰めていくシーンを興奮しながら読んだものです
幸せだったな
俺、心理試験と屋根裏(ryで明智の印象すこぶる悪いんだ…
>>129 ・・・ひょっとして、アニメ日本文学全集かなにかで見たとか?
>>128 ホームズもそうだけど、ある意味「雰囲気」を味わう作品だからな(乱歩御大は嘆くだろうが)。
フジテレビの陣内が明智役のドラマなんて、その「雰囲気」を完全に再現してくれてたから良かったぞ。
今更ながら、電子文庫版で読み進めてる
明智物って、学校で読んだ少年探偵団シリーズや
天知茂、陣内版等のドラマでしか知らないから、すごく新鮮!
「二銭銅貨」も結構楽しめたし、次は「陰獣」だ。
地元民だけど生まれて21年乱歩作品読んだ事が無かったんだけど
まあ文学作品自体あまり読まないし探偵・推理物となると尚更でね
それが何週間か前に新潮社の江戸川乱歩傑作選を何となく買ってみたけど面白いわ
芋虫はちょっとあれだけど推理物は皆面白かった
心理試験が一番気に入ったかな
明智が犯人を追いつめていくあの過程がなんともいえない
芋虫は読後もしつこく心に残る名作なんだぜ!
乱歩Rが今更観たいんだが。
乱歩大好き。闇に蠢くを最近よんだ。おもしれー
期待しないで読んだ「化人幻戯」が意外と面白かった。
ファンの間では評価低いようだけど。
ゲオで20面相と40面相100円で買ってきた
>>109 パーマン
140 :
吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 04:57:43
抜ける作品をお薦めください。
幾つか読みましたが、どうも美女が絶体絶命 → 寸止めってなイメージ強く
(女性の魅力を描くのがうまいだけに)フラストレーションがたまってしまいます。
ヒロインがきっちり犯されたりする作品は存在するんでしょうか?
>>140 現代のエロ小説を読んだほうがいい。
ヌくのが目的ならば
142 :
吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 03:40:57
「蜘蛛男」では美人のヒロインがきっちり犯されるよ。しかもそのあとバラバラに。
美女の陰惨な殺人は乱歩の世界では頻繁事だけど、その前にレイプが描かれるのは
この作品くらいでは?
乱歩に影響を与えたと言えば、Poe と Doyle の他に誰?
Wikipedia>>> 乱歩は、ファンにサインを求められると必ず色紙に
「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」
あるいは「晝〔ひる〕は夢 夜〔よ〕ぞ現〔うつつ〕」と書き添えたことは有名。
↑コレ、とっても Poe的だが、乱歩にも破滅型の性格があったの?
145 :
吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 19:03:49
日本の100人番外編挙げ
146 :
吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 05:40:28
球体内面鏡 見逃しました亜 残念
あの小説かなりあせった 現実に可能そうだったから
可能だがね
147 :
吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 05:42:04
まあラーメンの屋台引くぐらいだから簡単には至難ね
148 :
吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 05:43:48
らんぽはおたく
149 :
吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 13:13:35
乱歩って推理小説より怪奇小説の方が面白い
「鏡地獄、人間椅子、押絵と旅する男、盲獣」
乱歩にくらべりゃ横溝やアガサクリスティなんて神経腐った廃人だな
クリスティマジきもい片輪作家
150 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 13:48:50
ニコニコ動画に、
新・怪人二十面相(青銅の魔人)北村想
がラジオドラマでUPされてるぞ、おもしろいよ
151 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 13:58:22
あと、ちょっと聞きたいんだが、
子供の頃、図書館でポプラ社の児童向け乱歩作品を全作制覇してしまい、
普段足も向けない大人向けのコーナーで乱歩作品を手にしてしまい、
初めて活字でオッキしてしまった、俺。。。
俺みたいに乱歩作品で股間をオッキしてしまった男子、
若しくは股間を濡らしてしまった女子はいるのだろうか。。。?
そんな事恥ずかしくてこんな所じゃ・・・(/ω\)
153 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 20:35:46
柳瀬茂の画集を出してくれよ
>>151 俺はオッキするどころか怖くて眠れなくなった純粋な少年でしたぜ
でもそういえば赤い妖虫で主人公の妹が殺されてデパートのショーウィンドウに
飾られるところでオッキしたような・・・ちょうど挿絵にもなってた場面だし
あと北村想のやつ面白かった。ちょっと原作と声のイメージが違う人もいたけど
文代さんとか
1、人間豹 遊
2、妖虫 中
3、白髪鬼 一
4、恐怖王 左
5、地獄の道化師 三
6、魔術師 二
7、吸血鬼 捕
8、盲獣 右
9、人見広介 投
>>151 自分も乱歩作品が大人向けコーナーの文庫初体験かも。
暗黒星読んだんだけどまあ犯人は速攻で分かったけどミステリ以外の部分でなんか読んでて楽しかった
「大暗室」とか「影男」とか、少年少女向けに改編して
強引に明知小五郎を登場させた力技を褒めてあげたい
影男は元々明智小五郎登場してたと思ったが。てっきり影男が主人公の話だと思ってたから
終盤いきなり明智が登場して逮捕されたときは唖然とした
161 :
159:2008/03/23(日) 14:15:06
>>160 「影男」は記憶違いみたいです。ごめんなさいorz
記憶があやふやだが「十字路」(少年少女向けは「死の十字路」)
も「大暗室」のパターンであったような...
学校にいた頃は図書館で読めたけど卒業しちゃうとポプラ社の大人向けリライトって読めないんだよなあ
光文社の全集の魔術師読んでたら最後のページで妙子さんが明智の助手になってた。
まあ誤植だと思うんだけどこれって他の出版社の単行本でもこうなのかな?
またちんどんやさんに付いていって行方不明になるのか。いい加減にすればいいのに。
ターバン巻いた印度人も信用ならないね。
インド人の魔術怖い
火を吹いたり腕が伸びたりするからなあ
167 :
吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 23:07:16
いつもの書生さんじゃない人が
お迎えに来たときは注意しないとな。
>>159 それは氷川瓏の功績だべ?
>>162 ヒント:【子供を連れて図書館の児童書コーナーを探索】
通報を受け、中村警部じゃない警察官が駆けつけてきら要マークだ。
後になって、電話線が途中で切断され、家の裏の小屋かなんかに引っ張ってこられている可能性がある。
怪しい警察官に同道して、車に乗るのは絶対に避けねばならない。
怪しい車といえば地獄の道化師で車から降りて逃げようとしてドア開けたら崖だったってのが
すごいトラウマ
学校で借りてたくさん読んだなぁ。もう一度読みたくなったから買おうと思うんだけど、どこの出版社がいいかな。
挿絵とかはついてるのとついてないのがあるの?
挿絵付きなのはポプラ社のと創元推理文庫。他にあったっけ?
自分は携帯文庫(角川)でDLして読んでるが、挿絵あるよ
いちいち見るたびにアクセスしなきゃならんのがめんどくさいのと
通信料かかるからアレだけど
まあ、本屋巡りも楽しいし揃えるのもいいかもね
>>171-172 ありがとう。いろいろ見比べてみようと思ったけど近くの本屋には乱歩作品がひとつもなかった。
ちょっとショックだ。図書館って古いのもあっていいよな
>>173 最近出た光文社のですらあんまり置いてないからなあ。
最近自分の市に初めてブックオフができたから行ってみたらどれも高くて吹いたw
元からある中古本店より二倍近く高い。
このスレで100円で買ったという報告があったからワクテカしてたのに、角川ホラーしかなくて14年前のが400円もしたw
他もこんなもんなの?
今ブックオフで買った小説の値段シール確認してみたんだけど芦辺拓の赤死病の館の殺人、綾辻行人の黒猫館の殺人
とか結構ありふれた本は105円だったけど乱歩の幻影は多分ちょっとレアだからか850円だった。多分本によって違うん
だと思う。まあ店によっても違うだろうけど。
177 :
吾輩は名無しである:2008/05/02(金) 20:51:42
うちのほうは、4年前からブックオフあるけど、高いよ
ウチの近所のブクオフは取り扱ってもないよ
そうか。どこも105円ってわけじゃないんだな。ブクオフ全国展開してりから安いもんだとばっかり。
半額にもならないなら新品買ったほうがいいなと思った。
181 :
吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 17:26:00
三島由紀夫「空飛ぶ円盤信じますか。」
江戸川乱歩「ぼくは確証をうるまで信じない方です。心霊現象なんかでもおなじですね。」
三島「ぼくは絶対に信じる。」
芥川比呂志「この間『朝日ジュニア』からアンケートが来たけれども、人工衛星がまわっている世界だから、空飛ぶ円盤だってありそうな気がする。」
江戸川「そういう比論では信じられない。現実に確かめなくては。」
三島「ぼくは頭から信じちゃう。そして、ぼくはお化けはきっといると思うの。(笑)」
山村正夫「心霊実験も信じますか。」
三島「信じますね。」
たしか、横溝のエッセイ「金田一耕助の冒険」かなにかで
犬神家の一族を発表した時に「僕は犬神とか蛇神とかは好かん」とか言われて困った
みたいな事が書いてあったような(20年前に読んだキリだから記憶があやふや)
乱歩はオカルトや超常現象の類いは嫌いというか、信用してなかったのかな
蜘蛛男を読んだ。終わるかと思ったらまだしぶとい蜘蛛男。
出版社の事情で引き伸ばしやったのかな。
展開がくどすぎて途中で飽きてしまいそうだった。
>>136 闇に蠢く昔読んでトラウマになったよ
人肉地獄…怖すぎ
孤島の鬼もグロイ
浅草と銀座と麻布のお屋敷町
>>183 「真説 金田一耕助」だな。
冒険じゃ短編集だ。
闇にうごめく
みんな食人鬼になって怖かった(((゚Д゚;)))全く大団円じゃない。
しかし、野崎にも伝えず死んだように見せかけてお蝶をかくまった主人の気持ちが分からん。
乱歩はかたわ者の話がよくでてきて、一寸法師は邪悪の化身みたいにかかれているけど、乱歩の時代(大正かな)は障害者はそういう風に認識されていたんでしょうか。
190 :
吾輩は名無しである:2008/06/30(月) 20:29:15
明智小五郎って分身出来るの?
ごめんサゲ忘れた
舌し 止
少
193 :
吾輩は名無しである:2008/07/03(木) 16:07:41
おしい
>>189 まぁ昔は障害児が産まれたらすぐ殺すか一生座敷牢に幽閉してたくらいだからな。
舌し 止
少
T∧ 止
エ彡 少
むしろ一寸法師が正義の探偵役ってのも意外で面白いかなとおもったんだけど
それって名探偵コナンのことか
怖いよ
むざんやな胄の下のきりぎりす
たまに明智小五郎以外の探偵が登場すると犯人に負けるんじゃないかと心配したな
俺は明智以外の探偵が出てくるとこいつ犯人かなと思った。
妖虫の探偵は最低な野郎だったな
明智以外の探偵だと不安になるのはたしか。
それだけ明智が超人設定なんだけど。
というより、明智は「犯人にならない探偵」で、「解決できずに終わることのない
シリーズものの探偵」という意識があるのでは。
探偵小説の鉄則のひとつに、探偵が二人出てきたらどちらかが犯人、というのがある。
芦辺の小説で明智小五郎対金田一耕介というのがあるんだが、どっちかが犯人なんだろうか
それはそら、デビルマン対マジンガーZってのと同じでだな・・・
だけどさ探偵が犯人ってひどいアンフェアだな。
江戸川乱歩に本格が書けないわけだ。
>>201 明智も初期はああいう被害者のこととかどうでもいい
犯人の知恵比べに勝てばそれでいいタイプだったよ
だからあの三笠老探偵は初期明智が老人になったような印象がある
明智は初期どころかずっと嫌な奴ってイメージだな。
一寸法師とか地獄の道化師とか影男とかなんか暴言とかいらない行動が
多い気がする。
嫌なやつのタイプの違いだな
初期はKYな変人
後期は俺様野郎
影男は別にそんな悪人でもないしあいつの活躍譚で終わらせても良かったと思うんだ。
なんで明智と対決させなきゃ駄目なのか疑問。
光文社の孤島の鬼を読んだんだけど
伏字が多い気がする
今出てるので当時のままの全集ってありますか?
孤島の鬼に伏字にんるくらいやばい場面ってあったっけ?
秀ちゃんの日記の部分じゃなかったかな?
初めてあの箇所読んだとき、おれは感動で涙流したな
なんて幻想的なんだろうかと
多感な時代だった
215 :
212:2008/10/04(土) 21:35:54
そうです。日記の部分です
猟奇の果にも伏字があり気になったのもですから
日記の部分は作者(主人公の手記として書かれた作品だから主人公か?)の意図的な伏せ字じゃ無かったかな?
うろ覚えだが、「通常の道徳的観念の欠落した不具者の書いた日記なので、露骨な表現はあえて伏せ字にした…」
と主人公の注釈が描かれていたと思う
今、手元にないので確かなことは言えないけど
ついでに書いとくけど、あの作品の最後の一節は乱歩作品の中でも白眉なものだと思う
単なる大団円に終わらず、感動の余韻が楽しめた
話ぶった切って悪いが、ちょっと質問があるんだが。
ウィキの明智小五郎のページ見てたら
「小林と二十面相と明智の関係性は同性愛描写だったと乱歩が認めた」
っていうのはソースどこなんだ? よくこう言われてるのは知ってたが乱歩が認めてたなんて…
少年探偵団シリーズは健全ものだと思ってたのにな…
誰か知ってる人いませんか?
219 :
吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 01:23:44
あげ
>>207 お前はミステリーを読まないほうがいい。
探偵=犯人にアンフェアだなんて噛み付くような奴は大人しくハッピーエンドの児童文学でも読んでなさい。
隅の老人とか。てかあれ今じゃ創元から出てるんだな。
よく分からんけど海外の古典ミステリはみんな創元から出てるイメージある。
あとはハヤカワとか新潮とか。
つか創元本屋であまり置いてないから困る。Zの悲劇見つからないし。アマゾンだと
送料かかるから本屋で買いたいんだよなあ。
>>222 e-honなら書店受け取りができる。
ただ行き付けの書店が加盟していないと無理だけど。
あ、もちろん書店受け取りなら送料等はかからないよ。
あくまで本の値段だけ。
一度に何冊か買えば送料が無料になるのもあるだろう。bk1なんかは1500円以上で送料無料だな。
227 :
吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 08:22:07
229 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 01:42:09
>>227 俺、早速、ポプラ文庫クラシック全巻購入したよ。
もうすぐ届くんだよね。本当に楽しみだ。
唯一の心配は、旧版の
あの独特のインクと紙のニオイまで完コピできてるかだよな。
できれば、全巻46話再発して欲しいんだが。。。
230 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 01:50:37
あ、あと、ニコニコ動画に、
『妖怪博士と少年探偵団』がラジオドラマでUPされてるぞ、おもしろいよ。
『青銅の魔人』は消されてしまった様子。
231 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 16:55:04
コーマンちゃん殺害事件の犯人は乱歩オタの池沼だってな
幼女レイプすんなよ乱歩オタ
幼女殺すなよ乱歩オタ
232 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 18:24:42
らんぽっぽぷーぷー。かわいいお。
233 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 20:23:56
これからは、ペド川チンポって呼ばせてもらうわ
映画化の勢いか、ポプラ社版がカバー、本文イラストまで再現で
文庫になっているのを見て驚いたw 今度行ったときには買い始めよう。
誰か
>>207にクリスティの「アクロイド殺し」を読ませてあげてw
でも俺の場合光文社の全集で大抵集めちゃったからポプラ社のは買っても意味無いんだよなあ
挿絵は捨てがたいんだが。大人向けのリライトが出たら是非欲しいんだが今のが売れてないと
そこまで出ない可能性もあるし買った方がいいのは分かるんだけど金も本棚のスペースもないし。うーん。
ここにいるみんな、深水黎一郎の『トスカの接吻』て読んだ?
間に少年探偵団ものの新解釈が載っているんだが、これがなかなか面白い。
237 :
吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 13:40:04
乱歩もすばらしいと思うけど・・
やはり、日本の探偵小説の最高傑作といえば
横溝正史の「獄門島」だよね。
Долгорс?рэнгийн Дагвадорж
>>234 207に賛成はしないが
「アクロイド殺し」は批判が多いから引き合いに出しても意味ないだろ
あれクリスティのような大物が書いた作品じゃなきゃ抹殺されてるぞw
2月5日はシャム双子の日
2と5の語呂合わせ。双子並びに多胎児の育児がしやすい環境づくりを考える日。
おお乱歩スレだ
コナンのせいで先入観持ってしまって食わず嫌いしてる人ってどのくらいいるんだろうか
自分がそうだった
図書館で見つけた全集の装丁があまりにかっこよくて手に取って、そこからまっしぐら
もっと早く出会いたかった
中井英夫が「狐島の鬼」を「世界最高のミステリーだ」って書いてたのに激しく同意
秀ちゃんの日記部分だけで一冊の本になるだろアレは
242 :
吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 02:44:29
ageます。
>>218 (今更で申し訳ないが)ウィキのその部分は気になっていた。
まあ、少年探偵団シリーズが「健全」ということはないだろうけどw乱歩自身
の口からそういう発言が出ていたというのは、本当なのだろうか?
いろんな研究本が出ているけど、乱歩のその発言について言及しているのは
まだ読んでないなあ。。
ウィキのページを書いた人の妄想なんじゃ??
243 :
吾輩は名無しである:2009/03/13(金) 06:56:33
去年出たポプラ文庫クラシック、 今月、第2弾が出てたんだね。
・地底の魔術王
・透明怪人
・怪奇四十面相
・宇宙怪人
これからも奇数月に刊行されていくそうな(全26巻予定)。
ポプラのシリーズは文字の大きさや文章が何というか、読みづらくて疲れました…。
孤島の鬼の評判が良いようなので、今読んでいる吸血鬼を読み終えたら買ってみたいと思います。
>>243 27巻以降のやつも面白かったんだけどね・・・。
・黄金仮面
・呪いの指紋
・魔術師
・大暗室
・赤い妖虫
・地獄の仮面
・黒い魔女
・緑衣の鬼
・地獄の道化師
・影男
・暗黒星
・白い羽根の謎
・死の十字路
・恐怖の魔人王
・一寸法師
・蜘蛛男
・幽鬼の塔
・人間豹
・時計塔の秘密
・三角館の恐怖
子供向けには結構キツイ話がいくつかあったから、その辺がネックなのかね。
「赤い妖虫」「呪いの指紋」「蜘蛛男」「人間豹」とかね。
「影男」とか「幽鬼の塔」とか、マイナーだけどちょっと変わった話で面白かったのが
印象に残っている。
>>245 最後の6冊(一寸法師〜三角館)は講談社から出ていたやつだね
>>245 江戸川乱歩本人ではなく代筆によるリライトなので著作権などの関係上難しいようです
248 :
吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 14:18:03
>>247 >江戸川乱歩本人ではなく代筆によるリライトなので著作権などの関係上難しいようです
何とか著作権クリアして再販してほしい!
はっきり言って少年探偵モノよりずっと面白いんだよなぁ。
正確に言えば「面白さの質が違う」と言うべきだろうが・・・。
元々大人向きの話を無理に少年モノにしたため、
ジュブナイルとはとても思えない妖しさがあるよ。
ポプラ社のBセット(27〜46巻)大人買いすべきだった。
今思えば、アレが最後のチャンスだったんだよなぁ(´・ω・`)
ポジションとしては主人公らしい主人公じゃないから出るかと
250 :
吾輩は名無しである:2009/04/21(火) 19:03:07
ポプラ社少年探偵「幽鬼の塔」の明智ひでー奴だ
251 :
吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 22:39:45
孤島の鬼に出てくる丈五郎ってなんと読むのですか?
たけごろうですか?頭の中でじょうごろうって読んでいました
ポプラ文庫クラシック5月発売
少年探偵シリーズ11 鉄塔王国の恐怖
少年探偵シリーズ12 灰色の巨人
少年探偵シリーズ13 海底の魔術師
少年探偵シリーズ14 黄金豹
なんかいきなり飛んだね。全巻出すつもりはないのかなあ。
253 :
吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 01:02:07
>>252 1〜26巻までは奇数月に数冊毎に配本決定。
27巻以降は、実際は乱歩が執筆していない代筆なので、
再販される可能性は少ない。
番号が飛ぶのは「サーカスの怪人」等の例外はあるものの、
ほぼ執筆年度順に出そうとしてるから。
(元々ポプラ社の番号自体が執筆順ではない)
>>253 そうか、執筆年代順に再編成してたんだね。サンクス
最初の6冊が出た時、全巻予定が書かれてなかったのと順番が違っていたのとで
全部出してくれるかどうか疑心暗鬼だった。これで安心して購入に踏み切れるよ。
でも昔の並びが念頭にあるから、執筆順というのも少しばかり違和感が残るなあ。
この時期から過去作品の焼き直し&トリックの使い回しが顕著になってきてるな。
灰色の巨人は黄金仮面をベースに一寸法師と人間豹を付け加えた感じだし。
ただ中盤のサーカスの捕り物シーンとかは読み応えがあったが。
小林くんって、少年探偵として有名でイケメンなのに、女の子にモテてる様子がちっともないよね。
257 :
吾輩は名無しである:2009/05/30(土) 21:15:40
>>256 怪人二十面相にはモテてるんだけどね
↓
「フフフ、かわいいねぇ小林君」と言いながら、二十面相は
小林君のりんごのようなつやつやした頬をなぜるのでした\(^_^)/
小学生の頃には気付かなかったけど、少年対象の小説にも
自身の趣味を忍び込ませる乱歩恐るべし\(^_^)/
おいおい、人間豹出ないのかよ…
259 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 18:42:56
>>258 >おいおい、人間豹出ないのかよ…
まず無理。なぜなら乱歩の著作権継承者だけでなく、
代筆者の著作権者及びその継承者の許可を得ないといけないから。
印税の分配等の問題もある。
仮に許可を得ても、昔のように「江戸川乱歩」作では出せないだろう。
原作:乱歩 リライト:○○ になるのではないか。
でも
原作:江戸川乱歩 リライト:はやみねかおる
とかは嫌だなw
,,,_ ,,--.
.,,,,,、 .,,―-、,、 ,,,,,---l゙ `'''-. 〔^゙''、、 .厂".=,,、│
│ `'i、 丿 ./'''i、`''i、 / `r'''''''ー=@ .゚'''〜i、、 ゙i、 ‘''''''〜-,、 ゙'_,l゙`'"
} ヽ .│ .| .゙l .゙l, | \,/゛ ,,―i、 `'i、 ,,/ _,,,,,,,,,|,,,,,,,,,,_
.l゙ │ l゙ | .| │ ゙l、 .,/ .,! ゙l 厂` /゙l ̄゛ `i、
| | .l゙ `| | .| │`^ 'lj〜--‐'" .│ ``''┐ │ .,/′.,,,,,----┘
.| │ ,l゙ ," .| │ ゙''ー--. ゙゙l-,,,_ ._,/ ,l゙ │,i´..,r'"
│ .l゙ | │ | | ヽ ヽ  ̄″ 丿 ,l゙ l゙ |、
ヽ ‘''′ `,-,,, ̄″ │ .ヽ `゙l、 l゙ .│ .ヽ `゙""" ̄ ̄ヽ
‘-、,,,,,,,/ `'ヽ__,,i´ ヽ ,l゙ .゙l、 .,/ `''-,,,、 _,,l゙
`''''" `゙"`  ̄ ̄″
>>151 小学生のころ、『大金塊』の次に『影男』を読んだ。
影男のいわゆる嘱託殺人で双眼鏡で見ているシーン、若い女性が底無し沼に
沈んでいくところでスカートがめくれ上がってしまった。
あそこはエロそのものだと思ったね。
沈んでいく女性の断末魔の顔と絶叫とスカートの繰り出すエロさ。
ちょうどスカートめくりに興じていたので股間が硬くなった覚えはある。
表題作目当てで角川ホラー文庫の「芋虫」買ったが伏字だらけで泣いた
264 :
吾輩は名無しである:2009/08/11(火) 01:02:19
創元版持ってるけど伏せ字無かったな。運が良かった
266 :
吾輩は名無しである:2009/08/14(金) 22:38:18
「魔法人形(悪魔人形)」の初めのほうに出てくる人形化したねえちゃんは、
あとで現れるユリコ人形と同一人物なのでしょうか。
267 :
吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 00:25:31
>>255 ポプラ社のを読んでて、「あれ?読んだことある?!」みたいな経験は多いだろうね。
仮面の恐怖王・・・魔術師
魔人ゴング・・・緑衣の鬼、蜘蛛男
鉄塔王国の恐怖・・・妖虫
塔上の奇術師・・・魔術師
悪魔人形・・・地獄の道化師
さらに少年探偵モノでも、鉄人Qの冒頭は悪魔人形の使いまわしだし、
ところどころに青銅の魔人に似たような描写がある。
268 :
吾輩は名無しである:2009/08/26(水) 22:03:50
>>234 責任とれ誌ねアクロイド殺し楽しみにしてたのに 最低
269 :
吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 18:50:20
今日行った古本屋に初版1951年の幻影城と続・幻影城がセットで6000円で売ってあった。
買うべきかな?
買って近くの図書館に寄贈
271 :
吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 07:19:31
少年探偵・奇面城の秘密、助けてくれた虎を毒殺するなんて最低だな(;-_-+
明智先生ばんざあい、じゃねーよっ
小学校?の時「影男」読んで衝撃だったなぁ〜
図書室でポプラのやつ取り合いになってたっけ。
影男は水の底にあんな世界が・・って思うとwktkしっぱなしだった。
今手元にないから分からないけど、記憶だと、舞台は上野あたり?
観覧車で殺人相談とかあったよね?
首まで埋められるとか、
>>262の底なし沼とか・・
女子なので、エロさよりw こういう方法があるんだ。。と
ひたすらびっくりなのを覚えてる&いまでもあの独特の
世界観が忘れられない・・
今、40年ぶりに少年探偵シリーズを読んでるわけだが
宇宙怪人のトリックこりゃねーだろ?
空飛ぶ円盤5機の正体が丸くしならせた竹に白い紙を張って伝書鳩5羽の足に絹糸でくくりつけて飛ばせた…?
他にも怪人二十面相が何人かを金で買い、宇宙怪人の存在を偽証させたのも
おいおいそんなんでいいのかって思う。
274 :
吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 08:38:06
>>273 >宇宙怪人のトリックこりゃねーだろ?
>空飛ぶ円盤5機の正体が丸くしならせた竹に白い紙を張って伝書鳩5羽の足に絹糸でくくりつけて飛ばせた…?
コレ、オーケン(大槻ケンヂ)も突っ込んでたなぁ。
「少年探偵シリーズのトリックが本当に実現可能か、実際に試してみたい」と
語っていたのを覚えてるよ。
二冊目、透明怪人
今読んだけどやっぱ子供騙しのトリックだね。煉瓦をバックに服を脱いでいくのは黒い絹糸を使って裏から助手が操り人形してた…
せめて透明な釣り糸にしろ。
ってか街中から歩いて来るまでにはそんな糸などつけてなかったはずだから暗闇の中
急いで糸をつけたんだろうか?
あと真珠の塔、どさくさに紛れて黒川記者が盗んだって…
無理があるだろ。
鍵をかけるときあるのを事前に確認するんじゃないのか?
大友少年が透明人間になるトリックだってそんなやすやす騙されるか普通?
>>272 クラスに彰男って子がいたのでずっと彰男っていうタイトルかと思ってた。
三冊目、夜行人間。
空を飛んで行くトリックは宇宙怪人の使いまわし。
あと全身が消えて行くトリックも黒いTシャツ、黒い手袋、黒いズボンを履いて消えたように見せただけ。
目が赤く、口が火を噴いてるのも赤いメガネと口に豆電球で照らしただけ。
あとエレベーターのトリックもどっかで使いまわしてなかったか?
怪人四十面相が依頼主に化けて予め盗み出しておくのもいつもの手。
あと明智は留守にし過ぎ。
大の大人が小林ごときの子供に大事な依頼を任せるか普通。
278 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 16:53:41
塔上の奇術師
自動車尾行システムが糸のように
なんて無理
穴あきバケツに水入れて実験してみ
毎回、毎回、いろいろキャラを変えて騒ぎを起こしているが結局、全部怪人二十面相の仕業なのを学習しろよって思う。
最後になってお前の正体は怪人二十面相だな?ってすぐ分かるようなことを暴くのもアホくさ。
「君の正体は…怪人二十面相だッ」
読者がそろそろ飽き始めたころにこの科白が出てくるのが何とも・・・
怪人二十面相が明智に変装して、小林が見抜けずにだまされることがよくあるが、
おいおいお前明智の弟子じゃないのかって突っ込みが入れたくなる。
あとたまに明智と怪人二十面相は同一人物じゃないかと思えたりする。
この二人、互いによく変装するし、怪人二十面相が現れるときに限って留守しているし。
「夜行怪人」じゃなくて「夜行人間」の表題にしたのは何故だろう?
単なる表記ミス?
283 :
吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 15:48:42
夜行と夜光の変換ミスにも一言
ところで二十面相は人を殺さないなどというが、
妖怪博士 は完璧な殺人未遂
魔人ゴング も同様
悪魔人形 でも人形師を焼き殺そうとしたし
海底の魔術師 では暴行致死
夜光怪人 で上山さんが手を滑らせたらポケやコバは死んだこと確実
284 :
吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 18:49:18
>>283 >二十面相は人を殺さないなどというが、
戦前に発表された「妖怪博士」の時点で、
「俺は血を見るのは嫌いだ。だが、お前らが洞窟で迷って飢死するのは勝手だからな」と
冷酷な言葉を吐いてるから、別に博愛主義者というわけでもない。
285 :
吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 18:53:24
結局全集買うなら光文社でおk?
表現差し替えとか無いよな?
あるなら他のおすすめ教えてくれ絶版でもいいから
表現差し替えはないけど
伏字は幾つかあったような、「芋虫」なんか酷かった
まあ巻末の解題でその部分のも全部読めるんだけど
>>284 飢え死にとか窒息死なら血を出さずに死ねるから問題なくね?
あと、ポケット小僧ってポケットに入るくらい小さいってどんだけ小さいんだ?
人間の手と同じくらいのサイズってありえん。
288 :
吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 05:45:51
ものの喩えを真に受けてどうするw
悪魔人形の焼き殺すのも血を見ることはないな
289 :
吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 07:36:35
290 :
吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 11:57:21
↑
可愛いw
291 :
吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 16:30:26
二十面相もいくら変装がうまいったって、
他人になりすますのは無理なんだけどな。
顔の骨組は変えようがない。
怪物くんよろしく顔を変えても背丈の問題は解消しない。
子供の小林になろうったって出来ないだろ
292 :
吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 18:48:40
>>291 >顔の骨組は変えようがない。
一応「ふくみ綿」を含むことで、ふくよかな顔には化けられる設定になっている。
(↑コレで「でっぷりとした恰幅の良い」金持ちの実業家などに化ける)
>顔を変えても背丈の問題は解消しない。
さすがに子供は無理だが、腰をかがめて「おそろしく年を取った爺さん」に
化けることは二十面相の得意技のひとつだよ。
293 :
吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 20:34:20
『孤島の鬼』は著者のゲイらしさが出ていて面白かったよナッ!!!
孤島の鬼のキモは日記にあり
最初、あの日記の下り読んだ時、心底ゾッとしたなあ
↑まあ、何をいまさらって話題なんだけどな、と自己レス
296 :
吾輩は名無しである:2009/10/24(土) 04:12:50
行く先々にナッちゃんが居る………
297 :
吾輩は名無しである:2009/10/24(土) 12:01:08
テメエが俺を尾け回してるんぢやネエかヨッ!
ストーカーには慣れてるがナッ!!!
>>291 灰色の巨人読んどけ。
あと宇宙怪人で鳥人間にもなってるぞ。
二十面相が小林少年みたいな名うての助手を置かない理由が気になる。
いつも最後で腹心の部下が知らない間にさるぐつわを嵌められ、実は明智がなりすましていることが多い。
それから二十面相の銃の弾が抜かれているのもお約束。
毎回キャラ変えて手が込んだことしてるくらい頭が回るなら学習せえよって思う。
それからいつも逮捕されて次のキャラになりすますまでの間にどんな脱獄してるのかそこを省略しないで書いてほしいわけだが。
いつも脱獄されてるならちょっと変な事件が起こったらまたあいつの仕業かってすぐ思うはずなのに最後の最後まで二十面相についての話題が出ないのも不思議。
携帯やPC、インターネットを駆使した現代っ子少年探偵団の設定で誰か書き直してほしいな。山村正夫の孫あたりにお願いしたい。
301 :
吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 08:53:09
>>299 >逮捕されて次のキャラになりすますまでの間にどんな脱獄してるのかそこを省略しないで書いてほしい
そう言う
>>299さんには「怪奇四十面相」がお勧めだよ。
珍しく拘置所から脱獄する過程をキッチリ書き込んでるし、
その後のジェットコースター的展開も素晴らしい。
個人的には「妖怪博士」と並ぶ、少年探偵シリーズのベストだな。
302 :
吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 08:58:59
>>300 残念ながら面白くないと思う。
乱歩の少年探偵ワールドの魅力の大半は、推理や冒険にあるのではなく、
「見世物小屋」「みにくいせむし男」「汚らしいこじき少年」が存在し、
また、それらを児童対象の小説で書くことが許された時代の産物だからね。
303 :
吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 09:22:29
>>300 302の意見を参考にすれば、児童を対象にしなければ良い訳だ。
見せ物的世界は鏡花にも通じる。汚らしいこじき中年と隣り合わせだっ
たのが「じゃりんこチエ」だったがw
現代でも、じゃりんこチエみたいなのを探偵にして、釜が崎周辺を徘徊
させれば、いくらでも怪奇な事件を登場させることができるだろう。
304 :
吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 09:40:47
>>303 >じゃりんこチエみたいなのを探偵にして、釜が崎周辺を徘徊させれば
それはそれで凄い世界だなぁ・・・でも、既に少年探偵とは何の関係も無いよ(ノД`)・゜・。
でも、チョット見てみたい気もするね。
じゃりんこチエみたいなの=宮崎あおい 汚らしいこじき中年=泉谷しげる
このキャスティングでどうかな〜\(^o^)/
互いに六尺姿の明智と小林のベッドシーンとか二十面相に拉致られた全裸のポケット小僧が手ごめにされて去勢された自分のちんぽを口に投げ込まれてさるぐつわされたりとか見たい。
306 :
吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 15:57:21
それはキモいわ
せめて文代とマユミにおもちゃにされる小林にしてくれ
おまいろおもしろ杉w ちょっとまぁ落ち着け つ旦
308 :
吾輩は名無しである:2009/10/27(火) 10:34:41
309 :
吾輩は名無しである:2009/10/27(火) 16:42:38
猫夫人に拉致られ、拘束され身動きできない小林少年にじゃれつく猫娘
体中を夫人と娘にいじられ悶える小林少年
310 :
吾輩は名無しである:2009/10/27(火) 19:42:13
拉致られ、全裸にされて熊の毛皮を着せられ、
四つん這いにされた尻を鞭で叩かれる文代夫人・・・!
って乱歩本人が書いてるじゃん(´・ω・`)
(´・ω・`)・・考えてみればコレって凄いなぁ、団鬼六もビックリの展開じゃないか。
311 :
吾輩は名無しである:2009/10/28(水) 19:14:23
それって何だっけ
312 :
吾輩は名無しである:2009/10/28(水) 19:16:08
人間豹
ポプラもこんな作品よく少年探偵に入れたと思う
313 :
吾輩は名無しである:2009/10/29(木) 01:03:44
「白い羽根の謎」と「死の十字路」の元ネタ作品は何でしょうか?
314 :
吾輩は名無しである:2009/10/29(木) 10:09:50
解決しました
315 :
吾輩は名無しである:2009/10/29(木) 19:28:39
クイズじゃなかったのか
アタックチャンス!
ミリオネラだったかな?クイズ番組にあったな
「江戸川乱歩の小説に出てくる明智探偵、
その助手は小林少年、では、奥さんの名前は?」
つーの
テレビ見てた家族の中で答えられたのは俺だけ
明智はどうして未成年の芳雄ばかり頼るのか?
深夜も駆り出すし、法律に触れないのか。
不在代理は文代でいいじゃないか。
腕が立つとはいうものの魔術師、人間彪以外に仕事をしていない。
文代さんの旧姓は?まで訊いてほしいよなw
320 :
吾輩は名無しである:2009/10/31(土) 14:39:52
マユミと文代の関係は謎。
321 :
吾輩は名無しである:2009/11/01(日) 10:56:05
マユミは明智の後妻だという説。
正妻は小林芳雄。
芳雄のケツには明智に掘られてゆるるるになった軟便が付着している。
寺山修司の「ガリガリ博士の犯罪画帖」つー本に、
その後の小林芳雄中年の姿が描かれてるよ
誰も知らんだろーが
西村京太郎の「名探偵の乾杯」にも妻に先立たれた小林中年の姿が…
小林団長率いる中年探偵団か…、 なんか悲哀を感じるのう
326 :
吾輩は名無しである:2009/11/03(火) 12:27:44
魔術師に小林出たか?
活躍したのは地獄の道化師と悪魔の紋章あたり。
明智と文代が本気になってセックスしたら優秀な跡継ぎが生まれるだろうし、そうなったら小林はお払い箱。
遠藤捨吉の遺志を受け継いで怪人六十面相に。
明智と因縁のだまくらし、知恵比べ。
愛欲が渦巻いており、実力は互角だから見応えたっぷり。
328 :
吾輩は名無しである:2009/11/03(火) 15:20:53
だが現実には文代が遠藤平吉のもとに去り、二十面相の血と魔術師の環境を継いだ子が誕生。
明智とマユミの間に生まれた子がこれに立ち向かう。
「少年探偵団Z」ですね、 わかります
二十面相が明智に化けて、小林でさえも騙されてしまうことが多いがそんなにボンクラか小林は?
大体、背丈同じか?
助手をやってるくらいだから見破れなくてどうする。
遠藤は絵の具で顔を描いてるみたいだがそんなのどう見ても不自然だろうが。
>>325 小林信彦の「中年探偵団」を読んだことない?
332 :
吾輩は名無しである:2009/11/04(水) 17:28:36
>>330 整形しても目鼻口の位置関係は変えられないから、
他人になりすますことは不可能だよな。
前の方で含み綿だの腰曲げて老人にだの言う人いるが、
それはあくまで自分の姿を変えるのが限度。
他人の姿をまねることは整形でも無理。
>>332 それを言っちゃあお終いよ。
夜光人間は小学4年生のときに読んだが
「それ、怖いというより思いっきり変だろ」
と思ったな。
布団に潜りながらDSやってたら
手に何かの糞みたいな白いのが落ちてきたのよ
慌てて拭いたらティッシュに血がついたのよ!
それで天井を見たら蜘蛛がゆっくりと歩いてたわ…
なんだったのかしら…卵?
あたしに卵を植え付けようとするのはやめて頂戴!
てか小林少年かポケット小僧、助けに来て!
335 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 00:24:47
>>333 >「それ、怖いというより思いっきり変だろ」
同感。なにせ、
「赤いガラスのメガネを豆電球で光らせ、口の中にも豆電球を入れて
炎を吹いてるように見せかけていたのです」だもの。
(´・ω・`)・・初めて読んだ小学生の時ですら「オカシイだろ」と思ったよ。
伝書鳩に紙でつくった円盤を飛ばせてUFOに見せるのも呆れてしまう。
何千人の人が疑いもなく信じてしまうものか?
鳩の足に括りつけてるわけだから相当小さい円盤なわけだし、
それに鳩ってそれほど高く飛ばないのでは?
あと空気抵抗もあるから流れるようにスゥーっと飛ばないのでは?
いくら夕暮れ時とはいっても手作りの模型をUFOだと思い込むかな?
337 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 06:27:49
空に現れた魔人ゴングの巨大な顔。
正面から見れば問題ないけど、斜め方向から見たら縦長になる。
立体的じゃないんだからすぐにトリックわかりそうだが。
無粋だなあ
339 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 14:27:21
「悪魔人形」のはじめの方に出てくる、人形化した姉ちゃんのトリックが謎。
というか、あの作品はもともと二十面相モノの予定ではなかったんかな。
無知な質問で申し訳ないのですが、乱歩の有名なフレーズである
「うつし世はゆめ、夜の夢こそまこと」
というのは、実際小説の中で使われたことはあったのでしょうか?
サインで書き添えていたというのはググって分かったのですが。
341 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 01:15:50
ないよ。
「28日後」で、しょっぱなから映ったチ○コ見た弟(当時中3)が、
「彼氏のより小さいな」と呟いて母に頭叩かれたのを今でも覚えているw
>>340 土曜ワイド「死刑台の美女」でのは、ドラマだけのオリジナル。
勝手に挿入しただけ。
今の時代に20面相がいたらハッキングで警備システム乗っ取り
防犯カメラの映像書き換え、あげく空いっぱいの3DCGの大映像とか
やりたい放題のような気がする。
ゴングだのRだのMだの宇宙怪人だの作りたい放題だし面白そう。
>>343 ええっ?
天知茂がかたせ梨乃に中出し挿入しちゃったの?
中学生の頃(35年前)、目を輝かせてすごい、すごいと思って読んでいたが
50歳の今、復刻版を読んでみてまったくの駄作だなぁって思う。ネタも使いまわし。
エレベーターのトリック、事前に二十面相の拳銃から弾を抜き取る、フランス人が発明したヘリコプターで飛んで見せるパフォーマンス、
時間指定して犯行予告を出しておきながら依頼人か身内の者に化け予め盗み出しておく腹黒さ、すべてお見通し。
二十面相も小林みたいな部下を用意しとけ。
いつも最後で明智にさるぐつわされ、入れ代わりされるようなとんまな部下しかいないのか。
24時間スーパーでミニ小倉(4個)88円で買ったあと
ローソン100に行ったら6個入りが105円なんだな
やるじゃん
349 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 23:17:19
「少年探偵団」の後半、黄金の塔はわくわくしたな。
近所の仏具屋に金の五重の塔があって、小説と関連させてショーウィンドウを覗いたものだ。
小学生のガキが。
350 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 23:41:27
>>350 こりゃいいなぁ
江戸川乱歩の美女シリーズは知ってるけどこれは未見だ
あれはキックボードっていうのかな?
今でも遊んでいるよね
黄金の怪獣のオチはシリーズの中でも最悪だな。
宝石を盗むためによく似た人間を探して集めて来てさらに整形手術を施し、そっくりにするトリック。
だからってまったく同じにはならんだろ。
身長だって同じにはならんし、どことなく声や歩き方、喋り方も変だし、癖まで真似ることは出来ない。
玉村一家、白井一家、果ては小林、明智まで似た人間を探して来て整形手術をしたという畳みかけるようなオチに呆れた。
いくらなんでもそこまでするか普通?
それから毎度お得意の空を飛べるプロペラ。
虎の毛皮を被って本物の虎に扮したり。
いい加減飽きてきたぞ。
しかもまた明智に壊されてるし。
と思ったらこれで最終巻か。
あと、この巻はマジでやばい表現がいっぱいだしね。
クマむすめ(肩に熊のような剛毛がびっしり生えているらしい)、見世物小屋、かたわ者、気違い、こじき…。
作品の芸術性を尊重するとは注釈があるものの、こんな駄作にどうして芸術性があろうか。
353 :
吾輩は名無しである:2009/11/08(日) 07:25:48
大人も読むに耐える少年探偵シリーズは大金塊くらいのもの。
子供の頃夢中になったけど今読み直すと、ねぇ・・
354 :
吾輩は名無しである:2009/11/08(日) 08:33:45
>>350 >このドラマをリアルタイムで見た方はここにはいますか?
小学生時代リアルタイムで見てたよ。
当時、乱歩の「少年探偵」シリーズを夢中になって読んでいたから、
大いに期待して見たけど、あまりに子供っぽくて見てられなかった。
実写にすると『小学生に探偵や冒険をさせる』という、少年探偵シリーズの
根幹の設定がいかに絵空事であるか、よくわかった。
それに乱歩の特徴でもあり、少年モノにリライトされた中にも隠されず出てくる
怪奇・グロテスク・フリークス趣味が、当然の事ながら全く出てこず、
少年探偵シリーズの魅力の一つでもある「醜いせむし男」や
「廃屋に住んでる怪老人」などは、当然ことながら全く出て来ない。
出演者については、ハーフみたいな小林少年はカワイくてカッコいいけど、
明智探偵役がハンサムでも知的にも見えないのに激しくガッカリした。
むしろ怪人二十面相役の団次朗のほうがよっぽどカッコ良かったよ(´・ω・`)
((´・ω・`)・・帰ってきたウルトラマンが、思い切り悪役演じていたのにも当時驚いたけどね)
ポケット小僧なんかは目玉の親父ぐらいの掌サイズのかたわ者じゃなきゃ適任がみつからないような。
356 :
吾輩は名無しである:2009/11/08(日) 11:46:52
いいたいことはたくさんあるだろうが、ひとつだけいわせてもらう。
最大の駄作は「空飛ぶ二十面相」
異論は認めない。
>>354 自分は小林少年こと黒沢浩の妹、キャロライン洋子が出演した回から見始めましたよ。
しかし明智小五郎に妹をつくるくらいなら
どうして文代なりマユミなりを出さなかったのかが不思議。
359 :
吾輩は名無しである:2009/11/10(火) 15:10:08
小学校図書館でおなじみのハードカバー少年探偵シリーズ、みなさんは何冊持ってた?
うちには14冊あった。
リライトを合わせると22冊。
親もこれだけはいやな顔せず買ってくれたもので。
360 :
吾輩は名無しである:2009/11/10(火) 18:42:37
>>359 小学校&市立の図書館に常備されていたので、全46巻は持ってなかったけど、
それでも30冊近くはあったよ。引越しした時に全て処分したのが誠に残念。
特に27巻以降の、本来大人向きだった内容を、無理矢理少年物にリライトしたことで、
余計妖しさが増した「影男」等を処分したことを、今になって後悔してる(´・ω・`)
361 :
吾輩は名無しである:2009/11/10(火) 21:05:47
>>359 >親もこれだけはいやな顔せず買ってくれたもので。
いい親だな。
久しぶりに読みたくなって図書館に行った。全46巻すべて揃っていた。よしよし。
すでに平成の重版となっていたけど、表紙とフォントが変わらないのがいい。
文庫もあるようだ。知らなかった。欲しい。
http://www.amazon.co.jp/少年探偵団―少年探偵-ポプラ文庫クラシック-江戸川-乱歩/dp/4591106209
362 :
吾輩は名無しである:2009/11/10(火) 21:39:17
>>361 >図書館に行った。全46巻すべて揃っていた。よしよし。
コレ、いいなぁ。俺の地元の図書館では、既に現行版に置き代わって
27巻以降が無くなってしまってたぞ。
363 :
吾輩は名無しである:2009/11/11(水) 04:47:51
まだ「大暗室」が残っているはず、と思い探してみたが見つからない。。
しかしこのリライトは強引すぎるな。原作読んだとき混乱したじゃねえか。
ところで「一寸法師」と一緒に収録されてた短編って何でしたか?
364 :
吾輩は名無しである:2009/11/11(水) 13:30:19
ポプラ社刊「一寸法師」に併録作品はないですよ。
365 :
吾輩は名無しである:2009/11/11(水) 19:33:10
そうか。勘違いでしたサンクス
小太り爺さんじゃねえか?
367 :
吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 18:11:10
ポプラ社はなんで少年探偵シリーズの順番をごっちゃにしたんだろう。
9番目にいきなり末期の電人Mがきてるし。
最初から順に読んでて、ポケット小僧?だれだよそれ、みたいな。
ポ、ポ、ポプラは少年探偵団
ラフランス!
珍味じゃないが、珍香つうの!?精子のかほりがする!
食ってる最中旦那に言ったら、納得したらしく、その瞬間から何年も口にしてない
行列のできるラーメン屋さんの醤油。
味噌が売り切れでトライしたらイケた。
豚の背脂ラードを炒めて取った脂を投入したら、お店の味に!
371 :
吾輩は名無しである:2009/12/03(木) 22:37:57
文庫じゃないポプラで、佐藤道明さんという方の描く小林は美しいw
高畠華宵あたりが描いてくれていたら、
と思ったら講談社の怪盗ルパンは描いていたんだな
373 :
吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 03:09:07
角生えた全身黒タイツ姿で黄金仮面を追い掛ける挿絵に笑った覚えがある。
374 :
吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 20:19:24
今は幻になったリライトの黄金仮面だね。
国民なら誰でも知っているという国宝、玉虫厨子。
ポプラ「黄金仮面」読んだガキの頃の俺は知らなかった。
376 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 10:49:18
捕まったルパンの部下K。
パリっ子とのことだが、フランス語でKは使わないはず。
きっとドイツあたりからの移民の子か孫だな。
377 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 10:50:50
自己レス。
捕まったんじゃなくて爆死したんだった。
「キチガイ」という言葉が文章中に出てくると何故だか嬉しくなる。
『だが、仕方ない。』
片輪
暗黒星を読んで衝撃を受けた、江戸川乱歩って凄いんだね。
ホモホモしい描写が所々出てくるから、そういう趣味なのかなと思ってたら、
一郎青年は実は女性だったんだね。
それでちょっと気になるんだけど、
明智小五郎は一郎少年が女性だって事を最初から見抜いてたのかな?
それとも、そうとは気づかずに一郎青年に惹かれていたのだろうか。
後者だと明智名探偵は・・・。
うーん、みんなはどう思う?
382 :
吾輩は名無しである:2009/12/27(日) 08:48:26
そんな話だった?
383 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 09:44:55
影男の冒頭にSMシーン(若い美女に苛められる中年金持ち)が出てくるけど
乱歩って実際にM趣味があったのかな。
影男はその後も有閑マダム達の前で素っ裸で殺し合いをしてみせる男の見世物が出てくるけど
それも結構M入ってるよね。
単に格闘ショーだけなら裸である必要無いのに、
わざわざオバハン達に若い男が全裸を観察されるというMっぽい構図にしている。
384 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 10:13:23
>>383 少年探偵シリーズにリライトされた影男でも、
「有閑マダム達の前で素っ裸で殺し合いをしてみせる男の見世物」は
出てくるよ。昭和テイストを感じさせるイラストと相まって、
怪しさ&妖しさが本から立ち上ってくるようだ。
良くこんな内容の本が「小学校の図書館」に常備されていたよなぁ(´・ω・`)
今思えば、良き時代だったね。(^_^)v
385 :
吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 11:50:35
乱歩は間違いなくM嗜好があったと思うが、
そういう点で物足りなく思うのが黒蜥蜴の描かれ方。
いかにもM男が妄想しそうな女王様な設定なのに
(一応人間を剥製にするだとかはあるが)少年探偵団シリーズにもそのまま登場させられそうな
清潔な(w)キャラに描かれているだけ。
386 :
吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 07:30:24
「怪人二十面相」や「少年探偵団」って戦前に書かれたのですか?
たぶんちがうよ。
388 :
吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 21:31:19
>こうして1936年(昭和11年)1月から12月にかけて『少年倶楽部』誌に
>『怪人二十面相』が連載される事となった。 <wiki
これと現在発売されてるのとは内容が違うんでしょうかね。
そうだ、昭和11年だ。
390 :
吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 22:04:14
口の中に豆電球を入れて・・・マドンナのライブでダンサー数人がやってた。
全身黒タイツ・・・ユーミンがライブで「未知との遭遇」風のシーンでエキストラがやってた。
>>388 今のは知らないけど、同じポプラ社版で挿し絵の違うのはあった。
国民服みたいなの着た坊主頭の小林少年の絵を、昔 友達の家で見たことある。
本文まではどうか分からないが。
↑質問とはズれたレスだけど、まあ参考程度に。
393 :
吾輩は名無しである:2010/01/29(金) 19:51:35
最近のポプラ、ジャニみたいな小林になってるぞw
394 :
吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 15:04:58
>>391 本文は変えないよ
死語になった言葉さえ普通に出る
少年倶楽部版との違いは…、
図書館にでも行かなきゃ分からないか。
396 :
吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 23:17:18
397 :
吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 20:16:11
このシリーズって発行順に読んだ方がいいの?
398 :
吾輩は名無しである:2010/04/26(月) 00:15:46
良く知らないけど乱歩って世界観とか発想はいいのに
明智が出てきた瞬間萎える
探偵とかトリックとかつまんね
久々に陰獣読んでみたんだけど、面白かったなぁ。
芋虫ゴーロゴロとか^^
400 :
吾輩は名無しである:2010/06/10(木) 23:13:47
401 :
吾輩は名無しである:2010/06/13(日) 15:02:43
初歩的かもしれませんが質問します。
光文社文庫版2巻の「闇に蠢く」に伏字がありますが、ひょっとしてここは
定本では部落差別に関わる表現があったために規制されたのでしょうか?
光文社版全集持ってないが、巻末にテキスト異同載ってるんじゃなかったか、それ?
403 :
401:2010/06/13(日) 20:16:30
>>402 図書館で借りてきたのですが、確か巻末の注釈自体「○○」と伏字になっていたような気がします。
原稿そのものが初めから伏字であった可能性も無いではないですが。
確か部落(?)じゃなかったかな
405 :
北村青年:2010/06/18(金) 22:41:56
塔上の奇術師に出てくる、時計台の穴から首を出した人が危うく時計の針で
首を切断されそうになるという描写のことですけど、「カリオストロの城」
でもそんな場面がなかったですか。
宮崎監督も好きだったのでしょうか。
二十面相は殺人未遂が多いですね。
テレビドラマ版の子供向けシリーズにも、洞窟内で縄で縛られた子供たちが
あともう少しで時限爆弾で吹き飛ばされるという所で救助されるシーンが
あった。後期のドラマだと「平気で人を殺す二十面相」が登場してたらしい
けど。
406 :
吾輩は名無しである:2010/06/24(木) 11:17:26
魔法人形を借りてみたら、意外とおもしろかった。
話の奇想天外さは置いといて
美しい紅子人形の描写とか、
紅子の上品な話し方とか
サナエちゃんが人形に夢中になる話などに心が惹かれた。
子供の頃に読んでいても特に印象に残らない場面だったかも。
407 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 17:42:55
普通の推理小説を書く作家は大勢いるけど、ああいう幻想的な怪しさを
描ける人はなかなかいないよね。
少年探偵ではないけど、目羅博士っていう作品なんかも一種の都市伝説
みたいで良かった。
408 :
吾輩は名無しである:2010/06/26(土) 21:27:15
少年探偵で読むのがつらいシーン
1 「夜光」の生き埋め
2 「ゴング」の鉄ブイ
3 「妖怪」の天井
とくに生き埋めのやつは、子供の頃に
俺=ポケット
兄貴=小林
親父=上山さん
で場面が目に浮かぶようで怖かった。
そういえば魔人ゴングのブイも、通りかかった労働者がたまたま発見
しなかったら窒息死してましたね・・・。
410 :
吾輩は名無しである:2010/06/27(日) 01:25:45
悪魔人形も小林少年がいなかったら人形師は焼死したわけで。
海底の魔術師では暴行致死だし。この件で警察が調査しなかったのは問題だ。
411 :
吾輩は名無しである:2010/06/28(月) 21:40:44
つらいといえば、青銅魔人のあとに孤児となる手塚兄妹のことを思うと悲しくなる。
412 :
吾輩は名無しである:2010/06/30(水) 13:43:54
その悪魔人形だが、ルリ子人形を買わせる必然性が全くない件。
>>405 プレステゲームのクロックタワーにもでてきたw
春陽堂の乱歩シリーズ全巻制覇しようと思ったんですが
犯人は誰ものになったら飽きてきた…
やはり自分は怪奇ものがすきらしい
414 :
吾輩は名無しである:2010/07/21(水) 21:09:23
ニ銭銅貨を読んでみたんだが、主人公にあの銅貨を渡したのはよく読めばわかるのか?
415 :
吾輩は名無しである:2010/07/22(木) 11:39:23
江戸川乱歩は偉大だよね。
俺も例にもれず小学生の時に読んで、
そのままになっていて、最近またちょっと
読んだら引き込まれた。あれほど面白いお話をかける
作家は貴重。
丸尾末広「パノラマ島奇談」漫画化していたんだ
読んだけど・・・これは素晴らしいよ
乱歩の想像通りの基礎教養で
いろんな絵画美術引用して、島を作画化したのがすごい
417 :
吾輩は名無しである:2010/07/27(火) 00:50:33
最近、久々に乱歩を読んでみようと思って、名作の評判は聞いていたけれども
スプラッタな、あるいは奇形のイメージが苦手で避けていた孤島の鬼を初めて読んでみた。
読後の感想は、やっぱり面白かったけれど、これは現代では制約が多過ぎて映像化不可能
だろうね。でも、石井輝男の映画版とは違って、映像だけは綺麗だったキャシャーンのような
感じで、CGも駆使して恐ろしくとも綺麗な画像を撮ることは出来そう。
ちなみに、自分はこんなキャストをイメージしながら読んでました。
蓑浦 向井理 (または妻夫木聡)
諸戸 坂口憲二(または織田裕二)
初代 堀北真希
深山木 豊原功補
丈五郎 ...顔はイメージするのだが、恐過ぎて実在のどの俳優さんでも違和感あり...
深山木に豊原功補をキャスティングするかフツーwwwww
どう考えてもありえん組み合わせだろ・・・・アフォか・・・。
豊原功補が誰だか知らないし孤島の鬼も読んだことないけど。
419 :
吾輩は名無しである:2010/07/28(水) 00:21:32
孤島の鬼、自分も子供の頃から蓑浦と同じように、その手の嗜好がある男性に可愛がられたり、
しかも諸戸のようにイケメンな人が多く、蓑浦も諸戸の端正な顔立ちを眺めるのは好きとか、
自分も実は彼とじゃれ合ったりするのはむしろ好きで、小悪魔的に彼にある程度は触れ合って
気を自分に惹かせた経験があるので、蓑浦にすごく感情移入して読んだ。
でも、ここは自分でも相反する気持ちが共存しているとは思うが、高校生の頃に部活で同期だった
爽やかなイケメン君とはキスまでは行って、その時は奴は自分の半身のように離れ難い存在だった
ので、諸戸の気持ちも実はかなり理解出来る。
※ここから先は少々ネタバレなので、結末を知りたくない人は飛ばしてください
だけど、キスは許せた、いや、むしろ積極的に望んだけれど、奴にxxxを迫られて、裸にされて
自分の尻に彼のものを挿入された時は、肉体的な痛みはもちろん、精神的に堪え難い恐怖を
覚えた自分は、この小説の結末が人ごととは思えなくて、完全にこの小説の世界にハマって
何度も繰返し読んだよ。
この小説は、根底は諸戸の報われぬ愛の切なさなのだろうな...。
420 :
吾輩は名無しである:2010/07/28(水) 21:44:08
>>416 それ、俺も今さっき買ってきて読み終えたトコだわ
丸尾末広、恐らく恐怖畸形人間のDVDも愛蔵していると見た
421 :
吾輩は名無しである:2010/08/12(木) 08:32:36
青銅魔人のコスプレをさせられるのは苦痛だな
自由が利かないのが一番
しゃべれないのが二番
頭がかゆくても掻けないのが三番
422 :
吾輩は名無しである:2010/08/13(金) 11:15:45
423 :
吾輩は名無しである:2010/08/18(水) 05:20:17
江戸川乱歩の愛人(もちろん男性)で有名なのは誰と誰ですか?
トムとジェリー
425 :
吾輩は名無しである:2010/08/19(木) 02:16:45
愛人かどうかはともかく、美輪明宏(当時は丸山明宏)は可愛がってた。
426 :
吾輩は名無しである:
て