1 :
吾輩は名無しである:
乙。
4 :
吾輩は名無しである:2006/04/02(日) 00:05:02
応援age
東大は知ってたけど中退だったのか
死体の季節だな・・・
桜の季節になるとやっぱ梶井を思い出しちゃうね
安吾も思い出すけどな。
8 :
吾輩は名無しである:2006/04/02(日) 19:07:56
円山公園の桜見た人いるかな
9 :
吾輩は名無しである:2006/04/03(月) 10:53:22
安吾は梶井を踏まえているわけですが。
>>9 ほんと?
安吾自身そんなこと言ってた?
俺は7じゃないけど。
予想通り、前スレが落ちたわけだが、、、
「なんといふ不思議だらうこの石化は? 今なら、あの白い手がたとへ
あの上で殺人を演じても、誰一人叫び出さうとはしないだらう」
器楽的幻覚
梶井スレ落ちてもいいんですか?
保守
絶望!
そして絶え間のない恐怖の夢を見ながら、物を食べる元気さへ失せて、
遂には――死んでしまふ。
愛撫
17 :
吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 07:15:38
保守
18 :
吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 10:53:53
集英社、新潮、岩波から文庫が出てるんだけど
どれを買ったらいいのでせう?
ちくま
20 :
frusianasanrlo:2006/04/13(木) 21:20:54
guest - guest
21 :
吾輩は名無しである:2006/04/16(日) 13:01:33
今の高校教科書にも「檸檬」は載ってるね。
本屋で、たまたま、高校の教科書ガイドを見たら、載ってた。
でも、その解説がイマイチだ。
教科書ガイドの執筆って、大学生がアルバイトで書いてるって
聞いたことあるけど、そんな感じの解説だったなwww
丸善って新宿の伊勢丹みたいな感じかなー
高校の教科書に檸檬のってた、売り物の本積んで檸檬のっけてテラウマスwwwはぁ?みたいな感想書いて怒られた
その檸檬で有名な京都の丸善、潰れた(泣
その跡に何が出来たと思う?
5階建てのカラオケ屋さ。
「檸檬」の丸善は京都の丸善なんですか
東京はまだ丸善あるよね?
「檸檬」読んでると、香水とか石鹸が売ってる、ていう風に書いてあったから
ふつうのデパートなのかとずっと思ってた
丸善は普通のデパートだろ。
また改めて「檸檬」から読み始め、やっと「のん気な患者」まで来たが、
なぜかいつも、ここで止まってしまう。
なんでだろう(´・ω・`)?
29 :
吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 14:59:36
――おまえは腋(わき)の下を拭(ふ)いているね。
冷汗が出るのか。それは俺も同じことだ。
何もそれを不愉快がることはない。
べたべたとまるで精液のようだと思ってごらん。
それで俺達の憂鬱は完成するのだ。
桜の樹の下には
30 :
吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 22:29:13
田舎者が読む小説だよな
都会人にはちょっと恥ずかしい
31 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 18:54:53
一々に、都会。田舎。なんてこと意識しながら生きるってことが、「田舎モン」の証なんじゃないの。
どこに何年・何代暮らしてようが、そーいう人ってのはもうね、どうしようもない田舎モン。
来世に期待しましょう。あるかどうかは知りませんが。
梶井スレって落ちないね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
月光がその人の高い鼻を滑りました
34 :
吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 21:28:47
35 :
吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 01:42:09
このひとの文章なんか読みにくい。
36 :
吾輩は名無しである:2006/07/21(金) 23:39:00
やっぱり今日も「檸檬」を読んでしまう。
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。
37 :
吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 13:29:57
瀬山の話
秘やかな楽しみ
単行本化しないかなー
38 :
吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 12:56:41
梶井基次郎をハンサムにするとNYヤンキースの松井になるんだよね(・∀・)
>>38 >梶井基次郎をハンサムにすると
ひでえな、ブサイクだと決め付けて書いてるじゃん。
まあ俺も、梶井の写真を見る度に
「パンチがきいてるな」と思ってたけど。
40 :
吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 07:32:56
>>39 誰が見ても梶井基次郎はハンサムじゃないと思うんだが…
41 :
吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 15:51:03
こんにちは(≧∇≦)bえーっと、文学に詳しい皆さんにちょっと教えて欲しいんですけど【他人の言葉を引用し、まるで自分の言葉の様に使っても、その主張が正しければそれで良い】と言うような意味の言葉を残した日本の作家がいたと思うの
ですが、それは誰でしたっけ(;´д` )できれば正確にはどんな言葉だったのか、そして出典もご存知でしたら教えて下さい。お願いしますm(_ _)m あと梶井基次郎ですけど、ラズウェル細木と言う作家の「酒の細道」と言う酒と肴
をテーマにした漫画に、作者のお気に入りなのか良く出てきます(*^ー^)もうかれこれ20巻くら出ているロングセラーの漫画です。よろしければご一読を。 どうも失礼しました。
技に著作権はねえ!(島本和彦)
なんで梶井の写真あんなのしかないの?
だれかフォトショで修整してやれよ・・・
世界三大ゴリラ似
ガッツ石松
梶井基次郎
ゴリラ
45 :
吾輩は名無しである:2006/08/22(火) 19:58:18
じゅ
46 :
吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 01:22:09
つか教科書の写真とかだと頭の上のほうが切れてるから台形頭になってるんだ。
47 :
吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 12:28:37
世界三大ゴリラ似
ガッツ石松
梶井基次郎
松井秀喜
でもさあ、梶井ってそんなにブサイクかな?
いや、ブサイクっちゃブサイクだけど(ゴメン)、
あの位の顔なら他にもたくさんいるだろってレベルじゃない?
教科書に載ってるから、よく知られてるってのもあるんだろうか。
「檸檬」とのギャップもあるんだろうか。
一番出回ってる写真が一番ブサイクだからかな。
他の写真見ると結構精悍だよ。
世界三大ゴリラ似
ガッツ石松
梶井基次郎
高阪剛
世界三大梶井基次郎似
ガッツ石松
松井秀喜
高阪剛
52 :
吾輩は名無しである:2006/09/05(火) 05:32:11
>>51 笑えるww
2ch知ったばかりの頃、「梶井基次郎の顔は何故ゴリラに似ているのか」という
スレを文学板で発見して狂ったように爆笑したよ
スレタイ、内容共に秀逸だったww
世界三大ゴリラ似
ガッツ石松
梶井基次郎
品川祐
55 :
吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 03:58:54
世界三大ゴリラ似は日本人しか入れないのか!
今日満月だぜー。外歩いてたらKの昇天思い出した。
ホント満月の光でできる影はいつもの影と違って見える。
>>56 影に気をとられるあまり車に轢かれて本当に昇天しないように。
58 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 01:59:30
保守!
59 :
吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 18:07:39
梶井は、そのかわりと言ってはなんだが、美しい手の持ち主だった
ようだ。
60 :
吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 23:16:51
京都に住んでいる自分は、梶井が歩いてた道を歩いて出勤している。
四条大橋東にあるレストラン菊水の前が梶井と仲間たちの待ち合わせの
場所だったらしく、菊水の前で「寂しそうな顔」をして友達を待つ
梶井の姿を宇野千代が何度か目撃している。
いろいろ悩んでいた若い頃に読みたかったな。
オッサンになった今読んでも
「ちょwwおまww病院行って向精神薬もらえよwwww」とか思ってしまう。
62 :
吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 18:27:27
,...::::::::‐::‐::::.:::.::::.::.、
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ト _ソ `´ ,: :,..`` .!
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> ヽ ィ-- ‐_─_-ィ , /
,ィ´//ヽ .` ..、、. ‐ ニ -‐ ハ\
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l | ー-一 '' / リ
63 :
吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 23:18:24
64 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 16:54:51
檸檬のあの、わからないけどわかる気がするって後味はすき
65 :
吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 12:02:24
┌──‐┐、 えたいの知れない不吉な塊が
.. | ΟΧ | .:| 私の心を始終圧(おさ)えつけていた
.. |デハ゜ー.ト|..::|
─┴──‐┴┴─────────┐
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄.||_,||i __[丸善]___,
 ̄| ̄ ̄| ,...::::::::‐::‐::::.:::.::::.::..、 ̄| ̄ ̄.|夜|.i. i'| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
:二二 ,.:.: :..: :.:,,:; :.::;:.: :.:.: :.:..::.:.,.. 二|九| | l:| ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
: |  ̄,; :::;:;.::.: :.:''' "" '''"´ `゙゙''ヾ;;:. |二|時| |───‐ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ |
: | l;:: :.:.;;:'´ i:;:_|二|迄| |[][][][][] | .______|____________
l二 l;: :: .:...: ;,i 二|営| |___________| lニl´」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
_ l.: :.;:ィ'" _,,,,,.....,,,_ _,,.;;== i| ___,|業| |[][][][][.:/.「 | | ΤΟΥΑΤΑ ショールーム __
二r‐、;;リ ''_,,,,,,、ニ;; 、.,rtァ‐ i |  ̄.l l__,/ _|=| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`|| |  ̄
二ト _ソ `´ ,: :,..`` .! | .l_| [][][| |■|:::| |. // _____. || |/
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 ̄ヽ.__ ヽ 、_,. ,. ' ー=-=‐'゙、ー' ; ' ト) ̄ ̄| |.[][][|  ̄| :| | [SportsCar]. /  ̄ ̄ ̄ ̄ || |
 ̄||. ', ヽ ,. __ _ __ .、. 'l  ̄..|| ̄|| |___,l | :| |  ̄ ̄ ̄ ̄ .__. || |
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.. | ΟΧ | .:|
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あ〜〜爆発した〜
69 :
吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 13:20:14
激笑ww
70 :
吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 14:18:21
お前ら傑作。w
71 :
吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 16:58:22
本物のテロリストwwwwwwwwwww
72 :
吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 17:12:50
夜九時迄営業wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
73 :
66:2007/02/25(日) 23:26:07
74 :
吾輩は名無しである:2007/03/19(月) 23:52:15
檸檬age
AAワロタw
AAA
不謹慎
推奨age
79 :
吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 11:41:32
通り掛かりの者ですが
中学の教科書で「闇の絵巻」に共感して以来なんか好き。
最初写真見た時は結構文章とのギャップに衝撃を受けたがw
地味だけど「曇天」が梶井には珍しく
清涼な気持ちになって好きだ。
80 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 19:12:23
↑ごめんなさい
「曇天」じゃなくて「蒼穹」だった。
中原中也のとごっちゃになった。恥(;・ω・)
今こそ俺は、あの桜の樹の下で酒宴をひらいている村人たちと同じ権利で、花見の酒が呑(の)めそうな気がする。
なんでだろうな
82 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 17:03:21
桜がなぜあんなに綺麗に咲くことが出来るのかわかったからに決まってんだろヴォケ
83 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 18:20:36
桜綺麗ね…
デートしたかったなぁ…
夏は浴衣でデートがしてみたいな
男の人怖いしなー
84 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 18:23:19
こんなに周囲をきにせず自分の書きたいことだけ書き込む
空気よめない奴ってなんなんだろー
社会に適応できない自分のだめなところだよね
社会生活って難しいね
別にそこまで気にしなくても
どうせ過疎ってるんだし
てかなんでこの部屋を選んだのよ?笑
なんとか権所有(ゴンショユウ)とか、
ちがいますともわらびますとか、
たまにネタも繰り出すよね。
大好きなんだがな・・・
「私は今更ながらいい伴侶と共に発足する自分であることを知りました」
(橡の花)
よっ、ニトの鏡!
88 :
吾輩は名無しである:2007/05/24(木) 10:11:21
>>87 ときたけー、セリーヌの住所で中上健次の全集送付してくれないか?
89 :
吾輩は名無しである:2007/06/28(木) 15:18:55
檸檬age
90 :
吾輩は名無しである:2007/06/28(木) 16:28:17
はいはい
檸檬の檸檬を手にしたあとに「美的装束をして闊歩した詩人」って誰?
テストに出たんだが…さっぱりわからん。
92 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 05:41:06
ダイソーで檸檬載ってる本、105円で売ってた
買おうかな
きのう祇園祭に行きました。
梶井がレモン(←なぜか変換できない)を買い求めた果物屋「八百卯」で、
ぼくもレモンを一個買いました。
そして梶井みたいにレモンを玩びながら、京極方面に歩いてみました。
http://h.pic.to/hi24c
94 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 19:44:40
「菊次郎の夏」をもじって「基次郎の顔」
作品読んだ後に「基次郎だよ、馬鹿野郎」と言って
久石譲の音楽とともに、「基次郎の顔」が浮かんでくる
♪タタタタタンタタン 「基次郎だよ、馬鹿野郎」
新潮文庫の檸檬の表紙下半分の黄色い部分が
夏の100冊の黄色い帯とピッタシ
96 :
吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 10:15:37
「檸檬」はポップな小説と思う
ゆかたでーとできんかったよ
ほこはみたよ
98 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 09:37:40
「交尾」は?w
99 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 10:36:46
「檸檬」論集
小林秀雄、加藤周一らが書いてるやつ、持ってる人いる?
100 :
99:2007/07/21(土) 10:39:25
101 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 10:50:33
編者の鈴木貞美って、荒井晴彦の映画「身も心も」の原作者か?
奥田エイジが演じた教授が本人?
ちくまの全集買ったんだが
全1巻だった。800円で500Pあって近頃の文庫本にしては
フォントが小さくて文字がぎっしりって感じだが
それでも1冊の文庫本に全集が収まってしまうのは何だか哀しいね
103 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 13:47:48
コンパクトでいいじゃん。
「檸檬」風に言えば、それが美の重量なのだってことか?
なんか他の作家が長々と贅言書いてるように思える
104 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 16:15:12
文字が小さいというのは良くないな。
無理して一冊に押し込めることもなかろうに。筑摩、心にゆとり持て!
筑摩のいい所は注釈を新潮みたいに後ろに纏めるのではなく
見開きページごとに左に置いているところ
字の大小くらい我慢しろ
106 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 16:22:44
どうせ梶井なんか著作権切れてんだから、
全集なんか、雑誌サイズでボロイ紙に印刷して
「ゴリラマガジン」とかいう題で、300円ぐらいで売ればいいのに。
107 :
吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 16:26:59
>>105 そんなのダイソー文学シリーズだってやってるよ。
左じゃなくて下だけどな。
左翼じゃなくて下流?↑
孫六ってどういう意味ですか?
俺が以前コンビニでバイトしていた時に、月マガ別冊
(ちょうど
>>106の云う様な奴)の『なんと孫六』が良く店に入ってたんだよ。
サンクス。
「孫六」って検索しても、
どれが該当するか分からんので訊いてみました
113 :
柄谷スレからコピペ:2007/07/21(土) 19:57:52
224 :吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 18:39:27
柄谷の梶井基次郎論が読める論稿とそれの所収本を教えてください
114 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 12:58:57
批評とポストモダン
反文学論にも、二回くらい言及がある。
なぜ、梶井は詩人とみなされないのだろうか?とか
115 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 19:04:02
檸檬は、丸暗記して念仏のように唱えたり、写経のように無意味にただ書き写したくなる
116 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 04:05:55
器楽的幻覚、ネット上で読みました
117 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 23:35:09
やっぱ檸檬がいいなあ
檸檬みたいの他に無い?
梶井作品以外でも
118 :
吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 11:27:57
基次郎の夏が来た
119 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 22:43:19
柄谷の「梶井〜と資本論」で
「私小説・モダン・プロレタリア」の三つであり三つでない、とか
120 :
吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 05:51:10
121 :
吾輩は名無しである:2007/08/13(月) 18:30:37
アサッテの人も梶井が好きだて
梶井基次郎が好きな私は、中島敦も好きです。
タイプは違うけど、夭折どうし。
123 :
吾輩は名無しである:2007/08/14(火) 08:04:46
>>122 私が書いたのかと思った。
梶井も中島も同じく好きだな。
124 :
吾輩は名無しである:2007/08/14(火) 10:13:07
若い時読んだきりですけど「城のある町にて」が好きだった
あれは何処の町でしたっけ?
125 :
吾輩は名無しである:2007/08/14(火) 22:10:58
自分も梶井と中島敦好きだ。
両方好きな人けっこう多いのかな ちょっと意外
126 :
吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 13:12:56
埴谷雄高が絶賛してるね。
漱石よりずっと上だって
127 :
吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 21:53:52
顔で損してるのか?
芥川、太宰はやっぱ美男
漱石は、ハンサムじゃないけど、やっぱ文学者ヅラしてる
梶井の顔は、
やっぱ作家らしくないよなwww文学的な香りのしない顔というかさ
梶井の作品の主人公が顔の醜さを自覚していたのは
かなりリアリティが出るけどな
檸檬なんか読むと
端正な顔の主人公をイメージしちゃう
春樹みたいな例もあるから、やっぱ作家は顔じゃないな
春樹の小説は思いっきり童貞臭が漂っているから
本人の顔と一致してるだろ。
そうかな、デカマラっぽいけどな
132 :
吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 07:13:45
ノーノーそうじゃない
133 :
吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 08:49:29
>>131 デカマラ大いに結構。
女からも男からも、憧れの対象じゃん。
135 :
吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 20:21:21
春樹のマラなんてどっちでもええやん
梶井のマラだろ
短編集ひとつしか無いのが残念でならない
俺はそういうとこが好き
短編集一つしかないけど、たぶん生きてても
先細りになるだけじゃないかと思う。
139 :
吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 23:52:02
Kの昇天
140 :
吾輩は名無しである:2007/08/31(金) 04:32:00
┌──‐┐、
.. | ΟΧ | .:| 「あの気詰まりな
>>138も粉葉みじんだろう」
.. |デハ゜ー.ト|..::|
─┴──‐┴┴─────────┐ (´ ⌒::`.
 ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄.||_,||i __[丸善]__ノ、"'从 :’:、′”;
 ̄| ̄ ̄| ,...::::::::‐::‐::::.:::.::::.::..、 ̄| ̄ ̄.|夜|.i. i'| ロ ロ ロ ロ ロ ロ⌒::∴;;;⌒: ) ‘ ’、.・”;
:二二 ,.:.: :..: :.:,,:; :.::;:.: :.:.: :.:..::.:.,.. 二|九| | l:| ロ ロ ロ ロ ロ (,ゞ、⌒) ;;:::) ’、 、
: |  ̄,; :::;:;.::.: :.:''' "" '''"´ `゙゙''ヾ;;:. |二|時| |───‐.ロ ロ ロ ロ ロ ロ ロ`ゝ_:)-' ”・
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l二 l;: :: .:...: ;,i 二|営| |___________| lニl´」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
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二r‐、;;リ ''_,,,,,,、ニ;; 、.,rtァ‐ i |  ̄.l l__,/ _|=| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`|| |  ̄
二ト _ソ `´ ,: :,..`` .! | .l_| [][][| |■|:::| |. // _____. || |/
 ̄l .;' .,.. : l __  ̄| | _____l |□|:::| |/_____ (New Model) || |
 ̄ヽ.__ ヽ 、_,. ,. ' ー=-=‐'゙、ー' ; ' ト) ̄ ̄| |.[][][|  ̄| :| | [SportsCar]. /  ̄ ̄ ̄ ̄ || |
 ̄||. ', ヽ ,. __ _ __ .、. 'l  ̄..|| ̄|| |___,l | :| |  ̄ ̄ ̄ ̄ .__. || |
/|| > ヽ ト-- ‐_─_-イ, / ||/||.i \. |=| | ∠二Tヽ //--´ロロ`--、 || | /
/||,ィ´//ヽ .` ..、、. ‐ ニ -‐ ハ\ _||/||/ \.[|::| | {゚=゚゚O-O// ‘ー○――○ー'..|| |//
─' } } ` . ` ,.ィ l | \ ==||_____________| :|||==||==i ̄ ̄ ̄il==、||==||==||==||==||==||==
l | ー-一 '' / リ
きどってんじゃねーよ、ガキ。
142 :
我が輩は名無しでる:2007/09/02(日) 09:03:58
ちょうせんかく
しょうせんかく
144 :
吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 18:29:24
朝鮮閣?
145 :
吾輩は名無しである:2007/09/11(火) 23:25:39
原稿用紙スタイルのエディタ使ってるんだけど、
そこに、コピペしたら
400字づめで15枚分だった
146 :
吾輩は名無しである:2007/09/11(火) 23:39:19
↑『檸檬』の話
147 :
吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 20:00:01
ハリケンハッチのオートバ
檸檬って15枚か
ところで、いろんな有名な小説の
400字原稿用紙換算枚数が分かるサイトってある?
この方の小説を買おうと思うんですが桜の樹の下とどの本がオススメでしょうか?
ちくま文庫
152 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 17:42:42
153 :
吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 22:16:38
猫の耳の話が好きだた。
154 :
吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 01:52:13
湯川屋って、営業停止しちゃったんですね・・。
展示されてた梶井の資料など、どうなったんでしょう?
行っておけばよかったなと、残念です・・。
いらしたことがある方、お話伺えれば嬉しいです。
>>154 そうなの!?
自分も行ってみたいと思ってたのに…ちょい凹み。
三重の松阪ですか
「食って仕舞いたくなるような風景に対する愛着」とか
フレーズがいいですよね
新刊買って読み返してみます
157 :
吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 08:48:42
ハリケンハッチのオートバ
158 :
吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 15:07:00
ああ!と私は思った。
内のネット環境もむず痒いんだが
こいつに文章の才能があるとも思えない・・・流れが悪すぎる。
まあ人それぞれだよな
確かに流れるタイプの文章じゃない
162 :
吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 19:19:57
163 :
吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 13:45:44
昨日この人の墓に参ったら、ひからび気味の檸檬が3つ並べてあった。
よくお墓の紹介記事なんかにお供えの檸檬が絶えない、
みたいなこと書いてあるけど、何も置いてないことのほうが圧倒的に多い。
カラス対策で寺側がすぐ処分してしまうからかもしれないけど。
近所に住んでいるので年に6回くらいは墓参する。
164 :
吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 13:51:42
年に6回くらいで何も置いてないことのほうが圧倒的に多い言うな。
と自分で突っ込んでおく。
165 :
吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 15:52:30
ヨオヨオ
墓参りかぁ…いいな。
今度、時間に余裕が出来た時には行ってみようかな。
さすがに檸檬を持っていくかは迷うけどw
167 :
吾輩は名無しである:2008/01/09(水) 20:36:12
太郎と町は凄い
168 :
吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 02:59:26
小説家ノハカマイリニイクヤツッテ。
ドウカボクニノリウツッテチカラヲカシテクダサイ。
スバラシイサクヒンヲノコシテクレテアリガトウ。
ノドッチダ?
169 :
吾輩は名無しである:2008/01/10(木) 11:38:42
168さん
163だけど、私の場合はアリガトウ、のほうです。
買い物に行く途中、寺の前を通りかかることが多いんで、
時間に余裕があるとなんとなく気になってつい寄っちゃうんですよ。
小さなお寺でツッと入って行かれるし。
確かに作家の墓参て、ちょっとはずかしいものがある。
170 :
吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 15:41:05
やっぱ冬の蠅かな。と、闇の絵巻。
>>154 湯川や営業停止したのか・・・知らなかった。
5年位前に行ったけど、まぁあれじゃ停止もするわな。
資料はともかく、客はいないし従業員は愛想ないし・・・
まぁ梶井を直接知る先代の主人が亡くなってからは
やっぱきつかったんじゃないかな、おそらく。
171 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 11:14:44
桜の木の下には死体がある
172 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 12:11:57
丸善潰れてもうた
173 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 13:54:32
我孫子ってミステリ作家が檸檬にオチがないから駄目って言ってたよ
174 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 13:56:11
オチはエロ看板
175 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 17:19:53
檸檬は傑作
176 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 18:20:48
檸檬いいなあ 素敵だよ
177 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 20:49:35
梶井はレモンイエローのポルシェボクスターに乗ってはしい
178 :
吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 23:35:55
檸檬は何回読んでも素晴らしい
もっと健康で、長生きして、本格的に書いてたら・・・
どんな作品が生まれたんだろう。
あ、でも健康じゃなかったからこそ生まれた作品もあるか。
うーむ。
小説読んで感動したのは檸檬が最初で最後だな。
あんま小説読まないけど。
ああいう文章を書いてみたいものだ。
志賀直哉を学んで体を悪くしましょう
182 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 15:01:40
瀬山極
183 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 20:21:43
なんで梶井みたいな小説書く奴いないのかしら?
まずゴリラになるのが難しいのだろう。
美容整形のないあの時代
まさに生まれ持った才能だったな
手品師がお客をおちょくって笑いにしてるの見て気分悪くしてたくらいなんだから、
現代ではあの梶井基次郎は存在できないと思う。
187 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 17:21:42
なんでかあひわたしはさきしゃと同一と見ることのか?
お兄ちゃんの切り方気長は浪人のせの授業は無かったわわ、ときへいって五千円のか?
188 :
吾輩は名無しである:2008/03/11(火) 18:53:11
「のんきな患者」
・この頃からカルトって、あったんだ。
・ぬこ、かわいそ(´;ω;`)
189 :
吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 01:10:05
170だけど、梶井はやっぱ全部いいな。
檸檬はもちろん、城のある町にてもKの昇天も桜の樹の下にはも、
交尾も器楽的幻覚ものんきな患者も全部いい。
ある崖上の感情とか雪後とか橡の木なんかは特にイメージが鮮烈で
心に残るな。
>>189 さては新潮文庫の檸檬読んだだろ!
ちくま文庫版の全集(全一冊)も読みやがれ!
今年も桜の季節がきましたねぇ。
この時期になると毎年、梶井を思い出しちゃうよ。
坂口安吾も思い出してくれ。
193 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 12:39:10
人間椅子も聴いてくれ
一人暮らし始めて、文庫本忘れたのに気付いた。
しょっちゅう読むわけではないけど、無いと気になるな…
星新一vs梶井基次郎
━━ 基次郎は檸檬の匂いを嗅いでいる。
196 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 16:40:11
短編集読んでると梶井ってノイローゼ入ってたのかなと思うんだけど、
精神状態は良好だって言われてるんだね。
単に自分が深読みしすぎたんだろうか
197 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 16:48:35
普段人に接する時は明るいタイプの人間じゃないの?
それでいて裏でかなり暗いのはよくある
橡の花の電車の下りとかは完全に病んでる気がする
198 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 23:35:56
>190
一応読んだよ。
新潮版読んでから3年後くらいに。
全部いいよぉ
199 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 23:47:48
檸檬いい
アンニュイな感じが好きですね
200 :
吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 01:39:11
201 :
吾輩は名無しである:2008/04/15(火) 22:04:32
万城目学の「ホルモー六景」に梶井の話が載っている
なんか不思議
202 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 01:00:47
なにが
203 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 00:53:07
読むたびに大正・昭和初期の美しい風景が浮かぶ…本当に大好きだ
「城のある町にて」の舞台のような場所にぜひ行ってみたい
>>201 それ最近読んだ。気づいたときビックリした。
最初「なんかこのキャラ梶井っぽいなぁ」とは思ったけど
読み進めたら「ぽい」どころかモロに梶井で、
終いには梶井基次郎って実名で断定しててビックリした。
この作者は梶井ファンなんだろうなぁ、と。
そう考えてみると、ホルモーでやたら具体的に京都の町並みを描写するなぁ…と思ったのも
檸檬の影響だったのかも…なんて思えてしまったりね。
檸檬初めて読んだんだけどさ、結局あの話のなかで檸檬って何の役割を持つの?
今の自分を変える起爆剤みたいなもの?
その後も主人公はこれまでと相変わらずの生活を繰り返すのだろうから
起爆剤なんてたいそれたものではないと思うけどね。
でも檸檬を持っていたあの瞬間だけでも重たいものが和らげられたって意味では
清涼剤ぐらいにはなったんじゃね?
とはいえ、アレほどまでに重くのしかかっていた鬱な気分が
たかだか檸檬一個ごときで晴れやかになってしまう、というギャップからくる滑稽さもまたイイ。
>滑稽
でも実際、そんなもんじゃない?
物凄く良いことが起こってもそれがまたストレスになるわけだし、意外とささやかなものに心洗われることの方が多い
確かにそんなもんかも。だからこそあの小説を読んで面白く感じるのかも。
荒唐無稽で共感する余地無しだったら、ここまでお気に入りの作品にはなっていだろうな。
檸檬ってそもそも梶井の実体験をもとに書かれてるんだっけ?
この人、学校卒業してから、どうやって食っていってたんですか?
親の金
猿芸
ゴリ芸
汁男優
バナナの輸入
215 :
吾輩は名無しである:2008/05/15(木) 14:06:47
近所のパチンコ屋でよく見かける
216 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 18:51:26
全集三巻揃って二千円だった。これって安いよね?
217 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 23:08:43
橡の花は何回読んでも面白い
218 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 11:48:55
桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。
梶井基次郎
「桜の樹の下には」より
219 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 11:52:20
一体どんな樹の花でも、所詮真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気を撒き散らすものだ。
梶井基次郎
「桜の樹の下には」より
220 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 23:32:19
221 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 18:55:56
作品の繊細さとは逆に、見た目はごつい。
222 :
吾輩は名無しである:2008/06/11(水) 17:23:34
そのギャップが梶井の全てな気がする
これで容姿がよかったら
俺は好きになってない。
223 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 08:06:48
泥だらけになりながら、坂道をずるずるとすべっていく掌編があった。
その瞬間に人生の「破滅」のようなものを見たという一節が、恐ろしかった。
224 :
吾輩は名無しである:2008/06/17(火) 22:20:10
今朝の産経新聞のコラムをたまたま読んだんだが、
梶井とも恋の噂があった宇野千代が言うには、
「梶井とは寝てない。あたしは面食いだから。」
だってw
――それにしても、俺が毎晩家へ帰つてゆくとき、暗(やみ)のなかへ思い浮かんで来る、剃刀の刃が、空を飛ぶ蝮のように、俺の頸動脈へ噛みついて来るのは何時だろう。これは洒落ではないのだが、その刃には、
Ever Ready(さあ、何時なりと)
と書いてあるのさ。
数年前のノートに「桜の樹の下には」の最後の段落としてメモが残っているのだが、出典が残ってない。
もしわかる方がありましたら、お教え願います。
・・・ひょっとしてノートとった人に担がれてるんだろうか?
>>225 クマー
ここの人たちが梶井の作品に出会って、良いと思ったのがいつ頃なのかちょっと気になる
ちなみに私は高校の頃
227 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 08:48:37
「Kの昇天」は、鬱病のつげ義春の夢日記に出てきそな話。
夢と現実の境界が浸食しあっている。
中一。十三になるちょっと前。
229 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 20:55:18
230 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 22:18:53
小2。檸檬から。4年生になったときに親に頼んで全集買ってもらった。
231 :
吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 02:11:14
檸檬の何がいいのか全くわからない
>>208 中谷孝雄に『梶井基次郎のこと』という文章があってね(筑摩の現代日本
文學大系の梶井の巻に載ってる)、そこにはこんなくだり“私はこの作品に
書かれていることは大抵、見たり聞いたりして知っていたばかりか、前に
梶井からかなり手垢によごれた檸檬をもらったことがあった。 〜中略〜
私はこの作品を読みその時のことを思い出して、この作品の主人公が黄金色
に輝く爆弾(檸檬)を据えつけたのは丸善の棚にではなく、ひょっとすると
私にであったのではないかと〜”が。
やっちゃん檸檬読んだことないって
236 :
吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 17:31:16
保守
237 :
吾輩は名無しである:2008/07/18(金) 18:27:27
10年以上前の話だが室蘭清水丘高校の現代文の女の先生 梶井さんの 写真みておもいっきり生徒とばかにしてたよ ちなみに題材は檸檬ですた
檸檬という作品は
まさに梶井にとって
梶井を印象づける"レモン"になった
239 :
吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 18:46:33
241 :
吾輩は名無しである:2008/09/01(月) 20:23:39
242 :
吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 12:41:34
中学生の時、美男子の同級生に恋してたとか。
なんか、ほのぼのとして可愛いよね。
243 :
吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 12:47:03
>>239 もう見れないんだけども何が貼ってあったの?
>>243 普通に見れるよ
ウルトラマンに登場した怪獣「人工生命 M1号」の写真が
梶井そっくりってこと
>>244 ありがとう!
何故か見れないんでググります
246 :
吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 21:01:42
友人たちの回想によると、梶井の手は美しく、
いつまでも握っていたいと思うほど触っていて
気持ちよかったらしい。
248 :
吾輩は名無しである:2008/09/06(土) 18:43:11
日本人の1割が同性愛者、残りの9割が潜在的な同性愛者でそのうちの9割が男性です
249 :
吾輩は名無しである:2008/09/06(土) 18:56:23
三島
橋本治
251 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 02:48:49
同級生に梶井って名字の子がいたけど可愛かったなぁ‥
思えば基次郎の本を手にとったのも彼女がきっかけだな
252 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 20:11:41
だめだ猿顔の女子しか思い浮かばないww
253 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 20:23:33
いたいた梶井ちゃん。ほっぺにチュウしてくれたなあ。
もう猿顔にチュウされてるところしか思い浮かばねぇw
「梶井=猿顔」の図式が堅すぎるww
255 :
吾輩は名無しである:2008/09/10(水) 03:48:45
俺の同級生にもいたいた
中山エミリっぽい感じで好みだったんだどDQNと付き合ってるって聞いてショック受けたなー
256 :
吾輩は名無しである:2008/09/11(木) 19:08:32
257 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 19:40:26
こんな豪快な顔して、中身は繊細って
やるよなぁ梶井基次郎。
意外といない
258 :
吾輩は名無しである:2008/09/13(土) 01:16:00
高校の時、現国と漢文の時間は
寝るか、勝手に教科書を読み進めるかのどっちかだった。
で、現国の教科書に檸檬があったんだよ。
読み終わって、本当、心が震えた気がした。
259 :
吾輩は名無しである:2008/09/13(土) 03:32:37
体格と風貌だけだと『姿三四郎』の作者かと思う。
せめてシラノと。オペ怪はいやw
「梶の木」という樹木がある。
>258
同じく、高校の教科書ではお気に入りだった。
「檸檬」を授業でやったあと、当時の先生が
「桜の木の下には」をプリントで配ってくれて読んだのが
梶井基次郎ファンになったきっかけでした。
いい先生に巡り会ったなと思った。
263 :
吾輩は名無しである:2008/10/01(水) 00:57:48
冬の日がきっかけだったなぁ…何度も何度も読み返した
「全集」という言葉に対しての憧れと文庫1冊という手軽さから
衝動的に購入してしまったのがきっかけだった。
動機はあれだが素晴らしい作品に出会えた事に感謝
ちくまね。
友人に梶井勧めて、ちくまの全集貸したら「こんだけ?」って言われたな
全集が全一巻だっていうと爆笑された
さらに著者近影で二段落ち
268 :
弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2008/10/07(火) 23:41:35
そんなことで爆笑するようなカスに読んでもらいたくないね
違うよね。
270 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 01:22:56
梶井は天才だけどやはり他の作家と同じように作品によってははずれがある。
271 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 14:01:55
トチノキ(栃、橡、栃の木、学名:Aesculus turbinata)とは、トチノキ科(APG植物分類体系ではムクロジ科とする)トチノキ属の落葉広葉樹。
近縁種でヨーロッパ産のセイヨウトチノキ (Aesculus hippocastanum) が、フランス語名「マロニエ:marronnier」としてよく知られている。
目次 [非表示]
1 特徴
2 人間との関わり
3 栃木県の県木として
4 関連項目
5 外部リンク
272 :
吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 21:39:27
梶井はオナニーをしたことまで友人への手紙に
書いているね。楽譜も読めたようだし、漱石全集に
いたっては何巻の何ページには何が書いてあるかまで
記憶していたらしい。
273 :
弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2008/10/09(木) 22:04:57
彼こそノーベル文学賞を獲るべきであつた。
274 :
吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 19:47:52
ノーベル賞ね・・・村上春樹あたりが候補じゃな。イラネ。
276 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 13:22:12
>274
梶井基次郎全集第三巻「書簡」(筑摩書房)をざっと見たところ、
オナニーに関しての記述は1929年(昭和4年)3月16日、淀野隆三宛の
この部分。
このにんにくと肝油とがねばり強さのもとかもしれないのだ、
本を読んでゐても根が続くし、根が続かないところから来る
「なにを見ても不愉快だ」といふ悪い感情も起つては来ない、
その代り性欲的にはなるネ、君や三好に会つた時分にはまるで
聖人のやうだつたが、この頃は春情が起る、こいつには僕は
--根本的なわけ方ではないが--習慣的のものと 純粋に生理的な
ものとがあると思ふ、僕はこのあとの方を時々経験する、尤も
こうしたときに行ふBega.やOna.は僕の身体にしてもあまり害は
ないらしい、害のあるのは習慣的な奴である、
注釈によると、Bega.は性交。Ona.は自慰。
277 :
吾輩は名無しである:2008/10/17(金) 12:34:37
梶井って童貞じゃないの?
278 :
弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2008/10/17(金) 18:40:05
遊女あそびが大好きな普通のおとなでしたよ。
のめりこむとお池にはまってさあ大変
でしたけど
そーいや遊女あそびしてたという話は良く聞くが
普通に恋人がいたという話は聞かないな。
梶井の色恋で聞かれるのって宇野千代への片思いくらいか?
280 :
弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2008/10/31(金) 23:59:31
そうですなあ。
卯の血よ さんですね。
三高時代、どっかの女学生に恋をして
手紙をやったとかいう話もある
でも周囲の友人が相手を見ていないので
信憑性はうすい。
友人も梶井の創作だったのではと言ってる。
貴志の『蒼の炎』という本が評判だったので買って読んだのが梶井を知るきっかけだったな。
貴志自体はライトノベルに毛が生えたようなものだったが梶井を紹介してくれたことと、
梶井が近藤勇に似ていると評したセンスだけで買う価値はあった。
>>281 そのあたりをもとにイメージをふくらませて書かれたのが
万城目の「もっちゃん」なのかな。
284 :
吾輩は名無しである:2008/11/05(水) 20:44:39
素人童貞なのさ
285 :
吾輩は名無しである:2008/11/07(金) 17:54:38
アアッまた格段でごわすな
286 :
吾輩は名無しである:2008/11/19(水) 14:33:58
梶井のデスクジョッキー
287 :
吾輩は名無しである:2008/12/18(木) 17:08:19
にせんねんもんだい
288 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 19:31:29
檸檬を読んでいる途中だが・・・、何であの時代に俺がいるんだw。
共感とは違って、なんだろうか、行動様式や、ものの感じ方、思考が似すぎなんだよ。
いったいなんなんだこいつは。プライバシーの侵害じゃないのか。
289 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 19:49:56
きめえ
290 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 20:06:48
梶井もとじろう的作家になりたいな
291 :
吾輩は名無しである:2008/12/24(水) 05:07:35
時代を乗り越えた作家は
人間の普遍を描けるんだよ。
292 :
吾輩は名無しである:2008/12/24(水) 18:12:41
はへぇーそれはおったまげだぁ〜
ブサイク耽美、無恋愛ナル。
過剰な自意識自己愛のブサ男向けの処し方を開拓したパイオニアだよな。
後に誰も続けないのはさすがにこの時代でしか様にならない一人陶酔だからか?
しかるべき場所には相手を選べぬ女郎がいて純粋な恋愛はまだ実は一般的ではなく男社会、家長社会で、モテない男はその深刻な自覚の必要もなく
ただし実際の恋愛の恩恵や修羅に触れることもなく全てを甘美で自己流の妄想と理想化のナカに抽象化し
文学的課題は、それが表面上どうあれその正体は深刻とはほど遠い自己への愛着と興味の似たような変形のみに見える。
作品に一様に漂う独特の清潔感のようなものがこのオナニー作家を特殊に価値あるものにして人気の最大原因となってる気がするが
それも恋愛未熟者は大概不潔であり強い清潔への憧れが彼ら特有にあるせいだ。
梶井に惚れ込むのは単に不潔な梶井。どっちもオナニー野郎でいい気な妄想野郎。キモ
294 :
吾輩は名無しである:2008/12/26(金) 02:23:12
>>293 100点
ただ一つ言わせてもらうと
梶井的なナルシズムの向こう側にたどり着ける作家は
大抵身体のどこかに優越に浸れる部分を持っているものなんだよ。
背が高い、骨格が女性的 etc、、、
それを持たずにここに辿り着けたというのが、すごい(笑)
結果論で言えば293のとおりだろうけど
梶井のルックスで、自己への陶酔ができた事
それ自体が面白い
自分に合わないからって、オナニーオナニー言うのはどうかと。
>>293 批評は自由だけど、その前に日本語でおk
てか、オナニーでない芸術ってなかなかない気がする
面白いからいいじゃん別に。
つまらない、無能の盲目的な礼賛よりはずっといい。
そうか?梶井批評と見せかけ(てる訳でもないかもしれんが)その実、
梶井を肴に、現代の恋愛形式こそジャスティス論を語ってるようなだけのような気もするがw。
つか、それを恋愛資本主義なる言葉で批判するオタ共に対する批評か。
299 :
吾輩は名無しである:2009/01/01(木) 01:22:22
明けましておめでとう御座イマス。 おやすみなさい、お母さん。
300 :
吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 04:54:04
sarugao
293がかなりのナルシストなのは間違いないだろうな
結局、同属嫌悪でしかないからね。
303 :
吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 07:24:02
古井由吉は梶井の展形だな
304 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 07:20:51
『檸檬』の八百屋、店を閉じました。
今朝の京都新聞の記事。
主人公がレモンを買った京都市寺町の果物店「八百卯」
創業130年老舗 四代目店主の急逝により閉店
そのレモンを置いた河原町の丸善は4年前に閉店 週刊新潮より
307 :
吾輩は名無しである:2009/02/13(金) 15:53:18
そういえば初めてパソコンを使うようになったとき
タイピングの練習に梶井の作品を片っ端から写経した
物覚えの悪いこの俺が1日でキーボード配列を覚え
3日目にはそこそこのスピードでブラインドタッチが
できるようになったのは梶井のおかげだ
「櫻の樹の下には」や「檸檬」の密度で300ページの長編を書いて
ほしかったな。実現していたら、文学の歴史が変わっただろうな。
梶井基次郎は不細工だそうだけど、たとえば宮沢賢治って不細工か?
宮沢賢治は自己愛の強かった人だと思うけど。
不細工うんぬんで自意識のありようが影響されるって考え方自体、
現代のもんでしかないような気もするが。
310 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 03:47:36
ミヤケンは不細工というより素朴
梶井は不細工というよりゴリラ
>>309 言いたいことは分かる
でもやっぱ梶井は異質だよ。
作品とあんな落差ある奴見たこと無い
313 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 20:49:27
梶井基次郎って近藤勇とそっくりで、百姓顔だよね。
ほんの少しでもフツーの顔してたら、もっとファンは増えてたよ。
314 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 21:17:56
そうだな。
中原中也とか芥川龍之介なんかは
教科書でおなじみのあの写真が
わりと作品のイメージに沿ってていい感じだが、
梶井は大いに損をしている。
となると梶井はどんな顔をしているべきだったのか、
>>315が正解を教えてくれるそうだ。
玉木宏だな
316 :
吾輩は名無しである:2009/02/16(月) 20:43:43
芥川龍之介が風呂嫌いで不潔だったと知って、
それまでの芥川のイメージが崩壊した。
中原中也はDVだっけ。
顔や作品から感じるイメージとは、結構違ってるもんだな・・・。
317 :
吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 11:49:24
梶井基次郎の作品では、「城のある町にて」が一番好きだが、この蒼穹」も、捨て難い小品である。小説ではなくて、一篇の散文詩であり、今日ではさう思つて読んだはうがいい。
この作者が、死の直前、本当の小説家にならうとして書いた「のんきな患者」をほめる人もあるが、私には、氏は永久に小説家にならうなどと思はなかつたはうがよかつたと思はれる。
この人は小説家になれるやうな下司な人種ではなかつたのである。
「蒼穹」は、青春の憂鬱の何といふ明晰な知的表出であらう。何といふ清潔さ、何といふ的確さであらう。
白昼の只中に闇を見るその感覚は、少しも病的なものではなく、明晰さのきはまつた目が、当然見るべきものを見てゐるのである。
健康な体で精神の病的な作家もゐれば、梶井基次郎のやうに病気でゐながら精神が健康で力強い作家もゐる。
同じ病気でも、梶井には堀辰雄にない雄々しさと力のあるところが好きである。
三島由紀夫
「捨て難い小品」より
文の中に自分は醜いと気がついたという一節があったね。
愛しきジャイアン
顔の話ばっかじゃねぇかww
梶井の顔はイケメンじゃないけど、俺は好きだな
梶井に限った話じゃないけど、作家って想像していた顔と実際の顔のギャップがすごい
321 :
吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 13:18:03
梶井基次郎の文学は、デカダンスの詩と古典の端正との稀な結合、熱つぽい額と冷たい檸檬との絶妙な取り合はせであつて、
その肉感的な理智の結晶ともいふべき作品は、いつまでも新鮮さを保ち、おそらく現代の粗雑な小説の中に置いたら、その新らしさと高貴によつて、ほかの現代文学を忽ち古ぼけた情ないものに見せるであらう。
三島由紀夫
「梶井基次郎全集 推薦文」より
どの話もひどく清冽な、すっとした気分になる。
今読んでも古くない。基次郎が愛した玉露のお茶のようだ。
323 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 00:17:24
「檸檬」は定期的に読みたくなる。
324 :
吉田メロウ:2009/02/22(日) 00:41:21
そういや「檸檬」のモチーフになった京都の店が廃業したね。
文学とゲニウス・ロキが呼応しあった“古き善き時代”の終焉を感じるニュースだ
ったね。
しかし文学は本来、メディアそのものだったんだよ。
文学はルポルタージュであり、寓意であり詩であり、メッセージだった。
ところが今出回ってるのはなんだよ。
今の作家にはフィールドワーカーとしての力も無きゃ世界への想像力も他者へ
の“配慮”もない。
せめて作文と現在を繋ぎ留めるグリップほどなメッセージさえないんだ。
斜陽化していく筈さ。
(´-`;)y‐゚
325 :
?:2009/02/22(日) 02:46:17
梶井の作品は病的で痛々しい。
であるにもかかわらず、
妖艶な宝石群のように美しい。
詩のようで詩ではなく、
小説のようで小説ではない。
妖しく鈍い光を放つ文章は人間の魍魎とした感性、美意識の繊細な機微を、
巧みに掬い取り閉じ込めている。
この世の不可解さ、刹那的な美しさが小さな作品らにぎゅっと凝縮されている。
散りゆく魂の光をぱちぱちと炸裂させながら。
極めて特異な作家だと思われます。
顔もね。
だから、顔のことは言うなっって
玉露買ってきて飲んでみた。
父性がある人なんじゃないかな。
就活中に全集読んでるんだけど、「くそっ、このニートめ」と思うと同時になんか癒される……何故だろう
331 :
吾輩は名無しである:2009/02/26(木) 19:09:28
顔のイメージでどうこういう感覚がちっともわからない。
言うなとも思わないが、殊更言い立てる気持ちもわからない。
健康そうなのにね
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ト _ソ `´ ,: :,..`` .!
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> ヽ ィ-- ‐_─_-ィ , /
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l | ー-一 '' / リ
335 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 18:28:07
交尾読んで幼女の耳パッチンしたいと思った
336 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 22:09:50
檸檬を読むと、風邪ひいて高熱を出して頭がボーッとした感覚を思い出す
337 :
吾輩は名無しである:2009/03/24(火) 07:48:26
檸檬忌age
338 :
吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 13:06:02
透視術により俺達の憂鬱が完成する桜の季節だよ
339 :
弧高の鬼才:2009/04/18(土) 23:12:33
ポエジーのなせる技だよ
梶井基次郎はやっぱりどこか別格だな
340 :
吾輩は名無しである:2009/05/01(金) 18:19:07
貴様俺に童貞を捨てさせろオォゥゥッッ?????
341 :
弧高の鬼才:2009/05/01(金) 23:54:46
太さ4.6くらいはないとな。
342 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/03(日) 00:28:50
丸善に行く度に平積み本の上にあれを置きたくなるw
梶井病w
343 :
吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 15:17:21
京都の夕暮れ、喫茶店のテラスでやわらかい春風に吹かれながら久々の「檸檬」を感じる事程の贅沢はない。
344 :
吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 08:36:43
つげ義春は作風と風貌が何となく一致するが、梶井は作品と体格のギャップが激しい。
丸善が140周年記念にまた出すんだね。檸檬万年筆。
今度は買い逃さないようにしなくっちゃ。
346 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 12:52:58
素敵なお写真を拝見しました
美を創ることと、美そのものの違いを感じさせるものですね
さすがは梶井様
苦悩から歓喜へ向かう多次元ベクトルの一つ
正規化などはできそうもありません
348 :
吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 06:23:18
檸檬は俺も読んだ・・・
349 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 11:25:25
いづれも業半ばにして死んだ三人の作家、梶井基次郎、中島敦、牧野信一の三人は、
文豪と呼ばれるほどの大きな仕事を残したわけではないが、
夜空に尾を引いて没した流星のやうに、純粋な、コンパクトな、硬い、個性的独創的な、
それ自体十分一ヶの小宇宙を成し得る作品群を残したことで、
いつまでも人々の記憶に、鮮烈な残像を留めてゐる。
三島由紀夫
「解説 日本の文学」より
350 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 11:31:16
351 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 11:32:16
>>349 苦しそうですね
無理しなくてもいいですよw
352 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 15:30:35
梶井基次郎の短編は、内容は可成下らないものでも燻しのかゝつたふしぎに神秘的な深刻なスタイルをもつてゐます。
彼なぞは、天才の名を冠されるのが本当だつたかもしれません。
平岡公威(三島由紀夫)
昭和16年3月13日付、東文彦への書簡から
353 :
吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 00:39:54
だめだ
この人の作品だけは読めない
面白くないし、何を言っているのか全く理解できない
2度読もうとしてともに投げてしまった
我慢できない
354 :
吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 00:44:49
この人の作品を読むときに気に留めておくこと。
岩波書店「檸檬」の表紙に書かれてあることだが
作者の言葉「視る事、それはもうなにかなのだ。自分の魂の一部分あるいは全部が
それに乗り移ることなのだ。」
自我と対象を一分の隙もなく合一するときに梶井は活きるらしい。
さあ!
別にそれはそれでいいんじゃねーの。
芸術なんて良い悪いじゃなくて好き嫌いで判断すりゃいいんだから
自分に合わないなら投げちまえばいいさ。
世間でどう評価されていようと自分の好みで選べばいい。
356 :
吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 22:25:26
今となっちゃあ叶わないが、
梶井がどんなしゃべり方だったのかすごい気になる
なんか理科的な感じがする。
358 :
吾輩は名無しである:2009/06/29(月) 00:20:06
359 :
吾輩は名無しである:2009/06/29(月) 02:13:21
せめてオチをつけるべきでは
某ミステリ作家の日記より
360 :
吾輩は名無しである:2009/06/29(月) 12:50:24
ミステリー風情にとやかくいわれようが梶井は百年後ものこります。
ミステリーさんはとにかく事件を解決してください。さよなら。
同意。ミステリーなんつ〜のはそこらの暇人専業主婦の知性にちょうどいい。
梶井の母が書いた「臨終まで」もいい
学校の授業でレモンばかり書いてたら黄色の絵の具だけなくなりました
他の色で黄色をつくる配合を教えてください
>>313 近藤勇はいい面構えをしてるから好きだが
365 :
吾輩は名無しである:2009/07/30(木) 21:10:58
梶井たんがもし尾崎放哉並みにイケメンだったら今の評価もかなり違うだろうな
366 :
吾輩は名無しである:2009/08/05(水) 16:29:11
梶井は今のままでいい
野良犬が糞をしているのを見ながら血をはくってゆう短編をどこかで読んで感動したのでレモン読んだら案外比喩が理屈ぽいし、ひたれなかった
作者が死にかけっていう先入観がないとたいしたことないのかも
368 :
吾輩は名無しである:2009/08/14(金) 16:28:55
梶井と正岡子規を戦わせたい
369 :
吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 11:05:56
泣き出しそうなゴリラーマン
370 :
吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 04:09:01
梶井が笑った金曜日
猿ロック
道端でレモンかじったら、女子中学生に浮浪者をみるような目つきで見られたぜ。
通報される勢いだった……。
檸檬いいねー。子供にはまだ分かんないけど
大人ではもう通りすぎちゃってるであろう
あの微妙な鬱感がたまんなく良いわー。
初めて読んだ時は気になるものの心情的にどうも理解できなくて
後々、気になって再度読み直したらヤバいくらい共感してハマって
今読むとこんな頃があったよなぁ〜、って微笑ましい感じ。
374 :
名無しさん〜君の性差〜:2009/09/17(木) 00:32:34
丸善の本棚の上にレモンが置いてあったら爆弾だと思うのは、氏の『檸檬』を読んだ人。
?全然、爆弾だと思わないんだけど。
普通にレモンだと思うだけだけど。
レモンから爆弾を連想するかな
資本主義社会を批判してるんだろ
376 :
匿名希望さん:2009/09/17(木) 22:40:53
レモンから資本主義?
連想出来ないなあ・・
レモン自体が、爆弾や資本主義の象徴には思えない。
高村光太郎の、レモンだったら
鮮やかな黄色いレモンが、愛の象徴、と言われると
納得できるんだけど。
作者が、レモンを爆弾に見立てたのは
イメージの落差が大きくて面白いと思ったんだろうが
現代では、どうかな。
この作品を批判するのが、何となくタブーになってるのかな。
378 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/09/17(木) 23:25:03
ボケしかいないコントか?
おもしろいね
梶井を捨て切れないのは未熟な証拠
スレ覗いてるおまえがいうと説得力ゼロだよな
381 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 00:40:57
初めてこの人の作品本格的に読み始めたんだけど、何で主人公の名前がみんな「たかし」なの?
丸善にはときめきがあったよ。若いころ、洋書とか、美術書とかいっぱいあって。
それをレモンとかけているだろうだけど。
昔はレモンはときめいた食べ物だったんだろうし。
383 :
吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 23:24:21
雰囲気小説
384 :
吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 23:58:43
檸檬が似合う者と似合わない者がいることは確かw
385 :
吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 00:01:31
ブックオフで「ゴーマニズム宣言」のとなりに、私じゃない誰かがわざわざ挟んでいった『ブレヒト詩集』を見て、檸檬だなぁと思った。
露骨過ぎる雑多な主張よりも、その行為がなんとも檸檬な感じ。
蠢く牛刺し。生姜のかほり
「ある心の風景」が梶井ベストなのって俺だけ?
昔の夜遅くの情景、華やかな京都の昼ではなく夜にしか生きる事のできない男の心が描かれてて
感情移入しやすい作品なんだが…
私のベストは愛撫
ぬこハァハァハァ
猫の可愛さ神秘性愛情をこれだけ端正に短く美しく書いた作品は他に無い
禁烟日記ってどこで読めるの?
390 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 23:21:05
俺のベストは「Kの昇天」
391 :
吾輩は名無しである:2009/12/03(木) 20:49:35
あげ
392 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 11:26:33
うまく言えんけど、梶井基次郎を否定する世の中であってはほしくないな
人間は愚かで、時に悪魔のように堕落する悲しい生き物だけど、
こんな宝石みたいなモノを生み出すから、
希望、救いがある。
そう思いたい。
梶井の人生はあまりに短く、決して健全ではなかったかもしれないが、
魂を搾り出す様に創り出されたその作品は永遠に輝き続ける。
残酷な現実の前には、その輝きは無力なのかもしれないが、
人間を肯定出来る何かがあるはずだ。
梶井の苦悩、悲しみが紡ぐささやかな美には、確かな価値がある。
394 :
吾輩は名無しである:2010/01/27(水) 01:57:47
檸檬が爆弾っていうのは、ようするに丸善という空間にそぐわない異物なんだからだろうな。
詰まれた本と檸檬は、そこだけ異世界のようで、見た人は通常の空間を破壊されたように感じる。
また丸善そのものが現在の主人公を圧迫する象徴であり、檸檬は過去の自分の象徴であると思う。
だから檸檬という爆弾が丸善を破壊すると空想することで、鬱屈した現在を抜け出そうとしているのかもしれない。
主人公にとっての過去とは何らかの失った感覚なんだろうな。その喪失感。
395 :
由希 ◆YUKI2.V6mk :2010/02/04(木) 23:33:14
ゴリラ言うなw
396 :
吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 11:13:41
>>375-376 遅レスだがな。「丸善=既存の価格体系」として見れば、
檸檬を仕掛けた悪漢である「私」はそれを破壊しようとする
テロリストだよ
ちくま文庫の一冊物の梶井全集には、宇野千代の秀逸なエッセイがついてるね。
当時、梶井は宇野が好きだったんだが、
ブサイクな自分を宇野が好いてくれるはずもないことを痛烈に自覚していたし、
宇野のほうではそれを十分に見抜いていたんだな。
そのへんのところを、80の婆さんになった宇野が回想してるんだ。
ああ、人生って・・・・
398 :
吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 22:07:15
一緒に歩いて檸檬買ってるような気分になる。
爆弾って言われてぎょっとして読者に戻るんかな。
こういう味わいの短編は、ボードレールの「パリの憂鬱」にもあるな。
「不都合なガラス屋」とか。
もっとも、こっちは散文詩で、梶井のような温かみはないかわりに、
殺伐感はふんだんにある。
401 :
吾輩は名無しである:2010/02/12(金) 00:20:09
梶井が好きな人は、三好達治の初期詩集や散文も好きだよね。
レモンで皮からもプシュッって香りがでるよね。
403 :
吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 02:44:16
基次郎は滅びない
404 :
吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 02:54:57
資本主義とか価値体系云々ってのは、昔、柄谷行人が言ってたんだよ
406 :
吾輩は名無しである:2010/03/09(火) 21:35:54
白樺派を人道主義とかもてはやしている程度に、荒唐無稽だな
407 :
たろふ ◆tsGpSwX8mo :2010/03/09(火) 22:26:59
この作家、檸檬しか面白くないもん^p^
408 :
吾輩は名無しである:2010/03/10(水) 21:18:39
冬の日もいいじゃん
愛撫、冬の蠅、Kの昇天などもいいよ。
愛撫大好き。ラスト最高。
松橋登の朗読は、もう話題になってるのかな。檸檬のほか冬の日とかもある。
あれオススメ。声は甘いけど実にいい。
今日は梶井基次郎の命日。
松阪城址に梶井の石碑があるのはいいんだが
近くに檸檬の木が植えてあるのは違うと思う
梶井の顔を見ると落ち着く
415 :
吾輩は名無しである:2010/06/08(火) 14:09:08
416 :
吾輩は名無しである:2010/07/30(金) 17:47:08
イケメン
ある崖上の感情を読んだ。やっぱ梶井はたまらんわ。
もっと長生きして、鴎外みたいに色々な題材を扱ってみて
欲しかった。あの心理描写の巧みさは、漱石や鴎外、太宰にも
負けてないと思う。
梶井の顔は反則
419 :
吾輩は名無しである:2010/08/11(水) 21:32:46
梶井基次郎はどうしてあんなにゴリラなのか?
事実にゴリラだからじゃない?
端からじぶんを人間だとは思っていないから。
421 :
吾輩は名無しである:
なんの話だったか、猫の耳の裏が竹の子の皮に似ている、と言って、『その耳を、駅員が使う切符切りでパチンと打ちたい衝動にかられる』
とか書いてあって、おれは、ここ読んでいて大笑いしてしまった。
たしかに、猫の耳の裏は、竹の子の皮に似ているよ。パチンと切符切り(と言っても、もう通じないか)で云々は、実に実感でき、
この残酷というより、絶妙なユーモアには脱帽さ。
ともかく、梶井は『檸檬』で不滅になったな。これは上質な散文詩だよ。
なんど読んでも飽きない。物語ではなくて、詩だからさ。